田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01ドレスデン
  食品汚染
02近隣事情
03雪
04快晴
05霧
06甘かった
  甘い
  ギョーザ事件
  ドミノ現象
  人の噂
07謝罪
  異例
  大統領選
  錯覚
08多難
09ビラ
  必至
10雪
11選挙
  修復
12餃子余波
13事件
14更新
15経過
  誤解
  援護射撃
  再発
16復帰
17ゆとり消滅
  医師事情
  国家威信
  我慢
  振り出し
18ギャップ
  新議員誕生
19初見参
20異様
  再編成
21イオンモール羽生
  激突
22その後
23春一番
  PC不調
24見識
  暴風
25相違
26再燃
  冷や汗
27電子ブック
28紛らわしい
  子規と虚子
  判明


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ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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2月29日(金曜日)
●紛らわしい
次世代DVD規格でSONY・松下チームに敗れた東芝だが、
最後の最後まで経営陣は強気というか、往生際が悪かった。
聞きようによっては、HD-DVD事業を継続するように思えた。

そして、新聞全面広告を掲載した。
「東芝は、次世代DVD規格である
「HD DVD」事業を終息します。
製品サポートおよびアフターサービスは、
今後も継続します」

と、言っておきながら、下段では

「東芝は、現行規格である
「DVD」事業を変わらず継続します。
今後も新製品を開発し、高機能と映像美を
お客様にお届けします。



「終息」すると言いつつ「継続」します、とは。
東芝もブルーレイ市場に参入する、ということか。
「引かれ者の小唄」のようで、見苦しい。

ビデオ戦争でSONYグループに属し、負け。
今回は一方の旗頭になって、負け。
読み間違いが多すぎる企業のAV製品などこわくて購入できないね。

●子規と虚子
「青空文庫」に収録されているデータに「夜寒十句」というのがあった。
正岡子規全集に納められている随筆を抜き出したものだ。
早速、T-Timeで閲覧した。
7ページほどの小品だ。
神田の夜を車でまわり、自宅へ戻るまでの夜景描写と
そこで生まれた10句が紹介されている。
原本は昭和4年8月、改造社から発刊されている。

小川町の賑やかな夜店の様と次第に寂しくなってゆく町の風景が描写されていた。
「虚子を猿楽町に訪ひて夜に入て帰途に就く」
という出だしで始まる。

ふ〜ん、子規が弟子の虚子宅を訪問したんだ。

で、GoogleMapで猿楽町を表示し、そこから当夜の子規の足跡をたどろうとした。
その前に、子規と虚子の師弟関係を調べようと思い立ちGoogleで検索。

正岡子規より高浜虚子は6歳・河東碧梧桐は5歳年下の弟子。
虚子と碧梧桐は青年時代は無二の親友だったが、後に袖を分かつ。
あるサイトでは、子規没後の虚子の師に対する無礼な言動を痛烈に批判していた。
虚子の排風、小生好きなのだが。

ふむふむ。
田山花袋の小説よりよほど面白い。

※Webサイトの画面(後ろ)をT-Time(手前)で表示すると、縦組み、文字サイズ拡大し
 かなり見やすく、読みやすくなる。

パソコンに向かってこのような知的好奇心による探索ばかりやっていると、
背中から罵倒を浴びせられる。
ちょっと中断せねばなるまい。

しかし、俳壇の人間関係調べはto be continue である。

●判明
電子ブックビューワ「T-Time」と「青空文庫」について、その後わかったこと。
「青空文庫」にアクセスすると、収録作家とその作品名を閲覧できる。
そこから、希望の作品をダウンロードするのだが、text、htm、ebook、ekbがある。
どちらを落とすかだが、一長一短ある。

txt、html、ebookファイルとも、T−Timeの「書棚」にそのデータを放り込んでおけば、
「書棚」に表示させることができる。
ekbは表示できない。


明治時代の小説はルビがないと読めないものが多いので
表示の位置が、読みやすさを左右する。
textファイルは、ルビ表示が言葉の下に表示されるが、
ebook、html、ekbファイルはきちんと文字の脇に表示される。

ファイルサイズはテキストファイルが一番軽い。



今回の対象を田山花袋の「田舎教師」と「蒲団」にした。
明治時代に勃興した自然主義文学を代表する作品だ。

田山花袋は館林出身で、田舎教師は羽生、行田、熊谷が主な舞台。
5年ほど前、羽生の田舎教師のモデルになった青年の墓と
彼が下宿した寺を見に行ってきた。
館林の田山花袋記念館はその前に詣でていた。
しかし小説は読破していなかったので
いよいよ今度は小説にチャレンジというわけ。

読んではいないがあらすじはわかっている。
「田舎教師」の鬱々とした青春、「蒲団」の中年おやじの悶々。
あまり興味のわかない内容なのだが、文学散歩もしたしね…



ついでに、花袋研究している人のWebサイトも調べてみた。
面白そうなものを2つ見つけた。
ためしに、ダウンロードしてT−Timeで表示させたら、非常に見やすくなった。

文字がびっしりのサイトは、目が疲れて困ったが、
この方法を使えば、すべて縦組み、文庫本感覚で読むことができる。
しかも、写真もきちんとレイアウトされる。
おすすめです。



T−Timeは無償でダウンロードできる。
パソコン上で電子ブックを読むなら、このままでOK。
ライセンスキーを1050円で購入すると「書き出し」機能が
プログラムに追加される。

この機能で、パソコンから携帯電話、iPod、デジタルカメラに
データを送ることが可能になる。
すると、高価な電子ブックビューワを購入しなくても、
手持ちの機器で電子ブックが読めるようになる。

すると、私も電車の中で携帯電話で読書という
先進スタイルを実行できるわけ。
しかし、小さな画面で見るより、文庫本を買ったほうが読みやすいね。
電車では居眠りしていたいもん。

2月27日(木曜日)

●電子ブック
越してきて以来押入れに入れたままのダンボール箱がいくつかある。
書棚に収まりきれなかった蔵書なのだが、
仮に、並べられたとしてもたばこのヤニで黄変するのがオチだろう。
結局、無くても生活には困らない。
昔から雑誌はよく購入していたが、ゴミの山となるので最近はやめた。
単行本、文庫本なども余程のことがない限り買わない。
で、最近の本棚はコンピュータ関連は最新情報を得るため新しい本があるが、
あとは、定位置に居座ったままだ。

たまに、昔、読みこぼした小説を読みたくなることがある。
ほとんど文庫本に収録されているのだが、
そのために書店、図書館に行くのもめんどうだ。

で、インターネットを利用することにした。
読みたい小説の著作権はほとんど切れている。
それを電子データ化したサイトがいくつかある。
最右翼は「青空文庫」だろう。
たとえば、芥川龍之介、太宰治の著作はほとんど網羅されている。
サイトに出向き希望する小説をダウンロードする。
それを、別にダウンロードしたビュワーソフトで再生すれば
文庫本体裁の画面で読むことができる。
iPodへデータを移せば電車でも読める。

昔、小説、詩集を何冊かダウンロードしておいた。
今、サブマシンになっているHDにデータが残っていた。
しかし、ビュワーとのリンクが切れていて再生できなかった。

何年ぶりかに青空文庫にアクセスしたが、本も
ビュワーの数も増えていた。

データはあるのだから、どのビュワーにするか…
「aZur」アジュールという聞きなれないソフトがあった。
電子ブックビュワーの老舗「ボイジャー」社が開発している。
30日の試用版で、それ以降はアクセスキーを購入する。
ダウンロード後、インストール。
10〜15冊あるデータのうち3冊しか表示しなかった。

※アジュール。T-Timeと似ているがメニューの形が違っている。

他を探す。
「電子書籍の無料オンライン図書館・eBookSystems」というのがあった。
FlipViewerというソフトをダウンロードする。
「青空文庫版」以外にも雑誌、写真集なども提供している。
GUIに凝った画面で本の体裁をとっているのだが、
常にオンラインで利用するため、読み込みが遅く
画面がフリーズしたようになってしまうことがある。

※eBookSystemsの画面。3D表示で文庫本らしい。

最後に試したのが「T-Time」。
これもボイジャー社が提供している。
以前利用していたのは、このソフトだった。

同じ会社から、似たようなソフトが出ているのだが
違いは何か、いまひとつ伝わらない。
「aZur」は青空文庫専用リーダーらしいが、「T-Time」は汎用性がある。
「T-Time」はフリーソフトかシェアソフトかも明記されていない。

※T-Timeの画面。そっけないが、汎用性がある。

2つのソフト、1つのシステムを試したが「T-Time」を採用することにした。
残りは即刻アンインストール。

2月27日(水曜日)

●近隣事情
お隣の白岡町が4月、合併アンケートを実施する。
相手先は蓮田市で、2010年の合併を目指す。

一時期は久喜市から誘われたが、断った。
その前には、白岡、宮代、杉戸の3町合併案もあった。

国道、JRが走り工場団地もある。
人口も宮代より多い。
財政的には宮代より恵まれていると思われる
この町にして、合併を推進しているのだ。
時代の流れである。

これで、周辺の合併方向は(想定どおり)固まった。



わが宮代町は、こうした周囲の流れを無視し、
いや、背を向けて「自立」を望む住民も多い。
地域的な事情、仕事的な理由もあるから、それは自由だ。
今回の選挙で当選した町会議員にも
何人かは合併に背を向けそうな方がいる。
反対意向の町民の支持を受けて当選したのだから、
議会でもそのような動きをするだろう。

産卵期に川を遡上する魚の大群の中に
川下に向けて泳ぐ魚が必ず何匹かはいる。
体内のジャイロコンパスが狂ったのか、
単なるへそ曲がりなのか定かではない。
群れに反した行動をとる魚の習性は研究されているから、
調べればわかることなのだろうが。

また、群れから離れた「はぐれ」動物も多々存在する。
魚や動物なら「死」で完結する。
だが、「はぐれ町」になってしまうと、住民に多大な負担が課せられる。

どの「流れ」に乗るかによって町の将来も決まる。



春日部市の高齢婦人が、体調を崩し救急車で運ばれたものの
10以上もの病院に断られたあげく、
1時間半もかかって、やっと受け入れられたが、時すでに遅し。
彼女は死亡した。

春日部市に限らず、救急医療体制の不備が多くの悲劇を招いている。

今回、当選したわが町の議員の公約を改めて眺めてみた。
皆さん、似たり寄ったりであった。
くくりかたが大きいので、どうにでも解釈できる
その中で「救急医療体制の充実」を明記している方が1人だけいた。
「中野松男」氏だ。
救急医療体制は高齢者、幼児だけでなく万人に切実な問題である。

「声もでかいが態度もでかい…」
中野氏の精力あふれる姿として評価するので
今後の活動に大いに期待したいところだ。
「町」という狭い地域でなく、近隣市町、県、国まで働きかけ
スケールの大きな政治家になっていただきたいと、願う次第。
宮代に「まっちゃん」あり、ね。

2月26日(火曜日)
●再燃
懐かしい言葉がマスコミに浮上した。
「ロス疑惑」
事件発生が27年前というから、あらためて時の流れの速さを感じた。
疑惑の主、三浦和義「元社長」は、殴打事件では有罪になったものの、
その後起こった妻の銃撃殺害事件では、実行犯が特定されず、
日本の裁判で逆転無罪を勝ち取った。
静かに生活しているのかと思ったら、
最近、コンビニ万引き事件を引き起こしマスコミに再登場した。
久々に見る三浦和義「元社長」は60歳になっていた。
薄い髪を短くしているので、写りようによって、はげ同然。
太っているというより、むくんでいるような顔つきをしていた。
妻を殺害され1億円以上の保険金が入ったはずなのに
ケチな犯罪をおかしたものだ、と思ったが。

※ロスで逮捕されたとき、警察署で記念写真と、27年後。
 ターキーによく似ている。本当は彼女の実子じゃないの?
 彼は訴訟魔というから、こういうのを見つけたら追求するのかね。

その彼が、サイパンへの観光旅行で帰途に着く際、逮捕された。
日本で無罪となっても、アメリカは、お前をクロだと思っているのだよ!
サイパンはアメリカの自治領だから、お前を逮捕する、ということだった。

その前にもロスに出かけたりしていたらしい。
三浦を泳がせ、安心させたところで逮捕、とはね。

カリフォルニア州では殺人には時効がない、ということを初めて知った。
未解決の殺人事件を追う部署があり、容疑者の動きを虎視眈々と狙っていたのだ。
当然といえば当然だ。
米国にはこういうケースが9000件もあるという。

ユダヤ人をガス室に送ったナチの残党を、地獄の底まで追い詰める、と
執念をもち実行した、究極のナチハンタ「サイモンヴィーゼンタール」のように
殺人を犯した犯罪者は、迷宮入りで済ませず、死ぬまで追跡するべきだろう。

夕刊紙には、
(三浦は米国の裁判にかけられれば)、無期懲役か死刑、という
見出しがでかでかと出ていた。

ところで、マスコミは、三浦和義「元社長」と表記しているのだろう。
三浦和義容疑者ではいかんの?
●冷や汗
最後部の車両に乗った。
通勤時間帯は女性専用なのだが、男性の姿があったので。
まだラッシュアワーだというのに全員が座りまだ席は空いていた。
斜め前の初老の男性は目をつむっている。
ことによったら間違えて乗り込み移動する機会を逃してしまい
眠ったふりをしているのではないか、と思った。

ドアが閉まりアナウンスがあった。
電車が遅れたため、女性専用ではありません、と言っていた。
ほっとしたのもつかの間。
停車のたびに女性がどかどか乗り込んでくる。
アナウンスがあるまで、私の前に立った女性はたぶん不審な目で
私を見下ろしているのだろう。
止まるたびに、早くアナウンスしてくれよ!と心の中で叫んでおりましたね。

北千住止まりだった。
押し込まれた女性群が吐き出される。
案の定、男性の姿はほとんどなかった。

男女混浴ならぬ、男女混在では朝の混雑時間帯は痴漢などが発生し
女性に不快な思いをさせるので、専用車両が導入されている。
しかし、混在車両には女性も乗り込んでくるのだから
たまに専用車両に男性が乗ってもいいじゃん。
男女雇用機会均等法もとっくに施行されているし、
車両で差別するとは時代に逆行するものである。
と、思ったが、
越谷あたりでは、早く終点につかないか、といらついた。

専用車に乗った男はハレムに紛れ込んだようなものだ。
しかし、美人もいれば武須もいる。
若いのもいれば年くったのもいる。
とんでもないハレムだった。

おかげで、川崎を過ぎた頃、居眠りしてしまった。
乗り換える駅を通り越し、気がついたら横浜でしたね。

2月25日(月曜日)
●相違
昼間はTBSをよく聞いている。
何曜日か意識していないのだが、人生相談、法律相談つ〜のがある。
ジョンの散歩時間だから9時過ぎか。
結構参考になる内容だ。
法律相談の担当弁護士が最近代わって「鬼頭」氏。
オウム事件でTVに登場し、
最近はさまざまな番組のコメンテーターをしている。
で、ラジオのほうだが、
相談者の質問に対して、そっけない対応をするのが気にかかる。
「しょ〜がないじゃないですか」とか
「仕方ないですね」など
わからないから相談しているのに、突き放している。

前任者は大阪府知事になっちまった「橋下」氏だった。
彼は、非礼な対応をした企業や個人に対し猛反発する性格らしい。
NHKや会合に対しぶち切れた、というような週刊誌見出しが躍っている。
だが、ラジオの法律相談は熱のこもったものだった。
特に年配者の困りごとには限られた時間で親身に対応していた。

鬼頭氏は紳士然としている。
橋下氏は大勢の子持ちながら自身がやんちゃ坊主のようだ。

万一、己に法律的問題が発生したら
橋下氏のような性格の方の事務所を訪れるね。

2月24日(日曜日)
●見識
中国製食品の農薬混入問題で揺れている。
以前から、野菜の残留農薬が指摘されていたが、今回は加工食品である。
問題商品を輸入したJAの子会社は、
今後、中国製食品の輸入を減らしてゆくとの方針を打ち出した。
しかし消費者が「安い」商品を望む以上、国産は競争力が弱い。
(ミートホープ社長の捨て台詞は、ある面、真実をついている)

安心なのはわかっているが、庶民は高い野菜には手をださない。
収入が限られているうえ、育ち盛りがいる。
公共料金をはじめ軒並み値上げ。
こんな状況だから、毎日消費しなくてはいけないから安い食材を求めることになる。

素人は「自給率を上げれば」と思うのだが、
そう簡単なことではないらしい。
作物の作り手が高齢化して離農する傾向にあるからね。
すると、畑は荒れる。
いったん荒地になってしまうと再生には時間がかかるという。

しかし、都会近郊では農業を志向する人たちが結構いるようなのだ。
それも若い人たちから定年リタイヤ組まで年齢層は広い。
過疎化が進む農村地帯が「農業公社」を設立し、
住宅、技術、田畑を提供し、就農してもらい、
売り上げの一部を還元する、というスタイルを導入すれば
多少自給率問題も解決するのではないかね。

地方の連中は大都会を目指し
大都会の連中は地方を目指す。
列島循環行動により、日本を変えよう。



世界の工場、中国へ草木もなびく。
日本に反感を抱く従業員が多くては、
そこで生産する製品、商品の信頼性にも悪影響が及ぶ。
中国も人件費が上昇し進出メリットが薄れ
さらなる東南アジアに工場移転。
そうして、日本は空洞化する。

韓国、台湾も健闘しているが
精密工業製品の品質の高さでは今も日本がリードする。
だが、ブランドは日本でも、生産は外国という状況では
その地位も次第におびやかされるだろう。

以前、ヒューレットパッカードが、買収した「コンパック」ブランドPCを販売するとき
「Made in Tokyo」を標榜したことがある。
その後、富士通のオフィス向けPCも「国産」を打ち出していた。

このアプローチは「高い品質」のイメージ構築を狙ったものだ。

「ナナオ」というディスプレイメーカーある。
数ある国産ディスプレイのトップブランドだ。
ご多分にもれず多くが海外工場依存だが、
ナナオは国内生産の姿勢を崩さない。
値段は高いが高品質を望む業務の現場で使われている。
この風潮がハイアマチュアにも広がった。

耐久性に優れ高品質。
万一のときは、国内工場で対応。
結局、いい商品を長く使おうと思うなら
このような姿勢のメーカー製品が安心、と消費者が理解してきた。

大量生産、大量消費では
品質が犠牲になりがち、だもんね。

●暴風
風の音で目を覚ました。
深夜3時だった。
昼になっても相変わらず強風が吹きまくっている。
気温は上がらない。
湿度62%で超乾燥状態。

ジョンの散歩は風上に向かうのを避けいつものコースを外した。
畑の微細な土が巻き上げられ
野菜直売所「結」のほうに吹き飛んでゆく
昨日に続き黄砂状態だ。

風に押されて当初は楽な散歩だったが、
結局最後は、当然だが、風に向かうことになる。
老犬ジョンはよろけていた。

2月23日(土曜日)

●春一番
午前中は穏やかだったが、14時ころから強風が吹き始めた。
室内にいたので気がつかなかったが、
畑の土を巻き上げ黄砂状態だったようだ。
夕方、チャリの車体が砂埃で汚れていた。
冷たい強風は夜になっても止まず。

放送で、この風が「春一番」と告げていた。
昨年より9日遅いということだった。
「早春賦」の一節が浮かんだ。

●PC不調
朝、電源を入れる。
症状は昨日と同じ。
BIOS画面でSTOPする。
時刻が相変わらず狂っている。
電池の交換をしたいのだが、
まだメーカーからメールの返信がないので
水銀電池の型番がわからない。

2月22日(金曜日)
●その後
メインマシンのOS再インストール後、起動は早く快調であった。
しかし、時刻は相変わらず狂っている。
電池交換でもしてみるか。
オーナーズマニュアルを参照したが、
交換用水銀電池の型番が表記されていなかった。
メーカーサポートにメールを入れたがまだ返信はない。

本日朝、電源を入れたがOS起動の前に黒い画面でSTOPしてしまった。
ゲッ。
BIOSエラーと表示され、
Systemsetup画面を起動するように指示された。
時刻の狂いを直し、他の部分を確認したが、
詳細はもちろんわからない。
再び起動画面に戻ったら、Windowsがそのまま起動した。
ところが、不思議なバルーンメッセージが右下に現れた。
「FDDが認識されました」というのだ。
このPCには装備されていない外部記憶装置である。

まだ、どこかで誤認識している。

再起動しようと思ったが、そのままご臨終、では困るので
終日電源を入れたままで使用している。

明日の朝が怖い。

2月21日(木曜日)

●イオンモール羽生
オープン時に私の住む地域にもチラシが入った。
しかし、羽生ということもあり行く機会がなかった。
行った人の話では、とにかくでかい、ということだった。

探している商品がジャスコ扱いなので、
この近辺ではイオンモール羽生だった。
122号線をひたすら行く。
白岡、久喜、菖蒲、騎西、加須を通り羽生。
国道からよく見える。

※右は古びたバーの外観を模した店。
アルコールも飲めるのだが、車で来る人が多いので商売は成り立つのだろうか。

元、田圃に忽然と姿を表した巨大船のような建物。
春日部ララガーデンの比ではない。
駐車場はモールの前と後ろに用意され、これも広大。
場所柄、群馬、熊谷ナンバーが多い。
春日部も散見された。

※3階建ての店内。ゆったりした通路。3階にはシネコンが入っていた。

イオンモール羽生は天井があるので館内は寒さを感じない。
店は開放感にあふれ、入りやすい。
ララガーデン春日部は天井が吹き抜けのため冬場の通路は寒い。
店は冷気を遮断するため店の構造は前面にショーウィンドウと入口が必須だ。
そんなわけで、閉鎖的に感じる。

我が家から1時間ちょいで到着。
昼時ということもあって1Fの食堂街はどこも満員。
ウィークデイというのに、フロアは人であふれていた。
赤ちゃんをカートに乗せた若いお母さんのグループ。
リタイヤ組の夫婦などが目立つ。
コートを脱ぎ広々とした空間で過ごす時間を楽しんでいる。

10年ほど前シカゴ郊外の大型ショッピングモールを訪問したときは驚かされたが
日本もそれに近い施設が生まれ始めた。
広大な敷地を要するため、都内は無理。
従って、東京近県の国道沿いに今後も誕生するのだろう。
春日部市の16号線沿いにもモールが誕生するようだ。


●激突

米国ではオバマとクリントンがデッドヒートを繰り広げているが、
IT業界は、ソフトウェアの巨人=マイクロソフトと、
「検索」の枠を飛び出し次々に新機軸を打ち出すGoogleが
ポータルサイトの老舗Yahooを巡って争っている。

Googleが提供するGoogleEarthに接したときは
軽いカルチャーショックを受けたものだ。
その後ローカライズが進み日本語環境で「世界旅行」はもちろん
「秘境めぐり」、「紛争地帯潜入」も思いのままだ。

Microsoftも黙って指をくわえていたわけではなかった。
ひょんなことから、VertalEarhというGoogleEarthそっくりさんを提供していたことが判明。
Google版はオリジナルソフトだが、Microsoft版はブラウザで閲覧する。

※マイクロソフト版


※グーグル版

表示される図版の「新しさ」を調べるために、変貌著しいポイントで比較してみた。
有楽町前に昨年オープンした丸井の旗艦店「いとしや」の建設状況である。
それによると、Microsoft版のほうが新しいことがわかる。

しかし、高精細モードがカバーする地域はGoogle版のほうが広い。
私の住む場所はGoogleなら文句なしに表示するが、
Microsoft版は、もう一歩のところで切られている。

Google版の表示面積は広いが
Microsoft版はブラウザ表示のため狭い。

そんなわけで、情報は古いが使い勝手のいいGoogle版に軍配が上がった。

2月20日(水曜日)
●異様
ついに役場前に小さな家が建ち始めた。
狭い敷地いっぱいに2〜3棟。
まだ増えるのだろう。

自然を愛でている隙をついて
役場の目の前に異様な塊りが出現するのだ。

現在、旧役場跡地に公園を作っている。
町の「顔」の化粧の真っ最中に
本丸ともいうべき役場周辺の景観が見過ごされていた。

バランスの悪い町である。
こういう神経では、駅周辺の再開発が思いやられる。
(いつのことになるかわからないが)

●再編成
やはりこの町は、都市計画に慣れ、実績のある地域と一緒になったほうが
今後のためにはいいのだろう。
町の特性を出そうとして、さまざまなプロジェクトが動いているのだろうが
連携なしにやられては、問題が起きることは容易に想像できる。


2月19日(火曜日)
●初見参
JR東神奈川から新横浜に向かって1つ目の交差点。
ここは国道1号線とのクロスポイントで交通量が多い。
その角に南京亭という古びた中華料理屋がある。
六角橋に住んでいた30年近く前、すでに存在していた。
人気店らしく、昼食時には列ができる。
混雑時を外して13時過ぎに出かけたがカウンター席が1つしか空いていなかった。
内部も同じく古びているが厨房は磨き上げられていた。

初めての場合、ラーメンを注文するのだが
湯麺、それも大盛りを注文してしまった。

待つことしばし。
運ばれてきたのは大きなどんぶりだった。
隣の2人の女性客がそれを見てくすりと笑った。
しかし、それほど驚くほどのサイズではなかったのだが。

少しとろみのついた具であった。
小生の好みは、白菜はほどよい歯ざわりのあっさり塩味なのだが。
麺は平打ち。
小生の好みは細麺だった。
従って評価は良くない。
大盛りを頼んだことを後悔した。
が、なんなく完食した。

離れた席のサラリーマンがジャジャー麺を頼んだ。
店の人が「辛いですよ」と言ったらサンマー麺に換えていた。
その後隣に2人のサラリーマンが座った。
1人は常連のようであった。
もう1人は取引先の社長らしい。
常連がメニューを説明していた。
で、サンマー麺を注文した。
左隣の女性もサンマー麺。

この店はサンマー麺の評判がいいらしい。
どんぶりを瞥見したら、細い麺だった。
普通盛りでも結構なボリュームである。
湯麺大盛りを頼んで、笑われたわけがわかった。
標準で盛りがいいのが、この店の特徴でもあるらしい。

次回は、サンマー麺にチャレンジね。
会計の段になり驚いた。
ぬわんと1000円。
地元ならせいぜい800円だ。

というわけで、初見参は空振りに終わった。

2月18日(月曜日)
●ギャップ
今年のNHK大河ドラマ「篤姫」を今のところ毎回見ている。
主人公の「篤姫」だが、コマーシャルでも見かけるが名前は知らない。

現代劇ではいいのかも知れないが時代物には首をかしげたくなる。
やんごとなき姫のかつらが似合わない。
台所でうろうろする下女が適役の「おてもやん」なのだ。
このまま彼女でゆくのかと思うとげんなりなのだ。
将軍家に嫁ぐころから
もっと見目麗しい方にバトンタッチしてくれるのを切に祈っているのは小生だけか。

●新議員誕生
町のWebサイトで開票速報が出た。
14名のところに17名が立候補。
新旧交代もあり混戦が予想されていた。

15472票ということだから、投票率はかろうじて50%を超えた。

トップ当選は元議員の加納氏1518票。
町長選に出馬し落選。
その間「視点」というビラを熱心に配布していた。
この方、よく勉強しておられる。
前回はウェーブの会を率いて旧1市3町の合併を阻止した。
合併先は久喜市を目論んでいた。
今回は「自立」を公約に掲げている。
つまり宮代町を単独で運営しようということだ。
前回の相手が宮代抜きで合併を推進しているからかね。
歳入が限られている町の財政は熟知しておられるのだろうから
お手並み拝見というところだ。
この方、お隣、杉戸の新人女性議員と懇意である。
その方も合併は反対。
水面下でなにやら相談している、ということは…

2番目、1265票新人「せき弘秀」氏。公明党。
3番目、1203票、2期目「いいやま直一」氏。
飯山氏は春日部市との合併を熱心に推進する。
4番目、1200票、「かどの由紀子」氏。
公明党票を堅実に集めた。この方も春日部合併推進派。
5番目、1106票「野口秀雄」氏。
6番目、1043票、「中野まつお」氏。
前回の町長選で加納氏が立候補。補欠選で当選した
この方も春日部合併推進派。
7番目、957票「がんどう栄一」氏。なんでも反対共産党。
従って、合併も反対。住民投票に持ち込みたいと画策する。
8番目、842票、「柴崎勝巳」氏。元宮代町助役。
9番目、814表、榎本和男氏。春日部市との合併推進派。
10番目、803票、新人「しょうじ博光」氏。
春日部市との合併を推進する。
11番目、791票、加藤ゆきお氏。なんでも反対共産党。
12番目、759票、小河原正氏。たぶん合併推進。
13番目、741票、新人「石井しんいち」氏。民主党公認。
14番目、733票、「唐沢しょういち」氏。合併反対。

落選は
合川たいじ氏、金子正志氏。2名とも杉戸町との2町合併を掲げていた。
西村しげひさ氏。イメージがわかない。

有権者はしっかり見ておりますね。

2月17日(日曜日)
●ゆとり消滅
文科省の子供たちへの大盤振る舞い「ゆとり教育」が挫折した。
それはそうだろう。
企業の週休2日制の普及で大人たちの休日は増えた。
教師も同じように休日を増やそうということで、
大人たちの思惑で導入された、いかさま教育方針である。

その結果、学力の低下。
世界レベルからどんどん後退していく子供たちの学力をみて
教育界のお偉いさんたちはやっと重い腰をあげた。

義務教育は12年間。
人生のほんのわずかな期間でしかない。
この間に、最低の基礎知識を身につけなければならない。
であれば、子供たちの自主性にゆだねる、などと甘いこといわず
びしびし与えることなのだ。
鉄は熱いうちに打て、なのだ。

中には熱意ある教諭もいるらしいが、
その職に不適格な連中がさらに多い。
破廉恥罪で捕まる奴等が如実にそれを物語る。

保護者は学校に子供をあずけたのだから
余計な口をはさまず、学校を信頼することも必要だ。

モンスターペアレントという、勘違いな親も多数存在するようだが、
理不尽な介入には学校側も断固として対応することも必要だ。

学校も保護者も自信がないから、
今のところ、どっちもどっち、といえるのだろうな。



神奈川県で日本史を必修科目にする、という。
あらら。
当然、自国の歴史を学ぶのは必須だと思っていたのだが
選択科目だった、とは。
できれば、日本史と世界史を同時に学ぶことが望ましい。
遣唐使、遣隋使はもとより鎖国時代も海外との関係はあったのだから。

日本の外交史を学ぼうとすれば必然的にグローバルな視点が必要。

教諭は教科書の外面だけを教えるのではなく、
エピソードをふんだんに盛り込んだ授業を行えば
歴史が好きになる生徒は続出するって。

私のばやい、教科書から脱線して
フランス革命時のフーシェという男の生き様を教えてくれた教師によって
世界史がさらに好きになりましたが。

●医師事情
最近の医者は、患者からの訴訟を恐れて困難な手術を敬遠するする傾向、とか。
死期の近い年配者なら多少諦めもつくとは思うが
一家の稼ぎ手を医療ミスで失なったら、訴訟は覚悟しなければならない。

ミスの内容だが、結束する位置を左右取り違えたとか、
薬品の投与量や種類の間違えなどという
医療に携わる者として単純ミスも結構報道されている。
患者は無念の死である。

医師も看護士も一人前になるには時間がかかる。
臨床でさまざまな場数を踏まなければならない。

医師が初めて執刀するときは緊張するのだろうね。
実験の鼠、犬猫ではなく人間だから。

ボーイスカウトのボクちゃんたちがロープ結びの訓練をやるように
新人は縫合の練習を日頃からやるようだ。
糸を椅子のはじに引っかけてあやとりをやるような仕草を何かで見たことがある。

訴訟を恐れて難しい手術を敬遠するようなら
その仕事をやめるべきである。
兵士は死と背中合わせだが、それに耐えながら前線に立つ。



以前、大腸のポリープを切除したとき。
担当医は新人の若い医師だった。
台の上に乗せられ、いざオペという寸前、
医者は「腸壁は薄いので誤って破ってしまうことが…」
などと恐ろしいことを言い出した。
そのあと、術後のことについて書かれた書類にサインさせられた。
こういう儀式は、術台の上でやるのと違ううんではないの。
と、思った次第。
ケツから入れた内視鏡を見ながらワイヤーでポリープを引っかけ
焼き切るようなのだが、
術中、彼は隣の看護婦に何か聞いている。
部分麻酔なので会話はすべて聞き取れる。
ベテランの看護婦らしく、彼に的確に指示を出していた。

やられる身としては冷や汗100斗でありました。

無事、オペは終り、今もこうしてぴんぴんしております。



初めてOS再インストールしたのは、Windows98だった。
手順書に沿って恐る恐る進めてゆくのだが、
手の裏に薄っすら汗をかいたものだ。
あれから幾年月。
OSはXPに代わったが、
自分のPCや頼まれPCなど回数はこなしてきた。

OS再インストはPCの手術のようなものだ。
昔ほど緊張はしないが
ベテランの域に達したからといえ油断は禁物。
時刻表示が狂うという原因不明の症状に悩まされている。
内蔵電池が2年でいかれるわけがないので
ソフトウェア的な不都合とにらんでいるのだが。



百間小学校に投票に行き
戻ったら、メインマシンは昨日のように立ち上がっていた。

●国家威信
中国製餃子・農薬混入事件で、中国側は一斉に「安全」報道に打って出た。
北京五輪を目前に食への安全をアピールするのが狙いとの模様。

好むと好まざるに関わらず
中国製品は生活に浸透している。
100円ショップの商品はほとんどが中国産だろう。
食品は生産国表示で防ぐことはできても
調理済み食品は特定するのが困難だから、なるべく自家製にする。
衣類、靴などはTagで識別できるのだが、これを排除していたら
暮らしが成り立たないかも知れない。
せめて、口に入れるものだけは避けたい。

先進国の仲間入りをしたい中国だが、
経済の急成長のひずみがいたるところで噴出している。
環境汚染はひどい。
著作権では依然3流国以下。
(日本もかつてはそのような時代があったが、技術裏づけとともに時間をかけて改善してきた。
ところが、遅れて来た中国は、成熟した世界の技術を一気に模倣したから、下痢状態)

環境問題では、相変わらず後進国を自称し、
産業発展路線を驀進する。
局面によって使い分ける都合がいいお国柄なのである。

中国製が安全と強弁するなら、
日本が輸入ストップした残りの餃子を国内で販売すればいい。

●我慢

表示に惑わされることなく、じっと待つのみ。
39分では終わらない。
最低この4倍はかかると覚悟しよう。

●映像戦争締結
TUTAMAへ行っても、ディスクばかりでテープはほとんど壊滅状態だ。
確かに、アナログよりデジタルのほうが画質はいい、操作性は優れている。

次世代DVD規格でSONY、松下グループと東芝が主導権争いをしていたが、
昨日、利我にあらず、と東芝が自社規格の旗を降ろすことになった。
生産工場は完全撤退。
消費者は企業の面子に振り回されなくて、まことに結構なことなのだが。

テープに郷愁を感じる年配者は次世代規格といっても
実生活で恩恵にあずかる機会は減少するだろう。
仮にデジタルハイビジョン画像を録画して
コレクションしても、ただ山積にするだけで、
見直すこともなく、この世とおさらばとなる。

高画質ビデオカメラで撮影したものを
ブルーレイディスクに残しても、30年前ならともかく、
今となってはたいして面白くもない。

30年前といえば、ビデオ戦争だ。
SONYのβ方式と松下のVHSが熾烈なシェア競争を繰り広げSONYが負けた。
結果、弁当箱のような大きなテープが標準になったが、
小生、当時SONYの仕事をしていたから言うのではないけれど、
今でもβのほうが技術的に優れていると思っておりますよ。

βグループに属していた東芝は、当然SONY同様、こけた。

そして今回のDVD戦争。
SONYはかつての宿敵松下電器と組んだ。
東芝は昔のSONYのように一方の盟主になって、こけた。

東芝は、技術的にはどうかわからんが、
天下分け目の戦いで2回も敗北を喫してしまうとは
マーケティング戦略下手、のようだ。
その代償が数百億円というから、屋台骨にヒビが入る程度で済めばいいが
骨折となると、大変なことになる。

昔、白物屋といわれた家電品メーカーは
概してイメージ戦略が上手ではない。
東芝は、パソコン、デジカメでもこけている。
巨大化したマンモスが環境に適応できなくなったように、
やがては、新たな企業に取って代わられる日がないとはいえない。

●振り出し
昨夜、かなりの割合で以前の環境に復帰させたメインマシンだった。
一抹の不安を抱きながら電源を落とし床に入った。

今朝、いつもと違うのは「祈るように」電源スイッチを入れた。

…以前のように黒い画面でストップしてしまった。
やはりオーバーライトは根本的な解決ではなかった。

時計が狂うこととの因果関係は不明だが、
何が原因かはっきりしない。

本日は、町会議員選挙。
フォーマットし直しでOSのインストールとなると、
4〜5時間かかるかもしれない。
その間に、清き一票、としようか。

一日中PCの前に座っているので
家人のご機嫌が麗しくなくなってきたぞ。

2月16日(土曜日)
●復帰
ドライバや常駐ソフトが一挙に増えたので、OSの起動は快速という具合ではなくなった。
が、クラッシュ前よりかなり早い。
1週間ぶりで、メイン機種で更新が行えるようになった。
昨日はぐだぐだとアプリケーションの修復にいそしんだがまだ、70%の復旧率。
「たんすのこやし」は、結構有名なソフトでも省くことにした。
とはいえ、起動ドライブ容量は半分ほど消費している。

気になるのは時計が不安定なこと。
数時間電源を落としたあと、再び起動したとき要確認だ。

2月15日(土曜日)
●経過
昨夜OSをオーバーライトしたPCに電源を入れた。
メーカーロゴのあと、Windowsマークが表示されOSが読み込まれる。
横位置のインジケーターが状況を知らせる。
使い込んだPCは10回以上点滅バーが流れる。
いわゆる、起動が遅くなるのだが、
きれいさっぱり垢を落とした後なので、点滅3回で「ようこそ」画面に到達。
この速さは気持がいい。

しかし…時刻が狂ったままだった。
あら?まだどこか不調なのかね。
時刻修正はコントロールパネルからではなく
BIOSで調整すればいい、ということを思い出し、再起動。
メーカーロゴが表示されている間にF2キーを押して設定画面に入る。
電波時計の時刻を見ながら時刻修正。
BIOS画面を抜けると、再び快調に立ち上がった。
明日、まだ狂っていたら、どのようにすればいいのか調べなおす必要がある。

これで十分というわけではない。
Programフォルダにはアプリケーションが残っているのだが
レジストリがずたずたなので再インストールしなければならない。
プリンタ、スキャナ、Webカメラ、ワンセグチューナーのデバドラも同様だ。
また、1日、インストール作業に費やさなければならない。
結構、めんどくさい。

※右が調整中のPC。やむなく左のPCでサイト更新を行っている。



こうしている間も、選挙カーがひんぱんにわが家の前を通る。
一番奥まった場所だから4年前はそんなことはなかった。
議員定数が20名から14名に低減。
有権者は2万8千人超だが、投票率がかんばしくない。
50%として、1万4千人。
そこへ17名が立候補。
みなさんそれぞれ危機感を抱いているらしい。

2月15日(金曜日)
●経過

※回復コンソール画面。DOSを知らないとびっくりする。

CHKDSKは45分以上かかった。
やはり、思ったとおり。
Windowsマークが表示されたあと、沈黙の黒画面になった。

※Winマークが出るが、そのあと、前回のように黒い画面で沈黙。マウスポインタは動作する。

次、はOSのオーバーライトを試みる。
できればデータを救出したいので。
これが失敗したら、いよいよ最終手段となる。

※いよいよオーバーライトが始まる。 右画面の赤い部分に、あと39分で終了、とあったが、
 とんでもない。3時間近く沈黙したままだった。

で、画面の指示に従ってある所まで進んだが、
「Windowsをインストールしています」 「インストール完了まで約39分後」の表示で
パタリと止まってしまった。
それを横目で見ながら隣のPCで仕事をしていた。
以前、この段階でハングしたかと思い電源を落としてしまったことがあった。
しかし、今回はじっと我慢の子、を貫くことにした。
完全な冬眠状態が3時間以上経過した。
すると、インストールが再び始まった。
「インストール完了まで約39分後」の表示は一体何を根拠に表示されるのかね。

これをお読みの諸兄で、不幸にもOSインストールを行うことになってしまったら、
ここが肝心な部分かもしれない。

※無事1昨日の画面が表示された。マイ ドキュメントも無事だ。

あとは、スムーズに進行し、昨日設定した画面が現れた。
まだ、CD-R焼きこみソフトはインストールしていない。
あ、その前に、Windowsの自動アップデートを無効にしておかなくては。
また109ファイルのダウンロードが始まっておかしくなっては大変だ。

OSを入れたばかりのマシンはインターネットの外部アタックに無防備なので、
アンチウイルスソフトをインストールするまでLANケーブルは抜いておくほうが安全だ。
わかっていても、接続していますけどね。

これからデータバックアップを始めたら終わるのが深夜になってしまうだろう。
明日の仕事の準備もまだ残っている。
本日はそのままにしておくことにする。

明日電源を入れたらまたハングてなことになる危険性もあるのだが、
そのときはそのとき。
なんとなく自虐的になってきた。

●誤解
ブータブルCDの存在を知って、それを作成しようと思い
よくよく読んでみたら、WindowsインストールCDがない場合の緊急用ということだった。
このCDを作成したからといって、Windowsが起動するわけではなかった。
手元には、XPインストール用CD-ROMがある。
では、前回使用しなかった「回復コンソール」を使ってみる。
起動画面で、このPCの場合「F12」キーを押して、起動ドライブを選ぶ。
XPのCD-ROMを挿入して、読み込み始める手前でEnterキーを押す。
このタイミングが遅いと、ハードディスクから起動してしまい、
また1からやりなおさなくてはいけない。

ブルーのWindow Setup画面になり、
Windowセットアップするのか回復コンソールを使うか聞いてくるので後者を選ぶ。
すると、真っ黒なDOS画面が現れるので、
ログオンするドライブを選ぶ。
そこからは、DOSコマンド操作になる。
CHKDSKが、ドライブをチェックして不具合を修復する。

隣りのPCで修復作業を行っているのだが、
デバイスドライバのコンフリクトはたぶん修復しないので
これでは回復できない、と思う。

次に、fixbootというコマンドを試してみるつもり。
これは起動用領域をリフレッシュするコマンド。

これらの作業が終り、コマンドプロンプトにexitと入力すると
再起動が始まる。
これで、前と同じ症状なら、
いよいよCドライブをフォーマットして、OSを入れ替えるしかない。

●援護射撃
郵便受けにある政党のビラが投げ込まれていた。
宮代に「財源」はあります、と言っている。
だから、その金を福祉に使います。
さらに、都市計画税導入に反対します、ある。
この政党は合併に反対である。
16億5千万残っている貯金を使い果たそうではないか、と言っている。
ご存知のように地方交付税は年々減額。
貯金も毎年3億円ほど取り崩している。
歳入が増える見込みはない。
従って、今は金があってもそれは5年程度で食いつぶしてしまう。

そうならないように、
歳入増の施策を掲げながら、町の経営を考えなければならないのに、
プランは何も示さず、金はある、と叫び続ける。
これは、住民に甘い期待を抱かせ、間違った方向へ誘導しようとするものに他ならない。

今、選挙戦の真っ最中である。

●再発
いつものようにPCの電源を入れる。
ん?
Windowsマークが表示されるところまでは行くが、
その後、画面は真っ黒になり、ポインタだけを表示してStopしてしまう。
この前と同じ症状になった。
強制断を行い、セーフモードで起動しても同じ。
またも、おかしくなってしまった。

ブルーの「ようこそ」画面に到達しないということは、
OSがダメージを受けたまま。
あるいは他の要素が起動を阻害しているのか?

仕方なくそのまま引き下がる。
いよいよブータブルCDを作成してデータの救出を行わなくてはならない。
しかし、焼きこみソフトは前回のOS再インストール時になくなってしまっている。
2G程度のフラッシュメモリを2つ3つ購入し、最低限のデータを救出することになるのだろうか?

だが、ブータブルCDの作成が急務である。

2月14日(木曜日)
●更新
このところ遅れ気味だ。
メインマシンの調子が最悪。
修復を行っているのだがなかなか進まない。
で、昨夜OSの再インストールを行ったところ、奇跡的に見慣れた画面になった。
しかし、不安定要素は解決していないので、バックアップを行おうとした。
最低、アンチウイルスとCDへの焼きこみソフトをインストールしておかねばならない。
ところが、ノートンは途中でストップしてインストール不可。
焼きこみソフトの前に、ホームページ作成ソフトをインストールして
メインマシンで更新しようとした。
無事、作業が終わったところで夜も遅くなった。
明日、続行することにして電源を落とす。
ところが、Windowアップデートを自動的にやり始めてしまった。
その個数がなんと109個!
終われば自動的にシャットダウンするので
そのまま床に入った。

それが再び、悲劇の始まりとなることなどまるで予期していなかった。


2月13日(水曜日)
●事件
このところ凄惨な事件が続いている。
足立区では一家4人の無理心中。
親父が親、妻を道連れにした。
次男は重症だというが、両手首を切断されていた。
長男は受験で外出していたので助かったが、もう進学どころではない。
どんな事情があったのか今のところ詳細報道はない。
仮に次男の命が助かったとしても
親から受けた肉体、心の傷は一生ぬぐえない。

生命の尊さは地球より重い、と言われるが、最近の軽さは目にあまる。
鍛えなおすのは教育の役割だが、
肝心の教える側もおかしくなっているからね〜。

2月12日(火曜日)
●餃子余波
中国製餃子に農薬が混入していた事件は日本の台所を恐怖のどん底に陥れた。
どこで混入されたか、日中の警察が調査中だが難航している。
お互いに自国ではないという見解だ。
中国はオリンピックを控え、ただでさえ信用のない国が
これ以上、食の問題で「黒」となったら一大事と、
責任を日本側に押し付けたいという意向だろう。

日本では冷凍餃子の売れ行きは当然がた落ち、自宅で作るという傾向になったそうだ。
手作り餃子なら安心だが、
肝心の餃子の皮に使われている小麦粉も中国産という。

品質表示を徹底したら、輸入をいかに中国に依存しているか明白になる。
中国も、実績を盾に粗悪品を輸出してもかまわない、ということでは
国際社会からはじき出されるだろう。
後釜を狙うアジア諸国はいくらでもあるものね。

信頼できる関係を築かなくてはお互いに不幸である。

2月11日(月曜日)
●選挙
わが宮代町は明日、議員選挙の告示。
本日、県版に小さな記事がのった。
定数は6減の14名。
現職11人、新人4人、元議員2人の計17人が立候補予定。
党派別では、
無所属12名、民主1名、公明2名、共産2名。

昨年12月の有権者数は2万8143名。
人口3万4千を切った町である。
明日を担う若者がいかに少ないかわかる。

投票日は17日。
投票率が注目される。
合併意向調査で、春日部市との合併を望む人が多かった。
これを受けて、今回の選挙は合併が争点になるのかと思ったら、明確に掲げる人は少ない。
安心・安全、減税、負担減など「足元固め」の公約が目につく。
選挙戦術のなせるところだろう。

町のふところ具合に目を向けないで、
おいしいことばかりを言われても空しいかぎりではありませんか。
「町に金はあります」などと言っている団体もあるが、
その金で何年持ちこたえられるか、は触れていない。

反対するなら、歳入を増やす施策を掲げても
よさそうなものだが、それは一切ない。



一般家庭では、
おやじのかせぎが悪くなれば
家族総出で収入を増やそうとするだろう。
主婦のパートはその顕著たるもの。
それが家庭経営である。

自治体経営の場合、
高齢化、少子化で税収は減る。
町内に目ぼしい産業もないから法人税もままならない。
駅が3つあるから町には金があるという
何の根拠もない思い込みが相変わらず根強い。

町の財政は「がけっぷち」なのである。
この現実を直視するのが怖いから
「町には金はある」などという、おいしい話しに飛びついてしまうのか。



選挙運動は5日間という短期決戦。
17名すべての候補者の公約、人となりを見聞するのは不可能だ。

金はない、人は減る
このままでは衰退するのは目に見えている。
豊かな自然を愛でるばかりでは先がない。
理想を掲げるのは結構だが
現実的な解決策を掲げる人に議会を構成していただきたいものだ。

●修復
朝、いつものようにメインPCの電源を入れた。
オープニングのWindowsマークが現れる。
今日もお世話になります、と画面を見つめていた。
オープニングのあと、画面は黒くなり設定を読み込み始め
ブルーに変わり「ようこそ」メッセージが出る、予定だった。
しかし、マウスポインタが表示されたものの、次の画面に進まない。
前面のUSBポートにつないだトラックボールを外し
再度、起動したが症状は変わらない。
セーフモードで起動しても、同じところで止まってしまう。

これは困った、などと悠長に構えてはいられない。

原因を考えてみた。
先週の金曜日に時間が狂うことに気がついた。
電源が入っているあいだはいいのだが、
作業が終わり、電源を落とし、再び電源を入れるととんでもない時刻を表示する。
水銀電池かと思ったがわずか2年でへたることは考えられない。
他のPCは5年以上正しい時刻を表示している。
だが、こういう症状が現れるということは、OSがダメージを受けている、という証拠だった。
そろそろデータのバックアップが必要かな、と思っていた矢先である。

※システムチェックするが異常なし

※ハードディスクも損傷していない。
  あとは、デバドラのコンフリクトか…


幸田某の「羊水」発言の謝罪会見を見た日だから7日(木)。
芸能ニュースばかりでなく世界の情勢でも、と
インターネットTVのソフトを久しぶりに立ち上げた。
TV2050というソフトだが、いつの間にか画面デザインが大幅に変わっていた。
新しいバージョンをダウンロードするように、とあるので
そのようにした。

ところが、ケバい画面と世界のチャンネルの選び方が以前と比べやりにくい。
で、それに代わるソフトはないか、と探したら、「TVU」が見つかった。
画面デザインもシックで落ち着いているのでダウンロード。
しかし、何かおかしい。

米国、ヨーロッパチャンネルに加え中国、台湾、インドネシア、フィリピンという
東南アジアが多い。
中でも、RedThinaの数が群を抜いている。
こりゃ〜〜なんじゃ?
不安を感じつつ素性を調べたら、
思ったとおり中国製だった。

日本では、中国製冷凍餃子の毒薬混入で揺れている。
まさか、ソフトに悪意な仕掛けはないだろうが、
なにをしでかすかわからない国民である。
「さわらぬ神に祟りなし」
即、アンインストールしてしまった。
とはいえ、すべてのファイルを外せるわけでもない。
何か毒を仕込まれたかも知れない。



今回のメインPCマシン不調の前に、
以上のようなことがあった。

これらの連鎖反応でおかしくなったのだろうか?



デバイスドライバ同士が競合しあってOSに変調をきたす、
ということは承知であるが、
メインマシンにはプリンタ、スキャナという必需品に
Webカメラ、ワンセグチューナーもつながっている。
なんせ、情報センターなのだから。
そして、マウスドライバにトラックボールドライバが加わった。

デバドラのコンフリクトが原因のようだ。
あまり拡張しないで普通に使っていればこんなことにはならないはずだ。



OSを起動するには専用のFDが必要なのだがこのマシンはFDDがない。
メーカーサイトにゆきCDで提供されているかを調べ
もし、存在すれば他のPCにダウンロードしてそれを焼いて、
メインマシンへ差し込んで起動を試みる。

メーカーのサポートへ電話して存在の有無を聞いたほうが早いのだが
あいにく祭日は休み。

だいたいそんなもんだ。
朝から夕方まで修復にいそしんだが、解決はみず。

で、本日、これ以上はやめ。



別のマシンにWebサイトからデータをダウンロードして
このネタを書いております。
こういうときはBlogはいい。
同じデータをローカルマシンに置かなくてもいいのだから。

2月10日(日曜日)
●雪
昨夜降った雪が庭をうっすらと覆っていた。
今年は大雪にはならないけれどよく降りますね。
これらがゆっくりと土に浸透して春からの家庭菜園の土壌に
いい効果をもたらす、と思えば、多少のぬかるみにも目をつむるとしよう。

よる、「ミュージン」とかいう音楽家たちを紹介する番組をみた。
渋谷、原宿で活動する若いミュージシャンだった。
金沢出身の彼は同郷の女性と「カプセル」というユニットを組んでいる。
ディスコのDJや作曲、自分のCDのデザインも行うというマルチタレント。

彼の仕事部屋が紹介された。
コンピュータには21インチ以上のワイドディスプレイ。
その脇にはモニター用のディスプレイ。
いくつものウィンドウには複雑な作曲用ソフトが動いていた。
パソコンのキーボードの前には、音楽用の鍵盤、
左右にはYAMAHAのモニタースピーカー。
パソコンルームの傍らには電話ボックスのような
防音ルームがあり、ボーカルの音は即座にパソコンに取り込まれる。

彼はテレビコマーシャルの映像に音をつけていた。

PC機器以外には何もない。
無機質でクールな仕事場から、いま注目のサウンドが生まれているのだそうだ。

最近の音楽家の仕事場が見られるのは珍しい。
グラフィック関係の本屋雑誌ではデザイナーの仕事空間が紹介されることがある。
どちらもPCを使っているのだが、
デザインと音楽では明らかに違う。
グラフィックの場合は、参考資料が映り込むことがあるが、
ミュージシャンの場合、本や雑誌の姿は見られない。
その分、PCの姿が際立っている。

本体は机の下に隠れていたのでメーカーは分からなかったが、
ソフトの映りかたではWindowマシンのようだった。



その若きミュージシャンがマウスとトラックボールを使い分けていた。
DJブースのコンソールを魔法のように舞っていた指が
PCの前では2つのポインティングデバイスを操っている。

私のメイン機種は光学マウスが付いているが
机の木目でポインタの動きが不安定である。
それをカバーするために白い紙を敷いているのだが
裾に引っかかって塩梅が悪い。

以前使っていたトラックボールがあったことを思い出した。
デザインは不細工だが、マウスのようにように机の上を移動することなく
ポインタを確実にコントロールできる。

で、デバドラをインストールして久しぶりに取り付けてみた。
新鮮な使用感だった。

しかし、それがとんでもないことになるとは
まったく気づいていなかった。

2月9日(土曜日)
●お隣り
杉戸町のことね。
昨年8月に行われた町長選では5期20年を狙う現職に3人の新人が立候補。
結果、春日部市との合併を公約にしたN氏が現職を破って当選した。
その、直後である。
春日部市との合併に反対するグループが住民投票の直接請求を行い議会を通過した。
結果、反対する人が多く、新町長の合併公約は引き下げざるを得なくなった。
そして、ねじれ状態は今に続いている。

反対運動の中心人物が、落選した前町長の実弟だった。
兄貴の落選の腹いせ、ということはないのだろうが、
なんとなく後味の悪い住民投票というイメージが付きまとっておりますよ。

宮代町の住民投票推進グループの思惑は何か…などと勘ぐることもできるのでありますね。

●ビラ
本日、春日部市との合併に反対する団体のビラが折り込まれた。
趣旨は、合併は町の最重要案件だから住民投票を行うべし、というもの。

そして、町議会議員立候補予定者に公開質問状を送っていた。
今回の選挙は14名枠を17名で争うのだが、全員の氏名と回答が掲載されている。

質問事項は
「合併の是非については、いかなる枠組みの合併も、住民投票によって住民の意思を確認するする
必要があると思いますか」というもの。
質問はこれ1問だけだったのだろうか?
それとも、この回答を得るために「にぎやかし」の質問もあったのだろうか?

回答状況は
住民投票は
不要 1名
必要 7名
無回答8名
不在 1名
という結果だった。

不要はわずか1名。
アンケート結果を重視するという、つまり春日部市との合併を推進しようという
決意が読み取れます。

「不在持ち帰り」は、各人へ直接持参したということだ。
電話して在宅を確認して訪問すればそのような事態を防げたはずだが、
それもしなかったということは、この予定者は質問自体をを拒否したものと判断できる。
このような内容に答えることが選挙戦にふさわしくない、という判断なのだろうか。

「無回答」も選挙戦術の一環だろう。
当選した人たちを見渡して、判断するというやりかただ。

「必要」は、春日部市との合併反対、杉戸との2町なら可、という人たちだろう。

前回の平成の大合併のとき、住民投票を行った自治体のほとんどが合併挫折。
こうした事例を知っているから、「まちづくり基本条例」を盾に住民投票を迫る。


1市3町合併を推進する久喜、鷲宮、菖蒲、栗橋は、
アンケート結果で、合併協議会立ち上げをすすめている。
住民投票がどのような結果をもたらすか熟知しているからだ。

わが宮代町はアンケートで方向は決まったのだが、
お隣の杉戸町と同じことをやろう、とあおっている。

進修館で1月、春日部市・庄和町の合併検証の集まりが開催された。
84名の方が参加したらしい。
春日部市から市会議員がやってきて話したそうだが、
内容は「合併失敗の庄和町」、「財政最悪の春日部市」
合併は悲惨だ、ということに熱弁をふるったようだ。

春日部市から参加した2名の議員は、「なんでも反対××党」の方だから、
合併も、当然反対、というのはわかる。

しかし、ですよ。
情報が特定政党の視点という片寄ったものでありますね。
住民投票を推進するのなら、
「合併の功罪」という双方の視点が必要なのではあるまいか。
「合併の光と影」ですね。
「影」ばかりが強調するというのはフェアではありません。
××党シンパならともかく、政治色の薄い住民をいたずらに不安に陥れるのも計算済みでしょうが。


住民投票について、以下のような問題点が指摘されております。

1)十分な資料や情報にもとづく冷静かつ多面的な討議が浸透しにくく、
  勢い煽動家やマスコミによる大衆操作の影響を受けやすい。
2)住民投票の動向は、一時の情熱や偶然的要素に左右され、
  政策的に一貫性を欠いた予想外の結論となることが多い。
3)概ね、勝敗は僅差で決まり、かえって住民の間にしこりが残ることが多い。
4)住民投票の結果に責任を持つ者は存在しない。
5)住民投票でいったん事が決まってしまうと、再び住民投票にかけなければ、
  覆すことができないため、事態が硬直化することが考えられる。

●必死
久喜市+3町との合併を望んでいる幸手市は、
相手が乗り気でないことを憂慮。
臨時議会が昨日開かれ、全会一致で「一緒になりたい」という意志を確認した。


決議文内容
「市議会は引き続き、市長と共に、1市3町のこれまでの協議の経緯を尊重し、
合併の実現を目指す」

これを、4市町議会に伝える。


幸手市は本気で必死。
このままでは財政再建団体は必至という思いが議員諸氏に浸透しているのだろう。
だが、「絶対やだ」という町もあるようだから
幸手市の切なる願いがすんなり通るのは困難だろう。

「盟主」久喜市と幸手市は前回の合併で、お互いに主導権争いをしたという経緯がある。
今回の決議文は、先行する1市3町の軍門に下る、という色合いが強い。

「窮鳥懐に飛び込めばこれを撃たず」という思いが他の自治体に通じるかな。
「せっかくうまくいっているのに、引っ掻き回されては剣呑」という意識もあるだろう。

「合併」は「結婚」に例えられる。
相思相愛の自治体が一緒になるのが理想的であり
そこに異分子が入り込み、ぶち壊されてはかなわん。
ふだんから、流れに掉さすような自治体は嫌われてしまうのだよ。

自治体の方向は最終的に議会で決まるから
それを構成する「議員」の意識にかかわってくる。
そして議員が意識を同一にする「会派」の数で議決の行方が決まる。

当然、さまざまな理由から意識を1本化することは困難だ。
議員たちが「町の一大事」ということで大同団結できない理由である。

わが宮代町も同様である。
この期に及んでも「町に金はある」と住民を惑わすようなビラを撒いている団体がある。
確かに、この時点では他の自治体よりは恵まれている。
なぜか?
金のかかることはやらなかったからだ。
「爪に火を灯す」ように町を運営してきたから残高があるに過ぎない。
その結果、町は衰退している。
この事実を伝えないで金額だけを挙げて「金がある」はないでしょう。

だが、この金も年々取り崩されているし、地方交付税は減額。
町には優良企業はなく、住民の高齢化は進み、町の人口も確実に減っている。
つまり、将来に希望はない、という現実に目をつむっている。
現在の財政調整基金など、数年で底をつく。
そうなったとき、「金がある」と言っている団体は
どのように責任をとるのだろう。
こういう連中は、町の歳入増、人口増プランを明確にしていただきたいものだ。


間もなく町議選。
ローカルマニフェストなどというものは策定に時間がかかる。
多くの候補者は昔ながらの「公約」で選挙戦に臨むのだろう。
「福祉」も結構だが、町の活性策にも重点を置いていただきたい。


宮代町も、周囲の流れを無視していると
やがて幸手市のようになるね。

2月8日(金曜日)
●多難
近隣自治体の合併。
久喜市を「盟主」とする1市3町(久喜、鷲宮、菖蒲、栗橋)の合併について
幸手市が仲間入りを希望していた。
ところが、1市3町の首長の中には、絶対反対という人がいる。

また、新市名を久喜市、新市庁舎を現久喜庁舎にする、ということについて
幸手市からの「承諾」の返事はない。
さらに、幸手市が加われば、再び住民意向調査をしなければならない。
これらのことから、合併協議会への幸手市の参加は困難という見解となった。

これで、幸手市の一縷の望みは風前の灯。
というより、絶望だろう。

幸手市は昔、合併を目論んだ茨城県五霞町と合併し
財政基盤の安定化を図るしかない。
もっとも、五霞町住民が、相変わらず幸手市との合併を望んでいれば…の話だが。
幸手市は、水面下で杉戸町と接触していた、という話も聞こえてくる。
五霞町との合併を望んでいない現執行部の考えが五霞町住民が知れば
そこまで、コケにされた幸手市とは御免、ということにもなりかねない。
ことによったら、幸手市は孤立するのかも知れない。

宮代町にとって、これは「対岸の火事」ではない。
今のまま、「単独、2町合併、春日部市との合併」が乱立状態なら
やがて、幸手市のように、どこからも相手にされなくなるだろう。
この状態を、密かによろこぶ連中もいるのだから、やっかいだ。
町の将来を考え大同団結という意識がなく、目先の利益が先行している。
なげかわし。

2月7日(木曜日)
●謝罪
人気歌手「倖田未来」が失言への謝罪を行った。
オールナイトニッポンの番組で
「女性も35歳を過ぎると羊水が腐る」と、とんでも発言をしていた。

本人は軽い気持で受け狙いのトークをしたのだろうが、軽率のそしりは免れない。
最近は高齢出産は一般的だし、
子供が欲しくてもなかなか出来ない夫婦もいる。
倖田の心無い発言が、そのような方々の心をいたく傷つけた。

抗議電話、メールが寄せられ、倖田は音楽活動を自粛せざるを得なくなった。

ステージメークとファッションはかなり挑戦的。
「エロかっこいい」「えろかわいい」などと称され
つっぱった女というイメージの彼女だが、
謝罪番組では、ノーメークとはいかないが25歳らしい雰囲気だった。

女性アナの物静かな質問に
時おり涙を流しながら謝罪していた。
こっちのほうがかわいいと思ったのは、おぢさんだけかな。

音楽界の大御所、井上陽水さんは、
「おれはもっと歳いってるけど、腐ってなんかないよ〜」
と、言ったかどうかはわからない。

●異例
先日8時前に電車に乗った。
駅の入口で現職議員がチラシを配っていた。
忙しい時間なので手を出す人はそんなに多くない。
駅頭ビラ配りの苦労を知っているので受け取った。
今月中旬に町議会議員の選挙が行われる。
議員定数が20名から14名に削減されるので
現職といえども油断はできない。

立候補予定者の多くは告示前の活動を行っているのだろうが
ビラ配りや戸別訪問を行うのは4年に1度くらいだろう。
選挙対策だけというのでなく、
普段から、住民とじかに顔を合わせ議会報告や住民の声をすくい上げる
という姿勢が、この町の議員には少ないようだ。

確かに、印刷物はポストにほうりこまれているが、
ある人のものを除いては
お決まりの議会報告で自分の発言が掲載されている。
こういうワンパターンではなく、
自分の掲げた公約をの進捗状況や
この町の問題点などをはっきり知らせていただきたいものだ。

公約は当選すれば終了、というものではないのだから。

●大統領選
広大な国土を2分して繰り広げられる
気力、体力、財力が要求される過酷なレースである。
すでに脱落者も出た。

共和党はマケイン候補に落ち着いたようだが
民主党はオバマ、クリントンがデッドヒートを繰り広げている。
日本の民主党とは大違いのエネルギーを感じる。

日本のマスコミでも連日経過が報道されている。
マケインは71歳と高齢だが、軍人一家に育ち
彼自身もベトナム戦争に従軍した勇者だそうだ。
しかし、「負け犬」に通じる。
クリントンはヒラリーだから、落語の「ヒラリン」つまり「平林」
オバマは、もちろん「小浜」「尾浜」。
というわけで、日本人には親しみを感じる選挙戦なのである。

●錯覚
TBS深夜放送。
ゲストは「シミケン」。
「しみったれの健太郎」ではないよ。
往年の歌手にして度重なる薬物使用で業界から姿を消した「清水健太朗(?)」。
デビューの「失恋レストラン」が唯一のヒット曲だと思う。
声量はいまひとつだったが甘いマスク。
歌以外のところで人気があったのだろう。
薬物の再犯を重ねるうちに人相も変わった。

ところが、その風貌がドラマ、映画で貴重な存在になっていたようだ。
役どころはダーク社会の構成員やアウトロー。
その彼が、抜き打ち尿検を受け入れるという条件で
再度、芸能界に復帰することになった。

で、話題の人物として深夜放送に招かれた。
「うわ〜〜〜スッゲ〜〜。あのシミケンが来るんだぜ。ナマだぜ〜〜」
ゲストが登場する前まで、パーソナリティははしゃいでいた。

ところが本人が登場して、パーソナリティが質問するのだがまるでかみ合わない。
50歳を超したシミケンに40代の「パ」が浴びせる興味本位の言葉に
「あなたの言ってることがわからない」とか
「それ、どういう意味?」
などと質問を返し、「パ」は当惑し始めた。

そのシミケンだが、
声のトーンは低く、返す言葉も投げやり。
映画の役どころそのままなのである。

無遠慮な「パ」に無愛想なシミケン。
5分程度でゲストは退場したが
「パ」はフォローすることもなく他の話題に移った。



社会を騒がせた男の再々々々デビューにしては
暗い影を引きずったままである。
薬物とは縁が切れた、ということで復帰するのなら
もう少し違うスタイルがあったのではないかね。

あの調子が彼の本来の姿だとすれば
薬物依存もむべなるかな、という感じではありました。

2月6日(水曜日)
●甘かった
近隣自治体は合併に向けて胎動している。
昨日、久喜市、鷲宮町、菖蒲町、栗橋町、1市3町の首長が
久喜市役所で「合併推進会議」を開催。
このつながりを基軸にした法定合併協議会設置議案を
定例議会で提案することを決めた。

1市3町は完全に足並みを揃えている。
2年後に迫った、合併新法内合併に向けて
2人3脚ならぬ、4人5脚の「むかで競争」が始まった。
息が合っているから、このままコケないでゴールできるのだろう。

そこへ、「ちょっとまった〜〜〜」と横槍を入れたのが幸手市。
市民が仲間に入れてくれ、と言ってるのでよろしく、というのだ。
水も漏らさぬ蜜月状態の1市3町は当惑した。

宮代町はかつて、一部跳ね上がりに引っ掻き回されて1市3町の合併が流れたことがある。
幸手市もまた危険含みな要素がある。
重要な決定は住民投票で決めよ、というようなことにでもなったら
せっかくのまとまりにヒビが入ってしまう。
これを危険視した久喜市・栗橋町・菖蒲町・鷲宮町は
法定協議会の立ち上げに集中することにした。
そのため、幸手市の要求は「協議に至らず」となった。

今のままなら久喜市は盟主になれるが、同格の「市」が参加すれば
新市の名前、市役所の位置問題でがたがたすることは明らか。
火中の栗は拾わない、という賢明な判断。



久喜市は宮代町を相手にしていない。
幸手市は久喜グループ加入がこけたら杉戸町を目標にしたが
杉戸町は乗り気ではない。
となれば、宮代町はどことどうなればいいのか簡単に見えてくるのだが、
それをわかろうとしない人が多いようだ。

●甘い
ゴルフの「はにかみ王子」が若干16歳でプロ転向。
契約金のでかさばかりが話題になっている。
日本アマチュアゴルフで優勝という鮮烈デビューを飾った彼だが、
話題先行で、その後の成績はぱっとしない。
今回も、オーストラリアで開催された全英オープンで予選落ちという体たらく。
過酷な戦いで体力がついてゆけなかった、ということだが、
このプロの洗礼はいつまで続くのか。

負けてもさわやかな笑顔。
この経験をバネにして…などとお気楽発言でお茶を濁しているようでは
前途は暗い。
プロならもっと悔しがれよ。

大金を手にしてご満悦は両親だけだぜ。

●ギョーザ事件
以前からこの中国産・冷凍餃子は問題含みだったようだが、
食品の安全管理を担当する機関が鈍感だったようだ。
関西で表面化して、全国に広がり
日本・中国で原因究明に取り組んでいるが、まだ特定できていない。

これまでのメタミドホスに加え
ジクロルボスという殺虫剤が混入されていた餃子が見つかった。
ナチスドイツのユダヤ人絶滅にホスゲン、チクロンという毒薬が使われたが、
農薬の名前もおどろおどろしい。

この毒薬が、生産・流通のどの過程で混入されたか。
私は生産現場の一瞬をついたものではないか、と思うんですが。

問題の製品が生産された「天洋食品」の工場が公開された。
現在は生産ラインがストップしているが、
公開用に磨き上げられた、というピッカピカの機械だった。
こんなものを見せられたからといって簡単に信用できるわけがない。

この工場は従業員の大量首切りが行われたそうだが、
それに恨みをもつ者の仕業ではないかね。

日本の保管倉庫では混入することは不可能。
となれば、商品の梱包が解かれた
スーパーのバックヤードでしか毒物混入はできない。
日本の「愉快犯」によるものか、
あるいは、あの宗教団体の残党が再び社会騒乱を画策したものか?

●ドミノ現象
食品偽装が多少沈下したと思ったら
「紙」に飛び火し、
製紙各社の首脳陣の薄い頭頂を見る、という恒例の儀式が一段落。
と、思ったら、今度は「インク」会社の偽装。
紙と印刷インクは兄弟みたいものだからといえ
一蓮托生、とは単純な構図すぎる。

これらは、その業界、企業に携わっていなければ発覚しない問題だから
内部告発(チクリ)なのだろう。

社会、消費者を騙すことはよくない。
しかし、企業のコスト意識から悪に手を染めることもある。

さらに従業員に対する扱いが「情」のない合理性がまかり通っている。
労使のねじれから、会社に恨みをもつ者が極秘情報を流出させることもあるだろう。
これからもあらゆる業界から偽装問題は噴き出すだろう。

●人の噂
75日という人の噂だが
偽装で店を閉めていた伊勢名物「赤ふく」が3ヶ月で営業再会。
前夜組のおっさんを含めて300名近くが列をなした、という。
若手社長が報道陣の前で陳謝したが、
船場吉兆の「ささやき女将」のふてぶてしさに比べ
しおらしさが感じられた。

北海道から火の手があがった食品偽装だが、
組織ぐるみの悪質なものから、
現場の「もったいない」意識まで含めて
どこでも手を染めていたのではないか、と推察する。

私の子供の頃は現在ほど食品管理は厳しくなかった。
大規模な加工食品がなかったこともある。
町の商店街では、惣菜は自家製が多く
朝、作り売り切れればおしまい。
自宅の台所の延長のようなものだった。


野菜は地元、
肉、魚は安全な国産を使用。
で、おふくろの味を提供する。

作り手が見える小さな社会つ〜やりかたが
食の安全を考えたとき、有効になるかもしれないね。
だからと言って、合併せずにゆく、という意味ではないよ。


2月5日(火曜日)
●霧
早朝は10m先がわからないほどの霧が発生していた。
宇都宮線の遅れが報道されていた。
東武線も15分ほど遅延。
おかげで電車は超満員。
越ヶ谷あたりでドアの開閉もままならない状況。
こういう電車に乗るのは実に30年ぶり。
ご苦労さまですサラリーマンは。

わが家界隈は雪景色。
横浜のオフィスは、その気配はまるでなし。
2月4日(月曜日)
●快晴
一夜明ければまぶしい銀世界。

都会では凍りついた道で転倒。
病院に運ばれる人が後を絶たない。

この界隈は根雪になる場所があるので
チャリ走行はきわめて危険。

2月3日(日曜日)
●雪
ジョンが夜中に鳴く。
今年17歳になる老犬だ。
その度に、何事かと見に行くのだが異変はない。
認知症になってきたのかもしれない。
2時近かったが、その時、雪は降っていなかった。

目覚めると10cm以上雪が降っていた。
早朝から降り始めたのだろう。

ジョンは小屋から毛布や湯たんぽを蹴り出し
寒い床で眠っていた。
気に入らないことがあると当り散らす意固地な老犬になったか。
止みそうもない雪なので物置に移動。

このまま積もるとやっかいなのでアプローチの雪かき。

雪はときおり止むのだが
終日、白い小さな粉を落としていた。

節分。
成田や騎西の有名寺社にはモンゴル出身の両横綱が登場し
雪中豆まきを行ったようだ。
わが家は、犬猫相手に伝統行事を行っても
彼らをおどかすだけなので、もう中止している。

2月2日(土曜日)
●近隣事情
久喜市、鷲宮町、菖蒲町が1日合併意向アンケートを実施。
その結果がでた。

久喜市(対象住民5万8324人)回答率61.8%
合併を進めるべき52.3%、進めるべきでない33.4%、どちらでもよい13.7%。

菖蒲町(対象住民1万7716人)回答率66.4%。
積極的に進めるべき43.5%、合併はやむをえない41.7%、進めるべきでない14.5%。

鷲宮町(対象住民2万8474人)回答率64.0%、
合併賛成77.0、反対13.5%、どちらでもよい9.3%。

どの自治体の回答率も、昨年実施した宮代町より高い。
それだけ住民が関心をもっているということだ。
しかも、このままではやっていけなくなる。
したがって合併は積極的に進める、あるいは合併はやむなし、という声が高い。



広域で同時にアンケートを行うというチームワークのよさ。
先に仲間入りをした栗橋町を含め、1市3町は2〜3月の定例議会で
法定合併協議会の議案を提案し、可決されれば
4月に合併協議会を設置する模様。
合併が実現すれば、総面積約82.4平方キロ、総人口約15万7千人の新久喜市が誕生する。



単独がいい、2町でコンパクトに合併がいい、と百家争鳴の宮代町は
「極楽」というトンボが生息する。
この豊かな自然が唯我独尊の仙人を生むのだろう。
「かすみ」が食える、ある人たちにとって天国なのだ。

2月1日(金曜日)
●ドレスデン--運命の日
ドイツ東部の古都。
美しい石造りの町並みが、イギリス空軍により無差別攻撃を受け
一瞬にして破壊されてしまった。
町のシンボル聖母教会は戦後長い間廃墟のままだったが、
当時の石材も加え復興した。
イギリスからの献金もあった。
この様子を伝えたNHKのドキュメンタリー番組が、だいぶ前に放映された。

映画「ドレスデン−運命の日」は昨年4月に公開された。
当然候補に入っていたのだが、見過ごしていた。
TUTAYAでDVDを借りて鑑賞。

先日の「善き人のためのソナタ」と同じくドイツ映画。
ヒトラーが自殺するのが1945年5月。
ドレスデンが無差別攻撃を受けたのが2月13・14日。
すでにナチスドイツは「死に体」になっていた。
これによってドイツの無条件降伏が早まったとはいえないだろう。
しかし、終結を促進するという口実でイギリスは報復攻撃を行った。
なんせ、緒戦でV2号でロンドンを攻撃されたうらみがあるからね。

ドラマはドイツの病院に勤務する院長の娘の看護婦と、
空爆に向かったがメッサーシュミットの反撃で撃ち落された
ランカスター爆撃機の搭乗員のスリリングな恋の物語が縦糸。
横糸は婚約者の医師や看護婦の家族がからむ。

主演の看護婦さん役はフェリシタス・ヴォールという女優なのだが、
いかにもドイツ人という風貌が好ましい。
母親がドイツ人という英国空軍パイロットは、ナチスの制服が似合いそうでしたが。

見つかれば銃殺という危険な恋になぜ彼女が陥ったのか?
一目惚れもあったのだろうが、
一緒に働く恋人の医師の患者へ向かい合う姿勢に疑問を持ったことも
敵国パイロットへの心の傾斜に拍車をかけた。

ドイツ兵士に化けて大部屋で臥せっている彼のベッドに入り込み
周囲に負傷兵が大勢いるというのにSEXしちゃうなんぞは
素朴なドイツ女の一途な思いの表われなんだろね。

院長一家が特権ルートでスイスへ脱出しようとしているところに大空爆が行われる。
それはすさまじいもので、
逃げまどう市民はばたばた倒れ、
防空壕に逃げ込んだ市民も、狭い空間に大勢が押し込まれたため
一酸化炭素中毒で死亡するという状況だ。

やがて、爆撃が終わり地表に出ると、高温で焼かれ炭化した死体がころがっている。
広島の惨状と同じようだ。

2人の恋の結末は…

2時間半という長編だったが、食い入るように見てしまった。

戦争の悲惨さが克明に描かれております。

日本はなぜこのような作品が生まれないのでしょうかね。

●食品汚染
中国製ギョーザを食べた人たちが強烈な食中毒を起している。
事件発生後、間髪を入れずに報道されたのかというと、そうではない。
昨日の新聞報道では、14府県30人が被害に遭っている。
輸入元のJT子会社が事実確認を行っていたため発表が遅れた模様。

ほとんどが家庭用冷凍食品だが、業務用の肉、野菜も含まれている。
対象商品が新聞報道されたが、あまりの数の多さに、これを頭に入れて買い物をすることなど不可能だ。
ギョーザは河北省・天洋食品製で、当の企業は操業停止している。

毒性の高い薬品がどのように混入されたのか捜査中だが、
常識では考えられないので、テロかという憶測も飛んでいる。

日本中が大騒ぎになったことに対し、
中国メディアが「不必要に不安をあおりたてている」などと都合のいい反論を開始した模様。
北京の住民も、「オリンピックのイメージダウンを狙っているのだろう」などとコメント。

中国産の食には、オリンピック参加国も警戒している。
だから、安全な日本で最終仕上げをしたり、安全な食材を持ち込む国もある。
このような国際評価を棚に上げ、日本に非難の鉾先を向ける。
都合のいい論評は、北朝鮮とおなじく「まいど」なのだが、
情報コントロールで真実を知らされることがない中国国民は、単純に日本を悪者視する。

中国では急激な経済発展のひずみが噴き出しているが、今回の事件もその一例だ。
偽ブランド、著作権物の海賊版など犯罪行為は朝飯前。
だが、中国は世界の工場と言われ衣類、日用品、食品の多くは中国製だ。
こうした事実を認識しながら、世界中に粗悪品、薬品まみれの食材をばらまいている中国の罪は重い。
発覚しても素直に謝罪しない。
実に扱いにくい国なのだが、巨大市場でもあるので、進出を狙う国家は猛抗議できないという
ジレンマにも陥っているのだろう。

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