田舎三昧の生活と意見

掲示板にもどうぞ (~ ~)/

2005年7月
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31

Web Camera





■Contents■

01 異変
02 噂の深層
  間が悪い
  公僕活動
  脅迫
03 ぱくり
  発砲事件
04 都議選
05 執念
  外出
06 散歩道
  散歩
  雨
  詐欺
07 ラーメン
  保護色
  旅番組
  石
  ギボウシ
  タフ
  七夕
  増水
08 懲りもせず
  風景
  テロ
09 キーボード
  哲学者の死
10 お見舞い
11 DM
  祖母奴隷症候群
  蝉
  朝
  絶対
  勝利
12 ヒトラー
  世代差
13 撤退
  合併
  鳩
14 地図
  準備
  休刊
  家族
15 減点
  入
  ミミ
  孤高
16 迎撃機
  好対照
  ひまわり
  蜂
  首都大学東京
  バナリパ
17 神田川
  梅雨の晴れ間
  お米
  幻のキ94
18 梅雨明け
  様変わり
19 研究熱心
  33vs18

  相違
  肥満体
  期待
  地雷原
20 恒例
  鰻
21 軽率
22 平均寿命
  目出度い
  連続爆破テロ
  野外公演
23 次の名前
  驚愕2
  驚愕1
  夏休み
24 トマト
  芹
  プール
25 台風7号接近中
  驚愕
  孤高のトマト
26 いい味
  破局
  意識
  せみ
27 唯我独尊
  通過
  成功
28 カブト虫
  よかった野茂
29 サマーイベント
  不安
  5歳の夏
  やられた!
  Works
30 流し踊り
  手持ち無沙汰
  完全防御
  準備
31 男の化粧


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ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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7月31日(日曜日)
●男の化粧
昨夜、テレビ東京。「メトロセクシャル」。
お洒落に敏感な40代の男についてリポート。
着るもの、身につけるもの、化粧…こだわりがある、という。
メーカーも彼ら向けの製品開発に意欲を燃やす。

極めつけは、男用のマスカラ、口紅。
私の年代になると、嘆かわしい気がする。
だが、鳥は牡のほうが牝より華やかだもんね。
これも、すべて牝の気を引くためだが、人間のバヤイはどうなのか。

独身ばかりでなく、妻帯者もお洒落に金をかけるというからね。
異性の気を引くだけでなく、自己表現なのかも知れない。
「かぶく」のは平和の証?

7月30日(土曜日)

●流し踊り



※「子の子」がマツケンサンバに飛び入りした。(右)ステップなどまるで知らないのだが…。
内気な子と思っていたのだが、こういう「祭り事」は好きそうである。

行ってきました、百間新道商店会の「流し踊り」。
18時30分、会場では「宮代太鼓」のデモ。
このグループは有名で、町内のお祭りイベントには必ず参加。
勇壮な和太鼓を聞かせてくれる。
メンバーは女性が多い。今回も男性は3名。
ピアノで言えば連弾。
ピタリと息が合うのは流石というべきか。
夜店が出るのかと思ったら、肩すかし。
広場は、踊り一色だ。
須加小学校6年生の「よざこいソーラン」
数名の女性グループによる踊り。
飛び入り歓迎のマツケンサンバ。
ご当地ソングによる「流し踊り」。
これは、広場に円陣を作り回りながら踊るのではなく、
1列になって商店会の道をねりあるく。
だから「流し踊り」なのだ。
ご近所の見物客がパラパラ来ていたが、
これは、踊る人が楽しむイベントだった。
踊り手のエネルギーが、8月20・21日の「宮代町民まつり」に爆発する。

この町は、踊りの好きな人が多い。
姫宮から和戸まで地区ごとにグループがあって「町民まつり」に一同に会す。
3万4千人の小さな町だから、こういうこともできるのね。

●手持ち無沙汰

猫はなんで人間の邪魔をするんだろう。
新聞を読んでいると必ず紙面の上に寝転ぶ。
あたかも、そこが自分の居間のような感じである。
ときたま、目が合う。
新聞を読むヒマがあるなら、遊んでくれとでもいうのかな。

ジョンはデッキの上でひたすら時を過ごす。
昨日、家人がシャワーで洗ったので
見違えるように白くなった。
散歩の折、顔見知りにあうと
「あら、こんなに白かったんですか」と言われることがある。
この夏2回目のシャワーだが、
冬はそんなことをしないので汚れ放題なのである。

●完全防御
このところ、昨年と同じように農産物、海産物の窃盗が報じられている。
新しいところでは「焼きうに」。
加工して出荷前の保管庫からごっそりやられた。
富裕層から貴金属、札束を失敬するのとは訳が違う。
ここに至るまで、多くの人の手をわずらわせて加工した。
それを、根こそぎ盗むとは、泥棒の風上にもおけない。
泥棒道も地に堕ちた。
浅田次郎の「天切り松」のように、
あり余るところから芸術的に盗み出すのでなくてはね。

「農の家」のブドウ棚が、防御体制に入った。
先日、房に紙袋をかぶせたと思ったら、今度はネットでがんじがらめ。
これは、鳥害から守るだけではないね。
大粒のブドウを見て、「盗りたい」気分になった人、除けという役割もある。
昨今、鳥より人間のほうが、遥かに恐ろしいですからね。

いずれ、「新しい村・結」で販売するのだろうが
剪定、消毒、雑草刈り、ビニールかけ、袋かけ、ネット張り…
2〜3人のスタッフが毎日作業している。

売り価はいくらになるのかわからない。
手間暇かける割には安い値に落ち着かされるのではないかね。

●準備
今夕イベントが開催される百間新道商店会。
東武動物公園西口が開通するまでは、
山崎へはここを通らなければならなかった。
西口ができ、人の流れが変わり、ここも変わった。
東口へ抜ける踏切があり、車は相変わらず多いが
買い物客の姿はめっきり少なくなった。

この通りが活況を呈するのは毎年今頃である。
商店が七夕の飾り付けを行う。
先日チラシが入っていた。
「七夕流し踊り」が正式名称。
第21回というから、夏の風物となっているのだろう。
この祭りも見たことがなかった。
生ビールでも飲みに行こうかな。
昨日の、大学通り商店会もそうだが、今年の目玉は「マツケンサンバ」ね。


7月29日(金曜日)
●サマーイベント
18時。「子の子」を迎えに行った帰り、地域の祭りを見る。
わが町には幾つかの商店会があるが、
大学通り商店会は、日本工業大学へ向かう道すがらの商店連合だ。
距離は長いのだが、住宅・駐車場あり、空き地あり。
撤退する商店もあり。
日本の多くの商店街が苦戦しているが、ここも例外ではない。
しかし、それにも負けず、活性化策として夏祭りを開催している。
会場は、スーパー「ライフ」の駐車場。
ステージがあり、模擬店も出ている。
宮代出身の女性歌手も来ていた。
参加者は子供連れの母親グループが多かった。

ステージでは、ハワイアンバンドが音合わせをしていた。
やがて、演奏が始まる。
地元、学園台の愛好家によるフラ・チームも加わった。
ボーカルは、「伊藤動物病院」の伊藤先生だった。
わが家のジョン、ミミのかかりつけである。
亡くなった「マミ」も先生の紹介だった。

1曲目「カイマナヒラ」。
先生、声がいいのである。
多忙な医療業務をぬって練習したのだろう。
なお、このチームは、伊香保温泉で開催される
アマチュアコンテストに参加するという。

恒例・夏のイベントだが、初めて見ました。
「子の子」がいなければ、わざわざ、遠回りして顔を出すこともなかったろう。

明日は18時30分から、百間新道商店会のイベント。
8月6・7日は東口サマーフェスティバル。
どれも、「子の子」の保育園の通り道だ。
こうなりゃ、顔を出すか。

●不安
NASAもやってくれたもんだ。
不都合箇所を改善できないまま、宇宙ロケットを発射したのはいいが、
帰還がおぼつかないという。
次回発射予定は無期限凍結。
NASA首脳陣も、打ち上げ成功したものの、
ONE WAY CHICKETの可能性大、で、失敗を認めた。
今さら「俺たちは、なんてことしちまったんだ!」と、言われてもね〜。

乗組員たちも、下界のこの成り行きはわかっているだろう。
その、不安を微塵も感じさせずに作業をする姿が痛々しい。

屋根に登ったら、ハシゴを外された、などという生易しいものではない。
彼らは大気圏突入ができないかもしれないのだ。

すると、どうなるのか?
宇宙ステーションに留まり、救援が来るのを待つのかな。
USAはびびっているから、ロシアが打ち上げ食糧の補充などをするのかね。

宇宙開発で米国の威信は失墜。
信頼回復には相当な年月がかかるだろう。

多くの宇宙飛行士は遺書を残して飛び立つというが、
安全性を無視して見切り発車するNASAつ〜のも安易な団体ということが露見した。

●5歳の夏
CANONデジタルカメラの広告。
「きみの5歳の夏に、ぐ〜んと寄ってみました」
なるほど、なるほど。
人気デジタル一眼で、アップ気味で撮影したんだね。

嬉しそうな息子の腕にはカブト虫が乗っているではないの。
わが家に長逗留中の「子の子」も同じく5歳。
昨日、カブト虫を捕獲した。
この広告のようなシーンが撮れるのだがね。

飼育器の牡にさわらせようとしたが、恐がってNGだった。
この前のザリガニのときとまったく同じ。
雨がえるはもちろんカマキリ、トカゲ、アリ…み〜んなだめ。

田舎の子供にしては、逞しさに欠ける。神経質である。
今は、その資格を喪失した、実の母親の資質を引き継いでいるらしい。

広告の子供だが、5歳つ〜のはおかしい。
保育園の年少組ですよ。
あんな大人びた顔をした男の子はおりませんよ。
ということは、本物の5歳のモデルでは、
びびりまくって、撮影できなかったのかも知れん。
広告は、時に嘘をつくからね。

●やられた!
早朝から、裏の雑木林は蝉の声が賑やかだ。

トマト畑の本丸にカラスが突入した。
おいしそうな部分だけをつまみ食いである。
完熟を待っていたら、みんな彼らにやられてしまう。
早取りで熟成させるしかない。


●Works

久々にAppleWorksを使ってみた。
Macにバンドルされている統合ソフトだ。
Mac OS9.XX以降OS ]になっても
「おまけソフト」的な色彩があるので軽く見られがちだ。
が、このソフトのシームレスな使いよさは、
最近でこそ、WinのOfficeが同じような使い方ができるようになったが
それまでは、このソフトの独壇場だった。

もっとも、私が使っていたのは、
「AppleWorks」の前身「クラリスワークス」。

初めてパソコンに触れたn88 Basic環境から、
MS−DOSに変わりWinに進化した。
私は、MS−DOS時代にMacを併用していた。
Macの優れたGUI。
MS−DOSは足元にも及ばなかった。
しかし、DOSの代表的なワープロ一太郎に対し、
Macは「MacWright」があったが、
機能は「一太郎」のほうが上だった。

その後、Mac版一太郎も発売されたが、それほど評判にはならなかった。
Classicの後にLCが登場。
同じ頃「クラリスワークス」が発売され、当時は購入した。。
幾つか不備な点が改善され「クラリスワークス2」になって、俄然使いよくなった。
ワープロ、ドロー、ペイント、データベースが1つの環境内にあり、
それらのオブジェクトを自由にやりとりできる柔軟性が気に入っていた。

Windowsは3.1から95になって、やっと使えるOSになったが、
まだ、MacのGUIを追従している感があった。
仕事にMacを、クラリスワークスを使うようになった。

コピー書くのも、企画書も、地図も、住所録もすべてこれ1本。
良くできたソフトで、貧弱なマシンでもストレスなく反応した。

クラリスがMac傘下から離れたときから、
クラリスワークスの不幸が始まった。
クラリスはデータベースソフト「ファイルメーカー」を持って独立し
社名も「ファイルメーカー」に変わった。
Worksは戦略ソフトとしてAppleが開発を継続し、
「Apple Works」として再デビューした。
機能は同じでも、見た目が大いに変わった。
プレゼンテーション環境も加わり重いソフトになった。
非力なマシンでは、かったるくて使えない。
で、しばらく遠ざかっていた。

久々に使う「AppleWorks」だが
MacOS環境では、バージョン6で止まっている。
早く「]」に移行しなさい、ということなのだろう。

Office・Wordの「ワードアート」的な機能がないので
今となっては、ちょい古臭いが、それ以外なら
パーソナルユースには充分である、と思う。

もっと光があたってもいいソフトね。

7月28日(木曜日)
●カブト虫
昼近く、自転車で散歩道を走っていた。
すると、大型の昆虫を発見!
この前はクワガタで、出かける途中だったので藪の中に放り込んだが
今回は、帰宅途中。
「子の子」の観察用に捕獲することにした。
近付くと2匹。
つののあるオスが、フンコロガシを襲っているのかと思った。
ところが、カブト虫の牝であった。
地べたで「愛の行為の真っ最中」だったのだ。
愛好家は「ペアリング」と言っている。
悪いことをしたな。
ペアのカブト虫を持ち帰る。

飼育箱がないので、とりあえず小さな段ボール箱に収容。
家人はホームセンターへ、飼育箱を買いに走る。
インターネットで飼育法を調べる。
中に入れるクヌギやコナラの小枝は、家の前や裏から調達できる。
餌はスイカと思っていたが、最近はリンゴやバナナだそうだ。
ともかく、夕方「子の子」が帰ってきたらびっくりするだろう。

昨夜、今度私がクワガタやカブト虫を取ってあげるから、と言った
その、翌日に実現したのだから。

夏休みになると、夜の9時頃に、親子が懐中電灯を持参で
わが家の近くにカブト虫採集にやってくる。
私など、「犬も歩けば、カブトに当たる」ですよ。
 
カブト虫が気になるミミ                カインズホームで購入した飼育器

●よかった野茂
デビルレイズを解雇された野茂が、ヤンキースへ。
一時はどうなることかと思ったが、よかったよかった。
3Aから始めるというが、メジャー昇格は短期間の模様。
ランディ・ジョンソン、野茂…レコードホルダーだが、
ヤンキースの高齢化はますます進む。

松井と同僚になるなんて、日本では絶対考えられないことだよね。
彼に乾杯!「飲も」

7月27日(水曜日)
●唯我独尊
6か国協議で共同文書作成へ、「非核化」の定義が焦点:読売
6カ国協議:対北朝鮮、韓国の送電計画が焦点:毎日
日本、拉致問題で厳しい立場に・6カ国協議で中韓が批判:日経
拉致問題で日本に孤立感 6者協議、中韓ロも議題反対:朝日

北京で開催されている北鮮を巡る会議。
各紙は「6か国協議」だが、朝日だけは「6者協議」という表現だ。
首脳ではなく、局長・次官クラスが行っている格下の会議だから「6者」なのかね?
こういう「くさい」やりかたが鼻につく最近の朝日だね。

拉致家族のみなさんには申し訳ないが、
この会議で、日本がいくら懇願しても、議題にはのぼりにくいだろう。

卑近な例で言えば、
町内会で「秋祭り」の会議をやろうとしているところへ
「日の本」さんが「北町」さんとのごたごたを
みんなで討議しておくれ、と持ちかけるようなもんだ。
「日の本」さんは、寄り合いの席で「北町」さんと立ち話をしたが相手にされなかった。
明らかに「北町」のほうが悪いのだが、
なぜか「日の本」は下出にしか出られない。
「北町」は地域でも名うての悪家族なのであるよ。

「南朝」「なかくに」「露西亜」さんは会議に諮るのは「おかどちがい」という。
「日の本」さんと懇意の「よねくに」さんは言葉を濁している。

両家のごたごたは、別の席でやってくれ。当然だろうな。

日頃の、日本の対北鮮外交がまるでなっちゃない。
北鮮は日本の提案に鼻も引っ掛けない。
だから、国際会議でなんとか議題にあげてください、と言うのだろうが
「みそ」「くそ」を一緒にされては
本題の議事進行にさしつかえがある。当然だろうな。

純ちゃん、安倍さんが口にしていた「対話と圧力」が
最近はトーンダウンしている。
日本から金と物資の援助を受けておきながら
あの、いけずうずしい態度をとる、非常識な国だ。
日本の弱腰が招いた結果に他ならない。
純ちゃんは靖国では頑固な一面を見せるが、
北鮮外交はドアをノックし足を半分踏み入れただけ。
フォローが悪すぎる。

最近の拉致家族の皆さんの運動を見るに、
日本は、なぜこのような国に堕ちてしまったのかと思わざるを得ないね。
原爆2発落とされて、去勢されてしまったんだな。

●通過

台風7号は、関東地方にさしたる被害をもたらすことなく東北方面に去った。
まだ、風が残っているが、朝から猛烈な暑さを思わせる陽射しだった。
こんな日は、できることなら外出しなくないですね。

●成功
米航空宇宙局(NASA)は日本時間26日午後11時39分、
スペースシャトル飛行再開機ディスカバリーを打ち上げた。
クルーはアイリーン・コリンズ船長(48)<女性ですよ!!>や野口さんら7人。
03年2月のコロンビア空中分解事故から約2年半ぶり。
今月13日にも、液体水素センサーの一つに異常が見つかり、
打ち上げ予定時刻の約2時間20分前に中止された。
このセンサー問題が解決されないままの打ち上げで、
当局は「問題なし」とは言っていたが、見守るほうはひやひやものだった。

打ち上げ中止のとき、野口さんの姿が映されたが、メガネをかけていた。
メガネ使用者は宇宙飛行士の資格がないのかと思っていたが、そうではなかった。
今回、彼が乗り込む時、日本のロケット第1号、ペンシル型を持ち込んだという。
万感の思いだったんだろうね。
また、イラストの入った紙片を持っていたが、
あれは、米国版双六「モノポリー」の「休み」の印で、
「宇宙へゆく」の意味らしい。
当時は「荒唐無稽」の意味があったんかな。
彼のユーモア心だという。

昔の、オニズカ少佐搭乗機が上空で爆発したシーンを憶えているので、
とにかく、打ち上げ成功でよかった。

7月26日(火曜日)

●いい味
昼時に春日部に出たおり、初めて入った店。
もと、家電店ロケットのあったビルの4階。「徳樹庵」。
造りは和風。魚民風。
だが、魚民に比べ造りが重厚。
夜は酒処になるが、昼はランチをやっている。
8名入る個室だった。
天麩羅と蕎麦のランチ。970円。
寿司と蕎麦、天丼とうどん、という組み合わせもある。
このような組み合わせのメニューは、国道沿いのレストラン
華屋与兵衛、三崎港、とんでん…などでもやっている。
だが、どこも味は二の次、胃袋を満足させるだけ。
蕎麦の麺は丸く、やや太、茶そばなど。
天麩羅は冷えて、片栗の多いころも、と相場が決まっている。

ところが、徳樹庵は違っていた
夜は飲み屋だから大人の嗜好に合わせてある。
私好みの、やや浅黒く平打ち・細麺。
量は少ないが、蕎麦屋で食すようであった。
天麩羅はえび、なす、ししとう、しいたけの4品。
ネタは小ぶりだが、揚げたて。
食感を増すためにころもに片栗粉を使っているが少量だ。
器の配置が、食べる人の身になっていなかったのが、残念。
食べやすいように並べ替えたのが、この写真ね。


和風なのに音楽はダンモが流れていた。
係員の対応もさわやかで、また顔を出したくなる店だった。
この店は「馬車道グループ」がやっている。
杉戸・カインズホームの隣りの「モダンパスタ」も同じ系列だった。

●破局
タレントの杉田かおると夫君の鮎川氏が互いに
家裁に離婚調停の申し立てを行っていたという。
杉田は夫君が先に提出していたのを知らなかったらしい。
世間をあっと言わせた電撃結婚。
負け犬からセレブに…と芸能ニュースや週刊誌が取り上げた。
しかし、トーク番組で杉田の結婚を面白がって聞きだそうとする。
よせばいいのに、杉田もあの調子で喋り捲る。
女、貴ノ花みたいにね。
だが、自分の結婚をネタにする、プライバシーの切り売り。
露悪趣味。

亭主は鮎川コンツェルンの御曹司。
まさか、杉田にあそこまで暴露されるとは思わなかったろう。
「どつき漫才」なら面白いが、芸能界とは何の縁もなかった。
鮎川氏が民事で名誉棄損の損害賠償請求訴訟を起こす可能性もある、という。

お互いの友人の結婚式で知り合い、
燃え上がったインスタントカップルだ。

心臓に毛とコケとカビの生えた杉田には不似合いな相手。
鮎川氏も魔がさしたとしか言いようがない。
同棲でやめておけばよかったものを。

肌の荒れた杉田をブラウン管で見ると、後味の悪い思いがする。

●意識
日本人の平均寿命は、男78.64、女85.59歳。
織田信長の「人間わずか50年…」からすれば、伸びに伸びた。
この長寿化を受けて「高齢者」へのイメージが変化している。

「高齢者」って何歳から?
内閣府が全国の60歳以上の男女を対象に調査したところ、
「70歳以上」と答えた人が46.7%と半数近くを占め、
「75歳以上」と答えた人も約2割に達した。
「80歳以上」との回答も約1割あった。

調査対象が60歳以上だから、当然だろう。
昔なら、「年寄り」と呼ばれた人たちに聞いても
自分たちは例外と思うよね。

中学高校生に聞いたら、彼らのじいちゃん、ばあちゃんが60代だから
彼らを「高齢者」と思うだろう。

これが、調査のマジック。
母集団の年齢を広くとれば、この数字も変わってくるだろうね。

●せみ
裏の雑木林では「ひぐらし」が
短い命を燃焼し尽くすかのように、照ろうが降ろうが泣き続ける。
油蝉のように一斉に鳴くのではなく、輪唱のようである。
朝と夕方、優雅な音楽会が開催されている。

花水木の下に油蝉が、命を終えようとしていた。
仰向けだが、手足をまだゆっくり動かしていた。
見ると、もう蟻が群がっていた。
残酷だが、自然の掟。

7月25日(月曜日)
●台風7号接近中

台風の影響で関東地方も気圧配置が不安定になっている。
出先を自転車で出発した時、
西の空は晴れていたが東は厚い雨雲だった。
10分も走ったら突然大粒の雨。
かまわず走る。
大きな欅の下で雨をやり過ごそうと思ったが、小降りになったので飛び出す。
3分もしないうちに、さらにひどい雨になった。
ずぶ濡れ。
たまらず、桜の下に飛び込んだが気休め。
農家が目に入った。
中学生くらいの少女がいたので、断って納屋の軒下を借りる。
天が抜けたと思えるほどの土砂降り。

中学生の頃、同じような天候の中を走ったことがあったような気がした。
再び小降りになったので一気に家まで走る。
ずぶ濡れ×2

●驚愕
驚愕の度合いが大きくなっていく。
妊婦のスイカ腹でびっくりしている「ばやい」ではない。
同じ球形でも、地球である。
これは、私も所属する宮代インターネット研究会の会員からの情報だった。
GoogleがMapサービスを試験的に取り入れたが、
USAでは、Google Earthという試用サービスを始めた。
二次元のMapはない。
衛星写真のサービスで、詳細データはUSAとJapan、Englandなど主要都市の
それも、市街に限られているようだが、拡大率がすごい。
地球という星へ、大気圏突入するように、例えばNewYorkの街へ落ちてゆく。
ハイウェイを走る車もクリアに見える。
東京は23区はOKのようで、私の実家がわかった。

これは、
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/29/news004.html
へ、出向き、Google関連の情報で基礎知識を入れてから、GoogleのEarthサイトへ移動。
http://earth.google.com/
そこで、ソフトウェアをダウンロードする。
ソフトは3タイプあるが、一番上のシンプルなもの。
4年以上前のデスクトップじゃ、動作しない可能性があるとか、
2年前のノートタイプじゃだめ、とか条件がつくが、CPUにかなり負荷がかかるのだろう。
なお、Macは今のところサービスは受けられない。
他は、ビデオカードが装着されたマシン、などという条件がつく。
無事、exeファイルをダウンロードしたら、
それを実行してインストールするだけ。
あとは、興味のおもむくまま、飛行すればいい。

私は、イラクへ行ってみた。
ここは、詳細情報はないが、バクダッドの構造がわかる。
碁盤の目のような、整然とした街だった。

この本サービスが提供されたら、地理が好きになる子供たちが増えるんじゃないかな。
とにかく、驚愕。
銀座1丁目と2丁目へ出かけてみた。


●孤高のトマト
裏の空き地。周囲にはなにもない。
雑草がよく刈り込まれた場所にポツンと育っている。
毎朝、洗面所から観察している。

やっと色づいて収穫できるようになった。
1日ほど早い赤さだが、
その油断が、カラスの餌になるかどうかの分かれ目だ。
で、2個、早取りする。
枯れる寸前まで水をやらなければ、甘みが増すのだそうだが。

2段目に大きなものがあるが、カラスには取りにくい高さだ。
彼らも執念で、羽をばたつかせながらジャンプするのだろうか。

7月24日(日曜日)
●トマト

連日、こんな具合である。
毎朝、新鮮な採りたてが食卓を飾る。
わが家で、こんな具合なのだから、今年は豊作なんだろうね。
しかし、市民農園のトマトは、ミニトマは元気でも、
「桃太郎」級は概してなりが悪い。
家を訪れる人は、12本の苗にたわわに実った姿を見て
「プロ級」って言うもんね。
野菜作りの本では、トマトの難易度は「中」とある。
だが、これまで10年近く作っているが、失敗したことはない。

家の近くで栽培し、毎朝、脇芽を摘み、まっすぐ育つように支柱に紐をかけている。
時たま、土寄せし、肥料を与え、絶対にくわえタバコでは作業をしない。
タバコがトマトには悪影響を及ぼすようなのだ。
こういう、努力の結果なのかな。
他の野菜はこんな熱心に行わない。

●芹
湿地に自生していた芹は、「新しい村」の駐車場の下に眠っている。
ここには、春の季節になるとご婦人方が芹摘みにやってきていた。
今となっては、懐かしい風景になってしまった。
だが、規模は小さいが野芹が自生する場所を見つけた。

水辺の野草で「クレソン」があるが、まだ見たことはない。
どこかにあるのでないかと、ジョンと探しているのだが…

芹には「大芹」というのがあるそうだ。
花も芹に似ているが、こちらには毒があるという。
キノコと同じで、生半可な知識で摘もうものなら大変だ。


クレソン(ウォータークレス、オランダガラシ、川菜)。
   
※芹。夏には花が咲く。 右が「大芹」。花が似ているが葉は芹に比べて細い。


※わが家近くで見つけた芹の群生。新芽はやわらかそう。

●プール
町営プールが久喜市との境界あたりにある。
町民なら大人400円で利用できる。
午後から「子の子」を連れて出かける。
思えば、水に入らなくなってからだいぶ月日が経つ。
大昔の海パンがあったが、いかんせん時代遅れの柄だ。
プールへの道すがら購入。
サーファーパンツ+キャップ+アンダーウェア〆て3500円也。

「ぐるる宮代」という広大なスポーツ施設の室内プール。
越して11年、初めてやって来ました。
日曜の午後なので混雑しているかと思ったら、その反対だった。
子供用と25mの2つがあった。

「子の子」は、たぶん生まれて初めてだろう。
保育園でプールと言ってるのは、ビニールの水遊びだから。
プールに入る前の頭からかぶるシャワー前で、足がすくんで泣いた。
かまわず、手を引く。
車の中では「およぐんだもんね…」と饒舌だったが、
青菜に塩になってしまった。
子供用は50cmの水深。
歩かせて水に慣らす。
しゃがませて水に慣らす。
水につからせ、手を引いて慣らす。
「手を伸ばせ」と何度言っても、恐いので曲げてしまう。
顔は引きつり、言葉も出ない。

仕方なく、自由に遊ばせることにした。
母親と来ていた小さな子がやけに水に慣れている。
聞くと、5歳で、これまでになるのは2年かかった、という。
「子の子」と同じ年。
そのうち、その子とビート板で遊ぶようになった。
いい傾向だ。
大きなプールで手を引いてあげたが、
そんなにこわがらなかった。
慣れてきたようだ。
私も25mを3度ばかり泳いだが、疲れるのでやめにした。

1時間半ほどで上がったが、
帰り際のシャワーは平気のヘ。
今年の夏は、ヒマを見つけてプール通いになるかもね。

7月23日(土曜日)
●次の名前
7月22日、開発コード名「Longhorn」と呼ばれていた次世代のクライアント向けWindowsの
正式名称を「Windows Vista」と発表した。
出荷開始は2006年の見込み。
開発者向けのベータ1版は、8月3日までに公開する予定。

いよいよ、次世代OSが見えてきた。
詳細は米国マイクロソフトのサイトへ行けばわかるのだろうが
英語に明るいわけではない。
そのうち、日本の雑誌で紹介されるでしょうね。
「お楽しみは、それからだ」

●驚愕2
共学ではないよ。

ものすごい地震だった。
私は杉戸町でインターネットの接続設定を行っていた。
突然、ユッサユッさと大地が揺れ始めた。
周囲がガラス窓の会議室だったので、電線が大きく揺れ始めた。
直下型ではないので、多少安心したが、横揺れはますますひどくなった。
2階には会社の人たちがいるのだが、声も出さない。
今頃、わが家では騒ぎまくっているだろうな。
やがて揺れはおさまったが、軽いめまいが残った。

【毎日新聞情報】
23日午後4時35分ごろ、関東地方で強い地震があり、
東京都足立区で震度5強を観測した。気象庁によると、震源地は千葉県北西部で、
震源の深さは約90キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.7と推定される。

各地の主な震度は次の通り。

震度5強=東京都足立区
震度5弱=埼玉県八潮市、三郷市、草加市、鳩ケ谷市、宮代町、千葉県市川市、船橋市、
木更津市、浦安市、横浜市、川崎市
震度4=さいたま市、千葉市、神奈川県小田原市、東京都千代田区、静岡県熱海市
震度3=茨城県北部、栃木県北部、栃木県南部、群馬県北部、群馬県南部、伊豆大島、新島、
新潟県中越、山梨県東部、山梨県中西部、静岡県東部、静岡県中部

わが宮代町も堂々上位にエントリー。
東武動物公園の「レジーナ」に乗っていた連中は気がつかなかったろうね、当然。
関東平野は千葉、茨城震源が結構ありますよ。
横浜より安全かと思って引っ越したのにね。何の根拠もないのだが。

●驚愕1
昨日。
「子の子」を迎えに行く途中。
向こうから女性が歩いてきた。
タイトな服装をしていた。
スーパーの帰りなのか、スイカを前に抱えていた。

自転車の私距離が縮まる。
よくよく見たら、妊婦だった。
せり出した自分の腹をかかえていたのだよ。

臨月で、ああいうふうにして歩く女を初めて見た。
遠目には、スイカを前で抱いているようにしか見えない球形の腹だった。

通り過ぎて、悪いけど、笑っちゃったよ。

産み月が近いなら、マタニティドレスつ〜もんがあるじゃないの。
それで、体の線を隠しなよな〜〜。
なのに、薄物のニットだぜ。
無神経なのか、羞恥心を持ち合わせていないのか。

あんたらにとっては、愛の結晶なのだろうが、
何をやった結果なのかを、曝しているようなもんじゃないのかえ。

この時期、「スイカをかかえる女」が増える。
昨年の涼しくなった時期に仕込んだのね。
とにかく、マタニティで体の線を消してくれ。
みっともないったら、ありゃ〜〜しない、ぜ。

●夏休み
井上陽水の「少年時代」。いいですね〜〜〜。

2日位前だったか?公立学校は夏休みに入った。
小学校の頃、この長期休暇は「浮き浮き」ものだった。
宿題はいっぱい出たけれど。
今の子供たちはどうなんだろう。

保育園に夏休みはない。
いつものように、8時10分家を出て「子の子」を送り届ける。
大勢の中学生とすれ違う。
あら、まだ彼らは夏休みじゃないの?
はたまた、クラブ活動なのかな?

私のばやい、
午前中の涼しいうちに宿題の決まったページを「やらされた」。
朝顔の観察だったり、書き取りだったりする。
親の言いつけをよく守った「僕ちゃん」であった。
それが終わると、級友と遊ぶのではなく、
近所の親戚の家へまっしぐら。
私より2つ、5つ上の上級生がいた。
それと、隣には1つ下が2人。
この5人でいつも遊びまわっていた。

常磐線の江戸川鉄橋の下に昔の船着場のような場所があって
そこから、橋桁伝いに泳ぎ、松戸へ出かける。
これは、小学生にとって「命」をかけた遊びだった。

昭和20年後半の金町小学校にプールがなかった。
江戸川が水遊びの場だったが、鉄橋の下は遊泳禁止である。
底は深く流れが速いので水死事故も起きる。
でも、あの頃は親のパトロールなどなかったのではないか。
何かあっても「自己責任」ね。

橋桁を「ピア」といい、
「ピア」と「ピア」の間を必死で泳ぐ。
水泳の型など知らないから、ばたあし、犬掻き、平泳ぎなど総動員。
親戚の中学生の最年長が先頭で行くのだが
体力があるから、ずんずん進む。
小学生の私は必死である。
鉄橋の真ん中の「ピア」にたどりつく。
タカオちゃんやテーちゃんは、石垣を器用に登り上で休んでいる。
引っ張り上げてもらう。
江戸川の真ん中だ。
両岸ともはるか遠くに見える。
戻るも進むも、どちらかに決めなくてはならない。
やむなく進む。
松戸側は小さい砂浜があった。
たどり着く頃は、へとへと。

次にやるのはヨシの林に入り、ヨシキリの巣を見つけること。
小さな卵があると、飲んだ。
次にすることは、野菜畑でキュウリやトマトを失敬して食べること。
2人の先輩は、味噌や塩を持参である。
ポリ袋などない時代に、どうやって持っていったのか、いまだに疑問。
油紙に包んで、フンドシに挟んでいったのかね?

あ、当時は「サラシ」のフンドシで泳いでおりました。
海パンなどしゃれたものは、あったのかも知れないが、
下町の子供が川で泳ぐときは「白いサラシ」だった。
水天宮の安産のサラシと同じだね。
そのサラシは、中学になると、腹に巻いていた。

帰りは、さすがに疲れるので
「ヨシ」を「肥後守」でバンバン切って、
それを紐で結わいて「浮き」代わりにした。
上流から水に入り、流れにまかせながら鉄橋の下の
「船着場」跡までたどりつく、という寸法だ。

今考えると、危険な遊びをしていたものだ。
まかり間違うと水死。

ガキ大将を頂点に、助け合いながら「大きな仕事」を成し遂げる。
こんな子供時代を過ごしてきたものだから、
今でも、ちょっとやそっとでは、へこたれん。

7月22日(金曜日)
●平均寿命
厚生労働省がまとめた04年の簡易生命表によると、
日本人の平均寿命は、女性が85.59歳、男性が78.64歳。
男女とも5年連続で過去最高を更新した。
女性は20年連続の世界一、男性は前年の3位から香港を抜いて2位。
では、男性1位はアイスランド(01〜04年、78.8歳)。
日本とほぼ互角だね。

染色体の数が違うとはいえ、やはり最後に笑うのは女性だということが
よ〜〜くわかった。

この計算でいくと、それがし、残すところ10数年。
もう先が見えてきた。
足腰元気なうちに好きなことやっておくか、と思っても
酒飲み過ぎると、平均寿命前に「おさらば」の確率が高くなるしな。

とかくこの世はままならん。

●目出度い
女優の奥菜恵(25)が、インターネット関連企業社長の藤田晋(32)と
離婚したことを22日、所属事務所を通じて明らかにした。
同日付で離婚届を提出したという。

若くして何百億の金を動かすIT業界。
ホリエモンにいたっては桁違いだったが。

こういう現代の「勝ち組」が美女をいとも簡単にモノにすることを
苦々しく思っていた、多くの「おぢ」は拍手を送っているだろう。

奥菜も「玉の輿」と騒がれたが、そんなところに収まる「玉」ではなかった。
天晴れ、であるぞ。
「1年半、いい夢見せてもろた」と「あいつ」は言っている。

「もうおよしなさい、悪い癖、爪をかむのはよくないわ」

●連続・爆破テロ
昨日ロンドンで、地下鉄とバスを狙った爆破テロが発生した。
今回は死者が出ないようなので、不幸中の幸いというべきか。
前回は7月7日。
2週間で2回、同様の事件が発生となれば、利用者は恐怖のどん底に。

日本で言えば、銀座線、日比谷線、丸の内線といった
銀座を通過する地下鉄が狙われたようなものだから、
その恐さは計り知れない。

テロリストの狙いもそこにあるわけだが、
犯人がアラブ系やパキスタン人となれば、
地域に住む善良な同人種の人々に迫害が加わることは、容易に想像できる。

関東大震災のとき、「朝鮮人」への流言飛語で多くの人々が犠牲になった。
日本の植民地だった朝鮮からやって来たため、1段格下の人種と見られていた。
この蔑視が招いた悲劇だった。

英国は戦前、多くの植民地を保有していた。
戦後、それらの国々が独立し、英国で暮らす人々も増えた。
第1回目の爆破テロでは、英国籍のパキスタン人が犯人だった。
彼らの多くはロンドン郊外の地域に暮らしている、という。
スラム化はしていないみたいだが下層民のようだ。
宗教に裏打ちされた貧しい人々
こういう連中が、爆発物を抱いて市民に紛れ込む。

白人は、イスラム系を見たら怪しいと思うだろう。

第1回目の爆破事件で、英国当局は厳重な警戒態勢を敷いたが
それをあざ笑うような、不適な犯行である。
この分ではイスラム系は乗車拒否をくらうことになりかねないね。
たぶん、その程度の甘い制裁では済まなくなるだろう。

英国には、ドイツのネオナチのような過激なグループがあるのかどうかわからないが、
非合法のそのテのクループによるリンチ事件、なんつ〜のも発生するやも知れん。

イスラム系が多く住むフランス、ドイツだって他人事とは思えないだろう。
ドイツではトルコ人が多く、白人の職を奪っているという不満が噴出しているから、
こういうどさくさに紛れて、ひと悶着起きるかもね。
昔ユダヤ、今トルコ…なんてことにならないように、頼みますよ。

地下鉄を避け、バスで帰宅しようとするロンドン市民。とは言え、バスだって危険だ。
白人に混じってアフリカンが多い。アラブがディパック背負ってこんなところにいたら
袋叩きに遭うだろうな。

●野外公演
 
新しい村の芝生広場にテントが出現した。
週末になるとキャンプをする連中がいるので、その準備か。
それにしては気が早い。
2日目になると鉄パイプを組んで大掛かりなものとなった。
小さなポスターが掲げられた。
さいたま市の「どくんご」という劇団が23・24日に
「ベビーフードの日々」という演目を公演する。
その舞台だった。
こういう利用法は初めて。
面白い試みだ。
宮代町の「水面に映える文化都市」というフレーズにふさわしいね。
成功して夏の風物詩になるといいですね。

が、私は舞台に興味がないのである。残念!

7月22日(金曜日)
●私の銀座裏・表
写真で見る銀座1〜3丁目の裏表。
写真の点数が多いので、別ページで扱います。
click!

7月21日(木曜日)

●軽率

週刊誌は、フジTV女性穴を、当然大きく扱う。
文春は穴の酒癖の悪さを。女性セブンは、ケツメイシも同席…と
男性週刊誌で扱っていない内容も飛び出す。
新潮は、NEWSの18歳少年の泥酔現場をリポート。
今週はタイトル見るだけでおもしろい。
セブンもなかなかやります。

7月20日(水曜日)

●恒例
高齢、じゃないよ。

この時期になると、大学のクラブのOB総会と親睦会が開かれる。
昨年は娘が帰国していたので欠席した。
会場は銀座松屋前の十字屋ビル。
先般、社長が亡くなり、中村絵里子さんの母親が社長就任した。
昔は、1階で楽器を販売していたが、
テナントビルとなり、大家の十字屋は最上階で営業している。
そこに貸フロアがあり、
彼女が学生時代に所属していたクラブのために便宜をはかってくれている。

今年も、フロアがいっぱいになるほど大勢のOB・OGが集まった。
大学職員・教員、地域OB会、マスコミ就職者の懇親会などからの参加もあり大賑わい。

総会だから活動報告、会計報告が30分ほど。
特筆すべきは、毎年夏、千葉県館山で「キャンプストア」という
浜辺の喫茶店を開催している。
早稲田・勝山、慶応・葉山で同様の店を経営しており、クラブの伝統行事になっている。
昔は「森永」が大スポンサーであったが、
今は企業も学生のために予算を割く時代は過ぎ、
クラブ員が企業をまわりスポンサー集めに奔走する。
これも、いい社会経験になるんだろうな。
大学の公認クラブだから、
あの早稲田の「スーフリ」のような不祥事で
大学と、クラブの名を汚すようなことは一切ない。

いずれ、借りている土地を購入することになるだろう、とOB会幹部が言っていた。
そうなれば、土地を所有するクラブという珍しい存在になる。

半世紀近く続く「事業」だから、建物の補修など金がかかる。
その資金をOB会が完全バックアップしている。
前回はかなりの金額が集まった。

4年間を終えても、クラブのチームワークはいい。
しかし、若いOBの参加率は低い。
だいたい、学生時代、クラブへの郷愁は50歳近くならないと沸き起こらないようだ。
そら〜そ〜だろ〜。
40代までは、
企業にあっては厳しい管理体制、家にあっては子供の学業資金、
家のローンの返済など、人生航路では一番波が高い。
OB会などで昔に浸ってなどいられない、のだろうな。

OB総会のあとは、懇親会。
例年のようにOBのハワイアンバンドに加え
女性陣のフラダンスチームが加わり華やかなものになった。

男性:会費5000円、女性:3000円。
生ビールは飲み放題、食い物も贅沢に用意されている。
最後はお楽しみ「福引」。
これらのほとんどが、OB、OBの好意で用意されている。

70過ぎから20代まで、一同に会して過ぎし夏へタイプスリップ。
これは、これでいいもんだ。

OB会が始まる前に銀座1〜2丁目の裏通りを丹念に見て回った。
すっかり様変わりである。
OB会の会場を後にする。
夜の銀座の風景がまるで変わってしまった。
さみしい限りである。

1つ下の後輩と話した。「○関」ね。
彼の親戚に「宮代町役場」の職員がいるそうだ。
年は50前後というから、課長クラスではないかな。
以前は広報公聴に在籍。
「折○」。この地に多い苗字である。
親族が集まるのは江東区「門中」。
心当たりの方は…

●鰻
間もなく「土用丑の日」。
スタミナ源で鰻を食べる風習があるが、
今年は、収穫高が少なく価格が高いと言ってる。
鰻の稚魚「シラスウナギ」が黒潮の流れが変わったので
本州付近に到達しなかったのだそうだ。
天然物など数が知れている。
養殖鰻も、稚魚が少なくては育てる数も知れている。
輸入先の中国、韓国も出荷数が減っているそうだ。

店先のニオイだけで我慢…ということにもなりかねないね。

ところで、油の乗ったうまそうな鰻は、肉食性なんだろうね。
養殖業者が、カニミソのような色をした
大きな物体を池に投げ込んでいたが、
あれは魚肉や豚牛鶏などのクズ肉をミンチにしたものなんかね?

思い出したことがある。
「ブリキの太鼓」という映画があった。
ナチスドイツの足音が次第に大きくなってきた頃のポーランドが舞台だ。
成長することをやめた少年に、特殊な能力が備わった。
奇声を発すると、ガラスの容器や窓ガラスがこなごなになってしまうのだ。
浮気をする母親。相手は従兄だ。
彼等が湖にやってくる。
多分、前の晩から仕掛けていたのだろう。
鰻の捕獲は、この地方ではこういうふうにやるのだろうか。
ロープを引くと、物体が水の中から引きずり出される。
始めはそれが何だかわからなかった。
が、切断された馬の首だった。
(映画「ゴッドファーザー」でも切り取った馬の首を
敵対する組織の親分のベッドの中に放り込んでおく、という凄惨なシーンがあったが、
馬は、いろいろな使い方があるんだね)

カメラは、馬の首に寄ってゆく。
目玉の中から、切り取った首の中から「鰻」がクネクネと這い出してくる。
これには、参りました。
気分が悪くなりました。
当分、鰻はいい、と思いました。

それほど、悪食なんですね、鰻は。

もっとも、我われも海や川で水死し、そのまま何日も浮かんでいたり、
沈んでいたりすれば、魚の餌になるわけですがね。

7月19日(火曜日)
●研究熱心
捕まった空き巣は大量のドックフードを持っていた。
※その後、ビーフジャーキーと判明 m(_ _)m
泥棒の供述によると、犬を慣らすための小道具だった。
忍び込んだ家に番犬がいると、
彼らの好物をばらまいて、仲良くなり、その間に仕事をしていたのだそうだ。

面白いのは、犬種によって餌の与え方が違う。
最近、人気ガタ落ちのハスキーは案外だましやすい。
ゴールデンリトリーバは、結構がっつきで、
何度も餌をやらないと吼えてきた。
まるで効き目がなかったのがドーベルマンだそうだ。

ドーベルマンを飼うような家では、
固形食糧などでなく、生肉を与えていたのと違うの?
安いドッグフードで手なずけようとしたのがそもそも間違い。

●33vs18
仙台で開催されている
「女子バレーボールワールドグランプリ2005」に出演していた
8人組人気アイドルグループ「NEWS」の1人が未成年飲酒で補導された。
夜の公園で暴れていたという。
調べるうちにフジテレビの、菊間千乃(ゆきの)穴(33)が関係していた。

※軽率「あんぱん」おばさん
その後、深夜の私的な集まりに少年を電話で呼び出したことが判明。
公私混同と未成年に飲酒させたという重大な過ちを犯し、番組への出演・無期限停止になった。
「軽い気持と重い制裁」

日本女子バレーは惨敗続き。
それなのに、
サポータとして参加した少年と番組司会の女子穴の深夜の交流、とくれば
マスコミは色めきたつね。
1次会のあと、内輪の局関係者で2次会へ。
33歳の女子穴が、18歳の少年を誘った。
他にも大勢少年がいるのだから、彼女がなぜこの少年を誘ったのか?
多くのメンバーは帰京したが、2人だけ残ったという。
好みだったのかな?

局とプロダクションの関係で、
局側から誘われれば顔を出さざるを得ない。
だが、年増女が少年を誘い酒を飲ませるとは…軽率だわな。

局は事件の社会的な影響大ということで、
彼女を含む関係者の減給、彼女は当分謹慎で全ての番組を降りることになった。

一夜の代償は大きかった。

●相違
16日読夕刊掲載、「B29迎撃戦闘機キ94」の試作機組み立てが
葛飾区金町駅北口の紡績工場跡地で行われていた、という記事。
金町に住む弟が、その新聞を届けてくれた。
見出し、レイアウトが違っていた。
都内は「4版」だった。
埼玉は、スクラップにしたので版はわからなかった。

新聞は遠方から送り出すので、版が若い。
その後入ってきたニュースなどで
面のレイアウトを変えながら、都内は最終版が発送される。

埼玉の見出し:飛ばなかったB29迎撃機「キ94」
都内の見出し:完成は1945年8月14日だった

埼玉のタイトル:復興の翼に
東京のタイトル:幻のB29迎撃機

こうして見ると、早刷りは、技術者寄りの目である。
「復興の翼に」とあるが、これでは開発技術者が、
YS11の開発に携わったように受け取れる。
だが、彼はトヨタに入社し「カローラ」の設計を行ったのだ。
この、誤解を受けやすいタイトルを
遅刷りでは、「幻のB29迎撃機」先端技術はカローラへ、と修正している。

ベテランの「整理マン」にしても、こういう具合なのだ。
まして、素人なら、何度書き直しても、こうすんなり落とし込めるか?

●肥満体
葉に隠れたキュウリを見逃すと
あっという間に育ちすぎてしまう。
こうなると大味すぎて食用には適さない。
右端が、またもや「馬敬礼」になってしまった。

無花果が今年初めてとれた。
これも葉に隠れていてカラスのデザートになるのをまぬがれた。
大きく育ったが、これは美味。

往年のマラソンマン「円谷幸吉」の遺書ではないが
「おいしゅうございました」

●期待
デビルレイズで戦力外通告を受けた「野茂」を、
ヤンキースが獲得に乗り出した、というニュースが入った。

野茂は米大リーグへの先鞭をつけた偉大な野球人。
「首」になっても、帰国は考えずオファーを待つ、ということだった。

「トルネード」で大リーガーをリキリ舞いさせたNOMOだ。
野村のように「生涯1捕手」などと声高に叫ばなくても
彼の生き様を見れば、よくわかる。

ランディ・ジョンソンに続き野茂、となると
旬を過ぎたピッチャーばかりで、
ますますヤンキーすの年齢を押し上げることにななる、
が、松井と野茂が同僚、というシーンを見たい気分ではある。

●地雷原
「き〜みが みむねぇに〜 だかれてぇえ きくは〜〜〜…
「蘇州夜曲」でその名を知られる「蘇州」に、
「日本工業村」が18日オープンした。
日本から近いし、労働力も安い
誘致のための有利な条件もあるのだろう。
しかし、相手はチャイナである。
暴徒化しやすい、2サイクル火の玉エンジンのチャンなのだ。

日本企業誘致の「工業村」をオープンさせたのが中国政府というのなら、
暴徒の鎮圧は、政府の面子もあるから、行うだろう。
というのが、常識的な見方だが、そこは、チャイナ。
常識が通用しないのだ。
彼らの「ガス抜き」のために、見て見ぬふりをするのも政府の仕事だ。

この「工業村」をプロモートするのは、
UFJ銀行と元経済産業省官僚の津上俊哉氏が設立した
投資会社「東亜キャピタル」が出資する「蘇州日中架橋経済発展」というではないか。
つまり、日本人の思惑で動いているのだ。
だいたい「東亜」などという名称が、戦前を思い出させて「うさんくさい」。

チャイナ政府や経済界とどう折り合いをつけているのか皆目わからん。

こういう「うまそうだが恐い話し」に、1社が進出を決め、数社と最終協議中という。
多分、中小企業の切羽詰った決断だろう。
しかし、勇気があるね。
丸腰で地雷原に飛び込むようなもんだろう。
一旦、進出を決めたら、前進も後退もできず、そこで死を待つのみ。

映画「エネミーライン」で、地雷を踏んだ男が、同道していたスナイパーに見捨てられたが、
結局、そういうことになるのかね。

7月18日(月曜日)
●梅雨明け
気象庁は18日午前、関東甲信、東海、近畿、中国地方が梅雨明けしたとみられると発表した。
関東甲信、東海、中国の梅雨明けは平年より2日、昨年より5日遅い。

いよいよ暑くなりますね。
保育園も今週から「水遊び」が始まる。
家庭で毎朝の検温が義務付けられる。
「子の子」の海パンと濡れたものを入れるビニールバックを用意した。

●様変わり
埼玉県川越署。
夫が子供を虐待した、と駆け込んだ。
その言葉を信じた警察は亭主を逮捕したが、
彼にはアリバイがあった。
よくよく調べたら女の狂言。
虐待していたのは女だった。
亭主と生活したくなくなったから、犯人に仕立てた。
調べりゃ判る、女の浅知恵。

悪知恵の働く女なら、こんな単純な駆け込みはしないだろう。
ヒ素で地域住民を殺した、デブ女。
ああいうのが、煮ても焼いても食えない、筋金入りのワル。
こういう女でも、わが子のことは気にかけている。
いや、これもポーズかも知れないぜ。

わが子を絞め殺し、車に乗せていた母親。
育児に自信喪失の果ての発作的犯行。
こういうケースは相変わらず多い。

昔、折檻。今虐待。
自分の腹を痛めた子供を、いとも簡単に殺す。
命が軽くなる、最近の風潮は、ますます拍車がかかる。

と、言っても、いつの時代も「子殺し」「親殺し」つ〜のはあった。

昔、殺伐とした世相。
今、平和の上にあぐらをかいたお気楽な世相。

いずれ歴史が評価するだろうが、
これまでは、こういう事件が多発しても、
多くの人々は、常識的な普通の生活をしていた。
ところが、最近恐いと感じるのは、
そういう「フツー」の人たちの層が、
時代と共に薄くなっているのではないか、ということだ。

「終末」に向かって、
人類は狂気に満ちた地獄への道へ転がり落ちているのではないか、と。
これは、宗教的な考えだ。
現実は、社会、教育、家族の変質にあるのだろうね。

7月17日(日曜日)
●神田川
同名の「うなぎ割烹」を銀座8丁目で大学の後輩がやっているが、今回は「歌」である。

テレビ東京。「ミューズの楽譜」
「かぐや姫」の「南こうせつ」が出演していた。
往年のミリオンセラー「神田川」を歌った。
バイオリン演奏は浴衣姿の「川井郁子」。
この人、テレビに登場した頃は「美人」だと思ったが
最近、容色衰え気味。
正面より横顔美人と判明。

いつも何気なく聞いていた「神田川」だが、
今夜はなぜか引っかかった。

二人で横丁の風呂屋に行き、女性のほうがいつも待たされていた。
洗い髪が、すっかり冷たくなっている。

だいたい、男の方が「カラスの行水」と相場が決まっている。
この、男、長髪で髪を洗うのに時間がかかったのかね。
冬の夜に、湯上りの女を待たすとは、思いやりのない男だね。

この二人は3畳一間の狭苦しいアパートに同棲していた。
男の優しさに包まれていたが、
この「優しさ」がかえって、恐かった、と女の魂が述懐している。

この二人は学生だったのだろうか?
たぶん違うだろう。
地方出身者で、高校を卒業して都内の会社に就職。
神田川沿いのアパートに住んでいた。
当時、この川沿いには、小さな印刷屋とか町工場が多かった。
同じような境遇の女と、後楽園遊園地かなんかで知り合い同棲が始まる。

結婚したのだろうか?
たぶんしなかっただろう。
男の職工としての腕が見込まれ、
一代で築いた社長の一人娘と結婚することになった。

同棲していた女が邪魔になる。
女は故郷に帰ったことになっているが、
富士山麓の樹海の奥深くに埋められているのだ。

「ただ、あなたの優しさが恐かった…」
女の直感は当たっていた。
チャンチャン。

●梅雨の晴れ間
間もなく明けるのだろうが、
今は紛れもない梅雨である。
朝から湿度が高い。
雑草取り、車の掃除でもしようものなら汗ぐっしょり。
ミミもジョンものびている。
相変わらず野菜は順調である。


●お米
都会では、スーパーなどで購入してるんだろうね。
この界隈は、江戸時代は幕府の天領。
米の生産地である。
スーパーでも買えるが、
新しい村の販売施設で地元の方が生産した米を精米してもらう。
糠は、野菜の肥料になったり、竹の子の時期にはあく抜きに使う。
玄米を購入すれば、
好きなときに精米コーナーで精米ができる。

都会の米は、往々にして「ブレンド米」であるが、
地元ならそんなことはない。
安心してピュアな米を食すことができる。

毎日食べるものだから、
安心できて、おいしいほうがいい。

地元産は味がいいのだ。
こういう米が自宅から2分ほどの施設で買えるなんて…
田園生活のよさね。

私の生徒さんが、義父が作ったお米の通販を始めた。
本日は、それを購入した。
サイトからではない。
顔を合わせたときに注文し、彼女が届けてくれた。
これも、地元のよさね。
彼女の、お米通販サイトは…click!

●幻のキ94
昨日の読売記事で触発され、キ94をちょい調べてみた。

「キ94試作高々度戦闘機」は、陸軍の指示で立川飛行機が開発設計に当たる。
先行して、中島飛行機ではキ87の開発が進んでいた。
陸軍は性能のいいほうを採用しよう、というのだ。

立川飛行機は、三菱、中島と違って大航空機メーカーではなかったし、
戦闘機を作るのも初めてだった。
しかし、この会社は新機種に対し独創的な考えを持っていた。

当初、キ94は2000馬力の排気タービンつき空冷エンジンを
胴体の前後に配したユニークな形式をしていた。
昭和18年木型が完成し、陸軍の審査の結果、不採用になる。
エンジンと過給器の装備法が実用性に欠ける。パイロットの脱出が困難、
前車輪式に慣れていない、というのが主な理由だった。
そこで、もっと実用的な型式のものを改めて企画することになった。
それが「キ94二型」。金町で組み立てられていた機種である。

中島飛行機の「キ87」は期待ほどの成果が得られなかったため、
必然的に「キ94二型」に期待が移り、
短期間で強度試験機1、試作機3、増加試作機18の製作が予定された。
昭和19年2月設計開始。
11月頃から、金町の紡績工場跡地に3mのトタン塀に囲まれた建物で
試作機のテスト、組み立てが始まる。
第一号機が昭和20年7月20日に完成。
(ここが、新聞の8月14日、と違うんだよね)
初飛行の前に終戦を迎えた。

高々度迎撃機なので、パイロットは酸素の供給を受けなくてはならない。
「キ87」は酸素ボンベだったが、「キ94」は高々度用気密室を備えていた。
だが、排気タービンやエンジンの冷却器など、
高々度の飛行に必要な機器を装備したため、全長12m、全幅14mと大型化。
陸軍の代表的な戦闘機「隼」より、縦横3m長くなった。
・構造をできるだけ簡単にし量産に適するようにした。
・高速に適した「層流翼」の採用。
・気密室装備。
・後部胴体の形状を高空における方向安定に適したものにした。
・排気タービンを胴体下部に配置。
・電動式部分を最小限にし、作動の確実さを重視。
など、多くの新機構を取り入れた。


7月16日(土曜日)
●迎撃機
読夕刊に面白い記事があった。
「戦後60年」特集。
「飛ばなかったB29迎撃機 キ94」

サイパン島陥落により、制空権を失った日本軍に代わり
米国は、「スーパー・フォートレス(超要塞)」と呼ばれた
高高度爆撃機「B29]を投入して日本本土を空襲した。
これにより、帝都は壊滅的な打撃を受け、多大な死者を出した。

この劣勢を少しでも挽回すべく、軍は次々に試作機を作った。
その中の1つが陸軍機「キ94」だった。
画期的な排気タービンを搭載し、高度1万メートル以上で飛来する
B29を迎え撃とうとするものだ。
当時、日本の軍用機は、高高度を飛行できる機体はなかったのだ。
この「キ94」だが、昭和20年8月14日に試作機が完成し
翌々日8月16日に試験飛行、ということになった。
しかし、8月15日、日本は敗戦。
ついに飛ぶことはなかった。
あまりにも、できすぎの話しである。

当時の設計者以下、技術陣が試作機の前で記念撮影をおこなっている。
戦闘機にしては、機体が大きい。

※この組立工場ががJR金町駅北口、「モスリン」だ。

興味をもったのは、この試作機が組み立てられた場所だ。
JR金町駅北口の紡績工場跡とあった。
えええのえ〜〜〜〜っ!である。
今でこそ、北口はマンションや商店が立ち並ぶ繁華街だが、
私が中学生の頃、そこは「モスリン」と呼ばれ、
小さな「ぼた山」がいくつも並ぶ大きな空き地だった。
区立金町中学校の前にで〜〜んと位置し
有刺鉄線で囲まれていたが、そこの池でよく遊んだものだ。
昭和20年頃は、まだ建物があったんだね。

当時、試作機の組立には地元の女子学生が動因された。
それに参加した80近い老婆がまだ存命でコメントを寄せていた。

あんなところで、起死回生の戦闘機が組み立てられていたとは…
設計の中心人物は、当時大宮に住み、自宅から金町へ通っていたという。
京浜東北線で日暮里へ、そこから常磐線で金町へ出たのだろうが
通勤時間がかかったろうね。
もう少し早く完成していれば、戦況は好転はしなくても、
帝都の犠牲者は少なくて済んだかもしれない。
でもな〜、この頃は、飛行機を作るにも材料がなかったからね。

この飛行機が組み立てられている頃、
私の家族は金町にはいなかった。
22年に越して来るのだ。

父親が南方に出征し、その頃、母親と私は群馬の母親の里に身を寄せていた。
ところが、軍用機を作っていた「中嶋飛行機」の工場が隣町にあり、
連日、B29が爆撃にきていた。
だから、家の前には防空壕が作ってあった。
3歳だったが、記憶力のいい私は(~ ~);
防空壕へ避難したことを憶えている。

さらに、母屋と納屋の間から見える細長い空。
見上げたら、白い飛行機雲を出しながら、銀色に光る小さな飛行機を見た。
それが、中島飛行場を爆撃して、中国本土へ向かうB29の編隊だった。
なにしろ、B29には日本軍の高射砲も届かない。
だから、迷彩などほどこさない。
従ってジュラルミンの機体がキラキラ光るのだ。

「中島飛行機」は母の実家から離れているが、
高高度の爆撃機からは、数ミリ単位の間隔でしかない。
だから、農村地帯にも余った爆弾が落ちた。
それが大きな穴となって、雨水がたまり後に池になった。

母親は保健婦として村役場に勤めていた。
帝都は連日の爆撃でへろへろ。
だが、群馬の村は、災難のようなB29攻撃があったが、食料は豊富。
あるとき、役場の慰安旅行があった。
実にのんびりしたものだ。
時局が時局だけに、旅行などしたら非国民よわばりをされるかもしれない。
トラックにホロをかけて出発した。
しばらく走り、もういいだろうと、ホロを上げた。
横を川が流れ、その川から湯気が立っていた。
ぬわんと、伊香保温泉旅行ですよ。
これが、私が生まれて初めて見た温泉だった。
普通、3歳児が、ここまで憶えているかね?
(なんで、俺って、こんなに記憶力がいいの?)

三島由紀夫は、自分が母親の産道を出てくるときのことを覚えているなどと
大法螺を吹いていたが…
表産道でよかったね。
裏産道ならトイレ行きだぜ。

●好対照
杉戸は夏祭りだった。
午後3時、旧4号は交通止め。
かつては松尾芭蕉も通った、日光街道の宿場町らしく
「本陣前」が銀座4丁目に相当する。
ひときわ人だかりがしていた。
子供たちのマーチングバンドが東武動物公園駅東口に向かってデモをしsていた。
露店が夜に備えて準備を始める。

気の早い、神輿の担ぎ手が集まっている。
お揃いの半纏を身につけ、かなり「ハレ」の状態だ。
まだ若い。はたちになって間もないか。
すごいぜ。
頭と眉を剃っている。
腕に刺青を入れている。
頭にソリを入れている。
懐かしいリーゼントがいる。
「悪役商会少年部」だね。

こういう手合いが数人固まっているんだから。
すれ違いざまに肩でも触れたら
どうなるんかね。

ところが、おばちゃんは肝が座っているというか…
「お兄ちゃん、その足袋どこで売ってるの」などと話しかける。
相手は、顔に似合わず可愛い声で、説明していた。

駅の反対側、宮代領内。
新しい村の芝生では、子供たちがキャンプの準備をやっていた。

杉戸の子供たちは、ヤンキーママに手を引かれ
とっぽい髪型、デ〜ハな子供服を着せられている。
宮代の子供たちは、用水でザリガニ取りに興じている。

宿場町と農村の子供の違いを見せられたような気がしましたね。

●ひまわり
ソフィア・ローレンとマストロヤンニの映画を思い出します。
戦争が生んだ悲劇。あの切ない音楽と相まって
目頭にジンジンきます。

さて、わが町の「ひまわり」は
そんな感傷を吹き飛ばすように、元気に発育しています。
新しい村・農の家の近くに
ポピーのあとに植えられましたが、あっという間に花をつけました。
写真は、朝なので花は東に向いています。
夕方になっても、東を向きっぱなしというのも多い。

「明日の朝は、また東を向かなきゃいかんのだから、
だったら、このままでいいや」
最近の風潮を受けて花まで自然の摂理に逆らうのかっ!
もっとまじめにやれ。
もっとも、昔は謹厳実直、仕事一筋でやればよかったが、
最近のサラリーマンは、それじゃ取り残されるんだから、つらいよな。
要領よく立ち回るのも、生き残る方法の1つだもんね

●蜂
「蜂の武蔵は死んだのさ〜〜〜」
「セルスターズ」のミミン・アイちゃんね。
色白、トンボ眼鏡の女の子だったが、当然今はおばさんだ。

最近、玄関付近で蜂をよく見かけた。
巣でもあるのかと、探したが見つからなかった。
ところが。
物置のジョンの小屋の上にあることを発見。
直径15〜6cmはあろうか。
蜂の武蔵たちは、せっせと住居の拡張工事を行っていた。
彼らには悪いが、不法侵入、不法占拠だから強制執行することにした。

白のウインドブレーカーに身を包み、
顔をやられたらおしまいだが。
スプレー式の殺虫剤を一気に噴霧した。
あわてふためいた彼らは、一斉に外に飛び出す。
執行人目がけて飛んでくるのもいる。

あわてて逃げる。
2波、3波のスプレー執行で、事切れる連中多数。

巣はまだそのままにしてある。
夕方、再執行で、撤去の予定。

●首都大学東京
なんとま〜、不思議で、座りの悪い名前の大学であることか。
「都立大パート2」でいいじゃんか。
親分・石原慎太郎がこの名前を推したんだろうね。
「東京首都大学」「首都東京大学」
いくら順列を変えても大同小異。
都の税金で運営する大学だから「首都」なんかね。
そこまで、固執する必要もないと思いますがね。

鷹派・石原。
彼のイメージは、東京都ではありません。
「太陽の季節」の神奈川県だね。
県人が都民になると、いきおい「都」とか「首都」に固執するのかもね。

舌禍人だが、あの個性は田舎出身の永田町のお歴々も見習って欲しいね。

ところで、フランス語の「数」のことは、1、2、3しか知らなかった。
例えば、「91は『4つの20と11」と表現するとはね。
「3つの30と1」じゃいけないの?
「1つの90と1」じゃだめ?

こういうまどろこしい考え方をするような国民は
議論のための議論が好みなんだろうな。

複雑な思考は哲学的かも知れないが、
「禅問答」になる恐れあり。

日本国政府が、国語に関心を示し始めた。
若者の「ヤバイ」が、「かっこいい」の意で使われるようになったんじゃ、
危機感をつのらせる。

言葉は生き物、と言うが
まるで違う意味になっては、おいちゃんも困るぜ。
コミュニケーションが取れなくなる。

●バナリパ
どっちか〜つ〜と、着るものに対しては無頓着だ。
家人や娘が私に合うと思って購入してくるものを着ている。
あてがいぶち、である。

もう、6〜7年前になるかな。
シカゴの娘のところへ遊びに行き、
連れてゆかれたダウンタウンの店でシャツを購入した。
そのブランドが「バナナ・リパブリック」。
通称「バナリパ」
娘が送ってくれたり、帰国の折のお土産で何枚か持っている。

【朝日新聞記事】
米国のカジュアル衣料ブランド「バナナ・リパブリック」が9月に日本に進出する。
バナナ・リパブリックは米衣料大手「ギャップ」傘下の有名ブランドで、
ギャップの主力ブランド「GAP」より価格帯が高い。
日本人の間でも10年以上前から米国旅行の土産として人気が高く、
以前から日本進出が注目されていた。
9月1日に東京のプランタン銀座に1号店を、3日には六本木ヒルズに2号店を出す。

へ〜、そういうことだったんだ。
何も知らずに着ておりました。
早速脱いで撮影。
タグを見たら、スリランカ製だった。


7月15日(金曜日)
●減点
全部食べちゃってから言うのも、何だけどさ。
フライングガーデンの人気パスタの味が落ちましたね。

7月になって、メニュー内容が変わったってチラシが入っていた。
この店はハンバーグが売りなんだけど、
パスタがあるとチラシでわかってから顔を出すようになった。
夜なのにチーズたっぷり目の「とろ〜りスパ」つ〜のをいつもオーダーする。
これ1本槍。
以前は、大皿にど〜ん、と盛られていたのだが、
今夜は、「大皿の背中に小皿を乗せて〜」で、
小皿にパスタが押込められていた。
同じボリュームなんだろうかね?

で、味がまるで主張しないのだ。
以前は、パスタにケチャップがよくからんでいて
パスタ自体がほんのりトマト色に染まっていたのだが、
今回はしらっちゃけていた。
口に入れると、なんとなくヌードル味。
確実に味が落ちている。
しかし、この傾向はうすうす気がついていた。

今夜は杉戸高野台店に行ったのだが、
その前には岩槻店で同じものを注文していた。
味がすでに薄くなっていた。
その時は、「杉戸店」のほうが味はいい、と思ったのだが、
今回、岩槻店と同じ味になっていた。

本部からのレシピが変わったのかな?
当分、ここはパスしたい、という気分。
するて〜と、この界隈では「モダンパスタ」しかなくなる。

杉戸高校前の「フラカッソ」が撤退したのは残念だ。

こう書いているうちに気がついた。
わが、宮代には店がない。
すべて杉戸の話しだよ〜。
スーパー「ライフ」前に1軒あるが、
昼時に行ったら、女性ばっか。
ランチにパスタがなく「焼きうどん」だもんね。
イタリア国旗が空しかったな。

●参入

本日発表のニュースではコニカミノルタイメージングが
デジタル一眼レフの激戦価格帯に参入する。
これまで、20万円クラス1機種だったが、
「α Sweet DIGITAL」は、本体10万前後の模様。
発売は8月下旬という。
デザインは、先行3社に比べ「いかつい」。
「男性的」というべきか。
価格は同じだがシルバーよりブラックのほうが精悍さは増す。
キヤノン イオスKissが、女性層の取り込みを意識しているのに対し、
これはNikon系ですね。
流行の「手ぶれ」補正機能を内蔵。
他社はレンズ側が多いが、これはボディ側で補正する。
撮像素子は有効610万画素、記録画素数は最大3008×2000ドット。
液晶モニターは2.5型。表面はハードコート処理が施されている。
予想実売価格はレンズキットが12万円前後、
Wズームキットが15万円前後の見込み。

画素数はキヤノンが800万、他社は610万だが、
テストレポートを読む限り、
A4サイズに印刷するのなら大差ない。

これで、国内の銀塩35mmカメラメーカーが
激戦区に全て参入したことになる。
あ、フジフィルムがまだか。
フジは最近、コンパクトデジカメで苦戦してるね。

●ミミ

相変わらず鳩の監視に余念がない。
ヒマがあれば、私が使うPCのディスプレイの上で見上げている。
今日のような暑い日に熱いディスプレイの上では、つらいだろうにね。
小生、カラスの監視。
ミミは、ハトの監視。
自然との闘いを、人間と猫のコラボでやっております。
●孤高

孤高のトマト。
突然裏の空き地に芽を出した。
トマトはタンポポのように風にのって種子を飛ばすわけではないだろうから
なぜ、こんなところへやって来たのか皆目見当がつかない。

雑草の中に小さな苗を見つけ、
周囲の草を刈り込んで床にした。
今、大きな実をつけている。
まだ、カラスは気がついていない。
いや、わかっているのだが、もう少し赤くなってから
失敬しようとしているのかも知れない。

早朝、裏でやかましい鳴き声がするときがある。
洗面所から眺めると、4〜5羽集まっている。

これから、監視が忙しくなる。

7月14日(木曜日)
●地図
各ポータルサイトでは地図サービスを提供している。
それぞれ好みのMapがあると思う。
知ってる人はすでに利用しているかもしれないが
最近Googleが実験的に提供を始めた。

※左の日本地図から、右のわが家(丸で囲まれた部分)までグイ〜〜〜ンね。
  MAPモードから衛星モードにすると写真に変わる。だが、拡大率は極限までUPできない。

見慣れた地図とはまるで異なる。
世界地図があり、目的の場所を中心にすえ、
左上のスライダーを上にやると、
ズン、ズン、ズズ〜〜ンと拡大される。
映画「エネミーライン」で見た、スパイ衛星で、拡大するような雰囲気。
あるいは、人工衛星で大気圏突入、という感じかな?
ともかく面白い地図である。

現在提供されているエリアは、日本、北米。イギリス。
北鮮に寄ってみてもなにも表示されない。
それが、スパイ衛星と違うところね。

●準備

早くも秋の準備が始まった。
ジョンのいつもの散歩道。
やわらかいイガだが、姿は一人前。
夏の強い陽射しを浴びて、逞しい栗に成長する。

ここの実は大きいので、
早朝散歩の方の楽しみになっているのだろう。

●休刊
急患じゃないよ。

日経BP社はパソコン関連雑誌を多数出版している。
ところが、休刊に追い込まれるものも少なからずある。
PCの急激な変化に対応しきれなくなった、ということはないだろうから
創刊時に掲げた目的が達成されたと思いたい。
販売部数が伸び悩んだ末、とは思いたくない。

2年ほど前、インターネット情報誌「netn@vi」が休刊。
創刊から購読していた。
今度は、パソコン情報誌「日経click」が7月号をもって休刊。
これも創刊時から購読していた。
一度リニューアルしたが、中途半端な感じになったので
定期購読を中止したのだが、
「netn@vi」休刊に伴い、再購読した。

情報の流れの速さが、月刊では追いつかなくなったのではないか?
PC関連ニュースサイトなら豊富にある。
ニュースに限ればインターネットにかなわない。
だが、トレンド商品を比較した記事は雑誌の方が詳しい。
デジタルオーディオ、カメラなどの記事は重宝していた。
この雑誌で知りえた新知識もかなりある。

毎日コミュニケーションからも雑誌は出ているが、
日経と毎日。少し風合いが違っている。
朝日、読売からも出版されているが、PC方面の雑誌作りは不得手のようだ。
毎日系の雑誌を検討することにしようか。

●家族
読売の連載コラム「家族・第3部」が終わった。
今回のテーマは「絆のリセット」だった。
・夫婦間
・嫁姑間
・親子間
と続き、最終は
・死
近しい人たちとの「しがらみ」を断ち切って
「身軽な」自分を取り戻そう、ということか。

最近、自分の死後の場所を生前予約する人が増えつつあるという。
それも、墓石ではなく「樹木葬」なのだそうだ。
家長制度の名残りで、長男が先祖の墓を守るという風習が残っているが、
核家族で、女の1人っ子の場合、実家の墓を守るということは困難。
いらぬ気遣いをさせないためにも、
生前に寺のグリーンゾーンに植樹する。
花水木、金木犀…墓碑銘もない。
自分と連れ合いが亡くなったら木の根元に埋葬するのだそうだ。

やがて、寺の裏手は立派な森になるのだろうか?
子供たちは家族とお弁当持参のピクニック気分で、そこを訪れるのかな?

桜の花が美しいのは、その下に死体が埋めらているから…という。
寺も、植える木は「桜」限定、としたら
青山墓地、谷中墓地に匹敵する桜の名所になるんじゃないの?

その頃になれば、都内の寺など敷地も満杯。
自治体も埋葬許可の範囲を緩和せざるを得なくなる。
あちこちに桜並木が増え、その下には…
そして、「子の子」の代になる頃には、
どれが、じ〜ちゃん、ば〜ちゃん桜かわからなくなる。

それが、しがらみを断ち切る、ということよ。

私だって、遥か縄文人の一滴が、脈々と今に連なっている。
「猿」の頃のじ〜ちゃん、ば〜ちゃんのことは記憶にありません。

7月13日(火曜日)

●撤退
新白岡駅の入口、欅並木の角に
イタリアレストラン「Garda」がある。
「ガルーダ」とはインドネシアの航空会社ではなかったか?
それなのに「イタリア料理」とは!?
ところが読み方は「ガルダ」だった。
以前は、Greenショップと喫茶室だった。
しゃれた外観で、欅通りの景観にマッチしていた。

店の前は大きなマンションだが、
周囲は戸建て団地である。
JR新白岡まで徒歩5分。
そこから都内へ一直線という便利な立地。
昼間は団地の「新白岡婦人」が「お茶」してるのかな?

Greenショップの頃は入ったことがなかったが、
イタリア料理店になってから、何度か顔を出した。
時間帯がずれているのか、客は一人もいなかった。

それほど広くない。
テーブル数は10くらいだろうか。
見通しのいいレイアウトでなんとなく落ち着かないのだ。
壁の装飾はイタリアンだが、
ついたてを置いて緑で目隠しするとかさ、もう少し工夫があってもよいだろう。

確かに、西銀座デパート内には、すこ〜〜んとした
隣が何食ってるのかお見通しの
人気イタリア料理店がある。
ここは天井が低く圧迫感があるから、こういう造りになっている。

新白岡の店は天井が高い。
開放感がある。
低い間仕切りをつけても圧迫感はない。
むしろ、客は落ち着くだろう。
それに、床、テーブル、椅子がチープである。
家庭のダイニングで食事をしているようだ。

で、最近顔を出したら、
「7月をもちまして閉店します」という張り紙。
おやおや、である。

20時過ぎ。客は誰もいない。
そうだろう、落ち着かないもんな。
係りは男性が一人。
オーダーを取ったのはいいが、水を持ってきない。
「ここは、水、セルフサービス?」と怒鳴ると、あわてて持ってきた。
サービスの基本がなってない。
で、スパゲティとピザを頼んだんだけどさ、
麺のほうはまあまあ、だったが、
ピザがさ、インドの「ナン」って言ったっけ、
釜で焼いた薄いせんべいみたいの。
そのピザは、暖かくない、パリパリした上にサラミと野菜サラダが乗っていた。
歯の悪い奴には、危なくて食えたもんではない。
薄いピザはあるが、インドのせんべいとは食感が違う。
何時間か前に焼いておいたものを出したな。

で、値段はいっちょ前の都内の人気店並み。
係りのサービスの悪さ、そしてこんな料理を出していては、客は遠のくわさ。
で、「7月いっぱいの閉店」当然でしょ。
よく、ここまで持ちこたえたと思うね。

新白岡界隈には店がない。
外で食事となれば車を使う。
国道には店が多く競争である。
例えばハンバーグが売りの「フライングガーデン」は、
スパゲッティも良心的な値段で、味よしボリューム満天。
コーヒー飲み放題。しかも1・3水曜日は半額分のサービス券がつく。
4号線カインズホームそばの「モダンパスタ」もいい雰囲気だが、
「フライングガーデン」のような特別サービスは行っていない。
足は次第に遠のく。
まして、新白岡という奥まったところで、ああいう商売をやっていては、閉店やむなし。

●合併
「子の子」を送り届けた帰り、軽の宣伝カーとすれちがった。
ひかえめな音量で、「杉戸・宮代」の合併を説いていた。
運転するのはK氏だ。
「暮らしのガイド」の発行人である。
彼は、以前からこの運動を展開していたが、
平成の大合併・「1市3町・合併問題」により、
「杉・宮」合併は影が薄くなっていた。

「1市3町」合併破綻となる。
町を2分した大騒動で町民は疲れていた。

合併問題は収束したかのように思えたが、
町民の気持が落ち着いた頃を見計らって
「杉・宮」問題が浮上しようとしている。

この合併は、両町民の心に火をつけることができるだろうか?
2つの町の合併がもたらすメリットは何か?
「昔から1つの町のようだから」という
情緒的なアプローチでは説得力が弱いだろう。

宮代町民は「宮代単独」を選んだばかり。
ここ何年かは、苦しくても努力しよう、と再結束した。

小船で大海を渡るより、
2艘の船がいいのか、
それとも大船団のほうが有利なのか。
ここが思案のしどころだ。
町民の考えをまとめるには、まだ時間がかかる。

●鳩
家の西側に風除けで植えた「金木犀」がある。
11年物だから幹が太く、背も高い。
そこに鳩が巣を作り、雛をかえした。

鳥の巣があると卵を狙って蛇がくる。
枝をはらったついでに巣も除去した。

わが家を突然消失した鳩の夫婦は、
「鳩が豆鉄砲をくらった」ように驚いた。
戻ってみれば、な〜〜んもないのだから。

巣がなくなっても、
土地の所有権を主張するかのようにやってくる。
或る日、ミミがそれに気がついた。
いまでは、いつも窓越しに監視している。

不法建築をしないように「オウム」を見張る
地域住民のように、「ハト」を監視している。

7月12日(火曜日)
●ヒトラー
午後、すこ〜んと時間が空いた。
なれば、と、渋谷へ。
JR新宿湘南スカイライナーが開通してからこの地に出るのは便利になった。
宇都宮線新白岡まで車で12〜3分。
1日500円の駐車場に止めて、約1時間で到着だ。
1時間に1本つ〜のが田舎を感じさせるが、文句はいうまい。
頻繁に使うわけではないのだから。

13:20の2回目上映には間に合わない。
昼過ぎに家を出ると16:25上映になってしまう。
新宿でも上映しているが、どうもあの町は好みではない。
上映館は「シネマライズ」。
渋谷の映画館は宮益坂側しか知らなかった。
公園通りパルコパート3前という。
と、言われても、ピンとは来ない。

フリーになる前の半年間は東急百貨店の仕事をしていたので
東急本店通りのビルに出勤していた。
だから、この町はまんざら知らないわけではない。
しかし、いかんせん大昔だ。
渋谷109などなく、そこには「恋文横丁」という
戦後間もない頃の面影をのこす飲み屋街があった。
「公園通り」はガキの集まる所という認識で
ほとんど出向いたことはない。
飲むのは宇田川町、東急本店の裏あたりだった。
スペイン坂は、まだそんなしゃれた名前はなく、
坂を上がったところに連れ込みホテルがひっそり建っていた。
それほど、あの界隈は人が通らなかったのだ。
いつの間にか、お洒落な抜け道として
界隈は店が増え、そのホテルは「お忍び」には向かなくなり閉店した。

その後、東京メガネの仕事で渋谷本社の宣伝部には
よく顔を出したが、パルコ方面に出向いたことはなかった。

というわけで、12年ぶりくらいに訪れた公園通りは
見るものすべて新しく、珍しい。
きょろきょろしたが、肝心の映画館が見つからない。
仕方なく、パルコパート2のおねえさんに聞きましたよ。

やっと見つけた「シネマライス」
建物はもうかなり年代物。
けばけばしい化粧とファッションの町に不似合いな
「ヒトラー」の看板が目立っていた。

※右は夕闇迫るセンター街。若者だらけ。私には場違い。

3回目の上映にはまだ間があった。
切符売り場で尋ねると、
「立ち見も出るので、早めにお入りください」という。
映画館の外観を撮影したとき、切符を購入する人は少なかった。
それから10分もしないうちに、行列ができた。
やはり年配が多いが、それに混じって若者、女性も7:3の割合であった。

2階席が比較的座れますよ、と係員がいう。
その言葉に従う。
通路が狭い。
出入り口の扉もかなり磨り減っていた。
この映画は全席入れ替えではなかった。
扉を開けてみた。
なんと立ち見の人でいっぱい。

係りの若いお兄ちゃんが
ここから並んでお待ちください、と指示する。
私の後ろは同年輩のご夫婦だった。
シニア料金は1000円ね。
一般は1800円だから、かなり得した気分だが
片道810円の電車賃を使って来ているんだぜ。

やがて、2回目の上映が終わる。
争って席に着くこともなく、前から2番目に座れた。
見渡すと、多くの中高年に混じって男子高校生、若いカップルも目だった。
ヤングピープルも「ヒトラー」に興味があるとは…意外ね。
椅子はゆったり、座り心地もいい。
前と高低差があるのでスクリーンが良く見える。
春日部ロビンソンや草加の映画館とは大いに違う。

映画は、あっという間の2時間半。
一度も眠くなることなく、
しかも、快適な椅子のおかげで、もぞもぞ動き回ることなく画面に見入った。
タブーに挑戦したドイツ映画だから、言語はもちろんドイツ語。

アメリカ映画でナチ要人が英語を喋る、という興ざめなことがなかった。

ヒトラーとその側近たちは、
写真で実像がよく知られている。
だから、キャスティングも難しかったろう。

ゲッペルスはひどすぎるんじゃないの。
彼は足が悪く、軽いびっこなのだが、ちゃんと歩行していた。
彼の奥方、マグダも写真で知られている。
もちろんエバ・ブラウンも。
みんなう〜〜〜ん、という感じだった。
主演の「ブルーノ・ガンツ」が一番似ておりましたね。

※実際のゲッペルス一家                    映画のゲッペルス一家

この映画は、ヒトラーの秘書となった女性の目を通して描かれている。
22歳でヒトラーの傍らで勤めたこの女性は2003年まで生存していた。

※プログラム                   秘書のユンゲ。2003年まで生存。

ショッキングなシーンがあった。
エヴァと地下壕で結婚式を挙げたヒトラーが
いよいよ自殺することになる。
自分の死を確実にするため、青酸カプセルと拳銃を使うことにしたらしい。
直前に軍医を呼び、
カプセルを噛み砕いたあと、拳銃で自分の頭を撃つことができるのか、と尋ねている。
それを秘書が目撃してしまう。

ヒトラーの個室の前で側近たちが固唾をのんで起立している。
銃声2発。
側近が部屋に飛び込み、毛布にくるんだ2つの遺体を裏庭に運ぶ。
あらかじめ掘られた穴に横たえ、大量のガソリンをふりかけ火をつけた。

※その後、総統官邸を占拠したソ連軍は、裏庭で
黒焦げの死体を発見するが、それがヒトラーとはすぐに断定しなかった。
ヒトラー婦人と思われる死体には言及もしていない。

秘書は、誰もいなくなったヒトラーの個室に入った。
ソファの枕には血がこびりついていた。
エヴァのものだ。
床には小型拳銃が落ちていた。
ヒトラーがエヴァを撃ち、その直後、青酸カプセルを口の中で噛み砕くと同時に
こめかみにピストルの弾を撃ち込んだと思われる。

その直後、ゲッペルス一家の殉死。
5人の子供たちはあらかじめ睡眠薬を飲まされ寝かされる。
母親により青酸カプセルを口に含まされ殺される。
このシーンが一番凄惨だった。
親はピストルで死に、ガソリンをかけられる。

主役亡き後のドイツ軍の狼狽ぶりは、多少本で読んでいたが
映像で見せられるとこれまでのイメージと異なってくる。

総統官邸地下壕は、全て設備が整った要塞であった。
日本軍の即席地下壕と異なり、壁にはタイルが貼られた立派なものだ。

目前にソ連軍が迫り、いよいよこれまで。
地下の住人は、軍人は酒を浴び、女性は半裸になって乱痴気パーティを繰り広げる。
絶望と自棄が入り混じると、こういう具合になってしまうのか。

この映画は「最期の12日間」と副題がついている。
56歳の、最後の誕生日を地下壕で迎えたヒトラーは昔日の面影は無い。
左手はたえず痙攣し、老いさらばえた老人だ。
顔色はさえないが、死を目前にしても食欲はある。
ベルリン郊外からの援軍にひたすら望みをつなぐが、
側近たちはそれが幻想であることを知っているのに反論できない。

ヒトラーは徹底抗戦を叫び、側近を罵倒し続ける。
だが、次第に命運の尽きることを認知し死を選ぶ。
ナチを信奉していた軍人、ゲッペルス一家も帝国の終焉とともに自ら命を絶つ。

落日の秒読みが始まったときから「1日目」「戦況の変化」を
スーパーを入れてくれればよかった。
で、自殺した日を「12日目」とすれば、緊迫感もでてきたのにね。

ポランスキーの「戦場のピアニスト」で、
ピアニストにパンを与え、かくまったドイツ将校がおりましたが、
その彼が「フェーゲライン」の役で出ていたんですね〜。
自宅に戻りプログラムを見るまで気がつきませんでいた。
なんせ、国防軍、SSなど軍服のデザインでは世界一のナチスであります。
それを、ドイツ人が着込んでいるもんだから、
みんなかっこよく見えちゃう。
トーマス・クレッチマンも、その中の一人に過ぎませんからね。

8月いっぱいは、この映画館で上映するそうだ。
この映画がDVD化されたら、たぶん買う。

●世代差
幼稚園なら送迎バスが来るのだが、
保育園は保護者の送迎となる。
「子の子」の送迎を開始して3か月近く経過した。
朝はほとんど女性だ。
90%は実の母親だが、祖母というケースもある。
その祖母だが、腰が曲がった、本物のおば〜ちゃんもいる。
どこにもいろいろ事情があるんだね。
迎えには、たまに男性も来る。
実の父親。時に、おじ〜ちゃんだったりする。

朝夕、保育園に顔を出すのは、小生だけだ。
当初は「Tちゃんのおじ〜ちゃん」だったが
あるときから「Tちゃんのパパ」にした。
「子の子」のクラスの男の子は、本当にパパだと思っている。
歌舞伎役者で70過ぎて子供を作った剛の者がいるが、
(一体全体、男はいくつまでぐわんばれるもんなんだろうか。
畑が若くて肥えていても、種が悪かったらそれまでだもんな)
彼に比べりゃ、小生など若いもんだ。

保育園には4つのクラスがある。
乳幼児の年齢に応じて2クラス。
あと、2年保育、1年保育だ。
「子の子」は2年保育のクラス。

朝の保育園の「あがりがまち」は
歩いて、自転車で、車で…わが子、孫を連れてくる人で、ラッシュである。
同じ時間帯で顔を合わせていると、
同じクラスの母親とは顔なじみになり会釈を交わすことになる。

「Rちゃん」もそうだ。
いつもは、自転車なのだが、パンクしたとかで徒歩で通園しるようになった。
子供も私と目が合うと手を振る。
目の大きい南国系の母親も「おはようございます」と会釈する。

35歳を過ぎた母親になると、子供のことでも気持に余裕が生まれるのかな。
20代は程度が悪い。

2人の乳幼児を預けている25〜6の母親がいる。
細面で顔が青白く切れ長の目をしている。
よく園内で遭ったり、外ですれ違ったりするんだよな。
でも、絶対に目を合わせようとしない。

もう一人は小柄で目がくりっとしたヤンキー系の母親。
雨の日、駐車場で向こうが軽で突っ込んできた。
また、園の近くのカーブでも、スピードを出して入ってくる。
向こうが悪いのに、にらみつけられた。
譲り合いの精神などさらさらないらしい。
遭いたくない奴には、どういう訳か鉢合わせするのだ。

保育園の先生方は、顔が合えば笑顔で会釈する。
30半ば以上のお母さんたちも、同じだ。
朝の何気ない出来事だが、
礼儀を知らない若い母親たちと遭遇すると
1日の始まりだというのに、気分が悪くなる。

奴等は、じ〜さんとなんか口も利きたくないんかね。
こういうのが、もし介護の仕事などやっていたら噴飯ものだぜ。

7月11日(月曜日)
●DM

封筒は銀のリボンが印刷されていた。
誰かの結婚式の通知かと思った。
後ろを見る。
所在は西麻布。社名を見て水商売だと思った。
中は、手書き文字を印刷してあった。
広告研究会の後輩が、飲み屋を開いた。
といっても、
「艶人が遊べる空間・Brume d’or」というから
きっとおしゃれなラウンジなのだろう。
OB会の名簿を見て発送したのだろうが、何年後輩かわからない。
当然、顔は知らない。
「同期会にもご利用いただけます」とある。

我われの同期会は、つい最近までこの店の近くの
John金谷という、日光・鬼怒川でホテル経営をしている
金谷観光が経営するBarで行っていたが、
残念なことに撤退してしまった。
で、今は東京駅にに近い場所で行っている。

六本木界隈は、若い頃は防衛庁近くの飲み屋に出没していたことがあった。
銀座で飲んで青山、六本木へ下るのだが、
横浜に住んでいたので、渋谷が近くなるのはありがたかった。

こちらに越してから、渋谷方向に移動するのは
わが家がだんだん遠くなる。
で、同期会も当初は顔を出していたが、次第に遠のいた。
銀座で飲んで10時にはここを後にしないと、
電車の連絡が悪くなる、という最悪の事態になってしまった。
だからと言って、浅草や春日部で飲む気にはならない。

西麻布と町名が変わってから、だいたいどのあたり、というのがわからなくなった。
今度OPENする後輩の店は西麻布1丁目。
地図で調べたら、「霞町」あたりだった。
John金谷は、その1つ手前の「材木町」にあった。
こういう昔の名前なら、ピンとくる。

「霞町」の交差点から六本木方面へ坂を下る途中に
大昔、知り合いが経営するスナックがあった。
店の名前は忘れたが、読広を辞めて次の広告代理店にいた頃だ。
かつ、連日飲み歩いていた頃だ。
若かったのね〜〜。
同僚のデザイナーやコピーライターたちと
銀座で飲んでから大挙して霞町まで繰り出すということもしばしば。
夜遅くまで騒ぎまくっておりました。

店の経営者とは読広に修行に来ていたS広告社の当時の社長の息子。
ホ○マちゃんですよ。
私より1級上の「遊び人」。
彼は、とうにこの世を去ってしまった。
当時は日航の女と浮名を流していましたが。

今となっては六本木で飲むという歳でもないしね。
帰りのことを思っただけで疲れがどっと出ますよ。

●祖母奴隷症候群
スペインの話しである。
このシンドロームをスペイン語で何というのか知らない。
内容は、
「家族の結びつきの強いスペインでは、体力の衰えた祖母が、
孫や家族の世話を焼き続け、ストレスから様々な病気になる」傾向。
読売新聞・シリーズ「家族」第3部で紹介されていた。

最近、夫の育児休暇を取り入れる企業があるが、
それはほんの一握りの企業だ。。
また、女性の社会進出に伴い、産休後、職場復帰をする。

わが国では、若い夫婦に代わり赤ん坊を育てるのは、
往々にして妻のほうの祖母というケースが多い。
ところが、まだ若い祖母はパートに出ている。
娘の要求に従い、その都度職場に断って休むことになる。
パートといえども、最近は補助労働者ではない。
企業の人件費対策で、パート形態をとっていても戦力として活用している。
祖母は多大な犠牲を払っている。
そして、或る日、怒りが爆発したんだって。
「自分の子供は自分で見るのが当然でしょ」と。

すると、育児は誰がやるの?
昔は妻の務め。専業主婦。
家を守り、子育てをする。女性の重要な仕事だった。

企業にとって必要な、仕事のできる女性もいるだろう。
だが、彼女のために、銃後の守りを祖母がする、つ〜のはなんか変だ。
企業でバリバリ女性の実体は、親に依存する自立できない娘。

祖母には、子育てを終わって、自分の時間を有効に使う権利がある。
だが、娘に甘い。娘は頼る。
これが、もたれあい、になっている。

最近は、完全リタイアの年金祖父も孫育てに参加する傾向のようだ。
千葉県柏から東京調布市まで、朝5時起き・2時間かけて4年通った
「祖父の鏡」の例が紹介されていた。
「育ての親」ならぬ「育ての祖父」だが、これはレアケースだ。
子育て通勤中に倒れたら、娘夫婦は補償してくれるのかね?

新聞の事例は、仲の良い夫婦の間に生まれた子供を育てる話しだが、
仲が悪い夫婦間に生まれた子、離婚した夫婦の子といった
最近激増するケースはない。

仲が悪くても子が生まれる、この不思議。
「夜間休戦協定」が結ばれているのかね。

離婚寸前。
育児・調理能力がなく浮気な母親に代わり父親が子供を見ている。
仕事の関係で育児ができない父親に代わり
男側の両親が面倒を見ている、というわが家のようなケースを
取り上げてくれないかね。

こういう女とくっついた息子はアホだが、
(むこうもこんなはずじゃなかった、と言うだろう)
もっと女を見る目を養えといいたいね。
一時の気の迷いでのぼせあがり、気がついたら
相手の腹に子供が入っていた。
短慮の結果が、こういうことになった。

私といえば、年金年齢であるが、
朝からグランドゴルフをやったり釣堀に行ったり、
碁会所巡りをするなんつ〜〜のは大嫌い。
野村の「生涯一捕手」ではないが、
身体が動く限りは、今の仕事を続ける。
時間をやりくりして、突然降って湧いた災難に対処している。
もともと身体が強くない家人は、
本当は自分が生きることで精一杯。
「子の子」の育児という交通事故みたいなことに遭遇して
41キロあった体重が36キロに激減し、
不眠症が一層ひどくなった。

夫婦間に亀裂が入った息子は、
子育てを、当初から実家をあてにしていたフシがある。
こういう「甘えの構造」を、男がとる時代になった。

これで、家人に倒れられたら、
子育てゲームは、ジ・エンドである。
即刻、「子の子」を息子に返却し、
家人の看病に当たらなくてはならない。
私は、そんなに博愛主義者ではないよ。
息子だって、自分の子供は自分で面倒みるのが筋ね。

私と言えば、63キロの体重が65キロに増えてしまった。
逆境には昔から強いのだが、
規則正しい生活が、こういう結果をもたらしたのだろう。

●蝉
昼下がり、裏の雑木林から蝉の声。
初蝉。
まだその数は多くなく、ニーニー鳴いていた。
梅雨が明け、油蝉が加わると、暑さを増幅させる大合唱。
心してその時を待とうじゃないの。
夕方、ヒグラシまで聞いてしまった。

●朝
8時15分。
いつものように「子の子」を保育園に送り届ける。
帰宅後、野菜の収穫。
トマトとキュウリは、毎朝こんな具合だ。
トマトは例年通り、ミキサーにかけ冷凍。
カレーやスパゲティに使うことにしている。


ムクゲの花が咲いた。
確かコリアでは「ムグンファ」といって、
彼の国の国花ではなかったか?
上品な色だが寂しげである。
これは、4年物。生徒さんからいただいた。
右隣はユキヤナギ。白と紅色の2本ある。
紅色も、同じ方からのプレゼント。

だいたい、3〜4年目にして、花木や果樹は
その存在を主張しはじめるようだ。

ジョンの散歩の折、灌漑水路で2羽の鴨を見た。
まだ形はそんな大きくない。
今年孵って、親鴨の後ろから懸命に泳いでいた、あの子たちが
成長した姿であろうか?

彼らは突然現れた人間と犬の姿におびえていた。
私は車線を左にとり、彼らの視線に入らないようにして通り過ぎた。
それなのに、鴨の存在に気がつかない、ば〜ちゃんが
バイクにまたがりエンジン音をブルブルいわせながら通り過ぎたもんだから
私の気配りもフイになっちまった。

●絶対
何が何でも見たい。絶対見たい。
「ヒトラー 最期の12日間」。
もう何ヶ月か前、新聞のコラムで紹介されたときから
「見るべし」と、思っていた。
それが、やっと日本で7月9日から公開されている。

気に入らないのは、銀座、日比谷では見られない、ということ。
渋谷、新宿、豊島園、横浜。
なんだい、このイレギュラーな上映は!
昨日、横浜に出かけた時、伊勢佐木町は近いので、
帰り際に見ようか、とも思ったのだが「子の子」が一緒では無理である。

埼玉から渋谷に出るのは結構めんどうだ。
順次公開映画館の中には「埼玉」在がない。
約2時間の作品だ。
午後の部は13:20。終わるのが16時。
即、家に戻っても「子の子」のお迎え時間をオーバーしてしまう。

どうしてくれんだ、このガキゃ〜〜!!

●勝利
女子バレーボール。
タイで行われた「日本対タイ」。
「アウェー」で苦戦、などとテロップに流れたが、
バレーボールで、敵地で行う試合を、こんなふうに表現したかね?
これは「サッカー」から来てるんとちゃう?

イージーにそういう言葉を使うなんて、
落ち目のバレーボール、と思われてもしかたない。

たまたま、1セットを見ていたが、あまりの日本のふがいなさ。
2セット目から、BSの大リーグ番組に変えてしまった。
こちらの方が、見ていて気分がスカッとしますよ。

で、バレーボールの結果を見たら、3−1で勝ったのね〜〜〜。
逆転勝ちだが、あんまりはらはらさせるんじゃないよ。
最近、心の臓が弱くなってるんだから。

7月10日(日曜日)
●お見舞い
午後から義兄の見舞いに元町まで。
いつもは湾岸からベイブリを通って横浜へ出るのだが
本日は箱崎ランプに「赤ランプ」がついていなかった。
向島から銀座を通り、横羽から桜木町に入る。
久々に東神奈川からMM21を見ながら走った。
またまた高層ビルが増えていた。
MM21が、まだ「まったいら」な頃に
東神奈川からの手軽なサイクリングコースでよく出かけていた。
懐かしいし、この風景はいつ見てもいい。

※東神奈川の高層マンション。ここは結構古い。 MM21のランドマークタワーが見えてきた。

日曜日なので中華街には大勢の人。
病院は横浜スタジアムから元町に行く途中にあった。
心筋梗塞だったが思ったより元気。
小1時間ほど病室で話し込む。

久しぶりの横浜なので馬車道に近い常盤町へ。
2番目の義兄のデザイン事務所を訪問。
山下公園、馬車道にくらべ人の姿は少ないが、
いつの間にか飲食店が増えていた。
銀座ではお目にかかれないような古いビルのBar。
外からカウンターが見えた。
最近めっきり少なくなったシックな雰囲気が読み取れた。
機会があったら入ってみたいという気分にさせた。

※60年代の雰囲気むんむん。         すげ〜重装備のスクーター。相模ナンバー

このBarは義兄の事務所の隣りにある。
最近めっきり健康的な生活を送る義兄は、
1〜2度しか入ったことがないという。

夕食の時刻になってしまった。
このまま自宅に戻ると8時近くになってしまう。
そこで、馬車道の「生香園」へ。
ここは、一時期テレビによく顔を出していた
周富徳兄弟の店。

義兄の話では「海鮮焼きそば」は美味いという。
で、それと、餃子、春巻きを食す。
麺は細く具沢山。
さすがに、わが家界隈では、お目にかかれない味。
おいしゅうございました。
春巻きは、少し揚げすぎ。
餃子は中ぶり、ふっくらスタイル。
皮は厚くなく、かといって薄すぎず。
具もニンニクの強い味はしない。
食べやすい餃子だった。

18時を少し回った頃、横浜を後にする。
今度来るのはいつになるんだろうね。

来た道をひたすら戻ろうか、とおもったら
銀座から箱崎にかけて渋滞情報。
羽田を過ぎ湾岸へ向かう。
7時近くだから混雑はしていたが、車線があるので渋滞はせず
スムーズに東北道に入れた。

7時45分わが家着。
即、ジョンの散歩。
8時、NHK義経。今夜は「ひよどり越え」
8時45分。9時からのテレ朝、スターウォーズを「子の子」のためにGコード予約。

ふ〜〜〜〜っ。あわただしい1日だった。

7月9日(土曜日)
●キーボード
毎日触れる入力装置である。
紙に鉛筆、万年筆、シャープペン、ボールペンに相当する。
紙の場合、状況によって筆記用具を変える。
また、鉛筆は芯の硬さ、万年筆はペン先の形状で文字が変わる。

ところが、パソコンの場合購入したときに付随していた
キーボードをそのまま使っている人が多い。
ノートパソコンではなおさらだ。

ショップのキーボードコーナーで、各社の打鍵具合を調べれば
それぞれ感触が違うことに気づくだろう。

最近元気のいいDELLだが、4〜5年前に購入したPCの
キーボードは作りがしっかりしていた。
自重があり、キータッチは、やや硬く、昔のタイプライターを意識している。
これは、IBMのキーボードの伝統で、それを模しているものと思えた。
ところが、2年前に購入したPCのキーボードを見て驚いた。
軽い、キータッチはぼこぼこ。
製造コストをかけていない。
安さの秘密は、こういうとことに皺寄せがきている。

あまりのひどさに、昔使っていたIBM・Aptivaの
キーボードに付け替えた。
IBMマシンは壊れて、とっくに廃棄処分されたが
キーボードは残しておいた。
10キー付きの大型だから、左右に大きく指を移動する。
これが、結構めんどい。

で、サンワサプライの小型キーボードを購入した。
ノートPCのキー部分とほぼ同じ大きさで10キー付き。
なかなかの優れものだ。
そこそこのキーストローク。
キーはパンタグラフという方式で支えられ、ゴムのダンパーがあるので
ソフトだが心地よい反撥力がある。
小さいので入力もスピードアップ。

というわけで、サンワ製品を酷使していたら
「3」のキーが接触不良になった。
掃除機でホコリを吸い取っているとき、
強烈な吸引力でキーが外れてしまった。

本来なら、ここで買い換えるのだが、
執念で修理完了。
相変わらず「3」キーはNGである。
より、力を入れると表示するのだが。

で、今はまた、気分を変えてIBM製を使っている。
この、メカニカルタイプライターのような
カシャカシャ音が心地よい。

今の若い人に「タイプライター」といっても
「なにそれ?」である。
「おいちゃん」の若い頃は
「タイピスト」という女性の職業があった。
和文タイプは大型過ぎて個人で使うことはなかったが、
英文タイプライターはポータブルタイプで個人で使う人もいた。

あれは、大学2〜3年の頃だったか
オリベッティから「バレンタイン」という
真っ赤なパーソナルタイプが発売された。
英文科の「おしゃれで」「かわいい」女子大生が
キャンパスで持ち歩いて、よく似合いそうな色だ。
(化粧っ気のない、可愛くない人には似合わないよ)

社会に出て6年後くらいに、私は「バレンタイン」を購入した。
といっても、日常的に英文を駆使しているわけもない。
カセットテープのラベル作成などに使っていた。

あのときの、ぱたぱた、かしゃかしゃ、という音に
IBMの古いキーボードは似ているのだ。

●哲学者の死

串田孫一氏。
懐かしい名前である。
高校から大学時代、多少、登山をやっていた私は
山岳紀行で知られる随筆家で詩人、哲学者の串田孫一氏の本を愛読していた。
哲学書ではない。
深い思索に支えられた散文詩的エッセーである。

自然の中で、氏の知性から生まれる語り口のやさしい文体が好きだった。
山の雑誌「アルプ」は毎号購入していた。
薄いグレーの表紙に串田氏の素朴なイラストが描かれていた。
薄い雑誌だったが、上質の紙を使っていた。

その氏が、8日午前5時30分、老衰のため死去した。89歳。

「アルプ」をはじめ氏の著書は、11年前、当地に越してきたとき
一緒に運んできた。
が、部屋に収まりきれない分は、本棚にシートをかけ裏に放置してしまった。
サンケイ出版「第二次世界大戦BOOKS」など貴重な本もあった。
ミステリー、詩集、戦争物という傾向の違う本が押し込められていた。
中には昭和初期のものもあった。

いつの間にか雨水が染み込み本はふやけてしまった。
やがて裏が整地されることになり、それらの本を処分しなくてはいけなくなった。
燃やすか?ごみ処理センターに持ち込むか。
迷ったが、穴を掘ってそこに埋め土に戻すことにした。

正確な場所は忘れたが、膨大な本は今もそこに眠っている。

7月8日(金曜日)
●懲りもせず

「浅き夢見し酔いもせず」じゃなかった、
「浅き夢見し懲りもせず」。
我が家近くの「わだち」工事は大詰めだ。
幅が狭められ、ついに芝が植えられた。
カーブの芝が傷むという、前回の反省から、
舗装のみの部分が多くなったので、
芝は順調に発育するものと思われるが、
車の車輪がちょっとでも、ここをまたげば
傷むことには変わりがない。
「これは、わだち」の表示をつけるといいかな?

●風景

田舎の風景を代表するもののひとつが「藁葺きの家」。
ところが、最近めっきり減った。
近郊の農村部に行っても、なんら都会と変わらない家ばかりである。
それどころか、広大な敷地に個性的な、うらやましいような家を多々見かける。

ここ宮代町の旧百間村でも同じ。
郷土資料館に移築された昔の農家しか見たことがなかった。
ところが、やっと発見した。
かなり疲れている。
隣に墓があるのでお寺かとも思うが、
正面に回ってみなかったのでわからない。
いずれ、これも壊され、普通の建物になってしまうのだろう。

もう、藁葺きの家は、奥地の観光地にしか見ることができなくなるだろう。

●テロ

昨日、オリンピック開催地として決まったばかりの
ロンドン中心部の地下鉄、バスが、ほぼ同時刻に爆発。
警察当局は少なくとも33人が死亡
(その後44人に増えた。まだ、増加するかも知れない)、
重傷45人、その他負傷者が約300人と発表した。
主要国首脳会議(G8サミット)の開催に合わせた、
アルカイダの仕業という観測。

英国当局も先進国首脳が一同に会すということで
厳重な警戒を敷いていたことと思うが、なんと大胆な犯行であるか。

米国の9.11事件以来、各国とも神経を尖らせている
その間隙をぬっての犯行だから、
敵もさるもの…と感心してはいられない。

枝葉ばかりを警戒していても問題解決にはならない。
米国と協力して、根幹を絶たなければテロは再発するだろう。

そうなると資金援助をする国も潰さなくてはいけない。
つまるところ、アラブ対西欧諸国の対立という構図になる。
産油国を相手にしなければならないから
そう簡単には西欧軍も攻撃できないだろう。が、
親欧米を除くアラブ国家を一気に叩き潰し占領下に置くという
強硬手段もあるかな?

世界が等しく平和になることは無理なんだろうね。

7月7日(木曜日)

●ラーメン
ちょっと気になる店があったが、
なかなか訪れることができないでいた。
姫宮・川端の「政宗ラーメン」である。
「宮来」が撤退し、新たにやってきた。
看板からして「ラーメンに自信あり」という気概が感じられる。

自宅からチャリで12〜3分。
昼時を外した14時頃出かけた。
作り手男性1人、客担当女性1人。客はカウンターに1人。
ところで、この店の名前の由来は何だろう?
スープに「伊達鶏」を使っているから「政宗ラーメン」なのだろうか?
特徴は、麺よりスープ、ということか。

メニューは塩ラーメン、正油ラーメン、みそラーメン。
たんめん、五目ソバ、チャーハンなどはない。
ラーメンの直球勝負だ。
この店、前は幸手でやっていたらしい。

新しい店に入ると、いつものことだ。
正油ラーメン大盛と餃子をたのんだ。
待つこと5〜6分。
まず、ラーメンが次に餃子が出てきた。

澄んだスープに、大ぶりのチャーシュー1枚。
あさつき、しなちく、のりがレイアウトされている。
ナルトが入っていたら、いっぺんに、普通のラーメン屋になってしまうが
ここは、きっちり決めていた。

スープを飲んでみる。
さっぱりした正油味で、だしのベースは魚系かと思ったが、
入口の看板には「鶏」とあった。
麺は私の好みであるストレートな細めん。
歯ざわりはしこしこ。
細いわりには腰がある。

はて、どこかに似たような麺があったが。
「麺つる亭」だったかな。
スーパーで売っている「昔ながらの中華そば」も、こんな感じだろう。

厚切りチャーシューは、
タレがよく浸み込んでいる。
脂肪分が落ちているのか、
舌触りはねっとり感がなくさっぱりしている。

大盛麺も最後になると
スープが一気に冷めてきた。
麺も若干のび気味。
普通盛りを一気に食べるのがいいのいかもね。

餃子は、ふっくらしており
見るからに「宇都宮」系。
口に含んだが、やっぱり宇都宮。
皮がやや厚く、粉の感触があった。
具はマイルド。しつこさがない。
これで、薄皮で、もう少し小ぶりで、
パリパリに焼いてあれば、10個はラクに食べられる。

初体験の「政宗ラーメン」
スープがもっと熱くて
麺も30秒ほど早めに上げれば
よりおいしく食べられたかもね。

今度は、塩で辛ねぎトッピングを食べてみようか。

●保護色

※カボチャの葉と青蛙。              ブルーベリーとカマキリ
周囲の景色も庭も緑、色濃い。
よく見ると、その色に同化した赤ちゃんたちが
元気に遊んでいる。
当然、生れ落ちたときから自立しております。
そこへゆくと、人間は手がかかる。

●旅番組
かつらのような、みごとなハゲの男が湯につかっている。
晩年の武田信玄は、こんなんだったろう。
この男、晩年になって若い頃の告白手記を出した。
まだ生きている人との関係まで書いちゃったものだから
奥方からきつ〜〜い、お灸をすえられた。

この夫婦が、源義経ゆかりの岩手の地を食べ歩き、湯に入った。
長門裕之、南田洋子である。
「太陽の季節」で共演しゴールイン。
日活青春スターだった亭主も
今では顔の肉がたるんで禿げ上がったじいさんだ。
旅番組だというのに、あくの強い言い回しが気になった。

南田洋子は元は大映に所属。
若尾文子とともに
昭和28製作「十代の性典」で一躍注目されるようになった。
私と言えば、小学校4年生。
まるで縁のない世界の映画だったが、
近くの映画館に貼られた
水着を着た2人の女性が岩の上に立っているポスターにドッキンものだった。
水着といってもビキニなど当時はなく、露出度は少なかったのだが。

その南田も、日本テレビ「おとなの夏休み」では
死に行く老人の役ですよ。
年はとりたくね〜〜な、と、言っても
生れ落ちた瞬間から、旅の終わりに向けて歩き出しているんだからね。

●石
ホテル前の浜の、目の前を2隻の小型漁船が行き底網漁をやっていた。
急深で海水浴には適さないのだろうね。

焼津の浜は太平洋の荒波に洗われる。
石の角がとれ庭のアクセントによさそうなのがごろふごろ。
旅の記念に幾つか拾ってきて、木の周囲に配置してみた。


●ギボウシ
先月、ジョイフル本田幸手店で購入した「ギボウシ」が花をつけた。
「ユリ科の多年草。
初夏、2〜3個の包葉のある高さ1m内外の花茎を伸ばし、茎頂に
10個内外の淡紫色の花を総状につける」と植物図鑑に記載してある。
その通りの花が咲いた。


●タフ

5日、郵政民営化法案が小差で可決。
白、青の板の行方を国会の一番奥の席で見ていたが、
結局思うとおりになった。
6日、主要国首脳会議(G8サミット)に出席。
エリザベス女王と握手。
あわただしく専用機で出発したのだろうが、
政治家はタフでなければつとまらない。
かつ、吉田首相も言ってたが
「人を食って」いなきゃつとまらない。
米国追従の「ポチ」、「頑固者」、「タレント好き」。
何を言われようとも「蛙の面に水」。
だがね、「上手の手から水が漏れる」。
こんな日本に誰がした…と言われないように。

FMニュースで
中国で名を知られた日本人は…
「小泉純一郎、東条英機、山本五十六」だそうだ。
物故者は陸軍・海軍軍人じゃないの。
東条は大陸を蹂躙した張本人だからうなずけるが、
太平洋戦争開戦当時のヒーロー「山本五十六」が3位とは意外。

●七夕
子供たちが成長してしまうと、こういう季節の行事とは縁が遠くなる。
ところが、ただいま、不本意ながら第二の子育て中。
保育園の入口、左右に七夕飾り。
担任の先生が
「Tちゃんは電車の運転手になりたいって、短冊に書いています」と言った。
なるほど、なるほど。

家の近所の芝生で子犬を散歩させていたおばさんには
「犬のおいしゃさんになる〜〜」と言っていたし
台所で食事の用意をする家人には
「コックさんになっておいしものを作ってあげる」といった。
こういう具合にいつも変わるのだ。

先日、実の父親と床屋にゆき
「おばちゃん、髪切るのがうまいね」とおせじを言ったらしい。
私には
「ぼうし、かっこいいね」とか
「じてんしゃ、かっこいいね」などと連発。
私が出ようとすると
「くつそろえておくね」だもんな。
5歳の子供にしては気を使いすぎる。
自分の置かれた立場を薄々気がついて、
そうでも言わないと、まずいと思っているのか。
だとしたら、なんとか彼の気持を改善しなくては。

さもなきゃ、大人の気を引くために喋っているのか。
単なる、「お調子者のおべんちゃら」なのか。
このまま小学生になったら、嫌われるだろうね。

昆虫、ざりがに、かえる、とんぼはこわがって触れないが
口はかように達者な男の子なのである。

●増水
「雑炊」ではないよ。
一昨日夜の大雨で、東武動物公園入口を流れる「姫宮落川」が増水していた。
たぶん、駅の向こうの古利根川はもっとすごいんだろな。

今年4月、桜の季節に同じ場所から撮った写真と比べると
川幅がかなり広くなっているのがわかる。
普段は、ごみが浮き汚れた川だが、
この増水により、一掃されるといいんだが。

7月6日(水曜日)
●散歩道
夕刊「東京の散歩道」で柴又が紹介されていた。
映画「男はつらいよ」で全国区の知名度になった柴又帝釈天。

それまでは映画「大番」で「川千家」が使われたりしていたが
私が子供の頃はローカルな門前町だった。
「庚申」は有名で祖母が行ってたりしていたようだ。
小学校時代は江戸川の土手を通り帝釈天の裏側から遊びに行くのが常だった。
大晦日は両親と京成の線路脇を歩いて初詣に出かけたものだ。

学校は金町小学校だったが、遊び場は江戸川で、
柴又領域に食い込んでいた。

小学校6年になると、中学受験のための補習授業があった。
途中で抜け出す、ということはなかったと思うが
よく、柴又グラウンドの向こうにあった河川敷のゴルフ場へ
ロストボールを拾いにいった記憶がある。
そこはもう、「矢切の渡し」である。
細川たかしの「矢切の渡し」の歌など生まれていない。
伊藤左千夫の「野菊の墓」に出てくる「渡し」であった。

「男はつらいよ」が映画化され、当初の幾つかは見ていた。
江戸川の2つの水取塔が映し出されたときは、
我われの遊び場を全国の人が見ていると思うと
なんとなく誇らしい気分になったものだ。

大人になるにるれ帝釈天との関わりは薄くなったが、
無邪気に遊びまわっていた頃は、重要な遊び場のひとつだった。

●散歩
ジョンの散歩タイムが雨のため遅くなった。
普段なら雨が降ろうが雪が降ろうが9時前後に出かけたのだが。
朝晩の外出が今の彼にとっては何よりの楽しみ。
彼の生活時間を乱してはいけないと思いつつご主人様の怠慢であった。
昨夜来の激しい雨で、水田はたっぷりと水をたたえている。
農道を歩くと、かなりの数の蛙が水田に飛び込んでゆく。

ジョンの排泄場所はだいたい決まっている。
シャベルとポリ袋持参で行くが、シャベルはほとんど使わない。
ポリ袋に手を入れ「ほかほか」を掴む、
で、くるりと袋を反転すればいい。
家人は顔をしかめるが、じかに触れているわけでもなし
私はなんとも思いません。

今日は「うん」と一緒に「しょん」もやった。
腰をかがめたままである。
「おいおい、片足をしっかり上げてやれよ。
それじゃ牝のスタイルじゃんか」と、思ったが、彼は14歳。
童顔で得をしてるが、人間で言えば軽く70歳を越えている。
「牡」でいることもしんどくなるときがあるのだろう。

思えば、本牧の横浜畜犬センターで、
「あわや」というときにわが家で引き取とった。
生後間もない頃に去勢されているので、
猛々しさのない犬だった。
その代わり、用心深いというか、臆病といおうか。
3年を横浜で過ごし、こちらに越してきた。
車酔いする性格で、引越しで高速を移動中、
常磐道との分岐あたりでゲロを吐かれたことを憶えている。

ジョンにとってこちらの環境は最高だ。
なにしろ散歩道に舗装道路はないのだから。
土の道は足の裏に負担を与えない。
彼の好きなサラダ(雑草)は多い。
だが、嫌いな雷、強風は横浜より強烈なので差し引きゼロかな。

ともかく、病気もせずに14歳までよくきたものだ。
耳は遠くなり、目は悪くなったが、
老犬ジョンには長生きしてもらいたい。

●雨
時節柄、当たり前の天気なのだろうが、野菜への影響が気になる。
ミミは朝から私にまとわりつく。
椅子に座れば膝に乗る。
よっぽど寂しかったんだろうな。

「子の子」の送り届けは雨ゆえ車。
開かずの踏切で15分以上引っかかった。
8時15分頃は要注意とわかっていたのだがね。
東武鉄道の電車図鑑だぜ。
スペーシア、Ryomo、快速、準急、区間準急、鈍行…全て見ましたね。

なんとかしてくれないかね。「開かずの踏切問題」
土屋前知事の次女で土屋品子女史は、踏切改善を公約に
衆議院に当選したのだが、公約は、口約束の「口約」に過ぎんのだ。
東武線高架も、越谷までで一向に進まない。
進めようにも金がないので進められない。
墨田区の自社用地に「新電波塔」(第二東京タワー)誘致に金を使う位なら
地域住民の利便性を考えてくれてもよさそうなものだが、
この企業は、「東武王国」だから、
下々はの根津の殿様の政策に従うだけなのかも知れない。
この傾向は、都内から離れれば離れるほど顕著になるのだろうね。
だから、群馬や栃木では、東武に就職したというだけでエリートだよ。
そんな意識だから、企業には思う壺。
地域の利便性など2の次3の次。
鉄道を敷いただけで恩に着せているふしさえある。

ヤンキース松井の活躍は相変わらずすばらしい。
12号ソロホーマーを含む4打数3安打。
5打席目は4球というからね。
この湿っぽい気分を吹き飛ばしてくれる。
イチローもクールにがんばってるし、
井口の好返球も光っております。
太目の中村はニュースにもならなくなってしまった。

●詐欺
明治安田生命のやることといったら、
悪徳リフォーム業者と変わらんね。
病歴チェックもせずに加入させておきながら、
死亡したら、病歴を隠していたと、保険金支払い拒否とは!

いくら業績を上げるためとはいえ
業務の根幹を揺るがすような勧誘をやっていたのでは
「嘆かわしい」では済まんぜよ。
合併したとはいえ名門会社だろうに。
創業者が墓の下で泣いてるぜ。

トップが、お決まりの、深々と頭を下げて陳謝したが、
顔の構造なんだろうが、笑っているように見えたぜ。
JR西の社長の「鉄仮面」も不遜だが、
「笑い顔」も人を小馬鹿にしているようだぜ。

謝罪の席に着くとわかっていたら
鏡の前で我が顔をじっと見てからにしてくれよな。

お前の会社のおかげで
同業他社も白い目で見られるんだからな。
とは言え、私の周囲には、こんな詐欺商法をするような業種に勤めている者はおりませんが。

コンプライアンスなどと、とってつけたような言葉がまかり通っているが、
「モラル」の欠如は、「法令遵守」以前の問題だぜ。

7月5日(火曜日)
●執念
朝刊に、ナチスの亡霊記事が載った。
ユダヤ人絶滅に加担した連中は、死ぬまで枕を高くして眠れない。

20世紀の執念の人といえば、サイモン・ウィーゼンタールだろう。
戦後、ナチのユダヤ絶滅作戦に関わった人々を
地獄の底まで追い詰めるというライフワークに身を投じた。
別名「ナチ・ハンター」。
ユダヤ人強制収容所の生き残りで、戦後、米軍のナチス戦
犯調査部門を経て、絶滅作戦を風化させないために
ウィーンにユダヤ人資料センターを設立。
三千人以上のナチス戦犯の追跡にかかわり、
ノーベル平和賞候補に挙げられたこともある。

2003年4月18日のニュースによると、
ユダヤ人資料センター(ウィーン)のサイモン・ウィーゼンタール所長(94)が
「私の仕事は終わった」と引退の意向を表明していることが17日、分かった。 
「私は生き残りの全てを発見した。もし残ったものがいれば、
それらは年を取りすぎて今裁判を受けることは出来ないだろう。
私の仕事は終わった。」
ヴィーゼンタール氏によれば、まだ生きているただ一人のオーストリア人戦犯である
アイヒマンの片腕だったアロイス・ブルナーで、
彼はシリアに隠れていると言われている。

1977年には同氏にちなみ、米ロサンゼルスに反ユダヤ活動の
監視組織「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が設立された。              
資料センターは同氏の引退後も後継者により存続するとみられる。

今回、報道されたのは、オーストリアに潜伏中の92歳のミリボイ・アスナー。
ロスの「サイモン・ウィーゼンタール・センター」によると、
ナチ戦犯逃亡者リストの上位に載る大物とか。
しかし、今でこそ大物だが、ウィーゼンタール博士が活動している頃は
ナチスの中枢にいた本物の大物であり、警察署長クラスは小物だったろうな。
戦後60年を経て、真の大物は逮捕されるか、
博士の追及の手が伸びる前に死亡しているのだろう。
マルチン・ボルマンなどそのいい例だ。

92歳の元署長は20代後半から30代前半の罪により、
いよいよ首を洗って隠れ住むことになるが、
博士の引退の弁で、ナチ戦犯の高齢化に触れている。
早く老衰で逝っちまったほうがいいのかもね。

なぜか、ロスの「サイモン・ウィーゼンタール・センター」と
創価大学ならびに創価学会の池田大作氏と関係が深い。
なぜなんでせうね?

調べればわかることなんでしょうが、
本日は、おつかれゆえ、店じまい。

●外出
久々にロングドライブ。
昨日は、雨の中、日本平。
ロープウェーで久能山東照宮へ。
日光と同じ作りで派手な建物だが、
左甚五郎作の彫り物ははないらしい。
隣接する博物館には家康が使用した「眼鏡」が展示されていた。
これを見ただけでも行った甲斐があるというもの。
レンズの間隔が狭くてあれで、ちゃんと物が見えたのかと…
ここは撮影禁止だったので、規則に従った。


帰宅したら、ミミが寂しがって発狂寸前。

朝:焼津の海の日の出が見られた。
  焼津お魚センターは、東名の焼津インターの隣り。
  9時開場というのに、もう都内からの観光バス。
  おばちゃんたちが、海産物の買い物あさり。
  茨城の「なかみなと」よりスケールの大きな設備ね。
  港の女は気が荒い。もたもたしてると怒鳴られる。
  概して、男の販売員のほうが優しいね。




昼:御殿場インターの脇にあるアウトレット。
  ここは佐野のアウトレットと同じ系列。
  佐野が平坦地にできた映画のセットのような施設なのに対し、
  御殿場は周囲は緑に囲まれ、AゾーンからBゾーンへ行く
  橋の下を川が流れ…
  同じようなテナントが入っておりますが、
  環境はこっちのほうがいいね。




東名から首都高に入っても時間が早かったので
さしたる渋滞もなく帰宅。
NAVIが、焼津市内や東名は丁寧にガイドしてくれた。
ところが、都内に入り、指示以外の道ばかり通るので、
途中から自宅に到着するまでだんまり。

「想定外のコースなのでガイドできません」
などと喋ってくれれば、
「そうかい、そうかい」とほめてあげるのにな。

7月4日(月曜日)
●都議選
自民後退、民主伸張。
2大政党の傾向が顕著になったと言うけれど
自民への批判票が民主に流れただけ。
他に魅力的な政党がない、と言うだけ。
これで、民主党が錯覚をして、
「次の内閣」ごっこに力が入る。
自民対抗政党なら、それらしくやってほしいね。

予算委員会で、岡田さんの政府批判をやるのはいいが、
直球ばかりで、いつも小泉さんにはぐらかされている。
役者は、さすがにあちらが一枚うわて。
もっと上手に立ち回ってほしいでんな。

7月3日(日曜日)
●ぱくり
面白い広告が休日の朝に飛び込んできた。
「自民党立党50年」と銘打ち、
「もったいない」の心が日本を変える。
と言っている。

世界的に資源枯渇が心配されてる折、「省エネ精神」推進かな、と思ったが
「環境への配慮」「創意工夫」「人と人との尊重」
「心の豊かな国へ」「新しい日本の価値創造」と
「もったいない」をキーワードに、間口を広げている。

で、「自民党は<もったいない>運動を推進します」とくくる。

では、
「追いつき追い越せ」「拝金主義」「空疎な親子・兄弟・地域関係」など、
「効率一辺倒」の日本を作り上げたのは、どこのどちら様でしたっけ?
さらに、日本に適した制度を破壊しつつあるのは、どいつだ。
そういう奴等が、閉塞感から、急に方向転換しようとしても、
「車はすぐに止まれない」し「日本艦隊」は、迅速に方向転換できるというものではない。

日露戦争における「T字先戦法」の際、
バルチック艦隊を迎え撃つ、東郷艦隊の緻密な作戦を思い出せばいい。

この「もったいない」精神は、戦前の日本はもとより、
江戸時代からの「リサイクル精神」の根底をなす。
アフリカの「ワンガリ・マータイ」さんが、
「日本の<もったいない精神>に学べ」と言ったからといって、
浅薄に飛びつく自民党の「芸」のなさ。
政策プランの持ち駒の数がいかに払底しているかを露呈している。

しかも、この広告では
『ノーベル平和賞受賞者の、
ワンガリ・マータイさんも
「もったいない」に賛同!』と、述べている。

これでは、自民党の政策にマータイさんが賛同しているような表現ではないか。
逆だろ、逆!!
先日、マータイさんのこの発言は新聞で大きく報道された。
これを自民党が「ぱく」ったんじゃないの。
小見出しを見て、本文を読まない人は誤解するだろうよ。

自民党は
『ノーベル平和賞受賞者の、
ワンガリ・マータイさん
「もったいない」に賛同!』 と、すべきではなかろうか。

こういう、まぎらわしい見出しを立てる政党は、実に信用ならん!!

●発砲事件
住居侵入で逮捕した男をパトカーで護送中
男が突然隠し持った刃物を振り回し暴れ始めた。
パトカーを停車させ、容疑者の脇にいた警官が車外に逃げ出し警告した。
これを無視して暴れまくったので
拳銃を肩に2発打ち込んだ。
男は病院で死亡。
警察は「正当防衛」と発表。

群馬県大間々町で発生した事件だ。
護送するにあたり身体検査を入念に行ったのだろうか。
それで見逃すようでは、職務怠慢ではないか。
しかも、至近距離から2発打ち込むなど、正気の沙汰ではない。

肩に被弾したらしいが、
打ち込む場所はそこでよかったのかね。
1発くらっても暴れまくった男もたいしたもんだ。
いっそのこと心臓にぶち込めばよかったんじゃないの。

この事件は、逮捕した時点で、間違いを起こしている。
それに、2発は過剰防衛ではないかね?

最近はひ弱そうな巡査も目につく。
容疑者はどんな体躯かわからないが、
結構、大男で、おまわりはびびりながら護送していたのではないか?
腰が引けているから、過剰防衛になったんじゃないの?

7月2日(土曜日)
●C調・金鳥

前回は「金鳥小説」で、老人の「えぐい」恋物語を提供してくれたが、
今回は岡留氏の「噂の真相」をもじった「噂の深層」。
虫よけ「プレシャワー」。
なぜか藪蚊の出そうな竹やぶで、密会中の男女。
いわくありげに目を隠している。
男の手に自分の手を置いて女性が「プレシャワー」を噴霧してもらっている。
女性の服装、男性のヘアスタイルが大時代。
二人とも「いもっぽい」。

なんとなく不健康で、みすぼらしいカップル。
すべて制作者の計算なのだろう。
普通のアプローチを外して、注意を喚起しようとしたのかも知れないが
こういう、「びんぼーくさい」商品に仕立て上げられた
「プレシャワー」は不幸であるね。

「噂の深層ごっこ」やろうよ、なんて女に迫る奴は、いないよな〜。

●間が悪い
相変わらずリコール車が多い三菱である。
本日は、小型ワゴン車「リベロ」のドランクドアに欠陥ありで
21万台がリコール対象になった、と報じられていた。
そして、折り込みには三菱の夏のセールチラシがあった。

何ヶ月か前も同じようなことがあった。
新聞全15段でデカデカと広告を打った同じ日の
社会面にリコール記事があったのだ。

週刊誌の広告には、印刷直前に「不適切」な表現を削除して掲載されることがある。
エキセントリックな記事を書くことで有名な週刊新潮にその傾向が多い。
ところが、商品広告の場合、そういう綱渡りみないなことは不可能だ。
だから、恥をさらしてしまう、ことになる。

メーカーがタコだと、ディラーが迷惑するよな。

●公僕活動

先の、町役場職員による町の清掃活動に続き、
こんどは、小学校の下校時に防犯パトロールを行うという。
あちらこちらで、変質者による犯罪が発生していますからね。

最近の小学生は発育がいい。
先日など、160cmにもなろうかという男児が
ランドセル背負って、黄色い帽子をかぶっておりました。
大人の背丈と児童の服装というアンバランスな様子が
なんとなくおかしかった。
女児にしてもそうだ。
たまに、校舎を出てランニングをしているのを見かけることがある。
ヒップもバストもよく発達した小学生がいるからね。
そういう子も登下校時は、幼い服装と黄色い帽子だもんね。

わが家近くの小学校付近には防犯係りのおじいちゃんがいるけど、
ちょっとたよりなさそう。
町の職員のパトロールは週3回という。
その空白を突かれたら…

警察署も目を細める運動も結構だが、
登下校時の「死角」を探して、
それを改善することも必要ではないかな。

●脅迫

つい最近、タバコのパッケージに印刷された「警告」表示が変わった。
今までは横に控えめに印刷されていたのだが、
今度は、顔の部分の、それも両サイドの1/3近くのスペースに
でかでかと書かれた。
いやでも目につく。
デザインなど糞くらえ、の勢いである。
「日本たばこ産業株式会社」は
(それにしても、すげ〜ダイレクトな企業名だな)
国内の販売本数が減少しても、輸出が好調らしく、鼻息が荒いという。

こういう、大胆な警告を発しながら、脅かしながら商売をするという企業も珍しい。
それを、ものともせずに、買い続ける
喫煙者の勇気ある行為に
惜しみない賞賛と拍手をおくりませう。
しかも税金に貢献もしているのだ。
これこそ、真の勇者だな。
それなのに、彼等は至るところから締め出しをくらうようになってきた。
肩身が狭いのだ。

わが身の危険をかえりみず、国のお役にたっている。
まるで、赤紙で召集された兵隊さん、ではないか。
こういう彼等に対して、国は救いの手を差し伸べようと、するわけないか。
自己責任だもんね。

7月1日(金曜日)

●異変
四国の日照り、北陸の豪雨、関東の夏日。
日本列島が異常なのは気象に限ったことではない。
ハイティーンの異常犯罪。
親が子にする虐待・殺人。
子が親にする殺人。
夫婦間のDV。
兄弟間の確執と殺人。
近隣住人の異常行動。
役人と民間企業の異常接近。
鉄道・航空の異常事態。
数え上げればきりがない。
しかも20世紀よりその数が増大している。
終末現象かな。


昨日朝の雨でカサブランカはだいぶ傷んだが
遅れて咲いた花が
夕日を受けてひときわ美しかった。
なんか、ほっとさせられるね。
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