田舎三昧の生活と意見

掲示板にもどうぞ (~ ~)/

2005年2月
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VR Theater
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■Contents■

01 改悪
  ジャストの特許侵害
  衝撃

  ギャップ
  ご当地名物

02 燃える商魂
  空似
  陰湿

03 恒例/文春・新潮2番勝負
  レニングラード大攻防戦

  最終調整
  DC911

04 地下工場
  展示会
  立春
05 古都
  うすらひ
  福祉
  夢去りぬ
  黒浜事件
06 映像文化
  近隣の辛抱
  imprinting
07 婚約成立
  北方領土の日
08 痴漢電車
09 恒例・文春/新潮2番勝負
  濃霧
  千葉県知事選
  新庁舎落成
10 品性下劣
11 進化
  What is your name?

  初心貫徹
12 番組
  賢人会議
  暮らしのガイド<春日部版>

  視点116号
13 法定合併期限が過ぎると
  千葉県知事選
  山崎工事中
  兆し
14 プリン
  バレンタインデー
15 「ゆとり教育」見直し
  快挙
  今様観音経
  鳥越氏
  低年齢化
16 刃物
  傾向
  雪
  Blog
  火災
  ホリエモン
17 BB・CC・MM
  恒例・文春/新潮2番勝負
18 競合NIKONI
  XY衣替え
  言葉遣い
19 攻勢
  千葉県知事選
  教訓
  修正
  ノスタルジー
  春遠し
  サプリメント
  早速
20 高島、敗れたり
  新市名騒動
  赤い風車
  自殺
  ホリエモンバッシング
  プチ整形
  かわせみ
21 リーマン・ブラザーズ証券
  配慮
22 先行
  常套手段
  唐突
  goo
  公共企業
  昔のアイドル
  光クラブ事件
  補足説明
23 春一番と満月
  努力
  地震
  猫の恋
24 異例
  新基軸
  恒例・文春/新潮2番勝負
  低下
  千葉県知事選告示
  森の市場・結のチラシ
  新企画・地元チラシ拝見
  泥沼化
25 勝利宣言
  近隣も苦悩
  千葉県知事選
  不二家チラシ@宮代
  雪
  分岐点
26 塗り絵
  男言葉
  快挙
  早春賦
  2.26事件
  噂の8チャンネル
27 視点117号
  寒気
  国産ロケット
28 尚仁沢
  火災
  沈没


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人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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2月28日(月曜日)
●尚仁沢
約2ヶ月ぶりに栃木県塩谷郡の尚仁沢へ水汲みに出かけた。
平日ということもあって、流通動脈国道4号線はトラックの列。
空いていれば2時間半で到着するのだが
今回は3時間以上かかってしまった。
4号線の整備は急ピッチで進み、小山付近は片側2車線。
高速道路並みになっていた。
天候に恵まれ風もなく街道からは雪の日光連山、那須の山々がくっきり。

山に入っても雪はなく快適な走り。
周囲の杉林は茶色に染まりいつ花粉を飛ばしてもいいような状態。

ハートランド脇の水汲み場は先客がいたが2組だけ。
すぐに開始。こういうことは初めてだった。
20リットルのポリタン5個、4リットルの焼酎空ボトル数本、2リットルボトル30本。
長靴、ゴム手袋、台車も用意。
持ち込んだ数は多かったが、湧水量が多いのであっという間に作業完了。

ハートランド内で「豚汁」300円也。
ボリュームには圧倒された。
「新しい村」で行うイベントでも、
この料金、このボリュームを見習ってほしいな。

尚仁沢は宇都宮から日光方面へ向かい、
関堀交差点を右折する。
あとは県道63号線をひたすら行く。
当初は広々とした道だが目的地に近付くにつれ次第に道は細くなる。

道の両サイドは都会でも見かけるような新しい家も増えているが、昔ながらの小さな集落も通る。
そこでは大谷石の産地に近いので、この石を贅沢に使った塀、蔵などが多く見られる。


●火災

昨日17時過ぎ、百間小の裏手を自転車で走っていると
北西の方向に黒煙が上がっていた。
杉戸あたりで火災が発生したのかな。
今朝、幸手ジョイフルの倉庫全焼という記事が掲載されていた。
杉戸のさらに向こうだった。
新装なったばかりの巨大なホームセンターだが
倉庫だったので客に被害がなかったのは幸い。


●沈没
合併による新市名「南セントレア市」。
ブーイングの嵐で全国から注目を集めた愛知県美浜町と南知多町の
合併の是非を問う投票で反対が多数を占め
新市誕生どころか合併そのものが御破算となった。
宮代と同じく「大山鳴動鼠一匹」の滑稽譚ではあった。

2月27日(日曜日)
●視点117号
市町合併騒動も一段落。
そのためか、本号は活き活きと筆が踊る。
「公共改革 市民検討委員会」記事。

宮代町共同宣言デスク第5号でこの委員会のことを知り、
彼等が推進するのかと早トチ。やはり彼等の役割は「ご意見番」だった。
この委員会の推進母体は「町」なんですね。

「視点」では、志木市の例を挙げ、宮代町民もこぞって参加を!と呼びかける。
government of the people, by the people, for the people"
(人民の人民による人民のための政治)
「町民の町民による町民のための町づくり」ですね。

裏面では;ISO−9001を導入した群馬県太田市を紹介。そうかい。
さらに、新庁舎、福祉サービス施設「きらり姫宮」を紹介。

じっくり読ませていただきました。
このような、事実の紹介は上手だ。

●寒気
昨夜は相当冷え込んだ模様。
今朝の庭は、一昨日の残り雪を霜柱が押し上げ
バケツには厚い氷が張っていた。
未だ春遠し。
 

●国産ロケット
ロケット爆破から1年3か月の苦心が実った。
26日、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられた国産ロケットH2A7号機。
白い機体は曇天を突いて宇宙に飛び出し、無事に衛星投入の任務を終えた。
と、新聞は報道する。
 

宇宙には今のところ国境はない。
国際協調で実験が進められている。
ロケット技術では先進国の米ロであるが、
米国も失敗するし、ロは国家崩壊で昔ほどの勢いはない。
間隙をついて商用ロケット打ち上げでアーリアンロケットなどが台頭している。

第二次世界大戦終結直後、
米ロは戦略ロケット技術で先進国だったナチスドイツから
技術者を自国に引っ張り込んだ。
有名なのは米国が確保したV2号開発のオットー・ブラウン博士。
当初はロシアに遅れをとった米国だが月面着陸で面目をほどこす。

日本と言えば、糸川博士のペンシルロケットの実験から始まった。
今なら興味のある小学生でも作製できるんじゃないかと思える可愛らしいものだった。

私の子供の頃は、アルミ製の鉛筆キャップに
セルロイドの下敷きを細かく切って詰め込んで
さらに2B弾や癇癪球の火薬を入れて発火させ飛ばして遊んだものだが、
原理的には似ているような…
危険な遊びなので禁止令が出たが。
 
通信、気象衛星などを打ち上げるのに
海外企業に依頼していては金はかかる。
第1、科学立国ニッポンの沽券にかかわる。
失敗の屈辱に耐え、今回の成功に関係者はひとまずホッとしたんだろうね。
しかし、慎重を期したためパワー不足の感があるらしい。

ま、この成功で開発予算も潤沢とはいえないだろうが
またまた勢いがついてくるんだろうな。

平和利用でお願いしますよ。
北鮮を睨んだ戦略用に転換できる技術でもあることだし。

2月26日(土曜日)
●塗り絵

年配の女性なら子供の頃ぬりえで遊んだことがあるだろう。
その第一人者「きいちのぬりえ」の蔦谷喜一さんが、老衰のため91歳で亡くなった。
男の私でさえ、小学校の頃よく行く駄菓子屋で見たような気がする。
春日部在住だった氏の告別式は、明日、杉戸の「プリエ杉戸」で執り行われる。

●男言葉

最近、女性の男言葉が市民権を得たのだろうか?
資生堂の「突き出し」という小さな広告スペースで
使われていたキャッチに目が行った。
化粧品会社がサプリメントを発売している。
よく聞く「コエンザイム」だが何に効く?

しかし、この文面だが、女とは限らないね。
化粧する男も増えているのだから。
女だとしたら、最近若くして亡くなった中尊寺ゆつこ氏命名の「おやじギャル」か?
階段をトットと駆け上がるのは中年男の健康法だが、女も取り入れているのかね。

伊藤美咲みたいな子がいうのなら、いい雰囲気になるのだが、
部巣に言われたら、その日は闇になるんだろう〜な。

「ちかごろ をんなも すなると…」紀貫之ではないが、
男女逆転現象を如実に表わしている広告ではあります。

●快挙
 
(誇らしげなヤマダ<左>と売上で差をつけられたので、創業50年の文字が踊るコジマ)

家電量販のヤマダ電器が売上1兆円を突破したという。
並みいるデパートをあっさり抜いてしまった。
今朝の折込は、でかでかと「1兆円突破感謝記念セール」。
またまた売上を伸ばすことになる。

競合店はコジマ。
今朝は両店のチラシが入り安さを競っていた。
本部は確かヤマダが群馬県、コジマが栃木県ではなかったか。
北関東の家電量販が覇を競っていることになる。

わが家の近くでは国道16号線沿いにある。
ヤマダは岩槻店、コジマは春日部店ね。
最近コジマが改装したようだ。
店舗スペースが狭く、商品展示はごちゃごちゃ。
パソコン、デジカメに至っては種類が少なく比較検討の余地がない。
昔はここを利用していたが最近はもっぱらヤマダ岩槻店である。
1階が家電品、2階がパソコン関係。
売り場スペースはゆったりとして種類も多い。
サプライ製品も豊富にそろえてある。
ポイント還元があるので、大きな買い物をするときは必ずヤマダになる。

しかし、パソコンに関しては春日部のLaoxコンピュータ館になってしまう。
やはり秋葉原の本店と直結した専門店に対する信頼感ですかね。
1階がPC、周辺機器。2階がソフト、サプライ。
最近本のスペースがやたら狭くなったのが残念。
仕方なくパソコン関係の書籍は杉戸TUTAYA。
地元宮代には、このテのお店はまるっきりありまへん。

●早春賦
「春は名のみの風の寒さよ」どころではない。
季節風は強いし冷たい。頬に当たると痛いほどだった。
ジョンの散歩時は厳寒体制に逆戻り。
日光、赤城方面から雪で冷やされたのが吹いてくるんだろうね〜。
季節がよくなると、花粉を運んでくる。困ったものだ。

●2.26事件
69年前(昭和11年)の本未明陸軍青年将校等に依り引き起こされた
クーデターだったが鎮圧された。
すでに歴史の彼方へ追いやられたのか新聞では触れていない。
たぶん、報道しなくてはいけない事件が多すぎるのだろうね。
でも、この事件を契機に日本のファシズムは強化され、不幸への道へとつっぱしる。
確か、篠田監督の映画「ゾルゲ」でかなり詳細なシーンが展開されていた。
暗殺されたのは、高橋是清。
犬養毅が殺されたのは、昭和7年の5.15事件。これは海軍青年将校に依る。

●噂の8チャンネル
  
このところ元祖公共放送NHKニュースにも出ずっぱり。
フジテレビ日枝会長だ。
ホリエモンは近鉄経営参加作戦の頃から露出度が多かったが、日枝氏の顔は知らなかった。
NHKのエビジョンイルといい、フジテレビのヒエジョンイルといい
マスコミの頂点にいる人にしては人相が悪い。
インテリジェンスが感じられない。
というわけで、日枝氏・人となりをリサーチ。

フジサンケイグループは鹿内家によって形成された、
2代目議長(グループ統帥をこう呼んでいたのね)を、92年、クーデターにより追放したのが日枝氏。
以後社長、会長と登りつめる。現在は民放連の会長でもある。

1937年東京都生まれ。早大教育学部卒。
61年にフジテレビに入り、ネット営業部長、
編成局長などを経て88年社長。01年6月から現職。

妻とは職場結婚。一人息子はマスコミ以外に就職。
趣味は海外製のクラシックカメラ20台を収集。
と、ここまでは一般的な身上書。

意外なことに黒い噂もある。(「噂の真相」的なことかも知らんが)
あるWebサイトでは、
インタビューで見せる態度は、露骨極まりない。
 「株主、従業員、顧客、視聴者のために、戦わなければならない」、
「何でもカネの力でと思ったら間違いだ」旨の発言まであり、
“乗っ取り屋”に対抗する“正義の人”であるかのような様相だ。

事情通の間から、「『カネがすべてと思ったら……』旨のせりふは、
頼むから、あなただけはいわないでくれ!」との不快感を現す者が少なくない。
(ということは、金にまつわるダークな面があるということだね)

現在、状況に変化があるかも知れないが、日枝会長は93年3月、
東京都杉並区内に約153坪もある広大な土地(約153坪)を建物付きで購入している。

専門家によれば、この豪邸の資産価値は土地だけで約4億円、
建物の新築費用が約1億5000万円、
その他、日枝会長はフジテレビの増資に伴う株式50株を購入しており、
その費用が約1億3000万円。
こうして見て来ると、この間、実に約7億6000万円の資金出処が不明だとしている。
ちなみに、日枝氏は資産家の出ではなく、社内結婚の奥さん宅も平均的家庭。
現在のお台場の新社屋建設の際、受注したゼネコン・鹿島から何らかの
資金援助があったのではとの糾弾文書が飛び交ったことがあった。

その根拠の1つは時期。日枝会長が豪邸を購入する93年3月ごろ、
フジサンケイグループから創業者・鹿内一族が撤退し、日枝会長が頂点に立ち、
そして彼の鶴の一声でお台場新社屋建設が鹿島に決定した。
また、日枝会長は引っ越しの際、練馬区内のマンションを売却しているが、
その売却先のM社は鹿島の有力な取引先で、
M社は鹿島の意向を受けて高値で購入した可能性があるというのだ。

過去、政治団体などが何度も会社や日枝会長宅に対し、
「そのりっぱな自宅の資金捻出先に関して、納得いく説明をしろ!」と街宣活動を展開。だが、日枝氏は今日まで一切説明をしていない。

フジテレビ社内事情に詳しい人物が言う。
「フジテレビに関して、警視庁組対3課が内偵をしているようですね。
広域暴力団に対する利益供与疑惑のようですね。そして、
最大のターゲットは日枝会長、その人のようなんですよ」

と、書かれているのだ。

火のないところに煙は立たず、というからね。

2月25日(金曜日)
●勝利宣言

雨に濡れた2つ折の印刷物が郵便受けの下に落ちていた。
乱暴に開いたら破けてしまうところだった。
宮代町共同宣言デスク第5号。「守った!!住民投票の結果」
1市3町合併復活運動に猛然と反対運動を展開したグループの勝利宣言である。
「正義は勝つ」ね。

運動の経過が語られ、結びの文章はこうだ。
「日本の国家的財政破綻と、地方自治の財政的困窮からの脱出は、今後の課題です。
引き続き私たちは、宮代町の将来について、住民主体が貫かれるよう
見守っていきたいと考えます」

水戸の御老公のように、不正をただし秩序を守る「ご意見番の役割」を担おうというのね。
積極的に町づくりに参加はしないのかしら?
と、思ったら左下の囲みに
「公共改革 市民検討委員会に幅広く参加しよう」という呼びかけがあった。
町の運営に対し7項目の検討課題が挙げられている。

囲み記事の中には、募集する団体名が記載されておりまへん。
これは、宮代町共同宣言デスクが主宰するものなのだろうか?
となると、たんなる「ご意見番」ではないね。

裏面:
1市3町合併復活運動の「署名」無効の民事訴訟を「さいたま地裁」に提訴した
菊地昭次氏の「主張要旨」が紹介されている。
こういう行動を起こしたことは新聞で報じられたので知っていたが、
訴訟内容までは知りませんでした。
訴えられたのは「宮あす会」代表・邑田氏だ。
氏は東洋不動産の社長であり、宮代商工会の会長でもある。
7つの論点が紹介されているが、それぞれ説得力がある。
最後に、合併復活を推進している3つのグループの紹介がある。
これを読む限り、町の将来を考えての合併復活ではなく、
私利私欲、自己保身のため、と切って捨てている。
かなり手厳しいですね。

菊地氏を支援する皆さんの写真が掲載されていた。
版が悪くてクリアではないが、ほとんどの方が御高齢とお見受けした。
戦争の辛酸をなめ戦後の苦労をされた方ばかりである。
今は自適の時を過ごしていらっしゃる。
年金支給額も豊かなのかしらん。
町の福祉対策の縮小で受益者負担が増えてもびくともしないんだろうな。
こういう方たちが、ありあまる時間を使って調べ上げ、運動を起こすのだから
相手としては手強いんでしょうね。

それに、戦後の貧しい時代を経験しているから
緊縮財政の町が、「縮み政策」で臨んでも、
「昔に比べりゃまだましよ」てなもんである。
この「へこたれない」精神は強靭ですよ。

道路がたがた、駅周辺は灯が消えたよう。
若者の姿は少なく、道を歩けば老人ばかり。
町がうらぶれても、彼等は旧制高校的理想主義に燃え意気軒昂なのだ。
民主主義の灯を消すな、と。

●近隣も苦悩
「縮み」現象があちこちで始まっている。

白岡町:町長10%、助役5%、収入役・教育長3%給与カット。
     議員定数24から18に削減する案を議会に提出。
騎西町:町長10%、助役8%、収入役・教育長6%の給与削減。
     管理職手当、審議委員の日当削減。高齢者や障害者に対する一部扶助のカット。
杉戸町:町長12%、助役・教育長8%。空席となっている当面選任しない方針。
吉川市:収入役廃止、助役が兼務。
      財政調整基金が底をつく。庁舎建築基金を取り崩す。

地方自治法改正で昨年11月から人口10万未満の市では収入役を置かなくてもよいことに
なったそうだ。「町」にも適用されるのかな?

●千葉県知事選
 
読売の報道では「堂本、森田の一騎打ち」。
山田候補の記述は最後の5行だけ。
人権派・環境擁護派弁護士として30年近く千葉県で活動してきたのだが
知名度の低さが響いている。

「もりけん」は石原都知事の応援をとりつけ、
大昔の青春映画で共演した女優を担ぎ出すなど派手なパフォーマンス狙い。
でもな、以前、埼玉県知事にも色気を出して失敗。
この節操のなさを県民がどう評価するかだね。

下馬評では「現職強し」である。

【山田候補】 JR千葉駅前で第一声。共産党の大森猛・元衆院議員や新社会党の上野建一・県本部委員長が参加した。応援弁士を務めた支持者らは、「ほかの二人では開発優先の県政は変わらない。暮らし優先の県政に転換を」と口をそろえた。前回は堂本候補を応援したという主婦は、「女性ということで注目したが、教育予算を減らし、巨大開発につぎ込んでいる」と批判した。

陣営はオレンジ色のジャンパーで統一。支援組織の伝統で、「優しい県政をイメージした」(陣営)という。選挙カーには親しみやすい似顔絵を入れ、候補者名を書いたオレンジ色の手作りうちわもお目見えした。山田候補は、支持者ら約三十人と千葉市中心部の商店街を県庁まで練り歩き、道行く人に「よろしくお願いします」と握手を求めていた。 【読売千葉版】

●不二家チラシ@宮代

桃の節句をケーキでお祝い。
チェーン店だから本部で一括作成。
所在地を刷り込んであるだけだから、地元作成のチラシとはいえないが。

このチラシもピンクであるが、
蛍光ピンクは使っていないし、「面」で使ってもいない。
昨日の「森の市場」とは印象が違うのはこういう配慮が行われているから。
「面」を多用し文字を乗せると迫力があるかもしれないが、
色の特性から下品になりがち。
さらにクォリティの低下を招く。
食品を扱うときには要注意である。

●雪
 
                (同じアングルから夜中と今朝の雪)
昨夜18時頃から雨になった。
23時のニュースで八王子の雪のシーンを伝えていた。
「宮代も雪なんてことになっていたらびっくりだね」と
明り取りのためにわずかに開けた雨戸から覗いたら、その「びっくり」。
積もりそうな「ぼたん雪」だった。
あわてて、日除けシートを巻き上げた。
知らずに寝ていたら、雪の重さで外壁が壊れてしまったかもしれないよ〜。

●分岐点

千葉県の南端に近いJRの駅で手にした印刷物。
そこには千葉県最北端の写真が載っていた。
利根川と江戸川の分岐点である。
幸手市、杉戸町など馴染んだ名前があった。
千葉県は海のイメージがあるが、南北に長いため
最北端の関宿は茨城、埼玉と接する内陸となる。

以前、関宿城公園に行ったことがある。
天守閣から2つの川の分岐が遠望できた。
パンフレットで見る分岐点は城からそう遠くなさそうだ。
近くまで行ってこの目で確かめたくなった。

できれば、新しいマウンテンバイクで行ければ言うことなし。

2月24日(木)
●異例

23時のNHKTVニュースでは、トップ扱いで
ニッポン放送とライブドアの攻防戦を伝えていた。
フジテレビ、ニッポン放送、ライブドアの社屋やマークが頻繁に登場。
特定ブランドの露出を極度に拒絶するNHKにしては異例の扱い。
しかも、25分という長時間を割いていた。

ラグビーの試合で審判が朝日新聞のマークをつけていたのを
外すよう申し入れたことを考えると嘘みたいな報道だ。

●新基軸

またもや宮代町がやりました。
コンビニで税金を納めることができるようになる。
現在、埼玉県でこの方式を導入しているのは草加市、戸田市、鷲宮町であるという。
納めることができるのは、
県町民税、固定資産税、健康保険税、軽自動車税。税額は30万円以下。
今月、新庁舎が落成したばかり。
見学を兼ねて行ってみたい方は別として、遠方の方には便利なサービスだ。
この背景のひとつには滞納者からの徴収がある。
財源確保のために職員が訪問して歩いたそうだが、
近くのコンビニからでも可能ということであれば、
「遠くて、時間がなくて」などという口実は通用しなくなる。

●恒例・文春/新潮2番勝負



相変わらず、硬派の新潮、軟派の文春である。
広告の位置は新潮が国際面の7面。文春が投書欄の10面。
新潮の取材スタンスはこういう場所が似合う。
文春の上は連載小説。これまた似合いのポジション。
<特集>
文春:「ど〜〜なってるの」
   ※小さな記事の寄せ集めをくくっただけ。
   ・ホリエモンをめぐる3人の美脚美女
   ・ダルビッシュ喫煙また発覚でイラン人父親の嘆き
    「皇太子、人格否定発言が封印されるまで」
   ※お得意の皇室物
新潮:「小泉失言」ひとつで「民主党政権が誕生」という驚愕の占拠予想データ
   ※「次の内閣」などという、物欲しげなままごと内閣を作って喜んでいる政党が
    与党になれる、とはね。
   「追い詰められたホリエモン」
   ※これは面白そうですよ。多彩ね角度から今回の騒動を取材していますが、
    この雑誌が出たときには、すでに新しい展開になっている、という目まぐるしさ。
<記事>
文春:「劣勢堀江社長が狙う大逆転シナリオ」
    「堤義明がコクドの女帝に軽井沢高級別荘をプレゼント」
   ※プレゼントなんてしょぼい記事でなく、問題企業の女帝をすっぱだかにする特集を
    組んだらどうですかね。(素っ裸といってもヌード写真じゃないよ。老女帝の裸なんぞ
    みたくもね〜〜)
新潮:「ダルビッシュ「禁煙処分」を笑うプロ野球の常識「酒も女遊びも当たり前」
   ※同じターゲットでも、新潮のほうが広がりを感じるよね。
    プロ野球の20歳以下の若者は無軌道が当たり前なのか、と。
   「名門・駒場東邦」を悩ます集団万引き事件。
  ※ここのOBとおととい会ったばかり。彼の弟は昔、金丸の秘書をやっていて連座。

やっぱり、今週も新潮。
●低下
「知識の島が大きくなるほど、不可思議の海岸線が長くなる」。
米国人の牧師ソックマンの警句を教えられた、と読売コラム「編集手帳」子がいう。
北鮮、イラク、北米の地理的位置を正解できない高校生、大学生が増えたことに対して。

同じようなことは昭和の初め頃にもあったらしく、
「文芸春秋」の一九三七年(昭和十二年)五月号に哲学者の三木清が一文を寄せている。
題名を「学生の知能低下に就いて」。
「低下した知能とは、知識の上に理論を組み立てる能力、
さらには批判精神のことで、知識の量は不足していない」と三木は書いた。
「学生の知能の低下は、彼らに社会的関心が少なくなったことに関係している」とも。

上の記述は今朝の編集手帳だが、いつの時代も同じようなことは起きているのだね。
とはいえ、優秀なのはいるわけで、真面目な若者もいる。
学生がすべて優秀、真面目の金太郎飴では面白くない。
与太郎がいるからバランスがとれている。

金子みすずではないけれど
「みんな違って、それがいい」

●千葉県知事選告示
出馬表明していた3氏が届け出た。
朝日新聞は「現新3氏の争いか」と書いているが、
今までマスコミがまるっきりマークしていない候補者が突然届け出るということもないだろう。
仮にあったとしても、売名の泡沫だし、「争いか」の「か」は余分だぜ。

朝日、読売は「堂本、山田、森田」の順で紹介していた。
毎日は「堂本、森田、山田」である。
落ち目だけあって毎日はタコだね。
出馬表明したのは「山田、堂本、森田」の順だ。
現職に敬意評して堂本を1番目に紹介するのは当然としても、
2番目は山田だろう。最後までもたついたのが森田だぜ。
やっぱり、朝日、読売は見識があるね。
知名度の高さで森田を前にもってきたのだろうが。
「読むは毎日」のキャッチは「タコは毎日」にしたほうがよろし。

がんばれよ〜〜やすたろ〜〜なのだが、
現職が強いんだろうな。
松戸の演説会には同級生が大挙して押しかけるからね。
俺は埼玉だけど顔出すよ。

●「森の市場・結」のチラシ

ここは季節のタイミングを捉えて歳時記的な販売企画を行っている。
今回は間近に迫った「桃の節句」セールスイベント告知。
桜餅プレゼント。1000円以上購入者先着300名限定。
テント村では、素朴な赤飯、おにぎり、お汁粉の販売。
宮代産お米販売。
裏面:お雛様作り、写真撮影会
などなど、盛りだくさんのイベントで集客をはかる。

桃の節句なので、使うインクもピンク。
しかし、蛍光ピンクを使いすぎてはいないだろうか。
以前、電話ボックスにべたべた貼られていたピンクチラシだってここまでは使っていない。

「結」に関してはいつも思っていたのだが、
なぜ「森の市場」なのだろうね。
向かいの雑木林があるからだろうが、「結」の周囲は、おぜじにも森とは言い難い。
芝生広場の境界線にもっと木を植えましょう。
両サイドに白樺でも植えれば、いい並木道となる。
裏手の、手前の「ほっつけ」の縁にも、もっと常緑樹を植えましょう。
暑い夏もおおきな木陰をつくるような。
そうすれば、やっと「森の市場」らしくなります。

●新企画・地元チラシ拝見

毎月24日は「にし」の語呂合わせで「西口商店会」がチラシを折り込んでいる。
フルカラーだから、この時節金をかけている。
裏面:商店会の地図。これは昔から変わっていない。
表面:昔は小学生が描いたマナーポスターのようなものを掲載していたが、
いつの頃からか、「身近なくらしの仲間たち」というくくりで会員の店を紹介するようになった。
販売に結び付けようとする意識のあらわれで、進歩のあとがうかがえる。
だが、店構えの写真なのだ。いわゆる「名刺広告」
町の住人はこれらの店がどこにあるのかはだいたいわかる。
店の外観を知りたいのではない。
経営者がどんなキャラクターでどんな商いをしてるのかに興味がある。
だから、顔写真と彼等のコメントが欲しいのである。

今回紹介された中で、私が利用したことがあるのは
「けやき」「みっちゃん」「ひげ」「蛸屋」である。
ま、ほとんどが飲み屋だけど。
「けやき」は終電で降りた暗い町の中に煌々と明かりがついている数少ない店のひとつ。
カウンターだけで、客は若い。マスターは馴染みと歓談。
一元さんははじっこでしょぼしょぼ飲むだけ。ビール1本で後にした。
「ひげ」。マスターの「ひげ」からきてるんだろうね。ここも常連の溜り場。
やはり、終電で帰ったときにふらりと立ち寄ったことがある。
カウンターは深夜だが鈴なり。
飛び込み客に一斉に視線が注がれる。
「見かけない奴が何しに来たの」という視線だ。
居心地が悪いのでビール1本で店を後にした。
「みっちゃん」。ここのマスターは確か脱サラの方だ。
新規開店間もない頃顔を出したことがある。
その道のプロではない、ほのぼのとした接客が印象的だった。
最近、夜中に徘徊することもなくなったので、
地元の店とは縁が切れておりますが。

情報には「インフォメーション」と「インテリジェンス」がある。
事実をそのまま伝えるのがインフォメーション。
加工したものがインテリジェンス。
役場からのニュースは色づけがされていると困るが
お店が流す商売情報は、読みたくなるなるような細工がなされているほうがよい。

●泥沼化
ライブドア対ニッポン放送・フジテレビの主導権争いが新たな展開を見せ
ますます泥沼化してきた。
外野は固唾を呑んで、というより前代未聞の喧嘩を興味本位で見守っている。

ライブドアは「時間外取引」という奇襲戦法でニッポン放送株を買い占めたが
ニッポン放送は新株の大量発行、引受け先をフジテレビにして
自らフジの子会社となる道を選択しようとする。
株の発行数が増えればライブドアの比率が下がる。
「禁じ手」なのか「奇策」なのか。

企業スケールがまるで違う小企業が
大企業の親会社という構造からしておかしく映る。
フジ・サンケイグループは「持ち株会社」を設立して、
そこがグループ統括を行うというのが通常のやりかただが、
お手軽にニッポン放送を大株主にしちゃったことが、今回のつまずきのはじまり。
ライブドアはそこに目をつけた。
これは、慧眼であると思うがね。
フジは大企業にもかかわらず、組織の安全を図るための
「法務部門」が機能していなかった。
郵政法・放送法で保護された特殊企業という安易な姿勢の盲点を突かれた。

新株発行に対しライブドアは法的手段に訴えるようだ。
当初は、ナチスドイツがヨーロッパを席捲したように
電撃作戦でニッポン放送を占領統治できるものと思っていたのだろうか。

ニッポン放送は社長の亀渕氏以下ライブドアを毛嫌いしている。
フジ・サンケイグループに入ることが企業にとって最善の策とも表明。
水面下ではフジテレビから、もしライブドア傘下となったらグループは即取引停止という
圧力をかけられていた。
新株発行は「苦渋の選択」である、という。
しかし、買い取り先を指定して株を発行するというのは
市場原理を無視した行為ではないのかね?
一般投資家をまるで無視しているもんね。

このまま体力勝負となると、ライブドアには不利になってゆくだろう。
万一、勝利してニッポン放送に乗り込んでも社員の猛反発をくらう。
イラク侵攻した米軍のようになるかもね。

2月23日(水曜日)
●春一番と満月

今日春一番が吹いた。昨年より9日遅いという。
都内は午前中、22.9mの強風だったらしいが、宮代はおだやかそのもの。
「取り残されたか」
と、思ったら14時頃から2時間ほど南風が吹いた。
春一番が吹くと、翌日から春の陽気…というのは大誤解だそうだ。
例年、「寒の戻り」みたいに寒いという。

日は確実に伸びている。
6時近い犬の散歩だったが、周囲は明るい。
レジーナの上に月が昇った。
真ん丸。もしや満月…と思った。
深夜のラジオが、今夜は満月と言っていた。
もうすぐ、「朧月夜」の似合う季節になりますね。

●努力
この前が町長以下3役の給与カット。
今回は、現行11人いる課長を4人に減らすという。
予算削減による町の組織のスリム化が着実に進められている。
管理職手当てなども廃止されるという。
これにより、年間数百万円削減できるという。
英断ですね。拍手。

民間企業は生き残りをかけてさまざまな組織改変に取り組んでいる。
その最たるものが「成果主義」。
自分で目標を掲げて、どれだけ達成できたかで賃金が決まるというもの。
生産部門では、ベルトコンベアに流すだけでなく、
より柔軟なコア方式を導入し生産性向上を図ろうとしている。
生産現場は数値で評価できるが、サービス部門で成果主義が導入されると困惑する。
何を基準に数値化するのかね。

私が昔過ごした広告業界でも、この成果主義を導入する企業が増えている。
クリエイティブの連中はどのように査定されているのかな。
年間に参加したいプレの数を申告して、勝率何割とでもいうのかな?
プレは水物だからな〜。
それに、プレ作品は限りなく本物に近い内容で臨むようになっている。
(これはコンピュータが普及した弊害だが)
メディアミックスをした総合的なプレにかかる金額は半端ではない。
もし、勝ったとしても膨大な制作費を償却するのは大変なことだ。
負けたら、会社に大きな損害を与えたことになり、大幅減点の対象になるんだろうな。

こういうことを考えながらプレを行うのはしんどいね。
昔なら本命、対抗(あと隠し球)の3案程度を用意したものだが、
大掛かりなプレは1本勝負とならざるを得ない。
面白いアイデアがあっても危険すぎるということで引っ込めることもあるだろう。
結果、平均点のあまりインパクトのない作品でプレに臨むということもあるだろう。
こうなると、クリエイティブのレベルダウンを招くということにもなるだろう。

成果主義は功罪を内包しながら、結果を明確にしたいという時代の空気で採用されている。

生産部門のない役所はサービス業そのものだ。
以前は、「お上」意識が蔓延していて、自分たちの仕事が「サービス」という認識はなかった。
今でも、部門によっては慇懃無礼な対応をする。

今、わが家の近くで浄化槽を作っている。
間もなく完成する模様である。
家人が「臭い」のことで宮代町役場に電話した。
ところが、電話の先からかえってきた言葉が
「お宅からは離れているので関係ないでしょう。(浄化槽の前に位置する)「いそ整形」さんなら
ともかく…」と、けんもほろろの対応だった。
確かにわが家は浄化槽から離れている。
しかし、1年中ほとんど畑側からの西風に悩まされている。
浄化槽の風下の家なのだ。
そういう位置関係をも含めて「臭い」のことを尋ねたかったのだが、この対応である。
「担当の名前を聞いておけ!!」と私は家人に怒鳴った。

サービス業務とはカウンター越しの仕事ばかりではないのだ。
電話の応対も、採点の対象になる。
成果主義が導入された役場なら「減点」ものだぜ。
あるいは、声の大きな者には低姿勢。女子供年寄りには高飛車なのか。

●地震
21時59分。
ずずず〜〜〜んという音とともに家が上下に揺れた。
揺れはすぐ終わった。
22時の時報とともにニュースが始まったが、
地震の情報はラジオではすぐ出なかった。
10分後NHKテレビ。
栗橋、騎西、杉戸など周辺の町が震度2。
宮代は表示されなかった。
震源は茨城。この前のときも宮代は表示されず。
町役場の地震計がおかしんとちゃうか?

このころ茨城震源が頻繁に発生する。
小規模な地震が発生するのは「ガス抜き」で安心なのか?
それとも大地震の前触れか?
おそろし〜〜。

●猫の恋
春の季語である。
今朝の読売コラム「歳時記」で紹介されていた句。

 恋猫やからくれなゐの紐をひき

室内で飼われている「箱入り娘」
恋の相手として彼女の前に現れたのが自由な世界で暮らす「寅次郎」
禁断の恋になるのか。
年頃娘の首に巻かれた「くれなゐ」の紐が悩ましい、と解説。

最近は「野良猫」君たちも「地域猫」とか言われて、周囲に住む人たちがお世話している。
そして、むやみに繁殖しないように手術までやられております。座敷猫も同様。
すべて人間様の都合による。
猫に恋の季節が訪れても盛りがないので子孫繁栄にはつながらない。
でも、種が衰退するということはないらしい。
猫ブリーダーが商品価値のある種をせっせと生産しているからね。

荒川河川敷では、ホームレスのおっさんが飼っているうさぎが繁殖して大変なことになってる。
うさぎは穴を掘る習性があり、堤防のあっちこっちがぼこぼこという。
ここから浸水して護岸機能を弱体化させる。
おっさんは、自分の食事を切り詰めてまでうさぎの餌を購入している。
国だか都の河川担当が木枠でうさぎを囲う作業に出た。
雄と雌を隔離する予定だったが、おっさんの猛反発をくらって難航してるらしい。

うさぎの繁殖力はかなり強いみたい。
牝には2つ子宮がある、とは初めて知った。
だから産んだら仕込む。これが倍の速さで進行する。
しかも成熟も早い。すぐ牝をはらませることができる。

この性質から米国で「うさ公」は「好きもの」のシンボルだ。
男性向け雑誌「PlayBoy」のキャラクターにも使われている。

そういえば、「地獄の黙示録」をNHK BSで深夜に放映していた。
「完全版」というだけあって、見たことのないシーンがぞろぞろ。

戦地慰問でプレイボーイの「PlayMate」がヘリでやってくる。
乱痴気騒ぎとスラングの連発で、収集がつかなくなると思った主催者が
そうそうに切り上げて去ってゆく。
マーチン・シーンの一隊は、さらに川を遡ってゆくと、あのヘリに出くわす。
燃料を提供する代償に、PlayMateを抱いていいという約束が交わされていた。
それから刹那的なシーンが展開するのだが、これは以前の版にはなかったのではないか。

マーロン・ブランド扮するカーツ大佐のもとへじわじわと接近するのだが、
3時近くになってしまった。
いけね〜いけね〜。即寝た。

今深夜は、ケビンコスナーの「JFK」。
終了時刻は深夜3時。
見るべきか見ざるべきか、それが問題だ。

2月22日(火曜日)
●先行
20日から米国フロリダでカメラショーが開催されている。
日本国内では見られないコンセプトモデルや、
米国で先行販売されるモデルが展示されている。
SONY製品の小型モデルが展示されている。
国内では昨年末発売されたヨン様キャラクターの後継モデルらしい。
左右幅が現行より短くなっているようだ。
画素数は400万。32Mのメモリも内蔵している。
単3型電池で駆動。3倍ズーム。レンズはカールツァイス。
背面が見えないので液晶サイズはわからない。
2万1200円というこなれた価格。

電源ONとレンズカバーOPENが同時に行われる。
今使っているUー40は手動で短焦点。
これが迅速で使いやすい。
U−40の後継機がそろそろ出てもよさそうなのだが。
300万画素、音声動画、マクロ5cm、液晶画面にガラスカバー付ける。
ボタン配置は現行のままでよい。
こういう機種が発売されれば、即購入しますが。

●常套手段
北朝鮮の6カ国協議からの離脱に関し、議長国の中国が説得に入った。
すると、条件を飲めば再びテーブルについてもよい、と態度を軟化させた。
毎回、小ずるい手法で周囲をかきまわし、
「まあまあ」と仲介が入ると、つけあがってくる。
鼻つまみが使う方法だ。
国家だけでなく、人間社会にもこういうことは、ある。
「ごねとく」という。

●唐突

大型スーパーの金をかけたチラシに混じって
地元のスーパーも素朴な印刷物で健闘しております。
「ガンバレ受験生!」というキャッチ。
時節柄、学生にエールをおくっています。
が、下の商品はいつもと同じ。
キャッチとまるで関係ない。
頭にいい食品特集を組んで、それをいつもより安く売る。
ということであれば、このキャッチも活きてくるというもの。
販促意識がまるで感じられない、思いつきのフレーズで終わっている。

●goo
ポータルサイトの「goo」が15段見開き広告を掲載。
一面の文字。
それもコンピュータ画面でおなじみの非アウトラインのテキスト文字。
文字の洪水に圧倒され、全部読む気にはなれない。
コピーライターは、大変な苦労をして書き上げたんだろうが。
「gooです。Yahooのライバルのgooです」
空腹の胃袋のように、「goo、goo」と、しつこく繰り返す。
あ、そ〜か。泡沫ピン芸人と言われる「ひろし」の口調を真似しているんだ。
そういう視点で読むと面白いかもしれない。
だけど、うんざりする量だ。




●公共企業
ホリエモンの買収劇にフジテレビのTOPが露骨に不快感を表明している。
フジテレビ労組も経営陣の考えに同調した。
これは珍しいことですね。
会社一丸となってライブドアとの業務提携拒否の大合唱。

金にあかせて若造が乗り込んでも協力はしないよ、だけでなく
水際で占領を防止しようとしている。

経営陣の言い分は「放送は公共放送」だから、一介のIT業者が
札びらで乗っ取れるような性格の企業ではない、という。
電波法で保護された、選良意識つ〜かエリート意識が見え隠れしている。

電波という世論形成に影響力の大きな媒体を国家管理する。
これは当然のことだろう。
ナチスドイツのゲッペルスのお陰で、その恐さはどこの国も熟知している。
反乱軍が最初に占拠するのが放送局ということを見ても明らかだ。

ところが、フジテレビが公共論理をふりかざすと、とたんにおかしくなる。
この局が提供するのはほとんどが娯楽番組だ。
女性局アナも「お水」系美人をそろえているのも有名な話。
「世論形成」の一助を担うなどという意識は製作現場にはないだろうし
TOPだって視聴率の取れる番組を第一に考えている。
「一億総白痴化」を促進するのには功績があるだろう。

要は、ITなどという成り上がり企業の若者に「手篭め」にされるのが不愉快なだけだ。

●昔のアイドル

往年の米女優「サンドラ・ディー」の死が顔写真入りで報じられた。
この記事で、まだ生きてたのね、と感慨深く思い出した人も多いだろう。
彼女が活躍したのは60年代でしたかね。
欧米で製作された青春映画が「おおはやり」。
サンドラと同世代にジャクリーヌ・ササールつ〜のもおりました。
先輩のエリザベス・テーラー系の美人女優ではなく、
いわゆる「隣のお姉さん」という大衆的な風貌だった。
サンドラの代表映画は「避暑地の出来事」で
相手役は金髪碧眼のトロイ・ドナヒューだったか。
サントラは「夏の日の恋」。甘いストリングスだった。
さらに「9月になれば」でロック・ハドソン、ジーナ・ロロブリジダの大物と競演。
サントラがヒットパレードの上位で連日流れていたのを思い出す。

トロイは日本で言えば「山田真二」ね。
二人とも美男が災いしてか大成しないうちに銀幕から消えたような…

映画は大衆娯楽の王座に君臨していた。
スクリーンに展開される流行のファッション、洗練されたインテリア、
男と女の付き合い方に瞠目したもんでしたが。
我々の親が敗戦直後のアメリカ映画にびっくりしたようなことが
子の世代にもまだ引き継がれていた。

良質な作品を輩出したヨーロッパ映画が衰退して久しいし、
アメリカ映画は最近のハリウッドに代表されるように
ごく当たり前の日常を扱った作品が少ない。
CGなど特撮を駆使したもの、異常な世界、ひねりこんだ人間関係、過激なアクション。
見終わったら「ほのぼの気分」で館を後にできる。
あの「幸福感」がなつかしい。

邦画で言えば「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾年月」といった作品ね。

●光クラブ事件
東大出身の山崎晃嗣は1948年(昭和23年)9月、自分の頭の良さを客観的に確認するため、
金貸し業を始める。東京都中野区鍋屋横丁に「光クラブ」を設立した。
友人の日本医大生の三木仙他を専務にし、自分は社長となった。
1949年(昭和24年)1月には銀座に進出。
山崎は26歳、三木は25歳。「光クラブ」という変わった会社名と、学生が中心となって
経営にあたっている金融機関ということで、素人ウケし、業界でも特異な存在だった。
法定金利をはるかに上回る違法貸付で捜査の手が入り逮捕。
不安に出資者は返済を求めるようになる。
持ち前の爽やかな弁舌で捜査官を論破してシャバに戻るが、とき既に遅し。
返済期限が迫った11月25日、山崎は青酸カリ自殺を遂げた。
世に言う「光クラブ」事件。

(山崎が自殺を図った、銀座・光クラブの社長室)

東大生によるマネーゲーム。
半世紀後、似たようなことにならければいいけどね。

●補足説明
昨日、町役場から「新しい村」担当の訪問を受けた。
このサイトでは「新しい村」の工事に関して、
地元山崎の住民として、かなり書き込んでおります。

農政課の方もこのサイトに目を通してくれているらしい。
で、今回の訪問は「推測でいいかげんなことを書くな!」という、行政介入…ではなかった。

今、最終工事が行われていが、その内容について補足説明をしてくれたのだ。

逆井側の入口、金子合成脇、生活排水処理、レジーナ脇の舗装工事に関しては回覧があった。
その図面を見ながら、さらに実際の工事を見ながら
感じたことを書き連ねているのだが、今回の説明で回覧に記入されていない内容が判明した。


金子合成脇の工事。
小山を作り、池のようなものを作り、橋を作る。
これは現場を見れば一目瞭然だ。

あんな場所になぜ「橋」を架けるのか?
やはり、図書館側から入れるようにするためだった。
現在、図書館には柵があって通り抜け不可だが、橋の開通に伴い簡単に新しい村に行ける。
だがね。笠原小脇の小道を行くか、農協からの道に出て回り込めば済むことではないの?
立派なコンクリートの橋げたを構築することもないと思うのですが。
便利にすると、貴重な水生植物が痛み、野鳥もおどおどすると思いますが。
「ほっつけ」で遊ぶ鴨の群れ、たまに見かけるカワセミは、
少し離れて見ていた方が、鳥のためにはよろしい。

池状のものが作られているが、将来「蛍」が生息する環境になる。
ぜひ「かわにな」が住める清流を創出してください。

金子合成との境界には植栽で目隠しをする。
これは、初耳。
工事現場を知らせる回覧だけでなく、完成した暁の概念図を添付していただければ
いらぬ心配をしなくて済む、ということですね。
ちょっと配慮が足りなかった。
どんな木が植えられるのか楽しみ。
「新しい村」前の芝生広場、左側に何本か植えられたが、あの程度では目隠しにはなりません。
植えたら即目隠しになるような、枝の張った立派な常緑樹を期待しております。


さほど広くない道にグリーンベルトを作り道幅を狭くしていることについて。

町の見解はグリーンベルトではなく、轍(わだち)のイメージなのだそうだ。
であれば、あの幅は大型トラックの轍だろうな。
町でよく見かける軽自動車の車幅を計算して轍幅を決めなかったことが間違いの元だった。
何度も張替えしなければならなくなる芝生に関しては
「読みが甘かった」と。

いそ整形外科から育苗施設に通じる「失敗・轍」の道は、ひどい状態になっている。
タイヤが入り込んで傷をつけるほど、えぐられております。
この道を工事していた「お兄さん」たちは、
「なぜこんなことをするのか解せない」と言いつつ、仕事だから舗装していたことを思い出す。

まさに、その「轍(てつ)」を踏んでしまったのだ。レジーナ脇の舗装道路は。
前例が活かされていなかった。
計画に対し予算がつく。だから柔軟な変更ができない。
これを「お役所仕事」という。企業と大いに異なる点だ。
だが、今回だけはセメントを流して、轍を狭くしております。

興味があるのは、逆井側だ。
想像できない不思議なものができつつある。

2月21日(月曜日)

●リーマン・ブラザーズ証券
ホリエモンのニッポン放送株買い占めの資金提供をしている企業ね。
資金調達にあたり、ライブドアはリーマンに4600万株あまりを提供している。
担保なのだろうかね?譲渡ではなく「リーマンは借り受けた」という表現。

リーマンは、この借り受けた株を売却し、
15日現在の保有数は約3500万株に減っているという。
株はまるで門外漢なのだが、「借りた」株を売買してもいいの?という単純な疑問。

リーマン・ブラザーズ証券は、たぶんユダヤ資本ではないの?
日露戦争の際、金欠日本の戦時公債を引き受けてくれた企業なんですってね。
知りませんでした。
当時、巨大な帝政ロシアに比較して新興弱小国・日本に金を貸すというのは
かなりのギャンブルだったろう。
流浪の民であったユダヤ人が、明治革命で生まれた東洋の小国に
同じようなニオイを嗅ぎつけたのか。

ユダヤ資本は米国でも金融とマスコミを牛耳っております。
現在、日本では海外資本が直接マスコミを経営することは出来ないが
仮にリーマン傘下になったライブドアを通じて間接的に経営参加ができるからね。

ニッポン放送を通じてフジテレビを視野に入れるホリエモンを牛耳るという構図ね。
どこまで続くのか、この攻防戦。
経団連の会長は、多くの経営者の見解と異なり、
ホリエモンの時間外取引には理解を示した。
ニッポン放送とフジテレビの法的ガードの甘さを指摘した。
それと、ホリエモンのマネーゲームと思われる動きを批判した。
「金があればなんでもできる」というようなホリエモンの著作を引き合いに出して。

●配慮
久々に川端のラーメン屋「宮来」に出向いた。
庶民の昼食「大盛ラーメン・ギョーザ」。
新聞を読みながら待つことしばし。
やがて、テーブルに2品が運ばれてきた。
ギョーザは、表面パリパリの中しっとり。
おいしゅうございました。

ではラーメンは。
小さくて薄い「なると」。
これ以上細いとフリカケになるのではないかと思う「のり」1枚。
細くて短い「しなちく」5〜6辺。ネギのきざみぱらぱら。
チャーシュー1枚。
具の陣容がいささか心もとない。
肝心の麺といえば、普通盛りのどんぶりにぎゅ〜ぎゅ〜詰め。
早く食べないと麺が汁を吸って伸びてしまいそうな按配。
麺は太からず細からずの縮れ麺。
スープは魚からダシをとったと思われる澄んだマイルド系。

麺とスープのバランスがいいだけに、盛り付けが惜しまれる。
大きなどんぶりでスープに麺が泳ぐように入り、
具のそれぞれにもう少しボリュームがあれば、
大盛として完成した姿になるだろう。

向かいの「ラーメンショップ」が閉まっていた。
他の店舗も同様。
月曜定休だから、ではなさそうだ。
テナントが一斉に店じまいしたような按配なのだ。

「ラーメンショップ」の「ネギラーメン」がなかなかで、
わざわざ食べに行ったものだったが。
中盛りもでかいどんぶりで出された。
わかめ、ねぎともに具だくさん。
麺はやや細めのストレート系。
スープは豚と野菜から作ったと思われる薄濁り。
ラードの小さな玉が浮いているこってり味だった。
撤退したのであれば惜しまれる。

ら王伝説、織ちゃん、宮来、籠宮、ラーメンショップ。
数少ない宮代の一角が崩れたことになるもんな〜。

2月20日(日曜日)
●高島、敗れたり
日曜日はキモノ雑誌の発売日だったんですね。
今まで気がつきませんでした。
競合誌が仲良く半5段を分け合っていました。
表紙のモデルの名前が小さく書かれていた。
かたや瀬戸朝香、こなた高島礼子。
瀬戸さんは名前は聞いたことがありますがどのような方か存じません。
和服の似合う女優といえば、高島礼子と相場が決まっていた。
黄桜のCMなど絶品ですよ。

ところが、この雑誌では彼女とはすぐわからなかった。
表情が悪い。ヘアスタイルが和服と合わない。
一方の瀬戸さんは、ふっくらした顔立ちと結い上げた髪。
和服の似合う若手女優という雰囲気を醸しだしている。
高島さんのスタイリストとカメラマンが悪かったのね。
次回はがむばってちょ。

●新市名騒動
太平洋市と南セントレア市が双璧だ。
千葉県成東町、山武町、松尾町と蓮沼村の3町1村が合併して
来年3月に誕生する新市の名称が、31日開かれた任意合併協議会(会長・大高和郎成東町長)で
「太平洋市」と決まった、というもの。
新市の多くが太平洋に面しているかといえば、
太平洋に面しているのは成東町と蓮沼村の九十九里海岸線計約8キロのみ。
同協議会副会長の古谷淳・松尾町長は「決してパシフィック・オーシャンの意味ではない。
大きな希望を持った平和な市と理解してほしい」と釈明した。

「羊頭狗肉」とはこのことで、釈明内容だが、本気でそう思っているとしたら救いがたい。
表日本は太平洋に面しているわけだから、
「太平洋市」ではどこに位置するかとっさに判断できないし、
わずか8kmしか面していない新市が、そんな名前をつけつのはおこがましい。
一部の人間の思い入れが強すぎ、多くの新市民が恥ずかしい思いをするのに気がついていない。

美浜町と南知多町の合併で生まれる新市名、「南セントレア市」も太平洋市と大同小異。
このたび開港した「中部国際空港・セントレア」の南に位置するから「南セントレア市」という。
肝心の空港は常滑市の沖合いにある。
隣町の施設の名前をちゃっかりいただいた、イージーさ。
カタカナ市名に「南アルプス市」があるが、これとはちょっと次元が違う。

美浜町町長がこの名前に固執する。
「豊田がトヨタ、松下電器がパナソニックとなって世界に飛躍したように、
斬新な名前で世界にPRしなくては市町村経営ができない」という。
考えはよし。だが、答えがこの名前では、しょせん借り物。
宮代町が「くれよんシンちゃん町」と名乗るようなもんだからね〜。

ところで、セントレアは上々の滑り出しらしい。
Webサイトでは「エアポートからエアシティへ」というキャッチフレーズが使われている。
だけど、「セントレア」は「セントラル+エアポート」の合成語なんだよね。
整合性がとれておりません。変なの。
変わっているといえば、銭湯や結婚式場がある複合施設なんですね。
お台場と羽田が合体したようなものだ。
セントレアへの交通手段が貧弱。
人工島に入るには鉄道1路線、道路1本。
物見遊山客が多いので、肝心の飛行機に乗ろうとする人たちが
渋滞でいらいらするんだと。

●赤い風車
「ムーラン・ルージュ」は画家ロート・レックを描いた映画。
絢爛豪華なベルエポックファッションが楽しめる。
この程度のことは知っていたが、
ロートレックに扮した俳優が「ホセ・ファーラー」、
長身の彼が小人のロートレックを演じるのは大変だった、とNHK深夜放送で言っていた。
ん?ホセ・ファーラーって、オードリー・ペップバーンの旦那?
(メル・ファーラーと間違っていたことに気がつかない)
ちょっと調べてみたら、最近は「メル・フェラー」Mel Ferrer と表記するんですね。
ホセ・ファーラーはJose Ferrerだから「ホセ・フェラー」なのだろうが、
相変わらずファーラー表記になっていた。
ホセさんは、「ケイン号の反乱」でボギーと競演。
奥さんが美人ジャズ歌手「ローズマリー・クルーニー」だった。
彼女の甥が「オーシャンズ12」の「ジョージ・クルーにー」ですよ。
親戚だから、目元が似ているような気がします。
ホセとロージーの息子ミゲル・ファーラーも映画俳優。
芸能一家なんですね。

ホセさん、どちらかといえば美男というより性格俳優。
こういう男が美人をものにしちゃうんですね。

日本ではお笑い芸人が美人を娶るのに似てるかな。
竹中直人、とんねるずの奥さんたちは美人だもんね。 
浜ちゃんは、似合いのカップルですが。

ローズマリークルーにーといえば、50年代だったか
「Come on a my house」が大ヒット。
日本では江利チエミ「うちへおいでよ わたしのおうちに 
あなたに あげましょ キャンディ…」の日本語訳で歌い、これまたヒットしました。

オードリーヘップバーンはメル・ファーラーの浮気で離婚してしまう。
ところで、ヘップバーンの発音だが、明治の頃はヘボンだった。
「ヘボン式ローマ字」のヘボンですよ。
彼女が明治の日本に紹介されたとすると、
「オドレ・ヘボン」??「踊れ・平凡」??
あの妖精のようなイメージから遥かに遠くなってしまうな。

●自殺
西武関連で2人目の犠牲者が出た。
今回は前西武鉄道の社長。町田市の自宅で首吊り自殺だった。
株のことで連日取調べを受けていたそうだ。
コクドと西武鉄道の株の不透明性は、堤家の家訓であったようだ。
父親が築いた財産を私物化していた堤義明に仕えたばっかりに死ぬことになった。
豊島園は義明の弟が社長をやっているが、彼も兄貴の財産独り占めを批判した。

西武財閥の落日を象徴する事件だね。
それにしても、義明氏は三菱自動車の前社長と同じく貧相だよな。
いままでよく社長が務まっていたものだ。

●ホリエモン、バッシング
ライブドアのニッポン放送株の取得が「時間外取り引き」によるものと判明。
株のことはまるで知らないが、これは合法であるという。
ところが、あれだけ大量の株取得を時間外で行うとはアンフェア、と
財界、政界、評論家の大合唱が始まった。
これを受けて、フジ、NHK以外の局は特集を組んでホリエモンを登場させる。
彼を数人の大人が取り囲み、批判する。
彼は、発言内容がどの局も同じなので、いささか「うんざり」したような顔で反論する。

旧体制の大人がよってたかって新体制の青年をいじめている、というような構図である。
ホリエモンは「合法的なのに、なんでがたがた騒ぐの」というスタンス。
このバッシングが露骨過ぎると、若手だけでなく年配者も「判官贔屓」で
ホリエモン擁護のムードも盛り上がるだろう。

球団買収に失敗。これはたいしたヤケドではなく、かえってライブドアの知名度を上げた。
今回、ラジオ局買収に失敗したら屋台骨を危うくする借金が残る。

どちらにせよ、一生関わりのないような世界の出来事。
野次馬は対岸の火事、として見守っているのであります。

●プチ整形
韓国の盧武鉉大統領が上まぶたの一部を切る手術を受けた。
上まぶたが垂れて視界が狭くなる症状を改善したというが
結果、しっかりとした二重まぶたになったという。

(これは整形前)
韓流ブームであちらの女優を目にする機会が増えた。
韓国女性の先入観を覆すような美形が多いのにはびっくり。
そういえば、北朝鮮の美女軍団にも驚かされたが。
聞くところによると、韓国は「プチ整形」の本場というじゃないの。
国民こぞって美への追及に熱心なのかと思うが、そうでもないらしい。
テレビドラマの中の女性と、町を歩く一般女性の落差が大きいからね。
あ、それなら日本も同じか。

●かわせみ
11時半頃、新しい村裏手の「ほっつけ」。
枯れ木に止まっている「かわせみ」を発見!
川の笠原小側を歩いていたので、姿は小さかったが
コバルトブルーの羽根が鮮やかだった。
人間が近寄れないから、枝ですっかりくつろいでいて飛び去る気配なし。
バードウォッチング用の双眼鏡を持ってくればよかった。

金子合成裏の工事が進展しております。
丸太を打ち込んで池のようなものを作っている。
橋がかかるようだが、あの場所になぜ?
図書館に来た人が新しい村に入るためなのかな?
無駄なような気がするがね。

2月19日(土曜日)
●攻勢
CANONが初心者向けデジタル一眼レフEOS Kiss Digital N」を発売する。
コンパクトタイプの新製品発売のあと、矢継ぎばや、である。
シルバー、ブラック2タイプだが出荷は3:7という。
CMOSセンサーを630万画素から800万画素に向上したほか、
本体の大幅な小型化を図った。重さは、560gから485gに軽量化。
レンズキットが12万円を切る、ダブルズームレンズキットが14万3000円を切る模様。
小型化は、PENTAXに引っ張られた格好だが、一眼レフはそんなに小型でなくてもいいと思うがね。

NIKON、アサヒペンタックス、オリンパス、コニカミノルタイメージングがデジタル一眼市場に
参入しているが、またまた熾烈な戦いに発展しそう。
安いデジタル一眼の口火を切ったのはEOS Kissだ。
デザインはこなれており、いい感じ。
だが、実機に触れてみたが、価格を低くするためプラスチックが多用されている。
写真では雰囲気があっても、多少ちゃっちい感じが否めない。
これが不満なら上級機種をどうぞ、ということなのだろうが。
Kissに金属ボディを求めること自体が間違っているのかも。
一眼レフはかまえたときのずっしり感がいいのだけどね。

●千葉県知事選
「 昨年12月28日に出馬表明した弁護士の山田氏は、ここ1カ月半ほどで県内をほぼ回った。各地の集会所や駅前などで遊説し、政策を地道に訴えてきた。かずさアカデミアパークの2期工事や常磐新線沿線開発など、巨大開発の見直しを強調し、福祉や教育、医療などへの予算の拡充を訴えている。

「山田氏は「今後も遊説や討論会を開いていく。もっと政策を広めたい。時間はいくらあっても足りない」と話す。26日には共産党の志位和夫委員長が、JR津田沼駅前で街頭演説を予定する。」
(以上・新聞情報)

新人・山田安太郎候補者は精力的に動いているようだ。
なんせ、現職の堂本、タレントの「もりけん」にくらべ知名度はゼロに近い。

遅れてきた候補「もりけん」の公約が、「あんなんでいいのか」と思えるのに対し、
安太郎は長年の千葉住民の目線で、堂本県政を突くような公約を挙げている。

まじめで、やる気のある候補者が当選するとは限らない。
まさか、千葉県民は大阪府のノックや東京都のアオシマみたいな選択はしないと信じるが、
千葉県のポン友の戦いを、遥か埼玉から眺めているだけではいかんな。

●教訓
寝屋川の教諭刺殺事件で、全国の小中学校で外部からの侵入者対策が本格化した。

死刑になった宅間が引き起こした池田小事件で、すでに問題提起されていたはずだ。
その後、佐世保少女殺人事件や、刃物振り回し事件など頻発し
学校内部は小さな無法地帯のようになってしまった。
このため、池田事件以後の外部からの恐怖への教訓は真剣に取り組まれていなかった。

そして、またも大阪で同様の事件である。

親がつきそって登下校。ガードマンは配置される。
地域住民が見張る。警察は動く。
ものものしい反応だが、事件が発生した学校に、第2の事件はすぐには起きませんよ。
災害は忘れた頃にやってくる、というのが通り相場。
日頃の備えを忘れ、事件発生でてんやわんや…。
滑稽。



江戸時代の捕縛器具「さすまた」が現代によみがえり
警察官が暴徒鎮圧時に使うような投石防止用「盾」も教室に置かれる。
ものものしいですね。
ついでに、捕らえた犯人は江戸時代の「責め具」を適用したらどうでっか?
昨年の{新選組!」で土方歳三が古高俊太郎にやったような、ね。

●修正
レジーナ脇の道路工事現場。
グリーンベルトが道幅に比べ広すぎる、変わった舗装である。
すぐそばの道で失敗であることがわかっていても
同じ過ちを繰り返すという、愚。
工事中に車を通すから、この道がどうなるかという答えが見えていた。

さすがにまずいと思ったのか、昨日あたりから
土の部分の左右にセメントを流し込んでグリーンベルトの幅を狭くしていた。
ということは、植え込んだ芝生が破壊され土が露出することがわかっていながら
あくまでグリーンベルトを作る、というわけね。
来期から町は緊縮財政だというのに、芝生の張り替えという無駄な金を使う。
補修を受け持つ企業と「にぎにぎ」してると思われてもしょんないね。

●ノスタルジー
寅さんの町・葛飾柴又は、映画の終了、渥美清の死などで
長く続いた観光人気も落ち込みが激しい。
そこで思いついたのが学生の目で柴又の魅力を発見してもらうことだった。
カメラ付携帯電話によるコミュニケーションを研究している
慶応大学の学生が参画することになった。

学生たちは、町をぷらぷら歩きながら、彼等の感性にひっかかったものを撮影。
路地裏の何気ない風景が多かった。
柴又の商店主たちには、面白くもおかしくもない日常が
学生には興味があったことに商店主は驚いた。
とりあえず、絵はがきにして参道のお店で配るようだ。

どうみても、寅さん以降の起爆剤にはなりにくい代物と思うがね。
慶応のぼんぼん学生が、過去の遺物でも懐かしむような目で捉えたんとちゃう?
だったら、「下町博物館」みたいに、町を昭和20年代に変貌させちゃう、といった
ような思い切ったことをやらなくてはね。
駄菓子屋あり、がき共には「はなたれ小僧」になってもらい、
路地裏でベーゴマ、めんこ、けんだま、竹馬遊びをやらせる。
女の子は、石蹴り、ゴム飛び、縁側ではお手玉、おはじきに打ち興じる。
なんて、タイムスリップした柴又なら話題になるだろう。

その時代には、隣の金町に住んでいた小学生の私は
仲間と金町浄水場に入り込んで遊び、その足で江戸川方面から柴又へ出かけた。
突然現れる、帝釈様の参道が異空間のようで印象深かった。
ノスタルジック柴又なら、たまに行ってもいいですね。

柴又が一躍全国区になったのは、渥美清の寅さんと
彼を取り巻く柴又の人々のキャラが、
小津安二郎以後の昭和の風景として支持されたものだと思いますよ。
だから、次の観光素材として町裏の風景というのでは次元が違いすぎる。
柴又は、これからも寅イベントに知恵を絞らなくてはいけないし、
第2第3の「柴又物語」を考えなくてはいけない、ということに気づいていない。

カメラ付携帯電話によるコミュニケーションを研究する学生に依頼したというのは
小さな話題づくりにはなるかもしれないが、抜本的な解決の方向からは、ずれている。


●春遠し
雪が降っていた。
天気予報では、そんなに積もるほどではないらしい。


●サプリメント
最近はコンビニでも買えるようになった。
サプリ先進国はアメリカ。
10年以上も前、白い皿の上に色とりどりの錠剤をのせた食事が紹介された。
日本ではサプリに対する認識はなく、異様な光景に映ったものだ。
肥満人間の多いUSAで、必要以上にカロリーを摂取せず
栄養素を効率的に摂りいれるための食事だった。
今、わが国でも各社が参入してサプリ天国になった。
女性の美容と健康増進的なイメージがあったサプリだが、
熟年男性の身体の衰えをカバーするようなものも数多くある。

先行メーカーのファンケルの広告。
左右に配置されたキャッチでワンセット。
真っ先に左側の文字が目に飛び込んできた。
「心と体でいたいでしょ?」
「心と体が痛いでしょ?」じゃないのかよ?と思った。
まぎらわしい広告だ。
中年向きのいろんな効能のサプリがセットになっているらしい。
ところで、この「栄養補助食品」をお父さんが摂取してですよ。
心身ともに若返ってしまい、若い女と恋しちゃったらどうなる。
浮気が本気になり、使い古した女房とごたごたが起きたらどうする。
ファンケルは、このサプリに「慰謝料保険」をつけておけば
おと〜さんたちも、心おきなく購入することができるだろ〜。

●早速
朝刊に、こんな広告が掲載された。
みんなおかしいと、思っているんですね。


2月18日(金曜日)
●競合NIKON


CANONといえばNIKON。
35mmカメラ時代から宿命のライバル。
これはデジタルでも変わらない。
こちらのブランドは「COOLPIX」。
名前は当たり前すぎるNIKONよりCANONのほうがおしゃれ。
画素数、液晶モニタサイズ、メディアも同じ、価格もほぼ同様。
NIKONはカラーバリエーションで勝負。
赤は持つ気がしませんね。女性狙いかもね。
ブランド、顔つきの好みでCANONかNIKONを選ぶわけね。
ズームの音や狙った画角でぴたっと止まるかどうかもチェックポイントです。

●IXY衣替え

CANONの人気コンパクトデジタルカメラ「IXY」のデザイン変わり、性能もアップした。
四角いステンレスボディの1辺が丸みを帯び、画素数は710万。液晶モニターは1.5型から2型へ。
コンパクト化を図ったため、メディアはコンパクトfラッシュからSDメモリーカードに変更。
価格は5万円前後。だが、700画素は持て余さないかな。

500万画素タイプも同時発売。こちらは、従来のデザインを継承しているが、
レンズ周りに濃いグレーの縁取りがあってパンダみたいな顔つきだ。

普及型のPowerShot も乾電池2本で駆動する小型タイプも登場する。
背面のボタン位置はIXYと異なる。
液晶モニターが動くバリアングルタイプではないが、グリップがあるので
小型化してもホールディングはよさそう。こちらは400万画素、320万画素の2タイプ。

上で紹介した全機種で使える外部ストロボも発売される。
大光量なので夜間のポートレートも安心してこなせるだろう。

IXYにはワイド、テレコンバーションレンズ、フィルターも何タイプか用意されている。
コンパクトデジタルカメラもこの位システマチックになってくると撮影の楽しみも広がる。

●言葉遣い
時代とともに変化する生き物であるが、
どうみても不適切でないものも増殖中だ。

若者あたりから流行りだした
「こじゃれた」「こばらがすいた」などは
民放の若いパーソナリティも使っている。
FMのマチュアな女性が使ったらおかしいけどね。
昔から「こぶとり」とか「こがねもち」なんてのがあったから
今後も「こ」をつけた新語が生まれる可能性は大きいね。

よく指摘されるのが、コンビニなどの
「1000円からいただきます」。
預かった金額の確認を兼ねているのだが、
「から」がおかしいというのだ。
昔は「1000円お預かりします」だった。
言い換えただけなので、これはこれでいいと思うが。

敬語の乱れもある。
国が問題視して文部科学省の諮問機関「文化審議会国語分科会」が
現代に見合った敬語用法の指針作りを始める。
分科会の会長が、短編小説の名手といわれる「阿刀田高」氏だったんですね。
初代の会長は金田一京助。折口信夫、坪田譲二など錚々たるメンバーが名を連ねていた。

「気になる敬語の例」がいくつか紹介されている。
ご利用ください◎
ご利用になってください。○
ご利用してください。×

山本さんはいらっしゃいますか○
山本さんはおられますか△

先生がおっしゃったとおり○
先生が申されたとおり×

どうぞ召し上がってください○
どうぞ、いただいてください×

その場に応じた言葉遣いは、使い慣れないと戸惑うことも多い。
謙譲語と尊敬語が混じってしまった使い方もあるんだね。

形容詞に「です」をつける使い方も認知されていた。
「大きいです」「白いです」「危ないです」
小学生の作文みたいでおかしいけれどね。

言い回しも注意が必要ですね。
言葉のアヤで「もって回った」言い方をすることもあるが
だいたいは「皮肉」に聞こえてしまう。

2重否定も要注意。
「まずくはない」
「食べられないこともない」

「もう少し醤油味がきいてれば完璧ね」とか
「豚なら喜んで食べるだろうね」(ちょっと言い過ぎか)
などと、肯定的な会話にしたほうが場の雰囲気は和むだろう。

2月17日(木曜日)

●BB・CC・MM
50〜60年代の代表的な肉体派女優ですね。
仏にはBBことブリジット・バルドー。
伊からCCことクラウディア・カルディナーレ。
米のMMことマリリン・モンロー。
だが、3人の映画はほとんど見ておりません。
CCの「刑事」と「ブーベの恋人」だけ。
この2本はテーマ音楽がはやり、連日ラジオから流れておりました。
BB
CC
MM
…あれから月日が流れ、セックス・シンボルも老境を迎えた。
MMは自殺しました。死因は薬のやりすぎだけど、
背後で何か黒いものが動いていた。謎は解明されておりません。
横になったMMは検死の際のもの。検視官は日系人だった。
3人の中では一番年長だったが、一番色っぽい。
デビュー当時「ノーマ・ジーン」と名乗っていた頃は田舎娘だったが、
ロバート・ケネディの愛人となった頃から、
彼にふさわしい女になろうと努力した。結果、色気に知性が加味された。

ニューヨークヤンキースのジョー・ディマジオと結婚したときのMM。
すでに16歳のとき高校の先輩と結婚したことがある。
後にディマジオと別れアーサー・ミラーと結婚。

有名なパンチラ写真。はいていない、とも。

●恒例・文春/新潮2番勝負


文春はセブンと仲がいい


両誌とも「ホリエモン」がTOP扱い。しかし視点が違う。
<特集>
文春:ホリエモンに乗っ取られる!?
    フジ日枝会長「一生の不覚」
新潮:虚業家の正体見たり。ホリエモン、ニッポン放送乗っ取り失敗で
    破産の危機。
※新潮は堀江氏に厳しい眼差しだが、文春はフジの甘さをつく。どっちが面白い?
  ライブドア、ニッポン放送、フジテレビの攻防戦が日々繰り広げられているが、
  初めてニッポン放送が態度表明。ホリエモンの経営参加を嫌っていることが判明。

新潮;寝屋川17歳少年殺傷事件。大甘家庭。
※ああいう少年を作った家庭環境だね。
  子供におもねたか?ガキに言いなりの弱い親なのか?
文春:保険セールスおばさんに保険漬けにされた独居老人の変死。
※ああそう、てなもんだ。
寝屋川事件もあったが、殺人少年が学校に恨みを持っていた、という
テレビのワイドショーなみの取材。新潮のほうが、突込みが深い。

<記事>
文春:ごくろうさん。面白そうなものなし。
新潮:どれも取材に力が入っております。
「拉致問題に対して、田中真紀子の暴挙、懲りない平沢勝栄」
※非常識な真紀子、政治の道具にしようとした勝栄。
  したたか、ではない。失礼だよな。
   「妖しいカリスマ」。それぞれの世界でダントツの注目を浴びる人々の妖しい部分。
 レシピ本が世界の大賞を受賞し、輝きが増した栗原xx。
 亭主は、かつての妻、坂本すみ子から「玲二はんはホモやったんや」発言で離婚した
 おかたですね。彼のプロデュースで2番目の奥さんは料理界にデビューしたらしいの
 だが、何が妖しいのかな?

そんなわけで、毎週、新潮の記事が文春を大きくリードしめおりますね。
文春の広告は対抗面に女性セブンがきております。
新潮と落差が大きくて勝負にならず、女性誌が相手になっちゃったのかしらね。

2月16日(水曜日)
●刃物
刃物を振りかざす少年犯罪が激増している。

これを受けて「よみうり寸評」

〈刃物を持つなんて卑怯(ひきょう)だ〉――
わが少年の日々、これは子供たちが広く共有していた思いだった。
〈卑怯者〉と呼ばれるのは、とりわけ男の子にとって最大級の屈辱だった
その起こりは定かではないが、一つには佐藤紅緑の
少年小説〈あゝ玉杯に花うけて〉があるかも知れない。

喧嘩は素手で。という意識は私の子供の頃も生きていた。
当時の少年の多くは「肥後守」という小さなナイフを持っていた。
しかし、それは木の枝を細工してパチンコを作るときなどに
使うもので喧嘩に使うなどと夢々思わなかった。

寝屋川で発生した小学校教諭刺殺事件だが、
刺身包丁を近所の店で購入したというではないか?
目の座ったあぶなそうな少年が2本も包丁を買うとは尋常ではない。
店の人は不審に思わなかったのかね。

刃物を買うのに許可制となると問題だが、
年少者の場合は「時節柄、販売拒否」ということがあってもいいんじゃないの。

NHKで好評放映中の「はちろ〜」。
主人公・佐藤ハチローの父親が、
昭和初期の少年たちの血を騒がせた熱血小説の著者「紅緑」ですね。
少年たちには「正義」を説きながら
自身の生活ははちゃめちゃだった。
息子のハチローも、不良少年時代を過ぎ、
所帯をもってからも父親に似て女好き。
外に3人の女性を囲うという破天荒。
それも、親子そろって「面くい」だ。

小説家・佐藤愛子は紅緑の2番目の妻の子。
だからハチローとは異母兄妹になる。
ドラマは、愛子の小説「血脈」がもとになっている。
(「血族」は確か山口瞳だったよね。)

芸術家だから、性に乱脈でも容認するとう風潮は今も多少残っているようだ。
一般人が同じことをすると「好き者」の烙印が押されるが。

ハチローも私生活は複雑だったにも関わらず、生まれる歌は心を打つものが多い。
この落差が不思議である。さすが、芸術家。

●傾向

(ミノルタ、オリンパス)
デジタルカメラのデザイン傾向にズームレンズが飛び出さないタイプがある。
このためかなりコンパクトなカメラに仕上がる。
この機構を初搭載したのは確かミノルタだった。
その後SONY、オリンパスが参入。そしてFujiからも登場した。
画素数は500万、液晶は2.5インチ。
価格は5万円前後。
煙草くらいのサイズに大きな液晶が特徴である。
ボディはステンレス、チタンなど高級材質を用いているので小さくてもずしりと重い。

(SONY旧・新)
SONYサイバーショットDSCシリーズはデザイン変更して角が取れた。
大きかったレンズバリアも、電源ON時にレンズ部のみが開くという構造になった。
スタイリッシュである、が操作性、画質などプロの目からは厳しい評価。
美人必ずしも性能がいいわけでもない。
後発のFuji

●雪
早朝、地震があった。
めまいかなと思う「ゆったり」した揺れではなく
家が上下に揺さぶられるようなヒステリックな動きをした。
飛び起きてリビングのサイドボード上の観葉植物を床に下ろした。
震源は茨城県。わが家からもそう遠くない場所での直下型だった。

再び眠りにつき、次に目覚めたら雪が降っていた。
天気予報はドンピシャでしたね。
当初は積もるまい、と思っていたが、ぼたん雪に変わった。
窓の外はますます勢いのついた白いものが天から落ちている。

●Blog

フジテレビ、朝の情報番組で「最近流行るもの・Blog」が取り上げられた。
当然この時間帯だから主婦層が見ている。
Blog生まれの書籍が紹介された。
「鬼妻のうんたらかんたら…」。恐妻家が日々の出来事をユーモラスに綴ったものだ。
小説でもないエッセイでもない、「ネット文」ともいうべきもの。
顔文字などもばんばん登場する。
最近、Netから若い人がデビューするという現象が発生している。
2ch生まれの「電車男」もそうだ。

Blogは文壇デビュー狙いのツールではないから、
若いママのストレス発散という育児日記もあるし、
食べたものを延々と書き綴ったものもある。
何か表現したい、という人には格好のツールとなっている。

パソコン教室では、熟年がBlog作成に取り組んでいる、ということだ。
ホームページを作るとなると、結構めんどうくさいが、
Blogはフォームに従って文字を入力し写真を貼り付ける。
そのお手軽感覚が受けて愛好家が急増中なのね。

もの珍しさも手伝って作ったものの、書き込みがなく
「ペンペン草」が生えているというBlogも多い。
要は書き続けること。マラソンみたいなサイトなのだ。

●宿かり
成長とともに家を広くするように貝の大きさを変えてゆくユーモラスな生物だ。
宿かりを貝から引っ張り出すと、何とも頼りないグロテスクな姿になってしまう。

ライブドアがオン・ザ・エッジに買収されていたとは
近鉄の経営参加表明をして、ライブドアが注目されるまで知らなかった。
ニッポン放送という、1つ大きな宿を見つけたんだね。

ライブドアは、インターネットの接続環境がダイアルアップの頃、
接続代が無料ということで注目された会社だ。
デビュー当時の広告が印象的だった。
赤い背景にシルクハットのおっさんのイラストをモチーフにしていた。
加入していたプロバイダが不通になったときのサブとして
エントリしようかと思ったが、ライブドア提供のソフトを使わなくてはいけなかった。
それを使うと、通常のプロバイダの設定が書き換えらえてしまうので結局、パスした。
あれから3〜4年経過したのかな?
いつの間にか「ほりえもん」の城になっていた。
群雄割拠のIT業界だから、そういうことが日常茶飯事なのだろうね。

パソコンの黎明期。USAでのできごと。
パソコンの萌芽。
普及の要になるOSを巡って争奪戦が行われた。
ビジネスコンピュータの雄。IBMは自分のところで1から開発するのではなく
埋もれてはいるが可能性のあるOSを見つけた。
交渉のため、そのOSの開発社に出向く。
巨大企業がこういうことをするのは稀であった。
ところが、社長は自家用飛行機の操縦に凝っていて
下界のIBM幹部の訪問をすっぽかした。
頭にきたIBMは契約を反古にした。
IBMはOS/2に賭けたが、普及せず失敗に終わる。
飛行機男の会社も姿を消した。
生まれて間もないマイクロソフトのビル・ゲイツも同様にOSを探していた。
こちらのビジネスは成功。
BASICのライセンスを世界中に売りまくり基礎を築いた。
日本のアスキー・西社長とビル・ゲイツのハネムーンでもあった。
その後、MS−DS、WindowsとOSは進化を続け
巧みなマーケティング政策により、マイクロソフトはビッグビジネスとなる。
今、彼は世界1のリッチマンである。

「ほりえもん」の野望は止まることを知らない。
今度は「産経新聞」の買収に関心を示し「日経」を超える経済紙にしたい、とコメント。

「ほりえもん」は放送、新聞もITの融合を図りたいとしているが
標的となった「フジ・サンケイグループ」はいい迷惑。
だがね、彼が目につけたのは、資本形態の「ねじれ」ているからなんだろうね。
他のマスコミ各社と比べ「フジ・サンケイグループ」の
「法管理」の甘さを突かれたのだろう。

「ただもん」ではない。「ほりえもん」
しかし、「上手の手から水が漏れる」と言うでないの。
「お騒がせ男」か米国流経営者か?
油断を召されぬよう。

ホリエモンの行くところ、必ず波風。
日本のマスコミ産業は法による手厚い保護を受け、
海外資本が買収できないようになっていた。
もし、海外資本に乗っ取られ、反国家的報道をやられると困るからだろう。

例えば北朝鮮が、日本の出先機関・朝鮮総連のダミーを使って
フジテレビの株を買占め、経営参加が可能となったら、どうなる。
合法的に「金」さんの政治放送を日本で流されては国家の方向と乖離してしまうからね。

農業、金融も国家の手厚い保護から離れて自立の道を模索している。
特に金融は海外資本が目白押し。

マスコミ業界も旧弊体質から脱却し、競争力のある企業に育つための
問題提起をしたということかな?

●火災
商店街の入口
びっくりしましたね。
横浜市神奈川区の六角橋商店街で火災発生。
飲食店や衣料品店の店舗など15棟、計約1500平方メートルが焼けた。
ここは、私が結婚した時、住んだ町なんですよ。
東横線白楽駅から神奈川大学方向に続く商店街で
狭い道にびっしり小さな商店が並んでいる。
通りの1本裏にも同じような店が並んでいて、
戦後のマーケットがそのまま現代に息づいているような活気にあふれていた。
近くに大丸ピーコックというスーパーがあったが、
生鮮食品は六角橋商店街で買っていましたね。
下町の雰囲気なのだが、少し入ると神奈川県知事公舎や女優・岸恵子の実家があったり。
若き日の五木寛之もこの界隈に住んだことがあるという。
そんな閑静な住宅街が坂道の周囲に広がる。
雰囲気のあるいい町だった。
「十一屋」という札幌ラーメンのおやじと仲良くなったが、今も元気でやってるのかな?
とうに70は過ぎていると思うが。

10年近く住んで隣の緑区に引っ越したあと、やはり火事でやられた。
今回の火災で死者、怪我人が出なかったのは幸い。

2人の子供もここで生まれ、幼稚園まで通った。
当時、私も若く銀座、新橋で飲んで終電の遅い京浜東北線で東神奈川までたどりつく。
タクシー乗り場が人があふれているときなど、まっすぐ歩いて20分。
よく酔いをさましながら深夜の帰宅をしたものだ。
途中で地元の飲み屋に引っかかってしまったことも多々ありました。
江利ちえみの「酒場にて」が流行っている頃だったな〜〜。
若気の至りとはいえ、今思えば連れあいに迷惑のかけっぱなしだった、と少し反省。

●ホリエモン
初めてこの呼称を聞いたのが服装センスの悪い古館が司会する
テレ朝、夜のニュース番組だった。
誰が名付けたのか、言い得て妙。
ライブドアの社長「堀江貴文」32歳。
目下、ニッポン放送を巡ってフジテレビと熾烈な戦いを繰り広げている。

漫画どらえもんには、SFちっくなツールがいろいろ出てくる。
個々について詳しくは知らないんですけどね。
竹コプター、なんでもポケット<こんなのあったっけ?>

堀江貴文だから「ほりえもん」。元ネタは「どらえもん」。
社名の「ライブドア」は「どこでもドア」。
2重の符丁であったことを今日知った。
名付け親は、なかなか鋭いですね。

野球の後は競馬。そして今度は放送業界。
「どこでもドア」を通って神出鬼没なのである。

あの「ぬーぼー」とした雰囲気とやってることのギャップが面白い。
連日、フジテレビ以外の局からお呼びがかかり大忙し。
いやでも、世間は彼に注目する。
フジテレビは不快感を露骨に表わし、社長の苦虫を噛み潰したような顔も報道される。
ライブドア、ニッポン放送の株価は下落しているが、
テレビを見る限り「ほりえもん」のほうが余裕である。

経営者会議の提案をしたがフジテレビから断られてしまった。
ニッポン放送の大株主として、子会社フジテレビの社長に申し入れたのに、である。
これには、「ほりえもん」が不快感を表わした。
この対決からしばらく目が離せない。

ライブドアのブログ「社長日記」が面白い。
あれだけ多忙でも、ちゃんと自分の時間を有意義に過ごしている。

2月15日(火曜日)
●「ゆとり教育」見直し
勉強漬けでなく子供たちに、自由研究課題などに基づき時間を有効に使っていただこう、と
鳴り物入りで導入された制度だが、早くも見直しという。
「ゆとり」の結果、学力は低下しこれまで世界でトップレベルだった
理数系は台湾、韓国などに抜かれてしまった。

この「ゆとり」だが、もっともらしい理由がついているが、
大人社会では「週5日制」が普及し休む機会が増えた。
公立学校で土曜日も授業があれば、教諭たちは休むことができない。
家庭においては親が休みで家族旅行をしようにも、子供が学校ではそれも無理。
こんな大人の都合が見え隠れしているように思えてしょうがなかった。
だから、子供たちにも「休日」のおすそ分け、というのが真相だと睨んでいる。

人生80年時代の小中高の12年など、「ゆとり」など必要ないね。
この制度を考えた大人たちだって、子供の頃親の目を盗んでは遊んでいたもではないか?
それを、分別くさい制度など作ってどうするの、と思っていた。
頭脳の柔らかい時期こそ、さまざまな知識とその応用力を頭にたたき込めばいい。

それを、変に子供におもねるから、学力低下などという事態を招く。

TBS日曜日の13時、「サンデーマガジン」で若い女性に4文字熟語を出題するが
ひどいもんですからね〜。
これが「ゆとり教育」の成れの果てですよ。

●快挙
南アフリカで開催された、第1回ワールドカップで
宮里藍(19)と北田瑠衣(23)が優勝した。
年下の宮里が始終いいスコアで、年上の北田をカバーした。
またまた、WomenPower爆発である。
10代の女性ですからね〜〜。将来が大いに楽しみですね。

ロイターが配信した2人のショット写真がある。
共通するのが「へそ出し」ルック。
最近流行っているのかね。
少し贅肉がついているような「ぽんぽん」が可愛いね、藍ちゃん。
こういうファッションが男性ギャラリーを愉しませてくれるんだろね。

シャラポアの胸プッチンだってそうだ。
彼女の試合にはテニスに関係のないようなデブお宅、おぢさんが群がるというからな。
彼女もそのへんは心得ているのだろう。
「減るもんじゃないし」
普通なら乳首の突起が衣服からさとられないように、ニプレスつ〜のかね
絆創膏みたいのを貼るでしょうが。

●今様観音経
NHKばかりではありませんよ。FMもよく聞きます。
もっぱらJ−Waveですが。
今朝は不思議な曲が耳に入ってきた。
男性デュオですが、日本語で歌っていたかと思うと
いつの間にか英語になっている。
それが、多くの日本人歌手が使うような数語の英語ではなく
やたら長い。しかもネイティブのような発音である。
日本語の歌詞はやたら説教じみている。
なんとかいう女性パーソナリティが
「デフ・テック」というグループの「My Way」と紹介していた。
東京・ハワイの2人組。ジャンルはラップかと思ったがレゲエだという。
「My Way」の発音が「前へ」「前へ」と聞こえる。
水前寺清子の人生応援歌みたいなものだろう。
ず〜〜っと昔なら「歌入り観音経」という乗りなんだろね。

時代を超えスタイルを変え、こういう歌は支持されるのかな。

グループ名と曲名を歩きながら聞いた。
だいたい自宅に戻ると忘れることが多いのね。
観音経をとなえるようにブツブツいいながらドアを開けてすぐメモましたね。

こういうとき、ボイスレコーダーがあれば便利だ。
モリタイプの音楽プレーヤーが普及している。
値段もこなれてきた。
音楽だけでなくFMが聴け、録音機能もついている。
いよいよ買わなくてはいけない時期になったかな?

2万以下で256メモリタイプがある。
デザインも百花繚乱。選ぶのが楽しくなりそう。

●鳥越俊太郎氏
TV朝日の朝の番組のレギュラーである。
最近、彼の服装の雰囲気がちょっと変わったのに気づきましたか?
そうです。
Yシャツのボタンを3つばかり外して胸をはだけていたのが
1つになっちゃたんですね。
歳のわりには若く見える氏ですが、それを強調したかったんでしょうかね。

どこかの局でゲイのファッション評論家がこきおろした。
そればかりでなく、2chでも悪口ばっかり。
変に若作りをするのは見苦しい…きもい。

それを気にしたのか、「胸元はだけ」はだいぶおさまりました。
だがね、氏はポリシーがないね。
それが自分の美学なら他人の言葉など気にせず貫けばいいものを。
外野の雑音で簡単に「ひよっちゃう」んだからね。

彼の論調にもそれは現れている。
2番3番煎じみたいなコメントで、切り口がまったく鈍い。
しかも、大時代なのである。

一番笑ったのが、イラクのフセイン前大統領が潜んでいた穴の取材のとき。
日本のマスコミでは一番乗りだったらしいが、
危険地帯を行くというその直前、「遺書」の映像を残していた。
ボランティアの青年たちは、そんな仰々しいことなどせずに
バクダッドで活動していた時期にですよ。
生きて帰ってきたのだからカットすればいいものを、
芝居じみた行為を、よくもまあオンエアするもんだよな。

その一件で、彼に対する評価が一気に下落。
他人の目を気にして取材したりTV出演しているようじゃ
「3の流れ」といわれてもしかたあるまい。

●低年齢化
NHKラジオからの情報。
性体験の低年齢化がますます進んでいるという。
最近では初体験が中学というから開いた口が開きっぱなし。

解説した女性が、分析している。
付き合っている男女中学生は「間がもたない」という理由でSEXを行うという。

え〜っ、会話が途切れると裸になっちゃうの!?
共働きの家庭では子供部屋がホテル代わりになっているんだ。

「金八先生」では最近電撃結婚した「セレブ杉田」が妊娠した中学生役で
出演したが、あれが現実のことになる状況だ。

小学生高学年同士つ〜のもあるかも知れないね。表面化しないだけで、。
※2chで調べてみたら、思ったとおり。すごい話ばかりで、再び開いた口が開いたまま。
 よ〜〜やるわ。

中学生同士がSEXしても淫行にはならんのね。
ところが、おじさんが女子中学生を誘うと犯罪。
おばさんが男子中学生を誘惑すると、どうなるんかな?

女性の分析続き。
・交際したらSEXはつきもの、という風潮になっている。
・1人の相手と長くつき合わない。長い交際は「うざい」という。
・相手をより深く理解しようとしない。そうなることを「きもい」という。
・携帯電話の普及で新しい相手を次々に換えることが容易になった。

コミュニケーションは体から、というわけだ。
なんで、こんなふうになっちまったんだろう。
やっぱり教育だよな。
男女平等意識が徹底的にたたきこまれているようだ。
だから、男女が話しているのを聞いても、言葉遣いが同じだ。
昔は、男は男らしく、女は女らしく。
そして、女性は弱いから男性はやさしくしなくてはいけない。
それが、社会通念だった。
こういう考え方はもう過去のものなんだ。

職業もかつては女性の聖域であった看護婦も男が進出。名前も看護師になった。
保母さんだけでなく保父も誕生。男らしい鳶職に女性が登場。
もうぐちゃぐちゃ。
大相撲の力士の表彰に女性を土俵にあげろ、などという無茶苦茶なことが起こる。
スポーツ界でも男性に混じって女性も活躍するし、
女性だけの世界ではマラソンのように世界のトップレベルに躍り出た。

男性と女性が平等だからといって女性が「男性化」する必要はない。
女性らしい「恥じらい」を失って欲しくないのだよ。
電車で座ったら足を閉じろ!
公衆の面前で化粧していたり、歩きタバコをしている女を見ると、
勘違いしてるなあのバカ、と思ってしまう。

2月14日(月曜日)

●プリン

知人のおみやげ。
なんで、この私に…
関越の月夜野インターで売っている「おっぱいプリン」。
プリンの語感と質感が乳房を思い浮かべるのだろうね。
このメーカーは、思っただけでなく商品にしちゃった。
「男のロマン」からほど遠い「男の下心」みたいな直裁プリンだ。

賞味期間は4月末。生ものにしては長いですね。
いつになっても形のよい「乳房」にはゲル状のものが注入されているように
この「プリン」にも添加剤が入っているのだろう。

早めにいただきましたよ。
不二家のプリンにくらべ、きめ細かさに欠ける。
ペコちゃんプリンは舌触りが滑らかだが、
群馬の「おねいちゃん」の巨乳は筋肉質でした。

●バレンタインデー

本日朝刊,休刊のため、昨日掲載された明治乳業の広告。
擬人化されたホワイトチョコとブラックチョコがKissしている。
なんてことないのだが、15段見開きというダイナミックスペースになると
がぜん存在感が増してくる。

「明日、チョコレートになりましょう」

さらりとしたキャッチもいろいろな解釈ができて楽しい。

明治、森永、ロッテ…日本のチョコの3大ブランドだが
明治がイメージ的にリードしているように思う。
明治には実直という感じがするので、
広告の発想、アプローチは森永的だが
森永はキャラメルイメージが強く、チョコはやっぱり明治ですね。

コピーライターの駆け出しの頃、ブランドを見なくても
それらしい広告を作ることが大切と先輩から言われたが、
今思えば、企業イメージは日頃の広告活動の積み重ねだから
露出度の少ないメーカーが、広告を作っても、
その「企業らしい」というのは至難の技だ。

げんに、このチョコの広告は、ロッテがやってもおかしくない。
ブランドを隠したら、どこのメーカーか判然としないものね。

ところで、今日はチョコメーカーの掻きいれどきだ。
最近の傾向は「義理チョコ」が激減しているとか。
本命の1本買い、というところか。
もっとも、義理でもらった「おぢさん」もホワイトデーには
「義理返し」をしなくてはいけないわけだから、
余計な出費がなくなって、寂しいけどほっとしているんだろうな。
家計の厳しさで、おとうさんの小遣いも減っているしね

2月13日(日曜日)
●法定合併期限が過ぎると
3月末が法定合併期限。
国は「雨と無知」おっと違った「飴と鞭」で合併を推進しようとしたが、思惑通り進んでいない。
合併拒否したものの、企業でいえばバランスシートが悪く倒産必至という自治体も多い。
なぜゆえ「武士は食わねど高楊枝」みたいな「痩せ我慢」をするのかお上は理解できない。

では4月以降はどうなるのか?

人口1万人以下の自治体に対し、知事権限で合併プランを立案、指導できるということだ。
国は2010年までに10兆円の地方交付税の削減を目指しているという。
純ちゃんが景気回復できなかった皺寄せが自治体に及んでいるいるわけだ。

宮代町の人口は3万4千人だから上からの指導による合併はない。
だが、何年か後に努力空しく、矢折れ刀尽きたときはどうなるか。
春日部市は「吸収合併」をと虎視眈々と狙っております。
それを拒否した場合は…
倒産した企業に管財人が入るように「再建団体」の指定を受け国家管理になるのでは?
町の財産は再建のために処分される。
例えば、町有地などすべて売却対象かな?
屈辱的ですね〜〜。
購入先が不動産会社ならばんばん開発する。
「農のある町」のイメージが変わり、都内通勤者のベッドタウン化する。
周辺の有力企業が政府から権限を受けて再建計画に参画することもあるのかな?
東武鉄道だったらどうする。
めぼしい産業がないから、やはり手っ取り早く不動産開発。
人口を増やし税収アップをもくろむ。
自然の景観になじむような、今の言葉なら「こじゃれた」戸建を建てる。
福祉より、道と町並みを重点的に手をつける。
若いファミリーが定着するようになる。

あらら、宮代が劇的に変わるじゃん。
なんか、いい雰囲気。
一度、沈没するほうがいいのかな?

●千葉県知事選
3つ巴の戦いを支える各党の勢力図が決まった。
現職・堂本氏は民主・社民・公明の県連レベル。党本部は遠くから見守る。それと、自民の町村会。
青春・森田氏は自民党県議レベル。それも前面に出ないで「勝手連」的応援。
弁護士・山田氏のみ共産党の全面的な支援。
しかし、3氏とも「政党色」を前面に出さずに選挙戦を行うという。

堂本支援の各党も、本来なら自分のところから候補を出したいところなのだが
適当な人材がいないので、やむなく堂本支持に落ち着いた。
自民党にいたっては、町村会という草の根レベルは堂本、県議の有志が森田という
1本化できないまま臨むことになった。
いくら、政党色を前面に出さないといっても「ねじれた」構図ですね。
党の求心力が弱くなったということじゃないの?

●山崎工事中
緊縮財政に陥る宮代町だというのに!怒りの声が聞こえてきそうな工事が
山崎地区のあっちこっちで行われておりますね〜。
でもこれは16年度予算ですからね。あしからず。
10年前の山崎地区といったら、宮代町の「原風景」とおだてられ
まるで手のつかない場所でしたからね。
今、新しい村の「結」のある場所は立ち入ることができなかった。
だが、「農のある町」のモデル地区となってからの開発は
「その気になればここまでできるのね」というすさまじさ。
貴重な自然は破壊されたが、駅への道が大変便利になりましたよ。

最後の仕上げの工事が行われているわけですが、いいところ、悪い部分がありますね。
浄化槽(1)
本管の流れが変わりここに流入するようになった。家庭用浄化槽を巨大化した構造だ。
「曝気装置」も同じ。こんな簡易浄化槽でいいのかなと思いますがね。
掃除は頻繁にやっていただきたい。周辺は臭くてたまらんからね。
でもね〜〜、こういうものを作ってもまだじかに水路に流す家庭は多いのだよ。
町の下水対策が山崎地区はほとんど手付かずだからね。
予算縮小でますます遠のくでしょう。
どう見ても、この浄化槽は小手先の代物としか思えない。
逆井側入口
小山が築かれ、脇に水路が作られた。道は舗装されるようです。
小山の上には浅い溝ができておりますが、何になるんでしょうか?
親水部
Kさんの畑の脇。石積みを行い水路の下に下りられる。
水に親しむしかけが施されているが、はたしてこの水路が
下りてみたくなるような「せせらぎ」になっているかどうか?
過去の状況から類推すると「否」なのですがね。
お得意の「柵」もあるが、なんのため?車の落果防止か…
舗装道路
「農の家」までは広い道だが、レジーナ脇のフェンスから、グリーンベルトが現れる。
いずれ芝が張られることになるだろう。
わざわざ幅を狭くする必要があるのかね?
このベルト、初めはいいが、車がすれ違うとき車輪がここに入り込み
芝はことごとく踏み荒らされて枯れてしまうのだ。
近くの畑の真ん中に作った道で実証済みなのに、また同じ過ちを犯しているね。
畑の中の道は、何度か芝を植え替えている。
ったく、税金の無駄遣いとしか言いようがない。
水路
両サイドを木で作った水路。
コンクリートのU字溝じゃないところが、自然との調和、と言いたいのだろうが
前と比べて味気ないものになってしまった。
以前は小川という感じで葦が生えたり水生植物もあった。
これは、まかり間違えば「どぶ」になっちまう。
水を通せばいいってもんじゃないぜ。
もう少し景観に配慮して、調和する「流れ」にしていただきたかったね。
お役所仕事なんてだいたいこんなもんだ。
浄化槽(2)
「結」側、農の道入口の浄化槽。
こちらは人の目が多いのを意識してか、かなり凝った作りになっている。
浄化方法も違うらしい。
浄化槽の周囲の石垣は、その部分に水をひき込むようになっているのかな?
かなりお金をかけている。
が、そのうち水はよどみ雑草が生え、ごみが落ちているというひどい姿になると思うよ。

●兆し

都内は気温4度と報じていたが、当地はそんなに寒くない。
珍しく季節風も吹いていない。
ということで、庭に出て春を迎える準備をした。
吹き溜まりにたまった枯葉を除き、その下で避寒していた雑草を抜く。
これだけでもだいぶすっきりしたのだが、
家人は踏み石を整えたり、草花の植え替えを始めた。

枯葉の下では地植えのヒヤシンスが芽吹いていた。
クリスマスローズが花をつけていた。
殺風景な冬の庭にも春が確実にやってきている。

2月12日(土曜日)
●番組
批判が北区浮間の天然ガスのように噴出しているNHKだが、
今回は番組への政治介入、費用の不正使用が問題にされている。

政治介入ではないが、昔TBSがオウムの幹部に事前に番組を見せ
それが原因で横浜の弁護士一家が殺害されたという、重大事件が発生したことがある。
その時は民放の安易な姿勢が今回ほど指弾されていない。

NHKラジオだが、公共放送としての番組編成はかなりなもんだと思いますよ。
子供から年寄りまでまんべんなく対象に番組が作られている。
いまどき「浪曲」を毎晩流す民放はないもんね。
夜中の民放ラジオは、くだらん番組をよく作れるものだ、と逆に感心してしまう。
ターゲットは若者で年配者は完全に切り捨てられている。
民放はパーソナリティに外部を起用するがNHKはほとんど局アナで対応。
最近のNHK穴は発音がおかしいのが気になりますが。
ラジオ、テレビとも番組を評価しているので、便乗不払いはしませんからね。

ニッポン放送がフジテレビの大株主だとは知らなかった。
ライブドアの風雲児「ほりえもん」が、
電撃的にニッポン放送株を大量に買い付けたことから世に知られることになった。
これでライブドアは間接的にフジテレビを支配できることになるのだが、
フジ側はあわてて対抗策を打ち出してきた。

球団買収で知名度を上げたライブドアだが、失敗した後は競馬に色気を見せたり
宇宙観光旅行プランをぶちあげたり
何かと世間の耳目を集める行動に出ていた。
そして突然のニッポン放送・株の取得である。
ニュースが流れた日は新聞、テレビで大々的に報じらた。
売名行為である、との批判もあるが、
800億をかけているのだから単なる売名ではないだろうね。
インターネットとラジオの融合を図りたいということだが。

保守的な野球界に風穴を開け、
水面下の話し合いもなしに株の買占めを行う。
従来の方法を無視したやり方を嫌う向きもあるが、
彼の行動への評価はまだ決まらない。

●賢人会議
なんとも大胆不敵というか、傲慢なネーミングである。
会議の構成メンバーを自らを「賢人」と名乗っちゃうんだからね。
Wisemen Conferenceの日本語訳なのだろうが、
初めてこの名前を冠した会議はなんだったのだろうと調べてみたが
疑問解消できなかった。
Wise Manには「魔法使い」という意味もある。

「日露賢人会議」というのがある。
座長は森・前首相で有識者で構成され、ロシア側座長がモスクワ市長であるという。
会議の趣旨は「北方領土問題解決に向けた良好な雰囲気作りのために
あらゆる分野の協力強化。具体的には
・議員交流の活発化
・防衛、治安当局の関係強化
・学生、スポーツ交流の拡大 などである。

議員では、かつて北海道選出の鈴木宗雄代議士が活発に行っていたが、
カントリージェントルマンの悲しさ。公私混同が発覚して失脚してしまった。

で、座長の森氏であるが、「賢人」というイメージではないね。
純ちゃんが「変人」なら、森氏は「俗人」「凡人」という雰囲気に満ちている。

北海道に隣接した北方5島は、昔から日本の領土であることが国際的に承認されていた。
ところが、日本の敗戦のどさくさ時に、ソ連が突然侵攻、占領したという歴史的経緯がある。
戦勝国はやりたい放題だからな〜。
プーチン体制は2島返還で問題解決しようとしている。
知床半島に深く食い込んでいる巨大な島、国後や択捉などは返還対象になっていない。
日本は喉元にナイフをつき付けられたような按配である。
豊かな漁場というだけでなく、戦略上からもロシアは手放したがらない。

国際法ではどうなっているんだろうね。
国連に問題解決を提起するということはできないのかな。

この非常に困難な問題を「賢人」たちがはたして解決できるだろうか。
「竹林の七賢」つ〜のが中国にある。
世俗を避け、竹林で琴と酒を楽しみ、清談にふけったとされる七人だが、
彼等がいくら賢人でも、世捨て人、隠遁者という人々だ。
困難な問題の先頭に立って解決するという「活人」ではないね。

賢人会議が「功成り名を遂げた年寄りの戯言」で終わらないよう期待しております。

●暮らしのガイド<春日部版>
昨日のことになってしまったが。
<春日部版>が新聞に折り込まれていた。
春日部市と庄和町合併記事が見開きで報じられていた。
縮小したとはいえ、県東で法定期限内唯一の合併だ。
調印式が上田知事を迎えて賑々しく執り行われた。

右半面が春日部・庄和合併記事。
左半面は、「さ〜次は宮代・杉戸合併だ」という内容。
う〜〜〜ん、これは唐突ではないか。
1市3町合併が失敗したばかりなのに。
置いていかれた2町が傷を舐めあうような按配なのである。

もともと昔から宮代、杉戸の合併話は浮かんでは沈み、また浮かびという経緯がある。
どういうわけか、実現しないで今に至っている。

庄和町町長に、杉戸、宮代は「吸収合併」などと言われちゃったからね。
2町合併し、力をつけ価値を上げ、その後有利な条件で合併を持ちかけるのか、
それとも、杉戸・小川町長の「東武市」構想でいくのか。
2町合併の行く末が見えないのであります。

幼馴染が、隣同士でよくわかっているから結婚というイメージね。
成り行き、惰性でうまくいくんかな。
でも実際あるんでないの、地域でこういうケースが。
「うちはうまくいってるよ」という家庭もあるかも知れないね。

左面の下。
4段抜きで、「田舎三昧の生活と意見」、つまりこのWebの合併に関する記事が
掲載されていた。
もちろん、発行人の金子氏から転載許可の連絡は受けました。
原則的にリンクフリーは活字にも適用されます。
2月5日の小見出しが抜けていましたよ。
「夢去りぬ」です。

●視点116号
久々に加納議員のレポート。
彼女だけですね定期的に主観・客観の両目で議会報告しているのは。
合併の大儀を前面に論陣を張る議員さんはいないのかな。
すぐ「貝」になっちゃうんだから。

厳しい財政下で地方自治体を運営するため、どこも四苦八苦している。
真っ先に行うのが、首長以下重役の賃金カットね。宮代も同様。
このための議案は賛成18、反対1で可決。10月の町長任期満了まで実施される。
反対したのは「この私」と「視点」の発行人は告白している。

町民の多くは、「町長、助役、収入役、教育長が給料を減らします」と言っているのに
なぜ「反対」するの?と思うだろう。
「そこなのよ、そこ。町民が疑問に思うのは当然ね。
賛成した議員は読みが浅いのね。」と、
鼻をひくひくさせた得意顔が浮かぶ。

加納議員は、町の施策の意味の奥の奥を読んでいるらしいのだよ。
理由が挙げられている。
1)10月までの暫定的な案で、抜本的な改革ではない。
2)3役(助役、収入役、教育長)のうちどこかを廃止する検討が行われていない。
3)1市3町合併の住民説明会資料の「住民投票」には「合併しないと、助役、収入役が
  置けない」という記述がある。この文章と脈絡が感じられない

というのが、「反対」理由だそうだ。

☆「町」の場合は町長以外の3役というから、助役、収入役、教育長のどれかが
  業務に支障をきたさなければ空席のままでもいいらしい。

 「特別職を置かない行政運営の研究、調査、もしないで期限付きの報酬カットは
 小手先の手法ではないかといいたい」と加納議員はいう。
 この部分を改善することが「抜本的な改革」であるらしい。

 だがね、特別職の報酬を議会で尋ねなくても、独自のルートで調べることはできるでしょ。
 それをもとに、議員側がシミュレーションすることも加納だ。おっと、可能だ。
 なんでもかんでも行政を槍玉にあげるのでなく、議員が調べ上げて改善案を提起する、
 というやりかたのほうが、自然だし、よろしいのではありませんか?

 それに、10月までの期限付きでもいいではないですか。
 新しい町長体制になったら、また「条例案」を提出すればいいのだから。
 そのときの状況に応じてカット率を変更したり、3役以下役付きまで範囲を広げることも
 できるしね。
 こういうことは、状況を見ながら流動的に決めたほうがよろしいのではありませぬか?

 「あくまで合併だのみの暫定処理の感が否めない」といいますが、
 ウェーブの会の思惑通り、当分合併はないですよ。
 だから「合併だのみ」ではありません。
 町の「苦渋の選択」です。
 ウェーブの会も「苦渋の選択」で杉戸合併を選んだんじゃなかったっけ?
 みんな、それぞれの立場で「苦悩」しているんですよ。
 
 だけど、
 ウェーブの会は言ってるじゃありませんか。
 「合併を否定するものではない。当面は単独でやってみて、それからでもいい」とね。
 当面、とは何年くらいなのかな?
 春日部となら屈辱の「吸収合併」となりますね。
 今後、杉戸、久喜、白岡と、というのが浮上しますか?
 「ウェーブの会」だって流動的でしょ?

 「裏面」

 予想通り、大変。これはどこの自治体も同じこと。
 受益者負担も仕方がない。 「ご理解ください」ということだ。
 数字を挙げ、事例を挙げて説明しているが、結局「負担が増える」ことにはかわりありません。
 
 「できるだけ早く合併を」とおっしゃる推進派、急進派…と言っておますが、
 「できるだけ」ではありませんよ。
 「法定期限内」ですからね。
 それが過ぎてしまえば、駅前開発、道路整備などは凍結。
 町の活性化など夢のまた夢。
 だから、あとは野となれ山となれ…などと無責任なことは言いません。
 現実を直視し、当分は単独を推進した人たちのお手並みを拝見。
 厳しい予算でも、ここまでできるというモデルケース実現のためにやるっかない、でしょ。 

2月11日(金曜日)
●進化
デジタルカメラの進化はとどまるころを知らない。
メーカーは大変だろうがユーザーは嬉しい限り。

オリンパス・コンパクトタイプのフラグシップ機「CAMEDIAC-7070 Wide Zoom」が登場した。
外観がこれまでと異なり、流線型となった。
従来型は無骨なハンドグリップが後から取り付けられたような感じだった。
異常に大きな突出部だが小さなカメラのホールディングを確実にしていた。
新製品はCANONの一眼レフのようなデザイン。
「握る」というより手に「吸い付く」という感じである。
画素数は7.1メガピクセル「、ズームは広角27mm〜110mm。
液晶は大型化の傾向に反して1.8インチ。
アングルが自由に変えられるバリアングル採用。
ブラックボディの精悍な面構えである。
正面と背面の写真が公開されているが、ダイヤル類も一眼レフっぽい。

気になるのは電源ONしたとき、レンズがどの程度飛び出すか?だ。
伸びきった状態を見たいものだ。
どのメーカーのコンパクトカメラもそうだが、
レンズが出るとデザインバランスが崩れ安物カメラのようになってしまう。
沈胴カメラの宿命なのだが、レンズの口径が大きいとそれがかなり防げる。

私が今も愛用しているCAMEDIA3030を手に入れたのは4年前。
300万画素は当時は画期的だった。
レンズ口径が小さいので、繰り出した後が貧弱なカメラのように見えてしまう。
それ以外は気に入っているのですがね。

●What is your name?
何かと批判の多いNHKだが、ラジオ放送80周年記念行事で
往年の人気ドラマをリメーク。3月19日から3夜連続で約30分間ずつ放送するという。
その名は…「君の名は」。原作は菊田一夫。

後宮春樹と氏家真知子の壮大なすれ違いメロドラマだ。
昭和27年にラジオ放送が開始されるや、人気は燎原の火のように広がる。
開始から終了までの2年間、
放送時間になると女湯はがらがらという伝説が生まれるほどブームになった。

あの頃は、内風呂のある家庭は少なく銭湯全盛だったもんな〜〜。
下町の我が家の近くにもあったが、今では影も形もない。

私の母親がそのラジオドラマを聴いていたかどうかは知らない。
そんなものにまるで興味のない小学校低学年だったからね。
子供たちは「三太物語」や「鐘の鳴る丘」「新諸国物語」ですよ。

でも、織井茂子が歌う「君の名は」、「黒百合の花」などは
耳から入ってくるので、いつの間にかなじんでしまったけどね。
歌は「黒百合…」のほうが好きですね。
アイヌ・ピリカのひたむきな恋。野生的でエネルギッシュ、ダイナミックで朗々と。
声量ある織井の声にぴったりだった。

ラジオドラマと映画がごっちゃになってしまうが
数寄屋橋の出会いが有名だが、これは映画のシーンで知っているわけだ。
映画は昭和28・29年にかけて3本製作されている。
岸恵子、佐田啓二の名コンビだが、ラジオはだれがやったのだろう?
調べてみたけどドンピシャの記述は見当たらなかった。
類推できるのは、七尾伶子と臼井正明(後に結婚)。

東京空襲の夜、数寄屋橋で春樹と真知子は運命的な出会いをする。
そのときはお互いに名乗らず、生きていれば1年後に、この
数寄屋橋で再会しよう、と約束する。
それから、舞台は延々と日本国中を点々とする。
御当地ドラマのさきがけで、真知子巻きというマフラーの巻き方が流行った。

で、リメーク「君の名は」は、ナレーターに「岸恵子」。
春樹に萩原聖人、真知子は田中美里だという。
なんのとこはない「冬のソナタ」の2人がそのままそっくり担当。
NHKもイージーなことをやりますね。
佐田啓二、ペ・ヨンジュン、萩原の3つの顔が往ったり来たりしてまぎらわしい。
真知子は岸恵子、チェ・ジウの顔がダブるが、田中美里はどんな風貌かしりまへん。

「君の名は」は、同じくNHKの朝の連ドラでも放映されたが、
評判悪く、視聴率は低迷した。
真知子は 鈴木京香でしょ。
彼女は、妾役の似合う女優で、悲劇のヒロインという感じではない。
完全なミスキャスだったもんね。

●初心貫徹
本来は「いい言葉」なんだけど、
英国チャールス皇太子の場合はカミラと初心貫徹。
妃を不幸のどん底に陥れ、あげくの果てに彼女は交通事故で死亡という悲劇的な最期。
こういう大きな犠牲を払っても、一緒になりたかったんだね。
寝覚めは悪いと思うがね。

相手は皇太子より1歳年上、57歳のばば〜〜だぜ。
二人とも馬面で風貌はよく似ておりますよ。
相性がいいのかな?
カミラ・パーカー・ボウルズとは1970年代にポロで知り合ったという。
30何年かの時を越えて4月に再婚するわけだが、
英国民の受けは、当然よくない。
カミラは結婚しても、その後も「王妃」は名乗らない。
名乗れないのかな?

英国王室はエリザベス女王とフィリップ殿下の間に3男1女。
妹アン、皇太子2人が離婚している。無傷なのは1人だけ。
わが国の皇室とは大いに違いますね。
民間のシンプソン婦人との結婚で王位継承権を棄てた叔父さまもいる。

結婚しても、夫の頭の中は昔の恋人のことでいっぱい、つ〜んじゃ、
ダイアナさんも可哀相だった。
だけど、皇太子は王妃との間に2人も王子様をお作り遊ばした。
なんだ、やるこたやってるじゃないの。
それとこれは別なのね。

吉井勇の「老いらくの恋」かと思ったが、ちょっと違う。
チャールスは「恋の継続」だった。

日本にはもっとすごいケースがある。
藤間紫と市川猿之助だ。
ず〜〜っと年上の藤間紫が、猿之助に初めて会ったのは、彼が12歳の頃だという。
梨園のプリンスが、日舞のお稽古にいっていたのだろうか?
同じ頃、大川橋蔵も通っていたそうだ。
当然、猿之助が淡い恋心を抱いたのかもしれない。
それから二人は、近い世界で別々の道を歩く。
猿之助は浜木綿子と結婚し、やがて東大卒となる秀才の子をもうけた。
いま、香川照之は中堅俳優として貴重な存在となっている。
離婚後、何年経過したかわからんが、
藤間と市川は出合って50年後の結婚という。

この間、猿之助の心はずっと藤間を向いていたのだろうか。
沈んでは浮かび、また沈むというような状況が続き、
いつの間にか結婚に支障をきたすハードルが消えていた、ということではないだろうか?
猿之助が倒れた時の老女の献身的は看病は語り草だ。

2月10日(木曜日)

●品性下劣
NHKで金にまつわる不祥事がまたまた発覚。
救いようのない、「ゆるふん」組織だね。
シンガポール特派員が数百万、とチーフプロデューサーが約795万円を費用の水増し請求で着服。
発覚後の処分が6〜8ヶ月と首を傾げざるを得ない甘さ。
刑事告発もしないという。
一般企業なら会社の金に手をつけたら金額を問わずにクビだぜ。
NHK職員は準公務員みたいなものだから金銭感覚がズレているのかね。
こんなふうに私的に使われていては、受信料支払い拒否したくなるのは当然。

海外の領事館でもありましたね。
デンバーに領事館があったことを知っている国民がどれだけいるかわからんが
ここの領事も不正請求が発覚した。
これは、国民の血税を不正に使ったわけだ。

国や組織を代表して海外にいってるんだから
頭は悪くないのだろうが、人間としての品性に欠ける。

さらに経理と監査のチェックが甘いか担当者が無能なんだろうね。
NHK職員や国の出先機関の人間は、金に汚いということを念頭に置いて
しっかり監視すること。

2月9日(水曜日)
●恒例・文春/新潮2番勝負



今週はそれぞれ異なった視点で取材を行っている。
やっぱり。6000万円を付き合っていた女に盗まれた男の職業を2誌とも追っていた。
24歳という若さであれだけの大金を無造作に家に置く男には誰でも興味を抱くもんね。
<特集>
文春:楽天、三木谷社長と創価学会の関係。
  ※ITと新興宗教のつながりとは異質だが、三木谷社長の祖父は創価学会の大幹部だった。
   さらに、「楽天イーグルス」に学会信者のコーチがいるという。
   デジタルと神だのみの、意外な関係は初耳でした。
    森雅子、薬物で緊急入院
  ※堅物、森進一のイメージギャップ。不倫怪文書が出回っている。さらに出来の悪い息子の
   ことで、森昌子も悩んでいたようだ。
   一見、問題がなく幸せそうな家庭にも悩みはある、ということ。
   庶民の間では、こんなこた、別にびっくりするような話題ではないがね。
   進一さんが、この試練をどう乗り切るかで男の価値が決まりますね。
新潮:自民党の「性犯罪対策委員長」が婦女暴行で2度告発されていた。
  ※衿をただすべき人が、本能をむきだしにした、ということ。
   人の道を解く宗教家だって檀家の奥さんと出来ちゃう、なんてことは
   昔からある話で、別に驚くに値しないね。
   自民党も人材不足ということを露呈したに過ぎない。
   こういうヘキのある男を国会に送り出した選挙区の人々の目が甘いということ。
    中村獅童の母親がマンション管理費216万円を払わない。
  ※中村屋の次男の不祥事が梨園の裾野に広がっただけじゃないですか。
   中村一門が問題を起こしたのはたまたま、だろうね。
   ああいう伝統芸の世界は超閉鎖的だから、報道されないスキャンダルは
   数知れず存在している、と思いますよ。
   取材側もお目こぼし。もちつもたれつで、世間はうまくいく。
   (悪い奴ほど良く眠る)
<記事>
  文春:通り魔氏家の34年放浪人生。
  新潮:乳児刺殺。34歳通り魔を、誰が仮釈放させたか。
 ※同じ事件でも視点が違う。
  文春は犯人の来し方を追い、文春は刑務所の体制に迫る。
  これは両方読んでみたい。
  新潮:昭和天皇は人格が歪んだ身体欠陥者。
 ※世が世なら不敬罪に値する。でも相手は英国。
   BBSが「勝利した負け犬」というドラマを作成したそうだ。
   そこで、昭和天皇がひどい扱いを受けているという。
   それが本当なら日本国家は名誉毀損で英国を訴えてもいいのだが。
   日本の外交姿勢は「事なかれ主義」だから、
   いいように馬鹿にされている。
   明治の政治家が墓の下で泣いておりますね。
今週は2誌とも読みたいですね。

●濃霧
放送では全国的に霧が発生しているとのことだった。
8時。新聞を取りに出ると周囲の雑木林の向こうの畑が見えなかった。
1年に2〜3度濃い霧が発生することがあるが、今年初めてだった。
今朝の霧は視界10メートルくらいだから、たいしたことはない。
ひどいときは1m先が見えなくなる。
ジョンの散歩のときは明るくなり、畑から湯気がたっていた。
小枝の先の芽吹き始めた小さな葉の先に水滴がびっしり付着している。
これが、霧の最後の姿である。
 


木枯らしの果てはありけり海の音 (ごんすい)

朝霧の果ては小枝の葉の先に  だね。

●千葉県知事選
タレントで元衆議院議員の森田健作氏が、昨日知事選出馬を正式表明した。
彼は、いつの間にか千葉県民だったんだ。
当の県民は「えっ?」てなもんで、知る人はそれほど多くない。
以前、埼玉県知事への色気を見せたことがあったが、実現できなかった。
今度は千葉県かよ、と「知事なりたい病」への評判はかんばしくない。
しかし、独自候補擁立を断念した自民党だが、千葉県連の支持を受け無所属で出馬だそうだ。

最近の傾向として、政党色のない候補者が好まれる。
現職の堂本氏は公明支持をとりつけたようで、
新人・山田安太郎弁護士は共産党の支援だが表向きは無所属である。
3人の戦いになるようだが、これだけ色がついていては、
「無所属」のお札も霊験あらたかとは言えそうもないね。

堂本県政には批判があるが、町村会だったか草の根支持もあるし現職の強みを発揮するだろう。
森健は知名度は抜群だが、公約がこころもとない。
「千葉県をもっと輝く県にしたい」「首都圏連合」の推進。
抽象的なのと、県民のニーズに応えているかといえば、遊離しているだろうね。
一番問題なのは、知事選となればどこにでも顔を出す「みずてん」、県民に親しみがないところか。
山田候補は地元で弁護士として地道な活動を行い、それが評価されて白羽の矢がたったのだろうが
政治の世界は初めてで知名度がない。
人柄と政策をどれだけ県民が支持してくれるかだね。
彼は、小学校以来のポン友だから、ぜひがんばっていただきたいと思うのだが。

今月24日告示、3月13日選挙。
確定申告とクロスオーバーしますね。

●新庁舎落成
昨日、宮代町役場の新庁舎の落成記念式典とテープカットが行われた。
今週末に引越しが行われ14日から業務開始。
木造2階建て、延べ面積約4200平米。総工費約13億円。
建材に埼玉県産の杉を使用。風力発電、太陽光発電装置も備える省エネ庁舎だ。

今までの庁舎は老朽化し近隣と比べ見劣りするものだった。
建設費はこの日のために積み立てた費用だという。
緊縮財政になるというのに無駄遣いという声も聞こえるが、
民心を一新するためには、このくらい晴れがましい建物があってもいいんじゃないの?

もっとも、4〜5年先、町は疲弊しているのに、庁舎ばかりが輝いていては本末転倒だがね。

2月8日(火曜日)

●痴漢電車
昨年電車内で発生した痴漢発生件数、見つかったものだけでも2201件。
路線別ワースト1が「埼京線」。以下中央線、総武線、京王線、山手線、
東西線、千代田線、田園都市線、小田急、西武池袋線がトップ10.
発生時間帯は午前7時〜9時の2時間が54%を占め、被害者の3割が女子高生という。

京王線だったか(中央線でした)、大学生が集団で女性を取り囲み痴漢をするという
スリまがいの悪質な手口で逮捕されたが、
以前から埼京線は痴漢電車としてつとに有名。
一説に駅と駅の間隔が長いので仕事がしやすい、というのがあった。
最近の女子高生は威勢のいい啖呵を切れそうだが、それは集団のときで、
一人のときは無抵抗なのかね。

小生30数年前、サラリーマンをやっていた。
銀座の会社に9時半に入るためには8時半頃の電車に乗らなくてはいけない。
あの頃を思い出すと、ラッシュアワーの混雑ぶりは想像以上にものすごい。
身体をひねったらそのままのかっこで次の駅までということもある。
ガラスに手を当てていて割れてしまったこともあったもんね。(私じゃないけど)
冬は着膨れだが、薄着の頃女性と隣り合わせになると困るよな〜。
不本意ながら身体が密着してしまうことがある。
あるいは、押されて前に座っている女性の足の間に
当方の足が割り込んでしまうことだってある。

こういう不可抗力で痴漢呼ばわりされて逮捕されてしまった人も結構いるようだ。
だから満員電車に乗る時は、濡れ衣を着せられないようにするためにも、
両手はつり革につかまる、女性の前には立たないようにする、
という「心がけ」が必要になる。

だけど、こういう状況をいいことに、消極的につかの間の愉悦に浸るだけでなく
積極的な行動をとることを愉しんでいる奴が多いということだね。
恋人やガールフレンドと乗り込んで
混雑をいいことに、いちゃつけばいいんじゃないの、露出趣味の人は。

逮捕される男の年齢層がわかなないけど、
いい歳した公務員、銀行員、企業の中間管理職などもいるからな〜。
「出来心」とか「仕事でのストレス」なんて理由つけてるけど、
家族持ちは「破廉恥罪」でつかまったら、奥さん、娘が
どんなに恥ずかしい思いをするか考えれば、その手、指先、股間の動きも止まると思うがな。

ちかん 痴漢
a sexual molester molest苦しめる; 〔米俗〕a wolfおおかみ; a masher食物をつぶす道具.
shameless man

2月7日(月曜日)
●婚約成立

昨日、春日部市民文化会館で春日部、庄和の合併協定調印式が
「厳粛」「誇らか」に執り行われた。
1市1町の首長と上田埼玉県知事が握手している写真は
「喜び」と「安堵」の笑みがもれておりますよ。
式には地元選出の衆議院議員・土屋品子氏、井上直子県議会議長も参列。
ごあいさつ
三枝市長:県東部地区の中核市となる第一歩となる合併だ」
石原町長:すばらしい町づくりができると確信している
上田知事:春日部市と庄和町は極めて短期間で、きちんとした町づくりの方針を作った。
       新しい町づくり、すばらしい夢を市民に与えて欲しい
婚約が無事まとまり、3月末までに県へ申請し、結婚式は10月。
そして新「春日部市」が発足する。
新市人口は約24万4千人で、市役所本庁は現在の春日部市役所になる。

記者会見した両首長は「今後も宮代・杉戸を含む中核市実現に努力する」とし、
そのためには宮代・杉戸の住民の意向が鍵を握るとの見方を示した。
と、ここまではいいですよ。
ところが、
石原町長は「国の優遇策がなくなることや、次は吸収合併だろうということを考えると、5年、10年先になるのではないか」と語った。
これは朝日の書き方。
読売は、
将来の杉戸、宮代との合併について、
「5年先、10年先で考えなくてはならない。(合併するなら)吸収合併という形になるだろう」
同じようなことを言っていても、ニュアンスが違いますね。

庄和町町長は合併がうまくいって財政的にも救われる。
その嬉しさのあまりか言わんでもいいことをしゃべったね。
1市1町の輝かしい未来だけいっていればいいものを、杉戸・宮代を吸収合併だと!

2町が一緒にならなきゃ人口的に「中核市」の条件を満たさないものね。
でもさ、宮代があえて「棘の道」を選び、なんとか運営していこうとしている矢先に
水をさすような言い方はないんでないかい。
舟底に穴のあいた舟が沈没するのを5〜10年先と見ているわけだ。

こうなりゃ、庄和町町民が「こんなはずじゃなかった」と後悔するのを尻目に
自立宮代をなんとか継続させ、小自治体の生きるさまを近隣に示そうじゃないか!

武運つたなく玉砕したときは…
「ウェーブの会」のみなさんが言ってるじゃ〜ない。
「合併に反対するものではありません。5年でもやってみて、だめだったらそのとき(合併を)考える」と。
なんだ、庄和町町長の思惑通りになっちまう、ってことじゃない?
吸収されてしまうのね。
特例債は借金だ。町の負担が増える、などと合併反対していたが、
「呼び水」効果というものもある。
今さら言ってもしょんないから止めるけどさ。

「ウェーブの会」のみなさんには、
最低20年は持続できる自立宮代プランをしっかり練り上げていただきたいですね。
それだけの責任があると思うのだが。
イージーに「杉戸との合併」など言わんでね。
あれは、「1市3町」運動をつぶすための「苦汁の選択」であり本意ではないのだから。

●北方領土の日
なぜこの日が?
1854(安政元)年12月21日日露和親条約が締結され、北方領土が日本の領土として認められた。
これが、新暦1855年2月7日にあたるというわけ。
北方領土は択捉島・国後島・色丹島・歯舞諸島からなり、
面積は4996平方kmで沖縄の2倍強あるということだ。

日本の敗戦により、1951(昭和26年)の「サンフランシスコ平和条約」で、
日本が戦争によって奪った土地の権利・権原等は放棄することとなり、
千島列島もその中に含まれた。しかし、北方領土は戦争によって獲得した土地ではなく、
権限を放棄する千島列島には含まれないが、ソ連は千島列島の一部であるとして
北方領土を占領し、その状態が現在まで続いている。

広大な国土を所有するソ連だから、そんなに欲張らなくてもよさそうなものだが、
プーチンは2島返還で問題に決着をつけようとしている。
あの界隈は豊かな漁場だが、
戦略上の要地として確保しておきたいのだろうね。

日本は喉元に匕首をつき付けられているようなものだからね。
アメリカは自軍の極東配置を見直そうとしている。
米ロの冷戦構造は崩壊したとはいえ、「備えよ常に」なのだ。

そこへゆくと、戦後60年。相変わらず日本の国防は米軍の庇護の下。
とことが、北鮮の脅威でミサイル攻撃を仕掛けられたとき、
閣議でどう対処するかなどと討議していては、
その間に着弾してしまうから、迅速に迎撃する命令系統を作成しようとしている。

日本は原爆による敗戦のあと、武力をもたない「平和国家」宣言を行ってしまった。
さっさと恭順してしまった徳川慶喜みたいなもんだ。
どんな小さな国でも、他国からの脅威に備えて軍隊を持っていますがね。
ところが、アジア諸国は、日本は極端から極端に走る
「狂気」が潜在するという国民性を良く知っているから、必要以上に警戒するのだ。

2月6日(日曜日)
●映像文化
映像といえばもっともポピュラーなのが映画だろう。
埼玉県は東西南北の地域に分類される。
映画館の数はどの地域が多いのかな?
宮代の属する県東は草加、松原団地、春日部にあるだけだ。
草加の「シネマサンシャイン」がかろうじて「シネマコンプレックス」の形態だから
ひとつの建物で洋画・邦画を見ることができる。
最も近い春日部は「ロビンソンシアター」と「春日部文化」。
春日部文化は、御存知の通り戦後間もない建物のようで、いい映画を上映していても
切符を買って見る気にはなれない。
大宮・浦和の「県南」は、日進とさいたま副都心にシネマコンプレックスがある。
意外だったのは「県西」。
新座、鶴ヶ島、ふじみ野、志木、入間にシネコンがある。

こうしてみると、東武伊勢崎線沿線は映像文化後進地域であることがわかる。
同じ東武が経営している路線でも、東上線沿線のほうが文化の香りが高いようだ。

人口増が見込まれる地域には採算ありと文化企業も進出するが、
県東は見込みがないのかね?
伝統文化を大切にするのもいいけれど、現代文化の恩恵にもあずかりたいものです。

光ファイバーもない、ケーブルテレビもない…いけね〜いけね〜また愚痴だよ。

●近隣の辛抱
合併が相次いで破談になっている。
久喜市、鷲宮町も緊縮財政になる。
どの程度?

☆久喜市の2005年度一般会計予算案
 前年の213億円に比べて約30億円少ない182億円。10年前の水準に逆戻り。
 一部地方債の借り換え処理分を除くと実質の削減幅は14億円で、前年比7.2%減。
 市長ら特別職の給与を、市長は20%、助役、収入役、教育長は10%、
 それぞれ削減する条例改正案を二月議会に提案する。
 市庁舎の清掃は業者委託をやめ職員がすることにしたり、
 プラネタリウムの一般公開廃止や道路・河川事業の先送りなどを盛り込んだ。
 国民健康保険の税率負担も見直し、市民負担は2億9千万円増える。
 在宅障害児向けに市独自に支給していた手当も一部廃止するなど福祉分野にも影響が出る。

☆鷲宮市
 新年度から一年間、町長ら三役と教育長、町職員の給与削減や議員報酬カットを盛り込んだ。
 各種住民サービス縮減や、都市計画税の導入(税率0・2%、年間1億5千万円増収見込み)など
 思い切った内容。職員給与カットまで踏み込むのは珍しい。
 議員提案による議員定数削減(次回は2007年12月の選挙から現行20を12へ8減)と
 同報酬カット(月額5%、年間6・23%減)議案が賛成多数で可決。
 職員給与カットは三月議会に提案する。
 同対策では人件費について、管理職手当平均35%減、調整手当支給停止(全額カット)、
 時間外手当の40%抑制を盛り込み、三役と教育長、議員、新規採用停止などと合わせて
 年間二億円の節約。
 住民サービスでは移動図書館の廃止(財源効果二億五千万円)、各種団体向けの補助金
 一律30%カット(同千二百万円)などを盛り込んだ。

行政も給料減らしたり業者任せにしないよう努力するから住民も協力してね、という。
鷲宮は議会が率先して定数を減らします、と悲壮な覚悟。

久喜市の予算額は10年前のレベルに転落するという。
一般家庭ならどうだろう。
10年逆戻りしても子供は育ち教育費など削りようもない。
と〜ちゃんは酒、たばこを止め、背広も買わない。
昼飯代、小遣いは減らされる。家族旅行などとんでもない。
か〜ちゃんはパートに出る。が、ダンスやヨン様追っかけはやめられない。
こうなると、と〜ちゃんはなんだか割り食いますな。
家庭内はくら〜い雰囲気に陥ります。

●imprinting
「刷り込み」。
鳥は孵化して最初に視界に入ったものを親とみなす習性があるという。
昔、インコを卵から育てて私が「親」をやっていた時期があった。
昼はカゴの鳥。
徹夜で仕事をするときなどカゴから出して室内で自由に飛びまわれるようにしていた。
肩に止まったり、原稿用紙の上で遊んでいた。
「ピー太」と呼ぶと、どこにいても飛んできた。
私が床につくと枕元で寝ていた。
あるとき、肩に乗せて外に出た。
油断であった。
羽根を切っていなかったから、そのまま飛び去ってしまった。
永遠の別れだった。
娘は小学生だったが、そのことを今でもよく覚えており、
「パパは自信まんまんだったものね」と笑われている。
その娘は、遥か遠くに飛んでいってしまい今はシカゴで暮らしている。

野生化したインコの群れが鶴見川の河川敷の木々や葦の林に住んでいた。
土手は私の好きなサイクリングロードで、よく走っていた。
50羽以上の鮮やかな小鳥が飛ぶ姿を目撃することも多かった。
名前を呼んでも振り返る鳥はいない。
その中で「ピー太」が元気で育っていることを願ったものだ。

猫にもそういうことがあるのだろうか?
2年半前、隣の雑木林の伐採された木の中に棄てられていた子猫を
初めて抱きかかえたのは私だった。
「ミミ」と名付けてわが家の一員になった。
今も私の膝の上で丸まって寝ている。
私が寝ると、いつの間にか腕枕で隣にいる。
朝、新聞を読んでいると背中に乗って「おんぶ」をねだる。
ジョンの散歩のあと、玄関ドアを開けると、次は自分の番だというように待っている。
とにかく、私のそばを離れようとしない。
可愛いのだが、うっとうしくなることもあるね。
「犬は人につき、猫は家につく」と言われるが、ミミはちょっと違う。

2月5日(土曜日)
●古都
川端康成原作のテレビドラマ化。
今晩放映らしいですよ。

この小説は過去に何度も映画化、テレビドラマ化されている。
岩下志麻、山口百恵、沢口靖子。
「伊豆の踊子」「潮騒」「野菊の墓」「絶唱」みたいなもんですね。
今回も人気青春スター上戸彩が2役のヒロインを演じております。
私の目には百恵ちゃんは、もう若手になってしまう。

「極道の妻」の志麻さんはNHKの「バス通り裏」でデビューしたんじゃなかったかな。
いつまでも若い十朱幸代もデビューしたてで、彼女がメインで
志麻さんは毎回顔を出すわけでもなかった。
庶民的な十朱より、ちょいツンとした感じの岩下のほうが好みでしたがね。

沢口はNHKの朝のドラマ「澪標」でデビューしましたが、
そのときの彼女は可憐で、すっごい美人でしたね。
山本富士子の再来かと思うほどね。
最近は3の線気味で活躍しております。
男の噂がほとんどない稀有な人だが、
西武のスケベ堤社長に口説かれたことがあるようだ。

そして、今回の上戸だが、私には彼女がなぜ人気があるのかわかりまへ〜〜ん。
西瓜を食べるのが得意そうな歯並び。さらに扁平顔。
町のどこにでもいそうな平凡なキャラですよ。
横顔は百恵ちゃんに似ていなくもない、という瞬間があるけど、
百恵ちゃんも、どちらかといえば扁平顔だもんね。

まるで興味を引かないドラマであります(当然と言えば当然だが)
川端作品なら「雪国」でもドラマ化してくれませんかね。
駒子と島村のキャスティングはしっかりね。
なんせ、当方、岸恵子と池辺良を見た世代ですから。
岸恵子は絶品ですよ。


●うすらひ
読売新聞を購読している人なら2面の「四季」を愛読している方も多いのではないか。
記者にして俳人の長谷川櫂氏の歳時記コラム。
スペースは小さいが毎日のネタ探しはエネルギーを使うだろうね。
今朝はタイミングのいい「薄氷」。

わが家も8時頃の雨水受けに薄氷が張っていた。
10時には溶けていましたが。
これを「うすらひ」ともいうんだね、俳句の世界では。
「うすらひは深山へかへる花の如」
(うすらいは みやまにかえる はなのごと)藤田湘子

薄氷は山奥へ帰っていく花のようだ

と言っているのだが、解説にあるように句の背景を知らないと鑑賞できない。
昔の人は桜の花が春には里に降りてきて、晩春にはふたたび山に帰えっていく、と
考えていたのだそうだ。
だから、短い時間で溶けてしまう薄氷を見て、そのはかなさを桜花にたとえた、というのだ。
氷を見て桜を思うとは風情、もののあわれ、があるではないですか。
残念ながら私はそこまで思い至らなかった。

蛙の声を聞いてただの騒音としか思わない欧米人に比べ、
日本人は万葉の昔から、物思う人種だったのね。
あの頃の和歌にも現代に通じるものが数多くあります。

●福祉

合併は失敗したが、新聞の同じ面で宮代の福祉施設の誕生が報じられていた。
NPO法人「きらりびとみやしろ」が、要介護高齢者や認知症(ぼけ老人)をみんなまとめて
面倒みましょう、という施設「きらり姫宮」を作った。
このような施設は埼玉県初であるという。
この法人は以前「ハートフルみやしろ」だったが、昨年12月名称変更したという。

宮代は以前から民間レベルの活動が盛んである。
これは小さな町のいいところでもある。
34000人という人口だから自分たちの声が反映できる。
「わが町」という愛着をもっている人が多い。
「単独」を選択したのもこういう空気の町だからだろう。

急激に高齢化が進む町に、このような施設ができることはありがたい。
だが、入居や各種サービスを受けるためには金がいる。
細々とした年金暮らしの老夫婦。あるいは先立たれた独居老人。
蓄えが底をついた人々もこのような施設を利用できるのだろうか?
「地獄の沙汰も金次第」の世の中だからね。

●夢去りぬ

昨日、春日部・庄和の首長が宮代町長を訪問。
1市3町合併協議会復活を議会に提出しないことを伝えた。
これにより、法定期限内での合併は不可能となった。
榊原町長は「当面は自立を目指すが合併は時代の流れ」と合併に意欲を示した。

昨年秋から始まった1市3町合併復活運動で、町は単独、杉戸合併の3派に分かれ
笠置シズ子じゃないけれど「てんやわんやの大騒ぎ」。
それに護憲派ともいうべき大原則論の「民主主義を守ろう」運動も加わって、さらに混迷のきわみ。

お互いルールにのっとり、個人攻撃、中傷合戦にはならなかったのは幸いだ。
(もっとも、このWebサイトは「合併」を視野に入れかなり、揶揄、中傷もしたけどね。)

しかし、今回の2首長の訪問でとりあえずすっきりしたね。
多くの町民が望んだように「単独」ですよ。
町は緊縮財政で臨む。
率先して3役の給与カットした他、各種公共工事ストップ、町民サービスの縮小、停止にはじまり
役場も冗長費の見直しも行われるだろう。
そして、町民の負担も増えるだろうね。
町のかなりのウェイトを占める年金世代には厳しくなるだろうな。
しかし、これも自分たちが選んだ道。
みなさん戦中戦後の貧しい時代を経験しているからストイックにいけるかも。
山中鹿之助の心境なんだろうね。
「神よ我に艱難辛苦を与えたまえ」ですよ。
だけど、そういうことに慣れていない
消費時代に生まれ育った若者はどう受け止めるだろうか?

議会も、特に「単独」を推進した会派の議員たちは
行政を批判するばかりでなく、「生き残る」政策をともに考えていただきたい。

●黒浜事件

用水に棄てられていた大金は、やはりいわくつきだった。
容疑者の若い女が逮捕された。
仲間3人で知人の家へ入り込み金を盗んだ。
開けてみたら6000万円という金額にびっくらこいた25歳の女。
山分けしたものの恐くなって取り分の大半を黒浜の現場に棄てたという。
他の2人も同様に棄てたと供述しているが、その場所でまだ発見されていない。
4000万円は、発見者が届けることなく自分のものにしてしまったのかな?
女は男性に好意を持っていたが相手にされないので、困らせようとしてやった、という。

盗まれた男性は上尾市に住む建築関連会社の営業マンで成績はトップクラス。
年齢は女と同じ25歳。女はその男性の家に出入りしていたという。
勝手知ったるなんとやら…だね。
給料とボーナスを貯めたものだというが、若者がそんな大金を持っているんだね〜〜
しかも、自宅に置いておくかね。
普通は遊びたい盛りなのだが、彼は蓄財に励んでいたというのかね。
いずれ週刊誌がこの男性の身上書を記事にするだろうよ。

男性は盗まれた時点で被害届を出しのだろうか?
あるいは、犯人をうすうす感づいていたのかな。
本当に汗水たらして稼いだものかと思ってしまうね。
3年分の給料で銀行からおろして自宅に置いていたということだ。
警察は当然調べるだろう。
結果、その金もいわくつきのものだったりしてね。
建築関連会社のトップセールスマンだったということだが、どんな「関連」なのかな?
お年寄りをだましてリフォームさせていたのとはちゃうんだろ〜ね。

悪銭(かな?)とはいえ真券が闇から闇へ動き、
偽札が大手をふってまかり通る。
不思議なこともあるもんだ。

発見者の少年たちと大人はさぞかしがっかりしているんだろうな。
でもね、謝礼はいくらかもらえるよ。
岩槻署員が発見したため、やがては埼玉県に入るはずだった残りの200万円はパ〜。
通報したお年寄りは、発見者として認められなかったが、これで溜飲を下ろしたろう。

2月4日(金曜日)
●地下工場
都会のビルの地下2階でひっそりと生産されている。
こう聞くと、なにやら物騒なものを思い浮かべる。

ところが、大手町・りそな銀行銀行の旧金庫室では野菜が栽培されていた。
発光ダイオードによる人工照明。土を使わない水耕栽培。
細長い水路にはみずみずしいサラダ野菜が育っている。
まさに農工業といった図だ。

ビルの空室の有効利用の一環らしいが、近未来の映画を見るような光景だ。
この手法がどれだけ普及するかわからない。
高価な家賃を支払い設備投資をして単価の安い「商品」を生産。
話題喚起にはなっても、採算割れでビジネスとして成立しないのではないの。

「農のある町」を町是とする
わが町では農業で起業しようとする人たちを支援している。
農業大学校やルーキー圃場といった実習農園が新しい村界隈にある。
老齢化で畑を耕せなくなった人たちが農地を提供しているようだ。
サラリーマンで定年後は農作業を行いたいと思っている人も多いと聞くが
プロになろうとすれば生半可ではないね。

土作りや固形肥料を使うこともなく天候に左右されない「農工業」は、
農村地帯でも取り組めば安定した野菜出荷ができるのかもしれない。

●展示会
ちょっと興味をひく催しが近辺で開催されている。

1つは千葉県松戸市。
戸定歴史館は水戸徳川家ゆかりの建物。
明治維新後浜松での謹慎を解かれた徳川慶喜もたびたび顔を出したことで知られる。
写真や狩猟などハイカラ趣味だった彼は、松戸界隈の写真も残している。

徳川昭武や慶喜など、明治期の華族が参加した写真投稿誌「華影」(はなのかげ)を紹介する
企画展だ。同館が所蔵する貴重な現物を公開するほか、掲載写真の原写真も展示する。
会期は4月3日まで。

もう1つは群馬県高崎市
大正末期から昭和初期にかけて童謡が勃興した時期の人気挿絵画家「武井武雄」の原画展。
会場は高崎市シティギャラリー。
大昔仕事で行ったことがあるだけで、ほとんどこの町を知らない。
観音様とだるまだけかと思っていたら、なかなか文化の香る町で、
駅周辺に文化施設が配置されている。
武井武雄は「RRR」のサインで有名だが、
彼を取り上げ企画展を開くとは、なかなか渋い。
ゆかりでもあるのかな?
2月9日までというのがつらいところ。

●立春
節分の翌日である。
外は相変わらず寒気が厳しいが、「春」が入った言葉を聞くと心はわずかに弾む。
「去年今年貫く棒の如しもの」という句があるが、
節分後の「立春」は「昨日今日貫く棒の如しもの」で、がらっと変わるわけではない。

しかし、毎年思うのだが、
鼻腔をくつぐる空気はわずかに湿り気を帯びてきているような感じがする。
周囲は畑である。
わずかに日が延びているいるように、お日様の熱もほんの少しずつ上昇。
土の水分が暖められ水蒸気となる。
それが空気をしっとりさせているのかも知れない。
アスファルトとビルの町では到底味わえない田園の至福である。

雑木林では小鳥たちがせわしく動き回る。
雀とは明らかに異なる濃い茶色、あるいはモスグリーンが美しい。
目の前を俊敏に過ぎるときなど、反射的に名前を一致させることができれば
これからの散歩が数段楽しくなるのだがね。
「早春の小鳥図鑑で調べておこ〜〜〜っと。

「貫く棒の如しもの」がわが国の地層をしっかり固定してくれていれば
中越の人々は辛い目に遭わなくて済んだものを。

2月3日(木曜日)
●恒例/文春・新潮2番勝負


今週も、「広告ぱっと見」で新潮のほうが面白そう。
新潮が社会ネタに食い下がる硬派体質なのに、
文春は社会ネタも芸能ネタのように料理する軟派体質でんな。

<特集>
文春:「どいつもこいつも」 という傘でくくって小ネタを扱っている。
  落ち目のフンドシ西武の堤の女関係ねた。
  小泉きょん2のお肌に悪い酒、たばこの毎日。
  親父の襲名披露の大切な時期にドジな七之助。
  郷ひろみのねじれちまった親娘関係。
などなど芸能系が相変わらずである。
    「雅子さま愛子さまスキー旅行計画への待った」
女性誌並みの皇室ネタね。

新潮:「小泉政権と西武堤との怪しい蜜月関係」
 虚業西武と虚人小泉だからお似合いなのかもね。
    「天皇陛下も心配される明治神宮の大暴走」
同じ皇室ネタでも、視点が違いますね。
<記事>
文春:堤一族の遺産をめぐる骨肉の争い。
 奇しくも西武ネタが2つも誌面を飾っている。
新潮:「朝日・NHK泥仕合のつらい後始末。
どっちが嘘をついているの?という不可解な事件がまだ続く。

というわけで、新潮に軍配。
このところず〜〜〜っと新潮の記事のほうがひかっておりますね。

●レニングラード大攻防戦

TUTAYAの棚に「俺を見てくれ」とでも言うように勇壮なパッケージが置いてあった。
包囲したレニングラードの町をメッサーシュミットが攻撃する。逃げ惑う市民。
ソ連映画であるという。
以前見た「スターリングラード」は、党の戦略で英雄狙撃手に作り上げられた若者の話だった。
ナチスドイツのスナイパーと頭脳的な一騎打ちが見物だ。
「レニングラード…」もさぞかし見応えある作品なのだろうと思い迷わず借りた。
ソ連映画は国策だから、小火器やナチスの戦車もかなりリアルな作りこみがされているのだろう。

期待に胸躍らせながら見た私がバカなのね〜〜〜。
羊頭狗肉とはまさにこのこと。
2時間に満たない作品で、4〜5回うとうとしてしまったのだよ。

話は、タイトルにある1941年。
独ソ開戦でナチスの機甲師団は破竹の進撃。重工業都市レニングラードを包囲する。
1985年制作のカラー映画にしては色が荒れていてまるでドキュメンタリー作品。
登場人物はどなたも知りまへ〜〜ん。
ヒトラーみたいなチョビ髭男が主人公。
工場の責任者だが、火薬の知識が買われて軍上層部から
島の基地からレニングラードに火薬を運び出す任務を命ぜられる。
度重なるナチス戦闘機による攻撃で仲間はやられるが、無事任務を完遂する。
そのお陰で包囲後21日目にして反撃に出る。
ということなのだが、話は勇壮でも画面がおよそ貧弱かつ退屈。

緊縮予算で作られたのだろう。
戦闘場面は同じ戦闘機が繰り返しやって来るだけ。
男たちは反撃もせず逃げ回るだけ。
暗い画面、ソ連のむさ苦しい「じゃがいも男」と「さといも女」が右往左往する。
およそ退屈。選んで損したという映画であります。

ただひとつ。興味があったのは最後のシーン。
主人公のヒトラー的チョビ髭男のかみさんは、男を作って出て行ってしまった。
その男は戦死して、住むところがなくなりもとの亭主のところへ転がり込んでくる。
第一回目のころがりには怒って、昔住んでいた家へ追い出す。
男が任務遂行中に二回目のころがり。
男の母親が、あんたは居ないしあの人が一緒にいてくれると心強いと訴える。
火薬は無事運び終わったし、戦況は好転しつつあるので、
また一緒に住んでもいいかな、なんて顔になる。
この、バックで流れる音楽が「素敵な貴方」。
原曲はドイツで、この映画でもドイツ語で流れていた。
これは近くまで迫っていたドイツ軍放送を聞いていたのかな?
わざわざ敵国の音楽をレコードで聞くということもないだろうからね。

宣伝文句は、こんなにもかっこいい。ゆめゆめ騙されてはいけません。

1941年、ドイツ軍によって包囲されたソビエト第2の都市レニングラード。ソ連軍は、完全封鎖と壮絶な空襲により、徐々に防衛の弱体化を招いていた。バルト海の制海権に影響を与える要衛地を守るため、軍上層部の命令により、コトリン島クロンシュタット海軍基地から決死の爆弾輸送が開始される。だが、ドイツ軍の猛攻撃により、祖国を守る若き命は次々と散っていく…。
独ソ戦、最大の苛烈な攻防で知られるレニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)を守り抜いた勇者達の姿を映像化した史実に基づく戦争スペクタクル映画。壮大なスケールのバトルシーンがリアルな迫力を呼んでいる。
※嘘よ、うそうそ真っ赤な嘘。しぼんだ映画だぜ。
 よくもまあこんなふうに紹介できるもんだ。仕事だったら、私もこんなふうに書いちゃうのかな。ああこわ。

「素敵な貴方」は確か戦後、「アンドリュー・シスターズ」で英語化され、
その後、日本では「シャボン玉ホリデー」でザ・ピーナッツが歌い、
最近ではジュディ・オングがNHK「ザッツ・ミュージック」で歌い、それがCD化されている。
Moraでダウンロードすれば1曲270円ね。

●最終調整
庄和町では4日臨時町議会が開催され、
「春日部市との合併することの是非に関する住民投票条例案」が審議されるそうだ。

春日部市は合併上げ潮ムードなのに、庄和町はまだ「石橋を叩いて」渡ろうとするのかね。
この議会は民主クラブの議員が発議し、共産が賛同して開催されるようだが、
「なんでも反対共産党」がからんでいるとなると、土俵際のうっちゃりということも
想定されるが、まさかそんなことにはならないのだろうね〜〜?

●DC911

最新版とかで1泊で借りてきましたよ。杉戸のTUTYAYAで。
貿易センタービルがテロ攻撃で崩壊し、以後9日間のブッシュと閣僚の動き。
アルカイダ攻撃の意思決定をするまでの映画ね。
びっくりしたのは、大統領以下閣僚のそっくりさんをよくもここまで集めたな、ということ。
一番似ていたのがラムズフェルド。ブッシュは角度によってはよく似ていた。
似ていなかったのはパウエル国務長官。彼は中南米系だが俳優はアフリカ系だったもんね。

華氏911も見たが、小学校訪問中のブッシュにテロ攻撃が耳打ちされたとき、
ニューズ映像の彼は、視線が宙を浮き放心状態になっていたのだが、
DC911ではそんなことがなかった。

スピーチライターの草稿に目を通し、てきぱき朱を入れるなど意欲、行動力に
あふれた姿を映し出していた。
人間味のある、意志強固なブッシュ像を表現した体制寄りの映画であった。
華氏911とは反対の極にありましたね。

2月2日(水曜日)
●燃える商魂
明日は節分。
有名なお寺では相変わらず「豆まき」行事が盛んに行われ、
初詣の次にくる「掻き入れ時」だ。
昔は家庭でも「あるじ」が子供を従え、升に煎った豆を入れて部屋を回り
「福は内、鬼は外」と大声を出したものだが、最近こういう行事もすたれたようだ。
スーパーのちらしは「節分」を商機ととらえ、いくつかの商品をメインに扱っている。

その中で注目は「恵方巻」だ。
太巻きだが、これを恵方に向かってかぶりつくと福を招く、というのだ。
こういう言い伝えは私の子供の頃はなかった。
明治生まれの日本橋馬喰町の商家のお内儀だった祖母が健在だったから
昔ながらの行事がかたくなに守られていた。
玄関にひいらぎと目刺を飾り、豆まきのあと歳の数だけ大豆を食べる。
お茶の葉と大豆でお茶をいれ、熱くても吹かないで飲む「福茶」。
これだけだった。
ところが、いつの間にか「恵方巻」である。
これはバレンタインデーのチョコレートと同じで、業界の販促戦略だろうね。
今年の恵方は西南西だというが、その方向を向いて妙齢の女性が
太巻きにかぶりつく図など見られたもんじゃない。
さらに、正確に西南西の方向を向けるわけがない。
商魂逞しい連中は罪なことを編み出したもんだよ。
世の小父さんたちは、ソフトクリームやバナナ、ホットドッグを食べている
女の子を見たってニヤニヤしてるんだぜ。
あれが、何のシンボルだか彼女等はわかっていないんだかなら。
昔の新妻なら頬を染めるだろうが、現代の若妻じゃ当然って顔するんかな。

●空似
「日経クリック」というパソコン情報誌がある。
表紙のイラストの若者が誰かに似ていると思いつつ思い浮かばなかった。

「宮代議会だより」2月号が配布された。
17名の議員の一般質問が掲載されていた。
それを見ていて「彼だったんだ」と思った。
初出馬で当選した議員中最年少の「合川泰治」氏であった。
彼は「合併復活問題」でふらふらしてしまった「ウエーブの会」に所属している。
質問内容は「フィルムコミッションの積極的活用」についてであった。
映画やテレビドラマの撮影地として積極的に宮代を売り込んだらどうか、というのだ。
若者らしい発想である。
すでに、東京都、京都、横浜をはじめ各自治体が取り組んでいる。
映画「下妻物語」のヒットで「地方にも利あり」の空気が横溢している。
NHK大河ドラマのクレジットにも茨城県***町などと表示される。

確かに外部からの金を呼び込む策のひとつとしてあるだろう。
だが、時代劇の舞台としては自然が少なすぎる。
現代劇なら個性的な建物が使えるかもしれない。
しかし、いつお呼びがかかるかわからない「待ち」のスタンスでは効果が薄い。

こちら側から「仕掛ける」姿勢が欲しい。
宮代高校、日工大の学生、町のムービー趣味の人を対象にした
ドキュメンタリー、創作など自主制作ムービー作成イベントを行い、
住民こぞって映画制作好きな町のイメージを盛り上げる。
優秀作品をフィルムフェスティバルに出品する。

宮代高校には「シナリオ・映像」コースを新設する。
講師には若手シナリオライター、映画監督・映像作家を起用する。
これは人気が出ると思いますよ。
町から映像人を輩出するための息の長い戦略だ。

私の出た大学は、いつの間にか映画監督になった人が増えた。
日大芸術とは違い映像コースなどない。
文学部である。
影響力のある教授がおり、その講義で薫陶を得、成長していった。
そういうこともあるのだから。

映像文化の町「宮代」ね。
今は「川面に映える文化都市」だが自画自賛で実態が見えないもん。
千葉県柏市では市民の自主制作映画があるようだ。

高校も生き残りのためにオリジナリティを持たせなくてはいけない時代になった。
東京都は学校群廃止後特にその傾向は顕著である。
先日、都立白鴎高校が中学併設の一貫教育を行うプランを発表した。
府立一女という名門でも過去の栄光にすがってはいられないのだ。

宮代高校は「アーチェーリー」では結構有名らしい。
だがね、学生は文武両道でなくてはスポーツ馬鹿に陥ります。
身体の汗を流したら、脳の汗も流しませう。「農」ではありませんよ。

時流の表層的な質問だけに終わらず、町全体に目配り、気配りした質問をお願いしたいですな。
さらに、若い議員なのだから、若者の目で町を盛り上げるプランを考えていただきたいね。
隣のページに宮代の人口ピラミッドがあるが、
大変なことになっております。
年金受給者とその予備軍が大きくふくらんで、働き盛りの30中から40代がへこんでいます。
こういう状況では、その下の世代は「負担はすべて俺たちかよ」と思うでしょう。
過去10年で1000人の人口減。
どういう世代が流出したのか、その原因を調査し、流れを食い止めるようなプランを考えてください。

●陰湿
「一太郎」「花子」の特許侵害事件。続き。

今朝の新聞で細部が報じられている。

松下は「知財立社」を目指しているらしい。
知的所有権、つまり技術の特許申請を行い、
それを侵害した企業へ訴訟を起こし和解金をせしめる。
これを売上金に計上し業績をあげる「柱」のひとつにしようとしている。
いわゆる「Lawテク」である。
世間では、ハイテクに対するロー(Low)テクと誤解しているむきもあるが、
法律(Law)による財産形成で、米国では当然のように行われ、
これに引っかかった日本の巨大企業は数多い。
とくに、ハイテク分野では米国が基本的な技術の部分で特許を持っており
日本は応用技術では強いが、基本的な部分は弱いとされている。
いわゆる「ものまね上手」。「まねした(松下)さん」に通じるところがある。

松下電器は、ヘルプアイコンをクリックした後で、他のアイコンをクリックすれば
その機能説明が表示されるという方法を「発明」した、ということで
1998年に特許申請し受理されている、そうだ。

1998年といえば、マイクロソフトがWindows98を発売した年ですよ。
ジャストシステムは「一太郎9」「花子9」を発売している。

使い物にならないWindows1.1から始まって、
やっと評価されたWindows3.5。次にWindows95、それからWindows98と改良を重ねてきた。
MS-DOS時代に登場した「一太郎」はWindows環境に対応し、これもバージョンアップを重ね
フアンの支持を獲得してきた。

MS-DOS時代のパソコンは群雄割拠で、いち早くアプリケーション開発を外部に依頼した
NECの作戦が効を奏して「PC-9801」がだんとつのシェアを誇っていた。
まるで平家のようにね。
マイクロソフトとIBMの世界戦略で、IBMはAT互換機の仕様を公開した。
ビジネスコンピュータではトップだったIBMはパソコンでは苦戦していた。
名を棄て実をとったIBM互換機は、WindowsOSベースの標準機となった。
そして、今の隆盛を迎える。

こういうコンピュータの歴史に松下電器は名前すら出てこない。
洗濯機、冷蔵庫の「白物屋にはしょせん無理な世界さ」と馬鹿にされていた。
というわけでもない。
MS-DOSマシンが登場する前にMSXというアスキーが提唱した仕様に基づいた
ホームコンピュータの時代が短期間だがあった。
松下はこれには製品投入していた。
しかし、成績ふるわず「松下幸之助」御大将の「撤退せよ」の一声で
パソコンビジネスから退場したという前歴がある。

Windowsが普及してから、おそるおそる製品化したノートタイプが「LetsNOTE」。
デスクトップには今も参入していない。
「Note]はモバイルマシンとして善戦健闘しているようだが。

「機が熟して」から参入するという松下の用心深い姿勢は相変わらずだ。
先行メーカーがオリジナリティを追求して苦労に苦労を重ねている間、松下は様子を静観している。
市場が育ってきたら、他社にない機能を付加して製品化する。常套手段ね。

こういう姿勢をユーザーは好むだろうか?
今回のジャストシステムがはまった問題もまったく同じ構図である。
アプリケーション開発でなんら実績のない松下が
画面の一部分の改良を「発明」と称し特許申請する。
ジャストは長い間の開発からこんなものはウインドウズの共有財産とみなしていたのかも知れない。
その間隙をついて、松下はずるがしこい行動に出た。
いわゆる「クリームスキミング」である。
こういう姿勢をユーザーは嫌うだろうね。

松下電器がWindows、UNIXに変わる画期的なOSを独自に開発し、
そのサブルーチンを使ったソフトメーカーに「特許違反」と告訴するのなら納得する。
しかし、先人の苦労で花開いたWindows文化に一番遅れてやってきて
「発明」だ「特許」だと騒ぎ立てるのは見苦しい以外のなにものでもない。

例えば、マイクロソフトがアプリケーション開発社にOS部分をさわるな
特許侵害で告訴するぞ、といったらどうなるか?
ソフト産業は壊滅、そしてWindowsも終わる。
そいうことで、成り立っておるのですよ。
歴史的経緯を知らない新参者が、目先の利益狙いでぎゃーぎゃー騒ぐなと言いたい。

もっと画期的なことをおやりなさい。
でないと、いつまでも二流から脱しないぜ。

こういう企業姿勢が昔から嫌いで、わが家には松下製品がなかった。
しかし、洗濯機だけ間違ってナショナルブランドを買ってしまった。
これがいかれたら、他社製品を買うからね。

2月1日(火曜日)
●改悪
デジタルカメラ市場は相変わらずヒートしている。
メーカー各社は開発競争にしのぎを削り短いサイクルで新製品を投入する。
コンパクトカメラが飽和状態になったとの観測から
キヤノンはいち早くこなれた価格帯のデジタル一眼レフ「イオスKiss」を投入。
Nikon、ASAHIペンタックスが追従。最近はコニカ・ミノルタが参入した。
しかし、コンパクトデジカメも進化を続けている。
最近のトレンドは500万画素、2インチ液晶モニターだ。
「まねした」さんは「手ぶれ防止装置」というオリジナル技術を投入し善戦している。

元祖デジカメのカシオもがんばっておりますが、
キヤノン、ソニー、オリンパスの陰で往時の勢いがない。
初代「エクスリム」を発売したときは、
カードサイズにズームを仕込んだ都会的な製品で注目を集めたが
画素数の割には値段が高かった。
最新機種で気になることがある。
デザインがだんだんダサくなってきているのだ。

コンパクト機の上級機「EXILIM PRO」は、ニコンの「クールピクス」、
キヤノンの「パワーショット」など強豪がひしめいている。
それらと比べて「いなかくさい」。

また、オーソドックスなEX-P700は、ソニーサイバーショット、キヤノンイクシーと
競合する価格帯だ。ズームエンジンはキヤノン製らしい。
第一印象が「ごてごて」している。
キヤノンIXYの贅肉をそぎ落とした都会的なデザインに比べるとひどすぎる。
こういう機種をだれが選ぶのかな?

●ジャストの特許侵害





NHK19時のニュースで特許内容を説明していた。
ヘルプアイコンをクリックして、例えば「印刷」アイコンをポイントすると、
下の部分に2〜3行の説明が表示される。
この表示のさせかたが松下電器の特許なのだそうだ。
これを松下は「発明」と称している。
へっ!てやんでぃ、べらぼーめ!
これが特許になるのかよっ!
アイコンをクリックして表示させるというのは共通仕様だぜ。
その表示場所がアイコンバーの下というのが特許かね?
もし各社がちょっと配置をずらして特許申請などしたら
アプリケーションの発展を阻害するだけだぜ。「まねした」さんよ。
パソコン後発メーカーの、重箱の隅をつつくような姑息なやりかただね。
お宅だって「松下さん」じゃなくて「まねしたさん」と陰で呼ばれているのを御存知でしょ。
その「まねした」さんが、こういう訴訟もやるんだ。

ヘルプ表示は昔のMacがやっていたようなバルーン表示もある。
これはアップルの特許なのだろうかね?
画像フォーマットの「gif」は、特許をもつ企業は今のところ
全世界に向けて訴訟を起こしておりませんよ。
今回の松下訴訟は大企業として情けない限りだね。

初代MacのGUIだってゼロックスワークステーション「Jスター」のぱくりだぜ。
画面表示全体をMacにもってきたって
アメリカの裁判でMacの出荷差し止めなんて「判決は出ていない。
そのお陰でマイクロソフトもMacライクなWindowsを完成させて
パソコンの普及におおいに役立っているんだぜ。

今回の判決をした、高部真規子つ〜裁判長は、日米パソコンの
画面作りに対し深い造詣を持っているのかね?
孤軍奮闘している国産ソフト企業をこんな形でダメージを与えていいと思っているの?
相手はワールドワイドカンパニーだぜ。
こんなことに目くじら立てて騒ぎ立てることもないと思うがね。

ジャストは、キーボードからも同様なヘルプ表示ができるとして
特許侵害には当たらないといっている。
でも、これは争点が違うよね。
あくまで、ヘルプアイコンをクリックしてヘルプ内容を表示させる、その場所が
特許侵害しているというのだから。
も少し場所を変えればよかったものを。
やりかたは、いろいろあったでしょうに。
作業領域外に表示させる方法が。
「李下に冠をたださず」という言葉もあるんよ。

●衝撃
知りませんでしたね。
ジャストシステムが松下電器と裁判沙汰になっていたとは。
新聞報道によると、「一太郎」「花子」が松下の特許権を侵害しているという。
で、東京地裁は、ジャストシステムに両ソフトの製造中止と廃棄を命じる判決を言い渡した。
えっえ〜〜のえっ?
ジャストは看板商品の製造ができなくなる、というのかい?
「一太郎」といえば、国産ワープロの雄。
今でこそマイクロソフトの「Word」に水をあけられているが
MS-DOS時代に管理工学の「松」とシェア争いをして勝利したソフトですよ。
そして日本のアプリケーション界を牽引してきた由緒あるソフトでもある。
かつては私も愛用していた。
今頃なんで松下あたりに訴えられなくてはいかんの?
あそこはパソコンから一旦撤退して再参入したという「みずてん」企業だぜ。
それにユーザ向けのエンドユーザー向けアプリなど開発していなかったはずだ。
なんかにおうな。
お得意の「ローテク」かな?
徳島で浮川社長夫妻が二人三脚で子供のように育ててきた「一太郎」が
どんな特許侵害をしていたのか大いに関心のあるところだ。

「アイコン操作についての特許権を侵害された」ということだったが、
松下とあろうものがこういうせこいことをして、中小企業をつぶしにかかる気かね。
ワープロソフトやグラフィックツールを自社開発してから文句をつけろ、と言いたいね。
ったくひどい企業だぜ。

●ギャップ
横浜本牧の赤レンガ倉庫街は小樽などと同じ昔の面影を残す観光スポット。
このレンガのイメージを持たせて横浜市が商品化した
「ハマレンガ」だが、3月末で生産中止するという。
生産開始は95年。
下水道の汚泥を圧縮して焼き固めた省資源、リサイクル商品ということで
デビュー当時は「さすが横浜市。目のつけどころが違う」などと
独創性、先進性が注目を集めたのだろう。
ところが次第に欠陥が出始めた。
・透水性が低く滑りやすい
・形が1種類だけで使い勝手が良くない
このため売り上げは伸びず、01年には一時110万個が野ざらし。
今も40万個が売れ残っているという。
03年度は製造コストが1億7800万円かかったのに対し、売り上げは5800万円。
採算が合わず、新年度からは民間企業への製造委託が検討される。

「透水性」については製品化前に十分なテストを行わなかったのかね?
また、製品の品揃えに関しても単一というのでは芸がなさすぎる。
少量多品種の時代だというのに。
横浜市は土木・建設会社をメインターゲットにしたのだろうね。
ところが、どこの自治体も政府の三位一体改革のあおりを受けて緊縮財政。
公共投資が凍結された。
欠陥商品と、公共事業の減速ではお先真っ暗ですね。

商品の欠陥が判明したとき、改良ができなかったのかな。
さらに、ガーデニング用などエンドユーザー向けの商品開発をなぜ行わなかったのだろう。
レンガの原材料と成型器具によるDOIT商品の可能性はなかったのだろうか?
これが役人体質つ〜ものなんだろうね。
一般企業なら死に物狂いで取り組むだろう。

●ご当地名物
横浜の博物館。お台場の国技館。
この2つに共通するのが「ラーメン」だ。
新横浜に「ラーメン博物館」ができたとき、その2つ先の駅に住んでいた。
オープン日に出かけたのだがものすごい行列。
近いことだし、またこの次にすればいいや、と後にして以来まだ行っていない。
お台場の「ラーメン国技館」は「柳の下のどじょう」みたいだが、集客力があるようだ。
どちらも、全国有名ご当地ラーメン店が一同に集められている。

いつもラーメンは庶民から愛されてきた。
現在は地域の特長を出したご当地ラーメンが人気である。
言ってみれば「こだわりラーメン」だ。
嚆矢は「札幌ラーメン」と言われている。

私の住む宮代町にもラーメン屋は何軒かある。
姫宮から和戸近辺まで自転車にまたがって主な店を食べ歩いた。
どの店も宮代産素材にこだわって作っているという店はなかった。
地元産の野菜を使っていても、あまりにも当然すぎてアピールしていないのかも知れない。

だが、単純に地元産を使っているというだけでは「名物」とは呼べない。
麺やスープ、あるいは盛り付けにオリジナリティが感じられ、
それを地元民が認め吹聴してくれるようなものでなくてはならない。

「新しい村」にはパン、ジャム、味噌の工房がある。
町の特産を考えるなら、「中華麺」もメニューに入れたらどうだろう。
もちろん「日本蕎麦」もいい。
地元産の原料を使い、試行錯誤の末、
他にはない「すぐれ麺」が誕生すれば名物になる可能性もある。

白岡や杉戸の地産地消施設には和食が似合うコーナーがあるが
「新しい村」の飲食コーナーはおしゃれである。
そこで、日本蕎麦やラーメンを扱うにはミスマッチという感じだね。
スマートにいこうという気持はわかるが、
客の年齢構成を考えればサンドイッチやジュースより
日本蕎麦やラーメンを食べたい人も大勢いるのだよ。
機会損失することはない。
温室作るより和食コーナーを作ってほしかったな。
今からでも遅くはありませぬ。
池のほとりの「ほっつけ」側のスペースもあるじゃない?
そこで地元産の食材で和食、中華系メニューを提供したらいかがかな?
これは当たると思いますよ。

駅構内の店舗スペースは空家が目立つが
そこにも立ち食いコーナーを作る。
学生が食べやすい値段設定でね。
扱うのは町の食材を使った製品。テスト販売も兼ねる。
売りながらリサーチですよ。
役場の新人は研修を兼ねてサービスの基本をここで学ばせる。
町の官民一体で名物が生まれる可能性があるのではないかな。

難しいことを考えるより、身近なところにヒントやネタがころがっているはずだ。
そして名物食品が生まれれば、近隣の同類施設と提携する。
「地産地消」だけで終わらないでないの?

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