田舎三昧の生活と意見

掲示板にもどうぞ (~ ~)/

2004年9月
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■Contents■
01 解散
  止まらない
  2夜明ければ
  アボガド
  刈り入れ
02 町の新しい動き
  必死
  もくせい
  おなじみ文春、新潮2番勝負
03 秋2題
  懸命
04 議員の報告・感想
  反対はしたものの
  巨峰市
  路上の幸
05 またまた新選組、それと地震
  隣町の「意向調査」
  ラジオ深夜便
06 名前
  芸術的
07 幸手市の場合
  NHKアナウンス室様
  頑固
  祝1年
08 楸邨・俳句の里
  鰯雲
  いにしえの合併劇
  秋の風情
  台風通過
09 救急の日
  四天王
  文春・新潮2番勝負
  今朝のNHK
  資源
10 セカチュー現象
  宮代合併、第3の動き
  労多くして
  大キャンペーン
  残された者同士が
  杉戸町と合併したい
11 またまたNHK
  カンツォーネ
  深夜のNHK懐メロ
  あれから3年
12 またまた新選組
  9.11追悼式
  似合わない
  彩野市
  彼岸花
13 深夜営業
  新製品
14 丸の内、新風景
  噂は、事実?
  杉戸町長動く
  久喜・幸手の場合
  不可解
15 恒例、文春・新潮2番勝負
16 クローズアップ現代
  純ちゃんの目にも涙
  お兄ちゃんも遺体で発見
  着実に秋
  頭を丸めたお父さん
  合併離脱余波
  近隣の町長選
17 日朝平壌宣言
  映画
  杉戸町民の選択
  変わるデジカメ
  ワイパー
18 棘
  まただよ、NHKアナ
19 U-571
  またまた新選組
  山栗
  英雄
  ベストセラー
  デジタル・デバイド
20 敬老の日の銀座
  久喜の枠組み崩れる
21 葛
  ティーザー広告
  利害一致
  NHKの「あな」
  こらっ!NHK
22 久喜市合併破綻余話
  恒例、文春・新潮2番勝負
  趣味性
  パラリンピック
  蛍の里
23 冬ソナの陰で
  隣の芝生
  ある隊員の死
  町の空模様
  硬直
  いやらしい楽天
24 東京ラブストーリー
  回帰
  懲りない穴
25 装置五輪
  合併協議会設置に向けて
26 またまた新選組
  負けた日のスタジアム
  ライブドアの反撃
  深夜の雷鳴
27 あぐりパークゆめすぎと
  髑髏マーク
  子供たちに発信機
  根来君の最後っ屁
  近隣の合併破綻
28 太宰治もびっくり
29 合併狂想曲
30 台風一過
  斬新
  恒例・文春・新潮広告比較
  町は自立できるか


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人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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9月30日(木曜日)
●台風一過
21号が勢力を弱めて関東地方を通り過ぎた。
雨は降らなかったものの朝から夕方5時近くまで強風が吹き荒れた。
気温は夏日まで上昇。久々に雲が乱舞する空が現れた。

10月のタイトルはこの秋空を使用することにした。

●斬新

9月28日よりドイツのケルンにおいて、世界最大の映像機器展示会
「photokina(フォトキナ)2004」が6日間の日程で開催されている。
オリンパスの国内未発表の一眼レフが展示されている。
ん?軍艦部と呼ばれるペンタプリズムの突起がない。
一見、同社の高倍率ズームレンズ搭載のコンパクトカメラに似た風貌だ。
しかし、構造は一眼レフ。14-45mm F3.5-5.6レンズ搭載。
オリンパスも健闘してますね。
価格、仕様等は伝わってこないが、
収納性のよさそうなデザインではあります。

●恒例・文春・新潮広告比較


新潮は改造内閣で入閣した大臣のインサイドレポートとIT企業のプロ野球参入問題。
文春は同じくプロ野球参入と皇室物。
しかし、文春の広告がおかしいのだ。
「三木谷にラブドア崩しを哀願」とあるが、誰が哀願したのか主語がない。
スペースも黒ベタ部分が多い。
新聞社の掲載コードに引っかかったな。
疑問は社会対抗面で氷解。主役は「ジャイアンツ」だった。
球団側は事実無根というコメントを発表。
自分の会社に所属する球団のスキャンダルだから強制執行したのだろうね。
後発ながら、押せ押せで宮城県に迫る楽天の社長だが、急成長の影で
財界とのつながりがあぶりだされている。
一方、新潮。
閣僚になれた人、なれなかった人の性格が垣間見えておもしろそう。
さらに、プロ野球参入を目指す2大IT企業だが、2社ともまさかの落選という、かなり
興味を引く記事である。
今週も、時事物とスポーツ物を2大柱にすえた新潮のほうが面白そう。

●町は自立できるか

「身の丈にあった町」に
縮む前に、世の中を見渡そう。
小さくても自立できている自治体のことを。
まず、外国に目を向ける。
バチカン市国。カトリックの総本山として、世界中の信者からの金が集まる。
モナコ公国。賭博OK.。自動車レース会場。観光立国。外貨を稼いでおります。
スイス。精密工業が盛ん。時計ばかりかと思えば、兵器を生産。スイス銀行は秘密主義が
徹底。2次大戦中は中立国をいいことにナチスドイツの隠し財産を預かる。また、マフィアなど
のダークマネーも扱う。悪党のマネーロンダリングの舞台となっている。
世界中のわけのわかなない金を預かって手数料ががっぽり。
ブルネイ。最近皇太子が結婚して話題になった。石油利権が膨大で、国民はほとんどの
公共費が無料。
マカオはポルトガル領だった頃はギャンブル。香港、シンガポールは自由貿易港。
小さくても光っている国々は財政基盤がしっかりしております。

では、国内は?
残念ながら思い浮かびませんね。

原子力発電所のある自治体は国から「危険手当」が支給される。
しかし、、東海村、美浜のように住民は常に危険と背中合わせ。
ギャンブルの公営競馬場のある自治体は、青息吐息。
先日、群馬県の高崎競馬場が廃止の方向に。
公営ギャンブル場も、いい時代があったと思いますが、最近は赤字のお荷物。
一時期流行ったテーマパークも最近はさっぱり。
長崎のハウステンボス以下、お荷物が多い。
わが国の地方自治体は「親方日の丸」で、国におんぶにだっこ。
交付金で自治体を経営してきたから、「自立」と言われてもピンと来ない。
慣れないことに手を出して火傷をしていますね。
東京都は石原都知事になってから、公営カジノ、銀行税、ホテル税、ディーゼルカー規制など
下手な鉄砲も数打ちゃあたる式に新機軸を次々に打ち出します。
批判も出ますが、何もやらないよりよっぽどまし。
東京は人が集まる都市だから、可能だけど過疎のローカル小自治体で同じ真似はできない。

地産地消などは、「せめて自分のところで生産されたものは、自分のところで消費しなよ」
という、ピンスポット的な政策で、地域内で金がくるくる回るだけ。
これを自画自賛するようでは、視野の狭い「台所行政」と揶揄されても仕方あるまい。

では、宮代は?
金の卵を無から生み出すのは至難の技。
だから、今あるものを上手に使ってやるっきゃない。
目玉といえば、東武動物公園、日本工業大学、宮代高校、ハラッパークですね。

動物公園はカバ園長で売った時代もあったね。園長交代したのかな?
老齢だから今も東埼玉病院通いしているのかしら?
この園長に代わる新しいキャラクターを誕生させよう。
レジーナ、ホワイトタイガー、ほたリウム、など導入時は話題になっても、
短期間で記憶の隅に追いやられてしまう。
タカラやツクダといった大手と組んであっと驚くキャラを誕生させてはどうなの?
販売する場所は、西口駅前の閑散とした通りを大改造して
せめておしゃれな、モールみたいにしてさ、その一軒でやるのさ。

日工大とは産学協同だが、新しい技術を商品化するには期間、資金など膨大にかかる。
しかも、なみいる国公立大、有名私大と渡り合わなければならい。
勝算のある分野はあるのかな?それが問題だけど。
日工大には世界の集落を研究している先生がいる。
こういう方々の協力を得て、若い世代が住みたくなるような集合住宅を作っていただいたら
どうですかね?
杉戸には古利根のほとりに、町営集合住宅があるでしょ。ああいう奴の宮代版ですよ。
それこそ、田園風景と調和したおしゃれで夢のある家を作ったら
若い家族の定着も促進できるんじゃないの?
最近は景観を無視して坪数の小さな戸建を民間がばんばん作っているようですね。

次は、人材育成。
最近は独自の科目を取り入れている高校も多いようだ。
これも時代の流れなのだろう。
ガリガリの大学受験は春日部高校におまかせするとして。
宮代高校にもっと現代的な実学コースを導入するというもの。
前にも書いたが、デジタル科ですね。
最近の映像には不可欠なCGの基礎を学べるというコースですよ。
ここを出て専門学校へ行くもよし、工科大学へゆくもよし。

ハラッパークの国体以後の活用。
せっかくアーチェリー会場になるのだし、宮代高校も大宮開成という
ビッグがいるけど、アーチェリーでは健闘している。
スポーツ立町を目指し、高校アーチェリーのメッカにするという案です。

さらに、農地があるのだから高付加価値野菜栽培、希少家畜の生産。
これを、都内の広尾、白金はじめ高級住宅地周辺のスーパーへ卸す。
そして、せっかく作ったのだから、新しい村をベースにしたイベントを企画。東京へアプローチ。
特異な建物の「笠原小学校」を基地とした「夏休み宿泊田舎体験」。これも東京の学校へ売り込む。

当然、議員、役場職員も一丸となって県、国、東京都とのパイプを太くする努力をする。

思いついたままなので
実現の可否の裏は取っておりません。
町民にアイデア募集してもいいよね。

また、「宮代刷新連合」なるものを組織する。
これは、姫宮団地、宮代団地、桃山団地などの「宮代新住民」と意識の高い若手商工自営の
メンバーで構成される。
そして、宮代という「蛸壺」育ちの議員の公約と実際の活動の落差を監視する。
また、行政にも無駄はないか目を光らせる。ご当地オンブズマンね。
で、議員選挙には「宮代刷新連合」から送り込む。
新住民と地元に生きる若い経営者の開かれた視野と頭脳をこの町に投入しようとするもの。

夢物語を書き連ねていたら眠くなってきた。
一杯飲んで夢路をたどるとするか。

9月29日(水曜日)
●合併狂想曲

☆杉戸も単独?
杉戸町議会は、宮代の離脱で白紙に戻った合併枠組を1市2町(春日部・杉戸・庄和)で
再スタートさせる道を反故にした。
少し前に行った、町民への意識アンケートで、「春日部との合併を望む」が「宮代との合併
希望」をわずかに上回っていたのに、民意は反映されなかった。
掲示板への書き込みにあったが、
杉戸の議員は「アンケートはあくまで参考。多くの情報を持ち、町民より見識の高い我々が
町の方向を決める」と暴言。
議員はだれに選ばれたのかが、完全に彼等の頭から抜けている。
選挙のときだけペコペコ。その反動で当選後には「そっくり返る」のだろうね。

☆蓮田・白岡・菖蒲の決断は来年1月
新市名、市庁舎の場所も決まった、お隣の1市2町。
来年1月一斉に最後の住民の意向を決める。
蓮田市は、アンケート参加年齢を他の2町にならい、18歳から20歳に引き上げた。
アンケート実施まで少し時間があるが、この間に合併意義を醸成させようとしているのかな?
なにしろ、周囲は総崩れなのだから。
しかし、土俵際ぎりぎりで、蓮田市のうっちゃりということも考えられるしね。

☆混沌、宮代
本日の朝刊には、合併復活派の決起大会、単独派の「復活派」批判、両陣営のチラシが入っていた。
気勢を上げる復活派だが、ここへきて杉戸が今のところ単独でゆくことになり
枠組みのかたちが崩れてしまった。これにはびっくりだろう。

単独派は「議会制民主主義が危ない」という正攻法で、「身の丈」に合った町づくりを、と
呼びかける。しかも、合併特例債は借金なので、膨大な金額を11年後から返済しなければならない
という。(これって全額でしたっけ?)
単独派がいつもいう「身の丈にあった町づくり」だが、この期に及んで言葉のムードはもういい。
はやく、具体的なプランを提示して町民を安心させていただきたい。
具体策なしで単独・単独を言うのは、かなり時間が経過しているのだから、そろそろ止めよう。
でないと、単なる「反対のための反対」とみなされる。(たぶんそうなのだろうが)

お題目のような「合併特例債は借金」。これが宮代町民に大きくのしかかる、というが
これは、新市の問題ではないの?
単独の場合、無借金経営がどこまでできるのか?
活力があれば、借金も財産のうちで返済できるのだろうが、
町民への負担が大きくなれば、逃げ出す人々も多いだろう。
ますます悪循環。
それが狙いだとすれば、先祖代々ここに住んでいる人たちだけが
細々と暮らす疲弊した町、いや、百間村、須加村に逆戻りすればいいのだよ。
この10年で1000人人口が減少している現実を直視してるのかね。
だから、何度も言うが、将来へのビジョンを早く明示して欲しいのだよ。

単独で経営できれば、それに越したことはない。
しかし、大企業だって泣く泣く合併して活路を見出す時代なんだから。
特殊技術のある零細企業なら生き延びることができるかもしれない。
しかし、宮代には大田区の町工場のようなオリジナル技術があるか?
だめですよ「農のある町」のような「内向きの循環システム」だけでは。
外から金を呼び寄せる何かがなくては。

単独派は、いみじくも言う
「単独でいくことを決めたのだから、10年とは言わない、1〜2年は単独でやって
だめだったら、合併を考えてもいいんじゃないの」と。
甘いね。
「やったけど、だめでした。だから仲間に入れて…」
こんな身勝手なととを言ったら、地域社会では相手にされないよ。
ゆくのなら腹をくくって。だめだったときは、国家管理。九州の赤池町のように。
そうなったときのことを、議員たちは学習しているのだろうか。
赤字倒産した自治体に国から再建委員が派遣される。
厳しいですよ、彼等のメスによる外科手術は。
多くの議員はびびるだろうね。
もう、昔ながらの一部の議員による「行政ごっこ」ではだめなんだよな。
もっと視野を広くもち「政策」を掲げ、外部との連携によりギブ&テイクで活路を見出さなくては。
何とか任期満了まで首をつなげてもらうものもらって…
こういう姑息な考えが町の発展を一番阻害する。

9月28日(火曜日)
●太宰治もびっくり

「人間失格の町」という「町」がある。
そこの住人はこの呼び方を喜んでいる…わけがないよね。
その町とは、青森の金木ではなく、埼玉の大宮なのだそうだ。
昭和23年4月の2週間ばかり、太宰治が大宮・大門町の小野沢家に逗留したのだそうだ。
そこで、名作「人間失格」を執筆したということだ。
自殺したのは6月13日、発見されたのが19日。
彼の死の直前に滞在したというわけ。
研究者も多くの太宰フアンも、このことは知られていない、衝撃の事実!
その後太宰と自殺した愛人・山崎富栄の手記に記載されているんだって。

町おこしのネタに使おうとして名付けたのが「人間失格の町」。
文字を省略しすぎのネーミング。
これでは、誤解を招くだけでなく住民の反発を受けるだろうな。
春日部市の「かすかびあん」といい、センスに「ド」がつく。
だから埼玉には「ダ」がついてしまうんだよな。
前土屋知事が埼玉のローカルイメージを払拭しようと
「彩の国」と名付けた。県内では浸透しているようだが、
全国的にはまだまだのようだ。
「さいたまんぞう」にも罪があると思うけどな。
もっとも、「だざいおさむ」も、ちょっと間違えると「ださい・おさむ」だもん。
太宰と埼玉は相性がいいかも知れない。

9月27日(月曜日)
●あぐりパーク「ゆめすぎと」

隣の杉戸町の産直施設は国道4号バイパス沿いにあるため、宮代町や白岡町の
同じような施設とは少しおもむきが異なる。
宮代、白岡は月曜日は休みだが、杉戸は「道の駅」なので店開きしている。

施設が大きく、大型トラックが多いのもここの特長だ。建物の色がケバいのもね。

で、リサーチに出かけた。
雨の日の昼前。産直コーナーは、まあまあの入り。食堂の客は少なかった。
野菜が安い!それにミネラルウォーターも安い!
こうでなくちゃ。
野菜は産直にこだわらず、他県産も置かれていた。
スーパーと差別化するために、独自のルートを持っているのだろうね。
 
地元のじゃがいも120円。      いちじく350円。

里芋は150円。千葉産だった。
昼時になったので、食堂でたぬき蕎麦を食べたのだが、なかなかの味。
汁もからからず甘からずで、本格蕎麦屋の雰囲気であった。

宮代の「結」もうかうかできません。
車で来る人は杉戸でも白岡でも、品質がよくて安ければ、どんどん行くもんね。

●髑髏マーク

近藤勇の剣道の稽古着の背中に刺繍されていたのが骸骨だった。
これは彼の奥方が針を使った。「死ぬ気でやれ」という意味だったそうだ。
ナチスドイツの武装親衛隊の徽章が頭蓋骨と骨の組み合わせだった。
これは相手に恐怖感を抱かせるのに効果があった。

今回、佐川君の引き起こした事件写真のページを見た方が掲示板に書き込みをした。
「ああいう<えぐい>写真のページには、何か断り書きをいれるべきではないか?」
「ホームページにはどんな写真を掲載してもいいのか?」
ということだった。

先ず「えぐい」という言葉は私の若い頃は使われていなかった。そこで調べてみた。

(1)あくが強くてのどを刺激するような味や感じがする。えがらっぽい。えごい。

(2)気が強い。また、思いやりがない。

死体写真に対し「えぐい」とは
「あくが強すぎる」という意味なのか。それとも「思いやりがない」のほうか?
意訳して「刺激が強い」というふうに理解していいのか?
それとも「グロテスク」ということなのか?

最近の若い人の言葉遣いは、1つの言葉でその場の状況でいかようにも解釈できるようだ。
だから、発した方と受け取る方の意味合いが一致すればめでたしめでたしですが、
取り違えると、感情の行き違いが生まれることもあり得るね。
「グロテスクな」と言ってもらえば、すぐ理解できますが。
あ、それから「意見・異見」に反論すると「開き直り」と一刀両断にされてしまうんですね。
これは面白い傾向だと思いました。
そうなっては、コミュニケーションは成立しにくいですよね。

ついでに、私はフリーのコピーライターを30年以上やってきました。
一匹狼で生き延びるには、「開き直り」で臨まないと流されてしまいます。
相手の意見を唯々諾々と聞き入れていては仕事は進みません。
でも、金を出すクライアントの意見は聞きましたけどね。
あまり無理難題を吹っかけられたときは大いに反論しましたが。
そうやって、いままで生きてきたので、やっぱり身に付いた「開き直り」なのかな?

改めて佐川君が解体したオランダ人女子学生の写真を見ましたが
モノクロだし、ピンボケなので吐き気をもよおすほどではないと思いますが、
この程度でもだめな人にはだめなんでしょうね。
※例えば、激激辛カレーをなんとも思わず食べられる人もいれば、見ただけで
 受け付けない人もいるからな。
 つまり、刺激に対して免疫があるか無いか、の問題かな?
 (死体写真の比喩に、食べ物を出すとは、なんと不謹慎!と言われそう。)

ホームページの写真の私の掲載基準ですが、
自分で撮影したものが最優先ですね。
それから、国内外のサイトから拝借する場合もあります。
著作権、肖像権に関しては、商用ではなく個人の範囲だから、と甘くしてます。
しかし、ディズニーなど外国のキャラはものすごく厳しいので原則的には使わない。
写真の内容ですが、公序良俗に反するものは掲載しないようにしています。
特に性に関するものは、人間の裸体並びに性行為写真は厳重ご法度です。
では、殺人事件写真はどうなの?つ〜ことですが、
佐川君の場合は「カンニバリズム」人肉嗜好ですね。
死体は裸体ですがもう物体です。
阿部定事件は、性行為のあと殺していますが、彼の裸体も物体です。
屠殺場の牛や豚と同じです。(問題発言だな〜)
死体の写真は世界中を探せば結構入手できます。
ネタのないときなど、有名事件、歴史上の人物にスポットを当てることがあります。
あくまでも週刊誌的な興味で、説明を補足する意味で残酷な、凄惨な写真があるときは
それを掲載しちゃいます。珍しいから。

佐川君の事件がパリで発覚したとき、日本でも猟奇事件ということで
マスコミは大々的に報道しました。
オランダの女子学生をばらばらにして、バットに切り分け冷蔵庫に保管し
あるときは焼いて、またあるときはスープにして胃袋に流し込んだ。
その程度は週刊誌で報道されたのですが、
どんな凄惨な現場かは、想像するだけ。
たぶん、出版コードで縛られていたのだと思いますが、
死体を保管した冷蔵庫の写真はあっても、肝心のものはなかった。
多分、法医学の専門書あたりには掲載されているのでしょうが、
そのために国会図書館へ行くほどの情熱はありませんでした。
どのように切り刻んだのか、猟奇事件の真相を知りたくなるのは人の常。
それが、何十年後のインターネット時代になって、いとも安々と入手できるのですから
それを使わないテはないと思っております。

その昔、職業を選ぶとき、雑誌記者になろうかコピーライターになろうか
真剣に悩んだことがあった。
結局後者を選んだのだが、好奇心旺盛な雑誌記者の目は今も健在なのね。

で、陰惨な写真のあるページには「髑髏」マークをつけました。
でも、これが目立つんだよね。
湖の底に沈めておいたものに、「危険」というブイをつけて湖面に浮かべたようなもんだ。
今まで気がつかなかった人まで、恐いもの見たさで訪れるってこともある。
承知して見た方は、気分を悪くしてもこらえてつか〜さい。

●子供たちに発信機
小学生を狙った凶悪犯罪が多発するので、
都内の私立学校では、生徒に発信機を持たせ動きを監視するという。
校門にセンサーがあって、登下校もチェック。
下校時には親に電子メールで知らせるのだそうだ。
携帯電話でなくて発信機。進んでいるの、これって?

事件対策とはいえ、SF的な社会になったものだ。
確か鯨やイルカに発信機をつけて行動範囲を監視するという手法はとられていたが
いよいよ対象が人間だもんね。

発信機はカバンの中に入れるのか、ペンダントみたいに身体につけるのか。
ぼ〜〜っとして聞いていたので「校門」を「肛門」に聞き違えた。
え〜〜つ!子供たちのケツの穴に埋め込むのかよ!
なにしろ、東欧のハンマー投げの選手がドーピング逃れで
「アヌス」に他人の尿を入れていたくらいだもん。
麻薬の運搬にも使われるし、オカマの相手もしなくてはいけない。
肛門は本来の仕事以外にいそがしいから。
小型発信機を肛門に埋め込んでもおかしくないもんね。

28日の新聞報道によると、私立学校とは池袋の立教小学校。
発信機をつけるのはランドセルということだった。

●根来君の最後っ屁
昨、26日。プロ野球の根来泰周(やすちか)コミッショナーは和歌山市内で講演。
検察庁や公正取引委員会での経験について語った後、プロ野球再編問題に触れ、
「オーナー会議や実行委員会の責任者が表に出てきちんと説明していない」と批判。
「一般社会は損得や法律に沿っているかを考えるが、
プロ野球界は感情の社会なんです」「無責任社会」などと語った。
自身の進退については「辞めてやろうという気持ち」と改めて辞任の意思を示した。

あんさんは「やめてやろう」などと息巻いているが、先手を打たれて解任ということもある。
しかし、まだコミッショナーなんでしょ。
そういう重要な立場にいる人なら、もっと内容を吟味してから発言しないとね。

根来君は、自分の過去の経歴をひけらかした後、プロ野球界は「なっちゃない」と毒づいた。
たぶん、彼は「自分の経歴と自尊心が傷つけられた」と感じているんだろうな。
自分の考えが通らなかったので、八つ当たり発言にしか思えない。
キャリア官僚としての実績と自信でプロ野球を組み伏せられるとでも思ったのだろうか。
としたら、思い上がりもいいところ。
彼は、過去に挫折感を味わったことがないんだろうね。
60過ぎていい経験したね。残された人生(たぶんまた拾ってくれるところがあるから)
がむばってちょ。

●近隣の合併破綻
大利根、栗橋、北川辺3町の合併が、大利根の反対で反故にされた。
宮代町近隣の合併枠組みはことごとく崩れ去った。
かろうじて蓮田市、白岡町、菖蒲町が残っているが
これも最終投票でどうなるかわからない。
予想では、蓮田の反対でひっくり返る、ということだ。
国が音頭をとって進められる「平成の大合併」は
すると、ここ埼玉東部地区は総崩れということになってしまう。
合併しないと未来はないという自治体もあるはずだ。
そこの住民は数年先の自分の市・町・村をどのようにイメージしているのだろうか?

9月26日(日曜日)
●またまた新選組!
お竜の入浴シーンから始まった。

あ、竜馬に知らせるのね、というほど有名な話。
実際、寺田屋の養女「竜」の機転であぶないところを
逃げ出している。このとき、捕り方ピストルで威嚇しておりましたね。
竜馬の所在をちくったのが「捨助」だったとは!
彼には、改革や体制維持といった意識はまるでない。
自分をコケにした勇たちに復習してやろうと、新選組と敵対する側についただけだった。
そして、桂に利用されているだけとわかり、今度は長州に反感を抱く。
今回のタレこみは、結局、体制維持派としての行動だ。
彼は彼なりに時代の波に翻弄されている。

武田観柳斎の裏切り

隊の公金50両を拝み倒して借りて西洋軍学の解説本を購入した。
本をむさぼり読む彼の姿を見た、勘定方の河合耆三郎(きさぶろう)は
武田も新選組のために一生懸命なのだ、と納得する。
ある事から、土方は河合に隊の金の現有量を尋ねた。
当然50両不足である。
紛失の原因を詰問されるが、彼は仲間をかばう。
そのため、不行き届きを咎められ10日の猶予期間に充当すれば
切腹は免れる、という沙汰が決まった。
彼の実家は裕福な商人なので、河合はその期日なら間に合うと読んでいた。
武田は河合の切腹という罪状に、本を返そうと思い書肆に行くが
その本を欲しがっていたのが、自分の地位を危うくする伊東の手下とわかり気持を翻してしまう。
土方は武田を詰問するが、「知らぬ存ぜぬ」を押し通す。
いよいよ切腹の日。砂洲で死装束の河合は斬られる寸前まで金を届ける飛脚を待ち続ける。
古参隊員も50両を集めるのに奔走するが叶わなかった。
タイムオーバーで、彼は小太刀を腹に突き立てる。
瞬間に介添人の白刃が首を落とすはずだったが、仕損じる。
とっさに、総司の剣が河合に止めを刺す。
彼が死んでからほどなくして国許からの飛脚が到着する。
また三谷さんのイメージがぐ〜〜〜んとふくらんでおります。

土方は好んで河合を切腹させたのではなかった。
山南の死を無駄にしないための措置であったが
近藤不在のときに発生した事件に苦悩する。

近藤の思い伝わらず

近藤は伊東を連れて長州へ出張していた。
その前に、休息所の深雪に
「今回は生きて帰れぬかも知れない」と伝える。
深雪は、それほどの大仕事かと尋ねる。
勇にとって晴れがましいほどの役目だったのだ。
一介の多摩出身の農民が国事に奔走できることを身に余る光栄と考えていた。
迎える長州は、薩摩との秘密同盟ができているので
幕府側の使者に対し、小物役人しか対応させない。
苛立つ近藤の姿を見て、伊東は近藤と決別する潮時と考えるようになる。

農民出身の浪人が旗本に格上げされ
勇は幕府の高級官僚と会う機会が増えた。
その姿を見て、土方は勇のやるべき仕事は何かを問うが
舞い上がっている勇は意に介さない。
実際、勇の介在した折衝事はほとんど成果を上げていない。
彼は、剣の腕を使って降りかかる火の粉を払う仕事が向いていたのだ。
だから、目ざましい働きは「池田屋事件」のみ。
蛤御門の変、鳥羽伏見の戦い。両方だめ。
京都を逃れ、甲陽鎮撫隊になってからは敗残のみ。
板橋でつかまり、正体がばれ、処刑されてしまうのだ。
わずか3年余の栄光であった。
市中見廻時代が一番輝いていた。

●負けた日のスタジアム

夕方、横浜スタジアムの横を通った。
野球が終わったらしく、人であふれ返っていた。
このときは判らなかったが、
横浜が中日に3対0で負けた日だった。
Yのかたちをした照明の明るさが半分くらいになっていた。

ライブドアの反撃
このところ楽天に押され気味だったライブドアが新たな提案を打ち出した。
赤字サッカーチーム「ベガルタ仙台」への出資。
東北6県で公式試合開催。
楽天は神戸でサッカーチームを経営しているが、
ライブドアは宮城県の野球、サッカーの振興を視野に入れている。
宮城県民としては願ったりの出来事になるだろう。
さらに、東北地方はこれまでプロ球団とは縁がなかったが、
ここにきてライブドアの提案に当該県の知事たちが色めきたった。
県営球場を無償で提供しようという県もあらわれた。
経済の波及効果を狙ったものだが、このライブドアの動きを
好意的に見る県は多い。
後発参入ながら、いい感触を持ち始めた楽天も
ライブドアの動きに油断ができなくなった。
「判官贔屓」つ〜こともあるから楽天もうかうかできないね。
「ほくほく顔」なのは宮城県ね。
「漁夫の利」という言葉を久しぶりに思い出した。

深夜の雷鳴
23時過ぎから豪雨状態になった。
0時過ぎに犬が悲鳴をあげ始めた。
外に出てみると稲光である。
老犬ジョンは強風、豪雨、雷が大嫌いなのだ。
物置に避難させる。
相変わらず土砂降り。
雷鳴も始まった。
そろそろパソコンの電源を落とさなくては。

■9月25日(土曜日)
●装置五輪

パラリンピックでの日本人選手の活躍は目覚しい。
陸上で1600mと400mで金メダルを獲得した選手は決して若くない。
健常者は短距離と中距離にエントリするということはないだろう。
競技を見たが、車椅子の概念からはるかにかけ離れている。
人力F1カーのようである。
こういう「車体」にはいろいろ規約があるのだろうが、
日本製は性能がよさそうな気がする。
また、アーチェリー、やり投げなどが紹介されていたが
障害部位、内容によって工夫がされている。
水泳は水に浮けばいいが、陸で繰り広げられる競技はさまざまな器具が用いられている。
まさに、装置五輪なのだ。
器具の進歩が競技人口を増やし、記録を塗り替えていくのだろう。
こちらの世界でもドーピングが流行っているのは残念なことだが。

●合併協議会設置に向けて

宮代町と杉戸町の議会は、合併に向けての準備を始めた。
とは言え、最終的には町民が選択するわけだから、
いつものように土壇場でひっくり返ることもある。

宮代町では27日に臨時町議会を開催。
合併協議会に関する規約案とそれに伴う補正予算案を提出する。
規約案では、協議会事務所を杉戸町役場内に置き、
委員は両町長、学識経験者ら22名以内で構成されるという。

杉戸町では、定例町議会が開催中で、
24日合併協議会設置に関する議案とそれに伴う補正予算案を提出。
議会最終日の28日、議案審議を行う。

先日、杉戸町では町民に「合併するならどっち」とアンケートを行い
「春日部」が「宮代」をわずかに上回った。
民意を尊重するといいつつ、杉戸町長は宮代との合併に熱意を燃やす。
一方、宮代は春日部との合併に反対した後、
榊原町長は「身の丈に合った方法で単独でゆく」と表明したまま
具体案は何も示さないままだった。
今回、宮代・杉戸合併協議会が設置されるとその委員に就任する。
「単独」と言いつつ「宮代・杉戸合併協議会」の委員に就任する。

こうした町長の姿勢は、不可解。
「春日部との合併復活」派が盛り返せば、彼はそちらになびくのだろう。
「それが民意だから」というのだろうが、
彼は自分の考えを表明せず、流れに逆らわないように動く。
つまり、リーダーシップに欠ける資質と見られても仕方ないだろう。

■9月24日(金曜日)
●東京ラブストーリー
夕方、フジテレビで再放送やってるんですね。
むろんこの時間ですからお父さんは仕事。
買い物前のお母さんたちが鑑賞中ね。

鈴木保奈美と織田裕二が互いに自分の部屋から電話をしていた。
鈴木は親子電話の子機で室内を歩き回っていた。
ドラマが初放映されたのは1991年だから、今から13年前。
当時、携帯電話はなかったんですね〜〜。
別のシーンでは、織田のポケットからベルの音。
ん?「ポケベル」でした。「ポケベルが鳴らなくて」というドラマもあったような。
あの頃、ドラマに熱中していた高校生は、30歳前後。
いいお母さんになっているか、独身で働きまくっているのか?

いわゆる「「トレンディ・ドラマ」。
劇中に登場する小物、ファッション、インテリア、お店が流行をリードするという性格だった。
マドンナ有森也実は相変わらずぽっちゃりでファッション、ヘアスタイルは洗練されていない。
プレイボーイの江口洋介は当時から、ぼっさりのへスタイル。
中山秀征も織田、鈴木の会社の先輩社員(かな?)で顔を出している。
千堂あきほ、なんつ〜タレントもおりました。
今、緒方健の息子のかみさんなんですって?
保奈美は、たかさんのかみさん。
10年以上経てば、いろいろ変化がありますね。
保奈美の眉は太い。昔はこういう存在感のある太眉がはやっていたのかな?

これはオーソドックスな恋愛ドラマ。
アメリカ仕込みのリカの積極的な行動に、カンチは戸惑いたじろぎを見せながらも
心は次第に傾いていく。
今見ると、保奈美の目の演技、表情が冴えている。
目の前の男に心惹かれながらも、その男は高校時代の同級生が忘れられない。
口では強そうなことを言ってはいるが、心は揺れる。
そのいじらしさがいいのかな?
小田和正による主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」は今も時々電波に乗る。

ドラマでは西郷山公園がよく出てくるんですって?
代官山からほど近い旧山手通りに面した公園です。
一帯は目黒区青葉台の高級住宅地。
美空ひばりの家も、エジプト大使館の横にあります。
この公園、高台にあって東京の西部が見渡せる。
祐天寺、都立大方向なので林立する高層ビルというのはない。
今頃、旧山手通りの街路樹は色づいて散策にはいいかもね。
当時、中目黒に事務所があったので、渋谷のプロダクションで
打ち合わせをするとき、その界隈を歩いたもんです。

この10年で、若い人たちの恋愛観は変わったのだろうか?
ときたま、電車の中で見る高校生男女を見ると、
女には羞恥心がない、男には公徳心がない。
両方とも群集心理が働くのかガラが悪い。だめだ。こりゃ。
しとやかな女子高生つ〜のは絶滅したのかね。

●回帰
秋にデビューするデジカメだが、趣味性、一眼レフに加え、昭和30〜40年代に
人気のあった35mmカメラの風貌を備えた、クラシック・グループが存在した。
コンパクトデジカメのジャンルだが、ターゲットは一眼レフ派の少し下。
700万画素前後で価格は6〜7万円。現在ペンタックスとオリンパスが投入している。
30〜40年前のカメラと見比べて、いかによく似ているかおわかり?
 
こちらクラシックタイプのデジカメ。左:オリンパス 右:ペンタックス
 
こちら、昭和30年代当時の最新カメラ。左:キヤノン 右:小西六
フィルム式のレンズはボディの真ん中にある。

昭和45年頃のヤシカ・エレクトロン。ローソク1本の光で撮れる、がうたい文句。

●懲りない穴
「無料で梨を配る」というところを、「無量で…」だもんな。
りょう」じゃなくて「むりょう」でしょ!

天気予報で「北日本」と言うべきところを「北二本」だからね。
「にほん」だよ「ほん」じゃないよ。
深夜便の「古谷アナ」キミだよ。たぶんベテランでしょ、あなたは。

こういう基本的な間違いを何度犯せば気が済むんだろうねNHKは。
まるでアクセントに配慮なし、ということではないか。

■9月23日(木曜日)秋分の日
●「冬ソナ」の陰で
アジアは「韓流」。日本も韓国ドラマが大ブーム。
韓国語を習う人も旅行者も増大。
韓国はうはうは、笑いが止まらない。
韓国の町をうろうろする日本人観光客を横目で見ながら、彼等は何を思っているのか。
韓国では、今年の8月から9月にかけ、成人男女1200名を対象に
好きな国、嫌いな国のアンケート調査を行った。
その結果、日本は41%で最も嫌いな国のトップ。米国24.3%、北鮮10.8%。
また、見習わなくてはいけない国でも日本は32.8%でトップ。米国14.3%、中国9.7%。
また最も好きな国は米国14.3%、オーストラリア、スイス13.7%という結果だった。
オーストラリアは韓国移民を受け入れているはずだよね。
韓国国民の日本人に対する感情は非常に複雑である。
そういうことを心に刻んで訪問しましょうね。

海外に行くとき韓国の団体と乗り合わせることがあるけど、彼等は柄が悪いよ。
通路にかたまって、しかもサービスのウイスキーを「飲まなきゃ損」とばかり
お代わりを連発するし、あげくの果ては大声で喋りまくるからね〜〜。

●隣の芝生
「あっちのほうが安いし、質もいいよ」との声で行ってみた。
雨が降りそうだったがサイクリング。
御成街道下野田交差点を直進。間もなく白岡町役場が見えてくる。
その横に「しらおか味彩センター」がある。わずか15分で到着。
敷地は宮代のほうが広い。箱庭のような施設である。
休日なのでフリーマーケットが開催されていた。
 
直売所は「おおばん市場」、隣の手打ち蕎麦処は「いっとこ茶屋」。
 
隣は、1市2町合併で新市の庁舎となる白岡町役場。立派である。
「おおばん市場」は、栃木、茨城などにある直売所と似たりよったり。
地元産の野菜、佃煮、果物、花などが豊富に並んでいる。
 
野菜は確かに安い。品質はこれから料理してみなくてはわからない。
ここまで来たのだから「JR白岡」まで行って見ることにした。
「新白岡」はちょくちょく出かけるのだが、白岡は10年目にして初めて訪れる。
東北道の上を通って5〜6分のところにあった。東口である。
駅前広場は狭く住宅が迫っている。商店は少ない。
駐車場は月極がほんの少しあるだけ。
都内に出るとき車が置けないので、やっぱり新白岡を利用することになりそうだ。

●ある隊員の死
26日に放映されるNHK新選組!の早刷り版。
新選組経理担当の河合耆三郎(きさぶろう)は播州高砂の塩問屋の一人息子だった。
武士に憧れ入隊。剣はからきしだが、商人の息子でそろばんはうまかった。
慶応2年2月2日、公金50両が紛失した責任を問われた。
国許から金をとりよせ弁償するといったものの聞き入れられず2月19日、斬首された。

河合の首切り役を命じられた沼尻小文吾の後日談。

もともと町人だから胆は坐っていない。
斬られる前からすでに死んだようになっていた。
首切り役といえども若くて慣れていない。
刀をふり下ろしたが肩を斬ってしまった。
突然河合は立って逃げ出そうとしたから、二の太刀を振るった。
今度は頭を斬ってしまった。
河合は仰向けにひっくり返ってしまい首をはねることができない。
誰かが言った「もう死んだのだから首は落とさなくていい」
それで私の役目は終わったが、
「播磨からまだ金はこないか」と最後まで言っていた。
ああいう、淋しい、悲しい声が生きた人間から出るのかと思った。

なぜ、50両の紛失が発覚したか

当時、近藤勇は島原の深雪太夫にご執心。
土方は近藤が大阪に出張している間に、彼女を身請けして喜ばせようと
勘定方の河合に公金から500両を出せと命じた。
このことから50両足りないことが判明したのだ。
それにしても、高級遊女の身請けに隊の金を流用するとは
土方の公私混同もすさまじい。
一代で築き上げた中小企業の社長が芸者を囲おうとして
専務が会社の経理から1000万円を引き出そうとしたようなもんだ。
同族会社なら、経理は身内がやっているだろうから
或いは、社長が若い頃、手をつけた古参女子社員ね。
しかし、いくら年取った女でも、社長が若い女を囲うための金は捻出しないだろうな。
やっぱり、こういう無茶苦茶は男の集団でこそ可能なのね。

NHKの新選組!では、紛失した金の行方が新解釈されている。
隊内では武田寛柳斎の時代遅れの軍学は人気がなかった。
それを打開しようと、高価な洋書を購入するための資金として経理の河合に擦り寄る。
情にほだされて、河合は内緒で公金を貸してしまったのだ。
結構、泣かせる設定である。
その後、彼の狙いはかなわず近藤は伊東を重用するようになる。
思い余った武田は薩摩藩とつながりを持つようになる。
薩摩は今は幕府側であるが、長州とあやしい動きをしていることを新選組は察知していた。
そんな折の武田の怪しい行動である。
ある時、薩摩藩邸から出てきた彼は隊士により斬られてしまうのである。

●町の空模様
きのうはかなり強烈な低気圧の通過で、夕方から激しい雷雨。
珍しく宮代上空には雷が1時間以上居座った。
パソコンの電源を落とし、今シーズン2度目のブレーカーoff。

今朝は早めに起床。と言っても7時だが。
やや曇り空。栗の木は相変わらず膨大な実を落としていた。
7割は車に轢かれている。さすがに拾う気にはなれない。

新聞受けには、わが町に関する印刷物が入っていた。
「くらしのガイド」、「虫の目鳥の目」。「視点」。

「くらしのガイド」は月1回発行されるコミュニティペーパーだが、ほとんどが広告。
昔は編集記事もあったのだが、発行維持のためにはやむを得ないのかな。
私の教室の生徒募集も利用させていただいている。

「虫の目鳥の目」。初めて見ました。でも3号である。
合併反対を選んだ宮代町の、今後の厳しい状況を訴えている。
町民の合併への関心は薄かったが、なぜ反対を選んだのか?
「一面的な歪曲した扇動を行い、多くの町民を反対ムードへ誘導した」
これを実行したのが「ウェーブの会」「日本共産党」など8人の議員。
町の将来を見誤った方向へ導いた責任は重大、と。
合併離脱により「お先真っ暗な赤字町」へと転落する具体例が記載されている。
これまで、合併協議会が発行してきたばら色の印刷物より、はるかにわかりやすい。
さらに、離脱後にスタートした「杉戸との合併推進」も、問題山積みである…と。
結局、1市3町合併を選択したこの町は、大変なことになりますよ。
こういう結果に誘導した反対派議員の責任は重大だ、という。
発行元は「虫の目鳥の目」編集プロジェクト。発行責任者「仲村昌三」とある。
もれ聞くところによると、執筆しているのは学園台在住の元新聞記者。公明党員ということだ。

反対推進の中核・加納議員の「視点」がポスティングされていた。
彼女の場合、「報告と批判」で、肝心の意見は何も言っていない。

「合併復活」運動を「住民投票を一蹴する」前代未聞の行為とばっさり。
しかも、運動の主体は商工会有志で、
町の公共事業を請け負っている企業などそうそうたるメンバーだ、と特定企業の利益を暗示。

また、杉戸との合併推進運動に関しては、単にスケジュールを述べているだけ。
(加納議員は「合併復活」運動に脅威を感じているのだろうか。)
民主主義のルールを無視していると、正攻法で批判しております。

さらに、単独で行く道を選択した町は町長をトップに据え「宮代町経営戦略会議」を発足させた。
「わが町のひたむきな姿が光る」と外側からエール。

このことは町民の多くは知らないだろう。
「身の丈に会った」その内容を早く明確にしてほしいものだ。
こういう場合は、結果だけでなく経過も知りたいね。
幾つか、経営戦略会議の内容が紹介されている。
(無駄な経費の削減は徹底してやっていただきたいものだ。
でないと、町民の血税に群がる蟻と思われても仕方あるまい。
それと、無駄な議員の削減ね。
あおるだけで、ビジョンのない方にも姿を消していただきたい。

「視点」は、「じっと目を凝らして見極めましょう」と結んでいる。
「声を大にして発言しましょう」とは言っていない。
「私も、すぱらしいプランを提案します」とは、もちろん言っていない。
常に「報告と批判」の傍観者なのだ。
でも、リポートを発行する姿勢は評価したいですね。
ほかの議員はだんまりを決め込んで、頭上の嵐が過ぎるのを待っている。
こういう人たちにも税金から議員手当て(月給だよね)は支払われている。
議員という職業に就職した人たちにね。

●硬直
普通に暮らす町民にとっては、開かれた住みやすい町と映るのだが
水面下ではそうでもないらしい。
また、何か言われそうだが噂をいくつか…

第三セクターとして運営されている新しい村。野菜の直売所は「結」という。
町内で生産された野菜が手に入るというので、大変な人気だ。
最近、建物前のステージがコンクリート化されそこに立派な温室ができた。
「農業支援グループ」が育てた花や野菜の苗を販売するのだろうか。
それにしても、ここはは改造、増築が続く。かなり儲かっているんだろうな。
でも、質の低下、高価格などの声があがってきている。
ここは性格上、新しい企画は町にお伺いをたてなくてはいけない。
例えば、寒い季節に「肉まん・あんまん」を売りたい、「暑い季節に冷たいものを売りたい」と
思っても役場は「No」という。
町内産でなければだめなのだそうだ。自販はいいらしい。
宮代で生産されたものに固執(あるいは、こだわる)する。
あくまで、地元農家、商店の利益が優先なのね。

役場の職員が離れた建物に行って仕事をする場合、出張となる。
交通費、手当てが支給される。
にわかに信じがたいが、これが事実だとしたら(自治体では常識らしい)、
企業に比べ彼等の常識を疑わざるを得ない。
税金をなんらかの名目をつけて使いたい放題ね。

日工大との産学協同が暗礁に乗り上げた!?
大学側はもっと町に歩み寄って欲しいと申し入れるが
町はすげない態度を繰り返すばかり。
日工大はもっと理解のある地域への移転も視野に入れ始めた。

東武動物公園は、町が繁栄するならどんどん利用してかまわない、と思っているのだが
町は反応を示さない。
動物公園の幹部が町に面会を申し込んでも会おうとしない。
レジーナ側に出入り口を作って、新しい村への行き来を容易にしてもいいという
申し出を、町は拒否した。

こんな噂が飛び交う。
また、「噂は嘘」と書き込みをされるかも知れないが
町の門戸を閉ざした、かたくなな態度がちらちら。
第三者の申し出を介入とみなすのかな?

議員は政策マンでありたい。役場の職員は目を開いた行政マンでありたい。

●いやらしい楽天
ライブドアが進めていた、仙台との交渉に楽天が割り込んできた。
自由経済競争だから、悪くはないのだろうが割り切れません。
仙台市が企業を募り、その結果の競合ではない。
楽天の割り込みは巨大企業の横暴に思える。
婚約話が進んでいるときに、あの娘がいいからと金持ちのぼんぼんが
無理難題を吹っかけてきたという構図だ。
ライブドアと先行して接触していた宮城県知事も戸惑い勝ち。
市民は一挙に2つの球団がくるというのだから悲鳴に近い喜びなのだろう。
その多くは若い連中で、中年男性は、自分の仕事をだぶらせながら(かな)ライブドアの肩を持っていた。

楽天は太平洋側ではなく、日本海側の都市を選べばいいのだよ。
例えば、新潟、金沢にドーム付球場を作ってスタートさせれば県民ならびに
近隣からも大勢観客はやって来ると思うが。
このまま進めれば、楽天の三木谷社長はいらぬ摩擦を招くだけ。
仁義なき戦いに、ITという若い産業は、自分だけよければいい自己中者の
集まりだと、現オーナーたちの印象も悪くするだけだと思うが。

■9月22日(水曜日)
●久喜市合併破綻余話
朝日新聞が伝えている。
その理由は、スケールメリットより市民生活の行方に関心が向いた、
今回の合併のわかりにくさや
久喜市とかかわりの薄い新市名など、いくつか考えられる。

やっぱり名前も反対の重要ファクターだった。
「桜宮市」という名にすんなり決まり、久喜市民の度量の大きさに感服したが、違っていた。
だれもが、自分のところが可愛いのさ。
でも、それを言ってちゃ何も進まないよね。
「平成」年号だって、今は亡き小渕さんがうやうやしく差し出した半紙に書かれた
文字を見たときは、変な名前だと思ったが、
16年も過ぎてしまえば、何の違和感もないもんね。

合併反故にされた幸手市。
五霞町との合併推進でリコールされた増田前市長派は
今回の出来事をどう見ているのか。
現市長を槍玉にあげて返り咲きを狙うのか。
増田氏と五霞町の関係はまだ存続しているのだろうか。
向こうがこけたから、こんどはこっち、などと無定見な動きをしては
相手に失礼だろうね。
人間の結婚に置き換えてみればすぐわかる。
すると、幸手市も孤高の道を歩むのかな?

●恒例、文春・新潮2番勝負


2誌とも特集は「プロ野球スト」。
知りたかったのは、根来コミッショナーの人間性と野球の知識と役割。
さらに、オーナーと選手の間で、静観するしかない監督のポジション。
長嶋さんが元気だったらどんな動きをするかなど。
こういう疑問に答えてくれるのはどっちかな?
両誌ともコミッショナーに触れているが、中身の濃さまではわからない。
野球経営に燃える、ライブドアと楽天の社長について2誌が触れている。
新潮は、出会い系サイトまで経営するライブドア。
儲かることなら社会問題になろうがなりふりかわずというところか。
文春は両者の社長の「金、女、経営手腕」比較。

宅間が死刑になったが、獄中結婚する奇特な女性がたまにいる。
彼の場合もそうだった。改悛の情のない極悪犯を彼女の献身で
立ち直らそうというのかな?
宅間の場合効果がなかったようだが。
ところで、こういう新妻つ〜のは、獄中初夜というのはあるのだろうかね?
獣の宅間にしてみりゃ「地獄への行きがけの駄賃」「たなぼた」以外の何物でもない。
新潮は「宅間の遺体と一夜を過ごした美人妻」の見出しがある。
遺体じゃ宅間もあの世で残念がっていると思うよ。

新潮の第2特集は「さかきばら」こと少年A。関東地方で生活しているらしいが、
その彼が心の病が治っていなかった、という衝撃的な話しだ。
殺人鬼を野放しにしているというのだから。

文春の第2特集は、このところ頻発する殺人事件のたな卸し。
愛知で母子が惨殺され、夜勤の父親が助かった。
一介の工場労働者が高級クラブ通いが好きらしい。警察は彼にも疑惑を向けている。
さらに、栃木の幼い兄弟殺人事件。後輩の家庭にころがりこんだ、
元暴走族の父親の過去の行状。
テレビのワイドショーではその父親が顔を出した。
離婚した母親もカメラに収まっていたが顔は出ていない。
今さら泣いても始まらないだろう。
対応がずさんだった児童相談所の担当が侘びをいれたが、後の祭りだよな。
それから、福岡のスナックのママが、子供の家庭教師を使って夫を殺した。
東京の音大を出た彼女の転落人生。
数多くの客の男と寝て恐喝。彼等からかなりの金を巻き上げていた。
当然、家庭教師も彼女の肉体をごちそうになり、殺人に手を貸したんだろうよ。

今週はどちらもまあまあ。買うほどではないから図書館で読むとするか。

●趣味性
キャノン、SONYの新製品攻勢で、このところ影が薄かったオリンパスだが、
ここにきて新製品が登場した。μ−miniという。

手の中にかくれてしまうほどの大きさ。
角のとれた不思議なカタチをしている。
シャッターボタン脇のモード切替ダイヤルには
滑り止めのギザが切ってあり、昔の35mmカメラを思い出させる。
オリンパスお得意のスライド式レンズカバーではなくなった。
あのタイプは使いにくかったもんね。
400万画素、光学2倍ズーム。色は6色。
専用リチウム電池しか使えないのが欠点だけどね。

ここにきてデジカメは明確に2極分化しつつある。
コンパクトタイプはますます小型化し、所有する楽しさを追及したデザインになる。
一方、高画質派はデジタル一眼レフにシフトしてゆくのだろう。
交換レンズが使えて、速写性に優れた一眼レフなら
35mm一眼レフを使うカメラフアンを取り込むことができるしね。

安価なコンパクトタイプは、カメラ付携帯電話とも競合するし
カメラ市場自体、飽和状態になったんだろうね。
2年位前かな、セイコーEPSONから涙滴型デジカメが発売された。
モデルに優香を使っていたが、時期が早すぎたのか
ほとんど注目されずに姿を消した。
今後各社からこういうおしゃれなデジカメが登場することだろう。

●パラリンピック
華やかな健常者アテネ五輪だった。
時差のある競技を見るために寝不足になった人も多い。
現在、その場所で身障者五輪が開催されている。
日本人選手もなかなか健闘している。
しかし、テレビで実況中継されるでもなし、
注目度は健常者五輪に比べ低い。
民放はスポンサーがつかなくては番組放映できないのでわかる気もするが
身障者相手に儲けている企業は結構あるんでないの。
製薬、義足・義肢製作、車椅子製作、介護用品、被服などなど。
そういう企業が一丸となって日頃のご愛顧に感謝、てなわけで
番組提供したっていいじゃないの。
まして、不祥事続きのNHKは身障者の方々からも受信料をとっているわけでしょ。
健常者より数が少ないといっても機会均等が原則だよね。。
パラリンピックコーナーを作って活躍ぶりを報道したらどうかね。

競技は障害部位によって独特なルールがある。
視聴障害者の柔道は組み手から始めるみたい。
選手の組み合わせはどうなんだろう。
片腕の人と視聴障害者が対戦することはあるんだろうか?
私も勉強不足なのでわからない。
水泳は、ターンのタイミングを棒で頭をたたいて知らせるようだ。
●蛍の里
この町の山崎地区にはかつて蛍が生息していたという。
野菜直売所「結」前に雑木林がある。
そこを流れる灌漑用水あたりだそうだ。
私が越してきた10年前、そのあたりはほとんど人が通ることもなかった。
林の木の枝が前の田圃にせりだし、昼でも薄暗かった。
確かに、蛍が飛んでいても不思議ではない環境だった。
しかし、私は1度しか見た記憶がない。
それも錯覚だったかもしれない。
この町は下水の普及が遅れている。
周囲を林と田圃に囲まれた山崎地区は、
駅周辺から始まった下水工事の恩恵に浴すまで、
あと何年かかるかわからない。
徐々にだが家も増えている。
生活排水は、林の前を流れる灌漑用水に入る。
水質は汚れ、とうに蛍の餌であるカワニナなど絶滅したのだろう。
だから、蛍を見ることなど夢のまた夢なのだ。
でも、宮代にホタルを呼び戻す運動というのはある。

そう思っていたら、意外なところに蛍が戻ってきた。
東武動物公園に「ほたリウム」なる施設が明日オープンする。
このニュースは朝刊1面を飾る全国区情報だった。
「世界初の劇場型ホタル観賞空間」という。
施設内に「ビオトープ」を創出し年間を通じて育成する。
夏に見る「冬のソナタ」なんだから、
森進一の「冬のホタル」もいいんでないかい。
「夏炉冬扇」の趣もあるけどさ。


■9月21日(火曜日)
●葛

読売の歳時記が「葛」だった。
これは私のほうが先んじておりましたね。
ここで紹介されている句は芝不器男の

「あなたなる夜雨の葛のあなたかな」

これを額面どおり解釈するとどうなるのか?
どこか遠くに作者の心を寄せる「あなた」がいる。
雨の夜の葛を思いながら「あなた」のことを
心に描いているのだね。秋の旅情かな。
初5の「あなたなる」が「かなたなる」であれば
わかりやすいのだが。

ところが、新聞にも簡単に触れているが、
この「あなた」とははるか遠くの故郷の地のことである。
(やまの あなたの そらとおく さいわい すむと ひとのいう の あなた と同じかな)
やっぱり「かなた」の意だね。

句の前書き
「25日に仙台につく みちはるかなる伊予の我が家をおもへば」
芝は愛媛県の生まれで父を早く失い母に育てられた。
その彼は、仙台の東北帝大の学生だった。
夏休みの帰郷から仙台のわびしい下宿に帰り、雨夜の窓を見ているうちに
田舎の葛の生い茂っている我が家を思い出しのだ。
やっぱり、前書きがないと、この句の観賞はできませんね。
彼は28歳の若さでこの世を去る。

●ティーザー広告
「ティーザー」。じらし、である。
「ストリップ・ティーズ」である。
「踊り子さんの衣装に手をかけないでください」という
場内アナウンスを背に受けて、
観客は彼女の脱衣を息をのみながら見守る。
これがうまいんだよな〜。見えそうで見せない。
さて、最後の…と期待は最高潮に達したとき、舞台は暗転。
踊り子嬢はさっと引き下がってしまう。
照明係りとの阿吽の呼吸である。

そんな広告が掲載された。
キャッチが「あなたを信じていいですか」
これだけの女性集団である。
思わず目がいく。
結婚相手紹介の広告かと思ったよ。
肖像権の保護を訴える業界連合広告だった。
コピー・アプローチは「ソフトウェア違法コピー禁止」と同じスタンスだ。


2〜3日前の広告に手で顔を隠している大勢の女性がいた。
そして今朝、彼女たちが一斉に顔を出した。
おっとっと。前の広告を探さなくっちゃ。
と思い、新聞紙モルグをひっかきまわしたが見つからない。
だいたいこういうものだ。
必要なとき、必要なものはすっと目の前から失せる。
品物にしてもそうだ。
欲しいと思いつつ躊躇して翌日行ゆくと、もう売れてしまっている。
先手必勝、即実行しないと悔いを残すは必定。

広告だって、前の広告と見比べようとするひとは少ないだろう。
業界人か研究者だ。
一般の人にとって広告とは通り過ぎるものなのである。
その広告を常に意識しているのは制作者とクライアントくらいなもんだ。
そういう世界で長年やってきたんだよな〜〜。
全速力で走っているときは気がつかなかったが、
今となっては、なんとなく空しい気もするね。

●利害一致
企業の合併劇はTOPの判断で行われる。
いちいち社員に意見を求めないからスムーズにいく場合が多い。
土壇場でひっくり返ることもあるけど。
朝刊全ページで製薬会社の合併を知らせていた。
「山之内製薬」と「藤沢薬品工業」が「astellas(アステラス)」製薬になった。
面白い名前である。いろいろ由来が書いてあるけど、「明日照らす」だよな。
「天照(アマテラス)」のほうがより雄大で、神ががりのようでよかったんじゃないの?

町村合併もこういう具合に進めばいいと思っている首長も多いだろうね。

●NHKの「あな」
曲名紹介で「クライマックス」を「くらい・まつ・くす」と
読み上げるものだから「 暗い松・楠」と聞こえるぜ。
カタカナくらい一息でいけよな。
それともロートルで、一気読みは無理なのか。
お宅の「アナ」は「穴」でんな。
●こらっ!NHK
社員の不正な金の使用の管理もできないNHKであるが、
何度も言うけど、アナウンサーの標準語であるべき発音の管理もできていない。
経済情報で
「のがどんか」>「伸びが鈍化」と言うべきところを
びがどんか」と発音するもんだから、「野火が鈍化」と聞こえてしまうではないの!
野焼きの不始末で田圃の大火災を引き起こし、その火勢が弱まったかと思うぜ。

■9月20日(月曜日)
●敬老の日の銀座
ほこてん、であった。
昔を思い出しながら銀ブラをする年配のカップルが、心なしか多いように思われた。
 
全館リサイクルショップ。女性ファッションだけでなく、男性物、アクセサリー類も扱う。
店に出入りする若いカップルはおしゃれ。みんなスタイルがいいね〜〜。
「アールティー」というこの店は銀座3丁目並木通りにある。
場所柄、お水のおねえさんたちも、パパや客からのプレゼントを現金化するため
掘り出し物があるみたいよ。

3丁目のアップルショップは超満員。新しいiMacG5やiBookG4が発売されましたからね〜〜。
常にアップルは革新的なデザインのPCを発表するが、iMacG5は、cpu部分と液晶ディスプレイが
一体化されたかっこい〜〜スタイル。欲しい〜〜〜〜っ!



4丁目木村屋前に並んだチャリ。
こいつら、自転車で来られる場所に住んでいるということだよな〜。
もっとも、マンションの多い晴海、月島あたりは銀座圏だもんね。
勝鬨橋を渡って大挙してやってくるのかな?バッタのように。
東銀座、築地、八丁堀あたりもマンションは多いしな。
ママチャリに混じって銀座にふさわしいおしゃれチャリもありました。

和光前ではテレビ取材が行われていた。
ニュースのワンカットに使うのかな?
取材クルーは撮影後、社に戻って編集ですよ。みんなが遊んでいるというのにね。

ネオンが灯りだした銀座1丁目。
この界隈は若い頃飲みまくっていた場所だ。
久しぶりに裏通りを歩いてみたけど、昔の面影はほとんどありません。
でも、昭和40年頃から現在までがんばっている飲み屋は
数少ないけどあるんだよね。
幸稲荷横の「卯波」は俳人の女将は亡くなったが、後任が同じ場所で暖簾を守っております。

●久喜の枠組み崩れる
昨日開票された久喜、幸手、鷲宮(2市1町)の合併について
各自治体が行った住民調査で意外な結果が出てしまった。
幸手、鷲宮が賛成だったのに対し、久喜市民は反対を選んだ。
これで、宮代と同じく合併は反故にされた。
久喜市が折れて「桜宮市」と新市名まで決まっていたのに。

幸手市は五霞町との合併を推進していた増田前市長が、
リコールされて、久喜市との合併を進めたい現市長が当選したという
いきさつがある。
これで、また増田前市長の巻き返しが行われるのだろうか?

久喜市は宮代との合併視野に入れていた。
ゴミ処理では宮市と久喜は一帯となって行っているし
宮代の中でも和戸、国納といった地域の生活圏は春日部より久喜である。
すると、久喜との合併を希望する人たちが、運動を起こさないとも限らない。
ますます、混沌としてくるだろうね。

加須市と騎西町もだめ。
蓮田市、白岡町、菖蒲町は「彩野市」で一応進展しているけど、
最終的にはどうなるかわからない。総合庁舎を白岡に持っていかれた
蓮田市民が最後にNOと言えば、白紙に戻ってしまうわけだ。
松伏町、吉川市も流れたんだっけ?
とにかく埼玉県の合併は総崩れみたい。
今のところ、さいたま市に吸収された岩槻市だけかな。
情けないという感じがしますが、岩槻市は。

これで、法定期限を迎えると、それぞれが昔のままスタートということになるのかな?
国からの補助金は少なくなるし、市民、町民は耐え忍ばなくてはならない。
不幸にして、破綻(企業で言えば倒産)したらどうなるの?
国家管理になって、町民はますます苦労を強いられるのか?
宮代町が単独で行くとなった場合、破綻したらどうなるか、ということも
町民に伝えて欲しいですね。

■9月19日(日曜日)
●U-571
久々にテレビの前に釘付け。
新選組を見終わって15分休憩。
ブーーーッとブザーは鳴らないけど、次は潜水艦が舞台の戦争映画。
2000年ロードショー作品だが、これ日比谷まで見に行ってるんですよね。
「U-571」はアメリカ映画ですが、ドイツ映画の「Uボート」と違ってかなりひねってあります。
暗号機「エニグマ」をUボートから奪取しようとする米潜水艦乗りの話しね。
これが結構、はらはらドキドキもので、忘れていた部分もあって、楽しめました。
最後に、海中から無事海上に生還できて、ゴムボートで漂流していると友軍機が飛来する。
ドイツ軍の軍装だった副長が、さっと帽子を脱いで隠すところがいいですね。
ボートの中には黒人船員もいたので機上からよく観察すれば米軍とわかるのだが
間違って機銃掃射でもされたらたまんないもんね。
 
ドイツ軍の誇る暗号機「エニグマ」        右が主人公の副長

U-505のマグカップ。だいぶ前シカゴの科学産業博物館に展示されているUボートを見てきた。
そのときの記念に購入したもの。本物のエニグマも展示されていた。

●またまた新選組
松原忠司の死。
2人が死ぬという結果は同じでも、意外な脚色がされていた。
松原が殺した男の細君は、松原の一心な行為に好意をもったようである。
隊内で噂になっても、まんざら悪くない気持だった。
斎藤一は、彼の身に不吉なことが起こるのではないかと案じていた。
ある日、松原は女の家へ食事に誘われる。
女は男を誘うような仕草を見せるが、松原の理性はなんとか持ちこたえていた。
しかし、男の胸に顔をうずめた女は懐から短刀を出し彼の腹部を刺す。
気を許したように見せかけていただけで、実は復讐の機会を待っていたのだ。
 
後をつけてきた斎藤が家に踏み込むと松原は虫の息であった。
女を切ろうとする斎藤を松原は止める。
斎藤は、死に切れない松原に止めをさす、その剣で女を切って捨てる。
と、まあ、こんな愛憎劇になっていた。
ところが、事実とされている事件の経過は1週間前に書いておきました。
検分に来た歳三は、松原が女に刺されて死亡では士気に関わると、自分が悪者になる。
ところが、斎藤一から報告を受けていた勇は事実を知っていた。
斎藤は松原に止めを刺し、女を切る。歳三は隊の結束をより高めるために自分の言葉が
松原の心中(いわゆる、壬生心中)の原因となったと報告する。
勇は2人の気持が理解でき、深く感謝するのでありました。
オダギリ・ジョーの斎藤一はニヒルないい味出してますね。

薩長秘密同盟が結ばれる。

竜馬が薩摩と長州の媒介になったという歴史的事実は有名でありますが、
京都の薩摩藩邸の別々の部屋を行ったりきたりして、西郷と桂(いや、木戸)の意見調整を
図っていたんですね。三谷さん勉強になりましたよ。

来週は「ある隊士の切腹」
敵と戦って死ぬのではなく、組内のごたごたで多くの隊士が死んでいった。
次回も新選組フアンなら有名な話であるが、
その原因が、これまた意外なことであったのね。
三谷さんもなかなかやってくれます。

●山栗
わが家には4本の栗の木がある。
この界隈は「山崎山」と呼ばれた雑木林だった。
多分、海抜2〜3mなのだと思うが、宮代では高い場所にあるので「山」なのだ。
昭和21年・台風で利根川が決壊したときもここは水が入らなかったといわれる。
そして縄文土器も出土する。原始の人たちもここに住んでいたのだ。
近年人が移り住むようになってから雑木林は姿を変えていった。
栗の木は昔の名残りなのだ。
10年前に越してきたときは、家の前を人が通ることは滅多になかった。
秋の朝、今みたいに熟した栗が道一杯に落ちていた。
4年前に隣に病院ができ、人も車も来るようになった。
朝は、車に踏まれた栗、早く来る患者さんに拾われた栗のいがが多くなった。
だから、拾おうと思うと6時ごろ起きなければならない。
しかし、最近、わが家の栗で栗ご飯を作ることもなくなった。
(山栗は小さいけれど味はいいですよ。渋皮をむくのが大変だけど。)
誰かに拾われ口に入るほうが栗には幸せだろう。
 

●英雄
日本列島改造論を引っさげ、土地神話を生み出した男。
中国と国交回復の偉業を達成した男。
ロッキード事件で失脚した男。
田中真紀子の父親にして、妾腹3人の父親。
これ以外にも正妻以外に生ませた子供はいるかも知れない。
戦後の日本をこれほど踊らせた男はいないだろうね。
異色の政治家にして英雄である。
よって、英雄は昔から色を好むのは当然なのだ。
権力のあるところに女あり。

角さん全盛の頃は待合政治が華やかだった。
明治の政治家の名残りが色濃く残っていたのだろうね。
赤坂、新橋などはよく聞くが、角さんのばやい、神楽坂だった。
向島、柳橋、門中の辰巳芸者を相手にした政治家というのは聞かないね。
永田町から離れているもんね。

角さんが愛した芸者が本を出しちゃった。
題して「熱情」。「情熱」とどう違うのかな?
「合併」を、逆さにすると「併合」。だいぶ意味が違うがね。
いくら彼がこの世にいないからといったって暴露本だよね。
彼女が死んで50年たってから出版というのならスタンスは異なるが。
若いころは色香に満ちていたんだろうが、
年とりゃ、ふつうのおばさんだ。しかも土のにおいのする。
角さん、がんばって2男1女もこの人に生ませた。
新潟、あ目白か、の本妻は複雑な心境だったろうね。
本妻は何人子供を生まされたかわからんが、
外の子供のほうが多いのとちゃうか?

歴代首相の好色度という側面に光をあてると面白いんじゃないの。
明治時代は、妾を持って当然だもんね。
「蜂のひと刺し」「うのそ〜すけ」などという言葉が思い出される。
純ちゃんはどうかな?
そっちは一見淡白に思えるが。
でもね〜、彼、「下ねた」は好き見たい。週刊誌に書いてあった。

●ベストセラー
外人と結婚した漫画家が自分の生活を漫画にした本が売れているという。
本の広告では珍しい5段見開きで「大々的に」宣伝している。
ガイジンさんのカルチャー・ギャップというのが珍騒動を巻き起こすのだろう。
毎日の暮らしをネタにして、ばんばん稼ぐのだから近頃の女性は逞しい。
2〜3日前の新聞でも脚光浴びる女性漫画家、イラストレーターが大きく紹介されていた。


ところで、この漫画が売れる背景には「日本女性の外国人との結婚願望の高まり」があるようだ。
ガイジンは気配りがきいてやさしい。一旦事あらば身を挺して私や家族を守ってくれる…
「冬ソナ」ブームのおかげで韓国人男性の株も上がっているみたい。
同じアジア人でも韓国男性は日本人とかなり違う。
誕生日に花束を贈るのは常識、常にスキンシップを欠かさない(人前でもベタベタする)、
毎日、愛を確認する(逃げられるとでも思っているのかな)
兵役があるので精神に筋が通っている。さらに、鍛えられた肉体も日本女性にはたまらんそうだぜ。
(どうする日本男児?)
儒教の色彩が色濃く残っているから両親を大切にする。
(今の日本では戦前の郷愁になってしまった。)

ばら色ばかりだが、当然、光もあれば影もあるんだよな〜〜。
米国はDV(ドメスティック・バイオレンス)の先進国。
アル中の亭主が暴力ふるうわ、挙句の果てはピストル振り回すわ…野獣みたいなのがいる。
また、白人でもプア・ホワイトという最下層もいる。
日本でそんなガイジンに引っかかったら、一生の不覚なんてもんじゃないぜ。
浮かれすぎないでしっかり見極めようね。
当然、東南アジアにだって「羊の皮をかぶった狼」がいるのは当然。
日本人でも当たり外れがあるように、あちらにもあるってこと。

●デジタル・デバイド
情報化社会から取り残されてゆくことをデジタルディバイドという。
パソコンをそこそこ使いこなしている私だが
今後、その憂き目を見る可能性が出てきた

四角い小さなモザイク模様が新聞の隅に現れてからだいぶ時間が経過した。
QRコードと呼ばれているが、
どのように解読し何の役に立っているのだろうか、と思っていた。

初めて見たのは3年以上も前だったように思う。
昔在籍していた広告代理店に友人を訪ねたとき、その不思議な模様を見せられた。
それをどのように普及させるかを考えているといっていた。
突然そういうものを見せられて意見を求められても私は戸惑うだけだった。

最近はカメラ付携帯をそのコードにかざせば中に埋め込まれた情報が読み取れるというのだ。
QRコードが普及してくると携帯電話が不可欠になってくる。
デジカメでそれを撮影しても何の役にも立たない。
そのコードに埋め込まれたサイトに電話がつながって初めて効力を発揮する。

現在必要性を実感していない私は、携帯電話は持っていない。
コンサートのチケットも入口で携帯をかざせば入場できたり、
飛行機の搭乗手続きもできるらしい、と聞いては、うずうずしてくる。
カメラ付携帯でも3万円以内だから、高機能にしては値段が安い。
でもね〜〜、例えば銀座あたりで気分よく飲んでいるときに
電話がかかってきては興ざめだよな。
親が倒れたというような、よっぽどの緊急電話。
しかし私の両親はとうにこの世を去った。
さらに、昔みたいに仕事の緊急も入ることは、残念ながら、ない。
常に、電話でつるんでいたいと思う人もいない。
かえって、携帯電話があるとうっとうしい。
情報過多の時代だから、情報の入口は必要以上に広げないほうが
精神衛生上好ましいと思っている。

しかし、ジャスコ系のスーパーが自社ブランドの野菜にQRコードで
産地情報を埋め込んでいる。
現在は、トマトとゴボウだけだが今年度中に50品目まで広げるという。
野菜に携帯電話を向ける人の姿が増えるのだろうか?
知らない人が見たら不思議な光景だ。
さいわい、わが家の近所にはジャスコ系のスーパーがない。
しかし、それが便利だと感じたら、他のスーパーも追従するだろう。

だが、携帯を所有する人にはいいけどわが家のように「持たざる家庭」はどうすればいいの?
野菜の産地情報は、万人が等しく知る権利がある。
何の器具を用いず肉眼で取得できなくてはいけないと思うのだが。
ジャスコは全日本国民が携帯電話を持っているとでも錯覚したのか?
しかも、その情報を取得するには1回につき数円から数十円の通信料がかかるという。
こういう基本情報を得るのに金がかかるというのもおかしな話。
自社の商品管理のために導入したシステムの一部情報を消費者に提供するなら
余計な負担がかからないようにするのが当然ではないか。
QR情報付のシールを用いた商品情報に取得にはジャスコが携帯電話を貸し出す
位のサービスをやらんとね。
しかも、このシステムがダイヤルQのようになっていたら、
1通話ごとにジャスコに金が入ってくる。
このままでは、実質値上げだぜ。

もともとQRコードは、自動車部品メーカー「デンソー」が、1994年、物流管理のために
開発したシステムでQuickResponse(素早い反応)の略号だ。
バーコードの数十〜数百倍の情報量を埋め込むことができるという。

効率化を図るためのメーカー側のシステムだ。
これを流通が利用し、情報の一部を消費者に流している。
現行は、店頭に並べる前に、打ち込んでシールを作成している。
このスタイルは、肉や魚の産地偽証表示で問題になった。
本部のシステムで情報管理していれば、こういう不祥事がなくなるということなのか?

■9月18日(土曜日)
●棘
「フアン裏切る億万長者のスト」
読売の社説のタイトルである。
昨夜、選手と球団の労使交渉(と、呼んでいいのかな)が決裂し
選手がストを決断したことについての論評だ。
昨夜、話し合いは遅くまでもつれ込んだ。記者会見をテレビ見た。
古谷選手が、ゆっくりと誠実に報告しているのに
球団側、ロッテのおっさんかな、はなんとも歯切れが悪かった。
経営者側の論理で、選手は無理難題を吹っかけてきたというスタンスだ。
選手側は
@オリックス、近鉄合併の1年間凍結
A新規参入を希望する企業の早期審査
これに対し、球団側は
@合併はこのまま締結
A審査に2年
多くの署名を集めフアンの援護射撃を受けながら交渉に臨んだが、全て却下された。
球団側は、経営のバランスシートを見せながら合併やむなしとの姿勢。
一方、球団経営に意欲を燃やす、ライブドアに楽天も参入。
ライブドアは宮城県・仙台をホームに置くバッファローズ(当然近鉄の名は消える)
楽天は神戸がホームのオリックスを再生せるというのだ。
フアンからすればラッキー!だろう。
しかし、保守体制の現球団は審査に2年かけるというのだ。
門戸開放しますよ、といいながらドアは閉められたままという感じだ。

で、読売の論評だが、高額な金をもらっている選手の贅沢な選択という視点だ。
しかも、トゲのある見出しだ。やっぱ、ナベツネの新聞社だね。
だが、今回のストは、多くのフアンが去っていったアメリカと異なり賃金アップではない。
合併反対、他企業の早期参入を求めたものだ。
合併により職を失う選手もいるし、2つが1つになったからといって、両方のフアンが
1つになるわけではない。離れていく人も大勢いるだろう。
高額年俸にしたって、それは一握りの選手であって、ペナントレースに出られない
2軍選手だって大勢いる。

プロ野球機構の抜本的な改革が迫られているのではないか?
サッカー方式も検討されているらしいが、「金の配分、流れ」など
合理的で特定球団に偏らない運営方式を導入しなければ、
今回のような事件はまた起こるだろうね。

●まただよ、NHKアナ
相変わらずラジオ深夜便である。
今夜のアナはNHK大阪の石橋正弘さんという年配の方である。
昔からこの人の発音は気になっていた。
だからといって、吉本系のコテコテ関西弁を話すわけではない。
通常は標準語で話しているのだが、ときおり微妙な関西弁になってなってしまう。
特に、関西人にインタビューするときは、あちらの人になりきる。
ニュースを読み上げているとき、「えい
く(英国)」を「いこく」と発音した。
ベテランからしてこれだもんな〜〜。嗚呼。

■9月17日(金曜日)
●日朝平壌宣言
純ちゃんが劇的なことをやってくれてから2年が経過した。
あの時の期待感は宙に浮いたままで、多くの人は失望感に変わっている。
3家族だけで終わらせようとしているんじゃないでしょうね。

拉致家族が都内で大集会を開いた。
その席には、金さんと握手をした純ちゃんの姿が見えない。
当然でしょ〜。彼は地球の裏側ブラジルにいるのだから。
あちらの1200名の日系人を前に彼は涙を流した。
なんか、間違っていないかな、純ちゃん。
その涙は、問題解決していない拉致家族の皆さんの前で
「お詫びの涙」として流すべきものではなかったか?
ほんとうに、あんさんは方向音痴に加え感覚音痴なんだから。

調子のいい純ちゃんは、あっちの席でパフォーマンスをして人気をさらったね
こっちは、北朝鮮にさらわれた子供がまだ帰ってこられないのだよ。
ブラジルの地に根を下ろしている方々の前では
その困難と勇気をたたえるべきで、お涙ちょうだいではないでしょう。
深刻さの度合いは、拉致のほうが大きいのだよ。
外務省に丸投げしないで、あんたがもっと矢面に立って
問題解決に向かって努力しないと、いかんぜよ。
●映画
昔、娯楽の少ないときは映画を見るということは「非日常的」な行為だった。
しかし、現代は気軽なカジュアル感覚。
勤務先が都市部で近くに映画館があれば、会社帰りに最終上映は間に合う。
ところが、リタイア組や自営にとって、映画を見るのは「どっこいしょ」なのですね。
たまの外出だから、帰りに食事をするか、ショッピングしてから映画見るか、ということになる。
出向く先は日比谷か有楽町。相変わらず「非日常的」なのだ。
この町には映画館がない。
隣の春日部(かすかびあんの町ね)へ行くのだ。ここには2軒ある。
ロビンソンシアター。あとの1軒など入りたくもないおんぼろ映画館。

「華氏911」を見たいと思った。
ロビンソンに電話したがそこではやっていない。
夏からハリーポッターをず〜〜〜っと上映しっぱなしなのだ。
好きな人にはたまらないのだろうが、私はあのテは好きではない。
インターネットで埼玉の上映館を調べた。大宮にあった。
でも、駅から離れていて不便そうなところにある。
後は、熊谷、志木など遥か彼方。
それなら有楽町へ出たほうがよっぽど気分がいい。
この界隈では…と調べたら「草加」があった。駅前でよさそう。
銀座へ出るには往復1280円。映画は1000円で見られる歳になった。
映画代より交通費のほうが高いなんて馬鹿らしい。
草加でも往復700円だもんね。
結局、草加の小さな映画館に行きましたよ。
生まれて初めて降りました、この駅。

(観客がなぜ、カバなんだ!ちょっとバカにしてませんかね)

埼玉ではシネマコンプレックスの建築ラッシュであるらしい。
当然、企業は採算をシミュレーションして勝算ありということで進出する。
大宮周辺はわかるとしても、志木、ふじみ野、若葉など
東上線沿線で採算が合うのかねと思ってしまいますよ。
同じ東武鉄道でも伊勢崎線・日光線沿線の県東(埼葛地域)は、
そういう流れから取り残されている。
ど〜〜も文化レベルが低いように思われているようだ。
東武線の基幹路線でしょうここは。
日光・鬼怒川方面の観光鉄道じゃないんだぜ。
東武はこっち方面にシネコンを誘致する努力をしなよな。
和光、志木、朝霞などは同じ埼玉でも革新的で文化的な香りがするが
越谷、春日部、東武動物公園、幸手となると土臭くやぼったい
イメージがつきまとう。なぜななんだこれは?
これはひとえに沿線開発に手を抜いていた東武の責任だよ。
西武池袋線、東武東上線。同じ県北を走っている
東武本社は墨田区。西武本社は所沢。どちらもスマートさに欠ける
場所にあるが、西武のイメージ戦略のほうが数段うわて。
根津美術館など高級美術品の収集もいいけど
武蔵野線とクロスする新越谷あたりに
県東初のシネコンを誘致していただきたいものだ。

●杉戸町民の選択
20歳以上の町民に対し実施された「合併の枠組みを問う」アンケート調査の結果が出た。
合併先に「春日部・庄和」を選んだ者「12580人・51.34%」、「宮代」は「11240人・45.89%」。
1300人ほどの差で「春日部側」を選んだわけだ。
ところが、今、開催されている町議会では、宮代との合併協議会設置に関する議案が提出
されるという。さらに、住民団体から1市2町の合併を求める請願書が出されているという。

民意が「春日部・庄和」なのだから、宮代との合併は議会で却下されるんでないの?
そうすると、宮代側からのラブコールもポシャる。
宮代の議会だって、相手が「No」と言ってるのに、なんで「プロポーズ」しなきゃいかんの…
こっちにだって面子があら〜〜な、ということになりかねない。
合併に関しては「貝」になった宮代町会議員だが、議場でどんなこと喋っているのだろう。

宮代との合併を強く望んでいた杉戸の小川町長は、「議会の意向を見て、再度態度を表明したい」と
している。
春日部の三枝市長も、3選を目指す庄和町の町長も、これで一安心というところか。

宮代では「元の枠組みに戻ろう」運動のチラシが郵送されてきた。
19日に進修館で勉強会が開催される模様。
先行する「杉戸合併促進派」と違って、組織力がありそうな感じがする。
「杉戸合併推進派」は人海戦術で署名を集めていたが、
「戻ろう会」は郵送で、趣意書、チラシ、賛同はがきなどが入っており金もかかっている。
それに、街中を宣車が走りウグイス嬢が「これでいいのか宮代は〜〜」と叫んでいるもんね。

「戻ろう会」の代表は、公的には「宮代商工会会長」で「東洋不動産」の社長だ。
賛同している人たちは企業の社長も多いと聞く。
宮代単独では、マーケットは狭く限定されてしまうし町の発展も望めない。
広域合併により活路を見出そうという考えである。
これは企業の論理だが、一般町民はどんな利害得失があるのだろう。

税金・国保、公共料金などの変動はどうなるのだろうか?
今より高くなるもの・安くなるものは何か?
各種サービスはどう変わるのか?
「戻ろう会」事務局には資料が揃っているという。

宮代単独の場合は、軒並み値上げなんだろうな。
当然、議員の数、役場職員の給料も見直されるんだろうね。
UFJ銀行のボーナス額が週刊誌で取り上げられていたが、9万円!!
かつては、不況に関係なく高額ボーナス、高給取りだった銀行員だって
会社の業績が悪いと昨今は「痛み」が走るのだからね。

●変わるデジカメ

コンパクトタイプの上位機種と一眼レフの下位機種のボーダーラインがオーバーラップしてきた。
アサヒペンタックスの最新デジタル一眼レフが10万を切るとアナウンスされた。
現在、キヤノンとニコンがしのぎをけずっている市場にアサペンが殴りこみをかけた。
当然、ここには昔からのカメラ専業メーカー、ミノルタ、Fuji、CONTAXなども
参入してくるのではないでしょうかね。
これから、ハイアマチュアの深耕作戦ですね。
コンパクトは700万画素を超えるものもあるが、
アマチュア用デジカメは630万画素程度である。
これだけの高画質タイプだからといって、毎回ハイクォリテイモードで撮影し
A4判にプリントアウトしていてはランニングコストがたまらんね。
しかし、一眼レフの速写性は魅力的です。
WebSite掲載用が主体なら200万画素もいらないから、
オーバースペックではありますが。
●ワイパー
ミミが暖かいディスプレイやテレビの上を好むような季節になってきた。
昨夜は珍しく布団の中にもぐりこんできた。
しっぽを左右に揺らすので、入力ができまへん。


■9月16日(木曜日)
●クローズアップ現代
NHK19時半からの「クローズアップ現代」で興味ある報道が行われた。

わが宮代町もそうだが、全国あちこちで合併に綻びが出てきている。
今回は、九州福岡市に近い市町村合併を追っていた。

司会は国広キャスター。英語ぺらぺらのクレバーな人である。

この地域では1市4町2村の合併協議会が発足していた。
中心となる甘木市町長の町村は市に従えといわんばかりの横柄で自信に満ちた態度が気になった。
町長が目をつけたのが、福岡市のベッドダウンとして発展著しい夜須町、三輪町だった。
2町の豊かな財政は甘木市にとって魅力的だった。
ところが2町の町民は、「生活が福岡市を向いてるのに、なんで後ろ向きの合併をしなきゃあかんの」と
合併に冷ややかだった。
一方、小石原村と宝珠山村は人口が激減し財政がままならず合併は死活問題だった。
しかし、固定資産税などが現在より高い甘木市に統一されるのを嫌うのと、地域医療の拠点
村立診療所が統廃合される恐れありとの懸念から、合併協議会を離脱した。
そして、現在は「夜須町・三輪町」、「小石原村・宝珠山村」がミニ合併へと動き、
残された甘木市は朝倉町、杷木町と合併協議を行うことになったのだそうだ。

2村合併を決めた説明集会で、参加者が言った。
「あんたたちは、合併合併といって国からの交付金ばかりあてにしている。自分たちで稼ぐことを
考えなきゃだめではないの」
まったくそのとおり、なのである。

宮代町が仮に単独でゆくとしたらどうしたらいいか。
「農のある町」の「町内循環型経済」では多少豊かになるのは農家だけである。
しかし、町の農家の割合は減少しているというではないの。
この少ない農家だけが豊かになってどうなるの?
鎖国的な内向き体制では立ち行かなくなるのは明白だ。
人口を増やし、若い人の定着を促進し、産学協同を促進し、産業を興し、
それが無理ならビジネスモデルを売り込む、くらいのことを考えなきゃね。
例えば、「農のある町」の「結」みたいのは、ここいら周辺の田舎町では当たり前のこと。
しかし、品川区、港区、中央区、千代田区など大都会の中心部に
このスタイルを売り込むことができたらどうかね?
毎朝採れたてのの野菜が運ばれ、他より安い価格で売ったとしたら。
宮代の限られた人を相手にするより、断然いいと思うよ。
当然、今みたいなずさんな品質管理、価格設定ではだめですよ。
宮代ももっと都会でもまれないと、状況、厳しさがわからないらしいから、いいチャンスでしょ。
該当区議会とわたりをつけて売り込んでくださいよ。
それと、ハラッパークは国体が終わったら、ただの広場に逆戻りするのだから、
ここを「全国少年・少女アーチェリー大会」の拠点にするとか。
ゆくゆくは「世界少年・少女アーチェリー大会」を視野に入れた運動を行うとか。
いまさら企業誘致する土地も、交通の便もないのだから
「スポーツ振興」「頭脳振興」を図らないといけないんでないかい?
それに、宮代高校には「漫画コース」「デジタルアーツコース」などを新設し
優秀な講師をそろえれば全国から学生が集まる。
周辺には学生寮を作る。これで財政の少しはたしになる。
小さくても個性的な動きをする町として知名度は全国区になる可能性があるよね。
「クレヨンしんちゃん」ごときで春日部に「うちのほうが全国的に有名」なんて言われなくてすむぜ。
なんせあそこは「粕黴餡(かすかびあん)」のダサ町だもんね。

迷走宮代だが、今後どうなるかはまったく見えない。
とにかく、町も、議員も死んでいるのだから。
日和見主義、ここに極まれり。

こんなふうになるのかね?

純ちゃんの目にも涙
ふつうは「鬼の目にも…」なのだが、ブラジル入りした純ちゃんが1200人の
日系ブラジル人を前にスピーチ中、思わず…。
彼のいとこも移民しているんですね。
そんなこんなもあったのかな?
でも聴衆は感動しただろうね彼のあのシーンには。
ブラジル日系社会では人気が上がるんでないかい。
でもな〜〜海外じゃ票に結びつかないし痛し痒し。
日本では冷酷な鉄面皮というイメージの彼だが、
外国では変わるのかな?
でも「…感激した」のスピーチはワンパターン。
もっと気の利いたせりふを考えなきゃ。

沖縄普天間基地のヘリ墜落事件で日本捜査陣が手も足も出なかった。
ここは、やっぱり米国なんだと思わざるを得ない事件だった。
純ちゃんは、沖縄へ行き米国と渡りをつけなくてはいけなかったのだが、
どういうわけか、北海道の北方4島の視察に出かけてしまった。
これを、毒舌の田中まきこ女史が
「南へ行かなくてはいけないのに北へ行ってしまった。彼は方向音痴なんです」
と、切り捨てていた。
国連の常任理事国入りに意欲を燃やすのも結構だけど、
足元の問題をきちっとやっておくれよ。

普天間事件のとき、彼は確かサマーホリディ中。
なんでもっと迅速な対応ができなかったね。

9.11でビルに飛行機が突っ込んだとき
ブッシュ氏は小学校訪問していた。
係官から事件を2度耳打ちされたが、彼は迅速な反応を示さなかった。
華氏911では、そのときの彼の表情をカメラが追っていた。
頭の中は完全にパニック状態になっているようだった。
彼の目はうつろで焦点が定まらない。
痴呆老人のようでありましたよ。

●お兄ちゃんも遺体で発見
小山市の誘拐殺人事件で弟よりはるか下流で兄の遺体が発見された。
肺に水が入っていたので、二人とも絞殺後ではなく、
生きたまま川に放り込まれたらしい。
抵抗できない子どもを…なんという残酷な行為!
暗い川に落下する兄弟はその瞬間何を思ったのだろう。
川の名前が「思川(おもいがわ)」という。
ますます、哀れで切ない。
犯人は覚醒剤を使用していたかもしれない、という。
そうなると、罪は軽くなってしまうではないの。
犯人も2人の子どもの親である。
先輩に抵抗できなかったといえ、何で子どもを手にかけなくてはならんの!
卑劣な大人の犯罪以外の何物でもない。
死んだ幼い兄弟を取り巻く大人たち。
父親、児童相談所の職員、託児所の園長、兄弟の祖母、兄弟の叔父叔母、実母…
こんなにいるのに彼等の命を誰も救うことはできなかった。
人情の薄い社会になってしまったものだ。
●着実に、秋
日に日に秋色が濃くなってゆく。
まだツクツクホーシが鳴き陽射しはまぶしいが、さわやかでしのぎやすい。
 
散歩道には葛が笹に巻きついている。
この蔓性の植物はなかなかの曲者で、長い間人の住まない家があると、
わずかな隙間から入り込んで、部屋をジャングルにしてしまう。
葛湯の葛つ〜のはこれが原料なのかな?
その嫌われ者の葛が可憐な花をつけている。
 
猫じゃらしがドライフラワー化しつつある。朝の逆光を浴びて輝いていた。
この界隈は「すすきもどき」が増えて本物の「すすき」が激減している。
貴重なほんものが穂を開いた。

曼珠沙華も燃えるように満開である・

●頭を丸めたお父さん
佐世保の小6級友殺人事件の被害者の父親が頭を丸めた姿が報道された。
犯人の少女の処遇が決まったことに対するコメントを発表したのだ。
少女は、栃木県氏家の国立きぬ川学院(児童自立支援施設)に入れられる。
ちなみに少年の矯正施設はさいたま市の浦和にある。
彼女はそこで最低2年疑似家族の中で心のケアをするようだ。
両親役を担当するのは、同じ施設内に住む職員夫婦で
そっち方面の学習を行ったベテランだという。
精神鑑定の結果、長崎家裁佐世保支部は少女の性格の一面を
「女児は、幼少期から泣いたり甘えたりすることが少なかった。
両親はこれを「育てやすい」と考え、女児の欲求や感情を受け止めてこなかったと判断した。
女児は対人関係や社会性、共感性が未熟なまま成長し、怒りや寂しさ、
悲しさなどの不快感情が抑圧された」 としている。

よく世間では「この子は子供の頃まるで手がかからなかった」という。
だからといって、その子が殺人を犯すというわけではない。
子どもをもつ親は、手のかからない子に対して「手をかけなくてはいけない」のか?
ただでさえ、小学校高学年になると、受験のための勉強漬になる子が多い。
彼等の中にはその重圧から犯罪に走るケースだってある。
こうなると何を指標に子どもを育てなくてはいけないか、親も不安になるだろうな。
常に子どもを観察したくても、最近はみんな個室があって、そこに引っ込んでしまう。
我々の子どものころは、住宅事情が悪かったから自分の部屋のある子など少なかった。
そこでは、ラジオやテレビのある居間兼食堂でいつも家族が顔をつきあわせていたから
親は子どもの微妙な変化は読んでとれた。
昭和30年代の日本の家族形態はコミュニケーションを図るという意味では
なかなかよかったんじゃないの?

殺伐とした子どもの犯罪が増えるのは、デジタル社会の弊害ではないか、ということだ。
感情の起伏も「0か1」という余裕のなさ。
精神的「遊び」がないと、すぐカッとして何をするかわからい。
「すぐ切れる」つ〜のは、彼等の生活には欠かせない携帯電話、パソコン、ゲームと
いったデジタルの影響だと思っておりますよ。
だから従来からのように「本を読む」という行為が必要だと思うんだよね。
こうした行為は、感情も曲線で上下に推移するアナログの精神構造をつくるのではないかね。

ところで、被害者の父親だが、なんで頭を坊主にしたのかな。
この世の無情をはかなんで帰依するつもりでもあるのか。
私、思うのですが。
確かに、娘をああいうむごい殺され方をしたらショックのあまりなかなか立ち直れないでしょう。
しかし、殺され方は違うが、宅間やサカキバラ、ヒ素入りカレーの林ますみ、今回の
小山誘拐殺人の後輩みたいな奴に殺された親は大勢いる。
皆さんそれぞれ耐えているのでしょう。

彼は毎日新聞佐世保支局長という立場だからだと思うが、かなりマスコミに顔を出す。
本来裏方のはずの記者が、今回は事件の当事者なのだ。
新聞社もそのあたりは承知しておりますね。
そう、彼はマスコミ側の客寄せパンダ化したのである。
彼の仕事を考えれば、(そとみだけは)もっと早く立ち直り
ペンで戦わなくてはいけない立場なのですね。
それを、娘を思う連綿とした心情を書き連ねてばかりいる。
昔のブンヤはこうじゃなかったと思う。
もっと気骨があったように思う。
団塊後期世代なのかな、彼は。
仕事を放り出して自分の世界に閉じこもった。
これでは、事件後の男子担任と同じではないか。
しかも、頭を丸めてしまって、宗教的な雰囲気を出し始めた。
ということなら、今後、自分の半生を娘を弔うために仏門に入ればいいのだ。
このまま記者を続けてゆくなら、もっとシャキッとしてほしい。
記者という因果な仕事を選んだ人なのだから、あえて苦言を呈するものであります。
悲しみを背負って敢然と仕事をする。やはり男とは本来こうありたい。
泣きたいときはトイレか風呂場でね。
飲み屋のおね〜さんの膝の上でもいいよ。

●合併離脱余波
現在、宮代町では新庁舎を建設中である。
着工したのは1市3町で合併話が進行中の時期。
ゆえに、役場の性格は合併後の総合支所として機能するはずだった。
ところが、寝耳に水の合併反対である。
当初の計画では会議室だったが、それを教育委員会や議会事務局の
事務室にしたり、空調設備、電話配線などの設計変更を
しなくてはならなくなった。
費用は2430万円かかるという。
これは補正予算で対応するそうだ。
来年1月ごろ工事は終わる予定だ。

しかし、ですよ。
今、杉戸町との合併話と、1市3町という元の枠組みに戻そうという
動きが平行して進んでいる。
町を挙げての大騒動なのである。
今の流れは、このまま1町で行くという方向がなくなりそうな気配。
もし、どこかと合併とでもいうことになったら、
新庁舎はどうなるのかね。
また、補正予算で改修工事をするのだろうか?
それで喜ぶのは建築関係の企業だけだよね。
●近隣の町長選
1市2町の合併に意欲的な庄和町が町長改選の時期となった。
現町長の石原氏がが4選を目指して立候補する予定だ。
現在のところ対抗馬はなく無風選挙が予想される。
隣町の杉戸は宮代との合併推進が色濃くなっている。
庄和町町長は杉戸の小川町長に、「1市2町を選択するように
強く希望する」とけん制したそうだ。

■9月15日(水曜日)
●恒例、文春・新潮2番勝負


全国民の関心を呼ぶイベント、事件が一段落と、思ったら
主を除いて一家惨殺という悲惨な事件が愛知で発生した。
文春はそれをトップに据え、対抗は時の人、細木女史とハマコー先生のバトル。
このところ、視聴率が稼げる人ということで売れっ子の女史だが、
和田アキ子とのバトルも女性週刊誌で報じられている。
テレビだけでなく週刊誌も彼女のご威光にすがった、というわけか?
一方、新潮は「プロ野球」スト問題と、池田大作記事。
新潮はかなり創価学会に関心があるらしく、池田記事はときおり大きく扱われる。
で、ストだが。選手会長の古田と高橋巨人選手会長の話しが興味を惹く。
オーナーと同席した会議で一言しかしゃべれなかった。
高橋はなぜ「情けない選手会長」と言われるのか。
また、老害ナベツネのその後、影の悪・堤などなかなか面白そう。
文春は「小山誘拐殺人事件」にも触れているが、テレビが最新報道を行っているのでいるので
週刊誌の特性からネタは古くなっているはず。
新潮は「秋冷え」のくくりで、
ジェンキンスさんの酒癖、高額でラジオ復帰する久米宏などを報じている。
もし買うなら今週も新潮かな。
●小山誘拐殺人事件
先輩が後輩のアパートにころがりこんできた。
なぜ、後輩は断れなかったのか?
体育会系の規律に縛られていたのかと、推理したが
2人は暴走族の上下関係にあったことが判明。
体育会より縛りがきつい世界なのだろうね。
だから、拒絶できなかったばかりか、日当たりのよい部屋まで
居座り先輩に提供していたという。
しかも、家賃は折半ではなく後輩が払っていた。
人のいい後輩、厚かましい先輩の構図だ。
モーニングショーに先輩が顔を隠して出ていたが、
安易に後輩に頼ろうとした、あんたの罪が重いね。
それと、調査も不自由分なまま自宅に戻した児童相談所の
お役所的なやりかたにも批判が続出。
児童相談所の所長が事件のたびに不手際謝罪で顔をだすが、
あまり知的なのはいない。
肩書きを外せば、とんでもない世界の構成員みないなおっさんもいるぜ。

全て大人の都合で死んでいった幼い兄弟が不憫である。

■9月14日(火曜日)
●丸の内、新風景
丸の内北口・旧国鉄ビル跡地の再開発が終わった。
丸の内「オアゾ」というそうだ。
変な語感だが、そのうち慣れるのだろう。
その昔「ジアゾ」式複写機つ〜のがあった。
造語かなと思ったが、オアゾ(OAZO)とは、エスペラント語で「オアシス」、
「憩の地」という意味だそうだ。

さらに、面白い「こじつけ」の説明がなされていた。
この街区は丸の内と大手町を繋ぐ重要な結節点となることから、
「丸の内(O:マル)と、大手町(O:オー)の間に位置する、
全ての都市機能(A〜Z)が集約された街区」という意味も込めました。
だいたいこういうことを考え出す(思いつく、ひねり出す)のは
広告代理店の企画マンなんだよね。
「OAZO」の文字をじ〜〜っと眺めていてひらめいたんだろうね。
でも、一方で「O」を「マル」と、他方で「O」を「オー」と読ませるのは
ちょっと苦しいけどね。
こういう意味づけは、代理店とクライアントでお互いに喜んでいればいいのであって、
ここを訪れるであろう人々にはなんら関係ない。

朝刊に全ページ広告が掲載されていたのだが、
はじめ、それが丸の内北口の新しいビルのオープン告知とはわからなかった。
そういう香りがしないのである。華々しくないのである。地味なのである。
大首の男女の写真にOAZOの文字が乗っている。
人面パンダかと思ったよ。
「インテリジェンヌとアミューズメンの、丸の内」というキャッチ。
ここは、「知的女とお遊び男の街」なんだ。

立地からOAZOは丸の内と大手町を結ぶ重点ポイントに位置づけられている。
山手線の内側は、有楽町、東京駅丸の内側、大手町とベルト地帯を形成しつつある。
ところが、山手線の外側はいまひとつぱっとしない。
日本橋には、東急日本橋店跡地に「コレド日本橋」がオープンし
江戸時代からの商業地の復権を目論んでいるが、現在は孤軍奮闘している。
集客には銀座から京橋、日本橋というゾーン形成しなくてはいけないのだろうが
それもままならない。
一方、巨大ターミナル東京駅を中心に南北に延びる一帯のパワーは
ますます増強されている。
クリスマス近くの「光のトンネル」(ルミナリオっていったけっ?)は
有楽町・丸の内の暮れの風景になりつつある。
皇居をバックにオフィスビルが広がる一帯だが、
今後、どんな街に変貌するのか楽しみ。
●最悪の結果
小山市で同居人に連れ去られた2人の兄弟のうち弟が近くの川で遺体で発見された。
自分のアパートにころがりこんできた先輩の子どもを殺ってしまったわけだ。
ここに至るまでに、何で先輩と話し合いで解決できなかったのか腑に落ちない。
後輩は先輩に何か弱みを握られていたのかな?

関西の小学校に入り込み何人もの児童を殺害した宅間の死刑が実行された。
刑が確定して11カ月で死刑実行は異例の速さであるという。
彼もそれを望んでいたから当然の結果なのだろうが
自分の犯したことに対し、謝罪をしないまま地獄に堕ちた。
●噂は、事実?
最近、こんな声が聞こえてくる。
「新しい村・結の野菜は、質が悪いし、値段も高い」
こういう話しが定着しちゃうと、町の目玉施設も安閑としてはいられませんよ。
「農のある町」を推進する宮代町が「地産地消」という町の循環経済の目玉として
作った第3セクターの施設なのだ。
開店当時から、町内はもとより近隣からも人がやってきて大賑わい。
雑木林、池、東武動物公園に囲まれた抜群の立地は買い物だけでなく
休日のひとときを家族と過ごすゾーンとしても貴重である。
出せば売れる。出荷している農家も同じこと。貴重な現金収入だ。
ということで、店側に、気持の緩み(慢心)が芽生えたか?
私が昨年購入した白菜は中がいたんでいた。
生産者が町内の農家であるから、消費者は安心して購入できるという先入観がある。
これを逆手にとって、本来は廃棄すべきC級野菜まで出荷していないか?
仕入れは品質管理を厳密に行っているのか?
足繁く通っていた町民が、質の低下に気づいていたのだよ。
価格にしてもそうだ。流通の中間マージンがないだけ安く提供できるはずだが、
パールやライフの野菜のほうが安いときがある。
こうした近所の価格リサーチを行っているのか?
このままゆくと、「結」の先行きは暗いぜ。

「結」は広い芝生広場がある。
ここで「巨峰市」をはじめ年に何回かイベントが行われる。
テント村が出現し、さまざまなものが販売される。
お祭り気分である。
以前、ここで書いたことがある。
テント村の商品ははっきり言って高い。
「とん汁」「お赤飯」「おでん」「焼きソバ」などでしっかり商売しているのだ。
店の売上不振をここで挽回しようよいう魂胆がみえみえ。
以前、栃木市の秋祭りを見に行ったことがあった。
そこにもテント村ができていて「かに汁」をたのんだ。
大ぶりの容器に具もたっぷり、汁はなみなみ。それで100円だった。
「感謝の大奉仕価格」である。
祭りの席に、てきやの夜店が出ているのでなはい。
地元の商店が出店しているのである。こういう場合は破格値をつけるのが常識だが
この町は少し感覚が違うのだ。
●杉戸町長、動く
昨日、杉戸町・小川町長が宮代町・榊原町長を訪問。
「わが町では、お宅との合併についての協議会設置を議会で討議することにしましたよ」と告げた。
現在、杉戸町では合併枠組みを春日部市にするか宮代を選ぶかのアンケートを実施中である。
町長の宮代寄りの動きは、アンケート結果に影響を及ぼしそう。
春日部との合併を目指すグループは、小川町長のこうした動きが面白くないのだろうね。

こうした杉戸の動きに対し、宮代の杉戸合併推進派は百万の味方を得たような感じでしょうね。
宮代町会議員で、杉戸との合併を推進する人はいない。
彼等は相変わらず様子見で、だんまりである。
情けないないね〜〜。自己保身輩ばかり。
もっと旗幟鮮明にしなさいよ。Show the flagだぜ。
遅れて旗揚げした春日部合併推進派はその後どうなったのかな?
田口ビルの1階に事務所開きをしたが、事務員の姿はまだ見えない。
●久喜・幸手の場合
久喜・幸手・鷲宮は2005年5月1日、人口約16万の「桜宮市」誕生を目指している。
合併の是非を問う最後の住民投票の告示が12日行われた。
鷲宮町では町長選が行われるので14日に同時に告示される。
幸手市内では、合併反対にビラが目立つし、まだ予断は許さないというわけだ。
●不可解
栃木県小山市で幼い兄弟が誘拐された。
新聞を読むとまったくおかしい事件なのだ。
離婚した2組の男がそれぞれ2人の子どもを連れて、狭いアパートで共同生活をしていた。
男たちは中学の先輩後輩だった。
そして後輩のアパートに先輩がころがりこんできたという。
まず、情けない先輩である。
ころがりこんでいいか?と打診された時点で、今回の犯人である後輩はなぜ断れなかったのか?
高校時代は上下の規律の厳しい体育会に所属し、そんな理由で断りきれなかったのかな?
後輩は、日常的に先輩の子どもを虐待していたという。
それに気づいたコンビニの店員が警察に通報。子どもは児童相談所に。
しかし、実の父親がもらい下げにきたので帰宅させたと
相談所の係員が話していた。
なぜ子どもたちが体中にアザや傷を作っていたのかその係員は事情聴取したんだろうか?
相手の言葉を鵜呑みにして帰宅させたのと違うか?
ここに限らず児童相談所は容易に子どもたちを狼の巣に帰してしまうことが多いようだ。

ある日、後輩が先輩の子ども2人を連れて姿をくらます。
間もなく逮捕されるのだが、彼は言を左右し子どもの所在を明らかにしない。
「事件は難航しそう…」と新聞は報じているが
同居していた子どもたちを誘拐(?)した男が逮捕されているんだぜ。
警察はその男に振り回されているんではないの?
犯罪者の人権とかなんとかで、容疑者が必要以上に優遇されている。
子どもや年寄りを巻き込む卑劣な奴は、とことん締め上げ、白状させればいいのだ。
子どもにやったような虐待を味わっていただこうじゃないの。

それにしても、先輩である誘拐(?)された子どもの父親の存在感がまるでない。
これもおかしい。
さらに、子どものアザや傷を知らないわけないだろう。
こういう行為を昔は折檻といったが最近は虐待というらしいね。
後輩の家に転がり込んだという弱みがあるので、見てみぬふりをしていたのか?

最近は男がだらしなくて、クレーマー・クレーマーとはいかないようだ。
普通、親権は母親が取るのだが、この2組の家族は父親だったようだ。
母親はヤンキーで子どもの面倒が見られないのかな?
いや、男の歳をを考えれば、ヤンキーは卒業していなくてはいけない。
遊び好きの男好きなのかな?

奇妙な事件を見て、週刊誌的な興味と推理をやってみた。

■9月13日(月曜日)
●深夜営業
この町は夜も8時を過ぎるとゴーストタウンのようになってしまう。
開いているのは何軒かのコンビニと飲み屋である。
西口を降りた人々は、一刻も早くわが家へたどり着きたいと思うばかり。

しかし、ここだけは深夜になっても怪しげな赤色灯がともっている。
それがときどき点滅する。
出入りする客の姿は確認できない。中では何をやっているのだろう。

実は光学マウスの中なのである。
2002年5月から使っているこのマウスは、横腹がいつの間にかシースルーになってしまった。
で、内部の発光ダイオードや部材がよく見える。
これを超接写して少し加工したのが上の画像。
パソコンの電源が入っている間は常に点灯しているので、マウスはいつも深夜営業なのだ。
マウスを提供しているメーカーは何社かあるが、Logitech製は非常に使いよい。
マイクロソフト、サンワサプライより数段上だと思う。
今ではWinマシンのマウスは全てLogitechに代えてしまった。
●新製品
相変わらず、デジカメは新製品ラッシュが続く。
企業は体力勝負といわれる所以で、ユーザーにとってはありがたい現象だが
メーカーはデジカメマーケットで生き残るのは至難の技というべきか。
SONY、CANONが元気なのに比べ、このところオリンパスは新製品の投入もなく
少し疲れてきたのかな?
SONYが11月5日発売の製品を発表した。
ちょっと気になるタイプがあった。
私が使っているDSC−U40の後継機種、DSC−L1である。
U40は昨年12月に購入したから、約11カ月で世代代わり。
新機種は画素数410万、3倍ズーム、音声入り動画。
今まで使っていて不満に思えたことがクリアされているが、サイズがひとまわり大きくなっている。
メインターゲットは女性だそうで、ボディカラーはワインレッド、ブルー、シルバーの3色。

電源ONがスライドカバーではなくなっている。
電源を入れてから撮影できるまでの時間、次の1枚が撮れるようになるまでの時間が
改善されているのかどうか?
バッテリーがが単3から、専用電池になったことが利用勝手を少しダウンさせていますね。
国内旅行でもチャージャーと予備を2つくらいもっていかないと不安です。
サイズが多少大きくなったとはいえ、小型の部類に入る。
ちょい物欲を刺激されますね。

■9月12日(日曜日)
●またまた新選組
タイトルは見廻組との対決だったが、今夜は次への伏線がぎっしり。
竜馬は薩摩と長州の手を結ばせようとして思案していたが妙案が浮かばない。
寺田屋の女将の言葉でなにかひらめいた。
で、西郷のもとへゆき、考えを述べる。
はじめは、そんな夢物語が実現するはずがないと思っていた西郷だったが
竜馬の態度を見ているうちに、この男に賭けて見ようという気になった。
薩長秘密同盟を成功させた竜馬だったが、その後、見廻組の佐々木に斬られて死亡する。

幕府の旗本で組織された治安部隊「見廻組」が、京のあちこちで新選組とかちあっていた。
見廻は幕府のエリート部隊という自負がある。
浪人・農民の寄せ集め集団を低く見ている。
一方、新選組は騒乱の京都を最初から警護したいたという誇りがあった。
新選組と見廻組の隊長となっていた佐々木只三郎が会見し
守備範囲を決めようということになる。

佐々木が持ってきた案に、土方は露骨に不愉快な顔をする。

 
近藤と同郷であるが、相手にされない捨助は、新選組と敵対する長州の下働きをやっていた。
桂小五郎と寺田屋に出入りするうちに、そこの養女「お竜」に惚れてしまう。
ある時、祇園でお竜を口説いていたが、振られる。
腹いせに蹴飛ばした燭台が障子に燃え移り祇園一帯が火事になってしまう。
町民が逃げまどって混乱しないように新選組はいち早く陣を敷く。
そこへ遅れて見回組の佐々木が入ってきて、指揮権は自分たちにあると告げる。
近藤は、それに切り返す言葉もなく、ただ目をむいているだけだったが、
新参の伊東が言葉を発し、佐々木は引き下がる。

捨助を振った「お竜」はその後、竜馬と結婚する。
2人で薩摩を旅行するのだが、これがわが国の新婚旅行第一号といわれている。
竜馬が暗殺された後のお竜は、竜馬の実家にしばらく身を寄せるが
うまく行かず、そこを飛び出す。
その後、流れ流れて横須賀にたどり着き、どうも仲居をやっていたようだ。
そこで客と再婚する。相手の男は、彼女が竜馬のかみさんと知った上らしい。
男が死に、彼女もそこで死ぬのだが経済的に困窮していた。
お竜の墓は横須賀にあり、住居跡には石碑がたっている。

長州を攻めるといいながら腰を上げない薩摩に対し不信感を抱く京都守護職会津の殿様。
近藤が呼ばれ、薩摩の真意を探れと言われる。
近藤は、はっ、はっ、と返事をするだけでだったが、
連れてきた伊東が薩摩の心理を推理した。
やがて、薩摩藩邸に出向いた近藤だが、一直線に聞きただすだけ。
役者の西郷は言を濁すだけ。
そこへ伊東が詰め寄った。
近藤は、理論、論理において彼のすばらしさを知ることになる。
伊東の野望は膨らんでいくが、これが命取りとなって、近藤らに暗殺されるのだが。

大所帯になった新選組は日頃の稽古を欠かさない。
やっと〜だけでなく、兵学、柔術なども行っている。
軍学は武田観柳斎が講義を行うが、古い兵法なので人気がない。
一方、伊東の洋学は、幕府が行っているフランス式の軍事を教えて、人気が高い。
近藤に取り入るのがうまかった武田も、次第に影が薄くなってゆく。
自分の立場を知った武田は、薩摩藩と通じるようになる。
これが発覚して、斬られる。

アホ捨助が原因で大火になった祇園周辺に
松原忠司が斬った男の妻が住んでいた。
彼は大八車を引いて助けにゆく。
やがて男の気持を受けれた女だったが、
来週は土方からのきつい一言が待っていて、松原は心中への道をたどる。

とまあ、こんな具合の忙しい45分でありました。
●9.11追悼式
ニューヨークで、事件発生時刻に合わせて追悼式が行われた。
すさまじい高熱で2棟のビルが焼け落ちるというこの世の地獄絵図。
被害者も灰燼に帰し、未だに行方知れずという方々が大勢いる。
今年も「爆心地」で追悼式が行われた。
でも、悲しみは永遠に癒されることがないだろう。
一帯は世界有数のオフィス街だったが、ここを捨てて向かいの島にビルを建てる企業も多いとか。
 
夜になって、2筋の光が天空に向かって放たれた。
そこには、今は亡き世界貿易センタービルが出現した。


●似合わない

NHK18:45からの首都圏ニュース。
担当アナのへスタイルを見て笑ってしまった。
真ん中分けはいいのだが、くせつ毛なので左右が少しカールしている。
モーツアルト時代のカツラのようでありました。
NHKにはスタイリストがいないのかね?
真ん中分けは似合う人とそうでない人がいるのを注意してあげなくちゃ。
またNHKが笑いものになるぜ。
●彩野市
聞いたことのない市名だったが、
お隣、1市2町・蓮田、白岡、菖蒲連合軍の新市名だった。
白岡、菖蒲は宮代と同じ「南埼玉郡」だったが、蓮田市についた。
中心となる蓮田が折れて、この名前となった。
久喜市を中心とするグループも桜宮市となった。
このように、中心となる市が自分の市名をつけることなく、折れて新しい名前にすれば
合併もだいたいうまくいく。
ところが、春日部の場合、自分のところを「ゴリ押し」したため宮代がヘソ曲げた
ということも、離脱要因の1つだろう。

ところで、彩野市だが、新庁舎を白岡に置くことが決まったようだ。
あそこは新しくて、立派だもんね。
蓮田としては、市名は消えるは、庁舎はもっていかれるは…
大幅譲歩が裏目に出た感じ。
一介の「町」に過ぎない白岡が、そんなパワーがあったとは。
財政的にも豊かなんでしょうかね。
それとも、合併協議会の白岡選出委員の頭脳戦が優れていたとか?
●彼岸花
用水脇の彼岸花が花開いた。
 
今年12歳のジョンは老いてますます元気。耳は少し遠くなったが、動きは青年(犬)のようだ。

■9月11日(土曜日)
●またまた、NHK
ぞろぞろ出てくる金銭不祥事。
特殊法人で国から金が出る、国民から受信料をふんだくる。
企業のようにあくせく金を稼ぐ必要がない。
(NHKエンタープライズという子会社が、映像の二次使用でビデオやDVD化して営業はしているが。)
だから、上から下まで金銭マヒ状態。
製作現場が制作費のキックバックを要求する、海外支社長が私用で湯水のように使う。
本社では受信料をネコババする。不正のデパートである。

ラインがこのざまだから、スタッフも緊張感が足りない。
21時のニュースで「同時多発テロ」を「うじ」と発音したもんだから
「同時」が「童子」に聞こえてしまった。
アクセントは前じゃね〜〜よ、後ろだろっ!
●カンツォーネ
相変わらず、深夜の友、NHK深夜便である。
ロマンチック・コンサートでマリオ・デル・モナコが朗々と謳いあげている。
「カタリ」。切ない歌である。
聞いているうちに、同名のスナックが銀座7丁目にあったことを思い出してしまった。
電通通り。その昔、電通本社は数寄屋橋から新橋へ抜ける、いわゆる「電通通り」にあった。
(その後、築地へ、それから新橋汐留へ移る)
電通本社の左斜め向かいの裏通りにその店はあった。
通いはじめたきっかけは忘れた。
カウンターとわずかなボックスシートのある小さな店で、
神田で質屋をやっている堀井さんつ〜人がオーナーだった。
店の名前通り、イタリア民謡がいつも流れていたし、興が乗ればマスターがカンツォーネを歌った。
もちろん「カタリ」が18番。歌う彼は完全に世界に入っていた。
その店に顔を出すときは、いつ数人の団体だった。
職場は銀座8丁目の長崎センタービルの裏にあったから、仕事が終わって、7分ほどで
その店に到着できた。
今、思えば、なんで大人数でその店に行かなくてはいけなかったのかわからない。
可愛い子がいるわけでもなかった。
あるとき、ボックス席にあった、皮製の「ぶた」の肘掛を失敬した奴がいた。
地下鉄銀座駅で、でかい物をかかえている奴がいた。河野、お前だよ。
灰皿なら可愛気があるが、あれは悪質だね。
マスターは先刻ご存知で、その後やんわりと返却するように通達してきた。
マスターに似た「豚の肘掛」は店のマスコットだった。

私の息子が3歳頃だったと思う。
彼を抱いて、2人で銀座へ行ったことがあった。
なぜ、そんなことになったのか記憶にありません。
帰り道、カタリに顔を出した。
アルバイトの女の子が息子の相手をしてくれていた。
私は気持ちよく飲んだ。さ〜〜〜て帰るか。
新橋から京浜東北線で東神奈川まで。
いつの間にかうとうとしていた。
息子は脇に座らせていたのだが、ハッと気がついたら下車駅。
あわてて飛び降りようとしたら、隣の客に「忘れ物」と言われた。
息子であった。
幼子を連れて、飲み屋のジャングル地帯へ出没してはいかんよね。
以来、家人からの信用はまるでない。で、今に至る。
「カタリ」の苦い思い出である。
●深夜のNHK懐メロ
今回はディック・ミネと灰田勝彦だって。
立教グループですよ。
灰田の「鈴懸の経」
「とも〜〜とかたら〜〜ん、すずかけのみち〜〜
かよいぃ〜なれ〜たる まなびや〜〜のまぁち〜〜
やさし〜〜の こすず はか〜〜げぇになれ〜〜〜ば
ゆめはかえ〜〜〜るよ すずかけぇのぉ〜〜〜みちぃ〜〜〜」
聞きたいね。40何年前に戻れるからね。あの理学部脇の道を歩いた頃に。
でも深夜3時からだからな〜。

私の父の妹(叔母ですね。もうとっくに亡くなりました)が、娘時代は灰田勝彦の大フアンで、
戦前の彼のSPレコードをだいぶ持っていた。
戦後、叔母の携帯蓄音機でそれをかけて遊んでいた。
(叔母はレコードを兄のところに置いて神戸に嫁いだため、私のおもちゃになっていたのね)
幾星霜、私が灰田の後輩になったと知って、大学入学を一番喜んでくれたのは、この叔母だった。
日本橋生まれの粋で美人な叔母を、親戚中で今も一番好きですね。
叔父は、神戸地震のあと東灘区の摂津本山へ電話したが、そのときは無事生きていた。
当時、すでに高齢。最近は連絡もとれない。
異端児で、子どももいない。、彼の親戚に聞くこともできない。
いずれ神戸に墓探しの旅に出なくてはと思っている。
私の願いは、叔母の遺骨を分骨し、彼女の父母が眠る竜泉寺の墓に合祀することだ。
●あれから3年
NYの世界貿易センターに2機の旅客機が飛び込んでから満3年。
当時の衝撃的な映像は今も記憶に生々しい。
イスラム教徒の手段を選ばない抗議行動だった。
過激すぎるからテロと呼ばれていますが。
9.11以降、西欧諸国も彼等の無差別攻撃にさらされている。

チェチェンはその地勢から大昔はイスラム圏に組み込まれていたために
イスラム教を信仰する民族であった。
ソ連に組み込まれても信仰は当然変わらない。そのためにかなり弾圧された。
ソ連邦が解体したおり、独立を求めたがそれはかなわなかった。
結果、独立を求めるゲリラ、テロが活発になった。
今回の、子どもを巻き込きこんだ虐殺行為は国際社会から指弾され、
彼等はますます孤立し、活動は先鋭化するだろう。
チェチェンのほとぼりがさめないうちに、フィリピンの豪大使館が狙われた。
実行したのはジェマー・イスラミアという、これもイスラムのテロ集団だった。
フィリピンはキリスト教国だが、下層国民となっているイスラム教徒の悲痛な抵抗なのだ。
彼等もますます孤立化してゆく。

世界各地で局地的な戦闘行為が行われているが、
第一次、第二次世界大戦のような国際社会を二分した戦争が行われているわけではないから
多くの国々は物質文明の恩恵を享受している。
人口論からすれば、こういう局地戦が世界人口抑制のためにはいいのだろうね。
当事国にとってはたまったもんではないけど。

9.11以降アメリカはアフガン、イラクで戦争を行っている。
歴史的に外国から国土を直接攻撃を受けたことのない国だから
報復的な意味合いが感じられ、その行為はヒステリックに映る。
※太平洋戦争の折、日本帝国は九十九里から風船爆弾を放ち、カリフォルニアを攻撃した。
山火事を起こし死者数名を出したが、米国はそのことをひた隠しにしていた。
首謀者ビンラディンは地下にもぐり、アメリカは手を出すことすらできない。
世界各地で起こるテロの根っこはイスラム。資金提供はアルカイダ。

核を保有していたという疑惑で攻撃されたイラクは
フセイン政権の崩壊でアメリカは善行をほどこしたと思っているようだが
喜んでいるのは、フセインに抑圧されていたシーア派の人々だ。
支配層のスンニ派にとっては「よけいなお世話」だったのだ。
その証拠にイラクに平和は訪れていない。
※韓国が過去に秘密裏に行った核実験で謝罪したが、これもおかしな話。
大国だけが核保有を許され、それ以外が実験を行うと指弾されるとは?
米ロはじめ保有国の核を全廃することが地球平和には必要条件だよね。

どういうわけかイスラム教の国々の国民は暮らしが疲弊している。
多くは産油国だから富裕階層がその富を独占して国民は恩恵に浴せない。
(ブルネイは別ね。)
しかも国土は荒廃し穀物、野菜の生産もままならない。
そんな「いらいら気分」が、「窮鼠猫を噛む」となっているようだ。
抑圧されすぎるとその反動はこわいよ。
地球という星に住む人たちの文化を尊重しながら、暮らしの底上げをしなくてはいかんです。
※今も原始的な暮らしをしているアマゾン奥地の少数部族を、急に21世紀文明化することは
疑問ですがね。

■9月10日(金曜日)
●セカチュー現象


このネーミングから「ピカチュー」の親戚筋だとおもっていましたよ。
ところがどっこい、高校生の純愛小説。映画化されお隣韓国でも「冬ソナ」の監督がリメイク。
米国でも映画化の話があるとかいう、モンスター小説なのだそうだ。
小学館から2001年に刊行され、2003年に大ブレイク。300万部を突破するベストセラーに。
版元もうはうはですね。
正式名は「世界の中心で愛をさけぶ」つ〜気恥ずかしくなるようなタイトルでんな。
十数年前の田舎の高校生・サクとアキの純愛、そして喪失感を描く青春ラブストーリーで、
原作の舞台は愛媛県宇和島市だそうです。
宇和島が俄然・観光スポットになっとるんとちゃうか。
映画は「柴崎こう」が出演しているというが、彼女はホラーから純愛まで芸域が広いですが
演技は確かなのでしょうか?
白血病で主人公が死んじゃうんだって?
本は読んだことない、映画は見てない、TVドラマも関係ない、ですから
あまり大きな声で言える立場にはありません。
このブームを支えているのは女子高生なのかな、あるいはお仕事に疲れている20代の女性?

最近は、下妻物語、セカチューなどローカル都市を舞台にした映画が撮られるようですね。
大都会が舞台というのは、なんとなく乾いていて殺伐としたものがあるからな。
若い男女の恋愛舞台は地方に限ります。
石坂洋次郎の「青い山脈」、三島由紀夫の「潮騒」、島田清次郎の「地上」、伊藤左千夫の「野菊の墓」
川端の「伊豆の踊り子」などみなローカルです。
高校時代は東京の下町に住んでいた私など、真実、地方都市に住みたいと思ったもんですよ。

セカチューは携帯電話などない時代の地方の高校生男女でしょ。
やっぱ、コミュニケーションは顔と顔を合わす、親を意識しながら電話で話す、
手紙を書く…といったように、少し不便なほうが、相手に伝わりやすいと思うよ。
「冬ソナ」は大人の純愛でしょ。「セカチュー」は高校生の純愛。
いずれ、中学生、小学生とターゲットは降りてゆくでしょう。
特に、小学生の頃から純潔を軸にした純愛小説又は漫画が、情操教育上必要になるんでないかい?
●宮代合併、第3の動き
 
役場からほど近い交差点の角のビルの1階に事務所が店開きした。
「宮代のあすを考える会」である。
「もどそう」と言う運動を行う。
といっても「飲んだ酒を戻そう」つ〜〜んじゃないよ。
以前の「1市3町」の合併に戻そうというのだ。
勢いで「合併反対」と言ったものの、よ〜く考えてみたら単独では不安なことばかり。
といって、杉戸と一緒になってもスケールメリットは生まれない。
だったら、もとの鞘におさまろうじゃないの。
今なら、対等合併の道が開かれている。
この機会を逃せば「吸収合併」になってしまう。
ガラスに貼られたチラシには「
宮代、沈没」の赤い文字が踊っていた。
町長は(派)単独、杉戸合併派、戻ろう派…三つ巴になるのかな。
反対を煽った議員は、一体どうすりゃいいの、と顔は真っ青(かな)
合併推進議員は、息を吹き返す(かな)
単独派は、どっちかにころぶ(かな)
町長はもともと合併推進派だったし、「戻ろう派」に入る(かな)
外ではヒグラシが、かな、かな、かなと鳴いております。
●労多くして
埼玉県三郷市の男が偽札作りでつかまった。
1000円の上下に真札を細く切ってセロテープでとめていた。
真ん中がスキャンして印刷したニセの部分と言うサンドイッチスタイルの偽札であった。
これを自販機で使用しておつりを掠め取っていたわけ。
枚数の多さから考えて、製作中はだいぶ苦労したろうに。
どうせやるなら、なんでもっと高額紙幣にしなかったのかね。
オフセット印刷した精巧な贋札でも捕まるときは捕まるんだから。
1万円が使える自販機はいろいろあるというのに。
これが犯人の良心?
ただ気が小さかっただけだったりして…


●大キャンペーン
コミュニティ紙「暮らしのガイド」がタブロイド見開きで「宮代・杉戸合併」に向けて大特集を組んだ。

「合併を進める会」の会長も顔を出した。
そのほか、前議員、地域団体世話役、文化人、住民などの熱い期待が語られている。
その中で、「1市3町合併反対」の宮代町会議員の「無策」を批判する人もいた。
その通りである。
しょせん田舎町の議員だもんね、どぶ板周りのことしかできないよ、という声も聞こえそう。
これから、どう展開するにしても、奮闘を期待しますよ。
単独でゆくにしろ杉戸と合併するにしろ
議員定数は大幅に減少するわけだから、今回、何もしなければ「明日はない」と
思っていたほうがいいでしょうね。
●残された者同士が

春日部、杉戸、庄和の議員たちが「合併推進研究会」を発足させた。
ここで、お互いの気持を結束させて1市2町の合併推進協議会を再発足させることになるのかな?
それにしても、また時間がかかる。
今回、宮代が抜けて「残された者同士」というわけだが、
今度は、宮代が後ろを向いたら誰もいなくなった、ということになったら、
この町は「孤立」だよね〜〜
●杉戸町と合併したい
町のWebで紹介されていました。
9月7日(火)、「宮代、杉戸の合併を進める会」請求代表者中野勝栄氏から町長に、
杉戸町との2町で合併協議会の設置を求める請求書が1,662人分の署名を添え提出されました。
☆かなりの人数が署名しておりますね。
 宮代単独で町を経営していくことは無理と考えている人が多かったというわけね。
 1市3町合併に反対した人も1町では不可能か、と危惧していたところに渡りに船の運動が始まったわけ。
◎請求内容の肝心な部分
杉戸駅(現・東武動物公園駅)は明治32年8月27日に開駅以来、105年もの歴史があります。姫宮駅、和戸駅を中心に発展してきた宮代町は、隣接する杉戸町と市街化が一体となっております。地形的にも連たんしており、通学、通勤等の日常生活圏においても一体の地形を形成しています。
2町が合併することで、一体的なまちづくりを行うことにより、さらなる発展を目指すことができます。ぜひとも合併実現を要望します。
☆昔から杉戸の合併話は出ていたらしいのだが、なぜかぽしゃっていた。
今回は町民の切実な願いとなって、実現できるのかな?
◎今後のスケジュール
9月7日(火) 合併協議会設置の本請求
町選挙管理委員会が署名簿を請求代表者に返付し、
すぐに代表者から合併協議会設置の本請求と1,662人分の署名簿の提出がありました。
本請求後、直ちに 杉戸町への意向確認
町は、本請求を受理した場合、町長が杉戸町長に合併協議会設置協議について
議会に付議するか否か意見を求めます。
意見を求めた後、90日以内 杉戸町からの回答
杉戸町長は、宮代町長に意見を求められてから90日以内に合併協議会設置について
議会に付議するか回答します。
※議会に付議するとの回答があった場合、60日以内に両町で設置のための議会を招集します。
また、議会に付議しないとの回答があった場合は、ここで終了します。
  ↓ ここからは、
議会に付議するとの回答があった場合
回答のあった後、60日以内 議会の招集 両町の議会に合併協議会設置を諮ります。
両町で議案が可決されれば合併協議会が設置となります。
また、否決された場合、手続は終了します。
なお、宮代町のみ否決の場合、
設置のための住民投票実施の直接請求を改めて行うといった方法もあります。
議会可決後 2町による合併協議会設置 2町での合併協議会を設置します。
☆頭こんがらかりそう。よく読まないと。
合併協議会が設置されるまで時間がかかる、ということはよくわかる。
その前に議会で取り上げないということになったら、パーね。

■9月9日(木曜日)
●救急の日
9が2つ続くからなのだそうだ。
東京・神楽坂の姐さんたちが、救急訓練をしたと新聞が報じていた。

ん?きれいどころが、なんでまた?
料亭の客は年配者が多い。政治家、中小企業の社長、商店の大将などですね。
そういう連中が座敷で人事不省になることがあるそうだ。それで納得。
救急車が来る前に迅速な対応を施しておくことが、蘇生の重要なポイント。
人工呼吸をするわけだが、馴染みならともかく一見のおじんのよごれた唇に、
じかに姐さんの美しい唇を押し当てることには抵抗があるんじゃないの?
そのあたりのことは消防署の係員も充分承知していた。
「ガーゼを相手の口にあてて行えばいいのです」
姐さんも、そのアドバイスに少しはほっとしたらしい。
「それなら知らないお客様でもちゅうちょせずにできそう」という声も聞かれたとか。
生身じゃいやだけど、薄物をつければいいの?なんかに似てません?
●四天王
加藤楸邨から春日部高校を調べていたら「四天王」という言葉にぶちあたった。
どうも、国公立大学への合格率の高い公立高校を指しているらしい。
と、思ったが、県立中学は1〜4までしかないので、こっちのほうが正解かも。
埼玉県の旧制中学からの伝統を誇る高校は
1886)  不動岡  私立埼玉英和学校、私立埼玉尋常中学、私立埼玉中学、県立不動岡中学
1895)  浦和   県第一尋常中学、県第一中学、県立浦和中学
      熊谷   県第二尋常中学、県第二中学、県立熊谷中学
1899)  川越    県第三中学、川越中学
     春日部  県第四中学、県粕壁中学
1922)  松山   県立松山中学
四天王とは浦和、熊谷、川越、春日部ということになる。
私は学区制華やかな頃高校を受験しましたが、東京都には「四天王」みたいな呼び方はなかったな〜〜
ちなみに、東京府時代はナンバースクールといってた。
東京府立中学の1〜10は
日比谷、立川、両国、戸山、小石川、新宿、墨田川、小山台、北園、西。
このあと延々と23中まであります。
●文春・新潮2番勝負


オリンピック報道が一段落。
国内を見渡すと、プロ野球、NHHK不祥事が2大ニュースネタ。
文春はプロ野球をトップに雅子さんの皇室ねた。
新潮はNHK問題と、国際テロ。間もなくやってくる9.11と、ロシアでのチェチェン・テロ。
今週は、うまく分散しておりますが、新潮のほうが面白そう。
文春は、フランスで死亡したと報じられた北鮮・金さんの奥さん、高英姫と
ゴッドねーちゃんこと和田アキ子との接点、を報じている。
高英姫は在日だが、和田もそうなの?
ちょっと気になる。でも、買うんだったら新潮かな。
●今朝のNHK
ったくもう、なっとらん!
「その次に」の意味で「次いで(ついで)」というところで、本当は「つい」なのだが、担当アナは
いで」と読むもんだから「次いで」が「継いで」と聞こえるではありませんか。
次っ、「心が洗われる」のところで、「らわれる」を「あられる」と発音しちゃったので「現れる」になった。
次っ、料理の先生が「穴をあける」を、「あ」を「な」というもんだから「アナウンサー」の「アナ」だぜ。
いいかげんにせい!とJ−waveにチューニングしたら、
女性ナビゲーターが「どんな方法で」というところを「んな」といっておった。
「マドンナ」の「どんな」ね。「どん」と言っておくれでないかえ。
「WebSite」の「サイト」は「いと」。「らぶ」と同じイントネーション。
せめてラジオはきっちりしてくれよな〜〜。
こうして見ると、本来「前」におくべきアクセントは「後ろ」に。また「後ろ」に置くべきアクセントが「前」にくる
という「逆転現象」が発生しております。
●資源
最近は「ゴミは資源」という考えが定着している。
わが町は隣町と共同でゴミ処理施設を運営している。
町の広報誌9月号に、その処理施設からの「シール」が折り込まれていた。
紙や衣服などを捨てるときは、このシールを貼れというのだ。
これまで、そんなことをしなくても収集してくれたのだが、なぜ?
ゴミ集積所に出されたものを、第三者の処理業者がかすめとってゆくことが多々あるらしい。
だから、ここに出されたものの所有権は「久喜・宮代衛生組合」に帰属しますよ、という証らしい。
「ゴミといえども厳しいもんだね」、と思っていたらこの記事である。

草加市のゴミ集積所からのゴミの中に「札束」が入っていた。
その額が半端ではなかった。2800万円!
埼玉県ってこういうことが結構あるんだよね。
県内外から16件の問い合わせがあったそうだが、該当者はいなかった。
半年たっても持ち主が現れない場合は拾い主の手元に入る、のだが…
集積場所が特定できなかったことで草加市は泣く泣く断念。
見つけた男は、指定業者ではなかったので所有権を放棄。
結果、県の収入になったという。
こういうことが、わが町でも起こらないとは限らない。
だから、宮代町内で出たゴミは、オレたちのもんだぜ、というシールだったんだ。納得。
でも、シールなどはがせばわからなくなっちゃうと思うがな。
そういうこと専門にやっているアウトロー業者に仁義はありません。

■9月8日(水曜日)
●楸邨・俳句の里
下の記事で、加藤楸邨が昭和12年まで粕壁中で教鞭をとっていたと書いてある。
知りませんでした。今の春日部高校でしょうね。
早速、加藤楸邨のサイトに出かけ調べてみました。
「昭和4年3月に東京高等師範学校併設の第一臨時教員養成所の国語漢文科を卒業、
4月に粕壁中学に赴任した。この年チヨセ(後の知世子、『寒雷』同人)と結婚した。」とある。
8年も教壇に立っていたんですね。
この時代に彼は和歌から俳句に転じております。
この間に水原秋櫻子と出会い、古利根川、元荒川、関宿、宝珠花、船戸の運河などを
共に歩いたりして、秋櫻子を囲む場が春日部に形成されていく。
※聞きなれた地名が出てきますね。
では、粕壁中の教師と、当時俳人として地位を築いていた水原秋櫻子はどのようにして出会ったのか?
中学は俳句が盛んであったらしく、同僚や先輩から「俳句をやらないとつきあわんぞ」といわれたそうだ。
同好の士は村上鬼城に句を送り添削してもらっていたという。
仲間のだれかが、「粕壁の我孫子病院に秋櫻子先生が来るらしい」という噂を聞きつけてきた。
水原秋櫻子(本名:豊)は東大医学部を出た医師でもあった。専攻は産婦人科だった(かな?)
彼が、助っ人で我孫子病院にやってくる、という。
(この病院は、春日部東口で当時と同じ場所に建っている。今度写真に撮ってこよう)
こうして、加藤楸邨は水原秋櫻子と知己を得る。
楸邨、古利根を詠む
   棉の実を摘みゐてうたふこともなし
   渡舟守いとまのあれや麦ふみに
   下ろす音ひそかなり霧の夜は
   山茶花のこぼれつぐなり夜も見ゆ
と、まあ楸邨と春日部、秋櫻子と春日部は縁が深いのにね〜〜
春日部市のWebサイトのどこを見ても、そういう記述はありません。
「春日部高校」には「楸邨」の展示室と句碑があるそうですが。

春日部は文化的な人にあまり興味がないのかしらね?
東口の通りには彫刻が配置されていて、芸術に理解のある町のフリをしているけどね〜〜。
「クレヨンしんちゃん」レベルなのかな?
そこへゆくと宮代は郷土にゆかりの文化人にスポットを当てておりますよ。
郷土資料館で開催された、百間出身の英文学者「島村盛助」氏の展示では
氏が教鞭をとった東北の旧制高校から教え子が見に来たというほどですから。

春日部市のサイトで「かすかびあん」なる言葉をみつけた。
粕黴餡」なのかなと思って、いろいろ探してみたが明確な定義はなかった。
全国市長会のサイトで、三枝安茂春日部市長が、
「私たちの街「かすかべ」は、平成六年に市制施行四十周年を迎え、記念事業の一環として「より住み良いまち・魅力あるまち・そして個性豊かなまちづくり」を目指し、市民と行政が一体となって「未来のかすかべ」を築きあげていこうという考えのなか”かすかびあん宣言”を行いました。この言葉は、「私たち一人ひとりが春日部を愛し、誇りを持ったとき、はじめて真の魅力ある個性豊かな春日部のまちづくりが実現される」という発想から生まれたものです。」とあった。
合成語なの?固有名詞なの?
市長の話からも明確な意味は伝わらない。「トレ・ビアン」の「びあん」なのかな?
なんか未消化の変な言葉である。
どこかのサイトで、女の子が書いていた
「春日部といえば「かすかびあん」の街です。
どうやら春日部人という意味合いでカスカビアンということらしいけど、いくらなんでも
このセンスはかなりヤバイ領域に足を踏み入れている
ような気がする....
春日部市民じゃなくてよかった。

私も上の娘と同感である。
ものすごい「ド・センス」が、何の抵抗もなく大手をふってまかり通っている。
いや、この言葉に市民は「喜んでいる」ような気配すら感じる。
こういう「のり」の市と一緒になったら、一生後悔するかもしれない。
こういう風土では俳句は悲惨だよな〜〜。
加藤楸邨先生も、あちらの世界でぶったまげておられるでしょう。
●鰯雲
いや〜〜、長谷川櫂氏に先を越されましたね。
雲撮影人としては当然、代表的な秋の雲をここに掲載すべきなのですが
最近は台風の雨雲と台風一過の残暑厳しい積乱雲ばっかりで
空一面の鰯雲にはお目にかかっておりませんでした。

「鰯雲人に告ぐべきことならず」
加藤楸邨の句が紹介されていた。有名な句である。
長谷川氏の解説には鰯雲を見て「何事か人に言ってはならぬと心に決めたのだ」とある。
あらら、そういうことだったの。
私は昔からこの句の通り解釈しておりました。
「秋になれば大空に鰯雲が現れるのは、
薔薇の木に薔薇の花が咲く(北原白秋ね)のと同じように当然のことなのだ。
だから、新しい季節の到来をことさら人に感激したした様子で話すということはせず
一人胸に押さえて感動していればいい」とね。
俳句観賞は、詠まれた背景をつぶさに研究して、その意味合いを探っていくというスタイルもあるだろう。
これは、どちらかといえば研究者のたぐいだ。
多くの俳句愛好家は、そのようなことはせずに、出会ったままの句を
自分の感性で解釈する、ということのほうが多いのではないか。
私も、加藤楸邨という名は知っていたが、彼の人となりについて調べたことはなかった。
この句が詠まれたのは彼が32歳のとき。
旧制中学の教師を辞して大学に入りなおす。
身重の妻と3人の子どもを(間もなく4人だ)抱えていた。
教師を辞めて学生となったのでは収入の道は閉ざされる。
生活も大変だったのだろうね。
そういう時期に作られたのだ。
季語の「鰯雲」は単純に置かれていただけなのだ。
では「秋高し」、「秋晴や」「居待月」「名月や」「葉鶏頭」ではいけないのかな?
作者がたまたま高い空を見て、何かを決したのだろう。
それは、生活が苦しくても学業だけは続けようということなのか?
秋の空を、目標の高さに置き換えたのか?
秋は名月である。
暗い中に煌々と輝く満月のほうが希望の光のようで、彼の置かれた立場からすれば
よろしいのでは、と思う次第であります。 長谷川櫂様江

●いにしえの合併劇
栃木県は県庁所在地が宇都宮にあり、栃木市があるのになぜ県名にならなかったのかな?
1871年(明治4)廃藩置県が実施され、栃木県と宇都宮県が生まれる。
藩を県に置き換えただけなので、膨大な県が生まれてしまう。
明治政府はさらに統合をめざし、1873年(明治6)の栃木、宇都宮両県を統合する。
当然、自分のところを県名にしたいと住民は紛糾する
お上の判断で、県都を宇都宮とする代わり、県名に 「栃木」 の名を残すという バーター措置が採られたという。
もし、杉戸と宮代が一緒になったら、杉戸市になり市庁舎は宮代に置くということになるのかな?
●秋の風情
日に日に庭の様相が変わる。
 
もみじは紅葉した。花水木は赤い実をつけた。
用水脇の彼岸花も少しずつ花をつけている。
残暑は厳しいが、新しい季節と少しずつオーバーラップしてゆく。

●台風通過

関東地方は昨深夜に風が最大になった。
台風自体は日本海から北海道へ再上陸というコースをとっていた。
台風の右側は風が強くなるのだそうだ。
雨は降らなかったが、わが家は季節風対策は行っているが南からの風には弱い。
日除けは巻き上げ、シートも外しておいたが、シートのほうは強風にあおられた。
夜中に2度起きて、ずれたコンクリートの塊を置きなおさなければならなかった。
今朝は快晴。残暑が厳しくなるそうだ。
高気温で悪名高い熊谷は33度の予想だ。
これが埼玉県の気温とみなされるからね。

■9月7日(火曜日)
●幸手市の場合
所用があって幸手市へ出かけた。
この市は久喜・鷲宮との合併がスムーズにいっているものだとばかり思っていた。
ところが、合併賛成派と反対派のポスターがべたべた。
以前、五霞町との合併を進めていた増田市長がリコールされ
久喜市との合併を進める新市長が誕生したという経緯がある。
これは一体どうしたことなんだろうね。
それぞれがハッピーな気持で一緒になるということは至難の業ということか。
●NHKアナウンス室様
いつも愛聴しております。
NHKのアナウンサーは、かつては標準語のお手本のような存在でした。
しかし最近は不安定なアクセントを用いる方が増えて、聞きづらくなってはおりませんか。
若いアナのみならずベテランまでが、近頃の風潮である「前寄り」アクセントを使い始めています。
本日は九州に上陸した台風18号の情報を間断なく流しております。
そこでもおかしな発音が横行しているのを、室長はご存知ですか。
例えば「南から北」のばあい、方位を表す場合は「みな から き」となるべきだと
思うのでですが、お宅の部下は「なみ から き 」と言ってますよ。
大阪の盛り場を紹介しているわけではない。台風の進路を説明するのだから気をつけましょう。
また、「4000」は「よんん」ですが、おたくのガキは「んせん」だぜ。
それは「んさま」のアクセントではないの。
「大分」は「おおいた」だが、お宅は「おおいた」だから「大痛」に聞こえるよ。
最近は一事が万事こんな調子だぜ。
なんとかしろいっ。
(あら、つい声が荒くなった)
●頑固
NHKのラジオ深夜便をつけっぱなし。
今夜は遠藤富貴子さんのナレーション。
刻々と台風情報を伝えているが、そこで気になるイントネーションがあった。
最近、だめんんだよな〜。そういうことが気になって仕方がない。
彼女の発音は昔から「四国」が「死国」に聞こえる。
「しこく」は「し」のほうにアクセントを置くほうが正しいと思うのだが、彼女は「こく」を強く発音する。
他のアナは「こく」と発音しているのに、ど〜〜して彼女は「しこく」と発音するんだろうね。
彼女が何歳か知らんが、直す気配はまるでなし。
迷っちゃうよな。ベテランアナの彼女のほうが正しいのかな?と。
でも、「四国・九州」が「死国・吸収」じゃいただけないんじゃあ〜りませんか?

3時からは「織井茂子」特集というアナウンス。
彼女のパンチのきいた歌い方がいいんだよな。
映画「君の名は」の第二主題歌「黒百合の花」は野性味たっぷりで、ぞくぞくするぜ。
でも、今夜は早く寝たいね。
連日明け方近くでは疲れるもんね。
●祝1年
ちょうど1年前の今日「田舎三昧の生活と意見」が始まった。
1日も欠かさずよ〜書いてきた。
私自身を褒めてあげたい。
あっという間の1年だったが毎日更新は別に苦痛ではなかった。
むしろ楽しい作業といってもよいほど。
田舎に引っ込んで10年。
変化のない毎日の備忘録として始めたものだが、
季節の移り変わりと雲の様子を特に気にするようになった。
昨年の、台風が去ったあとの壮絶な美しさの夕暮が記憶に鮮やかに残っている。
今年は台風の当たり年らしく、18号が九州に被害をもたらしつつある。
まだ、関東地方直撃がないので、昨年の雲の美しさに匹敵する夕暮には出会っていない。
昨年12月からSONYの小型デジカメをかたときも離さなず外出している。
これから、もう少し町場のほうに目を向けてみたいと思っている。

■9月6日(月曜日)
●名前
町村合併における新市名を決めるのはなかなか難しい。
読売の夕刊でそのことに触れている。
来年10月の合併を目指す秋田県能代市周辺6町村が「白神市」と決めた。
白神山地といえば世界遺産登録された地域。
知名度が高く経済効果ありという理由だそうだが、自然保護団体が反発している。
今回合併する地域は「白神山地」を含む町村が入っていないので誤解を招くという。
さらに人類に共通の宝物だから特定の自治体名に使用すべきでないとも。
合併にあたり「米代市」「北都市」など10案に絞ったが「白神市」が票を集めた。

岐阜県の平田、南濃、海津3町が、それぞれの頭文字をとった「ひらなみ市」に決めたが
住民の批判を受け「海津市」になった。
佐賀県武雄市と3町は「湯陶里(ゆとり)市」に決めたが
「安易」との批判を受け、「武雄」の変更を求めた「武雄市」が合併離脱を表明している。

埼玉県では川口・鳩ヶ谷・蕨の3市合併で新市名が「武南市」に決まったことから
川口市民が猛反発。結局、川口市が離脱。合併は反故になった。
久喜・幸手・鷲宮の場合は「桜宮市(さくらのみや)」に決定。
反対意見もなくこのまま実現しそうな気配だ。
この場合、中心となる久喜市が自分の名前をゴリ押しすることなく、他の市町を尊重した。
名を捨て実をとるという大人の判断によりスムーズにいったのではないか。
ところで、春日部・宮代・杉戸・庄和の場合は、公募で選ばれた名前プラス従来の名としたため
春日部市になってしまった。
従来の名前を加えるという姑息な手段による新市名の決定に、宮代町民は失望感を味わったのではないか?
合併反対が賛成を上回った原因のひとつに、大きな市の専横が今後起こらないとは限らない、という
心理が働いていたに違いないと思う。
久喜市のような大人の判断があれば、このまま合併ということになったかもしれない。
仮に宮代・杉戸が一緒になった場合も、新市名問題が起こるだろうね。
これほど名前とは大切な要素なのだ。
春日部市は我が市は全国的に名前が通っているから…と言っていたが
それを言っては何も始まらない。
「クレヨンしんちゃん」のふるさとと、自動車のプレートからくる知名度でしょ。
こんなことに拘泥しているから「田舎もん」なんだよね。
新しい未来に向かって、もっと度量を大きくできなかったのかね。
それぞれ自分の住んでいる地域には愛着があるものなんよ。
あら、では春日部と合併賛成した杉戸・庄和は郷土愛がないみたいね。
「郡部」という田舎の雰囲気に辟易して、だれとでもいいからくっつきたかったのかな?
それじゃ、都会人にあこがれる田舎娘とおんなじじゃん!
●芸術的
秋播き野菜の時期である。
遅ればせながらわが家もトマトを抜き、施肥しなくてはならない。
近くに育苗施設のスタッフが作っている畑がある。
耕作機が入り畑をきれいにならし、施肥を行い新しい苗を植えてゆく。
プロの仕事だから無駄がなく手早い。しかもきれいだ。
こんな配色のクッキーやケーキがあった、と思わせる畑があった。
何が植えてあるのだろう?


■9月5日(日曜日)
●またまた新選組
屯所を壬生から西本願寺に移した新選組。慶応元年(1865)3月であった。
総司を慕う八木家の娘に、因果を含めて別れさせようとする歳三だったが…

地震情報が飛び込んできた。かなり大きい。津波警報も出された。

松原忠司の悲劇
浪士組多摩派の生え抜きではなかったが、京での第一次募集で入隊した古参隊士である。
播磨小野藩士の子。新選組副長助勤。同四番隊組長。
多くの隊士が髷を結っているのに、ぼさぼさ頭。
八木邸の庭で剣の訓練をしている中で、ひとり他のことをやっていたシーンが記憶にある。
池田屋騒動にも出撃していたのだが、どちらかとえいば地味な存在である。
彼が隊史に名を残すのは「心中」によってである。
今夜の彼のドラマは心中への幕開けで、女性との出会いであった。
劇中では、見回り中に長州藩士を斬ってしまう。
彼の武器は刀ではなく薙刀だった。
彼は、新選組で柔術指南であった。
当時は「柔道」とは言わない。そういう呼び名は明治時代になってから
講道館の加納治五郎によってである。
斬られた長州藩士は新婚で、息を引き取る間際、懐から巾着を出し
松原に、妻に届けてくれるよう懇願する。
約束どおり松原はこれを実行する。
相手を新選組と知った新妻は彼を追い返すのだった。


斬った相手の息女に金を届ける、という筋書きは正しいのだが
事実は長州藩士ではなかった。
慶応元年の夏の夜。
祇園石段下の料亭「あけぼの」で他の隊士と酒を飲んで屯所に帰る途中
四条大橋ですれ違った浪人とささいなことから喧嘩となり彼を斬ってしまう。
死体の懐を探ると、銭はいくらも入っていない巾着があり、浪人の名前もわかった。
酔いがいっぺんにさめた彼は、死体を背負い長屋を探し当てる。
そこには妻女と子どもがいた。
松原は自分が斬ったとはいえない。
嘆き悲しむ妻女に、暮らしの援助をすることを約束する。
それから毎日のように暇を見つけては顔を出すようになる。
病弱な子どもは、彼が顔を出して1〜2カ月後に死んでしまう。
いつの間にか松原の行動は新選組幹部に知れることになり
ある日、彼は土方に呼ばれ曲解含みの厭味をいわれる。
憤慨した松原は、腹に刃をつきたてたが未遂に終わる。
意味もなく人をあやめ自責の念にかられた行動を、男女の仲と誤解されたためであった。
傷が癒え勤務に戻ってた彼は人が変わった。
快活だった彼は誰とも口をきかなくなった。
さらに足繁く自分が斬った男の未亡人の家へ通う。
そして男と女の仲に。
あるとき、土方から平隊士への格下げが申し渡された。
そして彼は隊を出たまま帰らなくなった。
隊士が妻女の家に出向くと、布団の中に死体が2つ横たわっていた。
松原が女の首を締めて殺してから自らは切腹して果てていた。
新選組の記録には「病死」となっている。
のちに「壬生心中」として知られることになる。

一般的な伝承と小説中の松原
●1865(慶応元)年、頓所近くに愛人を囲っていたことから、
これを咎められて切腹しようとしたが失敗。その後、程なくして没したという。
●1970年「燃えよ剣」では、新選組の洛中撤退直前、心中して果てるという設定になっている。
※こんな具合なので、ドラマで松原が長州藩士を斬ったとしても不思議ではない。
彼の行動を克明に記録したものはないのだから。

NHK深夜放送は災害放送に変わった。
震度の大きい和歌山・三重県の災害状況、三宅島、神津島の津波情報などを刻々と伝えている。
津波の警報を間断なく伝えている。
各市町村で避難した住民が大勢いる。
死者はいない模様だが、関西では骨折したお年寄りが何人かいる模様。
さらに、台風18号情報。こちらは九州の暴風雨情報。
関西は地震、九州は台風。
踏んだり蹴ったりの日本列島。
●隣町の「住民意向調査」
朝刊に杉戸のちらしが折り込まれていた。
「杉戸・宮代」の合併を実現しよう、と呼びかける。
「杉戸町・宮代町の合併を推進する会」が行った。
11名の町会議員が名を連ねている。
杉戸住民は9月14日までに態度を決めなくてはいけない。
直接関係のない宮代に、なぜこのようなチラシが配布されたのか?
今、わが町でも「宮代・杉戸の合併を進める会」が署名を集め直接請求した。
こうした動きをバックアップする効果を狙ったものかな。
なにしろ、どちらかがNOといえばご破算ですからね。
今頃、宮代では議会で討議されているはずである。
(結果を速報してくれませんかね、議員さんのどなたかが)
「単独でいく」「杉戸と合併する」ここにきて新たな動き。
どうなるのか?
プロ野球同様、混迷の度合いが深まってゆく。

●ラジオ深夜便
相変わらず宵っ張りである。
昔のクセが抜け切らない。
で、夜中の3時にNHKの「懐メロ」が始まる。
一昨日は「さだまさしと五輪まゆみ」だった。
しかし、この番組の多くの視聴者は60超70・80歳の人生の大先輩である。
彼等はこの時刻には「早寝・早起き」で起きる時刻なのかしらね?
「さだ」と「五輪」では懐メロにはならんでしょうね。
懐メロとは4〜5日前の「ディック・三根」を言うのだろうね。
昭和の戦雲暗く立ち込める時期にあって、ジャズを歌いまくっていた。
スパイ・ゾルゲも彼の歌を聞いていたのではあるまいか。
「奥様お手をどうぞ」や、当時の「ズージャ」を放送していた。
枕元にラジオを置いて、「夢の世界」に突入するはずだったのだが、思わず聞き入ってしまった。
私が知る戦後のジャズと違って、戦前のそれはそんなにスイングしない。
歌詞に重きを置いた歌のようなおもむきだ。
「奥様…」を歌う彼の声は「限りなく甘い」。
しかも、英語の発音は抜群だ。
ビロードに包まれたようなソフトボイスで、聞く人を包み込んでしまう。
これが、戦前に流行ったバタくさい歌だったのね。
軍部が台頭し舶来の歌が肩身を狭くしているというのに、彼、ディックは希望のある歌をうたいまくっていた。
私にとって、その後「旅姿3人男」(だったかな)など日本物を歌わざるを得なくなってからの
ほうが馴染み深いのだが。
キリスト教の自由な教育を受けた彼は、ぎりぎりまでジャズで抵抗していたのかも知れない。
大学時代は相撲部だったというから、周防監督映画「しこふんじゃった」の大先輩に当たるわけだ。

老いては歌謡界の大御所として、テレビ出演などしていたが
ファッションセンスもよく、終生、女性に愛されたと思われるような雰囲気を醸し出してていた。

深夜番組は、残念ながらNHKに限る。
民放はうるさいだけのガキ番組だもんね。

■9月4日(土曜日)
●議員の報告・感想
今夕、印刷物がポストに入っていた。
町が合併問題で揺れる前は活動的な人だと思っていた。
町会議員選挙でもトップ当選をしたくらいなのだ。
この方は、宮代合併反対派だった
町の方向を決める選挙で、多くの町民は「合併反対」を選んだ。
彼女たちの思うとおりになったのだ。
そのとたん、反対派の議員たちは「貝」になってしまった。
その後に出た、彼女のレポートには茨城県東海村の村長から連絡をいただいたとあった。
お互い情報交換、手を取り合って…云々と、反対劇が外部から注目されているという内容だった。
しかし、これは少し考えればわかることだが。東海村とのポジショニングがまるで違う。
かの村には原発があって国から膨大な「危険手当」が支給されている。
金持ちなのだ。
わが宮代町には、金を生む打ち出の小槌みたいな「危険施設」はない。
小さな予算でしこしこやっているのだ。
かの村が宮代に融通してくれるでもなし、わざわざ「報告」する内容でも、あるまーに。
今回も四国香川県の東香川市と連絡をとったと書いてあった。
しかし、参考にならなかったようだ。
そんなことなら、あえて報告することはありません。
過程より結果なのだ。
この論法は「準備にこれだけ労力をかけたが」だめでした…
失敗したけど、その努力を買ってください、という場合に使う「言い訳」への伏線なのだ。

彼女は最新報告書の中で言う。
周囲がさわがしので、もう少し様子を見る…と
これもおかしな言い分。
「反対」した時点で「反対派」は「町が独自でゆくための運営プラン」を持っていなければならなかったのだ。
しかし「反対のための反対」で、「町をどうしようか」などとは思っていなかったと推測できる。
1市3町合併がコケた場合、昔からの流れを知っていれば「杉戸との合併運動」も読めたはず。
町長は単独でいくと表明しているが、もし杉戸と一緒になったらどうなる、というシミュレーションも
当然やっておかなくてはならなかったでしょう。
どうころんでも、対応できる「政策プラン」を持っておくのが、こういう時期の議員の仕事ではないかね。
それを「様子見」とは。
これを人は「日和見」といいます。
ことによって、合併賛成に鞍替えしたら、
「裏切りの小早川」(関が原ですよ)と言われても仕方ないね。
新しい動きがひたひたとそこまで来ているのをご存知か?
●反対はしたものの
新しいビジョンが見えてこない理由がわかった。
役人は、税金を使うのは上手だ。
議員は政策に口をあはさむのが上手だ。
しかし、彼等は「金をかせぐことが下手」ということだった。
あるいは「金をかせぐという発想がない」とも言える。
だから、今後税収、地方交付金が減ることがわかっているのに
それに対するテが打てないでいるのだ。
われわれも無駄な経費を省くから
「町民にも痛みを」という、国家の宰相・純ちゃんみたなことを言うはずだ。
広報宮代9月号に「まちづくりを着実に進めるために」
「平成15年度事業の生家指標の達成状況」というのが掲載されていた。
この内容を見ても、「歳出」だけである。
「歳入」はあてがいぶちの税金を使っているのから仕方ない。
と、これまではこれでよかった。
しかし、これからは「単独」でゆくんだぜ。宮代は。
足りない分を町民にむやみに負担させるという安易な発想から脱却して欲しい。
それでは、お役人さまに農民が年貢でひ〜ひ〜いわせられていた江戸時代と変わらないではないか。
鎖国時代でも海外貿易で潤沢な資金を所有していた薩摩藩の例もあるのよ。
町自体が金を生む方法を考えなくてはいけない時代になっているのですよ。
と、急に言われても今までやったことがないのだから困るよね。
この町にはさまざまな企業の現職を退いた有能な人だっているんですよ。
外部からコンサルタントなど呼ばないで、
こういう人材を発掘して役場の外部ブレーンにしたらいかがですかね。
当然、遊んでいるような閑な職員には勇退していただきます。
それと名前だけの議員にもね。
「民活」をこの町も積極的に取り入れるということですね。
●巨峰市
 
わが町恒例の収穫祭が開催された。
新しい村は久々の大賑わい。
特産「巨峰」の販売を始め、(1kg1000円だった)
テント村では食品や工作物、飲み物の販売が行なわれている。
物販とはまるで関係ない建設会社が出店しているというのもおかしい。
来月は埼玉国体。この町はアーチェリー会場になる。
埼玉の高校教師・41歳の山本選手が五輪で銀メダル獲得ということもあり
宮代会場は人が押し寄せるのではないかな。
芝生では、アーチェリーの体験コーナーまでできていた。
あいにくの天気で、2時半頃には雨が降ってきた。
昨年も天候には恵まれなかったんじゃないかな?

●路上の幸
この界隈は昔からの大きなお屋敷が多い。
ブロックや生垣の内側には多くの木が植えてある。
この時期は熟した伝統の木の実があちこちに落下している。
公道にあるのだから拾ってもいいのかと思うが、なんとなく通り過ぎている。
 
ぎんなんと栗。大体が車にひかれてこなごなになっている。
栗のいがの中にはだいたい3つ実が入っている。
左右はまるまるとしているが、間にはさまれているのは、両サイドにおされてやせて、ひねている。。
人間の3兄弟つ〜のも真ん中は、こんな具合なのかな。

柿と栗は農村風景の代表的なものである。熟した実が至るところに落ちている。
そのうちすえたような甘酸っぱいようなにおいをはなつようになる。

■9月3日(金曜日)
●秋2題
刈り取られた田圃には籾の山ができる。
それを燃やす。
炎は出ない。終日じわじわと蒸し焼きになる。
風のない夕方などその煙がたなびき、なんともいえぬ風情だ。
焦げたにおいは、家のわずかな隙間からも入り込み、秋の到来を告げる。


灌漑用水脇にいつものように彼岸花が目覚めた。
まだまだ子供である。
中旬ごろには「赤い花なら曼珠沙華」となる。
葉がなく地面からにゅっとつきでたさまが、昔は異様だったが今は可憐に思えてきた。
年かな〜〜?

●懸命
春日部市の市長が庄和町、杉戸町の首長に「1市2町の路線でいきましょ」とプッシュした。
赤字財政の庄和町は、「寄らば大樹の陰」で「鶏口」となるより「牛後」となる道を選んだ。
残る杉戸町の進路がまだ不透明である。
ここにきて、「宮代」との2町合併を望む声も聞こえてきた。
県東の中核都市をもくろむ春日部としては、うかうかしていられない、というのだろう。
平成の大合併埼玉版は各地で「離脱」「ご破算」減少が起きている。
これは、指導する国としても由々しき問題と映っているんだろうね。
しかし、「一緒にならないと金やらないよ」という「あめ・むち」では、民は反発するのでありまする。
小さいところは未来展望がありません。
合併してワリくうことはないのか?
1つの大きな町のごり押しに屈するのではないか、などなど。
だいたい、この地域は新市名を決める時点でおかしかった。
春日部の敷いたレールに乗っかったというイメージが強い。
これでは先が思いやられる。
「武南市」と決まったら「川口市」が降りた。
これは、「川口市」と決まればよかったのかな?それとももっとスマートな市名ならそのまま進んだのか?

■9月2日(木曜日)
●町の新しい動き
宮代町が1市3町に向けての合併に反対し、「1町単独でゆく」と町長が表明してから
だいぶ時間が経過した。
その間、合併反対を大合唱した町会議員の皆さんは「貝」になってしまった。
町を単独で運営する目算があっての反対だったのだろうが、
彼等のビジョンはまるで聞こえてこない。
何を根拠に「反対」の旗を振ったのか。
単独でゆくと表明した町長も、何のリアクションもない。
一体ど〜〜なっちゃってるのこの町は。

そうこうしているうちに、
町の単独運営に不安を感じた人たちが「杉戸町」との合併を希望する運動を開始した。
直接請求に必要な署名を集め、町に提出した。
町はこれを精査しているという。
例えば、夫婦で連名した場合、同じ筆跡であると、この署名を集めた人が呼ばれて
事情説明をしなくてはならいのだそうだ。
杉戸町長の伊七さんも宮代との合併を望んでいるようで、
春日部、庄和町からの働きかけにも態度を鮮明にしていない。
近々、杉戸町では町民の意思を決めるためのDMを発送する。
杉戸には春日部との合併を熱烈希望する人たちも多く、その去就が注目される。
もし、杉戸町民が「やっぱ宮代でなく春日部がいいや」ということになったら、
今、宮代で展開されている「杉戸との合併推進運動」は水泡に帰すわけだ。
仮に合併ということになったら、たとえ「対等」といえ、
主導権争いで喧々諤々となるだろう。
田舎の町は往々にして郷土愛が強いからね。
どっちが初代市長になるのかに始まりあらゆる面でどろどろしたことになるんでないかい。
あ〜〜疲れる。

またまた、そうこうしているうちに、第3の動きが見えてきた。
これに関しては、まだ明かすわけにはいかないので、
今後の展開を見守っていて欲しい。
必死
北京に潜入していた北鮮人が大挙して日本人学校へなだれ込んだ。
以前、大使館に逃げ込んだときは、大使館の対応のまずさが問題になった。
ほとぼりがさめた頃、彼等はきゃたつ、ワイヤーカッターを用意して不法侵入したのだ。

日本人学校の隣は空き地で、監視の盲点をついた行動だった。
しかし、彼等の動きはしっかりカメラにおさえられていた。
これは偶然通りかかった人が撮影したものではない。
逃亡を助けるグループが、その証拠となる、あるいは活動の記録として
撮影したものに違いない。
もし、中国公安か北鮮の特殊グループが、その団体にスパイを潜入させれば
一網打尽にできるはずなのだが、両国ともそういうことをやっていないのだろうか?
国を捨てる連中なのだから、北鮮は国家の威信をかけてもやるべきなのだろうにね。
金さんならできるはずだ。
誘拐は得意なのだから、監視などもっと簡単だろう。
●もくせい
台風16号の強風は、家の前の山栗の実を大量に落とした。
道は小枝や青いイガの栗の実が大散乱である。
さいきんは隣の病院に来る車も多い。
少し早起きして竹箒で道の掃除をやっていた。
すると、馥郁とした香りが周囲に漂っているでないの。
もくせいだったが、わが家の家の脇の「きんもくせい」はまだ花をつけていない。
ところが、生垣の「ぎんもくせい」が少し花をつけていたのだ。
この「ぎん」は季節を問わず花をつける。
初夏にもあの甘い香りをふりまいていたことがあった。
でも、この香りがすると、いよいよ秋という思いにかられる。

●おなじみ文春・新潮2番勝負



両誌とも新聞では伝えない物語特集。
やっぱ出ました。ドーピング疑惑のアヌシュ選手の尿の隠し場所。
新潮はアヌシュとアヌスをひっかけ隠し場所を明示していますが、文春はぼかしています。
水泳の北島は、文春:夜の飛び魚。つきあっているGFが両親とオリンピック観戦。プライベートタイムは
いちゃいちゃなのかな?新潮:室伏とのサイン色紙の値段の違いについて。
マラソンの野口みずきの所属会社社長が彼女に5000万円のボーナスを出すことについての
外野からの大ブーイング。これは両誌とも同じ内容ね。
彼女の子供の頃の貧しい家庭環境から、金獲得した後のリッチ化にやっかみ半分の大合唱なのね。
いいじゃないですか。2時間以上も過酷なレースを勝ち抜いて世界一になったんだから。
我々の税金ではなく会社が出すというのだから。会社にとってもいいPR。
広告で6000万円かけてもろくなことできませんよ。
それに、Qちゃんだってリッチになったんだし。
中流意識が蔓延するなか、ハングリー精神でのしあがってゆく若い人ってかっこいいもんね。
あんた、やっかんでるなら、あの偉業をやってみな。

五輪ニュースは新潮の勝ち。文春は、このところお決まり、雅子さんネタ。
美智子妃殿下の古希の祝いの席に欠席なら「非常事態」。
う〜〜む。妃殿下との間にも確執があるんかいな?
美智子さんも若い頃、姑とその取り巻きの関係で相当苦労していたのだから、
息子の嫁さんにはそういう思いをさせたくないというのが親心というものなんだがね。
あ、これは「しもじも」の話し。「菊のカーテン」の向こうのことはわかりまへん。

ちょっと女性誌広告の作りをウォッチング。
男性誌とはまるで違いますね。
オリンピック記事などまるでありませんよ。
見出しを斜めにしたり縦にしたり、スーパーのバーゲンみたい。
タレント動向、ブランド、美容、皇室に特化してるんかね。
「冬ソナ」の「チェ・ジウ」って、ちょい「斜視」なのね。
昔から、「斜視女」は色っぽいつ〜〜からね。

■9月1日(水曜日)
●解散
五輪の日本人チームが解散。
主将の井上選手と旗手の浜口選手が映っていた。
2人とも不本意な成績で終わったが、北京があるさ。
ところで、井上選手だが、競技を終えた多くの選手が帰国する中にあって
主将の責務をまっとうするために、一番先に競技が終わったにも関わらず
最後まで残り、あちこちの競技場に顔を出して声援を送っていたという。
これに勇気付けられたという声もあります。
屈辱の敗戦という最悪の結果にも関わらず、
長嶋間監督の言葉を借りれば「勝って驕らず、負けてくさらず」を実践しておりますね。
結構、器の大きい人なのかもね。
だけど、重量級の試合にもスピードは要求されますよ。
それとずぶとい神経もね。
アテネの敗北を糧に北京でがんばってくんさいね。

●止まらない
マリナーズのイチローが自己の記録を書き換えております。
チームは不振なのに彼だけが孤軍奮闘している感があります。
日本人が野球の本場であれだけ活躍すれば、同胞としても誇らしい気持がします。
思えば昭和20年代。アメリカから野球チームがやってきた。
「サフランシスコ・シールス」といった。
小学生の私は熱狂したものです。
当時は巨人軍の川上、青田、阪神の藤本、土井垣の全盛時代。
駄菓子屋のブロマイド集めに人生の全てをかけていた。
そこへ、本場からの来日である。
当時は知るよしもなかったが、「シールス軍」はマイナーリーグだったのね。
そでも、青い目の選手に「たいした・たまげた」思いをしたもんだ。
当時はテレビなどなかったし、新聞、ラジオのニュースで一喜一憂したもんだった。
あれから幾年、輸入ばっかりの大リーグへ、日本人が輸出される時代になった。
本場のフアンにも認められる大選手が誕生した。
もちろん松井もすばらしいですよ。

●2夜明ければ
つい2日までは1面トップを飾っていた五輪ニュースでしたが
終わってしまえば次のニュースを追いかけております。
テレビは相変わらず五輪選手のインサイドストリーを追っていますが。
女子マラソンに優勝した選手に、彼女が所属する企業が破格のボーナスを出すといったような。

拉致問題は、どんな事件が起こっても、解決するまでは常に意識の上のほうに
置いておかなくてはいけないと思うんですが…
最近は、帰国した家族のその後の様子を伝えることが責務と考えているようですね。
曽我ひとみさんとその家族が映されるたびに、彼女のおしゃれぶりが目につくようになりました。
美容院にはかなり行くみたい。
やや長めのヘアがサインはショートになったし、
着るものにも高い関心があるみたい。
北朝鮮で彼女の夫となったジェンキンズ氏ですが、
司法取引の価値があるような情報を彼が持っているんでしょうかね。
不名誉除隊のための儀式としか思えないんですが。
彼にまで日本の税金を使うのはなんとなく割り切れない思いがします。
今もなお異郷の地で暮らすと思える人たちの問題解決に向けて
大いなる努力をするほうが先決ですよ。

三菱自動車の旧トップ陣が、自分たちの在任中に引き起こした欠陥事件に対し
無罪を主張した。
なにおかいわんやである。
おじきの宇佐美日銀総裁の威光をカサにきて、茶坊主でまわりを固めた
腐れ組織の長として、いさぎよく責任をとりなさいよ。
●アボガド
種から育てたアボガドが、この夏3cmほど伸びた。
水耕栽培は失敗したが鉢植えは今のところ順調である。
初めてこの植物を見たのは30年以上も前になる。
銀座8丁目・千疋屋の2階の喫茶店だった。
植物園の温室のような店で、大きな芭蕉みなな観葉植物の前に
葉の大きなすらっとした鉢植えが置いてあった。
係りの人に聞くとアボガドということだった。
育て方を聞いたのだが、当時、アボガドは高級な果物だった。
長い間忘れていたが、庶民の口に入る時代がきていた。
椰子の実を小さくしたような、あるいはマカデミアナッツを大きくしたような種子は
そのまま捨てるのがはばかれた。
1つはヒヤシンスの容器で水栽培、1つは鉢植えにした。
この植物は芽が出るのが遅い。
3ヶ月くらいかかったのではないかな?
成長も遅い。
千疋屋で見たような立派な観葉植物になるまで、あとどれほどの月日がかかるのかな?
 
夏の間は半日陰に出している。
あるときカマキリが止まっていた。同じ色なので気がつかなかった。
カマちゃんはこの小さな木と完全に一体化した気分なのだろう。
ピクリともしなかった。
●刈り入れ
山崎地区も刈り入れの時期である。
新聞報道では、今年は米どころが台風の影響を受けたにもかかわらず
豊作あるいは例年並みなのだそうだ。冷夏ではなかったからね。
宮代の稲もしっかりと頭を垂れております。
 
機械があっという間に刈り取ってしまいます。

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