田舎三昧の生活と意見

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■Contents■

01 壬生義士伝
  インフォメーション
  初詣
  カレンダー
02 国盗り物語2
  国盗り物語
  箱根駅伝
  人口減少
03 銀座
  初参り
04 閂
  回文
  首長交代
  必需品
  楽園
05 古川柳
  順調
  関東平野
06 道の駅
  霜柱
  呼称
  恒例/文春・新潮2番勝負
  統合運用
07 寄付
08 胎動
09 敗北宣言
10 在任特例
  寿
  湯たんぽ
  成人の日
11 失言
12 戦略商品
  地震
  暖房
  合併狂想
13 恒例文春・新潮2番勝負
14 悲惨・閑散
  奇怪
15 沈没
  依存心
16 韓国語
  冬の嵐
  NHK穴
  センター試験
17 上場
  大震災
18 縁
  がんばれよっ!
19 あばよ、アビバ
20 千葉県知事選
  恒例・文春/新潮1番勝負
  どら息子
  商魂
21 新宮代
  隣町の事情
  甘えん坊
22 不真面目
  出版広告
23 合併、杉戸の動き
  工事
  反対
  男と女
24 浄化槽
  兆し
25 献本
  千葉県の事情
  春日部の事情
26 NHK穴
27 春日部&庄和
   日本海海戦
  修学旅行
  恒例文春/新潮2番勝負
  公明みやしろ
  猿知恵
  Mac
28 願望
  錯誤
  元気
  中村メイ子
  国会討論
  認識不足
29 蓮田で1500万円プカプカ
  加須・騎西合併失敗
  椎茸
30 超強風
31 黒浜事件シミュレーション
  幻の「彩野市」
  市民活動と町民活動



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1月31日(月曜日)
●黒浜事件シミュレーション
蓮田市黒浜で大量の1万円札が棄てられていた。
場所は表通りから引っ込んだ灌漑用水路。
冬枯れの植物に囲まれよどんだ水に浮いていた1700万円!

自慢じゃないけど、わが家の周囲にも灌漑用水がある。
あちこちの用水脇を犬の散歩で毎日歩いているが
不幸にして1000円札でさえ浮いているのを見たことがない。
あるのはゴミばかり。
しかし、ですよ。
黒浜のようなことが起きたら、どのように対処するか心の準備をしておかねばなるまい。

第一回目の1500万円発見者は、その後明らかになった。
野球の練習をしていてそれたボールを探しに用水に近付いた少年らしい。
彼は一面にびっしり浮いていた札を発見して届けたというが、
携帯電話を持っていたのだろうか?
それとも仲間で持っているのがいたのか?
もし、手近に電話がなかったら近くの家へ飛び込んで110番したのかな?
その間、札はどうしたのか?
発見時に触ってみたのだろうか?
二回目の200万のときは、第一発見者が通報し
駆けつけた岩槻署員が200枚を拾い上げた。
新聞情報では持ち主が現れなかったら
警察官が発見者となるので金は県に入る性質ということだった。
第一回目の発見者、中学生のときには
所有権がどうのこうのという記事は記載されていなかった。
こっちの額のほうがはるかに大きいわけだから、やがて問題になるだろう。

さて、私が第一発見者になったらどうなるか?
 あれはなんだ!?おびただしい紙切れが浮いているぞ。
 犬の鎖を持ち替えて近付いてみる。ななんと!紙幣。しかも1万円だ!!
 左右を見渡す。人影はない。
 紙幣は水量の少ない用水で風に吹かれてぷかぷかしながら一面にはりついている。
 棒を探すが手頃なものがない。
 腰をかがめても手が届かない。心臓はバクバクだ。
 着ているものが汚れるのも気にせず腹ばいになって2〜3枚をすくい上げる。
 今流行の偽札じゃ〜ないだろね?
 インクジェットプリンタで印刷したものならインクが水溶しているはずだが、
 これはしっかりしている。すかしを確認したがちゃんとある。
 心臓の鼓動はさらに速度をあげる。

 さて、次にどうしたものか?
 A 何枚かポケットに入れてから通報する(猫ばばだね)

 B 警察へ通報したいが携帯電話を持っていない!近くに人家はない。
   通報に走っている間にだれかが来たらどうしよう。
   (こうなると混乱のきわみだね。きっと)
   この日に備えて電話を購入するというのもおかしいしな〜。

   表通りに飛び出し車を止めて通報を頼む
   この場合、電話の所有者へ謝礼金を払うのかな、などと先のことを考えてしまうだろう。

 問題は、通報に走っている間に他の人が現れることだろうね。
 その人が携帯を持っていて通報すれば、第一発見者になってしまうもんな〜 

実現性のないことを考えてイライラしてもしょんないね。

灌漑用水だが、最近、山崎地区は「新しい村」の開発で小奇麗になり
人の目も多くなってきた。
廃棄する奴は人目を気にするから目立つところは選ばないだろう。
しかしですよ、まだあるんですね。ひっそりとした場所が。
あそこと、あそこ。さらに、あそこね。
もし、そんな場所を知っているとしたら土地勘があるわけだよな。
でもね、今度から散歩の際はそういう場所も歩いてみよ〜っと。(~o~)

☆その後のTV報道
黒浜は残り物を探す人たちが大挙して集まった。
中には夜中の3時に来た人もいるとか。
結局なにも発見されなかったが、おかげで汚れた用水がきれいになったそうだ。

第二発見者のことだが、
見つけてすぐに通報しただけでは法的に発見者と認められないらしい。
ちゃんと手にとって確認する。ばらまかれていたらかきあつめる、ことが必要。
通報したおじいちゃんはぼやくことしきりだとか。

第一発見者は大人と子供の複数人で、今後の所有権争いが
ごたつくだろう、としていた。

●市民活動と町民活動
いよいよ2月14日から新しい庁舎での業務が開始される。
以前、お年寄りのゲートボール、グランドゴルフ等に使われていた広場に建設した。
遊び場を奪われた年寄りには評判が悪いらしい。
前向きな情報開示を暗示させるようなガラス張りの明るい建物。
木造だから、ちょっと見は学校のようでもある。
風力発電、太陽光発電も備えた省エネ庁舎であるという
博物館のような庄和町役場、企業のような白岡町役場など周辺と比べて
質素な感じがするのは好ましい。

1階のガラス張りは「市民活動スペース」。
住民に「日の当たる場所」を提供する細やかな気配り。
しかし、宮代は「町」なのだ。
今は新庁舎という呼び名でいいが、通常は「宮代町役場」である。
「宮代市役所」ではないのだよ。
Citizenの「市民」で他意はないと町側は言うかもしれないが、
秋のお祭りも「町民祭り」、文化祭も「町民文化祭」と必ず「町民」で「市民」でなはい。
やはり「町民活動スペース」とすべきだろう。

役場の職員が名前を考えた時「町民活動」に
「いなか」のにおいを感じたんじゃないの?
南埼玉郡宮代町。
いかにも辺境の地がする。そのうえ「町民」?
やめよ〜〜ぜ!ということで「市民活動」になってしまった。
と、私は推測している。

いいじゃ〜ないの「町民活動」で。
春日部との合併を断ったときから、宮代は「町」を選択した。
「市」に肥大化することを拒絶したのだから、
「市民活動」などと見栄をはることはない。
胸をはって首都圏ローカルでいこ〜じゃね〜の。

でもな〜、人口が少ないからケーブルテレビはない、
光ファイバーもほんの一部でしか利用できない。
電話は0480の4桁ときたもんだ。
いつまでたっても通信僻地つ〜〜のが癪の種なんだよっ!

北海道の奥地へ執筆の拠点を移した
小説家の佐々木譲さんのところは、ADSLも開通しない。
相変わらずのダイアルアップだそうだ。
そこからくらべるとまだましか。
でもな〜、北海道の山奥と首都近郊の宮代を比べなくてはいけないつ〜〜のもさみしいね。

●幻の「彩野市」
やっぱりね、というのが実感。
昨日行われた蓮田、白岡、菖蒲合併の是非を問う住民投票で
蓮田、菖蒲の反対票が賛成を上回り合併は白紙になった。
この合併については、端から見ていてもうまくいかないという感じだったもんね。
蓮田市の譲歩と思える姿勢に市民が反発するのは必至だった。
なにしろ総合庁舎が白岡に移行するのだからね。
蓮田市民としての誇りと愛着が踏みにじられてはね。

地域の将来像を住民が理解し支持を得られなければ合併成就はない。
TOPダウンで合併できる企業と違うところですね。

「合併すると借金が増える」という理由で反対する地域があったとする。
首長はその町の行く末を熟考し合併しなければならないとの結論を出したとする。
議会を巻き込み「指導部の反乱」を起こし「合併」へ持ち込むことが可能だとすればどうなるか?
住民は蜂の巣をつついたように大反撥するだろう。
「民主主義」を踏みにじる独裁者たちを即刻首にしろ!と。
だが、世の中の流れが大同団結の時期を迎えていたとすれば
指導者の判断は正しかった、ということになるかも知れない。

住民が流れを知らない暗愚集団ということではない。
小さくまとまって自治がきるなら、それはそれで住み易いのだろう。
特に、年寄りは「今の暮らしぶり」を変えられることを好まない。
しかし、町は生き物だ。
「水と肥料と土」を常に目配り、気配りしなければいい野菜ができないように
町を担う若い世代が育つ環境を作らなくてはいけないし、
彼等に残さなくてはいけない。

将来を考えた時、どちらの選択が正しいか。
それは賭けではある。
合併したからといってもその状況に甘んじてはいられない。
地域の独自性を追い求めなくてはならない。
単独の場合は、その追求がさらにシビアになる。

蓮田は意外なことで日本の注目を集めてしまった。
灌漑用水路に大量の10000円札が浮いていたあの蓮田市ですよ。
黒浜では、また200枚見つかったという。
発見したのは市民だが通報後岩槻署員が探した結果さらに見つかったという。
だから、この金は持ち主が現れなかったら県のものになる、という。
正直者がバカを見る好例ですな。

1月30日(日曜日)

●超強風
日よけが風をはらみ軋む音で目が覚めた。
早朝4時。突然強風が吹き始めた。

ゴーッという音ともに
巨大な空気の塊が家をめがけてぶつかってくる。
日よけを巻き上げて床に入る。
しばらくすると犬の悲鳴が聞こえた。5時だった。
すさまじい風におびえ小屋を飛び出し
鎖がワイヤーに引っかかっていた。
それを外し物置に避難させた。

外は真っ暗。風で雲が吹き飛び凍てついた星が輝いていた。
風騒動ですっかり目が覚めた。
ち起床。

1月29日(土曜日)

●蓮田で1500万円プカプカ
場所は黒浜の用水路。
10時50分頃散歩中の人が水に浮かんでいる大量の1万円札を発見。
偽札ではありませんでした。

黒浜と言えば東北道へ向かうとき、16号は混雑するので
御成街道から鹿室を右折して直進すると通り過ぎるところですよ。
所有者は名乗り出ていないというが、どんな性格のお札さんでしょ〜〜か。

●椎茸

今は庭の柵と成り果てた椎茸の「ほだ木」であるが、
昨年秋ごろだったかカサのおおきなしっとりとした椎茸が生えてきた。
また、子供の椎茸が出てきている。
今朝、気がついた。
昨年と違って乾物コーナーで見かける「独楽」の形をしている。
たった2つだが、少し成長したらバタ焼きかな?

●加須・騎西合併失敗
加須の議会で合併協議会設置が否決された。

間もなく、蓮田、白岡、菖蒲の結果もでるだろう。
どこの市町も、小さくても一国一城を目指すのかな?

企業と違って危機感がないみたい。
国の政策に不平を言い、住民の負担を増やせばいいものね。

1月28日(金曜日)
●願望
宮代の商店街は東口・西口を合わせると5つある。
しかし、どこも停滞している。
百間新道商店街は道の両サイドに昔ながらの店舗があるが
西口の開通で人の流れが変わり閑散としている。
大学通り商店街は長いが店の密集度に欠ける。

宮代町のまちづくり組織「ティーエムオーみやしろ」が新しい店舗構想を打ち出した。
「るーばんMIYSIRO」という食材を扱う集合店舗を大学通りに建設するという。
工事着工は今年の7月。11月オープンを目指す。
町の活性を担うという願いが込められた建物だ。
敷地予定地には看板がたっている。

完成予想図があった。まず気づいたのが駐車場が少ない。
店の前は県道といえども片側1車線の狭い道だ。
荷物の積み下ろしなどでトラックが止まろうものならたちまち渋滞する。

オープンすれば宮代には珍しい業態だからもの珍しさも手伝って混雑するだろう。
駐車場に入ろうとする車が道の端に並ぶとどうなるか?
町のメインルートがマヒしてしまう。
迂回しようと狭い裏道に車が入り込む。
今まで子供たちも安心だった道も危険にさらされるだろう。

建設のタイミングをもう少し遅らせて
町役場の跡地を利用するというようなことは出来なかったのかね?
思いつきで建設するまえに、商業地利用のマスタープランがなくてはね。

●錯誤

レジーナ脇・砂利道の舗装工事が着々と進んでいる。
アンツーカーのような仕上げ舗装が行われ、いよいよ最終段階だ。
さぞかし快適な道になるのだろうと思っていた。
が、また変なことをやり始めた。
畑の中の舗装道路と同じように、狭い道幅にもかかわらずグリーンベルトが確保されているのだ。
「いそ整形医院」から「育苗施設」方面に抜ける道が現在どうなっているか
町の担当者も知っているはずだ。
真ん中に張られた芝など痕跡もありません。
車輪の幅と合っていないから土が露出しているだけでなく、カーブでは土がえぐられている。

こういう道であることを知りながら何度か芝の張替えが行われた。
完全な税金の無駄遣い。
これと同じ間違いを懲りずに犯すわけだ。

●元気
「宮代町共同宣言デスク」が1月14日に進修館で開催した
「住民投票の結果を守る報告集会」の模様を伝えるチラシがポストされていた。
「合併復活派」「杉戸合併派」の運動がすっかり鳴りを潜めた現在、一人気を吐いている。
宮代の冬は寒いが、この住民運動は湯気がたっております。
1面のタイトルは「会場にみなぎる熱気」
町民の関心は高く、小ホールには186名が集まったという。

原則論、主義論、筋論による運動も結構ですが、
加須・騎西では、加須の反対で解散した協議会を復活させる運動もはじまっております。
昨年7月に合併「否」を選んだ宮代町も、
半年経過して「本当に単独でいけるのか」を冷静に判断しなくてはいけませんよね。
とはいえ、春日部・庄和連合が意見を1本化できない宮代を不安に思っているので
すんなりと昔のようには戻りませんが。

「報告集会」が開催された日、宮代町長が春日部市長に対し
「1市3町の合併に新たな協議を始めたい」旨を伝えたという。

単独を選択する宮代の5つの住民団体は町長の行動に、不信感と警戒感を強めている。
法定合併期限が近付いているが油断はできませんよ、というのだ。

裏面の参加者のアンケートには
「町長・議員のリコールを」というのもあった。
気合が入っておりますね。

●中村メイ子
夜中はラジオをつけっぱなしでパソコンに向かう。
NHKラジオ深夜便という番組がある。
聞いているのはほとんど年寄りだから、内容は人情物が多い。

今夜は、アンコール放送で昭和初期の会社経営者の家庭物語。
社長は江森徹、夫人がメイ子だった。
しかし、登場人物は夫妻の娘、孫娘、女中と女性が4人である。
それをメイ子がすべて演じ分けた。
彼女はいい歳だ。もう70近いのではなかろうか。
この番組がいつ放送されたかわからないが、若くなかったはず。
老婦人の枯れた落ち着いた声、三十路と思われる娘の艶のある声、
孫娘のかん高い声、女中の元気な声。すべておみごと。
どの役も歯切れがよく、聞きやすい。
これほどの人は現在いないのではないかと思えるうまさだ。

ドラマは、子供たちが仕上がって2人の生活に女中が加わる。
中小企業の社長なのだろう、脂ぎったすけべそうな声は江森徹。
彼は仕事上の付き合いと言ってお茶屋遊びを止めない。
好色なことはわかっていた。
家に戻れば視線が女中の胸や腰に注がれているのも婦人は感ずいていた。
婦人は病弱であった。
夫は暖かな別荘で過ごしたらいいと、優しい言葉をかけるが素直に喜べない。
女中と2人にしたら何が起こるかわかっていた。

婦人は娘と相談し夫の会社の人と結婚させることにした。
娘の夫はその会社の役員だった。
ほどなくして2人候補があがった。
1人は若い、もう一人は妻を亡くした40男だった。
女中は、「安心できそう」ということで意外にも、やもめの中年男を選んだ。

当時のしきたりで老婦人の家が家財道具、結婚衣装を用意した。
それを見て夫は「金をかけすぎている」と口をはさんできた。

女中は結婚して社長の家から去った。
夫は骨董品の収集をはじめた。
その後姿は老人そのものだった。
家庭内から見えない不安が去った。

社長が骨董あさりに出かけていたとき、
息子が面白い手紙があると、婦人に読んできかせた。
それは嫁いだ女中から社長に宛てたものだった。
社長は不用意にもそれを自室のゴミ箱に捨てていた。
内容は衝撃的だった。
女中と社長が肉体関係があったことを暗示させるもので、
しかも結婚が決まってルビーの指輪をプレゼントしていた。
だから嫁入り道具のことで口を挟んだのだ。
若い男より40男を選んだ理由も分かる。

バカ息子は屈託なく母親に読み聞かせたが
婦人はそのとたんうめいて倒れてしまう…
ドラマはここで終わる。

「女中」という言葉は差別用語で現在は使われなくなった。
家に若い女性の使用人が入ると、主人、息子の性の対象になる。
昔の小説ではよく扱われていた。
ある方面の描写に比重が置かれると、きわどい読み物になってしまう。

NHKのドラマは聴取者のイマジネーションにまかせていた。
床の中でこれを聞いている年寄は、どこまで空想を広げたのだろうね。
ことによったら寝付かれなくなったんではないの?

●認識不足
デジタルカメラのシェアは日本が世界を席巻している。
外国ブランドはKodakとLica、Contaxがあるが、Contaxは京セラが生産している。
Kodakは一度日本市場から撤退したが再参入した。
昔、QuickTakeという名でアップルも生産していたが今は影も形もない。
新聞に小さな記事がのった。
三洋がデジカメ生産No1の座を追われそう、というのだ。
追撃するのはCanon、Sonyだ。
三洋は自社ブランドで動画に優れたデジカメを作っているがシェアは微々たるもの。
それなのに生産高日本一だったとはOEMなんだろう。
どこのメーカーが依頼しているのか書いてはなかったが。

液晶ディスプレイのシェアは韓国のサムスンがトップなのだそうだ。
IT関連の総売り上げは日本のトヨタに迫ろうとしているとも。
いつの間にか世界的な企業に成長していた。
Sonyも業績悪化しているというし、日本のお家芸だったエレクトロニクス技術も
うかうかしていられない時代になった。

●国会討論
以前はもっと厳粛なのかと思っておりましたね。
ところが今、開催されているのは「吉本」もびっくりの「笑いの国会」。
攻めるも守るもずっこけムードなのだ。
本来、予算委員会つ〜のはこんなんだったの?

たまたま見たとき、危機管理担当の野党議員が
新潟地震が発生した時の首相対応について質問していた。
議員は、
「六本木のどこどこで映画の特別試写会に出席し」に始まり
分単位で首相の行動を読み上げる。
非常時なのにこんな状態でいいのか?と攻め寄りたいところなのだろうが、
これを受けた純ちゃんは、薄笑いを浮かべながら、
「電話で対応した」と述べた。
議員はなおも、その後の首相の行動を読み上げた。
まるで、素行調査を依頼された探偵のようだ。
純ちゃんは苦笑いしつつ、若手議員をさとすように、
「周囲からはもっと自分の時間を有効に使ったほうがいいと言われている。
こういうことを言われたのは初めてだ。」などと手短に答える。
議員はまるで子供扱いされていた。
また、先輩議員は純ちゃんを子ども扱いしたような質疑を行う。
これに対し、笑いながら短い答えを返す。
あの薄ら笑いはなんとかならんか?
不謹慎だぜ。

夜のニュースでは、管直人前民主党代表とのやりとりを伝えていた。
管氏はフリップに純ちゃんの「迷言」を列記して説明。
タイトルの言葉を、まるでニュース番組のようにペロッとめくると「名言」が「妄言」に変わる。
完全にテレビカメラを意識した演出だった。
純ちゃんは、またまた苦笑しながら
「管さん、あなたは頭をまるめて四国巡礼したというのに…」と言葉をあいまいにする。
「なんのためにああいうパフォーマンスしたの?お遍路したわりには俗っぽい」と
言いたげだった。

終始こんな具合に討論が展開する。
純ちゃんのほうが役者がうわてだった。
答弁は薄っぺらだが、うまくかわす術は完璧に身につけておりました。

こういう人を選んだ私たちがバカだった、と思わざるを得ない国会中継でしたね。

1月27日(木曜日)
●春日部&庄和
住民団体から直接請求された「合併の是非を問う住民投票条例案」が
春日部市議会で否決された。
当然だろう。
合併阻止を目論むようなタコ請求にいちいち対応していては何事も進まん。
民主主義も、ときには発展を阻害する足かせになるからね。

●日本海海戦
1904年(明37)2月、仁川沖奇襲で勃発した日露戦争は
翌年8月のポーツマス条約締結をもって終了する。
今年は開戦100周年ということで、マスコミは関連記事、番組を報道する。
雌雄を決した日本海海戦は明38年5月だ。

昨夜のNHK「そのとき歴史は動いた」で、海戦の作戦立案指導した秋山参謀を紹介していた。
華々しい勝利の裏には挫折と作戦の度重なる改良があった。
東郷平八郎元帥麾下の大日本帝国海軍連合艦隊は
是が非でもロシア艦隊に勝利して制海権を得なくてはならなかった。
国力、艦艇数も劣る日本は
秋山参謀は、瀬戸内海の水軍からヒントを得たという「丁字戦法」を採用した。
番組は、コンピュータグラフィックスを多用してそれらを分りやすく解説した。
(ざ、残念!録画しそこなった。再放送時には絶対!)

艦隊は常に縦列で進む。
日本艦隊は、その行く手を塞ぐように横一線で迎え撃つ。
この陣形がアルファベットの「T」となるので「丁字戦法」と名付けた。
当時の戦艦は、横腹に砲を配置していたので、
この形をとると有利に攻撃できるという必殺戦法だった。

黄海海戦では、旅順港に停泊していたロシア東洋艦隊を殲滅させることだった。
乃木将軍率いる陸軍が大勢の犠牲を出しなからも旅順を陥落させる。
背中を日本軍に占領されたロシア軍は艦隊をウラジオストークへ退避させることにした。
追撃する連合艦隊だったが、ロシア東洋艦隊の予測もしない動きで
「丁字戦法も」不発に終わった。
作戦に「バグ」があったのだ。秋山は挫折感を味わう。
その後、アメリカ対スペインのサンチャゴ海戦を実際に見て、
アメリカ艦隊のとった行動に目を開かされた思いをする。

艦隊は一糸乱れぬ行動をするのではなく、作戦の目的を理解して
不測の事態が発生したら、独自の判断で作戦目的を遂行するこの重要性を認識した。

やがてバルチック艦隊が投入される、という情報が入る。
秋山は「丁字戦法」の弱点を改良するとともに、機雷をつかった独創的な戦法も編み出す。

やがてバルチック艦隊が対馬沖を通過。
有名な「Z旗」があがり「天気晴朗なれども波高し」が打電され、
連合艦隊は作戦行動に移る。

バルチック艦隊も東洋艦隊と同じように縦列で進んできた。
連合艦隊の第一艦隊がそれを向かい撃つべく「丁字」形のためにターンを行った。
すると、バルチック艦隊は意表をついた動きをした。
第一艦隊は陣形を整える時間がない。
第二艦隊は、とっさに独自の行動に出て「丁字戦法」を仕掛けた。
これが功を奏しロシア艦隊を殲滅することができた。
このとき、第二艦隊が第一艦隊と同じ行動をしていたら
日本海の勝利はなかった。

最終目的は何かを常に理解し、柔軟に行動する。
硬直した組織に必要な思考法ですね。


昨日は、新聞の1面がエビジョンイル退陣。最終面は「そのとき歴史が…」
NHKで明け暮れした1日でしたね。

「週刊プレイボーイ」(まだ生存してるんだね)の広告に
「NHKの番組は面白くない」などという見出しがあった。
この記事を書いた奴はまだ若いんだろうね。
民放のバラエティやドラマが好みなんかね。
だがね、ドキュメンタリーや歴史物を作らせたらNHKはうまいですよ。
ドラマだって時宜を得たものを作りますよ。
金曜時代劇の「蝉しぐれ」などはよかったですね。
さらに夜中のNHKアーカイブなど効率一辺倒の民放には真似ができないでしょう。
NHKにもバラエティ番組もあるが、娯楽というより学習に役立つものが多い。
プレイボーイの記者もあと何年かすれば、
NHKの面白さがわかる大人になるだろうよ。

●修学旅行
上海の小学生が修学旅行で日本を訪れている。
ビザなしでね。

彼等が初めて乗る新幹線での写真が新聞に掲載された。
カメラマンを撮影している少年が手にしているデジカメは
Sonyの最新機種ではありませんか?
あの「ヨン様」をイメージキャラにして広告している
小型400万画素、ズーム付きだ。
3万8千円くらいするカメラを子供が買うのだからな〜〜。
少年少女の服もこざっぱりとしていて日本と変わらない。
昔から西欧のかおりただよう地域から来た裕福層だからかな?

経済成長右肩上がりだからね中国は。
でも、所得格差が広がりすぎて、地方から不満の声が上がり
現体制に影響を及ぼすと思うがね。

政府は愛知で開催される「愛・地球博」に、
大陸からの客をあてこんでビザなし入国を許可した。
ご存知のように中国人は日本で殺人、窃盗を繰り返している。
ここで、大挙して来られたらますます犯罪が増加するな。

●恒例・文春/新潮2番勝負


今週も対向面で広告掲載が行われている。
先週、NHK対朝日の番組への政治介入問題が勃発した。
今週もお互いに譲らず紛糾している。
どちらの言い分が真実なのか?
どちらかが嘘をついている。
新潮は「NHK優勢」と報じている。
文春は「NHKも朝日も絶対報じない恥部」
連日マスコミ報道されていて国民は、どっちが正しいの?と思っている。
同じような内容だが、タイトルのつけかたは新潮のほうがうまいね。
<特集>
新潮・文春ともNHK対朝日問題
<第二特集>
文春:あなたの預金が盗まれないための5か条
新潮:「秋篠宮家消滅」まで想定した宮内庁シミュレーション
※兄貴を批判した「なまず」殿下の真意はどこにあるのか?
  弟の分際で公の場で何を言うか!と私など思ってしまうがね。
 「金」か「皇室」か。金のない身には皇室の方が面白い。
<記事>
文春:杉田かおるの結婚で芸能界負け犬たちの本音の遠吠え
新潮:過ぎたかおるの結婚式に招かれなかった不肖の父親
※同じ内容でも新潮の視点のほうが面白い。
 負け犬の遠吠えなどどこのテレビ局でも報道済み
 今週は「杉田かおる創価学会との決別」が一番面白そう。
新潮:堤義明が「沢口靖子」の部屋を訪れた箱根の夜。
※堤の女好き第2弾だね。弟の豊島園社長からも遺産問題を問われている。
  彼はもはや「死に体」。今後もいろんなところから旧悪が噴出するだろう。
※新潮は「冬の旅」というくくりで、チェ・ジウ、田中真紀子ほか旬の面々を斬る。
今週も、また新潮の勝ちですね。

●公明みやしろ
公明党宮代支部発行の広報紙がポストされていた。
こういうものがあったのね。
年に何回作成されるのか?発行Noも記載されていない。
現在宮代では、共産党の「新宮代」、加納議員の「視点」、
小河原議員の「議会報告」が定期的に発行されている。
大政党の地域広報紙としては「公明みやしろ」の影は薄い。
1月も終わろうとしているのに「新年あけましておめでとうございます」はないだろ〜〜?
感度が鈍いと思われてもしょんないね。
表面は、上部団体議員の「連続勝利ありがとう」ばっかり。
申し訳程度に「12月定例議会報告」が掲載されている。
肝心の公明党議員の活動が見えてこない。
裏面は「公明党の実績」。
だから何なの?国政をいうより、地域に根ざした活動を報告するのが
地域広報紙の役割ではなかろうか?
こういうネタしかないというのは、地域での活動が活発でないということの証左だね。

●猿知恵
あ、間違った「悪知恵」だった。
「横田めぐみさん」の「遺骨」と称される人骨をDNA鑑定した結果の日本政府声明に
北朝鮮がいちゃもんをつけた。
「高温で焼いているからDNA鑑定はできないはず。日本の報告書は捏造だ」などなど。

ということは、遺骨はDNA鑑定されるということを承知で、
北鮮では稀な焼却をていねいに行った、ということを自ら告白したということだ。
そして、高圧的な恫喝という手段に出た。

脅せば腰が引けるという日本の外交姿勢を見透かされたようなものだ。
それにしても、何と扱いにくい国なんだろうね、北朝鮮は。
常識がまるで通用しないのだからね。

これが日本から援助を受けている国の態度かね。
改めて北鮮の「やくざ」体質を思わずにはいられない。
「脅し」がだめなら、またぞろ戦前の賠償問題を持ち出すだろう。

北鮮は外交カードが手詰まり。
「拉致被害者の会」の皆さんが「やってほしい」と訴えている「経済制裁」を
実行すべき頃ではないのかね。
純ちゃんの「対話と圧力」は聞き飽きた。
郵政民営化のエネルギーをもう少し北鮮問題にさいてほしいね。

●Mac

懐かしい画像がWeb上にあった。
当時のMac関係の本には必ずといっていいほど掲載されるMacPaintのデモ画面だ。
1984年(S59)初代マッキントッシュが発売された。
そのときバンドルされていたMAcPaintの画面は、なぜか髪を梳いている日本女性の姿だった。

あるとき、JR東神奈川の駅近くの額縁屋でこの元絵と思われる日本画の入った額を見つけた。
迷わず購入したのだが、ビル・アトキンソンが作成したソフトのデモに
なぜこの絵を使ったのか大いに興味があったが、それを解き明かした人はいない。

初代Macの登場は衝撃的だった。
日本の市場はNECのPC-9801全盛で私も9801Fを使っていた。
記憶メディアは5インチフロッピーの頃Macは3.5インチだった。
当時の国産パソコンはBasicからMS-DOSへの過渡期で
グレーの画面に白抜きの文字が普通だったから。
白い画面に黒い文字が打てるというのに驚いた。

アップルがゼロックスのワークステーションJ-Ster技術をMacに取り入れたのだが
GUIの先進性は他のコンピュータの追従を許さなかった。
しかし値段は30万近いというバカ高。
従って利用者は弁護士、医師といった連中が多く、一種のステータスと見なされていた。

個人の使用を目にしたのは築地であった。
当時、電通の仕事をしていたので、打ち合わせに行ったとき
アートディレクターが自分のMacを会社に持ち込んでいたのだ。
一体型の小さな代物で、これがMacか、と見とれたものだ。
彼は、大ぶりで角ばったマウスで得意げに操作してみせてくれた。
PC-9801はマウスを使うことがないので新鮮に映った。
3.5インチFDのラベルも自作のものを貼り付けていた。
「さすが、電通。高給取り!」

キーボードからコマンドを打ち込んでコントロールする98とはまるで違う
アメリカ産を目の前にしても、簡単に買える金額ではなかったので物欲は刺激されなかった。

マイクロソフトもGUIの研究をしていて、Windows1.0という
今のWindowsの元祖が提供されていた。
あるとき、それを試してみたがまるで使い物にならなかった。

何年がのち、天才プログラマ「ビル・アトキンソン」が「ハイパーカード」を開発した。
オーサリングソフトと言われるジャンルに属するソフトだが、
「HyperTalk」というプログラム言語でさまざまなアプリケーションが開発できるという
画期的なものだった。
ビルはこのソフトの普及を願って、単体で販売するのではなくMacのバンドルソフトにした。

この記事を読んだ時、猛烈にMacが欲しくなった。
PC-98にはこの種のソフトは皆無であった。
ゲームコンストラクションソフトというのがあったが、柔軟性ではハイパーカードの比ではない。
そんな折、マッキントッシュ・クラシックが発売され、その後クラシックUが出た。
スペックはPC-9801と比べれば貧弱だが、独特のにおいがあった。
初代Macに比べれば10万近く安い198000円。
10数年前のことになるが、ついに買ってしまった。

その後、カラークラシック2、パフォーマ、パワーPCと乗り換えてゆくことになるのだが
OSX直前でWindowsに鞍替え。

MacOS9.××以降GUIがだいぶ変わった。
最新の「Mini Mac」ならハード資産が活きるので検討したいと思っております。

1月26日(水曜日)
●NHK穴
会長のエビジョンイルがついに退陣。
未練たらたらだったのは見苦しい限り。野暮天だね。
あれだけの権力を手放す悔しさでもいうべきか。
しかし、身から出た錆。

退職金が1億2千万円!だと。
「受け取るのか」という質問に、「額は経営委員会が決めるので」と言葉を濁した。
結局この回答は受け取るということではないの!

300万を超す月給をもらっていたんだから蓄財はできたでしょ。
「赤城の山も今宵限り」などとくだらん台詞を言うくらいなら
「こういう騒ぎを起こした元凶はこの私なんだから、辞退する」と
大見得を切ってご覧よ。
肩書きが外れたら、「目つきの悪い金の亡者」でしかかくなるぜ。
これで不払いの件数も一気に増えるだろ〜な。

ところで、京都の寺などでおなじみの「水琴窟」にまつわる話をしていた。
関西の穴だったが、「地中に埋めたカメに…」とお喋り。
カメが「亀」になっていたぜ。あれは「甕」なんよ。
もっとも、関西では同じ発音らしいね。

お笑い芸人の東上とともに関西弁が生活に浸透してきているが、
せめて、NHKだけは標準語でやっていただきたい。
お国言葉は「ローカルニュース」のときだけで結構。

1月25日(火曜日)
●献本
2冊の童謡詩集が送られてきた。
私の作品が掲載されているわけではない。
父の童謡の著作権継承者になっているので、こういうことがある。

父は亡くなって久しいが、若い頃は北原白秋の門下であった。
最近、金子みすずにスポットが当たっている。
大正末期から昭和初期にかけて童謡文化が大きく花開いた。
全国の少年少女が競って投稿した。
2大選者は北原白秋と西条八十だった。
金子みすずは八十に激賞されて華々しくデビューし、短期間でこの世を去った。
父は金子みすずより少し後輩にあたり、白秋の「赤い鳥」に投稿していた。

何篇かの作品が白秋の目に留まり赤い鳥に掲載されている。
そこで知り合った同年代の人たちと同人誌を発行していた。
同人誌には、若き日の「まどみちお」、「新見南吉」が参加しているのも面白い。

遺品の創作ノートや同人誌をもとに、父の作品をWeb公開しようと思っているが、
現時点ではなかなか時間がなく基礎資料をぽつぽつまとめている状態である。

岩波文庫に与田準一さんが編纂した「日本童謡集」がある。
 
昭和32年に初版が発行され現在も重版されているという息の長い本である。
ここに父の「1/2程」という作品が掲載されている。
たぶん、これを見たのだと思うが、あるとき幼児教育研究所から掲載許可依頼があった。
昭和8年初出だから著作権は切れているが、一応打診するのがルールなのね。
幼い頃からテレビやテレビゲーム、殺伐としたおもちゃに親しまざるを得ない
子供たちの情操教育の一助になればと、快諾した。
その掲載本が贈られたというわけだ。


●千葉県の事情
2月24日告示の知事選挙に、ついに堂本現職が無所属で立候補を表明。
タレントの森田健作氏も無所属で出馬の見通し。
最初に手を挙げた「やすたろう」。この3人の戦いになるのだろうか。
自民党は独自推薦を断念したという。

安太郎は新人で政治的基盤がない。
共産党の推薦を受けたが無所属という選択。
このあたりのイメージギャップが選挙にどう響くかだよな〜。

●春日部の事情
住民団体から「庄和町との合併を問う住民投票条例案」の直接請求があり
市長は市議会に提出したが、「その必要なし」という意見を添えた。
条例案では投票日を2月27日としている。
だが、庄和町との合併調印式が2月6日、合併日は10月1日で進んでいる。
これは明らかに巧妙な合併阻止運動ですね。
行政側は
@昨年7月の投票で、合併信任済み
A条例案に基づいていては法定合併期間内の準備、周知を行う時間がない
B合併に関してアンケートを実施中
の理由をもって「条例案を制定する必要性は認められない」の見解を示した。

反対は熱烈な郷土愛の発露なのだろうが
時代の流れつ〜ものがある。
その昔、春日部だっていくつもの町村合併で誕生したのだしね。
駅周辺はそれなりに市街化し、少し離れた内牧地区はほっとする風景が広がる。
そこに鉄道でも開通すれば、吉川市のように環境はがらっと変わるのだろうけれど
この界隈にはそんな「いい話」は皆無だ。

宮代にしても合併したからといって急に環境が変わるわけではない。
税や保健負担が変わる、宮代の金が流出するという危惧があるのだろうが
宮代が格段に安いわけではない。
健康保険料の高いこと。年金世代にはかなりの負担だぜ。
だがね、道路、駅周辺など劣悪な環境が改善され、
若い世代が定住できるような雇用環境が改善され
バランスの取れた人口構成で
「元気」が感じられる町に脱皮することのほうが重要だと思うのだが。

目先のことに左右され将来が見えないようではな〜〜。

1月24日(月曜日)

●浄化槽
家のすぐそばで浄化槽工事が行われている。
宮代町の下水化率は何パーセントか知らんが、
ここ山崎地区は昔ながらの「垂れ流し」。
新しい村の雑木林の前を「内郷用水」が流れているが
ここに生活排水を流している家庭は多い。
一応、親水環境になっているが
常にヘドロ状態で間違ってもその中に入ろうとは思わない。

この界隈は宮代町の目玉ポイントだから、
「緑の整備」の次は「水の整備」ということで
2カ所の浄化槽を作っているのだろうが、
この浄化槽を経由しないで排水している家庭も数多い。

駅付近、戸建団地はすでに下水工事が終わっているが
家が点在する山崎地区の下水工事はいつ実施されるのか
アナウンスさえない。
浄化槽はそれまでのつなぎの設備だと思うが、
こういうものができるということは
下水工事はまだまだ先なのだろうね。
 
家の近くの浄化槽は3層構造。
家庭で行っている浄化方法の規模を大きくしたようなものだ。
汚水槽は、なんと木製ですよ。
わが家の浄化槽でさえコンクリート製だというのに。
これでは、腐食するのが早いと思うのですがね。

●兆し
「農の家」の裏手の猫柳がほんの少しビロードのような芽を出した。

花壇の仕切に植えられているのだが、毎年見頃になる前にばっさり切られてしまう。
出荷しているのかと思うがそうでもない。
切られた枝は隅にまとめて積まれている。
猫柳は早春の風物である。
どの枝も銀色のふくらみが揃うまで残しておいて欲しいものだ。

1月23日(日曜日)
●合併、杉戸の動き
杉戸町の小川伊七町長は21日、「1市3町が最も望ましいとの考えは変わっていない」として、
復活案を議会に付議するとの回答書を宮代町に提出した。
春日部市と庄和町はまだ回答していない。

春日部・庄和の結婚話が順調に進んでいるところへ
杉戸が、
やっぱ本来の1市3町がいいんでないの?
ついては議会で大型結婚話をもういちど検討すっからね、と
復活運動の先輩・宮代にもちかけた。
杉戸の場合、住民の意向を「アンケート」という形式で行った。
だから、行政は民意を「参考にするが、決定はこちらでするからね」というスタンス。
これが、投票に依って決定した宮代と大いに違うところね。

そんなことなら、最初から筋を通せばいいものを
町の意見を1本化できないでさ。
これで、引っ掻き回されて、肝心の両家の話が壊れたらどうすんの…
というのが春日部・庄和の本音だろうね。

ところが、1市3町合併が実現すれば政令都市の下の中核市が実現できる。
でも宮代、杉戸の動向は1枚岩ではない。
とりあえず1市1町で合併して後、宮代、杉戸と合併してもいいが
そうなれば時期的に合併特例債の恩恵には預かれないだろう。
というわけで、あちらの判断も難しい。

●工事
新しい村周辺の工事が着々と進んでいる。
駅周辺の住民からは
「あんなところになぜ金をかけるのか」という声が聞こえてきそうな
長期にわたる環境整備が行われている。
町が推進する「農のある町」の具現化だから仕方ないのだ。
しかし、町の駅に近い場所にありなから
いままで手が入らなかった山崎地区住人は
道路開通、道路舗装化という恩恵にあずかった。
レジーナ脇の舗装工事と2カ所の浄化槽工事で「新しい村」も完成か、と思ったら回覧が入った。
「3か所」の工事がまた始まるという。
金子合成裏に芝生広場を作り、図書館裏の小川のほとりに花壇を作り、
新しい村の逆井地区側の入口を小広場にするらしい。

金子合成裏にはすでに工作機が入って土盛をしていた。
う〜〜〜ん?ここに芝生広場を作ってどうするの?
殺風景なプレハブ脇でビニール敷いてお弁当を食べる気がするかね?
プラスチックチップの再生工場だから、作業中は大きな音がする
科学物資質のにおいがするんだぜ。
町もおかしな工事をするね。
これは税金の無駄遣いと言われても仕方ないだろうな。

もともとの新しい村構想は、金子合成の場所が入口となるはずだった。
ここに、野菜販売施設を作るはずだった。
町は金子合成に代替地を提案したが場所が悪く交渉決裂した経緯があった。
芝生広場はマスタープランの生き残りですよ。
環境が変わったら、柔軟に変更するというのが当たり前だよな。
大きな樹木を密生させ、工場を目隠しするのが先にやる仕事だと思うがね。
これが典型的なお役所仕事いうものなのだろうね。

●反対
新しい村の駐車場に「合併反対」の横断幕を背負った車があった。
「ん?」また始まったのか。それにしても今頃なぜ?
ずれてるな、と思ったら白岡の車だった。
昨日、住民投票の告示が行われ30日に投開票だ。
白岡か今回の合併ではかなり優位な位置を確保したと思ったが
どこにでも反対する住民がいるんだ。
「美しい自然と歴史を残そう」というフレーズが反対側に書かれてあった。

白岡は合併すると「自然と歴史」が失われるのだろうか?
JRで上野へ45分という便利さで、新興の新白岡は住宅建設に拍車がかかっているが
「白岡」は駅の両サイドとも発展しようもないつくりになっている。
今回の合併で新市庁舎は白岡に決まっているし、
中核市の中心になることが約束されているのにね。
反対運動が盛んなのはむしろ蓮田市民だと思っておりましたよ。

白岡に限らず雑木林や田畑が多い元農村地帯は
自然を残すというが、昔のまま放ってあるだけではないのかね。
しかも畑は後継者不足で荒れているのでは?
残すところは残し、開発する地域は開発するというのでなければ
町としての発展は望めないと新住民の私は思うのでありますが?

先祖代々そこに暮らす人たちは「変化」を嫌う傾向にあるのかも。
でも首都30〜35キロ圏は21世紀には変わる運命なのだよね。
「じいちゃん、ばあちゃんの目の黒いうちは…」と言っている間に
子や孫たちはさっさと都会的な場所に行ってしまう。
その結果、高齢者の比率があがり税収は激減、福祉に金のかかる町になってしまいますよ。


●男と女
51歳の石田純一が破局したとか。
相手は8年3カ月付き合っていた31歳の長谷川理恵。
43歳のトレンディドラマタレントと23歳のモデルの出会いだったのね。

一般社会なら中年のおっさんとぴちぴちギャル(ふ古い!)の夢のような関係だよな〜。
家庭においては家のローンとかさむ教育費。企業にでは上と下の板ばさみの中間管理職。
疲れた男がつかの間の現実逃避、ということで8年も継続できるわけがない。

もっとも石田は美人の松原千秋と離婚しちゃったけどね。
その松原は、慰謝料をしっかりもらって若い男と再婚。
今はハワイで優雅にお暮らし遊ばされておりまする。

石田は成城に3億とも言われる豪邸を自宅兼事務所を購入。
同棲中の長谷川と引っ越してくるのかと思われた矢先の破局だそうだ。
この豪邸、元は田村亮の家だというじゃないの。
(バンツマの3男は、なんで高級住宅地の家を手放したんだろうね。
あたしゃ、梨本じゃないから知りまへん)

「不倫は文化」という「迷言」を吐いた石田だが、
今回は「傷ついた愛の伝道師」だと。
一見高邁な理由をつければ「女たらし」「スケベ男」「女好き」も
フランスあるいはイタリア男みたいになっちゃうのね。

西武鉄道の堤社長も、親譲りでかなりの女たらしということだ。
それも狙うのは女優ときたもんだ。
やりかたが汚い。別人をたてて後援会を組織し、ものにするという卑劣な手段を使ったという。
権力で手篭めにする。征服するのが目的。
こういう男は石田のようにはなれないね。

石田の場合、
振られた男は未練たらたら。
女は可能性が開け元気一杯。

男が利用されたのかといえば、そうとも言えない。
前妻には欠けていた何かをそこに見つけたのだろう。
一方、相手は石田の女ということで話題を集め
それをバネに自分に磨きをかけた。
利用したと思われてもいいじゃないの。
石田も「振られた」ほうが社会的なイメージはいい。
男性からも女性からも同情され、新たな境地が開けると思うよ。

1月22日(土曜日)

●不真面目

非真面目ではありませんよ。不真面目ね。
首相の施政方針演説のタイミングを見計らって広告が掲載された。
純ちゃんの悲願、意地とも思える「郵政公社」の民営化に国民の賛同を求めている。
「民営化」は「活性化」という。
民営化されると効率が追求されるから、不採算とみれば
サービスは縮小されるか、廃止される。

山奥の村のまた山の上に住むお年寄りにも、今の制度なら郵便は届くし
新聞配達も併設サービスとなる。
ところが、民営化されるとこのような人件費ばかりかかるサービスがどうなるのか?

国民のコンセンサスを得ようとする全ページ広告だが、
「YOU SAY YES」などと「郵政」の語呂合わせが目に留まるようになっている。
制作に携わった者は、このキャッチを「発見」したとき
「これでいただき」と小鼻をひくひくさせたろうね。

しかし、不安に思っているいる人たちには「押し付けがましい」広告と映る。
「お願いするなら、もっとへりくだらんかい!」というわけだ。
強引とも思える小泉首相のやりかたと、
唇の薄い冷酷そうな鉄面皮を思い浮かべてしまう。

地口は伝統的な手法だが、使い方を誤ると批判を招き計画がパーになることもあるんだぜ。

●出版広告

雑誌の発売日はどこの出版社も横一線である。
本日は小説現代、小説新潮などの日。
出版広告も伝統的な表現方法を踏襲しているが、
宣伝部は斬新さを出そうと苦労している。
目に飛び込んできたのが「現代」ね。
小説家の似顔絵である。
思わず読んでしまった。
ところが、若い作家の名前をほとんど知らない。
愕然としましたね。
似顔の8割は判りませんでした。
私が親しんできた作家はすべて老齢になってしまった。
私の中の若手作家といえば
「赤頭巾ちゃん気をつけて」の庄司 薫あたりである。
今、彼は早稲田の先生で若手小説家育成の側だもんね。

若手の作品を読むか、読まざるべきか…

1月21日(金曜日)
●新宮代
共産党の宮代版広報「新宮代」がポストに入っていた。
1面
「合併復活」運動とそれを巡る12月議会への批判。
三枝春日部市長が復活運動事務所を訪れ激励…とあるが、
今年に入り、春日部・庄和の合併を重視し、1市3町合併はありません、となったもんね。

新宮代のニュースは古いんだよな〜。
「合併復活」運動に対する「共同宣言デスク」の動きもおさえてくれなくちゃね。

2面
町民の目線で財政運営にあたれば住みよいまちづくりができる、可能性がある。
※ということは出来ない可能性もある、ということだ。

議会で丸藤議員がこれからの財政運営について項目の「道理ある」提案を行ったという。
@公共施設建設、公共工事の抑制を図る
A政策の優先順位確立して、住民の願いを着実に実現する。
B行政と住民が「知恵」を発揮して財政運営に対応する。
これらを基準にすて財政運営に当たれば「もっと住みよいまちづくりができる可能性がある」
ことを示したという。

この程度では素人でも考えられる陳腐な提案ですね。
広報紙で大きく取り上げるまでもない。
なぜか?
すべて「あてがいぶち」の発想だからである。
地方交付税が減額される。
だから、金のかかるものはすべてはぎとって、支給範囲内で小さくまとまろう、とするものだから。
その結果どうなる?
活性が失われ停滞した町に陥る。
こうした町が、はたして若者たちに魅力的に映るのか?
彼等が結婚してここで子供を育てようと思うだろうか?

亀が甲羅の中に首をすくめたような発想では
30年、50年後を視野にいれた町づくりができるわけがない。
疲弊した町を次の世代にバトンタッチしようというのか。

何度も言うが10年で人口は1000人減少している。
この現実をどう解釈するのだろうか?
発展の可能性を追い求めなくては町に希望がないではないか?

経費節減のため、町の3役が減給する。
やがて町長の公用車廃止、職員の早期退職も奨励されるだろう。

「議員報酬を半額します」とか
「議員定数を減らします」とでも言って欲しい。
こういう提案を共産党が行えば「立派」です。
人件費も相当な額になっているのだから。
自分たちがぬくぬくしたまま行政を批判してどうするの?
そういう姿勢が一番嫌われる。


何度もいうが「あてがいぶち意識」ではだめなのよ。
宮代町が金を生む政策を積極的に導入しなくては。
株式会社宮代の視点が完全に抜け落ちている。
「宮代産」もいいけれど、「町内」を循環させるだけでなく
Webショップを通じて全国に販売するとか、もっと「商売っ気」がなくてはね。

宮代町が「川面に映える文化都市」なら「文化」を売ればいい。
町が直接タッチできないらな「3セク」を使えばいい。

とにかく、「外に目を向け難局を打開する」という発想がなくては
町はさびれるばかり。

今は夢になりつつあるけど、合併して特例債を受けたら
「借金だ」と恐れているが、それを「呼び水」にして
返済期間までに体力のある町づくりを行えば借金も恐くありませんよ。
企業の場合、「融資」は借金ですからね。

●隣町の事情
蓮田、白岡、菖蒲合併の最終段階、住民投票が明日22日に告示され30日に投開票が行われる。
新市名は「彩野市(あやの)」。
新市庁舎は白岡町役場が格上げ、白岡市役所と菖蒲町役場は総合支所となる。
白岡住民は「ばんばんざい」だろうね。
本来中核的な地位になるべき(と外野の目には映る)蓮田市の存在がまるで薄い。
市の深謀遠慮なのか、はたまた白岡の外交上手なのか。
蓮田市民は面白くないだろうね。

「桜宮市」を用意した久喜、幸手、鷲宮の場合も
最終的には久喜市民の反対で挫折した。

合併が成立すれば県東部では稀有な成功例となるのだが
予断は許されませんよ。

菖蒲町では、蓮田・白岡の開発に重点が置かれた合併に反対する議員がいる。
蓮田市も「蓮田に不利な条件が多く、財政見通しも不透明」と反対住民がいる。

●甘えん坊
自分の世界を持っていて人間とは一線を画している、というのが猫に対するイメージだった。
犬は人につき、猫は家につく、という言葉もある。
ところがわが家のMimiは自分は猫という認識があまりないようだ。
3歳の娘だが人間で言えば30の入口にさしかかった頃か。
外へは一歩も出したことのない「籠の鳥」。
当然、猫とのコミュニケーションなど知らない。
亡くなったMamiと同じである。
抱かれるのは嫌うが、気分が向くと私の背中や膝に乗ってくる。
当然、自分の居場所のような顔をしている。

夜は1匹(人)では眠れない。
PCに向う私の膝がとりあえずの寝場所だ。
20分も同じ姿勢でいると私も痺れてくる。
そこで、第一寝室の椅子に移動させる。
彼女はひと寝入りする。
深夜、PCルームの明かりを消して、私は寝室に移動する。
翌朝目覚めると、Mimiは私の布団の中にいる。
いつの間にか移動してきていたのだ。

猫は眠りにつく前、「踏み踏み」をする習性がある。
私の脇の下で爪を立てている
お陰で買ったばかりのパジャマは、右脇の下が毛羽立ってしまった。
Mimiから全幅の信頼を寄せられていると思えば、痛し痒しだが。

猫は一般的に神経質で、少しの音でも目を覚ますが
彼女はそういうことはない。
人間しか知らないので、襲われることがない。
それが猫の野性を失わせているのだろう。

昨今は愛玩動物をペットと言わずパートナーと呼ぶ。
子供を育て上げた年代の人たちにとって彼等の存在は想像以上に大きい。

イエローハウスのTOP画面の素材を変えた。
GIFアニメで2匹の猫が入れ替わる。
はじめは我が家にやって来た頃のMami。2枚目は死ぬ直前のMami。
この世を去って4年目になるが、いつもそばにいる。
Mimiには悪いけどね。

1月20日(木曜日)
●千葉県知事選
タレントの森田健作が色気を示しているようだ。
彼は03年の埼玉県知事選に出馬の意欲を示しながら、党本部の説得で断念した。
今回の千葉でも自民党県連幹部は「森田氏では難しい」と判断している模様。
公明党県本部も「知名度だけならばほかにも候補はいる」と述べた。
いつまでも「青春」している「もりけん」は知事というイメージではないし
その器かという疑問も残る。

現職がまだ意思表示をしないので、各党もじっくり人選といいたいところだが
自民党は県内の何人かの市長に打診して断られるなど苦戦している。
共産党推薦の「やすたろ〜」だけが手を挙げたに止まっている。

●恒例・文春/新潮1番勝負


●新潮のこの広告を朝日新聞は掲載拒否、というおまけがついた。

今週もまた新潮。相変わらず当を得た視点ですな。
<特集>
文春:
☆渡辺絵美衝撃告白 私を弄んだ堤義明
※球界再編に端を発した球団のごたごたが電鉄、コクドまで波及した。
  最近話題のコンプライアンス無視の企業がここにもあった。
  成績のいい時期はやりたい放題。放漫経営。
  経営者の社会的責任などクソくらえ、というのが堤御大だった。
  異母兄弟が陣頭指揮をとる西武百貨店、西友の流通系は、さっさと引退。
  文人生活を送る。賢い選択。
  元首相の細川さんみたい。(彼はスタイリストだもんな)
  企業がいったんつまずくと、旧悪があちこちから吹き出してくる。
  いまわの人間の足を引っ張るようにマスコミが食い荒らす。
  何をいまさら、渡辺絵美の17歳の頃の話を?
  今では見向きもされない姥桜だぜ。
  飛ぶ鳥を落とす勢いの「国土開発」のリーダーが
  小娘の何を弄んだのか?やっちゃったのか?とゲスの勘ぐり。
  渡辺もこんなことで注目を集めたところで、女を下げるだけなのにね。
☆雅子さまは「籠の鳥」か!?
※文春お得意の芸能、皇室ねた。
  こういうことは女性誌にまかせりゃいいものを、相変わらずである。
  宮内庁の面々が彼女にまとわりつき、自由を阻んでいるのだろう。
  開かれた皇室とはいえ、日本の場合はヨーロッパに比べ旧弊に満ちていることの証左。
  外交官として前途洋洋だった彼女は皇太子の強引(一途ともいう)な口説きにあって
  首を縦に振ってしまった。それがつまずきの始まり。
  封建的な皇室ルールを彼女におしつけがんじがらめにしている。
  皇室の離婚は前代未聞だが、籠から解き放ってあげればいいものを…
新潮:
☆創価学会に乗っ取られたNHK「義経」
※出演タレント、タッキー、上戸彩、石原さとみが学会員だったという。
  このほかタレント活動している面々が紹介されている。
  マチャミ、柴田理恵、氷川きよしなどなど。
  学会員タレントは選挙の際の広告塔として利用される。これが狙いね。
  昔「山本リンダ」が学会の広告塔とわかり驚いたもんだ。
  当時はスタイルのいい絶世の美人でしたね。
  ところが最近、整形やりまくって顔が変形してしまった。
  その結果、整形大先輩、清川虹子、広田みえこのようになっちゃう。
  不思議に整形なれの果ては同じような顔つきなんだよね。
☆朝日記者とNHKプロデューサーが仕組んだ「魔女狩り」大虚報
※「NHK番組に政治介入」で始まったこの事件。
  NHKと安倍氏はその事実はない、という。
  ところが、朝日とNHKの小太りさんは「あった」という。
  藪の中か、と思っていたところ新潮の見出しは衝撃的だ。
  朝日の記者は「極左」で、NHKの小太りさんは「偏向」で、
  彼等が示し合わせて「魔女狩り」を行ったというのだ。
  槍玉に上がった「魔女」はNHKの堕落した幹部(患部ともいう)。
  NHKの小太りさんは、記者会見で 「政治家に魂を売った」などと幹部批判してるもんな。
  エビジョンイル追い落としの「正義派」気取りなのかね。
  小太りさんは当初「私も家族ある身で告発を迷ったが」と小市民的な発言をしていたが、
  意外にしたたかなのかも知れんね。
今回は、特集の対比が面白かったので1番勝負でおしまいっ!
今週も新潮に軍配です。

●ドラ息子
名門の裕福な家庭に育っても、人を騙す、嘘をつくという
どうしょうもない息子もいる。
甘やかされて育ち、なんでも思い通りになると錯覚した困った馬鹿だ。

三菱自動車が、まさにこれに当たる。
家を没落させるような多額の詐欺行為が発覚し、
これを巡って本家はじめ有力分家が一丸となって救済をはじめた。
三菱商事や東京三菱銀行、三菱重工業の三菱グループ3社の
支援額が最大5000億円規模に達する見通しという。
すでに実行された昨年7月までの4960億円と合わせ、
三菱自への支援は総額で1兆円に迫る。どこぞの国の国家予算並みだ。

金を湯水のように使って名門の体面を保とうとしても
「ドラ体質」というか「ユーザー軽視体質」が根本から改まらない限り
どぶに金を捨てるようなものだ。
長期にわたる欠陥車隠蔽とそれを陣頭指揮した経営陣。
経営者以前に人間としての資質の問題だ。
記者会見で、トップが雁首そろえてあやまって済む問題ではないのだよ。

最近は「効率」が優先されるあまり「実直」「一徹」という美徳が軽視されている。
だから、欠陥による補修費用の増大、販売台数の減少、営業成績の低下を恐れるあまり
あの、愚にもつかない「隠蔽」などという手段を選んでしまった。
それが企業の致命傷となることも気がついていたろうに
「ばれなければいい」というさもしい根性だ。
三菱財閥の始祖「岩崎弥太郎」が墓の下で泣いているぜ。

●商魂
大阪人のやる気にはびっくりさせられる。
「大寒」の今日、或るビヤホールが「浴衣」で生ビールを飲むというイベントを開催する。
どれだけの人が集まるかわからん。
にぎやかしの「さくら」も用意するのだろうが、意表をついた企画に
マスコミ取材はあるだろうね。
やっぱ、商魂の本場でんな。

わが国では多くの商店街が瀕死の重傷だ。
しかし、都内では戸越、砂町、中野には元気な場所もある。
我が宮代はどうかいな?
ご多分にもれずぱっとしませんね。
東口と百間新道が古くからある商店街だ。
百間新道は西口の開通で人の流れが変わってからさみしくなった。
東口は杉戸や茨城への入口だから西口に比べ人の流れは多いが
規模は小さく古色蒼然としている。
大学通りは商店街と呼ぶには店が少ない。
西口商店街は「街」と呼ぶにはエリアが狭く店の数があまりにも少ない。
大学通と西口を統合して拡大西口商店街にしたほうがいいんじゃないの?

ちょっと気の利いたものを、というとき春日部、久喜に流れてしまう。
というわけで、宮代は商売をするにはかなり厳しい環境だ。

西口は「にし」で毎月「24日」をサービスデーとしているが
どれだけ集客できるのか?
参加商店のサービス内容を見ても魅力はない。
普段の売り物を安くしたりするだけ。
チラシをまいてもそれで千客万来とはいかないだろ〜な。
販促スタイルは大昔のものだもんね。
どう控えめに見ても自己満足のように感じてしまう。

立地の悪さ、人口の少なさを嘆いていても始まらない。
ここでなんとかふんばらなくてはいかん。

駅周辺の再開発が凍結、中止されたので
町の景観を変えるなんてことは叶わぬ夢。
ではどうするか。
漫然と商売をしていては傾くばかり。

徒党を組んでイベントやるのもいいが、
各自が自分の商売をプロの目で見直す必要があるだろう。
ヒントは、「宮代Ave.」の「サンプル」にある。
他店がやっていない売りのアイデアを実践するのだ。
それがよければ、店は小さくても遠方から客はやってくる。

宮代の知り合いで、コロッケの素材をわざわざ野田まで買いに行く人がいる。
具のバリエーションが多く、味もいいからという。

不景気というが、それは金が循環しないだけで家に眠っているから。
耐久消費財では高価な家電品、乗用車が売れるし、
食材も高級品の荷動きもよい。海外旅行も堅調だ。
納得すれば少しくらい高くても購入するのだね。

だから知恵を働かせ「売りのスタイル」を変えるところから始める。
試行錯誤しながら最善の方法を編み出すことが必要だ。

1月19日(水曜日)

●あばよ、アビバ
パソコン教室の増加ぶりは雨後の竹の子のようだ。
アビバといえば知名度の高い大手教室のひとつだ。
この界隈では春日部、久喜の駅前に出ている。
テレビCMやチラシ攻勢で全国で約5万4000人の生徒を集めたという。
この教室に対して以前から危惧していた。
モデルを頻繁に変えて制作するコマーシャルが目につくが、
宣伝費がかなりかさむはずで、これが経営を圧迫するのではないか…と。
広告代理店には「カモ」だけどね。

案の定、今般、産業再生機構の厄介になることになった。
このまま潰しては、生徒数の多さから社会に与える影響が多いからだろうが
救いの手を差し伸べてくれるところがある企業はいいよな。
多くの零細教室は家賃と人件費が持ちこたえられず消えてゆくからね。

急激に巨大化する教室は、インストラクターの確保にも苦労するだろう。
スタッフの質もばらばら。
テキスト範囲以外の質問をしても無視される。
(ことによったら知らないのかも知れん)
さらに、集合教育だから特定の目的を持った人には金と時間の無駄になる。
「大手教室に通ったが、まるで身につかなかった」という人たちも多い。

本当に身につけようとするなら「1対1」で学べる寺子屋のような教室だ。
「個別指導」ではないよ。「個人指導」だよ。
家賃も人件費も心配ない(自宅でやっているのだから)。
規模が大きくなることは絶対ない(組織の拡大より、教えることに価値を見出しているのだから)
宮代周辺では「イエローハウス」のようなね、と、ちょいコマーシャル。

新聞報道:
「アビバジャパン」(本社・名古屋市、資本金3800万円)。
急激な教室数拡大や過剰な広告宣伝費が足を引っ張った。
金融機関に約39億円の債権放棄を求め、
通信教育大手のベネッセコーポレーションがスポンサーとして事業を引き継ぐ。
在籍する生徒は引き続き受講を続けられるという。

アビバは名古屋資本だったんだ。知りませんでした。
「石橋を叩いて、渡らない」という名古屋商法の中で、「綱渡り」なんだから異色だね。

「アビバ」のロゴは下品なデザインだった。
「成り上がり」経営者の嗜好が反映されたのだろうが、
大きくなっても3流イメージね。
大衆路線を狙ったとしても、イメージ戦略の重要性をご存知なかったらしい。
広告では基本だぜ。

1月18日(火曜日)
●縁
春日部・庄和の合併協議が昨日終了した。
両家の合併調印が2月6日執り行われる。
対等合併だ。
で、結婚式(合併日)は10月1日。
相思相愛になれてよかったよかった。

当初、ここに宮代・杉戸が加わりファミリーを形成するはずだったが
拘束を嫌う「自由人」宮代が首を横に振ってしまった。
「かすかびあん」より「みやしろーぜ」ね。

川崎市ではホームレス対策で更生施設を作った。
駅構内の宿無しおじさんたちを締め出す対策だった。
ここに収容され職を得て自立していく人もいるが
拘束を嫌い、別の場所でまた青テント生活をはじめる人も多いという。
天性の「ばがぼんど」。
「みやしろーぜ」が県東地域でこういうことにならないように願うのみ。

将来を考えた場合、今なにを選択すればいいのか?
見果てぬ夢を追いかけるあまり
判断を間違えれば、いくら努力したって明日がない。

この期に及んで1市3町を模索する杉戸小川町長に対し
春日部市長は、「それは、ありませんよ」と引導を渡した。
そらそ〜だろ〜。春日部・庄和両家の「寿」が決まったというのに
横槍を入れられたら迷惑だもんな〜。

あら、小川のいひちさんは、杉戸・宮代2町の「東武市」構想つ〜のがあったんでないの?
それなのにまだ、1市3町でしたか。
行く末が定まらない「ハムレット」状態を露呈してしまったのね。
宮代の榊原町長は、単独、合併復活、2町合併のすさまじい板ばさみ。
今となっては、単独で腹をくくるしかない。

春日部・庄和両家の結婚式の頃、宮代は町長選が行われる。
荷を下ろしてほっとするか、新たな棘の道を行くのか、注目されるところ。

●がんばれよっ!
小学校以来のポン友が千葉県知事選に立候補するという、とんでもないことになった。
ぜひ、ぐわむばって、いただきたい。
微力ながら応援したいと思うが、なんせ当方、埼玉在住なので隔靴掻痒。
現職が「Show the flag」(旗幟鮮明)しないようだ。
これも戦略か?と勘ぐってしまうぜよ。

13日に決起集会と事務所開きをしたようだ。
14日の朝日県版記事は以下の通り。

2月24日告示、3月13日投票の知事選に、共産党推薦の無所属で弁護士山田安太郎氏(61)を擁立した政治団体「明るい民主県政をつくる会」が13日、千葉市内のホテルで決起集会を開いた。

山田氏は「今の県政は大型開発に水のようにお金を使う一方、教育や福祉の費用を削っている。県民600万人の願いを実現するために力を尽くしたい」と決意を語った。

共産党県委員会の谷ケ崎温・委員長は「正式に出馬を表明しない堂本知事の姿勢に矛盾を感じる。知事に不満を持つ無党派層や市町村合併に反対する保守層にも支持を広げたい」と話した。

決起集会は山田氏の事務所開きも兼ねて開かれ、共産党の県議や支持者らが駆けつけた。

昨年晩秋、柴又川千家で小学校のクラス会を開催した。
「連れション」したときも、おくびにも出さなかった。
クラスの仲間には千葉在住も多い。
ふつうなら「この席を借りて…」と言うところだろうが彼は何も言わなかった。

いいね。この姿勢。
だから、断然「やすたろ〜」を応援したくなるのさ。

1月17日(月曜日)
●上場
「博報堂DY」が2月中旬に上場する。
株式売り出し総額は数千億円とみられ、今年最初の大型上場という。

ご存知のように日本の広告業界は電通の寡占状態と言っていい。
年間扱高は「兆」の位。
2位の博報堂、3位のアサツーDKが束になってもかなわない。

景気停滞といえども電通の勢いは止まらず
他の群小広告代理店は危機感を抱いている。
2003年10月、博報堂、5位の大広、6位の読売広告が
「博報堂DYホールディングス」という経営統合した持ち株会社を発足させた。
電通の対抗勢力としての地位を確保するためだ。
2004年月期連結決算の売上高は9066億円、税引き後利益が71億円ということだが
まだ電通の扱い高に及ばない。いかにモンスター企業かわかろうというものだ。
「電通の一人勝ち」という声があいかわらず囁かれている。

「博報堂DY]という企業名だが
博報堂はそのままで、大広、読広はDYと頭文字で済まされている。
1市3町合併における「春日部市」のようなものだね。
小さな会社の悲哀を感じますな。
いま流行の「持ち株会社」だが、完全に経営が統合されたわけでなはい。
その証拠に博報堂は田町、大広(東京本部)は芝、読広は銀座に本社を構え
それぞれがクライアントによっては競合する、という不思議な形態なのだ。
1市3町の3町の各庁舎が総合支所として残るようなものかな。
では、「博報堂DY]は何をやるかといえば「媒体の共同購入」。
クライアントの要望に応じて、例えばTVのプライムタイムを確保しようとしても
小企業ではまず不可能だ。いい時間帯は電通に押さえられている。
新聞、雑誌などでも大同小異。
そこで3社が一丸となって媒体を押さえようというところから「持ち株会社」の誕生となった。
持ち株会社が「博報堂DYホールディングス」で
媒体購入を傘下の「博報堂DYメディアパートナーズ」が行う。
この会社は電通のお膝元、汐留にある。
「楽天」と「ライブドア」が六本木の同じビルにあるというのと似ていますね。
HDYホールディングスに取締役副会長に元読広会長が、非常勤取締役に現読広社長が参画。
HDYメディアパートナーズには常務取締役に元読広の私の同期が、監査役に先輩が参画。

外部から見れば「呉越同舟」。こういう集合体がうまく機能するのかどうか疑問なのだが。

媒体の統合で3社の媒体部門の社員は整理されることになる。
1市3町の合併で議員定数が削減されるのと似ている。
うまく新会社に移籍できた者はいいが、その選から洩れたら悲劇。
早期退職制度に従い、退職金に若干の上乗せで会社を去るか、窓際で細々と過ごすことになる。
年功序列制度はとっくに過去のものになり
新しいもの好きな代理店らしく「成果主義」が導入されている。
営業のようなライン部門の連中には厳しいノルマが課せられ
総務、制作のようなスタッフ部門にも「働きぶり」が数値化される。
落ちこぼれたら「窓際」ではなく「社内ホームレス」だね。
ただ生活のために周囲の冷たい視線を浴びながら毎日会社へ行く。
こういう事態に耐えられるずぶとい神経の持ち主ならいざ知らず
おおかたの連中は落伍していくだろう。

進むも退くも、大変な時代になったものだ。

同じ時期に広告代理店で過ごした者が集まると
「俺たちの時代はよかった。今の連中は可哀相」という結論に落ち着く。
勤務中に映画は見る、定時に出社したあと喫茶店にお茶を飲みに出かける。
クライアント接待で銀座のクラブを練り歩く。上司と喧嘩する。
小さな飲み屋、スナックをはしごする(自分の金でね)。
職場でトランプに興じる、終電まで麻雀。
仕事をきちっととやっていれば、こんな無頼な生活が許されていた時代だもんね。

渋谷宇田川町の裏通りの「番屋」が跡形も無い、と友人の年賀状に記されていた。
北海道出身の夫婦がやっていた小さな店で、
東急百貨店の広告制作に携わっていたころ頻繁に顔を出していた。
北海道から直送される「ぎんだら」「るいべ」のうまい店だった。
寄る年波に勝てず引退したのだろうが、後継者のいない店は消えてゆく。
まだ「109」もなく、そこに「恋文横丁」があった時代だ。
時の流れは古き良きものまで流しさってしまう。

●大震災
10年前の本未明神戸淡路大震災が発生した。
あれは、当地に越して半年後のこと。
ラジオで第一報を知る。
「関西で大地震発生の模様。被害は未定。」という極めておおまかなニュースだった。
刻々と情報が更新される。その度に被害は大きくなり犠牲者の数も増えた。
やがてTVの報道が開始された。
各局ヘリからのなまなましい情景を送ってきた。
炎上する神戸市街。崩落した高速道路。
切り口のような高速道路の継ぎ目にかろうじてひっかかたバス。
この世のものとは思えなかった。
やがて、カメラは徒歩で市内に入った。
破壊されつくした住宅の群れ。
太平洋戦争時の米国の空爆よりすさまじい破壊であった。

そして神戸はよみがえった。
都市再開発により住宅密集地は緩和され昔より美しい町並みだ。

昨夜からNHKでは神戸大震災特番を組んでいる。
家を再建できた人々は幸いだが、
それが叶わない高齢者や社会弱者に多くのスポットを当てていた。

表面的には奇跡の復興のように見えるが心の復興はまだ終わらない。
ことによったらお年寄りには、この世に別れを告げたとき
真の安寧を迎えるのかもしれない。

いま、中越地震の被害に遭った人たちが
雪国で厳しい時期を迎えている。

阪神以後10年で、各地で地震被害が起こっている。
あらためて日本は地震国だと思う。

関東・中部地方には南海、東南海地震が喧伝されている。
首都圏直下型も想定された。

日頃の備えの重要性が叫ばれている。
神戸の多く人も「喉もと過ぎれば…」で忘れかけているらしい。
当然わが家では、何もやっていない。
「夜中に揺れたら窓を開けて出口確保」くらいの気持しかない。

1月16日(日曜日)
●韓国語
「韓流」のおかげで韓国語を耳にする機会が増えた。
TVだけでなくAM、FMでも結構ディスクジョッキーが紹介している。
発音が日本語と全く同じというのもあって、なかなか面白い。
「高校生」「約束」「運命」「三角関係」などは日本語の発音がそのまま通じる。

「あらそう」は「わかった」ね。
「おっとせいよ」というのがあるそうだ。
日本語で「景気はどう?」とでも言うのかな?
間違っても「あざらしよ」と言ってはいけない。

韓国と北朝鮮では言葉が全く同じなのだろうか?
情感たっぷりな「冬のソナタ」と
北の宣伝番組で語られる暴力的なイントネーションとでは
とても同じ韓国語とは思えませんが。

●冬の嵐
午前11時20分頃、千葉県に大雨洪水警報が出た。
当地も雨はしとどで季節風が強い。
ジョンの散歩でぐしょぐしょだ。

アメリカでは季節はずれの洪水、大雪で大混乱。
地球がおかしくなっている。

●NHK穴
相変わらず、耳障りの悪い基本的な間違いが電波に乗っている。
「涙そうそう」は、「なだそうそう」だが、「なみだそうそう」と読み上げた年配の女性穴。
さらに、カラオケ定番「カスバの女」を歌った初代歌手「エト・邦枝」を
「えと・くにえだ」と読んじゃった関西の男性穴。
「えと・くにえ」でしょうが!
「エト」がカタカナだったので、名前と勘違いしたんだね。それで「邦枝」を苗字と思った。
だから、こんなことになっちまう。
この男性穴も若くはない。
カラオケはやらないのかな。それとも戦後歌った「竹越ヒロ子」のほうを知っていて
「エト」は初耳だったのかな?

●センター試験
昨日、本日の2日間センター試験が行われている。
あいにくの天候で昨日からの雨が止むことがない。
いつ雪になっても不思議ではないのだが、
雨のおかげで交通機関の混乱はない。
受験生にとって不幸中の幸いというべきか。

私の頃はこういう入試制度はなかった。
なんでも、試験問題が年々、難問、珍問、奇問となって
受験生にいらぬ負担をかけすぎてきたことを是正するために導入されたとか。

朝刊に昨日の試験問題が5〜6ページにわたり掲載されている。
細かい文字がびっしりで見たくもない。
いつの時代も受験生はたいへんだ。

それと、この紙面を作る人たちのエネルギーはたいへんなものだ。
事前に新聞社に答案用紙が渡されるといくことは
漏洩の危険があるので避けているだろうね。
どういう形で試験問題が新聞社に渡されるのかわからんが、
当然、試験が終わった時点で迅速に新聞社に到着し編集が行われる。
それから、あの膨大な量の文字を打ち込み、図版を配置して校正。
輪転機にかけて発送。
わが家には午前3時半頃に朝刊が到着する。
もっと離れた地域にはトラック便なのだろうね。

翌朝、受験生が問題を確認するのと
高校、予備校関係者が傾向を探るために
どれだけ大勢の人たちが関わっているかと思うと頭が下がる。

この問題をクイズを解くようにチャレンジする一般の大人つ〜のはいるのかね。
私などは、一瞥しただけで頭が痛くなる。

1月15日(土曜日)
●沈没
宮代の「合併復活」の願いが潰えた。
春日部市は議会で討議せず、現在進行中の庄和町との合併を優先する。

宮代では「合併復活」で9000名近くの署名を集めたが、
7月に行われた住民投票の反対票を上回ることができなかった。
しかし、物量戦はすさまじく「合併反対派」は
投票結果を3か月程度で覆すという民主主義ルールを無視した運動にピリピリした。

平成の大合併を効果あるものにしたい国は特例法を用意し
「合併復活派」はそれを行使したに過ぎないのだが
「ルール無視」の大合唱が始まった。

こういう足並みの乱れを見て、春日部市は宮代側の要求を受け入れると
現在進行中の庄和町との合併まで危うくするという判断から
市議会で討議しない方針にしたのだ。

「このままでは宮代町が沈没」するというチラシに始まった
復活派の活動だが、「復活派」の活動自体が「沈没」してしまった。

合併反対派は春日部市の方針に大喝采だろうね。
2月14日から新庁舎が胎動する。
新しい町づくりのシンボルだ。
庁舎はピカピカ。町はドロドロということのないように。
合併反対した議員さんたちの政策手腕を見守ろう。

だめですよ、「町内循環経済政策」だけでは。
株式会社宮代の意気込みで利益を生む政策を推進していただきたい。

●依存心
埼玉県の上田知事が早稲田大学で特別講義を行った。
新聞のタイトルは「欲に目がくらみ合併失敗」とかなり刺激的。
これじゃまるで尾崎紅葉の「金色夜叉」ではないの。

講義内容の抜粋:
「目先の金をあてにして懸案の事業をかたずけてしまえという志向が強い。
特例債を手にしたら問題が片付くという欲に目がくらんでいる」

「10年、20年後の町づくりのテーマを持っていないから合併がうまくいかない」

市町村行政の現状について
「補助金、交付金の通りに動く形になっているから、頭が悪くなり、
自分で考えないくせがついた。これからはそういうわけのはいかず、
市町村は競争の時代になる」と結んでいる。

日本で市町村が一番多いという埼玉県。
法定合併期限は迫る、遅々として進まない県内事情。
県のトップとして行政手腕が問われる大事業なのに、これでは中央から知事能力が疑われる、と
感じたかどうかわからんが、かなりヒステリックな物言いとなっている。
あるいは、学生相手だから、わかりやすく噛み砕いたのか。

この方、やっぱり視点が違っております。
国の政策に従い、子供の使いのように住民に押し付ける。
こういうやりかたには「反発」するものよ。
「特例債」という「にんじん」をぶらさげて合併を迫るという姑息なやりかたを嫌う人だっている。
しかも「交付税」を減額するという「真綿で首を絞める」ような意地の悪さ。

地方公務員に向って「頭が悪くなる」だとか「自分で考えないくせがついた」などと
一刀両断すれば、彼等の反発だって招くことをご存じないのか?
県の権力者に登りつめたので自分を見失い血迷ったのか。

企業なら、こういうプロジェクトリーダーだったら失敗しますよ。
上手に巻き込み「気運」を盛り上げなくてはね。
あんな「やけっぱち」の講義をするようじゃ行政のプロデューサーとしての資質にも欠けておりますね。

私も始終、特例債だけに頼らず、これを「呼び水」として
返済が始まるまでに、強い体質を作っておかねばならない、と指摘して
「合併」を肯定しておりましたよ。
町民レベルでもそうなのだから、町の経営を預かる公務員の皆さんの中にも
そう考える人だっているのではないの?

ところが、なぜか宮代は町民の反対で合併枠組みが崩れてしまった。

上田知事は地方自治体行政の考えが甘いから合併がうまくいかん!と言っているが
合併を選択するのは住民ですからね。
県の「合併プロジェクト」の取り組みの基本的なところで間違っていたのではないの?
住民は上からの押し付けに素直になびくと認識していたのなら
「見くびるなよ」という声が津波となって押し寄せるだろう。
その結果なのだよ、埼玉県の合併がことごとく失敗しているのは。

上田氏は出身地はどこ?
埼玉県それとも県外からの出稼ぎ知事?
県民性も学習していたのかしらね?

1月14日(金曜日)
●悲惨・閑散

昼下がりの東武動物公園駅西口。
タクシーは出払って、がら〜〜んとした広場が寒々しい。
ここは低いフェンスで仕切られタクシーと動物公園までのバスしか入れない。
こんな柵を取っ払って緑を植えロータリーにすれば
少しはイメージが良くなるのだろうが、東武鉄道の敷地なので町は手が出せない。
町は東武鉄道、動物公園と交流を密にして
地域開発のスクラムを組めばよさそうなものだが、そういう動きはまるで感じられない。

西口は東武動物公園への入口である。
夢を売る施設の入口としては、楽しい気分もしぼんでしまいそうな
殺風景な空間が広がっている。

わずかばかりの店舗が左右に並んでいる。
人の流れが途切れる19時頃にはシャッターを下す。
コンビニと飲み屋しか開いていないゴーストタウンと化す。
昼も夜も魅力のない町並みである。

空き店舗や「しもたや」も目立つ。
入居しては短期間に店じまいという無限ループに陥っている。

2〜3日前に弁当の「日本亭」が店開きした。
この界隈には日工大があるので弁当屋が3、4軒あるという激戦地。
東口の日本亭を何度か利用したことがあるが、安くてうまい。
後発ながら既存店には手強い相手だ。
あの店も、あそこも苦戦を強いられ、最悪は駆逐されるだろう。

開店日の昼飯時は西口にこんなに人がいるのかと思うほど人が並んだという。
夜電話してもつながらなかったもんね。
1ヵ所でも人だかりの出来る店が出てきたということは喜ばしい。

宮代が合併せずに単独でゆくことで駅周辺の開発は中止になった。
現在の悲惨な状況はこのまま続く。
こういう地味な町が好きな人が多いんだから困るよな。

2〜3年やってだめなら合併を考えるというのが単独推進派の考えだ。
もしそういうことになったら、春日部・庄和側からは
「あのとき足並みを乱しておきながら、身勝手な町だ」と思われるだろうね。

●奇怪
4年前に放送されたNHKの番組に政治介入があった、と
当時の番組担当者が公表した。
たまたま、TV朝日・古館ニュースステーションを見ていた。
番組に横槍を入れたと名指しされた安倍氏が緊急出演した。
安倍氏は否定した。中川氏も関与していないとも発言した。

NHKの告発した職員は、放映されてから政治介入を許してしまったことを苦悩したが
家庭もあり唯々諾々していたと目を潤ませながら語った。
同時刻にNHKラジオでは、そのような事実はなかったとコメントした。

では、涙ながらに内部告発した職員の意図はなんだったのか?
海老沢会長までも批判した。
自分の立場を危うくするかなりリスクのある行動をなぜ行ったのか?

彼の告発は大きな圧力で潰されたのか。
政治家の発言が正しいのか。
とにかく不可思議な出来事である。

1月13日(木曜日)

●恒例・文春/新潮2番勝負


<特集>
文春:NHK不祥事☆今さらという感じですね。
    杉田かおるの結婚話 ニッサン創業家の御曹司。
    ☆得意の芸能ネタ。TVでも報道済み。新鮮味がありません。
新潮:少年Aが女医を襲っていた。
    ☆すでに野に放たれた野獣である。おそろし〜〜。
    秋篠宮人気が皇室の危機を招く
    ☆真面目だが面白みに欠ける長男に対し気楽な次男夫婦人気が
      皇室にどんな影響を与えるのか。
      でも、皇位継承権は2位だからね。
<記事>
文春:身から出たサビ
    「石田純一が捨てられた」話など女性誌のほうが詳しいだろうにね。
新潮:津波に呑まれた人生ドラマ
    北朝鮮工作員の豪遊。津波の原因は米軍の地震兵器というとんでもない話
    ☆そのほか知られざる話がぞろぞろ。
    昨日・今日・明日
    音大の新学長は収賄バイオリニスト、松嶋奈々子人気下落は竹内結子
    ☆JR東海CMで清楚な美しさを披露した竹内結子は大器の予感ですよ。
今週は文句なく新潮の勝ちですね。
文春は相変わらず「芸能系」の話が多い。
新潮のジャーナリスティック・アイは相変わらず冴えております。

1月12日(水曜日)
●戦略商品
常に画期的なテクノロジとデザインで
新製品が発表される度に新鮮な驚きを提供してくれるアップルが
またまたやってくれました。
「Mac min」の登場だいっ!
CPU部分が単体で発売される。58,590円という衝撃価格。
もっとも、これにディスプレイ、キーボード、マウスを加えれば10万を超える。
例えば、MAC OS9.xxなど古いMacを使っている人で
CPU部分をこのMac miniに差し替えれば最新MacOS環境になってしまう。

さらにWindowsマシンの人でも変換ケーブルでWin用ディスプレィが使えてしまう。
Winな人を低価格でMacな人に乗り換えさせる戦略マシンでもある。

「あればいいな」と思っていたマシンをアップルがさっさと製品化してしまった。
miniは1.25GH 40Gと1.42GH 80Gの2種類。
CPUは両方ともPowerPC G4でコンボドライブを搭載する。

iLife、AppleWorksがインストールされているので、即楽しめる。
あとはWebサイト作成、宛名書きソフトを追加購入する程度だ。
1.32kg、小型の筐体だから家から会社へ持ち運ぶのも苦にはならないだろう。
とにかく楽しいコンピュータなのだ。
「欲しい病」が再燃しそうだ。

もうひとつ。
フラッシュメモリタイプのミュージックプレーヤー「iPod Shaffle」も販売された。
値段はアップルにしては珍しい低価格の1万ちょっと。
音楽のランダム再生機能が「売り」らしく「シャッフル」という名前がついている。
先行のフラッシュメモリプレーヤーと比べても競争力はある。
これも人気に火がつきそうだ。


●地震
スマトラ沖地震の被害は人命、環境ともども拡大するばかりだ。
幼子の人身売買という予想もしない由々しき事件まで引き起こした。
世界中から金、物資がこの地域に寄せられている。
政治がらみの国家間競争を引き起こしている有様だ。
しかし、対象は発展途上国である。
物資はともかく援助金が公平に使われるか大いに疑問が残る。
一部要人の懐を肥やすことだって容易に想像できる。
為替レートの関係で、今回の援助金は彼等にとって天文学的数字になるはず。
いつも被害を受けるのは善良な大衆なのだよ。

日本でも大型地震発生の噂が飛び交う。
テレビでも南海地震だの、なんとかプレートだの
大都市を直下型地震が襲ったらとか賑やかだ。
東京で発生した場合のシミュレーション画面は恐ろしい。
密集した低層住居と高層ビルが織り成す華麗な大都会も一瞬にして地獄絵図。
あ〜〜〜〜こわ。
当然、私の住む地域も影響を受けるだろうが、ここは過疎とも思える場所だ。
裏の東武動物公園はその昔、湿地帯というから液状化現象が起こるだろうが
私のところは縄文時代からの大宮台地のはずれ。
家が倒壊したとしても早めに逃げ出せば、都会に比べ生存率は高い。
こういうときは田舎のほうがいいね。

家の中では家財道具の転倒の下敷きにより負傷することが多いらしい。
神戸地震のあと壁にくくりつけたり、つっぱり棒をつかったりしたが
10年たったら防災意識が薄れてきている。
再度点検したほうがいいのかな?

機会があったら、関東大震災をこの地で体験した古老の話を聞いておきたいものだ。

●暖房
時間は10時前後だが、この時期は頬に当たる風が切れるように冷たい。
ダウンのハーフコート、毛糸の帽子と対策も入念にジョンの散歩に出る。
タイトなGパンを愛用している。
冬はタイツを着用するが、上半身にくらべ下半身は寒い。
娘が置いていった毛糸のスパッツがあった。
エアロビで見かけるあれである。
男性が使っているとはあまり聞かないが、試しに使ってみた。
膝上まである。Gパンの下だからまるでわからない。
で、これが実に暖かい。
季節風に向って歩いても何の苦にもならない。

ふ〜ん。女性はこんなあったかいものを使っているのか。
今や男女機会均等だぜ。これから愛用させてもらお〜〜っと。

でも、これ以上、女の領域には踏み込まんからね。
パンストはど〜かな?スカートは?なんてことになったら
趣味が違っちゃうもん。

●合併狂想
九州の由布院町では近隣2町との合併を反故にしたいのだが
なぜか町長は合併を推進している。
そこで町民はリコール運動を開始した。
中心は旅館の女将である。
今や九州屈指の温泉町として全国にその名を知られる。
他の2町は何の特長もない。
由布院が合併してもメリットは皆無。
かえって温泉で稼いだ金が貧乏な町に流出してしまう。

由布院の人々は今の隆盛を迎えるために大変な努力をしている。
他の2町はそれを横目で見ながら手をこまねいていた。
他の2町からすれば「由布市」になれば一気にイメージアップ。
予算も以前よりましになる。「たなぼた」である。
そうはさせじとリコール運動が始まった。

宮代の近くの幸手市では
増田・前市町が茨城県五霞町と越境合併を推進していた。
昔は僻地だった五霞町は4号バイパスの開通で
優良企業が入居する工業団地で金持ちになった。
一方、歴史は古いが、これといった産業のない幸手市は
五霞町の安定した収入が魅力だった。
茨城県とはいえ五霞町は親から川で切り離された「継子」的な飛び地の町。
生活圏は昔から幸手市だった。
そんなわけで増田市長の計画は円滑に進むかと思ったら
久喜市との合併を望む連中からのリコールで失脚してしまった。
新市長になった幸手市は久喜市にラブコールを送ったが
こんどは、久喜市の住民から「ひじてつ」をくらい
結局合併問題は宙に浮いたまま。
幸手市のHPの合併協議会情報は今年の5月31日の閲覧で終わる。
久喜、幸手、鷲宮は「桜宮市」になるはずだったのにね。
五霞町は、合併協議会の項目はあるがリンク切れ。
あの熱気も失せ冷気さえ漂っている。

合併は各市町村の思惑が複雑に働いて崩れ去ることが多い。


宮代の「合併復活」反対派グループ「宮代町共同宣言デスク」が
第3号のポスティングを行った。
肝心の「合併復活派」が静かなのに対し元気である。

見出しは:
5団体迅速に行動
住民投票尊重の申し入れ 記者会見

内容は:
住民投票で合併反対と決まったのに、これをひっくり返す「合併復活運動」の
「暴挙」を1市3町の首長へ訴えた。
その活動の自画自賛が綴られている。

宮代だけが1市3町合併に反対し、枠組みが崩れた。
その後、春日部と庄和が合併に向けて協議会を立ち上げたが
宮代、杉戸は意見の調整がつかず停滞したままだ。
こういう状態では春日部グループが不安がるのも無理はない。
合併の法定期限は迫っている。
このままだと、合併復活運動は消滅するだろう。

宮代・杉戸合併が特例以後に再燃することは無理だろう。
どうせするなら特例債の恩恵を受けなくては意味がないものね。
しかし、杉戸町長が2町合併の狙いを語っている。
墨田区の東武鉄道本社を誘致し「東武市」にしようというのだ!
初耳であった。
実現の可能性はゼロだろ〜〜な。

西武の本社は所沢にあるが、
行ったことはないけど、それなりの市のかたちを形成しているのだろう。
宮代と杉戸が一緒になっても「田舎」の町だもんね。

茨城、群馬、栃木に広がる東武鉄道にとり
東武動物公園は戦略拠点に成りうるロケーション。
だからといって、本社を都落ちさせることはない。
同じ東武の東上線沿線のほうが都会イメージがある。
「東武市」は杉戸町長の見果てぬ夢にしか過ぎない。


「共同宣言デスク」の論調は、
宮代が単独でゆくことを支援するというのではない。
昨年7月の住民投票の結果を遵守しよう、というものだ。
民主主義の原則が無視されることへの猛反発だ。
これを無視する合併推進議員も列記され晒し者になっている。

安心してもいいよ。そろそろ結果は見えてきているから。

財政逼迫した町に真新しい庁舎は、バランスの欠けた風景として映るだろうね。
今後は攻撃対象を、行政に向けていただきたい。

1月11日(火曜日)

●失言
南野法相といえば、就任当時の失策ぶりがTVで報道された。
追求されても、あの、人をくったような「にやり」の笑い顔でかわしてきた。
首相の突然の人選で国民はびっくらこいたもんだ。
あれで、重責を担えるのかと…。
しかし、助産婦会だか看護士会がバックのたいへんなばあさんらしい。
純ちゃんは「集票マシン」「集金マシン」としてつないでおきたかったのかね。

ところで、この人。
最近頻発する少女に対する変態性欲者の犯罪に対し
「人権」を盾に名前を公表することに慎重なかまえを示した。
だが、こういう犯罪は同じ奴が繰り返し引き起こすというではないの。
米国、欧州、韓国ではかなり進んでいるらしい。
米国ではホームページで「あなたの町には、こういう変態性欲者がおりますよ」と
名前、写真まで公表しているという。
韓国も米国ほどではないが、町の名は公表しているという。
英国に至っては、犯罪者の体内にICチップを埋め込み
どこへ移住しても監視できる仕組みが確立している。
また、定期的に注射で性欲後退させるようにしているとも。

日本は、「馬鹿」のつく温情で犯罪を助長しているようだ。
犯罪者のデータを所有するのは法務局で警察までは及ばない。
だから、今回の奈良の事件みたいに狭い地域にも関わらず
逮捕までに時間がかかってしまった。
これでは女の子を持つ親はたまったもんでない。

「人権」云々で名前の公開に消極的な南野氏が
「ハンセン病」患者を、こともあろうに「らい病」と口にしてしまった。
「以前からそう呼びなれていたので…」というコメントだが、
この人の人権意識なんてこんなもんさ。
性犯罪者の名前などさっさと公表しろぃ!!

1月10日(月曜日)
●在任特例
平成の大合併が進行中だ。
政府の思惑通りにゆかないところが面白い。
独立を選択する自治体には、それなりの締め付けが行われるが…。

合併後の議員定数減少は議員にとっては切実だ。
たいした働きをしないおっさんでも高額な年収がパ〜だもんね。

合併における在任特例つ〜のがあって、
議員は1年間身分が保証される。
この特例を選択するしないは自治体の判断にまかされる。

群馬県伊勢崎市は4市町合併で生まれ変わる。
現在議員総数は83名だが、来年4月の選挙で34名になる。
49名の人件費は相当な額になるのだろうが、
新伊勢崎市は落ちる議員の救済策を行ったといえる。
この金額は市民の税金で賄われるわけだが、伊勢崎市は金持ちなんだね。

一方、新潟県上越市は、在任特例を選択しなかった。
192名の議員が一気に18名になってしまう。
この差額の人件費は市民のために有効に使われ、
市民は自治体の英断を歓迎するだろう。
そして地域の発展と福祉を推進できる新議員に投票する。
有言不実行、無策の議員は当然職を失う。

わが宮代町は、単独でゆく公算が大きくなった。
なんせ1市3町への合併復活の足並みが揃わない。
隣の杉戸町も情勢をうかがい、足踏み状態。
春日部市と庄和町が合併。
何年か後に疲弊した宮代町が頭を下げて仲間に入れてもらおうとするのか
どこにメリットがるのか判然としない杉戸町との2町合併するのか、
宮代と杉戸が意見調整して、新春日部市にお願いするのか。

それにしても議員の身分は安泰。ほっ。

●寿
「寿屋」といえばサントリーの昔の社名だ。
成人諸君への「寿ぎ」の広告を行うにはいいチャンス。
なにしろ、売り物の「お酒」は20歳を過ぎてからなのだ。
新成人が新しい見込み客になる。
名随筆家「山口瞳」氏の筆による広告が長いこと成人の日に掲載されていた。
イラストは柳原良平氏。
二人とも昔、寿屋の宣伝部に在籍していた。
戦後間もなく生まれた「トリス文化」の仕掛け人でもあった。
販促用に作成されていた冊子「洋酒天国」、略して「ヨーテン」を目にした
戦前派も多いのではないか。
「ウィスキー」とくれば肩の凝らないエッセイ、ジョーク集、
日劇ミュージックホールの著名ダンサーのヌード写真。
大人の良質な愉しみが凝縮されていたと思う。

団塊の世代の方々はこの冊子を知らないのではあるまいか?
お父さんたちがほろ酔いでページを繰っていたころ、皆さんはまだ幼かった。
ヌードダンサーの形のよい乳房より、
お母さんのおっぱいのほうが恋しいのではなかったか。

「ヨーテン」は時おり「漫画読本」で復刻ページが掲載されることがあった。
この雑誌、略して「マントク」も今や姿を消している。
両誌とも神保町の古書店で探すことができるかも知れないが
たぶん高値がついているのだろうね。

さて、山口瞳氏亡き後、伊集院静氏がバトンを受け継いだ。
今年も全7段の広告が掲載された。
夏目雅子という絶世の美女を妻にし、
彼女亡き後これまた美人の篠ひろ子を娶るというとんでもない奴。
篠との間に娘がいる。「西山繭子」という女優だそうだが、これまた美人。

男の風上におけない、ふて〜奴なのだ。
今は、篠の実家のある仙台在住らしい。
趣味は野球、ギャンブル一般、酒というから
昭和25年生まれの団塊の世代にしては男っぽいんだよ。
楽天が仙台を本拠地にしたから、彼もまた忙しくなるだろう。

旨い酒とうまい牡蠣、それと女房の「「お涼さん」に囲まれ…
このやろ〜〜〜っ!と「ショージ君」なら頭をかきむしるだろう。

伊集院本人は若き日の堀口大学のような風貌だ。
本名、西山忠来(ただき)。山口県防府市出身。
経歴を見れば、我が大学の後輩でないの。

でも、山口瞳のイメージがあまりにも強すぎた広告なので
若手の伊集院氏ではまだピンと来ない。
でも、彼のティーストはいいんだよね。
酒を愛しギャンブルを愛し女を愛した無頼の老作家つ〜のは
今はいないのかね。

山口瞳氏は酒とギャンブルには目がなかったが、家庭を大切にした人だったが。

●湯たんぽ

古めかしい暖房器具であるが、合理的な代物でもある。
この季節、湯たんぽのぬるくなった湯で
顔を洗った記憶のある人も大勢いるのではないか?
私もその一人。
昔は蛇口をひねると湯が出るなんて便利な時代ではなかったもんね。

蛇足だが、風呂場の水道を「カラン」と呼ぶ。
反対側にひねれば「シャワー」だ。
この「カラン」つ〜のはオランダ語で蛇口を指すらしい。
なぜ、浴室に限ってオランダ語なのか知りませんが…

いま、ジョンの暖房に使っている。
10年以上使っていたが昨夜使おうと思ったら穴があいてしまったため
カインズホームで970円也で購入した。
ジョンの記憶にも刻まれているのか、
湯たんぽを見せると大喜びする。

●成人の日
15日と決まっていたのだが、いつの間にか流動的になった。
なんかピンと来ない。
こういう記念日は決まった場所にどっかりと腰を据えていて欲しいものだ。
だいたい、ハッピーマンディとかいう連休にする制度も大きなお世話。
昔は新しいカレンダーを見ながら
「今年は日曜日と祭日がかさなっちゃったよ」などと一喜一憂したもんだ。
それでいいのだよ。
なにも親切心で休みを増やさなくても。
子供にまで週5日制なんてことするから、学力低下という深刻な結果を招いた。

日本の指導者は国民におもねて、結局だめ国民にしているのに気づいていない。

成人は授業中にフラフラ歩き回ったりする規律の欠けた子供のなれの果てだからね。
今後大きな責任が生じるという自覚がどれだけ芽生えるか。
すでに、煙草は喫う、酒は飲む。
これを機に禁酒禁煙というへそ曲がりもいるだろう。

自治体が記念式典を開催するが、毎回どこかで不祥事が起こる。
群集心理、付和雷同…暴走族のような状態だね。

1月9日(日曜日)

●敗北宣言
17年前の今日、SONYは夏からVHS方式のビデオデッキを発売すると発表した。
ベータ方式の盟主として血みどろのシェア獲得競争をしてきたSONYの敗北宣言だった。
もともと、βとVHSはテープのローディング方式として、SONYが所有していた。
より優れた方式、βをSONYが採用し、VHSを開放した。

デビュー当時のデッキは大きく高価で、まだ高嶺の花。
大型家電量販店は存在せず、町の電気屋さんが販売の最前線だった。
「裏ビデオ」を景品につけて検挙された店も多い。
しかし、このテのテープが普及に拍車をかけたことも否めない。
普及の裏には負の歴史もあるのだ。

当時、ビデオ、オーディオの広告を東急エージェンシーインターナショナルが担当していた。
仕事の量が多く、何人もの外部デザイナーやコピーライターが参加していた。
フリーの私はオーディオのサンスイ宣伝部出身のフリーのデザイナーと組んで
外部スタッフとして制作に参加していた。
まだ、ソニー商事が大崎にあった頃だ。
その後、宣伝の窓口が五反田本社に移った。
最盛期はほぼ日参していた。
打ち合わせ、徹夜でコピー作成、代理店と宣伝部チェックという日が続いた。
そのうちSONYの宣伝部が品川に移った。
この頃である、β陣営の敗北が濃厚になってきたのは。

サトウサンペイの漫画を使った全15段のシリーズ広告が掲載された。
夕日君がリヤカーを引っぱっている。
「どうなるの。このままなくなっちゃうの?」というようなキャッチ。
まさに落日広告。
逆説的なアプローチだったが、これが死期を早めたと思う。
凋落という深刻な事態を逆説アプローチするようではね。
あわて者はまともに受け取ってしまう。

ほぼ7年続いた私のSONYの仕事も終わりの時期が来ていた。
フリーとしては大事件だ。
あるとき、銀座1丁目裏の飲み屋で広告代理店の営業マンと飲んでいた。
これから何が有望か、という話になった。
「マイコンだよ、マイコン」ということに落ち着いた。
まだパソコンという言葉は一般的ではなかった23〜4年前のことだった。

しかし、何に使うのかわからない。そんな状態だった。
NEC、シャープ、富士通などからわけのわからない機械が売り出されていた。
ソードというベンチャーが元気な頃だ。
なんせ、オーディオ、ビデオの仕事が長かった。
そういう時代に鼻もひっかけなかった家電メーカーが「マイコン市場」では元気だった。

MSXという統一規格のパソコンが出現した。
YAMAHA、SONYもグラフィックに強い高価なコンピュータを販売した。
OSはBASICで必要なアプリは自作するという、とんでもない時代だった。
マイコンをあやつることはプログラムを勉強することだった。
わけのわからんまま解説本を買い込んで読みまくった。
しかし、文科系の悲しさでちんぷんかんぷん。
でも、子供の勉強用のショートプログラムを作ったりして遊んでいた。

ま、こんなことで出合ったパソコンだが
時代はMS−DOSになりWindowsに進化。
アップルからMacが発売され仕事に使えるようになってきた。

この頃、コンピュータが書けるコピーライターが少なく、
電通アカウントのアップルジャパン、マイクロソフト、マッキャンアカウントのIBM、
旭通アカウントの富士通など、
競合メーカーの掛け持ちなどという綱渡りをしながら仕事は多忙をきわめるようになった。
当時のパソコンの雄はPC−9801を擁するNEC。
98の勢いはすさまじく「NECにあらずんばパソコンにあらず」という鼻息の荒さ。
次第に仕事はNECに収束されてゆく。
博報堂の外部スタッフとしてパソコンからオフコンまで仕事が広がる。
田町へ通う日々がはじまる。
忙しさは5〜6年続いたろうか。
この間、パソコン市場も変化が起きてきた。
寡占状態だったPC−9801の牙城が次第に崩れてゆく。
原因はIBM互換機・Windowsマシンの台頭だった。
また、オフコンというジャンルも姿を消した。
コンピュータの群雄割拠時代が始まった。
で、バブルがはじけ世の中不景気。

これを潮時に、ライフスタイルを変えることにした。で、10年前当地に移転。
野菜作りをしながらパソコン教室を主宰するという
今まで経験したことのない静かな生活が始まり現在に至っている。

今夜からNHK大河ドラマが始まったけど、盛者必滅会者定離。
βの凋落、PC−9801の転換。
これらが私の生活に及ぼした変化つ〜のは大きいね。

1月8日(土曜日)

●胎動
先日、三菱自動車の15段広告が掲載された。
一連の欠陥隠しという不祥事の後「死に体」状況になった、
殿様カンパニーがいよいよ動きはじめるのかな?

広告は、山を切り崩して造成された新興住宅地の
坂道の大きなカーブをを軽自動車が登ってゆく図。
タフなエンジンを暗示させようとしているのか?

コピーは

いまも乗ってくれている人がいる。
その気持を忘れるわけにはいかない、と思いました。
その人が、ずっと乗ってくれるクルマを、
もう一度つくろと思いました。
いまも乗ってくれている人がいる。
「ありがとうございます」という言葉は、
クルマづくりで、伝えます。

いまも乗ってくれているあなたのために。
いつか乗ってくださるあなたのために。

かなりへりくだっている。
何人もの死亡者を出したのだから当然だろうね。
三菱ユーザーを「乗ってくれている」と表現している。
そして、見込みユーザーを
「いつか乗ってくださるあなた」と持ち上げている。

不祥事にもへこたれず乗り続けている人にこそ
感謝の念をこめた言葉遣いにすべきじゃないの?
既得客に対してこんな調子だから
企業体質がわかろうというもの。

朝刊には、こんな記事が掲載されていた。

横浜市で02年1月、三菱自動車製トレーラーから外れた車輪がぶつかって
死亡した主婦岡本紫穂さん(当時29)の命日にあたる10日を前に、
同社と同社の商用車部門を引き継いだ三菱ふそうトラック・バスの社員が8日、
東京都港区の本社で一斉に黙祷した。

みなさん殊勝な態度をしているが、
こんなパフォーマンスをしたからって、
ユーザーの信頼が戻ると思ってもらっては困る。

なんせ、三菱は国策企業として成長してきた企業だ。
一般ユーザーを軽く見る風潮がある。
兵隊が頭を下げても、トップがどうのかわからん。

あの、宇佐美元日銀総裁のいとこが経営者であったとき
欠陥車隠しが行われた。
経営者の資質の無い親戚の「虎の威を借る狐」と
それを取り巻く茶坊主重役が引き起こした企業ぐるみの犯罪だ。

仏つくって魂入れず…ということがあっても不思議ではない企業なのだ。

1月7日(金曜日)

●寄付
ヤンキースのゴジラ・松井がスマトラ沖地震災害復興のために5000万円を寄付した。
その金額の大きさは、なかなかできることではない。
30歳を少し過ぎた若者の快挙である。
どこぞのコメンテーターが
「大リーグではそういう善行をほどこす選手が多いから松井も見習った…」
などとアホなことを言っていたが、
もう少し彼の人となりを研究してから発言してほしいね。
彼の寄付は今回に限ったことではない。
地元に近い場所で起こった地震に対しても行っている。
さらに、何人もの養子縁組も行っている。
宗教家の父親の薫陶を受けたのか、
「不幸」に対し常に暖かなまなざしを向けている。

試合が終わった後、毎回行われるインタビューに
調子が良くても悪くても淡々と臨んでいた。
あの誠実な人柄が彼の素顔なのだ。

高額な年俸をもらっている選手は、
彼の爪のアカでも煎じて飲んだほうがいいかも知れんね。

1月6日(木曜日)
●道の駅
運動を兼ねて自転車で隣町の産直市場「あぐりパークゆめすぎと」へ。
ここは4号バイパスに面しており「道の駅」である。
地元の人ばかりでなく大型トラックも立ち寄る活気ある施設だ。
入念に防寒対策を行ったが、鼻の先、手足の指先が痛くなってきた。
目的地まですべて舗装されているから走りは楽だ。
車ではよく行くのだが自転車は初めてだった。

畑を分断する直線道路を走っていたら
小学校のとき群馬県の母親の実家で過ごしていた夏休みを思い出した。
隣村に住む従兄弟がこぐ自転車の後ろに乗って
ひなびた砂利道をどこまでも進んだ。
一昨年の法事のとき同じ道を車で走ったが
快適な道で両サイドには都会で見るようなしゃれた家が建っていた。
記憶に残る田舎の風景はもう残されていない。

「ゆめすぎと」で地元産の野菜を購入。
往復1時間の快適なサイクリングだった。

●霜柱

昨夜の冷え込みが厳しく、今朝は5cmほどのみごとな霜柱がたった。
庭の踏み石など軽がると持ち上げてしまう。
土はさらさらしているが、日が射してくるとぬかるんで始末におえない。

●呼称
読売の社説が面白い。
これからの社会をどう呼ぶか。
それによって国の政策が見えてくる。
「長寿社会」であれば高齢者に社会参加の機会がある活力あふれた国へ。
「老化社会」であれば、衰退へ向う展望のない国へ。

人口構成で65歳以上を老人と呼ぶらしい。
突出した人口の戦後「団塊の世代」が大挙して老人予備軍となっている。
彼等が一斉に年金受給者になったらど〜なる。
しかもそれを支えるのは少子化時代の子供たちだ。

少ない人口が多い人口のために金を払い込んでいる。
少ない人口が老人となったときど〜なる。

国の年金監督官庁の連中は「どんぶり勘定」。
くだらん施設を作ったり、私腹を肥やすようなことばかりやっている。
これでは、払いたくなくなるのも無理はない。

●恒例/文春・新潮2番勝負

久々に2誌が対抗面に広告を掲載した。
おかげで比較検討しやすい。
スマトラ沖地震記事が対照的だ。
新潮は総力取材だったのに対し、文春は違った。
社会の関心は当然「地震」にある。
これまでも新潮のほうが感度が優れているようだ。
<特集>
文春:@鬼畜・小林薫着メロは冬ソナ、恋愛未体験の36年
※奈良少女誘拐殺人犯、小林の人間性に迫る
    A天皇家の内幕
※皇太子発言に対し天皇が述べた息子批判。
朝日新聞も天皇に同調したらしいね。
天皇、なまず殿下は皇室の仕事は「受身」とするが皇太子夫妻は「積極策」を望んでいる
ことから、ぎくしゃくし始めた。
新潮:@津波に呑みこまれた人生
※新潮お得意の素早い対応ね。
    A小林薫が宮崎に酷似していることの数々。
<記事>
文春:おさわがせカップル今年もハッスル
※お得意の女性誌的噂話
新潮:「原節子」はなぜ引退したか
※戦前派のマドンナ。永遠の美女と言われているが、そんなに美人かね?
だんご鼻だし顔も大きそう。小津映画を見たって胸ときめくって感じではないが。
戦後派のマドンナは吉永小百合だが、これも上にならい!

●統合運用
スマトラ沖地震救援で自衛隊が災害支援としては過去最大級の800名を送り出す。
特徴的なのが陸海空3軍を1本化したことだ。
今のところ、自衛隊は軍隊ではないから、こういう用兵を「統合運用」と呼んでいる。
なんか、ビジネス社会のようなネーミングだが…

太平洋戦争時、わが国は空軍がなかった。陸・海軍の航空隊だった。
陸海は仲が悪く共同戦線など行うべくもなかった。
今回は災害援助という平和行動だが、3軍が協働する画期的なできごとだ。
一旦有事になれば、今回の「作戦」経験が役に立つのだろうね。

61〜2年前、スマトラ沖といえばマレー半島に侵攻した日本と
植民地政策をとっていた英国が激しく戦闘していた海域だ。
そこへ3軍統合した自衛隊が平和活動に行く。
軍経験の古老は時代の流れをヒシと感じるだろう。

1月5日(水曜日)
●古川柳
江戸庶民の真実の発露があって面白い。
理解できるのもあれば、研究者も首をひねるのがあるらしい。

「そう行くと六郷さまの御門だよ」

喋り言葉だ。
これも事情がわからないと、なんのこっちゃ、ということになる。
古地図のある場所を見れば歴然、氷解。

(黄色が浅草寺、緑が六郷兵庫の屋敷、ピンクが新吉原)

江戸時代の男たちの楽園「新吉原」。
初めて訪れる場所だから山谷堀で舟をおりてまごまごしている。
それを見た地元の人間が忠告しているのである。

新吉原へは駕籠や大川の柳橋から舟で遡ったようだ。
今なら歩いても30分くらいで到着するんじゃないの。
舟に揺られながらはやる心を落ち着かせたのかな?
今戸橋から山谷堀に入り日本堤に沿ってしばらく進むと「見返り柳」が見えてくる。
その先には男と女の夢を紡ぐ新吉原の入口「大門」だ。

さしずめ砂漠に忽然と姿を現したラスベガスのようなものか。
ベガスはギャンブルだから、新吉原とは違うけれどね。
幕府公認で売春が行われたのだからね。
しかも文化として成立しちゃったのだから、神近市子女史なら目をむくだろう。

●順調
種子から育てたアボガドが元気だ。
出窓に置いていたが、暮れから夜は室内に移動した。
水に少量のハイポネックスを混ぜて補水していたら
冬なのに葉が大きくなってきた。
30年近く前、銀座8丁目千疋屋の2階でアボガドの鉢植えを初めて見た。
1m位あって幹が太かった。
以来、私も水栽培、鉢植えと何度か挑戦してきたが枯れてしまうことが多かった。
今回は再々々々チャレンジ。
気温、肥料に注意して育てようと思う。


●関東平野
昨晩から本夕刻まで季節風が吹きまくった。
ゴーゴーという風の音と、うなる木々の梢がエネルギーの強さを感じさせる。
空気中のほこりが吹き飛ばされ、彼方に山並がはっきり見える。

夕方のジョンの散歩のときだった。
日がわずかに延び、5時頃山の向こうに沈んでいった。
昨年秋国体のアーチェリー会場になった「はらっパーク」から
180度の山並が見渡せる。
一体どこの山なんだろう?
帰宅して地図で確認。
わが町から西の方角は前橋・高崎。
榛名山、赤城山といった群馬の山々だった。さらに視線を右に振ると日光連山。
特徴のある男体山がひときわ高く見える。
北北西は筑波の独峰。

季節風は日光方面から吹き渡ってくる。
さらに赤城下ろしも加わってなだれ込んでくるというわけだ。
これから、日光の杉花粉も運んでくる。

1月4日(火曜日)
●閂
新年の到来を心待ちしていたのは「お年玉」がもらえる年頃がピークだろう。
兄弟姉妹の多い家族は、それぞれが家庭を築き
新年には親のもとに集まり大層賑やかだった。
両親が世を去るとそれも失われる。
長男に求心力があれば伝統も受け継がれるのだろうが
少子化時代は、それぞれに静かな年を迎える。

私の場合、今となっては大晦日から元日への推移は単に日が変わるに過ぎない。

「去年今年貫く棒の如きもの」 高浜虚子

虚子晩年の作だが、歳とともにこういう心境になるのだろうね。
この句を見るたびになぜか門の閂を思い出してしまう。

●回文
言葉遊びとして昔からあるが、長文の回文を作るのはかなり難しい。
コピーライターの大先輩、土屋耕一氏は回文マニアで
「軽い機敏な子猫何匹いるか」というタイトルの本も出している。

読売夕刊コラム「よみうり寸評」
「なかきよのとおのねふりのみなみさめなみのりふねのおとのよきかな」
後ろから読んでも同じ。
「長き世の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音のよきかな」
コラム担当といえば、博覧強記と相場が決まっているが、
寸評氏は、これを「眠りを流し、惰眠を戒める歌」とし、仕事始めに結んでいる。
この歌を山陽新幹線車内誌「ひととき」の記事で知ったというから、若い方なのかも知れない。
この回文歌は、江戸の昔から「宝船」とともに枕の下に置いて寝ると
いい初夢が見られる、ということで知られている。

子供の頃は、明治生まれの祖母が毎年2日の夜、紙に書いて渡してくれた。
こういう習慣は平成の御世には残っていないのだろうね。

東京では明治の頃は2日の夕方「おたから、おたから」と声を出しながら
子供たちが宝船の絵を売り歩いたという。
吉夢であれば守り袋にしまいその年の幸運を願い、
悪夢であれば朝早く川に流してしまう。
宝船には、恵比寿(蛭子)、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋、福禄寿、寿老人の
七神が乗っている。
宝船の起源は室町時代の末期といわれる。江戸時代に最も盛んであったが、
京阪では早くすたれ東京では明治の頃まで行われた。

祖父母は日露戦争前から昭和の始め頃まで日本橋馬喰町で酒屋をやっていた。
商家だから宝船信仰もあったろう。
若き日の経験が戦後まで続いていたんだね。

古川柳に「宝船日の本からもひとり乗り」というのがある。
七福神のうち6人は中国の神様だが、日本の神様が一人いる。
それが「恵比寿様」ということだ。

●首長交代
今年の埼玉県は市長、町長選挙が目白押し。
1月23日の大利根町長選に始まり、11月10日越谷市長選まで24回、
毎月どこかで選挙が行われる。
埼玉は市町村が日本で一番多い県だが、合併で整理統合されれば
膨大な選挙費用も多少は浮くというものだ。
わが宮代町は10月16日。
合併問題でリーダーシップが発揮できなかった町長だが
立候補は見合わせるという噂も…
誰が次の座を狙っているのだろう?

●必需品
子供の頃はよく雪が降り長靴をはいた。
道の舗装が行き渡り降雪も少なくなって都会暮らしではほとんど出番はなくなり
いつの間にか長靴は姿を消した。
当地に越してから再び世話になっている。
周囲に畑が多く未舗装の道があるので、雨や雪の日の必需品である。
また、畑仕事にも欠かせない。

大晦日に雪が降って白銀の元旦だった。
4日経ってもこの界隈は雪が残っている。
駅周辺とは大きな違いだ。
風情があるのは確かだが、
ジョンの散歩のたびに長靴に履き替えなくてはならない。

●楽園
スマトラ沖地震で被害を蒙ったモルディブにはこんに小さな島がある。
人口3500人、海抜約1m、面積1平方キロに満たない。
平和な頃は南の楽園だったのだろう。
この島を3mの津波が襲った。
全島を呑み込んだが3名の死者を出しただけ。不幸中の幸いだった。


1月3日(月曜日

●銀座
墓参を済ませると、いつもは浅草寺へ出かけているのだが今年は銀座へ。
最近は2日あたりからデパートが初売りを行うので人の波。
華やいだ空気は銀座独特。
都内の他の繁華街では感じられまへん。

西銀座デパートの婦人服店では
5万円相当の品が入った(と書いてある)福袋を2万円で売っていた。

数寄屋橋阪急にGAPが出店しているなんて知らなかった。
その場所は昔、金融会社が入っていたんじゃなかったか?
30〜50%offのバーゲン中だった。
ちょっとしたものを衝動買い。
作りはしっかりしていてデザインもいい。
しかもユニクロ真っ青の値段ね。
地下のGAP KIDSは若いお母さんたちが目の色変えておりました。

銀座は裏通りといえども雪のかけらも残っていない。
わが家の庭は、2日経過しているというのに
降ったばかりのように積もっている。
GAPの袋を持ち、このギャップにただ唖然。北国だぜ。

●初参り
本日は父親の祥月命日。
通常新年3が日は浮かれていてもよいのだが、
わが家は、このことによって新年の寿ぎは2日で終わる。

新5000円札の肖像に樋口一葉が起用されたことで
台東区竜泉界隈の「一葉ゆかり」は賑わっている。
千束稲荷にも初詣客が何人かきていた。
ここから2〜3分がわが家の菩提寺。
 
                              竜泉寺。正面が無縁仏。
その昔、一葉もこのあたりを歩いたのだろう。
浅草寺の裏手にあった遊郭・吉原へは数分。
一葉の頃、竜泉寺界隈は湿地帯だったという。

吉原の遊女の投げ込み寺で有名なのは
地下鉄日比谷線三ノ輪にほど近い浄閑寺(じょうかんじ)だが、
そこから4〜500mの竜泉寺にも無縁仏があり遊女の墓となっている。
墓を訪れたほとんどの人はそこに花を供えてゆく。
ビルに囲まれた小さなお寺だが、江戸の歴史がそこにはある。

1月2日(日曜日

●国盗り物語(2)
結局、ビデオ録画しながら10時間つきあってしまった。
司馬遼太郎の原作は読んでいないが、
斎藤道三亡き後、信長が天下盗りに挑む物語は
多くのTVドラマ、映画で公開されている。
また、日本史上も明治維新前後とともに戦国時代は面白い。
今回の「国盗り」も史実に沿っておびただしい有名人が登場する。
信長にスポットが当てられたのは当然だが、
明智光秀にもかなり時間がさかれていた。

サディスティックとも思える信長の人材起用に
明智光秀は「プッツン」してしまうのだが、
それ以前から主君は「羽柴秀吉」のほうを評価していると思い込んでいた。
事実は信長は光秀を重用していたのだが、光秀は気がつかなかった。

こういうケースは現代にもあてはまる。
特に一代でのしあがってきた企業の社長がよく用いるテだ。。

当時日本に宣教にきていた「ルイス・フロイス」の信長評。、
「粗野で傲慢、名誉心が強いが戦争はうまい。理解力や判断に優れているが
神仏その他の偶像を軽視し、宇宙の造主や霊魂の不滅、死後の世界はないと明言している」

加持祈祷、迷信などが社会を支配していた時代に、
信長は近代的意識をもった男だった。

比叡山の焼き討ちに際し、
世直しができない仏教の本山、堕落した僧兵の殲滅に躊躇しなかった。
実際は対抗勢力をかくまった延暦寺への報復だったのだろうが。

本能寺で討たれるシーンは、NHKのようにもっとリアルにやってほしかった。
純白の夜着の信長は、明智勢と白兵戦となる。
何人もの兵を斬るが、返り血を浴びない。
最後まで純白のままだった。
かつらの作りが悪く、多くの武士が地毛とマッチングしていなかったのも興ざめ。

幕府再興を願って自滅した足利義昭を演じたのは
NHK「新選組!」の芹沢鴨の腰ぎんちゃく新見錦を演じていた俳優だった。
卑屈で陰鬱な雰囲気を出せる稀有な人材だ。

●国盗り物語
テレビ東京恒例新春番組。
午後2時から始まったが10時間という長丁場。
これを見ていると他のことができなくなる。
とはいえ、第1部は見てしまった。
いかにして「蝮の道三」が誕生したか。
ふ〜〜ん。今年は春から1つ利口になったぜ。

とりあえず録画しているので、気を抜いて見ることにした。

●箱根駅伝
東海大が1区からTOPで往路優勝。駒沢大は後1歩というところで連続優勝を逃がした。
順天堂大の11人ゴボウ抜きはすばらしかった。

ところで、中継アナがタイムを告げるのにNHKラジオのアナは
「10秒」を「とうびょう」と繰り返していた。
水泳では「じゅうびょう」だがマラソンは「とうびょう」なのかね?
「じゅうびょう」では「重病」に通じるからかね。
「とうびょう」は「闘病」だもんね。
たんなる、アナのくせなのか。個性を出したかったのか?
それにしても、聞きづらかったぞなもし。

●人口減少
2004年の出生数が110万7千人。
4年連続減少で、この数字は明治32年(1892)集計開始以来最低だという。
そしてこの現象は今後も続くそうだ。

すると、やがて労働力の減少を招く。
特にサービス産業で顕著になるという。
政府は、退職した人材の活用を真剣に検討しているらしいが、
肝心の企業はいまのところそんなに乗り気ではない。

だいぶ前、上野の回転寿司に入った。
カウンター内は浅黒いお兄さん。たぶんインドネシア系。
レジは韓国か中国系の女性。
あわてて飛び出た。

少子化がこのまま進むと、いたるところでこういう現象が発生する。
フランスには多くのアフリカ系がいるが、
これアフリカで植民地統治していた名残りだから止む得ないとしても、
ドイツでは労働力に多くのトルコ人が入国し社会問題になっている。

日本も、植民地時代の名残り、「在日」問題を抱えているが
今後はアラブ、アジアの発展途上国から、ブラジルから日系が働き手がやってくるだろう。
こういう国際化は素直に喜ぶべきことか?
法整備をきっちりやっておかないと、憂いを残すことになる。

中国の海底資源・領土問題もそうだ。
態度をあいまいにしていると相手はつけこんでくる。
東南アジアで、「阿吽」とか「以心伝心」というようなメンタリティは通用しない。

したたかな中国からすれば
日本など赤子の手をひねるほど御しやすい相手と映っているだろうね。

1月1日(土曜日)
●壬生義士伝
元旦のTVはバラエティばかりでおよそ面白くない。
大晦日に録画しておいた「壬生義士伝」を見た。
昔、テレビドラマで放映されたものは見ていた。
主人公の吉村貫一郎は渡辺謙、幼馴染を内藤剛志が演じていたが
映画では、中井貴一と三宅裕司だった。

The Last SAMURAIより前に放映された作品だが
渡辺・吉村貫一郎のほうが凄みがあったような感じがする。
が、ほとんど忘れていた。
この物語が、明治まで生き残った「斎藤一」の視点で描かれていたということも。

昨年のNHK大河ドラマ「新選組!」に出演していた佐藤浩市が「斎藤一」役だった。
NHKでは、屈折した乱暴者・芹沢鴨だったが、映画はオダギリ・ジョーが演じた
「斎藤一」を演じている。
持ち味はいいのだが、佐藤の演技は芹沢も斎藤も同じ雰囲気でしたね。
また、NHKで山南敬介をやっていた「堺雅人」が沖田総司だった。
NHKが終わって間もないのでこれには違和感を感じた。
あの、目つきが山南も沖田もまったく同じつ〜のが興ざめ。

義士伝の近藤勇は肉を手づかみするような下卑た男だった。
(当時、京都で「すき焼き」のようなものが食べられていたのかね)
土方も出るには出ていたが脇に徹していた。

そういえば、NHKの新選組では吉村貫一郎は役として登場していなかったね。

吉村貫一郎は、言葉遣いから一見愚鈍に見えるが、
藩では文武にひいでた男だった。
いかんせん下級武士で家族を養うことができない。
そのために尊王攘夷の志という理由で脱藩するが、真相は「出稼ぎ」だ。
入隊間もない頃、剣の遣い手山倉新八と手合わせをし互角の勝負。
このことから、新選組の剣術指南となる。
圧巻は、士道に背いた隊士の切腹の介錯を行うシーン。
錯乱した隊士を一刀のもとに首を刎ねるが、
イラクの武装グループも真っ青になるほどの鮮やかな腕。
首が胴体から離れ、首を失った身体がどっと倒れる。
あの人形はよくできておりましたね。
TVドラマでは絶対茶の間に流せない映像だった。

鳥羽伏見の戦に破れ、死んだと思われた貫一郎が
満身創痍で南部藩の大阪屋敷に現れる。
血ですべらないように刀と手が布で巻きつけられていた。
(思い出した。TVドラマもこのシーンはあった。)

藩の重役となった幼馴染と対面するが、官軍に逆らうことはできず
貫一郎に切腹を命じる。
ここのやりとりは切ない。涙腺がゆるみますね。
渡辺対内藤、中井対三宅…どちらもいい演技だった。

貫一郎の死後、温厚で優柔不断とも思えた幼馴染はがらりと性格が変わる。
非力から親友を助けることができなかったことへの贖罪のようにも思えた。
官軍に寝返った秋田藩を断固討つべし、と軍を進めるが戦死してしまう。
そしてお家断絶。
明治の御世になり貫一郎の娘と親友の息子が結婚する。

物語は、結婚した遺児たちが開いている医院を
老いた斎藤一が孫の病気で偶然訪れるところから始まる。

あ〜、いい時間をすごしたっと。
いつかまた見直そうっと!

●インフォメーション
早々に賀状をいただいた皆さまありがとうございます。
私のは昨夜作成し今日の午後に投函しました。今年もよろしくお願いいたします。

1月号のタイトルと左下のVR(バーチャルリアリティ)映像は同じ素材を使っています。
VRはクイックタイム・プレーヤーで上下左右に動きをつけることができます。
Webに置くデータにしては150kとやや重いので、読み込むのに時間がかかると思います。
ご容赦を願います。

●初詣
町の鎮守は「姫宮神社」。
自宅から徒歩約30分。午後ジョンの散歩を兼ねて出かけ破魔矢を購入。
越してきた頃は、除夜の鐘が終わると飛び出し、
神社で甘酒をいただいたものだったが、もうそんな元気はありまへん。
デジタルカメラを持参したが、肝心のメディアをパソコンに差し込んだままだった。
朝の散歩のとき同じポカをやっていたのにすっかり忘れていた。
こりゃ〜いかんぞな。
昨年の破魔矢を持ってゆくのも忘れた。
多難な幕開けになるんかな〜?

●カレンダー
教室のカレンダーが新しくなった。
昔在社した広告代理店のものを10年以上使用している。
同期入社のNに頼んで2セット頂戴したが、彼もいずれは退社する。
そうなったら誰に頼もうか?新年早々思案する。

年に1〜2度、その会社には顔を出すが、
すれ違うのは知らない顔ばかり。
それもそうだろう。入社は昭和40年だから、
いつまでも居られたら企業は人件費で破綻しちゃうよ。

人生は「ところてん方式」。
後がぞろぞろ続くから、押され押されて学校卒業、企業卒業。
とどのつまりは「人間卒業」。
気の早い奴は「終の棲み家」を用意する。

私の「ばやい」は狭い場所だがもう確保してある。
長男だからね。
先祖を守りながら、幾世代後は私も先祖になる。

カレンダーから、かなり瞑想的な年明けとなりました。
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