田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01謝罪会見
02蔵書
03ブルーフレーム
04オアシス
05電子マネー
06議会
07ワンセグ
08イルミネーション
 死刑執行
 真珠湾攻撃
09巣鴨プリズン
 冬日
10法令順守
11温度差
12大盤振舞い
  新東京タワー
13近隣事情
 表現
14えっ!
15欧米化
16女流画家
17万年筆
18無差別殺人
19警察官自殺
20進歩
21からす
22冬至
23天皇誕生日
  戦犯処刑
24振替休日
25クリスマス
26矢祭町の改革
27暗殺
28予報
29懲役
30TV
  1年
31ご挨拶
  夕暮れ
  大掃除


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Politics
ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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12月31日(月曜日)
●ご挨拶
本年も当Siteへお越しくださりありがとうございました。
「田舎三昧」とは申しながら、豊かな自然をどっぷり愛でること叶わず
視線はあっちこっちへふらふら。
心に浮かぶよしなしごとを書き綴って参りました。
明日からもスタンスは変わらないと思っております。
駄文、閑文なれどご贔屓の程、よろしくお願いいたします。

●夕暮れ
今年最後の夕方をジョンと共に歩く。
やがて分岐点に。
少し遠回りしてわが家に到着する左側。
天気がよくて暖かいとそちらを選ぶのだが
彼は迷わず右へ。
この寒さで一刻も早く戻りたかったのだろう。

今年最後の夕暮れを撮影。
遥か向こうは明るいのだが
手前は暗雲流れる。
まるでどこかの町のようだ。

●大掃除
結局一番最後になってしまった。
事務所の大掃除。

机の下を探っていると、紛失したと思っていた書類が出てきたり、
黄ばんだ本の背中にかたく絞った雑巾を当てたあとページを開いたり。
作業効率の悪いことおびただしい。

なるべく身軽にしたいと思っているのだが、
昔からの習性で、よくできたカタログ、パンフレットなどを集めてしまう。
例えばカメラだが、中学校の頃から大いなる憧れをもって収集に励んだ。
これを今まで所有していたら
日本を代表する工業製品の変遷を知ることができたはずなのだ。
引越しのたびに廃棄してきたので、今はデジタルカメラしか残っていない。
各社の豪華カタログも年末の整理対象になっている。

遅々とではあるが、掃除は進んでいる。
次第にすっきりしてきた空間だが、
明日からの365日で、また元通りになってしまうのだろう。

12月30日(日曜日)
●TV
どの局も年末特番ばかり。
お笑い芸人のオンパレードやバラエティという安易さが目立つ。
そんな中、NHK・BSで「ファースト・ジャパニーズ」という番組があった。
再放送だった。
スイスとフランスで活躍する30代の若者の仕事ぶりを紹介していた。

スイスの若者は時計設計士。
仕事場が紹介された。
大形ワイドディスプレイ上には腕時計の設計図が3D画像で表示されている。
データ量が大きいはずなのに、画面はスムーズに動く。
コンピュータはDELLだった。
業務用のワークステーション級なのだろう。
キーボードもDELLだった。

新聞・雑誌広告やWebサイトでおなじみのPC級に付属するキーボードは
年々質が落ちているように思えるが、業務用は特注品なのだろうか。

PC付属のキーボードはストロークは長いしキータッチも軽快ではない。
コスト削減の波をもろにかぶっているようだ。
数年前のDELLのそれは、IBM PCに付属するのと同じような重厚な作りだった。

最近はIBMのデスクトップPCを見かけることはほとんどなくなったが、
その昔はAptivaという製品ラインがあった。
性能はそこそこだったが、キーボードの造りは
他のPCメーカーに比べ群を抜いて使いやすかった。

IBMのキーボードは、適度な反発力があって、打鍵音がカシャカシャとい。
伝統的にタイプライターのキータッチを受け継いでいたから。
しかも造りは頑丈だ。
小生、10年ほど前のIBM製キーボードを今も愛用している。
かつて、Macを使っていたときも、
付属のキーボードではなく、Macwayに変えていた。

パソコンと入力デバイスは、
紙と筆記用具の関係に似ている。
鉛筆に変わりシャープが全盛だが、芯はHBがいいのか、BかHか。
この芯もメーカーによって書き味が違う。
いろいろ試したが、三菱UNIのHB、
ペン軸はSTAEDTLERの0.5mmが今のところベストな組み合わせ。



話は例によって蛇行してしまったが、
スイスの若き時計設計士は、勉強はあまり好きでない普通の高校生だった。
その彼があるとき、時計を特集した雑誌を見て魅了されてしまう。
早速、スイスの時計技術者養成学校に願書を出すが
フランス語ができないので門前払いをくう。
一念発起してスイスに渡り2年間語学を学んだ。
(この行動力がすばらしい)
語学が終わり、無事目的の学校に入学。

精密機器の設計は彼の性にあっていたらしく、
伝統技術の上に抜群の独創性を発揮する。
4年終了のところ3年の飛び級で卒業した。
彼の才能に注目していた外部講師が彼の会社に誘った。

彼が目標としていた恩師の会社に就職しさらに技術を開花させる。

謙虚で黙々とDELLの前で試行錯誤しながら設計に励み
今では、大きなプロジェクトに参加して
設計をまかされている、という。

スイスで出会った女性と結婚して
心身ともに充実した生活を送っている。



ついつい、大形ディスプレイが並んだ職場に目が行ってしまったが、
日本でフリーターをやっている同世代がいるかと思えば
世界雄飛しているこういう人もいるんですね。



もう一人はケーキ職人、今はパテシェつ〜んですか。
彼は36歳だったか。
10代の終わり頃フラン語はできないままパリに行き、苦労の末、成功した。
シャンゼリゼに店を出し、スタッフは全員日本人。
抹茶、ゴマといった日本の伝統材料を用いた
革新的なケーキを誕生させ、パリっ子の舌を魅了している。



己の信じた道を行くという姿勢だが、
二人とも腕に優れた技術のある「職人」ということだ。

サービス業の補助作業員という身分に甘んじていては、未来がないということ。
サラリーマンといえども、使い潰しがきかないと、それまで、ともいえる。



久々に、いい番組に出会いましたね。

●1年

昨年の本日、前イラク大統領サダム・フセインが処刑された。
ショッキングな映像がマスコミに出回った。
イラクは安定するどころか、今日に至るまで混迷状態。

パキスタンもブット女史の暗殺により明日の行方が見えなくなった。

どちらも、世界の警察・アメリカの影がある。
「民主化」というアメリカのお題目も、宗教の前では効き目がない。

12月29日(土曜日)
●懲役
スペインの話。
あれはいつだったか、列車爆破事故で多くの人が犠牲になった。
その後イスラム系過激派の犯人グループが捕まった。
で、実行犯の何人かに判決が下った。
懲役2万年。
4万年だったかも知れない。

スペインは死刑が廃止されているので、事実上の終身刑。
この数字の大きさに罪の重さが象徴されているのだろうが、
獄中で死んだ後も埋葬されずに、
刑に服すのだろうかと犯人は恐怖におののくだろうか。

イスラム移民の極悪犯人を死刑にせず税金でまかなう。
このまま終身刑の連中が増え続けて
維持管理費が膨張しても継続されるのかな。
犯人の母国のイスラム社会では即刻死刑になるのだが。

国際社会では死刑廃止の方向に向いている。
先日は、国連総会で死刑執行の停止を求める決議案を賛成多数で採択した。
決議は、人権尊重の意義や、死刑が犯罪を抑止する確証がないこと、
誤審の場合は取り返しがつかないことなどを指摘している。

国連加盟国192カ国のうち、
77年当時、死刑を廃止した国は16だったが、現在は90。
制度は残っていても執行を長期停止した韓国やロシアなどの停止国を加えると
133カ国に達する(今年11月現在)。
この10年間だけでも約30カ国が廃止・停止した。
存続国は中国、イラン、サウジアラビア、米国など64カ国。
そのうち昨年中に執行した国は25カ国。
死刑制度を維持し、実際に執行も続ける国は日本を含め世界の少数派になった。

殺人犯の人権尊重というが、
被害に遭った側は殺されたのだからもう人権がない
だから、いいとでもいうのか。
遺族の無念はどうはらせばいいのか。
殺人者は死を以って罪をあがなうというのが公平なルールというものだ。

12月28日(金曜日)
●予報
雨は早い時刻に降るだろう、ということだったが一向にその気配はなかった。
それどころか、午後には薄日が射してこのまま予報は外れかな、という案配。
しかし、降られては困る、落ち葉の掃除などが多少はかどった。
雨は、20時30分頃からやっと降り始めた。

NHKでは、年末特番、裕次郎特集をやっている。
今まで聞いたことのない童謡なども流れてきた。
昭和40年代のヒット、粋な別れ、恋の町札幌も
(あの頃の思い出も連れてきてしまったよ)
最後の曲、北の旅人も…

一杯やりながら聞きたいところだが、
大掃除のため部屋は散らかっているのでそれどころではない。

手を休め聞き入ってしまうこともたびたび。
やっぱ、ゆ〜ちゃんはえ〜な〜〜。

※本日、裕次郎の73回目の誕生日だったんだ。
  夜霧よ今夜もありがとう、で番組は終わった。
※お墓は鶴見の禅寺・総持寺にあるけれど。

12月27日(木曜日)
●暗殺
夜。
他愛ないTV番組を見ていたら、画面の上にニュースが流れた。
とんでもない事件がパキスタンで発生してしまった。
ブット女史が暗殺された!
23時も近かったのでチャンネルを変えたが、
どの局も年末恒例お気楽番組ばかり。
やっとNHKが状況を簡単に伝えた。

こんなときはインターネットの新聞記事。
各紙ともにTOPニュースで伝えていた。

☆朝日
パキスタンでは、ムシャラフ大統領による非常事態宣言が15日に解除され、
来年1月8日の総選挙にむけて各政党が運動を活発化させ始めたばかり。
ブット氏に対しては、事実上の亡命生活から今年10月に帰国した直後、
同氏を狙った連続爆弾テロが発生し、130人以上が死亡している。

ミャンマーのスーチー女史と
パキスタンのブット女史は
アジアを代表する女性闘士。
2人とも美人で国民の人気が高いが
スーチーさんは長い軟禁状態が続いている。
ブットさんは危険を覚悟で帰国したが
最悪の結果を迎えてしまった。

ミャンマーは軍事独裁政権。
パキスタンのムシャラフ氏は、11月28日に陸軍参謀総長を辞職して、
29日に文民として大統領に就任したばかりだが、
当然、軍には影響力を温存しているだろう。

パキスタンは正式国名はパキスタン・イスラム共和国。
自爆テロを辞さないイラクと同じ宗教的な背景がある。
ミャンマーは敬虔な仏教国家だが、
独裁政権には西欧流民主主義が根付かれては困る。
政治に新風を吹き込むのは命がけなことなのだ。

そこへゆくと日本は平和ボケ。
政治家と官僚がで足を引っ張り合っているが
しょせんコップの中の嵐でしかない。

懸命に政治をやっているような錯覚をしている間に、
国際的な発言力は低下し。
灯油高騰でこの冬を越せるかどうか真剣に悩んでいる
北国の高齢者たちを犠牲にしている。

12月26日(水曜日)
●矢祭町の改革
2001年に「合併しない宣言」を行い一躍知名度が全国区になった
福島県矢祭町が、今度は議員の手当を大幅に見直した。
議員報酬を日当、期末手当廃止。
28日の臨時議会で改正条例案が可決される見通し。
現在町議報酬は月額20万8千円、ボーナスに相当する期末手当を含めると
年額約」329万円。
これを日当3万円にする。
定例会、臨時議会、公式行事など年間約30日の議員活動をした場合、
報酬は年額90万になる。
これでは生活が成り立たないから、
議員に就職する「うまみ」はない。
町で事業を行い、かつ町の振興に情熱を燃やせる人が
議員を目指す、ことになる。
議員定数10名なので年間約2500万円の削減が見込まれるそうだ。
この制度は現議員の任期満了翌日から適用というから、来年3月31日から。

現在、わが町は合併問題で揺れているが
合併しない、2町とコンパクトに合併という声も高い。
そうなったら、矢祭町のような覚悟も必要になってくるのかも知れない。

12月25日(火曜日)
●クリスマス
最近のこの日はみなさんどのように過ごしているのだろう。
何年か前はイヴから都内のしゃれたホテルに泊まり
有名宝石店の指輪やネックレスを彼女にプレゼントするつ〜のが流行っていたが、
男の負担が重いイベントのばかばかしさが飽きられたか。

昭和の終わり頃は確かキャバレーが全盛期だった(かな?)
聖林(ハリウッド)はどこの盛り場で見かけたし、
お父さん連中が大挙して繰り出しバカ騒ぎ。
外に出れば赤い三角帽や白ひげをつけて徒党を組む。
駅付近の不二家でデコレーションケーキを買ってめでたくご帰還。
中には駅のベンチで沈没などという姿が翌日の新聞を飾った。
あの頃は、まだおと〜さんたちも元気だったが、
平成も19年も経過するとすっかりそんな姿はなくなってしまった。
肝心の不二家も不祥事の発覚で、ペコちゃんが泣いている。
気がつけば、東武動物公園東口の不二家も閉店。
歴戦の企業戦士もすっかり老い込んで
今では家でくすぶっているありさまだから仕方がない。

次代を担う若者たちはどこに潜んでいるのだろう。

12月24日(月曜日)
●振替休日
昨日が平成天皇誕生日で国民の休日だった。
天皇のお言葉というのが新聞に掲載されていたが
平成の皇室はなんとなくぎくしゃくしている感じだし
関心がないので読むこともなかった。

YouTUBEに英国皇室が公式サイトを開設したというニュース。
あちらの王室は日本と比べ派手である。
ダイアナ妃の死亡、元亭主の皇太子は40年来の友人カミラと再婚。
ダイアナと夫婦であったときからカミラと続いていたというから筋金入り。
エリザベス一世時代から男女の関係はおおっぴらというのが伝統のようだ。
当然、批判はあるものの温かい目で見守る国民も多い。
ダイアナの子どもたちも成人し
相手と別れた、またくっついたなどとイエロージャーナリズムも賑やかだ。

日本には宮内庁や皇室ののWebサイトがあるのかないのかわからない。
日本国民は皇室に尊敬、畏敬の念を持っているらしいが
英国のように開かれていないので、
親しみを感じる率は低いのではないか。

12月23日(日曜日)

●天皇誕生日
皇太子妃雅子さんは出席、姑に受けのいい次男の嫁さんは欠席したそうだ。

●戦犯処刑
昭和23年12月22日深夜から23日にかけて
巣鴨拘置所において東条英機を含め7名のA級戦犯が処刑された。

この日が初めての処刑かと思ったら
すでに数多くのB級戦犯が絞首刑になっていた。

また、巣鴨拘置所には唯一の女性戦犯が収監されていた。
九州帝大で行われた捕虜の生体実験に加わった
当時の看護婦長だそうだ。

23日は平成天皇誕生日であるけれど、
A級戦犯の処刑日であることも記憶されなければならない。

※シンガポール チャンギー刑務所で処刑される日本人B級戦犯。

※ドイツ ニュルンベルグ裁判で有罪となり公開絞首刑されるドイツ軍将校。

※銃殺刑に処せられたドイツ国防軍アントン・ドスラー将軍
戦争はやるからには負けたらあかん、ということを思い知らされる写真ではあります。

12月22日(土曜日)

●冬至

雨戸から長い陽射しが差し込む。
明日から米1粒分だけ日が長くなる。
本格的な寒さはこれからなのだけど、
その先の春がなんとなく感じられて
気分、なごむ。

庭のゆずは実をいっぱいつけているのだが、
湯に入れるのを忘れてしまった。


12月21日(金曜日)
●からす
老犬ジョンは目や耳の老化も進んでいる。

人が近づけばつぶらな目で見上げるが瞳は白濁しているし
耳はピンと立ててはいるものの「お座り」の声も聞こえないようだ。
最近は寒いこともあって終日小屋の中で居眠りしている。

町鳥かと思えるほど、この町には多くのからすが住み着いている。
知恵が回るということも知られている。

カラスはジョンの五感の衰えを先刻承知。
で、朝夕の食事の残りを失敬しにやってくる。

まず、物置の屋根に飛来し
容器に餌が残っていることを確認する。
次に、ひさしに降り、周囲に人がいないか調べる。
かなり用心深い。
それから、庭に降り小屋の正面まで歩行。
ジョンが深い眠りについていることを確認する。
そのまま容器に突進することはない。
そろりそろりと目的物に近づく。
水の容器までゆき小屋の中をうかがう。
一度しりぞき、また同じ動作をする。
ジョンが目を覚まさないと確信できたら
餌の容器に近づき、残り物を失敬する。

からすの飛来など当方は気がつかないのだが、
リビングの、みみ(猫)が、いち早く感知する。
外を見ながら小さな声を出し始める。
視線の先を見ると、そこにからすがいるのだ。

で、事務所に移動して
からすの行動を観察、撮影。


市民農園はからすの絶好の餌場なのだが
この時期、極端に少なくなる。
しかし、家庭の生ゴミを狙っているので
空腹になることはない。
さらにペットの残飯も加わり、
食生活は結構豊かそうなのだ。

さらに、残酷なことに
捨てられた子猫などは集団で襲われる。

12月20日(木曜日)
●進歩
JRのスイカの便利さは前にも書いたのだが、
またひとつおりこうさんになった。
定期入れ購入しこのカードを持ち歩いているのだが、
改札を通るたびに、二つ折りのカード入れを開いてタッチさせていた。
ところが、あれって中にカードが入っていれば、
閉じたままでも認識する、ということがわかった。

え〜っ、知らなかったの、と笑われちゃいましたよ。

小生、サラリーマンのリタイヤ組ではないが、
田園生活が長いと、世の中の流れから取り残されていることを
今回の一件で思い知らされた。

携帯電話とスイカの所有。
今年は一気に世間並みになった。

12月19日(水曜日

●警察官自殺
東京駅の交番で勤務中の巡査が拳銃自殺した。
人事異動で交通機動隊から交番勤務になったばかり。
年は32歳。
新しい職場に適応できなかったのか。
対応策はあったのだろうが。
ちょっと死に急ぎ。

拳銃を自分のこめかみに当てたからよかった。
通行人を道連れにしていたら…

このところ銃による事件が発生しすぎ。

12月18日(火曜日)

●無差別殺人
長崎・佐世保のスポーツクラブで発生した殺人事件は
女性インストラクターと自殺した犯人の同級生、しかも親友が犠牲者になった。
その後の調べで、犯人は女性に片思い。
思いを伝えて断られたというのもない。
しかも、ストーカーまがいのことをやっていた。

女性は水着姿で背後から撃たれ
親友は正面から散弾を浴びた。

状況から、犯人は女性が自分に振り向いてくれないという身勝手な思いから、
また、親友が制止しようとしたところを道連れにした公算が強いようだ。

気違いに刃物とはまさにこのこと。
犯人は地元で異常性が知れ渡っており
銃の所有については、
以前、住民が警察に通報していたが
警察は適切な対応を怠っていたという。

内容が判明にするにつれ
警察の職務怠慢が今回の悲劇を生んだともいえる。

12月17日(月曜日)

●万年筆
この伝統的な筆記用具を
日常的に使わなくなってかなりの年月が経つ。
文書作成はパソコンで行いプリントアウト。
外ではシャープペンシルやボールペン。
万年筆はサインくらいしか使われないのかもしれない。

銀座伊東屋で往年のブランドが3〜5万円。
もう工芸品のような存在で
所有することがステイタスになってしまっている。

私自身、パーカーを持っているのだが
使用するのは年賀状の宛名書きくらい。

そんな折、無印良品のアルミ製万年筆を見つけた。
なかなかのデザイン。
値段も1000円ちょい。
スペアのカートリッジインクをプラスして
インターネットで注文。
総額の25%が送料というのもあほらしいけど…

※右が無印良品の万年筆

荷物は4日ほどで到着。
中太の書きやすいペン先。
黒インクしかないのが玉にキズ。
ブルーブラックも発売してくれればね。

12月16日(日曜日)

●女流画家
NHKチャンネルの「新・日曜美術館」を見ていた。
白髪の女性が庭の蜘蛛の巣に霧吹きを向けていた。
繊細な蜘蛛の糸に水玉が付着し全体像を浮かび上がらせた。

ミジンコを飼育していて
その生態を顕微鏡で観察している。
臓器や卵が透けて見え生命の神秘を感じるのだそうだ。

NHKのサイトにはこのような解説があった。
「6年前、重い病に倒れ、自由に旅をすることが難しくなる。
そんなとき出会ったのが、顕微鏡の中の世界だ。
レンズの下の一滴の水を泳ぎ回るミジンコに、
シンプルだけれど完璧な生命装置を発見する。
原始の生物は、その姿で、何億年も命をつないできたのだ。
以来、蜘蛛の巣の造形にも神の芸術を見出し、
どうにかそれを絵にしようと、新たな技法にも取り組んだ。」

その方は「堀文子」さんという。
御年89歳の日本画家だ。

軽井沢の別荘を手放し今は大磯住まい。
家の前に広がる山に潜む精霊を描いてみたいとも言っていた。

そんな彼女が描いた落ち葉の絵には「華やぐ終焉」という題がついている。
実物を見たことがないが、日本画とは思えない。
ミロのような世界が広がっている。

木の葉は落葉して生命を終わらせるが
その色は赤、黄、茶手…色鮮やかである。
ご自分の死を投影しているのかもしれない。

12月15日(土曜日)
●欧米化
「おうべか?」と人を笑わす2人組がいるが、
犯罪の欧米化で、深刻な事件が発生してしまった。

昨夕、長崎県佐世保市で散弾銃による無差別殺人が発生した。
スポーツクラブにフルフェイスマスクと迷彩服姿で男が乱入乱射。
係りの女性が死亡し、6人が散弾を浴びた。
このうち男性が搬送先の病院で死亡。

犯人は逃走したが、未明、教会敷地で自殺していた。
37歳の男は、病院で死亡した36歳の男性となんらかのトラブルがあった、と
見られている。
他の人たちは巻き添え。
死亡したインストラクターの女性は26歳という若さだ。
理不尽な事件に巻き込まれてしまい全くの悲劇としか言いようがない。

銃乱射事件は米国でよく発生するのだが、
ついに、銃規制の厳しい日本でも起こってしまった。
同じ九州でも福岡で発生した銃による殺人事件は
暴力団の抗争で、使用されるのは拳銃だ。

今回の事件は猟銃だ。
先日、東京目黒で親の猟銃、これは散弾でなくライフルだったが、で遊んでいた
長男が、誤って弟に向けて発射し殺してしまった。
親は、弾が入っているとは思わなかった、と言っている。

所有の資格審査
猟銃の所有者は、鍵のかかる容器に入れる、
弾と銃は別に保管する、
許可証の発行サイクルも短い、
などさまざまな規制があるのだが、
肝心の本人が狂気に走っては、凶器に変わる。

個人同士の恨みに銃を使用し
そして、第三者を巻き込むなどということになったら
防ぎようがない。

もっとも、
銃を使うことができる警察官、自衛隊員も
最近は危ないのが多いから、
銃声がしたら、
反射的に地面に伏せて守るしかないのかね。

12月14日(金曜日)
●えっ!
先日、竹下桟橋に停泊中の豪華客船「飛鳥」でボヤがあった。
ニュースでは「飛鳥の煙突から煙が出ていました」と、言っていた。
はて、煙突から煙が出るのは、蛇口から水が出るのと同じくらい当たり前のことなのだが…

映像では、煙突から本来出てはならない「火」を噴いていた。
ごみと重油から出火したらしい。
幸い事なきを得て、少し遅れただけで、国内クルーズに出航したようだ。



NHKの穴が、
「〜文言…」のことを「ぶんげん」と読み上げていた。
「もんごん」の間違いじゃないのかと思い、辞書を引いたら
どちらでもよかった。
しかし、「もんごん」のほうが、こなれているような気がするのだが。

12月13日(木曜日)
●近隣事情
お隣の久喜市と菖蒲町、鷲宮町、栗橋町に1市3町が
合併に向けて前進することになった。
各首長と議長が昨日久喜市役所で話し合い
来年4月にも法定協議会の設置を正式に確認したそうだ。
目的は、2010年3月が期限の合併新法期限内の合併実現を目指すこと。
この合併で約15万5千の新市が誕生する。

幸手市からも6日合併参加申し入れがあったそうだ。
しかし、幸手市議会の足並みが揃わず、門戸は開放するが冷静に見守る、と久喜市長。

栗橋町を除く1市2町は年明けにも合併の意向を問うアンケートを実施するそうだが、
果たして住民の理解が得られるか見ものである。



お隣地域は合併枠組みを行政主導ですすめているが、
同じようなことをこの町がやったらどうなるか?
何事も多数決で決めたがる住民が多いので猛反発をくらうだろうね。
「まちづくり基本条例」が議会を通過したこともあるし、
合併についても、最重要事案として住民投票ということになってしまうのかね。
すると、どうなるか。
お隣の杉戸町と同様の結果になることが予想される。

もし、住民投票になるようなことがあれば、
その前に、合併推進議員と反対議員が自分たちの考えを述べ合うことだ。
また、推進住民と反対住民の討論も必要だろう。
インターネットを通じて気勢をあげるだけでなく、
互いに顔を合わせて激論することと、
投票権のある住民はその討論会への参加すを義務付け、
参加した者に投票権を与えるくらいの条件をつけなくては
公正な投票とはいえないだろう。

●表現
毎年、京都清水寺でその年を端的に表わす漢字を発表する。
今年は「偽」だそうだ。
次点は「食」「嘘」。

「にせ」だが、漢字の構成は「人」と「為す」。つまり「人為」
人為的に作られたものなのだ。
思い出されるのは「偽ブランド」。
ブランド好きな日本人が騙される。
しかし、今年は「食品」の偽物。
牛肉に豚や鶏が入ったミンチ。
廃鶏を使った比内地鶏。
最近は九州産を但馬牛と表示していた吉兆。



テレビで顔を売った子沢山・橋下弁護士が
大阪知事選に出馬しないといいつつ、結局自民党推薦で出馬発表。
これは「嘘」。
世相を表わす言葉に、駆け込み参加してしまった。



吉兆の謝罪会見が相次いでいるが
最新版は母親と息子の共同会見。
海千山千の母親は平身低頭していたが、
息子が言いごもると脇から小声で助け舟を出していた。

ボクシングの亀田次男の試合のとき
セコンドの長男が反則指示をしていたが
高性能マイクで音がずべて拾われていたが
吉兆の母親の小声も同じ結果になっていた。
なんとか、この場を取り繕いたいという思惑がみえみえで、
なんともしまらない会見となってしまった。

この親子関係を見ていたら、
和泉元弥と母親節子を思い出してしまった。

どちらもしたたかな親である。
そして、言葉も「嘘」っぽい。

12月12日(水曜日)

●大盤振舞い
今のところ近隣の合併再胎動の流れから取り残されている幸手市だが、
明るいニュースが飛び込んできた。
大学誘致が進展しているらしいのだ。
日本医療福祉大に来ていただけるなら、
・小学校の跡地を30年間無償で提供しましょう。
・校舎も利用するのなら譲渡します。
・進出にあたり5億円負担します。
幸手市から病院が久喜市に流出したこともあり
医療系は喉から手が出るほど欲しいのだろうが、
町の財政にはどの程度影響してしまうのかな?

●新東京タワー
墨田区の東武本社付近に建設される「新東京タワー」が、また一歩実現に向けて動いた。
元祖・東京タワーが、鉄塔を伸ばします、利用料も相談に乗ります、と
横槍を入れてきたのだが、
このたび、NHKはじめ在京キー局各社と利用料の合意を見たという。
400億円という建設料がかかる。
ひそかに、元祖のほうにひっくり返ってくれれば、
巨大な建設費が沿線開発に回されるのではないか、と思っていたのだが…

12月11日(火曜日)

●温度差
町が行った「合併に関する意向アンケート」では、
「春日部市」との合併を望む人が多いことが判明した。

アンケート分析が町のWebサイトに掲載されている。
そこに「年代毎の選択肢割合」というのがある。
年代が高くなるほど、合併しないとやってゆけない、と考えている。

今回のアンケートは高校生以上が対象だったが、
若い人のほうが「合併したくない」と思っている。
親やじいさん、ばあさんは子や孫にいい地域を残したいと思っているのだが、
子供たちは、このままで、南埼玉郡のままでいいんだよ。
余計なお世話をしないでほっといて、と言っているのだ。
これは意外だった。
どうでもいいのか、熟考した結果なのか聞いてみたいものだ。



通常、合併推進は進歩的、革新的、
合併に否定的な人たちは、保守的と考えがちだが、
流れに棹差し、自主独立を貫こうとする精神こそ進歩的と思っているのだろうね。
で、行政と住民で町を運営してゆこうとする。
精神は高邁だが、経済的な視点がすっぽり抜けているようだ。
行革にも限度があるから、住民負担をお願いしますと言おうものなら難癖つける。
金は出さない口は出す…こういう輩が一番困る。



宮代町の合併気運再燃に対し反応はさまざまだ。

3年前に宮代町は合併しない道を選択したのに、なぜまた蒸し返すの。
町は公共改革で自立の道を歩んでいるのに、なぜ合併をしなくてはならないの、という声が聞こえてくる。
なにが何でも2町合併という声も賑やかだ。

「利害がからむ人」が合併を望んでいるという見方もあるようだ。
合併が、私利私欲がらみの「悪」と言わんばかり。

ところが、
合併されては都合が悪い人たちも存在する。
町が市になり広域になると、商売の競争が激化する。
百戦錬磨の強豪とまともに戦えないある種の人々は
「鎖国状態」のほうがやりやすい。
本来、経済競争は国際化に備えて足腰を鍛えなければならない。
いつまでも「親方日の丸」では、進歩から取り残されてしまう。
ぬるま湯体質に慣らされてしまうと、
烈風ふきすさぶ市場には恐くて踏み出せない。
そういう思いが合併を否定的に考えてしまうのだろう。



後発参入して短期間で成長した企業が、この町に見切りをつけて流出した。
税収の優良な担い手が消えてしまったのは痛手だ。
この町で生産し他市町村へ出荷した金額は、近隣3市6町で中最低、桁が1つ違う。
また、商品販売額も最低。住民が隣町で買い物をするから町に金が落ちない。
つまり経済活動に従事している者にとって最悪の環境と言わざるを得ない。
社会基盤が脆弱だから、今のところ改善の余地はない。

自然環境の維持は、この町の重点施策のひとつだが、
農業経済だけでは町を安定させるだけのパワーはない。
里山の保全も大切だが、ボランティア依存だけでは限界がくる。

「旦那芸」という言葉があるが、
潤沢な資金があってこそ到達できる領域なのだ。

合併に否定的な人々は
難癖ばかりつけていないで、単独でもゆけるだけの体力をつけるために
優良企業の1つや2つ、いや3つや4つ誘致していただきたいものだ。

12月10日(月曜日)

●法令順守
大阪の高級割烹・吉兆の不正表示が次々に露見している。
今度は、九州産の牛肉を但馬牛と表示していた。
当初、現場に責任を押し付けていた経営陣も
自分たちが率先していたとしぶしぶ認めた。

現場も不正を認識していたが、
トップの命令は神の声で逆らえなかったと告白。
北海道のミートホープと同じだ。

政財界が利用する高級割烹といえども規模は中小企業。
今回の不祥事に
「法令順守の意識が低かった」と弁明しているが、噴飯ものだ。

自分の仕事に誇りをもってきっちりやっている
多くの中小・零細企業も色眼鏡で見られるようになる。
誠実な人々に多大な迷惑をかけてしまっている。

割烹でしょ。
名門といえども本質は職人集団だ。
技を売るという分相応のことをやっていればよかったのに、
ブランドにあぐらをかいて手を広げすぎた。
結果、利潤追求が先行し墓穴を掘ってしまった。

名門だが江戸・明治から続く老舗ではない。
先代が1代で築き上げた新興割烹なのだ。
政財界の贔屓が多かったため2代目が浮かれてしまった。

売り家と唐様で書く3代目、という川柳があるが
吉兆は2代目で凋落とは…

「食い物屋と屏風は広げすぎると倒れる」
先代の教えが、完全に頭から抜けていた。

さすが、創業者はいいこと言うね。

12月9日(日曜日)

●巣鴨プリズン
昭和23年12月の巣鴨拘置所の情景
12月1日
巣鴨拘置所は月1回と定められた面会日だった。
東条大将婦人勝子、広田兄妹6名、木村大将夫人可縫は2人の子供と、
板垣大将夫人喜久子は親戚とともに5人で…巣鴨を訪れた。
どの家族も、最後の言葉を書きとめるべく筆記用具を持参していた。

12月2日
木戸、岡、嶋田、佐藤、東郷被告がローガン弁護人を通じて米最高裁判所へ
東京裁判の無効宣言を要請する訴願を提出。

12月6日
マッカーサー元帥、対日理事会代表シーボルトを招き、
東条大将ら7人の処刑には、対日理事会代表4人の立会いを求める、
執行日の前日に立会い要求の書簡を送る、と告げる。

12月7日
9人の判事で構成するワシントンの米最高裁判所は5対4の票決で
訴願を受理することに決めた。

これにより、7人の処刑はまた延期された。

12月16日
正午、米最高裁判所の請願申し立ての聴取開始。

12月20日
正午過ぎ、請願却下。

12月21日
午前9時35分
第8軍司令官ウォーカー中将を招き、12月23日午前零時1分から
東条大将ら7名の死刑執行を開始するよう命令。
※奇しくも処刑日は皇太子誕生日(現平成天皇)であった。
午後9時
巣鴨拘置所で7名に処刑通告。
土肥原大将と広田元首相、板垣大将と木村大将、松井大将と武藤中将というように
アルファベット順に2人ずつ呼び出され、最後の東条大将は1人で聞いた。

何か希望があるか、との問いに6名は首を振ったが、東条はニヤリと笑って
「さよう。日本人だから日本食を食べさせてもらいたい。つでに一杯やりたい。
つまらぬことだが…」
所長のハンドワーク大佐は「オール・ライト・サー」と丁重に答えた。

独房に戻った7人に対し、看守兵8人と軍医1人が15分おきに身体検査を開始。
就寝後も7人の顔と身体から目を離さなかった。

●冬日
季節風がやや吹いているが、おだやかな陽射しである。
暮れもおし迫ってからばたばた掃除を始めるというのが通例だった。
今年は、場所を決めて毎日少しづつやってみることにした。
(と言っても私の提案ではないが)
昨日は表側の窓ガラス。
本日は裏側の窓ガラス。
明日は室内照明ということになっている。

薄いゴム手袋をはめて水仕事。
家の裏側は日が当たらない。
北風が吹きつける。
きゃたつに乗って高所作業を終えた。

本当は、午前中の2時間は精神が集中できるので仕事をやりたいのだが
それを告げると家人のご機嫌を損なうので
唯々諾々と従うことにしている。

家の表側の陽だまりで一服。
目の前のスモークツリーが紅葉している。
この木は生長が早くひと夏でかなり背が伸びてしまう。
先月剪定したので形が落ち着いて
葉がトーチの火のように見える。

外に出してあるハイビスカスが
ここまで寒くなっても花をつけている。
この木は年代物で、
義兄が義母にプレゼントしたものを
義母亡き後、家人が引き取り育てている。
その義兄も今年亡くなった。

夏の花が冬になっても咲いている。
母と兄が自分を気遣っているのか、と家人は言う。

12月8日(土曜日)
●イルミネーション

夕闇の中にイルミネーションが浮かび上がっていた。
昼間はお年寄りが日向ぼっこをしている役場脇で
点灯式のイベントが行われていた。
ステージでアカペラ、バンド演奏を行っていた。
司会も観客も若い人たちだった。
ほのぼのとしたいい風景だった。
●死刑執行
昨日午前中死刑執行が行われた。
大阪2名、東京1名だそうだ。
画期的なのは犯した罪と氏名が公表されたこと。
鳩山法相の英断であった。
在任中の執行を嫌った歴代法相が多い中、
一挙に3名というのは最多のようだ。
鳩山法相は、以前法相のサインがなくても執行できる方法があってもいい、
というような発言で、責任回避かと物議をかもした。

今回の執行に関し、人権派弁護士や死刑廃止を進める議員から遺憾の表明がされた。
世界の潮流が死刑廃止の方向に向かうなか、
先進国で死刑制度があるのは米国、日本をはじめ数少なくなっている。



殺人犯の人権が声高に叫ばれているが
最愛の家族を殺された遺族はやりきれない。
何年か後には犯人が社会復帰しどこかで生活していると思うと
八つ裂きにしたくなるだろう。

殺人を犯したら、死を以って罪を償うというのが当然であると思うが。

人権派の弁護士は「罪を憎んで人を憎まず」精神で殺人犯を弁護するのだろうが、ひどい陳述もある。
山口県光市の母子強姦殺人事件の弁護団は噴飯ものだ。
残された夫は法律を学び孤独な戦いを行っている。
この事件で裁判官が情状酌量などしたら、
正義の不毛を嘆かなくてはならないだろう。
夫は当然、極刑を望んでいる。
この願いが天に通じることを切に祈っておりますよ。

アメリカでは懲役150年などという
冗談のような量刑があるが
受刑者を最新科学で150歳まで生かしてくれるのなら
希望者が急増するだろう。
すっきりと終身刑を宣告すればいいのだ。



今回執行された最年長は74歳。
1985年の殺人だから22年もつながれていたことになる。
いつその日がくるのか怯えながら待つという生活をさせるのも酷な話だ。
宣告後、執行はX年以内と明文化しておけば
法相も不必要に延ばすということもなくなるだろう。



アメリカは州により薬物、電気、絞首などばらばらのようだが、
日本は絞首刑と決まっている。
戦時中のソ連のスパイ、ゾルゲも、
東京裁判の東条英機も
昨日の3人も、全てロープに吊られた。

イラクのサダム・フセイン前大統領も絞首刑だった。
彼の場合、ビデオ画像が流出した。
ガタンと床の落ちる音が不気味だった。
ニュルンベルク裁判も絞首刑だった。



絞首台は13階段なのだろうか。
最上段に登りつめる。
首にロープが巻かれ、頭に布袋がかぶされる
足元の床が開き身体が落下。
自分の体重で首の骨が折れる。
この状態で失神してしまうのだろう。
首に巻いたロープが食い込み窒息。
完全に死に至るまで、12〜3分かかるという。

米国で行われる薬物の場合即死のようだ。

なるべく早く楽にしてあげたいなら
薬物、斬首、銃殺なのだろう。
日本は、いたぶりながら殺していることになる。

鳩山法相が死刑の方法まで問題提起してくれればいいのに。



死刑執行の舞台は東京拘置所。
昔は小菅刑務所といった。
常磐線綾瀬駅から北千住方向に向かう際、荒川を渡る手前の左側にある。

昭和30年代後半、通学でこの電車に乗っていた。
当時は、濃い灰色の高い塀で周囲を巡らした要塞のような施設だった。
獄舎は屋根の部分だけしか見えなかったような気がする。
曇りや雨の日の存在感は強烈で、威圧感があった。

ところが、どうでしょ。
東武線は高架だから東京拘置所がよく見渡せる。
昔のような高い塀はない。
建物も高層化してスマートなガラス張り。
当初は旧小菅刑務所とは気がつかず、
あの頑丈そうな建物にどんな企業が入っているのかと思った。



罪を犯して入った先が快適な環境では、
長居したくなったり、また入りたくなったりするんじゃないの?
高齢化率がさらに上昇すれば
生活が立ち行かなくなる人も出てくるだろう。
シャバで暮らすよりこっちのほうが断然まし。
健康管理はやってくれるし、話し相手もいるし…

収容者の皆さんを税金で養っているわけだから、
未決囚や再犯で常に満員というのでは、金がかかり過ぎ。

最近は民間が刑務所を経営する時代でもある。
そちらに移管するとか、刑の円滑な執行によって経費の軽減をはかるつ〜のはどうか。

●真珠湾攻撃
昭和16年のこの日、日本軍はハワイ真珠湾を奇襲攻撃。
昭和20年8月15日の敗戦までの約4年間、
国民は塗炭の苦しみを味わうことになる。

日本軍の宣戦布告が遅れたため、
アメリカは卑怯な不意打ちとして国民の戦意高揚、結束を固める結果となってしまった。
だが、奇襲は昔から日本のお家芸。
源義経が鵯越(ひよどりごえ)で平家を蹴散らしたのも
織田信長が桶狭間で今川義元を滅ぼしたのも同様の手法だ。

日本軍の猛攻を受けたパールハーバーのフォード島には
座礁した戦艦アリゾナ、ユタが当時のまま残されているし、
日本が降伏調印した戦艦ミズーリが繋留されている。
入口には、奇襲攻撃に参加したものの防潜網に引っかかったのか
目的を果たさず捕獲された海軍特殊潜航艇(人間魚雷 回天)が展示されている。
操縦していた将校は、日本人捕虜第1号となってしまった。
そのあたりの様子は「地球と遊ぼう」真珠湾で見ることができます。 click>
※最近のGoogleEarthの写真では、同じ場所に別の舟艇が係留されている。

アラモアナショッピングセンターの先の先にある真珠湾。
この歴史的な場所に日本人も訪れる。
65年前の悲劇など知らずに観光を楽しんでいるのだろう。

12月7日(金曜日)
●ワンセグ
デスクトップPCにワンセグチューナーを差し込んで、
時たまニュースを見ているが、電波状態が悪く全チャンネル受信はできない。
それでも、「ちょい見」には便利。

最近はワンセグが見られる携帯電話が人気のようだ。
実際、電車内でTVを見ている若者をよく見かける。

息子が最新タイプに買い換えた。
ワンセグを見せてもらったがなかなかである。
インターネットは使い放題の契約だそうだ。
音楽プレーヤーにもなり、
内蔵デジカメの画素数が500万画素、ムービー撮影も可能。
とにかく多機能だ。
手帳より重要なので、落としたときの保険にも加入したという。
価格は5万円台というが、これだけのことができてこの値段なら安いと言えるだろう。
しかし、ラジオは聞けない。

ここまで多機能でなくてもいいが、通勤で長距離移動するならワンセグは魅力。
と、思っていたらSONYから
ワンセグ×ラジオという製品がデビューした。
AM、FMステレオ、ワンセグは受信できる。
名刺サイズでかさばらない。
SONYダイレクトショップで確認したら32800円だった。
3つの機能でこの値段では、携帯電話のほうがCPは高い。

「軽薄短小」製品は昔から日本のお家芸だが、
電子機器分野で百花繚乱気味である。

12月6日(木曜日)
●議会
12月の定例議会が開催されている。
一般質問は今日で終わる。
合併に関するものが多いので傍聴したかったのだが
ばたばたしていてままならない。

宮代の合併問題に関して、
掲示板やブログが立ち上げられている。
隣の杉戸町も同様だ。

春日部との合併に否定的なものが多い。

その中に、宮代議会内容の速報性においてはピカイチのものがある。
その日の一般質問のやりとりを夜にはUPしている。
議会の写真も掲載されている。
その方は当然、傍聴しているのだろう。

議場へのカメラやレコーダーの持ち込みは禁止されているのだから
その方は、速記をしているのだろう。
写真は、どのように入手したのだろうか?

傍聴できなかった者にはありがたいのだが、
違法行為を行っていないことをお祈りする。

12月5日(水曜日)
●電子マネー
お財布携帯やICカード乗車券など
ある分野では現金決済をしない方向に向かっている。
確かに、都内に出かけて戻ると財布のなかは小銭で膨らんでいる。
これが回避できるだけでも便利かと思う。

最近、定期的に出かけることになって、
切符の購入が面倒になっていた。
特に浅草から横浜方面に行くのに都営地下鉄から京急の乗り入れを使っているのだが
切符を購入している間に、直行電車に乗り遅れた。
9時3分でその便利な電車はなくなる。
それを逃したため3度も乗り換える破目になってしまった。

そんな話をしていたら、「Suica」の購入を勧められた。
定期を買うほどではない人に便利な電子マネーなのだそうだ。
SuicaはJRが発売しているので、
いわゆる国鉄路線しか使えないのかと思っていたのだが、
私鉄との相互利用も可能だという。

カードの購入を東神奈川駅の窓口で行う。
500円の手数料を取られたが、これはカードを返却するときに戻されるという。
カードに現金をプールするのだが、それは自動券売機で行えるという。
機械の前で迷っていると、係りの女性がやってきてサポートしてくれた。

発行されたプラスチックのカードに9000円分が記録されているのだ。
このカードは構内のコンビにでも使えるという。
定期券など何十年も使っていなかった。

毎朝、通勤・通学の連中がカードをぺたっと改札に押し付けていたのが
このICカード定期だったのね。
どっち側を向ければいいのか迷ったが、どっちでもいいのだそうだ。
ふ〜〜ん、よくできてる。
JR上野で、銀座線上野、浅草で、東武線浅草、東武動物公園駅で…
ペタペタやるだけで、スムーズに通過。
切符購入の煩雑さが一挙に解決。

乗り換えの多い人には、非常に便利なカードである。
8月から非常勤をやっているのに、まるで気がつかなかったとは…
やっと世の中の便利の一端を享受できることになった。

JRだけでなく私鉄でもこのテのカードを発売している。
現金前払いだから、毎日、鉄道各社には金がどんどんプールされることになる。
当然、毎日変動しているのだが、
その額たるや膨大なものになるだろう。
ラッシュ時の流れはスムーズになる、金は呼び込める。
うまい方法を考えたものだが、
システムダウンしたときの混乱は想像を絶するものがある。
(実際発生したが)

12月4日(火曜日)
●オアシス
東横線は「東白楽」を過ぎると地下にもぐり「反町」は地下駅になってしまった。
これまでは、高台の駅だったから変わりようが激しすぎる。

※かつては、このプロムナードが東横線の高架だった。

今まで高架になっていた部分がプロムナードになっていた。
明るく開放的になってしまい、
かつて歩いた場所がどのあたりか思い出すのに手間取った。
13年という月日は今様浦島太郎気分である。

反町の高架下にあった飲み屋はどこへいってしまったんだろう。
と、思いつつ左に曲がり国道1号に抜ける道を行く。
ビルに囲まれ、昼下がりだというのにまるで日が当たらない。
小料理屋風の店が夜の開店を前にひっそり佇んでいた。
銀座2丁目の裏通りのような風情だ。
ありました「赤垣」。
昔とちっとも変わっていない。
 
※昔、通った飲み屋が健在。

自宅から急な坂道を下って徒歩15分ほど。
年寄りがやっていたカウンターだけの変哲のない店だが、
なんとなく落ち着くので時おり顔を出していた。

JR東神奈川駅から国道1号線に向かう途中、
かつて汚れた川が流れていた場所がある。
今は暗渠になってその上にプロムナードが作られていた。
杉戸町の南川散策路のようなものだが
東神奈川のそれは小川が流れ季節の草花が植えられていた。
決して広い面積ではないのだが、
周囲に緑が少ないので、地域住民は自分の庭のように
清掃や草花の植え替えを行っているようだ。
 

※JR東神奈川付近のプロムナード

宮代町の場合、豊富な自然に満足している人が多いようだが、
環境の維持管理には問題がある。
例えば、東武動物公園の入口に姫宮落川が流れている。
緑の季節は両岸に草が生い茂りほとんど気がつかないのだが、
冬は草が立ち枯れ、汚れた流れがむき出しになる。
動物公園にやってきた人たちが投げ散らす空缶、弁当の空が散在している。
とても見られた光景ではない。

この町は「水面に映える文化都市」なのだそうだが、
水面とは、古利根川や市街化調整区域を流れる灌漑用水のことなのだろう。
しかし、灌漑用水は稲作季節には水が満たされるが
それ以外は渇水状態で、生活排水が流れる場所もある。
全体的に水は汚れている。
古利根川も多摩川のような親水環境ではない。
要は、秋冬の水面が魅力に乏しい。

小さな自然に敏感になるのか
大きな自然の中で鈍感になるのか
東神奈川の人工小川を見ながらふと思った。

12月3日(月曜日)
●ブルーフレーム
ついに今シーズンも登場、古色蒼然とした石油ストーブ。
毎年新しいデザインが出る昨今、このアラジン・ブルーフレームは、
往年のフォルクスワーゲンのように基本的なスタイルは不変というのがいい。

直線的なデザインが多い暖房器具の中にあって
曲線の多い手の込んだ形状が特徴的だ。
石油タンクは小さい、放熱式なので速効性はないという代物だが、
長年使っていると愛着がわいてくる。

遡ること40年。
入社2年目で大阪出張があった。
父の妹、つまり叔母が神戸嫁いでいてそこへ宿泊した。
叔父は国の仕事をしていたのだが、あまり詳しくは語らなかった。
後でわかったのだが、麻薬Gメンのようなことをやっていたようだ。
リビングに奇異な形をした石油ストーブがあった。
それがブルーフレームだった。

叔母はすでに亡くなり、
阪神大震災直後、電話したら叔父は元気だった。
すでにかなり高齢になっていたはずだ。
子供がいなかったため、どんな暮らしぶりなのか
時おり気になっていたのだが、
今ではまるきり連絡が途絶えている。
ことによったら他界しているかもしれない。
叔母の墓もわからない。
ここから神戸はあまりにも遠すぎる。

この時期になると
わが家のブルーフレームが健在な限り、
叔父と叔母のことを思い出す。

12月2日(日曜日)
●蔵書
父親の蔵書を死後引き継いで所有している。
家の中も次第に物があふれ押入れにもおさまらなくなってきた。
段ボールに詰め物置に移動することにした。
 
父亡き後、著作権継承者は私がなっている。
名簿を見たのだろうか、
神田の古書店から、売買に関する手紙がきたことがあった。

売ってしまえばそれまでよ、なので
大切に保管していたのだが、
押入れの私の蔵書も越してきたままの状態でであるからして
父の蔵書も、2度と開けることはなくなるのだろう、と思う。

父の蔵書は大正末期から昭和初期のものが多く、
白秋門下として10代の終わりから20代にかけて童謡を発表していたので、
北原白秋の詩論、童謡集など価値のありそうなものもある。

「めだかの学校は川の中〜」の作詞で知られる茶木滋氏は
父親と同世代で、同じように白秋の「赤い鳥」の投降少年から育っていった。
茶木氏の童謡集の見返しには献本のサインが入っていた。

そんなわけで、ついついページを開いてしまう。、

父の本だけあって、荷造り作業は「遅々」として進まない。

12月1日(土曜日)
●謝罪会見
昨日、横綱朝青龍が3ヶ月ぶりに日本の土を踏んだ。
モンゴル滞在当初はお茶の間をにぎわしていたが
ニュースバリューが落ちてきたと思ったら…である。

日本語は流暢だし、丸い顔つきは日本人形のようでもある。
日本に同化しているようでも、明らかに外国人。
新聞に「帰国」ではなく「再来日」の文字が踊ったとき、それを再認識しましたね。

母国では手広く事業をしていようだ。
日本で儲けた金をあちらにつぎ込む。
為替レートが違うから、かなりの額になるんだろうね。
出稼ぎで、土俵に埋まっている金をパワーショベルですくいあげるように
もっていっちまってる、わけね。
今のところ阻止できる国産力士が不在つ〜のもしゃくの種ね。

モンゴル帰国中、邦貨で1500万円もするRVタイプのBMWを
ポンと現金でお買い上げというから、
その財力は確かなものだ。

相撲協会で、記者会見は神妙なものだった。
隣の親方は相変わらずピエロのようだった。

※朝青龍と亀田家は仲がいい


同じ日、ボクサーの亀田次男も謝罪会見を行った。
丸めた髪の毛はいい具合に伸びていた。
協栄ジムの金平会長も同席したが、子亀の会見自体は短いもので
言いたいことを勝手に言って退場。
反則を指示した親のことを記者から聞かれたが、
適当にはぐらかしていた。

言葉はぶっきらぼう。
態度は最悪。
あんな具合では会見をしないほうがよかったね。

精神的な未成熟さを露呈してしまったのだが、
もともと、まともな言葉を聞こうとはだれも思っていない。
喋りたくても喋れないのだから。

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