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■2004年2月10日
湯西川温泉 続き
☆道中喫煙事情
愛煙家は肩身の狭い思いをする今日この頃。(-。-)y-゜゜゜
東武線も駅構内・中距離快速も車内禁煙。では、どうするか?
新大平下ではスペーシアの通過待ちのため何分か停車する。
下今市では日光行き切り離しのため、同じく10分近く停車する。
このとき、ホームに出てタバコを吸うのである。

灰皿はないから、各自携帯灰皿を持参ね。駅員さんは大目に見ているのだ。
野岩鉄道はNG。ホームで喫煙しているのを見かけると駅員さんに即注意される。
☆駅から温泉地まで
東武動物公園駅からは日光・鬼怒川行の快速が1時間に1本ある。
後ろ3両が鬼怒川方面で、前の日光行きは下今市で切り離される。
身軽になった快速は一路鬼怒川方面に。
鬼怒川の鉄橋から日光の山並みがくっきり。

車窓の風景は、家の北側や、雑木林、杉林の影の部分にわずかに雪が残っている。
鬼怒川温泉郷には雪がない。月曜日ということもあってか閑散としていた。
終点の新藤原では、ホームの反対側に会津田島行きの野岩鉄道の電車が待っている。
龍王峡、川治温泉とトンネルをくぐる度ににつれ雪が多くなる。
川治元湯のトンネルをくぐると湯西川温泉駅。そこは雪国であった。
駅はトンネルの中に作られている。長い階段を登り、女性2人が働く改札を出る。
鬼怒川ではあまり人は降りなかったが、若い女性のグループ、若い・熟年カップルがバス1台分降りた。
駅前に広がる風景は、東武動物公園を出て約2時間でこんなにも変わるものかと思うほど雪だらけ。

バスの接続もよく、ひたすら山を上り続けて約30分で湯西川温泉に到着。
民家の屋根には5〜60センチくらいの雪が積もっている。

バス代は小銭用意ね。5000円出して露骨にいやな顔された。
東武動物公園から湯西川温泉駅まで@1660円。温泉までバス代@970円。
スペーシアでなくても、通常料金・2時間30分で到着しちゃうんだから
ローカル住まいの利点をフルに利用しなくちゃね。
☆女性に優しい旅の宿「花と華」
私が一夜の宿を頼んだのは「花と華」。女性に人気の湯の宿だ。
バスで一緒だったかわいこちゃん3人組も同じ宿だった。
年代物の長屋門から入ると、7〜8階建ての立派な建物が立ちはだかる。
横開きの2重の入口から薄暗いアプローチを通って建物に入る。
左右のぼんぼりはセンサーで人が通るとほの暗いライトが点灯する。
 
幽玄な世界に入り込む心憎い演出。(女性好みね)
チェックインして奥のロビーで待つことしばし。
大きなガラスの向こうは、山が迫り墨絵のような雪の世界が広がる。
これが評判の高い湯西川の雪景色。
 
甘酒と串に刺した団子、和菓子のサービスがあった。
お女中の誘導があるまで、幽玄の世界を堪能する。
(このあたりの演出もなかなか。女性に人気があるはず)
☆旅行今昔
昔は社員旅行が盛んだった。
男性優位の旅行で、入浴、宴会、飲酒、徹マンというのが常だった。
最近は景気が悪い上に、社員旅行自体が流行らないという。
だから、ターゲットは女性である。
実際この日も女性のグループが目立った。
行き交う人を見ていたが、男3:女7という割合でしたね。
☆風呂
大浴場、露天風呂、岩風呂、檜風呂などいろいろあるが
ライトアップされた雪を見ながら露天風呂というのが最高ですね。
鬼怒川は川の両サイドに旅館があるから、対岸の風呂場が眺められる。
女性にとってあまり気持ちのいいものではない。
湯西川は前に川が流れているが切り立った山が迫り、雄大な「目隠し」になっているので安心ね。
下洗いしたあと、すっぽんぽんの姿、露天風呂まで坂を小走り。身体が冷気にさらされ痛い。
ゆったりとした風呂に飛び込めばそこは極楽。
顔は冷たいが身体はほかほか。
男性客は少ないのでゆったりできる。このときも先客は1人だった。

※さすがに風呂場にカメラは持ち込めない。
 まして上の写真は女性用の露天風呂だよ!これは「花と華」のサイトから拝借。
 男性用の露天風呂も同じつくりである。雪の季節は階段の上り下りが痛・寒い。
☆夕食
湯西川は平家落人部落だけあって、
移築した古民家で囲炉裏を囲んだ伝統の「狩場焼き」料理。

テレビ東京の旅番組で見たアレである。
大きなお膳に小皿料理がびっしり。
囲炉裏には「すいとん」と「鹿鍋」
 
 
川魚、胡桃入りのみそべら(1升味噌というらしい)、海老の串が灰に突き刺さっている。
もともと海辺の旅館の食材が好きなので、山奥の料理には抵抗があった。
鹿の肉は初体験。BSEが問題になっているので、鹿なら安心ね。
刺身はクセがない。馬刺しほど赤くはない。牛刺しのような外見である。
鍋の鹿は、弾力性があって噛んでも噛んでも咀嚼できない。
仕方なく飲み込んだ。
囲炉裏には自在鍵の棒があるのだが、肝心の鍵がない。
鍋料理は囲炉裏の中のガスコンロ。
係りの女性がセットしてくれるのだが火力が強く、すぐ沸騰・煮詰まってしまう。
お茶お代わりを頼もうにも女性の数が少なく、なかなかやって来ない。
ポットと急須のセットが各自に置いてあれば自分でできるのにね。
珍しい料理ばかりなので堪能しました。
女性にはボリュームがありすぎるのではと思い周囲を見渡したが
みなさん平らげておりました。
☆イベント
2時に到着。チェックインは3時なのだが、そのまま部屋に通された。
6時が夕食なので、それまで街中散策である。
目玉は、昔の暮らしを垣間見ることができる「平家の里」。
 
 
フロントで頼めば目的地までバスが出る。
温泉街の出口のほうにあるので、行きはバスがおすすめ。帰りは歩くのがいいみたい。
雪道に慣れた運転手が3〜4分走る。温泉街の概要がわかる。
「平家の里」入園料大人@500。
藁葺きの古民家が数棟雪の中に移築されていた。
屋根には大雪が積もり、この地域の暮らしの厳しさを感じさせる。
民家内は民具、家具などが展示されている。
雪の靴で土間に入っても、ぬかるみにはならないほど寒い。
こういう所に貼っちゃだめね。指パッチンおじさん!

湯西川温泉街の中ほどの広場で、1月25日〜2月29日まで「かまくら祭」をやっている。
土饅頭のような東北地方の「かまくら」と違い、北海道のサイロ風の「かまくら」。

通りをはさんだ向かいにはミニかまくら。夜は光がともされ、幻想的である。
湯平橋からは、古民家が並ぶ平家部落が望める。

雪が多いので近くに行かなかった。
1本道の温泉街を歩く。両サイドにみやげ物屋、食堂、飲み屋があるが、素朴である。
夕刻は道が凍り始める。足元にご用心。
こっちは防寒具に身を包み慎重に歩いているというのに、
湯上りの浴衣・丹前で歩いていたカップルがいたのにはびっくり。
あつあつなのね、彼らは。

なんの変哲もない郵便局。町並みと調和したデザインにすればよかったのにね。
☆朝食
7時半から9時まで大広間で朝食タイム。
隣のテーブルには熟女の6人組み。
これだけの人数になれば恐いものなし。
このおばさんたちだけが周囲を気にすることなく声高に喋っている。
リーダー格がビールを2本たのんでいた。
ゲッ。向かい酒かよ。昔は男の特権だったのに。時代は、かか変わったね〜。
それとなく見れば、色浅黒くがっしりした体躯、ショートヘア。男勝りのような感じ。
吸い物と鯵の開きは固形燃料で暖めるスタイル。
席に着いたのに係りの女性がなかなか来ない。
お茶もなかなか来ない。
痺れを切らして立ち上がると、あわてて飛んできた。
昨夜の食事と同じだが、お茶くらいポットと急須を用意して欲しいよな。
或いは、セルフの和食バイキングスタイルにすればいいのに。
特に、鯵の開きは網で焼くのでなく、陶板なので実にまどろこしい。
食事が終わったというのにまだ焼けない。
 
細かいところに改善の余地ありですね。
☆帰路
旅館の前にバス停がある。
写真右側の建物は旅館ではない。小学校の高床式体育館。

電車との接続を考慮しないと、40分以上待たされる。
これを嫌って、1時間かけて鬼怒川温泉まで行くこともできる。
野岩鉄道湯西川温泉駅では最後部に乗りましょう。

新藤原で乗り換え。隣のホームから浅草行きの快速が待っている。
今回はあわてなくても確実に座れたが、最盛期は最短距離で移動しないといい席は確保できない。
☆駅弁
下今市で車輌の連結をしている間、駅弁売りのおじさんがやってくる。
日光地鶏弁当900円也。
地鶏と謳っているわりには2切れしか入っていませんよ。
 
山菜ごはんと日光名物「ゆば」がメインですね。
裏切りの駅弁ですね。
☆追加
11日20時からテレビ東京で「湯西川温泉」が紹介された。
昨日の景色はブラウン管の中の景色のまんまである。
温泉街のお店が登場した。
湯豆腐の「会津屋豆腐店」。湯平橋から川のほうに降りた所にある。湯豆腐2人前1000円。
平家部落の近くであるが、一昨日は雪が積もっていて行けなかった。

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