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■2004年1月9日 拉致問題 続き 国家を挙げての犯罪行為に対し、 「拉致はありました。ごめんなない」と金さんが謝罪した。 北鮮はそれで問題解決としている。 「平壌に子供たちを引き取りに来なさいよ。そうすれば帰してあげる」というのだ。 しかし、そんなテには乗れませんね。 その場所で「親」が拘束されないという保証はなにもない。 蓮池さんのお兄さんもいってます。 「万が一のことがあったら、だれが責任をとるの」と。 今回の、子供帰還問題に国は「蚊帳の外」である。 向こうは国家が動いている。日本のNGOには手も足も出せない。 良識、常識が通用するような国ではない。 そのくせ、したたか。つまり悪知恵にたけている。 こんなとき、平壌なぞに行けるかね? 国は、中国に入ってもらい北京で親と子を引き合わせる。 北鮮で洗脳された子供たちは、すんなり日本に帰るかどうか??だ。 逆に「とうさん、かあさん国に帰ろうよ」と言うかもしれない。 親子で綱引きである。 最悪、泣く泣く生き別れになるかもしれない。 日本国政府は、強制的に帰国させるのか? まだ姿の見えぬ被害者は大勢いる。 That is a question. ☆ 日本国は静観している。黙視それとも黙止。 天下分け目の関が原のとき、山に陣取って動かない腰抜け小早川某というのがいた。 西か東か「ひよって」いたのだが。 日本国政府がいくらだんまりを決め込んでいても、わが国の利益のために動くんだよ。 わかってるね。 あるいはウルトラC外交で国民をあっと驚かせてくれるのか。 純ちゃんさ〜、「それは外務大臣にまかせている」なんて言わないでね。 人を小馬鹿にしたような物言い、顔つきはよしておくれ。官房長官どのっ! 二人の悪いところは、問題に対する緊迫感がなく、いつも第三者的な態度をとることね。 日本の弱腰外交はつとに有名だ。 不平等条約を反古にさせた明治の政治家が聞いたら、墓から出てくるぜ。 |back| ■2004年1月1日 純ちゃんの靖国神社参拝 小泉の純ちゃんが、意表をついて靖国神社に現れた。 今年は、これっきりで建国記念日、敗戦記念日などには参拝しないという。 しかし、半世紀も昔、日本に蹂躙された中国・韓国政府は猛反発のコメントを発した。 彼らの言い分は「かつてわが国を侵略した軍隊の指導者を祀る社をなぜ参拝するのか」 純ちゃんは言う 「国の繁栄は、戦に斃れた尊い犠牲者の上に成り立っている。」 「こういう方々を畏敬の念をもって参拝することを、わかってもらえるだろう」と。 でもね、認識がちょい甘いのではないだろうか。 彼らは何世代にもわたって、日本という国を恨むのだ。 日本が第3国に統治されたのは、太平洋戦争に敗北したときだけ。 しかも、日本が中国、朝鮮を統治したのとは形態がまるで違う。 軍国主義から民主主義へ。 マッカーサー元帥の軍政統治はおおむね成功している。 進駐軍である米軍が、日本が大陸で行ったようなことをしただろうか? 虐殺、略奪、強姦…日本軍は獣と化してやりたい放題。特に、関東軍はひどかった。 米兵も人の子。占領軍の特権で、強姦、略奪は散発的に行ったが、日本軍ほどではなかった。 ● こういう、歴史的背景があるのだから、中国、朝鮮がピリピリするのは当たり前。 摩擦を起こすような「靖国神社」にあえて、参拝しなくてもいいのではないの? ● 靖国神社を調べてみた。 東京都千代田区九段にある神社。国事に殉じた者の霊をまつるために1869年(明治2)招魂社として設立。 79年現在名に改称。明治維新から第二次大戦に至る戦死者二百四十万余柱を合祀(ごうし)。 具体的には 明治維新 7,751 西南戦争 6,971 日清戦争 13,619 台湾征討 1,130 北清事変 1,256 日露戦争 88,429 第一次世界大戦 4,850 済南事変 185 満洲事変 17,176 支那事変 191,243 大東亜戦争 2,133,885 合計 2,466,495 の戦没者が祀られている。 靖国神社は、もともと、明治天皇が「戊辰戦争」の犠牲者を祭った「招魂社」。 明治維新、西南戦争は内乱だが、その他はすべて「侵略戦争」である。 島国の農耕民族である、日本人が大陸に野望を抱いた末の犠牲者なのだ。 ● 純ちゃんは、昭和17年1月生まれ。 私と同じ、軍国最後の子である。 愛読書が「あゝ同期の桜」(海軍飛行予備学生第14期会編)」ということだ。 心情右翼ですね。 国を大切に思うことは一国の宰相として当然のこと。 でも、偏向してますね。 国の命運を握る男なら、批判をかわす意表をついた行動に出なくてはね。 「靖国神社」に参拝するのはおよし。 「出雲大社」にしなさいよ。 明治以降の戦死者を祀る神社より、日本国起源のねっこである出雲大社のほうが よっぽど、宰相の参拝対象にふさわしいと思うのだが。 浅草寺でもいいよ。 そうでした、首相は代々「伊勢神宮」でしたね。 |
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