田舎三昧の生活と意見
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2004年8月
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■Contents■
01 またまた新選組
  PM5:30
  到来物
02 合併レポート
03 ドジ
  鳩ヶ谷の場合
  秋空
  空蝉
04 杉戸との結婚はあるか?
  アジアジアジ〜
05 写真家の死
  ネクタリン
  頑固
06 隣町との合併
07 どうだ!
  立秋
08 情感
  またまたまたまた新選組
  杉戸の状況は
  午前中
09 な〜んもない
  余禄
10 反日感情
  無期懲役
  柿
  伊香保も詐欺施設
  なに?
11 マンモス
12 すこし変わった
  庄和が杉戸をせっつく
  グラシエラ・スサーナ
  流星群
13 焚き火、レンチャン
  町民祭り
  花嫁御寮
  焚き火
14 日本チーム
  羊頭狗肉
  アテネオリンピック
15 またまた新選組
  野球、日本圧勝
  ヤタ〜〜っ
  埼玉県の満州開拓団
  久々の雨
  命尽きる
16 富弘美術館
17 梨
  悲願の団体・金
  メダルの味
  五輪野球・和蘭戦
18 カメラ
  対豪州戦
  埼玉国体を前に
  五輪の影で
  女子活躍
  対キューバ戦
19 井上、まさかの敗北
  箱根、お前もか
  残暑
20 JBハリスさん死去
  Blog
  アーチェリー
  井上選手
  町の行く末
21 ゾルゲ
  町民祭り
  ロバート・ハリス
  食べごろ
  住民団体、動く
  五輪見るのも忙しい
  金・量産
22 またまた新選組
  法事
23 みずきの死闘
  マラソン快挙
24 やた〜つ金2つ
  怪力
  昨日、合併協議会解散決定
  浜口親子
25またNHKアナの発音
  ガクッ
26 甘い
  孝行息子
  長嶋ジャパン
  文春・新潮2番勝負
27 時代劇
   雑草かな
  外人が登場
28 実力不足
  不覚
  借り入れ開始
  不適切
29 勇の女性問題
  おっ、室伏が金に格上げか
  またまた新選組
  泣きっ面に蜂
  400mリレー4位
30 台風16号
  アテネ五輪閉会
31 ドーピング


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■8月31日(火曜日)
●ドーピング
もともとは「麻薬を与える」意ですが、スポーツ選手が運動能力を高めるため,禁じられた薬物を用いること
を指しているんですね。
今回、男子砲丸投げのアドリアン・アヌシュ(29・ハンガリー)選手がひっかかって金メダル剥奪、
2位の室伏選手が繰り上げ金になりました。
室伏選手としては複雑な気分でしょうね。

ドーピング検査は「尿」で検査するわけですが、今回アヌシュ選手は他人の尿を提出した疑惑。
競技中にグランドから離れて部屋に戻っているらしいですね、彼は。
そのとき、薬物を服用して記録を出したと疑われています。
彼のコーチは、他の投擲競技のコーチもしておりまして、その選手もドーピングでひっつかまっております。
従ってアヌシュ選手もかなり疑わしいと。
もし、不正なやり口を教えているとしたら、とんでもないコーチです。

では、尿のすり替えというのができるのかどうか?
できるとしたらどのように行うのか?
尿の採取つ〜のは、我々が健康診断で行うのと同じように行いますが、
薬物が含まれていないかどうか調べるので、係官が立ち会うそうです。
個室に選手と係官(医師)の2人が入り、係官の見ている前で「しょんべん」を容器に入れるらしい。
当然、同性の係官が立ち会うわけですが…
そこで重要なのが、しかるべきところから尿が出ているかどうかを確認するのが係官の仕事。
とはいえ、正面からチンチンを眺められていては出るものもでない。
多少角度を変えて観察するんだそうです。
これは、男の場合だけど女はどうするんかな?
この角度を変える、といのが曲者で、死角ができます。
アヌシュ選手は「アヌス」<紛らわしい>に、他人の尿を入れたチューブのような容器を入れておき
それを、あたかもチンチンから出たようにして、採尿したといわれております。
上着を着て脇の下に隠した容器から管を出し、腕で圧力を加えあたかもションベンを
しているように見せかけることもあるようだ。
もう、手品の世界ですね。
こうした不正を見逃さないためには、係官は選手のチンチンをつまんで
ちゃんと尿道から出ているかどうか調べなくてはいけなくなるかもね。
採尿前にカテーテルを尿道に入れて他人の尿を自分の膀胱に逆入する
という芸当もできるそうですから、この方法もだめかもね。
だから、尿以外の検査の検討も行われているとか。

■8月30日(月曜日)
●台風16号
のろのろと進みながら九州、四国で死者も出るほどの猛威をふるってきた。
関東地方は直撃を免れたが、深夜から朝にかけて南からの強風が吹くという。
パラソルをたたみ、日除けを巻き上げ、植木を避難させた。
時おり強い雨が降ったり止んだりしている。
窓の下の虫の音がにぎやかすぎる。あれはコオロギですね。
夕方の西の空では台風16号の雨雲と、青空がせめぎあっていた。

●アテネ五輪閉会
参加202カ国、約15000人が参加し、28競技・301種目を
17日間にわたり繰り広げたアテネ五輪が閉会。
しかし、人間はかくもいろいろな競技を考え出すものだ。
昔は綱引き、木登り、ゴルフなんつ〜ものもあったらしい。
その時代を反映してお国柄をあらわす競技も取り込まれていくんだね。
それと、それまで男子競技だった種目に女子がどんどん参入している。
で、日本は金16、銀9、銅11のメダルを獲得。史上最高の数となった。
金メダルではアメリカ、中国、ロシア、オーストラリアに次いで国別では5位である。
ロシアは、旧ソ連であればウクライナの金を合わせてトップだったのにね。
日本が予想外の検討で深夜までよくテレビを見ていた。
「みんなそれぞれご苦労さん!」(昨夜の勇のせりふに似ているね)

閉会式の模様を持参したデジタルカメラで撮影している選手の姿があった。
デジカメのマーケットシェアは日本が世界をリードしている。
選手たちは、キヤノンやSONYのカメラを使っていたのだろうか?
そういう人たちもいたのだろうが、新聞写真で見る限り、アメリカ製KODAKだった。
 
KODAKは日本市場でコンシューマー向けデジカメを販売していたが、
販売不振を理由に2001年で日本市場からは撤退していた。
しかし、今回のアテネ大会の開催に合わせ、
3年ぶりに「Kodak EasyShare LS743 Zoom」(以下、LS743)を投入してきた。
五輪開催前、新聞広告を何度か打っていたので
ご記憶の方もいると思う。
Kodak EasyShare LS743 Zoom オリンピック記念バージョン
実売価格:2万9900円(税込み) 発売日:7月12日
キャンペーン期間中に購入すると、五輪ストラップもついてきた。
レンズは、35mm判換算で36〜100mmの独シュナイダー製光学2.8倍ズームを搭載。
デジカメに採用される海外メーカー製レンズとしては、ソニーのカール ツァイスや
松下電器産業のライカが有名で、シュナイダーというレンズはあまり一般的ではないかもしれない
。これは、大判や中判のフィルムカメラで有名なドイツのレンズブランドで、
いわばプロ仕様ともいえるブランドのレンズがコンパクト機に搭載されている。
CCDは1/2.5型の423万画素(有効画素数400万画素)を採用。
今回は、Webサイトでの限定販売のみ。
価格からするとボディの素材はプラスチックだろう。
400万画素が30000円であるから、最近の価格帯では標準レベル。
国産はオールプラスチックボディは廉価版にしか見られない状況だ。
実物を見ないで購入すると、「こんなはずじゃなかった」ということになる。

で、閉会式でこのカメラを手にしている選手たちはKODAKからプレゼントされたんだろうな。
選手が持って歩けばいい宣伝になるしね。
日本の選手にも支給されたのだろうか?
持っている姿はあまり見かけなかったが。
当然、日本選手は国産のいい機種を持っているだろうし、
使い慣れたカメラのほうがいいに決まっているもんね。

■8月29日(日曜日)
●勇の女性問題
ドラマでは深雪太夫を身請けした勇だが、これは事実である。
しかし、関係した女性は彼女だけではなかった。
深雪太夫は名前を「おわか」といい金沢生まれである。
勇と知り合った頃は23、4才で美しい女性であったという。
彼女の妹「お孝」とも関係し一女をもうける。
さらに、三本木の芸妓、駒野も落籍され男の子をもうける。
この子は僧侶となって勇の菩提をとむらったという。
さらに金太夫、植野、およしと次々に愛人をつくり囲った。
すさまじい精力絶倫男。血で血を洗う殺伐とした世界にいると、女が欲しくなるのかね。
お孝の娘「お勇」は祇園の舞妓になり伊藤博文、井上馨など父・勇の敵であった連中の
ひいきを得て売れっ子になったが、後年朝鮮の貿易商へ嫁ぎ3人の子を産み幸せに暮らしたという。
行方不明になっていた「お孝」は明治15年シンガポールから当時の金で1000円あまりをもって
帰国したという。どのように稼いだ金かは不明だ。
本妻の「おつね」は勇の死後、むすめ「たまこ」を連れて勇の生家宮川家に身を寄せた。
「たまこ」はいとこの宮川勇五郎を婿に迎え、男の子を産むが若くして死んだ。
この子は日露戦争で戦死。
「おつね」は明治25年7月20日56歳で一生を終えた。

深雪太夫を身請けするとき、その金を隊の公金からまかなったという。
平隊士なら切腹ものだが、地位を利用したわけだ。
そのまま借り倒したわけではなく、約1年がかりで返済したという。
真面目なんだろうが粋ではない。やっぱり多摩の芋なんだね。

隊士の女性にまつわる話はまだまだある。
頭がぼさぼさの柔術家、松原のはなしもいずれ出てくるんではないかな?
●おっ、室伏が金に格上げか
今、ニュースが入った。ドーピング問題で、アヌシュが黒になった模様。
これで、日本の銀が1つ減って金が増えることになる。
タナボタ。
●またまた新選組
「寺田屋騒動」というから、薩摩藩の粛清のことかと思った。
それにしては歴史の流れに逆行する。寺田屋事件は池田屋より前に起こっているのだ。
タイトルをよく見たら「寺田屋
騒動」だった。
寺田屋といえば、アンチ新選組の勤皇派が利用する船宿だ。
やがて竜馬の嫁さんとなる「お竜」が養女となってここで働いている。
だから、坂本竜馬はよくここに顔を出す。

近藤勇は、こともあろうに身請けした深雪太夫が大阪からやってくるのを、
この船宿で出迎えることになった。
そんな留守の屯所に、江戸から勇の妻と、総司の姉が突然やってくる。
ここから「まじめな」どたばた喜劇が始まる。
脚本家の面目躍如というところだ。

勇を驚かそうと伏見の寺田屋へ出かけた2人は、勇と源さんと出会うが、
深雪太夫も同じ宿の別の部屋に来ている。
同じ頃、竜馬と桂小五郎も同じ宿にいる。
(何という大胆・荒唐無稽な発想。歴史をもてあそんでおります)
勇と太夫の部屋を見つけた二人が乗り込む。
寺田屋の女将の機転で、源さんが身請けしたことになる。
事態を知りあわてて飛び込んできた土方が、実は俺の女だ…と抱きしめる。
源さんと歳三がやらせの喧嘩をおっ始める…
さんざんな展開となる。
我慢して見ているまじめで、歴史好きの視聴者なら怒り出すだろう。
見かねた勇は「みんなそれぞれありがとう!!」と叫んで、事実を話すという不思議なお話しでしたよ。

本妻と妾が話しているとき、やることのない勇は風呂に入っていた。
今も昔も、こういうときの男つ〜のは実にだらしないもんですな。
そこへ竜馬が風呂に入りに来る。
(これも大胆不敵な歴史的解釈)

竜馬は勇に幕府を見限ったことを告げる。
「今度会うときはお互いに敵同士」といって竜馬は出てゆく。
竜馬は、勇と会う前に、山南の遺書を沖田総司から渡されていた。
文面は「託す」とだけ。

山南が切腹する少し前、竜馬は彼に、これからの日本を担うのは幅広い人脈をもつあなたのような人だ、
と言われたことを思い出していた。
竜馬は何かを決したようだった。
寺田屋で桂と密会したとき、薩摩と手を組まないか、と持ちかけた。
薩摩には煮え湯を飲まされた長州だから、桂は一笑に付して去っていった。

これが、薩長同盟への糸口となったのかと思えるようなシーンである。
となると、明治維新の原動力となった薩摩と長州の握手という竜馬のアイデアが
出てくるきっかけとなったのは、敵対する新選組・幹部「山南」の一言だったという
きわめてユニークな歴史的考察でありますよ。
すばらしいですね、三谷氏の想像力。

ごたごたのきっかけをつくる女性を「火付け女」といいますが、
桂小五郎が「火付け男」をやっていましたね。
寺田屋で、勇と深雪太夫の部屋をさがす「みつ」の耳元に
その場所を教えたりして…
●泣きっ面に蜂
新聞報道によると、旅館・ホテルの倒産が相次いでいるという。
老舗といえども油断ができない。
無理な設備投資をしたワリには客足が伸びない。
そして、ニセ温泉騒動である。
これから紅葉の季節を迎え、温泉は需要期に入るはずだったのだが
消費者は温泉旅館の詐欺商法にそっぽを向いている。
自業自得といえばそれまでだが、
良心的にやっている旅館・ホテルも同罪のように見られいい迷惑だろうね。

そういえば、今年「雪の湯西川」に行ったんだけど、温泉がさらさら。
入浴後も肌が温泉独特のすべすべ感がない。
「なんかただのお湯」みたかったと家人が言っていた。
なんかにおうぞ。(硫黄のにおいならよかったんだけどね)
どこの旅館だったかは、ちょっと名を伏せさせてさせていただきますが。
●400mリレー4位
結果が出た。メダルには届かなかった。
日本チームは38秒49。優勝は、38秒07を記録した英国チーム。
個人のラップタイムは出ていなかったが、単純に4で割ると、9.6225秒だから
大いに期待できる数字が出ている。
しかし、末続の公認個人ベストタイムは10秒03でしょ。
だれかが9秒台で走っているわけね。いったい誰だ?
末続慎吾:正直、メダルを狙ってきたので悔しい。しかし、どこもミスがなかったので、力負けした感じ。4年後、北京でこの借りを返したい。
100mでも「力負け」って言ってるぜ。それが実力なのよ。
「北京でこの借りを」と言ってますが、世界大会で10秒切ってから言ってよね。
このままじゃ「ホラ吹き」の称号が与えられまっせ。

このところ末続選手に厳しい言葉を浴びせておりますが、
今、日本の短距離界で第一人者であることは間違いのないところであります。
彼はそれに慢心しているのではないかと思えてならないのね。
だから、もっとがむばっていただきたいんですよ。
国内、アジアだけでえばってないで、世界に通用する選手になっておくれでないかい。

これまで、
2000年シドニー五輪、2001年世界選手権200メートルで準決勝進出。
2002年釜山アジア大会200メートル優勝。
2003年は日本選手権200メートルで20秒03をマークし、伊東浩司の日本記録、アジア記録を更新。
100メートルでは5月に日本選手国内最高の10秒03を出した。
8月の世界選手権200メートルで銅メダルを獲得し、陸上の短距離種目で日本人史上初のメダリストとなった。
という経歴をもっている。

200mで実績があるのに、五輪では100m予選失格、200mエントリせず。
これが不可解。なんで?
400mリレーでは第2走者。
どうも彼の100mの力が評価されていないように思えるのだ。
それと、国内でテープをきったときの、指1本高々とあげた得意満面のポーズ。
五輪ではさんざんだったが、ペケで入っても親指を下に向けたポーズをとるなど
ちょっとお茶目であってほしいね。
実は、世界に通用しないのに自信満々の態度が鼻持ちならないのだよ。

■8月28日(土曜日)
●実力不足
男子400mリレーで日本は予選5位。
3着に入れば決勝に進めるが5位のためタイム争いでなんとか決勝に進出する権利を得た。
100mの日本の第一人者と自認する末続は第2走者だった。
自信があれば第1走者で相手をぶっちぎるか、
アンカーで堂々の入賞をもぎとるべきだろう。
それが第2などと中途半端な走順では、いくら吠えても自分の実力が明らかにされてしまっている。
事実、新聞報道で「末続伸びず薄氷」といわれる始末。
だのに、本人は「調子は悪くない」とコメントしている。
ということは、予選の走りは彼にとって「いい走りができた」と感じているらしい。
この人、自分の実力を過大評価してるんじゃないのかな?
あるいは、流れが読めない自信過剰家なのかも知れない。
テープを切るときの得意満面の大袈裟な態度。
しかし、国内戦に限ってである。
海外で負けても悪びれない態度つ〜のは、現代の若者だからなんだろうね。
しかし、自分を見失っていては、なんにもならんぜ。
早く10秒切ってくださいよ。
そしたら、改めてあんたをウォッチングしてあげる。
さ〜〜決勝後の、彼の発言が楽しみだ。


あと1個金を取れば、過去最高だった東京五輪の金メダル数16に並ぶ。
メダル総数では最多獲得しているのだから
残った競技で金を狙っていただきたいのだが、
それはあまりに酷というものか。

日本は国威をかけてかなりの競技にエントリーしているが、
テレビ報道もされないマイナー競技で予選敗退なんて選手も大勢いる。
国際タイムから判断して、かなり劣る競技にエントリーする必要があるのかね。
団体関係者は言う、
こういう大舞台の経験をさせることも必要、と。
しかし、こういう「泡沫選手」を送り出す費用は誰が負担してるのだろう。
税金だとしたら、物見遊山みたいな「経験させる」だけの選手に大枚はたくことはないような気がする。
女子1000mを見てたんだけど
優勝は伏兵の中国の選手だった。
日本はマラソンからの転向組も参加していたがタイムは散々。
3人も出ていたが1人で充分。
インタビュー受けていたが、そんなに「へらへら」する場面かよ〜〜福士 加代子。
おまえの後ろには1人しかいなかったじゃないか。
あんたはペケから2番目だったんだぜ。
それも2周遅れだったというじゃないの!
●不覚
新選組の再放送をやっていた。
この前はデジカメの電池切れで最後のシーンは撮れなかった。
で、今日は「邪魔だから画面の前に来ないで」という家人の声を背に受けてしっかり撮影。
 
作法にのっとり切腹ができるのは、新選組でも数が少ない。山南はその一人であった。
見つめる勇の目には涙があふれる。

ここを撮りたかったん。
隊結成時から苦楽を共にしてきた同志を、規律により失ってしまった。
その罪悪感、喪失感から勇と歳三は号泣する。
歳三が泣くのは後にも先にもこのときだけではないだろうか。
●刈り入れ開始
この付近の先頭をきってSさんの田圃の稲刈りが始まった。
明日は雨という予報だし。

昔と違って機械で行うから、あっという間に終わる。
コンバインは米粒を刈り取って茎は裁断して畑に敷き詰める。
これが肥料になるのらしいが、ストローはできない。
冬野菜や庭木の越冬用にわらを敷くが、
わらは手で刈らないといけないのね。
労力を必要とするから、農家は自宅で使用するための最小限のわらを残す。
最近は商品として地元の野菜直販ショップで売り出されることもある。
2次利用だが農家の現金収入にもなっているわけね。
●不適切
深夜のNHKニュースを聞いていた。
最後に、「番組中に不適切な表現があったことをお詫びいたします」
どこが不適切だったのかわからなかったが、アナがその部分を読み上げた。
「片手落ち」
人間のパーツに関して、その部分が欠落している人たちへの差別用語になるのだろう。
だから、「めくら蛇におじず」「群盲象を撫でる」ということわざは当然としても、
「耳なしほういち」といった小説のタイトルもだめなんだろうか?
テレビでも、ときどき不適切表現のお詫びを言うが、どこが不適切だったかは明らかにしない。

■8月27日(金曜日)
●時代劇
NHKで新番組が始まる。「慶次郎縁側日記」という。
解説の冒頭に「大河ドラマ新選組!を見て感じるもどかしさがない。
現代的な味付けやコミカルな笑いは不要。」とある。
つまり、本格的な時代劇なのである。
金曜9時15分は、金曜時代劇枠で名作「蝉しぐれ」、「御宿かわせみ」などが有名だ。
時代考証が正確で、まじめな時代劇。
勧善懲悪というのが見ていて爽やかな気分になるのね。
江戸の昔から為政者の「悪」ははびこっていたが、
誠実に生きる者たちがそれに立ち向かい解決していく。
現代はすべてのものが多様化して人間やっていくのもむずかしい。
だから、人と人とのつながりが濃密であった昔を見ると
「社会的な動物」とされる人間の本来の姿を見るようでほっとするのだ。

最近、バラエティや通販番組に出演して軽くなった高橋英樹だが
やはり時代劇で本領を発揮する。
西部劇では「ランドルフ・スコット」がそうであったように。
●雑草かな
ジョンの散歩のたびに気になっていた。
きれいに耕作された畑に、ある日突然雑草が生えてきた。
その成長のスピードは、さすが雑草で速かった。
ジョンはその草が好きで脇を通るたびにムシャムシャ食べていた。
成長は半端ではなかった。
畑一面、稲科の巨大植物で覆われてしまった。

こうなると、立派な雑草畑であった。
ある日、こんな表札がたった。「ソイルクィーン」って何だろう?

●外人が登場
オリンピックもあと2日でおしまい。
連日のTV観戦で疲れ気味の人も多いのではないか。
時差の関係で夜中まで起きていたからね。
ついに日本のメダル獲得競技もなくなったかな?
朝刊1面を飾ったのが体操で金をとった金をとったロシアの選手だった。

ちょっと前までは柔道、水泳、女子マラソンで日本人選手が華々しく登場していたのにね。
あとはシンクロ団体、テコンドー、男子マラソンが多少期待が持てるのかな?
健常者の五輪のあとには身障者五輪、パラリンピックが待っているのだが、
マスコミはどの程度取り上げるのか興味がある。

■8月26日(木曜日)
●甘い
五輪前は「ファイナリストとして黒人選手の中にいる自分を見てみたい」と威勢のいいことを言っていた
短距離の末続慎吾選手だった。
が、蓋を開けたら「完敗です。向こうの方が一枚も二枚も上手だった。完全に力負け。」
彼の100mのベストタイムは10秒03というではないの。
世界は10秒切ってるのね。「完全に力負け」なんて、初めからわかっていたはず。
しかし、日本では彼がトップアスリートなの。
日本陸上は世界のレベルに及ばないのに、代表は彼しかいないというのだから仕方ない。
まだ末続は24歳。4年後の北京は最後の舞台になるだろう。
今後4年間で彼を超える逸材を発掘したほうがいいのではないかね。
短距離の選手層は厚くない。だから、国際的に通用しない選手が選ばれることになる。

競技としては歴史の浅い柔道、女子レスリングで日本人が大活躍。
伝統的な陸上競技より格闘技のほうが日本人には向いているんかな?
戦前は、100m、幅跳び、三段跳び、棒高跳びは日本のお家芸だったのにね。
教科書で習ったことがあったでしょ「友情のメダル」。
伊調姉妹が金・銀のメダルを2つに割って、記念メダルを作れば、話題になる思うんだけどね。
●孝行息子
水泳で3つのメダルを獲得した北島選手の実家は精肉店。
店は大繁盛。おまけにデパートからも引き合いがあって
同じ下町の上野松坂屋でも「かつサンド」をうりだしたところ即完売したそうだ。
都電荒川線も都バスも北島にあやかって特別車両を繰り出す。
金メダル1個で国から300万円の報奨金だっけ?
北島は600万プラス銅メダル分。
さらにCMのオファーも相次ぐだろうし、タレントランクも一気に上がる。
いいことずくめ。本人の足元が宙に浮かないようにね。
でも、親は鼻高々だよね〜〜。
各地のスイミングスクールもほくほく。経済波及効果も大きい。
●長嶋ジャパン
銅に落ち着いた。
ラジオで誰かが言っていた。「銅」という字は「金」と同じ。「銀」は金より「良い」と。
文字の形は、確かにそうだけど、気休めだよな〜〜。
日本ではスタープレーヤーが1投1打に一喜一憂する姿を見ていると、高校野球のような感じがした。
リーグ戦は負ければ後がないから、ペナントレースに比べ緊張感が雲泥の差。
国内では冷静な高橋は、ホームランを打ったとき全身で喜びを表現していた。
彼等も試合をしながら、はるか昔の野球少年に戻っていたようですね。
今回は、城島が一番光っていたような…

●文春・新潮2番勝負
両誌ともオリンピック特集。インサイド・ストーリーの総力取材を行っています。
レイアウトは酷似してます。題字をすり替えてもわかりません。
同じオリンピック記事でも、新潮が「アテネ五輪ウラ情報」というように、五輪密着なのに、
文春は選手の子供時代や親のことにも触れるなど拡大取材を行っています。
新潮は柔道の塚田の妹は「スレンダー美人」。やはりテレビに映された妹に対し
男性記者の素朴な感想を伝えていますね。
あれを見れば、「え、本当に姉妹?親も酷なことするもんだ」と思うようね。
谷亮子の金獲得は無理と伝えた細木数子には両誌とも触れていない。
今、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女のご機嫌を損なうような記事は書けないののかな?
彼女の番組を見ましたが、尊大・傲慢な態度には鼻がついてきた。
若いタレント相手に、豪華な宝石自慢とは大人気ないね。
話している内容は人生相談の回答者のようなもので、家族を愛し、親を敬え的なことに始終する。
オリンピック関連記事では、報道の裏話ということで、間口を広げすぎた文春より新潮のほうが◎。
五輪終了後は、アテネのオリンピック村関連が出てくるんじゃないの。
設備も食事もおそまつらしいしね。


ブルネイ皇太子の結婚式に皇太子のみ出席。
オリンピックには常陸宮夫妻が出席。
雅子さんの病状の行方が気になるところだが、相変わらず快方に向かっていないようだ。
やっぱり、世継問題が彼女の心を傷つけているのかな?
「ナベツネ」だが、巨人の金銭スキャンダルの引責でドンの座を降りたが
墓穴を掘ったというより、いいタイミングで地位を放り出したという感がある。
昔の細川首相と同じで手に負えなくなくなったら嫌気がさしたんだろうね。
文春は葉巻をくわえたナベツネ。ドン時代の傲慢不遜な面構えが、憎まれ役っぽくていいね。

■8月25日(水曜日)
●またNHKアナの発音
相変わらず、日本の標準語を担うNHKアナのアクセントがおかしい。
「政府と地方」というべきところを「政府と痴呆」と言っていた。
これは中央政権が実際に地方に対して思っていることだったりして…
これを察知して「痴呆」のアクセントを使ったなら、あんたはえらい!

●ガクッ
まさかの2敗。金が逃げた。天敵、豪州だった。
準決勝は打てない、チャンスをものにできない。守備もおそまつ。
出だしからいやな予感がしていましたよ。
全国民の期待を一身に担うというプレッシャーがついに解かれることはなかった。
長嶋監督の入院というアクシデントがあったため、
「監督に絶対、金メダルを持って帰る」という悲壮感も加わった。
これまで安心して見られる試合はほとんどなかったのではないか?
いつも薄氷を踏むような感じだった。

わが国は全員プロの中でもトップクラスで編成したチームだから、
誰の目にも金確実と映っていた。
野球に馴染みのないヨーロッパチームには圧勝できと思っていた。
しかし、我々が知らないだけで、レベルは上がっていたのだろう。
せめて銅メダルくらいは取ってよね。
豪州チームは、アメリカのマイナーリーグに所属する選手を中心に編成されていた。
日本のドリームチームは、この豪州に2敗。
ということは、日本のプロの実力はアメリカのマイナーリーグクラス以下ということが証明されてしまった。

■8月24日(火曜日)

●怪力

砂利道の真ん中を蝉の羽が動いていた。
よく見ると、蟻が獲物を巣へ運んでいる最中だった。
身体の十倍以上もある物体を移動するのだから、
これを人間に例えるととのくらいになるのかわからないが、すざまじい力である。
「ありが てふのはねを はこんで ゐる ああ ヨットの やうだ」
ルナールでしたかね?
詩人は
「二つ折りの恋文が花の番地を探している」
などと、蝶を見ても謳いあげてしまうが、凡人は…
●昨日、協議会解散決定
宮代町住民の合併反対を受けて、1市3町の合併協議会は9月30日をもって
解散することが決まった。
春日部市長は「住民ニーズに応えてゆくには合併が必要だから
これまでの協議を生かし、できれば宮代さんを外した1市2町の合併で努力したい」と述べた。
庄和町町長もこれにならったが、杉戸町長はちょっと違っていた。
「宮代との合併を望む声もある。将来の人口30万中核都市につながるよう方向付けしたい」。
「ついては、町の9月定例会議中に議員の意見を聞く」
このまま春日部と一緒になるというわけではない。
宮代町長は、杉戸との合併を望む声も高かったことから
「町民と町の方向性を決めたい」と話した。

新聞記事は、加須市と騎西町との婚約が破棄されたことを伝えていた。
埼玉県は日本で一番市町村が多い県だそうだ。
国は地方交付金が国の財政を圧迫するするので、その数を減らそうとしているのだが、
武蔵国は江戸幕府の庇護のもと、それぞれの地方文化が花開いている。
それを効率だけで無神経に線引きして「ごった煮」風にされることを嫌っているのかも知れない。
●浜口、親子
浜口が準決勝で敗れたとき、観客席の「アニマル」が吠えた。
娘は救いを求めるように父親を見ていた。
彼女が戦っている最中も、父親の大声が聞こえてきた。
メディアはその強烈な姿を追っていた。
席から身を乗り出しすぎて、警備員から制止される姿まで映し出された。
この父娘はレスリング版「親子鷹」であった。
金は確実視されていたのが、まざかの敗退で親子が呆然とするのも無理はない。
実力は数々の世界選手権で証明されていたのだから。
父娘も五輪の頂点に立つことを唯一の目標に苦しいトレーニングを積んできた。
でも、オリンピックは違っていた。
新聞にドラマチックな写真が掲載されていた。
マットに膝をつく娘。観客席で怒鳴る父親。その間で勝利に喜ぶ中国人選手がいた。


■8月23日(月曜日)
●やた〜っ!金2つ
女子レスリングで吉田と伊調(妹)が金取りましたね〜〜。
吉田(力持ち)伊調吠える。お姉ちゃんは銀。
浜口が銅メダル。女子は全員メダル獲得ですよ。
柔道、マラソン、レスリング…やはり女性は強い。

末続が200m棄権というニュースが流れたが、どして?
五輪参加前に大言壮語していたからね〜〜。
こんなことじゃ引っ込みつかないんじゃないの。
水泳の北島を見習って欲しいですね。
彼は言ったとおりになりましたが。

柔道組が帰国した。
メダルを手にした笑顔の選手が並ぶ。

井上選手はさぞかし居心地悪いだろうと思ったら、
日本選手団の主将としてアテネに残っているんだって。

■8月23日(月曜日)
●みずきの死闘
マラソンコースのアップダウンは想像以上ですね。
暑さと過酷な地形で棄権する選手も続々。
そんな中で野口みずきはよくぞ…
 
高低差のあるコース。右上が車道ですからこの坂のものすごさといったら。山岳マラソンみたい。
記録保持者ラドクリフも無念の棄権。

 
ゴール間近。ヌデレバがひたひたと近づく。
みずきがゴールに飛び込んだ頃、まだヌデレバはコースを走っていた。

レースの勝利を祈ったお守りと、おへそ、ちょっとでべそ。

期待されすぎると不本意な結果となる。
主将や旗手になるとメダルが取れないというジンクスが生まれそう。
柔道に続き、女子レスリングの浜口が準決勝で敗退してしまった。
他の女子選手は全員・決勝まで進んだというのに…
●マラソン快挙

野口みずきが金メダル。
小柄できゃしゃなからだつきで、よくもまあ金星を。
中継は深夜から始まった。
テレビを見ていると寝不足必至。
枕元にラジオを置いたが、いつものようにあっという間に眠りに入ってしまった。
ラジオは私が寝ている間も中継を続け、
目が覚めたら、野口の金メダル獲得を報道していた。
これで、キュ〜ちゃんの時代も終わり、新しいヒロインの誕生である。
女子マラソン選考会ではレースに参加せず、
過去のタイムで希望をつないだが、キュ〜ちゃんは選考から洩れた。
監督の作戦もあったのだろうが裏目に出た。
マラソン優勝後のキュ〜ちゃんは、監督の公言通り
金はかせぐ、マスコミに登場するで、少々はしゃぎすき。
スポーツ選手はアマであれという気はさらさらないが
プロになったら、競技にもっと貪欲であって欲しい。
客寄せパンダと化するは誉められたものではない。
最後のキュ〜ちゃんは「客寄せおばQ」の感があったもんね。
新しいヒロインはそのあたりを常に頭に入れておいてね。

室伏が銀。下馬評では金も可能かということだったが、28cmほど足りなかった。
投擲フォームは相変わらず美しかったですね。
身体は大きいけど肝っ玉が小さいと評される室伏。
モデル出身の女性との恋愛問題の引き際のまずさがその証拠、と夕刊紙で揶揄されている。

100mの末続は予選敗退。やはり10秒を切らないとトップアスリートにはなれない。
国内が事前にはしゃぎすぎた。北京を待っていてくださいと、彼は言うが
9秒台の強力なライバルが出てくるかかも知れない。
最近の若者の体格は著しく向上しているし、4年後のことなんかわからん。
甘いよ、末続。

野球。ギリシア相手だというのにはじめは苦戦してましたね。
相手はアメリカのマイナーリーグ所属の選手を集めたという。
日本はプロ選抜なのに…疲れているのかな?でも、勝ててよかった。

■8月22日(日曜日)
●またまた新選組
今回は「友の死」。山南敬介の切腹に至るドラマだった。
初めて香取慎吾の勇がいい演技をしたように思う。
それは、山南を切腹させなくてはいけなくなった苦悩をセリフなしで演じるシーンである。
学があり武芸にも優れた山南は隊員から慕われていた。
新選組の生え抜きで、農民出身の幹部の中で、彼は武士であり武芸・学問をおさめた知性派だった。
隊員、幹部の中からも山南の助命嘆願が出たが、土方は切腹を主張していた。
近藤の防波堤となり、手を汚すことを一切引き受けていた土方である。
土方と山南は昔からそりが合わない仲のように見られていたが、
土方は山南の知識と論理的な思考方法を尊重していた。
斉藤一は、土方・山南が反目しあっていないことを、過去の斬りあいの中で知っていた。

切腹を覚悟していた山南は彼を慕う隊員に、彼なきあとの新選組での役割を伝える。
屯所に連れ戻された山南を、土方は機会があれば彼の知らないうちに逃亡してほしいと願っていた。
そのチャンスはあったが、山南はことごとく断った。
おとなしいゲンさんまでも、おずおずと逃亡を進めたのだが…

明里との別れ。
山南は自分が切腹することを彼女にさとられないようにしていたが、彼女は山南の立場を理解していた。
しかし、それをさとられないように、山川邸の窓越しに最後の別れをする。
近藤はその姿を見て、いたたまれなくなる。
新選組幹部は彼に最後通牒を行う。
近藤は介錯に剣の達人・斉藤一を指名するが、山南は沖田総司を指名する。
武士である山南は、作法にのっとり立派に腹を切る。
苦しい息の下で「沖田君…」と声を発した瞬間、総司の剣が山南の首をはねた。
その夜もふけてから、近藤と土方が苦悩していた。
突然、2人は大声で泣きだす。
私も、思わず…。

1度も欠かさずこのドラマを見てきたが、今回ほどジ〜〜ンときたことはありません。
初めてシリアスシーンの連続だもんね。
これで山南人気が、一段と高まるんでないかい?
  
山南と明里は大津への道を、急ぐこともなく行く。彼女は富士山を見たいといっている。
近藤から命令を受けた総司が馬で追ってくる。彼は、大津から道は2手に別れるから、見失ったら
戻ってこい、と言われている。勇みも新選組結成当時からの同志を殺したくなかった。
しかし、山南は総司の姿を見ると「沖田君…」と声をかけてきた。
  
総司は山南に逃げるよう進めるが、彼はがんとして聞かない。明里と最後の夜を過ごすとき、身請けした
ことを伝える。新選組幹部は、彼の処遇を討議する。謹慎案が出るが土方は隊の統制がきかなくなるので
切腹を主張する。そして、告げるが、隊の結束を固めるための「総長」としての最後の仕事だと山南はいう。
  
山川邸の一室で死に装束で待つ山南と、明里は窓越しに最後の別れをする。介錯をする総司は、自分が
好きな人、芹沢に続き山南までも自らの剣で斬らなくてはいけない。そんなことのために修行を積んできたの
ではない…と悲痛な面持ち。
※このあと、山南の切腹、近藤・土方の号泣シーンが続くのだが、Oh!my god!!!!
カメラの電池切れで撮影不可能となってしまった。

●法事
午後1時から港南台で親戚の法事があった。
宮代からは遥かに遠い。
埼玉の親戚より東京、横浜のほうが多いのでいたしかたない。
高速を乗り継いで行くのだが、大事をとって10時には家を出た。
日曜日なので道は空いていた。
少しでも高速代を浮かすために、岩槻インターから乗らずに側道を通り浦和から。
450円しか浮かないのだが。
湾岸から横羽に入り狩場を通って横横に行くのだが
今回は空港南からベイブリを渡り、磯子方面から横横へ抜けることにした。
(ベイブリ渡るのも久しぶり)
この道は初めてであった。
で、間違えた。
横横に入って間もなく、鎌倉方面と八王子方面に分かれる道があった。
まだ、直進だと思って進むと朝比奈の出口になってしまった。
鎌倉への道であった。
料金所で聞くと港南ICは八王子方面であると。
Uターンして高速に入りなおす。200円損した。釜利谷を過ぎると次が港南である。
港南台に到着すれば、何度か来た道であるからわかると思ったら
(やっと港南台についた)
寺に行く小道を見過ごしてしまった。
到着したのが12時20分頃。
1組の親戚を残して全全員顔をそろえていた。
一番遅れて来たのが、距離的には一番近い横須賀の親戚だった。
 
本堂へ至る竹林                椅子なので長い儀式もしびれずに済む

■8月21日(土曜日)
●ゾルゲ

祭りの見物を早めに引き上げたのは
8時から衛星放送で篠田監督の映画「スパイ・ゾルゲ」が放映されるからだった。
ほとんど日本映画は見ないのだが、これは映画館へ足を運びたかった。
しかし、それが叶わず、TUTAYAかなと思っていたところ、TVで見ることができた。
10時半まで画面にかじりついていた。
想像以上によかったのが、町並みだった。
もちろんストーリーもそれぞれの人間像がわかって興味尽きない。
町並みはCGで作成されているらしいのだが、昭和10年前後の銀座4丁目、
朝日新聞・日劇・数寄屋橋、2.26事件で朝日新聞に反乱軍が乱入する様子、
ドイツ大使館から見える国会議事堂、浅草6区、ゾルゲがスパイ活動に使ったライカ、
彼の乗っていたBMWのオートバイ、彼が愛した酒(日本酒・剣菱をがぶのみするシーンがある)
ナチ政権下の在日ドイツ大使館の内部、帝国ホテルの内部、スパイ同士が会うために選んだ
広告(麹町に現存する内藤一水社の看板がちらっと見える)、
銀座JYUJIYA<これは中村江里子の実家が経営している店だ>)…などなど
細部にこだわった画面作りがすばらしかった。
画面をデジカメで撮りまくった。2時間半で200枚ね。
これでは映画を見ているのか、時代考証をチェックしていたのかわからない。
ビデオを借りて、もういちどゆっくり見る必要がありそうだ。
※映画ゾルゲの時代考証については、近々中にアップする予定でいます。
●町民祭り
今日・明日と開催される。
初日は「流し踊り」がメインで2日目が神輿が出るということだ。
訳あって6時半頃見に行く。
宮代の祭りは「太鼓」がないと始まらない。
今夜も「風」という太鼓サークルが見事なバチさばきを披露していた。
郷愁を誘う夜店もずらり。最近は「カルメ焼き」がありませんね。
 
流し踊りは、各町会有志や踊りのサークルが民謡に合わせて練り歩く。いや、踊る。
 
おそろいのオレンジTシャツは老人会。町会の姐さんたちも揃いの着物で練習の成果を披露。
7時半からは動物公園の花火大会。
いつも通る道は交通を完全にシャットアウトするので家に戻れなくなる。で、早めに帰宅。
食事をしながら見たTVでは、

NHKのお天気お姉さんが、台風16・17号の解説をやっていた。
今年は台風の当たり年?
それにしても、四国の被害は甚大である。
お姉さんは「台風が日本に向かっていますから注意しましょう」というが
その通り道になった地方は、どう注意すればいいの?
避難した公民館がやられてしまったのでは、どこへ逃げればいいの?
幸い関東地方は今のところ被害がない。
しかし、台風の進路によってはいつ大災害が起こるかわからん。
私の住む地域は「山」と呼ばれる地域なので出水被害はないのだが
さえぎるものがない住宅過疎地だから強風が心配。
大枝が風で折れて屋根を直撃したらひとたまりもない。
●ロバート・ハリス
J−waveの人気タレント(というのかな)、いや、ナビゲーターというのだそうだ。
ある方からメールをいただいた。
彼が先日亡くなったJBハリスさんの子息だというのだ。
へ〜〜〜知りませんでした。
流暢な日本語を喋るガイジンだな〜くらにしか思っておりませんでした。
もう少し上をたどると、下田総領事のタウンゼント・ハリスということはないのね?

初めてご尊顔に拝したてまつります。
さっそくプロフィールを調べてみました。
1948年横浜生まれ。上智大学卒業後東南アジアを放浪。
オーストラリアに漂着後、シドニーで書店&画廊「エグザイルス・ブックショップ」を経営。
オーストラリア国営テレビ局で日本映画の英語字幕を担当後、テレビ映画製作に参加、
帰国後FMジャパン(J-WAVE)のナビゲーターや、作家としても活躍中。
著作に『エグザイルス』('97年講談社刊)『エグザイルス・ギャング』 ('98年東京書籍刊)『ワイルドサイドを歩け』('99年講談社刊)『地図のない国から』('99年幻冬舎刊
)『黒くぬれ!アウトロー白書』(2001年8月30日祥伝社刊)がある。
御年56歳。お父さんとは似ておりませんね。
FMから流れる声はもっと若く、40代に聞こえます。
深夜、彼のトークを聴いたことがありましたが、
なんか観念的で小むずかしいことを言っておりました。
今度はもっとしっかり聴きます。
●食べごろ
無花果が熟れて来た。
プラムはいつのまにか鳥のデザートになってしまい
人間の口に入ったのは4〜5個だった。
無花果も鳥が狙っている。
高いところの実はすでに幾つかやられております。
鳥の目がそちらに向かっているとき、下の方の実を人間がいただいている。

●住民団体、動く
宮代の住民団体「杉戸町・宮代町の合併を進める会」は、20日
宮代町選挙管理委員会に署名簿を提出した。
直接請求は有権者の50分の1の署名が必要だ。
規定数は564人以上だが、署名は1876名集まった。
管理委員会は2週間かけて名簿を審査したうえで、町長に直接請求するという。
そして、8月27日開会の町議会9月定例会会期中に追加提案される見込みだという。

町長が「単独でいく」と表明して以来、かなりの時間が経過したが、
「単独の勝算」は明らかにされないままである。
この先、この町は歳入の展望が見えないので、
「本当にだいじょうぶなの?」と思っている人が多かったのだろうね。
直接請求に必要な署名数の3倍以上の署名が集まったのだから。
住民はそれぞれ自分の問題としてとらえ、真剣に考えなくてはいけないよね。
●五輪見るのも忙しい
時間帯によっては、NHK、衛星、民放で中継を行っている。
チャンネルをくるくる変えていたが、
煩雑なので、画面は小さくなるが2画面で見ることにした。

●金・量産
すごいことになっている。
柔道の重量級で男子・女子ともに金。
水泳女子800m自由形で柴田が金。
野球もカナダに勝利した。金の希望もふくらんできた。
あの、オーストラリア戦はなんだったの?と思うほどの大量得点。
惜しくも7回コールドは逃がしたが。
 
重量級の78k超・初出場で金を獲得した塚田。
柔道やったからこういう体形になったのか、こういう体形だから柔道を始めたのか、それが問題だ。
観客席には日本から母親と妹が応援にきていた。
妹つ〜〜のがスレンダーでなかなか美形なのね。
ね〜ちゃんとしては複雑だろうな。
ゆくゆくは柔道と結婚すんのかな?
あ、YAWARAちやんの例もあることだから大丈夫か。

私が高校の頃、家業がスポーツ用品店だったので店番をよくやらされた。
そこへ姉妹が客としてやって来た。
何を買いに来たのか忘れたが、姉は私と同じ歳だった。
家は離れていたが、私立に通っていたいたらしく
地元の中学に通っていた私は彼女の顔を知らなかった。
妹は細面の髪の長い少女だった。可愛い顔をしていた。
私としては妹と「お友達」となりたいと密かに思っていたのだが
なぜか姉さんのほうが親しく話しかけてくるようになった。
大切なお客さまということもあって、姉さんを粗末にあつかうことはできない。
こういう状況は困りますね〜〜。
美人姉妹という確率は少ないのかね?
塚田姉妹を見ていて、遥か昔のことを、ふと思い出した。

■8月20日(金曜日)
●JBハリスさん死去

懐かしい名前である。
年配の方なら彼の本やラジオ番組のお世話になった方も多いのではないだろうか。
外人なのにべらんめえ口調のあざやかな日本語を話した。
当時、ロイ・ジェームス、EH・エリックなどとともに、
今でいう「変なガイジン」だったのだろう。
旺文社提供のラジオ講座は高校時代の頃、私もよく聴いた。
彼が、日本兵として戦争に参加したということを後から聞いて驚いたものだ。

彼は東横線の白楽に住んでいた。
山側の坂の中腹にある高級住宅地の一角である。
喪主が奥さんというから、まだそこに住んでいるのかも知れない。
 

昭和36年当時に購入したハリスさん著の英会話本。価格は100円。今もわが家で健在。
●Blog
ポータルサイトやプロバイダがBlog環境を提供するようになった。
指定された条件の中から、好みの色・配置・項目などを選ぶと、
高機能掲示板のようなものができあがる。
htmlを使ったホームページより手軽にできるので開設する人が増えている。
さらに便利なのは、htmlタイプと異なりどのコンピュータからでも更新ができること。
携帯電話からも可能である。
なかなか面白そうなので、私も何かネタを見つけて近々Blogから発信しようと思っている。

宮代の方のBlogを紹介しましょう。
あいさんの暮らしにスパイス:金原在住の女性のBlogです。
ShirosBlog:百間在住の男性のBlogです。

●アーチェリー
41歳の山本選手が銀メダルを獲得。
これは快挙ですね。
彼の試合は常に息子とともにあった。
たとえ入賞できなくても、オリンピック参加という、息子のヒーローになりたいという思いが
今回の結果となった。
準決勝はオーストラリアと戦ったが、115.10対115.09という接戦で勝利している。
彼は大宮開成高校の先生。
秋に開催される埼玉国体のアーチェリー競技も注目されるだろう。
この競技会場が、私の住む宮代の「はらっパーク」ね。
●井上選手
本日の新聞は、昨日敗退した井上選手に同情的なコメントが多い。
しかし、井上と対戦した選手は彼を研究し尽くしていた。
彼が正統派とすれば、外国選手の柔道スタイルは変則的。
まるでレスリングである。
これをふまえて彼は戦略を練らなくてはいけなかった。
読売はアテネの金メダル量産をスポーツを科学した結果としている。
柔道は日本生まれの武道であるが、国際ルールを確立して世界に普及した。
特に、ヨーロッパでの浸透はめざましく
世界チャンピオンもフランス、オランダなどから生まれている。
こうした国際化の波をふまえて、日本選手も海外に出て外人のスタイルを科学した。
結果、軽量級では目覚しい成果が生まれた。
井上選手は言う、
「海外の選手間の情報は早く、自分がいやがるスタイルがあると、どの選手もそこを狙う」と。
そこまでわかっているのなら、それをかわす技術を編み出さないといけないのでは?
往年のバレーボールの名セッターが言っていた。
「自分が失敗したとき、それが顔に出ると、他の選手に悪影響を及ぼすので
ポーカーフェイスでいるようにした」と
井上選手の場合、相手の変則的な動きを封じる技術とメンタル面での強化、
つまり、変化に対応するスピードとずぶとい神経が要求されるのだろう。
外野が言うのは簡単だけどね。
●町の行く末
相変わらず聞こえてきませんね。
町長以下町会議員の宮代未来プランが。
8月23日に1市3町合併協議会が解散する。
ことによったら、解散までは他の市町に遠慮しているのかな?
何か声を出してくれないと、町民としては困るんですがね。
町の「だんまり」が続いている間に
「杉戸町・宮代町の合併を進める会」の署名活動が
当初の予測を上回る数を集めているのを知っていますか?
宮代単独で町を運営できない、と感じている人が大勢いるということが証明された。
町長も町会議員も、今後の町の進むべき道を明らかにしていないからね。
マスコミはこの動きに注目している。
住民の不安を払拭するにはどうしたらいいのか?
我々が選んだ人たちがそれに答えるのは義務だと思うのだが。

■8月19日(木曜日)
●井上、まさかの敗北&ふてくされ
下馬評では金確実だったが、番狂わせつ〜のは世の常ね。
準々決勝でオランダに敗れた。
決勝なら、あのアントン・ヘーシングのときを思い出すのだが
準々決勝では、何おかいわんや。
最後の1秒で勝利をもぎとった女子柔道選手もいるというのに。
1回戦から見ていたが、重量級だから動きが鈍いのは仕方がないのかも知れないが
これまで金メダルを獲得した男女・日本選手の戦いっぷりを見ていると
スピーディで技のキレがいいですよ。
ところが井上選手は始めから疲れているような感じででしたね。
これからは重量級といえどもスピードが要求されるんではないの?
過剰期待された彼には気の毒だけど、技のキレがなかったですね。

3位敗者復活戦の井上は完全に緊張の糸がプッツリ切れたようだった。
あるいは、金以外に価値を認めない男のふてくされた試合態度のようでもあった。
始終相手に攻められ、畳に亀のようになっていた。
最後は自分のかけた技を切り返されて1本負け。
ぶざまとしか言いようがない。
というより、柔道をやる選手の心ではない。
ああいう態度で競技に臨むのは相手に失礼というだけでなく、スポーツマン精神にもとる。
オウムの教祖に似た風貌が、麻原こと松本だよ、一層むさ苦しく見えた。

マイナー競技とみなされているアーチェリーで年配日本選手が善戦検討しているらしい。
マイナーゆえにテレビ中継されないもんね。

●箱根、お前もか

箱根の温泉旅館、ホテルでも「ニセ表示」が発覚。
どこでもやっていると思っていたが、
いやなことだが予想は的中してしまった。
芋づる式に挙げられるのは、議員の年金未払いに似ているが
羊頭狗肉という点では、牛肉の表示とも似ている。
いつの間にかこの国は、
「ばれなきゃウソついてもいい」という意識が蔓延する
さもしい国になってしまっていた。
●残暑
3日前は夜など夏がけでは寒くて眠れなかったというのに
昨日から暑さが、ぶり返した。
本日は37℃まで気温が上昇するという。
エアコンをつける前の室温は午前中ですでに31℃になっていた。
外は相変わらず蝉の大合唱。
心頭滅却できない凡人には暑さを増幅する音に聞こえてしまう。

卓球の愛ちゃんがベスト8に残れませんでしたね。
でもまだ若い。可能性はたっぷり残されている。
高校1年でオリンピックの大舞台の経験は大きな財産になるでしょうね。
北島は100に続き200でも金。2大会制覇は文句なしにすばらしい。
有言実行だからなおさらだよな。
北島のおと〜さんは「息子がだんだん遠い人になっていく」と感じているらしい。
いつまでも親の手に引かれてプールに通っていた子供ではないのね。
子供が、本当の子供時代に親がしっかりコミュニケーションをとっていれば
子供が大人になり、親が老人になったとき答えが出ますよ。
で、わが家のばやいはどうか?
う〜〜〜ん、自信ないな。
だいたいそういうもんです。

■8月18日(水曜日)
●カメラ
どの競技でも望遠をつけたカメラが並ぶ。
どれもキヤノンかニコン製。
フィルムタイプもあればデジタルもある。
カメラオリンピックでは、日本が無敵の金ね。

●対豪州戦
オーストラリアチームには、メジャーや日本のプロ野球に在籍していた選手がいるという。
戦績は日本と同じ3勝。
夕方5時半からNHKで放映が始まった。
相変わらず高橋は調子が悪い。
城島、中村はこういう舞台に強いみたいだ。
 
三振に倒れた高橋          城島は打ったがアウト

おいおい、だいじょうぶかよ?
犬の散歩から帰ってきたら相手が3点先取してるじゃないの…

最悪の結果となった。
全勝でいくはずが痛い敗北。
それにしてもオリンピック戦の高橋は気力が薄れているような感じがしますね。
やっと初2塁打を打ったのはいいが、その後送りバント失敗。
フライを上げちゃって、技術のおそまつさをさらけだした。
打順を変えるなりベンチに引っ込めるなりしろい!中畑代理監督殿。
ピッチャーももろかったですね。
早く交代させろい!中畑監督代行殿。
台湾はオーストラリアより手強いんだぜ。
プロの面目にかけても負けるなよっ。
●埼玉国体を前に
埼玉出身のアーチェリー選手・山本博は5度目の五輪出場。
今回も強豪を破り健闘している。
アーチェリーの会場となる宮代町も、彼の活躍により注目度が上がるかな?
スポーツではアーチェリー立町の趣のある宮代だが、
盛り上がるといいですね。
町内ボランティアで、私は選手たちの食事を作る係りのアシスタントね。
調理は主婦たちがやるので、買い物、お運び、洗い方かな。
担当選手が早く負けると仕事も早く終わるが、勝ち進むと3食の準備も大変。
●五輪の影で
取材合戦がものすごかった曽我さん一家が、潮が引くようにマスコミから姿を消してしまった。
豪雨被害に遭った中国・四国地方の人たちは
避難先の公民館でオリンピックを見ているのだろうか。
アテネ大会は、別の意味で長く彼等に記憶されるだろう。

微妙な立場にいるジェンキンスさんだが、その後米国との司法取引はどうなったのかな?
ところで、彼が北鮮からジャカルタに出国するとき、
外国製のタバコを持っていたことから、彼は北鮮で特別待遇されている証左とされたが、
その事実が判明した。
同じ時期、英国の映画関係者が北鮮へ脱走した人たちの映画を撮るために
北鮮入りしていた。
ジェンキンズ氏も彼等に会った。
タバコはその英国人からプレゼントされたものだという。

●女子活躍
卓球の愛ちゃんは、普段の言動は高校生にしては幼いけど、
コートに立つとさすがに、きりっとした顔つきになる。
今回は格上のアメリカ選手をストレートで破ってしまった。
あの狭い卓球台上を小さなボールが目まぐるしく移動する。
反射神経が抜群なんでしょうね。
相手は元中国のオリンピック選手というから、アメリカに帰化したかのかな?
歳は35歳だったかな?上り調子の若いパワーの前に屈した。
愛ちゃんは得点すると何か小さく叫んでいますね。
それとこぶしを作って小さなガッツポーズするところが可愛いですね。
これでベスト16に残りましたが、先が楽しみな愛ちゃんですね。



こちらは迫力満点でした。なにしろ1本勝で決勝まできたのですから。
金を決めた瞬間の笑顔がよかったですね。
技をかけて倒して四方固めに持ち込むスピーディな連係プレイは
プレッシャーに負けた男子柔道選手も見習ってほしいね。
女は度胸、男は愛嬌に鞍替えしなきゃあかんわな。

●対キューバ戦

相性の悪いキューバだが、アテネでは和田、城島、中村のホームラン攻勢。
4対0でリードしております。
松坂が腕にピッチャー返しを受けてひやりとさせられたが、続投。
相変わらず高橋は打てません。どうしたのかな。
夜中だから、もう寝るけど、目覚めてもこの調子で終わっていることを祈る。

あ〜〜〜よかった、勝った。

■8月17日(火曜日)
●梨
隣町の白岡は梨の産地ね。(ちなみに、わが宮代は巨峰)
ちょっと散歩の足を伸ばせば梨畑がそこかしこに。
枝についているのと同じくらいの実が地面に落ちています。
自家消費でC級・格安で売ればいいのにね。

●悲願の団体・金
男子体操がよかったっす。
6位発進からじわじわと成績を上げていった。
最後の鉄棒では、日本の応援団の大騒ぎとは対照的に
アメリカ選手の落胆の表情が見て取れた。
日本選手の演技を見たアメリカ選手が、親指を上げて感心していた。
結果、総合優勝。王者に返り咲いたのは7大会、28年ぶりだという。
1976年・モントリオール大会で塚原も優勝の一翼を担ったが
2004年・アテネ大会では息子が優勝チームにいた。
コーチとして参加した親としては感無量であるとともに月日の隔たりを感じたことだろう。
最近は女性の元気ばかりが目立つが、ここでヤング・マンの存在を誇示できた。
相手に花をもたせて、やるときゃやる。それが男の生きる道。

●メダルの味
いつの大会の頃からか受賞の喜びを表すポーズとして
メダルをカリッと噛むような写真が掲載されるようになった。
男子100m平泳ぎで3位に入った森田選手も銅の味を噛みしめた。
北島選手も同じだった。
どなたか、おでこに貼り付けるとか眼帯みたいにするとか
変わったパフォーマンスをしていただきたいですね。

●五輪野球・和蘭戦
テレビのスイッチを入れたら2対0で負けているじゃ〜〜ありませんか。
これには驚きましたね。
オランダがヨーロッパでどのくらい野球国か知りませんが、日本ほどではないでしょう。
日本は、それでメシ食っている選手の中から、実力のある選手を選りすぐっていますよ。
それなのに、それなのに…
相変わらず巨人の4番は打てませんね。
本人は振ったのに、当たった球はバントかと思うほど。
ど〜しちゃったんだろ〜〜
相手国の選手は…と見ると
始めはアフリカのチームかと思いましたね。
選手全員が黒人だもんな〜〜。
ベンチからサインを出している人間の中にかろうじて白人がおりました。
それも、大リーグみたいに、噛みタバコくちゃくちゃやりながら
ペッペッとつばを吐き出している。
マナーはアメリカ人なみ。
これがオランダ人かと思うと不思議な光景。
しかし、結果は逆転勝利したからいいけど、
和蘭ごときに立ち上がりに苦戦していては先が思いやられる。
もっとも、キューバもギリシャに苦戦したみたいけど。

■8月16日(月曜日)
●富弘美術館
その昔、NHKで星野富弘氏のドキュメンタリーを放映したことがあった。
手足が不自由なのに彼の描く花や木、添えられた文章のすばらしさが印象的だった。
画文集も発刊され、一躍時の人になったこともあった。
それから何年かして、彼の作品を一堂に集めた美術館が落成したというニュースが流れた。
またまた何年か後、そこへ入ってみたいと思い調べたのだが
群馬県の山の中で不便そうなところにあったので、沙汰止みになっていた。
また何年かたった、今日、念願の美術館へ出かけてきた。

渡良瀬遊水地はわが家から比較的近くにある。
渡良瀬渓谷鉄道つ〜のに乗ってその源流である渡良瀬川を見たいと思った。
トロッコ列車という観光列車もあるのだが、これは予約が必要だった。
インターネットで調べたら、富弘美術館はその鉄道で行けるのだ。
そして、東武鉄道の「りょうもう号」に乗れば、渡良瀬渓谷鉄道と連結の具合もよく
2時間もかからないで目的地に到着できるのだった。
急行「りょうもう号」は浅草と赤城を結んでいる。
以前は東武動物公園には停車しなかったが、ダイヤ改正で、ここから乗れるようになった。
で、渡良瀬渓谷へ出かけるのが非常に便利になったというわけ。
旅行記はイエローハウスの「関東地方上のほう・小さな旅」に掲載予定。
で、ここでは美術館のことだけ。
館内は撮影禁止だったが、「禁止」といわれるとつい破りたくなる悪いクセ。
周囲に人が多く、係員も各展示室にいる。
その間隙をぬって撮影するのだから簡単ではないが
小型デジカメのおかげで何枚かものにした。
シャッター音、フラッシュともにOff。
そして、カメラを構えず隠し撮り)。
右手でカメラを手の中へ入れ、左手で持ったパンフレットで他人の目をさえぎるという方法ね。
係員のみなさまごめんなさい。
外国の美術館ではどんな名画でもフラッシュをたかなければOKのところが多いと聞く。
ここは、そんなことやられては本の売れ行きに響くからなんでせうか?
デジタル万引きに相当するんかな?



ここは館外だから撮影は自由。美術館の前を走るのは国道122号。

館内の壁面。収まりきれなかったので2枚を合成。

ちょっと手ブレ。ドクダミに寄せられた文章がいい。
書体も味があります。私好きです。相田みつおよりも。
大正時代の童謡作家「金子みすゞ」は弱い生き物に慈愛の目を向けたが
星野氏もまた植物に同様のまなざしを注ぐ。
それが胸を打つのは、彼もまた植物のような存在だからだ。
健康な人々が見落としがちな繊細な視点が、いつくしみのまなざしが、
宗教くさくなく自然に我々の心に届くのだ。
この花を、十字架に見立てた彼の感性はすばらしい。
俳句にも同じようなものがあったが、手元の歳時記には掲載されていなかった。
そうそう、読売朝刊2面のコラム、長谷川櫂氏が紹介していた。
蛇笏だったかな。「田舎三昧」の6月に掲載してあるかもしれない。

■8月15日(日曜日)☆59回目の敗戦記念日
●またまた新選組
今夜は山南脱走の巻。
近藤の留守中に切腹が行われた。
もともと知恵を授けたのが山南だった。
さらに、屯所が手狭になったので本願寺に移ろうという土方案に反対する。
最近、入隊した伊東が土方の肩をもち、本願寺の延喜をとくとくと述べる。
会議の席で、そんなことも知らなかったの山南君という目つきで、辱める。
そんなことがあって、山南は新選組に自分の居場所がなくなったように思う。
さらに、最近の新選組の行動に疑問を感じるようになってきた。
京に上って3年が経過していた。
「一度江戸に戻って考えたい」と土方に言うが、彼は許さない。
それは意地悪からではなかった。
伊東と互角に渡り合える理論家は山南しかいないと土方は考えていた。
それに試衛館からのつきあいだった。
したり顔で新選組に入り込んでくる伊東を土方は快く思っていなかったのだ。
憎んでいながら頼りにしようとしている。
土方の複雑な心理だ。
しかし、山南は無断で屯所を抜ける。
朝には大津に向かう山南と明里の姿があった。
※事実は山南は1人で脱走した。
ドラマは堅物と思われた山南の恋を交えてふくらみをもたせている。
それにしても、遊女を見受けするのは莫大な金子(きんす)が入用だったはず。
足抜けさせたとしたら、遊郭から追手がかかるはずだ。
山南には総司が、明里には用心棒が…
 
土方に江戸行きを願い出る山南だったが…      その夜、明里とひとときを過ごす
 
屯所に別れを告げる山南。               富士山を見たいと言った明里とともに江戸へ…悲しい道行

●野球、日本圧勝
イタリアにはプロ野球がないから、選手はハイ・アマチュアでしょ。
日本は各チームから選りすぐった長嶋ジャパンだ。
大人と赤ん坊くらいの力の差があるんじゃないですか?
これほど安心して見られる競技はないっしょ。
イタリア選手はエース上原の球には歯が立たないかと思ったら
結構当てることはできたのには驚いた。
4点先取したところで外に食事に出た。
帰宅したら7回・11点だもんね。
それから1点入れて、コールドゲーム。
初戦を勝利で終われたのは慶賀にたえないが、相手が相手だからな〜〜。
ジャイアンツの4番、高橋が打てませんでしたね。
これにはちょい、がっかりでした。
ベンチには長嶋監督が不自由な手で書いた「3」の数字の入った日章旗と
背番号3のユニフォームが掲げられていた。
長嶋が実際に指揮をとるより、こういう精神的なシンボルがあったほうが
選手たちの気持を結束させるためには効果があるのではないかな、と思った次第。
 
ベンチの中に精神的な支柱が。長嶋大明神ね。       打てなかった高橋。

●ヤタ〜〜
金がとれた。
今後、カリフォルニアのゴールドラッシュなみになるかどうか?
ヤワラちゃんも老けましたね。野村のかみさんはモデル出身とか。

●埼玉県の満州開拓団
久喜市役所を退職した方が、埼玉県の満州開拓者の足跡を研究している。
それによると、終戦時に2900名が入植していた。
埼玉県は県北の人々が多いという。
具体的には、秩父郷、寄居郷、荒川村、日野沢村である。
入植した場所で、終戦時の明暗が分かれた。
日野沢村出身者185名は全員帰国できた。
寄居郷からは130名が入植していたが、ソ連国境に近い場所があてがわれた。
これは対ソの防波堤になることを意味していた。
このため、匪賊(ひぞく)の襲撃、病死、集団自決によりほぼ壊滅。
帰国できたのはわずか12名であったという。

●久々の雨
朝は薄着では寒いほど。
オリンピック報道ばかりで、終戦記念特集を組む局はNHKのみ。
しかも1時間だけ。
半世紀過ぎるとこういう状況になるんですかね?

昨夜9時NHKは、特攻隊少年飛行兵や満蒙開拓、石炭工夫などの声を録音した
貴重なレコードを元に番組を構成していた。
国策版で、敗戦の色が濃いというのに、どの声も明るかったのが、なお悲劇的であった。
特に、満蒙開拓団は、長野や大阪から入植した団長の声が紹介された。
長野の団長は、国内では食う米にも困っていたが、ここではそれがない。
しかも、現地の人々に農法を教える立場にあるので
人間の格が2つも3つも上がったような気がする…と。
また、大阪からの入植者は農民ではなく勤め人や商売従事者で、農業はズブの素人だった。
国内とかの地で研修を受けて、開墾・農業に従事したらしい。
入植地はソ連国境に近い気候も過酷な場所だった。
団長は証券会社を経営していた人だった。
国の方針で会社の統合が行われ中小・零細は破綻した。
彼の会社もつぶれてしまった。
それで、家族を連れて満州奥地へ渡ったのだ。
彼は言う「内地に比べ気候は厳しいが、湿度が低いので思ったほどではない。
朝から晩まで開墾、農業に従事していれば身体が熱くなる」
とは言うものの、開墾は想像以上に厳しく、春の種まき時期になっても
開墾に終われ作物をつくるどころではなかった、と団長の遺児が語る。
ソ連軍が満州国境から押し寄せたとき、その団長は開拓地から避難するのだが
避難先で先行きを悲観して命を絶った。都会育ちの妻は慣れない土地と作業でとうに病死していた。
小さな子は父親が首をしめたという。
遺児は中国人に育てられ、やがて帰国する。
彼が、当時の模様を語ったのだが、長い中国暮らしで日本語の発音も中国人のようであった。

満州とそこに住む同胞を守らなくてはいけない関東軍は
南方に派遣されたり、はやばやと危険な国境地帯から撤退し、
開拓民が国境の守りを行わざるを得なかったという。
入植を推進した国家も、一般人を辺境の地へ送り込んだ。
始めから軍隊に代わり国境の守りにつかせたのだ。
広大な土地が与えられるという餌に飛びついた人々は大きな犠牲を強いられることになった。

関東軍は満州建国を画策し、日中戦争の引き金となった事件を引き起こした。
帝国陸軍ではエリート部隊であったが、
民間人を守りにつかせ、自分たちは安全な場所に逃げ込んだ
卑怯な軍人の集まりでもあったのだ。
●命尽きる
道の真ん中に蝉が仰向けになっていた。
動けなくなって間もないらしく、かすかに足が動いていた。
人間で言えばご臨終の状態。
種類は、一番声の大きい油蝉。
つい2〜3日、洗面所の格子に止まっていたこの種類が突然鳴きだした。
たまたま顔を洗っていた。
至近距離で鳴かれると耳が痛くなるほどの大音量だった。
蝉の宿命とはいえ、道端で命尽きようとしている姿を見るのは、ちょいつらいものがある。
これから多くらるんですよね。


■8月14日(土曜日)
●日本チーム
女性選手が男性を上回ったということで特筆されるアテネ五輪だが
団体競技で苦戦している。
サッカーは勝ち星スタートだったが、
期待のソフトボールはオーストラリアに負け、
現在のところバレーボールも旗色が悪い。
ソフトボールはトップクラスのピッチャーを擁しながらぼこぼこ打たれる。
日本は相手ピッチャーの乱調で押し出しで得点しただけ。
高い下馬評だが、期待を込めた希望的観測で終わることのないよう祈るのみ。
●羊頭狗肉
温泉という看板を掲げながら、その実、水道水や井戸水を使っていた
詐欺温泉が続々「槍玉にあがっている。
白骨温泉に端を発した、偽温泉騒動は
水上温泉、伊香保温泉、薮塚本町、石和温泉、有馬温泉、芦原温泉と飛び火し
これからまだまだあぶりだされるだろう。
公取の査察も入るというから、日本全国の温泉は生きた心地がしないだろうね。
温泉好きの国民を欺くあくどい商法だから、この際徹底的に「洗い出して」欲しいですね。
この騒動は、なんとなく議員の年金不払いに似ている。
あのときも、芋づる式に議員が挙げられた。
「みつかならなきゃ不正をしてもいいや」というさもしい国民に成り下がってしまったのかね。
年金騒動も、75日もたたないうちに関心が薄れたようだ。
温泉騒動は、きっちり落とし前をつけてほしいですね。
●アテネオリンピック開催
現地時間13日PM8:45(日本時間14日AM2:45)、オリンピックが開催された。
工事遅れなどでどの程度の開催式ができるのかと危ぶまれていたが
空中ショーあり、シーソーの聖火台ありで結構楽しめた。
これから、昼間は高校野球、夜中はオリンピックでへとへとになるんだろうな。
☆早くも日本サッカーは絶望の2敗。楽しみも失せた。…と思ったら、昔の試合。早とちでした。


■8月13日(金曜日)
●焚き火、レンチャン
夕方から昨日に続き火をたく。
本日は枯れ草と木の枝であった。
枯れ草は相変わらず良く燃えたが煙がものすごい。
火災通報されるのではないかと思うほど。
火勢が強くなってきたら枯れ枝をその上に乗せた。
剪定したプラムの枝だった。
葉も枝もからからに乾燥しているのだが、火は燃え移らない。
悪戦苦闘したが結局プラムの枝は燃やすことができなかった。
枯れ木でこういう状態なのだから生木であれば、火を寄せつけない。
ということは、梅やプラムの木を植えておけば
隣家のもらい火を防いだり、自宅から火を出した場合は類焼を防止できる、ということだ。
生垣に使われる「アカメ」は燃えやすい。
月桂樹などは生木でも良く燃える。
木を植えるときは、木の性質を知っておくといいのかもね。

まるで火災現場のようだ。プラムの枯れ枝には火がつかない。
夕日が煙の向こうに見える。
●町民まつり
街角の掲示板で宮代の夏祭りの告知が行われている。
コミュニティセンター進修館から100m程度の直線道路で
神輿がねりあるき、民謡グループが列になって踊り
道の両サイドには夜店が出店し、フリーマーケットも広場に出現する。
宮代にこんなに人がいるの、と思うほど人であふれかえる。
この祭りが終わると夏も間もなく幕をおろす。

●花嫁御寮
最近の結婚式はショー化している。
ドライアイスの煙に包まれてゴンドラから新郎新婦が登場するといった
サーカスみたいな演出もあるみたい。
参加するほうもどんな趣向をこらした式なのだろうと興味津々である。
特にこの傾向は地方に多いらしい。
新聞で紹介されていた花嫁の写真が目を引いた。
日本古来の角隠しをしている。
なぜか、いい奥さんになるのではないかと思えてしまう。
この方は京都で式を挙げたのだが、
「金襴緞子の帯締めながら〜」という童謡さながらのクラシックな衣装。
それが、かえって新鮮に見えた。

●焚き火
気温30度以上の日が30数日続き測候所の新記録を更新中であるという。
このクソ暑いのに焚き火とは正気の沙汰ではない。
しかし、剪定した庭木の枝がたまってしまっている。
刈り込んだ雑草も乾燥して、今が燃やし時、というわけで
昨夕、日が傾きかけたころ、点火した。
当然、火から離れていないとやけどしそうな熱さである。
雨が降らないので枯れ木、枯れ草は1枚の新聞紙を種火にしただけで燃えに燃えた。
シャワーを浴びた後のビールの味が極上であったことは言うまでもない。

アカメの枯れ枝が燃え盛っている。

■8月12日(木曜日)
●少し変わった
相変わらずコンピュータのDELLは元気がいい。
全ページ広告を頻繁に掲載している。
今朝のはいつもと違っていた。
それまでは、ローキー画面であったのが、ハイキーになっていた。
広告麺が白っぽいのである。
黒っぽい画面は商品を重厚に見せるが、新聞の輪転機では微妙な調子がでない。
そればかりか裏映りしてしまうこともある。
白っぽい広告は文字が読みやすいが、なんとなくDELLらしくなし。

●庄和が杉戸をせっつく
庄和町の町長が杉戸町の町長に、
「宮代が抜けても、これまでどおり春日部と一緒になろうよ」といってきた。
ところが、杉戸の「伊七」さんは、宮代と一緒になることを望んでいる。
しかし、杉戸には春日部推進派も多い。
一体どうなることやら。


●グラシエラ・スサーナ
1970年代に日本で活躍したアルゼンチン生まれの歌手。
日本の歌を独特の日本語で歌っていた。
確か、NHKのFMで彼女の歌を聴いてLPを購入した。
アドロ、遠くへ行きたい、雪が降る、誰もいない海、サン・トワ・マミー、時計、サバの女王
竹田の子守唄、あなたのすべてを、恋心、忘れな草をあなたに、夜霧のしのびあい、、爪、希望 が
収録されていた。
当地に越してくる際、プレーヤーやLPを全て捨ててきた。
今思うと惜しい盤もあった、例えばジャニス・ジョプリンなど。
これからはCDだもんね、というわけだったが、廃仏毀釈みないなもんであった。
最近、スサーナを聴きたくなったが、古い歌手なのでCDをどこで探せばいいのか?
数寄屋橋の西銀座デパート2Fのハンターは今でも健在なのだろうかなどと考えていたが
インターネットで探したら、復刻版が苦もなく見つかった。
注文して4〜5日で到着。
商品を見てびっくり。当時のLPのミニチュア版である。
レコードジャケットに入ったCDは、表面にレコードの溝が印刷してあった。
ちょっと感動物。
すぐ聴くのはもったいないような気がして、しばらくレコジャを眺めていた。
 
当時と同じ、ミニチュアLPジャケット          溝が印刷されLPのムードを出している


●流星群
深夜、東北の方向にペルセウス流星群があらわれるという。
オリンピックの先陣を切って行われた女子サッカーが
1対0でスウェーデンを破ったというニュースが入ったのが深夜2時頃だった。
それから、静かに玄関のドアをあけて外へ出た。
ひんやりとした空気が心地よい。
昼の蝉にかわり夜は虫が盛んに鳴いている。
東北の方向と言えば、わが家ではレジーナと笠原小学校の中間あたり。
じっと目をこらしてみたが確認できない。
東からやっと上弦の月が昇ってくるところだった。
真上を見ていたらす〜〜〜っと星が流れた。
これは単なる流れ星だろうが、久しぶりに見た。
冬の星座に比べて夏のそれは、なんだかぼんやりしているように見えた。
10分ほど見上げていたが首が痛くなった。
こういうときは、道に仰向けになるのがいいのだろうね。
不本意ながら家に入ることにした。

■8月11日(水曜日)
●マンモス
経営不振に陥っているスーパー・ダイエーが
融資をしている金融からの助言をすんなり受け入れない。
球団は手放さない、独自で立ち直ろうとしている。
急成長して滅びたヤオハンの例もあるが、
このままだとダイエーは自力更生かなわず、徐々に滅んでいくのかもしれない。
資金提供しているのがUFJだから恐れ入る。
当のUFJだって統合されようとしているのに…。
あぶない銀行があぶないスーパーの経営に口を出す。
頭上の蝿も追えない企業がですよ…
なんかおかしいね。
マンモスは巨大になりすぎたため地球の環境変化に適応できなくて滅んだが
今回のできごとも、それに近いのではないかね。

一方、単独ではヤバイので2つが1つになろうとする動きも活発だ。
パリーグの近鉄・オリックス、市町村合併。
性格は少し違うが、衆参統合案、自公連立内閣なども「2つで1つ」だもんね。
もっとも、内閣は合従連衡、呉越同舟のような色合いだけど。

■8月10日(火曜日)
●反日感情
先の中国で開催されたサッカーにおける中国サポーターの敵意むき出しの態度が問題になった。
スポーツフアンに限らず、一般民衆の多くもあんな反日意識を抱いているのだろうか?
たまたまSONYのイヤホンを見ていたらCHINAとあった。
日本の多くのメーカーは中国に生産拠点を移行している。
そこで働く現地採用員も、ベルトコンベアを前に
「小日本」と思いつつ生産従事しているとしたら恐ろしい。

中国では自由主義経済の導入により収入格差が開きつつある。
ごく一部の「勝ち組」は外国製高級車を乗り回している。
しかし多くの国民は低賃金にあえいでいる。
農村部へゆけばさらに生活は貧しい。
中国共産党の愛国教育では悪玉は、かつて中国を蹂躙した日本である。
こういう教育を受けた若者たちが日本に対し憎悪をむきだしにする。
今回のサッカーにおいて、民衆パワーは
指導部の呼びかけも、会場を警備した武装警官の規制も歯が立たなかった。
指導部はこの有様にうそ寒い思いをしたろう。
ソ連が崩壊したように、自由経済と社会主義はソリが合わない。
いずれ、中国国民の不満が共産党にむいたら制圧できるのかどうかわからない。
そうなれば国家体制の崩壊を招きかねないからね。
●無期懲役
行列のできるラーメン店の店長の別の顔が、女性を強姦し金品を奪うことだった。
池袋の「あうん」の「うんの」容疑者(33歳)に対し、無期懲役の求刑。
1999.7〜2000.3にかけて7人の女性に対し強盗・強姦を行っていた。
やったことは卑劣極まりないのだが、この求刑って少し重くないですかね?
殺人犯しても10年くらいで終わることもある。
用意周到・悪辣・卑劣…ということで裁判官の心証を著しく害したのかな。
あの、早稲田のスーフリの幹部連中ですら無期懲役ではなかったよね。
どういう経過で量刑が決まるのか知らんが、
国民裁判官制度が導入されると、我々庶民も、犯罪者を裁く側になる。
判例も知らなくて、そんな大役が勤まるのだろうか?
●柿
近所の畑の脇の柿が実をつけていた。
緑色の表面に白い粉がうっすらとついて健康に育っているようである。
やがて葉も実も色づくだろうが、その頃は秋も深まっていて
この暑さを懐かしく思い出すだろう。

●伊香保も詐欺施設
白骨温泉の虚偽表示に続いて、伊香保も何軒かの旅館が水道水や井戸水を沸かして
「温泉」表示をしていた詐欺施設が見つかった。
何も知らない客こそいい「つらの皮」である。
いろいろ事情があったにせよ、客を騙すことは商いの倫理観が欠如している。
経営者の中には開き直って「うちは温泉とうたっていない」と言っていた。
なるほど「伊香保のビジネスホテル」であった。
しかしですよ、伊香保という温泉郷の中の宿泊施設だから
客は常識的に考えて、そこの風呂は温泉だと思うよな。
これからは、公的機関が発行する「温泉証明書」を
フロントのよく目立つところに掲出しておく、
ホームページでも、きちんと表示することを義務付けないと
詐欺商法に引っかかる客は後を絶たないだろうね。
●なに?
朝刊に不思議な全ページ広告が掲載された。
青年の大首デッサン。
キャッチが「いちばん楽しんだのは、僕かもしれない。」「1億冊の感謝を込めて。井上雄彦」
商品名がない。なんじゃこりゃ〜〜、である。
ワイドショーで、この広告を紹介していた。
主要朝刊に絵柄は異なるが「1億冊の感謝を込めて。井上雄彦」で終わる広告が掲載された。
人気漫画なのだそうだ。売れに売れているらしい。売上が40億円とも。
その作者が広告料2000万円を自費で掲載したという。

こういうスケールの大きい広告って、初めてじゃない?

■8月9日(月曜日)
●な〜んもない
自宅から15分ほどのところに「はらっパーク」という運動公園がある。
しかし、トラックはない。草がよく刈り込まれたグランドが広がるだけである。
夕刻には犬の散歩者、サッカーに興じる少年、模型飛行機を飛ばす人などが集まっている。
今秋、埼玉国体が開催される。
ここは、アーチェリー会場になるのだ。
公園管理事務所
当然地元の中学、高校はアーチェリーに力を入れている。
わが家の近くの勤労者体育館には立派な練習場もある。
グランドではよく大会が開催されている。
ギリシアオリンピックのアーチェリー代表選手に
過去のオリンピックに5回選ばれた山本氏がいるが、
彼は埼玉の強豪校・大宮開成の先生だ。
宮代高校はこの大宮開成といつも接戦である。

「はらっパーク」は金原地区にあるが、ここも私の住む山崎地区同様、縄文遺跡がある。
このグランドを造成しているときに多くの土器が出土した。
いつの間にか「金原遺跡」の告知板ができていた。

●余禄
何度かここに登場する栗がある。
イガはさらに猛々しく人を寄せつけない。
6月のゴムのような弾力のあるとげをもった赤ちゃん栗の成長した姿である。
数本の栗の木が用水を越えて散歩道にせり出している。
あと幾日かすれば栗が割れて実がこぼれ落ちる。
あるいは実が落下して、ぱっくり口をあけ、つやつやした大きな実がのぞいている。
栗の木は個人所有だけど公道に落ちている栗の実は拾っても差し支えない。
早朝の散歩者のひそかな楽しみになっているかもしれない。
私の散歩時間は9時半頃なので、栗のいがだけが残っているだけだ。
 

■8月8日(日曜日)
●情緒
猛暑でクーラー、清涼飲料の売上に笑いが止まらない。
追い討ちをかけるようにビールは新聞の全頁広告をぶつける。
昔は「男は黙ってサッポロビール」、やや時代が下がって「ビールは性能です」などというのがあった。
ところが最近は情感に訴えるようなアプローチ。
 
お盆の帰省を前に郷愁を誘う。絵柄は海辺の町なんだろうね。
同級生もそれぞれの道を歩み始めた。
1年ぶりに故郷の料理屋で同窓会が開かれる。
顔は昔と変わっていない。
さ〜〜乾杯だ。
テーブルに並んだビールの銘柄を見たら、あらら「アサヒ」だった。ちゃんちゃん。
●またまたまたまた新選組
近藤は会津候の依頼で江戸へ下る。

将軍を上洛させ長州征伐の指揮をとらせんがためだった。
しかし、資金不足を理由に首をたてに振らない。
同時に新選組隊士を募るという目的もあった。
伊東甲子太郎がこれに呼応した。

藤堂平助は昔は伊東道場の門弟であったが、甲子太郎の密命を帯びて試衛館に鞍替えしていた。
そのため、藤堂は新選組生え抜きの隊士だったが、
伊東の入隊で運命が狂い始める。
伊東は元治元年12月京へ赴き入隊する。
近藤勇が江戸に居るとき新選組内では大きな動きがあった。
土方は会津藩に建白書を提出した隊士たちを謹慎させていたが、
組のルールを乱す者は切腹させなくてはいけないと考えていた。
山南はこれに反対する。
彼は本を買うために外出したとき、町で坂本竜馬と偶然出会う。
竜馬の「世直し」の考えを聞いているうちに
自分が京で行ってきたことを疑問に思うようになる。
発足した頃と今の新選組は性格を異にしてきたことを痛切に感じるようになる。
さらに土方との確執は深まるばかり。
総長とは名ばかりで強硬派の土方の思うとおりになってしまっていた。
武士出身の山南は教養も武道の腕もあったが、物静かな性格が災いしていた。
近藤は教養人の山南の意見に耳を傾けてくれたが、
近藤の影である土方とは試衛館の頃から水と油であった。
また、伊東の入隊により近藤は伊東の意見を尊重するようになった。

竜馬と別れた山南は一人で酒を飲むために、昼間、茶店で出合った女のいる店へ行く。

その遊女は丹波から売られてきた娘で、山南は明里(あけさと)という源氏名をつける。
この明里が山南の恋人とも。
屯所に帰った山南は彼の留守中、切腹が行われたことで土方との仲は決定的になる。


元治2年2月21日隊を脱走(4月から慶応に)、大津の宿で沖田総司に捕らえられる。
沖田、永倉、原田らの嘆願書も近藤は受けつけず、23日京都壬生前川邸で尋問のあと切腹(享年33歳)。
伊東が入隊して3か月後のことである。
山南は近藤の猛省をうながすために、置手紙をしたためていたので厳密には脱走ではないという切もある。
盟友・近藤が迎えに来てくれるものと思っていたが、追っ手の沖田がやってきて、
自分の置かれた立場を知ることになった。
介錯は山南が沖田を指名した。
※山南の脱走は来週の話ね
●杉戸の状況は
宮代町民が杉戸と合併したい、署名運動を行っているとき
杉戸町の「1市3町の合併に賛成する会」は5日、
小川伊七町長、新井敏町議会議長あてに春日部市、庄和町との合併を求める要望書を提出した。
ところが、伊七さんは宮代に「一緒になる気はないか?」と打診にきている。
宮代の運動が今後どのようなタイムスケジュールで展開するのか気になるところだ。
「署名はしました」が、杉戸は春日部・庄和と一緒になることを全会一致で決定
てなことになったら、空しい運動で終わるんでないかい?
●午前中
家の裏に「農の道」と呼ばれる散歩道がある。
そこを毎朝夕・ジョンと歩く。
木陰の細い灌漑用水脇で釣りをする人がいる。
ふなっこ、せいごが釣れるみたいだ。
夏草が生い茂った手付かずの雑木林がある。
私が、「宮代樹海」と名付けている場所だ。
時おりの雷雨、そのあとかっと照りつける太陽のおかげでジャングル状態。
その中は蝉時雨。
※NHKの金曜時代劇「蝉時雨」はよくできたドラマだったが、映画化されるみたいね。
 
小さな湿地帯には野芹が群生している。これも育ちすぎて白い小さな花をつけていた。
散歩が終わると、裏の雑草取り。ここもあっという間に育ってしまい
作業がなかなか進まない。1時間ばかり格闘すると汗でぐっしょりになる。

で、シャワーを浴びるのだが、4年ほど前は浴室の前は木が生い茂っていたので
窓を開けたまま別荘気分でシャワーを使ったのだが、
隣の病院をつくる時、残土をここに盛ったのですっかり見通しが良くなってしまった。
浴室から農の道がまるみえである。
離れているから外から見えないとは思うが、落ち着かない。
それで別荘気分に浸ることはできなくなってしまった。

■8月7日(土曜日)
●どうだ!
 
マミも観戦。                      ジーコ大喜び
 
メダルを渡すチャイナドレスの女は、始終・仏頂面。世界が見てるんだぞ、もっと美人を調達せんかい!
中国はこんなブスばっかりと思われるぜ。

予想通り日本が勝ちましたよ。始めは苦戦していたけど。
日本国歌斉唱のとき、テレビでは映さなかったが、やはり中国人は起立しなかったばかりか
ブーイングの嵐だったそうだ。
重慶も北京も同じだね。
やっぱり、北京原人の末裔のことだけはある。
日本の勝利と決まったら、猿の群れの多くは去った。
中国共産党機関紙の人民日報は7日、「開催者の度量」と題し、
「競技の相手を尊重することは、文明の素養の一種だ」と冷静な態度を呼びかける文章を1面に載せた。
21世紀の人間に向かって「競技の相手を尊重することは、文明の素養の一種だ」ときたもんだ。
これで中国人は「文明の素養」がないことが証明された。やっぱり「原人の群れ」だった。
欧米のマスメディアがどのように報道するか見ものだ。
偏狭な愛国精神が国際スポーツ大会をおじゃんにするんではないの?
試合終了後、日本人選手たちの乗ったバスは大勢の「猿の群れ」に取り囲まれ
物を投げつけられ立ち往生しているという。
サポーターも同様の被害を受けている。
日本公使の乗った車に物が投げつけられ後部座席のガラスが割れた…
これは国際問題である。
当然、日本政府は猛烈抗議するんでしょうね。純ちゃん頼んだよ。ヘラヘラすんなよ!
一部日本人も中国で破廉恥行為を行い反日感情を煽ってしまったが、
日本に滞在する中国人の殺人、窃盗のひどさは目に余る。
日本では嫌中感情が起こらないのが不思議なくらいだね。
日本にとってだけでなく欧米先進国も中国はおいしい市場だから、
変に刺激してヘソ曲げられても困るという側面もあるから痛し痒しというところか。

石原慎太郎都知事がいいこといっております。
「中国は民度が低い」
多くの政治家はいろいろな兼ね合いからズバリの表現は避けているけど、
タカ派の慎太郎、面目躍如というところだ。

中国国民の日本に対する態度は、スポーツに限って「遺憾」としながらも、
その原因は日本にあるとしている。
むちゃくちゃな論理である。
特に重慶での騒動は、日中戦争のとき日本は重慶を空から爆撃し多くの死者をだした。
その謝罪を行っていない。だから重慶市民は日本に対しああいう態度をとったのだ、と
マナーの悪さを正当化しようとしている。
中国、韓国、北朝鮮など、日本に蹂躙された国々は、今もって日本を恨んでいる。
愛国教育で徹底して「日本は悪」を摺りこむ。
日本国内の景気は低迷していても、周辺諸国から見れば
アジアの先進国で豊かな国である。
事実、戦争のお詫びの意味も込めて、これらの国に多額の金を援助してるでしょうが。
当然中国にも「めぐんであげてる」でしょ。
なのに、なんでガタガタ言われなきゃならんの?なんで、なんで?てな気持だろうな政治家たちは。
男はつらいよ、日本もつらいよ。
●立秋
秋たつと目にはさやかに見えねども…である。
朝から蒸し暑い1日であった。
しかし、田圃の稲の上には赤とんぼが舞い、
雑木林は油蝉に混じってカナカナ、オーシンが鳴いている。
緑色の栗の実もまもなく茶色に変わる。
もう秋が忍び足、である。
夕刻、開かずの踏み切りで足止めをくった。
準急、急行両毛、スペーシア、鈍行…なんと東武鉄道の主要電車が全て通過した。
遠く古河あたりで雷雨が始まっている模様。
稲妻が走る。遠雷が聞こえる。
やがて宮代にも移ってくるだろう。

いらいらしながら約15分待たされた。
踏み切り渋滞解消を公約に当選した元埼玉知事の娘さん、はやく何とかしてくんさい。
5時頃大粒の夕立。そのあと雷が。
雷は1時間半ほど宮代の上空に居座った。
落雷が気になってPC関係の電源を全て切った。

古利根川では杉戸町恒例の灯篭流しが開催される。
宮代の東武動物公園では花火大会。
 
雨の上がった夜の畑は涼しくて気持良好。
花火は例年のことながら、30分で終わった。
でもいいもんね。
これから日本対中国、サッカー決勝が待っている。
中国人サポーターのマナーの悪さが取りざたされている。
今夜は国歌斉唱からきちんと見るからな!

■8月6日(金曜日)
●隣町との合併
「宮代、杉戸の合併を進める会」が発足した。
合併協議会設置を直接請求するための署名活動は4日から始まっている。
23日までに署名簿を町に提出する予定であるという。

10年前、私が越してきた頃の宮代の人口は34921人。
平成10年35255人をピークに減少し始め、平成16年7月は34474人。
10年前より減少している。
人口の流出が止まらない。
しかも、高齢化が急速に進んでいるという。
これは町の税収に展望がないということを意味する。
じいさん、ばあさんの町と化し福祉予算の比重が高まるというのに
税金を納める働き盛りが目減りしているのだ。
もし、宮代が単独で町を運営してゆこうとするなら、
いつもいうことなのだが、経費節減だけでは限度がある。
「農のある町」路線を進めても、これは「町をお金が循環するシステム」でしかない。
「経費節減+農町」はまるで鎖国政策である。
町へ金を呼び込む対外的な政策を打ち出さなければ、お先真っ暗ということだ。
町民が杉戸との合併に動き出した。
相変わらず町はだんまりを決め込んでいる。
単独で行けるという確固たる姿勢を早急に見せて欲しいものだ。

■8月5日(木曜日)
●写真家の死
アンリ・カルチェ・ブレッソンの死が報じられた。1908年生まれだから95歳だった。
戦前から著名な写真家で、とうに物故していたと思っておりました。
熱烈なライカ党であるブ氏は、戦後1947年にロバート・キャパたちと「マグナム」を設立。
ちなみにライカと出会ったのは1932年という。
キャパは報道写真家として戦場で死ぬが、
ブ氏の関心は70年代後半より写真から絵画、デッサンに移行する。
「決定的瞬間」というカメラが持って生まれた宿命の具現化に精力を傾ける。
おびただしい作品があるが、何気ない日常の一瞬を切り取る。
誰にでもできそうだが、これまた難しい。俳句みたいなもんだ。
日本の写真家にも彼に触発された人は多いのではないか。
 
●ネクタリン
2年目にして実が大きく育った。
バラ科の植物で桃の一種。油桃ともいい、桃と異なり産毛がない。
なんとも不思議な果物である。
植物図鑑によると7月ごろ完熟するとあった。
しかし、わが家のそれはまだのようである。
いつ採ればいいのか考えあぐねている。
そのうちカラスにやられるかも知れない。

●頑固
ジョンは13歳。老犬の域に達した。
思えば、娘が高校生の頃、犬を飼うことになった。
どこから聞いてきたのか、本牧畜犬センターに明日をも知れぬ犬がいるという。
私は柴犬を飼いたかったのだが、娘の希望を入れて本牧に出かけた。
犬を選ぶ順番は抽選で決まる。
私はやや後ろのほうだった。
大きなサークルの中にその日の子犬が数匹入れられている。
それを見ながらお目当てを決めるのだ。
目一杯愛想を振りまいているのもいれば、マイペース、おびえている…などなど
はじめ目をつけていた犬は早々に選ばれてしまった。
残りは2〜3匹。
まるまるとしていたが、やや内気な子がいた。
それがジョンだった。
あれから13年。白髪も増え、この暑さで、終日うとうとしていることも多い。
朝夕の散歩が唯一の楽しみである。

彼は胃薬代わりの草をよく食べる。
獣医さんに言わせると農薬に注意ということだが、
毎朝夕散歩していれば、どこで農薬を使ったはわかる。
ジョンはどこの草が柔らかいかよく知っている。
目を閉じてうまそうに食べる。
人間がサラダを食べるようなものなのかな?
あまりゆっくりなので、鎖を引くと
もっとたべたいんだよ!とばかり首をグイッを引っ張る。
意思が固いのだ。やむなく付き合うことにする。
以前は草を食べたあとは嘔吐して胃の中のものを吐き出したのだが
最近は排泄するようになった。
夏日が連続30日だという。
散歩の時間が9時過ぎだと日が高く暑い。こっちは早く終わらせたいのだが
ジョンの意思を尊重してあげるようにしている。

■8月4日(水曜日)
●杉戸との結婚はあるか?
単独でGoの表明をしたわが町・宮代であるが、
ここにきて杉戸町との合併を進めようとする町民の動きが見えてきた。
当初、宮代町の合併希望先のトップは春日部市で2番目が杉戸町だった。
一方、杉戸町の第一希望は宮代町で、第二希望が春日部市だった。
宮代が合併協議会から離脱するのを受けて、杉戸町長の「伊七」さんが
宮代町を表敬訪問して杉戸町との合併を打診したが、
榊原町長は議会に諮ってという返事をした。
明日、その議会が開かれるのだが、町長の報告だけで討議は行わないと聞いている。
今さら報告されたって、議員の皆さん先刻承知でしょうが。
これでは宮代町の態度を遅らせるための牛歩戦術ととられても仕方あるまい。
宮代町が本当に杉戸町と一緒になりたいのなら、一刻の猶予も許されないのに。
宮代の総意がNoであるなら杉戸町は予定通り春日部に組み込まれる。
もし一緒になれば杉戸47449人、宮代34474人。合計81923人。
近隣市町の人口は。久喜市74049人、幸手55467人、加須69113人、羽生57934人。
合併により数字は変わってきますが、宮代・杉戸は念願の「市」になれますね。
あくまで独歩の道を選択すると、行政区分はどうなるのかな?
周囲は全て「市」。宮代だけが南埼玉郡宮代町なのかね?
仮に婚約・結婚となったら、新市名は?、新市庁舎はどこに?など喧々諤々の問題が持ち上がるのだろう。
宮代は新庁舎を建設中だが、2町合併を視野に入れた建物ではないしね。

市町の人口を調べるために近隣市町のWebサイトを見て回った。
ひいきで言うのではないが、宮代のサイトはよくできています。
町民の視点で作られているもんね。
他の市町はおおむねお役所的。「情報を提供してあげるよっ」というスタンスの作りが多い。
Flash使っているところがあったけど、なんか勘違いしていない?
●アジアジアジ〜〜
連日クソ暑い日が続きますね。
森進一の「お袋さん」ではないが「空を見上げりゃ〜〜」真っ白な雲が見える。
「青空の白い雲は〜〜〜恋人の色〜〜」(ベッツィ&クリス)、暑いはずだよ。

ムクゲの花が咲いた。周囲を包む熱気をよそに涼しげだ。
 
5倍のルーペをレンズの前に当てると、マクロ並みの接写ができる。蟻がせわしげに働いていた。

初雪草もいつの間にか成長した。暑さであえいでいる庭だが、結構元気である。
花のように見えるのは葉っぱ。これが大きくなって白い縁取りの葉になる。
接写するまで気がつきませんでした。

■8月3日(火曜日)
●ドジ
米国・国内線に搭乗していた60歳の日本人男性が緊急逮捕された。
彼は出張中だった。学習意欲が旺盛で、英字紙で??の単語があったので
紙に書き出し、後で調べようとしていたらしい。
その言葉を隣の席の乗客が覗き見してびっくらこいた。
「suicide bomb」と書いてあったのだ。
日本語では「自爆」。
米国では9.11以来、過敏すぎるくらい反応する。
飛行機はシカゴのオヘア空港に引き返し逮捕されてしまったといいうわけ。
間もなく、誤認とわかって釈放されたらしい。
それにしても、人騒がせな出来事である。
日本はIT機器が発達しているのだから、後で調べようなんて思わず、
電子辞書ですぐに疑問氷解しなさいよ。
それに、60年も生きた男なら「李下に冠を正さず・瓜田に轡を入れず」という言葉くらい知ってるでしょ。

だいぶ昔の話になるが、やはり日本人ビジネスマンが
ジョークのつもりで搭乗員にメモを渡した。
「このケースには爆弾が入っている」
当然、この男は逮捕され、莫大な賠償金を支払わされた。
ユーモアの何たるかがわからないかっぺだったのね。
●鳩ヶ谷の場合
川口市と合併する予定だった蕨・鳩ヶ谷が、ご破算になった。
「武南市」などという盟主・川口市の住民の意にそぐわぬ名前にしたことによる市民の反発であった。
もともと対等合併というイメージではなかった。
財政的に苦しい鳩ヶ谷市では、川口市に吸収されることで生き残れるという計算があった。
蕨・鳩ヶ谷両市長も、川口と一緒になることを公約のトップに据えて当選したという。
これが反故になったのだから、市長の責任にも波及するとか。
宮代町の場合はどうか?
周囲の市町からは「金のある町」と見られている。
しかし、町の貯金がいくらあるのか知る町民は少ないだろう。
あるいは、町のHPへ行けば情報公開されているのだろうか?
単独で町を運営できればそれに越したことはない。
しかし、現実はどうなのか?
●秋空
ひまわりの後ろに広がる空。雲を見ると秋の風情である。
6月頃は赤ちゃんだった栗も、充分成長した。
頑丈なトゲに覆われ手を触れることはできない。
 
●空蝉
源氏物語なら情緒があるが、蝉の世界は哀れを誘うできごともある。
朝5時には「日暮らし」がカナカナと鳴き始める。
昼間は油蝉に混じって、オーシンが鳴く。
この2つの蝉が現れると、もう夏も終わりという感じだ。
 
家のコンクリートで脱皮した。            トマトの葉の裏で脱皮した。
 
金木犀で2匹脱皮した。               キンモクの別の場所で。下の1匹は途中で死んだ。
わが家では例年2本の金木犀で脱皮する蝉が多い。蝉にとって木の相性があるのだろうか。
隣には赤芽があるのだが、そこで脱皮する蝉は皆無である。

■8月2日(月曜日)
●合併レポート
町議のレポートが2通ポスティングされていた。
その1小河原議員:B4/2P
1面は合併に町民が反対したニュース。
7月12日、全員協議会で住民投票結果報告が行われ、
町長挨拶で「宮代単独でゆく」という意思表明が紹介されていた。
次に、宮代反対を受けて、7月13日に庄和町で開催された合併協議会を傍聴し
各市町選出委員の感想が掲載されている。
この内容は、広報宮代8月号にも掲載されている。
今回の「合同結婚」が破談になったことに対し、一様に、宮代が足並みを乱したことに対し「残念」と
言いつつ、庄和町委員は、「国が進める行財政改革に」宮代町民が反対するというのは
時代の流れに逆行するものだよ。しかも、これまで数千万円の金がかかっているのに一瞬でパ〜。
宮代町民の良識を疑うぜ…とけちょんけちょん。
広報宮代では、そのあたりを掲載していないが小河原議員レポートでは、しっかり描写していた。
開票結果などは新聞で速報されているので、あえて紙面を使う必要はないのではないかな。
題字が「宮代町議会報告」なので、事実をありのままに伝えればいいのだろうが、
それは「広報紙」や「議会だより」が報道してくれるので、それを受けて議員の考えを伝えてくれれば
なおよろしいのではありませぬか?

の2:加納議員:A3/2つ折
久喜市との合併を望んでいた議員ですが、やっとレポートが出てきました。
「農まちの原点へ」という見出し。
これは、宮代単独で町を運営していくためのキーワードである。
紙面は、町民の投票率の高さ。いかに関心を持っているかへの謝辞。
彼女は、宮代らしさの核となっている「農のあるまちづくり」と「住民参加」をさらに推進させて
町を運営していこう、と呼びかける。
特に「農のあるまちづくり」は、地域内を金が循環するシステムだと、している。

だけど、これだけに頼っていてはいかんですよね。
今のところ「農まち」は内に向いております。
町内を金が循環するのは、生産者にはいいでしょうが、それ以外の人々はせいぜい
生産者の顔が見える野菜が買える程度のメリットしかない。
外からの金をもっと宮代に落とすシステムを構築しないとジリ貧になるでしょう。

町民が合併反対したことにより宮代も「自立している自治体」のひとつであり、
こういう町がネットワークを組んだら強くなれる、といっている。
だけど、今回の反対票の内訳はどんなものなのか?
ムードで反対、とりあえず反対という性格のものが多かったのではないか?
反対した人たちは、その投票に責任を持たなくてはいかんでしょう。
「あとは町がなんとかしてくれる」というのでは、あまりにも無責任だよね。
企業でも合併を「いさぎよし」としない場合は、無駄な経費の徹底削減を行う。
ほとんど競争力のある産業がない宮代も、町の予算と公務員の経費、議員定数・報酬を
シビアに見直さなくてはならんでしょうね。
それから、他の地方自治体とネットワークを組むだけでなくギブ&テイクを行う必要があります。

加納議員のレポート裏面は「スロータウン」がキーワード。
今注目の「スローフード」の自治体版ですね。
あるいは「スローダウン」のもじりか?失速しては困るけど。飛行機なら墜落します。
そこでは空洞化覚悟で、職員採用を制限するプランが挙げられている。
多くの企業の単独生き残り策を参考にして、使えるものは積極的に取り入れるべきしょう。
「能力主義」の導入を視野に入れるのもいいですが、功罪をよ〜く考えましょう。
それより、無駄な職員、無駄な予算を見直したほうが効果があがることがある。
仕事の内容によってはNGOに移管するつ〜のもいいですね。
数が増えつつある、有識リタイヤ組を発掘して協力を仰ぐのもいいでしょう。
この町は人材バンクの基盤が整いつつあるから、そういう方たちの知恵も拝借する。
この「スロータウン」ですが、2002年11.29に町長が広報誌コラム「葡萄棚」で言及して
おります。「農まち」の精神なんですね。

赤字の埼玉高速鉄道が民間から社長を迎え大胆な政策を打ち出した。
こういうのも参考になるかもね。

足場固めを行うのと同時に、外へ向いた、企業で言えば「宮代の販促活動」も必要です。
今さら工業団地でもないし、そのスペースもありません。
都心から近い割には「日本の原風景」の残る、この町を都内へどう売り込むか?です。
海外と姉妹都市を締結するのもいいでしょう。
とにかく、「魅力的な町づくり」に参加できるいいチャンスなんだよね。
一人ひとりがアイデアを出そうぜ

議員のレポートは報告だけでなく、問題提起、それに対する議員の考えが掲載されていなくてはね。
加納さんのは、自画自賛的なところもあるけれど、問題提起はしてるよね。
その点で面白かった。全部読んだ。

杉戸町との合併話しは昔からあったと聞いている。
しかし、もろもろの事情で実現できないでいる。
今回、宮代が反対したことで、杉戸町長の「伊七」さんが素早く宮代にアプローチをかけた。
宮代町長は「単独」を表明したが、議会に諮って「お見合い」の可能性が生まれるってことあるの?
これから合併協議会を結成できたとしても、来年の国が定めた「合併締め切り」には
間に合わないつ〜じゃないの。

■8月1日(日曜日)
●またまた新選組
池田屋事件のめざましい働きにより会津藩より慰労金が支給された。
その金の使い道について土方と山南の考えが衝突する。
土方は制圧に参加した隊士たちに、その働きに応じて分配する。
対して山南は今後のためにプールしておく、といういのだ。
土方は有無をいわさず自分の意見を押し通す。
山南との溝がさらに深くなった。
土方は近藤を頂点とする組織作りを行う。
このとき、彼の俳句趣味も披露された。
金の分配、組織作りを独断で進める土方と、
それに対し何も言わない近藤に対し、永倉新八が異議を唱え反近藤の動きを見せる。
会津藩主へ直訴するが、その席に近藤がいた。
近藤は彼等に対し自分の非を詫び、土方を擁護する。
近藤の真意を知った永倉等は、近藤により忠誠を誓うことになる。
直訴という非常手段のアイデアが山南から出たということで、
土方はさらに山南を警戒するようになる。
この二人は江戸にいるときから肌が合わなかった。
武道の腕も立ち教養人であり武士階級出身の山南と
農民出身で武士になろうという野望をもった土方だったから水と油だったのだ。
 
大金が入り祝杯をあげる試衛館のメンバー。  会津候に目通りする永倉ら。
相変わらず近藤君こと香取慎吾は台詞が下手ね〜〜。学芸会。

池田屋事件が起こったのは元治元年6月。
この年の12月には江戸から伊東甲子太郎が彼の一門と入隊する。
たぶん来週放映かな。
ここで、隊内に微妙な変化が起こる。
近藤は伊東を重用する。山南や武田寛柳斉の影が薄くなる。
山南は脱走。大津で捕らえられ切腹。介錯を仲の良かった沖田総司が行う。
武田は薩摩藩と通じ殺される。
やがて伊東も近藤と袂をを分かち別派を作る。
そこで油小路の惨劇が起こるのだ。

●PM5:30
いつもより、ちょいと早めに久喜の「がってん寿司」へでかける。
夕飯時になると45分待ちなどざらの人気回転寿司である。
しかし、夏休み、日曜日ということもあり子連れの家族が後ろで待っている。
150%の混み具合というところか。20分ほどで座れた。
何が人気かというと、ネタが新鮮で大振り。もちろん値段が安い。
今日のウニは最高だった。
食べ盛りの中高生のいる家族ならネタは落ちるけど幸手の「かっぱ寿司」のほうがもっと安い。
いつも満員「がってん寿司」
●到来物
今年のキュウリは終わった。
今朝、家人が日除け代わりに成長した苗をすべて取り払った。
ひでりが続いたために病気にかかりほとんど枯れていた。
すると、異変が起こった。
昨日は京都の友人から「加茂なす」が送られてきた。
高級野菜売り場ではお目にかかったことはあるが、自宅で見るのは初めて。
こちらで見るナスとは形が違う。
堂々としていて「King of Nasu」といった風情である。
高級感パッケージに入っていて、「心して食べよ」と言っているような感じね。
昨夕、玄関ドアに小さな紙袋がぶらさがっていた。
そこにはゴーヤが入っていた。
生徒さんが自宅で栽培しているようで、初物と書いてあった。
これもわが家では初体験。夏を乗り切るスタミナ食であるらしい。
またまた、今朝になって私の野菜の師匠がお茶飲みに立ち寄った。
フィリピン原産のナスと普通のナス、それに自宅で芽を出したミョウガをプレゼントされた。
う〜〜ん。自宅の野菜がへたっているところに救援物資、という感覚であった。
みなさま、ありがとうございました。
 
ゴーヤと加茂茄子と茄子のパッケージ
 
フィリピン原産の茄子と、ふつうの茄子&みょうが

わが家の茄子は発育が遅い。日当たりを好み、人影も嫌うという茄子である。
わが家は花水木の影になってしまい、花にはいいのだろうが、野菜には不向きの場所だった。
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