田舎三昧の生活と意見

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2007年4月
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●吉太郎童謡集

■Contents■
01 桜満開
  エプリルフール
02 花のトンネル
  Vista
03 NOVA
04 時計
  お遍路
05 セカンドライフ
  花に嵐
06 平凡
  松坂デビュー
07 都知事選
08 リボンがついた
  結果
  開票経過
  春爛漫
  投票日
09 油断
10 デジタル放送
11 あかげら
12 対決
13 新緑
14 六大学
15 深夜放送
16 洒落
17 川向こう
  銃撃
18 動機
  松坂
  芸術的
  土筆その後
19 葉桜
  たらの芽
20 マロニエ
  チューリップ
21 物騒
22 新緑
23 ポピー
24 鯉のぼり
25 偲ぶ会
26 イベント
27 逆さコースター
  夕焼け
  発見
  根みつば
  暴走
28 夕焼け
  低気圧通過
  山藤
29 昭和の日
30 GW2日目



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Yellow House
Chicago Short Stay
Miyashiro Avenue

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Area
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Case
Culture
Expression
Ginza
History
Hobby
Movie/Drama
PC
Politics
ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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Last Modified 070430




4月30日(月曜日)
●GW2日目
昨日の「昭和の日」の代替休日。
混雑する遠くへ出かけなくてもわが家付近は穴場が多い。

動物公園釣堀
東口ゲート脇の釣堀は絶好の釣り日和とあって鈴なりの人。
売店の背中と木立がいい風景となっている。
フェンス越しに釣り人を眺めていたら、
手前の人がおおぶりのヘラブナを釣り上げた。


森の市場裏の池
こちらは無料で釣りができる。
珍しく女性の釣り人がおりました。


森の市場前の芝生広場
3〜4組がバーベキューをやったり
日光浴を楽しんでいた。
木立の中に簡易テントを組み立てアウトドア気分。
こういう場所で、バナーでインスタントラーメンを
作るつ〜のは、めちゃ楽しい。
子供が小さいときはわが家もやったもんだ。


ゴーカート脇
池を巡るサファリゴーカートコースを眺めたら
これは、白鳥ではないですかね。
隣をゴーカートが走っているというのに
1羽は熟睡していました。
池の中にいる1羽が陸にはいあがろうとして
何度かトライしていたがだめ。
あきらめて水の上でうとうとしておりました。


ミミ
部屋の窓を開け放ったとたん窓枠に飛び乗った。
サッシがあるので脱出は無理。
目の前のジェットコースターを飽きもせず眺めていた。
「籠の鳥」のわが身を嘆いているのかね。


4月29日(日曜日)
●昭和の日
昔、「天皇誕生日」。
それから、「みどりの日」。
そして、今年は「昭和の日」。
かくも国民の休日の名称がころころ変わるとは。

快晴である。
ラジオから高速道路の渋滞情報が流れてくる。
どこへ出かけても混雑するとわかっていても
出かけたくなる悲しいサガ…やれやれ。

わが家の周辺をぶらぶら歩くだけでも
新緑を満喫することができる。

東武動物公園入口付近の街路樹がかたちよく育っている。
これまで、秋になると伸びかかった枝が
ことごとく切られて丸坊主になっていた。
そして、春先からまた枝を伸ばす…
いつになっても貧弱な並木通りだった。
ところが、厳しい予算なのか枝払いが中止された。
これが、トウカエデに幸いした。
いつか、つくば学園都市のような
巨木に育ってくれることを期待している。


森の市場「結」は朝9時半開店だというのに。
わが家から2〜3分。
地の利を活かして定刻に出かけたらもう人だかり。
お目当ての野菜の苗はもう売り切れだった。
さすが、宮代で一番流行っている店ですね。


庭の新緑も美しい。
花と樹木がよく調和している。
家人の生きがい。
毎日、庭造りと管理にいそしんでいる。
だから、小生ほとんど手を出さない。


野菜の苗を植えた。
トマト16本、ピーマン5本、なす3本。
トマトは1本に最低15個収穫できるので210個はかたい。
7月頃から毎日食卓に新鮮なモモタロウが姿をあらわすだろう。


4月28日(土曜日)
●夕焼け
昨夕もきれいだったが、今夕も負けず劣らず。
3時間ほど前、低気圧通過による雷雨で
空気中のほこりが洗い流された。

空は澄んで落日の色彩が数段鮮やか。
都内では絶対に見ることのできない
雄大で美しいひとときだった。

●低気圧通過
ラジオでは都内の雷鳴を伝えていた。
まだ、こちらの天気はよかったが、
間もなく3時になろうかという頃
東の空が急に黒い雲で覆われたと思ったら
東から西からものすごい風が吹き荒れ雨と共に雷鳴。
あわてて雨戸を閉め、パソコンの電源を落とす。
30分もしないうちにこの異常天気は回復したが
レジーナ方向に落雷のようなバリバリが聞こえた。


●山藤

木に蛇のようにからみついた山藤が
淡い紫の花をつけた。
仰ぎ見れば、何本もの木の上のほうに咲いている。
春日部市の駅前も、牛島も藤が盛りのようだが
こうした野趣あふれる風景も捨てがたい。

4月27日(金曜日)
●逆さコースター
この時期、湖に映り込む「逆さ富士」ならぬ
「逆さレジーナ」を見ることができる。
水田に水が張られ苗を植えるわずかな間、
田毎の鏡が楽しめる。
夕方、ジョンの散歩の折、撮影した1枚。
結構、いけるでしょ。


●夕焼け
田に水が入った。
間もなく田植えが始まる。
最近はすべて機械でやってしまうから
広い水田もあっという間に作業は終わる。

苗を植える前のわずかな日々は
水面が鏡のようになって
周囲の風景が美しく映える。

本夕は燃えるような空が
水鏡に映りこんでいた。

●発見
発見というより、小生が気づかなかっただけなのだが。
その店は2年前から営業していた。
6日前だった。
いつものようにチャリで街中を足慣らしをしていた。
杉戸町の旧4号線をどこまでも。
東武線の踏切をわたり、あと少しで満願寺橋という手前の右側に
手打ち蕎麦屋の看板が目に入った。
「つちのこ」という。

外観は、今様のちょっとおしゃれな和風。
蕎麦好きの小生としては近々中に顔を出さねばなるまい、と
その前を通り過ぎた。
そして本日。
カインズホームに野菜の苗を購入に行った帰り立ち寄った。
看板には午前中の営業は14時30分までとあった。
あと15分だ。
外から蕎麦打ちが見えるようにガラス張りになっている。
急いで入る。客が1人いた。
調理場の前にカウンターがあるのだが、
ほとんどの客は履物を脱いで座るスタイルになるのだろう。
中の雰囲気は外観のイメージと同じ。
壁はいまはやりのしっくい。
囲炉裏をきったテーブル。
いい感じなのだが壁に品書きがべたべたと貼りすぎ。

小生、冷やしたぬきを注文。
本来なら初めての店の場合、盛りそばか、かけそばなのだが
メニュー写真に惹かれて、そうなった。
待つことしばし。
ぶっとい蕎麦だったらどうしよう、と思っていたのだが
出てきたものを見て、見るからにうまそうな姿をしていた。
箸をつけてしばらくして写真を撮るのを忘れていたことに気づく。

細くてやや色黒の、こしのある蕎麦だった。
舌触りも滑らかと少しざらつきの中間で存在感がある。

この種の蕎麦屋の常道で量は少ない。
育ち盛りとしては、もう少し欲しいところ。

杉戸には芝甲という蕎麦の名店がある。
そこも絶品だが、つちのこも負けず劣らず。
芝甲の蕎麦は切り口が丸い。
つちのこは手打ちだから長方形。
歯で噛み切って口の中でころがすと、
芝甲は軽快にころげまわるが、
つちのこは、蕎麦同士がぶつかり合って味がさらに際立ってくる
という感じ。

1日10食限定で十割蕎麦も食することができる。
またまた顔をださねばなるまい。

●根みつば
季節を告げる香りの野菜のひとつが「根みつば」なのだそうだ。
NHKのローカルニュースで茨城県鉾田からその様子を伝えていた。
鉾田といえば、旧町会議員が旅行先の宴会でコンパニオンの胸に手を入れ
テレビにリークされた。
ここにも「旅の恥はかきすて」組がいたのだ。

そういう不心得者が棲息する地域だが
風景はいたってのどか。
田園風景がはるかに広がる。
ハウス栽培農家の「根みつば」が紹介されていた。
太い茎の白い部分は、土を盛って光に触れないようにしたためだ。
深谷ねぎのようなものか。
茎は香りが強く、好きな人にはたまらんのだそうだ。

先日わが家のお吸い物にこの「根みつば」が使われた。
みつば、といえば葉の香りを楽しむものとばかり思っていた小生、
茎は食さず残してしまった。
さらに、今日のお吸い物は茎だらけじゃないの、と文句をつけた。
新しい村・結で購入したらしいが、
食べ方を知らないのは我が家だけだったりしてね…

●暴走
リチャード・ギアがインドで訴えられた。
訴状は公然猥褻罪。
以前報道されていたが、
アメリカ版映画「Shall we dance?」に主演した彼が
ニューデリーを訪れたとき、舞台の上で
インドの人気美人女優に度を越した親密ぶりを示した。
インドでは宗教上、人前でこのような行為をすることは
厳にいましめられており、違反するととんだ罪状になる。

老いてますます盛んな彼は、
インドの風習を知らなかったのだろう、
「欧米か」をやってしまったのだ。
相手は当惑気味だったが、そこは女優だし
撮影のワンシーンみたいに応じておりますよ。

キスを迫るギア氏だが、
日本でもこれだけ度を越せばセクハラになりかねない。
アメリカでもセクハラには厳しい。
インドで「旅の恥はかきすて」気分になったのだろうか。
いま、彼はアメリカにいるのだが、
インドに入国すると逮捕されちゃうんだってさ。


4月26日(木曜日)
●イベント
GWが迫っている。
わが町で唯一の「行列のできるお店」=新しい村「森の市場」の
イベント告知のチラシが入った。
「春の村祭り」がGWの真っ只中5月3、4、5に開催される。
不思議に思ったのは、この界隈ではGWの季節感はまだ「春」だということ。

新緑が萌えるこの時期は、世間一般、春は終わり、初夏という
爽やかな季節なのだけど。
ちなみに、新緑、5月の季語は「夏」だ。

ま、季節がずれていようが、人気は相変わらずで
午前中に出かけないと目ぼしいものは売り切れ。
それが、また人を呼ぶ、という好循環になっている。
大学通りの「る〜ばん宮代」の閑古鳥と比べれば
町が関与する「商売」の明暗を分ける好対照。

「る〜ばん宮代」は町を縦貫する背骨のような道路に面した場所に
そこそこの面積を使い、鳴り物入りで完成した商業施設。
本来は町のモデルケースとなる店舗だった。
それが、無残な姿をさらしている。

どこのどなたがリサーチし設計した構造物か知らんが
店舗構成は町の事情を無視したテナントで
外野から見ても撤退は時間の問題ということは明らかだった。
地域活性プロジェクトの計算の甘さは、
今のところ、誰も何も言わないけれど
今後、責任の所在が明確にされねばならないだろう。

あ、そうそう。
昨日、横浜東口の「ベイ・クォーター」を見て感じたことなのだが。
水辺の施設というのは、人の心をなぜかなごませるものがある。

ここ、宮代では「森の市場」が前面に雑木林、背面に池という
「緑と水」の絶好の立地だ。
雑木林に面して「森のカフェ」という三角帽子の「こじゃれた」
喫茶コーナーがある。
小生、まだ入ったことはない。
この施設に必要なのは「森の食堂」なのだ。
年配者も多く訪れる「新しい村」には
そば、うどん、丼物が食せるコーナーを併設しないのか
以前から疑問だった。

森の市場の裏手は小高い岡になっており、
母子の姿を散見する。
空堀に橋のかかったあたりから池にかけての部分を
食堂にする(レストランなどどしゃれなくてもいい)。
そこで、地元産の粉を使った麺類を提供する。
また、地鶏を飼い、親子丼などを提供してくれれば
1週間に2〜3度は訪れたくなるだろう。

現在のところ、森の市場で扱うのは食材だけだが、
店舗スペースを拡張したことだし
アイテムの増加を図ってはいかがだろうか?
それは、竹を使った生活具やおもちゃなどだ。
現在、竹のアートをやっている。
いい企画だと思うが、同じ素材で、今度は売れる物を作るのだ。

商材、商機は意外にも身近にある。
それに気づくかどうか、具現化できるかどうかにかかっている。

4月25日(水曜日)
●偲ぶ会
横浜で故人を偲ぶ昼食会が開催された。
前日、会場は横浜西口の「あいちや」と連絡が入った。
阪東橋に「愛知屋」というカニ料理の店がある。
ここの「たらば」は絶品で、昔何度か行ったことがあった。
支店が西口にあるのかと思ったら違った。
東急HANDSの向かいの「あいちや」は割烹だった。

湘南新宿ラインの時刻を調べ新白岡から約1時間半で横浜。
乗り換えなしなのがいい。
あいにくの小雨で肌寒い。
ジョイナスを抜けて西五番街を歩くのも久しぶりだ。
通りの左右には店がぎっしり集まり活況を呈している。
平日にもかかわらずぷらぷら歩きの人間が多い。

HANDSができた頃はよく顔を出していたが
向かいに「あいちや」という店があったどうかまるで記憶になかった。
バタくさい店が並ぶ中、純和風建築の店が異彩を放っていた。

門をくぐると別世界。
昔は政財界の人たちが夜になると東京方面から足を伸ばして
ここを利用していたという。
内部の造りは複雑で座敷からトイレに行くまで何度も角を曲がる。
これは、客同士が顔を合わせることのないような仕組みなのだそうだ。
酒が入っていたら、用を足した後席に戻れなくなるのではないか。
間違って開けた部屋には、とんでもない人が食事をしていた…
なんてことはないのだろうか。

次から次へと出てきたが、上品すぎて物足りないね。育ち盛りとしては…

横浜の政界に詳しい人がいて、
中田市長のスキャンダルについてかなり詳しい情報を聞くことができた。
「ふ〜〜ん、へ〜〜〜」てなもんである。

参会者にたばこの煙で喘息を引き起こす方がいたので
部屋を出て仲居さんに喫煙所を聞いたが
そのような場所はない、空いている部屋があるのでそこで喫ってください、と
言われて通されたのが、2人部屋。
人目を忍ぶ二人が食事をする、という雰囲気。
実際、どんな人が使う予定だったのかね。
棟方志功の額と花がいい雰囲気を醸し出している。
食器がしつらえてあった。
灰皿を汚すのも気が引けた。

2時間で散会。

東口SOGO先にできた「ベイ・クォーター」を見学。
運河の向こうに建設中のMM21が広がる。
活気がありますね。



19時。静寂なわが家に戻る。

4月24日(火曜日)
●鯉のぼり
季節が移るのは早い。
つい先日まで桜だったが、
もう鯉のぼり。
風もなくあいにくの空模様。

薫風を受けて元気に泳ぐ姿を見たいものだ。

4月23日(月曜日)
●ポピー

散歩道に野性化したポピーの一群がある。
今年もオレンジ色の花をつけている。
花は小さく可憐だ。


4月22日(日曜日)
●新緑
朝の散歩が目にまぶしい新緑だ。

ある木の幹にはつるが何重にも巻きついている。
締め上げられた木は痛々しくも見える。
このつるは山ふじ。
来月に入ると薄紫の花をつける。
ひさしを貸して母屋をとられた案配だ。

数年前、この散歩道は
地元の、しかも近所に住む人しか通らなかった。
雑木林も人の手が入らず、
写真で見ると原生林のように見える。

4月21日(土曜日)
●物騒
町田市で暴力団員が拳銃を持って昨日から自室に篭城。
15時間後の午前3時3分、警官が突入。
寸前に自殺を図ったらしいが、絶命はしていなかった。

米国NASAでは職員が同僚1人を射殺。
人質と研究棟に篭城したが約3時間後自殺。

連日同じような事件が発生している。

米国はともかく日本でも拳銃がわがもの顔でまかり通っている。
禁制品なのに、である。
暴力団に銃器は必要悪では済まされない。

4月20日(金曜日)
●マロニエ
葉が開きその先に固い蕾の花がついた。
今年も、赤紫の花を木の上のほうにつけるだろう。

NHKの夕方のニュースで
宇都宮県庁近くのマロニエ並木が紹介された。
実際この目で見たくなり、早速、新白岡駅から約1時間の宇都宮を訪れた。
想像以上の美しい街並みだった。
とくに、表通りから県庁に至る通りは
左右に枝を大きく張った大きなマロニエが美しい。
仙台のけやき通りもいいけれど。
宇都宮もなかなかだ。

家に戻り、早速1本購入。
2年前のことだ。
油断すると大きくなってしまうので、
身長をおさえている。

●チューリップ
庭のいたるところで咲いている。
球根を植えた覚えもない場所にも。



4月19日(木曜日)
●葉桜
桜市が開催された笠原小界隈の桜の花は全て散ってしまった。
山崎地区は畑が多いからか
気温があちらに比べ少し低い。
このため、開花も多少遅れる。
その分、まだ桜が枝についている。


●たらの芽
たらの芽が育成中。
春の珍味、天婦羅にすると
すこぶるつきの、とまでは言いにくいが
季節を感じる食材だ。

バックヤードにはもともと何本か自生しているが
これは生徒さんからいただき、自生とは離れた場所に植えた。
自生組は痩せていて芽吹きが悪い。

この若木に目をつけている人がいた。
家人は、「あのたらの芽をいただいていいか」と聞かれたそうだ。
当方が写真を撮りながら成育を観察しているのを知らないものだから
簡単に承諾してしまった。
その旨を告げられた小生、即撤回して来い!家人を怒鳴りつけた。
恐れをなして、小走りに家を出た。
その旨を告げられた男性は「そうだろうな」と言ったそうだ。
ダメもとで聞いたのだろう。

たらの芽はバックヤードのかなり奥深くに植えてある。
彼らは、わが家の土地を横切って勤め先に行く。
近道なので無断で私有地を通過するのだが、
好意で目をつむっているのに、それで満足するだけでなく
そこに植えてあるものまで目をつけるとは…
今後、頻繁に土足で踏み込むようなことがあれば
境界線を作らなくてならないけどね。

このあたりは移植した「紫蘭」がかなりの数、芽を出している。
先日、「結」で3株250円で売っていた。
スノーホワイトが終わり、「鈴蘭」も芽を出した。
変な連中に目を付けられなければいいが。

昨年は、脱糞した奴がいた。
笹で目隠しされていたからだ。
今年は、きれいにさっぱり刈り込んだ。
トイレなら「結」を利用していただきたい。

4月18日(水曜日)
●動機
長崎市長暗殺、バージニア工科大学の大量殺人。
犯人は暴力団幹部と韓国系アメリカ人で、
動機はきわめて個人的なもののようだ。
 
韓国政府は好転しつつあった米韓関係の悪化と
在米韓国人への排斥を懸念しているそうだ。
日本人じゃなくてよかった。

●松坂
レッドソックスの松坂がしめりがち。
ブルージェイズ戦で6回を投げて
10三振を奪うも、3安打、4四球、押し出し2点で降板。
岡島は1回3者三振で討ち取った。

しかし、まだ地元新聞は打者が援護できなかった、と
松坂を擁護している。
が、22日に登板するヤンキース戦で
このようなぶざまな試合ぶりをすれば、
論調が一気に変わる。
ぼろくそになる。

真価を問われる1戦になる。

●芸術的
先日、機械で田起しをやっていた。
農家は苗を育成中だ。

田と田の境界が「うね」。
コンクリートで境界を作ってある部分もあるけど。
以前は土を盛り上げ手作業でやっていた。
無骨な土くれの境界だ。
たぶん、このスタイルは稲作が始まったころから
連綿と行われてきたのではないか。

それが、近年、焼き物の表面のようにすべすべで幾何学的なのだ。
シャベルを使ってもあのようなきれいな仕上がりにはならないだろう、と
思っていたら、ある時、作業中の光景を目撃した。

やはり機械だった。
耕運機の先端に回転する金属製「ろくろ」のようなもので
土を押し付けながら表面を滑らかにしていた。
直線はもちろん曲線もきれいに仕上がる。

機械化で、細かいところまでこだわりの畑ができあがる。

●土筆その後
「かっちゃん数の子にしんの子〜」という囃子歌があった。
さしずめ「土筆だれの子スギナの子」というべきか。
ついこの前まで、群生していた土筆が
幼年期を終え緑鮮やかなスギナに成長した。

昨年は土筆を探していつもとは違うコースを歩いたのだが
意外と近い所で発見した。
灌漑水路の改修を行った後に彼らの棲家になったのを
当方が気づかなかっただけだけど…

4月17日(火曜日)
●川向こう
東口をチャリしていたら、ラウドスピーカーの声が聞こえてきた。
本日、杉戸町町長選の公示日。
投票日は22日。
4人が立候補する激戦のようだ。
宮代町の合併にも影響を及ぼすだけに
成り行きを見守りたい。

●銃撃
地方統一選第2幕の真っ只中、4選を目指す伊藤長崎市長が遊説帰途中
事務所前で3mの背後から拳銃で数発撃たれた。
すぐさま病院に運ばれたが心肺停止という。
犯人が右翼関係者であれば、動機に思想的なものがあるとは思うが
暴力団というから、恨みがあってのことか。
ニュースによると、市と破損した車のいざこざがあったという。
むちゃくちゃな理由のようだが、
それが、殺人に結びつくとはあまりにも短絡的。
長崎市市町は2:28出血多量で死亡した。

この日、米国のバージニア工科大学で韓国系学生が銃を乱射し
33人を射殺、本人は自殺した、という衝撃的なニュースが飛び込んできたばかり。


またまた、和歌山で発砲事件。
70歳の男が拳銃で親戚を射殺。本人も自殺の模様。

米国の銃所有は法律で認められているが、
日本もかなりの銃が出回っているようだ。
特に、その筋はともかく一般社会人が所有している、というのはどういうこと。
問題解決に銃が使われるとは
ぶっそうな世の中になってきたことは確かだけど。

4月16日(月曜日)
●洒落
落語家の林家正蔵、もと、こぶ平、が所得隠しと過少申告を行っていた。
贔屓やパーティ参加者からのご祝儀、地方の興業収入をチョンボしたわけ。
税務署の指摘で修正申告をしたそうだが。

落語界のサラブレッドで、言動から金には淡白かと思っていたが普通の人だった。
ま、当方の勝手な思い込みで、「見つからなきゃ丸もうけ」という
せこい感覚が先走ってしまった。
彼はよく「洒落にならない」という言葉を使うが、
これは、ほかならぬ自分のことだったのだ。

4月15日(日曜日)
●深夜放送
民放はどこも相変わらず若年層対象のアホ・トーク番組ばかり。
で、聞くのはNHKの「ラジオ深夜便」ということになる。
だいたい15分以内に眠りについてしまうのだが、聴き入ってしまうこともある。

一昨日だった。
古い歌謡曲を流していた。
歌手は田畑義雄と奈良光枝。
「ばたやん」は息の長い歌手で最近もたまにテレビに顔を出す。

注目は「奈良光枝」だった。
その昔、バブル以前。
銀座1丁目裏通りの小さな飲み屋が元気だった頃だ。
行きつけの店の女将が何かの話で
「奈良光枝に似た美人でね…」と話していた。

若い頃の「奈良光枝」は知らない。
12チャンネルの「なつめろ」番組で見たことがあるのかもしれないが
記憶は定かではなかった。
でも、なんとなく顔は思い浮かべることができた。
面長で目の大きな人だと。

ラジオ深夜便で彼女の「悲しき竹笛」という歌を流した。
題名を聞いたとき、美空ひばりの「悲しき口笛」は知っているんだけどな〜と思った。
曲が始まった
「花の都のたそがれに 思い悲しく笛を吹く…」
聞いたことがありましたね。

竹笛というのは「新諸国物語」歌われていた「ひゃり〜こひゃれろ」の時代でしょ、
花の都といえばビルに囲まれた近代東京ですよ。
その、たそがれどきに竹笛を吹く、というのだから、
かなりミスマッチな情景ではなかろうか。

と、思いつつイヤホンから流れる歌を聴いていた。
後でわかったのだが、
彼女は青森から上京、音楽学校出身の美貌の歌手兼銀幕スターだったのだ。
曲が終わろうとしていたときに、中断して地震情報が入った。
で、曲が最初から始まった。
途中でまた地震情報。
で、曲は最初から。
都合3回聞くことになった。
深夜のNHKつ〜のは、時間がゆっくり流れておりますね。

男性聴取者は彼女の全盛期の頃が青春で
胸をこがしていた頃を思っていたのだろう。
それを無粋にも中断したのだからね。
NHKの親心には頭が下がります。

いつの間にか眠りについておりました。
で、翌日、「美貌の人」について調べてみました。

大正12年生まれ。昭和502年歿。享年54歳という短い生涯だった。
美人薄命を地でいった。
「悲しき竹笛」は西条八十作詞、古賀政夫作曲。
映画「或る夜の接吻」の主題歌だった。
「接吻」とはキスのことです、と注釈がありましたね。
製作は昭和21年というから、敗戦翌年。
私、東京の家を戦災で焼かれ、親戚を頼って
百間村のお寺(西光院)に疎開していた頃ですよ。
恋愛映画などわかるわけがありゃせん。
その後、ラジオから流れる歌を聞いていて、
メロディーを憶えていたんでしょうね。

若い頃の「美貌ぶり」を探してみましたが
残念ながら空振り。

藤山一郎と「青い山脈」を歌っていたんですね。
杉陽子と池部良の映画でしたね。
中学生になってから、石坂洋二郎の青春物は読みました。
都会ではなく地方の、恋愛になんとなくあこがれたもんです。
ちゃんちゃん。

4月14日(土曜日)
●六大学
「ハンカチ王子」の早大入学でにわかに熱くなった六大学。
メジャー、プロ野球に続き大学野球、と今年は忙しい。
で、本日六大学開幕。
東大vs早稲田の先発に急に斎藤が先発することになった。
本来、別の投手だったらしい。

「相手は東大だし、まっいいか。観客もそれを望んでいるし」
これじゃ、まるで「人寄せパンダ」じゃないの。
結果は期待通りの健闘で、6回まで1安打無失点。
8対0でデビュー戦で勝利投手になった。
めでたしめでたし。

夜のニュースで見たけど女性観客が多かった。
およそ野球に無縁そうな中年が頬を紅潮させておりましたよ。
韓流と同じ乗りではないのかね。
最近の若者にしては珍しい清潔さが
母性本能をコチョコチョさせるのだろうか?

早実から早大へ。
しかも1年生で開幕戦先発投手。
これほど晴れがましいスタートはないだろう。
彼の人生は今後もこのように展開していくのだろう。
するて〜と、開幕先発に予定されていた先輩投手の人生は
どのようなことになるのかね。

4月13日(金曜日)
●新緑
心待ちしていた桜も咲いたと思ったらあっという間に散った。
満開の頃、宮代町は「桜の里」と再認識した。
東武動物公園周辺の美しさは近隣の桜の名所と比較しても遜色がない。
限られたエリアで開催される「桜市」をもっと拡大すれば
観光資源になると思うのだが。
しかし、整備には金がかかるので、現在の町の財政では無理かもね。

1年中、日陰になっている場所がある。
冬は薄氷が張るのだが、夏は周囲より気温が低い。
強烈な日差しを浴びても、ここを通ると生き返った気分になる。

その、いつもの散歩道の若葉がいっせいに芽吹きはじめた。
朝寝坊していてはもったいない、と
6時半に起きて歩いてみた。
空気清涼。気分爽快。
別荘地感覚。
すでに散歩している人を何人か見かけた。

4月12日(木曜日)

●対決


松坂とイチローが米国で再び顔を合わせた。
息詰まる勝負だった。
イチローのバットから快音は聞こえなかった。
1度くらいヒットがあってもよかったのにね。

その代わり城島が2塁打。
イチローとの対決で力を使い果たしたんでしょと
Joeが笑っていた。

4月11日(水曜日

●あかげら
隣の駐車場脇に高い木がある。
そこから、木製ドラムを超高速でたたく音がしていた。
むかしは、そういう鳴き声の鳥かと思っていた。

※いつも叩かれている部分は穴があいている。そこに虫が住みつくのかも

それが、いわゆる「きつつき」だった。
小さな鳥が木に平行して止まり一心不乱に幹をたたいている。
そこには、虫が潜んでいてあまりの騒音に閉口して
飛び出したところを捕食する。
「きつつき」は一般呼称で「あかげら」というのだそうだ。

保護色なので見つけるのに手間取った。
所在を確認して、小走りにカメラを取りに。
戻っても、こちらの存在を全く気にしないで働いていた。
はじめは背中から。
じわりと近寄り姿がわかるアングルを探す。
まるで、こちらのことなど気にせず
くちばしをたたき続けている。

以前、NHKでその様子をアップでみたこちがあった。
人間なら脳震盪を起すような衝撃が伝わっているのだそうだ。

4回シャッターを切ってその場を去った。

4月10日(火曜日)

●デジタル放送
テレビは2011年から現在のアナログ方式からデジタルに変わる。
これにより2000万台以上のアナログテレビが廃棄物として放出される模様。

プロ野球、メジャーリーグ、サッカーなど大型画面で見たい。
夏の宵、窓を開け枝豆、ビールで観戦つ〜のが庶民のささやかな楽しみだ。

液晶大型テレビを購入する家が増えている。
生産台数が増えれば、価格が下がる。
とはいえ、わが家は、今だ奥行きのある「旧型」テレビだけど。

5年くらい前だろうか、SONY製ワイド画面を購入した。
鉄塔が近く、電波がやってくる方向に高い木が何本もあるため
映りは最悪という状態が続いていた。
2年前やっと共同アンテナ化により人様と同じくっきり画面で見られるようになった。
テレビ本来の姿になった。
世間は液晶液晶と騒いでいるが
あと4年は働いていただきたい。
それに、昔、仕事で大変お世話になったSONYだ。
いつまでも長くそばにいて欲しいとも思う。
(今度買うときも当然SONYになると思うけど)

最近総務省が実施したアンケートによると、
デジタルテレビのある家は33%。

デジタルテレビ購入予定時期
年内:13%
北京五輪のある08年まで:9%
サッカーワールドカップのある10年まで:8%
アナログ放送終了直前:64%
という結果が出た。

ぎりぎりまで購入を控えようとする人は
わが家だけではなかった。


4月9日(月曜日)
●油断
地域のために本気で汗を流してくれそうな期待感が
新人の勝利につながった。

南埼玉郡は宮代町、白岡町、菖蒲町で構成される。
地図で見ると実に奇妙な形をしている。
境界を接する部分の大きい宮代町と白岡町。
久喜市、蓮田市に挟まれその間を押しつぶされたかたちで
白岡町と菖蒲町がつながっている。
常識的に考えて菖蒲町は久喜市、騎西町、鴻巣市との
つながりのほうが強いのが当然のように思える。
宮代町からは菖蒲町はあまりにも遠く、
一体感は感じられない。

幹線道路をもたない宮代町は、どの道も狭く曲がりくねり
車が普及して以来、走りにくい町と化した。

エビフライのようなかたちをした宮代町は
真ん中を東武鉄道が走り、町を東西に分断している。
駅の前後に踏切りが3カ所ある。
評判の悪い「開かずの踏み切り」である。
営団地下鉄、東急との相互乗り入れにより
電車の本数が増え、利用者には便利になったが
踏み切りは、さらに開かなくなった。

バス便も茨城県に伸びるだけで
春日部、白岡方面はない。

こうした住みにくさを解消してくれるのは誰なのか。
ここを地盤として国政、県政に携わる議員だろう。
以前、ここが地盤の国政議員の公約のひとつに「渋滞解消」があったが、
期待して1票入れたがまるで改善されていない。

県政の人の公約はまるで思い出せない。
この界隈は超保守地盤である。
一度築き上げれば後援会組織が盛り上げその地位は安泰だった。
小生、ここに越してきて議員的計算をすれば3期目である。
道も踏み切りもな〜〜〜んも変わっていない。
地域に変化をもたらしてこその議員なのだ。
既得権にあぐらをかいているようでは
淘汰されても不思議ではない。

「反省しろよ慎太郎。だけどやっぱり慎太郎」
という具合にはゆかなかった。
情熱がまるで伝わってこなかったものね。

4月8日(日曜日)

●リボンがついた00:00

●結果23:50

リボンはついていないが、大勢は決した。新人勝利。

●開票経過22:30

岡さん健闘中

●春爛漫
ひさびさに陽春。
庭の木々も盛んに芽吹いている。
午前中はバックヤードの雑草取り。
木製ジェットコースター「レジーナ」から歓声があがる。
目の前に広がる田圃と水田。
お百姓さんが「ねぎ」を植え始めた。
それを見て、我が家の菜園も始動する。

※バックヤードからのパノラマ

●投票日
県議選の投票日。
南埼玉郡はこれまで無風だったが、
菖蒲町の6期目を目指す自民党の現職と白岡の民主党推薦の新人
久々に2人の対決となった。
わが宮代町は2候補にとって生命線。
どのような結果が出るのか。

宮代町の合併意識は沈静化している。
1市3町合併協議のときは春日部市との合併を望む住民が単独派より若干多かった。
この動向は3年後の今、どのように変わっているのだろう。

もし、春日部市との合併が実現すれば
宮代町は南埼玉郡からの離脱ということになる。
そうなると、あの長い住居表示とはおさらばだ。

4月7日(土曜日)

●都知事選
明日選挙。
候補者の一覧をHPで確認。
14名のうちホームページがあって、
マニフェストのダウンロードができるのは、わずか4名。
現職はマニフェストの提供はなかった。
吉田万三氏は8P、5段縦組みの小冊子スタイル。
浅野氏16P(実質14P)、横組み。
達成目標も明記されて、手馴れた構成。
この2つはpdfで配布されている。
黒川氏、15p。事務的でそっけない。
読ませる工夫がされていない。
ドクター中松、14P。スタイルは黒川氏と同様。
この2名はWord文書で作成。
アクロバットがあれば、pdfデータに変換できるのに
なぜ、それをやらなかったのだろう。

石原氏のHP。
今回のキャッチフレーズは「東京再起動」。
英語標記はReBoot!TOKYO
ReSetではなくReBootというのがミソ。
どちらもコンピュータ用語だが、
Resetは、例えばアプリケーションを使っていてフリーズする。
そんなときは、止むなくパソコンを再起動するのだが、
今までのデータはパーである。
ところが、Rebootは、コンピュータの動作が遅くなったときなど、
アプリケーションを立ち上げていない状態で「再起動」するような場合だ。

同じ再起動でも、状況が違う。
石原陣営は、「再起動」の意味がわかっているから
今回のような表現になった。
「東京再起動8つのプログラム」と題し施策が列記されている。
これが、マニフェストの骨格部分なのだろう。
実物を見たいものだ。

HPは黒川氏が異質。
政治家というよりアーキテクトのにおいがぷんぷん。
浅野、吉田氏はオーソドックス。
石原氏は現職の強みを生かし、ISHIHARAワールドを展開してる。

明日の夜には結果が出る。


4月6日(金曜日)
●平凡
テレ朝、報道ステーション。
古館キャスターの隣に朝日新聞の解説委員が座っている。
上品な紳士なのだが、コメントも上品すぎる。
俗に言う「屁の突っかい棒にもならない」。

昨夜は、熊本で認可された「赤ちゃんポスト」のニュース。
安倍首相は「容認できない」と言っているのに
そのおっちゃんは、聞き取りにくい声で、いいとも悪いとも言わなかった。
仕事はもっと真面目にやっていただきたい。

●松坂デビュー
気温2度という厳しい条件だった。
120億円という契約金でやってきた
日本の怪物を見ようと観客が集まった。
1本ホームランを浴びたが、あとは
10個の三振の山を築いた。
対戦チームはロイヤルズだったが、
新聞記事は、相手のことより
松坂の劇的なデビューを伝えていた。

ヤンキースの松井も複数安打を打っているのに
さすがに本日は松坂の陰に隠れてしまった。

松坂大輔「Dice−K」というあちらのニックネーム。
Kとは三振の意味もあるとか。
うまい名前をつけるものだ。

4月5日(木曜日)

●セカンドライフ
団塊の世代が定年を迎える。
彼らに対する人生の処し方のことかと思ったら違っていた。
夜のテレビニュースでの話し。

パソコンの中に、自分の分身を作ってそこで生活する。
バーチャルな「第二の人生」のことだった。
いまパソコンでは健全な出会いやいかがわしい出会いの場がある。
「セカンドライフ」は、もうひとつの「社会」だから、
表社会もあれば裏社会もあるのだろう。

実社会では勤勉な常識人間が、
仮想社会では裏社会のボスにもなれる。
こう考えると、実社会で達成できないことを
バーチャル社会で実現することも可能だ。

これまで「シム・シティ」といった「まちづくり」
あるいは、「企業経営」などのシミュレーションゲームはあったが、
ネットワークを通じて、全世界の人間が参加する
町、いや国家づくりというのは初めてではなかろうか。

これを紹介したテレビニュースは途中から見たので
オリジナルはどこかわからないが、
日本ではデジタル・ハリウッドが仲介しているようだ。

この架空社会に参加するのは登録し、アバターという分身をつくる。
町をぶらぶら歩きしてもよし、鳥のように空を飛べる。
商売をしてもいい。
例えば、ファッションショップを開店する。
訪れた人は、架空の貨幣で洋服を購入することができる。
売った人にはある程度蓄積すると、現実の金に換金することもできる。
店を持つには「土地」の購入が必要だが、
運営会社が区画を「開発」しそれを「販売」している。
この、「土地購入」は実際に金がかかる。

大きな屋外広告も行える。
実際に日本のスポンサーも、新製品販売に利用しているという。

抜け目ない奴もいるもので、
若いIT企業の経営者が、総額300万円かけて架空の一等地を購入した。
これを、スポンサーに貸して手数料をもらう。
バーチャル不動産屋で一儲けをたくらんでいる。

ゲーム世代には結構面白がられるのかもしれない。
しかし、いい年こいた大人がこういう場所で大成功しても
空しいんではないかい。

ある人は、こういうバーチャル社会は小説に似ている、ともいう。
ミステリー好きは、殺人を代理経験している。
「愛の流刑地」の読者は、不倫と殺人を楽しんでいる。
バーチャル世界で事件を起しても、パソコンの電源を切れば嘘なのだから。

しかし、この仮想空間を現実社会に引きずってしまうこともあるのではないか。
小説をヒントにした殺人事件というのもあったしね。
これが、気にかかる。
匿名社会では、内容がエスカレートしがちだ。
例えば、BBSの書き込みが社会に大きな影響を及ぼす。
バーチャル社会のできごとを、実社会で試したくなったら…
往々にして、悪い内容がそういうことになりやすい。


調べて見たら、こういうことだった。

 米リンデン・ラボが運営する「Second Life」が注目を集めている。インターネット上の3次元の仮想世界のなかで、アバター(自分の分身)が他のアバターとチャットをしたり、モノを作ったりして遊ぶ、言ってみればゲームのような空間だ。現在では登録者数が200万人を超えて、巨大な企業戦略の場に成長しつつある。日本上陸も秒読みで、関連業界は騒然といったところだ。
詳しい情報は -->

●花に嵐
昨日。
朝から冷え冷えとしていたが
3時過ぎに空が急に暗くなり気温も下がってきた。
雨が降ってきた。
雷鳴がした。
あわててパソコンの電源を切る。

この時期にはよくあることだ。
野菜の苗を植えつけたころ、
大粒の雹が降り、やられてしまうこともある。

都内では、霙や雪になったそうだ。
4月の雪は実に19年ぶりとのこと。

笠原小学校横の桜は散り始めていた。
今日の天候異変がさらに拍車をかけている。



花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ。

井伏鱒二が唐代の詩人于武陵(うぶりょう)の漢詩
「勧酒」を訳した一節だ。
後半の2節が有名だが、
この句の前は

この盃を受けてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ

友と別離の酒盛りの詩だった。

4月4日(水曜日)
●時計
時間を気にしながら作業をするときがある。
パソコンの右下には小さなデジタル時計が常に表示されているが、
あと、どのくらいの時間があるの、というときは
頭の中でアナログ時計を表示させ
最終時間までを再確認している。

それが面倒なときは
腕時計をディスプレイ脇に置いて
ちらちら眺めている。

最近、オーディオ機器も
昔ながらの針を落として再生するプレーヤーが
静かに復権しつつある。
微細な溝に掘り込まれた無数の音楽情報を
細い針が取り出し
アンプで増幅しスピーカーから音を流す。

音楽CDや携帯音楽プレーヤーに慣れた若い連中には
理解できないかもしれないが、
音楽を聴くには儀式があった。
メインアンプに電源を入れると
ゆっくりと真空管にひがともる。
針を落とす作業は一瞬呼吸を止める。
かすかなチリチリした音の後に音楽が始まる。
薄暗い部屋でウイスキーを飲みながら
軽く目を閉じ一日を振り返る。

一日の終わりに音楽を聴くことは
至福の時間であり、
若い頃は、リスニングルームを作りたいと思ったものだ。

昔、オーディオのサンスイの仕事をやっていた。
当時の部長の家のリスニングルームは
大型のJBLをセットするため
家の土台を補強した、というので話題になった。

デジタル全盛とはいえ
アナログ機器には、独特の「香り」つ〜のがある。

●お遍路
四国巡礼が中高年の間で人気なのだそうだ。
昨日の新聞で読んだと思ったら
NHKで、「お遍路入門」なる番組もあった。
歩き方、参拝のしかたなど、ルールを教えている。

新聞では「四国全土の今様スタンプラリー」と書いていた。
ぬわ〜るほど。
中高年の中でも、働き蜂だった団塊の世代が、
信仰というより、自分探しの旅に
自分の足で出かける、という。

都会に居れば車、新幹線、飛行機で移動するが
一番原始的で、確実な「歩行」で40日以上かけて歩き続ければ、
自分なりの悟りの境地に達することができる。

人生70を過ぎても
狭い世界でギスギスしながら
暮らしている人がいるけど、
100歳までの身体だけでなく、心も健康でいられるように
四国でも巡ってきたら、と言いたい。

4月3日(火曜日)
●NOVA
受講料契約・解約で特定商取引法違反との最高裁判決。
英国人教師の殺害。
少し前は、教師たちの麻薬所持逮捕。
このところNOVAはご難続きというより、
急成長にほころびが見え始めた。

NOVAは「駅前留学」と銘打って
生徒数を急速に伸ばし語学教室大手にのしあがった。

ごく普通の人々がネイティブのような発音で登場するCMから
ピンクの「NOVAうさぎ」に替わった。
このあたりがいい時期だったのだろう。
代理店は電通ではなかったか。
CMのプランナーは業界でも注目を集める人となった。

最近のCMは、会社の上司が部下のミスを大声で指摘する。
画面が変わり、髭面の上司が部下に英語で謝っている。
部下の男は「NOVA友だち」といって、
ともに「ちゃんづけ」で呼び合っている。

パソコン教室「アビバ」は宣伝広告費が経営を圧迫して倒産した。
引き受けてくれる企業があったから
「昔の名前」で営業をしているが、
タレントを使った派手な広告は一切しなくなった。
いや、できなくなった。

NOVAの広告費も相当なものだろう。
また、語学教師の人件費も同様だ。

だから、生徒にしわ寄せがやってくる。
一度手にしたお金は、なるべく返さないようにする。

広告は企業成長には不可欠だ。
ときにはカンフル剤になるときもある。
しかし、金食い虫であることも確かだ。
配分を間違うと破滅のもとにもなりかねない。

4月2日(月曜日)
●花のトンネル
平日の桜並木を歩く。
訪れるのはほんのわずかな地元の人々。
あいにくの天気だが、この豪華な満開の花を独り占めしたような贅沢さ。
町はこの部分をイベントのメイン会場にしている。
それにしては、まだ細かな環境整備が行われていないように思える。
桜のトンネルの下は、昔ながらの土の道。
ここを簡易舗装のプロムナードにすれば、かなりグレードアップできる。

さらに、脇を流れる川が相変わらず汚い。
ゴミが両岸にひっかかったりしている。
水が汚れているのは、生活排水が流れているので仕方がない。
市街化調整区域は簡易下水なのだから。
早く完全な下水が導入されれば、この川も浄化できるのだろうが、
宮代だけでは解決できない。
上流も同様の雑排水が流れ込むのだから。

※左の畑に菜の花。川岸に「花だいこん」の「青」があれば…

この川を少し上ってゆくと桜並木が続く。
「桜市」が開催されていても、人々はここまではやってこない。
地元の人が楽しむ穴場なのだ。
畑には菜の花。川沿いに桜。
あとひとつ。
対岸に「花だいこん」の「青」が延々と続いていれば
権現堂より色とりどり。
宮代の新しい名物になるはずだ。

●Vista
その後の売れ行きはどうなっているのだろう?
Dellでは、まだXPベースのPCを販売しているほどだから
マイクロソフトが予測したほどの普及率ではないのだろう。

新しいOSになるほど機能強化されるのだから
ユーザーにとっては喜ばしいことなのだが、
それを享受しようとすると、強力なスペックが要求される。

古いマシンにVistaをインストールすることはできても、
本来の性能をフルに引き出すことはできない。
XPのサポート期間も延びたし、当分はこのまま…
というパーソナルユーザは多いだろうし、企業ではなおさらだ。

Vistaは視覚的にかなりMacっぽい。
だが、仕事にはほとんど関係ない。

机の上を飾り立てている人がいるが、
自分の固定したデスクがないという企業が、最近はある。
これと同じでパソコンのデスクトップも
時計やメモ用紙、スケジュール表などを貼り付けていても
うるさくなってしまい、
背景なし、必要最小限のアイコンを置くだけ。
結局、Simple is the best.となる。

Word、Excelも最新版になったというが、
今のままでも不満はない。

乗り換える理由がまるで見つからない。

4月1日(日曜日)

●桜満開
一気に咲き誇った。
花曇だったのが残念。
笠原小学校前の桜の下では1組が宴をやっていたが
人数も少なく寒々しい情景。

保健センターのほうでは、
小生の知り合いのグループが酒盛りをやっていたはずだったが、
急いでいたので、顔を出しませんでした。
来年は仲間に入れてね。

新しい村「結」前の芝生広場では3〜4組が
バーベキューパーティを開いていた。
あいにく、こちらには桜の木はない。
遥か向こうの木製ジェットコースター「レジーナ」脇の桜で
我慢するっきゃない、が、「花より団子」だもんね。

●エプリルフール
子供がまだ小さかった頃、
他愛ないウソをいってからかったものだが…

いま、地方統一選挙の真っ只中。
県議選の選挙カーが奥まったわが家付近までやってくる。
こんな日にやってきて、いいことを言っても
「四月馬鹿」なのに、と。

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