田舎三昧の生活と意見

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2006年7月
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Web Camera


■Contents■
01 法事
02 軽快車
  収穫
03 マジック
04 面目躍如
  好対照
  蛇
  ヒデ引退
05 殿、ご乱心?
06 ミサイル発射地点
  北鮮取材団
  ミサイル

07 ニューバージョン
08 新種
  最高・最愛
  むくげ
09 シンプル

10 かぶと虫
  イタリア優勝

11 空虚
12 初セミ
  朝の風景
13 誤算
14 120発
  終了
  おかしな奴
  明暗
  大盤振舞
15 猛暑
16 自白
  言葉のあや
17 大トロ

18 立ち位置
19 雨
  紙面ジャック
  萌え

20 晴れ間
21A級・B級
  コンビニ変貌
  夏休み

22 戦慄
23 格上げ
   視点

  

24 天災
  造語雑誌
25 ポプラ並木
26 退社
  梅雨明け
  疑惑の文書
27 セミ
  減額
28 助平教師
  くり
  きじ
  言葉遊び
29 無線LAN
30 梅雨明け
  DELL
31 源流

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Category
Area
Area2

Case
Culture
Expression
Ginza
History
Hobby
Movie/Drama
PC
Politics
ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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Last Modified 060731

       

 


7月31日(月曜日)
●源流
宇宙旅行より安いが
地球旅行では一番高額ではないか。

JTBが、6泊8日、2人1組約800万円というツアーを発表。
場所はインド洋に浮かぶ人気リゾート「モルディブ」。
その小島を貸し切りにしてしまう。
15分で1周できるほどのミニアイランド。
コテージが4棟。
美容師、ダイビングインストラクターも同行。
30人の現地スタッフがおもてなしするという。
食事は「星空の下のビーチ」で
シェフが希望に合わせた料理を作る。

※インドの先にあるモルディブ。無数の小さな島で構成されている。

※諸島の一番大きな島、マレ。波打ち際までびっしり家が並ぶ。島の最大直径が1609mという島もある。
そこの右に赤丸で囲った島があるが、今回のツアー企画は、こういう小さな島を貸しきるのだろう。
マレの隣の珊瑚礁には飛行場があるから、3000万の追加でこの空港に直行するのだろう。
滞在中に地震が発生し、津波に襲われると、滞在しているちっぽけな島は、波にひとのみにされそう。

今回募集の1組は15人までで、
1人分の追加料金が大人98万円、子供83万円。
大人15人の場合の合計2070万円。
3000万円の追加でプライベートジェット機で
現地まで送迎あり。

大人15人がジェット機でモルディブ入りをしたら
5000万円を超す大名旅行!!
徳川将軍の日光御成や、
地方大名の参勤交代なみの費用じゃないの?

JTBでは初年度10組の販売目標をあげている、とか。



当然、庶民には手が届くはずがない。
富裕層を狙った企画なのだが、
上流、中流、下流と格差社会の中でも
上流のまた上、「源流」つ〜のが日本にはあるんとちゃう?

全ての金が集まる場所。
マイクロソフトのビル・ゲイツのような。

こんな企画を見ても
縁無き衆生はな〜んも感じまへん。

7月30日(日曜日)
●梅雨明け
中国地方から関東甲信越地方まで梅雨が明けた。
いつもなら、長雨のあとの雷鳴で
梅雨が明けるのだが
なんと、あっけらかんと明けてしまった。
関東地方では10日遅い、と言っていた。

ニーニーゼミにアブラゼミが混ざって鳴いている。
ヒクラシは夕方まで待てないのか朝から鳴いている。
バックヤードの雑木林も
近所の雑木林も、賑やか賑やか。

●DELL
このところDELLの新聞広告が頻繁に掲載されている。
Web経由で購入すると
場合によっては3万以上安くなる。
売り出し期限があって、それが過ぎると
また新しい売出しが始まる。
HPと熾烈な販売合戦を行っている。
これじゃ〜日本のメーカーも苦戦するわけだ。

とはいえ、初めて購入する人や
パソコンの初心者にはハードルが高い。
なんせ、OSと必要最小限のソフトしか
バンドルされていないのだから。

教室のパソコンも、使うには不便はないのだが、
CRTが長持ちしているので
液晶ディスプレイがない。
そろそろ1台増強しなきゃな〜と
思いつつ広告を眺めていた。

ラッキーなことに購入許可がおりた。

CPUはCelelonだが、クロックスピードは2.8Gと高速。
メモリを1Gにしたので、
グラフィックツールもそこそこ速いだろう。
このほか、HD250G、、DVD/RW
3.5インチFDDに代わりマルチ・カード・リーダー・ライター
2パーテーションの拡張で
Webサイトからオーダーした。

振込み後、1週間以内で商品が到着した。

19inchの液晶ディスプレイは結構、存在感がある。
本体はミニタワーではないので、
机の上に置いても圧迫感がない。

設置して結線を行う。
当初、本体を縦置きにしていたが、
ディスプレイの右側の壁寄りに置くと
CDの出し入れがやりにくいことが判明。
で、大昔やっていたように、
本体を横置きにしてその上にディスプレイを置くことに。

目の位置は画面と水平か
やや下になるように設置するのが
疲れなくていいのだが、
当分この置き方で試してみる。

次、ソフトウェアのインストール。
この作業が意外に時間がかかる。
手持ちソフトのインストール
AdobeReader、iTune、Google Earth、Spybot
などインターネットからのダウンロード。
合計、20本近くインストールしただろうか。
さらに、ネットワーク設定。
メールソフトのクライアント設定。
ホームページ作成ソフトのftp設定。
Word、Excelの細かい設定などなど…
軽く5時間以上かかってしまった。

はた、と気がついた。
スピーカーがついていなかった。
Winampをダウンロードしても、
ヘッドフォンでしか聞けないのではね〜。

だが、生徒さんは快適な環境で
トレーニングできるようになった。

いらはい、いらはい。
どんな要求にもお応えしますよ。

7月29日(土曜日)
●無線LAN
わが家のブロードバンドルーターは、
有線、無線の両方に対応していることを忘れていた。

ADSLモデムとルーターは机の下でホコリをかぶっている。
(このあたりはいつになったら光対応になるんかね?)

ルーターは今どき珍しい平置型。
ショップではバッファローやI/Oデータ製品が幅をきかせているが
わが家はほとんど見かけない「プラネックスコミュニケーションズ」。
でも、この種の製品では定評がある。
ダイポールアンテナが角のように2本立っている。
今までは無用の長物だったが、
NotePCを無線にしようと思い立った。

夏の午前中、デッキで操作、なんて
パソコン雑誌のグラビア写真みたいなことを考えたのね。

で、4〜5日前、春日部のコジマ、ラオックスに出かけたが
プラネックス製品はなかった。
仕方なく、バッファローの無線LAN用PCカードを購入。
早速、マニュアルの手順に沿って
環境設定にいそしんだのだが、
最後の「ひとやま」が越せず、
電波は受信しているのだが、
インターネットに接続することが叶わなかった。
悪戦苦闘すること夜中まで。
NG、ね。
努力の限界。
翌日返品。

当分、有線で我慢しようかと思ったが
ここで引き下がるのは悔しいじゃん。

どうせ買うならルーターと同じブランド、と
プラネックスの通販サイトに出向く。
PCカードとUSB接続の2タイプあった。

当初はカードの予定だったが、
PCスロットは別のことで利用したい。
なら、USBというテもあるな、と変更した。

申し込んで2日で商品が到着した。
ところが、USB2対応製品だった。
そこまでチェックしていなかった。
USB1でも使えるのだが、本来のスピードは出ない。
ドライバーのインストールが自動で行えなかったので手動設定。
いやな予感。

やはり、先日と同じところで、またつまずいた。
ルーターのマニュアルを読み返す。
ん?
ぬわんと、こちらの暗号化の設定を誤解していた。

無事、インターネット接続ができた。

わかってしまえば、な〜〜んだ、なのだが、
先日はそこまで気が回らなかった。
今、LANケーブルの拘束から解放された快適な環境になっている。

無線LANはPCカードにするか、USBにするか。迷うところだ。
少し前のPCのUSBは、今では低速のUSB1だから、
PCカードのほうがいいかも知れない。
カードなら本体内に収納されるが、
USBはかなり出っ張る。
外出には、外さなければならないので、わずらわしい。

反省点。
PCカードにして、データはフラッシュメモリで供給する。
NotePCの場合、このスタイルが、いいかも知れない。

7月28日(金曜日)
●助平教師
医者と坊主と教師は女好き、と昔から言われている。
このところ、教師の下半身が暴走している。

東京都教育委員会は26日、進路指導などを担当した
卒業生の女性(19)と、高校内で性行為をしたとして、
中野地区チャレンジスクール開設準備室の教諭(40)を
懲戒免職にしたと発表。
教諭は昨年8−10月、当時勤務していた足立区の商業高校の
進路指導資料室内で、この高校の卒業生の女性と性行為に及んだ。
定時制の授業が開かれていた時間帯だったという。
女性が別の教員に関係を話し発覚した。
※一般紙は「みだらな行為」と表現しているが、3回と回数は書いてあった。
 「夕刊紙」は
 ずばり「性行為」と書いているけど、やった回数は伏せてあった。
 このあたりの、基準はどうなってるんかな。
 夕刊紙のほうが興味本位の度合いは高いはずなのだが。

埼玉県では
県立高校50歳の教諭が、進路指導のあと、女生徒にキスし、
胸をさわって懲戒免職。

両事件とも進路指導中のできごと。
彼女等が真剣に相談しているのに
教諭は好色な視線を浴びせていたのだな。

最近の女学生は発育がいいし、化粧もしている。
制服の下は完全な女だ。
「制服を征服」したい気分になったんだ。
教諭といえども男だしな〜。
しかも、家庭ではしいたげられている中年男。
魔がさしたのかね?
などと、奴等に理解を示しているバヤイじゃないぜ。

大学でもゼミ指導教授のセクハラは日常茶飯事。
ピチピチ女子大生はオイボレ教授の回春に役立っている。

優位な立場を利用した悪質な行為だが、
今に始まったことではないし、
ばれたらクビとわかっていながら危ない橋を渡る。
教師の悲しい「性(サガ)」なのだろうが、
自分の職業を、きっちり頭にたたっこんでおけ!

●くり

散歩道の用水側にせり出した栗の木がある。
緑のイガがふくらんできた。
でも、まだトゲは押すと、くんにゃり。
痛くない。

9月になれば、はじけて、秋の恵みが道端に落ちる。
わが家のバックヤードにあるのは、
山栗なので小さいけど、
ここはつやつやした大型だ。
早朝の散歩者は「3文の得」。

●きじ
人が住んでいない家の前をチャリで通過した。
裏手の木の下をにわとりのような鳥が
ひょこひょこ歩いていた。
目のふちが赤い。
キジだった。
近所で飼っているのだろうか?

10日ほど前、別の場所で2羽のキジを見たばかり。
数年前には、わが家付近でも見たことがある。

この町には野性のキジが生息しているのだろうか。
※この写真の中のキジは合成ですから、あしからず。

●言葉遊び

NIKITA9月号が発売された。
広告は、例によって目新しい言葉が踊る。

艶女(アデージョ)をなんとか定着させたいらしい。
この雑誌のターゲットは30代女性。
ショルダーフレーズが
「コムスメ勝つ!」がた〜っぷりのニキータです、だもんね。
大人の魅力を振りまくのが「艶女」なのだ。

今月号は、
「艶女」に対して「艶男」が顔を出す。
アデージョ vs アデーダンじゃ、ゴロが悪い。
ぬわんと、「アデオス」ときたもんだ。
男を「オス」と読ませてスペイン語の「アディオス」に引っかけた。
ところが、これは「さよなら」じゃん。

アデージョがモーションかけて「さよなら」じゃ、
遊ばれたようなもんなよな〜。
苦しい造語だな。

次。
「スタイルも洒落度UPも思いのまま」
「洒落度」が「シャレード」ときたもんだ。
オードリーも墓の下で苦笑してるだろう。

次。
「幻惑パンツはこの<丈短>」
「丈短」は「タケタン」。
これは、まっと〜すぎる。

次。
ワザあり!「桜金」ネイルのこなし方。
「桜金」が「チェリキン」。
英語と日本語ちゃんぽん。
「チェリゴー」じゃわからんからね。

というわけで、今月も造語が踊る
言葉遊びのきいたファッション雑誌でした。

7月27日(木曜日)
●セミ
バックヤードで早朝4時半頃からセミが鳴き始める。
関東の梅雨明けはまだだというのに、セミの世界はもう盛夏。
なにしろ地中から這い出たら短い一生。
限られた日々を精一杯生きている。
うるさい、などと言ったら彼らを冒涜することになる。

●減額
地方交付税。

「税」というから、誤解されやすいが、
国が地方自治体に支給する「お手当」。

海外のあちこちに巨額をばらまいているので
旦那の懐具合も厳しい。
で、国内は毎年、減らされている。

旦那からは「自活できるように努力しろ」と厳しいお言葉。
ところが、長年身についた「ごっつあん」体質だから
急に「金を稼げ」と言われても、方法がわからない。
地方自治体は「これじゃ食ってゆけない」と大騒ぎ。
仕方なく「出費を減らしてなんとかしよう」とするが、
少ないお手当てでは、努力にも限界がある。
少しずつ貯金をしていたが、それも近い将来底をつく。
行き着く先は、「生活保護」という「財政再建団体」に転落か…


つい最近、北海道夕張市が財政破綻し、
国家管理という不名誉な事態に陥った。
かつては炭鉱の町で財政は潤っていたが
エネルギー政策の転換でさびれた。
メロンが名物になったが、
1つの農産物ではスケールメリットが生じない。
そこで、観光で人を呼ぼうとした。
炭鉱閉鎖ということで、旦那はかなりのお手当てをはずんだ。
持ちなれない大金が入ったので
首長はじめ市の「経営陣」は有頂天。
施設や箱物をばんばん作ちゃった。
ところが、それが裏目に出た。
バブル終焉で客が来ない。

時代の潮流を読み誤った。
「市」は「死んだ」。
「祭りの後」のように空しさだけが漂う。

こんな夕張市だけど、
「観光立市」を目指したとき、
中央からコンサルタント会社がやってきたはずだ。
彼らの助言に従ってことが運んだはずだ。
彼らは、巨額のコンサルタントフィーを手にしたはずだ。
夕張市を破綻に追い込んだ戦犯の一人のはずだ。

だが、ニュースは市長や町の職員、
あきらめきったような「市民の姿しか映さない。

「こんな夕張に誰がした」
計画に携わったシンクタンクを知りたいものだ。


今回、地方交付税は、埼玉県内では71市町村に支給される。
6年連続の減額だそうで、
前年より233億205万円少ない850億9897万円。

「不交付団体」という支給されない自治体がある。
ここは、「自活」できるだけの生活力がある市町だ。
これまで、所沢市、狭山市、戸田市、朝霞市、和光市、八潮市、三芳町がそうだった。
あらたに、さいたま市、川越市、川口市、入間市の4市が加わった。

これらの自治体に共通するのは
優良企業が存在している、ということ。
所沢は西武の本拠地だし、
入間はホンダの工場誘致に成功したんじゃなかった?
朝霞や和光もホンダで潤っている。
唯一の「町」、三芳は、交通要地として物流が集まっている。

「金の卵」があれば、自治体もほくほくだもんね〜。


交付税が多い自治体、とは「自立」ができかねる、ということ。
その筆頭が、埼玉東部の雄「春日部市」62億7829万円。
市の予算の何パーセントを占めるんでしょうかね?
あまり誉められたもんではない。
優良企業進出に「西高東低」なんてことがあるのかね?
ホンダが狭山市を選んだ真相を知りたいもんだ。
以下
秩父市53億5709万円
深谷市46億1251万円
鴻巣市37億2150万円
富士見市30億7733万円
と続く。

わが町と近隣は「合併問題」が再燃しつつある。
その相手が春日部市。
はたして、未来は明るいのか暗いのか。

7月26日(水曜日)
●退社
主婦と生活社の造語雑誌、じゃなかった
中年向けファッション誌「LEON」は
業界の名物編集長によるものだった。
姉妹紙「NIKITA」も同じ編集長。
同じ匂いがするのも当然だ。

その人の名は岸田一郎氏(55)。
この種の雑誌では異例の10万部(公称)に伸ばしたという。
彼が、主婦と生活社を退社する。
高額で引き抜かれたとか噂が飛ぶ。

『LEON』は、9月に創刊5周年を迎えるというが
私が注目し始めたのは、つい最近。
ファッションよりパソコンのほうに興味があるのだから
当然と言えば当然だけどさ。

ここから生まれた流行語が
「ちょい不良(ワル)おやじ」や「ちょいモテオヤジ」と聞けば
新語作りに力が入るのもうなずける。

でも、「成熟したいいオンナ」が「艶女」=アデージョでは、
チョイ「はんじもん」のような気がする。

●梅雨明け
九州、四国と中国の一部だが、やっと梅雨明け。

関東は、本日、猛暑。
寒暑の厳しいことで知られる埼
玉県熊谷市は確か33度。

平屋のわが家も、
いつもは2つの窓を開け放ち
風通しをよくしているのだが、
頭のてっぺんを強い陽射しでちりちりやられては
午後あたりから室温も上昇。

ちょい用事ができて春日部・ロビンソンへ。
こんな日は、デパートで涼むのがいい、と
ヒマな奥さん連中が繰り出すんだろうね。
昼下がりというのに人の姿が濃かった。

電柱がないのでロビンソンのある通りは解放的だ。

近隣では川越、加須、栃木、古河、館林など
観光で人を呼べる歴史資産のある町も同様に
地中に埋設しているので
メインストリートはすっきりしている。
空が大きく感じる。

そういう場所から、わが町に戻ると
縦横に張り巡らされている蜘蛛の糸のような
電線、電話線がやけに気になる。

●疑惑の文書
疑惑の銃弾、ではないよ。

11時10分頃。
「まことにぶしつけな電話で申し訳ありませんが…」とか細い声。
声の調子から「墓石」のセールスかと思ったね。
ところが、元町会議員のK女史だった。

電話の内容は
最近、彼女の元に差出人不明の手紙が届いたそうだ。
彼女を中傷するような内容だったらしい。
このWebサイトの文体に似ているので
もしや、小生が発送したのではないか、と疑った。

身に覚えのないことなので、
当然、即座に否定しましたが。

もし、そういうことをやるのなら、
身分が推測できないように、文体は変えますがね。
わたし、いろんな書き方ができます。
なんせ、コピーライターだもん。

彼女が町長選に敗れてからの動向は
まるで耳に入ってこない。
彼女が出している「視点」という印刷物も、
どういうわけか、わが家の郵便受けを素通りしている。
そんなわけで、最近の活動内容は
皆目検討がつかない。

浪人中の彼女に
一体どんな内容の書面が送りつけられたのか?

町会議員復活に向けて地固めをやっているのだろうね。
一度お会いして、合併について拝聴したいものだが、
たぶん平行線なんだろうな。

7月25日(火曜日)
●ポプラ並木
札幌・北大構内の並木が全国的に有名だが、
都内にも名所がある。
埼玉県との境界に広がる葛飾区・水元公園。
面積25.5ヘクタール、というが
東京ドーム何個分に相当するのだろうか?

私の子供の頃の遊び場だったが
現在はかなり整備されているらしい。
昔は、「小合溜(こあいだめ)」と言っていた。
どんづまりの、直線の大きな水溜りと、
水草、野草が茂っていた。
少し歩くと、公園のような体裁が整えられていたが
もっぱら水辺で遊んでいた。

小合溜の歴史は古く、
徳川吉宗時代の1729年、治水のために作られたそうだ。

ここの一角、1.2kmに約200本のポプラが植えてある、という。
先日、新聞で紹介されていたが
大きくスックと育った並木道のようだ。

札幌には何度か行ったことがあるが
北大側に降りたことはない。
最近の水元公園にも縁がない。
だから、どっちがどう、とは言えないのだが
写真で見る限り、札幌と水元は、
いい勝負をしているようだ。



小学校4〜5年の頃からこの公園には行っていた。
土手をはさんで大きな池が2つあるので
格好の釣り場だった。

夏休み。
足をすべらせて池に滑り込んでしまったことがあった。
そのことを、宿題の絵日記に書いた記憶がある。
画材はクレヨンではなくクレパスだった。

土手を江戸川方面にどこまでもゆく。
生い茂る野草の中に
赤紫の少し背の高い変哲のない植物があった。
茎の皮をむき口に入れると、酸っぱい味がした。
それが「すかんぽ」と教えてくれたのは父親だった。

白秋の童謡に
「土手のすかんぽ、ジャワ更紗
昼はホタルがねんねする。
ぼくら、尋常一年生
今朝も通ってまたもどる」
というのがある。

父親は白秋の最後の門下生だった。
だから、この歌のことが頭にあったのかも知れない。

白秋は昭和16年に没している。
父親に連れられて水元公園を歩いたのは
それから13〜4年後あたりになる。

江戸川に到着するまでの途中
水産試験場があった。
さらに、「三角屋根」と呼ばれた洋風の家があった。

小さな池もいくつもあった。
クチボソ釣りに出かけた池だ。
戦争末期、B29が落とした爆弾でできた穴に
水がたまった、とか
昭和21年のカスリン台風で洪水の水が
窪地にそのまま残った、と言われえていた。

ここまで来れば、もう江戸川だ。

最近、このあたりだと思う場所を車で通り過ぎたが、
当時の面影は全く残っていない。
「浦島太郎」状態だった。



金町中学入学の年に
授業の一環で小合溜のはるか奥まで行った。
確か、山王台公園、と言った。
神社があったような気がする。
その後ろには
東京都の街路樹を育成している「水元苗圃」だった。

私が小学生の頃遊んでいたのは、
ほんの「さわり」の部分だったのだ。

高校時代は、
受験勉強の気分転換のために
自転車でよく出かけたものだ。



小合溜は、競艇場になる予定だった。
子供の目にはとてつもなく長い直線の水路として映った溜池があった。
不思議なことに、そこで泳いでいる連中は見かけなかった。
「菱」が繁茂しており、菱の実を取りに行った記憶がある。

泥の中から、黒いとげとげの菱の実を掘り出す。
石で割ると、白い実が現れる。
それを食べたものだ。
どんな味がしたかは、記憶にない。



今では公園の周囲に家が立ち並んでいる。
整備がすすんで、素朴な公園から
おしゃれな憩いの場になってしまったようだ。

ポプラ並木がどのあたりにあるのかもわからない。

一度ゆっくり訪れてみたいものだ。

7月24日(月曜日)
●天災
梅雨明けは大幅にずれこんで8月になる模様。
連日の大雨で九州、中部地方では
洪水、土砂災害による死者、住宅破壊が発生している。

特に、鹿児島県の出水市、湧水町の被害は甚大だ。
この、地名を見るに、水に関係している。
普段なら涼やかな地域なのだろうが、
雨にたたられると、とたんに、皮肉な名前になってしまう。

●造語雑誌
主婦と生活社の男性向け「LEON」。
単なるファッション雑誌ではない。
大人のクオリティライフ実用誌。
姉妹紙「NIKITA」と共に面白い言葉が踊る。

今月号のメインは
「ヨコシマ」オヤジのモテる艶夜。
艶夜は「アデーヤ」と読ませる。
NIKITAの艶女「アデージョ」と同じ発想だ。

「ちょいヨコシマ・オヤジ」とは
「ちょいワルおやじ」と、どんな関係にあるのだろう。
ヨコシマというのは「縞柄」のシャツと引っかけ言葉なのかな。
などなど、思いを巡らせる。
と、思ったら「真夏の夜遊びテク」とサブタイトル。
「ヨコシマ・オヤジ」とは
「ちょいワル・おやじ」より、さらにワル。
女を落とすという「邪(よこしま」な心をもった奴のことだった。

さらに、
もてるオヤジは「スケテロ」シャツで「乳リッチ」
と、きたもんだ。
「乳リッチ」は「ニューリッチ」と読ませる。
透けたシャツから見える、男のプチが
「ニューリッチ」とは…
さりげなく、男のセクシーさを表現、なんだ。

胸をはだけたニュースコメンテーター
「鳥越俊太郎」が、
今度は「透け透け」シャツで登場するかもね。

そして、
オヤジの格上げ「日焼け」
オーラは「美焼け(びやけ)」から

砂浜の「自然焼け」ではなく
日焼けサロンで「こんがり美しく」焼く、ということか。



ともすれば、「むさ」くなる、中年男の
ファッション意識を変えようとしているのだ。
それも、異性にもてるために。

この雑誌は完全に女性誌の「乗り」。
でも、「大人のクオリティ」が、「女にもてる」ことに
始終していていいのかね。

7月23日(日曜日)
●格上げ
金さん、と言っても
あの、長寿の金さん、銀さんではないよ。

北のドンね。
(北ノドン、じゃないよ)

彼の奥さんは2年前に亡くなった。
当時から、金さんの個人秘書をやっていた女性が
後釜に座ったようだ。

名を「金玉」さん(42歳)という。
なんと呼んだらいいのかな。
そのまま読むと、
日本ではちょいやば、だけどさ。

向こうでは、「キム・オク」と呼ぶらしい。

ドンはこれで3人目。
初めと2番目の間にそれぞれ1人、息子がいる。
3番目との子供は、未確認。
もし、存在が確認されると、後継者問題が複雑になる。

●藪蚊
「やぶっか」

電動草刈り機でバックヤードの雑草刈り。
とにかくよく伸びる。
きりがないので、1時間半ほどで切り上げる。
汗ぐっしょり。

ニーニーゼミが賑やかだ。
雑木林の日陰に入ると、とたんに「やぶっか」の攻撃を受ける。
体温が上がっているので、
腕に3〜4匹が血を吸いにくる。
殺しても殺しても
「モスキート」は編隊を組んでやってくる。
今回の雑草取り作業で、40匹は天国送りね。

●視点
我われが普段見ている地図は、アジア大陸が上にある。
ところが、大陸側から日本を見るとどうなるか、
というのが、この地図。
なんと、日本海は大きな湖のようだ。

北朝鮮がミサイルを発射したのは自分チの庭。
南朝鮮が竹島は自分の島だというのも自分チの庭続き。
そんな感じがしてくる。

●嘘
嘘つき女とはわかっていたが、
「娘の彩香は水が嫌い」という発言も嘘だった。

新聞情報によると、
能代署捜査本部は、彩香さんの水死について、
事件に巻き込まれた可能性があると考えていた親族に合わせ、
苦し紛れに言ったとみている。

自分が被害者であるという
つじつま合わせで、口から出まかせを言っていれば
どこかで矛盾が発生する。

矛盾だらけで
秋田警察はこんがらがっちゃったんかな?

7月22日(土曜日)
●戦慄
自分の娘をどのように殺害したのか。
犯人・畠山鈴香の自供が報道されるにつれ
その残忍さに身の毛がよだつ。

橋の欄干に座らせ後ろから突き落とした!!

川までの距離7〜8m。
早春とはいえまだ日は短い。
6〜7時といえば、もう真っ暗だろう。
魚を見に行ったと言うが、
橋の上から下をのぞいても見えるはずがない。
それでも、娘にせがまれて出かけたのだろうかね。
普通の親なら、「また今度、明るいうちにね」
と、なるのだろうが。

子供にとって母親は世界で一番、信頼でき
身をゆだねることができる存在なのだ。
だから、母親の言うなりになって、暗い橋の上に座った。

突然、背後から強い力が加わった。
少女は、一瞬、事態を理解することはできなかったろう。
「なんで?」と思うひまもなく
真っ暗な空間を落ちて行く。
「こわい」と思った瞬間、
冷たい水と大きな石に打ちつけられた。
川は結氷していなかったので、即死ではなかったろう。
衝撃の大きさで気絶したかもしれない。
波消しの大きな石だったら骨折して瀕死の重傷を負ったろう。
新聞報道では骨折したのは首の部分だったか?

少女の心中を思うに、あまりにも哀れである。
悪魔が人間に化けていた。

一軒おいた隣の少年は後ろから紐で絞殺された。
仲良しのお母さん、ということで
彼も信頼しきっていたはずだ。

無垢な子供を2人も「後ろから」殺害するという
卑劣極まりない犯行。


鈴香は、日ごろからわが子を疎ましく思っていた。
「何をするにも足手まとい」という
きわめて身勝手な理由で。
しかし、自供内容はコロコロ変わっているようだ。
娘の殺害方法にも不自然さはある。

日頃から水を怖がっていた娘が
母親の言いなりになって
真っ暗な橋の上で、川を向いて欄干に座る…
普通なら、極度の恐怖で抵抗するはずだと思うが。


鈴香は捜査を攪乱するために
犯人探しのビラを作ったり
出たことのない運動会に娘の遺影を抱いて参加した。
小ざかしい陽動作戦に出たものだ。

取材クルーとのやりとりが盛んにテレビで放映されている。
あの、しまりのない口と、威嚇する目つきが印象的だ。

ぼってりとした、まずそうな体をゆさぶり、
記者をにらみつける。
意地の悪い目つきでもある。


陽動作戦で秋田県警は振り回され、
橋の上の目撃情報も、
住民の間では周知の事実だったのに
警察が把握したのは、だいぶ後になってからという
おそまつぶりで、
殺されなくてもすんだ少年までも犠牲になってしまった。

県警本部の記者会見は噴飯もの。
権力側は、自分たちのミスさえ正当化しようとしていた。


鈴香は逮捕されたが、
自分の芝居で逃げ切れる、とは思っていなかったろう。
ドジな県警でも、いつかは事実を知るだろう、と
思っていたはずだ。
仮に、事件が未解決のまま、
鬼・鈴香が上京したとしても、
いつ、ばれるか戦々恐々と日々を過ごすことになる。
警察の影におびえながらの生活が待っている。

だから、逮捕されて内心ほっとしているのではないかね。
藤里町の家は壊され、
能代市の親兄弟は、そこに住んでいられなくなるだろうが、
最近は凶悪犯罪が多発しているし、
「人の噂は75日」などと、2ヶ月も待つ必要がない。
1ヶ月もすれば、マスコミや世間の耳目は、
次に起こる大事件のほうに集まって、
「藤里町町営住宅殺人事件」は
人々の記憶の片隅に追いやられてしまうのだ。

だから、親兄弟は大都会に紛れ込み
鈴香は刑期がどのくらになるかわからんが
出所したときは、大手を振って親兄弟と再会できる
と、いう寸法さ。

懲役20年としても、奴はまだ53歳だよ。
あと軽く30年は生きるだろうな。

7月21日(金曜日)
●A級・B級
「グルメ」や「映画」のことじゃないよ。

天皇の私的会話のうち
靖国神社に参拝しない理由を述べたメモが公表された。
独・伊との同盟を進めた外交官の名を挙げ批判的だ。
とは言え、この外交官は当時の政権の意向を受けて
それに従ったわけだから、
彼らに指示した内閣のドン、東条英機が
日本を戦争の泥沼に引き込んだ張本人。
その彼も、軍部の若手参謀の過激な思想を
押し切られた部分もある。

参謀という日本全国から集まった秀才連中が
戦争のプランを練り上げていった。

戦争は急にドンパチが始まるものではない。
日清・日露戦争の勝利という
実力以上の戦果により、
国家自体が国力に幻想を抱いてしまった。

そしてアジアへの野心を加速させた日本と
それを阻止しようとする欧米列強のせめぎあい。

一方、ヨーロッパでは
第一次大戦の敗戦により
戦勝国から苛烈な「おしおき」を受けていたドイツ。
先進国に脱皮を図ろうとしていた矢先、
国民の尊厳を剥奪され
3等農業国に転落したドイツに
希望の光をともしたのがヒトラーだった。
彼の、最終的な野心を見抜けなかった国民が
気がついたとき、ドイツは再び破滅の道をひた走っていた。

状況が似ていた日独が手を結ぶ下地は
こうして出来上がっていたのだ。
イタリアはインパクト不足で、
結果的は日独の「お荷物」になってしまったが。


かくして、日独は戦争に負けた。
戦勝国の態度は尊大であった。
ナチスドイツは
ヒトラー、ゲーリング、ゲッベルス、ヒムラーなど
主要指導者たちは自ら命を絶った。
そこへゆくと、
日本の最高指導者、東条英機は
ピストル自殺を図るも未遂という
情けない結果となった。

前線の兵隊には「捕虜になるくらいなら自決しろ」と
言っておきながら、自分はこのザマである。
みっともない指導者である。
最近、実の娘がなんだかんだ言っているらしいが、
庶民感情としては
責任を取って、確実に自殺してほしかった。


東條は東京裁判で有罪。
絞首刑となった。

戦争への加担の深さで連合軍は
軍人、政治家をA級・B級・C級と
便宜的に区別した。


戦争を指導した高級軍人・官僚がA級。
彼等が、靖国神社に祀られている。

この「祀る」という意味は
「神としてあがめる」ということなんだね。

無謀な戦争を始め
国土を焼土化、国家を壊滅させた連中が
靖国神社で「神としてあがめられる」。
ここには、赤紙で召集され戦場で散った犠牲者も同居、
いや、東條たちがあとから割り込んできた。
戦場に散った兵隊の魂の楽園に
突然、高級軍人が入ってきた。

これじゃ反感を抱きますよ。
戦争指導者の連中は
「高級軍人倶楽部」で往時を偲んで入ればいい。
兵隊の感慨と高級軍人のそれは次元が違うのだから。

いってみれば、「社宅」に「社長」が割り込んだようなもんだ。
これじゃ言いたいこともいえんな。


昭和天皇発言メモは
「戦争指導者が祀られている靖国神社に私は参拝しない」という内容だ。

この天皇にしろ、軍部に押し切られている。
立憲君主という立場が、
彼を優柔不断にさせたように映る。
このとき、真に国民、国土を憂うるなら
「体を張って」軍部を諌めることはできなかったのか?



局地戦ならともかく、総力戦では
日本が不利だったことは明白だ。
かの、白洲次郎は、日本は負けることを予見し
爆撃される帝都を
昭和18年にさっさと離れ
当時は田舎だった町田に引っ込み農業を始めた。



間もなく、問題の8月15日を迎える。
小泉首相は
「天皇は天皇、オレはオレ」というスタンスを
崩すことはなさそうだ。

そして、戦争指導者が「神として」祀られる場所に
行くのかどうか、国民はともかく
中国、韓国も注意深く見守っている。

●コンビニ変貌
公共料金の払い込みが可能になったときは
びっくりしたものだが、
これにとどまらずサービスは年々増加している。

最近、高齢者向けのコンビニを開店した。
現在の顧客層は圧倒的に若い人。
これを複数のコンビニで奪い合うことに
危機感を抱いたローソンが打ち出した。

当然、商品構成も変わる。
地元に伝わる食材、調味料を陳列する。

賞味期限を伸ばすために味付けを濃くしてあるのが
コンビニ弁当だが
弁当などは年寄り向けに減塩されているのかな?

ローソンの狙いは当り、
過疎化した地域で
高齢化した夫婦や1人住まいの人たちが
顔を出すようになった。
そして、椅子、テーブルを用意したところ
家に閉じこもりがちの老人たちが
そこに集い、おしゃべりを楽しんでゆく
という、コミュニティ効果が生まれた。

肝心の公民館は閑散としているのに
コンビニのそこは人が集まっている。
行政もこの変化を見逃さず
さらなる有効利用を考える。

一方、都会の高齢者に向けて
セブンイレブンは、「ご用聞き制度」を導入。
電話で注文を受け、商品を届けたときに
次の注文を受けるようにしている。
お年寄りはちょっとした会話を心待ちしていたり
電球の取替えなどを頼まれることもある、という。
デリバリー用車両、人件費がかかるが
高齢化社会では
「コンビニエンス」の意味合いが違ってくることを
察知した経営戦略だ。

商品管理を徹底し不良在庫を徹底的に排除した
効率のいい経営から出発したコンビニエンス・ストア。
あくまで、経営側からの発想だったが、
公共料金、ATM、宅配便受付、ネットショップで購入した本中継など
サービス拡充につとめてきた。
そして、「ご用聞き」という
究極のマンツーマンサービスの導入。

効率重視から、お客様重視に転換。
昔ながらの「商い」の復活は、極めて喜ばしい。

ローソン、セブンイレブン。
どちらも、キーワードは「コミュニケーション」だ。

●夏休み
公立学校は本日から夏休み。
通常なら15日前後で梅雨が明け
夏休みはカッと太陽が輝いていた。
ところが今年は相変わらずの梅雨。
各地で大雨の被害が出ている。

町内のラジオ体操に参加し
観察用のアサガオに水をやる。
午前中の涼しいうちに宿題を済ます。
日の高い午後は昼寝。
夕方から自由時間で遊び仲間と会う。
なんつ〜〜のが
私の世代の良い子の一日だった。

もっとも、こういう日課はすぐに崩れ
だらだら過ごすことになるのだが。

最近の小学生はひどい環境にあるね。
塾通いで勉強漬けでしょ。
子供同士で公園で遊ぼうとしても
恐いおじさんはいるし
もっとおそろしい隣のおばさんもいる。
家でテレビゲームでもするか。
てなことになるのかな?



そういえば、秋田藤里町の公営住宅。
あの、鬼の住んだ家は壊すことになったんだって。
畠山鈴香の住んだ家では
リフォームしても借り手はいない。
緑地にするそうだが、
同じ団地に住む人だって
できれば引っ越したい、と思っているんだろうな。

7月20日(木曜日)
●晴れ間
久々に雨が止み、灰色の雲の合間から青空が顔を出す。
夕方、バックヤードの雑草刈り。
先日、電動草刈り機でバッサバッサとやったのだが、
雑草の逞しさで、再び徒長してきた。
根から除去しないと効果はないので、
第2弾は、立ち鎌で土をえぐりながら丁寧に行う。
地面が湿っているので靴はドロドロ。

18時半。
突然、雑木林の右の木から
ヒグラしの声。
ややタイミングを外して
今度は左の木から
別のグループが鳴きはじめた。
アブラゼミ、ニーニーゼミと違って
ヒグラシは一斉に鳴くということをしない。
互いにパートを守っているようだ。

しばし作業の手を止め
一服しながら森の合唱に耳を傾けた。
ほんの5分前は明るかったのに、
日が沈んでしまうと急に暗くなる。

すると、ヤブッカの世界になる。
黒い胴体に白い縞という
お洒落な配色だが、
彼らは血に飢えている。
体温が上がった身体で腕、首など
露出している部分に
集団で攻撃をかけてくる。
そんなことだろうと思い、
白のウィンドブレーカーを着用していた。
腕はだめ、とみるや、首、顔を目がけてやってくる。
作業を残しながら、退散。

7月19日(水曜日)
●雨
連日よく降る。
本来なら梅雨明け時期なのだが、
今頃になって、本格的な梅雨の様相を呈している。
庭も野菜畑も水浸し。
15歳の老犬ジョンを物置に避難させた。

野菜も高くなるんだろうね。
とはいえ、わが町の野菜直売所は
生産者と販売所が直結。
中間マージンがないので、
新鮮な野菜類が安く手に入る。
便乗して都内並みにしないでね。
こういうときこそ、
地元生産者の心意気を見せていただきたい。

そぼ降る雨の中、ジョンの散歩。
以前は田圃の周囲は舗装されていなかったので、
家に戻ると、犬も人もドロドロだった。
しかし、最近は長靴をはかないで散歩に出られる。

わが家の近所は
「轍(わだち)」をイメージした
舗装道路が何本も走っている。
今朝は、畑のなかの道を行く。

帰り道。
後ろに車の気配。
振り向くと、「軽」がいた。
私が除けるまで動かない。

車が左に寄って追い抜くには
十分な道幅である。
軽は、轍をまたいで走っているから
土の露出した部分をセンターラインと
誤認しているわけではない。

結局、ここは車道だから、人間が除けろ、というのだ。
以前と同じ状況になった。
融通がきかない、というか
かたくな、というか、
意地が悪いというか。

この界隈のドライバーつ〜のは
こういう手合いが多いのかね。

●紙面ジャック
1面、社会面、中面。
ガス湯沸し器の「パロマ」が賑わせている。
パロマにとって、うれしくない紙面ジャック。

平和の使者「鳩=パロマ」が
一転して「死の使者」だったことが判明した。
1面:事件報道
中面:謝罪広告
社会面」事件詳細報道

20年も前から
アパートで2酸化炭素中毒で死亡する事件が発生していた。
死亡者は若い人が多かった。
家族は、心不全などの死因を信じきっていた。
だが、犯人は、不完全燃焼をする
ガス湯沸し器だった。

パロマは欠陥商品を把握してしていたらしいが、
深刻に受け止めることなく、
子会社の修理会社に
不正改造をしないように、などの通達をしたに過ぎなかった。

事の発端は
東京都港区南麻布のマンションで05年11月、
パロマ工業製瞬間湯沸かし器を使用した大学1年生、
上嶋浩幸さん(当時18歳)が
一酸化炭素(CO)中毒死した事故で、
湯沸かし器の安全装置が改造されていたことが、
警視庁捜査1課の調べで分かった。

(秋田県警とはだいぶ違うね。
 秋田なら事故で片付けただろう)

事件が発覚した当初、
パロマの対応はひどかった。
他人に罪をなすりつけるような発言だった。

その後、社内でよくよく調べたら、
20年前から疑惑の事故が発生していた。
しかし、その事実は経営者は伝わっていなかった。
同属企業の、悪い体質が事実を隠蔽していた。

一転して、経営陣は「米つきバッタ」状態になる。
親から社長業を受け継いだ息子が
報道陣の前で深々と頭を下げる。
頭頂部がかなり薄くなっている男だった。

昔の事故は、事件としては時効を迎えている。
だからといって、無視はできないだろう。
事実を知った親たちの怒りと悲しみは大きい。
その対応如何で、パロマの行く末が決まる。

ナショナルのファンヒーター事件と
その対応が
引き合いに出されている。
一般広告を一切とりやめ、
該当機種の告知を全国展開した。
新聞の折込も日本全国に行った。
その誠実な対応ぶりで
「災いを転じて福となす」効果を生んだようだ。

しかし、松下電器も、
そういうことばかりではないらしい。
ラジオの女性コメンテーターが言っていた。
彼女がナショナル製のドライヤーを使っていたら
突然、火を吹いたという。
髪と下着を焼いたそうだ。
欠陥商品だと思い、
ナショナルの消費者窓口に電話したら、
「そのようなことは報告されておりません、
お客様の使用法に問題があったのでは…」と
取り合ってくれなかった。
そこで、東京都の「消費者相談」に、
ドライヤーと下着を持ち込んだ。
どういうわけか、相談室の係員が
あやまりに来たが、
肝心の松下電器からは、なんの謝罪もなかった、
というのだ。

松下電器も、
事の重大さをはかりにかけている、
ということも、考えられる。

●萌え
最近目につく表現。
「萌え〜〜っ」

我われの頃の「萌える」とは
「芽生える」「芽を出す」の意で、
春先の形容に用いたものだが。

ところが、若者たちは違う意味で使っている。
「xxたんに、萌え〜〜」などと。
「萌え」と「燃え」を引っかけて
「xxたん、が好きになった」くらいの意味か、と思っていた。
大辞林で調べても
現代的な意味合いはわからない。
解釈に定評ある三省堂の新明解では
どんなことになっているんだろう?

疑問が氷解した。
現代的な「萌え」とは
「漫画やアニメ、ゲームの少女キャラクターに性的な魅力を感じる」こと
なのだそうだ。
OTAKUが1990年前後に使い始めたらしい。

当初は、漫画やアニメの美少女だったが、
最近は生身のタレントに対しても使う。

発生がOTAKUだから、
男が女に対して「萌え〜〜」だったが、
最新版では
女も男に対して使うようになった、という。

とくに、女性向けの
女性同士、男女の性愛を扱った
コミック雑誌があるらしい。
そこに登場する
美少年、美青年に「萌え〜〜」なのだそうだ。



「萌え」の世界に棲みついてしまうと
生身の人間とのコミュニケーションが
うとましく思うようになる、という。

結婚前のカップルも
結婚後のカップルにも
こういう現象があるのだそうだ。

とくに、男女の究極のコミュニケーションにおいて
それが、顕著である、という。
これでは、少子化を招くはずだ。
-------------
「うとましい」…
秋田の鬼母、畠山鈴香が自分の娘を殺したのも
「うとましくなった」から、と自供していたな。
-------------

7月18日(火曜日)
●立ち位置


G8が終了した。
成果の是非はともかく。
最終日の記念撮影を見る。
前列。
議長国のソ連を中心に
左右に中国、フランス、ドイツ。
ドイツの隣がアメリカ。
日本は、というと後列。
イギリスも、後列。

通常なら、日本はアメリカの隣に
行きたがるはずだが。

世界の首脳が集まるとき、
いつも疑問に思うのだが
この「立ち位置」は
誰がどのように決めているのだろうか?
そこにはどんな力関係が働いているんだろうね。

来年のサミットは、
プーチン大統領の隣り。
メルケル首相のドイツで開催、だそうだ。
日本は2年後。



純ちゃんはよく動いている。
戦闘状態のイスラエルからパレスチナ、
それから隣国に飛んで、ラクダに乗った。
それから、それから政府専用機で
G8会場のサンクトペテルグルブへひとっ飛び。

かなり精力的でおますな。

G8の会場で、各国首脳と個別会談を行う。
その場の空気を読んで対応するのに長けているようだ。
「物怖じ」しないんだろうね。
ブッシュをして
「小泉首相はその場を支配する。
少しおとなしくしていたほうがいい」
と、言わしめる。

また、宿舎ホテル近くの海岸を散歩していると、
カナダ・ハーパー首相夫妻とあった。
ハーパー氏は、「ロシアは夕日が沈む国だ」と
純ちゃんに語りかけた。
9月の退陣が迫っている彼は
ポツリと「私も沈み行く夕日だ」。
ミセス・ハーパーが、あわてて
「いえ、首相は昇り行く朝日ですよ」と。
ファーストレディの気配りも大変。

7月17日(月曜日)
●大トロ
畠山鈴香の自白で、
わが子殺しが明らかになった。
秋田県警は鈴香のしたたかな性格に振り回された。
あの女の底の浅いシナリオに
県警はきりきり舞いをさせられていた。

報道によると、娘の静香ちゃんと
橋の上にいたところを目撃されていた。

この目撃情報が、最近になってマスコミに浮上したとき、
「なんで今頃」と思ったのだが、
地元では、事件発生時から話題になっていた。
で、地元は「鈴香が怪しい」、ともっぱらだった、
という。
ところが、秋田県警は「事故」で片付けようとした。
これに対し、鈴香が、ビラをまいて
実際は、自分が犯人なのだが、
「目撃情報」の提供を呼びかけていた。

不可解な行動だが、捜査の目をそらす作戦だった。
秋田警察はこれに惑わされた。
地元住民のほうが正確に事件と、犯人をとらえていた。

昨日は、秋田県警の肩をもつカキコをしたが、
内幕が見えてくるにつれて
「トロ」を通り越した「大トロ」ということが判明。

当然、地元で聞き込みを行ったとき
「橋」の情報も入ってきたはず。
これを無視して、見当違いの「事故」で
済まそうとした。
やはり、ローカル警察は
複雑に見える事件は荷が重いのかな。

わが子殺しの時点で逮捕していれば、
ゴーケン君は殺害されなくて済んでいた。
地元住民が、こんな発言をしていたが、
静香ちゃんは、
以前から、親の虐待を受けていたことを住民は察知していた。
これを、通報していれば、
彼女は保護され、生存していたかも知れないのだ。
田舎の町といえども、新興住宅地では
横のつながりが希薄なんだろうか。

朝昼晩、TVはこの事件でもちきりだ。
あの鈴香のふてぶてしいツラを見ると
食事がまずくなるので、
チャンネルを変えることにしている。

7月16日(日曜日
●自白
ついに畠山静香が娘の殺害を自白した。
始めは橋の上から魚を見ていたら娘が川に落ちた。
気が動転して、警察に通報しなかった、というもの。
真相は、突き落とした。
動機は「じゃまになったから」。

小学生を絞殺で逮捕されたときから
自分の娘もやっている、と思ってましたよ。
自宅で折檻して殺してしまい、遺棄したという推理だったが、
川へ突き落とすとは…

静香は金に困っていた。
そんな経済状態がわかっていたから、
近くの食料品店で、無料のアメをの前で、
「これはママの分」と言って
必ず2つもらってきた、という自分の娘を、だよ。

保護しなければならい弱者を
2人までも殺すとは…
母性を喪失した静香のふてぶてしい顔。

自分で娘を殺しておきながら
目撃者探しの張り紙を作るなど
不可解な行動をしているが、
これも捜査を撹乱するための
小ざかしい演出だったのだろう。

捜査の目が自分に及んだ場合を計算して
先手をうったつもりなのだろうが、
いくら田舎の警察でも、
こんな幼稚な目くらましには乗らなかった。

●言葉のアヤ
W杯決勝戦ジダンがマテラッツィの暴言に対し
頭突きをくらわせた件で
発言内容がいろいろ憶測されている。
ジダンはTV「で姉を侮辱されたという発言をしているが
具体的には話していない。

仏伊のマスコミは、
「売春婦の息子」「テロリスト」がキーワード。

イタリアでは、喧嘩で
「売春婦の息子」という汚い言葉は一般的に使われるという。
日本では、こういう表現はない。
イタリアというお国柄なのか、と。

「テロリスト」も日本では使わないが、
アラブ系移民が多いヨーロッパでは、
この言葉はタブーのようだ。
ジダン選手はアルジェリア系仏人であり、
テロリストと言われたら深く傷ついたのではないか」
という、見解もある。

7月15日(土曜日)
●猛暑
梅雨は明けていないのに。
昨日も今日も35度オーバー。
ニーニーゼミが本格的に鳴きはじめた。
これにアブラゼミが加わると
暑さも本番になる。

ついこの前きれいにしたと思ったら、
バックヤードの雑草がひどくなってきた。
この暑さでは作業をする気にもなれない。

生い茂った間に
青ジソも育っている。
必要な枚数を毎朝採取しているのだが、
8時頃は朝露が残っており、
雑草の茂みも涼やかである。

7月14日(金曜日)
●120発

※爆撃を受けたハイファ


※イスラエルが先制攻撃を仕掛けた、ベイルート国際空港。
 パイロットからも、こんなふうに見えたのだろう。

レバノンのヒズボラがイスラエルに報復攻撃を行った。
ハイファに120発のロケット弾を打ち込んだというのだ。
国軍とヒズボラの関係はどうなっているのだろうね?

「たいへいの ねむりを さます
 じょうきせん たった 2はいで よるも ねむれず」

これは、幕末、ペリー艦隊が
日本の開国を迫って、軍艦2隻で久里浜沖に姿を見せた。
幕府の狼狽ぶりを、庶民が狂歌にしたものだ。
昔の日本人の感性は、すばらしい。

北朝鮮が7発のミサイル発射を行った。
防御手段をもたない
平和国家日本の「泰平の眠り」を再び覚まされた。

韓国には「日本は騒ぎすぎる」と笑われる。
しかし、右往左往するのは、日本のお家芸なのだ。

自分の国を自分で守ることができない「ていたらく」。
経済発展をしていても、
これでは国際社会から「半人前」と言われても仕方がない。

日本は、唯一の被爆国。
だから、恒久平和を願った憲法が
戦勝国・アメリカ主導で制定された。
日本は、唯々諾々と受け入れた。

「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」。
過敏な対応が、足かせになっている。

だが、大和民族は、
「窮鼠猫を咬む」という行動をとりやすい、と
中国や朝鮮は思っている。
だから、日本に軍隊をもたせると周辺諸国に
多大な迷惑をかける可能性がある、と、
いうことなのだろうね。

だから、丸腰の日本は
北朝鮮の暴挙に対し
国際世論を見方につけたいところなのだろうが、
日頃の、態度の悪さが
周辺諸国の共感を呼ぶには到っていない。

これすべて、小泉純一郎の仕業だ。



常に緊張状態にある中東では、
たかが7発では驚きもしないだろう。
ミサイルではなく、ロケット弾だが、
120発も落とされる、というのだからね。
日本だったら、発狂して
国家がマヒするだろうよ。

対話だ、和平だなどと、
戦闘中の国家で
ノーテンキなこと言ってれば
笑いものになるだけ。

賢い先進諸国は
世界の警察を気取らない。
平和主義国家を声高に叫ばない。
もちろん「火中の栗は」拾わない。


※パレスチナ暫定自治区・ガザ地区(赤線の左側)と、イスラエルの国境。
 1軒の家をまたいでいる場所もある。
 こういう場合は、どう折り合いをつけているのだろう?
 誰か、取材に行かないかね?

●終了
WindowsのOS、98とmeのサポートが
今月11日で終了していた。
今後はアップデートしないから
ユーザは自己責任でご利用ください、というわけだ。
現行のXPは2009年、だったか、にサポートが終了。

遅れていた、次期バージョンのvistaは
来年早々発売予定だから、
そちらに以降しなさいね、というのだろう。

OSの誕生から、その使命が終わるまでは
5年なのだそうだ。
家電品のパーツは7年だから
それから比べると短い。
ところが、相変わらずパソコンは進化を続けている。
そのスピードの速さからすれば
5年という期間は、開発元からすれば、長いのかもしれない。

では、98やmeの搭載されているマシンで
とりあえずXPに入れ換えれば、どうなるか。
購入した時期にもよるが、
CPUや搭載メモリによっては
XPのインストールができない場合もある。

CPUを交換しメモリを増設…なんてことで延命するより
買ってしまったほうが、よい場合もある。

WordやExcelを使っている分にはいいが
インターネットにつないでいる場合、
98やmeは注意が必要。
ウイルス感染や外からのアタックにもろい。

マイクロソフトは、こういう不都合が報告、発見されるたびに
OSの「ほころび」をつくろうように
アップデートを繰り返してきた。
その「つくろう」作業が、終わる、ということなのだから。

●おかしな奴
読売新聞によると、

民社党の管さんは
「自分の家が火事だというのに、遠い家の火事を消そうとしてどうするの」
と、小泉首相のイスラエル、パレスチナ訪問を批判した。
純ちゃんは、金を与え、和平への提案をしたが現実には難しい。

実際、イスラエル国民は
解決できるのはアメリカ、と思っているらしい。
経済的に疲弊しているパレスチナ人は
日本の資金提供を素直に喜んだらしいが、
戦争のない日の到来のために
日本がどの程度、力があるのかは明言していない。
賢いね。

日本のお歴々は10年ほど前から
彼の国への訪問を行っていた。
純ちゃんも、それを見習ったらしい。
最後のパフォーマンスだね。

アジア外交という、近隣諸国とのつきあいが超下手なのに
中東外交は、うまくいく、と思っているのかね。
こんどは、バルカンの火薬庫にでも行ってきたら?
で、持てる金をばらまいてくるんだね。

日本は借金国家だというのに。
大向こう受けすることばかりやるね、奴は。

●明暗
ソフトバンクの王監督が胃の腫瘍のため慶應病院に入院。
手術を控えて、多くの見舞い客があった。
自身がリハビリ中の長嶋元監督、バレンタイン監督、
大リーグの城島が、あちらのオールスター開催中に一時帰国した。
王さんの人柄が現れている。

一方、不審にあえぐ巨人、原監督が巨人首脳陣を訪れた。
これまでの報告と、これからの展望について
話し合ったようだが。

王さんに、救いはある。
原辰に、救いがあるのかな。

●大盤振舞
小泉首相がパレスチナ入り。
不遜にもアッバス議長に
イスラエルとパレスチナ武装勢力の紛争拡大を抑えるため
「指導力を発揮するよう」求めた。

アッバス議長は「暴力の連鎖を終了させる必要性で
小泉首相と認識が一致した」と指摘。
さらに、「イスラエルとの交渉再開に向けた
日本の努力に期待する」と語った。

この、アッバス氏の話しの内容に
純ちゃんは、小躍りして喜んだんだろうな。

日本では「官から民へ」
それと、選挙戦で
抜群の指導力を発揮したオレだもん、
この実力が国際的にも評価されているんだ、と。

しかし、アッバス氏の「外交辞令」であることを
彼は見落としていた。

会談している最中も
ガザ地区では、ドンパチやっているし
双方の国民が死んでいる。

厳戒体制中に
東洋のお気楽首相がやってきて
何を抜かしてけつかるねん。
と、思いつつ
純ちゃんとにこやかに対面。
お陰で、日本から3000万ドル((約33億9000万円)の
無償資金をせしめることに成功した。

パレスチナには資金援助をしておきながら
イスラエルには、なにもなし、かい。

バランスを欠いた訪問ではないの?

こういうことをやって、
日本にはどんなメリットがあるんかね。

そこへいくと、中国は露骨なまで利益を追求する。
現在のところ、石油利権獲得のための援助が主体だが、
アフリカ、南アメリカの産油国には
中国の援助で完成した巨大な構築物がある、というでないの。

イスラエル、パレスチナには
有望なエネルギー資源があるとは聞いたことがない。
イスラエルのIT、医学の技術は先進的らしいが
パレスチナには、何があるの?

ちょっとぴんぼけ、じゃなかった、
おおいにぴんぼけの純ちゃんの頭の中は
北鮮の将軍様、同様わかりまへん。

7月13日(木曜日)
●誤算
純ちゃんが退任前の仕事をこなしている。
といっても、北朝鮮がらみの国内問題ではなく、
「修学旅行」と称される外国訪問だ。

先日の米国訪問では
国賓級の待遇を受けてしごくご満悦。
敬愛するプレスリーの家を訪問したときなど、
サングラスをプレゼントされた。
感極まって興が乗ったのか
エアギターで
「グロ〜リ グロ〜リ ハレル〜〜〜ヤ」と
きたもんだ。

後ろに控えたブッシュ大統領は
突然のパフォーマンスに
周囲の視線を気にする始末。
ミセス・ブッシュは、身を引いていたぜ。

「軽い宰相」

税金で訪問しあの醜態。
外交成果はあったのかね。
芸能好きのミーハー首相。
世界へ恥をさらしたようなもんだ。


と、思ったら今度は
イスラエルへ飛んでいた。
目的はなんだ?
修学旅行パート2か?

スピーチを聞いた。
パレスチナ問題に関して
「対話」を強調していた。
ところが、イスラエル首相は
目には目の精神、を述べていた。
その足で、パレスチナも訪れる。
たぶん、同じようなことを言うだろう。

彼は歴史的な民族対立がわかっていいないんじゃないの。
「対話」などというのは
とっくの昔にぶっとんでいる。
毎日、血で血を洗う報復が行われている国で
「対話」など、おきらくな発言したら
「おとといこい」と罵声を浴びせられえるのがオチ。

イスラエル、パレスチナの人々は
常に死の恐怖にさらされている。
通りを歩いていても、テロ攻撃でサドンデス。
親殺し、子殺し、強盗殺人で命を落とす日本とは
大違いなのだ。

日常における
敵からの攻撃による死、をかかえている国に
「対話」などという、甘い考えなど
通用するわけがない。
仮に、トップ同士でそういう和解が行われたとしても
「絵に描いた餅」に過ぎない。
民族の血は、トップの思惑だけではどうすることもできない。

バルカンの旧ユーゴーズラビアでも
チトー亡き後、民族紛争が続いている。
アフリカも同じ。

朝鮮半島でも、融和に向けて南は努力している。
それを受けて、
日本では民団と総連が歴史的な和解をしたが、
2ヶ月もしないうちに、また戻ってしまったじゃないの。
朝鮮民族も激しいものを内包しているからね。


「対話と圧力」は
日本と北朝鮮の外交姿勢だが、
イスラエルでは「圧力」を外しただけじゃないの。
ワンパターンな思考なんだな、この人は。

こうしている間も
イスラエルは
レバノンを攻撃した。

純ちゃん、どうする。
北鮮のミサイルは、彼の訪米中に発射され
対応の矢面に立たずにすんだ。
「よかった、日本にいなくて」だね。
だが、今度は
イスラエル訪問中に、
イスラエルがレバノン攻撃だぜ。
「他国の戦闘行為には口を出しません」と
逃げるのかな。
とにかく、お気楽者だからな、この人は。


中国、韓国に対してもそうだが、
小泉は外交能力に欠けております。
自分の信念を曲げないことは
ある意味立派、かも知れないが
首相在任中に、公人と私人をごっちゃにして
動き回るからね。


北朝鮮のミサイル問題にしても
彼の意識から抜けているようだ。
阿部さんが表舞台で孤軍奮闘。

しかし、後に言うだろう
「首相になる男にはそういう試練が必要だ。
だから、オレは口をはさまなかった」」と。


訪問目的も明確でない
税金の無駄遣いが行われ
しかも、恥ずかしい言動で
世界の物笑いになるのだけは
やめてほしいね。

7月12日(水曜日)
●初セミ
裏の雑木林からセミの声。
今年初。
まだ弱々しい。

夕方は、近くの雑木林でヒグラシの声。
(これを聞くと、「もう夏も終り」と思ってしまう。)

間もなく、梅雨も明けるだろう。

●朝の風景
久々に8時の電車に乗った。
ホームは高校生男女であふれていた。
男子生徒はズボンを腰骨の下あたりまで下ろし
ベルトで止めている。
歩いているうちにずり落ちるのではないか
と、思えるほどだ。
しかし、どういうわけか固定している。

きちんとはいているのも、中にはいる。
彼らは、受験校の生徒なのだろう。

女子生徒はほとんどが超ミニ。
階段に座り込んでいるのもいる。
この年代は足の太いのが多い。
さながら、大根の見本市の様相を呈している。
鼻ピアスをやっているのもいたね。

服装の乱れは精神の乱れに通じる。
とはいえ、普通に着用しているのが少数派では、
乱れているのが普通で、
きちんとしているほうが奇異の目で見られちゃう。

学園もののテレビドラマに出てくるような連中が、
今は普通の高校生なのかね。

こういう生徒を教える教師も
大変だろうと思うよ。

7月11日(火曜日)
●空虚
サッカーW杯も1ヵ月半の長丁場が終わった。

それを待っていたように、
「日本には、野球がある」
ときたもんだ。
(世界にはサッカーがあるからね)。

原監督の横顔が空しさを誘う。
開幕戦の華々しいスタート。
交流戦でズブズブを底なし沼にはまってしまい、
相変わらずの、連敗に続く連敗。
ビッチャーもダメ、打線も同じ。
これじゃ勝てるわけがない。
日本の野球をつまらなくしているが巨人ね。

横浜戦も5対1で敗退。
目も当てられない超低空飛行。
墜落、きりもみ中と言うべきか。

見る気もしない。
そう思っている人が大勢いるらしく
巨人カードの視聴率も散々のようだ。

イ選手のホームランも空しいね。

7月10日(月曜日)

●かぶと虫
垣根で発見。
カタチのいい雄。
このままにしておいては
誰かに発見されてしまう。
で、庭の花水木の幹に移動した。

苦い思い出が甦った。

昨年、かぶとのつがいを見つけて
飼育していた。
「子の子」が逗留していた頃だ。
彼が去り、つがいも林に返した。

車を洗い、トマト畑の雑草をとった。
1時間後、花水木を見ると
かぶとはそこにじっとしていた。
ここなら安全。
でも、早く裏の雑木林に
帰ったほうがいいよ。

●イタリア優勝
W杯。
深夜3時から決勝戦をTV放映。
途中で寝てしまった。

やっと決着がついた。
フランスは優勢に運んでいたのに
ジダンが暴力行為でレッドカード。
結局1対1のままPK戦でイタリアが制した。



ジダンはこれを最後に引退するという。
彼のサッカー人生の1大汚点になるのだろうが、
結構、キレやすい性格で
暴力行為はこれが始めてではないというじゃないの。

それにしても、フランスは
勝てる試合をみすみす逃した。
彼の責任は大きいね。

7月9日(日曜日)
●シンプル
この前、TSUTAYAのカードを更新したら
TUTAYAの「T」を大胆にあしらった
ブルーと黄色のシンプルなデザインに変わっていた。
あとでわかったのだが、
これも、超売れっ子AD、CD、
佐藤可士和氏の頭脳から生み出された。

六本木店は
このイメージをふんだんに取り入れた
店舗づくりがなされた。

このカードは
TUTAYAが展開している
「CCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ」の一環として
利用できる。
カードの裏に記載されている店舗で提示すれば
ポイントがたまる仕掛け。

5月に更新した時点では12店舗が賛同。
ローソンは利用するけど、
ピザハット、白木屋はほとんど使わないだろう。

と、思っていたら朝刊に
「ティーポイント」がたまる店の一覧が
15段広告で掲載されていた。
その数がぐ〜〜んと増えている。
ANAの場合、マイレージとは別にティーポイントが
加算されるのだろうか>
銀行もあるが、これは金の出し入れごとに加算されるのかね?

協賛する店は今後も増えそうだ。
LAOXや山田電機のカードは
パソコン用品や家電品で結構便利に使っているけど、
他はほとんど利用しておりません。

広告の下のほうではグラフによる解説。

会員が増加中である。
マーケティングデータとして有効だから
御社も、ぜひご加入を…と企業向け。

上の部分は、エンドユーザー向け。

たまったポイントは、どのように利用するんだろうか?
企業のメリットは書いてあったが
ユーザーのそれは不明だった。

結局、ユーザー向けの広告のような顔をしながら
その実、企業への口説き、だった。

7月8日(土曜日)

●新種

ナショの新型ムービー。
テープに変わってSDカードに記録する。
ビクターは、ハードディスクに記録するタイプだが、
カードの方が使い勝手はよさそう。

HDはメカ的に回転する構造だが
カードなら電気的なので、さらに高速化が期待できる。
ビクターのビデオカメラは、過渡的な製品として
徐々に姿を消してゆくだろう。

ナショのビデオカメラの広告は
昔から、最小限のコピーね。
技術の優秀さを、あれこれ言ってもはじまらん。
特徴だけをズバッと言えばいい、という
考えなんだろう。
SONYなら、こういう広告作りはしないだろうね。
もっと、「とりすました」スタイルになるだろう。

企業の製品に対する姿勢は対照的だ。

●最高・最愛
SONY・VAIOの全ページ広告。
茶色のローキートーン。
高級感を狙っている。

キャッチは
「最高のマシンである以上に
最愛の道具でありたい」

ノートパソコンの周囲には
万年筆、メガネが置かれている。
こうした愛着のある道具になることを願っている。
そして、娘の3歳の誕生日の映像が記録されたDVDも…。

マホガニーの高級デスクと、
彼の愛する道具たち。
オールドファッションの「ペリカン」だろうか。
メガネのデザインも保守的だ。

どうみても中年男性の書斎である。
それが、娘が3歳ね〜。

晩婚だったのかな。
奥さんはいくつくらいなのだろう。
まさか、高齢出産ではあるま〜に。

はたまた、結婚後10年以上
子供が授からなかったのかしら。
40近くになってできた娘にめろめろ。

そんなドラマがこの広告からは伝わってくる。

で、肝心のコンピュータだが、
表面仕上げがピアノのようにツヤがある。
無粋なネジも極力見えないようにしてあるらしい。
なぜ、工芸品のようにこだわるか、というと
このPCには、SONYが提唱するブルーレイの
再生が可能なDVDドライブが搭載してある。

この高品位な画質を堪能するするのに
ふさわしい仕上げなのだそうだ。
言ってみれば
「茶室から見える風景」なのだそうだ。
このノートPCのディスプレイは「茶室の窓」。

CPUやメモリ、HDなど性能に関しては触れられていない。
だが、こういう高級仕上げに
ふさわしいスペックなんだろう。

コピーに「HD」という言葉が何度も出てくる。
当初「ハードディスク」かと思ったら
「ハイ・デンシティ」、つまり「高画質」のことだった。


広告の制作者、クライアントの担当は
この広告をゲラ刷りで見る。
「う〜〜ん、いいじゃない。VAIOの質感が伝わってくるね」
上蓋の対角線に当った光のラインを見ながら
そんなセリフを言っている、だろう。

確かに、新聞に印刷される前までは「作品」だ。
だが、輪転機にかかり、折られると、どうだ。
肝心の部分に折り皺が入って
ディテールなんてもんじゃない。
大切な上蓋のヒンジ部分がガタガタである。

カメラマンが腕をふるっても、
ユーザーが見るときは、こんなもんよ。

だったら、それを計算に入れて
商品を上にレイアウトし、
キャッチを下にする、ということも必要だ。

せっかく
「最愛の道具」を目指しているのに
最後のツメが甘かったばかりに、
イメージが伝わってきませんね。

ボディコピーも
しっかりと「積み木細工」のように組まれている。
これって、コピーライター泣かせなんだよね。
デザイナーから、
「1行xx文字、xx行。2ブロックでお願いね」
などと、オーダーが入る。

コピーライターは
どんな話しの組み立てにするかを漠然と考え、
とりあえず、文字数、行数にとらわれず書き進める。
それから、デザイナーの注文に沿って「組み」を考える。
多すぎたときは、冗漫な言い回しを削ぎ取る。
少ない時は、どこかを膨らませる。
カナとひらがなが混在するときは、
カナの字間が詰まるから
1行は大目に入れておく…

こんな作業をして、カチッとしたレイアウトに協力するのだ。

●むくげ

数年前、生徒さんからいただいた小さな苗が
私の背をはるかに越した。
今年もまた美しい花を咲かせている。
確かこの花、「ムグンファ」といって
韓国の国花ではなかったか。
「竹島」問題で、強硬路線を突っ走る彼の国の花だ。

韓国は日本に対しことあるごとにつっかかってくる。
植民地対支配国という不幸な歴史が
その底流にはあるが、
権利意識の強いのは国民性なのだろう。

福岡と東京はオリンピック開催に手を挙げた。
韓国に近い福岡は、
韓国人観光客で賑わっている、という。
また、東南アジア、インドに目を向けた
企業の新たな拠点となりつつある。
そんなわけで、結構、元気がいいらしい。

本来、沖縄が東南アジア、インド、中近東への
門戸となるべきロケーションなのだと思うが、
新幹線で陸路で結ばれている福岡の
戦略的な動きが、誘致に成功しているのだろう。

さて、ムクゲだが、
韓国の国花とはいえ
片田舎の垣根で咲く花には罪がない。
彼の国のやりかたには腹が立つけどね。

7月7日(金曜日)
●ニューバージョン
Window Media Player11のベータ版が
5月にダウンロード開始されていた。
Vista搭載のものなんだろうね。
で、ダウンロード。

かなり、つやつや雰囲気のものに様変わりしている。
従来の音楽、Video再生に加え
静止画なども再生してしまう。
音楽データのリストは
Winampの影響を受けたような画面。
レコードジャケットが貼り付いていた。

ところが、ベータ版なので
ミュージックストアへのアクセスができない。
ということは、ラジオの聴取が今のところ不可能。

iTuneは各ミュージックジャンルのリストがあって
米国のFM放送聴くことができるが
Window Media Playerはこの機能が弱い。
だから、BGM的に音楽を流す時は
iTuneかWinampを使うことになる。

MP3へのデータ変換は
Winampでは不可能。
情報によるとiTuneは音質が悪いという。
だから、ミュージックCDをMP3にするときは
Window Media Playerのやっかいになっている。

Ver11βのデフォルト画面は好き嫌いが分れそう。
もっともスキンを変えれば雰囲気も変わるのだが。

7月6日(木曜日)
●ミサイル発射地点
北鮮は2か所からミサイルを発射した。
そのうちの1つが「無水端里(ムスダンリ)」。
地図にも載っている。
早速GoogleEarthで現場に飛んでみた。
低解像度ではなかったが、
極端なクローズアップには耐えられない。

※丸印がムスダンリ

この基地は有名らしく
すでに、ミサイル設備の名称が英語で表示されていた。
ランチャー(発射装置)を中心に、
制御棟、組立棟など主要設備が見える。








画像データからは
荒涼とした地形に、「悪魔の兵器」関連設備と、
集落が見て取れた。

●北鮮取材団
北の在日団体、朝鮮総連の肝いりで実現した、
日本メディアの取材団が北鮮を訪問中。
このタイミングに合わせたわけではないだろうが
ミサイル発射が行われた。
そんな国際問題が発生しているさなか、

横田めぐみさんの元夫「キム・ヨンナム」氏が
訪朝記者団のインタビューに応えた。
少し前、南から北を訪れた
実の母と姉との面会のときとニュアンスが微妙に違う。
会見の途中から、娘のヘギョンちゃんも同席。
彼女も、以前と違っていた。
実の母のことは何も覚えていない、という発言は
韓国の祖母と叔母に対する配慮からだった、と明言。

う〜〜む、おぬしやるな。
元夫はめぐみさんの死を相変わらず述べている。
孫は、日本の祖父母に
会いたかったら北鮮を訪れるように言う。

儒教の考えが浸透している国なら
目下が目上に会いに来るのが当然なのに
孫は、この件に関して日本を訪れるとは
一度も言っていない。

このへんもくさい。

訪朝取材団は、
どんなマスコミ社で構成されているのだろうか。
朝鮮総連の仲介というが、
悪賢い団体の真意は何か?
マスコミが北鮮の敷いた巧妙なレールの上で
踊らされているのではないか。
などと、勘ぐってしまうぜよ。

週刊新潮は
「平壌支局欲しさに、
横田夫妻を切り捨てた、マスコミ訪朝団」
の記事を載せている。

もし、事実とすれば由々しき問題。
あんな国のニュースは外電でいいじゃないの。


在日韓国系の「民団」と北鮮系「朝鮮総連」は
5月17日、50年にわたる反目から、和解に転換した。
が、今回のミサイル発射を強行したことにより
民団は「5.17共同声明」は白紙撤回することにした。

しょせん水と油なのよ、南と北は。
第二次世界大戦後、
朝鮮半島を2分した戦争だが、
北にはソ連、南には共産化を嫌うアメリカがついた。
38度線で国家は2分されたが
将軍様とその息子に率いられた国民の不幸、と
いうしかない。
次に生まれてくるときは、
違う国にしなさいね、と
慰めるしかない。

正義を貫くアメリカだが、
中近東では活躍しているけど
北東アジアではなぜか及び腰。
アフガン、イラクでの元気さはない。

これ以上ドンパチを始めると
金がかかってしょうがない、からかね。
大親友の日本だが、
こと戦争に関してはお荷物国家。
今のところ専守防衛だもんね。

韓国は、今回の北のミサイル発射で
「太陽政策」を見直さざるを得ないようだが、
もともと、同じ国。
同胞が全面戦争に発展することは
絶対に避けたいだろう。

また、今の北鮮にはロシアに代わり
中国が後見人のようになっているので
米国は経済的な見地から
北鮮と戦火を交えることを躊躇する。

そんなわけで、北鮮はますますズに乗るのだ。

●ミサイル
「気違いに刃物」とはよくいったもんだ。
北鮮は世界が認める「ならず者」国家だが
完全に理性を失っているとしか思えない。

とはいえ、彼らの恫喝外交はこれまでの通例で、
「暴発」すると何を引き起こすかわからない、と
自由主義諸国は、「アメ」を与えてきた。
この手法に完全に味をしめているとしか思えないのだ。
では、「ムチ」は、といえば
米国は海外資産凍結などを行っているが
これまで、中国、ソ連、韓国などが
「砂糖水」路線なので
劇的な効果はあがっていない。
「孤立させると恐い」というイメージを
北鮮は巧みに作り上げた。

国は経済が破綻に向かって加速しているから
地道な「あきない」をやっていては間に合わない。
そこで、「にせさつ・麻薬」製造に手を染める。
「ミサイル」ビジネスも
重要な外貨獲得手段だった。

こういう悪知恵にたけた国に対し
優等生日本は、苦手、である。
クラスのワルをお坊ちゃんが制御できない。
そんな感じである。

今回のミサイル発射に対して
日本の対応は迅速ではなかった。
さいわい、実験レベルだったからよかったが。

戦前、日本軍が得意とした「奇襲攻撃」だったら。
ミサイルに弾頭が充填され
日本列島に向けて発射されていたら。

今回の政府の対応だったら
相当な被害を受けていたろう。

わが国にとって
国家危機管理を見直すいい機会となったね。

こういう事態が起こると
「専守防衛」だけだと
降りかかる火の粉を払うだけ、の行為しかできない。
「肉を切らせて骨を断つ」はできない。

相手の攻撃に乗じて
敵の体制を叩き潰すことができない事に対し
切歯扼腕の思いがしないでもない。

7月5日(水曜日)
●殿、ご乱心?
北朝が本早朝、ミサイル(テポドン、ノドン)を発射した。
そして日本海に着弾。
当初3発だったが、その後6発になり
さらに5発に修正された。
最終的には6発になった。
またまた、「いたちのさいごっペ」のように7発目も発射。
何考えてるんだろ〜ね。

3時半から7時半にかけて次々に発射したらしい。

TV、ラジオ共に朝からこのニュースで持ちきり。
経済制裁発動、人的交流の阻止、海上封鎖…
識者たちが喧々諤々。

衛星データで北鮮の動きを察知し
イージス艦を日本海に配置するなど
日米は早期警戒網を敷いていたはず。

本来なら、領空侵犯した時点で
撃墜してもよさそうなものだが
1発目は北海道稚内沖に着弾した模様…
などと政府発表。

ということは、北鮮ミサイルの飛ぶさまを
レーダーで追っていただけ、ということなのかね。

(着弾点は公海上だったらしいけど)


同時期に、アメリカではケネディ宇宙センターから
ディスカバリーの発射成功。

アメリカ独立記念日、ブッシュ誕生日間近。

こういう時期になぜ北鮮が無謀な発射を行ったのか?

ホワイトハウスは「将軍様に聞いてくれ」と言っている。


領海であれ、公海であれ
近隣諸国の警告を無視して強硬発射。

行き詰まった北鮮の捨て身の行動。

町内の無頼漢を静めるために
これまでは「飴玉」を与えてきた。
これに味をしめたワルは「ズ」に乗り
また同じテを使ってきた、という観測。

「仏の顔も3度まで」というが、
日本は耐え偲ぶこと数知れず。

拉致問題を抱え
今回のミサイル発射。
日本の的確な対応が望まれる。

万景峰号が新潟港沖に停泊しているようだが、
本国があんなことやっているというのに
平気な顔して入港するつもりだったんかね?
政府は半年の入港禁止を発動したが、
北鮮の人間の精神構造は理解の枠を超えている。


韓国は、竹島付近で海流調査を始めている。
日本の警告を完全無視。
こちらの国も、やりたい放題。

外交下手の日本は翻弄されるだけ。

7月4日(火曜日)
●面目躍如
「軽薄短小」といえば日本のお家芸。
中でもSONY製品はデザインに優れていた。

ところが、ウォークマン以後の携帯プレーヤーでは
ださいデザイン、音楽データのフォーマット問題で人気は凋落。
Appleの後塵を拝すことになった。
マラソンでいえば、「背中の見える距離」など、とんでもない。
はるか彼方にiPodは走り去ってしまった。

が、ここへきて、SONYらしい小型パソコンが登場。
「VAIO type U<ゼロスピンドル>」。
価格は20万9800円(最小構成時)からで、7月3日から受注を開始。
直販の「VAIO・OWNER・MADE」モデルのみで販売、という。

隣にタバコの箱でも置いてあれば
サイズの見当はつくのだが。

にょきっと生えた角のようなものはアンテナ。
これで、大きさは推量できる。
ワンセグの受信ができるという。

特筆すべきは、
HDDの代わりに16GBのフラッシュメモリーを搭載。
より小型化を実現するだけでなく
OS、アプリケーションの起動も高速化された。
液晶は1024×600ドット表示対応の4.5型ワイド液晶。
メモリーは512MB。

面白い製品だが、
ビジネスアプリケーションをこれで操作するのはつらい。
テレビ視聴可能な携帯音楽プレーヤーという利用法。
しかし、携帯電話でも同じようなことはできるし値段も安い。

いっそのこと、この超小型パソコンに
電話機能をつければいいのかもね。
もっとも、スカイプにすればインターネット電話になるけど。

新奇性はあるけど、
利用法が今市。

●好対照
ブラジルとアルゼンチンのサッカーチームが帰国した。
共に準々決勝で敗退している。
優勝候補と目されていたブラジルチームは
サンパウロとリオデジャネイロ空港に分散帰国。
監督、選手ともに国民の反応がわかっていたのだろう。
目立たない出口から入国したのだが、案の定、待ち伏せ。
罵声と怒号。
監督には「月給泥棒」、36歳のカフー主将には「やめちまえ」
など、散々な言葉が浴びせられた。

それだけ期待が大きかったのだろうが
血の気の多いファンのうっぷんはおさまらなかったのだろう。

ロナウドやロナウジーニョはヨーロッパチームに所属するため
そちらに留まっていたので、「口撃」はくらわなかった。
しかし、ロナウジーニョ像が燃やされたそうだ。

一方、ブエノスアイレス空港に降り立った
アルゼンチンチームは、歓声と拍手で迎えられたという。
監督続投の声もあがった、と。

ブラジルの陰に隠れていたアルゼンチンだが
8強に残ったことで、国民は健闘をたたえたんだね。
隣国どうしで、こうも違うものなのだ。

日本は、早々に敗退しての帰国だったが
ファンは醒めたもんだ。
世界での日本の実力を冷静に判断していたのかも知れない。
神に祈る気持で応援していたのだろう。
だが、神風は吹かなかったのだよ。

●蛇
ジョンの朝の散歩。
灌漑用水脇で蛇の尻尾を発見。
蹴ったら30cm位の
若い蛇が水の中に飛び込んだ。
5分くらいその行方を見守った。

蛇は必死で逃げる。
最初は身体をうねうねさせながら
順調な泳ぎっぷりだったが、
次第に疲れてきた。

細い木の根が集まったようなところに
身を隠そうとするがはみだしてしまう。
コンクリートの隙間に入ろうとしても
体が大きいので無理。

仕方なくまた泳ぎ始める。
だが、全身をくねらせるのは
体力を使うようで
次第に動きが緩慢になってきた。

ついに泳ぐのをやめた。
水の流れに逆らわず休んでいるのだろう。
すると、尻尾のほうが水に沈みはじめた。
溺れないように小さな鎌首を持ち上げている。
なおも、そのまま。
弛緩した身体はどんどん沈んでいく。

溺れそうになる寸前に
ゆっくりと、くねくねし始めた。

その姿を見ているうちに
早く足場を見つけ生還できるよう祈った。

蛇に対しこういう感情をもったのは初めてね。
蛇に仏心がおきるとは、
俺も先が長くないのかな。

●ヒデ引退
昨夜、自分のWebサイトで引退宣言。
W杯敗退の最後の彼の姿が
すでにそれを物語っていたのかも。
「完全燃焼」
29歳の若さで、と思うが。

彼はサッカー意外にも
多彩な顔をもつ。
語学は堪能。
NYではビルを所有しているというし
国内では企業の社外重役のようなことも
やっている。

今後は海外の大学でMBAの取得を目指すという。
単なるスポーツBAKAではなかったのだ。

7月3日(月曜日)
●マジック
昨夜、TV東京、22時より。
「情熱大陸」(だったか)。
「佐藤可士和(さとうかしわ)」特集。
最近超売れっ子、41歳、CD、AD、デザイナー。
作品を見れば、
あれも、これも社会に露出されているのを知る。

多摩美から博報堂入社。
そこで、カミサンをゲットして独立。
事務所移転を繰り返し、今は麻布のビル。
自身で改造をデザイン。
超すっきりしたシースルーのオフィスを構える。
会社の名前は「サムライ」。

自分も、デザインスタッフも
机の上に何も置かない。
大型ディスプレイを前に作業している。
デスク下に置かれたコンピュータのブランドは
当然、Mac。

デザイナーが多くの資料をかたわらに置くと
その本や切抜きのどれかに
影響されてしまうことがある。
頭の中で醗酵したアイデアを
ディスプレイに定着させてゆくほうが
オリジナリティのある作品が生まれる率は高い。

だから、視覚的には
来客にインパクトを与える未来的な効果に加え
何も置かない空間は理に叶っている、ともいえる。

マネージャーとして勤務する
かみさんのスタイルは抜群。
事務所で一緒、
家庭でも、当然顔をつき合わせる。
四六時中隣にいても飽きないのだそうだ。
彼らは夫婦であると同時に事業のパートナー。



作品の1つに「ユニクロ」のブランディングがある。
ニューヨーク・ソーホー地区に出店する
ユニクロ海外1号店のデザイン一切をまかされた。
当然、ロゴも変更。
英文と日本語がある、
日本語を背広の胸につける徽章にした。
赤地に白文字で「ユニクロ」。
社長はご機嫌だ。
しかし、カナのロゴはバランスが悪い。
どう見ても、いい「作品」とは思えない。

ところが、壁面に展開したりショッピングバックなどに
用いると、バランスの悪さが後退する。
波に乗っていると、恐いものなし。

彼の作品は、メディアミックスされると
効果を発揮する。

露出量が多ければ多いほど効果があらわれる。
当然といえば、当然なのだ。

明治学院大学のイメージ構築も彼の作品。
黄色がベースカラー。
学内で売られるグッズなどすべてに展開される。

どこの大学でも行われているのだが、
そのオリジナリティ、スマートさで
受験者数にも影響が出るんだろうな。

青山学院が立地のよさと
スマートなイメージで人気大学に
のし上がってきた例もある。
明治学院も、芝白金という好立地。
青学同様、ミッション系の洒落た感じもある。
もともと内在していたイメージのよさと
佐藤のデザインの相乗効果で
人気大学になっていく、のかも知れない。
なんせ、ローマ字のヘボン博士の建学
文豪・島崎藤村の母校だしね。

明治学院大格のWebサイトを見た。
基本カラーの黄色を使ったシンプルなデザイン。
あっさりしすぎており、
他の大学と比べ、「すかすか」。
どこがいいのかわかりませんね。
単純に黄色を使えばいい、というもんでもないと思うけどな。
これは、明らかに失敗作ではないの。

TUTAYAもイメチェンした。
この前、会員カードの更新にいったら
ブルーに黄色い長方形。
なにかと思ったら、TUTAYAの「T」だった。
あちらはブルーとイエローだけど
黄色がやけに目立つ。
明治学院と類似イメージですね。
騒がれているワリには、何となくワンパタ・ムード。
威勢はいいけど、アイデアもそこまで、というのではないのでせうね。

だが、一連の作品を見ると
「佐藤World」が広がる。
彼の個性というかオリジナリティがぷんぷん。
共通しているのはパターン化の妙。
これをして佐藤マジック、とでもいうべきか。

仕事の進め方も、
広告代理店のプレゼン資料山積み、というスタイルではなく
作品数点を、
未来的な事務所に呼んだクライアントの前に広げ
相手にチョイスさせる。
これまた、極めて理に叶っております。

そこへゆくと
広告代理店は大変だ。
マーケ資料、媒体資料、作品の準備で
プレ前は戦争だもんね。

7月2日(日曜日)
●軽快車

物置にしまいこんであったドロップハンドル車。
タイヤがパンクしたまま放置してあった。
もう、20年近く前のデザインだ。
横浜にいた頃は
これで、三浦半島、江ノ島、鶴見川をがんがん走っていた。
今のタイプと比べるとフレームが非常に細い。
重量は10K程度だったと思う。

所有していてもしょんないので
処分しようか、と思っているのだが、
聞くところによると
ビンテージを乗り回している人が
最近は増えているとか…

タイヤを交換しハンドルのテープを巻きなおし
フレームや変速機の汚れを落としてあげれば
もうひとはな咲かせてあげることができるのかな?

●収穫
野菜がぼちぼちとれている。
が、昨年に比べ数が少ない。
トマトの結実数が極端に悪いし
キュウリの苗も細い。

日照数が少ないので野菜の出荷にも
影響が出て、高値であるという。
プロにしてこれだから
アマなら当然、とも思う。
が、家の裏の市民農園の野菜は
立派に育っている。
ナスなど幾本にも枝分かれして
それぞれに大きな実がなっているのを見ると
日照不足以外の原因もあるのではないか、と思う。

7月1日(土曜日)

●法事
11時に横浜・港南台は山奥の寺で行われる。
ということは、遅くとも2時間前に家を出なくてはならない。

乗換案内で確認すると
8時15分、東武動物公園を出発、
北千住、日暮里経由で10時ちょい過ぎにJR港南台到着と判明。

7時30分起床。
それまで土砂降りの雨も少しは小降りになっていた。
家人に駅まで送ってもらい
乗換案内コースを行く。
千代田線開通以来乗り方が変わったから
常磐線三河島を通過するのは久しぶりだった。

日暮里から京浜東北線で港南台までは70分の小旅行。
東京、川崎、横浜…
時代とともに変りゆく風景を見ながら、
ときに文庫本に目を落とし
また、ときにはうつらうつらしながら。
そんなことをやっているうちに港南台に着いてしまった。

そこに住む、従兄弟の車にひろってもらい
釜利谷方面の山の中に分け入る。

うっそうとした雑木林、竹林のなかに、その寺はある。
そこに叔父と叔母が眠っている。
参列者は全員揃っており、小生が一番遅かった。

法事が終り、駅付近の海鮮料理屋で会食。
法事中は幸い雨は降らず、薄日も差していた。

帰宅は17時過ぎ。
とんぼ返りだが、
さすがに疲れた。



叔父の見舞いや、法事で
この街には何度か来ている。

山を削って開発された新しい街だ。
JR港南台を中心に四方に
整然とした町並みが広がっている。
道が広い。
高島屋、相鉄ローゼンが出店しており
道路の両サイドには洒落た店が並ぶ。

土曜日とあってか、10時頃の人出がものすごい。
従兄弟に言わせると、若い人が多く住んでいる、という。
そのためか、街が明るく活気にあふれていた。

デパートがあるので
横浜まで出ることも少ない、ともいう。
石川町、関内、桜木町は電車で13,4分のお遊び圏内。
隣町の洋光台、新杉田は、港南台より早く開発されたため
高年齢化しているようだ。

港南台は海から少し離れているが
鎌倉や金沢の海にも容易に出られる。

以前は、神奈川区、緑区に住んでいたので
港南区のことはほとんど知らなかった。
だが、目の前に広がる景色を見ると
浮き浮きしてくるのだ。

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