田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01歴史映像
02行列
03六大学野球
04銀座
  地震
  南京
05ぼったくり
  人気ドラマ
06食い物
  時計草
  早取り
07健康診断
08恒例のおわび
09トマト
 遺跡調査
10俳句
11あらら
 似非の末路
12責任
 人間性
13驕り
14またもバラバラ
  身売り先
 悪の連鎖
 変節野郎
15犯人逮捕
16ちょっ採れ
 ビアンキ
 快晴
17ZODIAC
18からす対策
19診療
20爆発
21レーザー照射
 霹靂
22網膜裂孔
23アドルフに告ぐ
24梅雨空
25欠陥人間
26ミンチ偽装
27ららぽーと横浜
28元長官逮捕
  牛ミンチ偽装事件
29収穫
30大盤振舞い


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Yellow House
Chicago Short Stay
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ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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6月30日(土曜日)
●大盤振舞い
相変わらずアップルは刺激的な製品を送り出している。
今回は新型携帯電話「アイフォン」。
タッチパネルのためボタンがない。
iPodのように音楽プレーヤーにもなる。
米国では29日発売されたが、ニューヨークでは行列ができたそうだ。

ぬわんと、正社員1万8000人全員に、
8ギガバイトの記憶容量を持つ599ドル(約7万3700円)の
モデルを無料配布する、という。

配布時期は7月末で、社員はアイフォンを手にするまで1カ月待たされることになる。
一刻も早く所有したい社員には、痛し痒しだろうけど。

単純計算で約1080万ドル(約13億円)に上る
スティーブ・ジョブズの太っ腹なプレゼント。

6月29日(金曜日)
●収穫
トマトがコンスタントにとれ始めた。

1本の苗に5〜6段の房をつけたら
芽を摘んで上に伸びるのを防ぐ。
枯れない程度に水やりを控えると甘みの多い実になる。
こまめに摘芯を行う。

今年はトマト・トーンを使わなくても
しっかり結実している。

裏の市民農園では多種多彩な野菜を作っているが
わが家はとまと、なす、きゅうり、ぴーまんだけ。

痩せたきゅうりが気がかりだが、
あとは今のところ順調に発育中。

6月28日(木曜日)
●元長官逮捕
牛ミンチ偽装事件と同じように、世の常識を超えた事件に、
公安庁元長官がからんでいた。
で、逮捕。
元とはいえ国家権力の長が詐欺事件のキーマンとは。
国の権威失墜であることは確か。

当然一人では無理な犯罪で、関係者も逮捕された。
緒方元公安調査庁長官の肩書きを利用するために
元不動産会社社長の満井忠男に取り込まれたらしい。

元長官は退職後弁護士稼業となったが、
危ない橋を渡っていた、という噂もある。

肩書きが外れたら、世間知らずのただのじいさん。
周囲にうまく乗せられた、ということか。

今回の詐欺事件に対し、海の向こうの独裁国家は
今のところ非難コメントを出していない。
おっかし〜な〜。
いつもなら、元公安庁長官が北朝鮮の出先機関を詐取しようとしたら
口ぎたなくわめくはずなのにね。

ところで、逮捕拘留された緒方のおっさんは、
小菅拘置所内で
「自尊心を傷つけられ怒っている」のだと。
自分のやったことを棚に上げ滑稽なことだ。

●牛ミンチ偽装事件
またまたとんでもないことが発覚。
冷凍ミンチを地下に貯めた雨水で解凍していたという。
内部告発でわかったのだが
当初、いつものように田中社長は否定していた。
保健所が雨水を採取し分析することになった。
どうせばれる。
それなら先にゲロしたほうが…
ということなのだろうが。

水道料金が上がったので、無料の雨水を使ったのだそうだ。
衛生思想からはるか離れた思考の持ち主。
こういう反社会的な人間が生存していること事態が不思議だ。

この人間の風貌をした珍獣は
檻に閉じ込め行動・思考パターンを観察する必要があるだろう。

肉屋でなくほかの事業をやっていても
利益確保のためには手段を選ばずなんだろうな。

6月27日(水曜日)
●ララポート横浜
行ってきました。
できたてのショッピングゾーン。

横浜線鴨居は20数年前子供たちが「子供時代」を過ごした場所。
駅から12〜3分の巨大公団住宅の入口のマンションに住んでいた。

ららぽーとへ行く前に訪れる所があった。
その頃、駅まで歩いていた裏道を歩いてみた。
畑だった場所はほとんど住宅で
当時の面影は残っていない。
暑い日だった。
だらだらとした坂をひたすら歩く。
暑い日だった。
昔住んでいたマンションに到着した。
名前が変わっていた。
当時新築のマンションに住んでいたのだが、
外壁や駐車場の舗装のひび割れが目立つ哀れな姿をさらしていた。

最後の長い坂を8分目登り、目的の親戚宅に到着したときは
息があがっておりましたね。
横浜の丘陵地帯に住んでいる人は慣れているのだろうが、
宮代に越して10年以上。
平坦地に慣れてしまった体にはしんどかった。

用件を済ませて鶴見川の向こう側にオープンした
「ららぽーと」を見学。
昔、車で川向こうに行くには小机か中山経由だったが、
鴨居駅の中山寄りに橋ができたおかげで5〜6分で行けるようになってしまった。
狭い駅前は相変わらずごちゃごちゃしていたが
車で向こう側に出ると広々とした空間の別の街が広がる。
川向こうは昔緑区、今都筑区。

NEC工場跡地にできた最大級のショッピング施設、ということで期待していた。
建物は大きいが駐車スペースも大きい。
平地の駐車場と2つの立体駐車場を備えているのだが
グリーンゾーンが極端に少ない。
駐車場の周囲に植栽はあるが若いため貧弱。
目の前を産業道路が走り、昔ながらの工場群が道沿いに並ぶ。

乾いた風景なのだ。
大宮の「すてらたうん」のほうが景観は優れている。

ゆるやかな弧を描いた3階だての建物に入ると魅力的なテナントが軒を連ねていた。
内部の造りは表参道ヒルズに似ている。
限られた時間なので詳細に見ることはできない。
平日だというのに客であふれていた。

1階には大丸デパート。別棟にイトー・ヨーカドー。
2階、東急ハンズ、
3階、13のスクリーンをもつTOHOシネマコンプレックスと
広大なスペースの紀伊国屋書店。
無数のファッション、雑貨、フード施設。
そば、うどんはあるのだがラーメン専門店がないのは不満。

雨の日や夏の暑い日に過ごすにはいいだろうな。

鴨居駅界隈は緑が多いのだが、
「ららぽーと横浜」界隈は工場地帯なので
横浜郊外にしては景観は殺伐としている。

電車で来る人たちは鴨居駅から
「鴨池人道橋」で鶴見川を渡ってまっすぐ行けば
ららぽーと横浜にぶち当たるのだが、
そこに至るストレートの道の雰囲気が悪い。

もともと川向こうの工場群に勤務するする人たちの通勤道路だった。
このため、サラリーマン相手の1杯飲み屋が軒を連ねている。
新橋の飲み屋街のような場所なのだ。
そこを今は露出過度の若いカップルや、
ベビーカーを押した若いママたちがぞろぞろ歩いている。
いつの日か原宿の「竹下通り」のようになれば、
一帯の雰囲気も変わるだろう。

この道と産業道路が交わる場所で
娘の親友が店をやっている。
表敬訪問。
スペイン語で「2階」を意味するのだそうだが
長い名前なので、思い出せない。

売りは「カウンターバー」。
客は立ったまま飲む。
昼は食事もできるのでテーブルが8つほど。
天井は梁が露出した、なかなかおしゃれな店。
ランチタイム後の昼下がり、若い女性客がやってきた。
ややあって、川向こうから、やはり娘の親友が
最近生まれた赤ちゃんを抱いてやってきた。
この娘たちが小学校低学年の頃から知っているわけだから
歳をとるのは当たり前ね。

iPodをApple純正スピーカーに差し込んで
音楽を流していた。
カウンターには最新のiBookがインターネットに
つながっている。
店の名がスペイン語なのだから
iTuneでキューバ音楽でも流せばいいのにね。

ご主人はMacフリーク
iBookはWindowsも起動できるようになっているという。

若い夫婦とスタッフで切り盛りしているこの店の
繁盛を願って止まない。


6月26日(火曜日)
●ミンチ偽装
ミート・ホープ社のコストカットのための擬装技術には舌を巻く。
この悪知恵をまっとうなことに活かせばと思うが、猿の悲しさ。
猿がたまねぎ、らっきょの皮をひたすら剥くように、
彼は牛肉と他の肉の混合・増量にだけ目が向いていた。
豚、鴨、鶏、ラムにとどまらずパンも混入していたと思ったら
その以前には化学調味料を水にといて味の向上、増量を図っていたという。

やりたい放題の「ならずもの国家」も顔色を失うほどの悪行の数々。

不都合で返品された商品の損金は保険で充当。
その商品を廃棄することもせず
長男が経営する焼肉レストランで完全に売り切ったという。
長男が、その商品の素性を知らないわけがない。

結局、家族一丸となって不正行為を行っていた。
この結束の固さには脱帽だ。

家族全員、泥棒家業で生計をたてていたケースがあったが、
この田中一家のチームワークもすばらしい。
日本で失われつつある家族の絆の固さを見せつけていただきましたね。

会社経営が成り立たなくなったとみるや
本日、社員全員解雇通告。
社長自身も自己破産する意向があるらしい。
これまたすばやい対応。
あまりにも自己本位、無責任。

取引先にお詫び行脚などすれば、と思ってみても
相手が門前払いをするだろう。
「長いこと騙しやがって」と石をぶつけれられるかもしれない。

すべて自業自得、自ら播いた種。
こういうあくどい商売を続けていれば、
いつか露見するとは思わなかったのだろうか?

思わないところが猿なのだ。

もう信用回復は不可能だ。
しこしこ溜め込んだ金と、豪邸を一夜にして失った猿は
老雌猿と逃げ込む山はあるのだろうか。

食の安全を考えれば、こういう事件が発生しないと動かない国も問題だ。
加工されたコロッケ、ハンバーグを食べるのは子供たちだ。
これからの国を担う彼らが健康を害したら困るんでないかい。
年金、税金など貴重な財源なんだからね。

6月25日(月曜日)
●欠陥人間
苫小牧の食肉加工業「ミート・ホープ社」。
3〜4日前に悪事が露見した。
牛肉と表示しながら豚を入れるなど朝飯前。
豚肉だけでなく豚の心臓、豚の血液などを混ぜて赤みを出し牛に偽装していた。
こんなことは日常茶飯事。
身近な食べられる肉は、田中稔社長の混入対象となった。
増量するために、賞味期限ぎりぎりのパンまで入れていた。

さながら、小学生の家庭科の実験のようなありさま。
不正を告発した人を殺して人肉を混入しなかったのは
せめてもの幸い。

発覚当時、工場長、社長、3男の常務、長男の専務が
がん首そろえて記者会見を行った。
ワンマン社長は、牛ミンチ偽装を工場長のせいにしようとした。
記者からの追求で、工場長は苦しい面持ちで
「実は社長の指示で」と真相を述べた。

マイクが社長に向けられると苦しい弁明。
のらりくらりとしていたが、
右端の長男からたしなめられ、ついに白状しはじめた。

3男はミート・ホープの後継者、
長男は、焼肉レストランを経営しているという。
普通なら、長男が跡を継ぐのだが
ミート・ホープ社の社長と長男は確執があったのだろうか。
同族なら記者会見席上で、ワンマン社長の足を引っ張るような発言をしないはずだ。
会社一丸となって不正をやっていたのだから。
長男は正義の味方のような存在に映ったが…
後に、これも嘘であることが発覚。

なんとか、批判の風をかわそうとする筋書きだったのだろうか。

この社長、中卒で肉屋に就職、そこで修行して事業を興した。
北海道でも食肉加工業では大手。
昨年はミンチ加工の機械を創作し国から表彰されている。
本来なら立志伝中の人物なのだろうが、
画期的なミンチ加工機の開発は、
自社製品の不正をさらに見抜けないようにするために
開発したものではないかと思うほどだ。

牛ミンチへの豚混入も
「安ければ消費者は喜ぶから」と発言したり
「コストカットのため」と、道義より金稼ぎに走ったことを
正当化するような発言を行った。

ミンチ偽装は創業当時から行っていたようである。
金さえ儲かればよい、という単細胞だから
流通、消費者を騙すことに罪悪感など持ち合わせていなかった。
風貌からしていかさま師、悪党だ。

こうして蓄財に励み、
先日退職した社長のかみさんに8000万という
高額な退職金を支払っていた。

テレビでは生まれ育ったあばら家と現在の豪邸を移していた。

金のやりとりで手に入れられる家や車は豪華でも、
金では手に入らない心根は卑しかった。

偽牛ミンチ作りに傾けた情熱を
新製品の開発に向ければこうした事態を招くこともなかったのだろうが、
彼の頭脳では、目先のことしか目に入らなかったんだろう。

合掌

コムスン、NOVA、爆発SPA、ミート・ホープ…
利潤追求に走る企業が続発しているが、これは氷山の一角。
見つからなければいい、という経営者はこれからも摘発されるだろう。

6月24日(日曜日)
●梅雨空
関東地方は14日に梅雨入りしてから晴れた日が続いていた。
気象庁の早とちりなんだろうね。
が、やっと本日梅雨らしくなった。
午前中は薄日が出ていたが、昼過ぎから雲が次第に厚くなり
やがて雨が降ってきた。

USAから娘が一時帰国している。
ラルフ・ローレンのマニッシュなシャツは日本で買うとそこそこ高い。
事前にあちらのサイトで品定めをし頼んでおいた
ストライプ入りと7分袖が母親へのお土産。
雨なので近場で一緒に買い物に出かけたりリビングで話をしたり
母親が一番嬉しそうである。
娘はジョイフル本田2階の画材コーナーが気に入ったようだ。



ジョンの散歩道に大きなガマが死んでいた。
朝、見たときはまるまると太ったまま両足を伸ばしていた。
外傷もなく行き倒れのような様子だった。
夕方同じ場所を通ったらぺちゃんこ。
何台もの車に轢かれたらしい。
この可哀相な生き物を片付けようとする人は誰もいなかった。
私としても、殿様がえるくらいなら触ることができるが
ガマは大きくてグロすぎる。
それに、これに触るとイボができると
子供の頃から教えられているのだ。

6月23日(土曜日)
●アドルフに告ぐ
1983年(S58)1.6から1985年5.30まで
週刊文春に連載された手塚治虫の長編漫画。
題名からしてヒトラーがらみとわかっていたが
連載ということで文春を毎週購入するわけにもゆかず接する機会がなかった。
が、全5巻を夜中の3時半までかけて一気に読んだ。

時代は1936年から1983年という
第二次世界大戦から戦後のパレスチナ戦争までの長い因縁話。
神戸で出会ったアドルフという名の2人の男が
アドルフ・ヒトラーの野望に運命をもてあそばれてゆくというもの。

ベルリン・オリンピック、2.26事件、盧溝橋事件、
ゾルゲ事件など歴史事実を織り込みながら
峠草平という元新聞記者がヒトラー出自の秘密にまつわる事件に巻き込まれ
雄大なドラマは展開される。

ベルリンで発生した日本人留学生の殺人と
日本の田舎の温泉町で発生した芸者殺人事件。
これが、ある線で結ばれる。

峠草平が留学生の弟の死の真相を追究するというコアになるストーリーがあって
そこに、2人のアドルフがからまり、彼らの父親・母親が介在する。
事件を追ううちに彼のまわりに多くの男性・女性が登場。
峠は女心を解せない朴念仁のスポーツマンだが、正義に生きる好人物。

手塚治虫氏は面食なのか、
この物語に登場する女性は美人ばかり。
抽象的な表現できわどいシーンを扱うなど
戦前の映画のような手法も見られる。

登場する女性はドイツ人、ユダヤ人、日本人など5〜6人。
私の好みは、
恋人の戦死を信じず帰りを待つ飲み屋の女将。
荒っぽい漁師町なので、
胸に彫り物を入れ客と互角に渡り合う鉄火肌。

冬のすさまじい風が断崖にぶつかる。
その音が、彼と彼女の置かれた立場を解説するくだりは
迫力がありましたね。

女将に峠は命を助けられるのだが、
何年か後に運命的な再会をする。

ヒトラー自殺後も
2人のアドルフは建国間もないイスラエルと
パレスチナ側にわかれて闘争を続ける。

幼い頃、神戸で出会いユダヤ人のアドルフが
独日ハーフのアドルフを助けたことで芽生えた友情が
最後は異郷の地で決闘、という意外な顛末。

家人にいやみを言われながらも
読み終わらせるだけの面白さではありました。

6月22日(金曜日)
●網膜裂孔
長いこと生きてきたが、これまで眼科にかかった記憶がない。
ゴミが目に入れば水で洗い流し、
ものもらいができれば市販の目薬で治してきた。
それが、今回の「網膜裂孔」である。
60数年の「つけ」が一度にど〜んときた感じだ。

今、思うと予兆があったような気がする。
6月7日、町が実施する健康診断を受けた。
「眼底検査」で2度検査しなおし隣の人に何かささやいた。
おととしの検診はそのようなことはなかったので
「あら?何か異変があったのかな」と思ったものだ。

6月18日(月)、パソコンのディスプレを見ていたら
画面に黒い点が現れた。
液晶特有の「ドット落ち」かと思ったが
眼球を動かすと、その黒い点も移動する。
目のほうに異常がある、と感じた。
前の日に、チェーンソーで伸びすぎた枝を切っていたので
細かいゴミが眼球の表面に付着したのかも、と思った。

夜になり、再びディスプレイを見ると
こげ茶色の浮遊するゴミのようなものが
目の前に現れ眼球の移動とともにそれも動き回る。
さらにゲル状の中に細かい気泡のようなものが見え始めた。

洗面所で目を入念に洗ったが、細いゴミ状の浮遊物と
細かい気泡は消えなかった。

夜、息子に症状を話すと「飛蚊症(ひぶんしょう)」という。
小生、初めて聞く症状だ。
若いのになんでそんな病名を知っているのだろうね。

6月19日(火)かかりつけの病院に行く。
眼科は満員状態。
当日の電話予約ができないので、飛び込みだから延々と待つこと3時間。
9時に到着して診察室に入ったのが12時。
女医さんに症状を話す。
検査したいが瞳孔を開くので
チャリで来ていては帰りが危険。
20日の予約は満杯なので21日に検査を行うことにする。

6月21日(木曜日)、10時。
右目の前にレンズを装着して眼底検査を行う器具のようなもので検査。
眼球内をすみずみまで検査して、
「網膜に穴があいています」との診断結果。
予想もしないご宣託に、愕然とするどころか
「はあ」と反応する以外なかった。

「見つかったからには、なるべく早くレーザーを当てましょう」
そう言われても、ほとんど緊迫感がなかった。

外科や内科だったら、カメラを飲むとか内視鏡を入れるとか
切る、とかする。
事前に日を決めてそれなりの準備をするのだが、
眼科の場合、どのようにするのか皆目検討がつかなかった。

網膜は目玉の中にある。
眼球の中にあるものをどうやって修復するのだろう。
手術なのだろうか?
目玉にメスを入れるのか?
痛いのか?

不安というより、
まるでわからないのだから先生の言葉に従うしかない。

「午後2時半に来てください」

ということで、昨日レーザー照射のオペを受けたのだが、
痛みはほとんど感じず15分くらいで終わった。



目の病気は痛みを伴わず進行するようだ。

先日はインターネットで「飛蚊症」を調べたが
昨日、家に戻り「網膜裂孔」「網膜剥離」を調べたが実に膨大なサイトが引っかかってきた。

網膜裂孔」とは、ぽつんと穴が開くというのではなく「裂ける」状態のようだ。
その周囲にレーザー光を当てて焼き固め、広がるのを防ぐ。
症状の第一歩が「飛蚊症」らしい。
痛みはない。
それを放置しておくと、網膜剥離に進行してしまう。
で、発見されたら早期治療が必要なのだそうだ。

「レーザー治療」と聞いて、頭の中が真っ白になってしまう人も多いらしい。

だが、「案ずるより産むが易し」で、
先生を信頼してまかせてしまうほうがいい。
ほとんど痛みはなく、術後は前と変わらない。
料金は3万円〜5万5千円というのが一般的。

齢を重ねると、網膜剥離以外にも白内障、緑内障など失明の恐れのある眼病が襲ってくる。
どれも、早期発見、早期治療で回避できるという。
どれも痛みがないらしい。
見え方がおかしい、と感じたら即眼科ですね。

山陰中央新報の「網膜裂孔」解説記事がわかりやすい。 <---Click

6月21日(木曜日)
●レーザー照射
14時半に病院へ到着。
点眼液で瞳孔を開く。
1度で開ききらないので、もう一度。
居眠りしながら待つこと1時間。

眼科診療室へ。
奥まった場所の照射器具の前に座る。
また、点眼液。
これは麻酔なのだそうだ。

手術ではないのだが、眼球内にレーザー光線を当てるというので緊張する。
助手だか見学だかわからないが、2人の白衣の女性が後ろにつく。
若いが太め。

器具は医師と患者が相対しながら行う
眼科特有の形体をしているが、
レーザー照射用のパーツがついている。
それが、赤い点となってこちらを向いていた。

暗幕が引かれる。
ややあって女医さんがやってきた。
私、サングラスを外す。
瞳孔を限りなく開く、といわれたので
普通のメガネでは帰るときに明るすぎて困ると思ったので
レイ・バンの度付きサングラスを着用してきたのだ。

午前中の検査のときに使用したと思われる
レンズが右目に装着される。
まばたき防止用なのだろう。
手をテーブルの上に乗せ、なるべくリラックスするよう努める。

「あごをのせて、ひたいをつけて」と指示される。
50cmくらい離れて彼女が私の眼球をのぞいている。
場所が特定されたらしい。
「ではいきますよ」

女医さんの手元にはデジタルの数値計のようなものがあった。
左目も開いて、
レーザー光線が照射されるのを待つ。
網膜の穴の開いた周囲にレーザー光線を照射するようだ。
0.5秒くらいの感覚で、赤いものが目の中に打ち込まれる。
すると、眼球の中に赤い小さな丸のようなものが浮かび上がる。
それを5〜6回繰り返す。
軽く握った手はいつの間にかにぎりこぶしになっていた。
背中にじっとり汗をかいた。
目の奥が熱くなり鈍痛を感じた。
「きますね」と私。
「20秒中止します」
また、5〜6回照射される。
再び、鈍痛。
「また、きました」
「じゃ20秒中止します」
これを繰り返すこと3回。

女医さんは目こぼしがないか、周囲を調べた。
「はいおしまい」

この間、15分くらいだろうか。
もっと激痛がくるのかと思っていたが…

しかし、強い光を受けた右目はぼ〜っとしているし
軽い頭痛も感じた。

診療席に移る。
先生はパソコンの画面を見ながら
「1週間後に経過を見ましょう」という。
「激しい運動をしなければ結構です」
「風呂に入っても、パソコンの画面を見てもいいんですか」
「結構です」
「料金が少し高くなってしまうんですけど」と言いながら
黄色い書類挟みを渡した。

もっとすごいことになるのかと思っていたが
拍子抜けするほどだった。

料金算出まで15分ほどかかった。
で、網膜裂孔レーザー照射代金4万5千円。
健康保険の治療にしては高額の部類だ。

しかし、手遅れになれば網膜剥離で手術である。
「飛蚊症」かと思い診療を受けたら
網膜に開いた穴が見つかった。
ラッキーな早期発見だった。

だが、目の前のごみのような浮遊物は消えたわけではない。
これを除去する方法は今のところない、のだそうだ。
痛みもないし、いつの間にか消滅することもあるという。
先生は「そのうち慣れますよ」と言うが、
うっとうしことには変わりない。

目の不自由な方からすれば
ぜいたくな悩みなのだろうが、
あらためて、五体満足、視界良好のありがたみを感じさせられた。

最近は手術の前に必ず「同意書」にサインさせられる。
病院側は「訴訟」に対する防御策なのだろうが。
そこには、レーザー照射しても網膜剥離に進行することもある。
レーザーで網膜に出血することもある、と書いてあった。
術前にこれを読んだだけで、「やめよかな」と思わせる一文なのだ。
でも、やらなければならないのだけれど。

●霹靂
青天の霹靂、とはまさにこのこと。
目の異変に気付き眼科に行ったのが一昨日。
本日、精密検査を行った。

右目に点眼薬を落とす。
瞳孔を開くための処置なのだそうだ。
1時間ほど待ち、診察室に入った。

健康診断の眼底検査のような器具で
目の中を女医さんが点検する。
眼球を上下左右に動かし、さらに
レンズのようなものをつけてさらに目玉の中を検査した。

「穴があいている」
「????」

何が起こっているのだろう。

一昨日から、目の中を浮遊物が動きはじめた。
例えば、ディスプレイを見るとき、
その前をふわふわごみのようなものが動き回るのだ。

痛くもかゆくもないが、非常にうっとうしい。
それを「飛蚊症(ひぶんしょう)」ということを
息子の指摘で知り、インターネットで調べて見た。
加齢によるところが大きいのだそうだ。

しかし、今回の診察で
「網膜裂孔」と判定された。

網膜に穴があいている、という。
放置すると、そこから硝子体がしみだし網膜剥離となる。
大学病院で手術、なのだそうだ。

それを防ぐためにレーザーを穴に照射してふさぐのだが、
見つかったからには
一刻もはやく処置が必要、ということで
本日14時半に行うことになった。

息子とシカゴの娘に母親が電話。
娘から即座に網膜剥離についての情報が返ってきた。

今、13時半。
食事をし、同意書にサインして再び病院だ。

一体どうなることやら。


6月20日(水曜日)
●爆発
昨日、渋谷東急本店近くの「モダン銭湯」が大爆発。
かつての銀幕の大女優・山本富士子が住む高級住宅地・松涛は目と鼻の先。
建物にいた従業員の女性が亡くなった。

爆発の瞬間の防犯カメラ映像をテレビで繰り返し放映していた。
1台のバイクがその建物の前を通り過ぎた。
その、直後大爆発。
通りすがりの何人かが重症らしいがバイクの男性は間一髪で命拾い。
今頃、その話で仲間内で盛り上がっていることだろう。

女性専用の銭湯、今SPAと言うらしいが、の社長が涙ながらに記者会見。
40過ぎの少しふっくらした美人の部類に入る女性だった。
業界では有名人らしい。

いちおう、しおらしく、涙混じりに謝罪したが、
温泉を汲み上げる機械の管理は外部に委託しているので
彼女の会社は関係ないような口ぶり。
責任逃れの記者会見となった。

卑怯だぜ、女社長。
喪服着て涙を流せばいいってもんじゃない。

管理会社は日立ビルサービスから請け負っていた。
管理会社は、ガスに関しては点検契約に入っていない、と逃げをうつ。
丸投げしていた日立ビルサービス社長も言を濁す。

関係者の話を聞く限り、責任のなすりあい。

みにくいものを見てしまった。



都内は地下1000m以上から汲み上げる温泉が結構多い。
特に、盛り場の「天然温泉」は、狭いスペースに
さまざまな設備を押し込んでいるから
こういう事件が、今まで起こらなかったのが不思議なくらい。

石原都知事は、かなり厳しい条件をつける模様。



犠牲者が出て初めて法整備がなされるつ〜のも
おかしな話だが、これが現実。

これで、SPAブームが多少は沈静化するだろう。

6月19日(火曜日)
●診療
長いこと人間稼業をやっていると、いろんなところにガタがくる。
昨日、目に異変を感じた。
日曜日に育ちすぎた金木犀の太い枝をチェーンソーで切断した。
脚立にまたがり上を向いてやったとき
木っ端が眼球に張り付いたのではないか、と思った。

かかりつけの病院は電話予約できるのだが、
最近、当日受付を行わなくなった。
そこで、飛び込み診療を受けることにした。
9時に到着したが、眼科はすでに大勢の人。
年配の方が多かった。
(かく言う小生も年配だが)
サテライトの女性は、予約の方の間にわりこませる、と言った。

1時間半経過したころ問診。
待てども待てども名前は呼ばれない。
病院の外に出て一服。
2時間半経過しても
後から来た予約の患者が先に診察室に消えてゆく。
自販で缶コーヒーを購入して病院の外で一服。

椅子に座る前に売店へ。
新聞、週刊誌のどちらにするか…
文庫本が数冊並んでいた。
山本一力「ワシントンハイツの疾風(かぜ)」が目にとまる。
時代小説作家初の現代小説、とあった。
「腰巻」には、「恋も仕事も一生懸命!60年代の爽快な青春」
今流行の「60年代」である。

気になって手に取った。
山本一力氏の経歴があった。
高知から状況、都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社勤務…

工業高校から畑違いの業界に入った、山本氏の「自伝的」小説なのである。
広告制作会社勤務というのが気になって購入することにした。

書籍の価格は税抜表示だ。695円は税込み730円。

3時間後に呼ばれ、5分で診察は終わった。
3時間待ち3分診療を絵にかいたような状況だった。
が、小説は面白く、もっと早く買えばよかった、と反省。



山本氏は小生より4歳年下の団塊の世代だ。
家庭の事情で母と妹が先に上京し、山本少年は一足遅れて後を追うことになる。
昭和30年代、高知から東京へ出るのは大仕事だった。
高知の中学時代は2人の親友がいた。
東京へ旅立つ友を送る心遣いが詳しく描写されているが、
親友の親も理解を示し、「大人」として扱ってくれた。
この友情が、「いい時代」だったと思わざるを得ない。

四国から本州へ渡るには、今みたいに橋がかかっているわけではない。
宇高連絡線で「船」を使う。

昭和40年代、私も仕事でこの船に乗ったことがある。
国鉄のマークが入った船を見たときは驚いた。
もっとも、旧日本陸軍も物資輸送用の潜水艦をもっていたのだから
鉄道会社が船を持っていてもおかしくない。
青函連絡船も国鉄所有だったのではないの?

山本少年は、小田急の母と妹が暮らす代々木八幡の新聞販売店で
新聞配達をしながら中学・高校時代を過ごす。

受け持ち地域が、当時米軍将校用住宅だった「ワシントン・ハイツ」。
そこで、彼は英語の日常会話を身につけた。
後に、旅行会社に就職したときに役立つことになる。

中学卒業時、山本少年は故郷に戻りカツオ船に乗りたい、と漠然と思っていた。
それが、自分の置かれた状況では妥当な選択だった。
ところが、担任の先生が都立高校受験をすすめてくれた。
結果は、みごと合格。
真っ先に、先生に報告。抱き合って先生は喜んでくれた。

当時は、学区制があって都立高校全盛時代だった。
(私が受験したのは、第6学区だった。)



とにかく、置かれた環境に負けず、山本少年は前向きなのだ。

外国の少女と文通したり、教会に行ったり、ピアノを習ったり…
(海外文通は、私の高校時代にも流行っていた。
私は、オーストラリアとオーストリアの同世代の女性と文通していたもんね)

これが、後々、女性との付き合いで「いい方向」に向いてゆくのだ。



高校卒業後、就職した会社は工業学校推薦の会社だったが、まるで身が入らない。
銀座8丁目のヤマハで知り合った女性が、
旅行会社の中途採用情報を見つけて、応募してしまう。
山本青年は、試験にパスし、KNツーリスト(近畿日本ツーリスト:通称 近ツリ)に就職。
勤務先が有楽町。
(これまた懐かしい。私も有楽町で下車して銀座1丁目の会社に通っていた。)

ここで、いろんなラッキーが加わり、時に苦い思いをしながら
恋と仕事に打ち込んでゆく。

彼と彼女がデートする昭和40年初頭の銀座は
私が過ごした銀座と一致する。
VANや平凡パンチの創刊など、なつかしい事象のてんこ盛り。

当時は携帯電話などなかったからな〜
彼女と連絡をとりたくてもとれない、不安、いらいら…
今の若いのには到底理解できないだろうが、
恋愛は多少障害があったほうが、燃え上がるもんだ、と
小生、遥か昔を思い出しましたよ。

日比谷公園をぶらついた後、若い二人が行き着く先は、
今は、ラブホだけど、昔は「連れ込み旅館」という表現だったもんな〜。

小説では「湯島」が出てくるけれど、当時は有名な連れ込みゾーンだった。
朝は、上野寛永寺の鐘の音などが聞こえてきて…
(私のことじゃないよ)

山本青年は、2股3股をかけての大活躍。
最後はばれてしまって苦い思いをするのだが、
これもまた、青春。



山本青年は旅行業界、小生は広告業界。
やってきたことは、山本青年に負けるけど、
昭和40年代万歳!ね。

社会的な事件も織り交ぜて
すぎた昔が走馬灯のように…思い出されましたよ。
解説を怪優・江守徹が面白くやっております。

小説を読むのは久しぶりだったが、一気に読了。

6月18日(月曜日)
●からす対策
町鳥はからす、といってもいいほど多い。
あるときなど、鉄塔の高圧線にびっしり止まっていた。
会議を開いているような感じだった。
彼らは高い知能をもっているので、
果物や野菜がとれはじめるころになると、
猛烈な食欲で食い荒らし始める。

わが家のジョンは目の前の自分の餌まで食われている。

昨年も、大粒のトマトを何個やられたことか。
色づいて明日は収穫と思っていたら
彼らも目をつけていたらしく、ことごとくつっつかれていた。

今年のトマトはかなり良いできなので
当然、屋根の上から狙っているだろう。
そこで、周囲に支柱を立てテグスを張り巡らせることにした。

※トマト畑は2面あるのだが、私にしてはていねいに作ったつもり。

この仕掛けはかなり効果があるらしい。
何重にも張り巡らせてあるため、
逃げるときに羽根を広げることができない。
これを嫌うのだそうだ。
さらに、古いCD−ROMをぶら下げた。
鏡面が太陽に反射してきらきら光る。
これも嫌いらしい。

本当に効果があるのか楽しみ。


6月17日(日曜日)
●ZODIAC
「ゾディアック」昨日封切られたサスペンス映画。
幸手シネプレックスへ。

1960年代後半から1970年にかけて
サンフランシスコ近辺で実際に起こった
連続殺人事件をもとに製作されている。
実際は迷宮入りの事件だ。

幸手シネプレックスは10スクリーンくらいあるシネコン。
主力作品は1、3といった入口に近い大きなスペースで上映されるが
「ゾディアック」は8。中程度のスペースだった。
珍しく30人以上入っていた。

ジョディ・フォスターの「パニック・ルーム」の監督と同じ。
ジョディ・フォスターといえば「羊たちの沈黙」が印象に残る。
同じような猟奇事件を扱った「ゾディアック」が
「羊…」と同じくらい面白いといいけれど…



映画は平和な情景から始まる。

郊外の住宅地の宵。
家々には明りがともり、どの家も前庭で家族が遊んでいる。

車を運転する女性の車内からカメラが街を映している。
このあたりのお祭りなのだろうか。
遠くでは打ち上げ花火が上がっている。
とある家の前で待っていた男を乗せて
繁華街のレストランに行くが満員。
とりあえず静かなところへ…と公園の駐車場へ。
そこへ車がやってくる。
近くに止めたあと、そのまま去ってゆく。
周囲は暗くなった。
男はこれから起こることに期待をしていたが
再び車がやってきて2人の車をヘッドライトで照らし
男が近づいてくる。
…また邪魔しにやってきたのかと思った途端
開けた窓から拳銃が差し込まれ若い男めがけて発射された。
恐怖で凍りついた女性の側に回り込んで再び容赦なく発射。

※第一の殺人の犠牲になった若いカップル

拳銃を発射した男から警察に電話が入り事件が発覚する。
奇跡的に若い男は命を取りとめた。

※第二の犠牲者はタクシードライバ。首を撃たれた

その後も殺人事件が続き、
そのたびに誇示するかのように電話が入り
新聞社のサンフランシスコ・クロニクルに犯人から手紙が寄せられる。

※湖で彼女と一緒のところを襲われた。女性はナイフでめった刺しで死亡。
男も刺されたが助かった。彼の記憶から襲った男の姿が再現された。
描いたのは、サンフランシスコ・クロニクルのロバート・プレイスミス。
この映画にも出てくる。



映画が始まった当初は
次から次へ事件が起きるので緊張しながら見ていたが
警察と新聞社で犯人探しをする頃から
平板になり、ちょい眠くなった。

「羊たちの…」と比べると、事実に即して作っているのか
盛り上がりに欠けるようだ。

犯人と思われる男の住居を突き止め刑事が踏み込む。
「羊たち…」にも、ジョディ・フォスターが犯人の家に忍び込む
シーンがあったが、その緊迫感に比べると平凡そのもの。



約2時間半の長編。
そのまま眠り込まないようにご用心。

結論。
あまり期待してゆかないほうがいい。

6月16日(土曜日)
●ちょっ採れ
キュウリがぽつりぽつりとれるようになった。
でも、幹は細いし葉がやられている。
予断は許さない。

4本あるブルーベリーの一番背の低い木が
今年初めて実をつけた。
なんと、大玉だった。
早くも熟したものが数粒。
早速食してみた。
酸味が少ないほのかな甘さだった。
来年に期待。

●ビアンキ
6時ちょい過ぎ。
ジョンと早朝の散歩。
とはいえ、周囲にさえぎるもののない畑の道を歩くと
日差しがまぶしく、すでに肌にチリチリ。
真夏だね…

灌漑水路の脇で自転車を降りて水面をのぞいている
老夫婦と思われる2人がいた。
男性はヘルメット着用の完璧なスタイル。
珍しいデザインの自転車だった。
女性はごく普通のいでたち。
乗っている自転車はママチャリ。

男性の自転車は、ペパーミント・グリーン。
ん?
それとなく近づいて観察すると、
思ったとおりイタリアの名車、ビアンキだった。
街乗りに注目の車種、ミニベロ。
恵比寿、代官山から渋谷までとか
赤坂、青山、六本木などを走るには最高のおしゃれな自転車。

車輪が小さい分、サドルがピンと上のほうまで張り出し
すこぶる、おしゃれなシルエットだった。
雑誌で見かけるのはほとんどストレートハンドルだが
その方のはドロップハンドル。
ポタリングだけでなく遠乗りもこなしますよ、という風情。

このような場所でこのような自転車にお目にかかるとは
夢にも思いませんでしたよ。

男性はかなり年配だった。
「ビアンキですね。乗りやすいですか?」と
思わず聞いてしまった。
彼は、軽くて疲れない、と言った。
定年後に子供が買ってくれたのだそうだ。
いい息子を持ったものだ。

人も車も少ない休日の早い時間に
景色を楽しみながらゆっくりべダルをこぐ老夫婦。
奥方の自転車を少しグレードアップすれば
お似合いのカップルだったのに、ざんね〜〜ん。

●快晴
一昨日、関東甲信地方が梅雨入りした。
と、思ったら2日連続で雨など降る気配がない。

朝5時に目覚めバックヤードをのぞくと
強い日差しが木々の間から射していた。
涼しいうちに作業をやらないと…

※雑木林の向こうが「東」。早朝から強烈な木漏れ日

で、即、起床。
新聞に目を通し、
ジョンの散歩、バックヤードの雑草刈り、
キュウリ伸長用ひも張り、トマト摘心、
ピーマン、ナス周りの土の掘り起こし、
野菜畑周りの雑草取り、野菜の水やり…

普段なら9時過ぎにやっている作業を
一気に終わらせてしまった。

7時朝食。
9時45分、春日部ロビンソンへ腕時計の電池交換。

午前中に、あらかたのことを終わらせることができた。
夏は早起きに限る。

6月15日(金曜日)
●犯人逮捕
杉戸の居酒屋女主人殺害事件の犯人がつかまった。
宮代の住人だった。
宮代町須賀、土木作業員佐藤英紀(えいき)容疑者(45)。

読売新聞情報

5月10日深夜から翌日未明にかけて、同店内で牧内さんの顔面などを殴るなどしたうえ、
首を絞めて殺害。牧内さんの財布から現金数万円を奪った疑い。
佐藤容疑者は同店で数回、客として飲食したことがあったという。
捜査本部は、佐藤容疑者が5月から家賃を滞納していたことなどから、
現金を奪う目的だったとみて動機を追及する。

犯人像につき、いろいろな憶測が乱れ飛んでいたが
全てはずれ。
ただ、杉戸の住人ではなく、宮代という点は正しかった。

6月14日(木曜日)
●またも、バラバラ
元妻を殺害し死体を切り刻んだ男が
加担した女と出頭した。
この男、NHKの集金人だった。

職員の性犯罪が続出していたと思ったら
今度は外部団体のとはいえ、NHKの名前で仕事をやっている奴が
究極の殺人を犯してしまった。

しかも、3階建ての1階に元妻が子供と暮らし、
3階にこの男と、新しい女が暮らしていたという異常性。

NHKは災難続き。
というよりも、規律がゆるゆる。
社員、社会人以前の人間性が問題だ。

●身売り先
コムスンの不祥事で親会社のGWG会長、折口は
グループ内の介護事業を一括買収の意向を伝えた
介護最大手「ニチイ学館」とトップ会談を予定しているそうだ。

介護ホーム事業に進出している「ワタミ」は、ホームの引き受けを
表明していたが、このままゆくと、話はポシャる。

面白いのは、介護費用の不正請求の発覚で、処分逃れを繰り返していたコムスンだが、
自分たちが脱法行為をやっていたことを棚に上げ、折口会長は
介護事業の売却先企業の問題がないかを評価する第三者機関を設ける意向だそうだ。
笑っちゃうよな。
こんないびつな感覚の持ち主が
経団連理事をやてちたというのだから、経団連の連中も見る目がない。

ちなみに、ホストクラブ従業員のような折口のヘアスタイルを
「コブラ・カット」つ〜んだって。
今朝の、週刊誌の広告に書いてあったぜ。

●悪の連鎖
日本が経済制裁を与えている北朝鮮に利益をもたらそうとしたのが
元公安調査庁の長官だった。
彼に話を持ちかけたのが、
ぬわんと、元日本弁護士連合会会長だったとは!
しかもこの男、朝鮮総連の代理人でもあった。

土屋公献(こうけん)という男は、「弁護士連合会」というから
あまたある弁護士グループを束ねる法曹界の頂点にいた人物だろう。
このドンと緒方元長官は司法研修同期というから「同じ釜の飯を食った仲」。

こういう奴らが、北朝鮮に深い理解を示していたとはね…

何かを握られていたか、金で横っつらをはたかれた、としか思えない。



今、ヨーロッパで日本人留学生拉致の手引きをしたともくされる
日本人の女2人が国際手配されたが、
彼女らは、元よど号乗っ取り犯の妻たちで、今も北朝鮮で暮らしている。

また、北朝鮮は核弾頭搭載可能なミサイルを日本に向けているとも伝えられる。



このような国家の手先として
公安庁や弁護士会のトップが動いているという事実。
徹底的に取り調べ、真相をゲロさせなくてはならない。

●変節野郎
公安庁といえば、国家に不利益をもたらそうとする個人、団体などを監視し
摘発、告発する機関かと思っていた。
悪名高い戦前の「特高」は軍国体制維持のために理不尽な行いが多かったが
戦後平和国家では、もっぱら宗教・政治団体や、
共産・独裁国家の出先の監視を行っているのだろうね。

公安庁の元長官緒方氏が、こともあろうに北朝鮮の出先機関、
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の土地と建物を購入していたことが発覚。

記者会見で緒方氏は、売買を引き受けたのは「在日朝鮮人の権利擁護のためだった」と主張。
契約が表面化したため資金調達が難航したとし、契約は違法ではないと強調していた、そうだ。

この御大、職業は弁護士。
だから、 「契約は違法ではない」などと言っている。

合法なら何をやってもいいのかね?
この御大の前歴は「公安」である。
日本国家に弓を引くような国家に対しびしびし取り締まる機関の親玉だぜ。



九州で妻と幼子を殺人で失った夫が孤独な戦いを行っている。
対する、犯人には20名以上の弁護士がついている。
「死刑廃止」の立場をとる弁護士団らしいが、これにも憤りを感じる。
社会の耳目を集める事件に首を突っ込み、売名とは言わないまでも
「死刑廃止」をPRしようとする。
そして、妻を強姦・殺害、幼児を投げ落とし殺害した極悪犯に
入れ知恵をして裁判を長引かせようとする。
事件の遺族としては、なんともやりきれない。

民主主義の「ころも」をまとった弁護団の暴力としか言いようがない。



元公安庁長官の緒方御大も、
自分の立場を忘れて、
「在日の権利擁護」のために行ったなどと
ほざいているが、
正義の方向が、大いにちがうのではないかい?

6月13日(水曜日)
●驕り
上手の手から水が漏れる…
はたまた、驕る平家は久しからず…

業界最大手・英会話の駅前留学「NOVA」が行政処分を受けた。
今後半年間、長期の受講契約は禁止となる。

いつでも受講できる、というので契約した人が
希望日に受講できなかったという。
また、クーリングオフが不利になるような
はなはだ不透明な契約。

ピンクのうさぎをキャラに
CMをじゃんじゃん流して客を集めた。
制作したのは確か電通。
広告屋は、スポンサーの要求に従っただけなので類は及ばない。
制作料の取りっぱぐれもない、というおいしい商売。



介護ビジネスの最大手コムスンも
この業界から撤退するのに急がしい。



両社ともサービス産業。
両社ともに急速にのしあがった。
右肩上がりの成績に有頂天。
経営者は「こわいものなし」という心理状態になるんだろうな。
このため足元がおろそかになった。

自業自得。

6月12日(火曜日)
●責任
<ナチス強制労働>被害者に補償金を完済 約7000億円。
という新聞記事。

こういうことに取り組んでいたとは知らなんだ。
先祖の悪行への補償をきっちり済ませる。
いかにもドイツらしい。

記事の続き

ドイツ旧ナチス時代の強制労働被害者への補償を目的とする財団
「記憶・責任・未来」(本部ベルリン)は11日、被害者に支払いを予定していた
約43億7300万ユーロ(約7104億円)をすべて払い終えたと発表した。
00年8月設立の同財団は、翌年から旧東欧を中心に生存する
強制労働の被害者に補償金を支払ってきた。
補償金を受け取ったのは100カ国以上の約176万5000人に及ぶ。

補償は正式な損害賠償ではなく、道義的なものとされ、
1人あたりの補償額は被害の種類に従って7500〜2500ユーロに固定された。
最高額の7500ユーロは、強制収容所で労働に従事させられた人々が対象となった。

連邦議会と連邦参議院は00年7月、財団設立法を可決。90年代後半に、
強制労働に関与したドイツ企業への集団訴訟が相次いだことが財団発足のきっかけだった。

補償金の半分はドイツ政府が負担し、残りは被害者を働かせていたフォルクスワーゲン社や
バイエル社など約6500の企業が負担した。
補償金の完済は11日、財団理事会に報告された。
12日にはベルリンの大統領府でケーラー大統領やメルケル首相が出席して
完済を記念する式典が行われる。



日本はどうか?
韓国人従軍慰安婦。
韓国人強制労働。

当時、日本の植民地だった韓国に対する非人道的な行いに対し
該当する韓国人が訴訟を起しているが、日本の対応は歯切れが悪い。

従軍慰安婦の責任は軍部だが、当時の軍部は消滅しているから国家が、
強制労働は、強制連行された先の企業。
ただし、満鉄は消滅しているから責任は国家。
さらに、たぶん三菱などの軍需産業や鉱業関連の企業がからんでいるだろうから
今も存続する企業が責任の一端を担う。

対象となる人数は、ドイツの176万5000人よりはるかに少ないだろう。
旧枢軸国同士のドイツを見習い
日本も国家と当該企業で財団を設立しませう。

OECDで経済発展著しく、軍事費でも日本を追い越した中国に
金をばらまくようなアホなことは即やめて、
韓国人への補償に使用したほうが
よっぽど正しい金の使い方ではあるまいか?

●人間性
介護費用の不正請求で
GWG(グッド・ウイル・グループ)の
折口雅博会長がピンチに陥った。
事件発生当初はグループ内企業に
コムスン事業のグループ内企業へ移管、
コムスン社長退陣、で社会の批判をかわそうと画策した。

声明発表だけで、マスコミに姿を現さなかったが
このままでは、本丸の人材派遣事業にまで
イメージ低下という悪影響を及ぼすとの判断から
戦術を一変させ、テレビに出まくり状態となった。

記者からの質問ににはていねいに答えているようではあうが
都合のいい自己弁護に始終する姿勢は一貫して変わらない。
グループ企業のためとはいいながら、
とどのつまりが、自己保身でしかない。
これまで味わった豪華な生活と華やかな交流との決別を恐れているのだろう。
だから、GWGグループの会長職には居座り続ける。

相変わらず、頭髪が極端にふくらんだ
オールバックのとんでもないヘアスタイル。
実業家、(といっても人材派遣と介護というサービス産業。
時代の波に乗った虚業であるが)というより
夜の新宿のホスト業が似合いそうな風貌だ。
なんとも、うさんくさい雰囲気が漂ってくる。

テレビを起死回生の媒体として利用するなら
もっと自分のイメージ戦略を考える必要があるはずだ。

社会をなめきっている態度は、
ほりえもん、村上ファンドの村上に似ているね。

みなさん、六本木ヒルズの住人だった。



元ジャイアンツの桑田が39歳にしてメジャーリーグの
パイレーツでデビューした。
相手はヤンキース。
昔の同僚、松井に対し4球で歩かせてしまった。
Aロッドにホームランを打たれ降板した。

ジャイアンツ時代は、無口で可愛げなく
あまり好きなタイプではなかったが、
アメリカにわたり、アクシデントに見舞われながら
大舞台に立つことに賭ける彼の人柄を見直した。

試合後のインタビューがさわやかで
真摯な姿に胸が熱くなりましたよ。



いかさま師のような折口会長と
その対極にいる桑田が
同じ日のマスコミを賑わしている。

人生のいい勉強になりますな〜。

6月11日(月曜日)
●あらら
こんなニュースが流れた

安倍晋三首相(52)が内閣官房副長官だった03年、
厚労省から事業所指定の打ち切り処分を受けた訪問介護最大手コムスンの
親会社グッドウィル・グループの折口雅博会長(45)と
コムスンの広報誌で対談し、がっちり握手しているツーショット写真や、
同社を評価した発言が9日までにネット上に多数転載され始めた。
参院選を前に支持率回復策を練っている首相にとっては
何ともタイミングの悪い“流出”となっている。


●似非の末路
「日本で妻や娘と一緒に暮らしたかった…」
革命家を気取る男が、なんとも落差の大きい
小市民的な理由で北鮮から帰国したものだ。

国家を転覆させるという「一大事業」に身を投じたのであれば
彼の地でチャンスをうかがい、
密入国して同士を結集するとか、
それがかなわぬなら、あちらの骨となるくらいの覚悟であって欲しいね。

赤木邦弥(52)と名乗るその男は
6月5日、望郷の念にかられ帰国し
旅券法違反でその場で逮捕された。

彼は「よど号」乗っ取りグループと北朝鮮で活動し
米村という旧姓だったが、グループメンバーの赤木志郎容疑者
(59)の妹(53)(03年4月帰国)と結婚。
養子なのか身分を隠すためか、女の姓を名乗っていた。

グループが暮らす平壌郊外の「日本革命村」で、
彼らは何をやっていたのだろうか?

北鮮にとって、都合のいい兵隊だったのだろう。
忠誠心を試すために、彼らに同胞である日本人の拉致を命じたのではないか。

ウィーンでは、留学生の松木薫さん、石岡亨さん
デンマークで、有本恵子さんと接触し、北朝鮮工作員に引き渡したのではないか、
という疑惑が浮上してきた。

当時は青年だった似非革命の士も
いつの間にか歳だけはとってしまった。
叶わぬ夢に失望し、つのるは日本で暮らす妻子との平和な生活。
そして、あろうことか、恥も外聞もなく帰国した。

あまりにも身勝手過ぎはしないか。

拉致された前途ある青年たちはどうなる!
生存を信じ帰国を切に望んでいる家族はどうなる!

売国奴には厳罰を!!

6月10日(日曜日)
●俳句
ボケ防止に「脳トレ」が流行っているようだけど、
俳句のほうがよっぽど効果がある、という研究結果が発表された。
俳句の盛んな四国・松山発というのが面白い。

句をひねる時の多角的な思考が脳の働きを強めるのではないか。
また、句作が、計算よりも強く前頭前野を活性化させるのは、
数字より複雑な言語を扱って頭を使うからではないか、という。

俳句愛好者は年配者が多いが、
期せずしてボケ防止にもなっていたということか。

川柳はどうだろう。
季語を入れなくてもいいので
取り組みやすいか、というと全くその逆。
人情の機微、社会風刺などを
575でずばり表現するのは結構むずかしい。

ということは、
俳句よりさらにボケ防止に役立つかもしれない。

6月9日(土曜日)
●トマト
今年のトマトは元気がいい。
幹は太く、実の間隔が狭く1つの房に3〜4個ついている。
ミニトマトは鈴なり状態。
先日わが家に来たお百姓さんが
プロ以上のできばえ。
これなら出荷できる、と驚いていた。

トマトだけは毎朝、摘心。
曲がった幹を紐で支柱に結わえて矯正をしている。
小さな脇芽は爪で切り取るのだが、
トマト独特の青い匂いがなんともいえない。
16本の苗から、今年はいくつ収穫できるのだろうか。

●遺跡調査
わが家界隈は大宮台地のはじっこで、
縄文、弥生時代の遺跡や生活具が発掘される。
このため、開発前には必ず遺跡調査が行われる。

昭和21年のカスリン台風で周辺が水浸しになったが
ここは無事だった、という。
なにしろ「山」という名のつく土地だから
この町では高台の部類に入る。

大昔、我われの先祖がこの辺で生活していたんですね〜。
彼らも洪水の被害を受けない場所を
ちゃんと把握していた、ということなのだろう。

第2次調査では、何か発見されたのだろうか。

6月8日(金曜日)
●恒例のおわび
コムスン樋口公一社長と親会社の会長、折口雅博氏が
雁首を揃え記者たちの前で深々と頭を下げた。
不祥事を起した企業の、おなじみの光景だ。

正面からとらえた顔がちょっと変わっていた。
頭髪が異常にふくらみ
できそこないの「かつら」のようだった。


絶頂期の写真を探して見たら
額は相変わらず広がっていたが
頭髪はさっぱりとカットされ、若手政治家の雰囲気。
インタビュー時は、目にうっすらと涙を浮かべていたが
コムソンの社長は退陣するのに総帥は、地位に居座ることになった。

コムスン出版という自前のちょうちん持ち出版社から
「プロ経営者の条件」という自画自賛の自著が発行されていた。




ウィキペディアで彼のプロフィールを参照。

1961年6月11日生まれ。東京都大田区出身。
実家はサッカリン工場経営で裕福であったものの、発癌性確認による法規制で倒産。
生活保護世帯の中で育つ。
その後、他に合格した埼玉県立熊谷高等学校へは学費が原因で進学できず、
陸上自衛隊の少年工科学校(自衛隊生徒)を経て、防衛大学校に入学。

1984年防衛大学校理工学本科理工学専攻卒業。任官拒否し、同年に日本ユニバックに入社。
翌1985年には日商岩井(現・双日)に入社。
日商岩井では東京・芝浦の巨大ディスコ「ジュリアナ東京」の仕掛け人として名を馳せる。

その後1992年に日商岩井を退社し独立、1994年にはジュリアナ立ち上げの経験を生かし
六本木にディスコ「ヴェルファーレ」をオープン。
翌1995年にグッドウィル・グループ(以下、GWG)を設立している。

企業人としての経営や社会福祉への寄付等の実績から表彰歴として紺綬褒章受章、
日本赤十字社社長表彰、経済界大賞(経済界主宰)、青年経営者賞を受賞している。

2004年には経団連理事に就任しているほか、2005年には紺綬褒章を受章している。



45歳の若さで、もう紺綬褒章受章者とは…

坊ちゃんからガキに転落という幼少時代の境遇が、
貧困に対し極度の嫌悪感を植えつけたのだろうか。
金を得るためには手段を選ばないという、プロの経営哲学。
最近の言葉では「品性に欠ける」。
陸上自衛隊の少年工科学校といえば兵隊の育成学校。
これでは、うだつがあがらないと、防衛大に進学したから頭は悪くない。
学費は税金でまかなわれるのだから、私費は一切かからない。
しかも、大学では給料も支払われる。
これで国防の職につけば、国に恩返しができるはずだったが、任官拒否。
ロハで教育を受けて、後ろ足で砂をかけるようなことをやった。

彼の野望は国防では達成できないものだったのだろう。

卒業と同時にコンピュータ会社の日本ユニバック入社。
ビジネスコンピュータ全盛期で、ここでふんばれば業界で成功したかもしれないのに
野望と上昇志向とスケベ根性で、翌年に総合商社・日商岩井へ鞍替え。
芝浦の巨大ディスコ「ジュリアナ東京」の仕掛け人として名を馳せた。
軍人養成学校出身者が、軟派な仕事に従事した。
結局、水商売が水に合っていたのだろう。

ディスコの仕掛け人から10年後、介護ビジネスに転進。
そして9年後には経団連理事。
グループ本社を六本木ヒルズにかまえる。
あの、虚業の象徴、悪の巣窟に。

介護が必要な人たちの、わずかな年金を吸い上げてですよ。

青年実業家の素顔はこんな卑劣な奴だった。

コムスン社長は辞任という。
子会社の「トカゲの尻尾きり」で自分は生き延びようとする。
経営者の風上にもおけない資本主義社会のキム・ジョンイルのような奴だった。

勲章をあげた連中も経団連に推薦した連中も彼の正体は見抜けなかった。

昔、豊田商事の社長がマスコミの目の前で刺殺されたが
あこぎな商売の果てだった。
あれは、投資の詐欺商法だった。
率のいい投資話に目がくらんだのだから、騙された側にも非はある。
しかし、コムスンの場合は、「介護」という
最も弱い立場の人たちを隠れ蓑に不正申請で国を騙していたのだから
悪質きわまりない。
「ほりえもん」のほうが可愛く見える。

折口会長は「介護を食い物にしたと言われても仕方ない。
ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」と述べたが、
「仕方がない」とは片腹痛い。反省の色がない、ということではないか。

マンション構造偽装問題で国会に召喚されたとき、
議員に毒づいたヒューザーの社長だったが、彼も一部被害者だった。
とんでもない経営者だったと思ったが、
その後の経過を見るに、彼のほうがしおらしく見えるね。



姉歯元建築士は、頭をかつらで偽装していたが、
折口氏は、かつらのような頭髪をばっさり切り落として
土下座するくらいの姿勢を見せ、会長職を退くくらいのことをしなきゃ
社会は許さないだろうな。

ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスのような
実業で大成する若い経営者つ〜のが日本には育ちにくいのかね。
ほとんどが「金の亡者」のように思えてくる。

6月7日(木曜日)

●健康診断
年1回、町が行う健康診断日。
いくつかの希望日からこの日の2時10分コースを選んだ。

昨年は、胃のレントゲンの際に飲んだバリウムで腹痛を起してしまった。
看護婦さんから、次回は病院で胃カメラで検査したほうがいい、と言われたので
基本検診だけにする。料金1300円。
一昨年までは無料だったが、町の財政が逼迫しているので受益者負担となった。

身長・体重>尿検>血圧>眼底検査>心電図>医師の問診>採血が基本コース。
胃カメラ、大腸検査は後日、最寄の病院で行うことができる。

午前中コースと異なり参加者は少ない。
年配者ばかり。
3万4千人という小さな町なのに見知った顔はない。

天井を見上げたり、目をつむったりしながら
長椅子で順番を待つ。
「群衆の中の孤独」…社会学者の図書の名前だっけ?
「群衆の中の1つの顔」…これは、映画の題名。
「ママ・ギター」という曲は主題歌だったかな?

1時間ちょいで終わる。
行きはにわか雨だったが幸い止んでいた。
宇都宮はものすごい降りだったようだ。



マスコミはコムスンの生き延びる術を伝えていた。
多くの自治体は否定的。
だが、地方の町ではコムスンの24時間サービス体制は
利用者と家族にとって不可欠な施設なのだそうだ。

年配者は健康に留意し
「ピンピンコロリ」(いやな言葉だね)を
心がけなければならないわけだ。


6月6日(水曜日)
●食い物
老人相手の仕事をしていたコムスンが
そのいいかげんな経営に司直の手が入った。
スタッフの虚偽申請をして仕事を開始し
国に不正請求していたことが発覚したためだ。
これまでも同じような内容で自治体の警告を受けていたが
改善が見られず悪質、とみなされた。

国内に2081カ所ある事業所は最終的に426ヵ所に縮小。
コムソンの訪問介護や介護施設などのサービスを受けているの
6万5千の人たちは、
これだけの代替受け入れ施設がないので大いに混乱する。

コムスンの親会社、グッドウィル・グループは、
コムスンの全事業を、同グループ連結子会社の施設介護会社、
日本シルバーサービス(東京都目黒区)に譲渡する方針を決めたと発表した。

あまりにも素早い対応である。
利用者に迷惑をかけないための措置とはいうものの
オウム真理教が「アレフ」と名前を変えて存続しているのと同じような
胡散臭さを感じてしまう。

そういえば、10年以上も前のことだが、
コムスンを率いるグッドウィル・グループのボスは
芝浦のジュリアナTOKYOの経営を行っていた。
いわゆる、「お立ち台」で有名なディスコである。
その後、六本木に「ベルファーレ」をオープン。
バルブ崩壊とともに、これらはじけた。
そして、彼は、介護関係の仕事を始めた。
彼を知る人から「あいつはくわせもんだ」と聞いたことがあった。

若者相手の娯楽産業から老人相手の福祉産業への転進。
「機を見るに敏」「変わり身が早い」
それにしても、対極にある分野へのすばやい進出であった。
儲かるものに手を出す。
本社は「六本木ヒルズ」。
ITバブルを象徴するビルに入っている。
ほりえもん、村上と同じような世間を欺くことが上手な連中と
「同じ穴のむじな」なのかもしれないよ。

会社がこんなもんなら、国も「年金」に関してはひどいものだ。
歴代社保庁長官は、自民党のお呼びにも姿を見せず
マスコミのインタビューにもだんまり。
責任など微塵も感じていない様子。

食い物にされるのは善良な国民。
それと、社会弱者の老人たちなのだ。

●時計草
昨年、思い切って剪定したらまたまた勢いがよくなった。
今年も、複雑な花がいくつも開いている。


●早取り
苗が小さいうちに実をつけたままにしておくと
苗の発育にいい影響を与えないので早いうちに外してしまう。
このため、ナス、キュウリ、ピーマンが「初収穫」となった。
早速、キュウリに塩をつけて試食。
まだパリパリ感がなく歯ざわりがいまいち。

野菜作りは梅雨を迎えるこれからがむずかしいとき。
久々に、平成4年に購入した「あんちょこ」を引っ張り出した。


6月5日(火曜日)
●ぼったくり
腕時計のバンドがゆるゆる。
春日部ロビンソンのクロックハウスへ行こうかと思ったが
そんな大仕事でもないので地元の店へ出向く。
3本外して、お代は1500円。
ピンを外して詰めるだけにしては高い、と思ったけど
適正価格がどれほどのものかわからなかったので
文句も言わず支払った。

息子が新しい腕時計を身につけやってきた。
2個購入して1つ彼にプレゼントしたのだ。
彼は大型店のテナントで同じく3個外した。
お代は200円。

げっ!!

地元で頼むと7.5倍の1500円!!
どの店とは言わないが、
宮代の時計屋といえば、あそこしかない。

あまりにも差がありすぎはしないかい?
その店は、普段、客が入っているのを見たことがない。
入るのは強烈な西日だけ。
そんなものだから、フリの客など
飛んで火にいる夏の虫。
これさいわいに、普段の劣勢を挽回せんものと法外な値をふっかけた。
外し料1個500円だぜ!
うさんくさい飲み屋以上である。

地元の専門店は青息吐息。
だから少しでも貢献しようと思った仏心が間違いの元。
こんなあこぎな商売をやられては胸くそが悪くなる。
田舎町のケチな商人根性を見せ付けられた。
一時の出来心から吹っかけたのだろうが
大事な客を失ったことは間違いない。
(もし、これが正当な値段というなら、井の中の蛙だ。
世の中の動きに無頓着なら、取り残されるだけ)

●人気ドラマ
ロス在住の映画評論家が、いま話題沸騰のテレビドラマを紹介していた。
その名は「Ugly Betty」(アグリー・ベティ=ぶすのベティ)。
YouTubeで映像を検索。かなりヒット。
木曜8時という激戦枠でヒットしているのだそうだ。

オリジナルは中米コロンビア。
「ベティ 愛と裏切りの秘書室」。
それがアメリカリメイク版で「ぶすのベティ」というタイトルになった。

NYのファッション雑誌の編集部が舞台。
女好きの編集長の秘書として働くベティ。
息子の性癖を知っている社長の親父が、
これなら絶対手を出さないだろう、と雇った秘書がベティだった。

ファッション雑誌という華やかな世界に群がる
美人モデル、おかまカメラマン。
編集者たちもセンスは抜群。
そんな中で、ヒスパニックのベティは
おせじにも美人とは言えない。
歯列矯正しているし民族衣装のポンチョを着て出社したりする。

「みにくいアヒルの子」状態のベティだが
そんなことはおかまいなし。
深いところで「悲しみ」もあるのだろうが
そんな素振りは見せない。
ドジを踏みながらも快活に仕事をこなしていく。

※役の顔(右)
乾いたコメディドラマがアメリカでも大好評。
64回ゴールデングローブ賞で
テレビシリーズ作品賞コメディ・ミュージカル部門で最優秀作品賞
主演の「アメリカ・フェレラ」が主演女優賞を受賞した。

日本のテレビドラマも広告代理店などの業界物があるけど、
そのうち、ファッション雑誌篇も作成されるのだろうね。

Ugly Betty 美人がブスに変わっていく Click--->

6月4日(月曜日)
●銀座
この画像もYouTubeから。
昭和10年の銀座4丁目のムービーから画像を切り出し合成。
きちんと行えば仕切り線を消せるのだが…

視点は三愛側から和光、三越を望むというもの。
のんびりしております。
まだ着物が多い中、洋装の「モダン・ガール(モガ)」が「銀ブラ」ですね。


●地震
13:34ずしん、という音。
傍らにいたミミが飛び跳ねた。
耳を立て目を開き緊張気味。
その後少し揺れたが収まった。

●南京
「南京」と聞いてすぐに思い浮かべるのが「南京豆」。
今では「ピーナッツ」のほうが通りがよく、
「南京豆」と言うのは年配の証拠か。

金町保育園から金町小学校1〜2年といえば昭和23〜5年。
下町は風呂といえば銭湯だった。
連れて行ってくれたのは母親だか祖母だか父親だか定かではない。
風呂そのものより、
帰り道の乾物屋で量り売りの「南京豆」を1合買ってもらい
それを食べながら帰途に着くのが楽しみだった。
以来、この小さな豆は私の好物だ。

ルーツを調べたら、原産は南アメリカ。
江戸時代前期に中国を経て渡来、とある。
だから「南京豆」。
「唐人豆」とも呼ぶようだ。

南京錠、南京虫、南京袋、南京玉…頭に「南京」のつく語も
大陸渡来なんだろうね。

歴史的には「南京事件」が有名。
日本軍が彼の地で虐殺、強姦など非人道の限りを尽くした。

【南京事件】
一九二七年(昭和二)三月、北伐軍の南京入城に際し一部の軍民が諸外国の領事館・
居留地で略奪・暴行を働いたことに対して、
米・英の軍艦が南京を砲撃し多数の中国軍民を殺傷した事件。

【南京大虐殺】
日中戦争さなかの一九三七年(昭和一二)一二月から翌年一月にかけて、
南京を占領した日本軍が中国軍民に対して行なった大規模な暴行略奪虐殺事件。
このとき殺された中国人の数は、極東軍事裁判では二〇万人以上、
中国側の発表では三五〜四〇万人とされる。

同じ「南京」で発生した事件だが、
私が思っていた「南京事件」は「南京大虐殺」のことだった。
日本側は殺された中国人の数を、当然少なく発表している。
その上「虐殺、強姦が行われた事実はない」とまで発言する元軍人、文化人もいる。

高校時代の教科書など持っていない。
たとえあったとしても、南京大虐殺など言及していないだろう。
日中戦争の1つとして簡単に触れられているのだろう。
大学受験用の日本史参考書を確認してみた。
昭和63年山川出版社発行詳説 日本史研究」P414
〜12月にやっと南京を占領した。
脚注に「南京占領に際し日本軍はいわゆる「敗残兵の掃蕩」を行ったが、このさい、多数の中国人
非戦闘員を殺傷したため(南京事件)ため、国際的に激しい非難を浴び、かえって中国人の抗日意識を
ふるいおこさせた」
と、触れているだけ。

また、昭和63年文英堂発行「年表式日本史小事典」P190では「12月南京事件起こる」のみ。
平成3年学研発行「教科書がよくわかる日本史」P337で、
12月日本軍は首都南京を占領したが、国民政府は武漢(漢口)に移り、さらに重慶に政府を移して
徹底抗戦の意志を示した。

どの図書も虐殺の事実は記載していないし、昭和2年の「南京事件」には触れられていない。

ウィキペディアでは
南京大虐殺(なんきんだいぎゃくさつ)は、日中戦争(当時は日本側は支那事変と呼んだ)
初期の1937年(昭和12年)に日本軍が中華民国の首都 南京市を占領した際、約6週間 - 2ヶ月にわたって
多数の中国軍捕虜、敗残兵、便衣兵及び一般市民を不法に虐殺したとされる事件。

中国では南京大屠殺と呼び、欧米ではNanking AtrocitiesあるいはRape of Nankingと呼ぶ。
日本では単に南京虐殺、南京事件とも呼ばれる。南京事件という呼び方は、
不法殺害の他に暴行・略奪・放火も含めて事件全体を論じる場合によく使われる。
なお、この問題は事実存否や規模などを巡って現在でも議論が続けられている。

やはり、昭和2年の「南京事件」は触れていない。
欧米で「Rape of Nanking」と呼ばれているのは初耳。
事件の内容が具体的にわかる呼称だ。

日本軍は報道管制を行ったが、兵隊が内地の家族に送った手紙で事実が広まっていたようだ。
また、当時の首都、南京に滞在していた欧米の外交官、ジャーナリストの記録から世界に事実が報道された。

YouTubeで「南京虐殺」の映像検索すると
中国側から描いたもの、欧米人の目から編集されたもの日本側から作成されたものなど結構ある。
元日本兵の証言も生々しい。

立派な屏風を背にした男が
「強姦したあと、銃剣で突くわけです。死人に口なしですから」などと平然と言う。
こんな日本人がいたのかと思うと恥ずかしい限り。

軍部は。南京の「強姦多発」に懲りて、急遽、当時日本領だった韓国から若い女性を狩り出し
戦場に連れて行き、兵隊の性のはけ口にした。
これが、今も問題になっている「朝鮮従軍慰安婦」のルーツだった。

6月3日(日曜日)
●六大学野球
早稲田の優勝がかかった1戦が行われている。
昨日、慶應が勝ったために完全優勝は逃したが本日勝てば優勝。
試合は始めから早稲田の押せ押せで展開。
1年生の斎藤に完全にやられている。
8対0という大差。
6回裏、デッドボールにフォアボール。
斎藤がちょい乱調気味。慶應4点返す。

甲子園を沸かせた早実のハンカチ王子が早稲田に進み
その熱狂振りを六大学に持ち込んだ。
おかげで、凋落していた六大学野球が息を吹き返した。
最後の早慶戦は3万を超す大観衆となった。

王子さまさま。

6月2日(土曜日)
●行列
「新しい村」の野菜直売所は夏場は9時30分にオープンする。
地元産の野菜は評判がよく開店間もなく売り切れという。

わが家からチャリで1分。
朝食後一服して目的地へ向かう。
9時25分だった。
すでに30名ほどが並んでいた。
本日は「さなぶり」とかいうイベントが開催される。
店舗前のテラス周辺はテントが立ち並び準備中。

売り物の野菜の苗や花が置かれ、それを見ている人も大勢。
定刻にドアが開き並んだ人々が整然と入店するか、と思いきや
テラスでぶらぶらしていた「じいさん」「ばあさん」が
争ってどやどや入り込んだ。
並んでいる人たちはアホみたいなものだ。

たぶん、毎朝こういう状態なのだろう。
「結」のスタッフの皆さんはこういう状況をどのように見ているのだろう。
開店時はロープを張って「整列入店」を実行していただきたいものだ。

関西は「整列」という行為が苦手らしく
地下鉄のホームはひどい状況らしいが、
宮代の一部年寄りは、関西のおばちゃん並みであるからして
ロープ誘導を図らなくては、
きちんと並んでいる人たちに対し失礼であるよ。

6月1日(金曜日)
●歴史映像
YouTubeは第二次世界大戦の記録映像が豊富だ。
特にヨーロッパ戦線では
連合軍撮影に加えナチスドイツが克明に記録したフィルムが結構多い。
ヒトラーとエバ・ブラウンと閣僚が山荘でくつろぐカラームービー。
ドイツのアグファ・カラーなんだろうね。
親衛隊、武装親衛隊の若者たち、
ムッソリーニを救出したオットー・スコルツェニー、
SS大将ゼップ・ディートリッヒなどなど
書籍でしかお目にかかったことのない軍人が次から次へと現れる。

保存の方法がわからなかったので、こういう貴重映像をいつも見るばかりだった。
ところが!
ダウンロードできるソフトが存在した。
早速使って見た。
とりあえず4本保存。
実に簡単。

DownLoad映像:ベルヒテスガーデンのHitler&Eva-->Click

ヨーロッパ戦線、太平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争…
膨大なコレクションができるばずだが、
これをやっていたら、運動不足になりそう。

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