田舎三昧の生活と意見

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2005年12月
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Web Camera
緊張感に欠けるミミちゃん

■Contents■

01 利根川
  追加
  野菊の如き
02 追加
  悪徳の連鎖
  幼女殺人事件
03 言葉
  新画像
04 たき火
  追加
  テレビの進化
05 取手のたき火
  恨み骨髄
  手帳
06 歩
07 追加
  元気
08 追加
  真珠湾攻撃
  追加
  超美人
  強盗頻発
09 鉄塔工事
  Msタウン
10 うんざり
11 義経最終回
  源義経
  なぎら健壱
12 悪のビジネスモデル
  大騒ぎ
13 縁なし
  手帳
14 銀座
  木村建設
  逃げ足
  証人喚問
15 青天の霹靂
  墓参
16 言い訳
17 追加
  やっぱりな
18 ばかウマ
  暴風
19 丸山さん
  暮の商戦
  真っ青
  尻つぼみ
20 伝統と革新
  追い風
  時代錯誤
21 悪辣
22 交通スト
  遠征
  カワセミ
  日本語変換
  冬至
23 無惨
24 イヴ
25 かわせみ
  夢乃屋
  カイロ
  女軆神社

26 言い逃れ
  熾烈
  グアンタナモ基地
  蝶々婦人
  無節操
27 瞬間
28 明暗
29 マミ
30 話題づくり
31 仮面歌合戦
  かわせみ

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Ginza
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ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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12月31日(土曜日)
●仮面歌合戦
NHKの紅白に対抗してテレビ東京で「なつめろ」をやっている。
広田三枝子「人形の家」
松山恵子「お別れ公衆電話」
アップした顔を見て、あっあ、あのあ〜〜〜である。
両人とも以前から整形しているのは有名な話だ。

久しぶりに見る広田は、ますます整形に磨きがかかってきた。
究極の整形は清川虹子だが、
行き着く先は、ほとんどが清川のようになってしまう。
ところが、広田は違っていた。
ミイラ化したような顔になってしまっていた。
「アスパラで勝ち抜こう」とコマソンを歌っていた
健康ブス時代から経過を見ているので、先がますます楽しみである。

「おけいちゃん」もさらに皺取りが進み目もいじったようだ。
風貌が変わってきた。
広田よりかなり歳が上だが、広田といい勝負をしている。

皺のない年配女性歌手は、整形の結果だが
みんな同じ「仮面」をかぶっているようで面白みに欠けるね。

覆面歌手は初代「コロンビアローズ」だけでいいのにね。

●かわせみ
11時15分頃、チャリで「農の道」を通る。
「いちじく畑」だったあたりの水路の中を
敏捷に移動する小鳥がいた。
ブルーの羽根が光った。
笹にちょっと止まったと思ったら
水路を超低空で水田の方に飛び去った。
12月はこの界隈で3回目撃した。
やはり近くに営巣しているのかもしれない。
家族が増えることを祈ってやまない。

12月30日(金曜日)
●話題づくり
ライブドアが車の販社を買収したというニュースは
だいぶ前に報道された。
それが、いよいよ始動する。
派手な色使いの全15段広告。
「ほりえもん」本人が手を広げている。
「彼の車を1円オークションにかける」というのだ。
新会社のお披露目とプロモーション広告を同時に行ってますよ。
これは話題にならないはずがない。

彼は相当な「出たがり屋」だ。
球団買収で脚光を浴び
ニッポン放送の株買い占めで連日お茶の間を賑わせ
フジとのごたごたで一時姿を消していたが
和解後クイズ番組に姿をあらわした。
その後、選挙には出る。
沈静化したか、と思ったら
車のオークションである。
これも、ライブドアの知名度を上げるための「想定内」行動なのだろう。

フジとの莫大な和解金の一部で
車業界に乗り出したんだろうね。

ビジネスマン然とした楽天・三木谷に比べ
始終ラフなスタイルで
世間の耳目を集める。
小泉首相と同じ、劇場型の演出がうまい。

クールそうで、いつもライブドアの真似をしているような三木谷。
財界の老人にはおぼえめでたいらしいが、独創性が欠如しているね。
さらにTBS買収では手際の悪さでもたつき、形勢もかんばしくない三木谷。

若者たちには、
親しみやすく商売のうまい「ほりえもん」のほうが
人気があるんでないの?

12月29日(木曜日)
●マミ
4年前の本夜、5歳のマミが逝った。

身体は痩せてしまった。
が、腹水でおなかがふくらんでいた。
死ぬ直前まで、その体で部屋中を
元気なときと同じように「パトロール」していた。

※子猫の頃と、死ぬ2日前のマミ。私の膝の上が好きだった。

運命の夜。
なぜか悪い予感がして、
いつもは別の部屋にしつらえた布団に寝ているのだが
リビングのコタツの中に入れていた。
もうほとんど動かなかった。
夜の10時頃だったか、小さくニャンと鳴いたので
ふとんをめくってマミの顔を見た。
突然、横たえた体を起こし、
私を見ながら「ミャ〜ン」と鳴いた。
異常を感じた私は家人を呼んだ。
マミは家人をふりかえりながら
「にゃ〜ん、にゃ〜ん、にゃ〜ん」と3回鳴いた。
そして、また横になり…事切れた。

小さな体をゆすったみたが、もう動かなくなっていた。
私は…泣いてしまった。
今でも、あのときの情景を思い浮かべると
目頭が熱くなる。

柄のきれいなアメリカン・ショートヘアだった。
顔が小さく美人だった。
気が強いが臆病で、いつも私のふところに逃げ込んできた。
トイレはあるのだが、
到るところにマーキングをしていた。
爪とぎはあるのだが、
事務所の壁はマミの爪あとだらけになっていた。
その傷跡は、今もそのままになっている。

喪失感が大きくて、もう飼うまいと思っていたが、
1年後に、「あまり落胆しないで…」と
天からミミをプレゼントしてくれた。

柄はまるで違うが面影があった。
私の背中にまわり「おんぶ」をねだるのはマミと同じである。

そんなわけで、生まれ変わりだと思って、大切に育てている。
本当は、ミミはミミなのだけれど。

※元気なミミ

12月28日(水曜日)
●明暗

関内で待ち合わせをして伊勢佐木町で食事。

伊勢佐木町商店街を訪れるのは久しぶりだった。
植栽を増やし歩行者天国にした通りは
年末らしい混雑ぶりであったが、
桜木町にMM21ができてから中華街、山下公園、元町という港側の
コースの人気が高くなり、老舗商店街への客足は少なくなっているようだ。

有隣堂は昔からの場所で健闘しているが
隣にはカレーミュージアムができ
周囲にスパイスのにおいをふりまいていた。

1本裏は「親不孝通り」や福富町のネオン街が広がるが
昔ほどの盛況ではないという。

食事の後、ぶらぶらと吉田町から野毛を通りMM21へと向かう。
夕方の日の関係で、一帯は冷たい日影の町だった。
しかし、ちょっと立ち寄ってみたい食事処、呑み屋など
味わい深い店が並んでいる。

※MM21に比べ野毛は人影もまばら

未来的な光景が広がる
駅の向こうのほうが
若い人たちのデートコースにはいいのだろうが
私などは昭和が薫る野毛のほうが
よっぽど心やすらぐのだが。

新宿湘南ラインの開通で、
新白岡から横浜まで1時間15分。
便利になったもんだね。

横浜ではマスクを使わなかったが
新白岡の駅に降りたとたん、鼻水がつ〜っと出てきた。
やっぱ、冷気が厳しいのだよ。

12月27日(火曜日)
●瞬間
午前6時頃だったか、
鼻の中をハッカのような冷気が走った。
間をおいて3度くしゃみをした。
再び眠ってしまった。
8時少し過ぎに起床。
これでもいつもより早い。
事務所の寒暖計は6度。
バカ寒な日が続いている。

暖房をつければ
室温は15度くらいにはすぐ上昇する。
すると、「みずっぱな」が流れるように出てきた。
はじめはティッシュを使っていたが
そんなものじゃおさまらない。
そこで、トイレロールに変える。
ごみ袋がすぐいっぱいになった。
鼻腔が赤くなってしまった。

次にハンカチで鼻をおさえていたが
パソコンに向うのに片手では具合が悪い。
仕方なく、鼻血をおさえるときのように
トイレットペーパーを小さく丸め鼻に押し込んだ。
これは具合がよかった。

しかし「鼻水」の量が多いらしく
すぐじとじとになってしまう。

ジョンの散歩に鼻の両穴に紙を突っ込んだままでは具合が悪いので
マスクを購入した。
両穴がふさがれると
口で呼吸するから唇が荒れる。
再びスーパーに出かけリップクリームを購入。

あの早朝のくしゃみが風邪引きの瞬間だったのだ。

「くしゃみ3回ルル三錠」なのだろうが
薬を安易に使うのは好みではない。
人間には自然治癒力があるのだからね。
ジョン、マミだってくしゃみをしたからといって
風邪薬を飲むわけではないもん。

今、頭痛、寒気がするわけではない。
はなをかみすぎて、少しぼ〜っとはしているけど。
これまでの経験では
熱燗で早く寝れば翌日には治る可能性が高い。

12月26日(月曜日)
●言い逃れ
構造計算偽造事件で、姉歯の書類を見抜けなかった
民間検査機関「イーホームズ」の社長・藤田東吾が、
国土交通省が設けた緊急調査委員会で
「構造計算に使う国土交通相認定プログラムが改ざん可能でなければ
今回の問題は起きなかった」と述べ、
偽装を見逃したとの批判はあたらないと反論した。

こんな言い訳が通ると、本気で思っているとしたら
こいつは、とんだくわせものだ。
国が権限委譲した機関であれば、
建築物の安全性が保たれているかどうかを
チェックするのが奴等の仕事だろう。

自分たちのミスを棚に上げて、
「ソフトのできが悪い」とは、よく言たもんだと、感心する。

この論法を、子供たちが真似したらどんなことになると思う?
自分は悪くない。いけないのは、それを作った道具だ、ということになる。

往生際が悪いというか、卑劣というか、小ざかしいといおうか。
言い逃れもここに極まれり、だね。
見苦しい。

●熾烈
フィギュア・女子フリーの平均視聴率33・7%だったという。
選手層が厚くトリノ選抜がかかるだけに国民の関心は高い。
普段は見たことのない私も見てしまったもんね。

24歳といえば一般的には若い部類に入るが
アイススケートの世界では高齢だという。
その村主がじわじわと成績を上げ優勝。
18歳の安藤美姫は連日の試合は振るわなかったが
これまでの成績がよかったので、トリノに選ばれた。
23歳の荒川も高齢者の部類。
これで敗れれば後がない。
しかし、高度な演技で始終リードしていた。
17歳の浅田真央は、わずかに年齢が足らずなので選考枠から
外れているのだが、すばらしい技ね。
4年後は21歳。
彼女を追う若手が現われているのだろう。

世界レベルの技術に加え、
世界に出しても見劣りしない容貌つ〜のもいいね。
昔の女王が解説者になっているが、
整形して「北原みれい」みたいになっちゃった。

荒川はきつい顔つき。
安藤は親しみがある。
村主と浅田は面長で雰囲気は似ているが
浅田の笑顔がいい。
そこへゆくと村主は常に悲壮感が漂っている。
闘志はあるのだろうが、寂しげな顔をしている。
情熱的な音楽で演技しても似合わないのだ。
ギターソロを選んだのは成功しているように思えた。

男子は1枠を2人が競った。
17歳の織田信長の末裔が健闘したが、計算ミスで
18歳の高橋に敗れた。
先日の号泣が話題を呼んだが、今回は静かだった。

●グアンタナモ基地
ラテンミュージックに「グアンタナメーラ」つ〜のがあった。
邦訳すると「グアンタナモの女」というらしい。
ここの米軍基地には
テロに関わったイスラム原理主義者等の秘密収容所があり
虐待が日常的に行われていた疑惑が濃厚な場所だった。
今、彼らは東ヨーロッパの施設に移送されているらしい。

拷問と情熱的なラテン系の女性。
不思議な組み合わせの土地であるね。

●町長婦人
おっと間違えた「蝶々婦人」だよ。
MS−IMEのタコ変換ぶりがよくわかる。

NHK第一で、錦織氏がトーク番組で「マダム・バタフライ」のことを話していた。
入門に最適なオペラなのだそうだ。
昨年5月放送分を再放送していた。
相当数リクエスト依頼があったらしい。
イタリア人プッチーニが描く、アメリカ海軍士官ピンカートンと日本女性の悲劇だが、
錦織氏の軽妙な解説で、ピンカートンの「人でなし」がよくわかる。

イタリア語で歌われるから観客は予備知識がなければちんぷんかんぷんだが、
冒頭の歌からとんでもない内容だという。
ピンカートンは海軍士官だから世界中を巡る。
出先の国々の女性と恋愛をする〜てなことを歌い上げるのだそうだ。
「港々に女あり」を実践し、犠牲になったのが日本女性だった。
結婚までして、彼は帰国してしまう。
別れ話を言い出せなくて同僚に仲介を頼むという
意志薄弱な持ち主でもあった。

で、あちらで結婚。
銃混在、おっと違った「重婚罪」だよ。
「蝶々婦人」は彼の帰りをひたすら待った。
彼女にはピンちゃんとの間に生まれた子供がいた。

何年か経過した。
はるか沖合いにピンちゃんの乗った「リンカーン号」の煙が見えた。
そこで歌うのが有名な「ある晴れた日に」。
ところが、上陸したのは、ミセス・ピンちゃんだった。
ピンちゃん自身は、日本人妻に合わせる顔もなく姿を見せない。
そして、こともあろうに、
「子供をちょうだい」という。

悩む日本人妻。
そして、渡すことを決断する。
青い目の子供に日米国旗をもたせ
「さようなら坊や」を歌う、のだそうだ。
そして、彼女は自害してしまう…というような筋書きのだそうだよ。

錦織氏自身、ピンカートン役をやったことがあり、
舞台の袖で出番を待っていながら、
日本人女性の悲劇と、ピンカートンの「ろくでなし、人でなし」に憤った、ということですよ。

●無節操

SONYが新顔のデジカメを発売した。
サイバーショットとはいうものの今までの製品ラインになかったデザイン。
CANONのIXYも流線型スタイルになってきたが
このCyber-shot DSC-N1も四隅をカットした丸っこい形をしている。
高額3倍ズーム、おっと違った「光学」だ、810万画素はこの時期平凡な仕様。
液晶モニターが3型になったが、別に新鮮でもない。
ボディは小型化、液晶は大型化。
必然的に操作ボタン類が圧迫される。
このSONYはモニターがタッチパネルとなり、そこでコントロールするという。
ビデオカメラで採用されている技術らしいが、
大人の太い指で快適にコントロール「できるのだろうか?

それにしても迷走するSONYを象徴するような機種だね。
重点機種は、薄さを追求した「DSC-T9」だと思っていた。
2機種を並べると新機種のボディがずんぐりしているのがわかる。
斬新なのだろうが相変わらず製品ラインが脱線しているような…。
もっと違うやりかたがあるだろうに。
オープンプライスだが実売は56800円。
ほとんど魅力は感じませんね〜。

最近のSONYは、携帯音楽プレーヤーもそうだけど、
工業デザインがパッとしません。

12月25日(日曜日)
●カワセミ
14時。
「農の道」ブルーベリー畑の脇をチャリで通りかかった。
左側の雑木林の木漏れ日の中を小鳥が飛び去った。
ターコイズブルーがキラリと光った。
カワセミだった。
1秒にも満たないうちに見えなくなってしまったが、
一昨日見たのもこのあたりだった。
わが家の裏の雑木林は棲息地になっているのかも知れない。

●夢乃屋

姫宮・川端の昔「ラーメン・ショップ」だった店が「ラーメン・ハウス夢乃屋」に代替わりした。
通りの向かいには「政宗ラーメン」がでかい看板を出している。
13時頃だった。
政宗の駐車場には何台もの車が止められ盛況であった。

私は「夢乃屋」に入った。
入れ替わりに客が出て行き、先客は1人だった。
店の構造は昔のままだった。
前は「ねぎラーメン」が売りだった。
初めての店は「醤油ラーメン」を頼むのだが、
今回は「ねぎラーメン大盛」を注文した。
店は中年の夫婦で切り盛りしていた。
はっきり言って、あまり期待はしていなかった。

出てきた「ねぎ…」は平凡な器に入っていた。
「れんげ」も場末のそれであった。

盛られた「ねぎ…」を見ると、
澄んだスープ、とりがらの醤油味だった。
「ラーメンハウス」のときは、とんこつ系ね。

箸で麺をすくい上げる。
最近は、白っぽいスパゲティのようなストレート麺が多いのだが、
私の好きな黄色い「ちぢれの細めん」ですね〜。

スープを味わう。
濃い目のしょうゆ味。
麺を箸先でほぐし、ラー油にからませたネギと合わせて口に運ぶ。
正統派の味がした。

ネギの下からチャーシューが顔を出した。
薄切りの大きなものが多い中、
ここは小さいけれど厚さがすごかった。
3cmはあるだろうか。
しかも、口の中でとろけるようにすこぶる柔らかい。
味がしっかり染み込んでいる。

夢乃屋の「ねぎラーメン」は、この界隈では「ピカいち」ですね。

みそ、塩、たんめん…次回の訪問が楽しみな店が、
やっと宮代にも登場した。

●カイロ
と、いってもエジプトの首都ではないよ。
冬期個人用暖房具のことね。
何年か前からか、「ほかろん」など使い捨てが流行っている。

その前には「白金カイロ」という
燃料にベンジンを使用する器具があった。
いつの間にか使い捨てに駆逐されてしまったようだ。
念のためインターネットで調べたら「ハクキンカイロ」ブランドで通販もしている。
熱狂的愛好家のファンサイトまであった。

最近オイルライターの「ZIPPO」から発売されているのを知った。
「ハクキン」では、いかにも大時代なのだが、
ZIPPOのアウトドアグッズになると、イメージが違ってくる。
厳冬期のチャリ乗りに使おう、と思った。

近くのディスカウントショップのチラシに「ZIPPOハンディウォーマー」が掲載されていた。
2〜3日して出かけたが売り切れ。
本日のチラシにもあったので、午前中に出かけてゲット。
2980円也。

メタリックな仕上げは昔ながらであるが、
ZIPPOの刻印があると、先進アウトドアグッズに見えるから不思議だ。
本家の放熱用パンチ穴は「くじゃく」のデザイン。
これも昔からだったと思う。
ZIPPOは、シンプルな「まる」。
意匠に凝らないところも新鮮に見える。

パッケージには
付属のオイルは米国製だが、カイロ本体は日本製と記載。
たぶん「ハクキンカイロ」のOEMなのだろう。

今度のチャリ乗りにはこれを腰に当ててでかけてみよう。

●女軆神社
男体山、女体山つ〜のがあるのだから、
女軆神社があってもおかしくない。
でも、なんとなくなまめかしい感じがする。



チャリで春日部LAOXへゆくとき裏通りを走ると女軆神社がある。
入口には「初詣は女軆神社へ」の看板が掲出されていた。
鳥居はもう新年の装いである。
安産の神様である、というのには納得させられる。

12月24日(土曜日)
●イヴ
クリスマス・イヴである。
チャリに乗りながらいつもJ−Waveを聞いているが
クリスマス・ソング一色だ。
山下達郎もいいけど、
やっぱり「ビング・クロスビー」の
「ホワイト・クリスマス」はいいね〜。
スローテンポなソフトボイスにほのぼの、しみじみしますな。

サンタクロースを信じていたガキの頃もあったんだよね。

12月23日(金曜日)
●無惨

吹きまくった季節風でわが家も多少被害を受けた。
「農の道」の脇に地下水を汲み上げるポンプがある。
これを囲っていた竹垣がもののみごとにやられていた。

かなり厚めの防風林で囲った農家が結構あるが、
昔からの家は風害から守るすべを知っている。
竹林からは竹の子という余禄もあるし
日の当たらないところにはミョウガも植えてある。
よ〜く考えられております。

12月22日(木曜日)
●交通スト

NYでバスと地下鉄がストップした。
在宅勤務に切り換えたIT関係の企業もあったようだが、
こういう事態でも出勤しなければならない人は大勢いる。
自家用車は渋滞、タクシーはいつくるかもわからない。
で、徒歩で向かう人々を尻目に
チャリ族がすいすい通勤しているそうだ。
写真では、どれもマウンテンバイク。
凍結道路を安全に走るにはロードレーサーは不向きだもんね。
着膨れたおじさんは毛糸の帽子だが、
奥の彼はきちんと自転車用ヘルメットを着用している。
彼らは、普段の日でも背広にヘルメット姿で町を流しているもんね。

●遠征
17日から「ロード・オブ・ウォー」が封切られている。
また、有楽町まで出にゃあかんのか、とおもいつつ
映画広告で上映館を見ていたら「東武松原シネマ」つ〜のがあるじゃありませんか。
いつも準急で通り過ぎていた伊勢崎線「松原団地」にあるのだ。
電話で上映時間を聞く。
15:40、18:00だという。
午前中からやっているんじゃないの?

シニアの特権で1000円で映画を見ることができるのだが、
一番近場の春日部ロビンソンの映画館は
観客動員数が採算割れして撤退してしまった。
銀座は往復で1240円かかってしまう。
せっかくの「特権」も割り切れない思いであった。
で、「松原団地」であった。
草加市だったのね。
片道350円。
地元に映画館があれば「特権満喫」できるのにな〜。

強風吹きすさぶ中、厚着をして出かけた。
新越谷で鈍行に乗り換えつ〜のもまどろこしいね。

初めて降りる町だった。
西口の交番で聞くと、東口の左手にあるという。
高架下を言われた方向へ行く。
ロータリーがあって、そこを取り囲むようにビルが建っている。
隣の草加と似た雰囲気だった。

映画館はアミューズメントビルの2階にあった。
シネマ1とシネマ2があり、
目指す映画はシネマ2で上映中。
15分ほど前に到着したので、ロビーでタバコする。
待っている人は、私たちのほかにシニアの2人だけ。
がら〜んとしていた。

定刻に中に入って見渡せば
前からの客が4人。
(完全入替制ではないので、2回目を見るのだろう。
年寄りのひまつぶしなのかも知れない)
新しい客が4人。
8人の客で映画が始まった。

映画の人気が、いまいち、なのか
ウィークディの夕刻だから、こんな状態なのか。
こんなにがらがらでは、係員も身が入らないよな〜。

映画は世界中の戦場に武器を供給する「死の商人」の物語。
実在する何人かの人をモデルにしているという。
主演は「ニコラス・ケイジ」。
彼の「置く三役」じゃなかった「奥さん役」はブリジット・モイナハン。
「アイロボット」に出ていたというが記憶になかった。

「刑事」じゃなかった「ケイジ」の映画は
「ザ・ロック」「フェイス・オフ」「ウインドトーカーズ」を見ているが
この役が一番リアリティがある。
ロシア移民の子が劣悪な環境から抜け出すために選んだ職業が「武器商人」なのだが、
その元手となる資金をどのように溜め込んだのかわからないまま
あれよあれよとのし上がっていく。

高嶺の花だと思っていた女性を
策を弄して妻にする、ということもやってのける。

蛇蝎の如く嫌われる職業だが、
アラブ世界、アフリカ、アジアなど紛争あるところ需要があるのだ。

西アフリカの独裁国家との取り引き。
親と同じくクレージーな息子がいる。
彼から映画「ランボー」でスタローンが使ったのと同じ銃が欲しいとねだられる。
「ケイジ」扮する「ユーリー・オルロフ」は
「ランボーの何作目?1、2、3」と聞くが
「1作しか見ていない」という答えが返ってくる。

このどら息子は、燃費の悪い大型アメ車に、取り巻きを乗せて
銃をぶっぱなしながら町を走り回る。
後部座席の2人の黒人女には、
テンガロンハットをかぶったチアリーダーのかっこをさせていた。
これはベトナム戦争を扱った「地獄の黙示録」で、
戦地訪問した「プレイ・メイト」と同じであった。
アメリカ文化にかぶれたバカ息子だったのだ。

闇の商売をしていても家族は大切にする、という
マフィアばりのケイジ君だが、一匹狼の悲哀を味わうことになる。

この映画のオープニング画面がよかった。
弾丸工場で銃弾が流れ作業で生産されるシーンが続くのだが、
兵器は高度な工業製品だと、あらためて認識させられた。

そうそう、タイトルの「ロード・オブ・ウォー」だけど、
「Road」だと思ってたら「Lord」だったんだ。
意味がまるで違うよね。

映画を見て30分程度で帰宅できるのがいい。
来月25日は「幸手シネプレックス」がいよいよオープン。
天気のいい日は運動を兼ねてチャリで行けば
1000円の特権を行使した満足感が初めて得られるだろうな。

●カワセミ
13:30分頃、農の道「ブルーベリー畑」を飛翔するカワセミと遭遇。
鮮やかなターコイズ・ブルーの羽根をきらめかせながら
一度、畑のネットにぶつかり、レジーナ方向へ飛び去った。

この界隈の開発が進み、めっきり姿を見せなくなっていたが、
年の瀬の思わぬ出会いだった。

●日本語変換
MS−IMEのアホ変換が頻繁に起こる。
例を列挙できないほど、あら、あれ…ってなもんである。
文節変換を行っているのに
構文解析などやってない、
と思われても仕方ないほどひどいときもある。

MACではATOKを使ってるが、
Winでも検討しようかと思い始めた。

●冬至
相変わらず日本海側は猛烈な寒波。
新潟では豪雪に加え、水道が止まったり携帯電話が使えないそうだ。

明日から「米1粒」ずつ昼が長くなってゆく。
なんとなくほっとさせられる。
夕食には「かぼちゃ」が出るかな?
今夜は庭の「柚子」を風呂に入れて
ゆっくりあたたまろ〜〜っと。

12月21日(水曜日)
●悪辣
また三菱が不正をやっていた。
業務用車両の「三菱ふそう」の子会社「パブコ」の「車両偽装」。
車両検査を受けた後に作り変えるという「悪事」が発覚。
「懲りない企業」とは三菱の体質なのだろう。
三菱自動車が信頼回復しつつある、というのに
バス・トラック部門の悪事露見。
ここは以前も車輪事故で指弾されたはずなのに。
「三菱ふそう」は企業全体が悪に染まっているようだ。

不動産業界の激震も相変わらず。
昨日、やっと警察捜査の手が入った。
この悪徳グループも「偽装」で国のルールを欺いた。

建築基準法の「ザル」加減も問題になってきた。

悪事を働いても露見しなければいい、という
「性悪人間」が増えてきている、ということか。

「人間道」も地に落ちた。
小泉の「構造改革」だが、「人間改革」も早急に取り組んで欲しいね。

大人たちが「経済」で悪(わる)を働く一方
子供たちが「人命軽視」の悪を行う。
21世紀は今のところ右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。

12月20日(火曜日)
●災難
クリスマスが近い。
女性が期待するギフト金額が6万だか7万とラジオで言っていた。
銀座の宝石店もカップルで賑わったりしているんだろう。
クリスマス・イヴにはホテルで食事。
予約した部屋で高額なプレゼントの贈呈式だ。
当節の若い男は大変だね。

ところで、「mns」に面白い特集があった。
女の子用の「クリスマスの下着」
彼と過ごす夜は、こういうのを身に着けましょう、とでもいうんかね。

彼女は彼からのプレゼントの包装を解き宝石に目を輝かせる。
彼へのプレゼントは「あ・た・い」。
彼は1枚1枚包装を解き、すっぽんぽんの直前に目にするのが
「クリスマスの下着」というわけだ。

収支報告
プレゼント代、ホテル予約代、食事代しめて、だいたい130,000円
一方、女性の下着代は1,1025円!

便利に使われるだけの「アッシー」や
2〜3番手の「キープ」はイヴの儀式に参加できない。

●伝統と革新

全3段は「養命酒」が常に使用しているスペースだ。
これまでは、季節的な各種症状を羅列し、
「このような症状に…」というオーソドックスな作りだった。
昔からある保健薬だから古臭いイメージだったが
近頃、アプローチが変わった。
時流の言葉で「動機づけ」を狙い始めた。

「ウォームビズ」は夏場の「クールビス」に続く省エネ対策。
企業の暖房を少し落とし、その分厚着をしましょう、という
国が推進する運動だ。

夏場の「冷えすぎ」は女性の生理に悪影響を及ぼすが
このときは、まだ新しいアプローチはしていなかったように思う。
今回は「ウォームビズ 着るか、飲むか」
厚着をしなくても養命酒で増血して暖かく乗り切ろう…と提案する。
絵柄も、人気のヨガを配している。

年寄りの保健薬と思われがちな「養命酒」が
若い女性をターゲットにしたんだね。
「ハイキー」な原稿なので年配には寒々しく感じるが
養命酒の意欲は感じられる。

●追い風
ビジネスで活躍する女性が急速に増えたと思ったら
スポーツ界に飛び火した。

アイススケートの真央ちゃん。
ゴルフの藍ちゃん。
卓球の愛ちゃん。
10代の女性が気を吐いている。
ゴルフ、スケートは観客動員数があがった。

卓球の愛ちゃんは中国で転戦しているから、
彼の国の人の動員数も増えているんかな?
達者な中国語を喋っていたのには驚いた。

こうした現象で、一時期冷え込んでいたスケートなど
リンクに出かける人が増えたそうだ。
ゴルフ場も藍ちゃん、さまさま、という。

そこへいくと、10代の男は
犯罪者ばかり目だつ。

●時代錯誤
PCメーカーが次々とDELLスタイルの広告展開をしている。
NEC、Fujiといえばかつての国産の雄。
IBMとともに日本のオフィスにコンピュータを供給してきた。
時代は変わり、PC環境も大きく変わった。
DELL、HPが勢いを増し、
個人事業主はコストパフォーマンスの高さから好んで選ぶようになった。

IBMのPC部門が中国のレノボに買収された。
HPの広告に「Made in TOKYO」の言葉が使われだした。
そして、本日のFujituのSOHO事業主向けのPCの広告に
あら、なつかしい。
「Made in Japan」の文字が見えたね。
これは、明らかにIBMを意識しておるね。

生産拠点を中国に移しているメーカーもあるが
製品的には日本製のほうが「上等」という暗黙の了解がある。
価格的には高くなるが信頼性がある。

で、Fujituは中国製IBMへの差別化も狙って
「Made in Japan」を前面に打ち出したのだろう。

DELLやHPが価格をアピールするのに対し
Fujituのこの機種は価格がない。
脇を見ると「オープン」とある。
これが曲者なのだ。
流通段階で値崩れするからと
最近のメーカーは価格を明示しないが
ユーザーには不親切きわまりない。
堂々と企業の自信を見せんかい!
で、よく見ると、小さくWeb通販で購入すると93400円とあった。
ペンティアム4搭載とはいえ、
メモリ256、HDD30G、CD−Rは書き込めない非力なマシンだ。
しかもディスプレイ別売。
なぜか縦型液晶である。
時代は横型Wide画面なのだが、
仕事には「縦」なのだろうか?
2枚の書類を表示するにも、
縦より横スクロールのほうが自然だと思うが。
さらに、7〜8年前のIBM PCのようなデザイン。

ディスプレイ、Office2003プロフェショナルを加えハードディスク増強すれば
17〜8万になるだろう。
はたして、並み居る競合に勝てるかどうか、だ。

Fujituはかつて「野武士」と言われた。
無骨だが頑丈なのだ。
PC業界は相変わらず戦国状態だが、
DELL、HPという黒船を迎えてさらに熾烈さを加えている。

PCの顔つきもそれなりにスマートになっている。
だがFujituのそれはかなりオールドファッション。
ペンティアムさえ積んでいれば顔つきなどどうでもいい、わけがない。
どうも時代を読み違えている感じがしますがね。

同日、DELLも広告をしていた。
同じくSOHO狙いのPCが17インチディスプレイ付で64,980円。
CPUはセレロンだが、ビジネスソフトを使う分にはなんら問題はない。
標準でメモリは512、HDD160GB、CD−RWだから
Fujituよりかなり安い。
13650円でCPUをペンティアム4にアップグレードできる。

国産というだけで、これだけの価格差のあるFujituのPCを
はたしてどれだけの人が購入するかだね。
Fujituは世間の動きに疎い、と思わざるをえませんね〜〜。

12月19日(月曜日)
●丸山さん

たれ眉のおじいちゃんが、新しい会社の社長に就任した。
「丸山茂雄」さんという。64歳だったのね。
新会社は「にぃよんなな(247)みゅーじっく」という。
この人、前はSONYミュージックの社長で
ドリカムや佐野元春を売り出した、業界の有名人。
今度は音楽配信会社で、地方の無名のミュージシャンを発掘して世に売り出す、という。
当初は無料でダウンロードでき、人気が出てきたら有料化するというビジネス。

今、沖縄のミュージシャンが熱いが、
チャンスを待っている若者たちを全国から探そう、というのね。
「247」つ〜のは情報通信業界で使われているそうで
「24時間、週7日」という意味。
つまり「常に音楽をかたわらに」という願いが込められているという。

生れ落ちたときから歳はとっていくわけだから仕方ないとして、
精神、賭ける気持が青年ですね。
IT技術を使って、きっちりと時代の先端を走っている。
同じIT技術でも、ネットワーク上の株という、見えない「札びら」を相手にするより
よっぽど崇高ですよ。

この彼だが、実は読売広告社で私の1年後輩なのだ。
私が40年入社で、彼は41年入社だった。
1年もしないうちに退社して
自分の仕事を見つけるのにだいぶ時間をかけていたようだ。
当然、当時の面影はあるが、すっかり髪が白くなってしまった。
頭のてっぺんツンツンのヘアは、寝ぐせではなく、はやりのスタイルなんだろうな。
あの、ガンの「丸山ワクチン」の丸山さんの息子か孫か、だったと思うよ。
でも、こういう人がいる限り、
ぐわんばらなくちゃ、と思いますね。

●暮の商戦

松下電器が一切の商品広告をやめて、
ファンヒーターの買い取りまたは修理の告知に切り換えている。

10年以上も前に販売した商品に欠陥ありと判明。
死亡事故も起こっている。
今も使い続けている人なら、この機会に5万円で引き取ってもらおう、と考えるだろう。
粗大ゴミに出すのを忘れ物置に眠っている該当機種をお持ちの方は
思わぬ臨時収入。

ボーナス商戦真っ最中で家電品やデジタル機器などが売れる時期に
松下電器のダメージはかなり甚大、と思う。
が、それをかなぐり捨ててまで
「大切なお知らせとお願い」をCM、新聞で流し続ける松下に
その企業姿勢を評価する人もいるのだ。

松下は莫大な宣伝費を投入して「告知」しているが、
これを、通常の「お詫び広告」で済ませるなら、
万が一「死亡事故」続発となれば
莫大な補償費用、裁判費用がかかり収拾がつかなくなる。
さらにもっと恐いのが「企業のイメージダウン」だ。
それを思えば、今回の「お詫びキャンペーン」など安いもんよ、と
思っているに違いない。

●真っ青

「みずほ証券」問題で
会社に400億もの損失を出してしまった奴はだれか。
ちゃんと、週刊誌で教えてくれた。
25歳のエリート社員だそうだ。

ディスプレイとにらめっこしながらのマネーゲームは
マウスの押し間違いで、とんでもない結果を引き起こす。
莫大な利益をものしにた証券各社は
同義的な見地から返却することになったが、
個人は、しっかり稼ぎ出した。
そのうちの突出した2名が報道されている。
どれも20代の若者ですよ!
一人は6億、もう一人は30億くらい(だっけ)を手にした。
2人ともパソコンを駆使して株をやっている。

兜町の証券会社のウインドウ越しに
出来高をのぞいている、おじさんたちには無縁の世界なんだろうね。

これに刺激を受けてパソコンで株の売買を始める人もいるんだろうが、
高配当を得るには、高額の株を買うだけの資金も必要だからね。
千葉在住の若者は、数10億の金を動かすだけの蓄えがあった
というのにも驚かされるが…

「事件」の当事者がすべて20代、ということに隔世の感あり、ですな。
明治維新の推進力も若者だったからな〜。

●尻つぼみ

「手帳の高橋」広告3弾。
「第10回手帳大賞」の募集であった。
昨年も最終回はこのスタイルだったかな?
「高橋をうならせたら50万」
内容は「手帳にメモしたくなった身近な人の名言、格言」または「商品企画」。
キャラクターの「かものはし」が出てきた。
これまでの「レーザーラモンHG」の姿はない。
2回までの契約だったのかね。
昨年は、「高橋」が主人公だったのに比べ
今年はインパクトに欠ける展開でしたね。

私は、例年通り「能率手帳」を購入。
銀座「伊東屋」は「システム手帳」コーナーのスペースを大きくとっていた。
しかも、ひとだかりがしている。
あのごろごろした分厚い手帳が人気を維持しているらしい。
20年以上も前、私も使っていたが、
持ち歩きにかさばるので、薄い普通の手帳に変えてしまった。

12月18日(日曜日)
●ばかウマ
自家製カマスの干物を食す。
ひとはしつけて、その旨さに
あわててカメラに収めた。
身はほっこりして適度な塩味。
適度な焼き上がり。

ふだんは人間の食べ物を欲しがらない
ミミがかたときもそばから離れない。
あじ、さばのときもおねだり、である。
買ってきた干物のときはこうではなかった。
猫も濃い塩味は嫌うのだろうか。

●暴風
今年は猛烈な北西風が吹いていないな…と思いつつ床に入った。
バタバタと日除けが風にあおられる音で目が覚めた。
4時30分だった。
ゴ〜ゴ〜という風の音がした。
寝る前に浮かんだ思いが現実になってしまった。
このままでは、外壁が壊れる恐れがある。
ダウンを着こんでデッキに出て巻き上げる。
月が煌々と照っていた。
冬の星座が美しかった。
木々が大きく揺れ強風が最後の木の葉を吹き飛ばしている。

再び暖かい床に入る。
ますます風がひどい。
ジョンの悲鳴で次に目を覚ましたのは5時半。
うなるような音におびえていたので物置に入れた

寝付くまで風で飛ばされる物音を聞いていた。
ヤバ。
物置のひさしの波板がはがれて飛んでいってるぜ。

今朝は天気快晴なれども風強し。
木の幹はゆっくりと左右に揺れている。
椎の木は茶色の葉が強風にも負けず懸命にしがみついていた。

案の定、波板が3枚飛んでいた。
風が弱まったらすぐ補修しなければ。
雪に降られたら最悪の事態になる。

庭や前の道の落ち葉は吹き飛ばされて
すっかりきれいになっていた。
おかげさまで掃除の手間がはぶけた。
なにかひとつくらいいいことなくちゃね。

12月17日(土曜日)
●追加
「地球と遊ぶ」に「ツーロン港」を追加しました。
●やっぱりな
先の証人喚問で、最初の質問に立った自民党・渡辺具能氏に対し
自民・武部幹事長が、ニッポン放送のラジオ番組でその「ひどさ」に陳謝した、という。
自民党事務局にも「質問が長すぎる」「証人にもっと話をさせろ」
といった苦情が数百件寄せられていたそうだ。

慣れない奴をああいう場に出してはいかんよ。
自民党の完全な人選ミス。
「具能」は成り行きを見守る多くの国民に「愚脳」をさらした。

こういうまどろこしい奴が政治をやってると思うと
情けなくなりまんがな。
選挙区の人々も同じような思いだろうな。

12月16日(金曜日)
●撮影
朝から「新しい村・結」前の芝生広場で撮影をやっていたらしい。
昼頃出かけたら、まだ継続していた。
10名近いスタッフに混じって髷を結った大柄なタレントが一人。
昨年の大河ドラマ「新選組!」にも出演していた「照英?」だった。

※右:白いダウンを来ているのが「しょうえい」。和服では寒いから「待ち」には厚着ね。

道には女性スタッフがいて
自転車で行こうとすると制止された。
なんの撮影をやっているのか聞くと
「しーっ」と指を口に当てる。
現場から20mくらい離れているというのにですよ。
小声で「最近のマイクはそんなに感度がいいの?」と聞いたら、うなずいた。
超指向性の集音マイクでも使っているのだろうか?

通行許可が出たので撮影現場まで寄る。
時代劇なのだが、なぜ彼一人だけなの?
周囲に民家が迫っている。
緑の大きな布が張られ、その前で演技していた。
たぶん、切り抜きで使うんだろうね。
近くにいたスタッフに「撮影は困るんですよね」と注意された。
(もう、3〜4枚とっちゃったもんね)

彼に聞いたところによると
撮影は郷土資料館の古民家で行われたようだ。
藁葺き屋根の「加藤本家」の建物だね。
あそこは、道が砂利だったり敷石があるので、
昔の道を撮るためにやってきたのだそうだ。
短編「むかし話」の撮影ということでありました。

●言い訳
幼女を殺したら「自分の中に悪魔が入ってきたと」カルロス・ヤギ。
構造計算偽造をしたら「弱い自分がいた」と姉歯秀次。

熟慮した結果の発言だろうか
いやいや、責任回避の苦肉の策だな。
この期に及んで、
都合のいい言い訳をするな、といいたい。

病気がちで入退院を繰り返す妻がいて
仕事を断れば収入が絶たれ生活が破綻するから(偽装に)手を染めた。
そのうち、罪悪感がなくなり日常的になった、というのだ。

悪事に手を染めたのは病身の妻のため、という。
自分のことを棚にあげて、また他人のせいにする。
どこまで都合のいい野郎だな。

職業的な道義心があれば、さっさと身を洗い、違う仕事に就き
まっとうなことをして収入を得る道を選んだろうに。

入居した人たち、周囲の住民の生命・財産を犠牲さらすような
大それたことをやり、汚れた金を手にして
余裕が出たらベンツに乗り始めたというじゃないの。
そのくせ、自宅兼事務所は「ぼろ家」。

姉歯なりの考えなのだろう。
家まで新築しては悪事が露見したときの心証が悪くなる、
よって、輸入高級外車くらいならいいんじゃないのかな…

「頭隠して尻隠さず」
「馬鹿の考え休むに足らず」
とは、姉歯のことだ。

国会喚問のあと、
NHKの独占インタビューに顔を出していた。
国会では語られなかったことがいくつかあった。
が、他人事のような、無表情な語り口は相変わらずだ。

早く、「かつら」をとって、頭を丸め、とりあえず世間に詫びろっ!

だが、姉歯事件で、国が建築物の構造、認可に対し
関心をもったことはめでたい。
欠陥マンション、欠陥住宅は、世の中ごまんとあるのだからな。
手抜きした工務店、大工は、この事件で多少はまじめに住宅を作る気になる…のかな?
網に引っかからない、小物は相変わらず不正を働く、とは思うがね。

12月15日(木曜日)
●青天の霹靂
SONYのデジカメが中国江省の工商行政管理局から「品質不合格」の烙印を押され
市場から引き上げたと、報じられた。

国際ブランドのSONYが海賊商品天国の中国から
クレームをつけられるとはなめられたもんだ。
あるいは、落日SONYを象徴するような事件なのか。

「サイバーショット」6機種だそうで
他社製品13機種も含まれるという。
内容は自動フラッシュ機能や露光調整、
ホワイトバランス調整機能に問題あり、ということだ。

SONYの6機種はいずれも隣接する江蘇省無錫市や上海市の工場で製造され、
中国のほか、北米でも販売されているということだ。

中国に生産拠点を移すから、こんなことになるんだぜ。
奴等は他人のふんどしで相撲をとるのがうまいし
従業員は現地人だから、日本の技術を盗んで、
いつの日か「独自技術」などと販売するだろうよ。
特許など「ヘ」とも思わん人種だからね。

中国も、盗もうとした技術に「不具合」出て読み違い。

廉価商品は大陸で製造しても
高級品は国内工場で作るようにしなきゃだめよ。
SONYも少しはTOYOTAを見習ったら?

以前から何度も苦言を呈しているが、
SONYのデジカメはラインアップが多すぎる。
それに一貫性がないように見える。
少しはCANONを見習ったら?

昔は世界に冠たる「SONY」だったが、
このままじゃ、転落の一途だぜ。

●墓参
年内中にやっておかなくてはならないことの1つだった。
ちょっと遠いところにある。
6時半起き。
ジョンの散歩を済ませ7時半には家を出る。
新白岡に車を置いて上野へ。
ラッシュアワーの駅を歩くのも久しぶり。
東京駅から9時半近くの新幹線で名古屋へ。
地下鉄東山線で星が丘へ。
そこからバスで平和公園へ。
初めて訪れる義母の墓だった。
12時を過ぎていた。
山を切り開いて造成されたと思われる広大な墓地で、
東山動物園の近くにある
季節はずれの墓参だったが、何人かの老婦人たちの姿があった。

義母が亡くなるまでの4年間
横浜で一緒に暮らした。
病床にあってもおしゃれな人だった。
長い間の無沙汰を墓前で詫び
最近の生活の報告を行った。

快晴、風もなくおだやか日だった。
山陰、北陸では大雪だというのに。

名古屋駅に戻り有名な地下街をぶらつく。
名古屋を訪れるのは久しぶりだった。
新鮮な空気を吸うために地上に出ると
ツインタワービルのような
巨大なステーションビルがあった。
12階のレストラン街で遅い昼食。

名古屋名物「味噌煮込みうどん」である。
家人の好物だが、
同じものを注文した私は
蕎麦のほうがよかったね。
名古屋では有名らしい「山本屋総本店」では
「きしめん」「うどん」オンリーである。

3時ちょい過ぎの「ひかり」で、とんぼ返り。
富士山が美しかった。

寝ている間に出かけたので
「ミミ」が不機嫌そうな顔で迎えてくれた。

18時頃帰宅し、GoogleEarthで確認した。
JRステーションビルとホテルだった。

12月14日(水曜日)
●銀座
久々に出かけた。
よって、総研所長・内川の証人喚問はラジオで聞く。
新しい事実は出てこなかったようだ。

銀座はクリスマス一色。
いついってもいいね〜。
伊東屋で手帳を購入。
2丁目裏通りのスタバでコーヒー。
全席禁煙。
ヘビスモはどんどん居心地が悪くなりますな。

●北村建設
午後から北村建設の証人喚問が始まった。
NHKの視聴率、聴取率もたいへんなもんだろう。
議長も進行は不慣れであるようだ。

北村建設の北村盛好社長は、喚問席に座った姿をみると田舎のおっさんだ。
おどおどしている。
熊本県八代市では名士だったんだろう。
現在の職業を聞かれて「無職」と答えた。
宣誓書にサインの後、捺印するのだが小さなちゃっちい印鑑だった。
若禿げ篠塚東京支店長も、今は「無職」
当然だろう、手回しよく会社を潰してしまったのだから。
サインのとき、ペンの持ち方が当世風の変な握りだった。
昭和35年生まれの男にしては幼稚である。
だが、答える姿は、いつものようにふてぶてしい。
姉歯への圧力に関しては、篠塚は相変わらずの答弁。
「法令順守範囲内で行うと思っていた」と、
しらを切りとおすつもりだろう。

●逃げ足
姉歯の国会証言で、彼の偽装は北村建設東京支店長の圧力と判明。
あの、バックマージンを要求した若禿げである。
本丸・九州の北村建設は早々に破産宣告。
さらに、北村建設社長のかみさんが社長をやっていた
子会社の平成設計も倒産。
建設に携わった会社が無責任もいいところ。
追求は免れないと知り、自分たちの財産保全を画策したことは明白である。
その上、北村社長はかみさんと離婚したんだっけ?
もしそうなら、資産確保のための「偽装」に決まっている。
逃げ足の速い奴等だ。
こんな悪徳連中は、事件決着後、「遠流」だね。
※離婚していたのは総研所長・内川のじいさんだった。
71歳にして、この時期に離婚など、財産を没収されないように仕組んだ偽装に決まっている。
墓に入る相談をする年だというのにな。
欲の皮のつっぱったじじ〜だぜ。

●証人喚問

姉歯がやっと公の場に姿を表わした。
国会で大勢の議員の視線を受け
焦点の定まらない目つきをしていたが、
相変わらず「蛙のつらに水」のような
とぼけた顔をしている。
これだけの事をやっていながら
憔悴した感じはさらさらなく、
顔の色艶もよい。
さらにふっくらしたようだ。
こういう鈍感な男だから、良心の呵責なしに
「悪の構造計算書」を作成することができたのだ。

喚問者の一番手は自民党の渡辺議員だった。
質問内容が隔靴掻痒。
しかも、比喩を多用。
自分で質問しながら推測を自分で述べ、
それを姉歯に「どうですか」と尋ねる。

まどろこしい。
持ち時間が15分程度なのだから
もっと要領よく話しを進めなくてはいかんよ。

具能(ともよし)という名前だそうだが
「愚脳」かと思っちまったよ。
下手な尋問者だった。

2番手公明党、2番手民社党と続くが
若手は歯切れよく核心をついている。

尋問者の「刷り合わせ」つ〜のがあるんだろうね。
じゃなきゃ、内容が重複しちゃうもんね。

12月13日(火曜日)
●縁なし
1円で61万株?
昔から株に縁ない者でも
どえらいことはわかる。

「みずほ証券」の入力ミスで発生した「おおポカ」。
東証は「みずほ」側の取り消し方法のミス、としたが
翌日、東証の売買システムに不具合があったことが判明。
400億円にも及ぶ損失の一部を東証が負担するという。

東証のコンピュータシステムを請け負っていたのが富士通だった。
プログラムミスだかバグだかわからんが、
導入当初からその不具合を内包していたらしい。
富士通も損失の一部をかぶらなくてはいけなくなるだろう。

「みずほ」の入力ミスを犯した奴は真っ青になったろうな。
はじめは相手のミス、としていた東証が
「実は私のところのシステムに不具合がありました」とあやまったことで
奴は少しはほっとしたかも知れないが、
莫大な損失を会社に与えたことは事実。
奴に対する処遇はどんなことになるんか?

そのうち週刊誌が取り上げるだろう。
私が記者なら、起こってしまったことより、
その後ろの人間劇のほうが興味がある。

●手帳

「高橋」の広告第2弾。
「たまに花を買って帰る」
「今こそ財政改革を(わが家の)」
小さく切り抜かれた「レーザー・ラモンHG」が使われている。
「2006年 ちょっといい1年にしよう」

前回といい今回といい何を言ってるのかと思ったら
手帳のメインターゲットに向けて
来年の過ごし方を提案しているのだ。

惰性で手帳を買っているが
ほとんど白いまま1年が過ぎる者にとっては余計なお世話。
年金生活者に「わが家の財政改革」などできるわけがね〜じゃね〜か。

12月12日(月曜日)
●悪のビジネスモデル
ワイドショーに総合経営研究所の内河健所長が頻繁に顔を出す。
ホテル建設のカリスマともてはやされていた人物。
構造計算偽装事件で浮上した、悪の元締めと思われるじいさんだ。
「姉歯とは面識がない」と大嘘を繰り返している。

彼が手がけたホテルの落成式に出席し、得意げにブッテいる。
そのくせ、そのホテルの至近距離に競合ホテルを手がけ、
「ビジネスは競争だからしかたない」などとうそぶいていたようだ。
これがコンサルタントというのだから、やることがえげつない。
被害に遭ったホテル経営者は涙目で語っていた。
営業停止の先には取り壊しが待っている。
弁済を総合経営研究所に求めても簡単に戻ってくるとは思えない。
結果、彼には大きな負債がのしかかってくる。

消費者に欠陥物件を押し付けて
自分では頑丈そうな豪邸に住んでいる。
70を越した老人がそこまでして金の亡者になるかね?

奴の会社のビジネスモデルつ〜のがある。
「フルターン・システム」という。
「サムターン」ではないよ。

もっともな名前がついているが、なんのことはない
設計、施行、販売で自分のいいなりになる企業を集めて
地震に弱い建物を作り、荒稼ぎするためのビジネスモデルなのだ。
施行の木村建設は昔、企業があぶなかったとき総合経営に助けられ恩義があった。
販売のヒューザーは木村建設に助けてもらった。
設計の姉歯は、圧力をかければ生活のためNOとは言えないと見透かされていた。

親亀の背中に小亀を乗せて…の仕組みである。

「柳の下の2匹目のどじょう」を狙うことを阻止するため
仕事の仕組みを登録することができる。
これをビジネスモデルと称しているらしいが、
今回のような「悪徳のビジネスモデル」は願い下げだ。

●大騒ぎ
三井、東急、住友、三菱地所、大京、藤和など大手デベロッパーは
99年以降のマンションを自主点検するという。
その数、数千棟というから半端じゃない。
期間は来年いっぱいかかるそうで、その費用は相当なもんだろう。
これらの大手は「姉歯」物件はないのだそうだが、
住民の不安解消とマンション需要冷え込み防止策だそうだ。

姉歯の構造計算偽装事件発生後のアンケートでは
「買い控え」の数字が大きくなっている。

これまで舌禍事件を数多く引き起こしてきた武部自民党幹事長の
「悪者探しを続けると不動産需要が冷える…」の発言は
言語道断だが、同じような感想を抱いた業界関係者は大勢いるだろう。

建築コストを下げ競争力のある物件を建てることは
どこもやっていることだろうから。
その結果、大きなローンを抱えたまま犠牲になるのは
何も知らずに購入した弱い立場の消費者だもんな〜。

この事件を契機に、国はこういう悪徳不動産会社や民間検査機関に
きついペナルティを科すことを法制化しなければならない。
人命軽視はもちろん、購入者の人生設計まで狂わせてしまう。
さらに新築物件を即スクラップするのは資源の無駄遣いだもんね。

12月11日(日曜日)
●義経最終回

1時間の拡大番組だった。
藤原4代目の裏切りを知った義経は死を覚悟の最期の決戦に臨む。
残った5人の郎党も義経との栄光の日々を懐かしみ
「新しき国」への希望を語ったあと、敵と渡り合い次々に倒れてゆく。
いよいよこれまで、と義経は悟り
弁慶を御堂の前に置き、小太刀で頚動脈を切断する。
弁慶は、幾本もの矢を受け立ったまま死んでいた。

弟を討つことを躊躇していた頼朝の背中を女房はドンと押した。
義経の自害を知った北条政子は満足げであった。
頼朝は御堂にこもり仏像と対峙する。
政子と父親は、入口に控える郎党の肩をたたき
「殿は仏門に帰依するのではあるまいな…」
笑いながら軽口をいい廊下を通りすぎる。

戦の様子を見聞した「うつぼ」が「静」に当時の様子を告げる。
ドラマは「静」を京に止め平泉に行かせなかった。

親子、兄弟、一門の団結により繁栄し滅んでいった平家。
義経と頼朝の平氏に対する見方が違っていた。
清盛の温情で命拾いをした義経は、親子、兄弟の情を大切にしたいと思う。
「情」が一門を滅ぼした、と考える頼朝は、
平家追討に一番功績のあった義経と距離を置き、ことさら冷たく当たる。

貴族趣味だった平家に対し、武家社会を構築しようとする頼朝の考えを
幼児期を平氏に育てられた義経は理解できないままだった。

だから、京で後白河法皇の術中におちてしまう。
頼朝はつらく当たる理由を義経自身に判断させようとしたが、結局だめだった。

組織になじめない義経の姿がそこにあった。
彼はゲリラ戦を得意とする旅団長でしかなかった。
彼のイメージする「新しい国」とは清盛のイメージの踏襲でしかなかった。
それが、悲劇を招いたのだ。

新選組の滅亡も、時代に流されたアナクロ集団、と見ることもできるが
彼らの立場では、政治より刀で社会を変えてゆかざるを得なかった。
義経と彼の郎党の滅亡も、頼朝の新しい時代になじまなかったのだろう。

この2つの集団が時代を超えて人々の支持を得ているのはわかるね。
30代のIT長者の活躍ぶりを見ると
この時代についてゆけない社会人にも同じようなことが言えるのかもしれない。

●源義経
NHK大河ドラマも今日が最終回。
昨年の「新選組!」は名前も知らない若手が多く
一体どうなることやら、と見続けていたら
次第に面白くなってきた。
義経もジャーニーズ事務所の若手だったので
期待しないで見ていたが
結局、ほとんど見てしまった。
義経は頼朝の重圧に耐えられなかった泰衡の襲撃を受け衣川の館で自殺した。
今夜のドラマは、そこにスポットを当てるのでなく
度重なる困難に耐え義経に従ってきた郎党たちだそうだ。
満身に矢を受けた弁慶の仁王立ちもあるんだろうな。

ところで、衣川の館には、義経の正妻、重頼女(しげよりのむすめ)がいた。
義経が京を後にするとき離縁して関東に帰したはずだったのだが、
その後、一行が藤原の元に庇護されていることを知り、追って行った。
そこで3年余り義経と過ごし女児を得たという。
義経は、この家族を殺害し、自分も後を追うのだ。

義経は最愛の「静御前」とは吉野山で別れたまま…
彼女は、鎌倉へ護送されそこで、義経の子を産むが男の子だったため
頼朝の命で海に遺棄されてしまう。
その後、京へ帰されるが、義経が平泉にいることを知り
彼への思いたちがたく奥州へ向かう。
その途中で義経の死を知り、病に倒れ、今の「栗橋」で没したという。

上村松園描く静御前


栗橋町の静御前の墓所(あ、新しい!)周囲に住宅が迫っているようだね。

歴史に「IF」は禁物だが、泰衡の裏切りが1年くらい遅れ
平泉で、正妻と静がばったり顔を合わせてしまったら、
また、京のときのような気まずいときが流れたんだろうね。

「静」の墓は義経伝説と同じで至るところにある。
栗橋のそれの信憑性はいかばかりなのかわからない。
ところが、静の歩いたコースに面白い記述がある。

「侍女と共に京都を後に奥州平泉へ向かいました。義経が殺される年、文治5年1月のことです。泰衡が義経を討ち死にさせた直後の5月、静はようやく太田荘須賀(宮代町)を経て、下河辺荘高野(杉戸町)にたどり着きました。

ここから、静は古河の関所、元栗橋(茨城県五霞村)を目指すのですが、関所での取り調べが厳重であることから、八甫(鷲宮町)を経て、高柳(栗橋町)に出て、高柳寺に一泊しました。翌日、奥州路を下逸見(茨城県総和町)までやってきた静は、旅人から義経が先月平泉で討ち死にしたことを知らされ、精根尽き、伊坂(栗橋町)まで、引き返してきましたが、既に静は生きる望みさえ失っていました。

静は伊坂(栗橋町)の地で剃髪し尼となりましたが、その3ヶ月後の8月、義経の名を最後にこの世をさりました。」

というのだ。私の住む宮代は、当時は荘園時代だったから、「太田荘須賀」つ〜のがあったのだろう。
江戸幕府時代の御成街道に沿って「須賀(すか)」という地名は今も残る。
また、最近の町のホームページによると須賀に隣接する東粂原で「鎌倉古道」らしき遺構が
遺跡発掘で発見された模様。


鎌倉街道の造成面。ロームブロックで固められている


宮代町ではこのような発掘調査が至るところで行われている。

「静御前」が義経に会いに行くためにこの道を通ったかも知れない、と想像だけでも
楽しくなるんでないかい?

●なぎら健壱
ひさしぶりに「波乱万丈」を見た。
タレント活動が目ざましい「なぎら健壱」だった。
もともとはアングラ系のフォークシンガー。
やたら下町に詳しい。
「葛飾区新宿(にいじゅく)」に住んでいたのかと思っていた。
以前彼の著書「下町小僧」を読んだことがあった。
生まれは昭和27年、銀座木挽町。
まだ下町の面影が残る地域だ。
京橋界隈に詳しいのも納得。
それから葛飾柴又に引っ越した。
「寅さん」「矢切の渡し」で有名になる遥か以前だ。
「新宿」に詳しいのも納得。
そこで、中学生になるのだが、
今朝の番組で「金町中学」に入学と、知る。
ぬわんと、私の後輩だった。
だが、しかし。
住居が柴又なら、なぜ地元の中学ではなく
隣町の中学を選んだのか?
また、金町には柴又に近いところに「常盤(ときわ)中学」があったのに
なぜ、さらに遠い金町中学だったのかね?

ま、昭和30年代の空気を下町で吸っていたことには違いない。

「めんこ」の話しが出た。
銀座とまるきりやりかたが違っていた、と彼はいう。
銀座では1枚同士の対戦だが、
下町は100枚単位だった、という。

私も小学校時代は「めんこ」に明け暮れた。
彼の言うように、常時100枚はオーバーとしても、
お互いに30枚づつ出し合って60枚の束を地面に並べる。
真ん中に標的のメンコを1枚決める。
その「ターゲットめん」を束の中から表に出した者が
60枚を手にする、というようなことはやっていた。

「親めん」つ〜のあって、これを使ってターゲットを
「はたき出す」のだ。
「親めん」にはいろいろ細工をする。
溶かしたロウを塗りこみかどを強固にする。
ビニールテープを巻きつける。
これで「はたき出す」強さは確保できるのだが、
あまり厚くすると、メンコの間にはさまったターゲットを
的確にはじき出すことができない。

今で言うところの「ピンポイント攻撃」のツールを
試行錯誤しながら作成するのだ。

勝負にはメンコをみかん箱にぎっしりつめこんで
「試合会場」の路地裏広場に出かけたものである。

あの「なぎら」君も同じようなことをやっていたんだね。

彼は自分の人生を「弦のないバンジョー」と言った。
ギターが商売道具なのだから、「ん」と思う。
こころは
「張らんバンジョー」つまり「波乱万丈」
地口としても秀逸。
「はざまかんぺい」に「そのギャグ、いただきます」と言わせた。

破天荒な彼だが、長男がフォーク歌手としてデビューしたそうだ。

12月10日(土曜日)
●うんざり
京都で小6女児が刺殺された。
犯人は塾講師の男。
意見が合わないとか自分の授業の受講を拒否していたとかで
23歳の同志社大4年の男が12歳の少女と同じレベルで渡り合ってしまった。
塾側はこいつが窃盗で停学をくらっているjことを知らなかった。
先生に殺されてしまったのだからね。
父兄も学校関係者もショックは大きすぎる。

広島では、ペルーで犯罪を犯し日本に逃亡した悪魔が同じく少女を絞殺。
関東では今市−茨城少女刺殺事件が未解決だというのに。

全自治体はスクールバスを早急に購入し
少年少女を完全ガードしなくてはいかんね。

長野では小学生男子が不可解な行方不明。
家に入れ食事と風呂を与えたという女の証言が真っ赤な嘘。
これも不可解な行為だ。
捜査を混乱させても、多分、軽犯罪法でしか訴えられないのだろう。

学校内でも殺人が起きる。

命が軽視されている。

なぜこんな国になっちまったんだろうね。

12月9日(金曜日)
●鉄塔工事
一昨日、強盗事件が発生した逆井地区の田圃の中で
鉄塔の建てかえ工事が行われている。
高圧電線で二人の男性が作業をしていた。
新しい電線を結び付けて、するすると移動する。
もう薄暗い。

別の鉄塔には2人の男性が張りついていた。
三日月が出ていた。

無事に作業が終わることを祈らずにはいられなかった。

●Ms(エムズタウン )
昨日オープンしたショッピングゾーンに早速出かけた。
来春オープンの映画館つ〜のがどんな塩梅なのか偵察だ。
このところ走っていないので、足慣らしを兼ねてチャリで。
付近は渋滞しているかも知れないということもあった。
チラシでは「ジョイフル本田」の隣のようであった。
が、そんな建物はない。
さらに進む。
幸手市街に入るY字の手前、左手にバルーンが3つあがっていた。
目指すマルエツの新規店舗だった。
30分で到着。
「想定」通り、車が吸い込まれてゆく。
誘導のお兄さんたちが7〜8人くらいいた。

広い敷地、といっても「ジョイフル本田」ほどではない、に平屋の細長い「マルエツ」と
ユニクロ、サイゼリアなどが軒を連ねる複合店舗。
その奥に目指す映画館があった。
そして、100円ショップの「ダイソー」、「メガネスーパー」、飲食コーナー、スポーツウェア店など。
チラシでは映画館は「来春」とあったが、1月25日のポスターが掲出されていた。
「9つのスクリーン」とあるから、小さな映画ルームが9つある「シネコン」なのか。
楽しみである。

※左:シネプレックス幸手1月25日Open 中:へんてこなスポーツ店 右:本丸マルエツ

スポーツウェアの店に入ってみた。
ぬわんと、開店に間に合わなかったのか、安さの演出か
陳列棚などなし。
段ボール箱やハンガーを無造作に置いて商売していた。
「倒産投売り」の様相である。
周りがきちんとしたディスプレイをしているのに
ここだけは周囲から完全に浮いていた。
さっさと出る。
やっぱり田舎だね。

さて、Msタウン盟主の「マルエツ」を覗いてみた。
開店2日目だから、客でごったがえしていたが、スーパーはスーパーである。
なぜだか、香らないのである。
期待した私が悪かったのだが、
杉戸の「カスミ」のほうが清潔感があり陳列もすっきりしている。

映画館を見るためにやってきたわけだから
さっさと帰途につく。

大宮の「ステラタウン」は、「イトーヨーカドー」を盟主に
広大な敷地に植栽を植え込み魅力的なモールを形成しているが、
ここと比較すること自体無理がある。

全体に建物の作りが安っぽい。
木々がない。うるおいがない。
いまどき、たんなる寄せ集め店舗つ〜のも珍しい。
わざわざ買い物に行くまでもない。
映画の帰りに食材を買い込むくらいだろうな。

3月にリニューアルする「ジョイフル本田」のほうが期待が持てそう。

12月8日(木曜日)

●追加
「地球と遊ぶ」に「真珠湾」を追加しました。

●真珠湾攻撃
64年前の本日、旧日本軍は真珠湾攻撃を敢行し米国に宣戦布告した。
海軍航空隊の第一次攻撃目標は、パールハーバーの「フォード島」。
華々しい戦果、と軍部は伝えたが
燃料基地をたたくなど「とどめをさす」ことをしなかったので、
米軍の被害は甚大だったが、不死鳥のようによみがえってしまった。
で、昭和20年8月15日に敗戦となるのね。

米国ではこの日、イベントが行われる。
真珠湾は米軍の管轄で普段は自由な航行はできないが
年に1度の「特別ボートツアー」では、
沈没した戦艦アリゾナの上に立つ記念館の見学者センターを出発。
約1時間かけて第1次攻撃の標的となったフォード島を1周する。

湾内に展示されている戦艦ミズーリや、転覆して一部が海面に出ている
戦艦ユタを間近に見ながら歴史を学んだ。
本年、ツアーは2回行われ、真珠湾攻撃から生き延びた元兵士や中国、
韓国の観光客ら約300人が乗船した。
さすがに、日本人は参加しなかったんだろうな。

日本が降伏文書に署名した戦艦ミズーリがここで余生を送っていたとは…

パールハーバー・フォード島は「地球を遊ぶ」で紹介します。

●追加
地球と遊ぶ」に「ガザ地区」を追加しました。
●超美人
夕刊に目の大きな和服の女性がいた。
とにかく美形なのだ。
日本にもこういう「お方」が棲息してたのかと思うと
誇らしく思うような美しさであるよ。
大型新人タレントかと思った。
が、日本画家だった。
「松井冬子」さんという。
名前もいいね〜〜。
私の好きな詩人「田中冬二」と同じ字だよ。

作品より先に容貌に話題集中するのは本人には不本意だろうが。
で、どんな絵を描いているのか調べてみた。
アフガンシープドッグのような大型犬がいた。
毛のふさふさ感が克明に描かれている。
この絵は以前何かで見たことがあった。

「切断された長期の実験」という難解そうな名前がついていた。
この作者だったのね。
また、百合の花の間に横たわる女性という幻想的な作品もあった。
「浄相の持続」いう。
「浄相」とはどんな意味なのか。
手元の三省堂「大辞林」にはのっていなかった。
仏教用語なのだろうか?
日本画だから色調は抑え気味だが、情念の世界を感じ、
なぜかグスタフ・クリムトに雰囲気が似ているな、思った。

1974年生まれというから31歳。
写真ではもう少し上かと思った。
文京区生まれということだが、静岡県生まれと紹介しているところもある。
女子美短大卒業後4浪して東京芸大に入学。
ガッツがあるのだ。
現在、東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻博士課程在籍という。

和服も似合うが洋装もいい。
長い髪をおろした姿は、
これまた日本にこういう美人が棲息していたのだと、
おぢさんは嬉しくなってしまうのだ。

3〜4年前だったか、今のりのりの「伊藤美咲」が
パソコンのゲートウェイの広告に登場した。
期待のもてる美人だ、と思っていたら
日立のパソコンに登場。
IT御用達のモデルかと思ったら、
「チョ〜ヤの梅酒」のコマーシャルに進出した。
美人であるが3のセンもこなしていた。
その後、化粧品のモデル。
美人のお墨付きをもらったようなもんだ。
そしてドラマ、と売れっ子になった。

次に期待した美人は「竹内結子」。
JRのCMを見て存在感のある典型的な日本美人だと期待していたら
中村獅童の野郎が手をつけ妊娠させてしまい入籍。
腹ボテで映画「春の雪」に出演した。
三島由紀夫の華族社会の悲恋だが
ストーリーはよくあるもの。
だが、華族令嬢役は彼女にぴったりだろう。

ごく稀に天は二物を与えたもう。
「松井冬子」様には、
同級生の口説きなど無視して
大学院の老指導教授のセクハラには、股間をけっとばし
画廊のヒヒおやじの甘い言葉に惑わされることなく
恋愛、妊娠などという下世話なことに身を置くことなく
画の世界に精進していただきたいと切に願っております。


●強盗頻発


わが町「宮代」に強盗が頻発している。
約1ヶ月の新聞県版に3件報道された。
最初は「百間(もんま)」と地域まで記述されていたが
その後は「宮代」とおおぐくりで、どの地域かは伏せられている。
不安をかきたてないため、なのかね。
2回目は、私の住む「山崎」か隣の「西原」である、と思われる。
で、今朝は、
7日午後5時頃、74歳男性の家に訪問客を装った男が押し入った。
包丁をつきつけ「金を出せ」
たまたま外出から帰った72歳の妻のバッグから8万円を奪って逃走。

物騒である。
5時と言えば夕方だが、この時期、真っ暗。
外灯の少ない暗い地域が多いから
強盗には仕事がしやすいのだろう。
被害に遭っているのはほとんどが高齢者だ。
敵も、事前にリサーチしているものと思われる。

やつらの仕事の時間も早まっている。
おおらかな農村地帯で施錠などおこなうこともなかった地域も
今後はしっかり自己防衛しなくてはならないだろう。
通報してから警察が到着するまで時間がかかるもんね。
警察署のない町なので隣の杉戸署からやってくるのだ。

※16時。町内に張り巡らされた有線放送で強盗事件を伝え注意を呼びかけていた。
強盗が発生したのは「逆井(さかさい)地区」。
農家と民家が点在する畑の多い地域である。
私の住む山崎の隣の地区だ。
今、17時。
昨日の今頃、強盗が発生した。

12月7日(火曜日)
●追加
「地球と遊ぶ」に「イラン軍用機墜落」を追加しました。
●元気

隣の隣町、幸手が元気である。
4号線に大型店舗が積極的に進出している。
4号バイパスは交通量が多いが、
首都圏・東北を結ぶ物流道路で「通り過ぎる」道。
4号線は街中を抜けて走っているから
街道沿いは多彩な店舗が進出している。
「ジョイフル本田」が来年3月完成を目指して店舗拡張工事を行っている。
そして、その隣に「スーパー・マルエツ」が明日オープンする。
広告によると、かなり大型のようだ。
地元商店街は、これにより、ますます地盤沈下するのだろうが…
一番の注目は、その敷地に来春オープンする映画館。
いまはやりの「シネコン」だ。
これは期待が持てそうですよ。

だいたい、東武線伊勢崎・日光線沿線は映画館が少なすぎる。
同じ東武でも東上線沿線は目白押しというのにね。
とにかく、映像文化の僻地なのだ。
洋画は春日部ロビンソン内にあったが
動員数不足かどうか知らんが撤退してしまった。
草加まで行かなくていかんのだが、
あそこは狭くて汚い。
スクリーンが小さすぎる。
邦画上映館は春日部にあるが、
戦後間もない頃のようなたたずまいなので足が向かない。

「シネマコンプレックス幸手」はどんな状態なのだろうか?
「シネコン」だから、たぶん、小さなスクリーンなのだろう。
ここ一番の洋画は、有楽町、日比谷あたりの
大型スクリーン館まで行かねばならいのだろうが、
近場に洋画館ができることはめでたい。
やっと映像文化ゾーンができたんだもん。

役場の跡地にシネコンを誘致してくれればいいと思っていたが
とりあえず問題解決。チャンチャン!

12月6日(火曜日)
●歩
今回の構造計算改竄事件は、その背景にある大きく深い「構造」が浮かび上がってきた。
数字をいじったのは姉歯だが、彼の役割は、
やくざの世界で言えば「鉄砲玉」だった。
つまり「消耗品」である。
1級建築士といえども、その数が多く、実体は立場の弱い存在だった。
将棋でいえば、
「王将」は、ホテル建設コンサルタントの「総合経営研究所」だ。
ここが、すべての采配をふるっていた。
「角」や「飛車」は「北村建設」「ヒューザー」。
「桂馬」や「金」は子飼いの「平成建設」と民間調査会社などだ。
「香車」が、やはり「総合経営研究所」の関連会社で、部材を供給している会社。
で、「歩」が「姉歯」の役割り。
だから、姉歯に相当する「歩」は、彼以外にもまだ存在するのは明白だ。
彼らは、仕事がなくなることを恐れ、言われるままに良心や道徳観を失ってゆく。

これは「ホテル」建設に関わる構図だが、
マンションには別の世界が存在する。
「ヒューザー」を「王将」に据えた「悪徳軍団」だ。

しかし、これは氷山の一角で
消費者不在の「経済設計」「コストダウン」を掲げて建設された建物には、
こうした構図が必ず存在するとにらんでいる。

マンション以外の戸建物件でも、欠陥住宅が数多く指摘されている。
部材の太さや本数をけちったり、ごまかしたり
基礎工事の鉄筋を少なくしたり、セメント量を減らしたりは
日常茶飯事なのだろう。
こうしてけちった部分を利潤として荒稼ぎし
それを購入した人々には
「不動産業界は、別名<クレーム産業>と言われ
立ち上がった家の不都合は<想定範囲内>」と開き直るか、逃げを打つのだ。
全く誠意が感じられない。
プロとしての誇りも感じられない。

こんな工務店や大工が、ケチな「悪徳軍団」として
地域にはびこっているのだろう。

上から下まで油断のならない連中と思わざるを得ない。

なにも知らされない居住者は、一体何を信じればいいの?

12月5日(月曜日)
●取手のたき火
昨日「たき火」のことについて書いたが、
本日夕刊に取手市小文間(おもんま)で「たき火の集い」が開かれたという記事がのった。

写真を見て驚いた。
お楽しみのところを悪いのだが、
これはたき火の域を超えている。
大木を燃やしているのである。
「かがり火」だね。
童謡「たき火」は「落ち葉焚き」である。
このあたりは落ち葉もたくさんあるだろう。
それを集めて小山をつくり、燃すのでなければ
童謡の精神から外れるのではないか。
で、集まっているのは大昔子供だったひとたちばかり。
地域の幼稚園児、小学生などを招待して
歌を受け継いでゆかなければならないのではないの?
作曲家の甥っ子としては。
せっかくのイベントにケチつけてごめんね。

●恨み骨髄

鈴木宗男の外務省追撃が止まらない。
彼が権勢を誇っていたころ、
外務官僚たちはうまい汁を求めて群がった。
ところが、不正発覚により失脚たら
手のひらをかえすように彼への批判。
じっと耐えた宗男君は議員に返り咲いた。
外務省の裏切り行為に、
週刊誌を使った彼の猛攻が始まった。
外務省が「宗男マニュアル」を作って対応しようとしたことが
さらに怒りに脂を注いだ。
第一弾は「ルーブル委員会」の存在。
巧妙に金をプールし私腹を肥やした奴等の実名入りで糾弾。
今週から「外務官僚が溺れたロシア売春婦」。

「金」の次は「女」。
権力の側にいる奴等のお定まりコース。

「赤坂芸者との赤ちゃんプレーだけじゃない」というサブタイトル。
普段は偉そうにふんぞり返っている外務省の偉いさんが
夜は、「おむつ姿」で芸者におしゃぶりをあてがわれている。
あるいは芸者のおっぱいを吸ったのか。
こんな姿は家族や国民に知られてはまずい、どころか哀れさを通り越して情けなくなる。
支払われ費用は税金だぜ。
これが今まで外部に漏れなったのは「赤坂芸者」の口の堅さだが、どこからか漏れた。

鈴木宗男が失脚しなければ、相変わらずこういう醜態が繰り広げられていた、ということだ。

話しはそれるが、
ヒューザーの下品な社長はかなりの政治家と献金によりつるんでいた模様だ。
今、彼は「身の危険」を感じて雲隠れしているありさまだが、
彼が刑事告発されたら、それを阻止できなかった報復として
金のばらまき先をぶちまける、とおどしをかけている。

いつの時代も庶民の関係のないところで「金」と「女」が飛び交っているんだよな〜。
税金をまともに払うのがアホらしくなるぜ。
といっても、年金生活者だから昔に比べりゃ少ないけどね。

●手帳

手帳の広告が掲載された。
あの「高橋」である。
昨年同様全5段を使っている。
「世界平和 その前に家庭平和」「妻に 愛している と言ってみる」
レーザー・ラモンHGが小さく使われている。
なんかこの手帳を買う気にさせるアプローチではないね。
昨年のほうが、面白かったような気がする。
第2弾、3弾をやるはずだから、もう少し見てみよう。
コピーライターの糸井重里が主宰している
「ほぼ日刊いとい新聞」が開発した手帳のほうが面白そう。

昨年は広告効果で伊東屋で「高橋」の手帳を手に取ったが
広告ほど面白みのない当たり前の顔つきをしていた。
で、5年以上使っている能率手帳を選んだのだが。

12月4日(日曜日)
●たき火
裏の遊び場に積もった落ち葉を燃すことにした。
予報では午後から天候が崩れるらしい。
午前中の仕事にした。

住宅密集地では近隣からの苦情が出るので
「落ち葉焚き」などとうの昔に姿を消した。
田舎といえどもダイオキシン問題はあるのだが
のべつやっているわけでもないし、大目に見てもらうことにした。
枯葉は堆肥にもなるが、
わが家では野菜などの生ゴミと混ぜて畑に埋め込んでいる。
が、あまりの量の多さにときたま燃さなくてはならない。

レーキで積み上げた枯葉の下に
丸めた新聞紙を入れジッポーで火をつける。
乾燥した葉は瞬く間に大きな炎となる。
火勢が弱まっても北西の季節風が吹くとまた勢いよく燃え上がる。

このあたりは大昔、縄文人が住んでいた。
彼らもきっと竪穴住居でこんなふうに火を見ていたのだろう。
遥か悠久の時の流れを感じるね。

「たき火」という巽聖歌の童謡がある。

「垣根の垣根の曲がり角 たき火だ たき火だ 落ち葉たき」である。

この歌がNHKで初放送されたのは昭和16年12月9日だったという。
真珠湾攻撃の翌日だ。
「焚火」は敵の目標になる、と早速、軍部から横槍が入り放送禁止となった。

作曲をしたのは渡辺茂。
現在、彼の甥っ子が茨城県取手市にログハウスを建て
「たき火の里」として地域交流をはかっているとか。

たき火をしながら、叔父さんが作曲した童謡を歌っているのだろうか?

12月9日を「たき火」誕生の日として
その日に近い土・日に集いを続けているという。

●追加
「GoogleEarthで地球と遊ぶ」に米国海軍横須賀基地を追加しました。
停泊中の空母が確認できます。

●テレビの進化
現在のアナログテレビ放送が平成23年(2011年)7月24日で終了するという。
キー局はデジタル化に移行済み.
昨日U局のテレビ埼玉もデジタル化を完了した。
3〜4年前に購入したわが家のTVはアナログ対応。
デジタル放送受信用の端子があるので
チューナーとUHF用アンテナをつければ受信が可能になる、
のだが、デジタル化のメリットはいくつかあるようだが、当分このまま。
デッキもアナログ用だ。
5年経てば両方ともゴミになる。
そのとき対応型にすればいい、と思っている。

家電業界はこれを商機に大型テレビの売り込みに力が入っている。
大型量販店のコジマとヤマダが比較的近くにあるのでチラシが連日折り込まれる。
ボーナスも近いしな。
でも、年金族にはまるで関係ありまへん。

今、映画「3丁目の夕日」が結構人気らしい。
郷愁を呼ぶポスターである。
わが国でテレビ放送が始まったのが昭和28年(1953)。
映画はそのあたりから昭和30年代にかけての下町が舞台。
昭和20年に日本が戦争に敗れ、廃墟になった東京の一角。
日に日に高くなっていく東京タワーが発展する日本のシンボルのようである。

私が小学生から中学生にかけてのその時代である。
テレビ放送が始まった頃は、小学校4年か5年。
高価な商品ゆえ、もちろんわが家にはなかった。
今、国道6号線が江戸川を渡るために長い橋桁がのびている。
その下が昔の国道で、13間道路と呼んでいた。
車の通行量は微々たるもので、馬や牛に大八車をつないで野菜や糞尿を運んでいる。
そこをオート三輪の「くろがね号」などがどっどっどっと音を立てて走っていく。
子供たちはそこでキャッチボールをやったり、
葛西神社の祭りにはみこしが通ったりした。
その通りの向こうに小さな空き地があって、街頭テレビが設置された。

当時、放送は四六時中やっているわけではなかった。
夕方になるとその前は大勢の人だかりがした。
大人のなかに混じり子供たちは画面が見える場所を確保するのが大変だった。

プロレス中継が大人気だった。
もちろんヒーローは「力道山」。
相撲あがりのプロレスラーが、マイク兄弟やプリモ・カルネラといった
外人を、伝家の宝刀「空手チョップ」でやっつけるのを興奮しながら見た。
といっても、街頭テレビで見るのは大人が多すぎて不可能だった。
そんなときは級友に電気屋の息子がいたので彼の家におしかける。
近所の人たちも居間に大勢やってきていた。

昭和34年(1959)に皇太子(現・平成天皇)が美智子さんと婚礼をあげる。
このパレードを見るためにテレビが一気に普及した。
わが家はいつ頃購入したのか定かではないが、
NHKの「1丁目1番地」や「日真名氏飛び出す」などを見ていた記憶があるから
「婚礼」以前ではなかったか、と思う。

「婚礼」から6年。
大学を卒業し広告代理店に入社した。
昭和40年は、日本テレビが「シャバダバ・シャバダバ…」で始まる
大人向け番組(名前度忘れ)の提供を始める。
代理店だから、この番組の企画書が配布され、
この枠を売るための会議が開かれたりした。
細切れ枠のお色気番組なんか売れない、と思ったが、長寿番組になった。
今、深夜番組はまるで見ないが、
露出度はエスカレートしているんではないの?

テレビ放送開始から52年。
仕組みが大きく変わろうとしている。
当時の小学生が還暦を過ぎた。
とんでもない長い年月のようだが、
生きてきた者にとっては
「邯鄲の夢」のようなのだ。

12月3日(土曜日)
●言葉
読売夕刊に
詩人の「白石かずこ」が深沢七郎の思い出を書いていた。
彼が晩年、というから先日訪れた菖蒲町の「ラブミー農場」でのことだ。
(ついこの前訪れたばかり。かなり磁気の強い偶然だ)

心臓病で床についている七郎を編集者と見舞う。
帰り道は病状を案じ暗い気持で戻る。
(車で都内からはるばる来たのだろう)

七郎はまだ元気で、庭に出て若い人たちと語らい
「葡萄はスッパくなきゃ」といい、葡萄棚の下に落ちた葡萄を拾っては
鶏小屋に投げていたころから死の用意をしていた。
(写真に葡萄棚の下の七郎がいた)

「あそこの焼き場で5千円くらいでやいてもらえる」と遠くを指さし、
それからテープを見せ「ここに自分でお経を読んだのを入れて、
俺がギターを弾いたのを入れてあるから葬式はこれですむ」と
笑いながら語っていた。
が、今は訪れても床について眠っている事が多い。
心配のあまり電話すると
「白石さん、大丈夫。死ぬまでは生きているから」と
例の明るい声がある。…

死期を迎えてなお明るい七郎の姿が浮かぶ。
中学の頃から始めたギターは死ぬまで続く。
彼は、戦前戦後にかけて東京でリサイタルを開くほどの腕だった。
日本で始めてナイロン弦を使った人だそうだ。
日劇ミュージックホールに勤め、楽屋で書いた「楢山節考」を
丸尾長顕に見せ、彼のすすめで第一回中央公論賞に応募。
見事、受賞する。
彼の目は柔和である。
日劇時代はかなりの洒落者という風貌だ。
その彼が、「風流滑稽譚」で天皇を茶化してから受難が始まる。
3年ほどの放浪の末、たどりついたのが
菖蒲町の「ラブミー牧場」だった。
当時は彼のフアンや数多くの文化人が地の果てとも思えるここを訪れた。
白石かずこもその一人だったのだ。

今「ラブミー牧場」は往時の面影はまるでない。
町が再建し記念館でも作ってもよさそうなものだが
彼の価値は見向きもされていないらしい。
宝の持ち腐れといおうか、残念だね。

●新画像
GoogleMapに新しい画像が追加された。
ニューオーリンズを表示すると、画像モードに赤く「Katrina」と表示される。
それをクリックすると、猛烈なハリケーンに襲われ水浸しになった
ニューオーリンズの衛星画像を見ることができる。
町全体が水浸しなのだが、町を区切るラインは道なのか水なのかよくわからない。
高速道路が水没しているのははっきり確認できた。


12月2日(金曜日)
●追加
<--「GoogleEarthで地球と遊ぶ」に「ビンラディンの隠れ家」を追加しました。
●悪徳の連鎖
構造計算偽造事件がますます広がりを見せてきた。
テレビには顔を隠して出演している神奈川の設計会社が
姉歯の偽造に気づき1年半以上も前に、民間検査機関「日本ERI」に通報していた。
ところが闇から闇へ葬られてしまった。
彼は、なぜ追及をそれでやめてしまったのだろう?
このことを、同じく民間検査機関「イーホームズ」の社長が国会で証言した時、
「ERI」の社長は「告訴も考えている」なとど自信たっぷりだったが、
翌日にはそれを認めた。
さらに、偽造書類を巡り平成設計、総合経営研究所など新顔がぞろぞろ。
ますます伏魔殿の様相を呈してきた。
さながら、億単位のおいしい餌に群がるハイエナの群れだ。

姉歯はその群れの隅っこで、おこぼれを頂戴していたような存在だが
偽造をしたのは奴だから、金額ベースでは一番ワリが合わない。
そこに住む人々の命を引き換えにはした金を稼いでいた。
あの無表情は、カルロスのように「悪魔」に魂を売り渡した抜け殻の状態なのだ。

九州の木村建設は破産。
朴訥そうな風貌の下にはずるがしこい精神が宿っていた。
組織をたたむにしてはタイミングがよすぎる。
裏がありそうと勘ぐられても仕方あるまい。
ヒューザーも公的資金が投入されないと倒産を匂わせている。
社長の小嶋は品のない男だし
自分の財産は残しながら切り抜けるのに悪知恵を働かせるのだろう。

姉歯が関わった物件以外でも、
不安に思っているマンション住人は大勢いるだろう。
彼等が一斉に動き始めたら収拾がつかなくなるね。

今回の事件で不動産業界のイメージダウンは必至。

●幼女殺人事件
広島の犯人が捕まったと思ったら
栃木で少女が行方不明になり、
茨城で少女の死体が発見された。
同一人物か未定だが、たぶんそうだろう。

「悪魔」に魅入られたペルー出身のニセ日系人「カルロス」。
都合のいい言葉を見つけたもんだ。
殺人は自分の体に入った悪魔の仕業である、と。
こんな言い訳は通用しないがね。

仕事は休む。
休んだ言い訳をくどくど言う。
女性に強い関心を持っていた。
職場でもいい評判はなかった。
手荒な犯罪は中国人の特権かと思ったら
ついに、日系(カルロスは偽造パスポートらしいが)人にも広がった。

労働力を外人に依存しなければならない国は
今後、この種の事件が起こることを覚悟しなければならない。

12月1日(木曜日)
●利根川
NHK地上デジタルの日特集「利根川322キロの魅力」を放映。
すでに「上流」は終わったらしく、「中流・下流」を紹介していた。
偶然、懐かしい光景。
熊谷市から群馬県千代田町へ行く「赤岩渡船」。
水の上の国道ということで渡船料は無料だという。
この「渡し舟」は子供の頃乗ったことがあった。
小学校から中学2年頃まで、母親の実家だった
千代田町(昔は邑楽郡永楽村赤岩)へ、夏休みのたびに逗留していた。
昔は手漕ぎの和船だったが、今はエンジン付になっている。

※赤岩の渡し。                   北川辺町の蓮根畑
利根川もこのあたりは川幅が広く急に深くなるなるので
夏場は犠牲者が出た。
その霊をとむらうために夏の終りに「川施餓鬼」が行われた。
土手に作られた舞台では群馬名物「八木節大会」も開かれたが
あれは、別の催事だったのかどうか定かではない。
「赤岩の渡し」から、カメラは「北川辺町」に飛んだ。
豊かな川の水を利用した稲作、レンコン畑、なまずの養殖紹介された。
江戸川の分岐、関宿が出るかと思ったが、

※昔の家は水害脱出用の舟を用意していた。 江戸の雰囲気、佐原の町並み。
一気に千葉県佐原、潮来、銚子に行ってしまった。
伊能忠敬のふるさと、水郷・佐原の町並みが美しかった。
一度訪問したい町だ。
北川辺、大利根はチャリでも行けるので機会があったらチャレンジ。

●追加
GoogleEarthで地球と遊ぶに「フセインの豪華ヨット」追加しました。
●野菊の如き
NHKBSは木下恵介月間。
喜びも悲しみも幾年月、少年期に続き
昨夜は「野菊の如き君なりき」だった。
ご存知、伊藤左千夫の「野菊の墓」の映画化。
昭和30年11月に封切られた。
当時中学1年だった私は、現在、金町南口商店街にあった映画館
「金町松竹」へ、学校から観に行った記憶がある。
「野菊の墓」は明治39年に発表した小説。
映画ではその頃の自然、営みを垣間見ることができる。

後に原作を読み、舞台が江戸川の川向こうの矢切ということを知った。
市川、松戸も描写されており親しみを覚えた。

綿つみに出かける道すがら、お互いを花に例えながら婉曲に心を伝えあう。
こういう心の通いあいが皆無となってしまった現代では
珠玉のように思えてならない。

※家長を中心に家族、使用人が食事をする。    切ないシーンに和歌が挿入される。
  立っているのが政男の母役の杉村春子。

映画だが、舞台は江戸川ではなく千曲川に変わっている。
笠智衆の回想という形式でストーリーが進む。
彼も若かった。
回想シーンは画面に白い楕円のふちとり。
こういう映画だったんだな〜。

※意識しあう前はいつも2人で過ごしていた。    綿つみに行く途中で「民さんは野菊のような…」と

古いモノクロ映画なので画面が荒れていたが
それが当時の雰囲気をよく伝えていた。
目が疲れたが。

その後、昭和52年に山口百恵、昭和56年に松田聖子主演で映画化されているが、
当然、見ていない。

「民子」を演じた有田紀子は昭和15年生まれ。
あのふっくらとした少女が現在65歳。
昭和30年「野菊の如き…」でデビューし昭和39年結婚引退。
実にあっさりしたものだ。

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