田舎三昧の生活と意見
掲示板にもどうぞ (~ ~)/

2004年6月
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■Contents■
01負け犬
  冷たいのが旨い
  新聞の効用
  結婚とは何ぞや
  新居へようこそ!
02心の闇
  横浜開港記念日
  信長死す
  趣味と実益
03やっぱりね
  ネチケット
04カッティングアート
 無神経
 極悪人の死
05似て非なる
 なに?これ
 池田屋騒動
 接写の友
06彼の国のコントロールパネル
  季節は移る
  ノルマンディ上陸作戦
07里子
  花盛り
  午後6時の風景
  ろじもの
  筆記用具その後
  きゅうりの赤ちゃん
  雨に咲く花
  破天荒一代
08佐世保小6殺人事件
  婦人科カメラマン
09弁当
  生産効率
  久々、Note
10ヤワ
  収穫1号
  ディベート
  妙
  つながっていたい
  男のロマン
11 小6殺人事件
  お別れ
  遺跡
  サミット
  トマト
  配置
12 国葬
  許される人名
  大学教員のセクハラ
  無関心
  刃物
  メモリ増強
13 またまた新選組
  存命
  また、キュウリ収穫
  カラー咲く
14 隣町
  お宅拝見
15 長崎沖の潜水艦隊
  パリ人肉殺人事件
16 やってくれます
  機長
  意外
17 恒例、文春・新潮2番勝負
  貝塚
18 宵っ張り
19 ふ〜〜ん
  赤ちゃん
  亡命者の帰国
20 またまた新選組
  アカハラ
  収穫
21 台風通過中
  イルファン君、雲隠れ
  トマト被害
  ひまわり
  夏至
22 夏の準備
  韓国青年、拉致
23 殺害の事実
  韓国青年殺害か?
  民間宇宙飛行
24 韓国青年の、新映像
  参院選公示
  恐怖の渋谷、田園調布
  犯罪の裏
25 野菜育成中
  LANボードご臨終
26 また人体切断
27 500万画素
  疑問氷解
28 現代イタ麺
  昼顔
29 ビートルズ初来日
30 外来語
  ターン

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6月30日(水曜日)
●外来語
漢字だけで表現する中国は、外国の言葉をうまくあてはめる。
パソコンが「電脳」、インターネットが「電網」、ソフトウェアが「軟体」のように。
漢字から分離したカタカナがある日本は、外国の発音をカナに充てることができるので
ガイジンが聞けばおかしくても、日本人はその国のことばで発音できる。
そのことが、外来語の氾濫で国語を混乱させている。
国語審議会がそのへんを交通整理している。
今回、無理に言い換えなくてもそのままいこう、とした言葉が
「オンライン」「データベース」「フォーラム」「メセナ」など。
メセナとは「企業の文化支援」のことだが、こなれている言葉とは思わない。
日本語のほうがよっぽど意味が伝わる。
国語審議会は日本語化したかったそうだが、企業サイドから横槍が入ったという。
言ってみれば「企業版パトロン」でしょ。

中高年は災難だが、最近企業のリストラが盛んである。
一昔前なら「首切り」だ。
イラクの武装グループが好む方法だが、
今、この言葉を使うと、あまりにも生々しい。
これは「リストラ」の表現のほうがいいのかも知れないが、
口当たりがいいので、企業はこれを実行してもあまり抵抗感がないのではなかろうか。
業績がいいときは拡大して、悪くなったらチョン。
明らかに「首切り」だね。
●ターン
今年も半分おしまい。
昼は徐々に短くなり、明日から師走に向かって日が過ぎる。
寒くて夜が長いより、暑くて昼が長いほうが、私の好み。

7時頃は土砂降り。ジョンの散歩の頃は止んでいた。
西の空は雨雲の向こうに青空。
そのまた向こうの栃木・群馬の方面には入道雲。
静岡は豪雨とラジオが報じていた。

6月29日(火曜日)
●ビートルズ初来日
1966(昭和41)年、人気絶頂のイギリスのロックグループ・ビートルズが初来日。
翌日から東京・日本武道館で3日間5回の公演を開催。
学校をさぼってかけつけた高校生ら6520人が警察に補導されました。
前座ステージはドリフターズがつとめた。
若き日の故チョーさん、加藤茶などが演奏したのは有名な話。
 
そのときの入場券がこれ。今では準家宝に相当する貴重品です。

6月28日(月曜日)
●現代イタ麺
4号線は杉戸高校前のイタリア料理店「フラカッソ」が閉店してから
それに代わる店を探しあぐねていた。
町中を幹線道路が走っていない宮代だから、
ロードサイドのちょっとしゃれた店に行こうとすると、4号、16号、大宮栗橋線まで出なくてはならない。
今後、春日部に吸収されても事情は変わらない。
4号線カインズホーム近くに、イタリア料理店があったが今まで入ったことがなかった。
「モダン・パスタ」という名の店は、外観からして南欧田舎風。
しっくい壁の店内はモダンジャズが流れていたが、いい雰囲気。
 
外から見るより客席数は多い。夕飯には早い時間だったので客は3組。
お決まりのトマト風味のスープありとなしの麺、ピザを注文する。
待つことしばし。生ハムのピザが先にできあがった。
生地は私好みの薄くてパリッとしていた。
焼きあがったところに生野菜とハムがのっている。
サラダ感覚のピザは初体験だったが、これが美味。
麺は細く、味が濃すぎずチーズがほどよくきいて、これも私好み。

当分、イタリア料理はここになるだろう。値段はサイゼリアよりは当然高い。
あとは、店の建物ごと消滅してしまった「まもてい」に代わる店を探すこと。
気の利いた和食の定食屋は幹線道路には少ない。
「まもてい」と同じような「ミックス・フライ」との遭遇はいつになることやら。
●昼顔
読売朝刊2面のコラム「四季」はミニ歳時記。
俳人・長谷川櫂氏が担当しているが、小さな面でも毎日となるとエネルギーが要る。
先日、苦労話が掲載されていたが、題材を決めて読売のネットワークを
フルに活用して各支局のカメラマンが最新の映像を撮影するそうだ。
このコラムに目を通すのが朝の楽しみであるが、
短い文章に添えられる古今の俳句、和歌が勉強になる。
写真のアングルを参考にしている人もいるようだ。
私の住む界隈も四季の草花の豊富なことでは、このコラムにひけをとらないほど。
だから、長谷川氏の目が自然の何に向けられるかは当方も気になる。
今朝は、昼顔だった。逗子で撮影していた。
犬の散歩道に今を盛りに咲いている。
撮影しなくてはと思いつつタイミングを逃していた。
先を越された。
  
右はわが家の裏で咲いている昼顔。本来なら手前の草をよけるのだろうが、
私は自然のありのままを収めてみた。
新聞のピンクは色が強いようだ。本物は、もっとほのかな色である。

今にも降りそうな窓の外からセミの声がしている。
3〜4日前から気がついていた。
今年は例年より鳴き始めが早いようだ。
セミの羽化と空蝉を狙わなくてはいけないね。
長谷川氏がいつ使うかが気になるところだ。

6月27日(日曜日)
●またまた新選組
芹沢鴨刺殺。
史実と異なり芹沢の死があまりにもかっこよすぎた。
シナリオ氏はことによったら芹沢の生き様に共鳴しているのではないかと思えるほど。
「8月18日の政変」での活躍に対する慰労の宴が、会津候が金を出して開催された。
酒を勧められるほどに飲み泥酔した芹沢がいる。
土方たちは帰り道を襲う計画だった。(ここが違う)
彼等は最初から熟睡しているところを襲う予定だった。
ドラマでの芹沢は新見が切腹させられて間もないし、今度は自分が狙われると考えていた。
 
土方たちが芹沢の部屋に踏み込むと、芹沢が起きて待ち構えていた。
そこにはお梅が眠っている。
これだけの騒動なのに熟睡とはいい度胸である。
芹沢は神道無念流免許皆伝。
 
沖田総司は危うく返り討ちになるところだった。が、鴨は自分が飲んだ酒徳利に足をとられ滑ってしまう。
そこをすかさず総司の刀が腹を突き刺す。鴨、不覚の死であった。
史実は、すっぽんぽんの姿で隣の部屋に逃げようとしたとき、文机につまづき転倒、切られる。
 
蓮っ葉のお梅だったが、嵐山へ紅葉狩りへ出かけたとき、鴨の自分に対する気持ちがわかり、
新選組をやめて2人で出直すことを提案していた。
その矢先の鴨の死であった。彼女は目の前に突き出された総司の刀をつかんで自分の胸を刺し果てる。
史実では、すっぽんぽんで鴨と同衾中のところを殺される。
死体はしばらく、引き取り手もなく八木邸に放置されていたが、腐敗して異臭を放ったという。
その後、西陣の里に引き取られた。

八木家の末っ子為三郎が事件を目撃していた。
が、史実は当時13、4歳の為三郎が母「まさ」から当夜の様子を詳しく聞いていた。
それを、昭和3年子母沢寛が為三郎から聞き書きして「新選組遺文」に発表した。
片目の平山五郎は、山南と切りあって勝負があった。山南が背中を向けたとき
卑怯にも平山は襲いかかろうとした。原田左之助が投げた槍で死亡する。
事実は、当夜、芹沢と同じ部屋に屏風を立てて、遊女吉栄と寝ていた。
土方同様切られたが、首と胴がはなれていた35歳。遊女の姿はなかった。
平間重助は、同じく山南と切りあい勝負がついて命を助けられて逃げ出す。
史実は、別室で寝ていた平間は、どさくさにまぎれて逃亡する。40歳。
明治23年岩手県米里村で老死とされるが、真偽は定かではない。
同衾していた遊女が、この度、浅田次郎の小説になった「輪違屋・糸里」であった。
残る芹沢派の野口健司は、近藤勇が京を離れるようにさとすが、史実は
この年の暮れ切腹。野口は神道無念流で近藤派の永倉新八と同門であった。
●500万画素
アマチュアデジカメの画素数は短期間で大きくなる。
最近は500万画素・5万円前後が1つの目安だが、
大きいほうがプリントアウトしたとき「きれいだから」と安易に選ぶともてあますことになる。
最近19800円という激安500万画素が登場した。
 
アメリカ産「CONKORD」ズームなしの短焦点だ。
KODACに代表される、彼の国のカメラはどれも同じようなデザインで、なんとなくおもちゃっぽい。
私が5〜6年前に使っていた35万画素のKODAC製と雰囲気が似ている。

SONYがオーソドックスな500万画素を投入した。
 
こちらは高級感あふれるボディデザインで3倍ズーム、4900円。
流行を反映して大型液晶を搭載。
SONYの小型カメラ作りには定評があるが、アクセサリーが豊富なのも見逃せない。

外付けのストロボが面白い。これは先行するSyberShotにマッチするようにデザインされているので
新機種とドッキングさせると浮いてしまうのが難点だが、
夜間撮影にバッグに入れても苦にならない小ささだ。
ワイド、望遠などのコンバージョンレンズや、効果フィルターもある。

フィルムカメラ時代に重たい一眼レフに辟易して、小型カメラを多用していた私としては
最近、価格的にこなれてきたデジタル一眼が気になるところだが、
日常の記録、メモ代わりに使うには小型で十分。
使い勝手を向上させるアクセサリーの選択肢が多いほうがありがたい。
●疑問氷解
悪名高いヒトラーは1945年4月30日午後3時半、エバ・ブラウンと共に拳銃自殺。
総統官邸地下壕の隣室では宣伝相ゲッペルス一家が青酸自殺をしている。
ヒトラーの遺体は部下が敵に渡らないように、ガソリンをかけて焼却した。
ロシア軍が5月1日に総統官邸へたどり着いたとき、裏庭で2つの遺体を発見した。
ヒトラー直属の歯科技工士、カーテ・ホイザーマンによってヒトラーと
エヴァ・ヒトラー(エヴァ・ブラウン)の遺体が確認される
…ここまではよく知られた話。その後はどうなったのか長い間疑問であった。
 
エヴァ・ブラウンとくつろぐヒトラー。政治的配慮から特定の女性と一緒の写真は
ほとんど公表されなかったので、きわめて珍しい1枚。同じときに撮影されている。

3人の幼い娘まで道連れにしたゲッペルス博士。彼は女好きで、女優とよく浮名を流した。

遺体は解剖後、歯や頭蓋骨の一部を写真撮影をし、ベルリン北部の町に埋葬された。
再確認のために再び発掘され、歯だけが取りはずされてモスクワへ運ばれる。
ソ連軍防諜部隊(スメルシュ)の駐留地移転に伴い、7回改葬される。
8回目は旧東ドイツのマグデブルクにあったソ連軍防諜部隊基地のコンクリートで固めた裏庭に
埋葬されたが、基地が東ドイツに返還されることになり発掘される。

死後も転々としていた。
で、その後はどうなったか。
1970(昭和45)年3月13日 ユーリ・アンドロポフKGB議長が、
ヒトラー夫妻とヨーゼフ・ゲッベルス一家の遺体10体を完全に焼却し、
遺灰を空中散布することをレオニード・ブレジネフ最高会議議長に提案。
4月5日未明 極秘計画「アルヒーフ(古文書)」遺灰の空中散布を実施。
というわで、完全に雲散霧消してしまったわけ。
では、その灰をまくためにどこの飛行場から誰の操縦でどんな航空機が飛んだのか気になる。

ナチス航空相ヘルマン・ゲーリングは、ニュルンベルグ裁判で有罪と決まったあと、
青酸カプセルで自殺を図った。
遺体は焼かれ、その灰は刑務所脇の側溝に捨てられたというのだからね…
 
第一次世界大戦に空軍パイロットとして参戦したゲーリングだったが、負傷したときに
用いたモルヒネの後遺症に悩まされる。ナチの大幹部になったときは、薬の副作用でものすごい
おでぶちゃんだった。

ヒトラーが最後に愛した女性。エヴァ・ブラウン。
ヒトラーお抱え写真師、ホフマンの写真館の事務員だったがヒトラーに見初められた。
長い間国民に知らされることのない日陰の存在。しかし、自殺の直前結婚式を挙げて夫婦となる。
公の場で紹介されることのない自分の存在に自殺未遂を起こし、ヒトラーの手を焼かせる。
ヒトラーの別荘、グランサッソでくつろぐ姿がカラームービーで残されているが、
結構おちゃめでチャーミングなドイツ娘。政務と作戦指導で疲れたヒトラーの慰めになっていたのだろう。

自殺した3人が栄華をきわめていた頃。右端には副総統ルドルフ・ヘスの姿が見える。
敗色濃い大戦末期、ヘスは単独で英国に飛び和平交渉を行おうとした。
ヒトラーの怒りを買い全ての役職からはずされ、イギリスではロンドン塔へ幽閉される。
そのおかげでベルリンのシュパンダウ刑務所で戦後づ〜〜っと生き延びた。
1987年8月17日、ニュルンベルグ裁判・最期の囚人として93歳で死去。
死因については、自殺説、殺害説などが現在でも錯綜しているが、公式的には自殺とされている。

6月26日(土曜日)
●また、人体切断
イラクで日常茶飯事になっているチョン切事件が、日本に飛び火した。
こうなると、殺人麻痺状況ね。
富士山の樹海で発見されたのは広告代理店・東急エージェンシーの36歳になる元社員。
都内で殺害し、樹海でバラバラにしたのが、取引先の印刷会社社長38歳。
動機は、多大な借金があったから。
切断に使用したのがノコギリというから日本的。
なんでイラクみたいに鋭利なサバイバルナイフを使わなかったのかね?
深夜、樹海で死体をノコギリで切り刻む図なんていうのは鬼気迫る。
どんなに度胸のある奴でも、その光景を目撃したら足がすくむだろう。

殺された社員は、今年3月行方不明になり、会社は5月31日付けで退職扱いにしていた。
33歳の妻は、3月10日夕刻夫が出かけたまま帰宅しないので翌日操作願いを出した。
殺人は会った日に行われ12日に樹海に運んでいた。切断はここで行われた。
操作は地道に行われていた。とはいうものの、仕事の取引先では割れるのは時間の問題だ。
殺された男は、この印刷会社が設立されるとき出資していた。
その後も1000万もの金を貸していたという。
このへんが臭いね。
代理店の営業マンと印刷会社の癒着は昔からよくあるはなし。
仕事を発注するかわりにバックマージンを要求するという図式だ。
殺された彼もそういう実入りがあったのではないか?
その金は営業マンが自分のクライアントの売上金をころがしていた。
が、監査が入ることになり、このままじゃ横領が発覚する。
で、印刷会社の社長に返済を迫るか、バックマージンの額をつり上げた。
零細印刷会社の経営は苦しいから、あまりに執拗な要求につい首を絞めてしまった。
という推理であるが。

このところ東急Agcはミソをつけっぱなしである。
昨日の朝刊の社会面下でお詫び広告を出したばかり。
こんな時代だから起こるべくして起こってしまったのか?
どこか無理して営業しないと熾烈な競争から脱落してしまう。
大手広告代理店といえども生き残りに必死であるからね。
赤坂・豊川稲荷の前にある本社ビルに、大昔、3年在籍していたことがある私としては
複雑な思いでこの報道に接した。

6月25日(金曜日)
●野菜、育成中
やっと梅雨らしい天気になった。
8時頃は庭のテーブルで朝刊を読んでいたのが
ジョンの散歩の頃は雨が降り出した。
気まぐれな雨で小刻みに降ったり止んだりしていた。
野菜はまあ、順調に育成していると言えるだろう。
トマトは降り続く雨には弱く、病気が発生することがある。
いつもなら、ビニールの簡易雨よけをするのだが、今年は濡れっぱなし。
ことによったら悪い結果になるかも知れない。
 
トマトは茎が細いのに実をつけすぎると、その重さで落ちてしまう。
小さな実をつけ始めたナス。ナス紺の名に恥じないいい色をしている。
 
大根が土中から顔を出し始めた。種から育てた貴重品。
つるなしインゲンが収穫の時を迎えた。市販品はあまり好きではないが、自分の畑で
採れたものは柔らかくて、無理しなくても食べることができる。

キュウリの朝顔仕立て。もっと縦横に伸びると、ジョンの小屋の日よけになる。
今のところこれが一番元気で、毎朝何本かとれる。
●LANボードご臨終
昨深夜まで生きていたNetWorkが、今朝電源を入れたらピクリともしない。
インジケーターには「ネットワークケーブルが接続されていません」の表示。
ゲッ。
あの手、この手、次の手、孫の手…考えられる復活方法をすべて試みたが改善なし。
LANでつながった他のPCはインターネット接続ができるので、
私が普段使っているメインマシンがやられたことになる。
頭を冷やし、もしやと思いパソコンの裏側をのぞいてみた。
ぬわんと、LANボードのLEDが点灯していない。
これでは、いくらソフト面をさわってもなおらないはずである。
買いに行く時間はなかった。しかたなく、データを最近購入したNoteに移動。
FTPの設定が済んだら、もう次の日が近くなっていた。
DELL DIMENSION4400のボードが不調になったのはこれで2回目。
マシン本体との相性もあると聞くから、たぶん今回の現象もそうなのかなと思う。
そんなわけで、このコンテンツはNoteで作成している。
6月24日(木曜日)
●衝撃映像!
韓国青年、キムさんの処刑の映像である。
あまりにも残酷なのでマスコミは報道していないが、関係者は見ているだろう。
それでは不公平なので、スチルにしてみた。
自分たちの行為を正当化する文面を読み上げたあと、右から2番目の男が大型ナイフを抜く。
彼はその間、動かない。気絶しているのか。
切れ味は鋭い。あっという間に切断されてしまう。手馴れた仕事だ。
床には血が流れ、胴体の上に首が置かれる。
米国青年の映像より鮮明のようだ。
こういうニュースを深追いするのは、もうよしにしようかな。
人間の奥に潜む凶暴性を目の当たりにすると空恐ろしくなってくる。




●韓国青年の新映像

イラクの武装グループに惨殺されたキム青年だが、拉致されたのは6月初旬ではないかという。
APがその頃入手した映像が公表された。
青年はこざっぱりした様子で、質問者へ落ち着いて答えている。
彼が所属していた貿易会社に、政府から行方不明になった者がいないかと打診があったとき
社長は「いない」と答えたそうだ。
国家対国家の折衝になると、生命の危険が増大するということで、企業が水面下で動いていたらしい。
それが裏目に出たということだ。

このシーンは生年月日を聞かれている。
韓国では、3人の日本人は助かったのに、わが国はなぜこういう結果となったのか?に
ついて報じている。
自衛隊を派遣するにあたり、日本は「復興支援」であって、武力を伴う平和維持ではない、ということを
イラク国民に対し国家が大々的なPR活動を行った。
それに対し、韓国はそういった戦略的な活動は積極的に行わなかった。
拉致した武装グループがアルカイダ系であった。
そのため、仲介者として宗教家グループが機能しなかった。
政府が増派決定した後というまずいタイミングだった、などを理由に挙げている。
●参院選挙公示

NHKは各党・候補者の紹介を延々とやっている。
肩書で「次長」を「じちょう」を「ちょう」と発音。
そのくせ「部長」は「ちょう」と言わず「ぶちょう」と発音していた。
「参加しない」は「さん」だが「さんか」と発音するから「傘下」に聞こえるじゃないのっ!
最近の日本放送協会は、どうかしてるんじゃないのかね。
どいつもこいつも変な発音ばかりしおって。
投票日は来月11日。同時に、1市3町合併「○×」も行われる。
●恐怖の渋谷、田園調布
昨日、渋谷で発砲。メトロ社員が負傷。本日、田園調布で韓国集団スリ発生。
80歳のお年寄りから財布を抜き取ろうとしたが、
発覚して逃げる際、追跡した人を包丁で切りつける。駅員には催涙スプレーを発射。
高級住宅地に逃げ込んだチョンを逮捕。捜査員が拳銃を3発撃ち命中させる。
捕り物騒動をTVカメラが記録していた。
パン!と乾いた音がしたとき、警察官が叫んだ
「誰だ、ピストル持っているのは」
とっさの言葉だけど、なんかおかしい。拳銃をもっているのはポリではないの。
腰に下げたものを、そう呼ぶのだよ。
あるいは、スリが包丁の他に持っていると勘違いしたのか?
画面で見る限り、制服のポリは拳銃を使うという意識はなかったようだ。
Yシャツ姿の私服が撃った。
ということは、KOBAN勤務の制服は、「都民に愛される警察官」を目指すという意識があるのかな。
従って、物騒なものはよほどのことがない限り使わない。
普段、凶悪事件を担当している刑事は、拳銃使用にあまり抵抗がないということか。
犯罪を犯して逃走した場合、刑事が登場したら早めに降参しましょうね。

最近の日本はガイジンによる犯罪天国の感がある。
銀座の宝石店では、ごっそりやられてヨーロッパに高飛びされた。
もっと取締りを厳しくして、日本の治安力を世界に知らしめないと、いかんぜよ。
●犯罪の裏
佐世保の小6殺人事件のほとぼりがさめやらないうちに、
高田馬場では中2が5歳の男児をマンション5階から突き落とした。
加害者の女児は小学校の頃から問題児で児童相談所に通所していたという。
今回の犯罪は「我慢の限界」とブチ切れたようだが「こらしめ」てやろうという気持ちもあったという。
マンションの下は樹木があるし、そこでバウンドして落下すれば死亡することはないだろう、と
冷静な判断をしている。
被害者は5歳というのに、ゲーセンで遊んでいた女児を「親にちくる」などと
おどしていたというから、ただもんではない。
加害者はマレーシア女性と日本人男性の間にできたハーフ。
両親は別居し母親と住んでいる。
被害者は、在日中国系。
ガイジン同士の犯罪だった。
佐世保の加害者は在日韓国人。
さらに、茨城県岩井市で発生した女子高生絞殺事件では
不法滞在のスリランカ人が重要参考人。
大人の世界でも、中国系、ブラジル系、韓国系の犯罪が多発する。
最近の新宿、大久保、高田馬場と言えば東南アジア系のルツボ。あるいは巣窟。
犯罪の温床になっている。
子供たちはその予備軍というわけだ。
ガイジンの血が流れているだけに、その手口は荒っぽいだろう。
在日アラブが跋扈しないことを祈る。彼等は「首チョン」が得意だからね。
サカキバラは日本人だけど、アラブの精神で殺人を犯したということかな?

6月23日(水曜日)
●殺害の事実
ニュースはいち早く母国へ伝わり、家族の悲しみは頂点に達した。
新聞報道は当然、トップ扱い。町にも献花台が用意された。
 
  
母親は気を失い、妹は号泣。

首を切断するという残忍な手口を指導しているのが、アルカイダ幹部アブムサブ・ザルカウィだ。
これだけ残虐非道なことをやっている男に対して、マスコミは敬称の「氏」をつけて報道している。
なんか変じゃないかい?
※新聞では「ザルカウィ容疑者」という表現に変わったが、NHKニュースは相変わらず「氏」を
つけている。紳士的な集団なのね。でも、アクセントだけは気をつけなさいよ。
●韓国青年殺害か?
韓国人殺害と報道 アルジャジーラ・テレビ
【01:51】 【カイロ22日共同】カタールの衛星テレビ、アルジャジーラは22日、
イラク中部ファルージャで武装グループに拉致された韓国人男性が首を切られ殺害されたと報じた。
ほんまかいな?

アラビア語版にはアクセスできても、英語版はサーバービジーでNG。
世界中からアクセスが殺到しているんだろうね。

米国のニュースサイトでは、死を報じていた。
このビデオ画像は死の直前のものであろう。彼はオレンジの服を着せられている。
アメリカ青年のように、切断シーンはないという。
ネットワークと首切り。
21世紀と江戸末期が同居するような国なんだな。イラクは。
野蛮な風習の背景にはは、「目には目を」のおしえがあるのだろうか?
●民間宇宙飛行
アメリカで快挙。国家の独占だった宇宙飛行を民間会社が成功させちゃった。
ロケットで打ち上げる大掛かりなものでなく、
セスナ機みないな飛行機の下に
小型ロケット(昔、ナチスドイツが開発し、日本でも図面をもらって秋水を製作したが、
なんとなくそれに似ている)を吊り下げていた。
離陸後約1時間、高度15キロで宇宙船「スペースシップ1」は切り離された。
ロケットエンジンを80秒間ほど噴射して音速の3倍まで加速。高度100キロに到達し。
3分間余り、無重量状態で飛行し、その後、滑空して元の飛行場へ着陸した。
ニュース映像で見る限り、なんとなくひ弱な宇宙作戦だが、
とにかく成功させちゃったのである。
パイロットの年齢を聞いて驚いた。62歳であるという。
アメリカ人のチャレンジ精神には、頭が下がります。
ロケットは大気圏突入の際の摩擦熱に耐えられる代物だったのね。
離陸せんとする親子。まるで怪鳥だ。

様子を見守る観客。

切り離された親子。

62歳の宇宙飛行士。

帰還するロケット。よくもまあ、このお姿で…

着陸成功!!

やったぜ!

6月22日(火曜日)
●夏の準備
台風一過。ピーカン。埼玉県熊谷市では35.1度。
群馬県榛名町で最高気温が37.5度、前橋市で35.5度、水戸市で32.9度、東京都心も32.3度。
熊谷に気象庁の百葉箱があるのだろうが、埼玉といえば熊谷の気温が紹介される。
内陸県だから暑いのはしょうがないが、
熊谷といえば、群馬寄りでしょ。埼玉県を代表する気温とは思えないのあるよ。
さいたま市とか川口あたりに観測地点をもってこられないのかね?宮代でもいいよ。
さすれば、も少し低い気温になると思うのだが。

朝からクソ暑いので7時に起きてしまった。
この時間は室内より外のほうが涼しい。
30分くらいかけてコーヒー飲みながら新聞に目を通すつ〜のがちょっとしたゆとり気分。。
夕方隣町のホームセンターに出向き、作業シートを購入。
通販カタログには「ターフ」なんちゃって、おしゃれな日除けがあるが結構なお値段。
田舎では作業シートで十分。サイズは豊富だし値段が安い。
3000円前後でひと夏を涼しく過ごせる。
秋に外す頃は、表面が劣化してぼろぼろ。
空気が澄んでいる田舎の光線は、よどんだ都会の空気に比べ強烈なのかもしれない。

●韓国青年、拉致
アルジャジーラがまた武装グループに利用された。
今回拉致されたのは金鮮一(キム・ソンイル)さん(33)。
米軍に物資を納入する貿易会社に所属し、昨年6月に現地入りして通訳などをしていた。
米国青年が殺害されたのと同じようなシーンであった。
彼は発言の機会を与えられていた。
「韓国軍は撤退してくれ。私はまだ生きたい」と絶叫していた。
そのあとは、米国青年の時と同じシチュエーション。
彼は前に座らせられ後方に武装グループが立つ。
 
グループは期限付きで、それ以降は殺害すると声明を発した。
これに対し、韓国政府はテログループの要求には屈しない姿勢を表明。
以前労働者が集団で拉致されたことがあったが、このときは解放された。
しかし、今回はあぶない状況だ。

 
韓国国内ではでは早速市民グループが立ち上がった。
両親は息子の写真を前に悲嘆にくれるばかり。

兵役に服していた頃の青年の写真。真ん中拉致された金鮮一さん。
今、日本でも注目を集めている韓国映画「ブラザーフッド」ではないから、
女性はキャーキャー言わないように。

6月21日(月曜日)
●台風通過中
台風6号が四国から本州を通過中。当該地区は暴風雨。負傷者も出て被害甚大。
私の住む地区は南西の風が強く時おり雨。
直撃は免れるようだが、日本列島をほぼすっぽり包み込んでいる。
自然の猛威のもとでは人間の営みなつ〜もんはちっぽけなもん。

●イルファン君、再度雲隠れ
鳴り物入りで神戸に入団したのはいいけれど故障の連続。
まともに戦えないから戦力にならない。
今度は無断でかみさんの元へ帰っちまったとか。
ワールドサッカーで、トルコにもこんな甘いマスクの選手がいるのかと注目を集め
今般日本に出稼ぎにやってきた。
蓋をあけたらこのザマですよ。完全になめられておりますね。

日本にだってイルファン似がいるんだってば。
少しトウがたっておりますがね。
日本をバカにしているトルコ野郎より、定岡君のほうがよっぽどいいよ。
でも、最近テレビでお目にかかることがめっきり少なくなったけど。
●トマト被害
朝の点検で、大きくなりはじめた実が落ちていた。
カラスの仕業かと思ったが、くちばしの痕がない。
では強風でやられたか?しかし他は無事である。
なんと自分の重さに絶えられなくなって、裂けてしまったのだ。
こんなことは初めてだった。
今年のトマトは茎が細すぎる。土が悪く肥料も足りないのか?
こういうことがまだ発生しそうなので、ちょっと心配。
●ひまわり
マルチェロ・マストロヤンニとソフィアローレンの映画じゃないよ。
(あれは切なかった。マストロヤンニの演技は絶品ですね。
彼は喜劇もこなすしシリアルもOKの俳優。
ロバート・デニーロもがんばっておりますが、まだまだね)

今年の新しい村には「ひまわり畑」が出現した。
どこかみたいに迷路を作るほど大掛かりではないが、
それなりにボリュームがあって盛夏の楽しみが増えた。
竹の三角小屋脇のほうが先に植えられたらしく、背は高いし花をつけ始めている。
駐車場脇の集団はまだ背が低いが、小さな花をつけているのもある。
この花園は風の通り道でもある。
多くはしっかり根付いているが、いくつかは、強風に負け倒れてしまっている。
今後、台風余波で強風が吹きまくると、さらに倒れるのも増えるのではないか。
 
自立したひまわりは夏に大輪の花を咲かせることができるが、
自立できないものは不幸にして枯れてしまう。

自然界は厳しいが、人間の場合、自立できなくても社会から葬り去られることは少ない。
だいたい親が面倒を見るからね。
パラサイト・シングルという言葉が一時期流行したが、婚期アップとともに
30過ぎても親元にしっかり根付いている。
結婚しても簡単に実家に戻ってくる。
「三界に家なし」という言葉も今や死語。
この言葉は女性に対して使われたのだが…。
妻と子を残して夫が単身里帰り。時代も変わったものだ。
●夏至
ついにやってきた。本日、昼が一番長い日。
今日を境に、1日ごとに夜が長くなる。米1粒分ともいわれる。
夜の7時になってもまだ明るい。得した気分だったのにぃ〜〜。

6月20日(日曜日)
●またまた新選組
今夜は、ルールブック「局中法度」により新見錦が切腹させられる。
ドラマではその理由がかなりひねってあった。
土方の策略で、芹沢を裏切ることとになった。
しかし、隊員を切った芹沢は法度ができる前だったのでセーフ。
新見は法度施行後「士道」に背いた罪で切腹となった。
同席した山南に対し、恐ろしい言葉を残して。後に山南も切腹となる。
しかし、事実はリトル芹沢であった新見は、芹沢同様外で借金はする、乱暴を働く。
そのために切腹。芹沢は筆頭局長ということで、あやうく生き延びた。
しかし、その間も土方の計画は練られていた。
来週は、いよいよ芹沢が愛妾と共に刺殺される。
芹沢は新見が殺されたことで、次は自分の番だと察し、怯えるシーンがあったが、
事実もそんな心理状態ではなかったか。
虚勢を張って生きてきた彼らしく、そんなことはおくびにも出さず、
残された短い時間を傍若無人に過ごす。

芹沢とお梅の枕元に、死んだ新見の霊が現れる…
というシーンではないが、画面が切り替わるときは人間の目は感じなくても
カメラは写し取ってしまうのね。
 
歳三の冷徹な目が光る。その頃、近藤は深雪太夫と逢瀬。
組で起こっていることは主導権争いだと思っている。まだ、のーてんき。
その後、近藤は深雪太夫を身請けするのだが、それに要する金は持っていない。
仕方なく、組から拝借してしまう。平隊員なら、間違いなく切腹だが、歳三の計らいで事なきを得る。
勇はこの金を新選組に分割返済し、完納する。律儀な人だと、変な感心のされかたをする。

芹沢一派の粛清後、近藤を頂点とする壬生浪士組が誕生。
会津藩から「新選組」の名前をいただき、池田屋騒動で一躍有名になる。
上の写真は、顔つきが変わった来週からの近藤勇。
でもな〜〜。セリフが棒で学芸会だもんな〜〜。
●アカハラ
最近の風潮、なんでも短縮。
アカ・ハラと聞いたとき、いもり、はたまたウグイ、はたまたスズメの親戚かと思った。
正解は、アカデミック・ハラスメント。セクハラの親戚だった。
大学院で教授が院生に対して行う陰湿な行為だった。
最近は東大でのアカハラが新聞報道されたばかり。
象牙の塔内で起こるのでなかなか表面化しないが、内部告発で露見する。
博士号が欲しいから院生は弱い立場にある。
教育者は人格者と思われがちだが、最近はその仮面がはがれた。
女生徒には手を出す、国からの金を不正に使う、学生にいじめを行う…
教授だから学問向けの頭はいいのだろうが、社会人としての人格、下半身の人格が劣等なのね。
学生にもいるじゃないの。頭はよくてもワルつ〜〜のが。
こういうのが、一番扱いにくい。
早稲田のナンパ・サークル「スーフリ」のメンバーもそんな連中の集まりなんだろうね。
こういのが、一流企業に就職して上昇志向の階段を昇り始めると
企業にとっては致命的になる。今回の三菱自動車のようにね。
●収穫
台風6号の影響で、南風が強い。今日は蒸しそうな気配。
夏場は早起きしないと、能率が悪い。で、6時起床。
新聞読んだり犬の散歩したあと、庭木や野菜の手入れ。
プラムが間もなく熟す。まだ、青い実が4つ鳥にやられていた。
CD-ROMを枝に吊るす。効果は定かではないが。
枝にとまった鳥がCD-ROMに映った自分の姿を敵とみなすのか、
ぴかぴか光るので敬遠するのか。
キュウリが1週間ぶりに5本とれた。
まだ花がつき小さなトゲがある。切り口からは水が出て盛り上がっている。
この新鮮さがいいですね。


6月19日(土曜日)
●ふ〜〜ん
マックが全ページ広告を掲載した。

キャッチが「ガブリつくってたまらない」
はじめ「ガブリ作って、貯まらない」ってなんだ?と思った。
「かぶりつく」という表現はあるが「ガブリつく」というのは一般的ではない。
「ガブリ」と「かぶりつく」の混同。あるいは意識的な造語なんだろうね。
「ガブリ」は口を大きくあけて一気に食いついたり、飲み込んだりするさま
だから「つく」をくっつけなくても、その状態を指すんだよね。
新聞の一部をちきったようなデザインで意表をついているのだが
この長ったらしいキャッチのおかげで、シズルが感がぶっ飛んでしまった。
残念ね。
●赤ちゃん
栗の花が散って、よく見ると小さな実をつけはじめた。
トゲに触れると柔らかくて曲がってしまう。
これが、1ヶ月もするといっちょまえに痛くてさわれなくなる。
人間も可愛いのは赤ん坊のうち。
大きくなるにつれて扱いにくくなる。
特に最近は、小学生といえども恐いもんね。
今の親は大変だ。

●亡命者の帰国
今日は桜桃忌だが、あまりにも有名な日なので、ちょっと目先を変えてみた。
昨今1960年代の事象がもてはやされているらしいが、
当時で思い出すのはベトナム戦争。
「地獄の黙示録」をはじめ数々の映画が作成されたり
アメリカ軍が行った虐殺行為などが続々暴露された。
南北ベトナムの戦争は、東西冷戦中ということでアメリカとソ連の代理戦争。
南の顔といえば良くも悪くもグエン・カオ・キ将軍。
彼が首相に就任したのが1965年6月19日だった。
  
ベトナムの軍人としてはおしゃれでスマートという印象。
どっちかというと、ええかっこし、か。
この風貌が小学校の恩師に似てるんだよね。
彼は、鹿児島・種子島出身で帝国陸軍憲兵出身だったが。

1930年生まれ。南ベトナム上流階級出身の彼は、中学卒業後
フランス空軍に入隊、後に南ベトナム政府軍に移籍。
63年のゴ・ジン・ジェム南大統領兄弟殺害に至ったクーデターを皮切りに再三のクーデターに関与。
33歳で空軍司令官になる。
1965年空軍将校のときクーデターで南ベトナム政府の実権を掌握。
熱烈な反共主義者で若手将校からの支持は厚かった。
65年には首相、67-72年には副大統領になった。
同じ軍人出身のグエン・バン・チュー大統領とともにアメリカの支援を受けて
北ベトナムと戦ったが、75年4月サイゴン陥落前に脱出しアメリカに移住。
カオ・キは勇敢な軍人であったが、華麗な生活を好み民衆層からの支持は得られなかった。
戦争に抗議して焼身自殺を遂げた僧侶に対し彼の妻は「人間バーベキュー」と称し物議をかもした。
米国では貿易商として活動し、2004年1月に約30年ぶりに故国の土を踏んだ。
キ氏夫妻とともに帰国した娘のカオ・キ・ズエンさんはシンガー・ソングライター。
ベトナムでもCDが売れているそうだ。
  

■6月18日(金曜日)
●宵っ張り
歳とともに「早寝早起き」となるのが一般的なのだが、
私の場合、相変わらず寝るのが遅い。
朝刊を配るバイクは3時にやってくる。
最近は夜明けが早いから4時頃には空が白む。
本を読んだり、インターネットでネタを探したり、パソコンのお勉強をしているのだが、
深夜1人きりになる時間が大切なのだ。
自分の寿命は神のみぞ知る。
小学校の同級生は何人も召されているし、大学の親友も逝ってしまった。
そう思うと、時間がもったいなくて、惰眠などしてはいられないとも思う。
ここ何十年と睡眠時間は6時間前後だが、慣れてしまうと苦にならないもんですね。
NHKの深夜便からは懐かしい歌が聞こえてくるので
もったいなくて寝てはいられない。
カントリーミュージックなどNHKかFENしか放送しないもんね。
でも、男性・女性アナさん発音だけには気をつけてください。
若いもんみたいに、なんでもかんでも前にアクセントもってきちゃ聞き苦しくてかなわん。
「四国」が「死国」だもんね。

■6月17日(木曜日)
●恒例、文春・新潮2番勝負
今週の柱は2誌とも佐世保殺人事件と雅子さんの病状だった。
 
センセーショナルなタイトルでは新潮の勝ち。文春は事件と周辺情報に内容を広げているが、
新潮は事件そのものに焦点をあててストレート勝負。今週は買うのなら新潮でしょう。
殺害された少女はどのマスコミも同じ写真を使っている。
この写真は被害者側から提供されたものだろうが、2chでは、
歯ぐき丸出しでなく、もう少し可愛い写真はなかったの?などと書き込まれている。
 
雅子さんに関しては、文春は病名を公表した。新潮はぼかした表現。
皇太子の発言に対し宮内庁や東宮が、真意がわからない、皇太子は会おうとしないなどと
責任転嫁するような発言をしている。
昔ならこんなことは畏れ多くてできなかったろう。
皇室をお世話する連中のボケた神経には腹がたっていただけに
文春のタイトルは説得力がある。今週買うなら、文春でしょう。
ということは2誌買わないとだめなのね。
●貝塚
大田区山王。縁もゆかりもない土地だが、大昔一緒に仕事をやっていたカメラマンの事務所があった。
打ち合わせで何度かJR大森で降りた。
大森貝塚の碑は駅の近くの線路際にある。
その頃は横浜に住んでいたので、銀座に出るときはその碑の前を通る。
登呂遺跡と大森貝塚のことは、たぶん小学校の社会科の時間に習っていた。
ここが、モース博士が明治時代に発掘した所なのね。
下町育ちの私は、生涯訪れることもないだろうと思っていた場所に初めて降り立ったとき
カメラマンの事務所より貝塚のほうが気になっていた。

1877年(明治10年)6月17日、アメリカの動物学者E・S・モース博士 が横浜から新橋へ向かう途中、
汽車の窓から貝殻が堆積しているのを発見し、
間もなく日本で最初の科学的発掘調査が行われた。これが大森貝塚である。
それまで日本には考古学は存在せず、この大森貝塚の発掘調査は、
日本の近代的考古学の出発点となる記念すべき出来事であった。
  

わが国の考古学の出発点となった記念すべき場所であり、
127年前の今日が記念すべき日なのね。
早稲田の吉村教授がエジプトの発掘調査を人工衛星のデータをもとに行っているが、
モース博士の播いた種が国際的に育ったというべきか。

あの時のカメラマン、H氏は今、ど〜〜しているかな?
取材で一緒に秋田へ行ったとき、駅から少し離れた繁華街で初めてハタハタときりたんぽを体験した。
前を川が流れていたが、何という地名かすっかり忘れてしまった。
はたはた。少しクセのある魚。においが独特であれ以来食べたことはない。
きりたんぽ。歯にくっついて閉口した。あれ以来食べたことはない。

■6月16日(水曜日)
●やってくれます
DELLに戦いを挑むかのようにhpが格安NotePCを投入した。
私が飛びついた前回のキャンペーンは「キュッキュッパ」だった
が、今回はそれより50円安い99,750円。
スペックはほぼ同じだが、内蔵スピーカーがJBLであること。
な、泣かせます。昔のオーディオファンならスタジオモニターは垂涎の的だった。
Noteタイプに仕込まれた小さなスピーカーがJBLだから
低音がうなるようだとか高音の切れがいいなんてことはないのだろうが、好きな人にはたまらんのだろうか?
hpのcompaqブランドが15段を打てば、
この日はNECダイレクトもNoteの広告を掲載していた。
こちらの値段は177,345円とお高いのだが、
6月25日15時までに申し込めば
メモリの256->512アップグレードが、なんと105円!!
HDDの40GB->60GBアップグレードは1050円!!
とてつもないバカ安だ。
買う方にはありがたいが、ビジネスソフトは入っていない。
OfficeをオプションにつけるとNECは21000円UP。
20万出せば、おまけソフトもたっぷりインストールされた機種は結構多い。
●機長
13日に書いたエノラ・ゲイの機長、ポール・ティベッツ元大佐がテニアンの記念式典にやってきた。
300人の聴衆を前に講演。「軍務を愛していた…」などと述べたそうだが、
広島については言及しなかった。
軍人で上からの命令では拒否できないから、原爆投下は任務の1つでしかない。
しかし、もし彼に人道的な思いがあるのなら、広島を訪れ黙祷をささげても罰はあたらんね。
自分のやったことを正当化するような発言は日本人にとって面白くはない。
 
89歳。もう長くはない。精神の安寧を求め天に召されたいなら、一度広島へお越しください。
さもないと、いい死に方はできませんよ。
サイパンは観光地として日本から訪れる人も多い。
「バンザイクリフ」は、大戦末期、捕虜になることを潔しとしなかった民間人がその崖から
身を投じて命を絶った場所だ。
そんな歴史を知らない若者たちはキャーキャー言いながら
記念撮影しているのだろうね。
●意外
民放の深夜番組は、どの局もさわがしいだけ。
で、ここ数年NHKの「ラジオ深夜便」を聞くことにしている。
最近、アナウンサーの発音が若者みたいに「前」にきてしまうのが気になるが。
海外在住の日本人と電話でやりとりするコーナーがある。
たまたま、藤原紀香のことを話題にしていた。
海の向こうの彼は盛んに彼女をほめていた。
英語のスピーチが流暢で発音もいいというのである。
彼女に限らず、最近の若いタレントのことはほとんど知らない。
調べてみた。
92年度 ミス日本グランプリ受賞英検2級。
趣味は多いが、カメラとパソコンも。
1971.6.28生まれの33歳、身長171cm。
で、アフガンに行ったときの写真をセレクトして写真展を開催しているとのこと。
彼女の書いたアフガン体験記が高校の英語の教科書に採用された。
国内ではタレント活動をしているが、彼女の目は世界に向いているようだ。

単なるグラマスな女性ではなかった。彼女の国際的な活躍を見守りたいですね。

■6月15日(火曜日)
●長崎沖の潜水艦隊

このところ、長崎県は注目を集めている。
夕刊記事で、日本海軍の潜水艦隊24隻が眠っているのを米国・大学学術チームが発見した。
60年間海底にあったにしては、状態はよく、そのうちの1隻は「伊58」であるという。

伊-58は遠距離偵察や攻撃能力を重視した日本海軍の乙型潜水艦。
その最後の乙型潜水艦として昭和19年9月に竣工、人間魚雷回天の母艦ともなった。


上は、ものほん。下はTAMIYA模型のプラモデル。回天の搭載状況がわかる。
昭和20年7月29日レイテ・グアム パラオ・沖縄を結ぶ2本の線の交差海面でアイダホ型戦艦を撃沈。
戦後このアイダホ型戦艦が米国本土から原爆をテニアンに運搬後、レイテに向かい航行中であった
重巡「インディアナポリス」であった事が判明。
もう少し早かったら、広島原爆投下も不可能だったのだ。歴史に「IF」は禁物ですがね。
昭和20年8月10日にフィリピン東方にて回天2基を発進、同14日に呉へ帰投し
そのまま終戦を迎えた。昭和20年11月30日除籍。昭和21年4月1日五島沖にて海没処分された。
基準排水量:2140t(水上)/3688t(水中)
常備排水量:2607t
全   長:108.7m
  幅  :9.3m
吃   水:5.19m
主   機:艦本式22号10型複動ディーゼル機関×2(2軸、水上4700HP、水中1200HP)
乗   員:94名
速   力:水上17.7ノット/水中6.5ノット
航続距離 :16ノットで21000浬(水上)/3ノットで105浬(水中)
兵   装:40口径14cm単装砲×1、25mm連装機銃×1
      53cm魚雷発射管×6基(合計魚雷19本) 
●パリ人肉殺人事件
23年前の今日、日本人留学生がパリで引き起こした事件で逮捕された。
早いもんですね。当時はこの話題でもちきり。
なんせ、名門水処理会社・栗田工業社長の息子が、猟奇事件を引き起こしたんですから。
主人公は佐川一政。現在文筆業を生業としております。
それも、自分が引き起こしたおぞましい事件をネタにしている。
かつて、人の肉を切り刻み、今はその経験を切り売り。
ナイフをペンに代えただけじゃないの。
ペンは剣より強し、と言うが、彼の場合は逆から入ってきた。

殺人事件を引き起こしていながら、精神喪失ということでフランスでは軽い罪。
強制送還され、日本では精神病で有名な松沢病院へ。
懲役刑も受けずにシャバに出て作家活動という、割り切れない事件だ。
ネットで、殺された女性の写真を探してきたが、別ページに掲載
気の弱い人は見ないほうがいい。
ばらばらなんてもんじゃない。
牛や豚みたいに、部位がきれいに切り分けられいる。
大昔、仕事で芝浦の肉の処理工場を(屠殺場)を見学したことがあったが
ふと、それを思い出した。

佐川君の変遷。憶えているのは犯罪を犯した当時の左の写真。なんともさえないお顔。
それが、作家になって変わってきた。右側はグラサンにポーズしちゃって、
もっとふくよかなら、ジャック・ニコルソンだよな。

上の佐川君にバラバラにされたオランダ人の女子大生(25)ルネ・ハルデルベルト。
裕福なユダヤ人の家庭の出身で、博士号取得のためパリに来ていた。
佐川のアパートを訪ねたのは、ドイツ近代表現主義の詩人ベッヒャーの詩を
ドイツ語で朗読して欲しいと佐川が高額の報酬で頼んだからだった。
その前にも何度か佐川宅を訪問しているが深い間柄ではなかった。
経歴
昭和24(1949)年生まれ。和光大学卒、パリ大学大学院修了。
パリ留学中、オランダ人女性を殺害、食肉したことで世界の犯罪者リストのトップに躍り出る。
精神鑑定の結果、無罪となり帰国。異色の“表現者”として活躍中。著書多数。

入院中、日本の大手映画会社が佐川事件を映画にする話を持ちかけ、
劇作家の唐十郎に脚本の執筆を依頼。
唐は映画脚本の下調べとして佐川と3ヶ月にわたって文通するが、
佐川が「母親が傷つくから小説化はやめて欲しい」と依頼したにもかかわらず、
唐十郎は手紙の内容を「佐川君からの手紙」をとして出版し芥川賞を受賞する。
母は息子の事件で本当に傷つき、精神障害を引き起こす。
カンニバリズムという黒い血が流れる子供を生んでしまった不幸である。

■6月14日(月曜日)
●隣町
来年3月(だったかな?)合併を控えている3町1市だが、
マザーシティとなるのは春日部市。
全国的に名前が知られているからという理由で、
新市名を公募したにもかかわらず、春日部に決まってしまったという経緯がある。
パソコンのサプライ用品購入のために出かけた。
春日部には旧日光街道沿いの「粕壁」という地名が残っている。
その一角に、戦災を免れた古い町並みも健在だ。
 
レトロなポストも健在。撮影中に女子学生が自転車で通り過ぎた。
何とはなしに、石坂洋二郎の「青い山脈」の地方の中小都市の風情ね。
だけど、彼女のカバンの中にはわずかな勉強道具と化粧道具、携帯電話が入っている。
●お宅拝見
日曜日の9時半頃、渡辺篤の新築訪問番組がある。長寿番組だ。
ときたま、この界隈の住宅が紹介されることがある。
越してきて間もない頃だ。
東武動物公園を出て、1つ目の姫宮を過ぎる。
すると間もなく右の車窓に見える、そんなに大きくはないのだがおしゃれな家が気になっていた。

その後、渡辺篤の訪問番組が本になった。
私も新築したばかりであったし、興味があったので購入。
ぬわんと、そこにその住宅が掲載されていた。
と、いうことは以前、放映されたということ。
残念ながらその番組は見ていなかった。
 
当時、周囲に家はなく、線路と田圃だった。
今は隣にアパートが建つ。家は増える。昔の面影は残っていない。

■6月13日(日曜日)
●またまた新選組
今夜は8月18日の政変。昔、日本史では「七卿落ち」と教わった。
時は、1863(文久3)年。会津、薩摩と組んで長州を京より追い出す作戦。
会津藩預かりの浪士隊は、命令を待つが一向に沙汰なし。
侍が盛んに移動するので、町民は何事かと思う。
多摩から近藤たちを追ってきた「捨助」が、宿で酒を飲みながら仲居に
浪士隊や近藤勇のことを聞くが、相手は何も知らない。
捨助はニヤリとして、里への手紙では活躍しているとあるが、それほどでもないことを知る。
芹沢鴨は、温泉へゆくなど相変わらず勝手なことをしている。
沖田は、近藤の心配をよそに、どういうわけか芹沢と行動を共にしている。

近藤は、芹沢の傍若無人な行いに業を煮やした会津藩から、「なんとかしろ」と言われているが
言葉の内容を深く理解していないので、「粛清」とまでは気がつかない。
政変の約1ヶ月後の9月16日、芹沢は暗殺される。
その前に、芹沢の腹心、新見錦が切腹させられる。
理由は、浪士隊の規律を記した「局中法度」に照らしてのことだ。

土方歳三が、「地獄の釜の蓋をあける」と決意を語ったが、それを山南敬介が横目で見ていた。
そして、「局中法度」が作られた。
芹沢は新見に「腹を切れ」と言うシーンがあったが、今回は謹慎で済んだ。
これは次回への複線であろう。
御所警護のために出動したとき、芹沢は自分で名付けた「誠忠浪士組」と名乗っていたが、
歴史では、8月18日の政変で出動するとき、会津藩から「新選組」という名をもらったはずだ…

京から追っ払ったはずの長州だが、土佐・熊本藩などの尊攘派相変わらず暗躍していた。
翌1864年は、年号は元治元年となる。
6月、池田屋事件発覚。新選組の予想以上の働きで、在京の尊攘派は一掃されるとともに
新選組の名前が一気に有名になった。
(このとき捨助がいたら、さぞびっくりしただろう)
7月、蛤御門の変で長州藩が巻き返しを図るが、失敗。久坂玄端・敗死、真木和泉自決。
8月、長州の攘夷に対し英米仏蘭の4国連合艦隊が下関を砲撃。
先進国の武器の前に歯が立たず。
幕府も長州征伐を行ったが、これは不発に終わり、幕府の威信は地に落ちる。
長州はこれを機に開国論に傾き英国に接近する。
フランス公使のロッシュは幕府側、英国公使のパークスは、当初幕府側だったが、
薩長が攘夷を捨てると、こちら側に寝返る。
最後に笑う側についたほうが国益につながる、という外交判断。
4年後の1868年は明治元年。
戊辰戦争で敗れた幕府は瓦解する。新選組の終焉だ。
榎本武楊と共に函館に渡った土方は1869年5月ここで戦死するが、軍事顧問団にフランス人がいた。
フランスは会津藩や奥州烈藩とともに幕府に殉じた。
さらに時代が下り、1877年西南戦争が起こり西郷隆盛自刃。サムライの時代が終わる。
このあたりが映画「ラスト・サムライ」の時代設定だ。
●存命
朝刊に小さな記事がのった。
ポール・ティベッツ元大佐(89才)が、マリアナ諸島テニアン飛行場で開催される
「日本軍との戦闘60周年記念式典」の主賓として、元航空士2名と約60年ぶりに訪れるという。
この元大佐は太平洋戦争当時、「エノラ・ゲイ」の機長だった。
つまり、広島に原爆を落としたB29の機長である。
まだ生きてたのね。

当時29歳だった彼は、攻撃前日、ペンキ工に命じて、機首に「ENOLA GAY」と大書させた。
彼の母親の名前だった。
米国では戦争を終わらせる契機となった作戦。
日本では世界で初めての原爆被害国として、投下したB29の名前とともに歴史に刻まれている。
母親は名誉と思ったか、余計なことをしおって、と思ったか。
(たぶん前者でしょう)

B29は、ボーイングB29スーパー・フォートレス(超空要塞機)
超長距離通常爆撃機として発案、設計・製造された最新型爆撃機(約3200機製造)。
高度1万m以上での飛行可能、航続距離5600km(4トン爆弾搭載)。
全長30.2m、全幅43m、高さ9m。
高高度を飛行するため迎撃機の恐れはない。
このため迷彩がほどこされず、ジュラルミンの機体は太陽の反射できらきら光る。
エノラ・ゲイはその内の一機で、ネブラスカ州オマハのマーティン航空機会社によって製造された航空機 B-29-45-MO S/N 44-86292 で、広島への原子爆弾投下のため特別な改良が加えられた。

(右上のサインがポール・ティベッツ元大佐)
 
機長とクルー(11名しかいないが)。作戦前か後か(米国のサイトへ行き調べればわかることだが)

この原爆(リトル・ボーイ)を機体に飲み込んでいた。
1945年8月6日午前2時45分(日本時間午前1時45分)、
中部太平洋のテニアン島北飛行場を飛び立つ(機長以下乗員12名)。
日本時間午前5時硫黄島上空。機首を四国に向け、高度9200フィートの高度まで上昇して
そのまま広島へ進入(時速205マイル)。

攻撃直前さらに急上昇、午前8時15分17秒、高度約3万フィートの広島上空で原子爆弾投下、
43秒後に地上1890フィートの上空で爆発した。
すなわち人類史上初の原子爆弾爆発の時刻は1945年8月15日午前8時16分(日本時間)となる。

 
戦後、エノラ・ゲイはスミソニアン博物館へ収容。元大佐も元気で余生を送っている。
12名のクルーのうち、9名は死亡。
今回の記念式典には生き残り全員が参加することになる。
日本側の被爆者の会はこの行為に対し反対しているのだが。

B29の思い出。
昭和20年は、母親の里である群馬県に疎開していた。
ある日、母屋と納屋の間で遊んでいた。
すると、上空で轟音がした。
母屋と納屋に挟まれた空は細長かった。
そこに、小さな光る物体が移動していた。B29だった。
後からわかったのだが、近くの太田には中島飛行機の工場があった。
米軍はそこを攻撃しにきたのだと。
母屋の前には防空壕が掘ってあった。
田舎なのに解せなかったが、近くに軍需工場があれば納得できる。
高高度で飛来する爆撃機から、ぱらぱらと落とされる焼夷弾は
私が疎開していた地域も、投下目標の中に入ってしまうのだ。
●また、キュウリ収穫
ナス、ピーマンはまだまだ小さい、トマトも青いというのに、
キュウリが採れ始めた。
当分、朝はキュウリ漬けになりそう。

●カラー咲く
木陰に移植した花だった。
気がつかないうちにいつの間にか花をつけていた。
熱帯アフリカ原産というが、仏教的な雰囲気がする。


■6月12日(土曜日)
●国葬
レーガン元大統領の国葬が11日昼(日本時間12日未明)、
首都の北西部にあるワシントン大聖堂で行われた。
お別れのときは風のように去った、ブッシュ大統領だったが
この席では弔辞を読んだ。
生前、レーガン氏から頼まれていた。
自分の葬式を自分でプロデュースしていたのだそうだ。
サミットに出席していた各国首脳はその足で弔問にかけつけた。
報道では、日本からは親交のあった中曽根元首相が出席。
おや、サミットに出席していた純ちゃんはど〜〜したの?
国葬には列席しなかのかな?
日本からは中曽根先輩が出ているのでいいや、と判断して帰国したのかしら?
同じ国から2人出席してはいけない、という米国からのお達しでもあったのか?
国葬という国を挙げての大イベントに顔を出さないなんて、
ポイントを落としたんじゃないの、純ちゃん?
こういう時こそ得点のチャンスなのに。
あなたが半日くらい居なくても日本はだいじょうぶですよ。
●許される人名
「人名用漢字の範囲見直し案」が昨日法制審議会(法相の諮問機関)人名用漢字部会から公表された。
可愛いのもあれば、げっ?というのもある。
盛んに報道されているから周知のことと思うが、
糞、姦、呪、嘘、歪、悶、蔑、罵、贋、淫、誹、嫉、癌なども人名候補として挙げられている。
法制審議会のメンバーの名を公表してほしかったね。
もう子を作ることができないじいさん、ばあさんたちだと思うが、
どんな顔してこういう字を選んだのかね。
国民を愚弄するのもいい加減におし。
自分の孫に「糞太郎」とか「姦淫宮」(閑院宮じゃないよ)というのがいたら、どんな気持ちになるだろうか。
一切意味は考えていない、ということだが、漢字の成り立ちはみんな意味があるのだよ。
●大学教職員のセクハラ
国立大学教職員のセクハラ状況を文部科学省がまとめた。
大学という塀の中の懲りない面々は後を絶たない。
相手が小学生でも最近の教師は手を出すから油断がならない。
まして、女子大生は成熟している。
化粧や衣服は昔の比にならないほどケバいのが多い。
おや、ホステスさんも勉強してるの。感心感心てなもんである。
くびになった静岡大の助教授はホテルに連れ込みやっちゃった。
助教授は当初反論しただろうね。
相手も子供じゃないし、合意のうえでした、と。
女性のほうは、おかしいなと思いつつ指導してくれるからというので…
どんな指導が待ち受けているのは予測できたんじゃないの。
魚心あれば水心か。
教師が目をつけるのは、概して遊びなれていない地味な娘であろう。
ケバいのを誘ったら、災難が降ってくるということは先刻承知。
定職1年をくらった、岡山大助教授は、酒席で女子学生の体を触ったり、わいせつな言動を繰り返したりした。
減給処分になった千葉大教授はマッサージや手相を見ると称して、女子学生の体を触った。
戒告処分を受けた同じく千葉大教授は女子学生に自分の性体験を話して不快にさせた。
(この男、教室を飲み屋のカウンターと間違っているんじゃないのかね)
立場を利用してこういう卑劣な行為に及ぶ奴は民間企業にもゴマンという。
しかし、発覚したらだいたいクビ。学校の処分は甘いね。
大学の教職員のみなさん、今回の処分を参考にして、どこまでがセーフの限界か
よーく研究しておきましょう。(分析は得意でしょ?)
それがいやだったら、自分の金で風俗へ行け!!
妻帯者ならかみさん相手に強姦ごっこ、緊縛ごっこでもおやりになったら。
発覚すると自分の輝かしい経歴に傷がつくだけでなく、家庭崩壊も引き起こすことになるかもよ。
大学という塀の外で、勇気ある覗きを敢行してしまった植草教授の例もあるじゃない。
●無関心
佐世保小6事件の加害者の家族は、祖母、父母、姉の5人。
パソコンを個室で使っていたのではなく、リビングに置いてあったそうだ。
祖母は無理としても、両親、姉は女児がパソコンで何をやっているのかわからなかったという。
どのくらい広いリビングか知らんが、
画面を覗いて、彼女に尋ねたことはなかったのだろうか?
特に、高校生の姉なら、妹が変な世界に紛れ込んでいると感づかなかったのだろうか?
この家族の連帯はどうなっていたのだろうか?
放任という名の無関心が家全体を覆っていたのではないか?

学校では…
周囲の子供たちは、加害者の変化に気がついていた。
ところが、30代の男性教諭は異変がわからなかった。
というより、クラスの子供たちにあまり関心を示さなかったのではないか?
生徒に信頼される教諭だったのだろうか?
この教諭は事件以後、登校できないでいるそうだ。

我々の小学校時代は、軍隊上がりの先生がごろごろいた。
予科練上がりもいたようだが、戦場へ行った人もいた。
先生というより、キモがすわった男の集団という感じだった。
6年生のときの担任は憲兵出身だった。
こわかったですね〜〜。
生徒が規則違反をすると、
「気をつけ〜〜。足を広げろ〜〜。歯を食いしばれ〜〜」と言ってから、ビンタ。
学校でそういうことが行われていても、親は怒鳴り込むということもなかった。
学校にあずけたのだから、先生のお好きなように…てな感じだったのだろう。
その先生はとうに亡くなった。
クラス会などで、昔話に花が咲き、その暴力性を嫌うクラスメートもいる。
幸い私はくらったことがなかった。
当時は、先生の内職が大目に見られていたので
担任は生活費を稼ぐために、自宅で学習塾をやっていた。
怒られた生徒も、そこに通っていたもんね。
学校内・外で先生との付き合いは濃密だったといえよう。
女の子の遊びも、お手玉、おはじき、ゴムとび。
男の子はめんこ、ビー玉、ベーゴマ、剣玉、馬とび、野球。
家に帰れば、まだ電話のある家は少なく、緊急な用件以外電話など暮らしに入り込んでこない。
テレビや、個室がないから、親や兄弟姉妹と居間で過ごし、常識的な時間に床につく。
非常に素朴な生活パターンだった。
だから、親の目はいやでも子供に届いていた。
そういう家庭環境でもぐれる奴はぐれる。
●刃物
机のまわりや引き出しの中の刃物を集めてみた。
結構あるものだ。
日頃、なんの意識もなく使っていたカッターナイフだが、
「これで殺っちゃたのね」としげしげと眺めるようになった。
罪のないメーカーこそいい迷惑。
解せないのは、頚動脈を切断して刃は深く(10cm?)食い込んでいたらしいが
そうするにはカッターナイフの刃をかなり繰り出さなくてはいけないだろう。
力を入れて少しでも曲げると刃は折れてしまうのだが、
そのまま、すっと食い込ますことができたとしたら
かなり冷静沈着にやったことになる。
新選組の隊員が切腹させられるとき、同じ隊員が介錯を行う。
初めて行うときは、よほどのてだれでないと打ち損じるという。
大の大人にしても、それまで同じ釜の飯を食っていた仲間の首をはねるのだから
相当緊張するだろうに。
加害者の女児は、親友にそういうことをしたのだから
動揺してもいいはずなのに、それがない。
現場に飛んできた教諭に、救急車をよんできて、といったらしいではないか。
この残忍性と沈着性。
やくざの「鉄砲玉」も大いに学ぶ点があるのと違うか。

腐った食材を餃子の具にしていた韓国のメーカーが公表された。
その餃子は日本にも輸出されていたとかで
関係のない餃子の売れ行もガクンと落ちたという。
文具用刃物もそういう運命なんだろうね。
●メモリ増強
導入したNotePCのRAMが256MBだと思ったら、実質192MBだった。
隣町のPCショップで256MBのRAMを8000円台で購入。
本来なら512MBなのだが、448MBという中途半端な数字に落ち着いた。


■6月11日(金曜日)
●小6殺人事件
加害者の少女は在日だというじゃないですか。
だから何よ?と言われても…
あまり報道されていないことだったので。

夕方のTVニュースから。
加害者と被害者は交換日記をやっていた。
そこに描かれている加害者のイラストの推移を見ながら心理学者が解説していた。

今の子供は絵を描くことが達者だ。加害者は日記で、絵が下手、と述べているが
いやいや、うまいものです。
しかし、女の子が最後のほうになると犬に変わっている。
しかも、尾が蛇になっている。

こういう絵は昔からあるが、異常な事件を引き起こした女児の絵ということで
ここに到る心の変化を、先生は推理していた。
●お別れ
故レーガン元大統領とのお別れに多くの国民が訪れた。
政策はともかく人柄が愛されていたそうだ。
サミットを終えたブッシュ大統領夫妻もヘリでかけつけた。
さすがに、口はもぐもぐしていない。
棺にさっと手を触れ風のように去っていた。
お別れ滞在約数秒。忙しいお方。
 
●遺跡
自宅の裏を通る「農の道」に高札が立った。
「山崎遺跡」の説明だ。
この界隈は大宮台地の端にあり石器時代から人が住んでいた。
(実に由緒正しい住宅地なのだが、土地の人は「山崎山」と呼ぶ)
過去に「鍛冶工房」という重要遺跡が発掘されたこともある。

毎、朝夕ジョンと散歩するのだが、
数千年前も、この界隈を犬を連れた人が歩いたのだろうか?
太古ロマンに満ち溢れた場所に住んでいるのね。
おっ、向こうから石器人が来た。と思ったら…
●サミット
ブッシュ大統領は、なんでいつも口を動かしているのだろう。
会議中も何か食べているみたいね。
リラックスムードを演出しているのかも知れないけど、
不謹慎のような感じがしないでもない。
●トマト
土がやせているのか茎が細い。
だが、実だけはしっかりつけている。
胸は大きいがスリムな美人という風情だ。
1本の苗に5段くらい実をつけて欲しいと思っているのだが
なかなか期待通りに育たない。
人間の子供と同じか。
最近は毎朝、雑草を摘み、脇芽を除去し、まっすぐ育つように支えをつける。
手がかかるが実ったときのことを考えると苦にはならない。
 
左が大玉、右がミニトマト。実の付き方が違う。ミニのほうは、真田幸村の6文銭のようだ。
●配置
compaq9005を使いやすいように調整中。
コストパフォーマンスが抜群で、今のところ満足度が高い。
価格を抑えるために省けるところは徹底的に省いている。
レファレンス・マニュアルをhpのサイトからダウンロードした。
今日見つけた気になるところは、端子の配置。

本体の右端に電源、UEB、ネットワークのインタフェースが集中している。
これが右利きの人にとって、ごちゃごちゃして非常に使いにくい。
電源とLANは左端に配置すべきですね。

初日に気づいた気になる点に対し、販売店から回答があった。
それは、Webサイトでメモリが256MBと記載されているのに、
確認したら192MBしか積んでいない。
「不当表示ではないか」と問い合わせたのだが、
256MBはちゃんと実装しているというのだ。
しかし、64MBはビデオRAMに使われているのいうのだ。
あらためてWebSiteでスペックを丹念に見返したら、
※印があって、そこに小さな文字で記載されていた。
通常、この価格ならRAMは128MBが多いのだが256MBが魅力的だったので
なんかだまされたような気がした。
そのうち、増設することになるだろう。

■6月10日(木曜日)
●ヤワ
佐世保小6殺人事件で、現場にかけつけた救急隊員が「惨事ストレス」にかかっているという。
被害者の親と同年代で、同じ年頃の娘をもつ隊員は特に顕著とも。
この惨事ストレスが注目されたのは「阪神・淡路大震災」のときという。
凄惨な現場に出動した恐怖感や職業上の重責感などから生じる、とされる。
救急隊は消防署の所轄である。
消防隊員なら火災現場で焼け爛れた死体を見ることもあるだろう。
新人なら膝はがくがくし、目をそむけることもあるだろう。
殺人を担当する刑事は、さまざまな種類の死に様を見るだろう。
セレモニーホールといえば聞こえがいいが、葬儀屋が搬送するのは
病院のベッドで死ぬ人ばかりではない。
このように、職業柄死体を扱わなくてはいけない人々が
その度にストレスに陥っていたら、その仕事には向いていないということだから
辞職したほうが、今後の人生のためにもいいと思う。

私の母親など、自分の息子のおつむの程度を棚に上げ
医者にさせたいと思っていたそうだ。
しかし、小学校の理科の時間、カエルの解剖で貧血を起こしてしまった。
それを知って、これはだめだ、と思ったという。
この歳になるまで、死体といえば葬儀の席でしか見たことがない。
交通事故の死体も見たことがない。
今も昔も血は嫌いなのだ。
もし、私が女だったら自分の生理の血を見ても貧血を起こすだろう。
●収穫1号
5月8日に苗を植えたキュウリが獲れた。
わずか1本だが、後続が順調に育っている。
雨の降りそうな夕方だったが、庭先で早速賞味。
柔らかく甘みがあって市販のものより数段美味に感じられた。

●ディベート
あるテーマを決め、それを是とするグループと非とするグループを作る。
お互いに、自分の陣営の正当性を主張して相手を論破する。
矛盾点をついたり、視点を変えたりしながら、論理的に話を展開する。
これはゲームでなく、ビジネスの場で有効なアプローチ法として一時期話題になった。
私が就職活動を行ったのは昭和38,9年だった。
広告代理店の3次面接だったか。
3〜4名の2つのグループで討論を行った。
審査員はその会社の人事担当である。
テーマは「広告は是か非か」
私は「是」のグループだったから、日頃学んだことを述べていればよかった。
可哀想なのは、広告代理店を志望しながら
「広告は社会に不要である」という論陣を張らなくてはいけなくなったグループだ。
なんだかんだ理由をつけて否定したものの、なんとなく地に足がついていなかった。
ディベートという言葉はなかったが、30数年前、すでにそういうスタイルは利用されていた。

自分の意見を通すための技法は、ときに「白」を「黒」と言い含めるテクニックに使われる。
例えば、あやまればいいものを、あれこれ理由をつけて正当化する。
往々にして「屁理屈」でしかなく、自己主張だけの鼻持ちならない奴…
という評価が与えられる。
素直さ、謙虚さという姿勢も組織の中では必要ではないか。

また、自分の置かれた立場をわきまえず、とうとうと知識を披露するタイプもいる。
それも、新聞やラジオから得た知識だから底が浅い。
こともあろうに、10年間パソコン教室を開いている私の前で
ADSLの話を延々と喋っていった御仁がいる。
釈迦に説法、という言葉があるのをご存じないか?
これなど、ただの雑音。
ラジオならスイッチを切る、新聞ならたたんで紐でくくるところだ。
●妙
ケミストリの堂珍嘉邦さんがタレントの森田あつ子さんと結婚したそうだ。
と言われても、さっぱり顔が浮かばない。
手が早いというか、失敗したというおうか。
できちゃった婚なのだそうである。
彼の相手が「柴崎こう」でなくてよかった、とJ−Waveのディスク・ジョッキーが言っていた。
「堂珍こう」では具合が悪いのだそうだ。
●つながっていたい
親の介護をしている女性が、ときおり不安になるという。
介護の方法についてはさまざまな情報を得ているが
毎日同じような苦労をしていると孤独感に陥るのだそうだ。
そこで、同じような状況の人と顔を合わせ、ぐちったり、笑ったりすると
また元気が出る。最近の表現では「元気をもらう」
もちろん、先の見えない介護であるから家族で取り組むのは当然だが
やはり女性に負担がかかる。こんなとき、息抜きが必要だ。
こういう「つながり」は理解ができる。
しかし、最近のティーンネージャーの携帯電話を媒介にした「つながり」は
度が過ぎるようだ。
さっき別れたばかりなのに、くだらないメールのやりとりをする。
人間、一人の時間つ〜のも大切だと思うのだが。
とんぼだっていつも「つながっている」ばかりじゃないよ。
●男のロマン
仕事という美名のもと、家庭を顧みなかったおとっつあんも定年を迎える。
最近の満期除隊は55歳ではなく60の還暦という企業が多い。
背広と名刺を組織に返還した男は、その後どうなるのか?
ここから、その男本来の時が流れるのだ。
長い間、子育て、夫の世話に追われていた妻は
子供の手が離れたときから趣味や地域のサークルに自分の居場所を見つけた。
そんなとき、夫が戦地から帰還し、家の中でごろごろしている。
輝かしかった昔をしのぶのはいいが、これから先の展望は定まらない。
そんなある日、現役時代の不摂生がたたって病に倒れる。

先日、NHKラジオで、茨城大の助教授が介護の話をしていた。
介護の対象はは舅、姑とは限らない。連れ合いであることも多いのだ。
「男のロマンは、女の我慢のうえに成り立っている」
ロマンとガマン。韻を踏んでいるのね。
社会進出を果たした最近の女性は、家庭をかえりみない旦那だったら
さっさと離婚してしまうが、昔は家庭を守ることを本分としている女性が多かった。
忍従を強いられた妻が、ささやかな自由を得たと思ったら、
夫が倒れたことにより、再び拘束人生に逆戻りする。
見果てぬ夢を追いかけることをロマンと言うなら、仕事という現実はロマンと呼べない。
しかし、錯覚している男は多い。
「私の人生はなんだったのだろう」
長年連れ添った人にそんな思いをさせてはならない。
お互いの杖となり過ごしたいと思うなら、
元気なうちに生活の方法を模索しなくてはいかんね。
と、立派なことをのたまわってしまったが、理想と現実は乖離しているのね。

■6月9日(水曜日)
●弁当
最近、弁当を買う。
わが町には学生が多いせいか、西口には数が多い。
ひととおり買って見たのだが、このところ東口の「日本亭」に落ち着いている。
ご飯がおいしい。おかずもていねいに作ってある。
私は、生姜焼きか鳥のから揚げ弁当をよく注文する。
フランチャイズだからJR新白岡駅近くにも「日本亭」がある。
先日、そこで「鳥のから揚げ・大盛」を頼んだ。
待つこと10分。びっくらこいた。
ふたが閉まらないほどの大盛であった。
から揚げは4つ入っている。これは宮代も同じ。
違うのは、大きさ。新白岡のボリュームは宮代の1.5倍。
3つも食べれば満腹・満腹。値段は同じ、大盛550円。
これは、安い・うまい。
でも、新白岡まで買いに行くのは少し距離がありすぎる。
●生産効率
昨、深夜NHKでCANON・デジタルカメラの生産現場が紹介されていた。
現在日本のデジカメは世界市場の9割を独占。他国の追従を許さない。
それだけに、国内では熾烈な競争が繰り広げられている。
多くのメーカーが海外に生産拠点を移行するなか、CANONは国内で生産している。
高高度な実装技術を要求される商品なので、
やはり日本人の「物づくり」精神が絶対なのだそうだ。
番組では、レンズの繰り出し部に入る小さなバネの取り付けを紹介する。
奥まった部分への装着なので、製造の流れがここでガクンと落ちる。
1台生産するまで何分、各工程での所要時間は何秒と決められている。
このため、バネを取り付ける工具を開発して、流れをスムーズにした。
こういう精密機器はベルトコンベアによる流れ作業では時間ばかりくうらしい。
そこで、CANONは「セル方式」というのを採用している。
「セル」とはExcelの「セル」と同じで「細胞」という意味なのかな?
各工程がユニットになっていて、自由に配列を組みなおすことができる。
流れ作業には違いないのだが、無駄な動線を極限まで省いて効率アップを狙う。
ある工程では、体をひねるだけですべてのパーツをそろえることができる。
新しい生産ラインができると、その流れをストップウォッチで計測する。
それはすさまじい現場である。
ここまでやらないと競争に勝利することはできないらしい。
班長かな?赤いキャップをかぶった人たちがいる。
そのキャップには「革新」だか「躍進」だか、そんな文字が刺繍されていた。
なんとなく、中国の雰囲気であった。
我われは、こういう血の出るような努力によって生まれたデジカメを
デザインが悪い、値段が高い、操作性が悪いなど無責任に言っているが
これから、見る目が違ってくる。
●久々NOTE
昔は、初代DynaBookと98noteを所有して仕事にがんがん使っていた。
懐かしのMS-DOS時代である。
その後、仕事先に持って行くこともなくなった。
以来、10年以上デスクトップを使っていたのだが…
出張指導でどうしても必要になった。
安くなったといえノートタイプはデスクトップに比べ割高である。
そんなに頻繁に使うものでないから安い機種を探していた。
秋葉原で中古を見たが、4〜5万では使い物にならない。
中古といえども14〜5万はざらであった。
であれば、新品も視野に入れられる。
スペックはあまり贅沢は望まない。で、インターネットで探し回った。
DELLはハイコストパフォーマンス機の定番である。
SOTEC、ENDEBERを始め各社の通販サイトを見て回っていたら
HPに辿り着いた。
最近、HPはDELLに対抗するかのように激安デスクトップマシンの広告を打つ。
ふらふらと、バーチャル店内をさまよってNoteコーナーをのぞいた。
「キュッキュパ」キャンペーンをやっていた。
消費税込みでも10万ちょっと。スペックが気に入った。
CPUはAthron2500+、メモリ256MB、DVD再生もできるコンボドライブ、
HD30G、15インチTFT。3000台限定。
すぐ手を打つことにした。
販売代理店を探すと隣町にあるでないの。これも気に入った。
電話をすると担当者が早速やってきた。
パソコン談義を2時間以上もやってしまった。
注文を受けてから海外に発注するので10日以上かかるという。
いいですよ、いいですよ、この値段なら。
もちろん、DELLと同様、アプリケーションはインストールされていない。

待つこと2週間。やってきました。
ヒューレットパッカード社といえば、昔はワークステーションなど
個人では手の届かない機種を提供していたメーカーだ。
その後conpaqを吸収した。
グレードが高くてあこがれの対象にはならない会社のパソコンが所有できる時代になったのね。
早速、梱包を解いて電源入れてWindowの設定後、各種アプリをインストール作業。
快適な動きを見せてくれたが、気になることを発見してしまった。

パッケージはDELL同様そっけない。かえってビジネスマシンの雰囲気だ。

DELLのNoteのようにオーバーなデザインではない。hpのマークがあるだけ。
 
グレーの明度違いの本体。シャープな感じで好もしいですな。
ディスプレイ側にはhpのマーク、キーボード側にはcompaqマーク。
往年の名門もhpの1ブランドになってしまった。

気の利いた機能がスライドパッドの上にあった。Noteといえども最近はマウスを使うことが多い。
すると、パッドに指や袖が触れるとポインタが動いて使いにくい。
そこで、この細長い部分を押すとパッドの機能をOffにできるのだ。
出先でマウスなしのとき、これを押せばパッドが使える。
こういうボタンのある機種を今まで見たことがない。
ビジネスの現場で鍛えられたconpaqらしさか。
気になることは、またの機会にリポートしたい

■6月8日(火曜日)
●佐世保小6殺人事件
加害者の少女の自供で、事件に至る経過や事件当日の内容が
明らかになるにつれ、背筋が寒くなってきた。
この世に生を受けて10年ちょいの子供と侮ってはいけない。
ホームページの作成法を知り、チャットを行い
殺戮小説を書き、BBSで悩みを訴え
殺人の方法を考え、絞殺やアイスピックでなくカッターナイフを選び
死ぬのを見届けてから教室に戻った。血まみれで。

殺害された女児は、まさかそうなるとは思っていなかったろう。
学習ルームに連れ出され、カルトっぽい儀式が行われるのではないかと感じたのかも知れない。
部屋はカーテンが閉められていた。
後ろに回った殺人者が自分の目をふさごうとする。。
それを手で払う。かなりリアルな儀式だな。
と、次に首に激痛が走る。あ、っ、と思ったときは遅かった。
彼女はのこのこ付いていったことを一瞬後悔した。
首に食い込んでくる刃物をふりほどこうとして手をもってゆくが
その手にも容赦なく刃物は襲いかかる。
思わず手を外す。また首に刃物が押し込まれる。
頚動脈をやられたので出血は激しい。
次第に意識が遠くなり、永遠の眠りについた。
殺人者は、ぐったりした相手をしばらく見ていた。
あんなにやめて、と言ったのに、この子は私のことを無視した。
こうなって当然なのだ。
確実に呼吸が止まっていることを確認した。
あ、教室に戻らなくちゃ。給食の時間だもの。
一仕事終えたので、急におなかがすいたよ。

接見した付添人の弁護士は、当初「ごくふつうの少女です」
などとアホなことをいっていた。
ほんまに、おまえはきわめつけのアホやな。
普通の子が殺人を犯すか!
内容が解明されるにつれ「精神鑑定」の依頼をしたという。
ほんまに、おまえは読みの浅いアホや。
こんなんが付添人でいいんかね。
でも、普通の子が歯止めが利かなくなり人を殺める…
こういうことは今後も発生するのだろうね。
今の時代は刺激が強すぎる情報が簡単に手に入る。
判断力は、脳の思考過程は社会経験が少ないだけ
選択肢が少なくデジタルっぽくなるんだろうな。
未成年有害情報などと大雑把なくくりでなく、
教育段階でこまかく規定しなくてはいけなくなるかもね。
性教育は小学校低学年から結構具体的に行っているらしいが、
そんなことばっかりやっていないで、
心の教育を徹底しないといかんではないかい。
これは家庭、学校、社会で取り組まなくてはいけない問題だね。
だけどね〜〜「人を殺しちゃだめだよ」なんていう教え方じゃいかんのよ。

潜在的な恐ろしさのある子がクラスにいるかもしれない。
子供たちはおびえるだろうし、疑心暗鬼となるだろう。
相手の顔色を見て、こんなこと言ったら殺されるんじゃないか?
友達どうしの付き合いは希薄になり、それぞれが殻に閉じこもる。
こんな教室になったら最近の教師は教育、指導もビビルのじゃないか?
20〜30代の教師にこうい重大な問題が発生したあとの教室経営には
自信がもてないのではないか?
事実、事件が起きたクラスの担任は授業ができなかった。

被害者の父親は報道人で、本来なら取材するのが仕事だが
今回は立場が逆になってしまった。
殺人が行われた詳しい状況がマスコミで報道されるにいたり
報道人から普通の父親になってしまった。
妻を失って、今回は最愛の娘である。不幸が短期間に2度訪れた。
娘の死をなかなか受け入れることができず、人前には出られない状況だ。
手記が弁護士を通じて発表された。
かなり情緒的な文面であった。
毎日新聞の支局長という立場だから本人は取材に出かけないのだろうが
部下の記者も非常にやりにくいだろう。
こういう事態が発生したとき、プロはどうあるべきか?
非常に考えさせられる。
こういうやり方もあるのではないか。
大きな不幸を克服し、ジャーナリスト魂に火がついた。
事件を徹底追及し、次に年少者の犯罪への法の対応に一石を投じる。
これは、同様の事件で子供を失った家族への大きな力となるだろう。
論陣を張るのが、事件の当事者であるだけに
迫真性、説得力のあるものになると思うのであるが。
●婦人科カメラマン
大学3年、4年はアルバイトで「週刊女性」の記者をやっていた。
普段は行けないようなところへ名刺ひとつで出入りできる。
バイトはいろいろやったが、「特派記者」が一番面白かった。
昭和38年頃の六本木といえば、翌年の東京オリンピックに備えて
突貫工事が行われていた。道幅は狭くまだ都電が走っていた。
西麻布にまだ新しいアマンドがあり
その2階に秋山庄太郎氏のスタジオがあった。
あるとき取材でそこを訪れた。
当時すでに著名なカメラマンであった氏は、
婦人科と呼ばれ女性写真を得意としていた。
その日、スタジオではヌード撮影が行われていた。
ラッキー!
スタジオを訪れたのは、カメラマンと私。
そこには秋山氏と助手が2〜3名。
小さなステージがあり、その上にはモデルが座っていた。
ライトが煌々と彼女を照らしている。
カメラマンが前へ進もうとすると、
秋山氏が「そこから前に出ないで」と注意した。
君たちはモデルを正面から見てはいけないよ、と言うのである。
当時のヌードは「ヘア」など夢のまた夢である。
正面へ行けば「ブッシュ大統領」にお目どおりできるかと思ったのだが
二人ともあてが外れた。
それでもカメラマンは、じわじわと前進。
ぎりぎりのところで撮影を敢行した。
そのときの貴重な写真をカメラマンからプレゼントされた。
ところが部屋の模様替えをやったときどこかへ紛れ込んでしまった。
そこには30代の秋山氏とヌードモデルが写っている。

秋山庄太郎
1920年6月8日生
2003年1月16日没



■6月7日(月曜日)

●里子
里芋を少し植えた。
雨が降ったとき見に行った。
小さな葉に水滴を受けていた。
子供なのに大人の里芋と同じようなことをやるのね。

●花盛り

栗の花が咲いている。
細長い薄クリーム色の花だ。
これが散った道は掃除が大変。
そのままにして雨が降ろうものなら、
変色して茶色の汚れがひどくなる。
この花にはかすかなにおいがする。
新婚の妻は頬を染める。
な〜〜ぜだ?
●午後6時の風景
夕方。雲の切れ間から、沈みつつある太陽が顔をだした。
いままで、どんよりとしていた見慣れた風景が一気に輝いた。
暮れなずむ景色などというものではない。
写真だけを見たらまだ日の高い時刻のものと思うだろう。
昼が一番長いこの時期ならではの夕方の情景なのだ。
散歩の人もこの風景に見とれていた。

●ろじもの
当初「ろじもの」と聞いて不思議に思った。
「なんで野菜を、狭い道で作らなくてはいかんの」と。
ところが「露地物」だったのである。
露地:屋根などの覆いのない土地
路地:家と家の間の狭い道
ぬわ〜〜るほど。下町育ちの私としては
「ろじ」と聞いたら「路地」なのだよ。
ビニールハウスで育ったキュウリ、トマトは露地物とは言わないのだろうね。
●筆記用具その後
rotringの筆記用具が前線配備についた。
0.5mmのシャープペンはHBの芯を入れてあるのでなめらかだ。
が、である。握りの部分がのっぺらぼう。
書いているうちにすべる。だから強く握るので疲れる。
今も愛用しているSTAEDTLERにはすべりどめのギザが入っている。
細かいことだが、こういう配慮が必要ですね。

●きゅうりの赤ちゃん
順調に育っている。
近付いてみるとうぶ毛のような小さなトゲが。
人間の子供も鼻の下に髭のような産毛が生えていることがあるが
きゅうりの場合もそんな具合なのだろうね。
※この写真も5倍レンズで接写。10倍も欲しくなった。

●雨に咲く花
「およばぬ〜〜ことと あきらめ〜〜まぁした〜
 だぁけどお こいしいぃ〜〜 あのぉ〜〜ひとよ〜〜〜」
…カラオケやってる場合ではない。
戦前は「関たねこ」戦後は井上宏」歌うところの「雨に咲く花」ね。
昨日関東地方は梅雨入りだった。
きょうは、どんより。時たま雨がパラつく。薄日が出る。不安定だ。
隣地との境界に移植した紫陽花が花開いた。
雑草の中でこのまま逞しく育っていくことを切に祈る。

●破天荒一代
タヒチと女性をこよなく愛した後期印象派の画家、ポール・ゴーギャンが
1848年の今日、フランスでこの世に生を受けた。
日本は嘉永元年。5年後にペリーが浦賀に来航。開国を迫る。
フランスは2月革命。ナポレオン1世の弟の子供ルイ・ナポレオンが大統領に就任した。
ゴーギャンについては、ゴッホとの耳切り事件くらしか知らなかった。
ところが、画家になるまでの人生の曲折が半端じゃない。すさまじい限りである。
彼の父親は共和派のジャーナリストであったため、革命の難を逃れるために
ペルーに渡るが父親は死亡。7歳まで当地で過ごす。
その後祖父の死にともない帰国。叔父のもとで学生生活を送る。
卒業後、南米航路の船乗りになる。
そして、兵役を済ませ株のブローカーになる。
23歳の頃、仕事のかたわら絵を学び28歳のとき初入選。
株の仕事も順調で絵のコレクションも始める。
1882年金融恐慌が起こり株の仕事から身を引き画家として独立する。
妻の故郷のコペンハーゲンに移住し個展を開くが散々な目にあい
コレクションの絵画を切り売りして生活をする始末。
息子だけを連れてパリに舞い戻る。
この頃ゴッホと知り合いアルルで共に生活をする。
「ゴッホの耳切り事件」が起こり、再びパリに戻るが、1891年突然タヒチに渡る。
この頃には健康も害していた。
リューマチで肩は動かない、肝臓はやられる。タヒチについたとたん喀血。
それでも彼はヘビースモーカーで、ロリータ趣味であった。
この島で13歳の少女を愛人にして絵の制作に励む。
1893年、金に行き詰まり一旦フランスに帰国。
1895年再びタヒチへ。今度は14歳の少女を愛人にして暮らし始める。
また、絵画制作とSexに励む。
その結果梅毒をうつされる。色彩の判別も難しくなってしまった。
性病治療に劇薬が使われ、鬱病にかかってしまう。
1898年砒素で自殺を図るが失敗。
数ヶ月にわたりベッド生活を余儀なくされる。
その後、政治活動に参加した罪で3ヶ月の禁固刑となる。
1903年5月8日、獄中で心臓発作のため死亡、55歳の生涯を閉じる。
とまあ、こんな具合である。
芸術家の中には凡人には理解できない奇人・変人がいるが
彼もまたそのたぐいではなかったか?
すばらしい絵を残さなかったら、社会生活不適格のアウトローだもんね。
稀なる才能を与えてくれた神に感謝。

自画像
あ、そうそう。サマセット・モームの「月と6ペンス」は
ゴーギャンをモチーフにしてるんですってね。
「月」とは幻想、「6ペンス」は現実なのだそうだ。
モームが英国諜報機関のメンバーで、健康を害してスコットランドの
サナトリウムで療養していたときにこの本を書き上げたんだって。

■6月6日(日曜日)
●彼の国のコントロールパネル
アラビア語のWindowsってなかなか見る機会がないよね。
ひょんなことからご対面。

イラクの武装勢力が、拘束した欧米人、日本人をビデオに撮り、CD-Rに焼いて
アルジャジーラなどに送りつけているが、
彼等はこういう画面を見ながらパソコンを操っているんだろ〜な。

●季節は移る

今月は、芒種、入梅、夏至と季節のサインが並んでいる。
今日は芒種。籾のある種子を播く日だそうだが、稲はとうに終わっている。
入梅は10日頃。夏至は21日頃。この時期、昼が一番長い。
いつも5時半頃犬の散歩に出るのだが、昨日は1時間遅れてしまった。
陽が沈もうとしていた。時刻は6時45分。周囲はまだまだ明るい。
得をした気分である。
※夜のニュースで、本日関東甲信越は梅雨入りと報じていた。
 いよいよですね「シトシトピッチャン」

だが、夏至を境にゆっくりと昼が短くなる。
夏が来ないうちに、4時には暗くなる冬が思い起こされ、一瞬憂鬱になった。
今年こそ、冬を楽しく過ごす方法を考えなくてはいけないね。
●ノルマンディ上陸作戦
1940年6月、英仏軍はダンケルクで独軍に蹴散らされ英国本土に逃げ帰った。
屈辱の敗退から4年。
1944年の今日D-Day。ドイツに対し連合国軍の反撃が開始された。
それから1年後、1945年5月ヒトラーの自殺でナチスとドイツ帝国は崩壊。
ヨーロッパ戦線は終結。8月、日本が降伏し第二次世界大戦が終わる。
1962年に公開された映画「史上最大の作戦」、1998年「プライベート・ライアン」で
上陸の激戦の模様が描写されている。
「史上…」では葉巻をくわえたロバート・ミッチャムがオマハ・ビーチで釘付けにされた。
「プ…」ではトム・ハンクスのミラー大尉が緊張のあまり手が震える。
そして、手足がもがれ海岸は鮮血で染まるという、スピルバーグのリアルな描写がショッキング。
 
上陸用舟艇は高速で海岸の浅瀬まで兵隊を運ぶ。順番待ちの舟艇は、停泊していると
独軍に狙われるので、やはり高速で円を描いて動き回っている。
(上の写真は本物)
 
映画の緊張の上陸シーンと、海岸から走って断崖の下まで行く兵隊。これを独軍が狙い打ちする。
 
独軍が設置した妨害装置。海に投げ出された兵士(当時の報道写真)
上の写真を撮影したのが、上陸作戦に従軍したロバート・キャパだった。

彼は、その後インドシナ戦争で地雷を踏んで戦死する。
連合軍を迎え撃つ独軍の司令官はロンメル将軍とフォン・ルントシュテット将軍。
ロンメルはノルマンジーを予測していたが、ルントシュテットはカレーを想定していた。
これで、独軍の戦力配備が大いなる誤算。

ロンメル(左)とルントシュテット

「史上最大の作戦」は当時のビッグ・スターが総出演。
ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャム、ロバート・ライアン等々
みんな墓の中に入ってしまった。
若き日のショーン・コネリーも丸い英軍の鉄兜かぶってちょい出。
チャールス・ブロンソンは若くて貧相な顔していた。
映画が始まって間もなく、ノルマンディーの海岸警護についている
独軍の初老コンラッド伍長が、いつものように早朝村にミルクをもらいに行く。
海岸は霧がかかっていて見通しが悪い。
その切れ間から無数の黒い物体が押し寄せてくる。
始めは理解できなかった。
次第に霧が晴れてくると、戦争用船舶のほか大船、小船が大挙して押し寄せてくる。
あわてて壕に戻り本部に連絡するが、なかなかつながらない…
この伍長役の俳優はハンス・クリスチャン・ブレヒ。
ナチス映画の常連でいつも兵隊役である。
冷徹そうなドイツ軍人の中にあって人情味あふれた雰囲気がいい。
「バルジ大作戦」ではロバート・ショー演ずるへスラー大佐の従僕をやっていた。
この映画にもヘンリーフォンダ、ロバート・ライアンが出ているので
ときたま混同してしまう。

■6月5日(土曜日)
●似て非なる
デジタルカメラのデザインも煮詰まってきた頃か?
現在使っているSONY小型Cyber-Shot U-40。
起動時間が少し遅いなど使っているうちにアラが見えてきた。
そこへCANONからPower Shot A310が登場。
 
外観がよく似ている。A310は320万画素。SONYは200万画素。
Webで仕様を見たがサイズはどこにも記載されていない。
これでSONYと同様の大きさなら、かなり気になる。
Sofmapで見る機会に恵まれた。
まるで問題外。でかい。仕上げがちゃっちい。物欲をまるで刺激しない代物だった。
SONYは、このシリーズでもっと薄く、材質ステンレス、音声入り動画、起動時間早く、画素数300万。
この程度改善されれば、息の長いサブカメラになると思うのだが。
●なに?これ
最近、読売新聞に変なキャラが登場した。
創刊130年記念事業の一環なのだろうか?

デザインは、かの「スタジオ・ジブリ」。
数多くの名作を生み出している世界的に有名なプロダクションには申し訳ないが
これはいったい何を意味するのだろう。
渡り蟹の裏側に、目がついたような。
生き物なのか妖怪なのか?非常に「気色悪い」のである。
このキャラを選考する読売の偉いさんもジブリの前には何も言えなかったのか?
いろいろ意味づけはあるのだろうが、
グラフィックデザイナーならもっと気の利いたキャラを生み出しただろう。
芸術づいた創造集団が作ると、受け手を無視した独善的なものになる。
これが典型ね。
●池田屋騒動
1864年(元治元年)の今日、新選組が京都三条小橋の旅館池田屋を急襲。
尊攘派志士・中心メンバーの多くが殺害・捕縛された。
1863年8月18日会津・薩摩、公武合体派が尊攘派・長州勢力を一掃した政変以降も
長州は京都に残り勢力回復を狙っていた。
枡屋喜衛門という古道具屋に姿を変えた古高俊太郎を捕縛。
古高逮捕に活躍したのが新選組密偵「山崎蒸」。
とらえた古高を拷問にかけ、池田屋での長州勢の会合を知る。
(桂小五郎はあやうく難を逃れる)
このとき会合場所は池田屋と四国屋のどちらかは明確でなかった。
で、土方以下20数名は四国屋へ、近藤は沖田永倉、藤堂ら数名池田屋へ向かう。
近藤は土方を待つが、しびれをきらして池田屋に踏み込み乱戦となるが、
新選組の圧勝。この事件で新選組の名を一挙に高めることになった。
●接写の友
単焦点のデジタルカメラのレンズの前にルーペを当てると
マクロレンズの代用になることがわかった。
しかし、いまひとつ花に寄れない。
はた、と思いついた。
カメラマンがフィルムのピントを確認する小さなルーペがある。
倍率が高い。精密な感じがする。
昨日銀座に出た折、伊東屋に寄った。
2Fの係員に尋ねたら、そこは高級品のフロアで
出されたのが「カールツァイス」製。値段は17000円。
3Fにはもっとリーズナブルなものがあるという。
そこで選んだのが5倍の小さなプラスチックレンズ。
独ニュルンベルグ製で588円。
 
大きなルーペは義母のこの世への忘れ物。右の独製はカメラと一緒にポシェットに入る。
ロットリングのマルチペン(トリオペン)も同時に購入した。
昔はデザイナーが精密な線を引くのに使っていたが、
最近はパソコンでどんな細い線でも引けてしまうので、
ロットリングも単なる筆記用具に力を入れているようだ。
やや太目の寸胴タイプだが、握りはいい。
以前は三菱鉛筆のを使っていたのだが紛失してしまった。
三菱に比べデザインが格段に優れている。
例えば、頭の部分のペンの種類を示す小さなアイコンなども洒落ているのだ。
三菱製は単なる色の違いを示すだけだった。
 
5倍の小さなレンズを使ってマクロを試してみた。
確かにかなり寄れる。これは3cm近くまで近付いている。
頭のデザインがはっきり確認できる。
左はシャッターを半押ししないで撮影。右はハーフシャッター。
左は青みがかかってしまっているが、左は本来の材質に近い。
■6月4日(金曜日)
●カッティング・アート
午後から銀座へ。
30年来の友人でグラフィックデザイナーのT氏の個展へ顔を出す。
氏は現在、長野・飯綱高原でペンションを経営するかたわら
カッティング・アートという氏が編み出した技法で、
高原の心象風景を描いている。
彼のWebサイトには、作品が詳しく紹介されている。
  

まだよちよち歩きだったお嬢さんも大きくなりました。
 
非常に繊細な技術で透明感のある世界が展開されていた。
切絵と違うところは、パーツをカッターナイフで切り出し
何層にも積み上げて立体感を出しているところだ。
彼は早い時期に飯綱高原へ移住した。
子供たちがまだ小学校に入るか入らないかの頃、家族でおじゃましたことがあった。
その後仕事で訪問しているが、会うのは20年ぶり位ではないか。
お互い頭が白くなっているが、会えば神谷町の彼の事務所で
マージャンやって遊んだ頃を思い出す。
その町も今は大いに様変わりした。たまに歩くとまるで知らない場所に来たようである。
●無神経

またまた三菱自動車のリコール。
今回はパジェロ、ミニカ、デリカなど乗用車7車輌だそうだ。
この会社のほぼ全ての車種が欠陥だった。
個人の自己責任が厳しく問われるのだから
法人の社会的責任も同様であって欲しい。
同じ社会面の下のほうに三菱のお詫び広告が掲載された。

半3段。大きく報道されて小さく謝る。
頭を下げていれば「災い」は通り過ぎるってわけか。
ところが、別のページに全ページのカラー広告が掲載されているでないの。

何考えているんだろうねこの会社。
欠陥車輌を大量生産していた会社とは思えない無神経さ。
「俺は天下の三菱財閥だぜ。しもじもは、あてがわれたものを黙って使っていればいい」
という、態度なのである。
こういう会社の車を選ぶ人も、同様の神経かと疑われかねないよ。
●極悪人の死
1942年の今日、プラハでチェコのコマンド部隊に襲撃され、ナチスドイツ幹部が死亡した。
搭乗していた車が手榴弾、機関銃で襲われたのは5月27日。
その男の名は「ラインハルト・ハイドリヒ」38歳だった。金髪碧眼の典型的なアーリアン人種の風貌。
ヒトラー好みだったんだろうね。上司のハインリヒ・ヒムラーの忠実な部下として
ユダヤ人虐殺ならびに占領下のスラブ人殺戮を遂行した男だ。
彼は、ドイツ海軍中尉時代に婚約不履行で、昭和3年に軍隊を不名誉除隊。
鬱々としていたが、昭和6年ナチス党入党、SS(親衛隊)に入隊。
昭和9年ゲシュタポ局長、昭和14年国家保安本部長ととんとん拍子に出世している。
「死刑執行人」のあだ名のとおり、冷酷ぶりは非常に恐れられていた。
かなり昔、映画を見ているのだが、題名をすっかり忘れてしまった。
        
ゲシュタポ長官ハインリヒ・ヒムラーと共に。  ちょっとおすましのハイドリヒ。
        
ナチス式敬礼                   殺人計画のお仕事中

襲われた車

■6月3日(木曜日)
●やっぱりね
たぶんそうではないか、と世間は思っていても畏れ多くて記事にはできなかった。
が、本日発売の週刊新潮が「雅子様は鬱病」と書いちゃった。
しかし「英国の高級紙が報じている」と逃げを打っている。
対する「週刊文春」は「雅子様本当のご病状」とぼかしている。
以前「田中真紀子さんの娘の離婚」に関する報道で
裁判所が文春を発行差し止めをした事件があった。
「報道の自由を阻害するもの」と新潮、文春が論陣を張った。
そのときは、両週刊誌が対抗面に掲載され、見出しの比較検討ができたが、
最近は別々の面に掲載されているのは面白い現象だ(読売の場合ね)。
週刊現代、週刊ポストの広告は半5段だが文春、新潮は全5段で張り合っている。
かつて谷内六郎、和田誠を起用し、ほのぼのとした表紙にもかかわらず内容はラジカル。
六郎さん死後、誠さんはライバルを失ったが見出しの妙は勝ったり負けたり。
新潮、文春の競争はいつまでも続く。
●ネチケット
佐世保の小学生児童殺人事件は「掲示板への容姿に関する書き込み」が原因のようである。
殺害された少女が何度か書き込んでいたらしい。
それに対し「やめてくれるよう」頼んだが聞き入れられなかった。
それで自宅から持ち込んだカッターナイフで…

いわゆるネチケットはパソコン通信の頃からネットワークのルールとして
暗黙の了解事項だった。
顔も知らない人間同士のコミュニケーションだらか記述、発言には細心の注意を払い
不用意に誹謗中傷を行わないというルールだ。
しかし、時に破られることがある。
「オフ会」で顔を合わせると、大人びた小生意気なことを言っていた人が
童顔の高校生だったりして、そのギャップに驚かされてことがある。

今回の事件は、二人が仲良しだったことだ。
学校で顔を合わせれば楽しく過ごし、家に帰ればチャットでおしゃべりをする。
お互いのホームページに書き込みをする。(3人でやっていたようだが)
ここが事件の複雑なところだ。
学校で「容姿」について会話したことがあったのだろうか?
当の本人を目の前にしては話題にしにくいだろう。
それが、ネットワーク上で手のひらをかえしたようなことを言っている。
それも一番触れて欲しくない「美醜」に関することを。
親しき仲にも礼儀あり。
ほかの級友も読みに来ていたかもしれない。
激情が殺意に変わっていった。

パソコン、携帯電話のコミュニケーションルールを
小学校低学年のときから徹底させなくてはいけない時代になった。

■6月2日(水曜日)
●心の闇
佐世保市で小学校6年生女児が
同じクラスの仲良しの女の子をカッターナイフで殺害してしまった。
米国も重大犯罪の低年齢化が社会問題になっているが、ついにわが国もか、である。
動機はまだ解明されていないが、現在のところホームページへの書き込みが原因で
「殺意を抱いた」という。書き込みがどんな内容かは究明中とのこと。
また、この2人はチャットをやっていたという。
この犯罪のベースにパソコンが介在していることが重要だ。
ネットワーク社会が生んだ犯罪だが、小6でパソコンを自在に使っているのね。
私などパソコン使って20年以上になるが、パソコン通信の頃は
チャットにはまったことがあるけど、インターネットになってから、まだ手を染めていない。
世の中、想像以上にすごいことになってるね。
ホームページの書き込みが動機となって殺人を犯したのだが、ここが短絡過ぎる。
カッターナイフが切り裂いた首の部分の傷は相当深かったらしい(10cm以上とも)
かなりの憎しみが渦巻いていたようである。
デジタル社会になって思考形態もデジタル化しちゃったのか?
つまり考える基準も「0(ゼロ)か1」。アナログと違い中間がない。
頭にきたから「生かすか・殺すか」。これは恐いですよ。

一般的に、幼いときに身内の死、飼っていた動物の死などを経験し、命の尊さを学ぶとも言われる。
今まで可愛がってくれた人、可愛がっていた小動物との永遠の別れが
生への慈しみとなってゆくはずなのだが。
最近の子供は、命を軽視しているきらいがあるようだ。
普通なら喧嘩するとか絶交するのだが、そういうことを通り越して、
一気に「虐待」、「殺戮」に到達してしまうのだから、理解に苦しむ。
(もっとも親も子に対し虐待を行う時代だ)
しかし、思考のデジタル化となればうなずける。

感情が極端に走るのは「切れやすい」ことでもある。
社会のすべてにわたり「せかせか」しすぎる。慢性的なストレス状態である。
大人社会だけのことかと思っていたが「子供社会」にまで広がっているのだね。
スローライフと叫んでも競争社会の真っ只中にいる子供には届かない。
仮に届いたとしたら、受験戦争から脱落するだけである。
●横浜開港記念日
1859(安政6)年、日米修好通商条約の締結により、それまでの下田・箱館(現在の函館)のほか、
神奈川(現在の横浜)・長崎の港が開港した日なんですね。
それまで1寒村に過ぎなかった横浜が発展する契機なりました。
江戸から近すぎず遠すぎず。ほどよく離れていたことが幸いしました。
間違って「川崎」だったら、神奈川の県庁所在地も変わっていたかもしれない。
まだ子供が小さかった頃、パレードを見にいったことが何度かあった。
当時、馬車道に面したビルの2階に義兄の会社あって、そこは特等席。
外人のマーチングバンドはユニフォームがスマート、迫力のある演奏に聞き入ったもんです。
あれから20数年。馬車道は石畳になり様変わり。。
近くにMM21が完成、東横線が地下にもぐり都内からのアクセスも便利になりました。
こちらに移住してから横浜に行くのも次第におっくうに。
たまに行くとその変貌ぶりに口をあんぐり。単なる観光客ですね。
●信長死す
1582(天正10)年の今日、本能寺の変。信長が自害しています。
信長といえば最後まで傍に仕えて死んだ小姓の森蘭丸。
研究不足でよ〜わからんが。信長とは単なる主従関係だけ?
衆道関係はなかったの?
戦国武将は、男と男の性的関係も当たり前だった。
国元には正室と側室。跡継ぎと政略結婚の道具として子供を乱造。
戦場においては男と愛を交わす。
これは欲求の捌け口かそれとも関係を結んで忠誠を堅固にしたのか?
それにしても器用というか、忙しかったのね。
●趣味と実益
庭には実のならない木が何本かあるが、何年か前から宗旨替えをした。
で、まだ若すぎて結実しない木は、プルーン、ザクロ、葡萄。
何度か口に入ったものはプラム、ブルーベリー、柚子。
実を付けるが途中で落ちるものはネクタリン、レモン、ミカン。
来年こそはと思いつつ肥料をやり剪定をしながら待つのも結構楽しい。
 
ネクタリンはもう3〜4個落ちた。         期待のもてるプラム

昨年はジャムになったブルーベリー。今年のなりはいつになく豊富。
越冬作業を入念にやれば、それに応えてくれるみたい。

■6月1日(火曜日)
●負け犬
下のほうで「美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは女の負け犬」。
同様の条件の男性は女性より数が多い。と、新刊本の記事に触れた。
すると、この条件にあてはまる方からBBSに、「そんなふうに見られているの?日本は住みにくい」と
書き込みをいただいた。
慣用語であるが「負け犬」という言葉はあまりいい響きではない。
大辞林には「けんかに負けて、しっぽをまいて逃げる犬。
比喩的に、勝負に負けてすごすごと引き下がる者。」とある。
人生という勝負に決着をつけるのに30歳では早すぎる。
新選組の近藤、土方のように30代前半で死んでゆく者とは違うのだ。
彼等は官軍から見れば「負け犬」だが、生きざまはそんなことはない。
己の信ずる道を行けるのは体制に負けても自分に勝つということだよね。
体制なんてものは、ベルリンの壁のように時代とともに変わるものよ。
それとともに人の評価も違ってくる。
●冷たいのが旨い
昨夜から降り続いた雨も午前中には止み、午後から陽射しが。
こういう日は雑草が一気に育つ。
新選組近藤派の言葉に「草は刈れ」というのがある。
日野の農村出身の名残であろう。
雑草は小さいうちに刈らにゃいかん。田畑をだめにする。
これが、新選組に適用されると、幹部、隊士に限らず
後々、組織にとって有害になりそうな奴は早めに粛清する、ということになる。
局中法度に従い、金、女で些細な失敗をやらかしても切腹。
それで、かなりの人数が死んでいる。

話題がそれてしまったが、昼飯は蕎麦にした。
前回休業日に訪れて空振りした和戸の都古へ。
2時近かったが客は入れ替わり立ち代りで忙しそう。
季節のメニューから「冷やしたぬき」ね。冷やしきつねはないんだよね。
 
ここの大将は岩槻の仁屋で修行したとか。どうりで建物も立派、岩槻に似ている。
ひやしたぬきの大盛。竹の子の水煮、しいたけの煮しめ、わかめ、貝割れ、かまぼこ、
ゆで卵がきれいに配置されている。面積の半分は色のきれいな揚げ玉がびっしり敷きつめられている。
下の蕎麦が見えないほど具が豊かである。
冷やし中華もそうだが、麺の上に具が乗っている場合の食べ方。
麺と具をぐちゃぐちゃにかき混ぜ、汁をゆきわたらせてから。
具の山を端から切り崩しながら。
私は後者ね。視覚からも味わいたいので。
蕎麦は手打ちながら細い。歯ざわりもしこしことなかなか。
汁も甘からずしょっぱからず。好みに合うのだ。
●新聞の効用
記事を読むばかりが新聞ではない。
夕立の傘代わり、ベンチのハンカチ代わり、弁当包み、はえたたき。
そのときのシーンに応じてフレキシブルに変化する。
昭和20年代はトイレの落し紙代わりなんてこともあった。
昨日の夕刊。コピーのない全面広告。
花柄なのでリニューアルした日本橋高島屋かと思った。
センターページはチェック柄。なんじゃこりゃ!?
コピーは語る。「本日はわたしを新聞カバーにお使いください」だと。
ブックカバーならわかるけど新聞カバーってなんじゃろ?
JARO(ジャロ)に聞いてみよ。
ボディコピーに目を通すと、このページを上にして本紙をかぶせると
新聞カバーとなるのだそうだ、が、ですよ。
普段着の包装紙ならわかるけど、新聞カバーなんて聞いたことないし、
「はいそうします」と制作者の意図通りに使う人なんてほとんどいないんじゃないかい。
若手制作者の得意げな顔が見えるようだが、
エキセントリックだが、頭でっかちのアイデア倒れね。
こういう広告に付き合わされたスポンサーはいい面の皮。
 
ボディーコピーに目を通す。これも問題含みですね。

「新聞の中で生きている」
ずいぶん卑屈なスタンスですね。まるで寄生虫じゃん!
確かに、新聞社では編集部より広告部のが格下視されていますよ。
でもね、広告は新聞社の経営を支える重要な収入源ですよ。
広告制作に携わる人間がこんなふうに考えていてはいかんでないかい。
電通の故吉田秀雄社長が聞いたら、墓の中から飛び出してくるぞ。
「暗い記事があっても、基本的には明るい存在」
広告の存在は「明るい、暗い」でなく基本的に「役に立つ・立たない」ですね。
あるいは「楽しい・つまんない」かな。
下の文章につなげるために「明・暗」のレトリックを使ったのでしょうが、これが間違いのもと。
「明るさをいかして、生まれてはじめて新聞カバーになっちゃいました」
…ちゃいました、とは軽い。品がありませんね。
新聞紙じゃなかった新聞史上初の快挙とでもいいたんでしょうね。
明るさをいかして新聞カバーになる、という落とし込みも無理がある。
広告という柔軟な発想をいかして、ならわかるけどさ。
下のほうに制作に携わった面々の名が列記されているが、
「ほぅ、たいしたもんだ」とは思わないよ。ただのさらしもんよ!
●結婚とは何ぞや
この言葉を知っている人は、いい歳ね。
戦後間もなく、山手線大塚駅あたりの看板に大書してあったそうだ。
私は大学に通うときその駅を毎日通っていたが見た記憶はない。
私が身を固めた昭和40年後半頃、結婚平均年齢が男27歳、女24歳だった。
ところが今はどうだろう。
男も女も30歳を過ぎても、どっしり落ち着いて独身を謳歌している。
私のまわりを見渡してもいるいる。
コラムニストの酒井順子氏が「負け犬の遠吠え」という本を出したそうだ。
それによると、どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは女の負け犬」
と斬って捨てた。
未婚でも子アリならいいんかな?当節そういう手合いは珍しくもない。
子連れ男はしょぼいのが多いが、シングルマザーは概して元気である。
「30代以上・未婚・子ナシ」の男性は、女性より圧倒的に多いらしい。
母親から「ぼくちゃん、ぼくちゃん」と過保護に育てられた男の姿が浮かぶ。
さらに、最近の女性は結婚相手に求める条件が高くなっているんだって。
かつての『3高(高学歴・高身長・高収入)』に加え、
最近は『3低(低姿勢・低リスク・低依存)』というんだそうだ。
レディーファーストをわきまえ、安定した職業で、なおかつ相手を束縛しない。
そんな男でなきゃ相手にされないんだって。
へ〜〜っ。知りませんでした。
女の勝手な言い分を唯々諾々と聞かなきゃいかんとは、男稼業もしんどいね。
だったら、独身のほうがよっぽど気楽じゃん。
ところが、そいういうことを続けていると、「雄(おす)」としての役割が果たせなくなるんだって。
つまり、子孫を残すという生殖作業ね。
これには食事がからんでくる。インスタント物ばかり食べていると
カルシウム不足を招き、精力を高める副交感神経の“活力”を弱めるんだと。
結果、副交感神経の減退は精液の生産力と表裏一体。精子の数まで減少する。
つまり「子種が少ない」。
いくら畑がよくても、種が悪いといい作物ができないもんね。
しかし、最近は種がよくても畑が荒れ放題ということもあるから要注意。
男の場合、性の学習に風俗へ通ったり、ビデオ、雑誌からだと
ちょっと癖のある世界が夫婦間でも通用すると思っちゃうんじゃないの?
少子化の上、男も女も独身じゃこの先、国自体が立ち行かなくなるよ。

●新居へようこそ!
見た目は変わりませんが、台所事情が大変化しています。
いままでは容量15MB(普通に作っている分には十分ですが、写真が多いと手狭になります)。
今度はかなり広々としているので、今までに増して書きなぐることができそうです。
掲示板も新しくしました。Blogなら簡単に意見を言えますが、ここは相変わらずhtmlで作成しています。
さわやなか色です。一度訪問していただけますか?
なお、過去の月から掲示板に入るとエラーになります。おいおい直します(おいおい!)

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