田舎三昧の生活と意見

掲示板にもどうぞ (~ ~)/

        
2005年10月
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Web Camera


■Contents■

01 下水
  夕日
  おそ松君
  難航
  新春日部市のばやい
  新市、誕生
  秋、燃える
  JUST勝利!当然!
02 開けてみれば
  決まり
  選挙途中結果
  夕焼け
  政治献金
  スタンプ
  栗
  出航
  しいたけ
  楽しかったな〜
  愛人デジカメ
  デジカメ
03 空しい貢献
  ほりえもん
  足跡
  生育
  題名
  4選
  太蔵君
  破顔、松井
  老犬
04 寿退社
  5夜連続ドラマ
  終焉
  地図旅行
05 スタンプ
  さんとす丸
  ゲ〜ジツ的
  うそ?
  プレーオフ
  三洋の再生努力
  ぞろぞろ
  小池女史
  しいたけ
06 5夜
  法師蝉、健在
  ごちそうさま
  2個目
  下流社会
  デジカメ
  東京新大陸
  太蔵君の災難
  598戦争
  60年前
07 まだ、元気
  60年前
08 猫の餌
  最悪
  ダイエーの英断
  エアガン事件
  月見草
  逆転
  太公望
09 やりすぎ
  地元産
  60年前
10 Mall
  ほっ
  ころび
  超・長期政権
  60年前
11 命
  さくら市
  Oh!my god!
  ヤンキース
  リード
  60年前
12 秋
13 未来的
  牙を剥く
  不法投棄
  想定内
  芸能人化
  栗
14 きれいごと
  斬新過ぎる
15 活性化
  運動会
  ハイビスカス
16 三木谷vs田原
  徹底排除
  寒い眠い
17 楽天
  素顔
18 Google Earth再び
  長雨
  お出掛けなし
  燃える商魂
19 揺れやすさ
  揺れた
  小泉参拝
  ん?
  やや青空
  シミュレータ
20 資源開発
  晴
21 澳門(マカオ)
  子供
  影
22 混血
  武蔵国
  国郡全図
23 サイクリング
  遠足
24 冒険
  名作
25 野心と高慢
  ん?
26 郷愁
  冷え込み
27 燃える商魂
  世間
  逆襲
  緊縛強盗
28 疑問
  霧の朝
29 焚火
  ここに居るよ
  竹のアート
30 雑草刈り
  爆発
31 産業祭
  地震

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ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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10月31日(月曜日)
●産業祭
昨日、新しい村「結」前の芝生広場で開催された。
町の商工業者がそれぞれの特色を出して出店。
テント村は大勢の人で賑わった。
この祭りが終わると、秋も終わり。
いよいよ厳しい季節が訪れる。

町の広報担当Y氏もビデオカメラとデジタル一眼をもって
取材をしておりました。

●地震
床に入って間もなく「ズ〜ン」という音と共に揺れた。
枕元の電波時計を見ると2:32。
ややあってNHKラジオは地震情報を流した。
震源は茨城南部筑西市、震度3。
この界隈は騎西町が震度3だった。
NHKアナは「きさいまち」を「きせいまち」と読み上げた。
だから「穴」なんだな。
このところ茨城を震源とする地震が頻発している。
布団から這い出し廊下の台の上に乗っている陶器を下に降ろして
再度の揺れのないことを念じつつ、眠りついた。

10月30日(日曜日)
●雑草刈り
裏の雑草を刈る。
稲のような雑草を根絶やしにしたと思ったら、
日当たりが良くなり、ほうれん草のような雑草が密生してしまった。
葉はすぐやぶれ細いひげ根が残るので、また生えてくる。
「丘の越前クラゲ」と命名している。
このテの雑草は草刈り機を使っても無意味。
で、立ち鎌で根を深いところから切断しなくてはならない。
3時過ぎから日没の5時近くまで汗を流す。

草刈り機なら左右に振っていればいいのだが、立ち鎌はそうはゆかない。
前かがみで、ていねいに刈らねばならない。
どう刈り込んで行くのか、刈り手の美意識が問われる。

小さな虫から見れば「丘の越前クラゲ」は巨大な密林のようだろう。
わたしは、南米アンデス山脈を縦断するパンアメリカンハイウェイのように
刈り込んでいこう、と思った。
この道は、ナスカの地上絵のある砂漠地帯を走っている。
で、貴重な文化遺産の一部を破壊しているのだそうだ。

裏の土地はそんな大袈裟なことはないのだが、
バッサバッサと刈り込んでいきながら、
虫たちの棲家を破壊しているんだろうな。
アマゾン奥地やインドネシアの密林のような
自然破壊を行っているのだ。
仕事をしている先で、コオロギが鳴いていた。

●爆発
29日夕刻、インドニューデリー繁華街で爆破テロ発生。
3か所爆発、38人死亡。
新聞に概略図が掲載されていた。
最初の爆発が起こったパパリガンジ地区は
商店や外国人旅行者向けの簡易ホテルが集中する繁華街、「とある。

早速、GoogleEarthで確認。
コンノート広場の北側の、なるほど、立て込んだ地域だった。




10月29日(土曜日)
●焚火
収穫が済んだ野菜の苗を枯らしておく。
トマト、ナス、青ジソが燃やし時になった。
晩秋の夕方はあっという間に暮れてしまう。
16時半頃焚火を始めた。
燃えている間に雑草を刈り
サトイモを試しに1本抜いてみた。
小芋が10個くらいついていた。
これが柔らかくてなかなか美味である。
今夜はけんちん汁かな。

段ボールを燃したので炎が高くなった。
こんな焚火は住宅地ではできません。
家事と間違ってすぐ通報されるもんね。

●ここに居るよ

布団からにょっきり2本の前脚。
ミミは「ぬくぬく」を決め込んでいる。
完全に中に入ると踏みつぶされる恐れがある。
だから「ここにいるよ」というサインで
前脚を出しているに違いない。
猫なりに頭使っているんだね。

●竹のアート
新しい村で明日「宮代産業祭」が開催される。
広場はテント村ができて品物の搬入を待つばかり。

この時期、田圃で恒例「竹のアート展」も開かれる。
今年は作品が少ないようだ。
エントリーがないのか、素材の太い孟宗竹が品不足なのか。
新しい村に一番近い田圃では2匹の竜が早くも完成していた。

太い竹の根を裂いて竜の口にしたところなど、
迫力があってアイデア賞ものだ。

明日は天気であれば芝生広場は
晩秋の1日を楽しむ大勢の人で賑わう。

10月28日(金曜日)
●疑問
台湾と韓国に対する判決が分かれた。
ハンセン氏病被害者は両国とも同じはずなのだが。

戦前の日本が行った植民地の「らい病」対策への裁判だが、
異なる部署で同時進行で審議が行われていた。
で、台湾勝訴、韓国敗訴となった。
こういう裁判は、お互いに意見交換をしないみたいね。
だから正反対の結果となってしまった。

小泉の靖国参拝に次いで、この判決に、韓国は怒るだろうね。

「らい病」は伝染病として隔離されたのだが、
それは誤りであることが判明し、
名前も「ハンセン氏病」となった。
今は対症療法もあるらしいが、身体が溶けてゆくという恐ろしい病気。

最近TVニュースでよく顔を出す韓国の患者がいる。
彼は若い頃「断種」をされたという。
恐ろしい伝染病患者として、種の保存を禁じられたのだ。

「断種」と「去勢」とはどう違うのかね。
「大辞林」で調べてみた。
断種:手術になどにより生殖能力をなくすこと
去勢:動物の雄や人間の男子から精巣を取り除くか、その機能をなくすこと。
広義には雌雄を問わず、生殖腺を除去すること。
その結果、生殖不能や二次性徴の退化が起こる。
食肉用の牛豚鶏に対して行うと、脂肪の多い柔らかな肉が得られる。
使役用の家畜に行うと性質が温順になる。

「断種」の方法として「去勢」があるということなんだ。

つまるところ、睾丸の除去ね。
ナチスドイツも精神異常、精神薄弱者に対し優性法とかで断種を実施していた。
また、中国の宦官も後宮に出入りするため
女官と関係してはまずいので、タマを抜かれた。
カルーセル麻紀は男として生まれたが、心は女性。
性同一視障害(つ〜んだっけ)で、タマも棹も除去。
タマ袋を内側にめりこませ疑似膣を作るという手術で女性に変身。
法的にも女性として認められた。

ところが、韓国の男性は「らい病」で施設に収容され
反抗的な態度をとった、という理由で見せしめに断種された。
韓国の施設には今も故郷に還ることもできない
人々が集団で生活している。
そこに、断種を行った木製の手術台が今も置かれている。
最初は拷問器具かと思った。

戦後60年。
まだ日本は負の歴史を引きずっております。

内政干渉とはいうものの、
親や爺さんの時代に日本が大陸で行ったこと考えると
小泉の靖国参拝に中・韓が神経を尖らせるのも
無理はないと思うようになりましたね。
加害者は忘れるけど被害者は簡単に流し去ることができないもんね。

●霧の朝
7時、新聞を取りに出た。
一面の霧である。

た〜だぁい〜ちめんにぃ〜
たぁちぃこめた〜
ま〜きばのあ〜さぁ〜のきり〜のうみ〜
ぽぉ〜ぷぅらぁ〜なぁみぃきぃの
うぅ〜すら〜としぃろ〜いそぉこ〜から
いさぁ〜ま〜しくぅ〜
かぁ〜ねぇ〜がなぁりま〜す
きぃ〜んこぉ〜んと〜〜
(だったかな)

レジーナも乳白のなかに眠っております。
埼玉には濃霧注意報が出ていたらしい。

10月27日(木曜日)
今日は朝からわたしのおうちは
てんてこまいのいそがしさ…
笠置シズ子の歌のような1日でありました、
ので、コンテンツの追加が遅れておりました。
●燃える商魂
日本シリーズで4敗というべた負けをした阪神タイガース。
道頓堀はガードを固めて、飛び込みを警戒したが期待ははずれた。
だけど、商売には関係あらへん。
ロッテのお膝元千葉船橋界隈では
優勝記念セールが大々的に行われているが、
阪神関連も黙ってはいません。
応援感謝セールが行われておりますよ。

さすが、ジャイアンツはそこまで頭が回らなかった。
Bクラス楽天、じゃなかった転落記念とか
原監督就任セールはやらんかったもんね。
だから巨人はだめなのね。

●世間
楽天のTBSへの野望
莫大な借金をして金をかき集めた三木谷の行く末。


高見の見物をきめこむ「ほりえもん」の
足元に火がついた、かな?

ロッテ優勝で、監督のキャラがかわる?
バレンタイン監督の陽気さが評価されている。
時代遅れとされた「陰気な名監督」とは、
野村・次期楽天監督のことか?
あのおっさん、皮肉屋で暗いからな〜。
三木谷はTBS、ベイスターでもめ、
今度は自分の球団でもごたごたが始まるだろう。
金に関しては野村も三木谷もシビアそうだからね。


相変わらずの片山さつき。
高慢でなく傲慢になってしまった。
桝添はあういう女と一時期婚姻関係にあったとはね。
別れてほっとしているだろうね(どっちが?)


男では、中曽根元首相の息子。
紳士然としているが見掛け倒しの最たる男。
いち早く「転向」した腰抜け。
女では野田聖子。
偉そうなことをいってたが結局支援者を騙した。
「内股膏薬」
あんたに涙は似合わない。
この期に及んでまだ復党を画策する。
バックがなければ何もできないことを知っているからだろうが、
孤独な戦いをする宗雄を見習え。


●逆襲

ついに鈴木宗雄議員の反撃が始まった。
議員当選の報を聞いた外務省は
「宗雄対策マニュアル」を作成しガードを固めにかかった。
その昔は蜜月状態にあった、というのに。
うらみつらみ、怒りは相当深いらしく、
実名入りで外務省の関係あった連中に鉄槌をくだす。
役人が地位と名誉を求めて議員に擦り寄る姿が
白日にさらされる、のだろうか?
やれやれ、どんどんやれっ!

●緊縛強盗

凶悪事件がわが町で発生した。
25日午後9時頃3人組の男が宮代町百間の住宅へ侵入。
無職男性(68)を粘着テープで縛り11万円を奪って逃走。
犯人の年齢は37〜40歳ぐらい。
いずれも白いマスクと野球帽を着用。
無施錠の玄関から侵入したとみられる。

百間といっても広いから、被害に遭ったのはどのあたりなのかね。
玄関に鍵をかけていなかったつ〜のが敗因。
午後9時といえば、まだ早い時間なのだが。
中年男の強盗グループの作業時間帯なのだろうか?

民家の少ないわが家界隈は、9時なら夜中という塩梅。
気をつけよう。

10月26日(水曜日)
●郷愁
来月5日にロードショーされる「3丁目の夕日」。
原作は西岸良平氏の漫画。
「ビッグコミック」に連載されていたので読んだことがある。
昭和30年代の回顧録。
ベーゴマ、メンコなど子供の遊びがあったりして郷愁を誘う。

映画のポスターは
多くの登場人物にまじって
建築中の東京タワー、
当時の遊び、フラフープ、
小型三輪ミゼット、都電などがレイアウトされている。
ん?
この色使いは何かに似ている。
あの、クラークゲーブル、ビビアン・リーの名作
「風と共に去りぬ」の映画ポスターではないかいな。
東京の風物も、風と共に…というわけか。
 
映画の舞台設定は昭和33年(1958)、
東京タワーが見える「夕日町3丁目」だ。
下町だろうね。

当時といえば、私は中学3年か高校1年。
山手線の車窓から得体の知れない巨大な建築物が
日に日に成長してゆくのを目撃している。

「芝信用金庫」の雑報という小さな広告では、
東京タワーの「できぐあい」をシリーズで伝えていたような気がする。
完成は昭和何年だったろうか?
オープン間もない頃のタワーに
5歳下の弟を伴い見物に行ったことがあった。
以来、そこに上ったことがない。

だいたいそんなもんだ。
近くにあればいつでも行けるという気がして
なかなか出向くことはない。
都内在住でもタワーに上ったことのない人の方が当然多いはずだ。

●冷え込み
今朝は寒かった。
夏暑い、熊谷では9度だったという。
冬は寒いのね。
季節のメリハリがきいて
かえってすっきりしているが、
住人はへきえきしているんだろうね。

この町は、夏の暑さを逆手にとって
町興しのイベントをやっているようだが。

10月25日(火曜日)
●野心と高慢
煮ても焼いても食えなそうな不敵な顔。
往年の性格俳優・ジェームス・コバーンのようだが、女である。
ピューリッツアー賞を受賞したこともある
ニューヨークタイムス紙の記者、ジュディス・ミラー(57)だ。
CIA工作員情報漏えい疑惑の中心人物。
イラク報道で数々のすっぱぬき記事を書いていたが、
その大半が誤報だった、と判明した。

では、なぜこういうクソ記事が編集長の目をくぐり抜たのか?

父親がユダヤ人の彼女は1977年NYタイムズ入社。
以来記者街道をつっぱしるのだが、
「底なしの野心家」という同僚の評どおり、
政府役人の将来性ある男には職業柄接近、
文字通り「ふところに飛び込んだ」という。
「攻撃的で無礼な行動・言動」も目だったという。
「彼女が地雷を踏んで死んでしまえばいい、と思った」
などと、過激な発言も飛び出す。
さらに、入社20数年もすれば、
同僚の男性記者も出世して編集長にもなる。

取材は、かつて関係を結んだ政府高官。
社内的には元同僚の偉いさん。

こういう自分にとって有利な環境を作ったが
これが結果的には立場を危うくした。

日本の女性新人議員にもいるでないの。
昔の自分の立場をひけらかすコーマン女・片山さつき。
男を踏み台にのし上がった佐藤ゆかり。
女だけにコーマンは当たり前か?
ジュディス・ミラーは、1人2役をこなしていた。
日本の女性ジャーナリストに、まだこういうのはいない。


片山さつきの額の深いシワはなんとからならんかね。
自分が美人だと錯覚しているだけに始末が悪い。

●ん?
ホワイトスペースを生かした全15段。
健康的な女性が窓際で微笑む、ハイキーな写真。
ファッション誌か生活情報誌の類かと思った、ら
コスモ石油の広告だった。

女性の脇に貼り付けてあるレシートに答えがあった。

月末で財布が軽い。
1日2000円で過ごした内訳が書いてある。
「ガソリン代500円」

こういう僅かな金額でガソリンを入れられるのも
セルフだから、というのだ。

確かに、スタンドマンが給油していた頃は
500円では入れにくい。
また、給油は「円」でなく「リットル」でお願いしていた。
「20リッター」とか「満タン」とかね。
セルフになってから、「量」でも「金額」でもOK。
当初はとまどったが、便利なシステムですね。

アメリカ映画ではよく見かけたが、
やっと日本もセルフ方式が定着してきた。

しかし、コスモ石油だけではないし、
うちはJYOMOを使っておりますよ。

同じ道筋の角地にあるスタンドでセルフ方式でも客の入りが違う。
私が利用するのは、スタンプサービスあり、
ボディを拭くための雑巾が自由に使える、
係員がきびきびしている。
30代後半と思われるマネージャーの人柄がいい。
多くの人がそう感じるらしく、いつも混雑している。

だから、セルフサービスなど、今さらメインテーマになるのかね。
さらに、今日は25日でペイデイ。
どうせ広告をやるなら、昨日のほうが切実感があったんだけどね。

10月24日(月曜日)
●ずんずん
と、コンノート広場上空500mまで寄ってみた。
建設中なのか出来上がったのか、巨大な屋根が見えます。
これでは、インドの首相が
Googleに対し「見えすぎる、軍事施設までわかっちゃう」と
文句をたれる気持がよくわかる。
外野は楽しくていいけどね。

●広場



インド・ニューデリーの中心街「コンノート広場」
地上を蟻のように歩いていたのでは、
ここが、こんな幾何学的な構造になっているとはわからない。
GoogleEarthは約1000mからの映像。
GoogleMapは、上半分の詳細データがないので、同心円の広場ということがわかりにくい。
また、GoogleEarthの画像では、中心部に建造物が見えるが、GoogleMapは工事前。
どちらが新しいデータを使っているのかな…

インド旅行など考えてもいないので、
かの国にこういう壮大な広場があることなど知りませんでした。

この歳にして世界地理のお勉強。
いろいろためになりますね〜。
それに、今のところ飽きません。

●冒険
「千夜一夜物語」に「シンドバッドの冒険」という話がある。
子供の頃に読んだ中・老年諸氏も多いのではあるまいか。
貿易商の彼がインド洋に出かけたときの冒険奇談。
その彼は「オマーン」の「ソハール」という町から船出をしたとされる。

読売夕刊「遊歩人」地球と遊ぶ人のために、というシリーズ記事がある。
「地球と遊ぶ」とは、まるで私のためにあるようなものだ。
早速、GoogleEatrh号に乗って、出かけることにした。
オマーンの首都「マスカット」はわかるのだが、
肝心の「ソハール」が…
約14000m上空から海岸線に沿ってホルムズ海峡のほうへゆっくり進む。
すると、堤防が突き出た集落があった。
ここではなかろうか。
6800mまで降下した。
この界隈は詳細データがなかった。
これ以上近づいてもぼけぼけ。

新聞には、港を望む岡の上から撮影した
学芸員のサアデイさんの写真が掲載されていた。
そこには海に突き出た堤防が写っている。

衛星写真から見える白い部分は住宅地だ。
下の緑の部分の丘から海を望んだのかも知れない。
すると、写真に写るのは左側の曲がった堤防だろう。

などと、新聞記事と衛星写真を見ながら想像を巡らせることができる。
このところ、こういう作業が、何となく楽しい。

●名作
本日はNHK BSで映画2本。
2時半頃は「エルマ・ガントリー」
若き日のバート・ランカスターが
電気掃除機(だったか)のセールスマンで
地方小都市にやってくる。
その町には美貌の新興宗教家がいた。
ひと目でぞっこん、のセールスマンは
家電品も宗教も売るのは同じとばかり
この新興宗教の伝道という名のセールスを始める。
結果、彼女に取り入る…そして破滅
というようなストーリーだった、と思う。
これまた若き日のジーン・シモンズ(だったか)はキレイ。

この映画を見たのは、高校か大学だったか?
衝撃的だった。

だが、日本でも「法の華」のように、
金儲けの手段とした、まがい物宗教は
後をたたないわけだし、これからも
人の弱みにつけこむ商売は続々だろうね。

夜は「太陽がいっぱい」
映画音楽も一世を風靡した。
若き日のアラン・ドロンの出世作。
育ちの良くない若者が上流階級に入り込み
知り合った若者を殺しなりすます。
そして意外な結末。
殺されたのはモーリス・ロネ(だったか)。

ドロンの役柄は、彼の育ちに二重写しされた。
ロネは昔から品のいい、気の弱そうな役が得意だったな。

10月23日(日曜日)
●遠足
午後から遠足。
帰りはどうなるか、お楽しみ。

●サイクリング
午後1時近く、JR新白岡から土呂まで。
乗ってしまえば10数分。
手にした文庫本の数ページを読む間である。
初めて降りる駅だった。
ここからバスで3〜4分。
ステラタウンへのシャトルバスは無料だ。

10月10日。曇天後雨の日に出かけてから約2週間。
2度目のステラ・タウン訪問である。
天気はいいし、とはいえ給料前とあっては遊ぶ軍資金に事欠く。
そんな感じの若者やヤングファミリーで賑わっていた。
ステージでは男性が歌っていた。

この敷地に入ると空気が違う。
どこか華やいだ匂いが漂っている。

私が目指したのは、1階のエスカレータ脇のバイシクルショップ「SEO」だった。
前回の訪問時に、ある自転車と運命的な出会いをし、恋に落ちた。
衝動的だったので「身請金」全額はきつかった。
そこで、手付けを打っておいたのだ。
こまごまとしたオプションをオーダーしたので、
完成までに時間がかかっていた。

                            ※売約済の札がぶらさがった私のバイスクル
本日、すべてのパーツが取り付けられた彼女を身請けに来たのであった。
自転車のタイプは「クロスバイク」という。
都会人の自転車人気の最右翼だ。
マウンテンバイクと高速ツーリングバイクの中間だから
タイヤは細い高圧タイヤだが、ハンドルはストレート。
銀座や丸の内で、車の間をぬって書類を届ける
バイスクル便の若者たちが乗っているタイプね。

バディはGIANTで、2006年モデルということだった。
色は白。タイヤは黒。結構派手だ。
前3段、後8段、24段変速というタイプには初めて乗る。
残金を払う。

変速機やメーターの簡単なレクチャを受けて
ステラモールを後にしたのが14時30分。

前回はカーナビまかせだったので、道路が皆目わからない。
前日、パソコンから地図をダウンロードして概略は把握していたつもりだったが
いつの間にか大宮公園の中をうろうろしていた。
このまま進むと、大宮に出てしまう。
住宅地の中で40歳くらいの男性に道を聞いた。
「岩槻」まで行くと告げると、
私の顔を見てびっくりしていた。
「見れば、年をとっているようなのだが、だいじょうぶかね…」という感じね。
メインルートへは簡単に出られるようだった。
別れ際に「お気をつけて」と言われてしまった。

出た場所は「大栄橋」。
そんなことなら、北区役所からまっすぐのルートを、初めから選べばよかったのだ。
少しでも近回りをしようと思って、結局迷ってしまった。
でも、大宮公園の中を見られたのは幸い。

岩槻までの一本道は、車の渋滞がひどかった。
が、自転車はすいすいである。
堀の内、大和田、駅入口、蓮沼…順調に走り抜ける。
ギアの変速も心地よい。
TAMRON、八木アンテナの工場が見えた。
間もなく岩槻だ。
16号を横切り加倉を過ぎた。
ここまでくればもう分かる。

岩槻の裏道を通り、元荒川を過ぎる。
御成街道をひたすら走る。

ドロップハンドルの競技用自転車に抜かれた。
彼は、ギンギンのサイクリングファッションで
ヘッドギアまでつけていた。
わたし、ああいうカッコは恥かしくてできまへん。
今日も黒のチノパン、ニットの長袖に厚めのチョッキ、スポーツキャップという
ふつうのカッコだもんね。
鹿室のコンビニで紅茶のボトルを買って2〜3分休む。

あとは、すいすいすい、と16時わが家へ到着。
乗りなれない自転車なので平均時速23k程度。
21.71km、1時間半のツーリングだった。
車体は軽い、加速は上々。
身体によくフィットした自転車だった。

これから、栃木、茨城を走破するからね。
でもね、日没が早いので、早出早立ちしないと危険。
タイヤが細いのでクラックにはまりこんだら転倒するし
タイヤはパンク…
こうなったら目も当てられない。

10月22日(土曜日)
●混血
マカオに住む中国人とポルトガル人との混血を
「マカイエンサ」という。
だから?
いえ、ただそれだけ。
知らなかったもんですから。


●武蔵国
国郡全図で「武蔵国」を見る。
東京・埼玉・神奈川の一部が合体した広範囲な区割りである。
私が住む町も江戸時代は徳川幕府の天領で旗本が治めていたという。

日光街道、御成街道が近くを通り街道筋は賑わった。
草加、越谷、粕壁、杉戸、幸手の記述がある。
宮代町の「ワド」も、御成街道沿いの村だった。
残念ながら、宮代町の前身、百間村はなかった。

常に北を上にして見る習慣があるから、
この地図は座りが悪い。
関宿へ出るには、地図の上を見るはずが、これは下を見る。
もっとも、「国郡全図」は、日本列島の配置そのものが逆なのだから、
地図もこういう表記になるのだが。

●国郡全図
人文社から「ものしり江戸諸国」というムックが出ている。
もとになっているのは、「国郡全図」という江戸時代の地図。



「国郡全図」とは
天保8年(1837年)名古屋の永楽堂から「国郡全図」(全2巻、B5判、木版彩色刷)が出版された。
これは尾張国(愛知県)の碩学東渓青生元宣(とうけいあおうもとのぶ)が、地方七道別に一国一紙
で諸国を表して2冊の図帖にまとめたもので、幕末まで何度も版を重ねた。
かな文字、逆さ字、当て字などの地名が入り交じった国絵図ですが、当時の諸国の姿をよく表わしている。
江戸の人々はこの図帖を通じて、なかなか訪れることのできない他国や遠国に思いを馳せていたものと思われる。

表紙をめくると…日本地図が逆である。
こういう配置は初めてお目にかかった。
なんとも不思議なかたちをした日本列島だ。
新鮮であった。
発想の転換だ。
しかし、なぜこのような描き方をしたのだろうか、と
調べてみたが、まだ疑問は解けない。

早速GoogleEarthで同じような配置にしてみた。
アジア大陸からの眺めである。
日本人は太平洋を真ん中に据えた地図に慣れ親しんでいるが、
ソ連、中国、朝鮮の人々はこういう視点なのだろうか?

この図を見るとアジア大陸の誕生がわかるような気がする。

アリューシャン列島から沖縄、台湾と小島が点在するが
地球誕生の頃は地続きだった。
日本海は、大きな湾であった。
そんな思いにさせられる。

大陸の人々の思考は、こういう地勢から
形成されているのではないか、と思わせる
発見であった。

10月21日(金曜日)
●澳門(マカオ)
昨夜NHK20時「探検ロマン世界遺産・国際都市マカオ」。
日本から近いギャンブルCityには、
もちろん行ったことはない。
番組はマカオの成り立ち、日本とのえにし、現在のマカオを
観光番組のように伝えていた。
上空からのシーンがあった。
著作権は日立ソフトと入っていた。
だが、かのGoogleEarthなら、
同じようなデータを入手することができる。

さっそく、衛星に乗って行ってみることにした。
約6300kの宇宙からアジアを見下ろす。
次に、サーチ機能で一気にマカオ上空に達する。
滑らかな急降下の画面がいい。
1000mからのマカオの町だ。

ちょっと寄りすぎたので5000mまで上昇。
マカオの全貌がわかる。
NHKで使っていたのは、この距離からの画面だった。


※GoogleEarthで見るマカオは、別ページで掲載予定です。

●子供
若いカマキリがデッキにいた。
まだ緑色が鮮やかだ。
大人ならカメラを近づけると「カマ」を持ち上げ威嚇するが、
好奇心旺盛で逃げようとしない。
こちらを向いて首をかしげている。
結構、可愛い姿である。

でも、ズームで寄れれば
ものすごい形相になるはずだね。

●影
日1日と季節が深まってゆく。
リビングの奥まで陽射しが入るようになってきた。

天気のいい日は健康のためにも近くを走るようにしている。
「水と緑のふれあいロード」は手頃なコース。
数年前、終点の行田市まで走破したことがあるが、
景観のよさは東粂原界隈が「ピカ1」だ。
コスモス畑や色づいた桜の葉がポタリング気分を満喫させてくれる。

10月20日(木曜日)
●資源開発
ドイツが制作したドキュメンタリー番組を見た。
西アフリカにおける米中の石油資源探査競争である。

広大なアフリカ大陸には大小の国家が入り乱れている。
名前は聞いたことがあるが、どこにあるかわからない、
という小国が西アフリカギニア湾沿いに並んでいる。
近年のサッカー熱でアフリカ勢の活躍が伝えられるにつれ、
スポーツ欄にそういう小国の名前が出る、テレビでも放映されるようになった。

ドキュメンタリー番組では、チャド共和国の石油探査を伝えていた。
米国は、中東、カスピ海でも石油確保のために動いているが
さらに近年、チャドで活発化しているという。

急激な経済発展で、世界の石油を「がぶ飲み」しているといわれる
中国も、石油の匂いのするところ、どこまでも飛んでゆくようだ。
日本との海底資源で摩擦を起こしているが、
そんなことは氷山の一角で、中国にすれば日本の抗議など
蚊にちょっとさされたようなもんでしかないのだろう。

チャドでは、Essoが先行しているが、
中国も、ここでは、国際ルールにのっとり資源探査を行い
発掘したあかつきには、採掘権をとり、本国へ送るのだろうね。

こうした動きに米国は神経を尖らせている。

ペルシャ湾からの石油輸送では、その安全を守るという口実で
インド洋の島に中国海軍が基地を建設する。
このところ、中国の軍事力膨大に目を光らせる米国は、
これを見逃すわけにはゆかない。

また、米国も、アラブ、バルカン、アフリカなど
石油開発を行っている地域で、安全確保の名目で軍隊を派遣している。
エネルギー開発と軍隊派遣は切っても切れない。

海外出兵やむなしと語る、米国・海軍大学教授。
彼の後ろの地図に注目。
ヨーロッパ、アフリカ大陸を中心に据えている。
日本でこういう表現にお目にかかることはほとんどない。


では、有望な埋蔵資源をもつチャドと日本の関係はどうか?
アフリカ諸国の80%以上に政府開発援助(ODE)を行っているというのに、
チャド共和国はその対象ではない。
国交はあるのだが、チャドの大使館は日本にはなく
ガボン共和国が兼務している。
貿易は微々たるものだ。
在留邦人8名、在日チャド人5名。

今から石油のことで接触を開始しても時期は遅い。
中国に完全に出し抜かれた。
先を読めない日本の「外交下手」はこんなところにも現れている。

で、以前なら、遠いアフリカの番組を見ても
「ふ〜〜ん」で終わった。
今は違いますよ。
かの、google Earthで、早速チャド共和国上空に出かけ
どんな地形に石油埋蔵の可能性があるのか、観察することができる。

当地で調査に当たっている人が見ていた地形図は衛星写真だった。
であれば、条件は当方と同じわけだ。
(チャドの詳細データがないので、厳密には違うけどね)
そう思うと、ますます興味が湧いてくる。

google Earthにより地球人の視点を可能にした、と
言えるのではないでせうか。

このソフトを小中学校の社会科・地理の時間に使ったら
かなり変化のある授業ができると思いますね。

●晴
久しぶりに朝から晴れた。
洗濯物、布団…わが家のデッキは満艦飾。

法師蝉がまだ鳴いていた。
昨日までの長雨をどうしのいでいたのだろう。

10月19日(水曜日)
●揺れやすさ
<新聞報道>
内閣府は19日、地震の際に地質の違いによる揺れ方の差を表す全国マップを公表した。
「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」で、
日本地図と都道府県ごとの地図にそれぞれ1キロメッシュで揺れの程度を表示した。
層の地盤が軟らかい場所ほど地震の揺れが大きくなるため、
どのくらい揺れが大きくなるかを7段階で色分けした。

早速、埼玉県を確認。
ぬわんと、わが町は「まっかっか」。
わずかな地震でもテレビで報道されるはずだよ。


●揺れた

シドニー・ポワチェの「夜の大捜査線」を見ていた。
8時44分、かなりのエネルギーを感じる揺れ。
「震源は茨城じゃないの?」と私。
(当たってしまったが)
小刻みが終わると、おおきなうねりのような揺れに変わり
しばらく続いた。
めまいがしましたね。

最初の揺れで、リビングの雨戸を開けて
脱出路を確保。
NHKラジオを聞く。
震源は茨城県沖、地震の規模はマグニチュード6.2。
鉾田市で震度5弱だったが、わが町は震度3。
もっと揺れたように感じたが。

最初の揺れで、ミミはあわてて違う部屋に逃げ出した。
素早い反応だった。

●小泉参拝
「産廃」ではないよ。

恒例・靖国参拝が中国、韓国、北朝鮮の集中砲火を浴びている。
中国から、外相会議に町村氏が来るに及びません。
韓国は、大統領訪日の中止。
昨年と異なり平服、一般人と同じようにさい銭を投げるという
簡素な行動だったが、総スカンである。

国のために戦死した人の霊を敬い、不戦の誓いをたてる、
参拝の趣旨は、1国の宰相としては立派である。
外国からの批判は内政干渉という議員もいる。

だがね、タイミングが悪かった。
東アジアの国際会議が目白押しだったのに
すべて悪影響を及ぼした。
12月31日あたりにすればよかったものを。

阿南中国大使など、
「余計なことをしてくれた」と内心、思っているだろうね。

ところが「ぶれない」「頑固者」「変人」純ちゃんなのだ。
よく言えば「信念を曲げない」のだろうが、
彼の場合、「郵政民営化」は若い頃からの持論だが、
靖国参拝はそうではない。

突然「参拝」を始めた動機はなんだったのか?
まさか、遺族会のバック(票)が欲しかったのではあるまーに?
したたかな彼だから、欲得づくということもあるんでないの?
首相の役割りが終わったら、
憑き物が落ちたように靖国方向に足が向かなくなったりしてさ。

NYタイムズは
18日付の社説で「東京の無意味な挑発」と題し、
小泉首相が靖国神社参拝によって
「日本の軍国主義の最悪の伝統を容認した」と厳しく批判した。

●ん?

最初はデパートのファッション広告かと思いましたよ。
可愛いね〜ちゃん、笑顔の立ち姿。
以前、伊勢丹がこういう画面使いをよくやっていたもんね。
このモデルは、CANONが使っているのと同人物かな?
名前はなんつ〜んだろうね?
きりりとした理知的なところが、裁判所向きか?

キャッチ、
「裁判は、あなたに語りかけます」
ときたもんだ。
ん?
広告主を見ると「最高裁判所」
ひゃ〜、お堅い役所が、この有様。
大いなるギャップ。
GAPは好きなブランドだけど。

やがて始まる「国民裁判員制度」のPRだった。
ビジュアルはこれでいいのかね〜〜?

多くの国民は、できれば避けて通りたい。
願わくば、無作為抽出で当たらないでほしい。
だが、宝くじは外れても、こういうときは当たるんだよね〜。

アメリカには陪審員制度があるけど、
日本が導入しようとしているのとはどう違うのか?
拒否したらどうなるのか?
裁判に関わっている間、仕事を中断しなければならない。
その補償はどうなるのか?
凶悪な殺人、暴力団がらみの犯罪、
難しい経済犯罪…
素人判断では難しい内容のばやいはどうなるのか。

こんな女の子を、のほほんと立たせたアプローチで
いいと思ってるのかね、最高裁は?

お堅いところが、無理に柔らかくしようとするから
こういう流通まがいになってしまう。

●やや青空
久しぶりに日が射した。
10日に「ステラ」に行き、その帰りに雨に降られた。
以来、鈍足台風と秋雨前線の影響で天気が悪かった。
昨夜、その台風20号も伊豆諸島をかすめて去りつつある。
おかげさまで、久々に少しの青空と薄日が戻った。
だが、本調子ではない。
本格的な回復は明日以降となる。

やっぱり、レジーナには青空がよく似合う

●シミュレータ

iMode用ホームページを作るとき。
私のように携帯電話を持っていない者が
実際の画面を確認しようとするとやっかいだ。
ホームページビルダーには、プレビューモードがあるけど
いちいち立ち上げないで、確認できるのが
iModeシミュレータね。
3つの画面が開き、ブラウザ画面で見ることができる。
また、ボタン画面をクリックすると機能する。
アクセスキーの動作確認に便利。
さらに、ログ表示では
構文チェックしてくれる。
ビルダーで作ると、metaファイルを自動生成するので、
携帯用htmlでは使えないものまで書いてしまう。
なるべく容量を小さくしなければならないから、
余計な記述は削除しておく必要がある。
さらに、容量計算までしてくれる。

というわけで、こういう優れソフトが
無料で配布されていることに感謝。

10月18日(火曜日)
●Google Earth再び

Googleが提供する新しい地図、Google Earthの面白さにはまっている。
宇宙に浮かぶ「水の星」という風情で
オープニング画面が始まる。
そこから、広い地球をおもむくままに
人工衛星や飛行機の視点でながめることができる。

私の、数少ない海外旅行の場所を、倍率を上げて見ることも可能。
しかし、全世界のデータが用意されているわけではない。
USA全域、英国、ヨーロッパ大陸、日本の一部の詳細データが閲覧できる。
このGoogle Earthに対し、朝日報道

グーグルの地図は鮮明過ぎ 各国が懸念表明。
インドのカラム大統領は、
テロリストが基地などの衛星写真をネットで入手する恐れがあると指摘した。
インド地図には防衛施設の画像まで含まれる。
同様の懸念はタイやオランダ、韓国も既に表明。韓国については、
紙の地図への掲載さえ制限する青瓦台(大統領官邸)の衛星画像が、
グーグル上で公開されている。
一方、北朝鮮の寧辺の核施設の画像も閲覧可能だ。

軍事施設が空から偵察されは、そりゃ〜困るだろうよ。
で、早速、北鮮の核施設へ偵察に出かけた。
これまで、北鮮の詳細図はないと思っていたのだが、
それはGoogleMapだったかもしれない。
北鮮は平壌、寧辺の詳細図を表示できる。
平壌の東側の山を切り開いた場所に複雑な構造物が密集している。

さらに近づき、パースをつけて見ることもできる。

まだまだ近づくことが可能だ。
もしかして、これ?
たまに、新聞で見る核施設を、一般市民がこのように
パソコン画面上で見ることができるとはね〜。
独裁国家は戦々恐々だろう。

さらに、インド・ニューデリーのコンノート広場、
トルコ・イスタンブールのトプカピ宮殿へ出かけてみた。
どれも鮮明である。

この衛星旅行をやっていると、時の経つのも忘れてしまう。
Google Earthによる、世界の名所めぐりを、
今度、別ページで特集する予定でおります。

●長雨
連日の雨で、田圃に水が入った。
まるで、稲の苗を植える前の5月みたいに。

庭もびしょびしょ。
今年も花水木が赤い実をいっぱいつけた。
冬場の小鳥たちの餌となって
やがて、どこかでこの木の子孫が芽吹くだろう。

テーブルの上には「濡れ落ち葉」
定年退職後、外出をしなくなり
家に張り付いたような亭主を、こう呼ぶが、
自然の中の「濡れ落ち葉」は味わいがある。

自宅の宿六はどうかな?

●お出掛けなし
相変わらず雨が続く。
こういう日の外出が楽しくなるファッションなど
持っていないので、憂鬱なだけ。

●燃える商魂

プロ野球パリーグはロッテが31年ぶりに優勝。
今朝のチラシは関連スーパーが感謝セールである。
優勝した「マリーンズ」はイトーヨーカドが「勇気と感動をありがとう」
首位でリーグ戦を終え、プレーオフで敗れた
「ホークス」はダイエーが「感動をありがとう。

メジャーリーグの「プレーオフ」は
井口のホワイトソックスが地区優勝。
各地区の2リーグがそれぞれ戦い、頂上決戦となる。
これは、わかりやすい。
が、日本のパリーグのプレーオフはわかりにくい。
パ・リーグの勝率TOPのホークスと
セ・リーグのタイガースが戦うのが順当だと思うが、
パのプレーオフのルールはど〜なっているのだろう。

だから「燃える商魂」も、イトーヨーカドーをダイエーが
「感謝セール」を行うという商機を増やす結果となった。
消費者には、どこが優勝しても、
どこぞの流通が感謝セールを行うのだから結構な話しなのだが。

10月17日(月曜日)
●楽天
仙台ではライブドアを押さえて「楽勝」だったが、
今回のTBSは手強そうだ。
800億円を融資に頼る楽天は、交渉が長引けば
金利負担が重くのしかかる。

TBSはそのあたりを見越して、
株主からの提案は尊重しなければならない、としながら
重要な案件であるから、社内外のチームを作り慎重に検討したい。
今月中には結論がでないだろう、などと引き延ばし作戦。

楽天・三木谷は苛立ちを隠せない。

今回のTBS株買い占めに関して
奥さんに決意を表明していた、とテレビ報道。

彼のかみさんとは、
日本興業銀行時代の後輩で職場結婚。
彼より2歳年下。
彼が社内試験にパスして米国留学するとき同行し、
名前は忘れたが、有名大学を卒業している。
現在は楽天を退社しレストランを経営しているらしいが、
楽天株を保有。株数は亭主が1位、かみさんが3位というから
夫婦揃ってかなりの金持ちだ。
理知的な美形だったね。

稼ぐ金も桁違いだから、買収にかきあつめた金も膨大。
資産がふくれあがると、扱う額も桁外れ。
とても庶民にはついていけまへん。

●素顔

注目の人、村上ファンドの御大「村上世彰」。
昔風に言えば横井茂樹と同じ「乗っ取り屋」だ。

だが、現代は投資家から資金を集め運用することで
投資家を潤わす。
だから、世間が騒げば騒ぐほど、
そして、買収がうまくいけばいくほど、知名度は上がり
さらに、そこに金が集まってくる。
海外の資金も多いという。

その筋では知られた存在だったのだろうが
ライブドアvsニッポン放送・フジテレビが話題になったとき、
フジ株を所有する彼の名前もマスコミに浮上し
国民に知られるようになった。

タレントの斎藤清六が病気で痩せたようなギョロ目。
灘高−東大−通産省という典型的なキャリアを捨てて
スリリングなマネーゲームの世界に転身。
株は小学生の頃、親から100万円を預けられ
運用していたというから、筋金入りだ。

話題の人になるにつれ、
ゴシップ好きな週刊誌も彼を追い始めた。

「現代」は、
10億円の豪邸を建築中、阪神・TBS株買い占め資金の出所、
かみさんは吉永小百合に似て、彼女には頭が上がらない
西麻布で美女5人を前に「下ネタ」披露、
TBSに関して楽天・三木谷とのタッグマッチ
「読売」は
<本性>と題し、買い占めの標的になった
企業幹部が村上の実像を暴く。

いずれにしろ、巨額の金をバックに
脆弱な企業に目をつけ、ゆさぶりをかけ
差益かせぎをするという、
資本主義の「寄生虫」であることには変わりない。

10月16日(日曜日)
●三木谷vs田原
テレビ朝日で、TBS株買占めの三木谷と田原総一朗が討論していた。
自分を「水戸黄門」に例えた三木谷が
「そんなたとえはいい」とたしなめられていた。

楽天イーグルス
のオーナーにして、
こんどTBSとのホールディングカンパニーが実現すれば
三木谷は、現在TBS傘下のベイスターズの経営にからむことにもなる。
プロ野球では、個人が2つのチームの経営に関わることを禁じている。
そのことを田原に聞かれると、言葉を濁していた。

三木谷としては、金をつぎ込んだ仙台のチームを
簡単に手放すことはないだろう。
となると、横浜ベイスターズが整理の対象になるのかも知れない。

TBS騒動では、村上ファンドが7%近くのTBS株を保有し、
TBSに対し、ベイスターズの売却を提案している。
また彼は、阪神タイガースの株式上場をフアン投票で決めたらどうか、と
阪神電鉄に提案している。

球団経営は慈善事業でないから
利益を上げてゆかなくては親会社のお荷物になる。
とはいえ、効率一辺倒の進め方をすれば
長年培ってきたフアンから離反されるだろう。

フアンはそのチームと一体、という意識がある。
そのあたりを考え村上は「フアン投票」などと提案したのだろうが、
阪神は広島カープのような市民球団というイメージでもない。
そのへんが、チームの位置づけのむずいところ。

三木谷と村上がTBSの株を買い占め
波状攻撃をかける。
地下水脈でつながっていて、
株価をつりあげる。
ライブドアvsフジテレビのときのように
TBSが自社株を買い戻し、
IT業者と金融業者は莫大な売却益を手にする…

●徹底排除
小泉の郵政民営化に反対した自民党員に対する報復がすさまじい。
岐阜の野田聖子など「降伏」して
小泉の意に沿うようひたすら恭順の姿勢。
みっともないことおびただしい。
その他多くの議員が「白旗」を掲げた。
改革をすすめる小泉は自らを織田信長にたとえたが
報復措置は戦国時代に幕を下ろした徳川家康のようだ。
譜代、親藩、外様がここで形成されるのだろうか。

党の方針にそぐわない人物を徹底的に排除する、
という手法を、中国、ソ連、北鮮体制に類似するという人がいる。

議会制民主主義の危機だろね。
こういう強引なやりくちを、公然と批判するマスコミがないことが不思議だ。
公器などと偉そうなことを言っても
体制にべったりなのかね。
体制から便宜を図ってもらってるのかね?

小泉の強引な手法は、ソ連、中国どころじゃないよ
ナチスドイツのヒトラーなみだぜ。

国会における小泉チルドレンの態度は恐いね。
小泉が壇上に姿を現したら、一斉に拍手だもんな〜。

●寒い眠い

そろそろミミには「独り寝」がつらい時期になってきた。
夜中に私の布団にもぐり込んでくるし、
私の寝るのを待つ間は、暖かいディスプレイを
コタツ代わりにしている。
液晶ではこうはゆかないが、
奥行きと傾斜のあるCRTにしがみついている。

はじめのうちは緊張感があるが、
次第に本格寝入りになると、筋肉が弛緩してくる。
そのうち、尻尾がディスプレイにだら〜〜んと落ちてくる。

たばこの煙が嫌いで
私が吸い始めると逃げてしまうのだが、
こんなに熟睡していては、
喫煙するのが可哀相になる。
従って、私は首を動かし尻尾を除けながら
ディスプレイに向かうことを余儀なくされている。

10月15日(土曜日)
●活性化

町の活性化を目指したテナント施設が
来年3月オープン予定で動き始めた。
大学通り商店会の中ほどにあり、
元は空き地か駐車場か、定かではないほど薄い印象の土地だ。
町と商工会会員有志の出資で、2階建て。
1階は店舗で、この町に少ない生鮮食品が入る。
2階は地域交流を目指して集会スペースとなるもよう。
名前は「るーばんMIYASHIRO」。
田舎の(rural)+都会の(urban)の合成語で「ルーバン」だそうだ。

事業母体は株式会社「TMOみやしろ」。
どんな店舗が入るか興味あるところ。
外部の風を呼び込むような斬新なテナントが呼び込めれば
関心が高まるだろう。

在来店舗は苦戦を強いられるだろうが、
問題意識なく漫然と店を開いていたのでは淘汰されるだけ。
「るーばん」の刺激を受けて
関連店舗の統合、新規業態などがオープンすれば、
この通りの顔つきも違ってくる。

この事業に町が出資することについて、
どこぞの誰かが、また
「新しい村」のときのように、
「民へ移管しろ」などと言い出すんかな。

オープンに伴い予想されるのが交通渋滞だ。
それでなくても狭い道である。
駐車場も充分に確保できるほどではない。
入場待ちの車が並ぶと、町の幹線道路は完全にマヒしてしまう。

渋滞するほど連日混雑すれば、
事業が好調のあかし。
周辺住民は「我慢の子」なんだろね。

●運動会

朝から、新しい村のほうから音楽が聞こえていた。
所用で出かけたおり、芝生広場の脇を通った。
運動会だった。
観客の中に見た顔があった。
保育園の送迎をやっていたお母さんである。
近寄ってみた。
顔なじみの先生たちと園児がいるでないの!
百間保育園の運動会だった。
さらに近づく。
パンダ組の競技が始まろうとしていた。
担任の先生にあいさつ。
子供が目ざとく
「あっ、たつやくんの、おじ〜ちゃんだ!」
みんななつかしそうにこっちを振り返る。
「たつやくんは、どうしたの?」
「う〜〜ん、引っ越しちゃったんだよ」
など短い会話。
そのうち、彼らは舞台のほうに出て行った。

達哉を向こうに渡して2ヶ月になる。
そういうことがなかったら
この会場ではしゃいでいたのだろう。
彼は
「ここがたっちゃんちだよね」
「たっちゃんの家族は、あ〜ちゃん、ギギ、ぱぱ、ジョン、ミミ、カブト虫だよね」
と、ことあるごとに、自分に言い聞かせていた。
それが、大人の都合で違う環境に移ってしまった。
彼には、本当に申し訳なく、かつ、可哀相なのだが、
これが、現実。彼の運命。
たぶん、今頃は、
あまり育児能力のない浮気な母親、
これまた、浮気なば〜ちゃん
閉じこもりのおじちゃんに囲まれて
楽しくやっているのだろう。

●ハイビスカス

暖かいうちは玄関脇に置いてある。
もう15年オーバーの年代物。
家人の母親が大切に育てていた。
彼女が他界し、引越しとともにこちらにやってきた。

昨年は剪定しすぎて丸坊主になってしまった。
枝の伸長もかんばしくなく、
もうだめか、と思っていたら
短い枝に葉が出揃い
いつの間にか花をつけた。
壁面の黄色と、ハイビスカスの赤が強烈。

周囲は紅葉が始まっているというのに、
ここだけは、南国気分。

10月14日(金曜日)
●きれいごと

三木谷「楽天」がTBSの筆頭株主になり、TBS首脳と会談がもたれた。
楽天から「業務提携」と「持ち株会社」提案。
筆頭からの申し出としては「まっとう」である。

三木谷は「ほりえもん」の轍を踏まないためにも
始終「紳士的」である。
「背広」対「背広」のビジネス会談。
言葉も選んでいるようだ。
しかし、きれいごとでことを進めても
新興勢力が放送の老舗を寄り切ろうとしていることには変わりない。

最大株主としての特権を行使しようとしている。
「小」が「大」に挑戦している。
アプローチは異なるが、やろうとしていることは「ほりえもん」と同じだ。

ライブドアvsフジの闘いが収束したとき、
次のターゲットに、TBSが囁かれていた。
それに対し、当のTBSは、この日を想定してどのような対策を行ってきたのか?
自社株が不穏な動きをしていることを見抜けなかったのかな。
このときのために、高額な費用を使ってコンサルタントを雇っていたんではないの?

やすやすと、楽天・村上の「ヒルズ族」に突破されていまったとは
なんとも大企業としては情けない。

放送は「公器」などという思い上がりで、足元をすくわれた。
結局、経営的には脆弱な体質であることを露呈してしまった。

●斬新過ぎる
新型iPodに続き、iMac G5が発売された。

CPUをディスプレイの裏に配置したiMacだが
G4に比べさらに薄くなったようだ。
あの、乳白色には魅了されるな〜。

20インチワイドスクリーン:199800円、2.1GHz、512メモリ、250MB HDD
17インチワイドスクリーン:152000円、1.9HHz、512メモリ、160MB HDD
カメラ内蔵。
キーボードと本体がワイヤレスなら、さらにいい。

More Computer、Less Computer つ〜のがコンセプトみたい。

さらに、現行の「iWorks」をマイクロソフト・オフィスに対抗できる
アプリケーションに進化させる模様。

面白くなりそう。

10月13日(木曜日)
●未来的

iPodの大成功でパソコンの収益を大幅に上回る業績を上げた
スティーブ・ジョブズのアップルが、またも、やってくれた。
手中で動画が見られるiPodを来週発売、とアナウンス。

いかにもAppleらしい。
往年の、夢のある製品を世に問い続けたスティーブの
ロマンが、また花開いた、という感じ。
人気を呼ぶのだろうね。

●牙を剥く

楽天・三木谷と村上ファンドがTBSに野心を抱いた。
ついこの前は、ライブドア・ほりえもんが
ニッポン放送経由でフジテレビに触手を伸ばし耳目を集めたばかりだ。
その脇には村上がいた。

村上ファンドは阪神にもご執心。
村上の行くところ、必ず悶着が起こる。

タイガースの上場をフアン投票でやれ、と
本気か冗談かわからんことをいう。
阪神の経営陣は、真意をはかりかねるだろうな〜・

球団買収のときも三木谷は、ほりえもんの後を追った。
今回のマスコミ株大量買い占めも、ほりえもんの後手だ。

本気でTBSに乗り込もうとしているのか、
ほりえもん式に膨大な金を手中に収め、矛を収め
次の事業資金に回すのか?

しょせん、日本の株式市場でなじみの薄かった
マネーゲームなのだろう。

このところ、ほりえもんは自民党に接近中。
既存権力とITは一見、相容れないようだが、
通信のインフラ、未来図を描くのは
与党である自民党だから、
やり手の、ほりえもんは、立候補で縁が生まれて以来、
歩み寄りを見せている。

IT産業の雄、ソフトバンクの孫さんは、
こうした動きをどう見てるんかね。

●不法投棄

埼玉県「みどりのトラスト」指定の雑木林。
新しい村の芝生広場の向こうに広がる。
裏の道を通ったら、このありさま。
椅子が捨てられていた。
数日前からである。
こういう連中の神経はどうなっているんだろうね。

●想定内

道の真ん中のグリーンベルト。
誰だって分離帯と思う。
道幅のわりに太すぎる、と思いながら車が通る。
しかし、設計者は「わだち」と思って、これを作った。
というより、作り直した。
前は、これより太かったのだ。

作り手と利用者の感覚が大きくずれた道というのも珍しい。
これを見て「わだち」と理解するドライバーなど皆無である。
だから、植えられた芝生が、めちゃめちゃになるであろう、
ということは「想定」していたはず。

それを押し切って「わたし」は「わだち」にこだわる、とばかり
懲りずにやっちゃうんだからね〜。
その神経たるや「ず太」すぎる、というより「無神経」。

ささいなことだが、これも税金だと思うんだがね。

●芸能人化

新人議員への関心も次第に薄れているが、
週刊誌は相変わらず身辺の洗い出しに忙しい。

「天真爛漫」杉村太蔵議員は女性問題、社会保険未払いで
大いに賑わせたが、今度は秘書の辞職。
孤立無援となったか。
彼の父親は旭川の医者。
彼はスポーツマンで、筑波大に「一芸」入学するも退学。
学生時代に手をつけた女との手切れに
親が介入したということまで露見してしまった。
無軌道な青年が、まぐれで政治家になってしまった。
辞職しない「厚顔」を他の週刊誌で書かれている。
四面楚歌。

厚化粧の「藤野真紀子」。
料理のカリスマということだが、
本会議を欠席し、九州のトークショーに出席していた。
まだまだ、議員の認識が薄いね。

片山さつきは、初登庁のとき
マスコミからマイクを向けられ、
「他の新人議員と一緒にしないで欲しい。
私には質問内容を気をつけろ…」という高慢なセリフをはいて
一気に嫌われ者になった。
元ミス東大、主計官という経歴が、
こういう鼻もちならん女を作ったんだろうね。

宝塚出身の扇千景女史は、
当初、ういういしかったが、今では押しも押されぬ政治家ですよ。
こういうのし上がり方もあるんだぜ。
最初のハードルをつまづいて、
これから立ち直るのが課題だね。

「小池百合子」も研究の対象になった。
どのくらいの実力の持ち主かわからないうち、
あれよあれよ、という間に大臣になってしまった。
文春は「細川、小沢、小泉…ときの権力家を渡り歩いてきた」という。
今は自民党に落ち着いているが、
彼女はもともとどこだっけ?
日本新党だったかな?
そういう世渡りは、彼女の父親から学んだのかも知れないぜ。
カイロ大卒に彼女の苦労がにじみ出ている。

●栗

先日の「栗ご飯」に味をしめて、またやることにした。
わが家の山栗もそろそろおしまいである。
朝刊を取りに行く時間は7時頃。
まだ、通りすがりの人も少ない。
栗拾いはこのときにやらないとね。
で、また30個ばかりストックができた。
渋皮むきに手間取るので、まだそのままにしてある。

10月12日(水曜日)
●秋

秋雨前線も去り久々に青空。
稲はすっかり刈られてグランドのようになっている。
外来種のセイタカアワダチソウも黄色の花盛り。
ススキも柔らかそうな穂を垂れている。
おいしそうな綿雲がゆっくり流れている。
まさに、里の秋。

わが家のブドウも苗木を植えて3年目にして
やっと食べられる頃になった。
栽培農家の「作品」にくらべて見栄えは悪い、
味もやや酸っぱいが、「巨峰」である。

まだ「法師蝉」が鳴いていた。

10月11日(火曜日)
●命
終戦60年ドラマスペシャル
「日本のシンドラー杉原千畝物語」放映。
よみうりテレビ製作。
杉原・反町隆史、その妻・飯島直子。

現地ロケによる臨場感はあったが、
みんな日本語を喋っていたのには興ざめ。
土地の言葉を使い、字幕を流せばよかったのにね。
(キャビアは蝶鮫、ドラマは興ざめ、」なんちゃって)

「シンドラーのリスト」を観たのは、もう12〜3年前になるのかな。
横浜で見た最後の映画だった。

ドイツ人でありながらこういう人物もいたのだと驚いたが、感銘はしなかった。
彼がゲットーのユダヤ人の命を助けたのは
彼の工場で働く人々を安い賃金で確保したに過ぎなかったのだから。
途中から、人道に目覚めてはいるがね。

その点、杉原は外交官として、独自の判断でビザを発給した。
本国からの打電に反してである。

シンドラーと杉原。
結果的にはユダヤ人の命を救ったのだが、
当初、シンドラーの動機は不純だった。

映画「シンドラーのリスト」が公開されてから、
日本の隠れた外交史に光が当てられた。

日本人にもこんな立派な人がいたのだ、と。
戦後間もなく、外務省を解雇された杉原が
名誉回復したのは彼の死後だった。

命を救う行為を行っていたのは、
シンドラー、杉原もほぼ同時代であった。

たまたま映画が先に公開されたばっかりに、
呼び方が違っているのだけれど。
杉原を「日本のシンドラー」というより
シンドラーを「ドイツの杉原」と言って欲しいね。

●さくら市
宮代には「巨峰市」があるしな…
どこかと思ったら栃木県だった。
平成17年3月28日に氏家町と喜連川町が合併し、「さくら市」が誕生。
「町」同士だから比較的うまくいったのかな?

今回、不祥事が発覚し紙面をにぎわせている。
☆収賄
栃木県さくら市喜連川、同市農政課長小池利一容疑者(55)を収賄の疑いで、
同市鷲宿、土木工事会社ヤシオ社長村上勝男容疑者(42)を贈賄の疑いで逮捕した。
両容疑者は容疑を認めているという。
町道の側溝蓋板(そっこうがいばん)敷設工事の随意契約に絡んで
ヤシオに便宜を図り、その見返りに現金数十万円を受け取った疑い。

数十万で失脚ですよ。
この程度の金額なら、役人の小遣いで終わったんだろうな。
定年間近で、退職金もぱ〜。
還暦後の人生設計が狂ってしまった。

☆ミュージアム
「さくら市ミュージアム 荒井寛方記念館」というのがある。
いま開催されている企画展が
10月16日(日)まで「川上澄生と棟方志功」展

版画家の「川上澄生」が、喜連川や氏家と関係があるのかな?
川上澄生美術館は、確か鹿沼にあったはず。
同じ、栃木県だから近親感があるのかな?

川上澄生美術館は、こちらに越してから見に行った。
赤レンガ造りの重厚な建物だった。
昔から、彼の作品が好きで、版画集を2冊購入し、
今でも大切に保存してある。

☆温泉
喜連川だから、温泉施設が結構あります。
わが家から4号バイパスをひたすら行けば到着。
この界隈にさくらの名所があるらしい。
市名はそこからきている。
だから、市庁舎は、旧氏家町に置かれた。
喜連川町は「名」をとった。
でも、知名度は落ちましたが。

合併失敗の蓮田市と白岡町の場合、
新市名は公募で、土地とゆかりがない、
しかも新庁舎は白岡に置く予定だった。
名前にゆかりがない、しかも蓮田は市なのに新庁舎は白岡町にいってしまう。
蓮田市民の反対で、合併は流れた。

もって、「さくら市」を参考にすべし。

●オーマイガッ!
松井の内野ゴロでおしまい。
12:46

●ヤンキース
3:5で負けてるよ〜。
いよいよ最終回。
見てられんな〜

●リード
ヤンキース、今のところリード。
松井、三振。
ジーター、大きなバウンドを好捕、好送球。さすが。

●60年前:昭和20年10月11日
☆五大改革
マッカーサー、幣原喜重郎首相に憲法改正を示唆するとともに「五大改革」を口頭で指令。
五大改革とは、女性の解放・労働者の団結・教育の自由化・経済の民主化の5つ。
☆治安維持法
閣議、治安維持法の廃止を決定。

10月10日(月曜日)
●モール
Mallとは、通常は「木陰の散歩道」の意だが、
「プロムナード風商店街」を指す。
だから、**ショッピング・モールとあえて言わなくてもいいみたい。
大宮に「Stella mall(ステラ・モール)つ〜のができた。
富士重工跡地の再開発により生まれた商業施設だ。
さいたま市北区・区役所庁舎の通りの向こうに見える。
JR宇都宮線なら「土呂」から徒歩15分程度に位置する。
無料のシャトルバスなら5分だ。
「ららぽーと」が運営する施設だった。

と、いっても、ちんぷんかんぷんなので、ナビにセットして出かけた。
ところが、「ステラ・モール」は新しいゾーンなので
地図には掲載されていなかった。
用心のためにPCの地図をプリントアウトしていたので
それが役にたった。

岩槻を過ぎとにかく大宮方向へ向かう。
ナビの推薦コースをことごとく外して走るため、
機械もコースの修正を頻繁に行っていた。

雨の休日だった。
こういうときはモールで過ごそうという人が多く
近づくにつれて渋滞。

※ナビ通りには走らないよ。 ※ステラを間近に見ながら渋滞 ※大きな住宅展示場あり

ステラモールの通りをおいた反対側には
大きな住宅展示場があった。
車が止まっている間に、最近の住宅を観察したが
10年前とくらべ、ずいぶんおしゃれな外観になったもんだ、とため息。

建物の4・5階、屋上が駐車場。
2400台収容するという。
駐車料金は2時間まで無料(日・祝日は1時間)つ〜のが太っぱら。
1000円〜3000円の買い物で3時間、
3000円以上だと5時間無料というのがうれしい。
春日部ロビンソンでは、こうはゆかない。

※駐車場に入るのも一苦労 ※イトーヨーカドーからステラへ ※佐野や御殿場のようなリーフレットあり

広大な敷地にステラモールと、イトーヨーカドー、
家具の大正堂・100円ショップ「ダイソー」が別の建物に入っている。
それぞれが連絡通路で結ばれている。
「イトー・ヨーカドー」は久喜とは異なり、広々とした空間にゆったりかつ豊富な品揃え。
「ユニクロ」もテナントで入っていた。

「ステラ・モール」は、昔、シカゴで見た郊外のモールに雰囲気が似ていた。
あるいは、今は施設も大幅に縮小されたが、「マイカル・本牧」にも似ている。
フロアは3階までだが、
お洒落なインテリア、ファッションの店が大勢の若いファミリーを引き付けている。
子供を遊ばせるコーナーが多いのも好評なのだろう。

※子連れの人多し ※結構人が入っている ※店のつくりは相当おしゃれ

3つの建物を行きつ戻りつすれば、半日などあっという間に過ぎるだろう。
夏は涼しく、冬は暖かい。
若いママたちが連れ立って過ごすには最適だね。

そんな連中に混じって熟年夫婦も混じっていたが、
よほどファッションに気配りして出かけないと周囲から浮いてしまうよ。

疲れたら「スタバ」でお茶して、
再び家具や焼き物コーナーめぐり。
1階には、ちょっとわが家周辺では見ることのできない
バイシクル・ショップがあった。
今日見た店の中で一番興味がありましたね。
ふつふつと、中断していたサイクリング心に火がついた。

てなわけで、昼過ぎに出かけ帰宅したのが19時。
たどりついたときには、真っ暗。
大宮界隈は明るいわ。

帰路はナビの指示に従ったら遠回りでしたね。

●ほっ
よかった、よかった。
ヤンキースが逆転勝利。
松井は振るわなかったけど、
首の皮1枚残して、明日に期待を持ち越した。

松井と井口の対決を絶対見たいもんね。

●ころび
野田聖子が郵政民営化に賛成する意向を示した。
理由は「国民の声と理解」だそうだ。
彼女の姿勢を信じて票を投じた人々への裏切りである。
信念のない政治家が増えたもんだ。

ことのよしあしは別にして、小泉の信念は揺るがない。
この大波にみんな呑まれてゆく、ということか。

●超・長期政権
先日行われた、この町の町長選だが、
対抗は「4選阻止」をアピールした。
賛成票を投じた町民も4500名近くいた。

昨日、武蔵野市長選の投開票が行われた。
前武蔵野市長で、今回の衆院選に立候補、
小選挙区で破れ比例区で復活した土屋氏の辞職に伴うものだ。
この前市長は、なんと6期22年もの間、市長を務めていた。

武蔵野市は、管・元民主党代表の地盤でもある。
衆院選では、管氏が土屋氏を抑えて小選挙区で当選した。
土屋氏は管氏とは政敵。

市長選では、お互いの陣営が推す2名が立候補。
結果は、管氏の民主党推薦が当選した。

つまり、土屋陣営は国政、市政において管陣営に敗れたことになる。

当町も、町長選・町議選が行われた。
現職打倒を目指す女性町議の退職に伴い2名が立候補した。
ひとりは、女性町議の志を受け継ぐ、とアピール。
もう一人は、中核市への前進という合併視野と地元の活性化を叫ぶ。
結果、町の活性化を公約にした候補が当選。

女性議員とその後継者は町政の表舞台に登場することは叶わなかった。

この女性議員は町議としては、珍しく
活動報告を定期的に町民にフィードバックしていた。
これで名を浸透させていたし、
活動的な議員という評価を得ていたようだ。

以前も記載したが、彼女は町議に必要な方である。
彼女の所属したWの会は彼女を失い求心力を失うのだろうな。

もっとも、今後「合併構想」が浮上したとき
彼女が務める「久喜・宮代衛生組合」の理事長だったか、議長だかの関係で
「久喜市との合併」を推進されては困るんだよね。

30年〜50年先を考えた地域の発展を、地政学的に考えたら
相手は「久喜市」ではない。
杉戸、白岡、宮代…この3つの「町」が一緒になれば、
JR、私鉄、国道の交通網を備えたバランスのいい「市」になることができる。

春日部市に組み込まれ、春日部市の「中核市」への格上げに加担するのではなく、
「3つの町」が1つになり、約13万都市になることで、より一層の発展が期待できる。

「市」と「町」の結婚は、春日部・庄和の例でもわかるように、
「しこり」が発生する要因を内包する。

●60年前:昭和20年10月10日
☆疎開学童の帰京が始まる。
都市部の戦火を逃れ、親元から離れ
地方で生活していた子供たちが帰ってきた。
慣れない生活、地元の子供たちとの融和もできず
つらい思いをした子供たちもいた、と聞く。
帰京しても家は焼かれ、親が亡くなっていたという悲劇も。
学童たちの帰京は翌年3月まで続いた。

私の場合、学童ではなかったが
父親が南方へ出征中、群馬県の母親の実家に疎開。
父親が復員後、都内の家が焼失。
百間村(つまり、今住んでいる場所)の
西光院の庫裏に昭和20〜22年まで住んでいた。

両親から、なぜこの地だったのかは聞いていないが、
祖父が杉戸、祖母が幸手の出身だから
その縁をたどったのだろう、と推測している。

10月9日(日曜日)
●やりすぎ
鍛えればいい、つ〜もんじゃないよね。


●地元産
家の前の山栗のイガが落ちまくっている。
通りに散乱するので掃除。
相変わらず、こぶりだがふっくらした栗の実も散らばっている。

一応、この栗はわが家の木なのだが、通り過ぎる人たちは御存じない。
犬の散歩やご夫婦で歩け歩けをやっている人たちが
季節の恵みを拾ってゆく。
前の晩に落ちた実は、早朝に一番拾える。
掃除の際、20個ばかりポケットに入れた。

実を湯につけ柔らかくなったら皮と渋皮をむく。
小さいので、結構面倒だ。
このため、越してきて1度しか栗ご飯をやっていなかった。

本日、昼食に、わが家の栗で炊くことにした。
お米は、地元産「ミルキークィーン」
混じりけなしのピュア。
やや小粒で、もち米のような食感。
栗も薬剤など使っていない、落ちたばかりの純天然。

従って、美味このうえない。
銀座「鳥ぎん」の釜飯も真っ青な出来栄え。
都会では経験できない味であった。

●60年前:昭和20年10月9日
☆幣原喜重郎内閣、発足
5日の東久邇内閣総辞職を受け、新内閣誕生。
☆GHQ、東京5紙(朝日・毎日・読売・東京・日本産業)に新聞事前検閲を開始

10月8日(土曜日)
●雨に咲く

「雨に咲く花」
戦前なら「関たねこ」戦後なら「井上ひろし」が歌った。
「およばぬ〜ことと〜、あきらめ〜ました
だけどこい〜し〜い、あのおひ〜と〜よ〜
まま〜になる〜なら、いまぁ〜いちど〜
ひとぉめだぁけ〜でぇも〜、あいぃ〜たいの〜」

あら、うたっちゃったよ。

この花は「桜」
決まって今頃咲く。
近くの林からは蝉の声。
今はもう秋。

季節が錯綜したなんとも不思議な空間だった。

●猫の餌
人間の片方の足の指先を全て食べた猫が捕獲された。

被害者は北埼玉郡の特養老人ホームに入院中の88歳の女性。
「ぼけ」で寝たきりだったという。
「痛い」という感覚も麻痺してしまうのかね?

猫にとって、人間だろうが鼠だろうが同じなんだからな〜。
こわいですね〜

うちの「ミミ」も、そういう可能性を秘めているのだろうかね。
にゃろめ!

●最悪
8回、ぼこぼこに打たれた。
1人目のランディ・ジョンソンも調子が良くなかった。
6人も投入してるんだもんね
ヤンキースも巨人と同じでピッチャーで自滅。

●ダイエーの英断
登記上は神戸だが、事実上の本社は東京。
東京タワーの脇の大きなビルだ。
経営再建をより効率的に行うため、
東陽町へ引越しするようだ。
下町の町工場のあった地域だが、
今マンション街に変貌中の東陽町。
賃貸料も安いという理由。
江東区はこれで、税収増が期待できるな。

●エアガン事件
頻発している。
簡単に入手できるモデルガンの性能が向上。
あるいは改造で性能アップ。
いい年こいた同好の士が野っ原で迷彩服に実を固め
戦争ごっこも流行っているようだ。

そんなに撃ちたかったら、
事件を起こした連中や「ごっこ」に興じる連中全員
自衛隊に強制収容。
北海道の原野、富士の裾野で訓練に参加させ、
その後、「海外派兵」の尖兵にすればいい。

水を得た魚のように貢献する奴も出てくるかもしれない。
実弾が扱え、国家のお役にたつ…趣味と実益を同時に叶えることができる。

●月見草
老人野村監督が仙台入りする。
シダックスの頃は、時たまテレビに顔を出す程度でまことに結構だった。
が、プロ野球に復帰するとなると、
あの、「世を拗ねたような」「人を小ばかにしたような」物言いと
あの、成金趣味のめがねを見なくてはいかんのか、と憂鬱になる。

長嶋が、まるでキャリア官僚のように成功の階段を登っていた。
一方、野村は職人技で地を這うようにのし上がってきた。
自分を「月見草」にたとえた。
一見、風流な人物かと、思ったのだが、
その後、ヤクルトの監督で評判を上げた頃から
夫婦揃ってテレビの世界にしゃしゃり出てきた。

夫婦の態度と喋る内容にうんざりした。

かみさんが前に出るのは、野村と落合だけ。
2人には本人、かみさん共に似ている部分があるけどね。

監督は最終的には勝てば評価されるのだが、
野球以外でどれほど魅力ある人物と言えるだろう。

●逆転
スイッチを入れたら、3:0だった。
見ることを一時中断。
1時間後、再びヤンキースタジアムを見ると…

5回、ヤンキースが逆転!
今日は負けられないのだ!
再び、テレビの前から離れた。
と、思ったら6回、動転、いや同点だよ〜〜。
心臓に悪い。

●太公望
昨晩はよく降った。
生暖かい朝だった。
9月中旬の陽気になるだろうと、予報は言っている。

今にも雨が落ちてきそうな雲行きだが
「新しい村」界隈は、野菜購入の客で賑わっている。
隣の池には数人の釣り人。
通りの向こうには、動物公園の釣り堀があるのだが
地元は金を払って釣るより、無料の池を愛用している。
ここには、鯉、鮒に混ざってブルーギルも棲息している。
ほとんどの人が、キャッチ&リリースである。

ジョンの散歩の折、大きな鯉を釣り上げた人を見かけた。
たぶん「お持ち帰り」だろう。
自宅で時間をかけてドロを吐かせたあと
鯉のあらい、鯉コクなんだろね。

10月7日(金曜日)
●まだ、元気
夏の定番トマト、キュウリは終わったけど
ピーマン、シシトウはまだ収穫できる。
小さな苗のとき、この2つは区別がつかない。
苗屋さんから購入するときは、ポットの色で判断する。
今年はピーマン3、シシトウ1だった。

ときおり、できを確認する。
見逃すと、グリーンが赤のパプリカに変身している。
シシトウは唐辛子みたいになっている。

ミョウガが出てきた。
初収穫。

昨年、ユズは大豊作だった。
今年は、木も疲れたのか数個しか実をつけていない。

とまれ、秋に収穫が継続しているのだから、喜ばしい。

トマト畑のあとに、小松菜でも播こうかな、と思っている。
もう、そのタイミングなのだが、なかなか手がつかない。

●60年前:昭和20年10月7日
☆室戸丸、兵庫県沖で機雷に触れて沈没。
別府航路室戸丸が、大阪出航30分ののち神戸の魚崎沖合で、
戦時中にB29爆撃機の投下していた機雷に触れて爆沈した。
乗客四百名中、二百数十名死亡。

8月15日に敗戦を迎えても、まだまだ犠牲者は出ていた。

10月6日(木曜日)
●5夜
「ハルとナツ」最終回。
えがったえがった。

ナツが最後に北海道の生家を訪ねた。
そこへ、幻の家族が帰国した。
あのときの年齢プラス3歳、年を重ねて。
そこで終わるのかと思ったら
きっちり最後まで描写してくれた。
最近、最後の最後を見る者のイメージにまかせる、という
エンディングは気に入らないのね。

ブラジル移民3代の家族の物語。
昭和9年から平成17年まで71年間。
当時9歳のハルは80歳。
やっと妹ナツとブラジルで暮らすことができた。

日本では薄れ行く「家族の絆」を、改めて考えせられました。
グスン。

●法師蝉、健在
16時過ぎ、裏の雑木林で「つくつくほうし」が1匹、鳴いていた。
夜の気温低下、昨晩からの雨にも負けずに生きていたんだ。
明日も秋雨前線の影響で天気はぐずつくという。
今度こそ、だめかもしれない。

●ごちそうさま
どきどきしながら、おいしくいただきました。

切り口の厚さ。はんぺんのようだね。小さなフライパンだったが、満員状態。炒め加減も上々。歯ざわり最高。
まだ、腹痛は起こしていない。

●2個目
椎茸、その2が育った。

雨に降られたので笠の色も、生椎茸そのものになった。
でかい!
いよいよ食卓に上るときが来るのだが
あれだけ大きくなると威圧感がありますね。

「本当に食ってもだいじょうぶかよ」と思うが
昨年も同じくらいのを
「おいしく」いただいちゃったんだし、
ま〜、だいじょうぶでっしょ。
と、ナツの影響で北海道言葉になるのであった。

●下流社会
ずばり「下流社会」という新書が光文社から発売された。

「もはや戦後ではない」という言葉があるけれど、
今度は「もはや中流ではない、下流なのだ」そうだ。
経済成長が右肩上がりの、あの懐かしい時代には、
「一億総中流」という意識だったが、
バブル破綻後、長い低迷状態が続き、生活実感がしぼむ。
「中流」も大いに目減りして「下流」となったんだろうね。

もっとも、日本の場合は「中流意識」で「中産階級」ではなかったが。

とはいえ、先日TOYOTAの高級車「レクサス」の受注状況が発表されたが、
予想を上回る台数だった。
8月30日〜9月28日で
販売目標1200台としたが、実績は4600台だった。
いつの時代も、不況といわれていても好況の業種はあるのだ。

生産設備への膨大な資本投下を要する産業は、あえいでいるが、
年若くして六本木ヒルズの高級マンション住まいの連中は、
相変わらす元気がいい。
情報やマネーゲームに携わる連中だよな。

●デジカメ

※左が新機種

オリンパスのデジタル一眼は、
これまで、E−1、E−300があったが、E−500がラインアップ。
500万画素、1.8型液晶モニターのE−1はさすがに時代を感じてしまう。
E−1が、CANON、ASAHIペンタックス、Nikonと熾烈な戦いを繰り広げていたが、
外観でだいぶ損をしていた。
なにしろ、一眼レフなのに、ペンタプリズム部のとんがりがない。
一昔前のレンジファインダー35mmカメラの風貌なのだ。
間が抜けているのだ。
購入した人は「これでも、デジタル一眼なんだから」と
いちいち注釈をつけねばなるまい。
人気はいま1だろうな、と感じざるを得なかった。
やっと登場したE−500は、800万画素、2.5型液晶、
鶏のとさかのように、プリズム部がある。
最初からこうすればいいものを。
これでは、オリンパスの発売傾向を知る人は、まだ出てくるだろう、と買い控えるね。

●東京新大陸
 
マンションの広告である。左は予想図、右は現実の同じ場所。
隅田川が大きく蛇行し、荒川区がせり出した部分がある。
そこは、昔、JRの貨物ターミナルがあった。
幾本ものレールが引き込まれ、おびただしいコンテナが積まれていた。
日比谷線南千住側からの光景は
鉄塊の空間。殺伐としていた。
尾久は貨客ターミナルだが、そこと同じような雰囲気。

いつの間にか高層マンションが立ち並び始めた。
隅田川下流の勝鬨橋あたりの月島も高層建築が増えているが、
上流の南千住の、この土地は開発次第で、
横浜MM21に匹敵するウォーターフロントになるはずだった、が
商業施設は極めて少なく、
今のところ、マンションだらけである。
ちょっと惜しい気がする。
でも、こういうCGを使った未来図には目がいきます。

●太蔵君の災難

こんどは、女性週刊誌が。
太蔵君をちくった相手は、
「さんま」の恋の空騒ぎで、
さんまに、おしおきをされていた女性らしい。
ああいう、番組に出るくらいだから、
プライバシーの切り売りなど、ヘとも思っていないだろう。
とんでもない相手と遊んだと、首を洗って待つほかないね。

●598戦争

通販で業績を伸ばしているDELL。
同じ市場に参入したHP。
パソコンの広告掲載頻度は、業態柄従来メーカーより多い。
両社とも全ページを使って行う。
黒のDELL、白のHPという広告作り。
最近は59800円代のデスクトップタイプが主流。

パソコンがこの値段で買える時代になった…と
昔を知る人たちは思うだろう。

しかし、スペックを見るとオプションで拡張しないと無理、とわかる。
メモリ、DVD書き込み、HDD容量、ディスプレイサイズ等々
さらに、ビジネスソフトがインストールされていない。
これらを加えると、10万近く、あるいはオーバーする。

デザインの好みも分かれるところだ。
DELLは意外にずんぐりむっくり、
HPは小さいわりにはスリットが入りすぎでごてごて。
Macのように、すっきり、とゆかないのが残念。

ところで、HPが、「MADE IN TOKYO」をセールスポイントに打ち出した。
多くのPCがコストダウンのため東南アジアで組み立てられているが、
HPは品質の高い秘密は、日本の、それも首都圏昭島工場で
生産しているから、というのだ。

●60年前:昭和20年10月6日
☆全国の特別高等警察が廃止される。
通称は「特高」。明治43(1910)年の「大逆事件」を契機に、翌明治44(1911)年、反政府的社会運動抑圧機関として警視庁内より「特別高等課」を独立させたのが始まりで、昭和3(1928)年、全国府県の警察に設置。内務省直轄で強大な権限を持つ政治・思想警察で、共産主義運動、自由主義的言論・思想・社会運動等を弾圧した。
戦時中には、反戦運動や経済統制に対する監視も行うようになる。特高警察を指揮した内務省官僚の代表格としては、安倍源基(1894〜1989)、町村金五(1900〜1992。町村信孝の父)など。

秘密警察・白色テロリストの代名詞として悪名高く、「民主主義殺戮法」と称された治安維持法の実行部隊でもあった。「票読み一つ誤わない」と恐れられた緻密さを持ち、殊に戦時中は、銭湯の冗談も特高警察に筒抜けになる程であった。

戦後、GHQの指令によって解体されたが、所属の職員は、ほとんどが他の役所同様に公職追放されたものの、社会主義・共産主義者の恐怖を口実にして、後に旧自治省・警視庁・公安調査庁などの上級幹部職に復職している。

1933年2月20日に、特高の拷問で殺された
小林多喜二を見まもる友人たち。杉並区馬橋の自宅で。


10月5日(水曜日)
●スタンプ
12年前。
私がこの町に越してくる1年前のことだ。
確か、この町の町長選があったはず。
4選された現職と若き候補。
2人が立候補して選挙が行われたのではなかったろうか。
思い出して欲しい。
その時の、スタイルは、今回のような「スタンプ」形式だったのか、
それとも、「記名」形式だったのか?

町長選は「スタンプ」形式、ではなかったか?

漏れ聞くところによると、そういう決まりがこの町にはある、という。
だから、補選とかちあった今回の選挙は、2つの形式が採用になった。
町会議員選は、記名形式、なのだそうだ。

●さんとす丸

三菱長崎建造。大正14年竣工、日本最初のディーゼルエンジン搭載航洋客船。
船客定員 1等38名、2等102名、3等760名
昭和19年11月25日、ルソン海峡サブタン島南西、雷撃・沈没。


NHK開局80周年記念ドラマ「ハルとナツ」で、ハルの家族が
ブラジル移民のために、昭和9年に神戸から乗船した移民船が「さんとす丸」だった。

故郷・北海道を食い詰めた次男と3男の家族が、
一旗揚げようと3年の予定で渡伯するが、
辛酸をなめ、戦争勃発などで70年もの間、そこで過ごすことになる。

シナリオは橋田寿賀子女史。
物語の展開が、どことなく「おしん」と似ている。
「渡る世間…」の橋田組の顔ぶれもちょこちょこと…。

これでもかの「辛酸なめこ」なのだが、
70年後は、引き裂かれた姉妹が誤解を解くことになる。

第1回目。
神戸港での、予期せぬ姉妹の別れ。
こういうのには最近めっきり弱い。
やれやれ、寿賀子女史にまた泣かされるのだ。

サントス丸出航シーンはCGが使われていた。
それまで、ナチュラルな色彩の画面が、突然、どぎつい色に変わる。
映画「ゾルゲ」のCGもそうだった。
もっと自然なつながりにならんのかね。
興が削がれます、です。

北海道とブラジルで生きる姉妹に、
過酷な事件が次々に訪れる。
「ナツ」が牛飼いのじいちゃんと出会ったときは、
ほっとしましたよ。

戦後の「勝ち組・負け組み」の話も登場する。
勝ち組の心情がわかる、シーンもあった。

今夜は第4回。
戦後のブラジルと北海道の話が始まる。
姉妹は温泉で、なが〜〜い空白を埋めようとする。

いよいよ明日が最終回。

向田邦子亡き後のストーリテラー、橋田女史の意外な結末はあるのだろうか。

●ゲ〜ジツ的

鉄のアーチスト熊さんなら、こういう畑をみれば「ゲ〜ジツ」と映るんだろな。
地元、育苗施設のスタッフによる畑づくりは非常に丹念に行われている。
機械化されているし、手はあるし…なのだが
多少は野菜をつくる小生も、瞠目の連続。

今朝は、なんの苗だかわからないが、
そこに籾殻の床を敷いた。
配色の妙。

●うそ?

民主党再生、希望の星「前原」新代表に、
ちょっとした陰が表面化した。
母子家庭美談プラス、父親は裁判官。
もし、裁判官が嘘であるなら…
経歴詐称、ではないんだよな。
「経歴」ではなく「家庭環境」なのだから。

議員時代かその前、プライベートな集まりで、
少し見栄をはって言ってしまったのかも知れない。


「ソーリ、ソーリ」発言で以前、俄然話題になった辻元氏、
金にまつわる不正で下野したが、今回返り咲いた。
小泉首相は
「またあのうるせ〜女が…」と
憂鬱になったかも知れん。

その彼女が、どういうわけか
アダルトショップに出現。
大人のおもちゃにサインしたとか。

彼女も愛用するツールだったりして
「サイン」じゃくて「催淫」じゃないの。


と、有名になるとこのように「おちょくられる」こともある。

どこぞの選挙で、収入役が仕事中に応援演説、と書かれた。
未確認情報だったが、
対立候補側は証拠写真を撮り…ともある。
書かれた当人は「大いに迷惑」と憤慨している模様。

当人の顔を知っている住民はごく少ないと思うのだが
町の、単なる名誉職ではない。
すごい高給取りらしいではないの。
火のないところに煙は立たず、とも言う。

でもさ、そのくらいのこと書かかれたといって
騒ぎ立てることもないんじゃないの?
町のナンバー2とかナンバー3ともなれば「有名人」。

ギター侍なら
「有名税」つ〜こともあるじゃな〜い。
って、いうじゃな〜い。
ハードゲイのラモンなら「フ〜〜ッ」と奇声ため息をつくだろうよ。
あの巨漢似非ゲイは「同志社」出身というから、「ホ〜〜ッ」だね。

●プレーオフ

ヤンキース対エンジェルス。
ただいま、試合中。
現地の下馬評ではアナハイム優勢なのだが、
目下のところ4:0でヤンキースリード中。

ピッチャーはコロン。
名前の通り、ころん、としている。
肥満体なのだが、なかなかの腕ですよ。
でも、ジーターは打ち崩すんだよな〜。

●三洋の再生努力

「野中ともよ」氏が経営最高責任者に就任した時は
少なからず驚いた。
テレビ東京の経済ニュースには登場していたが
評論は得意でも「実技」が伴うのか、と思った。
三洋のトップたちの人選なのだから、
ちゃんとした理由はあったんだろうがね。
しかし、内部告発。
「夫婦で喰いもの」とは…
このところ、取材姿勢で評判の悪い週刊誌のタイトルだから、
「羊頭狗肉」なのかも知れないがね。

●ぞろぞろ

またまた噴出した、杉村君のタイゾー伝説。
無責任な青春を謳歌していた証拠がぞろぞろ。
年金滞納、女子寮侵入、丼飯10杯、酒と女
旭川では「地元の恥」なのか「そんなもの跳ね返しがんばれ」なのか…

●小池女史

小泉政権のキザハシを順調に登っている、と思われる。
政界に登場したときから、
「カイロ大」卒という経歴が目だっていた。
父親は外交官だったのだろうと、勝手に思っていた。
ところが、文春のリード記事によると違っていた。
「破天荒な」父親の政治活動の失敗による「逃亡」。

それに従った家族の苦労はあったのだろうが、
男の生き様としては雄大である。

●しいたけ

1個収穫。
笠が大きく開いたが、椎茸は松茸と違って
こちらのほうが、バターで炒めるときは都合がいいね。

10月4日(火曜日)
●寿退社

フジテレビアナウンサー、千野志麻が今年末で寿退社。
結婚式は来年春の予定で、相手はサラブレッド。

複数のスポーツ紙情報によると、福田赳夫元首相の孫で、慶大時代にはアメフト部に所属。
東京・六本木ヒルズにオフィスを構える外資系金融会社に勤務する30代後半のエリート会社員。
年収は、ぬわんと、5000万円以上という超リッチのイケメンだという。

千野志麻は、静岡県沼津市出身。不二聖心女子学院高校卒。
聖心女子大学文学部歴史社会学科卒。
父の千野慎一郎は一級建築士の資格を持つ千野建築社長、沼津市市議会議員。
平成12年4月に入社というから、わずか5年の在社。

いいとこのお嬢さんと、いいとこのぼんぼんの組み合わせということかね。

で、千野の出身高校は、確か、今回の衆議院選で岐阜に刺客として送られた
「佐藤ゆかり」と同一。つまり、千野は、佐藤の後輩というわけ。
不二聖心女子学院は、静岡県裾野市桃園にあるから、千野はまだしも、
東京都世田谷区生まれの佐藤が、なぜ遠方の高校を選んだのか??であります。
そして、佐藤は上智大に、千野は聖心女子大へ進んだ。

●5夜連続ドラマ
NHKで「ハルとナツ」というブラジル移民を扱ったドラマを放映している。
今夜は3回目。
テーマに興味があった。
毎日定時にテレビの前で過ごすのはしんどいので
初回から録画しているが、まだ見ていない。
全てエアチェックして、一気に見るというのも、これまたしんどい。
どういうことになるのやら。

在ブラジルの映像作家から、自分の作品と酷似、という問合せがあるなど
側面の話題性も生まれた。

「アキとフユ」というタイトルでは、寒々しくて視聴率も伸びないんだろうな。

●しいたけ

ますます成長している。
今朝のように湿度が高いからかな?
小さかった2つめも同様だ。
そろそろ、取り時かもしれない。

●終焉
昨日まで鳴いていた法師蝉の声がピタリと止んだ。
日に日に忍び寄る夜の寒さに、彼らの命も尽きたか?
変わって今朝はコオロギ、地虫が賑やかだ。

庭で、果てた法師蝉を見つけた。


●地図旅行
最近日本のポータルサイトの地図機能がハイクォリティ化している。
GoogleMapの影響を受けているのかも知れない。
初めはびっくりする。
今までの地図検索とまるで違うから。
なにしろ、日本全図の白地図が出現するのだから。
住所を入力して検索ボタンをクリックすると
ズームインしていく。
そのなめらかさは感動ものだ。
日本はもちろん、米国、欧州主要都市など世界の地図が表示できるが、
共産圏、北朝鮮などはNGね。
「サテライト」にすると衛星写真に切り替わる。
そこに、わが家を見つけることができるかもしれない。
「サテライト」地図情報は大都市が充実している。
わが町は、途中で粒子が荒れて判別不能となる。

当初は、これに感激していたが、「GoogleEarth」というのが登場した。
まだ、英語版のみだが。
これは、平面図情報はなく衛星情報のみ。
その拡大率がすばらしい。
これもあまり寄り過ぎると画像がぼけるのだが、
停車している車がよくわかる。
もちろんリアルタイムではない。

娘が一時帰国しているので、住んでる所を検索してみた。
で、次第に寄っていったのが、これらの静止画像だ。

かなり、上空からの写真だが、次第に倍率をあげてゆく。青い丸が娘の住まい


さらに、ズームアップ。パースをつけて、疑似立体にすることもできる。


画像はぼけてきたが、駐車している車がわかる。
ふ〜ん、ここが娘の住んでいるところなんだ。

なんとなく、旅行気分。

次に、マンハッタン島を訪れた。

※青い丸が、自由の女神の鎮座する「リバティ島」、ぐ〜〜んと寄ってみた。

「自由の女神」は、この島の入口にある、ということは知っていたが、
では、どのあたりにあるのかは知らない。
そこで、探してみた。
かなり、鮮明に「Riberty Island」を表示できた。

※こちら、「GoogleMap」のサテライト。鮮明さでひと味落ちる。

10月3日(月曜日)
●空しい貢献
イラク・サマワで活動中の自衛隊。
英・豪軍撤退か?のニュースを受け、駐留が微妙になっている。

平和活動だから、護身用の武器は所有するものの、
相手からの攻撃に防戦するときにのみ使うんだろね。
例えば、狙撃銃で仲間が即死したら、応戦。機関銃を撃ちまくるんかな?

平和部隊だから、給水、道路工事、破壊された建築物の撤去、修理などをやってるんでしょ?
国内の災害支援と同じだね。
ところが、地元民にはあまり感謝されていない。
彼らは、雇用拡大を期待している。
自衛隊の下請けで潤うのはほんの一握り。
そんなわけで、多くの民衆の不満がくすぶっている。

自衛隊なのだから、雇用拡大は無理だよな〜なのだが
彼らにはまるで通用しない。
経済大国の日本からわれわれを救済にきてくれた、と思っているんだから。

で、英・豪軍が撤退したら、自衛隊は裸同然。
守ってくれる他国の軍隊がいないのだから。

小泉首相は、そんなことおかまいなし。
あの、薄い唇から「撤退」の言葉は聞こえない。
1週間ばかり、クールビズの代わりに戦闘服を着て
現地に滞在することを、おすすめします。

●ほりえもん
またまた、話題を提供してくれました。
「アルカイーダ」放送で全世界からの注目を集める、
中東のTV局「アルジャジーラ」と、ライブドアが
ネット配信の独占契約を結んだ。

エキセントリックな内容を流せば
ポータルサイトのライブドアへ人が集まる。
媒体価値が上がり、広告企業が増え、収入も向上するからな〜。

●足跡
粘土板に刻まれた楔形文字。
一見、古代文明の発掘成果。

灌漑用水は稲作の時期が過ぎると水が流れなくなる。
干上がった底は、鳥たちの餌場となる。
大きな足跡は白鷺なのだが、小さいほうはなんだろね。
間隔は狭い、しかも回転したように連続している。

●生育

昨日見つけた「しいたけ」が、成長していた。
かなりの早さである。
もう少し様子を見て、収穫ね。

空気に芳香が混じっていた。
いよいよである。
ところが、わが家の金木犀は枝を切りすぎたのがたたってか、
昨日まで蕾もなかった。
今朝やっと確認できた、
香っていたのは、生垣の銀木犀だった。
この木は夏も花をつけていた。

●題名
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」
書名を見ただけでは何の本かわからない。
が、会計学の本らしい。
売れているらしい。

「風が吹くと、なぜ桶屋がもうかるのか」とか
「駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人の経済学」など
古典にかこつけたタイトルが生まれそうだ。

「それでいいのか、蕎麦打ち男」という本を
元雑誌編集者の「残間絵里子」氏が出した。

団塊の世代がリタイヤする2007年問題を前に、
彼らの社会との交わりを喚起する本らしい。

自由な時間に蕎麦打ちをしたり、陶芸に打ち込む人が多いけど
これは、工程の一部に過ぎない。
蕎麦屋や陶芸家として再スタートしなさいよ、というもんらしい。
団塊の世代より若い筆者からの応援、ということだ。
それにしても、長いタイトルの本が出回る。

「それでいいのか、エアロビ女」
「それでいいのか、韓流女」

●4選

暑かった、昨日。
群馬県館林市では10月の観測史上初の33度を超えたそうだ。
宮代の町長選は「熱い」とは言えなかった。
過去最低の投票率57.62%(1982年)を下回る56.74%ということ。
ワースト記録を更新した。
棄権という批判票だったのかね。
あるいは、無関心。
はたまた、秋の行楽に出かけてしまったという単純なことだったのか。

町長選は「スタンプ」、補選は「記名」という投票スタイル。
なぜ、差をつけたのか、が問題になるかもよ。

●太蔵君

あまりにも劇的なデビューだったので、
好奇の目はまだ持続している。
彼自身は党執行部の指導で、ごく普通の青年に戻ってしまったのに。
前回は2人の女性。今回は婚約破棄と中絶。
女性問題に関しては、大先生の強者がゾロゾロいるが、
この若さで早くも「下半身問題」が取り沙汰される政治家も珍しい。
大物(なにが)の証かな?

●破顔、松井

ニューヨーク・ヤンキース地区優勝。
宿敵レッドソックスを直接対決で降し、劣勢を逆転した。
ジーターと喜びを分け合う松井。

昔から、出来の如何に関わらずカメラの前に立つ。
こうした松井の態度は多くの人が好感をもっている。
年齢のわりにはできすぎ?
でも、シャンパンをかけあう彼の顔はいいね。

最後の連戦では、さすがに頬がこけていた。

ジーター、バーニーウイリアムス、A・ロッド。
このチームには魅力的な選手が大勢いるよな〜。

日本のプロ野球より、大リーグを見るほうが多かったな。

●老犬

14歳になるジョンだが、
今のところ病気になることもなく
毎日の散歩を楽しんでいる。
耳がかなり遠くなっているが。

10月2日(日曜日)
●開けてみれば
12年ぶりの選挙の割には、有権者の半数近い人が関心を示さなかった。
もう少し燃えるかと、思ったのにね。
ヒートしている人たちが2倍分熱かった、ということだった。

対抗馬を迎えての選挙は初めての「さかきばら」候補。
応援団は、対抗を過大評価したのか、
文書合戦では批判を浴びた内容を配布した。
有権者が長期政権に「飽き」が来ていると読んだのかもしれない。
それが、対抗には「あせり」と映った。
対抗馬に「ことによったら」という期待感をいだかせたのかも知れないが
開けて見れば倍の差がついていた。

結果的には、クリーン路線でも勝利できたに違いないのだが、
選挙は勝敗がついてからでは遅い。
「万が一」にも備えなくてはならない。

だが、助役、収入役を仕事時間内に
応援に登場させたというミス。
あ、これは、対抗馬の支援者が掲示板に書いたもので
小生が実際に見たものではないですからね。
間違ってたら、ごめんね。
私など、誰が助役で、収入役か顔も知らんもん。
もし、これが事実であれば
公私混同のそしりを招くことは必定。
これが、「しがらみに染まった超保守のまち」と映るのだろう。
そのようなことがなかったことを祈るばかりでありますよ。

「改革」を訴えた対抗馬だったが、
これは、現職が継続しても「改革」を行わなければ
町の運営はできないのだから、
役場の改革、住民参加による「まちの改革」は鋭意進められるだろう。

さ〜てと、次の関心事は、合併ね。
仕切りなおしによる運動が起こるのはいつだろう。

春日部に寄り添うのか、久喜市と歩むのか、
それとも、「杉戸・宮代・白岡」3町が一緒になり、県東部の第2勢力となるのか?

30、50年先を考えれば、3町合併が最適な枠組みと、小生考えるのであります。
宮代は真ん中に位置し、JR、私鉄が通る、白岡、杉戸は幹線道路に面し
産業の要になる。宮代は動物公園、大学を有する娯楽・文教の中心になる。
少子高齢化を迎えても、発展の可能性を秘めた、最適な組み合わせではないの?

「市」との合併は、どうしても「市」のほうが「タカビー」になりがちだが、
「町」同士なら、それこそ「似たもの同志」。
結婚の「つりあい」としても申し分ない。
似合いの3家ではあるまいか。

●決まり
10月2日(日)22時27分確定 (開票率100.00%)
さかきばら一雄 9412
かのう好子 4531
金子正志 1681

10月2日(日)22時36分確定 (有効投票数14302 開票率100.00%)
中野松夫 8856
山本ただのり 5446


●選挙途中経過
投票率が午後8時38分に確定した。
投票率平均:58.65%

高投票率地区
第8投票所(国納保育園)62.69%
第1投票所(百間小学校)62.30%

低投票率地区
第9投票所(和戸公民館)50.08%
第4投票所(東小学校)51.07%

第1次・開票結果(22時)(開票率34.87%)

さかきばら一雄 2100
かのう好子 2100
金子正志 1300

補選22時30分現在 (開票率90.18%)

中野松夫 8800
山本ただのり 5400

と、こんな具合である

●夕焼け

黄金色に輝く雲、茜色に染まる雲。
その間をぬうように光彩が走る。
久々の夏日となって昼間は袖なしで通した。
きれいな夕焼けだった。

この地区から見る雲の美しさを発見して、
年間を通じ上空を撮影しはじめて5年は経過する。
一番印象的だったのは2年前。
台風一過の夕焼けだった。
荘厳ささえ感じた。
あわてて家にとって返しカメラを持ち出した。
撮影ポイントへ行くと、青年がいた。
彼は、あたりをつけてこの界隈に来たらしい。
すでにカメラを構えていた。
言葉を交わすことはなかったが、若い同好の士を好ましく思った。

●政治献金
IT企業と言えば政治から一番遠いところにいるもので、
若さとバイタリティ先見性でのしあがっていくもんだと思っていたが、
実情はそうではないらしい。

楽天・三木谷浩史会長
自民党の茂木敏充・前情報通信技術(IT)担当相の資金管理団体に24万円を献金。
それまでの3年分と合わせた献金額は219万円に。

ライブドア:堀江貴文社長
昨年、茂木氏の資金管理団体に6万円を献金。

村上ファンド村上世彰:
昨年まで3年連続で民主党の小沢鋭仁衆院議員に36万円を献金。

茂木事務所は「三木谷さんはハーバード大学の後輩で、楽天を起業する以前からの古い友人。
堀江さんもよく一緒に食事する仲です。
政治頼みの業界ではないので、陳情されたことは一度もありません」と説明。

素人でもできそうな金額。
ポケットマネーなんだろうね。
億万長者にしては、ささやかすぎる。
赤坂の高級料亭、銀座のクラブで一緒に過ごせば足が出るような…
もっとも、彼らはそういう所は使わないのかな?

●スタンプ

行ってきました、百間小体育館へ。
町長選と補選ね。
町長選はスタンプ型式だった。
3人の候補者のいずれかの上に○のスタンプを押す。
目の悪い人が、押し間違ったらどうすんだろう?
鉛筆だったら、線を引いて修正できるのに。
補選は従来ながらの記入方式。

住民の多くが注目していると思われる久々の町長選。
投票率はどの程度までゆくんだろう?

●栗

熟したイガが頻繁に落ちてくる。
不幸にしてこの下にいて直撃を受けようものなら瞬間、激痛が走る。
わが家の栗は山栗なので実が小さい。
味はいいのだが、加工するのに手間がかかる。
特に、渋皮をむくのが大変だ。
一度、栗ごはんにしたことがあったが、以後やっていない。
結局、いつもの習慣で拾ってはみるものの、
ひからびさせてしまう。
だったら、そのままにしておき、
通り過ぎる人の秋の楽しみにすればいいと、思うのだが、
イガが散乱してしまい、公道が汚れてしまうのであります。

●出航
昨日船出した新市のセレモニーが新聞で紹介された。
隣の、ことによったら宮代も混ざっていたかもしれない
新・春日部市の旧市庁舎でテープカットが行われ、
11月6日の市長選まで新市市町代行を行う旧春日部市市長の姿が映っている。
市長選には4氏が出馬表明をしている。
すべて男性、54、45、35、57と年齢が若い。
この地域は女性がいなかったんだ。
自民党・民主党が戦略的に動かなかったんかな?


●しいたけ
また、昔の「ほだ木」からしいたけが顔を出していた。

以前、しいたけづくりに失敗し、庭の仕切に使っている。
2本のほだ木からは、どういうわけかしいたけがとれる。
昨年は、大きな生しいたけで、即バタ炒めにしたが、
今回は、笠がまるまった乾燥しいたけのようなかたちをしている。

「にらそう」も花盛り。
Sonyの小型デジカメなら10cmまで寄れる。
広角だからパースがついてしまうのだが。

●楽しかったな〜
この数日、このSiteの掲示板は大賑わいだった。
9月30日宮代紋次郎氏の別れの辞をもって、昔のようにひっそりとしずまった。

今回の町長選で、当Webの現職寄りのコンテンツが
印刷物となって町内配布された。
それは、対抗をかなり非難したものだった。
私は、当然発行責任者の名が印刷されているものとばかり思っていたが
WebSiteを探し当てた「宮代紋次郎」なる人物の指摘で、そうでないことが判明した。
では、多くの方は、小生が自費で出したビラと思っているのかも知れないね。
が、そんなことは決してありませんからね。
それ以後、「紋次郎」氏の書き込みが連日続いた。

彼(たぶん)は、現職ノーサンキューという立場だった。
私は、現職ウエルカムだったから、お互いの応酬が続いた。

当初は、現職対抗馬の1市3町合併の不可解な行動の解説に支持があったものの、
精力的な紋次郎氏の書き込みと、このサイトを探し当てた、
現職の選挙活動内容と4選出馬ブーイング・ハリケーンが猛然と襲いかかってきた。

管理人としては孤軍奮闘だったが、防戦一方というわけではなかったよ。
紋次郎氏は、都合のいいことばかり書いて
都合の悪いことは無視する…と挑発にかかったが、そのテには乗らなかった。

紋次郎氏の発言を支持する人ばかりであった。

公示前まで、小生、対抗馬に関しかなりきついことばかりを書いてきた。
が、公示後はアプローチを変えた。

一般論を書き、その最後に少しばかり事例と批判を加えることにした。
紋次郎氏は、こちらの狙い通りに乗ってきた。

彼(たぶん)は、昨年の1市3町合併反対は町民の純然たる民意である、という。
そこで、小生、「浮動票」という一般論から説き起こし、
ネガティブな煽動に引っ張られた方が皆無とは言えない。
したがって、民意とはいうけど、
浮動票が対抗馬が行ったアジテーションに誘導されたものだ、と結論付けた。

紋次郎氏は、町民を愚弄するものだ、と言ったが、
選挙につきものの「浮動票」については触れなかった。
彼(たぶん)は、小生に言ったが、自分も都合の悪いことには目をつぶった。
そのとき紋次郎氏「洗脳」という言葉を使ったが。
対抗馬の用いた手法こそ「洗脳」である。


だいたい、人々はネガティブアプローチをされると不安になってしまう。
「合併して住みよいまちにしよう」というポジティブアプローチより
「合併すると税金や福祉費用が高くなる」というネガティブアプローチのほうがドキッとする。
対抗馬は、この手法を使ったのだから。

春日部市、庄和町、杉戸町は合併賛成だったが、宮代町だけが反対で
合併協議会は解散した。
ほくそえんだのは、対抗馬である。
なにしろ、この方は久喜市との合併を望んでいるのだから。
公職も久喜宮代衛生組合議長を務め、
新しい焼却炉の建設を公約に挙げて立候補しているほどだから。
つまり、合併相手が春日部では都合が悪かった。
このことを知らず、漠然と不安に思った方たちが「反対」票に流れたものだと思っております。

「木枯紋次郎」。
一見クールな渡世人だが、人情しがらみに流され、事件に関わっていくというキャラだった。
「宮代紋次郎」氏は、この町を愁い正義を振りかざすが、結局、対抗馬の応援団だった。
でも、楽しゅうございましたよ。
ありがとう、紋次郎殿。

いよいよ、本日投票。即日開票。
「あ〜、あ〜したのいまごろは、きみは、きしゃのなか〜〜」

●愛人デジカメ
というわけで(どんなわけだ?)
SONY Cyber-shot Uに隠れてPoweShot A95は
今まであまり出番がなかった。
しかし、わが家にやってきたのは昨年11月だ。
カメラの存在を家人は知らない。
見つかろうものなら、同じようなものばかり買って!と…
(※シカゴの娘に告ぐ!これを見て、ちくるなよ!)

あと2ヶ月で1年になろうというのに日陰の身であった。
ORIMPUSは目立つところに置いてあるのだが、
CANONは袋に入れてある。
言ってみれば「愛人デジカメ」なのね。
夜中に引っ張り出し電源を入れてみるなんて、
我ながら、なにやってるんだろうね、と思う。

その代わり、マニュアルだけはよく読んでいるのだが、
実戦で使おうとすると、よくつまづく。
やはり、毎日使っていないと、あかんね。

というわけで、最近、ジョンの散歩のお供に連れ出している。
胸ポケットにSONY、首からCANONね。
妻妾同伴、なんちゃって。

こういうときは、ぜひカワセミに遭遇したいものだ。



昨日までのズーム写真は「愛人デジカメ」で撮影したもの。
庭の花を撮影してオートフォーカスのクセを確認したり、
シャッター優先、絞り優先、露光方式の切り替えなどを試してみた。
やはり、広角単焦点のSONYとは違って面白い。




●デジカメ
同じシリーズは1年に1度グレードアップする。
今使っているのは500万画素だが、後継機は710万画素になった。
デザインは若干丸みをおび、バリアングル液晶モニターが1.8から2インチになった。

(PowerShotの後継機。ボディカラーはシルバーでなく、ガンブラックなのかな?)

CANONはファッショナブルなIXYデジタルが人気だ。
PowerShotはデザインはいかついが、
操作ボタンが多く、多彩な撮影シーンを昔の銀塩カメラのような感覚で楽しめる。
グリップもしっかりしているのでしっかりホールディングできる。

だが、普段持ち歩いているのはSONYの小型カメラだ。
CANONは、電源ONでズームレンズがせり出す。
撮影状態になるまでに時間がかかる。
SONYは単焦点なのでレンズカバーをスライドさせれば、
若干、間はあるものの即撮影状態になる。
広角レンズだから向ければだいたいピントが合う。
だから、スナップには最適なのだ。
とはいえ、200万画素だから印刷向きではなく、
ほとんどがWebの材料になっている。

だからメインがSONYでサブがCANONとORIMPUSということになる。
300万画素のORIMPUSは5年前に購入したのだが、
メーカーの設計思想の違いなのだろうが、
使いやすく印刷した時の発色もCANONより優れている。

今人気上昇中のデジタル一眼レフも値段がこなれてきたことだし、
検討の余地があるのかな、と思うのだが、
では何に使うのか、となると答えが出にくい。

最近の撮影はほとんど日記代わりの記録。
であれば、大きなカメラを持ち歩く理由もあまり考えられない。

CANON EOS Kissのカタログを見たが、
撮影シーンを切り換えるモードダイヤルは、PoweShotとほとんど同じ。
NikonD70Sのモードダイヤルも似たり寄ったり。
基本的に撮影方法はコンパクトタイプと同じだが、
被写体の色彩情報をコントロールする撮像素子の大きさが異なる。
デジタル一眼の大きなボディには大型CCDやCMOSセンサーが使われている。
だから、印刷の仕上がりがコンパクトタイプと違ってくる。

ということは、Web用素材にはまるで関係ないではないの、と
また、自分を納得させるのでありました。

10数万出すんなら、「iMacG5」のほうがいいや、などと思ったりする。

10月1日(土曜日)
●下水
悲惨な話しを思い出した。

わが家は生活雑排水を灌漑用水に放出している。
都市型下水設備がない。インフラ整備が遅れているから。
その水が、新しい村の雑木林の前を流れる水路、
片方を石積みにし、もう一方をゆるやかな勾配のある土にしてある、
そこへ流れてゆく。
外観は「親水公園」風情だが、いかんせん水が汚れている。
当然だ、生活排水が流れているんだもん。

しかし、ある家では、放出する場所がない。
だから、庭の隅に大きな穴を掘りそこに流し、自然に水が引くのを待つという。
それでも、何年かたつと塩梅が悪くなる。
で、次の場所に大穴を掘るのだそうだ。
そのお宅に隣接した場所に戸建団地ができた。
そこは団地住人の下水溝があるので問題はない。

思い余って、そこに流させてはいただけないだろうか、と
お尋ねしたが、にべなく断られたそうだ。
で、住宅は今様のおしゃれな外観なのだが、
排水環境は江戸時代の農村部、というわけ。

うそでしょ〜、というような現実なのだ。

宮代の水は、灌漑用水も川も一様に汚れている。
古利根、姫宮落川、隼人掘川は生活排水をたっぷり飲み込んで流れているからだが、
仮に、宮代だけが都市型下水になっても、上流の市や町が相変わらずでは
問題は解決しないね。
「鶴見川」にしてもそうだもんな。
河川敷きはおしゃれな設備、土手はサイクリングロードになっていても
流れる川の水は、相当汚れている。

●夕日
屋敷林の間から沈み行く太陽が見えた。
あの夕日は、白岡町彦兵衛方面に沈んでいる。
アングルを探して歩いているうちに、もう沈んでしまった、
と、いうことが幾たびかあった。
それほど、早い。

沈む方向が言えるとはね。
横浜で住んでいたのは「旭が丘」という所だったが
谷戸の中腹でも昇る朝日は見えないし、
まして沈む夕日は、雛壇の隣家が迫っているのでわからない。

今の場所は周囲が雑木林なので、わが家からは見えないが
家を出れば広々とした畑が広がる。
「菜の花や月は東に日は西に」も
「菜の花畑に入日薄れ…」も存分に体験できる。
ありがたいこってす「田舎おたく」には。

●おそ松君
89の国立大学が昨年4月、法人化し、今年最初の決算をまとめた。
なんと84大学が財務諸表に示す試算額を誤って算出していたという。
曲がりなりにも最高学府で、社会のリーダーを育てる役割りもある教育機関だよ。
不動産の資産評価を間違ったり、金額の桁を間違うといった初歩的なミスも目立つという。
会計学の講座をもつ大学もあるだろうにね。
教師の間違いでなく、大学職員が行ったことなのだが、
大学の看板にキズがつきそうな出来事ではあるね。

●難航
硬い表情の2人の男性の間に割って入る仲裁役…といった風情の写真。
旧春日部市、旧庄和町の首長と上田県知事だ。

旧庄和町は議員報酬格差でもめているが、11月6日の新市長選までの間
新市長代行を誰がやるか、でも意見調整ができていなかったらしい。
当初、新市長選には出馬せず、という三枝・旧春日部市長が代行予定だったが
石原・旧庄和町町長が難色を示していた。
石原氏は結構野心家のようだ。

20万対3万7千で対等合併なのだから、規模の小さいほうは
数で負けてはいかんと、ことごとく胸を張る。

少ない数で高度なサービスを維持しようとすれば、人口当たりの負担が増えるのは当然だ。
逆に、人口が少ないから、議員報酬は、多い市に比べかなり低い。
正比例と反比例が同居するから、話しはややこしい。
おっと違った、正比例同士だった。

ここで、ごたごたが続くと、いかん。
で、上田知事に2旧首長が挨拶にいった写真なのだが、
左右の男性の表情は固い。
まだ、心の中と肩にしこりがあるんかいな?

●新春日部市のばやい
人口約24万人。将来の中核市昇格をにらみ、県東部地域の中心都市を目指す、という。
財政節税効果は今後11年間で人件費75億円、事務経費などが約62億円と試算。

中核市の要件は人口30万だから、まだ6万人足りない。
新春日部市独自で6万人を増やすことなど到底無理。

旧春日部市の人口予測は、2015年をピークに減少に転じる。
庄和町に至っては今も人口減少の歯止めがかからず、10年後は1000人減少。
宮代町も10年前と比べると確か1000人程度減っている。
が、今後10年は200名減である。
杉戸は今後10年で約1000人減。
新座市、和光市、志木市などは微増である。

こういう状態であるから、新春日部市の合併対象は相変わらず
宮代3万5千、杉戸4万7千を有する2町だ。
この町を「併合」すると、文句なしの中核市となり、
市運営のための権限も大幅移譲される。

ところが、万一、久喜市方面と合併しようとすると、
周辺市町の人口は意外に少ない。
久喜、幸手、白岡、宮代では到底中核市には及ばない。
五霞、加須、蓮田などを加えればなんとか。
たぶん杉戸は春日部志向だろうな。

【2005年人口概算】
蓮田市:6万5千700、幸手市:5万6千400、久喜市:7万2千400、加須市:7万
五霞町(茨城県):1万、宮代町:3万5千、杉戸:4万7千300、白岡町:4万7千900

この人口が5年10年先にはことごとく減少するのだ。
こういう広域合併の成功はきわめて困難を伴うだろうね。
今回の合併劇でもことごとく流産した、強者ぞろいの市町だもんね。

そうなると、現実的な選択肢は、杉戸・宮代連合軍と
新春日部市ということに帰結するんだな、これが。
杉戸宮代が先に合併して、その後再び春日部という方法はどうなんだろ?
それとも8万都市でいくのか?
県東部で、8万という人口は結構存在感はあるけどね。

ところが旧庄和町の町長など、1市3町合併ならず、で、
今度は「吸収だ!」などと言っているからね。

1市3町合併つぶしの張本人が、どういう采配を振るうか注目だ。
やっぱり、春日部でした、とは、間違っても言わんだろうが。

結局、久喜市を中心とした田園都市構想は、実現までにどのくらいの年月を要するのだろう。
譲り合いの精神なく、互いの自己主張が継続すれば不毛の運動で終わる。
みんな疲れ果て、結局、旧態然としたまま残るのかも知れない。

私が思うに、宮代、白岡、杉戸の3町が地政学的にいいのではないかと。
県東をベルトで横切るかたちのいい市だ。
しかも宮代は真ん中に位置する。
さすれば、JR、私鉄、国道を有する交通の便のいい13万都市が誕生する。
春日部にはJRがないからね〜。
すると、三郷市と同じ規模の市になる。
(8万なら飯能市か鴻巣市だが、鴻巣は吹上・川里との合併でさらに増えた。)
参考までに、旧岩槻市:11万人、朝霞市:12万人、新座市:15万人、富士見市10万人。

そして、蓮田市、久喜市、幸手市の合併で19万都市になればいいのよ。
すると、春日部市の中核市への野望も潰える。

●新市誕生

本日付で埼玉県に4市1町が誕生した。
県内の自治体数は85から78に減少。
さらに来年2月までに合併による3市1町が誕生。
40市、30町、1村となるという。

最後の1村は、希少価値があるのでがんとして合併を拒んだりするかもよ。

そして、世の中の流れから取り残され、
平家の落人部落のようにひっそりと生活するのだ。
村の長(おさ)による原始共産社会を形成し。
村への侵入者は入口の関所で厳重にチェックされる。
老人や子供は村民一丸となって面倒を見る。
掟破りは村八分にされる。
な〜んか、アマゾン奥地の「シャバンテス」みたいになっちゃったな〜。

ここ宮代は、首都40キロ圏にしては珍しい行政区割りの「南埼玉郡」。
杉戸も同様で「北葛飾郡」。
この呼称は、希少価値ですよ。
私の友人たちは、遥か辺境の地を想像する。
「東武動物公園」のある町である、と聞くと「森林公園」と間違ったりする。
知名度が抜群に低いのである。

最近、図書館裏に橋ができた。
屋根付きである。
「マジソン郡の橋」ならぬ「南埼玉郡の橋」。
ここで、マチュアな男女の恋愛は発生しそうもないが…

●終盤戦

ときたま、宣車がわが家の前を通る。
まるで、コースを間違え迷い込んできたように…
この地区は、下水施設も完備していない、町の開発から外された、とは言わないが
もっとも後回しにされているのだ。
宮代版高級住宅地、ともっぱら評判の、
学園台の快適な環境に住む人にはわからんだろうが…
古くからの住民が住む地区を、せめて、どぶ板の「視点」で見ていただきたい。
われわれは、アイヌやインデアンではないのだ。

●秋、燃える

燃える秋といえば、紅葉だが、まだそれには早い。
散歩道の彼岸花が盛りである。
相変わらず赤とんぼが羽根を休めている。
わが家の紅葉も色づいたが、これは常時こういう色をしている。
今年の「法師蝉」は長寿である。
今朝などは、まだ8月の終わりかと思わせるほど
集団で元気に鳴いていた。

●JUST勝利!当然!
【新聞情報】
ジャストが逆転勝訴
ジャストシステムの「一太郎」「花子」に特許を侵害されたとして、
松下電器産業が両ソフトの製造販売差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決が
9月30日、知的財産高裁であった。
篠原勝美裁判長は「松下の特許は進歩性を欠き、無効とすべきもの」だとし、
ジャストシステムに一太郎と花子の製造・販売の中止と在庫品の廃棄を命じた
一審判決を取り消し、松下の請求を棄却した。ジャスト側が逆転勝訴した。

☆せこい松下電器

あれはいつ頃だったか?
ジャストシステムのワープロ「一太郎」の画面に使われている
「ヘルプ・ウインドウ」が、松下の特許だから、一太郎を販売するな、と訴訟を起こした。
一体、家電の雄「松下」が何を騒いでいるのかと、問題の画面を確認した。
各種コマンドをポイントすると、その説明が上のほうの小さなスペースに表示される。
その、表示方法が「松下の特許」だというのだ。

昔からパソコンを使っているものなら、一様に驚いたろう。
あれは、ソフト開発に携わる者の共有財産という認識だったから。
ヘルプウインドウとしては、おなじみのもので、松下がまさか、特許を持っていようとは。
特許出願するほうの神経を疑うが、受け付けたほうもソフトウェアに対する認識が低い。

ワールドワイド企業が、なんでそんな「せこい」手段に出たのかと半信半疑だった。
ご承知のように、松下電器は、幸之助氏の判断でパソコン事業から撤退している。
一時期、再参入したが、PCとして見向きもされず、多分静かに姿を消したのではないか。
最近、デジタルカメラが人気でありますが…
アプリケーションソフトの、画面の中の小さなスペースを特許申請するなど、
いやがらせの何物でもなかった。

この会社も、各企業ではやっている成果主義。自己目標設定をし達成しなくてはならいので、
苦し紛れに社員がこういう手段に出たのではないの?

ジャストシステムといえば、今でこそマイクロソフトのWordにトップの座を渡したが
国産ソフトメーカーの雄で孤軍奮闘している。
「一太郎」の熱狂的なユーザも多い。

企業規模は象と蟻くらいの差がある。
その象が蟻を告訴したのだった。

一審は、裁判所が何をとち狂ったか、一太郎・花子の販売差止めを命じた。
アチャコなら「無茶苦茶でござりまする」だ。
この判定に疑問をもった人も大勢いたはずだ。
そして、今回の判決である。
当然だ。
裁判所も、やっと本来の視点に戻り適切な判断をした。

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