田舎三昧の生活と意見
掲示板にもどうぞ  (~ ~)/

2004年5月
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■Contents■
01日鯉のぼりの丸干し
02日華やかな名前
03日客待ちデッキ
   路傍のポピー
04日新しい日本橋
   イラク人虐待
   mimiの仕事再開
05日イラク人虐待2
   連日のおじゃま虫
06日政治家ぞろぞろ
   イラク人虐待3
   苗がやってきた
   塀の向こうから
07日もうぐちゃぐちゃ
   「喜び本田」だぜ
08日恋の関宿、情の境
   苗、鳥にやられる
   イラク人虐待4
   世の中どこか狂ってる
   野菜、植え込む
09日またまた新選組
   韓国ドラマ
   一面の田圃
10日Winnyの恐怖
   ほら税金無駄遣い
   合併問題
11日新聞の片隅で
  やっととまと
  プラム、育つ
12日民主党代表
   報復殺人
   育つ、育つ
   日除けのキュウリ
   昼寝の頭上
13日風刺漫画
   いっさ〜のさ「一茶」
   厚かましい小沢君
   年代物
   当節デジカメ事情
14日敬称問題
   結局、小沢君
   演歌の効用
   宮代の要注意ランナー
   苦悩の皇太子
15日日本橋高島屋、再認識
   四季コラム
16日またまた新選組
   名を捨てて
   堕ちた偶像
   旅の日
   再びミミの仕事
17日梅雨のような
   相変わらずNHKアナ
18日刺し違え
   愛のコリーダ
19日大相撲
   しっかりせいNHKアナさん
20日丁度の頃合
   立てこもり2件
   路傍のドクダミ
   台風を待つ田
21日純ちゃん、明日北鮮へ
   台風、通過
   またも写真流出
   速写は一眼
   またも議員の学歴詐称
   大根墓場
22日子息たち帰国の途に
   交渉結果
   露骨な北鮮の対応
   新たなる虐待写真
   リンドバーグと野口英世
   見納め、丸善ビル
23日またまた新選組
   北鮮、国内報道
   死のダンス
   鳥害
24日したたか、金どん
   夢の跡
25日午後の酒盛り
   交通事故
   土砂降り
   可憐に咲く
26日純ちゃん、詭弁
   尊大、高慢な金どん
   刑務所、解体
   裁かれる7人衆
27日北鮮のハッカー部隊
   やはり、ね
   冷たい純ちゃん
   妖しい色
28日どこまでずうずうしい、北朝鮮
   血も凍る
   隣町の合併事情
   戸栗郁子
29日子猫、無惨
   浅田次郎の新作
   三菱自動車は殺人企業
   戦場カメラマン
30日またまた新選組
   初夏の合唱
   町ぐるみ美化作戦
   曽我ひとみさんの不運
   梅雨入り前の庭
31日暑い一日の終わり
   度忘れ
   天気晴朗なれど
   ルピナス


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Hobby
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■5月31日(月曜日)
●暑い1日の終わり

昨夜から吹きまくっていた南寄りの風は夕刻に収まった。
庭の土は乾燥しきっている。
畑のつるなしいんげんが倒れていた。
東の空は青空と、低気圧が呼び寄せた雨雲がせめぎあっている。
満月に近い月が昇っていた。
家の中も少しは熱気が引いたような気がする。
●度忘れ
年とともに顕著になってゆくようだ。
だから「あれ」とか「それ」を多発して代用するのだが
きちんと思い出さなくては気分が悪い。
例えば、夕飯の席で往年の映画スターの名前が思いさせなくて
風呂に入っているとき、突然記憶によみがえる、なんてことは都度つど。
試験だったら目も当てられない。
還暦後に大学に通い始めて卒業証書を手にした人もいるが
記憶力の低下とどう向かい合ったのか。

頭の中で反芻するより、声に出す、文字にするというほうが
記憶のためにはいいのかも知れない。
パソコンではだめね。キーボードたたいていれば
くるみをこねまわすのと同様
末梢神経の老化には多少効果があるかも知れないが
字は確実に忘れるもんな〜〜。

●天気晴朗なれど風強し

昨夜から強風である。今朝はすでに夏日。
ただでさえクソ暑い内陸部に加え南東の強風である。
予報では午後から曇るそうだが。野菜の苗が気になっている。
●ルピナス咲く
花の構造はヒヤシンスに似ているが、あちらは「ユリ科」
こちらは「まめ科ルピナス属」。藤の花に似ていて花が上向きなので「登り藤」とも。
我が庭には1株しかないが、存在感のある花である。


■5月30日(日曜日)
●またまた新選組
舞の海の瞬間芸。小野川部屋の力士として登場。
あっという間に、芹沢鴨に切られてしまった。
今回の話は、新選組瓦解後、生き残った島田魁が明治の御世になり、
昔話を息子たちに聞かせていた。そこで語られたことを脚色したものだろう。
沖田が初めて人を斬ったことになっている。ドラマでは彼は無傷だったが、
島田魁の話では、こめかみに出血していたという。

「誠」文字を染め抜いた隊旗が出来上がった。
土方歳三が近藤一派の団結を固めるために作ったようだ。
隊旗がはためくと「誠」の文字が「試」にも見えるという。
これは、近藤勇の道場「試衛館」の「試」を表すという。
ぬわ〜〜るほど。こういう話は始めて聞いた。
演出の三谷氏もなかなかやりおります。
それにしても、歳三の組織をまとめあげる参謀役としての力量はなみなみならぬものがある。
肝心の近藤勇がこれからどのように変わっていくのか興味がある。
香取慎吾君でつとまるでせうか?
今回は井上源三郎と登楼。深雪太夫とお茶してましたが…
後に勇は彼女を身請けするのだが、女は彼女だけではない。
勇の女遊びもかなり激しいものであった。
●間もなく引越し
yahooに間借りしていたこのサイトも、間もなく規定の15MBに達します。
あと1日なんとかもたせて、6月から別のサイトに引っ越します。
今後ともご贔屓のほどよろしくお願いいたします。
●初夏の合唱
水田の脇を散歩していたら、おたまじゃくしを見つけた。
夜はゲロゲロ騒がしいので、とっくにみんな大人になっているものだと思っていたら
まだ多くの予備軍がいるのだ。
レジーナの下は池である。だから、木製水上ジェットコースターなのだ。
ここは人が入らないから、鳥や魚も多いのだろう。
最近は、ガマガエルの歌合戦が賑やかだ。
「牛がえる」の別名があるように、その低音はなかなかのものである。
ダークダックスのなんとかさんも負けるような音を出す。
楽器でいえばオーボエかな。
それが池のコンクリートで増幅されて重低音になる。
1匹がノド慣らしをはじめると、後に続けとばかり何匹も鳴き出す始末。
みんな微妙に違う音階で、思わず立ち止まって聞き入ってしまう。
ちょっと離れたところからはヨシキリがせわしくかん高い声を張り上げている。
初夏の田園はのどかである。
●町ぐるみ美化作戦
朝8時から9時まで恒例の「クリーン宮代」が開催された。
町から支給されたビニール袋に、家の周囲を歩いてゴミを集める清掃運動だ。
そろそろ梅雨入りだというのに、朝から8月のような暑さ。
新しい村ができるまでは、人目につかない茂みが多かった山崎地区は
大量のゴミを不法投棄していく人が後を絶たなかった。
しかし、道が整備され人が大勢やってくるようになってから
流石にこういう不届者はいなくなった。が、
食事のゴミをそのままにして帰る人がときたまいる。
昔に比べればはるかにきれいである。
今回、ジョンの散歩コースを歩いたがビニール袋、ロープなど
わずかなものしか見つからなかった。
子猫の死骸も誰かが片付けたのだろう。
昨日の場所には姿かたちがなかった。

●曽我ひとみさんの不運
地村さん、蓮池さんは、それぞれデート中に拉致された。
北鮮でお互いの相手と結婚し子をもうけた。そして、子供たちの帰国である。
人生、複雑だが、ひとみさんほど「ややこしく」ない。
ひとみさんは、母親と拉致され、北鮮でジェンキンズさんと
たぶん、強制的に結婚させられた。
彼が、捕虜でなく脱走兵だったことが不運の始まりだ。
ひとみさんが、初めて彼と会ったとき、一目で恋に落ちたのだろうか?
佐渡という保守的な土地で生まれ育った人だから、「外人」に抵抗はなかったのだろうか?
2人の子をなしたということは、生活をしているうちに愛が生まれたのだろうね。
一方、ジェンキンズさんだが、写真で見る限りミッキー・カーチスに似ていないこともない。
彼が脱走したというのは事実なのだろうか?
若い頃の思想的な背景は解明されているのだろうか?
自由主義社会から社会主義独裁国家へ移行するというのは、よほど思想的に
確固としたものがなければ実行できるものではない。
パトロール中に拉致されたということはないのだろうか?
北に渡ってプロパガンダ映画に出演したり、仲間を脱走に誘ったりしたことが
米国当局の態度を硬化させている。
軍隊には時効つ〜のがないみたいね。
60過ぎの男の余生を静かに過ごさせてあげたいという「人情論」は通用しない。
常に世界のどこかで戦争の当事者である米国が、それを認めたら
しめしがつかないし、士気の低下を招く。
日本の閣僚、麻生太郎が、そのあたりのことを講演で喋ったらしい。
彼も「喋りすぎる政治家」の一人だが、
この件に関しては、ひとみさんには申し訳ないが、彼と同じような意見だ。
ただ、ジェンキンズさんの調査が完璧でないのが気になっている。
彼も北鮮に住む限り特権階級だろう。
今さら日本に住んだりする気持ちは持ち合わせていないのではないか。
目に見えない力で家族が離散するケースは、この世に数多くある。
不運にも拉致され、結婚した相手は問題含みだった。
彼女のおおらかな姿を見るにつけ、秘めた悲しみが痛いほど伝わる。
しかし、彼女の家族が1つになる道のりは遠いのだ。
●梅雨入り前の庭
本州も西のほうから梅雨入りが始まった。
雨が降り続くと育成中の野菜に悪影響を及ぼす。
トマトはビニールの屋根を作ってあげないと病気になる。
結実率を上げるためにホルモン剤を噴霧したり、脇芽を摘んだり。
食べるだけなら買ったほうが安いが、
苦労して完熟させたトマトの味は、市販のものとは数段違う。

キュウリの赤ちゃん元気に育成中。
 
デルフィニュームも百合も元気です。

■5月29日(土曜日)
●子猫、無惨
きのう、ジョンと朝の散歩の帰り道。
藪の中からミャ〜ミャ〜と鳴く声がした。
姿は見えない。水路のこっちから、舌をチッチと鳴らすとミャ〜と反応した。
捨て猫ならわざわざ灌漑水路をまたいで向こうに置くことはないないだろう。
次の飼い主が見つけやすい所に捨てるはずだ。
この界隈は外猫が何匹かいる。
母親が訓練のための散歩に連れて歩いているのかと思った。
そして、今日の午後。所用があって、同じ道を自転車で通った。
子猫が死んでいた。3ヶ月くらいの三毛だった。
下半身がめちゃめちゃ。内蔵が露出していた。
なんとむごい。思わず顔をそむけてしまった。
昨日、ミャ〜の声を聞いた藪の水路をはさんでこちら側だった。
写真など撮れるものではない。
やはり捨て猫か、迷い猫だろう。
藪の中のか細い声を聞きつけたカラスが、あのふといくちばしでくわえて、
散歩道へ移動し、いたぶりながら殺した。
襲われている最中の子猫の恐怖心はいかばかりであったろう。可哀想に。
こういう結果になったのも、その子の運命だったのだ、と思うほかない。

思えば2年前の秋。わが家の隣の雑木林。
伐採され積み上げられた木の間にミミがいた。
今、彼女は私のふとんにもぐりこんで寝ているが
発見が遅れたらあの子猫のようにカラスに襲われていたかも知れない。
あの子猫だってミャ〜と鳴きながら姿を見せれば
そのまま通り過ぎるのには勇気が要る。
人間を極度に警戒して隠れていたから、あんな結果になってしまった。
と、自分を納得させるしかない。
しかし、あのとき水路を飛び越え、なぜ見つけに行かなかったのか
と、自問自答する。あ〜〜もう考えるのやめよう。
●浅田次郎の新作

朝刊に「輪違屋(わちがいや)糸里」の書籍広告が掲載された。
コピーには「歳三に思いを寄せる糸里」とある。
ん?糸里は芹沢派一派平間重助があの日の相方として呼んでいた遊女ではなかったか?
その女が、実は土方歳三に思いを寄せていたのか?
これは、読まなきゃと、思わせる。

あの日とは、1863年(文久3)9月18日の深夜である。
京の市街は大いに乱れていた。1ヶ月前には長州藩が倒幕挙兵を企てるが失敗。
関係していたお公卿さんたちが京から追放された。いわゆる「七卿落ち」である。
世情は不穏であったが、壬生浪士組は相変わらず芹沢派と近藤派がいがみあっていた。
彼等を預かる会津藩は、芹沢鴨の乱暴狼藉に頭を悩ませていたが、結論を出す。
芹沢派を粛清し近藤を局長に据えて磐石の幕府警備隊を作ると。
9月18日の夜は雨が降っていた。
その日、会津藩が浪士組の慰労会を開いた。席上、近藤派は自重して盃を重ねなかった。
何も知らない芹沢派は、首領の鴨、手下の平山五郎は
大量の酒が入って上機嫌だった。やがて宴が終わる。
彼等の宿舎、壬生の八木邸では、鴨の女お梅、平山五郎が島原の桔梗屋から呼んでいた吉栄
平間重助が輪違屋から呼んでいた糸里が男たちの帰還を待っていた。

八木邸の母屋の居室はいつの間にか芹沢派が占領していた。
そこに芹沢と梅、平山と吉栄が屏風を立てた同じ部屋に休んだ。
平間と糸里は別の4畳半に床を敷いた。
雨は相変わらず降っている。
寝静まった頃である。少数の偵察隊が母屋を訪れる。
ややあって、どかどかと数人の男が乱入する。
鴨は多少抵抗したもののめった切りにされ素っ裸で死亡。梅も裸体のまま死亡。
平山も死亡したが胴体と首は離れていた。
別の部屋に寝ていた平間重助と糸里は混乱に乗じて逃亡。吉栄も逃げた。
暗殺者は仕事が終わると風のように去る。
ややあって、向かいの前川邸から近藤勇、土方歳三らがやってきて死体検分を行う。
犯人は長州者だろうという噂が飛び交う。
実際は、土方をリーダーにした近藤一派だが。
土方の計算で近藤には手を汚させなかった。
近藤たちは「急病で頓死」ということで片付けた。
芹沢派のNo2新見錦は新選組法度でとうに切腹させられていた。
こうして、近藤をトップに据えた鉄壁の多摩グループの新選組が誕生。
以後4年にわたり京の市中をあばれまわる。

糸里がいた輪違屋は壬生からほど近い島原遊郭にある。当時の建物は健在。

●三菱自動車は殺人企業
あの姑息な隠蔽体質は企業倫理の欠落であり許せるものではない。
名門企業の奢りであろう。と思ったがトップがアホだった。
この際、徹底的に企業責任を追及して、完膚なきまでにおやり。
1000万の保釈金で首謀者の宇佐美が出てきた。
金だよ金。(金どんの金<きん>じゃないよ「かね」ね)
地獄の沙汰も金次第とはよくいった。
あのぼんぼん元会長は、宇佐美日銀総裁の親戚だよね。
名門と呼ばれる会社の好きそうなサラブレッドだが、貧相な顔してるね。
あんなのが院政を敷いちゃって、自分のまわりを意のままに動かせる茶坊主でかためた。
企業なんて景気のいいときはどんな馬鹿でも実績をあげることができるのだよ。
欠陥車が出たときの対応。つまり「災いを転じて福と成す」にはどうすべきか、を
考えて乗り切るのが、高給もらっているトップの責任だろ。
こともあろうに「隠してしまえ」じゃ、幼稚園児並みの頭脳だよな。
オジキの名声に胡坐をかいて、三菱を傾かせたA級戦犯である。
私財を迷惑かけた三菱に返還しなはれ。
でも、そんな気の利いたことできない野暮天だ。
自分の保釈金1000万円は出せても、自分がかつて率いた企業にはもったいなくて…
一生懸命やっている社員が可哀想だ。こういうアホ経営者がいるとね。
●戦場ジャーナリスト、戦場に死す
ついに最悪の事態が発生した。日本人ジャーナリストでは初の犠牲者だ。
身元確認は慎重だが、そうあって欲しくはないが
ほぼ、囁かれている橋田信介氏と甥の小川功太郎氏であろう。
橋田氏は61歳。イラクの戦場ジャーナリストでは最長老。
6月7日には「イラク戦争の真相」という題で日大で講演する予定だった。
今回の目的が、傷ついた少年の目を治すために迎えに行ったというだけに
その非業の死が惜しまれてならない。
フリーだった氏が「戦場ジャーナリストが戦場で死ぬのは本望」と言っていたそうだが、
ベトナム、ポルポト、湾岸と戦場を取材し、危険な目に遭いながらも生き延びてきた。
この自信が先の発言となったのだろうが、逆説的だと思わざるを得ない。
「戦場での死は本望だが、30年以上危険地帯を歩いてきたけど、ほれこの通り生きているよ」と。
搭乗していた車が紹介されたが、焼けただれて骨組みだけである。
遺体の損傷も激しいという。
後からきた車が追い越しざまに銃撃を加えたと、生き残った通訳が述べている。
(その後の情報で通訳も死亡。生き残った運転手の話であった
小川氏は別の離れた場所で発見され、頭部に銃弾を受けていたという))
カラニシコフなんだろうね。至近からロケット弾では突き抜けていってしまうから。
まず、マシンガンで車内を掃射し、燃料タンク、エンジンに打ち込まなければ
あれほど車体は焼けただれない。
川口外相は「渡航はやめるようにと言ったのに」と紋切り型のコメント。
でも、戦場ジャーナリストはこういう事件が発生しても行くのはやめない。へこたれない。
屍を乗り越え進むのが彼等の魂なのだ。
熟練の男にしても、斃れるときには斃れる。
1つしかない命だが、使命感とロマンでその命を燃やし続けて欲しい。
合掌


■5月28日(金曜日)
●どこまでもずうずうしい北朝鮮
日本の米はおいしいから、もっとちょうだい。
小麦やトウモロコシを混ぜないで米だけちょうだい。
と、日本に要求したそうだ。
さすがに、これは拒絶したという。
そら〜そ〜だろ〜。
飢餓状態の北鮮人に人道支援するつ〜のに、なに図々しいこと言うの!
もらえるだけありがたいと思わなきゃ。
貧すれば鈍す。厚かましさここに極まれり。
送ったって、きちんと国民の口に入るかどうかわからん国じゃないの。
軍人の口に入る公算が大きいでしょ。
金どんは親父さんの路線を受け継ぎ
山を伐採しすぎて国土を疲弊させてしまった。
結果、穀物の生産性が大幅にダウン。
そのつけを外国に支払わせよ〜ってんだから虫がいい。
列車事故だって、マッチポンプの疑惑ありでしょ。
もらいたい一心でなりふりかまわないところがあるもんね。
●血も凍る
純ちゃんの「冷血」などかわいいものだ。
最近、米国人ニコラス・バーグ氏が処刑された。
占領統治している米軍への見せしめである。
Webサイトに掲載されているのだろうがなかなか見つからなかった。
が、ひょんなことから目の当たりにした。
銃殺などという生易しいものではない。
大きなナイフで首を切り落とす。凄惨なやり口だ。
もっとも、百十数年前の江戸時代は、首を切り落とすなど日常茶飯事だった。
幕末・京都の四条川原にはごろごろしていたのだから。
しかし、文明が発達した21世紀にも遊牧民族には、そういう伝統が生きている。
彼等の腹のあたりに差したナイフは、小動物を殺す際に使われるんだろうな。
惨殺シーンのビデオのサイズはかなり大きいので、かいつまむ。
ニコラス氏を前に、アルカイーダ系の男が声明文を長々と読み上げる。
オレンジの囚人服を着せられたニコラス氏は、へたりこんだまま動かない。
もう、自分が殺されると観念していたのだろうか?
それとも、ことの成り行きが把握できないでいたのだろうか?
もし、あの文章が詠み終わったあとに行われることがわかっていれば、
恐怖のあまり、じたばたすると思うのだが、彼は羊のように静かだ。
覆面の男たちも、暴れる牛よりおとなしい羊のほうが料理しやすいというものだ。
読み終わるやいなや、脇の男がニコラスを横倒しにして押さえつける。
もう一人の男が、大型ナイフを氏の首に当ててゴシゴシやる。
日本刀なら、刀自体の切れ味と、鉄の重さで首の骨など
一刀のもとに切り落とすのだが、ナイフだから少し時間がかかる。
その間、ニコラス氏はほとんど身体をばたつかさない。
顔は苦痛に満ちている。あるいは、瞬間に気絶したのか。
三島由紀夫が市谷の防衛庁で、割腹後盾の会のメンバーに首を切断されたが
あのときの刃物は何だったのだろう?
胴体から離れた首を、覆面が高々と差し上げる。
十数秒前まで生きていたニコラス氏の首は目を閉じたままだ。

NHKの「その時歴史は動いた」で大モンゴル帝国を築いたチンギス・カンをやっていた。
彼は、隣国を攻めるときそこの太守を、ことさら残忍な方法で処刑した。
この噂があっと言う間に広がり、敵国の兵士は戦意喪失し、
ぞくぞく降伏したという。

ニコラス氏の処刑も同じような効果を狙ったものだろう。
しかし、米国兵士たちは、その腹いせではないだろうが、
刑務所という外部から遮断された場所でイラク人を虐待していた。
これは、恐怖の裏返しの行動のように思えるのだが。
 
声明文が読み終わった後、彼の首にナイフが当てられる
 
Oh!No!!!
●隣町の合併事情
久喜市、幸手市、鷲宮町の合併話が進んでいる。
新市の名前が決まったようだ。
多くの候補案から「桜宮(さくらのみや)市」にけって〜〜い!
関係のない遠方に住む人たちは、まさか「おうぐうし」とは読まないだろうが
「さくらみやし」で「の」はつけないんじゃないかな?
「桜」は幸手市の「権現堂」を想起させる。「宮」は鷲宮からですね。
肝心の中核市「久喜」の名前がまるで見えてこない。
名を捨て実をとったわけではないだろうが、
久喜市とその住民は「太っ腹」ですね。
2市1町の人々は、新市の誕生を歓迎し、久喜のいきなはからいに感謝するだろう。
ひるがえって、わが町の場合はどうか?
宮代、杉戸、庄和3町と春日部が合併するわけだが、
新市の名前は「春日部市」。
理由は「全国的に名が通っているから」だと。
権威のごり押しにしか思えないっす。
久喜の「粋」に対し、春日部の「野暮」が鮮明に浮き上がる。
埼玉東部地区の中核都市などと
「井の中の蛙」がふんぞり返っているが、滑稽そのもの。
あ、そういえば、昨夜19時から地元の山崎集会所で
「合併説明会」が行われたのだが、夕飯が済んだら
急に眠くなって、気がついたら21時。残念ながら出席できなかった。
合併スタートの名前を決める時点で、すでにおかしな状態。
しょせん、生き残りのための「くっつき合い」にしか過ぎない。
未来に向けて明るい展望なぞ微塵も感じられないのだから。
●戸栗郁子
アメリカのニュースサイトをふらふら歩いていたら、珍しい写真にぶちあたった。
戸栗郁子ことアイバ・トグリ・ダキノこと、東京ローズが
日本の敗戦直後、米軍に逮捕された当時の写真ね。
 

生まれは1916年だから、この時29歳。今88歳。シカゴで存命中である。
何年か前、彼女の実家を訪れ、あわよくば彼女に会って見たい思った。
しかし、その日は豪雪の翌日ということもあって、店は閉まっていた。
(興味のある方は
ここ>をクリックすれば、彼女の実家の外観をご覧になれます。)
ドウス・昌代さんの「東京ローズ」によれば、彼女はその店で、戸栗郁子に
偶然会っている。
その本が書かれてからだいぶ月日が経過しているので、東京ローズも
店に出ることは苦痛になっていたのではないか?
その後、在シカゴの私の娘が何度かその店を訪れているが、郁子さんの姿はないそうだ。
今は、愛想のない老人が店番をしている。多分彼女のいとこではないか、という。
彼女が生きている間にもう一度訪れてみたいと思うのだが。
※と、書いたら、娘から事実誤認の連絡を受けた。
娘は、戸栗商店へときどきお米を買いにゆくそうだが、
80近い老婦人は非常に愛想がいいそうだ。
その子供たちと思われる40代の男女が愛想なし、ということだ。
その老婦人は戸栗郁子さんとどんな関係なのか、正確に聞いておいてもらおう。

■5月27日(木曜日)
●北鮮のハッカー部隊
やりますね。非合法活動の総合商社。社長は金どん。
北鮮の人民武力省偵察局にはハッカー部隊つ〜のがあって
インターネットを通じて、軍事情報を盗んだりサイト破壊を行っているんだそうだ。
一部のコンピュータマニアが自分の技術を誇示するために
ホワイトハウスやペンタゴンのネットワークに侵入するという
ニュースが報じられることはあるけど、国家ぐるみでそれをやるつ〜のが北鮮らしい。
もっとも、電波の傍受はどの国でもやっていることだし、
インターネットで国の防衛情報を盗み取るということも
明るみにでないだけで、北鮮以外も「やってるだろうな」という観測は成り立つ。
しかし、ことが北鮮だと、話は急に信憑性を帯びてくる。
だけど、どこから進入したかはトレースできるわけだから
やがて、武力衝突の火種になりかねない。
●やはり、ね
日本にもアル・カイダが潜入していた。
埼玉では戸田ね。それぞれ事業をやっていて繁盛していたらしい。
その金が活動資金の一部になっていた。
アルは冠詞でカイダは基地の意だそうな。
最近、日本も外人が多い。
こんなところにもという地方にもGAIJINだ。
町を歩けばアラブの顔に当たる。といっても日本の要は白人だった。
海外で逮捕されて、初めて日本での拠点が発覚したというお粗末さ。水際阻止が難しいのかな?
米国では注意を呼びかけるポスターが作成された。
オウムのときも全国に逃亡犯の顔写真が貼られたが
まだ潜伏しているのがいる。
日本で、アルカイダの顔写真張り出したら、
アラブ系の人すべて疑われちゃうよね。
●冷たい、純ちゃん
拉致家族子弟の帰国で、一番切ない思いをしているのが曽我ひとみさんだ。
母親の消息はわからない。
北に残してきた家族との再会ももたついている。
彼女が陥ってしまった「ややこしい人生」。
素直な言葉が胸を痛く打つ。
政府は、これは純ちゃんの意向でもある、北京での再開を強行したいようだ。。
夫君は「いいですよ」と言っているらしいが、
ひとみさんは、北鮮と中国の密な間柄を危惧し、そこでの再開に二の足を踏んでいる。
政府の意向にそわないと見るや、幾つかの候補地をあげ、ひとみさんに選ばせるという。
これは、あんまりひどい話ではないの?
東京を大阪に変えると言うような国内の話ではないのだよ。
右も左もわからない外国のどこにするかは、外務省が仲介の労をとり
北鮮と米国の影響が及ばない国を選んで
「ご安心ください。ここなら、家族4人が自由に話すことができますよ!」と
お膳立てするのが筋ではないかね、純ちゃんってば!
拉致問題を何年も放置していた、せめてもの罪滅ぼしというものですよ。
「つぐない」ですよ。
暖かい血の通う政府ならやってくださいよ。
それが、どうでしょ。「幾つか候補地をあげるから、好きなのを選んで」では
ひとみさんが戸惑うのも無理はない。
純ちゃんは、心底冷たい人なのね。トルーマン・カポーティの「冷血」だな。
自分の家族、昔の奥さんと子供に対してもそうだもんね。
薄い唇、細い目。全て他人事のような発言。
彼は実に寒々しい人なのだ。
ひとみさんの「佐渡で4人で住みたい」という願いは叶わないのでしょうか?
●妖しい色
百合が花開いた。
隣のカサブランカはまだ蕾が小さい。
開いた百合は妖艶な色をしている。
清楚な白の開花が待たれる。
愛用の小型デジタルカメラは10cmまで寄れるが
35mm換算で33mmという広角レンズである。
ぎりぎりまで近付いても接写の味はいまいち。
そこで、レンズの前に凸レンズを置いてみた。
あら不思議。マクロレンズのようになってしまったではないですか。
短焦点カメラで花を接写するとき、このテは使えそうね。


■5月26日(水曜日)
●純ちゃん、詭弁
日本からの食糧援助は金額にして70〜80億円相当になるという。
これは、経済支援ではなくあくまで人道的と説明している。
例の爆発への人道支援なのだろうが。
おかしいんじゃないかい、純ちゃん。
拉致問題の解決にいって、なぜ人道支援を同じテーブルで話さなくてはいけないの。
切り離して討議するというのが筋じゃないのかえ。
拉致が少し進展したら、新潟へ入港してもいいよ。
そして、また少し前進したら、今度は経済制裁の手を少しゆるめてあげる。
不明者の安否が明確になったら、また少し経済制裁を緩和してあげる。
そして、核問題をまじめに取り組んだら国交樹立のための機会を与えてあげる。
こんなふうに、北鮮の「サラミソーセージ」の上をゆく戦術をとらなきゃだめじゃん。
金どんは、喉から手が出るほど日本の経済援助を望んでいるんだから
日本がキャスティングボードを握らにゃおかしいよね。
それを、何を恐れへつらわなくてはいかんの、純ちゃん。
あんさん、もっと男の気概を持ちなはれ。金*ついているのかよ。
これに加え医薬品1000万ドル分。
ユニセフ試算で医薬品3000万ドル相当が不足。そのうちの1000万を
日本が金出しちゃうというのだ。なにおかいわんや。
そんな義理ないぜよ。(あら、竜馬の口調になっちゃった)
純ちゃんの、次元の違う大盤振る舞いには怒りを覚える。
国民の税金をそんなふうに使っていいのかね。
暗愚宰相の名を歴史に残さないように、せいぜい気張ってや。
●尊大、高慢な金どん
純ちゃんの話によると、北鮮側は拉致家族の子息は
首相が北を訪問しなければ返さない。
だから、もう一度「おいでよ」という打診が以前からあった、と。
日本側は「外相ではどうなの」といったが、相手は「だめ、あんさんじゃなきゃ」と。
国会などで訪朝が遅れたが、もっと早く行きたかった、と。
「私が行くからには確固たる成果をもって…」と胸を張っていたが
ちゃんと、筋書きができていたわけじゃん。
そんなもったいぶったって、内情がぼろぼろ出てきてはね。
「相手が来いといったので、最初は外相で打診したがだめだった」
「事の発端は、北朝鮮の日本人誘拐だ。その子息を日本に戻すのは当然である。
それなのに、北は日本を呼びつける。こういう、筋の通らない話がまかり通る国である。
しかし、ここで相手の要求を飲まないと、いつ帰国させることができるかわからない。
だから、私は行く。国民の皆さん、ご支援よろしく」
などと、舞台裏を暴露していけばよかったものの。
金どんの狡猾な演出にまんまと乗せられた純ちゃんと、外務省ご一行様。
頭はいいのだろうが、ドスのきかないひ弱な集団だ。
かつて、大陸を侵略し、馬賊が満州の荒野をひた走った。
あの、気概はどうした!
あつものに懲りて、なますを吹いていないか?
●刑務所、解体
米国政府は、虐待が日常的に行われていた「アブグレイブ刑務所を」6月末以降に
解体すると発表した。
旧フセイン政権で拷問、処刑が行われていた場所で、占領軍も同じ事をしていた。
なんとも、間の抜けた話である。
解放軍が独裁政権と同じでは国民の支持を得ることなどできるわけがない。
誇り高いイラク人を動物並みに扱う米軍の単細胞ぶり。
結局、これは人種差別だよな。
色が黒かったり浅黒かったり、黄色かったりするのを嫌う国民だ。
移民の末裔は。
奴等より文明の歴史は比較にならないほどの国なのよ。イラクは。

刑務所全体図。黄色で囲まれた部分が監獄。
●裁かれる7人衆
イラクでの軍法会議は、裁判長以下検事、弁護士すべて軍人。
司法取引を行った兵士はわずか1年の禁固刑。
茶番である。
だいたい正義の場である裁判で「取引」が行われるというのが解せない。
「地獄の沙汰も金次第」「裁判の首尾も取引次第」
踏みにじられたイラク人の民族的な誇りに対し失礼この上ない。
世界の警察もシンプル・セルじゃどうしょもない。


■5月25日(火曜日)
●午後の酒盛り
秋葉原の帰りに、これまた久しぶりにアメ横へ。
今頃は昼が長いので5時近くてもまだまだ明るい。
ガード下ではもう酒盛りが始まっていた。
サラリーマン、若いカップルが狭いテーブルに肩をくっつけながら。
道行く人を肴にしているようだ。
かつて、私も有楽町から日比谷映画街に抜けるガード下で
よく飲んでいたが、こういう早い時間はなかったな〜。

●交通事故
久しぶりに秋葉原へ。相変わらずの人の波。
表通りを歩いていたら救急車が対向車線をUターンして私の前に停車した。
オートバイと乗用車の接触事故だったが、軽そうだった。
オートバイの若い男性の顔は蒼白で救急車に乗せられた。
こういうときは、ズームじゃないと臨場感はないですね。
犬も歩けば…でいつもカメラをポケットに入れているが
事故現場に接近してカメラを向けるのは結構勇気いるもんね。

●土砂降り
昨夕の雷雨は久しぶりにすごかった。
丁度外出するとき、西の空が真っ黒だった。
約30分後、天が抜けたかと思うほどの雨、それに雷。
コンピュータの電源を入れっぱなしだったのが気になったが、無事だった。
※ラジオ深夜便
久々に中村メイ子の朗読。猫と男の不思議な物語を枕元のラジオで聞きながら
眠りに就く。相変わらず彼女の語りは絶品。
●可憐に咲く
昨夕、強い雨に打たれた小さな花は、
朝日を浴びてもセミの羽化のようにピンとしていない。
それでも、この季節色とりどりの姿を見せて楽しませてくれる。
直射日光が当たると花の微妙な感じが出ないので、朝早くカメラに収めた。
 
ニゲラ:和名はクロタネソウ。地中海沿岸地方原産のキンポウゲ科の一年草。
葉はニンジンのように細い。淡青色または白色のがく片が5枚花弁状になった花を
枝端に開く。時計草の花にも少し似ている。果実は球形にふくらみ、黒く小さい種子に
は芳香がある。

西洋オダマキ(アクレギア・ブルースター)
キンポウゲ科の多年草。オダマキに比べ西洋オダマキは
全体に大きく花つきがよい。花色は紫のほか、白、黄、赤など変化が多い。

サギソウ。ラン科の多年草。
花がシラサギの飛ぶ姿に似ているのでこの名がある。

フウロソウ。一般にはゲンノショウコのこと。フウロソウ属は日本には10数種あり、
山草として栽培される。
茎葉の乾燥したものを煎じて飲むと下痢止めとしてよくきくので
「現の証拠」の名がある。

■5月24日(月曜日)
●したたか、金どん
純ちゃんの訪朝にあたり、敵は憎いまでの演出をして日本を揺さぶった。
出迎えは、北鮮序列で格下の外交官。
「て・どんがん」とかいう工事中の建物みたいな名前の会談場所はB級。
金どんと会うときの立ち位置まで北鮮から指示されていた。
純ちゃんはにこりともしない。緊張ぎみ。
そこへ、生ハムみたいにでっぷりした金どんがにこやかに入場。
金どんは始終カメラ目線。
これは、国内にニュースを流すときの配慮だという。
これを見た北鮮国民は、偉大なる金どんに隣国の首相がわざわざ会いに来た。
それも莫大な貢物をもって、というふうに映る。
映画好きの金どんらしい、心憎いまでの演出だ。
迎える人間、会談場所を、日本がB級でやったら、
北鮮は「将軍様に何たる非礼。日本は礼儀を知らない野蛮国家」などと
マスコミを使ってこきおろすだろうな。

金どんは言う「拉致は、家族にとって不幸なこと。帰国させましょう」
寛大な対応だが、ちょっと待ってよ。
「人さらい」を命じたのはあんたじゃないの。
それを棚に上げて、何たる物言い。こういう論理がまかり通る犯罪国家なのだよ。
日本は「対話と圧力」などと言っているが、
向こうは「狡猾と恫喝」。悪知恵だけが生き残りの術、と思っている国だぜ。
いい顔してると、ケツの毛まで抜かれるぜ。純ちゃん。
「ノドン」が日本の「喉」を狙っているからと、びびってちゃ事が運ばない。
もし、奴等が日本に発射したらどうなるか?
「皮を切らして骨を断つ」
米国が即刻潰しにかかるでしょうね。
コミュニストとか独裁国家つ〜のは大嫌いなのだ。彼等の正義感が受け付けないのだ。
かの、カダフィ大佐だって、最近は軟化したもんね。
中国、ロシアが北鮮の後ろ盾になる可能性はどのくらいだろう?
代理戦争が再び始まるだろうか?
北鮮はこういうことを十分計算した上で交渉に臨む。
純ちゃんは組みやすしと、金どんに思われているのだろう。
●兵(つわもの)どもが夢の跡
私の住む東武動物公園駅から浅草に向かう。
準急は北千住から各駅となる。
浅草まで結構時間がかかるので、ほとんど快速を利用することになる。
曳舟駅は懐かしい駅だ。
もっとも高校時代は京成線の曳舟を利用していたのだが。
両サイドを工場に挟まれた狭いホームに下りると異様なにおいに包まれる。
昭和30年代、この界隈には資生堂の工場があった。
化粧石鹸を作っていたらしく油脂のにおいなのだ。
そこからまっすぐ国道6号線方向に向かう。
途中、東武線の踏切を渡るのだが、遅刻しそうなときに限って
遮断機が降りていて結構待たされるのだ。
かつて、北原白秋が詩に歌った「曳舟川」はすでに暗渠になっていた。
都電の終点だった寺島交差点の近くに、私の母校「都立墨田川高校」がある。

東武線には、「玉の井」という駅があった。それが「東向島」に変わっていたのだ。
う〜〜〜ん。まるで気がつかなかった。
墨田区も町名変更でだいぶ変わっている。
3年間学んだ寺島とその周辺もすっかり様変わりしている。
「玉の井」と聞いて、漫画家「滝田ゆう」を思い出す人は団塊の世代までなんだろうな。

「玉の井」は都内有数の赤線地帯だった。
高校に入学した当時は、永井荷風を読んでいるわけでもなし
そこがどんな地帯だか知りもしないし、興味もなかった。
クラスメートに玉の井の布団屋の息子がいた。
明治通りを渡れば玉の井なので、彼の家を何度か訪れたことがあった。
そのときも、此処はどんな歴史のあった町かも知らなかった。
当時、そのあたりのことに関心があれば、もっと研究していたのだが。
しかし、路地が入り組んだ独特のにおいのする町であったことはうっすらと記憶にある。
この地域で働く多くの女性は、春を鬻(ひさ)いでいた。つまり売春婦である。
1956年(昭和31年)の今日、売春防止法が公布された。
2年後の1958年4月1日より罰則規定が施行されるので、
その間に正業に就かなくてはならない。
日本でも売春の歴史は長い。
公娼制度といって国が売春を認めたのは鎌倉時代からだ。
免許を受けていない売春婦を私娼という。
戦前は私娼窟と呼ばれた玉の井には、永井荷風や徳田秋声、高村光太郎、
尾崎士郎などが出入りしていたという。
作家はいいよね。どんなことをやっても、それを文章にする。
読者は作家の目と心を通して、代理体験をするわけだから。
永井荷風など、作家でなければ、ケチな好色じじいだぜ。
昭和20年、太平洋戦争で日本が負け、アメリカ軍の統治により公娼制度が廃止された。
それに代わる、赤線・青線と呼ばれる特殊飲食街が制定されたのが昭和21年。
以来、管理売春と呼ばれる、女性の体を商品にして搾取する連中が暗躍した。

私が高校入学したのは昭和33年4月。
丁度、売春防止法が施行されたのと時を同じくする。
3年生の中には、玉の井に出入りしていた猛者もいた、という話を聞いたことがある。
「戦中派」をもじって「線中派」と言えば、
売防法施行以前に赤線、青線で遊んだことがある連中を指す。
私は、「戦中生まれ」の「線後派」ということになる。
高等学校を挟んで、「玉の井」が赤線、「鳩の町」が青線。
いま思えば、純情なガキは、とんでもない所で3年間を過ごしていたのだ。
今も、墨田川高等学校は、校舎の外観は変わったが同じ場所に建っている。

■5月23日(日曜日)
●またまた新選組
隊員のユニフォームができた。忠臣蔵の討ち入りの装束を模したものだ。
当時資金のなかった新選組だが、芹沢鴨が大阪の鴻池から200両を巻き上げ、
羽織・袴は大丸呉服店で新調している。
浅黄色・だんだらの羽織は京都の菱屋であつらえている。
200両は大丸への支払いで消えた。では、菱屋への支払いはどうしたのか?
手代を使って催促に行くが芹沢はのらりくらりとして払ってくれない。
男の集金ではカドが立つからと、菱屋大兵衛の妾、お梅を頻繁に催促にやらせた。
そのお梅を芹沢が手籠めにする。
芹沢局長の嫁になると言って梅は菱屋のもとを去る。
芹沢の住む八木邸に同居はしなかったが、頻繁に通うようになる。
そして或る雨の夜、鴨と梅は近藤一派に粛清されてしまう。
鈴木京香の梅と、三国連太郎の息子(佐藤浩一)の芹沢鴨の出会いは
ドラマではかなり脚色されているが、真実は新選組の制服の代金支払いに
端を発していたのだ。
●北鮮、国内報道
北鮮国民は拉致問題を知らされていない。
今回の純ちゃん訪朝も、2国の不毛の関係を修復すべく金ちゃんをわざわざ訪問した。
相手に非があるから、やって来たのだよ、と例の誇張した喋りの
ば〜さんキャスターが、都合のいい解釈でもったいぶって述べている。
北鮮の連中の頭の構造は、いわく不可解。
甘い顔を見せればつけあがる。貧乏国家の悲しい処世術なのだね。
経済制裁発動をしない。これだけでもいらいらさせられるのに、
さらに日本国内の北鮮人を差別しないという言質も相手に渡してしまった。
これじゃ、骨抜きじゃないの。
純ちゃんの子供がそういう目に遭ったらどうする?
でも、あんた、自分の子供にも冷血だもんね。
純ちゃんと取り巻きの外務省のあほんだら。もっと強硬に言えなかったのかね。
金と薬を恵んであげるのは、こっちだぜ。
日本の外交はなんでこうも弱腰になってしまったのかな。
不良から言いなりで金を吸い上げられている、
いいとこのぼんぼんつ〜ていたらくじゃないの。
これでは、未だ生死のわからない被害者が悲憤慷慨するのは当たり前だ。
●死のダンス
1929年(昭和4)ニューヨークの株大暴落が世界恐慌の引き金となった。
シカゴのギャング、アルフォンソ・カポネが活躍したのはこの頃。
対するFBIのエリオット・ネスはいつもマシンガンを持っていたが
ギャングの抗争にもよく使われた。
映画「ゴッド・ファーザー」で、長男のソニーが高速道路の料金所で
対立する一味の待ち伏せに遭って蜂の巣になって殺された。
銃弾が体にめりこむ度に前へ後ろへ揺れる。これを「死のダンス」と呼ぶ。
暴落から5年後の今日、銀行ギャングの「ボニー&クライド」が警官隊の待ち伏せに遭い
全身に銃弾を浴びて踊るように絶命する。
映画「俺たちに明日はない」の中で2人は87発の弾丸を受けているが、
実際にはもっと激しく、2人が乗っていた1934年型フォードには
至近距離から167発が撃ち込まれた。
これは映画のスタッフ。クライド・バローの兄を
演じたジーン・ハックマン(左端)は、すでに頭髪は薄い。
 
左は映画の2人。ボニー・パーカー役のフェイ・ダナウェイとクライド・バロー役のウォーレン・ビーティ。(現在は、ウォーレン・ベイテイというらしい)。右は本物。映画でもそうだったが、この二人は写真好き。自分たちのポートレートをかなり残している。
 すべて本人ね。
ボニーは詩の好きな女の子であったという。ムショ帰りのクラウドと出会ってから人生が狂い始めたがお互いの性格を補完しあっていたらしく、愛し合っていた。
クラウドはボニーの気の強さ、ボニーはクラウドの大胆さに惹かれたようである。
 
ボニーはスリムな体つきで、フェイ・ダナウェイも同じようなスレンダータイプで、適役だった。
 
警官隊のマシンガンをくらった車。右はベガスのホテルに展示されている、実車。うらぶれた見世物に
なっているそうだ。
 
映画のオリジナルポスターと日本版ポスター。
映画公開は1967年(昭和42年)。私、ロードショーを東劇で見ております。
フェイ・ダナウェイは美人じゃないけど存在感のある女優でファッションセンスは抜群。
その後公開された「アレンジメント」も見ちゃった。カーク・ダグラス主演で、広告業界を
扱っていた。当時、私も同じ業界にいたので、複雑な思いで見たもんでした。
「ボニー&クライド」の物語は、車で逃げ回るときの音楽が
ウェスタンのフォギーマウンテン・ブレイク・ダウンだった。
陽気なバンジョーの旋律に乗って、一味は必死で逃げる。
曲とシーンの落差が大きく、が、かえってふさわしいような気持ちで見ましたね。
クライドが銀行襲撃をした動機は、自分たちの欲望を満たすのではなく、
その金でギャングを雇い、自分が入っていた刑務所を襲い、囚人を解放することにあったという。
その頃の刑務所は、米軍がイラクで行っているような虐待、特に同性愛を含めた
性的虐待が蔓延していたそうだ。(アメリカの伝統かね。)
事実、クライドも刑務所で足の指を失っている。
このため、ウォーレン・ビーテイも映画で足をひきずって歩いている。
●鳥害
名前がわからないのだが、くちばしが黄色い鳥が2、3羽頻繁に庭へ飛来する。
今年は、プラムの他にもネクタリン、無花果、ブルーベリーが実をつけている。
鳥たちはおいしいデザートを見つけ、熟すのを待っている。
何しろ朝が早い彼等のことだ。人間が気がつく頃は、堪能してどこかで昼寝しているのだろう。
果物ばかり気になっていたら、小さな花をつけたトマトがやられていた。
茎をついばんだらしく、折れている。
たぶんいたずらな鳥が遊んだのだろう。
今まで野菜の苗はやられたことがなかった。
これから、きゅうり、なす、ピーマンにも注意を払わなくてはならない。


■5月22日(土曜日)小満
●子息たち帰国の途に

7時近く、政府専用機予備機で帰国する。日本到着は9時頃になるという。
純ちゃん一行は6時半に出発している。
この帰国により、日本は経済制裁を行わないことになった。
すると、あの悪名高いマンギョンボン号は、大手をふって新潟港に来るわけね。
金さんの好きなマスクメロンも、おおいばりで食えるというわけだ。
日本は、見返り人道支援を行うだけで経済制裁は残しておくべきだと思うがね。
あるいは経済制裁しない代わりに、人道支援は最小限におさえるとか。
詰めが甘いよ、純ちゃん。
●交渉結果

4時過ぎ、純ちゃんが平壌で話し合いの結果を発表した。
曽我さんの家族を除く蓮池、地村さんの子息たちが帰国する。
曽我さんの場合は夫君の事情がからんでいる。
交渉に臨んだ純ちゃんは水色のリボンバッジをつけていたが、
外務省はじめその他の外交団はやっていなかった。
これは国の姿勢の足並みが一本化されていないと読まれても仕方ない。
水面下の外交努力もあったのだろうが、
拉致問題の全面解決は国民の総意ということで、外務省の連中もつけて欲しかったな。
今回の帰国の見返りとして、食料25万トン、医療品1000万ドルの人道支援を行うという。
「泥棒に追い銭」とはこのことだ。
●露骨な北鮮の対応
純ちゃんが9時過ぎ平壌空港に降り立った。
金さんはじめ高級官僚の出迎えなし。1国の首相の訪問に対しこの非礼。
日本人が誘拐され、まだ不明の人も多い。しかも子供が人質になっている。
だからこそ、腰を低くしているというのに、北鮮人の神経を逆なでする行為である。
誘拐・殺人疑惑の犯罪者が尊大な態度をとっている。
こういうことがまかり通る国なんですね。。
11時過ぎから金さんと交渉に入っているという。
はたしてどんな成果が現れるか油断できない。
過分な人道支援を行うなんてことはないでしょうね?
甘い顔するとつけあがる国だもん。
●新たなる虐待写真
ワシントン・ポスト紙が、またまた衝撃の写真を報道した。
同胞が戦地で行ったことを伝えるのはつらいことだろうが、
これは厳然とした事実なのだ。
戦争と言う冷静さを失う、マス・ヒステリー状況では起こるべくして起こることなのだろうか?
人間の罪深さを思わざるを得ない。
 
 
 
●リンドバーグと野口英世
彼等が生前どこかで会ったことがある、というのではない。
昭和2年の今日、チャールス・リンドバーグがニューヨーク・パリ間
大西洋無着陸横断飛行に成功した。5800km、33時間30分だった。
単独飛行だったが、厳密には1人と1匹だった。
ハエが「スピリッツ・オブ・セントルイス」に同乗していたのだ。
彼は小さな相棒のおかげで孤独と睡魔を紛らわせることができた。
それから1年後の今日、野口英世がアフリカのコンゴで、
黄熱病に感染して亡くなっている。51歳。
1333年の今日、鎌倉幕府が滅亡しておりますね。
見納め、丸善ビル

日本橋の書店として親しまれていた丸善が、9月に丸の内北口に本店を移す。
明治3、現在地に建設され戦争中、空襲にあい昭和27年に再建された。
新しい店舗の面積は国内最大級という。
八重洲に「八重洲ブックセンター」、丸の内に「丸善」。
東京駅は巨大書店の激戦地になる。
日本橋のビルは壊され2007年に新しいビル変わるそうだ。

■5月21日(金曜日)
●純ちゃん、明日北鮮へ
警視庁、防衛庁、外務省などから60名の先遣隊が乗り込んでいるということですね。
とんぼ帰りというあわただしいスケジュールだが、実りあることを切に祈る。
でも、なんか悲壮感漂う北鮮行き。
相手は、狡猾な金さん。
政策のまずさから国内を疲弊させ、その尻拭いを外国からの支援でまかなう。
日本から食料や金を引き出すために、どんなテを使ってくるのか。
●台風、通過
夜中は暴風雨と覚悟していたのだが、それほどでもなく通り過ぎた。
しかし、余波の風がやや強い。
植えたばかりの野菜の苗が心配だった。
が、トマト3本が横になっていただけで事なきを得た。
降り続いた後、カッと日が差すと庭の片隅に珍客が顔を出す。
きのこである。食用になるかどうかはわからないので手は出さない。
明日にはしおれている。

●またも、おぞまましい写真
イラク人虐待写真がまた流出した。これはABCが報じたもの。
この件に関して有名になりすぎた2人が登場する。
死亡したイラク人の傍らで微笑んでいる。
理性のかけらもないコンビである。
聞くところによると、この女プア・ホワイト階層であるという。
食い詰めて軍隊に登録。衣食住が確保された。
腹の中には同僚の子供を妊娠しているという。
この女、下半身の理性も麻痺していたのね。
 
●速写は一眼
キヤノンとニコン以外にオリンパス、旭光学、ミノルタなど
従来からのカメラメーカーがデジタル一眼レフに力を入れはじめた。
廉価版EosKissを投入したCanonはユーザーからの要望の多かった
ブラックボディを最近発売。
NikonもD70を発売してハイ・アマチュアの需要を喚起する。
35ミリカメラ時代の競争を思い起こさせる。
ユーザーにとっては慶賀に耐えない。

コンパクトカメラを使っていて気づくのが、PowerOnから撮影までの
タイムラグが結構長いことだろう。
それと、シャッターを押した後の書き込み時間がとろとろ。
その間にシャッターチャンスを逃すということはよくある。
デジタル一眼の特徴はクイックレスポンスだ。
35ミリカメラの速写性がよみがえる。
モードボタンがNikonは左、Canonが右。どちらのハンドリングがいいのかな?
昔みたいにNikon党、Canon党が復活するんかな?
Nikonが実勢価格16万7千、Canonが14万7千。
両機とも顔つきはいいのだが、気になるところが1つある。
内蔵ストロボだ。ペンタプリズム部分に仕込まれている。
これをポップアップさせると、カメラのデザインが一気にずっこける。

これ以外に位置はないんでしょうかね。
外付けのフラッシュが、これまたいかついんですよね。
もうひとつ気になるジャンルがレンジファインダータイプ。
ライカレンズを搭載したPanasonic製品。
メーカーが松下電器のデジカメでは、手を出す気にならないけど、
意気込みは買います。間もなくEpsonから発売される予定ですね。
こちらのほうが興味があります。

●またも議員の学歴詐称
福岡選出の自民党代議士、原田文部科学省副大臣が学歴詐称をカミングアウト。
副大臣は辞任するが、古賀潤ちゃんと同様議員は辞任しない。
旧通産官僚時代に米国の法律外交大学院の修士(MA)を
取得したかのように広報やHPに記載していたが、実際は1単位不足していたという。
59歳の男が20代の終わりの頃を思い出そうとしている。
当時はキャリアで勢いよかったんだろうな。官費留学だもんね。
年金未払や学歴詐称、時にスキャンダル。
議員は嘘をつくのも仕事のうち。だから別に驚くこともないが次元が低いですな。
またこれをネタに首相の地位を脅かそうと画策する一郎君。
政治つ〜のは、こういうもんだっけ?
三権分立だの衆議院・参議院だの子供たちは社会科の時間に習うんだろうが、
仕組みはわかった。で、それを機能させる人間の資質までは教えない。
大人たちの醜い側面、あるいは子供みたいな権力闘争を教えては
大人になるのをStopしたくなるもんな〜〜。
政治家のおじさんたちは、くだらんことで陣取り合戦、
或いはつぶし合いしている場合じゃ〜ないでしょ。
はやく、政治の本筋に戻って欲しいよね。
またぞろ、民主党は「次の内閣」構想。共産党の「シャドウ・キャビネット」といい
なんか、いじましい、ままごと。
自分たちのビジョンを打ち立てるのはいいけど、その前に
国民の支持を得られるかどうかが、すっぽり抜けている。
●大根墓場
「きりぼし」や「ふろふき」が人気の「大根酒場」ではないよ。
すっかり暮れた道をジョンと歩いていた。
どこからともなく干大根のにおいがしてきた。
一帯は野菜畑。よく手入れされた畑には
ニンジン、ダイコン、ネギなどが美しく整列している。
畑に植わっている野菜はにおいを発散しない。
発生源を探してみたら大きな穴の中に、
ふろふき状に刻まれた大量のダイコンが捨てられていた。
降り続く雨に泥が洗い流され、ほの暗い穴の中で白くおいしそうだった。
スが入ったりして出荷できない商品だったのだろうね。


■5月20日(木曜日)

●「丁度」の頃合

NHKば標準語、正しいアクセント、言葉遣いで報道するものだと長い間思っていた。

しかし、これは単なる思い込みであって、最近はかなり乱れいる。

言葉や言葉遣いは時代とともに変化するということは承知しておりますよ。

さらにアクセントが変わってきているということも。

だが、顕著なのは若者の間であって、大人の社会では通用しない。

ビジネスの場で、若者言葉を使おうものなら人間性を疑われる。

だから、大人の聴取者が多いと思われるNHKは民放と同じ次元ではなく

言葉の正道をいって欲しいのである。

最近気になることのひとつに、

時刻をいうとき「丁度、8時13分になります」などというときがある。

「丁度」というのは「きりのいい」でしょ?

時報には、なぜか「丁度」は使わない。15分、30分、45分には「丁度」を

用いてもおかしくないが、それ以外に使うのは不自然だと思うのだがね。
●立てこもり2件
宇都宮と松戸で立てこもり事件が発生した。
松戸の主人公は60過ぎ。押入れの中に男を人質にこもった。
なんか滑稽な感じのする事件。結局歳には勝てず降参。
「死に花」を咲かせることはできなかった。
一方、宇都宮は40過ぎの暴力団員と22歳の女。
40数時間ぶりに2人の自殺と言う結果で決着がついた。
小型マシンガンはモデルガンで、ダイナマイトはトイレットペーバーの芯だった。
でも、拳銃は本物。
道連れにされた女の素性は、ワイドショーや週刊誌で明らかにされるだろう。
こちらは「現代版ボニー&クライド」といった感じかな?
●路傍のドクダミ
日陰を好むドクダミが白い花をつけていた。
緑に白というバランスはおしゃれである。
だが、可哀想な名前をつけられたものだ。
(イヌフグリも同様であるが)
昔の人は、この植物が薬草であることを知っていた。
煎じれば利尿、駆虫薬。葉をそのまま当てれば化膿、創傷にいい。
野良仕事で虫にさされたら、ドクダミを用いていたんでしょうね。
夏の季語で「十薬(じゅうやく)」ともいう。
読売コラム「季節」で、ドクダミの花を十字架にみたてて詠んだ句が紹介されていた。
歳時記に載っているだろうと思いスクラップしておかなかった。
ところが、ない。
いい句は即座にメモしておかなきゃね、と反省。
●台風を待つ田
2号が日本本土を狙っている。
今夜から明日午前にかけて関東地方も
かなり降るという予報。
本来なら初夏の青空の下、
いっぱいの客を乗せたレジーナであるべきところだが
今にも強い雨に見舞われそうな空に、うらめしそうである。
逆に苗は、元気に育成している。
以前は畦道だったので、雨の日の散歩は長靴が要ったが、
この「問題舗装道路」完成のおかげをもちましてシューズも汚れない。
道の真ん中の緑は苗ではありません。問題の芝生ですよ〜〜。

■5月19日(水曜日)
●大相撲
二子山部屋の凋落著しく、モンゴル勢が沸かせている。
相撲の世界も栄枯盛衰である。
十両の取り組みを見ていたらロシア出身の力士が登場した。
露朋(ろほう)という四股名。ロシアの友という意味かな。
髷を結った白人というのは、ちょっと見は異様である。
モンゴリアンは風貌が日本人に似ているため違和感はない。
勝負は露朋の勝ち。あと1番勝てば勝ち越しだそうだ。
柔道と同じように、相撲も国際化している。
ハングリー精神が後退した日本勢は分が悪くなっていると聞く。

●しっかりせい、NHKアナさん
キトラ古墳のニュースの際、「壁画」を「かべが」と、とんでもない読み方をしてしまった。
あわてて「へきが」と言い直したが、これが天下のNHK。後の祭りですね。
小学高学年でもきちんと読めるよな〜。
夜中の始まり、零時のニュース、ベテラン中村アナ、あなたです。
それにしても、こう毎晩おかしい読み方されちゃ〜ね。
その後の深夜便。
アメリカの春ゼミ大量発生のニュースを現地から電話で伝えていた。
相手が「せみ」と言ったとき、女性アナが反応した。
「セミって、あのミーンミーンとか、ジージーって鳴くセミのことですか?」
などと、「お間抜けな」質問をしていた。
「せみ」の同音異義語などありませぬ。
「せみ」と言ったら昆虫の「せみ」しかない。
それを、くだらん質問しおって!
カマトトつ〜〜歳ではあるまいに。孫もいる年でしょ須磨勝江さん、あなたです。
もっとまじめな質問をしてくんさい。
聴取者をバカにしてはいかんよ。

■5月18日(火曜日)
●刺違え
小沢君が民主党代表選から突然降りた。
「未払いドミノ」と言われるようになった議員の年金未払者続出とポスト降板現象。
小沢君もそれが発覚したことにより、おおやけのことから身を引くという
一見潔いように見えるが、その実、裏がある。
党のTopたるべき人間の進退はこうあるもんなのよ、と
未払い期間が発覚した純ちゃんにプレッシャーをかけることだったのね。
あわよくば、引きずり下ろそうとしていた。
策士清河八郎、じゃなかった、小沢一郎の面目躍如。
よっ!闇将軍様。やりかたがいやらしいよな。
●愛のコリーダ
1981年度のグラミー賞を受賞したクインシー・ジョーンズの名曲「愛のコリーダ」。
賑やか過ぎるほど元気で乗りがいい。なぜ、この曲が同名の映画に捧げられたのか不思議。
もっとも、英語の歌詞の内容は浅学にしてわからない。
1976年フランスで公開された日本映画「愛のコリーダ」は、鬼才・大島渚監督。
カンヌ国際映画祭で、監督週間のオープニングで上映され絶賛された。
フランスでは『L'Empire des Sens(官能の帝国)』というタイトルで大ヒット。
また、ブラジルでも1年以上の大ロングランヒットとなった
日本での公開では大幅な修正(合計約2分間の本編プリントのカットなど)が加えられて上映された。
当然、大胆な性描写のためだが、マスコミで盛んに取り上げられた。
「合いの子リーダー」と勘違いしている子供もいた。
ちなみに「コリーダ」とは「闘牛」という意味だそうで、赤い布を目がけて角を突き立てる牡牛は、
赤い襦袢をちらつかされ、突進して果てた男と女の物語にふさわしいかもしれない。
映画は「阿部定事件」を題材にしている。
殺した女、阿部定を松田英子、殺された男・石田吉蔵を藤竜也が演じた。
世間を震撼とさせた猟奇事件は、1936年(昭和11年)、68年前の今日起こっている。
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■5月17日(月曜日)
●梅雨のような
先日奄美大島は梅雨入りしたそうだが、
関東地方の天気もじめじめである。
近所の田圃はすべて田植えが終わった。
日照時間は稲の出来に大きく関係するが、この段階ではまだ大勢に影響ないだろう。
水の取り入れ口の細い部分まで苗が植えられた田圃を見ると
お百姓さんのご苦労がしのばれる。
昨日の朝だが、この田圃の背中合わせの藪と田圃の境界で
キジが足早に藪の中に消えてゆくのを見た。
ウズラはよく見かけるが、キジは初めてだった。


●相変わらずのNHKアナ

ラジオの深夜放送。
歌手の「エラフィッツ・ジェラルド」と言うべきところを
「エラフィッチュ・ジェラルド」と読んでおりましたね。
高名な歌手の名前を、よくもまあ、こんなふうに間違えるもんだ。
思わず吹き出してしまいましたよ。金井なおみアナ、あなたです。
最近、発音だけでなく読み違いもよく耳にする。
草稿にあらかじめ目を通していないのではないかい?
この時間帯の担当は若手アナではなく、ベテランばかりというのにね。
前は女優の「スーザン・ヘイワード」が「スーザン・ヘイウォード」だからね。
リスナーのほとんどは60歳以上だと思うが、投書もしないで
あきらめているのかな〜。

■5月16日(日曜日)
●またまた新選組
島田魁が登場。鴨居に頭をぶつけていたが、実際の彼は身長六尺余(180cm)、
体重四〇貫余(150kg)という巨漢であった。

新選組の瓦解後、土方等と函館五稜郭で戦うが降伏。
他の兵士は刀を外したが彼だけは佩刀したまま恭順に臨んだという。
一時、函館の寺に収容されるも、明治3年3月から明治5年6月まで名古屋城内にお預け。
明治6年、許されて京都に戻った。
雑貨屋、店員、剣道場などをやるもうまくゆかず、西本願寺の夜警となる。
明治33年3月20日、持病の喘息の発作により絶命、享年75歳だった。
彼は慶応元年、38歳のとき、市中巡回の折り知り合った小柄な美人西村某と知り合い結婚。
5男1女に恵まれた。それが晩年の彼の生活を、貧しくとも平和なものにしたという。
●名を捨てて
再度、訪朝する純ちゃん。
金さんにとって日本の最高指導者を呼びつけることは
単に面子を満足させるだけでなく、体制維持にとって大事なことのようらしい。
アジアの大国日本が折れて我が北朝鮮を再度訪問した。
こちらに非があるあるなら、日本を訪問するが、相手が悪いと思ったからやってきたのだよ、
という論調で北朝鮮国民に報道されるだろう。
相手が何を言おうと拉致問題が解決すればいいのだ。
金さんは、法外な見返りを要求してくるだろうね。
でも、それを飲めばいいのさ。
北の連中は今後も、必ず法の網をくぐって事を起こすはずだ。
それを厳しく取り締まり、発覚したときに援助を反故すればいいのね。
しかし、狡猾な敵もさるもの。
こういう制裁を読んで、拉致問題を全て明らかにすることはないだろう。
あちらにとって有効な外交カードとして残しておくだろう。
だけど、いつも不思議に思うのは
日本人を国家政策で誘拐してしておきながら、返す代わりに物と金をよこせと言う。
こういうことがまかり通っていいのかね。
身代金目当ての誘拐は国内なら重大犯罪だし、殺した場合は死刑だぜ。
もっとも、1人2人殺せば罪になるが、戦争なら大量に殺して英雄になることもある。
臨戦態勢の北朝鮮は意識が違うのかな。
「煮ても焼いても食えない」国家が隣にあるのなら、日本も国家の安全を守るために
それ相応の守りをしないといけないというわけだ。

これは、我われの地域社会にもあてはまるね。
向かいが常識の通じない家だとしたら、わが家の平和を維持するために
何をやらなくてはいけないか、ということだ。
1対1で問題解決を図ろうとすると、こじれてしまうことが多い。
相手を常に見守り、事が発生したらその証拠をつかんで
第3者の公的機関に入っていただき問題解決するというやりかただ。
あったんだよね〜。わが家にもそういうことが。
●堕ちた偶像
1995年の今日、警視庁が地下鉄サリン事件の殺人罪・殺人未遂罪容疑で
オウム真理教教祖・麻原彰晃(松本智津夫)を逮捕。
あれからもう9年。まだサリン後遺症に悩む人も大勢いる。
富士山の麓の道場の隠し部屋で現金と一緒に息を潜めていた教祖が哀れな姿をさらした。
宗教という隠れ蓑で、権力と金と女にうつつを抜かした超俗人。
重大な犯罪を犯しながら、安穏と税金で養われていると思うと腹がたちますね。
●旅の日
元禄2年3月27日は、新暦の5月16日。315年前の今日、松尾芭蕉が奥州への旅に出た。
彼が歩いた北千住、草加、粕壁という日光街道沿いの地名は、
東武日光線が走る私の住む地域では馴染み深い。
「奥の細道」もなぜか他人事ではないように感じてしまう。
「旅の日」は日本旅のペンクラブ(旅ペン)が1988(昭和63)年に制定。
せわしない現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日、という。
●再び、ミミの仕事
すっかり元気になったミミが精力的に仕事をこなしている。
どういうわけかディスプレイがお気に入り。
陽気がよくなったというのに暖かい場所がいいらしい。
時折、ワイパーのように尻尾を揺らすので邪魔なことおびただしい。





■5月15日(土曜日)
●日本橋高島屋、再認識
この前、高島屋のグランドオープンに際し、何が変わったかよ〜わからんと書いた。
19時から12chで「高級店の味がリーズナブルで食べられる」というような
お得意の情報番組をやっていた。また、最後まで見てしまった。
それによると、高島屋にはそういう店が何店か入っている。
B1、いわゆるデパ地下には、すき焼き・人形町今半、山口県のふぐの老舗「春帆楼」がある。
本店で食べればバカ高だが、高島屋では同じ味が格安でOKである。
4Fでは寿司「すきやばし次郎」がある。
番組で紹介していたのは豊洲の暖簾分けした店だったから、高島屋のほうの値段はわかりまへん。
新館6Fにも有名店の支店が結構入っております。
店内の雰囲気は変わっていなかったけど、食事処には穴場があるかも知れない。
同じ番組で、春日部西口の焼肉・叙々苑の支店を紹介していた。
まだ出店して間もないようだ。ランチは本店と同じ味で1000円ちょっと。
ここには行って見る価値があるかもね。
●四季コラム
読売朝刊に「四季」という小さなスペースが生まれた。
季節の写真と俳句、和歌で綴るミニ歳時記である。
これがなかなか気が利いていて目を通すのが楽しみ。
昨日の記事だが、葉桜が掲載された。
「葉桜の中の無数の空さわぐ」
空は唯一のものだが、木の葉の隙間から見れば無数の空なのだ。
私も先日花水木を同じようなアングルで撮影したが
俳句まで生まれなかった。
昔、通っていた有楽町の飲み屋の女将が万太郎に師事した人で客に季題を3つ4つ出す。
飲みながら発句し女将の添削を受ける。
よくできた句は壁に張り出してくれた。
当時私のも3句ばかりピンで止めてあった。
こちらに越してきてから、まるで作る気にならない。
周囲は四季を感じさせる事象に満ちているというのに…
俳句は作るものではなく生まれるものである、といわれる。
不妊症になってしまったのかな?

■5月14日(金曜日)

●敬称問題
継承問題ではありませぬ。マスコミの敬称のルールのことね。
重大犯罪を犯した人間に対しても決して、呼び捨てはいたしません。
先日、イラクで殺害された米民間人の実行者が特定されたが、
アルカイダ幹部ザルカウィ氏、と「氏」をつけております。
また、アメリカを恐怖のどん底に陥れた
9.11の指導者ビン・ラディンに対しても「氏」ですね。
米国のマスコミもにっくき相手に対し「Mr.」をつけているのかな。
●結局、小沢君
なんだかんだと、もったいつけていた小沢君が民主党の新代表に。
任期期間の問題は解決しているのかな?
管さんが執行部に若手登用したのに対し小沢君は「老・壮・青」のバランスを重視するとか。
ったく、面白くもなんともない。ミニ自民党に成り下がる恐れがありますね。
で、これからやることが年金未払いをしながら居座っている
公明党「いかんざき」のこきおろしとか。
もうちょっと建設的なことはできないのかね。朝日を浴びた「闇将軍」様。

●演歌の効用

ぼけ始めた老人の記憶を呼び起こすために演歌が利用されているという。

NHKで紹介された89歳のおじいちゃんは施設に入っている。

足の悪い奥さんが顔を出しても、喋ることはほとんどない。

表情も変わらずいつも遠いところを見ている。

その施設では唱歌の時間があり、何人かのお年よりがタンバリンを持って歌っていた。

施設の女性が北島三郎の「帰えろかな」を弾き始めた。

おじいちゃんの目に精気がよみがえり歌い始めたではないか。

そのうち涙がうっすらと頬を伝い始めた。

その歌はおじいちゃんにとって特別なものだった。

北関東出身の彼は家が貧しく、中学を卒業すると東京の町工場に就職した。

慣れない環境、新しい人間関係などでよく故郷へ帰りたいと思っていたのだそうだ。

そのたびにこの歌がなぐさめてくれたという。

故郷(くに)では、おふくろ、あんちゃんたちもみんな苦労しているんだ。

俺が帰ってどうなるもんだ。ここでがんばらなくちゃ、と思ったのだそうだ。

これは、彼が元気なとき奥さんに語ったこと。

だから奥さんも、彼の心の歌を知っていた。

施設の人は、その人の心の歌を探し当てるのが大変だという。

はた、と考えた。私に心の歌があったろうか?

今後、私が不幸にしてぼけたとして、何の歌で昔の記憶を取り戻せるのだろう。

常々家人にこういう話をしたことはないし、

家人が万一私より先に逝ってしまったらお先真っ暗である。

中学時代は春日八郎、三橋美智也の時代で、

「お富さん」「古城」がラジオからよく流れていたが、それにまつわる思い出はない。

高校・大学は裕次郎全盛。「錆びたナイフ」「夜霧よ今夜もありがとう」である。

これにまつわる思い出もありませんね。

社会に出てから間もなくは、グループサウンズ、ムード歌謡全盛。ロスプリモス、クールファイブ、

キングトーンズなどなど、都会の夜を甘く歌いこんでおりました。

調子に乗って私は夜な夜な銀座を回遊しておりました。

かといって歌にまつわる甘い思いでもない。

こんなわたしってな〜〜に?

ぼけたらど〜しよう。

施設の遊戯室を薄暗くしてバーかスナックのようにして

昭和30〜40年代のカラオカ曲をがんがん流し

マイクを持たせていただけば、突然オンステージ。

当時のこを鮮やかに思い出すでせう。
●宮代の要注意ランナー

日工大裏の「水と緑のふれあいロード」を愛用のチャリで走っていた。

まだ桜が咲く前のことである。

この道は、夫婦で、犬を連れて散歩する人。

ジョギングの中年男性など結構人が通る。

向こうから、寒いのに短パン姿が走ってきた。

私は左へ寄った。その男は私の直前にきたとき
自転車に体当たりをするように
グイッと寄せてきた。

とっさのことで驚いたが、バランスを崩しながらももちこたえた。

10m位後を家人がついてきている。

なんとなく予感がして、自転車を止めて振り返ってその男を見ていた。

家人の直前に来て同じようなことをやった。

あまり上手でない家人は、あわてて自転車からおりた。

マラソンランナーだから、贅肉はついていない。

細面の度の強いメガネをかけた男だった。

変な野郎がいるもんだ、と思いつつ、その後は忘れていた。

車で走っていた、昨日のことだ。

動物公園から川口信用金庫へ行く道であった。

「六花」から新しくできた道を右折すると、その道へ出る。

T字路であった。

突然男が飛び出してきた。あまりスピードを出していなかったので

事故にはならなかったが、もう少しではねるところだった。

とっさのことで、窓を開けて怒鳴りつけるひまもなかった。

男は、にやっと笑って走り去った。

どこかで見た顔だ、と思った。

で、話は先頭に戻る。

その昔「当たり屋」というのがあった。

車に自分から体当たりして示談金をせしめるという「職業」だ。

一瞬、あの男もそれかと思った。

あるいは走ることに熱中して周囲の状況が把握できないのか。

はたまた、相手を驚かせてやろうと思っている迷惑男なのか?

こういう変な奴がいるから、油断ができない
●苦悩の皇太子
欧州行きに際し行った記者会見で、雅子妃が同行されないことに対しての発言が波紋を呼んでいる。
雲上人の生活は下々には関係ないので、
宮内庁や侍従長と皇室の関わりはまったく知らないといっていい。
雅子妃の体調を巡って「雅子のキャリアや人格を否定するような動きがあった」という真相は何か?
誰が否定する動きをしたのか。
ワイドショーの格好な話題であるから、皇室評論家がいろいろ解説しているが
どれも隔靴掻痒のきらいがある。
奥歯に物が詰まったような解説では、下々はとんと理解できませぬ。
日頃、皇室と接触することが多いのは宮内庁でしょ?
侍従つ〜のは天皇の側近だっけ?
となると、皇太子は何か行動を起こそうとすると宮内庁の承認をとらにゃいかんの?
あるいは、皇太子ご一家にあれこれ指図するのかな?
巷間囁かれていることは、お子様がなかなかできなかったとき、
後継者をはやく作れとせっついたとか?

皇太子の発言を受けて、宮内庁の湯浅利夫長官が記者会見を行った。
長官がどのような素性の御方で、どういう経緯で長官にお成り遊ばされたのか
まるで存じ上げませんが、テレビで見る限り、誠実さに欠ける発言でありました。
「人格否定の動き」については「抽象的に言われると、具体的に何を指すかは分からない」
と、逃げを打った。
皇太子ご一家を「管理」している省庁の長官にしては「おとぼけ」がうまいという印象だ。
胸に手を当ててみれば思い当たるんじゃ〜ないんですか?
それでなきゃ、皇太子の「被害妄想」ということになってしまうじゃないの。
雅子さんと結婚するにあたり「あなたを守る」と言われた皇太子ですよ。
雅子妃が、何か大きな壁にぶつかっているとしたら、それを取り除いてあげようとするのが
皇太子の役目ではありませぬか。
「大きな壁」というのは、皇室を包み込む目に見えない障害ですよ。
庶民の生活では、せいぜい「嫁と姑」の軋轢だろうが、皇室は我々のあずかり知らぬ
「もの、こと」があるというのは、容易に想像がつきます。
それを、長官は「皇太子は何言ってるんだろう」と切り捨てては彼だけでなく雅子妃が
あまりにも可哀想ではありませぬか!
もっと発言に神経を使いなさいよ。

我われだって苦言を呈すとき、あからさまに名指しをすることって少ないじゃないの?
発言内容を相手が汲み取って事にあたるというのが大人の社会じゃないかえ?
この長官は、皇太子に恥をかかせるような「ものいい」しかできない野暮天だね。
私は皇室ファンではないが、今回ばかりは皇太子の肩をもちますね。

■5月13日(木曜日)
●風刺漫画
イラク人虐待の写真が世界を震撼とさせた。
当然、アメリカでは批判漫画で賑わっている。
数は多いが、英語のセリフは理解できない。
風刺漫画は、絵を見るだけで意味が伝わらなくてはいかんよ、などと
語学の実力の低さを棚に上げて、誰にでもわかるものをご紹介。

サダム・フセインが牢獄の向こうから「上出来だ」と親指を立てている。
この虐待が行われたのがフセインが政治犯に対し、同じ事をやった場所だ。
主は変われど、中身は変わらない…強烈な皮肉である。
●いっさ〜のさ「一茶」
宮代では人気を二分する蕎麦屋といえば「都古」と「一茶」(かな?)
どちらも和戸におます。私はこのかたず〜〜っと「都古」だった。
夕刻出かけたら定休日。贔屓の店の定休日を忘れるなんてね。
(でも過去何回もあったのね。こういうことは)
仕方なく(と言っては申し訳ないが)、一茶本店を訪れた。
初めて行ったのは引っ越して間もなく。
「あそこはうまい」という甘言に乗せられて動物公園駅西口店に出向いた。
私は麺類は細いのが、だ〜〜いすきなのだ。
だから、うどん、ひもかわ、ひやむぎも得意ではない。
素麺は「揖保糸」、ラーメンは「東京ラーメン」系、日本蕎麦は「藪」とか「砂場」ね。
(この界隈にも「砂場」はあるけど、銀座、赤坂のとはちょっと違うんだよな〜。)
「一茶」に行ってびっくらこいた。
太い、太すぎる。「蕎麦がき」もにやっとするほどのぶっとさ。
田舎風極太手打蕎麦なのである。
あれから10年。2度目の挑戦。「大天そば」950円を注文。
(昔を知っているなら、「大」など頼むのではなかったと反省。)
ややあって出てきたのは…昔の悪夢だった。
変わっていない…。そらそ〜〜だろう。それが売りなんだから。
無言で胃袋に押し込んだ。2時間たった今も胸焼けがしている。
久喜の「奥会津」の蕎麦も太いが、一茶の前では子供だね。
あ、これをお読みになった一茶ファンの方がおられましたら気を悪くしないでね。
食の好みは10人10色。
私の舌に合わない。ただそれだけのことですので。

この太さがたまらん、という人も当然おるわけでして。
●厚かましい小沢君
民主党の代表になっていただけませんかね〜と言われて、もったいぶっていた小沢君。
なぜかといえば、
「規約どおりだと9月までだけど、そんな一時的なもんじゃやだよ。
俺は2年間やりたいんだ。規約が足かせならば、変えればいいじゃん」
と言っている。何と厚かましい。下手に出れば頭にのって、という印象だ。
他に適任者がいないことを計算した上で任期延長を申し入れるとは。
頭になれる人材が鳩山、管だけというのも、ちょいと情けないね。
●年代物
不思議なかたちのナタである。
背にゆるやかなカーブが走っている。
これは刃の中央に力を集める働きをしているのかも知れない。
村の鍛冶屋が作ったのではあるまいか、と思ったが「国忠謹製」と刻印がある。
刃物を扱っている店でもこういう形状のナタは見たことがない。
長いこと出番がなく眠っていたが、こちらに越してきたときから大いに利用している。
裏の笹を切るとき、なくてはならなくなった。
刃にはしっかり焼きが入っているから、砥石をあてるとみごとな切れ味になる。
へたな包丁より切れる。
やはり、名人が丁寧に作った作品と思わざるを得ない。


では、なぜこのナタが私の手元にあるのか?
実は昭和41年頃、山で拾ったのである。
当時、今も銀座1丁目にある広告代理店「読売広告社」に勤務していた。
そこで「ワンゲル部」に入り、確か秩父の山へ行ったときだったと思う。
尾根にこの刃物が落ちていたのだ。
赤錆が出て使えるような代物ではなかった。
これを持ち帰り、中原中也ではないが「なぜか捨てるにしのびず」山の道具と一緒にしておいた。
だから、もう40年物。鉄器は研いでやれば昔の輝きを取り戻す。
山の仕事をしている元の所有者はことによったらこの世にいないかも知れない。
今の所有者も年々老いさらばえる。
ま、青春の思い出の品の1つね。年とるとこういうものが少なからずある。
●当節デジカメ事情
現在デジカメ人気を二分するのはキヤノンのIXYとSONYのCyber−shot。
それにオリンパス、Fiji、CASIOなどと続くのだろう。
Cyber−shotはカメラの1辺が丸みを帯びたユニークなデザインだが
他は大同小異。特徴的なのはプラスチックの安っぽいボディから
金属を使った高級感のあるモデルに変わったこと。
最近、キヤノンとNikonはデジタル一眼レフでしのぎを削っている。
CACIOは名刺サイズを投入して一時話題をさらったが、
そのエンジン部分を提供している旭光学が同じようなデザインで市場参入した。

ほとんどの小型デジタルカメラは光学3倍ズームを搭載し、
そのままプリンタにつないで即プリントアウトできるタイプになってきた。
画素数も400万〜600万になり、
フィルムカメラと変わらないクオリティを実現している。
どれを選んでも大差はない時代になった。
選択のポイントはちょっとしたデザインの違い、ブランドくらいしかない。
だが待てよ。
松下電器がかなりがんばっているのである。
それも他社とは一線を画したデザインにこだわっている。
いってみれば、昔のにおいのするレンジファインダーカメラである。
レンズもカールツァイスといったオールドファンを喜ばせるような凝りよう。
しかし、である。
ボディの一番目立つところにPanasonicのロゴが輝いている。
これが、こだわりのデジタルカメラを台無しにしている。
私の年代だと、松下電器はどうしても白物イメージが強い。
弱電メーカーは、そのイメージを払拭するために
オーディオ・ビジュアル機器には別のブランドネームを用いていた。
東芝がAurex、三洋電機がOttO、日立は…忘れた。
松下電器がPanasonicだった。
だから、松下がどんなにがんばってデジタルカメラを作っても
その機種が優れていても、買う気にはなれない。

そんなとき、Epsonから面白いニュースが飛び込んできた。
なんと、レンジファインダーのデジタルカメラを今夏発売するというのだ。
スペックは明らかにされていない。
プリンタ、スキャナで気を吐くEpsonだが、カメラはヒット作がなかった。
2〜3年前は、タレントの優香を起用して「涙滴型」のかわいいカメラを
発売していたが、ほとんど話題にならなかった。
その後、ごく平凡なものを販売しているが、EpsonのWebサイトでも
詳しい説明がないほどマイナーな商品だ。
今回、発表されたのは交換レンズで定評のある
「コシナ」と組んだレトロ感覚あふれたタイプ。
ライカマウントの交換レンズが使えるので、そちらのァンも取り込む算段だろう。
それより興味があったのは、どちらも長野県の企業であること。
日本のスイスと呼ばれ精密機器に優れた企業が多い長野県。
そこの雄が手を取り合って加熱する市場に参入する。
精悍なブラックボディで、昔からのカメラファンなら
昨今の似たり寄ったりのデザインは食い足りないだろうから
きっと興味を示すはずだ。

CONTAXだって、一眼レフに加えレンジファインダータイプの製品群を発売している。
チタンボディの高級品だが、物欲を刺激するようないい顔をした製品だ。
Epsonの新製品だが、細かいディテールは雑誌の小さな写真からは判読できなかったが
仕上げの具合もチョイスに大きく反映する。
気になるのはブランドネーム。間違ってもEpsonにはしないでね。
■5月12日(水曜日)
●民主党代表選び
小沢さんが代表要請されて会見を行ったが、もっと歯切れよく喋れないのかねあの人は。
あ〜う〜首相の大平さんみたいだったね。
どうなの、やるのやらないの。もったいつけんなよ。だよ。
もともと、民主党のイメージは「若く・清潔」というものだった。
それが、対自民党戦略で小沢さんのグループを引き入れてから
スープでいえばコンソメがポタージュになってしまった。
小沢さんといえば「闇将軍」気取り。
表にでないで絶大な権力を行使したがりたい人のようだ。
自分では手を汚さない。なんかダーティなイメージの人だ。
「小沢よ、そちも悪じゃの〜」というシーンが似合いそうなのである。
顔つきもそうだもんね。純ちゃんはトクしているよね。
鳩山・管さんたちが結党した当初のエネルギーも感じられない。
要は第2党になるための員数あわせでふくらんできたんだから。
あのマニフェストはどうしたんでしょう?
結局、国民も政治家も「熱しやすく冷めやすい」民族なんでしょうね。

新選組でいえば近藤派と芹沢派?
管が近藤で小沢が芹沢では、芹沢は粛清されることになるんだが??
代表代行なんて肩書きは苦肉の策で、局長、総長を乱発した初期の新選組みたいだもんな。
●報復殺人
刑務所内の虐待に対し、想像通り米国人が犠牲になった。
被害者はニコラス・バーグさん26才。通信関係の会社の社長。
軍関係の仕事ではなく民間の仕事の受注のためイラク入りしていた。
アルカイダ系と見られるWebサイトで殺害の模様が流されたという。
ナイフで首をはねるという、いかにも「千夜一夜」の国らしい方法だ。
殺害される寸前の様子。
 
殺害報道で悲嘆にくれるニコラスさんの父親と兄弟姉妹。
なぜ、わざわざ家の外の芝生に出てきて嘆き悲しむのだろう?
マスコミの作為が見え隠れ?
米国政府は犯人を捕らえて裁きにかけると息まいている。
サダム国家からの解放という大義名分でイラク入りした米軍とそのシンパシーだが
刑務所での暴行、虐待ではなんら昔と変わっていない。
しかも親兄弟家族を失った人々が大勢居る。
占領統治に対し細心の注意を払っておりませんね。
オランダ軍が攻撃され死者が出たことに対し、オランダも早期撤退を視野に入れ始めた。
すでに帰国したスペイン始め小国のかずかず。。
アメリカの足並みも乱れてきましたね。
日本に対する要求はエスカレートするんじゃないの。
これまで事が起こるとオランダ軍が日本をカバーしてくれていたが
肝心のオランダが撤退すれば、米軍がどこまで面倒見てくれるのか。
純ちゃんは、日本が駐屯する周辺の族長を日本に招き
「僕たちを守って」とお願いするようだが。
いよいよ日本も正念場を迎えることになりそうですね。
年金未納で揺れている永田町だが、そんな低次元でぐらついていていいのかね。
●しゃれにもならん
年金未納議員の出現は止まるところを知らない。
公明党の「いかんざき」以下数名。
さらに、厚生省の年金担当だった自民党のなんとかいう議員。
こいつは許せない。こういう奴が我々の年金ルールを作ろうってんだから
開いた口が、開きっぱなしだぜ。
昼のワイドショーに出てきたが、口では反省していても
表情、態度からは悪いことをしたということは微塵も感じられない。
国民を馬鹿にするのもいいかげんにしてくれよな。
こういう奴らからは、未納期間全額を徴収すべきだよ。
こうなったら、きちんと納付している「当たり前」の議員を発表したほうがいいんじゃないかえ。
●育つ、育つ
天候は安定しないが、昨日は今年初の夏日。
雨の翌日カッと照りつけられると、雑草はじめ植物は一斉に成長。
そのスピードには驚かされる。
小さな無花果は、「イチジク浣腸」より大きくなった。
ほぼ1週間でつるなしインゲンが芽を出した。
 
昨年、初めて巨峰の苗を2株植えたが、これも枝を張り葉を広げている。
ぶどう棚仕立てではないので、剪定に神経を使う。
手造りの剪定鋏は、2〜3年前栃木市で購入したもの。
1年ぶりの登場である。手入れが悪いのでサビついていた。

畑をやる人間としては失格ね。
プロは道具を使ったあと水洗いして、拭きあげ、場合によっては油をやっている。
●日除けのキュウリ
昨年と同じ場所のキュウリ。
今はなんてことないけど、これが弦を伸ばし始めるとヒサシに届くほどになる。
アサガオが窓の日除けになることにヒントを得た。
夏は、東向きのジョンの小屋は7時頃には朝日がモロに当たり彼は悲鳴をあげていた。
キュウリが日陰を作り、しかもとれたてが毎朝の食卓を飾ることになる。
一石二鳥である。

●昼寝の頭上
自宅で仕事をしていると楽しいこともある。
暑い日の昼は、木陰で食事。
そのあとベンチに横になり、うたた寝。
頬を涼風が通り過ぎ、木の葉の間から空が少し見える。
少し前まで白い花をつけていた花水木は、美しい緑の葉を広げている。
都会ではなかなかできないちょっと贅沢な時間だ。
1年で今が一番いい時期かも。


■5月11日(火曜日)
●新聞の片隅で
日本人のイラク拘束事件はすっかり沈静化してしまったようだ。
高遠さんは帰国以来、精神的ダメージが大きいらしく
釈明会見の席上にも姿を現さないまま、彼方の闇へ姿を消した。
と、思ったら今朝の新聞の1面。
俗に3段8割(やつわり)と呼ばれる出版広告欄がある。
ひっそりどころか、高遠さんの本が重版だそうだ。
姿を消してもしっかり印税を稼いでいたのね。
また、イラクへ行くときの資金の一部になるのかしら?






●やっと、トマト

いつもより10日遅れで植え付けを行った。
この夏、よそで買わずに過ごせるか否かは結実率にかかっている。
トマトトーンをしっかり噴霧しました。
●プラム、育つ
小さな実が強風で結構落花したが、それにも負けない
元気な奴がすくすく育っております。
今度は鳥の餌にならないようにしなければいかん。
真っ赤になって、人の口に入るまで結構神経使うね。
 

■5月10日(月曜日)
●Winnyの恐怖
最近、警察署、郵便局、自衛隊からのデータ流出が相次いでいる。
共通点は警察官、郵便局員、自衛官が「Winny」利用者だったこと。
このファイル交換ソフトを作成した33歳の東大助手が逮捕された。
名前は聞いたことがあったが、ゲームや音楽のコピーは興味の対象外なので関心はなかった。
このソフトは、自分の所有するデータをWinny上で送信状態にしておくと
他のWinnyユーザは、検索してそれをつきとめダウンロードできる。
匿名性が高いので誰が提供しているかわからない。
ADSLの普及でこういうファイルのやりとりが一気に普及しているという。
例えばダウンロードした音楽データをMP3に変換し携帯プレーヤーに送ればいい。
もう音楽CDを購入する必要はない。
ゲーム、音楽、映像業界にとっては大打撃。というより著作権の無法地帯となってしまう。
Winnyのユーザーが、自分の職場のデータを、誤って送信状態にすると
今回のようなデータの流出という結果になる。
しかしですよ。疑問なのは、公務員が私物のノートパソコンで公務をやってるんですね。
これっておかしんじゃないでせうか?
この人たちの仕事は、治安、通信、自衛など秘密にかかわる情報を扱っているわけでしょ。
こういうものを個人のPCに入れたまま、自宅に戻り、趣味のインターネットをやられたら
かなわんわな。
データ流出だけでなくウイルス感染という恐れもある。

私の知り合いの刑事さんも個人のPCを職場で使っているが、
職場でも自宅でもネットワーク接続は禁止されていると言っていたが。
その中には、現在扱っている事件、過去の調書、各種書式が入っている。
こういうものが流出したらとんでもないことになるからね。
●ほら、ほら税金無駄遣い
「新しい村」構想の一環で、畑の中に似つかわしくない舗装道路が誕生した。
この道を工事している人たちも首をひねっていた。
なぜか?
道幅が狭いのに中央に芝生のグリーンベルトを設置しちゃったのだ。
お上は「おしゃれな道」をイメージしたのだろうね。
だがね、である。芝は車のタイヤでえぐられてしまう。もともと狭い道なのだから。
それが予測できなかったとしたら、貧困なイマジネーションでしかないね。
案の定、芝はさんざんな目に遭っている。
春先に、えぐられた場所に新しい芝を張っていた。
空しい努力プラス税金の無駄遣い。
昨日から雨が降っている。またも、この道は無残な姿をさらけだした。
 
私企業はコスト削減のために血のにじむような努力をしているつ〜のに。
お上は、税金使ってこんなことをやっております。
末端まで神経が行き届いていないんだろうな。
●合併問題
7月には合併賛成・反対の投票が行われる。
町会議員のKさんのレポートがポストに入っていた。
彼女のもとには町民の素朴な質問が数多く寄せられると言う。
宮代は高齢化が周辺地域より進んでいる。
町の税収も減少するだろう。
工業団地はないし、財源はやがて枯渇するのでないか?
合併しなければこの町の経営は成り立たないのか?
合併しなければ町は何年後にパンクするのか?
合併すれば何の負担が大きくなり、どの負担が軽くなるのか?
ムードばかりが先行してバランスシートが見えていない。
近々各地区で合併説明会が開催される。参加しなくては。
と、おおかたの人は考えるのだろうが、わたしはね
この町の通信環境がどうなるのかが気になっている。
光ファイバーはいつ開通するのか?
CATVなんてしゃれたものの恩恵に浴することができるのか?
電話は0480から048になるのか?
合併してもたぶん変化はないんだろうな〜〜。
特に、わたしの住む山崎地区は「新しい村」で賑わっているけど
宮代の中で通信僻地である。
NTTの収容局から4KmじゃADSLでもトロトロですよ。グスッ。


■5月9日(日曜日)
●またまたまたまた新選組
隊士の相撲のシーンがあった。
ドラマでは近藤派と芹沢派の親睦のために八木邸内で行っているが、
史実にも隊士の相撲大会はある。場所は寺の境内で一般の見物客もあったようだ。
芸者・幾松が初登場。菊川怜が演じていたが、彼女は狸のような丸顔。
実際の幾松は面長の写真が有名だが、京都の売れっ子芸者だった頃の写真がある。
これは丸顔だ。すると、キャスティングも似ている風貌を選んだのかな?
竜馬との席上で、菊川幾松は桂の多面性を多少のおのろけも含めながら語っている。
  
幾松は後に桂小五郎(後の木戸孝允)の奥方になる。
明治政府の高官になった木戸の奥方にふさわしいように、
伊藤博文の奔走もあって、芸者を落籍されたあと武家の養女となり
そこから木戸に嫁いでいる。肝の座った聡明な人だったらしい。
 
幕末の幾松と桂小五郎。
 
維新後の幾松と木戸。幾松は木戸松子となった。上の人と同一人物?近代的な美人に変貌。
●韓国ドラマ
BSで火がつき、地上波でさらに大火事に。そして、多くのおばさんたちが火傷している。。
「冬のソナタ」である。主演の男優ペ・ヨンジュン、女優はチェ・ジウ。
4月にも書いたが男優は松尾貴史に似ている。
女優は、東ちずるにそっくりだ。
そういう目で見るとドラマも面白いと思うのだが、全編を通して見たことはない。
日本語の吹き替えが、そらぞらしくて聞くにたえない。
これを朝鮮語で日本語訳をスーパーで流したらおかしいことになるんだろうな。
かの国の言葉の響きは、なんだかいつも喧嘩しているようで…
せっかくのラブストーリーも台無しなんだろうね。
「微笑みの貴公子」ペさんは「ヨン様」と呼ばれているようだが、「ペ様」じゃいかんの?
「ペ様と俺とは、同期のむくげ…」
女優のほうに熱を上げている日本男子の話は聞いたことがない。
日本ではかつて歌舞伎の世界に「海老様」がいたね。
●一面の田圃
ジョンの散歩道にミドル・コースがある。
東武動物公園の南側のフェンスに沿ってどこまでも行く。
時間があって気分のいい日にはそこを歩く。もう隣の白岡町である。
JRの駅が2つあって都内に出るには便利な町の町外れということになる。
広々とした田圃がどこまでも続く。まことに純粋な農村風景だ。
白岡は「なし」の町でもある。つい最近まで白い花がたくさん付いていた。
宮代は「巨峰」の町だが、白岡の「なし栽培農家」のほうが数が上ではなかろうか。
御成街道へ抜ける道の両サイドになし畑が続くのだ。
季節がくると、なしと巨峰が都内より格安で購入できる。
田舎に住んでいる特権ね。
 
遥か向こうの緑が東武動物公園          鳥よけ、盗難防止ネットの中でなしが育つ

■5月8日(土曜日)
●恋の関宿、情けの境
12Ch19時から「意外と知らない東京近くの小さな田舎」つ〜番組をやっていた。
こういう情報番組は12Chが先鞭をつけたようなもんで
たまには使いまわしみたいなときもあるけれど往々にして発見がある。
埼玉、千葉、神奈川の穴場なんだろうと思っていると、出ましたね「関宿」が。
そこへ到る入口の駅はわが町「東武動物公園」ですね〜。
東口の不二家の前から出ているバスもおなじみです。
しかし、番組は駅の所在を杉戸町といってました。宮代町が正解ですよ。
そこからバスで30分。関宿に到着。見覚えのある関宿城が映し出された。
関宿は少し前まで「町」だったが、合併で野田市に編入された。
城の下の食堂が出たが、ここで食事をしたことがありますよ。
当主は関宿藩の武士の子孫で16代目に当たるといっていた。
田舎はこういう代々住んでいる人は多いですね。
私の住む町の農家もそういう方は大勢居ると思う。
できれば「鈴木貫太郎」の生家も紹介して欲しかった。
関宿は鉄道がないため陸の孤島である。
その昔、鉄道開通の話もあったそうなのだが、利根川、江戸川の分岐点にあり
水運の村として栄えていたため、鉄道誘致には消極的だった。
このため、現在は「田舎」である。
番組は、利根川の対岸の町「境」も紹介した。ここは茨城県。
関宿が武士が大勢いたのに対し境は町人が多かったとか。
2年ほど前、筑波山に水を汲みに行くとき、境を通過したが
宮代より道は広い、おしゃれな店はある。びっくりしました。
境はレタス、セロリの産地でもあるとか。
高原野菜のイメージがあるレタスだが、平野部でも栽培できるのね。
米助がレポーターで、それらの野菜を生でうまそうに食べておりました。
宿泊した宿の女将が、昔から「恋の関宿、情けの境」と言われていると言っていた。
ぬわ〜〜るほど。
水運の町で大勢の人が行き交う。それを目当ての女たちもいたろう。、
橋幸雄の歌、潮来の伊太郎だって、女が「いたろう」?
関宿で出会って、川向こうの境でしっぽり、というわけね。
昔ながらの旅籠、川魚料理店も健在なようだ。
今度、「小さな田舎」見に行ってみましょうか。
と言っても、ここ宮代も田舎だがね。
 
●苗、鳥にやられる
裏の市民農園も大勢の人が入り野菜の植え付けを行っていた。
今日は菜園日和である。
早速わが家のピーマン1本が鳥にやられた。茎がもとから折れていた。
近くの園芸店で1本補充する。
ついでにトマトの着実率をあげるホルモン剤「トマトトーン」も購入。
希釈液を花に一吹きすれば、落花が防げるのである。
野菜の周りには鳥撃退ツールを設置する。
といっても難しいものではない。
不要になったCD-ROMの鏡面を上にして置くだけ。
光に反射して、鳥が寄り付かなくなる。これは結構効果があります。
 
●イラク人虐待4
全裸の男性を犬のように扱っていたのはやはり女性だった。
また、複数の全裸男性を前に、性器をGUNのポーズで指している女性も同一人物だった。
その名は、陸軍のリンディ・イングランド上等兵。国防総省は彼女を追訴した。
彼女は大学入学資金を得るために予備役に登録し、イラクに派遣された。
母親への電話には「「お母さん、私はいてはいけない場所に、いてはいけない時期にいてしまった」
と語っているという。
しかし、である。報道された彼女の写真からはそんな悩みは感じられない。
くわえたばこで、男の「モノ」を指す表情は、非常に恍惚感に満ちている。
一度にこんないっぱい大人の「チンチン」を拝めるなんて、という感じである。
母親に言った言葉など、にわかに信じられない。
だいたい、こんな写真を撮影させること自体神経を疑う。
(虐待の貴重な証拠写真になったから、今回はよかったのかも知れんが)
デジカメを所有者は、流出しては困る写真を撮影するときはくれぐれも気をつけませう。
もっとも、そういう趣味の連中も昨今多いらしいが。
●世の中どこか狂ってる
少し前は雪印食品の不正工作、これは現場が行ったが、今はトップの犯罪。
三菱自動車や関西の大手肉屋など企業モラルの欠落した経営者が逮捕された。
医者の世界では、国からの金を不正に溜め込んでいた大学病院、医者の団体の賄賂。
人の上に立つ人々が、目先のことに溺れて不正を行う。
江戸時代なら社会の巨悪に対し、「闇の世直し団」が動くんだがな〜。
●野菜、植え込む
例年に比べ1週間ほど遅れている。
昨年まで裏で育成していたナスとピーマン、シシトウを表で育てることにした。
特にナスは、実のなりは悪いし、害虫にやられていた。
今年は目の届くところで、というわけだ。
苗屋のご主人のアドバイスに従い、苦土石灰を購入。
アネモネ花壇の半分をナス畑にした。
 
ピーマンとシシトウも、ハーブ畑を改造して植え込んだ。。

トマトとキュウリは仕掛けが必要なので、後日。
ついでにヤマモミジの植え込みも行う。
職人さんに頼むと手間賃がかかる。で、私が行う。
2年前にしっかり見学をしてノウハウを身につけていたからね。


■5月7日(金曜日)
●もうぐちゃぐちゃ
福田官房長官が年金未払いで引責辞任。
閣僚、党幹部、はせ議員、はたまた知事など未払い者がぞろぞろぞろぞろ。
国民も選んだときはそこまでチェックできなかったし、
当然払っているもんだと思っておりましたね。
女性タレントの未払いが発端となった今回の騒動、
まさか自分のところへ飛び火してくとは思ってもみなかったのだろう。
自民党はこれ以上自分の所から出てきては与党の面目丸つぶれ。
だから、もう詮索はよそうよ、というのだろうが、甘い甘い。
こういうことは、「ウミ」を出さなくてはいかんよ。
第2党の管さんのところは、自分が払っていなかったので
与党を追求しても、なんか力が入らない。
民社党は秘書疑惑で問題になったばかりだし。
どこも国民を馬鹿にしている人間ばかりだね。
●「喜び本田」だぜ
「ジョイフル本田」は、この界隈に住む人なら誰でも知っている。
TBSを聞いているとコマーシャルでもよく聞く名前である。
巨大なホームセンターとでも言おうか、家庭用品はもとよりプロも買いに来る建築資材、
ガーデニング用品などなど、郊外に住む人の必需品を幅広く扱っている店だ。
幸いなことに隣町の「幸手市」にその店はある。
数年以上も前、初めて訪れたときは、あまりに広大ななのでびっくらこいた。
横浜、東京にこういう店はございません。
駐車場の広さも尋常ではない。

昨日教わった野菜の肥料を購入に行く。
苦土石灰、鶏糞、堆肥。今年の豊かな実りを祈りつつ。
 
こちらは庭木を専門に扱うエリア。実に豊富な木々、石製品が用意されている。
山の小道という風情で木々が植わっているが、それらに値段が付いているのがご愛嬌。

こちらは、草花、ガーデニング用品、肥料を扱っている。店内は写真撮影禁止。
いつ行っても人であふれている。通りの向こうが家庭用品だ。
客の入りが少ないと悩んでいる百貨店の人たちにぜひご覧に入れたい。

■5月6日(木曜日)
とりあえず、一般人はGWもおしまい。
昨日は終日小雨が降ったり止んだり。おかげで、庭仕事も(雑草取りと移植ね)もはかどる。
●政治家ぞろぞろ
元自民党幹部の加藤紘一、元総理大臣羽田両氏も重職をになっていた当時
年金を払っていなかった。と思ったら、今度は「正義の味方」共産党議員も発覚。
政治家は国民年金意識がいかに低いか露呈しっぱなしだ。
こういう連中が、年金ルールを作り、国民に押し付けているのかと思うと
腹立たしくなるなる前に、情けなくなる。
彼らは一様に言う「ルールが難しい」
だったら、もっと簡単なものをつくりなさいよ!
羽田氏にいたっては9年というからつわものだ。
政治家に関しては未払期間の支払いを全期間受け付けるという特例を作っていただきたいものだ。
民主党管代表など、もっとみっともない。
さんざ自民党の未払議員をこき下ろしていたが、その本人も未払いが発覚したのだから。
政治家は厚顔だというが、この人を見てもよくわかります。

●イラク人虐待3

前回は雑誌「ニューヨーカー」に掲載されたが、新しいものが「ワシントン・ポスト」に載った。
囚人を犬のように扱っている。米兵はヘアスタイルと胸のふくらみから女性だろう。
なぜこんなことしなければならないのか?

刑務所の2階から撮影されている。全裸にされたイラク人たちが
折り重なっている。なんでこんなポーズをさせなければいけないのか。

前回は、台に乗せられ針金を指に巻かれて電気拷問のような写真だったが
今回は鉄格子に手錠で固定された全裸のイラク人だ。
この3角頭巾は、一般的に死刑執行時に使われるものだから、
尋問には使用禁止になった。今後は普通の目隠しをするようだ。

こういう流出写真は、ほんの一例で、もっと陰惨、凄惨なことが行われているのだろうね。
この刑務所勤務だった州兵が帰国した。そのインタビュー記事によると、
彼らの勤務時間は交代なしで12時間にも及ぶ過酷なものだった。
極度のストレスから酒に溺れるもの、自殺未遂を起こす者、本国の家族に電話して喧嘩する者などが
後を絶たなかったそうだ。
うつ病になる者もあり、治療薬を大量にばらまいたということだ。
睡眠薬も大量に服用すると中毒になるが、うつ病の治療薬はどうなんだろうね?
習慣性はないのかな?
そんな具合で兵士の士気は低下。
囚人に対する扱い方のマニュアルも不備だったそうだ。
極度のストレスが弱い立場の人間に対し暴力、サディステックな行為として現れたのかもしれない。
これは一般兵士のことだが、情報局の兵士が拷問による尋問を行った事実はまだ解明されていない。
●苗がやって来た
例年に比べ植え付けが2〜3日遅れてしまった。
でも、優秀な苗を同じ町の園芸店に電話注文してあるので落ち着いていられる。
ビニールハウスは花の苗が所狭しと並んでいる。
その一隅にわが家が注文していた苗が、引取りを待っていた。
今年はトマト12本、キュウリ8本、ナス4本、ピーマン・シシトウ各2本という陣容。
ここ数年頼んでいるのでミニトマトのサービスがあった。
そこの主に、ナスのできが悪いと告げたら土に「苦土石灰」を混ぜろというアドバイス。
トマトは化成肥料より鶏糞がいい。また、冷たい日が続くようなら
結実率を高める「トマトトーン」を朝、噴霧するといい、ということも教えていただいた。
例年トマトは200個以上できる。味も上々である。
鶏糞で甘みが増すなら、早速実行しよう。
 
     手前がわが家が注文した苗               わが家にやってきた今年の苗
●塀の向こうからこんちわ
竹の子のシーズンも終わり、食用にならなかった竹の子供たちが
雨後の竹の子のようにぐんぐん成長を始めている。
犬の散歩の折、とある家の塀から顔をのぞかせている竹の子に出会った。
この界隈は「孟宗竹」の竹林のあるお宅が何軒かある。
ちょっと見ない間に大きくなりますからね。


■5月5日(水曜日)こどもの日
●イラク人虐待2
実行された刑務所は、フセイン統治時代、政治犯が収監され拷問は日常茶飯事だった。
フセイン崩壊後、米軍管理の責任者はカービンスキー予備役准将だった。
この人女性だったんですね。
予備役だから、平和時なら街のどこにでもいるようなおばさんだ。
それが軍服を着て、髪をひっつめにすると冷酷そうな顔になる。
彼女は、虐待が行われた地域は自分の管理下ではなく軍情報部だった。
これらの犯罪を我々に押し付けようとしていると反発しているとのこと。
こういう事件は往々にして「藪の中」になってしまうのか。
今回の一連の写真を発表したハーシュ記者は、
(彼が撮影したものではなく、彼の元に送りつけられた)
ベトナム戦争のとき「ソンミ村虐殺」をスクープした人だそうだ。
この事件をきっかけに米国内で反戦機運が盛り上がり
結果的にはベトナム撤退となった。
米軍による虐殺は昔からあって、
映画「ダンス・ウイズ・ウルブス」では騎兵隊のインデアン虐殺がテーマだった。
また、「ラスト・サムライ」も主人公が行ったインデアン掃討で心に傷を負っていた。
日本だって虐待ならぬ拷問は為政者に対立する連中から情報を
吐かせるための手段として使われている。
新選組だって池田屋の計画を古高俊太郎の拷問で察知するのだから。
江戸時代は「責具」という拷問器具が発達しておりましたね。
大戦中の特高警察の拷問もよく知られている。

第二次世界大戦が終わり、ナチスは連合軍により「ニュルンベルグ裁判」で裁かれた。
そこに「人道に対する罪」というのがあった。
戦争といえども「人の道に外れてはいかん」というわけだ。
これはユダヤ人に行った非人道的な事柄に対して厳しく罰したものだ。
だが、ユダヤ人はキリスト教の国ヨーロッパでは昔から迫害されてきたという事実がある。
「坊主憎けりゃけさまで憎い」「憎悪は末代まで」ですね。
宗教改革を行った「マルチン・ルター」でさえユダヤ人を迫害しております。

モーニングショーの女性コメンテーターが、イラク人の虐待に対し
「こういうことはあって当たり前と考えたほうがいい」
「だから戦争は禁止しなくては」と述べた。
戦争がいけないのは、こういうことではなく
女性、子供、老人といった弱者が巻き込まれ悲惨な状況に陥るからではないの?
それに破壊行為が歴史的なものまで無にしてしまう。
壊しては建設する。愚かですね、人間は。

また問題の写真が表れた。この男性は虐待で死亡したのだが
病死のごとく見せるために、点滴を受けているように細工され
氷漬にされたのだそうだ。

●連日のおじゃま虫
今日はディスプレイの上で尻をこっちに向けている。
奥行きのあるCRTだからいいものの、液晶ではこういうこともできなくなる。
尻尾をだらりとさせないだけ、おりこうちゃん。


■5月4日(火曜日)
●新しい日本橋
行ってみました。日本橋の新しいスポット「COREDO日本橋」。
「小江戸」じや〜ないよ。「こえど」といえば「川越」になっちゃう。
「コレド・日本橋」スペイン語のような響きをもつが、「CORE(核)」と「EDO(江戸)」を
くっつけた造語で、「新しい日本橋が東京の商業の核となる」ことを願っているという。
東京メトロ銀座線「日本橋」の改札を出ればそのまま、COREDOに吸い込まれて行く。
銀座線銀座から三越のB1に行くようなもんだ。
3月末にOpenしたばっかりのスポット。しかも、どんよりとしたGWの1日とあって、
館内は人であふれていた、芋の子を洗うほどではなかったが。
年代層は、ミドルとその上・下くらい。ガキ連れは少ない。まして、ヤングはいない。
COREDOが狙うのは「都市居住者やオフィスワーカー」らしい。
もともとは白木屋(といってもチェーン展開している飲み屋じゃないよ)で、
その後は「東急百貨店・日本橋店」だった。
しかし、あまりにも業績振るわずで、平成13年閉店。
日本橋地区再開発の拠点として「COREDO日本橋」が期待を担って開店したわけだ。
日本橋交差点にで〜〜んと壁のようにそびえるビルである。
 
事業主は、三井不動産株式会社、東京急行電鉄株式会社、東急不動産株式会社 。
東京駅丸ビルの三菱地所に対抗するかのような組み合わせだ。
丸ビルの大成功で刺激を受けた三井、東急の力がみなぎるようである。
これ全体が商業ゾーンかと思ったら違うのね。
大型店子は「メリル・リンチ」だ。ビルの上のサインボードもそうなっている。
さらに早稲田大学の大学院も入居するらしい。
 
B1のコンコースで、女子12楽坊ならぬ女子4楽坊のコンサートをやっていた。
のりはいいのだが、キーボードの女の子を除いて美しさに欠けるのが残念。

OREDO日本橋は20階建のビルの4階部分までだ。ふ〜〜ん。
これも丸ビルと同じだが、あちらは、昔からオフィスビルである。
こちらは、昔は伝統ある百貨店である。
それを思えば、時代の波に抗えず、オフィスビルの一部に商業テナントが入ったということになる。
安定した家賃収入が入ることを考えて、こうなったんだろうな。
商業施設のテナントで、あれだけ巨大な建物を埋め尽くすのは至難の業だもんね。
しかし、こういう中途半端な構成は危険だと思うがね。
どう考えても、今後「新しい日本橋が東京の商業の核」となるのは」難しいのではないか。
東京駅は巨大なJRのターミナルである。
日本橋は、その昔5街道の出発点だったという自負があるが今や、交通の便が悪い。
せいぜい地下鉄が交差するだけである。車で行こうにも駐車場で苦労する。
じゃ、銀座線や東西線沿線の客を吸収できるかと言えば、店舗の数が少ない。
特に銀座線は渋谷、赤坂、銀座といった商業ゾーンがひしめいている。
休日は日本橋周辺の店はシャッターを降ろしているもんね。
せいぜい、ウイークデイのOL狙い。
このままだと、珍しい期間が過ぎるとジリ貧になるのは目に見えている。
たまたま、今日は銀座から流れてくる人。
高島屋のグランドオープンということもあり、日本橋から銀座方面に流れる人ありで
休日というのに珍しく中央通りは人の姿があったが、
普段の休日は日本橋の表通りは閑散としてるもんね。

というわけで、高島屋にも寄ってみたが、何が「グランドオープン」かわからなかった。

相変わらず天井の低い、圧迫感のある旧式のデパートである。
人気ブランドショップを入れれば問題解決というのもイージーな発想ね。
ちょっと足を伸ばせば、銀座の裏通りに単独店舗のブランドショップがわさわさですよ。
高島屋も「リニューアル・オープン」しないと、だめじゃないの。
唯一親子の行列ができていたのは「ポケモン館」だけというのもさみしい限りだった。

「営団地下鉄」から「東京メトロ」になって初めて乗りました。
●イラク人虐待
イラクのアブグレイブ刑務所で昨年10月〜12月にかけて
米軍がイラク人に対して虐待を行っていたと内部告発があった。
ショッキングな写真が公表された。
 
 
占領軍兵士がイラク人に対し屈辱的な行為を行っている。
特に女性兵士は男性性器に手で銃のポーズをして微笑でいる。
かなりサディステックな女である。
顔がはっきりわかるから、どういう命令系統で行ったがはっきりすれば
それなりの罰が科せられるだろう。
(その後、虐待に加わった数名が処罰されている。)
彼らはそれだけでは終わらないだろうね。
本国に送還されたとしても、向こうのマスコミが執拗に追いかけるだろう。
そして社会から指弾されるのだろうが、こういう事件が発生した要因をあぶりだし、
その根幹を絶たなくてはいけないのだが、
CIAがからんでいると事はやっかいだ。
情報を引き出すために、彼らは非合法なことを平気でやる集団だ。
写真に写っている連中が処罰され、ワルの大物は安全なところにいる。

第二次世界大戦時、ナチスのユダヤ人への残虐行為に対し、
1945年以後、ウィーンに設置されたユダヤ人のヴィーゼンタール機関が
南アメリカに逃げ込んだナチス高官を執拗に追いかけた。
アイヒマン逮捕はその典型的な例だ。
イラク人は誇り高い人種だから、米軍の行為に対し
非合法組織が関係者を探し出し、裁判にかけるなんてことしないで暗殺するかもしてない。
それより、自分の国と人を蹂躙したアメリカに何らかの報復に出ることは確かである。
敗戦後の日本におけるマッカーサー元帥のような絶対権力者がいないし、
すぐ恭順しちゃった大和民族とは違うんだよな、中近東の民は。
なにしろ「目には目を」なのだ。
●mimiの仕事再開
2回点滴を打ったら元気が多少回復した。
それまでだるそうで布団の上から動こうとしなかったのだが
家の中のパトロールが始まった。
新聞を読んでいるとその上に乗る。
パソコンに向かえばキーボードの傍らにやってきて
一緒にディスプレイをのぞきこむ。
邪魔なのだが、彼女は真面目な顔をしているのでじゃけんにできない。
この動きが元気な証拠なのだ。


■5月3日(月曜日)憲法記念日
●客待ちデッキ
朝から小雨が降っている。
例年GWの1日は庭でバーベキューをすることになっている。
午後のお客さまは、結婚当初同じ横浜のアパートに住んでいたAさん一家。
最近娘さんが結婚し、その夫君もやってくる。
天候が悪いのでデッキの日除けを目いっぱいせり出しその下で行うことにした。
材料を刻み、あとは火をおこすだけ。

●路傍のポピー
春から初夏にかけて花壇を華やかに彩るポピーだが
この界隈では道端にも花をつけている。
近くにこの花を栽培している畑があるので
ことによったら種が飛来したのかも知れない。
ちょっと小ぶりだが、花の色がとりどりで可愛らしい。
観賞するのは愛犬ジョン。
今月5日で満13歳。老境に入ったが顔は童顔ね。
彼とは横浜の思い出を共有している。
健康なわんちゃんで、これまで病気にかかったことがない。


■5月2日(日曜日)
●またまた新選組
さしたる展開はなかったが、主権争いで近藤は今のところブが悪い。
年上の芹沢が事実上の長になっている。
土方は近藤を神輿として祭り上げるためのチャンスをうかがう。
これから回が進むにつれ、芹沢一派の酒と女と金の暴走が始まる。
歳三をリーダーとする近藤派が芹沢派を粛清したとき、初めて
歳三が頭に描いた集団が誕生する。
鴨斬殺に関しては、今夜親と一緒に壬生狂言を舞った息子、為三郎が
幼い日の思い出として記録している。
優香演じる娘と近藤の出会いもあった。
のちに彼女は近藤の思われ者として囲われるんだろね。
●華やかな名前
新しい村で野菜の種子を購入した。
「つるなしいんげん」である。僕的には好きな味の野菜ではない。
越してきた頃は「なた豆」と呼ばれるいんげんの親分のような大きなタイプを作っていた。
ジャックと豆の木のようにツルがぐんぐん伸びて往生した。
これに懲りて以後つるなしを育てるようになった。
大根の種子は値段のわりには数が少なかったのだがいんげんは200円。
パッケージの上から確認してみたが結構種子の数は多そうだ。
連休中に小さな畑の一部を利用して播いてみようと思う。
ネーミングがふるっている。「さつきみどり2号」だもんね。
下町は平井の肉屋の娘、「さつきみどり」。妹は「こまつみどり」。
姉妹ともに2号タイプ。
最近、姉さんはラジオでも活躍しているけど、ピンの甘さはなんとかならんか!
恋多き女と同じ名前の種子。昔、さつき姉妹、今、叶野姉妹ね。
この種、グラマラスな実をつけるのでせうか。


■5月1日(土曜日)
●鯉のぼりの「丸干し」
GWの始まりだが、混雑する場所に出かけるわけでもなしいつもと同じ生活である。
新しい村の芝生広場に鯉のぼりが飾られた。
風が吹けば勇壮な姿になるのだが、凪いだときは案外だらしない。
大きな目刺が宙に浮いている。
 

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