田舎三昧の生活と意見

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2006年3月
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Web Camera
緊張感に欠けるミミちゃん

■Contents■

01 凱旋帰国
  電磁的
  話題騒然
02 イナ・バウワー
  偽メール
03 USB
  WBC
  散骨
  入学拒否
  旅立ち
  大人と子供
04 WBC
  春爛漫
  先手必勝
  WBC
  後の祭り
  昭和は遠く
  行楽地
05 ゲゲ
  無念
  やな雰囲気
  蕾
  「王」手
  またまた
  締め切り
06 不足
  言い訳
  シリアナ
  大盛況
  絵本風
  力道山
07 猫柳
  対決
  暇つぶし
08 苗字が「金」
  再撮
  共同アンテナ
  正体
09 帰国・入国
  ウルトラ
  逆襲
10 まさか、の
  豪邸
  プレゼント
  土筆
11 パラリンピック
  WBC
  余裕、喪失
  CAP
12 うぐいす
13 WBC
  季節風
14 第2東京タワー
  氷
  映画
15 見開き
  謝罪広告
  やた〜!
  県民所得
  日墨戦
16 戦い済んで
17 リニューアル
  米墨戦
  相互乗り入れ
  日韓戦
  強風
18 風力発電
  WBC
19 やたっ!
20 ヒヤシンス
21やた〜っ!
22 工事
  桜
23 宴のあと
  WBC
  梅
24 旅立ち
  変貌
25 新店舗
  ホームセンター
  雪柳
  桜
26 夜
  ヒヤシンス
  人待ち
  足ならし
27 季節感
  往生際
  朝
28 銀座ルール
  駆け足
29 強風
30 春日部、元気
  再び、町村合併
  柳と桜
  ムスカリ
31 遅いっ!
  強風

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Yellow House
Chicago Short Stay
Miyashiro Avenue

Category
Area
Area2

Case
Culture
Expression
Ginza
History
Hobby
Movie/Drama
PC
Politics
ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

First Uploaded 030907
Last Modified 060331

       

 


3月31日(金曜日)
●遅いっ!
民主党前原代表がやっと重い腰を上げた。
辞任。
親分がこけるのだから
永田グズお君も居座りはできないと見て辞職。
執行部総退陣。
国会で醜態を演じたご両人だが
明日から新年度という、この日に決行すると決めていたのかな?
もっと早く決断していれば
国会を空転させなくても済んだものを。
国会運営費は結構高いと聞いている。
民主党は血税の無駄遣いを行ったことになる。

それにしても、今回の偽メール騒動では
民主党のお歴々はだんまりを決め込んでいた。
「若者の無軌道」を遠巻きにして、墓穴を掘るのを待っていたのかな?
「ほらほら、若いの、君たちにはまだ無理なのよ」
とでも言いたげだ。

次期代表は「小沢」しかない、の声が聞こえるけど、
あの悪代官面が災いしているよな〜。
それがわかっているのか
これまで「闇将軍」という立場を貫いてきた。

だが、ここらで大物が牽引してゆかないと
民主党の存在が危ぶまれるもんね。

●強風

※強風に揺れる柳

今日も吹きまくっている。
咲いたばかりの桜が
必死に枝にしがみついているという風情。
東武動物公園周辺の桜Mapを作成しました。
明日は「桜市」が開催されるし、
夜は東武動物公園の花火大会もあるようだ。

普段は静かな一帯も、
ちょい華やぐ。
桜Mapは
<-ここをクリック

3月30日(木曜日)
●春日部、元気
春日部駅西口の線路際に広大な土地が遊んでいた。
いよいよ、ここが開発されることになった。
三井住友グループが、吹き抜けのショッピングモールや
シネコンからなる大型商業施設の建設を計画している、ということだ。
土呂の「ステラモール」ほど広くはなさそうだが、
駅の脇、という立地が魅力的だ。
今秋着工、来年秋の開業をめざす。
4階建ての商業棟と6階建ての駐車棟からなり、
延べ面積は約6万8千平方メートル。70〜80の物販・飲食店のほか、
シネコン(複合映画館)が入るという。

シネコンは幸手にできたばかりだが、
春日部のほうが近いので、今度はこっちを利用することになるかな。
いやいや、資本系列が違えば、上映作品が異なるから
映画好きには、嬉しい限り、といえるかも。

大型店のない宮代は、
これまでも久喜や春日部でショッピングする人が多い。
地元商店は、春日部の開発が進めば
ますます地盤沈下する恐れがあるだろう。

あの時、へんなデマに惑わされなければ
今頃、春日部と一緒になって、
大春日部市の一地区として、繁栄の「おこぼれ」に
あずかれることができたのにね。
さらに、合併特例債で駅前再開発も現実のものとなって
も少し活気が生まれるはずだった。

前回の埼玉県の「合併推進協議会」案では
田園都市構想で久喜、幸手など広域合併で東北側の市町とくっつくはず、だった。
が、今回の案では、どうも「春日部」に併合されそうな塩梅だ。
一握りの人たちの思惑で、
この町は、あっちへふらふら、こっちによろよろ、しそうな雰囲気が漂う。
これも、あの時、合併反対した結果なのだ。

●再び、町村合併
埼玉県のばやい。
「市町村合併推進協議会」という団体が旗振りをしている。
会長は横道清孝・政策研究大学院大学教授。
小生、浅学にしてこの学校を知らなかった。
調べてみたら、六本木に校舎がある。
(いい場所でんな)
教授陣は東大卒が圧倒的に多い。
そして、役人を経て埼玉大学に勤務し、
この大学院大学に奉職している方が多い。
もともと、この学校は埼玉大学の一部門だった。
だから、本県とはゆかりがある、というわけなんだ。

東大卒といえども、最近はひどいのがいるからね。
あの、偽メール事件の永田議員ね。
彼は、慶應志木から東大、大蔵省という
人もうらやむような経歴ではある。
彼の肩書きからすれば、こういう学校の先生になる資格もあるのだろうが。
今回、基本的なところが抜けている、という大ポカをやってしまった。
しかも、潔くない。
往生際が悪い。
試験は強いのだろうが、人間としては欠陥あり。
こういう「抜け作」が議員で国政に関わっているというのだから、恐い。

会長の横道教授の経歴は
1975年東京大学法学部卒、同年自治省入省、80年和歌山県地方課長、
83年国土庁地方都市整備課課長補佐、84年自治省政治資金課課長補佐を経て、
88年埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、
97年政策研究大学院大学助教授、2000年教授(現在に至る)、とある。
専門分野は地方自治論、ということだ。
つまり、国の思い通りに進まない合併を、
えいやっ!とまとめあげるプロなのだが…

今回、また、「市町村合併推進協議会」が、
「県・市町村合併推進構想」を知事に上申した。
前回は、隣接する町村を荒っぽくくっつける、という案だったが、
誰も「踊らない」ので、次のタマを投げた、というわけだ。
前回の案は該当市町で議論し尽くしたのだろうか?
そして、隣接市町の首長クラスが顔を合わせたのだろうか?
住民の声を聞いたのだろうか?
たぶん、どれも、やられていないだろう。

充分議論されないまま、次の案、とは
打つ手がないので「やぶれかぶれ」のような気がしますけどね。
それが、「大学院大学」のやりかたなのだろうか?

上のほうの話し合いだけでなく、
協議会のお歴々が、
市町を行脚することから始めたほうがいいんじゃないの?
なにしろ、肝心の住民が醒めているのだ。

新しい、即席案は
「さいたま市を除く70市町村を11市に集約。県内を12市に再編」しようとするもの。
あれがダメならこれ、という具合ね。
川口、鴻巣、川越、所沢、朝霞、東松山、春日部、加須、熊谷、本庄、秩父。
これらの市を中心に、周囲の市町村を「併合」しようというものだ。
そして、人口に応じて「政令市、中核市、特例市」を目指す、というもの。
市の「松・竹・梅」を狙おうとしている。

住民が無関心だから、「おかみ」が「投網」をかけようとするんだね。
こういう荒っぽいやりかたが、受け入れられると思っているようでは、
住民を舐めているというか、馬鹿にしているというか。
上手なやりかたとは思えませんがね。
も少し、共感を得られるような案を出していただきたい。

●柳と桜

東武動物公園のフェンス脇は
これから華やかになる。
桜がさらにふくらんできたし、
柳は若々しい緑を風になびかせている。
桜と柳の対比が美しい。
田園風景が輝いております。

●ムスカリ

枯葉の間から目を覚ました。
青紫の小さな玉。
都内の園芸店では小さな鉢植で売っているけど
このあたりは
これから雑草のように生えておりますよ。

3月29日(水)
●強風
昨夜の雨と風。
今日の強風。
老犬ジョンがおびえている。
夜、花火の音。
春休みなので動物公園でやっているのかなと思ったが
それにしては散発的でビンボーくさい。
野菜直売所前の芝生で
浮かれた連中がやっていたらしい。

まだ3分咲きの桜だから、
この強風でも、散ることはない。
1日の桜市頃が満開だろう。

3月28日(火曜日)
●銀座ルール
いつも不思議に思っていた。
京橋側から8丁目方向を見ると、左右のビルの高さが同じ。
地価の高い銀座なのだから、建物をもっと上に伸ばせば有効利用できるのに、と。
その先の汐留地区には高いビルが屹立して未来的な光景となっている。

夕刊にその説明があった。
銀座の景観維持のため中央区と地元が協議し条例で
高さ56m、容積率1100%と定めた「銀座ルール」によるものだ。

景観維持というが、ニューヨークやシカゴのように
個性的な高層ビルが林立し、
その美しさを競いながら町並みを形成するほうが
よっぽど優れた景観になるのではないかね。
高さを同じにしたから景観が優れている、というものではない。
建築前に「ビル査定委員会」が、銀座の町並みにふさわしいかを協議すればいい。

8丁目の高島屋が、ビルの老朽化で、
銀座ルールからはみだした建物を建てようとして
地元旦那衆から猛反対をくらっているようだ。
理由が「景観を損ない、銀ブラの楽しみを損なう」だって。

たいして個性のない同じ高さのビルが並んでいる
今の銀座より、よっぽっどマシだと思うが。
さらに、昔は銀座は大人の町で
並んでいる店もそれに耐えうる商店が並んでいた。
今はどうだ。
表通りにふさわしくないような店が並び、昔の面影など皆無。
青山、六本木が個性的な町に変貌しているのに
銀座は、昔の名前にすがっているだけではないか。
ここらで、56m制限などとっぱらって
一気に巻き返しするチャンスだろう。

「ジャンギリ頭を叩いてみれば文明開化の音がする」
「ちょんまげ頭を叩いてみれば頑迷固陋の音がする」
と、言われていたでないの。
明治の銀座は新しい事象を進んで取り入れた。
分別臭くなった旦那衆がガンだね。

東銀座の歌舞伎座も高層ビルに建てかえの計画があるが、
ここは銀座地区ではないから、OKなんだってさ。
銀座中央通のエリート臭さがいやだね。

●駆け足
春到来に加速がついてきた。
「桜市」の通りには「のぼり」が加わった。
主役は3〜4分咲き。
開催される1日は満開だろうな。
この日、雨が降らないことだけを祈ろう。



※花の美しさにくらべ川がばっちいのが気になる

殺風景だった庭も徐々に色づいてきた。
雪柳は満開。
プラムは昨年、思い切って枝を切ったおかげで
白い花をたくさんつけている。
下を見れば、小さな花が
少し恥ずかしげに存在を主張しはじめている。




3月27日(月曜日)
●季節感

珍卵。
春先の女性が好みそうなペパーミントグリーン。
この歳にして初めて見る。
珍鳥、烏骨鶏となにかをかけあわせた鶏から生まれるという。
割ってみたら、普通の黄身の色をしてましたけど。

●往生際
国会を空転させている「偽メール事件」。
永田議員の弁明だが、
当初から、まわりくどい言い回し。
もってまわった言い方。
もっと、素直にストレートに詫びることができないものかね。
こういう素直じゃない奴っているんだよな〜。

さらに悪いのは、あれだけのことをして
まだ、議員の地位にしがみついていることだ。
往生際の悪さを絵に描いたような奴だね。

業を煮やした、鳩山幹事長がコメントした。
自ら辞職の意思表示することが望ましい、と。

慶應志木から東大。
そして、高級官僚から政治家に。
経歴はみごとであるが
人間性に欠陥あり。
こういう奴に、官僚、政治をまかせていたら
日本が危うくなることは必定。

「悪い芽」は早いうちに摘み取っておかねばね。

かの、新選組幹部も言っている
「草は抜け」と。
野菜の育成に害がある雑草は早いうちに排除しなくてはいけない。
日野に育った彼らの知恵で
組織に不適格な連中は早めに粛清していったのだ。

●朝
雑木も芽吹き
動物公園フェンス脇に植えられた桜も
日に日にピンク色になってきた。
土の道を散歩する老夫婦の顔も生き生きとして見える。

駅に近いお宅の白木蓮は満開だが、
わが家近くは、やっと咲き出した。
1kmも離れていないのだが気温が違うのかな?

ふと、灌漑用水に目を落としたら
美しい小さな蝶が浮いていた。
花の季節を前に無念の死。

3月26日(日曜日)
●夜

夜桜と夜土筆を見に行く。
上野の山とは大違い。
人は誰もいない。
桜は3分咲き。
独占観桜。
贅沢。

ついでに、土筆が群生する場所に行ってみた。
昼の光とは異なり、
土筆が主役という光景もまたいい。

●ヒヤシンス

満開。
沈丁花の下に植えてあるので香りが負けている。
室内の水耕栽培ならむせるようなのだろうが。

●人待ち

笠原小前の桜がやっとほころんだ。
4月1日から恒例「桜市」が開催される。
早くも「ぼんぼり」がセットされた。
この日は「無情の雨」にたたられることが多い。
今年は会期も延びた。
大勢の人で賑わうことだろう。

●足ならし
花曇。
地元の「こぶし」が満開なので、もういいだろう、と
関宿城の「こぶし」の花を見に。
なんせ、関東地方で1、2の巨木なのだそうだ。
関宿は、野田市と合併したが
千葉県最北の町。
地図では盲腸のように突き出た千葉県の一番細い部分。

9:55出発。
空気圧が減っていたので杉戸のサイクルショップで
圧を適正に。300円。
ひたすら直進。
なんとなく降りそうな気配。
4号バイパスを横切って、
関宿橋を渡らずに江戸川土手に出る。
10:45。
菜の花が咲き、ひばりがさえずるサイクリングロードは快適。
向こう岸の藪からはウグイスの声がした。
10:55。中の島公園入口に到着。
関宿城が目の前だ。

「こぶし」の巨木に人だかりがしていた。
みんな知ってるんだね。
だが、花がついていない。
あら、もう散ったのかと、下を見たが花びらはない。
なんと、まだ早かったのだ。

ちょいガッカリしたが、また来る楽しみがあるもんね。
橋を渡って関宿城公園へ。
橋の上からもウグイスの声がよく聞こえた。

※利根川から別れた流れは、この関から江戸川になる(右)

桜の蕾はまだ固い。
今朝の新聞では上野公園が1部咲きで
気の早い連中が花見をしている写真が載っていた。

ここ関宿にも、少しの期待をしながらやってきた
中年、熟年の団体さんが大勢おりましたね。

14時から地区の寄り合いがあるので、
さっさと帰途につく。
11:30、関宿発。
12:25、自宅着。
走行距離29.15km。

ちょっとした足ならしでした。

3月25日(土曜日)

●新店舗

「ルーバン宮代」という複合店舗が1昨日店開きした。
地域振興策のひとつのようだ。
生鮮食品を扱うスーパー、カフェテラス、パン工房などがあるらしい。
2階は無料貸し出しの会議室がある。

狭い「大学通り」なので、車で来る人が多いと渋滞になるだろう
と、思っていた。
午後、前を通ったのだが杞憂だった。
来店客のほとんどが土地の人だったのかな。
だから、徒歩か自転車で来ていたのかも知れない。

●ホームセンター
幸手のジョイフル本田がリニューアルした。
巨大な姿で周囲を圧倒している。
平日でも混雑しているのだから
休日は早めに行かないと駐車場があふれてしまう。
で、午前中に出かけた。

10年以上経過するとウッドデッキも、よれよれになる。
少し大きなスペースなので専門家に頼むと
50〜60万円かかってしまう。
そこで、私が補修工事を行うことにした。
木材は月曜日に届く。
慣れない大工仕事ね。
整理BOXなどと違って大仕事だ。
やれやれ。

●雪柳

花は「白」と相場は決まっているが、
わが家には「赤」が2本ある。
3〜4年前にいただいたものが
やっと花をつけるようになった。

●桜

東武動物公園のフェンスに沿って植えてある桜が
少しほころびはじめた。
この界隈は隠れた桜の名所ね。
ポイントが4〜5か所ある。
最盛期はチャリでくまなく見て回ることにしている。

3月24日(金曜日)

●旅立ち
小学校の同級生が夫君の故郷、山口県に定住することになった。
出発は来月。
で、壮行会が母校のある金町で開催された。

3年生のときのクラスが組変えなしに卒業まで続いた。
地元に住み続ける人、千葉、埼玉、神奈川に移住した人さまざまだが
8歳の頃知り合った連中が、還暦を過ぎても折につけ顔を合わせている。
これは貴重なグループですよ。

北口駅前で宴会して、次はお決まりのカラオケ。
最後まで全員が参加した。
女性の人数の方が多い。
概して女性の方が元気ね。

同じ教室で学んでいた頃のことを
結構憶えているんだよね。
「誰々さんは誰々君が好きだったのよね」とか
昭和20年代後半の町のこと、
子供のころのさまざまな遊びなどなど
思い出話しで大いに盛り上がったひとときでした。

●変貌
昨日、結婚するまでの20数年住んでいた金町へ出かけた。
北千住から千代田線に乗り換える。
綾瀬。
駅前は野っ原だったが、今やビルが密集した町になっていた。
亀有。
「駅前交番」で知名度は全国区に。
昔は、金町といい勝負だったが、駅の両サイドともビルが林立している。

中川を渡ると金町。
三菱の広大な土地が更地になっていた。
赤レンガ倉庫が2棟そのまま残されていた。
いずれマンション群になるのだろう。
この町は北口が開通してから様子が変わってきた。
工場跡地にマンション、商店街が計画的に建設された。
それまで賑わっていた南口は国道6号線に挟まれた
狭い地域となって、商店街の輝きは失せていた。
ところが、改札を出て南口へ向かって驚いた。
昔は狭いバスターミナルがあったのだが、広々としているのだ。
鉄道官舎の跡地までがターミナルになっていた。
左手に高層マンション。
1階にはスタバですよ。
金町にも流行の店が登場したのね。

※ホームから見た金町南口(左) 南口の広々としたバスターミナル
高層マンションの1階にスタバがある。

※南口商店街入口(左)。中ほどまで進むと肉屋が駐輪場になっていた。

※すでに取り壊された、元呉服屋(左)。この路地の右側が大きな通りに変貌する。

商店街を中ほどまで歩くと、やはり沈滞ムード。
シャッターを下ろした店や自転車預かり所になった店が目立つ。
アーケードなので、こうした店が通りを一層暗くしている。
国道6号から駅前に入る道ができるという。
で、私が育った家の周囲は区画整理の対象になっていた。
再開発の話しが浮上してかなり年月が経ったが
南口がやっと変貌しようとしている。

間もなく消え行く下町風景を写真に残した。

3月23日(木曜日)

●宴のあと

新潮、文春ともにWBC。

日本のスター軍団と2人のメジャーリーガーで構成された王JAPAN。
その舞台裏を伝えている。
新潮は皮肉なアプローチ。
・イチローは「異常な<躁>状態でチームから浮いていた。
・監督の采配ミス
・長嶋ジャパンなら参加していたドジャース松井
などなど刺激的な見出し。
文春はチームを1つにまとめたイチローの功績をたたえる。

今回のイチローの豹変ぶりは誰もが認めるところ。
「30年」の過激な発言と、
その後マイクを向けられ、彼の口から飛び出す「熱い思い」の数々。
その他の選手たちは、ほとんど語らないし、
仮にインタビューされても、イチローほど冷静に喋れたかどうか…

完璧な技術で9回を戦い抜くことなど、まず無理。
キューバとの決勝でも致命的な落球があった。
しかし、それを帳消しにするようなファインプレーやホーム突入があった。
ここ一番というときのイチローのヒット。
国内戦では湿りがちだった彼のバットがアメリカでは違っていた。

クローザーとして完璧な仕事をした大塚。
試合後の彼の表情が良かった。
メジャーリーグで登板したときの姿しか知らなかった。
彼が参加していることさえはじめは知らなかった。
帰国する日本選手を送るときのさわやかな姿。
あんな明るい男だったんだ。

決勝戦でチームが1つにまとまった王JPAN。
ここに到るまでに、即席チームの苦労はあったろうが
王監督の人望は想像以上のようだ。
イチローも心酔しているようだもんね。

長嶋JPANだったらどうだったか。
松井とイチローがうまくかみあったかな?
イチローが今回のように熱くなれたかな?

●WBC
朝、昼、午後のワイド番組はTOP扱い。
チャンピオンの王JAPANが昨夜、凱旋帰国。
夜のニュース番組も野球一色。
トリノの惨敗と国民の落胆をはね返すような大騒ぎ。
下降気味だった野球人気に再び火がつきそうな塩梅だ。

野球関係者はもちろん各界からの祝辞が寄せられいるけど
松井、井口、城島の声は聞こえてきませんね〜。

アメリカのマスコミ論調は日本に好意的なのに反し
韓国は悔しさいっぱい。
「死に体」から息を吹き返した日本をおちょくるような記事だ。
世界一になった日本に2勝した韓国が実質世界一、という具合ね。

で、韓国の野球連盟が日本に再戦を提案したそうだ。
時期は今年のペナントレースが終了した10月頃。
日本はどんな反応をするんだろうね。

あきらめきれない気持はよくわかる。
米国に都合のいいルールで進行したということもわかる。
日本に6対0で負けたとき、
「アジアの代表として優勝してくれ」とエールを送る、
韓国のファンも多かった。
日本には闘争心むきだしの国民が、
かなり、しゃれた言葉を送ってくれるじゃないの、と見直したが
マスコミが「うじうじ」してるんだよな。
3年後まで待てないんだろうね。

イチローの「30年発言」に対し
彼は、特定の国に対して言及したのではなかったが
過剰反応したのは韓国。
自分の国に向けられたものと誤解して
反日感情をあおるような記事を連日掲載した。
それが、今回の圧倒的な強さの原動力となったようだが。

「あの国は日本に対し劣等感をもっているからね」
と、誰かがコメントしていた。

日本に対する屈折した心理は、いつまで続くんかね。

●梅
歩いて15分ほど。
ジョンの散歩コースにみごとな梅林がある。
かなり古木だ。
周囲にほのかな香りが漂っている。
満開だった。


その奥に神社があるのだが、
鳥居が無惨な姿をさらしていた。
台座から外れ、片方が折れている。
かなり年代物なのだろう。
釘など使われていなかった。
たぶん、2〜3日前の
強風にやられたのではないかな。

3月22日(水曜日)
●工事
近所の鉄塔建て代えが終わった。
次は、電線を張り巡らせる工事が始まった。

これはすごいですよ。
人が高圧線にへばりついております。
高所恐怖症には絶対無理な作業ですね。
2〜3日前の強風時にも行われていました。
こういう危険で地道な仕事を行う人たちのおかげで
電気を享受することができるんですね〜。
頭を上げて作業を見守っていましたが、
頭、下がります。

●桜
昨日、都内は「桜開花宣言」。
都心から40K圏のわが町はどうかな?
緯度が高い分寒い。
だから、蕾は固い。

※北西側に屋敷林を配して季節風対策。蔵のある端正な農家。白木蓮、白梅・紅梅もみごと。

そのかわり、と言っては何だが。
白木蓮が満開だ。
「町花」ということもあって
町を歩けば白い花に当たる。
聞くところによると
その昔、町が各戸に苗を配ったそうだ。

植木市でわが家も1本購入した。
すくすく育ちすぎたので幹を残して切ってしまったが。
今は脇から枝がすっくと育ち始めたが
花はついていない。

3月21日(火曜日)春分の日
●やた〜〜っ!
やた!やたっ!
WBCで王JAPANが初代王者に!
韓国戦で地獄を見て
メキシコに助けられて、今回の勝利だぁらね〜。

本当はテレビの前に陣取りたかったのだけれど。
天気もいいし、ジャガイモの種芋を買ってきて3〜4日。
農事暦によれば、下旬が植え時、とある。
ラジオを持ち出し、裏の畑で農作業。

何年ぶりだろうか、ジャガイモは。
海の向こうの熱戦を聞きながら
昨年、里芋を作った場所の土を掘り起こす。

1回、キューバ投手の不調から
たなぼたの4点先取。
松坂の好投で相手を0点で押さえ込む。

ジャガイモを輪切りにして
切り口に「灰」をまぶす。
小さなスペースなので2列しか作れない。

日本がリードはしているとはいうものの
いつひっくり返されるかわからない。
全員アマチュアとはいうものの
キューバの強さは、世界に鳴り響いている。
日本は過去30戦以上やっているが
勝ったのは4〜5試合、というでないの。

ジャガイモと肥料を交互に置いて土をかける。
作業は1時間程度で終わったが、
ついでに雑草取りを行う。

水仙、レンギョウが咲きはじめている。
タラノメの蕾が大きくなってきた。
周囲の落ち葉を寄せ、笹を刈る。
頭上ではアカゲラが枯れ木をコツコツ叩いていた。

※タラノメ(左)とニラ
のどかな早春の風景だが、
ラジオからアナウンサーの絶叫。

1時近く作業を終えて昼食。
テレビではヒットを連打され1点差まで追いつかれた日本。
エラー続出。
いやな雰囲気が漂っていた。
代わったキューバのピッチャーのできがよすぎた。

1点差のまま9回を迎えた。
ここで点を入れなきゃひっくり返る、と思っていた矢先
日本の打線に火がついた。
イチローのタイミングのよいヒットも劇的。
頼りになるよな〜。
一気に4点追加。
キューバの追撃ならず、
悲願の優勝!

見るほうも疲れた!

全試合でイチローの存在感。
あんな燃える男とは思いませんでしたね。
彼への認識を変えた日本人は大勢いるだろうね。

ともかく、よかった。
ジャガイモがすくすく育ち、収穫できることは確実。
なんせ、ゲンのいい日に植えたのだから。

3月20日(月曜日)
●ヒヤシンス
昨日の風は関東地方でハンパじゃなかったらしい。
埼玉県熊谷市では同26・9メートル。
ここは夏は暑いし(熱い、のほうが適切かも)
春先は強風なんだ。
鉄道は武蔵野線全線で約3時間半、
川越線も全線で一時、それぞれ運転を見合わせた。
宇都宮線でも上野―宇都宮駅間で約2時間半止まった。
この風害に、モロはまってしまったわけね。

「風塵」現象と報告されたそうだ。

強風は春を迎える儀式みたいなものだが
庭の草木は着実に成長をしている。
沈丁花は満開だし、
その下に植えたヒヤシンスが芽吹いてきた。

以前はヒヤシンスといえば水栽培が一般的だと思っていた。
家庭をもって間もない頃は
アパートだったので庭はない。
そこで、窓辺のドレッサーの上に3鉢置いた。
東向きの部屋で
花はすくすく育ち、無数のひげ根が繁茂していた。
強い香りがむせるようであった。

地植えのヒヤシンスは背が低く
風の中に消えてしまうのか、周囲に香りをまき散らさない。
花はブルー系が多いので、華やかさもあまり感じない。

3月19日(日曜日)
●やたっ!
WBC日韓戦であった。
墓参りの日でもあった。
TV中継は昼頃から始まる。
その頃は都内であるよ。
録画しようかと思ったが小型ラジオ持参で
TBSの実況を聞くことにした。
JR宇都宮線新白岡から上野までの約45分は
電波状態はあまりよくないが、聞くことはできた。
上野から地下鉄。
完全に聞こえない。
菩提寺に到着。

※ご先祖様に日本の勝利を祈る。町のおと〜さんたちは日本勝利に元気付く!

日本選手がウォーミングアップをしていた。
いよいよプレーボールが近い。
再び地下鉄で銀座へ。
地下道や地下鉄車内でもラジオ電波を流して欲しいね。
ホコテンの中央通りはよく受信できた。
日本先攻。
3者凡退。
韓国攻撃。
上原のデキは上々らしい。
松屋脇のドトールの2階、喫煙室で休む。
ステレオイヤホンを家人と1つずつ分けて
試合の進行を見守る。
この店は場外馬券売場に近いので
おっさんたちが勝ち馬投票券を買うために
マークシートみたいなカードと新聞をにらめっこしている。
彼らもイヤホンをしながらWBCの行方が気になっているらしい。
と、福留が2ラン。
私、拍手。
おっさんの1人も拍手していた。
え〜ぞえ〜ぞ!先取点だぜ。
この回、日本打線が爆発。
6点入れちまったい!!

店を出る。
私、イヤホンをはなさない。
7回だったか雨で試合中断。
このまま試合が流れても日本の勝利!
ちょっと遅い食事。
ビルのB2だから電波は届かない。
気になったが仕方がない。
30分ほどで出る。

試合は終わっていた。
6対0で日本の大勝利!
銀座は風が強かったが、
スカっとしましたね。

一方、韓国はこれまで全勝で
よれよれでたどりついた日本と再戦。
で、負けて決勝進出ならず。
彼らにしてみれば、なんかすっきりしないんだろね。

イチローは渋い打撃で得点に貢献。
彼の執念もやっと実った。

あさっては、宿敵キューバ戦。
わくわくしますね〜。

日頃はお堅いNHKニュース穴もうれしそう。バレンタイン監督も祝福!

宇都宮線は強風で全線ストップしていた。
上野から大宮まで行けば、間引き運転の電車に乗れるか、と思ったが
予想は甘かった。
なんてこったい、2時間半以上、電車に缶詰。

栗橋と古河の間に利根川がある。
ここの強風はすさまじいらしく、
これが原因で全線ストップになるのだそうだ。
おとといもこんな状態だったらしい。
高崎線、東北新幹線が運行しているのにね。

4時に家に到着するはずが7時を回ってしまった。
家の周囲は季節風がうなっていた。

3月18日(土曜日)
●風力発電
つくば市の小中学校では
風速2mで発電を始める装置を2004年23基を設置した。
ところが「風が吹いても風車が回らない」という指摘が
市民からあった。

普通は大きなプロペラ型を思い浮かべるが
この風力発電装置はちょっと変わった形をしている。
半円に近い羽根と円筒の2つの風車で風を受け発電する。

開発した「早大」に対しつくば市は3億円の損害賠償訴訟を起こすという。
この「風」変わりな発電機を
どこかで見たことがあるぞ、と思ったら
わが宮代町役場の駐車場に設置してあるのと同じだった。

あら、この発電機は地元の「日工大」が開発したんじゃないの?
と、思ったら、新聞記事には早大と日工大の共同開発、だそうだ。

では、つくば市は2つの大学を相手に訴訟を起こせばよさそうなものを
なぜ、早大だけなのだろう。
日工大が開発に関わった割合はどの程度なのだろう。
てっきり、日工大オリジナルと思っていたのにな〜。
で、わが町の風力発電器は、ちゃんと仕事をしてるんだろうか?
財政が逼迫しているおり、
ちょっと、気がかりではあります。

●WBC
メキシコがアメリカに勝利したため
日本が幸運にも脱落から這い上がった。
メキシコを発奮させた原因というのが
また、「審判」だったらしい。

日曜日の昼頃から、またまた韓国戦。
これまで2連敗している王Japanとしては
何がなんでも勝たねばならぬ。
まさかの3連敗ということにでもなったら、
野球の歴史の長い日本は面目丸つぶれ。
日本のプロ野球で活躍する韓国選手の
年俸にも変化が起きるだろうね。

勢いづく韓国は
当然日本撃破の意気込みで臨むだろうが
ことによったら3連勝は無理かもしれない、という
思いがあるかもしれない。

先発は上原。
ちょっとセンが弱いからね彼は。
松坂みたいなふてぶてしさがなきゃ
こういうゲームで120%の実力が発揮できない、と思うけどな。

「燃える闘魂」イチローの一挙手一投足が見もの。

3月17日(金曜日)
●リニューアル
幸手のジョイフル本田がリニューアルオープン。
明日の大混雑が予想されるので
ちょいと出かけてみた。
濃いグレーの建物がさらに大きくなって
建物の前後にさらにさらに大きくなった駐車場が確保されていた。
そこから、シネプレックス幸手がよく見えた。
店内は明日の混雑を避けようとする人たちで混みあっていた。
オープン記念商品の格安ティッシュやトイレットペーパー、洗剤が
入口に山積になっている。
多くのおばさんたちはカートにそれを積み込んでいる。
1階には生鮮食品コーナーもあるので、
最近オープンした「マルエツ」も影響を受けるだろうね。

内部はとにかく広い。
日用品はもとよりDIY用品、材木、農業資材、工具など
2階はカーテン、カーペット、家電・照明品、事務用品、カー用品、アウトドアなどびっしり。
ちょっと疲れたらフードコーナー。
通りの向こうはグリーン、ペット館。
近隣の同業者は震え上がっているかも。

今のところ、栃木、茨城、群馬、埼玉、千葉で展開しているが
郊外大型ショッピングセンターとして快進撃中。
茨城県那珂湊のジョイフル本田は、幸手より大きいというから一度見学に行ってみたいものだ。

入口右にTBS、左には広告代理店「博報堂」の花輪があった。
番組提供しているからね。
Hのアカウントだったんだ。

●米墨戦
今のところ、2対0でメキシコがリードしているようだ。
あと、1点入れて勝っていただきたいですね。
あら、7回終わって2対1になっちゃったよ。
メキシコ勝った!
これで日本が準決勝進出決定。
他力本願ながら、首の皮がつながった。
それにしても、米国はどうしたんかね?

●相互乗り入れ

いよいよ明日からJRと東武鉄道が握手。
日光鬼怒川方面への観光が便利になる。
これまで、浅草から東武で。
上野から宇都宮経由日光線で。
明日から、新宿、池袋から1本。
約2時間で世界遺産を見に行ける。

第2東京タワー建設で500億円を投入しなくてはならない
東武鉄度が多少うるおうことになるのか?

日光へ1日1本。
鬼怒川3本。
ダイヤを見る限り、そんなふうには思えないないけどな。

JRの車両はスペーシアとカラーコーディネートを同じにしてるね。

●日韓戦

※グラブの下にボールがこぼれ、緊迫シーンに弱いピッチャー。でも日本ではトップ選手。

日本国民のほとんどがガックリ。
韓国民は狂喜。
おばあちゃんなど、
「日本に勝ってほんとうによかった」と
シワだらけの顔をくしゃくしゃにしていた。
日本の植民地から開放されたときの喜びみたいだ。

韓国は、歴史的に日本から抑圧されていた。
韓国から文化を吸収した国が
「恩」ある国を征服したのだから。
それゆえ、日本には「絶対」負けたくない、勝たなくてはいけない
という思いが強いんだよな〜。
それに、よく言われているが、
今回の野球は「勝てば、兵役免除」の特典があるのだから、
韓国選手の気迫が違う。

だが、技術が格段にレベルアップしている。
はっきり言って「強い」。
守りも攻撃もバランスがとれておりますよ。
くやしいことだが、「脱帽」です。

そこへ行くと、日本のベストメンバーとは言われているが
守りでは肝心な時に「落とす」「打たれる」。
攻撃では「打てない」。
ここ一番に力が出せないことが証明されてしまった。

昨夜、筑紫哲也氏が
「これが平和のあかし、とでもいうのでしょうか」と言っていた。

敗戦後、米国に占領されたが
さしたる抵抗することもなく、占領政策を受け入れ、
昨日までの「軍国主義者」が「平和主義者」に「転向」するという
芸当を見せる、「事なかれ」的な国民性。
よく言えば「柔軟」。
悪く言えば「主体性」のなさ。
こういう国民性だから、なにごとにも「ほどほど」なのだ。

●強風
昨夜来、風が強い。
朝は雨が止んでいた。
午後から日が射すという。
春一番はだいぶ前に吹いたから
今度は「春の嵐」なのかな?
ソメイヨシノの開花ニュースが四国から届いた。
こういう厳しい天候を繰り返しながら
春が確実に近づいてくる。

※微妙な雲行き

3月16日(木曜日)
●戦い済んで
負けた。
上げ潮の韓国は強かった。
0が並ぶ展開だったが、危険なにおいがしていた。
2対0の後、日本がソロホームランで1点返すも
力尽きた。
あとは、アメリカの不幸を待つのみという他力本願。
アメリカの相手はメキシコだから
日本はこれまで、だろうね。

韓国スタンドを、寂しげに見つめる王さん。

試合終わって、ラジオ、TVで
いろんなコメントがでております。

やはり、負けなしで進んできた韓国と
崖っぷち日本の気持のもちよう、でしょうね。
肩の力の抜けたKORIA、
何がなんでも勝たねばならぬ。
こちこちJAPAN、の差が出た。

イチローがフライ捕球のために
韓国応援団の観客席に飛び込んだ。
彼は、よくアクロバティックなキャッチをするけど
今回は失敗した。
捕球を邪魔した観客に怒りの表情を見せていたもんな〜。

彼は、野球人生で「一番屈辱的な日だ」とコメントしたそうだ。

3月15日(水曜日)
●見開き

新聞のセンターページ。
15段見開き、つまり30段の巨大広告。
車種は「フェアレディ」
長距離ツーリングにいい季節になる。
日産もかなり金をかけているな、と思いきや
BRUTUSの文字。
あらら、マガジンハウスの広告なんだ。
ほかにも記事があるのだが
スポーツカー1本に絞って広告を打つ。
この雑誌が何十万部売れているか知らないが
広告費も莫大だろう。
タイアップで日産からいくらか出ているのかも知れないけどね。
同じ日の社会面には永田・民主党連名の謝罪広告。
あのちっぽけなスペースでさえ
主要新聞への出稿費が2000万円近く。
見開き30段なら億単位だろうね。
雑誌の広告として、はたして利益が出るのかな〜。

●謝罪広告

お騒がせ男、永田議員と民主党連名で
今回の「偽メール」に対して
武部自民党幹事長の次男への謝罪広告が掲載された。
注意しないと見落としそうな
朝刊社会面の下の小さなスペースだ。
報道によると、主要各紙への掲載料が2000万円。
代金は永田議員と民主党で折半するという。

問題は、これで終わると思ったら大間違いだよね、永田君。
議会の「野次」にも代表される、軽率な行動の数々は、
彼自身の政治姿勢でもあるのだからね。

●やた〜!
日墨戦6対1。
明日へつなぎましたね。
韓国は米国をくだした
手強い相手だからな〜

●県民所得
2003年県民所得が発表された。
所得格差拡大、と解説。
1:東京 4267(単位:千円)
2:愛知 3403
3:静岡 3226
5:神奈川 3184
6:千葉
7:栃木
10:茨城 2977
12:群馬 2911
13:埼玉 2909

ぬわんと、埼玉は首都圏はもちろん
関東地方で最下位ですよ。
東京は突出しておりますね。
埼玉都民といわれ都内勤務の人が多いというが
これは千葉、神奈川も同じこと。
地元で働く人々の「稼ぎ」が悪い、ということだ。
この事実を県のTOPは何と見る?
「首都圏構想」「道州制」に血道をあげることなく
足元をしっかと見直していただきたいものだ。

こんなデータを見せられると
前土屋知事を思い出す。
彼の、強烈な郷土愛。
半端じゃなかった。
こういう強烈な個性が懐かしいですな。
身内の不祥事で失脚という
不注意な出来事による下野が
つくずく惜しまれる。

●日墨戦
今のところ5:0で日本リード。
松坂好投。
小笠原好打。
イチロー水を得た魚。
このまま持ちこたえることを祈るのみ。

3月14日(火曜日)
●第2東京タワー
さいたま新都心と墨田区押上地区で
招致運動を展開していた
新東京タワーの建設が墨田に決定した。

さいたま新都心の起爆剤にしようと
熱烈歓迎ムードだった埼玉は意気消沈。
東京は下町、押上の東武鉄道用地が建設場所。
建設費500億円は東武が負担。
NHK及び民放キー局はテナント料を支払う形式だそうだ。
埼玉は建設費捻出と難視聴地域解消費用がかなりかかる、
それと、このような建設物は都内にあったほうがよい、などの理由で敗退。

でもね〜、あの膨大な費用を私企業が負担するとなると、
沿線の高架化、踏切整備などが先に追いやられるのでありませんかね。

新タワー建設用地の押上界隈はどんなもんか知りませんが、
ごちゃごちゃしてるんでないの?
当然、タワーに合わせて植栽整備をするとは思いますが
なんとなく「不似合い」な気がしますね。
NHK放送文化研究所のある
愛宕山のほうがよかったんでないの?

2010年完成予定。
カナダのトロントタワーを抜いて世界一になるという。
第1東京タワーはどうなるのかな。

「ALWAYS3丁目の夕日」は
刻々と立ち上がるタワーを「下町」側から見るんでしょ。
今度は「下町」にできるタワーを
山の手側から見る、という塩梅になるんだね。

●氷
朝から冷え冷え。
8時頃、
庭の、水の入った容器は薄氷が張っていた。
その傍らで沈丁花が香っている。

●映画
昨夜、テレ東の「雨あがる」を見た。
タイトルは憶えていたが、いつ公開されたは知らない。
ほとんど興味はなかったから。
黒澤監督が生前、撮る予定の作品だったとか。
遺作となるはずの映画を
長年彼の助監督をやっていた方が引き継いだ。

人々の「善意」が伝わる佳品だった。

三船敏郎の最初の奥さんの子供が
「殿様」役で出ておりました。
台詞まわしは、親父似。
良く言えば「豪快」
悪く言えば「一本調子」。
決して、うまい役者とは思わなかったな〜。

仲代達矢が道場主。
松村達雄が雨で足止めをくって
宿に逗留している客の1人。

さすがに黒澤組だけあって豪華な役者を
ちょい役で使っております。

寺尾聡が見た目に弱々しい浪人の剣客。
その妻が宮崎美子。
仕官のため諸国を回っている途中なのだろう。
「賭け試合」で路銀を得ていたようだ。
妻は「武士としてあるまじき」と
夫に禁止令を出していた。

夫が、ひょんなことから殿様の知遇を得、
「仕官」間近、というときに「賭け試合」が露見して
契約がキャンセルになった。

それを告げに来た家老に対し、妻は
「何をしたかではなく、何のためにしたか」が大切、と説く。

夫が最後に行った「賭け試合」は
雨のために宿屋で足止めをくっている客たちの心が
とげとげしくなっているので、
ささやかな「宴」を開くための
資金をひねりだすためだと、知っていた。

浪人は次の国へ向かうべく
妻と共に宿を発つ。
一休みしている妻から少し離れたところで
彼は腰のものを抜いて剣の形をとる。
ていねいな刀さばき。
それが、仕官しそこなった未練を断ち切る彼の儀式だった。

藩の硬直した規則をくつがえし、
殿様は浪人を召し抱えるために馬を飛ばす…

とぼとぼ歩く二人と殿様の距離は次第にせばまってゆく。
映画はここで終わる。

彼は剣術指南役として技と心を教え
そして夫婦のつつがない暮らしが始まるだろう、と。
そして、彼に白羽の矢を立てた殿様の慧眼を好ましく思う。
見るものを、ほのぼのとした気持にさせる映画セはあります。

原作は山本周五郎。

足止めを喰らっている宿。
浪人の差し入れで開かれた宴会で
さまざまな芸が披露される。
実際、江戸時代の庶民は金がなくても
あのように明るくエネルギッシュに生活していたのだろうと思わせるいいシーンだ。

3月13日(月曜日)
●WBC
対米戦。
さすが、イチロー。
水を得た魚のようだった。
先頭打者ホームランだもんね。
しかし、残念!
タッチアップが早すぎたというが微妙だね。

残された試合を「必勝」で臨まねば。
しかし、中南米はメチャ強いからな〜。
松井、井口も王JAPANの成り行きを見守っているんだろうね。

●季節風
陽射しが弱い。
北西風が強い。
ジョンの散歩。
帰り道は風に押されて
ふわふわと歩けた。

3月12日(日曜日)

●うぐいす
朝刊を取りに行ったとき
近くの雑木林から「うぐいす」の声。
成鳥らしく、きちんと鳴いておりました。

おだやかな朝。
室内より外の方が暖かい。
散歩時、土筆の前を通る。
先日よりおびただしい数が顔を出していた。
ジョン連れでは落ち着いて撮影ができない。

明日は冷え込むようだ。
三寒四温。
風邪など召さぬよう。

3月11日(土曜日)

●パラリンピック
健常者の大会に隠れているが、
さいさきの良い滑り出し。
バイアスロンで視覚障害のある女性、
小林選手が「金」を獲得したというではないですか。
快挙ですね。
健常者も見習って欲しいよ。


●WBC
日本の相手はUSA。
練習試合で2敗している王JAPAN.。
苦戦しそうですね。


●陽春
 
窓を開け放たくなるような陽気。
なんとなく浮き浮き。
確定申告の帳簿付け、尻に火がついてきた。
これが終わっていれば、
サイクリングにも出かけられたのに…

庭の沈丁花が咲き始めた。
ミミは外の明るさにそわそわそわしている


●余裕、喪失

SONY VAIOシリーズ広告も、
需要期を迎えて「売り」スタイルに変わった。
当初の、「企業広告」っぽいアプローチが「嘘」のよう。
相変わらず「オーダーメイド」もじりの「オーナーメード」の言葉を使っている。
もともと精神は「BTO」(ビルド・トゥー・オーダー」なのだが、
これより、よっぽどわかりやすい。

この業界には、「FTTH」などという略語が多い。
「光ファイバー」の「家庭」への普及を狙った
「ファイバー・トゥー・ザ・ホーム」のことだが
普通の人には「なんのこっちゃ」だ。

今回のSONY、キャッチ。
「そろそろPCにも、ショッピングの楽しさを」ときたもんだ。
前回は、「イタリア料理」の材料をデザインに使っていたが
わかりにくい、と反省してか、
ぐっと、直裁的になった。

外観のカラーを選び
ハードディスクの容量を選び
マウスカラーを選び
保証内容を選ぶ、というもの。

だいぶ、「おおぐくり」だね。
他社はCPUやメモリ、CDドライブ、液晶ディスプレイまで選べるよ。
この程度で「オーナー・メイド」とは
ちょい大袈裟かな。
と思ったら、このほかCPU、メモリ云々と小さく書かれていた。
そ〜だろ〜な〜。


●CAP
昨年の覇者、シカゴ・ホワイト・ソックス。
井口はついております。
今年は野茂がマイナー契約を結びました。
ぜひ、がんばってほしいですね。

ヤンキースのCAPをかぶっている人は見かけるけど、
ホワイト・ソックスはほとんどおりません。
これは、リクエストしておりました。

巨人の川上御大が赤バットの現役の頃から
野球帽が大好きで、この歳になっても変わっておりません。
最近、Chicago物が増えて、
バスケットのBullsマーク入り、CABS。
それに今回W.Sが実用コレクションに仲間入りです。

3月10日(金曜日)
●まさか、の
真央ちゃん、まさかの銀。
金は、やっぱり韓国の「金」。
WBCは、USAがカナダにまさかの負け。
王Japanはマリナーズにやっと勝ったものの
2線級の選手を集めたレンジャーズに、まさかの負け。
選手は意気軒昂だが、かみ合わない。
トリノのスケボー選手みたいなことになっちゃうんじゃ困るよ。

中南米の小さな国々が面白い。
これをチャンスに国家の存在感を示そうという
意気込みが感じられます。

●豪邸
3週間滞在。
この時期、シカゴはまだ寒い。
マイナス4〜5度の日が続く。
それにも負けず、
日本にいるときと同じように
毎朝夕の「あるけあるけ」をやっていた、という。
こうなると、「観光」ではなく「生活」をしてきたという感じ。

娘のアパートの近くは1戸建の住宅街。
日本を発つ前、GoogleMapで一帯をプリントアウトしておいた。
町は碁盤の目のように整然としているので
迷子になりようがない。

あるブロックは豪邸が並ぶ。
道の両サイドには大きな街路樹がある。
向こうは自宅を塀で囲まないから
家のスタイルがよくわかる。

「田園調布、成城」などメじゃない、のだそうだ。

だけど、神戸の「六麓荘」には負けるでしょ、
大昔、仕事でこの地を訪れたときはその壮大さに、「たいしたたまげた」。
芦屋から近いこの、超豪邸ゾーンに匹敵する場所には
まだお目にかかったことがない。

●プレゼント

ダウンタウンから郊外へ向かう、とある街角。
ポリスと記念撮影。
「どこから来たの?」
「日本から」
「ダウンタウンでなら見かけることもあるけど
こういう場所では珍しいね」
「ちょっと待ってて、これをあげるから」
と、彼がくれたのが、2つの品。

ブリキ製のポリス徽章。
CHICAGO POLICE JUNIOR PATROL
19th District と印刷されていた。

もうひとつ。キーホルダー。
SAFETY FIRST!
ホイッスル、磁石、超小型ライトがついている。
危険が及んだら、笛を鳴らすのかな?

手に入れようにもなかなかできない警察プレミアム。
それを私が譲り受けた。
徽章は早速つけたくなった。キャップに。

あちらのお巡りさんは、
地域の子供たちとの
コミュニケーションにこういうグッズを用意しているのかな。

●土筆

ついに目を覚ました。
6年前は、ほとんど人が通らず
おびただしい数が出現したのだが、
新しい道の開通で
一時期すっかり姿を消していた。
地下茎もずたずたにやられたはずだが
どっこい再生したようだ。

こういうローアングル撮影は一苦労。
小型コンパクトは短焦点の広角だから10cmまで寄れる。
5倍ルーペがあれば2cmくらいまで近づける。
土筆と遭遇するとは夢にも思っていなかったので
秘密兵器はもっていなかった。

地べたに這い蹲るようにして接近する。
はたから見れば
「ばーちゃんのすわりしょんべん」ポーズだ。
バリアングル液晶モニターつきを
持って出ればよかった。


3月9日(木曜日)
●帰国・入国
家人が娘のところから帰国する。
出迎え。
Chicagoからの便だった。
出てくるまでに時間がかかる。
ぼ〜っと待ってるのも退屈だから
周辺の人にカメラを向けてみた。


大学生と思われる団体さんがやってきた。
この時期の目的は何だろう?
単なる観光とは思えないが。
まるで想像がつかない。

白いセーターの女性。
ハイスクールだろうかね。
カートを引きながら人待ち顔。
結んだ髪を解いたり、また結んだりしていた。
やがて、男の子が姿を現わす。
彼女、抱きつく。
カップルなら一緒に出てくるはずだが。
なんで別々なのか想像がつかない。


見たことのある女性が数人の人たちと出てきた。
小柄でスリム。顔が丸い。
ダブルストライプの白いトレーニングウェア。
かなりカジュアル。
あら、「クボジュン」じゃないの?
取材だったのかしら。

私の隣にカップル。
前を通る人たちがちらちら見ながら行過ぎる。
私は気がつかなかったのだが
結構熱々なのだ。
彼らもハイティーンのようだ。
男の子はにきび面。
金髪が美しい女の子…もにきび面だった。
到着ゲートを出たら
さっさと次の場所へ移動すればいいのに
なぜ、ここに滞留しているのか想像がつかない。

若い連中が多いのは、向こうは春休みなのかしらね〜。

小型デジカメでノーファインダー
もちろん、ノーフラッシュで撮影したわりには
被写体はきちんと収まっていた。

やっと、家人が出てきた。
あら、肝心の人の写真を撮るのを忘れた。
いかんいかん。

●ウルトラ

マイクロソフトの「Origami」が
米国の自社サイトでヴェールを脱いだ。
「Ultra Mobile PC」(ウルトラ モバイル PC)
結構、サイズは大きそう。
日本で普及するかな?

●逆襲
若いIT業界に振り回されていた
テレビ、広告業界がタッグを組んで
映像コンテンツ提供の共同サイトを作成するという。
新会社の株主筆頭は、モンスター電通で約18%出資。
キー局各12.5%。
博報堂DYホールディングス、アサツーDK、東急Agcも出資。

インターネットが普及してきた頃
広告業界は新しい媒体の出現と歓迎。
テレビ局は競合するのか共栄するのか静観。

そのうち、若者たちが運営する
インターネット関連企業の躍進、
傍若無人ぶりに既存業界はマユをひそめ
警戒するようになる。

IT業界の雄、ソフトバンクはもともと
コンピュータソフト、書籍を扱う企業として発足したが
いまや、金融、携帯電話、ポータルなどを扱う巨大企業に成長。
楽天も新しいビジネスモデルを確立。
インターネット広告を専門に扱う代理店も出現。
堀江「オンザエッジ」はライブドアを買収してご存知、大暴れ。

若者たちは、インターネットを媒介に
エネルギッシュに成長してきた。
当然、広告業界にも若者はいるわけだが、
企業内起業のようなスタイルで
インターネット部門をもつ広告代理店はないのだろうね。
クライアントと媒体の間で業務を「代理」するという
スタンスを変えられなかったのだろう。

呉越同舟で、コンテンツ配信会社を設立するという現象が
若い業界への脅威、と感じられる。

3月8日(水曜日)

●苗字が「金」
浅田真央ちゃんが出場している
世界ジュニア選手権。
「浅田、2位発進」と新聞見出し。

思わぬ伏兵が韓国におりましたね。
「キム・ユナ」ちゃんというそうですね。
技術・容姿とも真央ちゃんのライバルらしい。
冬季五輪の熱気がさめやらぬうちのフィギュアの国際競技大会。
「金」という名の少女に「金」を持ってゆかれないよう
応援しよ〜っと。

●再撮
陽気に誘われて、犬を連れずに出た。
昨日の猫柳の再撮が目的。
鎖を引きながらではまともには撮れない。
デジカメは3倍ズームというごく標準的なタイプ。
これにデジタルズームを加えれば12倍まで撮影が可能。
しかし、荒れた画像になる。
足を踏み出して、7倍程度で撮影してみた。
蜜蜂が盛んに仕事をしている図が撮れた。

さらに畦道を行く。
春を告げる小さな野草が花をつけていた。
「ほとけのざ」
なぜ「仏の座」なのか。
被写体へ2cmほど寄ってクローズアップ撮影。
普通に見ているとわからないが、
「座」と思える部分に、小さな赤い玉がおわした。


●共同アンテナ
近くで既存より高い鉄塔を作っている。
昨年、電波障害が発生するので共同アンテナにするというアナウンス。
2月下旬頃、近辺のケーブル敷設工事が始まり
昨日、家庭内へ引き込まれた。
わが家は越してきた当初から民放の映りが悪かった。
我慢我慢の11年だったが、
やっと全チャンネルクリアに映る。
洋画劇場も録画の対象になるね。
これを幸せといわずになんという。

●正体

マイクロソフトが開発する「Origami」は
キラーiPodという噂がもっぱらだった。
映像が公開された。
それはタブレット入力のPDAのようだった。
シャープの「ザウルス」みたい。
これで音楽も聴け、スケジュール管理、
インターネット接続、アプリケーション操作ができれば
小型コンピュータだ。
携帯電話機能を付加することも容易だろう。

とりたて衝撃的でもない。
仕様がまもなく発表されるという。

3月7日(火曜日)

●猫柳

我が家から近い「農の家」の裏手の農道脇に何本かの猫柳がある。
昨年は根元から切られていた。
今年はすくすくと枝を伸ばし
大きく育った猫柳が開ききっていた。

この花を見ると子供の頃を思い出す。
映画「ふ〜てんの寅」には必ず「矢切の渡し」が出てくる。
その上流に「金町浄水場」の2つの「取水塔」がある。
1つは屋根が「とんがり帽子」。もうひとつは「平ら」。
「とんがり」のほうが親しみがあって、よくここで遊んだ。
小学校の頃だ。
江戸川のほとりに猫柳が生えていた。
蕾が少しずつふくらみ、
白いビロードのようになると、2〜3枝折って家に持ち帰った。
それが何年も続いた。
母親は「お前は歳時記みたいだね」といった。

写真は昭和33年当時。
地元の中学を卒業するときの記念写真だ。
中学校から取水塔までは結構距離がある。
中学時代は江戸川で遊ぶことはほとんどなかった。
(金町小学校は川の脇にあったので、放課後、裏門からよく遊びに行ったが)
「金町」の思い出ということで
代表的な風景をバックにしたんだろうな。

●対決
デジタル一眼で互角の戦いをしているCANONとNikon。
春の新型コンパクトでも互角か…といえば、そうでもないね。
CANONのスタイリッシュ「IXY DIGITAL」は相変わらずの高人気。
一方Nikonの「COOLPIX」。
レンズ回転機構というちょっと変わったスタイルの頃からのブランド名だから
長いといえば、長い。
しかし、名前はそのままで、最近は普通のデザインになっていた。
デザインでは「IXY」に軍配があがるだろう。

CANONは、「IXY」を進化させなから根強いファンに支えられている。
「IXY DIGITAL 800 IS」は、画素数は600万と控えめながら、手ぶれ補正機構搭載、
光学ズームを3倍から4倍に、高感度ISO800対応となった。
一方、Nikon。
「COOLPIX P3」は有効810万画素の「VR(手ブレ補正)機構」
光学3.5倍光学ズーム搭載。
液晶モニターは共に2.5型だ。


CANON、Nikon共に「丸っこい」デザイン。
COOLPIXの真ん中に配置されたモードダイヤルの突起が
アングルによっては、やけに目だってしまう。
CANONは小型化して裏側に収めてしまった。
同じ2.5型の液晶モニターでも、CANONのほうが大きく見える。
どう見ても、Nikonのほうが、野暮ったいのだ。

●暇つぶし
シネプレックス幸手。
私の前に私より年配と思われる男性が切符を買おうとしていた。
彼は、上映中の10本程度の映画が一覧できるボードを見上げて
固まってしまっていた。

バイキング料理を前に、
何を食べようか混乱している子供のようだった。
係りの女性も困ったような顔をしていた。
彼は、振り返り、行列ができているのがわかり
切符を購入することなく、私に順番を譲った。

映画を見る、ということだけで
何を見たいのか、決まっていなかった。
で、あれば入口のポスターで決めればよさそうなものだがね。

「暇つぶし」なんだろうか。
昔の映画館なら1日何度見てもよかったが
ここは全席指定、入替制だ。
それを知らず、1度入ってしまえば
10本見られる、とでも思っていたのかな。

家に居られない理由でもあったのか。
サラリーマンがリタイアすると
地域に溶け込むのに苦労する、という。
女性は活き活きしているのに
男性は、ぼんやりしてしまう。
彼のうつろな姿に、そんな悲哀を感じてしまったよ。

3月6日(月曜日)
●不足
弁護士が不足しているそうだ。
正確には、人数はいるのだが大都市に集中する傾向が顕著だという。
NHKの「クローズアップ現代」で都内の200人を超す
巨大弁護士事務所が紹介されていた。
ここでは、主に企業買収などを行っている。

今日見た「シリアナ」でも石油会社の合併に暗躍する
野心的な黒人弁護士がいた。
少し前だが、アル・パチーノの「ディアボロス」という映画では、
彼が就職した先が、巨大弁護士事務所だった。
ここを牛耳っていたのが「悪魔」という荒唐無稽な話だったが…

では、キャリアの浅い弁護士が
なぜ大きな事務所に就職したがるのか?
顧客は企業で仕事のスケールが大きい。
報酬がいい。
テレビでは言及していなかったが、
広範な人脈が築ける、ということもあるだろう。
何年か修行して、独立…というときに、
この人脈が役立だろう。

テレビドラマなどでお目にかかる庶民のための
熱血弁護士つ〜のは、探すのに苦労するということだ。

青森県むつ市の事例が紹介されていた。
この市には弁護士がひとりもいない。
だが、弁護士を必要とする人々は多い。
連帯保証人になったばかりに、
債務を取り立てられている人がいた。
彼女の夫は出稼ぎで不在。
取立屋の暴力的な電話が頻繁にかかってくる。
地方裁判所のある青森市まで片道2時間。
門外漢には意味もわからないおびただしい書類を前に
途方にくれている。
「自殺したい人の気持がわかる」と彼女はいった。
弁護士がいれば少しは気持が救われる、というのだ。
その頃、都内の大型事務所では
新しい企業買収案件で、大勢の弁護士が立ち働いていた。

●言い訳
韓国に負けて、いろいろな観測が飛び交っている。

アメリカ決戦で武運つたなく敗れたとしても…
他国が母国のためにメジャー選手を呼び戻しているのに
松井がいない、井口も城島もいない。
これじゃ勝てるわけないよ、と言い訳がきく。

万一、勝ち進むようであれば
一気に「メジャーなにするものぞ」と浮かれ気分。
「勝って冑の緒を締めよ」なのだが、
日本人は、それが苦手である。

●シリアナ
見てきました。
観客は7名。
内、女性1名。
旦那に付き合わされたようだ。
若いお兄さん1人。
あとは、シニアの1000円組だった。

重い映画です。
ダマスカス、ベイルート、テヘラン、スイス、ワシントンDC…
目まぐるしく舞台が移動する。
脈絡のないできごとが、最後に収束する。

クルーニーが受ける拷問シーンは迫真。

髭面、太めのCIA工作員をジョージ・クルーニー。
若手敏腕アナリストをマット・デイモンが。

クルーニーは「ER」や「オーシャンズ11」のときのようなプレイボーイ風ではない。
中年のちょっと疲れたようだがしたたかな役。
体重を増量しての演技でしょうね。
「力道山」を演じた「ソル・ギョング」が韓国の「ロバート・デニーロ」と呼ばれているようだが
「シリアナ」のジョージ・クルーニーの役作りは、次代のデニーロとでも言えるだろう。

ラジオで「シリアナ」の演技で彼がアカデミー助演男優賞を受賞したと報じた。
えっ、彼が主演じゃないの?


ところで、「シリアナ」という際どい言葉だが、これは、イランとイラク、そしてシリアがひとつの
民族国家を形成した場合の想定国家の名前、だそうだ。
何回も言っちゃうけど「尻穴」ではないのだ。
「尻穴」のことを群馬方面では「けつめど」と言っていたが、今でもそういうのかな?
「めど」とは、「仕事の<めど>がたつ」の「めど」ではない。
こちらの「めど」は「目処」と書き「目標・見当」などの意味。
もうひとつ「針孔」という書き方。これも「めど」。
針の穴のように小さな穴、が「けつめど」の「めど」なんだ。


本日、啓蟄。
関東地方は例年11日遅れで「春一番」が吹いたそうだ。
いよいよ、サイクリングの季節が近い。

●大盛況
日本のBlog人口は推定600万人だという。
ホームページのようにhtmlを憶えることはない、
携帯電話からも更新可能、という「お手軽」さが受けているらしいが、
装飾を凝らそうとすればhtmlは必須になる。

blogから小説家も誕生という
新社会現象も生まれたし、
ある情報に近い場所にいれば
マスコミより早く正確なニュースを伝えることができる。
組織的に利用すればムーブメントにもなる。
最近は企業が販促ツールに使うケースも増えている。

600万という数字は国民の5%くらいに当たるから
すごいといえばすごい。
「書くことがすき」という国民性もあるんでないの?

戦前、多くの日本兵士が日記を残していた。
戦死した兵士の荷物の中からおびただしい日記が発見され
米軍はそれを「分析」に利用した、のは有名だ。

遡って、江戸時代の庶民、武士の日記も発見されている。
発表することを意識しない記述だから
当時の生活を知る貴重な資料となっている。

こうした記録物は「筆」「鉛筆」で書かれているから
「手に取る」ことができるが、blogは電子データだ。
ダウンロードしてプリントアウトすれば、
昔の記録物と同格になるのだが、
印刷前に手を加えることができる。

民主党の「偽電子メール」も同じね。



日々膨大な情報が生まれる。
それらの多くは日の目を見ることもなく
堆積してしまうのかも知れない。
あるいは「ボトルメッセージ」のように
漂流しているのかもしれない。

そんな「はかない」コンテンツなのだが、
「えんやこ〜ら、今夜も舟を出す」のだ。

●絵本風
日立の15段。
さまざまなものに鍵穴があいている。
キャッチは、鍵をユリゲラーのようにくにゃっと曲げて「つくろう」。
IT社会の情報セキュリティに取り組む日立、というもの。

キャッチの文字を活字を使わない、というのがこの時期の
日立の広告作法なんだろね。
前回は、黒澤明監督を使った薄型TVの見開き全30段だった。
このときは、「フィルム」でキャッチを作っていたが、
それが文字とは、瞬時に判明しなかったが、今回の「鍵」は
直感的にわかる。

この広告の楽しいのは、「図鑑」風なところだ。
日立のような巨大企業では、活躍の場をくどくど説明していたら
いくらスペースがあっても足りない。
そこで、このような単純化したビジュアルになったのだろうが、
母親が小さな子供に「これなあ〜〜に」と絵本風に使える。
それが狙い目なのか、真ん中に女児が使われている。

シリーズなのだろうが、間があきすぎで
制作者の狙いが消費者にすんなり届くか…は疑問だけど。
同業者の間では注目されるだろうけどね。

●力道山
4日から映画「力道山」が封切られている。
昭和20年後半からプロレスで大活躍したヒーロー中のヒーローだ。
彼が韓国人だと知ったのはだいぶ後で、
小学校4・5・6年の頃の少年たちは
国籍が違うなどとは夢にも思わず
開局間もないテレビ画面に見入っていた。

この映画が評判なのは
力道山に扮した韓国俳優「ソル・ギョング」の迫真の演技と
当時を忠実に再現したセットの出来栄えのよさ、だそうだ。
「ALWAYS・3丁目の夕日」が昭和33年が舞台なら
「力道山」が活躍した時代と合致する。
「ALWAYS」には街頭テレビでプロレスに熱狂するシーンはないのだろうか?

日本のテレビは昭和28年に始まる。
2月NHK、8月日本テレビが開局した。
テレビ受像機はバカ高だったので、
一般の家には当然普及していない。
当時、大卒の初任給が5000円程度のころ
白黒受像機が17万5000円くらいしたというのだから。

で、街頭テレビが生まれた。
駅前や広場に足場をつくりそこにテレビ受像機を設置する。
「電気紙芝居」と悪口をいわれていた、
その受像機前に大勢の人たちが群がった。

その頃、私は葛飾区金町に住んでいたが、
家の近くの13間道路(今の国道6号線)の向こうの
「木村金物店」の脇の広場に「街頭テレビ」が設置されていた。
国道6号の交通量は少なく、道の真ん中でキャッチボールができたほどだった。

テレビは頑丈な木の箱に入れられ、放映時刻の夕方になると人々が集まる。
左右の扉が開かれ、小さな白黒受像機を見上げた。
あのテレビは誰が提供し、誰が管理していたのだろうか?
当時はそんなこと考えたこともなかった。

印象的だったのは、やはり「プロレス中継」だ。
しかし、大人が集まりすぎてラッシュアワー状態。
小学生が背伸びしていくらがんばっても
画面が見えない、ということが多々あった。

「力道山」が対決する
「ベンとマイクのシャープ兄弟」、「鉄人・ルーテーズ」との
ビッグ・マッチは、群集の中に埋まってしまい、まず見られない。
そこで、近所の電気屋の同級生の家におじゃますることになる。
6帖くらいの和室の床の間に鎮座したテレビを前に
近所の大人や子供が座っている。
結構ギューギュー詰めだが、街頭テレビよりよっぽどまし。
確実に画面が見られるのだから。

電気屋の友人やその母親は得意気だ。
だが、そんなことは気にかけず、力道山の活躍に目を見張る。
おやじたちも熱狂し、声をあげる。
昔は映画館でも、画面に応じて「やっつけちまえ!」とか
ヒーローがさっそうと登場すると「拍手」で迎えたものだ。
それと同じ現象がテレビでも起こったのだ。

伝家の宝刀「空手チョップ」が出て、
外人の大男が、切られた大木のように倒れると
熱狂は最高潮に達した。

ま、テレビの導入期は、こんな具合でありました。
プロレス勃興期で、単純に盛り上がっておりました。

そのヒーローは、昭和38年12月8日に赤坂のクラブ
「ニューラテンクォーター」のトイレで暴力団員に刺される。
1週間後の15日、傷が元で腸閉塞を併発し死亡。39歳だった。

渋谷には「リキ・スポーツパレス」通称「リキ・パレス」、
クラブ・リキ、リキ・アパートメントなど多角的に経営していた。
リングでは正義の味方だったが、酒が入ると粗暴になり
暴力沙汰をたびたび引き起こしていた。

そんな彼の映画。
在日の苦悩が描かれているという。
出演する力道山以外はほとんどが日本人。
製作スタッフは韓国人、という日韓合作映画だそうだ。

ついでに言えば、わが家にテレビが来たのは
ご多分にもれず「皇太子ご成婚」。
ふっくらした美智子さんと嬉しそうな現平成天皇が乗った馬車が印象的だった。
だが、テレビより、戦前からのラジオに代わって
大きな音のいいラジオになったときのほうが嬉しかったような気がする。
メーカーは「三洋電機」。
昔の筐体はプラスチックではなく木製だった。
音がまろやかだ。
なにより、ベストチューニングの目安となる「マジックアイ」が新鮮だった。
小型真空管を輪切りにしたようなもので、
同調するとグリーンの花びらのようなものが1つになる。
飽きもせずチューニングダイヤルを右から左、左から右に動かしていましたね。

3月5日(日曜日)
●ゲゲ
負けた。
Koriaも溜飲を下げたろう。

●無念
遅い昼食をとりながらNHKTVを見ていた。
ん?
「BS特集 よみがえる昭和初期の日本 後編」
ん?ん?
BSの番組予告かと思ったが違った。
番組が始まった。
以前BSでやった番組の再放送だったのかな?
アナウンサーが
「当時貴重なカラーフィルムで記録されています」
「近年発見されたカラー記録もご紹介します」
などと言っている。

「焼きそば」を食べる手を止めて見入った。
昭和初期の「後編」だから、対戦前夜と敗戦後の
町や庶民の暮らしが映し出された。

知っていれば「録画」、
保存版クラスだが、「前編」がないので、コレクション価値は低い。
そのうち、前・後編一挙再放送を期待しよう。

ひたひたと戦争の足音は聞こえてきていたが
日本はまだ米国と最悪状態になっていなかった。

ムービー趣味は金のかかる道楽だったが
富裕階層は米国輸入の高価なカラーフィルムで
当時の様子を記録していた。
さらに、真珠湾攻撃直前の日本を訪れた
ジャーナリストにして旅行家の「フランシス・ライン」による
市井のカラー記録。
戦前の歌舞伎座もクリアだった。

そのうえ、真珠湾奇襲を米国海軍が撮影した超A級の秘蔵映像。
強制収容所に押し込まれた日系人の悲惨な姿。


機銃掃射に連動したカメラが撮影した戦闘機による低空攻撃の模様。
無抵抗の灯台がやられる。
海辺を逃げまわる日本人の姿や
工場の屋根がぼこぼこに掃射される模様。
機関車に連結され運行中の客車が被弾炎上するさまが
なまなましくカラー記録されている。
もう、米軍は「やりほうだい」

そのうえ、サイパン島の飛行場から本土爆撃に向かうB29と
その巨大な腹からばらばらと撒き散らされるおびただしい焼夷弾。
沖縄上陸で、巻き込まれた民間人の悲惨な姿。
戦車に搭載された火炎放射器で焼き尽くされる日本軍の塹壕。

さらにさらに、
広島、長崎へ原爆投下。
その上、さらに
被爆後の地域へ米国の「戦略爆撃調査団」が乗り込み撮影したカラー映像。
またまた、さらに
調査団の唯一の日本人「三村明」氏の手による映像。


※闇市で1杯のどんぶり物をすするお父さん。ブリキのバケツに見入るお父さん。
闇市、銀座4丁目の模様。
などなどなどなどなど、目を見張るカラー記録が
これでもか、これでもか、これでどうだ、と放送された。

※昭和20年(左)と現在の銀座4丁目

※敗戦直後の銀座4丁目から京橋方向を見る(左)
  右は銀座3丁目あたりから京橋を臨む。

※昭和20年冬の銀座に繰り出した若い女性。周囲の男性に比べ、ルージュとストールが華やか。

画面に釘付けだったが、途中から我に返りデジカメで撮影。
NHKの番組は念入りにチェックしておかにゃあかん、と反省。

●やな雰囲気
8回韓国が逆転2ラン。
2対3で日本リードされる。
5回渡辺が2人にデッドボール。
あれが悔やまれる。

●蕾
まだ硬い。

昔なら「硬い蕾」といえば「少女の胸」なのだが。
最近は小学生でも結構大きいからな〜。

庭のマロニエはまだ眠っている。

●「王」手

王ジャパン全勝なるか。
今晩6時から目が離せない。
だが、今から待っていたのでは1日があっと終わってしまう。
今日はやること、いっぱいあるのよ。
ゆっくりとその時を迎えたい。

●またまた

SONY・VAIOが連投している。
新社会人、入学など「春のお祝い需要」向けね。
きばって「見開き30段」。
昨日のユニクロといい、本日のSONYといい金かけてますね。

さて、キャッチは
「欲しいものを欲しい分だけ買う。かしこい買い方。PCにも欲しかった」
と、きたもんだ。

真紅のVAIOの隣にはイタリア料理の材料。
パッと見に、
今買うとプレミアムがついてくる…のかと思いましたよ。
その昔、メンズファッションの「VAN」が
喉から手が出るような数々のグッズを販売していた。
「VAN」と「VAIO」なんとなく似てるし、
その手法を取り入れたのかと…

ところが違いました。
下を見ると
「VAIO OWNER MADE」とある。
「ORDER MADE」のもじりですね。

なんら新鮮でもないことを、あたかも自社発のように見せる。
こういう「小手先」仕事が上手なんだから、最近のSONYは。

仕様を自分でチョイスできるという購入スタイルね。
通販最大手「DELL」では当たり前。HPも同様。
これに習って大手家電メーカーNEC、富士通も採用した。

小じゃれた広告デザインで内容を粉飾する。
SONYはどうしちゃったんだろな。
製品オリジナリティ欠如、ということがひしひし伝わってくる
この2〜3日の広告ではあります。

●締め切り
確定申告の締め切りまであと10日。
はやくやらねば。

3月4日(土曜日)

●WBC
終わってみれば
14対3で7回コールドで日本の勝利。
イチローのバットは今日も湿りがちだったが、
彼は選手たちの精神的支柱だから、許すね。
で、日本・韓国がアジアの代表で米国で戦うことに。
日・韓戦も見たかったのに。
あ、明日やるのね。
韓国はイチロー発言に対抗意識を燃やしているから
見応えがあるだろうな。

●春爛漫
まだ肌寒い日は続くけど、
軽やかなファッション、入学など広告は春盛り。

「佐野プレミアムアウトレット」は
外人ね〜ちゃんで目一杯バタ臭さを演出している。
店舗数増量で150になった。
2006.3.4OPEN!!だが、つまり今日じゃないの。
「本日オープン」と言わないところが、おしゃれと心得ているんかな?
SANO PREMIUM OUTLETSと表記するからいいのであって
「佐野プレミアムアウトレッツ」だったら
「厄除け」とか「みかものつき」「ラーメン」など栃木県の匂いがしてきちゃうからな〜。

「愛情サイズ」の松下電器。
ファンヒーター事故の喪があけたのか
需要期攻勢をかけ始めた。
DVDに記録するビデオカメラだ。
ナショナル臭いというか、実にどんくさい広告だが、
言いたいことはストレートに伝わる。
スペックについてしのごの言わない。

ビデオはSONY、CANONの強豪がいる。
この2社なら、画面を横半分に切り、
上を入学時期の可愛い娘の写真。
下半分を技術的優位の説明にあてるだろう。

だが、ターゲットの若いママにはそんなことはどうでもいい。
手ぶれなく撮れて、テレビで再現できればいいのだからね。
そういう風に考えれば、ナショの広告で正解なのかもしれない。

「DOCOMO」は親の切実な心配に答える携帯電話を発売した。
ちょっとしたスキに悪い大人に
誘拐されるのならともかく、殺されてしまうことだってあるのだから。
「キッズケータイ」は「防犯ブザー」つきで、それが鳴ると
登録された場所に電話をかける機能付き。
バッテリーロック機能で、特殊な工具を使わないと
電池を取り出すことができない。

「人さらい」対応しているのだ。
しかし、「悪い人」がこの広告を見ていたら
対策を講じるわけで。
子供の口を後ろからふさいでクロロホルムでもかがせれば
電話を使うヒマはない。
電池が外せなくても、こなごなに壊してしまえばいいもんね。
そんなわけで、親御さんには気の毒だが、「気休め携帯」でしかないのだ。
子供の体内に「発信器」を埋め込む以外テはないのかね。

UNOQLOは、ぬわんと見開きの30段。
金がかかっております。
カジュアルファッションの選択肢が増えたことを告知。
「デニムだけじゃない。チノ&カーゴ」
チノは知ってるけど「カーゴ」ってなに?
大き目のポケットがついた「パンツ」なんだ。

「パンツ」とは「パンツ」だと思ったら、「ズボン」のことなんだよね。
でも、「パンツください」とはいいにくいよな〜。
じゃ、昔の「パンツ」は、今なんつ〜の?

同じ広告が夕刊にも掲載された。
冬から春へ衣替え。
一大需要期だから、「リキ」が入っているのかな。

●先手必勝

SONYのPCが広告攻勢をかけている。
コンセプトは「Design is power」
今回のテーマは「WIDE&SLIM」

「WIDE&SLIM は、この国の美学なのかも知れない」
と、きたもんだ。

ボディコピーは
使い終われば薄くたたむことができる
日本伝統の扇子、屏風、番傘、ふろしきなどを例に挙げ
「使う、しまう、持ち運ぶ」。こうした動作にも日本人の美学が息づいている。
生活道具としてのPCに、その精神を受け継ぎ
SONYは「WIDE&SLIM」を提唱する、というもの。

でもね〜、これらの日本の伝統的な品は
高度な折りたたみで構造ですからね〜。
これと同じような発想なら「Wide&SLIM」ではなく「WIDE&COMPACT」でしょ。
幾重にも折りたためて小さくなってしまうNotePCというのは
今のところ皆無ですからね。
SONYが開発したのなら拍手喝采ですが、
単なる「2つ折り」では、何の新鮮味もありゃ〜せん。
ボディコピーのせっかくのアプローチも消化不良のまま終わっております。

整然としたSONYらしいレイアウト。
WIDE画面のPCに「扇」が表示されている。

「和」の精神の割には英語表記が多い。
「WIDE&SLIM」でしょ、
「Design is Power」でしょ。
「like.no.othe」でしょ。

がんばって語ってはいるけど「和洋折衷」の感が否めません。

それに、最近のPCの傾向はSONYに限らず
「ワイド&スリム」になりつつあります。
PCショップへ行けば一目瞭然。

テレビの場合、画面比は3:4だったが
デジタル化により9:16の横長が一般的になってきた。
PCでテレビやDVDを見るというスタイルが定着してきたため、
画面も横長になったというわけで、なにもSONYの独創的なアイデアではない。
「スリム」も実装技術の問題であります。
パソコン雑誌でもだいぶ前から「横長ディスプレイ」かつ「薄型」の
NotePCを「WIDE&SLIM」タイプと呼んでいる。
SONYが15段という大スペースを使って、声高に提唱すべきものでもない。

普通名詞みないな語を大上段に振りかざす…いかにSONYのPCが
平凡な機種なのかが、よくわかる広告ではあります。

「漆塗り」仕上げでもやってみたら?

●WBC
日本第2戦。
相手は台湾。
18時4分、プレーボール。
既に、韓国が中国を10対1でくだしている。
本日、日本が勝てば日本、韓国がアジアゾーンの代表。
韓国も順当勝している。
昨日の勢いで日本の勝利を祈るのみ。

おいおい、5番田村が3ランですよ。
1回表から3点先取。
あとは狂喜しながら行方を見つめる、といきたいでんな。

●後の祭り
コニカ・ミノルタのカメラ、フィルムからの撤退、Nikonの中級35mmカメラ生産中止。
昔からのカメラファンには寂しいニュースが相次いだ。
こうした事件を背景に、フィルムカメラに俄然注目が集まりだした、という。
メーカーには在庫問合せ、中古カメラショップも人だかり現象。

人間、わがままなもんである。
別れた女に未練が生まれたというか。
別れて、存在の大きさに気づくというか。
もう少し大切に扱っていれば、
こんなことにならずに済んだものを。

まだ35mmとデジタルカメラが拮抗していたころ、
ロシア製「ロモ」というカメラが一部の間で話題を集めていた。
宇宙技術では先端でも、一般消費財技術の水準は低い国柄らしい
筐体、レンズがプラスチック製のお粗末な「トイ・カメラ」である。
妙にピントが甘い、シャッターが下りないこともあるという代物だが
この「ファジー」さを愛好家が好んだ、という。
日本製には考えられない「できの悪い」カメラのだが。

また、最近は女子高生の間で写真ブーム。
学校の「写真部」を牽引するのが女性たちだそうだ。
彼女たちが選ぶカメラも、フィルムスタイル。
特に、モノクロ写真の場合は
白から黒の間に広がる灰色の濃淡描写は
デジタルの真似のできないところ。

プロの写真家もデジタルカメラで仕事をするご時勢だが
あくまで、銀塩カメラにこだわる人もいる。
これは、何も古いものに固執しているわけではない。
アナログの描写力を評価しているのだ。

私が所有する昭和20年代製のNiccaの沈胴レンズはノンコーティング。
フィルターでソフトフォーカス効果をつけなくても微妙にピンが甘い。
これを「味」と評していいものか疑問だが
当時の技術ではこれが当たり前だったのね。
手にずっしりくるアルミダイキャストボディ。
布幕フォーカルプレーンシャッターの「バシャッ」という音。
「撮影」する楽しさだけでなく
完成された工業製品というデザインがすばらしかった。

デジタルコンパクトカメラは百花繚乱だが
「所有する」という胸のときめきは憶えない。

●昭和は遠く
「ALWAYS 3丁目の夕日」が第29回日本アカデミー賞の
13部門中12部門を制覇した。
逃がした1部門とは主演女優賞。
この映画の主演女優は「小雪」だよね。
彼女の演技力、存在感が評価されなかったわけね。
主演女優は「北の零年」の「吉永小百合」だった。

小雪は「SAMURAI」に出ていたけど、そのときは評価された。
台詞はほとんどなく、孤高、孤独の存在。
彼女のミステリアスな雰囲気は、
昭和33年当時の猥雑な下町には似合わないのかもね。
関係者が開く「ほぼ独占快挙パーティ」で彼女は
ちょっち、寂しい気持になるかもね。
「私ってミスキャスよ」
助演女優賞は「薬師丸ひろ子」。
セーラー服の少女が成長しましたよ。

「250万人が泣いた…」という、この映画を私は見ておりません。
昭和30年代といえば
私には中学から大学の、3、3、4年の10年間に当てはまる。
人情が作用していた時代を、学生という多感な年頃で過ごした。
だから映画のスクリーンの中で、
文化、風景や人との関わりを再確認する必要はない。
肌に染み込んでいる。

それにしても、昭和30年代は既にノスタルジックになってしまったのね。

わが家の近くでは鉄塔の建て替え工事が進んでいる。
新しい鉄塔は古いものに比べせいたかのっぽ。
「3丁目の夕日」では、東京タワーの建設工事が描かれている。
日に日に高さを増す鉄骨の構造物に、
当時がダブって見えますね。

落成からしばらく経過したころ、
高校生の私は小学生の弟を連れてタワーに昇った記憶が甦る。

●行楽地
日光・鬼怒川・箱根といえば昔から都民の人気行楽地。
箱根へは新宿から小田急ロマンスカーで。
日光は浅草から東武スペーシアで。
というのが電車ルート。
以前、東武とJRが相互乗り入れをして
JR宇都宮線と東武が接近する栗橋あたりから
JRが東武線に入り日光・鬼怒川方面に行けるようになる、という話があった。

※新宿駅に入るスペーシア

いよいよ3月18日からJR新宿から東武のスペーシアが運行するらしい。
東武とJRはレール幅が同じだったんだ。
JRは車両を用意しないのかな?

これで新宿は都民の2大人気観光スポットの発着駅となる。
めでたし、めでたし…と言いたいところだが
浅草発のスペーシアの本数は幾分か減るのだろうね。
東京西部、神奈川県の人たちは、わざわざ浅草に出向くこともなくなるだろう。

スペーシアがJRの線路を走れば
相対的に東武の営業成績はダウンするのではなかろうか。

3月3日(金曜日)

●USB
今、購入するパソコンのインタフェースはUSB2。
小生のNoteはUSB。
タイミングを少し遅らせればよかったのだが
当時はそこまで気が回らなかった。
デジカメデータをケーブル経由で取り込もうとすると
いらいらするほど「バカ遅」。
スキャナをつないでも同じ。
そこで、USB2のPCカードを購入した。
劇的に効率改善。
ストレス皆無になりました。

●WBC

注目のアジアラウンド、日本対中国。
18時38分。プレーボール。
じっくり観戦。
食事作り休。
「鳥から揚げ弁当」を購入し
TVはTBS。ボリュームを下げ
ラジオはニッポン放送。
食事をしながら、なので
画面に釘付けというわけにはゆかない。
そんなときは、ラジオが詳細に実況してくれる。

期待のイチローは外野フライ。
1回は三者凡退で終わった。
格下中国だが、あっさりやられた。
中国は、なかなかしぶとい。
走者を2塁まで進めた。

2回松中の2塁打で出塁。
そのまま先取得点に結びついた。

ピッチャー上原は好調なすべり出しのようだが
少し緊張気味。
松中、連続2塁打。
3回表、また日本追加点。
4回、中国2ラン。上原打たれる。
一気に同点、上原動転。相変わらずもろいぜ。

やたっ!西岡、3ランホームラン!
5対2。
福留ソロホーマー!
6対2。
え〜ぞえ〜ぞ。
いつの間にか8対2
あらら9対2。
もう更新、やめる!
終わってみれば18対2で8回コールド。
2回はひやりとさせられたが、実力の差を見せつけた。
イチローは湿りがちだった。

●散骨
大学時代の友人が海外で亡くなった。
彼の遺骨は海にまく、という。
最近、いろいろな「とむらい」スタイルがあるが
知り合いで「散骨」は初めてである。
とぼしい情報では「カナリア島」という。
アフリカ・西サハラ沖の「カナリア諸島」なのかな〜
彼にどのようなゆかりのある海かはわからない。

●入学拒否
オウム、松本の息子が春日部共栄の入学を拒否されていた。
試験は受かったが身元がバレて、の措置だった。
ね〜ちゃんも大学入学拒否されたが結局入学できた。

ところで、彼らはなぜ公立ではなく私立を狙うのかね。
私立学校は「企業」と同じだよ。
悪い噂がたてば「経営」に支障をきたす。
松本の黒いDNAを受け継いだ2世が学内に存在する、と聞けば
親たちは不安になる。
万が一「ご学友」になってしまったらどうしよう。
経営陣が、教育という崇高な目的以前に、経営を考えてしまうのは当然だ。

オウムの息子の親は、拒否は「想定内」だったろう。
だから「はいそうですか、悪うございました」と簡単には引き下がらない。
「機会均等」を盾に裁判に持ち込む。
すると、マスコミが取り上げ、社会は再び、あの邪教のことを思い出す。
親父は悪あがきをしているが風前の灯。
「地下鉄サリン」のときのように、悪魔の宗教に焦点が集まれば
それが「負」の効果になろうが、存在を再び誇示できるのだよ。

●旅立ち
卒業式の季節だ。
茨城県では、卒業式を終えた3人の男子が未熟運転でで死亡。
そんなに死に急ぐことはないのにね。

昨晩は映画「愛と青春の旅立ち」。
主題歌が流行りましたが、1982年の映画だったんですね。
海軍士官学校が舞台でしたが
友情と恋愛なので映画館では見ておりません。
その後TVで何回か放映されたのを見ました。
リチャード・ギアが、当然ですが、若いですね。
相手役がデブラ・ウインガーという名前とは知りませんでした。

学校内での鬼軍曹は、このテの映画の典型的なパターンのようで、
「ジャー・ヘッド」にも、鬼のしごきシーンがありますね。

厳しい訓練の合間の休日で、親友と町に繰り出し
地元の女の子と知り合う。
男たちは、つかの間の遊び相手でしかなくても
彼女たちは、彼らとの出会いに人生を賭ける。
この閉塞的な環境から連れ出してくれる相手であり、
エリート軍人を約束されている彼らとの結婚を。

誠実な親友は恋に破れ自殺する。
ザックことリチャード・ギアは、ポーラとは軽い付き合いだったが、彼女は違っていた。
ちょっとした紆余曲折があったが
士官学校を卒業し「少尉」任官したギアは
男の責任をまっとうするというもの。

純白の軍服を身にまとい、オートバイでポーラの働く工場へ。
彼女を抱き上げて猿、おっと違った「去る」。
キザだけど、かっこいいシーンでしたね〜。

それからの生活が悲惨になることをポーラは、まだ、知らないんですよ。

●大人と子供

若い連中が、あさっての方向へ突っ走り
トップから慰められている図。
幹部に謝罪を入れている図。
企業なら、ときたまありそうな内容だが、
これは言ってみれば競合社への誹謗。
業界団体から批判が噴出してもおかしくない。

若いつ〜のは、時に周囲が見えなくなるが
選ばれた連中には許されることではない。

3月2日(木曜日)

●イナ・バウワー
静香選手の得意技。
採点には結びつかなくても
自分らしさにこだわって取り入れた。
この技を編み出したのがドイツの「イナ・バウワー」
60年代に活躍した選手で、今も指導者として健在。
トリノで自分の名前が脚光を浴びた。
イチローの記録塗り替えのときと同じだね。

日本のテレビ局が彼女に電話取材を行ったが
現役を引退しているから、と応じなかった。
見上げたもんだ。
そのかわり夫君が代わって応えた。
「彼女も荒川選手の演技を評価している」

海外コメントで面白いものがあった。
発言者はソ連時代に五輪を2度制したオレグ・プロトポポフ。
「コーエンとスルツカヤが転倒しなかったとしても
金メダリストは荒川だった。
技術面で女子の3選手が大差がない場合、
審査員が選ぶのは、より美しい選手だからだ。
伸びやかな長い脚、女性らしい手の動きとしなやかな背中、
長い首、そして顔と髪の美しさを備えた選手をね」

荒川への最高の賛辞だね。
デッドヒートを演じたのが
「伊藤みどり」だったら負けていた、ということね。

●偽メール

永田議員をおとしめたメール。
これを渡した「元・記者」について
その人物像を週刊新潮・文春が伝えている。
新潮「これが謀略メール記者の実名と顔写真」
文春「自民党が特定したメール作成者の正体」
新潮のほうがインパクトある。
文春は「自民党」の目だが、新潮は記者の執念が感じられる。
こんなところで差がつくんだね。

3月1日(水曜日)
●凱旋
昨夜、トリノ金。
荒川静香が帰国した。
記者会見あるので一足先に姿を現わした。
首にメダルをかけて。
遅れて、ミキティやカーリングチームの面々。
村主の姿をカメラはとらえることはできなかった。
閉会式でもミキティは静香の近くにいたが村主の姿はない。

自分はメダルを逃し、大学の後輩が「金」。
以前から2人の仲はよくない、ということだった。
村主の演技はドラマティックでフェミニン。
競技が終わって祈るような姿。
インタビューされるときの表情は、瞳が潤み、
どこに焦点が合ってるのかわからない放心風。
どれをとっても「女」を前面に出している風情。

そこへゆくと荒川はクールで男っぽい。
ちょっと前までの「イチロー」に似た雰囲気。
(彼は王Japanの一員となってからイメージが変わったが)

堂々と帰国した荒川。
姿を見せない村主。

負けた女がすねているようなもんかな?

荒川は、自分が勤務するホテルでマスコミの前に立った。
本来はもっと多くのメダル獲得選手が並ぶはずだったが、彼女一人。
「スケート靴を持たない旅行に行きたい」というときだけ笑みがこぼれた。
彼女は氷の上のほうが美人に見えるね。

●電磁的
昨日、偽電子メール問題の当事者、永田議員が「お詫び会見」を開いた。
ま〜、よ〜頭は下げたもんじゃ。
だが、お詫びの言葉がじつにまわりくどい、わかりにくい。
メールについても、「私は偽物をつかまされました」とは言わない。
しかも、「仲介した元記者」をかばい続けている。

もっとストレートに表現せんかい!
これでは、白旗上げながら懐に刀を忍ばせている、と見られてもしかたあるまい。

黒塗りの入ったメールのコピーが、ことの発端だった。
これに対し、永田議員は「電磁的な記録を…」と発言した。
一瞬、なんのこっちゃ?と思った。
少し前、5インチFDや3.5インチFDを電磁記録媒体と呼んでいたことがあった。
だが、近頃こんな言葉は死語だぜ。
若い割には古臭い表現をする。
これを聞いていた連中も、「それはいったいなんのこと?」とは聞かない。
今さらそんなことを聞いたら笑われる、とでも思ったのか?

たぶん、「ハードディスク上のオリジナルデータ」のことだと思うが、
こういうふうに表現してもらえれば、通りがいい。

お詫び会見も、なんか、もってまわった言葉に始終したから。
「あいつは、心底、反省して、謝罪しているのか」と印象を受けてしまう。

オリジナルは、仲介者も渡してくれなかったという。
この仲介者という元記者だが、
怪しげな情報をマスコミに売り込みにくる「うさん臭い」奴というではないの。

永田議員は、この男に全幅の信頼を寄せているらしいが、
マスコミ界では「要注意人物」と知られる。
データを入手した時点で、この人物の評判を、
新聞記者にでも聞けばよかったのだが、
彼は、現政権を転覆させることができるかも知れない
「スクープ」を独り占めにして、一躍注目の人になろうという
浅薄な野心、功名心から、大変な間違いを犯してしまった。

国会運営つ〜のは金がかかる、らしい。
1日の運営費が俗に1億円。
彼の、「ガサ」で、予算審議は幾日も中断。
この金は税金で賄われている。
国会を私的なことで振り回した損害をど〜してくれる!

結局、代表、幹事長はお咎めなしで続投。
野田国対委員長の辞任、永田議員半年党員資格剥奪。
これでカタをつけようとしている。
他党、国民はこんなことで納得するだろうか。

「言葉の重さ」ということを民主党の執行部と永田はまるで認識していない。

●話題騒然
Appleが何かやる、と言われていた。
その答えが提示された。
iPod用純正スピーカー、Intelプロセッサ搭載iMacminiの2タイプ。
自慢のスピーカーを前に
ますます髪が薄くなったスティーブが満面の笑みをたたえている。
本体のサイズからスピーカーもそんなに大きいものではない。
電池駆動もするそうだから、レジャーサイトで
ごきげんな音楽を大き目の音量で聴ける。
iPod Hi-Fiは42,800円。

※Hi−Fiという言葉もなつかしい。
真ん中に大きなウファー、左右にスコーカーだかツィーターを配置。
低音用ダクトを備えたバスレフ型ね。

かつてSONYのウォークマンが培ってきた
携帯プレーヤーの進化型をAppleが牽引している。
SONYにしてみりゃ切歯扼腕だろう。
対抗機を繰り出すものの、iPodにはまるで歯が立たない。

iPodの快進撃で周辺機器も
おびただしい数が発売されている。
純正スピーカーの登場でサードパーティも予断を許されない。
ファンの目がそちらに移行してしまうほど、
クール・デザインなのだ。

iMacminiは先行商品のCPUをInterlに乗せ換えた。
実行速度が向上してはいるが、
あまり魅力的とはいえない。

ターゲットは、Windowユーザーで
ディスプレイ、キーボードはそのままで
miniを追加すれば、容易にMac環境が利用できるようになる。
上位機種でAppleStoreで10万近くする。
あと10万プラスすれば、17インチディスプレイiMacが購入できる。
キーボード、マウスもクールな純正だ。
小生ならこっちを選択しますがね。
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