田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01蝉
  寿命
  巨峰市
  曇天
02ドルジどっち
  散々
03類似
04悲惨
  ドルジ
  議会
05親方発
  負の遺産
  やばい
  台風
06警報
  台風
07アンケート
  合併問題
08小狸
09ビデオ2本
  Dice−K
10なぜ
11白岡町の合併意識
 久喜市激震
12安倍首相退陣
  秋
  萌え
13霹靂
14ゲ〜ジュツ
  偏向記述
  子どもたち
15内視鏡検査
16残暑
17敬老の日
18携帯電話
19あち〜
20彼岸花
21タワー異変
22買収
23墓参
24Oh!NO
25名月
  残暑
26不祥事
27被弾
28夏日
29涼日
30銃口


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ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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9月30日(日曜日)
●銃口
秋雨前線が停滞して朝から雨。
気温20度。一気に秋がやってくる。

日本人カメラマン長井健司さんは
ミャンマーのヤンゴン(ビルマのラングーンのほうが馴染んでいる)で
射殺された。

第一報では流れ弾に被弾したということだったが
その後、彼が至近距離から兵士に撃たれている画像が流れた。
さらに、そのシーンの動画も紹介された。
これは、全世界に配信されただろう。

民主化デモを行ったヤンゴン市民を追い立てる兵士。
長井さんは、逃げる市民とは逆の方向を向いて
デモ鎮圧部隊を撮影していたのだ。
半そで短パンという軽装の観光客のようだが
(事実、彼はタイから観光ビザでミャンマーに入っていた)
通常の観光客なら、そんな危険なことはしない。

緑色の鉄兜と軍服、足はサンダルというバランスの悪い軍装の若者だった。
色白の民間人が自分たちにカメラを向けている。
兵士はとっくに彼の存在は察知していたのだ。
ヤンゴン市民を追いたてなながら兵士と長井さんの距離が3mほどになったとき
兵士は長井さんにためらうことなく銃口を向け引き金を引いた。
のけぞって仰向けに倒れる長井さん。
兵士は一瞥もくれずに走り、市民を追い立てた。

この衝撃的な映像は、向かいのビルから撮影されたのだろう。
離れていたので周囲の状況がよくわかる。
長井さんの死の真相までも克明に映し出していた。
このため、ミャンマーの独裁政権は
厳しい国際批判を浴びる結果となった。

ミャンマー政府も民主化を要求する市民デモの映像が
世界に配信されることを極端に警戒していた。
このためジャーナリストの国外退去、
インターネット制限などを行っていた。

指令は末端の兵士まで行き渡っていただろう。
そんな状況の中、ベテランカメラマン長井さんが
軽装でデモのど真ん中であのような危険な行為をなぜ行ったのか。
イラクで同様のことを行っただろうか、という疑問がわく。

今回の政府の行動は違っていた。
国民から信頼されている僧侶が立ち上がったデモを鎮圧するため寺院を急襲。
僧衣をはぎとって暴行、連行したそうだ。
僧衣をはぎとってしまえば、「ただの人」という思惑があったようだ。

こうした強硬手段をとっていたことを長井さんは知っていたのだろうか。
彼は、ミャンマー政府をなめていたのではないだろうか。
市民にまで銃口を向けることはないだろう、と。

兵士は市民に銃口を向けたが
体制側にとってカメラは銃よりこわい。
現実が世界に配信されては
体制の崩壊をも招きかねないという思いがあった。

ジャーナリスト、特にカメラマンは対象に肉迫して
映像をものにしよう、という習性がある。
安全な場所から望遠レンズで狙うなどもってのほか、という思いだろうか。

しかし、最前線で自動小銃で闘う兵士もいれば
建物、木の上から狙撃銃で要人を狙うスナイパーもいる。
状況に応じて武器を持ち替える必要がある。
カメラマンといえども同様だ。
世紀のスクープ映像を狙おうとした功名心、あるいは正義感が
今回の悲劇を招いたともいえるだろう。

兵士にとってカメラは銃口なのだ。

この何分か後に射殺されてしまう、長井さん(白髪の男性)

9月29日(土曜日)

●涼日
昨日30度超の夏日。
本日20度下の11月中旬の気温。
まだ、秋冬物は出していない。
油断すると風邪をひきそう。

現在、子機つき固定電話を使っている。
電話なんてものは通話ができればいい、と思っているから
電話帳機能に何件か登録しているだけで
そのほかの設定は購入時のまま。
外出時には留守電ボタンを押して帰宅時に確認する。
これで十分だと思うのだが
マニュアルにはおびただしい便利そうな説明がなされている。

今回、不本意にも携帯電話を持たされることになったが、
これに関しても同様だ。
しかし、設定をしておかないと無駄な料金が加算されそう。
息子がやってきて携帯談義になった。
あまりにも、無防備なので彼はびっくりしていた。
当方は通話だけでいいのだが、
インターネット接続も契約している。
ほとんどは、パソコンでことたりているのだが、
外出時は便利な機能のようだ。
息子は、ウィキペディアを利用して
携帯を百科辞典代わりにもしている。

特に若者には携帯電話が必需品のようだが、
小生、せめて外出時はゆったりした気分でいたい。
多少、不便なほうが自己開放できると思うのだが。

9月28日(金曜日)

●夏日
午前中から陽射しが痛かった。
布団はデッキでのびのびしているし、
洗濯物もはためいていた。
ビルマの人には申し訳ないほど平凡、平和な光景だ。

9月27日(木曜日

●被弾
ミャンマーで僧侶たちが軍事政権に対しデモを行った。
軍部は市民と僧侶たちを武力で制圧。
流れ弾が取材中の日本人フリージャーナリストに当たり
彼は死亡。

ミャンマーの政情不安に
日本の外務省は観光の渡航禁止を行ったが
ベトナムだかタイで取材していたジャーナリストは
そのままミャンマー入りして被弾した。

ベトナム戦争、イラク戦争など紛争地帯の
最前線の取材中に死亡した日本人カメラマンはいたが、
ミャンマーの場合、市街戦にはあたらない。
市民、僧侶は武器を持っていないのだから。
こういう人々、しかも同胞に銃を向けた結果、
僧侶も犠牲になっている。

国際世論は敏感に反応した。

ODAで大盤振る舞いをしている日本は
ミャンマーに対してはその額を減らしている。
現在の最大支援国は中国とインドだという。

ミャンマーといってもなじみがない。
ビルマといえば、あ、そう。
ヤンゴン?
ラングーン。あ、そう。
とにかく、独立時代は日本と縁の深かった国だが
軍事政権になてから、
独自性を出そうとして国名、地名を変えたものだから
通りが悪くなった。
今回知ったのだが、首都まで移転したらしい。

今回、僧侶のデモで垣根越しに姿をあらわしたが
民主化の象徴、アウンサン・スーチー女史は
自宅に軟禁されたまま。
イギリス人を夫にもつ彼女の家族はどうなっているのだろう。
彼女の復権の道はかなり厳しそうだ。

国民に犠牲を強いて
軍事独裁国家の指導者連中は豪奢な生活を送っている。
トップは「議長」という職名だそうだが、
娘の結婚式が行われ、豪華な模様がインターネットに流出した。
首には大粒のダイヤが幾重にも巻かれたネックレス。
権力誇示そのものだった。
今回の市民デモは燃料値上げを発端にしているようだが、
「蜂起」という過激なものではなかった。
軍の武力介入はどうみても過剰対応だ。

かなり厳しい統制が敷かれている国内でさえ
僧侶と市民が抗議のために立ち上がった。
海外に暮らすビルマの人々も抗議デモを行っている。

軍事政権はそんなやわな抗議デモで倒れるわけがない。
デモができるだけ、北朝鮮よりまし。

西欧諸国、日本が経済封鎖しても
経済成長著しい中国、インドが後ろ盾なので
ミャンマー軍事政権はびくともしない。

市民のゲリラ戦も支援国家が見当たらないのでむずかしい。
若手将校による軍事クーデターが政権崩壊の現実路線なのだろうが
肝心の将校たちは軍のエリートとして育成されるので
忠誠心から、クーデターなど思い浮かばないのかも。




その後、銃弾に倒れた長井健司さん(50)の写真がテレビで伝えられた。
兵士に追い立てられて逃げまどう市民の後ろで彼が倒れている。
その手前を兵士が銃を下に構えている。
長井さんは倒れていたがビデオカメラを高く掲げていた。
次の写真は、兵士が通り過ぎた場面で、
手を腰の辺りにおいて仰向けに倒れていた。
ことによったら、すでに死亡していたのかもしれない。

彼が撮影していることに気付いた兵士が発砲したもので
決して流れ弾に当たったのではない。

紛争地域の取材にしては、長井さんは軽装である。
まさか、武器を持たない市民に発砲しないだろう、というよみがあったのかもしれない。
ビデオカメラが命取り。
もっと離れた場所から隠し撮りでもしていれば
命は無事だったろう。
ベテランのジャーナリストにも油断があったということだ。

9月26日(水曜日)

●不祥事
時津風部屋の新弟子が稽古後に亡くなった。
遺体が新潟市の実家に戻ったとき、
暴行のあとが痛々しいわが子の姿を見て
死亡前に「なんでも言うことをきくから家に戻りたい」と
悲痛な電話がかかってきたとき、
「我慢しろ」と言って息子の願いを聞き入れなかったことを
後悔している。
まさか、しごきを超えた行為が行われていたとは
夢にも思っていなかったからだ。

新弟子は度を越えた稽古の厳しさに耐えかねて
部屋を何度か脱走していた。
これに怒った親方が、ビール瓶で頭部をなぐり
その後、兄弟子たちが暴行を加えたという。

国技ということで、大相撲は庇護され
内情はおもてからはうかがい知れない。
しかし、朝青龍事件で
親方が弟子をコントロールできないことが判明。
協会の対応のまずさなど、
特権にあぐらをかいた旧体質が噴き出した。

大相撲は斜陽のスポーツである。
対面を保つために海外力士を受け入れるようになった。
日本人の新弟子がゼロということを考えれば、
協会が各部屋にどんな通達をすればいいのか
わかりそうなものだ。

いつも苦虫を噛み潰したような理事長の姿が
朝青龍問題で映し出された。
あの方のおつむのできはあまり良好とは言えないんじゃないの?
横綱を張ったとはいえ、
怪童、怪力のなれの果てですよ。
協会のトップに君臨するからには
相撲の将来を見越した施策をもっと打ち出すべきではないか。

土俵の下には金が埋もれている、という感覚で
古い体質を残したままでは
ファンは次第に離れていくと思いますよ。

9月25日(火曜日)

●名月
今夜、中秋の名月。
幸い快晴。まんまる月がわが家からよく見える。

自民党の福田康夫総裁(71)は本日午後、
国会での首相指名選挙を経て
第91代、58人目の首相に就任した。

小泉内閣のとき官房長官だった。
熱の入らない態度、
記者の質問に対しても淡白。
年金支払いミスでさっさと職を辞してしまった。

地位に固執せず生臭い政治の世界では珍しい存在と思っていたら
ひ弱な安部政権崩壊を待っていたように急速浮上。
党の4役を派閥の領袖で固めた。
「重厚内閣」と呼ばれているが、新鮮味のない「派閥復活内閣」。

経験豊かなのはいいが、派閥の勢力争いに始終せず
山積する国内外の問題を手際よくやっていただければ
国民としては文句のつけようはありませんが…

マスコミによって、「首相と総理大臣」の表記がまちまち。
この2つの言葉の関係は…
「首相」とは「内閣総理大臣」の通称なのだそうだ。

だから、福田さんの場合、できたてほやほやだから
敬意を表して
「第91代、58人目の内閣総理大臣に就任した」のほうがいいのかも。
仕事が始まったら、堅苦しくて長い名前より「首相」にすればいいんじゃないの?

●残暑
夜中に雨が降っていた。
6時。止んでいたが涼しかった。
7時45分半そでの上に1枚羽織って電車に乗る。
蒲生あたりで人身事故。
その影響で大幅遅れで北千住到着。
上野から京浜東北線で東神奈川まで。
本来なら9時45分には着くはずが10時15分だった。

間もなく10月だというのに、車内はクーラーがんがん。
駅から10分ほどのビルに到着するあいだ
太陽に照り付けられた。
あろうことか長袖を着ていたのだ。
わが家を出たころは冷気が気持ちよかったのに…

ちょっとした約束があって
夕方までここで仕事をしている。
ノートパソコン一式をかついで行くので結構重い。

このあたりは懐かしい場所なのだ。
宮代に越してくる前だから
平成6年7月上旬まで、坂の上に住んでいて
今日仕事をするあたりは買い物などでよく歩いていた。
13年も経過すれば、景観がまるで変わる。
神奈川区役所あたりはビルが林立してしまっている。

以前、調べたのだが
江戸時代は神奈川宿が区役所から10分ほど海寄りにあった。
そして東海道中膝栗毛で「やじさん、きたさん」が宿泊したのが
区役所あたりなのだ。
この界隈は遊興の場でもあり飯盛り女もいた。
そんな面影は少しも残っていない。

5時にビルを出てわが家に到着したのが7時。
確かに遠い。

9月24日(月曜日)

●Oh!NO
警察官の父親が専門学校生徒の娘に殺害された。
中学生の息子が父親に瀕死の重症を負わせた。
凶器はどちらも「斧」である。

警察官は首を切られ即死だったそうだが、
息子に頭を割られた父親は一命を取りとめた。
中学生の息子の動機はまだ発表されていないが、
専門学校の娘は、
警察官の父親の女性関係がいやだった、といっている。

家庭がありながら他の女性にうつつを抜かす。
ありがちな話だ。
以前は、家長の理不尽な行為に家族は泣く泣く耐え忍んだものだが、
最近は違いますね〜。
親父は潔癖な娘に寝首をかかれたわけだが、
自業自得というみかたもできる。

片思いの女性を仕事用の拳銃で射殺し
自分も自殺した立川署の警察官事件もあった。
最近、治安を守る立場の人間が
社会不安や家庭不和を引き起こす。

凶器が斧。
類似事件がこれからも発生するかもしれない。
すねに傷あるおとっつあんは、
枕を高くして眠れない。

9月23日(日曜日)

●墓参
最近は電車で行くようにしているのだが、
どういうわけか車で出かけた。
16号線は渋滞で岩槻に出るまでに時間がかかってしまった。
東北道から首都高に入り、
向島か吾妻橋で降りればいいものを
タイミングを逸し箱崎ランプまで行ってしまった。
もちろんここで降りるのは初めて。
結構複雑な構造になっている。
「浜町」出口に到達したのだが、
周囲を見回しても現在地がまるで把握できない。

道路脇に止めて一服。
お店の人に聞いたら一度右折し直進すると昭和通りに出るという。
右折ポイントに着いた。なんだ水天宮じゃないの。
中央区役所日本橋出張所へは戸籍を取りによく行ったものだ。

岩本町を通過し秋葉原で昭和通りと合流。
上野から下谷へ行き右折してやっとお寺に到着。
中央区、台東区のビル化は相変わらずすさまじい。

こういうビルの町から帰宅すると
確かにほっとするのだが、
駅周辺はもっと賑わいがあってもいいのではないかね。

9月22日(土曜日)

●買収
東京駅丸の内側が激変していると思ったら、
数寄屋橋地区にも飛び火した。
東急不動産が、数寄屋橋交差点角にある
「東芝銀座ビル」の取得を発表。
その額は1610億円。
1坪あたり1.4億円という。
庶民には目を白黒させようにも、
あまりにも額の大きさでピンとこない。

東芝ビルのあるのは通称「電通通り」。
昭和40年代は電通本社があった。
今は築地をへて新橋汐留に移転している。

読売新聞本社がプランタンに変わり
その隣に、マロニエゲートという商業ビルが最近オープン。
ところが、数寄屋橋交差点から新橋土橋にかけては
昔ながらのビルばかりで、古色蒼然としている。
古き良き銀座を偲ぶにはいいのだが、
活性化を願う人たちには歯がゆい思いをしていることだろう。

今回、東急不動産が取得した東芝銀座ビルは
1階は阪急百貨店がテナントだが、
関西のような勢いはまるで感じられない。
がらがらなのだ。
その先が旭屋書店。
私が銀座の会社に勤務していた頃は
毎日のように通っていて、
本や雑誌の配置に精通していた。
最後に顔を出したのは3年くらい前だが、
まるで違っているので面食らった。

いつの間にかGAPが出店していた。
リーズナブルでデザインもいいので
若者に混じって物色することがある。

そんな思い出のあるビルだが、
東京駅に負けない数寄屋橋地区再開発構想により
高層ビルに生まれ変わるんだろうね。
これが引き金になり、
電通通りに面した「お水」ビルにも影響を与えるのかも知れない。

9月21日(金曜日)

●タワー異変
墨田区に建設されようとしている「新東京タワー」は
アナログテレビに変わる地上波デジタルやワンセグ電波を発射する。
さいたま市新都心と激しい綱引きの結果、
最終的に東武本社近くの下町に決まった。

このタワー建設に東武は400億円もの費用を投じる。
浅草・吾妻橋地域の観光名所にしたいようだ。
建築予想図を見たのだが、その一角だけ輝いているのだが、
周囲は相変わらずの下町の住宅密集地帯。
そびえればそびえるほど「掃き溜めの鶴」のように思えるのは
私だけだろうか。

東武は自社の敷地を提供し社運をかけての大事業。
テレビキー局から建設費の一部を拠出させようとしたが
「うちらは店子で結構」と断られた。
巨額な建設費のために東武沿線の高架化など開発が遅れる、とも聞いている。

そんな折、芝の東京タワーから
「ちょっと待った〜〜〜」と予想外の横槍が入った。
「2011年以後も、東京タワーから電波発射について検討していただけないだろうか」
「現在行っている地デジ電波も支障がないし、もしワンセグ用に要請があれば、
タワーの背を100〜80m伸ばすので…」
「そのほうが、新タワー建設より環境はいいでしょう」というのだ。

「正式に建設が決まったのに今さら何を…」と東武は困惑気味だそうだが、
民放キー局は、どんな反応を示すのだろう。

六本木に近いし、増上寺や東プリの緑もあって東京タワーの雰囲気はいのだけれど…
しかし、私が中学の頃にできた鉄塔だからな〜。
風雪にさらされ材質も劣化しているのではないかね。

万が一、「新」のほうがこけたら、その膨大な資金が
沿線開発に回されるとしたら、そっちのほうがいいけどね。

9月20日(木曜日)

●彼岸花
本日彼岸の入り。
暑い。こんな汗の出るお彼岸つ〜のも珍しい。
真夏日だそうだ。

初日に墓参にゆくことが多かったのだが、
なんだかんだの野暮用で今年はままならない。
仏壇に鎮座する父母とご先祖に軽くあやまっておく。

いつもの散歩道にはこの時期にきちんと彼岸花が咲く。
今年の暑さで雑草が繁茂している。
いつもは、土からピュっと茎が出て赤い花をつけるのだが、
周囲の雑草が、まるで彼岸花の葉のように見える。

昔は末香臭いのであまり好きではなかったが、
毎年同じ時期に同じ場所に咲く花をいじらしく思うようになった。
よくよく見ると、繊細な花である。

「少しは私に愛をください」と、
「シクラメンの香り」の小椋けい氏が歌っていたが、
彼岸花も私にそう訴えているよに思えてきましたよ。

9月19日(水曜日)
●あち〜
なんだなんだ、この暑さは。
明日は彼岸の入りだというのに、

雑木林では蝉がにぎやかだ。
さすがに、みんみんの季節は過ぎオーシンが鳴いている。
いつもなら弱々しいのだが、
夏の最後の主役は気を取り直して大声を出していた。

夕方庭の雑草取りを始めたが
空気は熱せられ、藪蚊の攻撃すさまじく15分程度で音を上げた。

9月18日(火曜日)
●携帯電話
鈴をつけた猫になるのがいやで抵抗していたが
どうしても必要になって、不携帯の誓いを破って昨日購入した。
10年ほど前ピッチを使っていたことはあるのだが、
ほとんど使うこともなく契約解除した。

私くらいの歳になると、らくらくホンとかいって
ボタンは大きく日本語表示という
使いやすいタイプを選ぶのが普通らしいが、
最新版の1つくらい前の黒いデザインを選んだ。
それでも、薄くて小さい。しかもシートスイッチ。
機能の日本語表記は数えるほど。
カメラ内蔵だが160万画素だからメモ程度。
超小型カードを入れれば音楽プレーやにもなる。
音源はパソコンから転送すればいい。

パソコンと違って1つのキーに複数の機能が
割り当てられているので、
それを憶えてしまえばいいのね。
マニュアルを読むのは少しも苦ではないから
とりあえず必要な日常の機能を読み始めた。

この小ささで結構多彩なことができる。
パソコンとくらべ安い。
1か月使ってどの程度の請求書がくるのかわかりませんが、
安く買った分オプション契約が多い。
これは、パソコンから契約解除すればいいので、
近々中に実行する予定。

これを持たされて外出すれば
いつも見張られているようで窮屈なこと
おびただしいのだが、仕方ない。

9月17日(月曜日)

●敬老の日
他人事のような祝日だと思っているのですが、
背中に忍び寄ってくる気配を感じております。
しかし、できるなら避けて通り過ぎていただきたい。

午後春日部ロビンソンに出かけた。
昼飯時はとうに過ぎた時間帯だというのに、
食堂フロアは大勢の老夫婦であふれていた。
どの店も彼らの行列だった。

祝ってくれるのは子どもや孫ではない。
外で食事ができることを感謝しあっているのかと思った。

ところが、店の人と年配者が話しているのが聞こえてきた。
隣の文化会館で三沢あけみか誰かのショーがあって
それがはねて、どっと食堂街にくり出したようなのだ。

近頃の後期高齢者の皆さまは想像以上に元気であります。

9月16日(日曜日)
●残暑
バックやードの蝉がまた賑やかになった。
ちょっと前はツクツクホウシの声だけだったが
どっこいミンミンも生きていた。
夕方にカナカナを物寂しく鳴くヒグラシは退場したのか。

朝から強い日差しがぶり返した。
アジアジ〜〜である。
室内でズボンなどはいてはいられない。
短パンになってエアコン。
サーキュレーターをぶんぶん回す。
8月の猛暑にもやらなかったことだ。

とはいえ、いつもの散歩道には
彼岸花が花をつけはじめている。
菩提寺から彼岸の通知が届いた。
20日は彼岸入りだ。

9月15日(土曜日)
●内視鏡検査
岐阜県の関中央病院で、83歳の男性が
内視鏡検査の際、過って大腸に穴を開けられ、
約1カ月半後に死亡していた。

検査の際、医師が腸壁に約1センチの穴を開けた。
男性が腹膜炎を起こしたため、検査の約4時間後、
緊急手術で穴をふさいだ。
その後、男性は腎不全の悪化や呼吸不全などに陥り、
7月28日に多臓器不全で死亡したという。

う〜〜ん〜〜こわいですね〜〜〜〜〜。

大腸がんの検査で検便で陽性反応が出た場合、精密検査を行う。
その際、内視鏡を用いる。
早期発見できれば開腹手術を行わず処置できる。
ごやっかいになった中高年は多いはずだ。

小生も以前、町の健康診断で引っかかったことがある。
地元のクリニックで精密検査を行った。
検査を受ける前に自宅で下剤をかけ腸内をからっぽにしておく。
薬剤を入れた大量の水を短時間で飲まなくてはいけない。
これが結構きつい。
薬が効き始めると、ものすごい下痢が始まる。
何度もトイレに駆け込む。
次第に出るのは水だけになる。
そうなれば、検査の下準備は完了だ。

指定時間にクリニックに行く。
薄い緑の服に着替え
その下は後ろが割れた内視鏡検査用のパンツをはく。
確か、麻酔注射をして
カーテンが引かれた場所でしばらく待つ。

検査機械の脇のベッドに移動し、えび折りの姿勢で
けつの穴から内視鏡を挿入される。
医師はモニターを見ながらぐいぐい差し込んでゆく。
肛門の先は直腸だからまだ異物感はないが
昔の映画「ミクロの決死圏」のように
腸の中を体内深くオリンパス製の内視鏡が進んでゆく。
直腸を過ぎて大腸に到達する頃になると
鈍痛を感じるようになる。
ケーブルを動かされるたびに突き上げられるような
圧迫を感じて、思わず身体も上のほうに動かしてしまう。
「うっ」とか「いて」とか声が出る。

声をあげると、少し間を置くが「奥へ奥へ」の作業は止まない。
あぶら汗が出る。

だが、モニターを凝視していた。
けがれを知らないピンク色だ。
牛や豚ならうまそうな焼肉の材料になるんだろうな
などと関係ないことを考えている。

死亡した男性は、このあたりで穴を開けられたのだろうか。

腸壁は薄いから手元が狂って穴をあけてしまう危険がある、と聞いたことはある。
しかし熟練医師であればその危険はほとんどない、とも。

若い医師は、失敗を繰り返しながら
練度をあげていくのだから、誰かが犠牲にならなくては。
という病院の事情もあって、高齢者は若い医師が担当するんじゃないの?

高齢者は担当が若い医師だったら「運が悪い」とあきらめなくてはいけない。
その代わり遺族には補償金が入る。
立派な葬式が出せ、墓地や墓石の購入までまかなえ、まだ余裕があれば
「いい人だった」と後々までの語り草になるだろう。

9月14日(金曜日)
●ゲ〜ジュツ
まだ、ツクツクホーシは鳴いていた。
数は少なく、か細い声で。
トマト、キューリの苗はきれいさっぱり抜いてしまったが、
4本のピーマンは相変わらす実をつけている。

炒める前に少しゆがくと食べやすくなる。
電子レンジを使えばいいのかもしれないが、
使い方がわからない。



彫刻家の小学校の同級生が出品している二科展が開催中。
昨年は上野の都美術館だったが
今年から六本木に誕生した「国立新美術館」になった。
千代田線乃木坂からそのまま会場に入れる。

暑さがぶり返した午後、会場におもむく。
地下鉄から美術館へは明るいグレーの通路から簡単に行ける。
エスカレーターで地上に出れば
そのまま、雨の日もぬれずに美術館に入れる。

政治に目覚めてしまった黒川紀章氏設計による
ガラス張りの明るい美術館だ。
六本木ヒルズとミッドタウンの巨大な建物が間近に見える。
防衛庁跡地にできた「ミッドタウン」の一部かと思っていたが
東大生産研の跡地だった。

1階は広々としたロビーで窓際はラウンジになっていてお茶が飲める。
3階までの吹き抜けのぜいたくな造りだ。
都美術館が半地下のようだったのに比べ抜群の開放感。

一緒に鑑賞する11名の同級生がお茶を飲んでいた。
男性はかんちゃん、どんろ〜、やすたろ〜、ひとし、それに小生。
女性はく〜こ、ぴろ、やえちゃん、ももえちゃん、あっちゃん、たくらさん。
いつになっても子どものころからの呼び方だ。

どんろ〜教授の作品は、昨年に続きアンデルセンをモチーフにしていた。
作者の話を聞きながら作品鑑賞。
展示スペースは広く、点数も多いが
明るすぎて立体物の陰影が感じられない。
すべての展示物が平板になってしまっていた。
木彫の大型犬と猫の群れが印象的だったが猫の表情がいまいち。

5時過ぎに六本木に出て食事。
終末の盛り場は人の出がすごい。
狭い地域にごったがえしている。
いわくありそうな黒人が数人徒党を組んで歩いてきた。
まるで、自分の国のように横並びである。
思わず道をあけてしまいましたね。
白人グループも明るい顔して暗くなるのを待っている。
国籍不明の街になった六本木。
やはり銀座のほうが落ち着きます。

2食事の後、1階上にあるKARAOKEですよ。
教授が熱唱、酒が入ったやすたろ〜弁護士も、
先祖の広大な土地管理といういい身分のひとしも歌いまくる。
小生、2曲歌ったが、やや眠くなってきた。
昔はそんなことなかったのにね。

日比谷線組、千代田線組に別れて9時過ぎ散会。
千葉県、埼玉県から六本木は出やすいのだが、
鑑賞後の食事会は銀座か上野が落ち着きそうだ。

●偏向記述
インターネット百科辞典として人気のウィキペディア。
見識のある方ならどなたでも参加してコンテンツを厚みのあるものにできる。

宮代町と杉戸町の項目にアクセスしてみた。
異常事態が発生していた。
本来、第三者的な視点から記述すべきところ、
合併に関して「ある意図をもって」書き加えられていた。
この内容は、近頃まかれた
「宮代町と杉戸町」2町合併推進を目論む個人または団体のビラの
内容に酷似している部分がある。

本来、主義主張はこのような場所で行われるべきでない。
自分のあるいは団体のサイトでやられるべきものだ。

この意図を察知した事典サイドから警告文が書かれている。
「この記事は、中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、あるいは議論中です。
そのため、偏った観点によって記事が構成されている可能性があります。」

2町合併推進派は、ルールを無視してまでも、
その考えをアメーバ的に増殖させようとしている。

●子どもたち
安倍退陣。
23日選挙に向け次期総裁人事が加速している。
出走時は麻生氏人気が高かったが、
ここへきて元官房長官福田氏が急速浮上。
額賀、谷垣氏も意欲をみせていたが
状況は悪くなってきた。

滑稽なのが
子どもたちが
「パパお願い、なって、じゃないと
 ぼくたち、しんじゃうよ」と
黄色いくちばしで騒ぎ立てていること。

小泉チルドレンが小泉元首相の再出馬要請で
署名活動を行っている。
初回、断られたが、再度のお願い。
自分たちの首がかかっているから
真剣だが、
連日のパパコールには
あきれた、を通り越し 情けない。

肝心の純ちゃんは福田指示を表明している。

前回の衆議院選で大量発生した新人群だ。
あのときは、純ちゃんのイメージ戦略で
郵政民営化に反対する人たちに「刺客」を送る。
作戦は効を奏し、大量の新人が当選。

議員報酬や宿舎など本来の仕事と関係のないことで
注目を集めた大蔵君など、最近すっかりなりをひそめ
マスコミへの登場も少なくなった。

地方分権により
地方自治体は「親方日の丸」意識を捨てよと迫られている。
それを推進している自民党のお膝元では
議員たちが「親方日の丸」意識丸出し。

足元からしっかりしてほしいね。
仕事をしっかりしていれば、
国民はきちんと見ているのだから。

9月13日(木曜日)
●霹靂

まさに晴天の霹靂。
臨時国会に向け、イラク特措法の延長に向け職を賭す、といった。
その3日後、「僕、首相や〜〜めた」だもんな。
参院選で自民党惨敗の時点で責任をとってやめるのが自然だが、
内閣改造を行い、さ〜これからというその瞬間の意思表示では全員ずっこける。

直接の理由は
民主党の小沢さんに特措法のことで面会を求めたら断られた、と言っているが
そんな簡単な理由が辞意の直接動機になるのか。
側近として首相を間近に見た与謝野氏は、健康上の理由を挙げていた。
身体と心の病があるのだが、与謝野氏は身体上のニュアンスだが、
一方では、深夜首相官邸の庭を徘徊している安倍氏を目撃。
その姿が尋常でなく警護陣は「首相を自殺させるな」という空気になっていた。
となれば、心の病ということも考えられる。

また、父親・晋太郎氏の遺産相続の際不正が行われていた、という話しも伝わってきた。
そうなると、金にはクリーン、の姿勢が覆される。
その前に辞めた、という観測もある。

小泉内閣の下で、若さと拉致問題で人気沸騰して首相に登り詰めた。
結局、リーダーとしての資質、能力に欠けていた。
司令官より参謀向きの人がいるわけで、
彼も己をわきまえていればこんなことにならないで済んだのに。

相撲界と違って横綱になったら
あとは引退が待つのみ、ということではない。
安倍氏にはこの後どのような政治生命が残されているのかわからないが
国会の議席だけは確保している。
うつろな表情を国会中継で見ることはできるだろう。

9月12日(水曜日)

●安倍首相退陣

13時のニュースで飛び込んできた。
麻生幹事長によると「議会での求心力がない」のが理由という。
首相の座に固執し改造内閣が発足したばかり。
イラク特措法になみなみならぬ意欲を示したばかりだった。
それが、辞意表明というどんでんがえし。
誰が予測したろう。

内外の問題が山積しているというのに離脱。
「放り出した」という感は否めない。
細川内閣を思い出す。

小泉政権で拉致問題を担当。
強い意志がみえ国民の人気を集めた。
そして、戦後生まれの首相として「美しい日本」を掲げて
華々しく登場したのだが…
閣僚の不祥事が噴き出し、対応のまずさから支持率が急降下。
改造内閣でも同じような政治資金にまつわる閣僚不祥事が続発。
参議院選挙で自民党大敗。

ケチがつき始めると、あとは坂道を転げ落ちる一方。
ついに嫌気がさしたのだろう。

「お友だち内閣」と呼ばれベテランを外した内閣から
「派閥復活内閣」をスタートさせたばかり。
一貫性に欠け、リーダーシップに欠け…本人は満身創痍だった。
14時から記者会見が開催される。

●秋
秋雨前線が停滞している。
朝から雨。
昨日は降ったり止んだり。

あの猛暑が嘘のように涼しくなった。
つい2〜3日前
雨なのに鳴いていたツクツクホウシが
もう聞こえなくなった。

近くの田圃の稲刈りは7割がた終わった。
まだ緑の残る稲は連日の雨で
横たわってしまった。
このままでは、機械で刈りいれができないので
晴れて稲が立つのを待たなくてはいけないそうだ。

先日の台風9号で落ちたおびただしい木の葉が
バックヤードを散らかしている。
早く掃除をしたいのだが
降り続く雨のためにままならない。

●萌え

読売県版「萌える宮代」
宮代のコミュニティセンター「進修館」が
コスプレの舞台になっている。

秋葉原の路上あたりが有名だと思っていたら
片田舎の建物がコスプレファンのメッカになっているという。
休日に若い女性が集まっているとは聞いていたが
まだ見たことはない。

目撃した人の話によると、
服装の世界に完全に入り込んでいて
異様な雰囲気が漂っている、という。
彼女たちは互いに撮影をしているのだが、
傍観者がカメラを向けることは禁止されているそうだ。

緑濃い町のユニークな建物で
繰り広げられるファンタジー、はたまた白昼夢。
今度見にいこ〜〜っと。

9月11日(火曜日)

●白岡の合併意識
毎日と読売では白岡町浜田町長のトーンは少し違う。
「久喜市、蓮田市、鷲宮町、菖蒲町、宮代町と意見交換した。
それぞれ事情があり、合併の推進、枠組みづくりに難しい面がある。
議会と一体となって推進する」と答弁。
枠組みは絞っていないものの、合併協議を進めていることを表明。

読売は伝える。、
「具体的な枠組みで合併を目指すというようなことは
発言したこともなく、合意した憶えもない」と述べ、
久喜市を中心とした合併に消極的な姿勢を示した。

だいぶニュアンスが違う。
新聞報道は複数の情報を比較しないとこわい。
個人で数紙を購読することなどできないから
図書館で収集するしかないのかな。

インターネット新聞では地域情報は望めないし
こういうときは不便。

●久喜市激震
地質的に活断層が走っているわけでもあるまいが、
合併枠組みがきしんでいる。
先日、久喜市を中心にした菖蒲町、鷲宮町、白岡町の
1市3町の合併枠組みが進行中と報道があった。

本日の読売新聞報道では、
10日の9月定例議会一般質問で、白岡町の浜田町長が、
「具体的な枠組みで合併を目指すというようなことは
発言したこともなく、合意した憶えもない」と述べ、
久喜市を中心とした合併に消極的な姿勢を示した。

1市3町については、6月から4回という頻度で
会合を開き、合併について話し合ったとされているが、
外野からすれば、意思疎通は
円滑だったと映ったのだが、事実は違っていた。

久喜市からすれば「青天の霹靂」だろうが、
白岡町にとっては久喜市の「フライング発言」だったのか。

2002年の白岡町のアンケートでは
合併先として1位が蓮田市、2位が久喜市だった。
浜田市長は「十分に考慮する必要がある」とし、
蓮田市との合併を優先すべき、との認識を示した。

蓮田市、白岡町の合併については
3年前、新市の庁舎を白岡町にして、新市名も決まっていたが、
最終的には蓮田市の市民が、これを嫌って流産したという経緯がある。



これで1市3町の合併枠組みが崩れると、
久喜市、菖蒲町、鷲宮町の1市2町の合併では約12万8000人。
栗橋町が加わると15万5000人。
20万人以上が条件の「特例市」昇格には及ばない。

久喜市グループは白岡町説得にかかるのか、
はたまた、宮代町に魔の手がのびてくるのか、
栗橋町の参加要請に力点を置くのか…
白岡町を除いた久喜市グループに栗橋町、宮代町が加わっても
20万人には及ばないし、
広域すぎて住民意識を1本にまとめられるかが問題。

蓮田市と白岡町の合併では11万3000人。

久喜市グループと蓮田市グループは人口規模で
ほぼ拮抗した新市が誕生することになるのだが。

9月10日(月曜日)

●なぜ
サブマシンとなった以前のメインマシンを起動した。
以前からディスプレイがおかしくなっていた。
カチッという小さな音がして表示が消えてしまうときがある。
ときには、ポインタが変形してハングアップ。
不安要素をかかえながらだましだまし使っていた。

ディスプレイが表示しなくなり、本日、死んだ。
原因はディスプレイにあるのかOSなのか決めかねていた。

通常は19インチのディスプレイなのだが、発色が劣化したので
17インチに換えて使っていた。
元の19インチに戻したが状況は同じ。

通常ビデオドライバはOS側で供給されており
メーカーを意識することはない。
ビデオメモリがいかれていたら、どのディスプレイも表示しない。
やはりOSの一部がいかれたか。

仕方なくリカバリディスクでOSを修復することにした。
ディスプレイが表示されないので、
f8を押したまま起動し指示を待つ。
真っ黒な画面に白抜きの英文字が浮かび上がる。

リカバリの方法を選ぶのだが、
昔は単なる上書きというのがあったような気がしたが
XPになったらそれが見当たらない。
間違うとこれまでのデータを全て失ってしまう。
「回復コンソール」モードというのがあって
DOSモードで、コマンドラインにコマンドを入力してOS部分を書き換える。
小1時間以上作業が続いた。

再起動するとWindows画面が現れた。
あのめんどくさい「認証」を求められた。
完全書き換えと異なりネットワーク設定などは聞いてこなかった。

しかし、19、17インチともに表示しない。
念のため遊軍の15インチに交換したら表示した。
原因がわからなくなった。

元気な機種の17インチを接続したら、なんと表示。
表示しなかったほうの17インチを元気な機種に接続した、なんと表示。
2機種のディスプレイを交換すればよいだけの話しだったが
ここに至るまで時間がかかった。
しかし、根本的に問題解決したわけではない。

9月9日(日曜日)

●ビデオ2本
立て続けにナチ物を見た。

◎ブラック・ブック
本年3月ロードショー映画。

以前、「アップライジング」を見たがこれは
ワルシャワゲットー蜂起で、ユダヤ人のレジスタンス。
今回はオランダのレジスタンスの物語。
アンネ・フランクが隠れ住んだ国で、彼女の場合
発見され、強制収容所送り、そこで命を落としている。

ブラックブックの主人公はオランダに住むユダヤ人女性。
元はクラブ歌手だった。
知人にかくまわれていたが、その家が機体を軽くするために
落とされた爆弾で炎上してしまう。

彼女の遁走とレジスタンスとの出会い。
ナチス将校に取り入り会議室に盗聴マイクを仕掛けるといった
スパイ活動が始まる。
ナチとレジスタンスを題材にした
サスペンスアクションといった趣き。
最後はどんでん返し。
結構面白かった。

◎白バラの祈り
昨年1月ロードショー。

※ポスター、死刑執行寸前の3人。右妹ゾフィー、中央兄ハンス、左妻子を残して処刑されたブローブスト

題名は、乙女チックな恋愛物のようだが、
ミュンヘンの大学生による反ナチ運動の物語。
レジスタンスのように武力闘争は行わず
文書で市民を覚醒させようという運動を
兄ハンス・ショル妹ゾフィー・ショルが行っていた。
大学構内でビラをまき終わったとたん、
大学関係者に逮捕されてしまう。

ゲシュタポによる尋問が行われるのだが、
妹の取調官は、なんとか態度を軟化させて無罪にしようとして論争をはじめる。
ところが、信念に基づいて行動した彼女の考えを翻すことはできななった。
結局、調書は彼女に不利なものになってしまった。

医学生の兄も、兄の友人も同様で、
結局、人民法廷で3人は有罪になる。
ナチの鷲のワッペンのついた
緋色の法衣をまとった裁判長は根っからのナチ。
傍聴席は軍人ばかり。
一方的に弾劾されて死刑が確定してしまう。
通常、執行まで99日ある、と聞いていたが、彼らの場合即刻執行となった。
ゾフィー21歳だった。
執行方法は絞首刑か銃殺と思ったら
なんと、ギロチン!

ドイツ敗戦2年前の実話だという。

※実際の妹と兄(左)

銃も殺し合いもない平和な社会と自由を願った学生たちが
発信した「白ばら」通信。
精神は学生に受け継がれ、最終号は連合軍が空から大量にまいた、という。

ゾフィーの実像

兄、ハンス

●Dice−K
レッドソックスの松坂大輔が最近湿りがち。
デビュー当時は「魔球」が恐れられていたが、
月日が経過し相手チームのダイスケ研究も効を奏している。

毎回薄氷を踏むようなピッチング。
勝利投手となっても、味方の大量得点に助けられている。
今日はボルティモア・オリオールズ戦。
3回8失点でKOされてしまった。

彼の場合、イチロー、松井対決には燃えるのだが
他の選手の場合は、力を抜いているわけでもないのだろうが
簡単に打たれる、四球は出すで、案外平凡な投手になってしまう。

このような彼に対し
レッドソックスのファンが、いつまで寛容な精神でいられるか。
ダイスケはかなり強心臓の持ち主のようだが、
そうなったとき、どれだけ耐えられるか。

大男を次々になぎ倒すシーンを
再び見たいものだ。

9月8日(土曜日)

●小狸
夕方、ジョンの散歩。
いつものコース、農の道。
わが家から灌漑用水路をまたぐ小さな橋まで2分。
生活用水の簡易ろ過装置の前の雑草の中に
生後半年くらいの犬のような生き物がお座りをしていた。
犬にしては顔の造りが違う。
1mほど近づいても逃げない。
やせ細ったたぬきの子どもだった。
雑木林に狸が棲息しているとは聞いていたが
実際に見るのは初めてだった。

訴えるような目でこちらを見ている。
空腹で動けないのかもしれない。
何とかしてあげたかったが何もできない。
近くには畑があるのでこの季節なら食べ物には不自由しないはずだ。

親からはぐれてしまったのか。
親からなにも学習をしていないので
餌をとることもできないのだろうか。

1日2回の散歩が唯一の楽しみのジョンが
早く行こうよという目でこちらを見る。
後ろ髪を引かれる思いでその場を去った。

10数分後に同じ場所を通った。
狸はいなかった。
安全な雑木林に逃げ込んだのかと思いながら
わが家へ向かおうとしたら、
簡易ろ過装置の脇でたまあみのなかでもがいていた。
近所の男性が捕獲していた。
傍らでは孫娘がうれしそうな顔をしていた。

あの狸はどうなるのだろう。
不吉な思いが頭をよぎった。

9月7日(金曜日)

●アンケート
今年中に実施される「合併に関する住民アンケート」
住民が考える相手先は境界線を接する
春日部市、杉戸町、久喜市、白岡町のいずれか、とその組み合わせ。

和戸方面は立地条件からが久喜市、白岡町が多く
学園台、動物公園駅周辺は春日部、杉戸、
姫宮方面は立地条件から春日部、杉戸

という具合になるだろう。

直接境界線を接する市町との組み合わせは

1)春日部市+宮代町
2)春日部市+杉戸町+宮代町
3)白岡町+宮代町+杉戸町
4)久喜市+宮代町
5)久喜市+白岡町+宮代町

などが、考えられる。
ところが、久喜市、白岡町は菖蒲、鷲宮と合併協議を行っている。
久喜市、白岡町からすれば、
「せっかくいいムードなのに、水をささないでよ、宮代さん」
ということにもなりかねない。

宮代町は「住民の足並みが揃わず合併つぶし」ということで
近隣に名をはせている。

で、ここは腹をくくって、
合併は
1)春日部市+宮代町
2)春日部市+杉戸町+宮代町
3)宮代町+杉戸町
4)合併しない

という形式がいいのではないか?
「今のままでいい」という
「わが身よければ」的な考えを排し、
町の将来を真剣に考えることだ。

2町でとりあえず合併して、あとのことは次世代にバトンタッチなどと
無責任なことを謀らず
自分たちの手で、宮代を将来性のある地域にすることを考えるほうがいい。
そのためには、大同団結してどの方向へ進むのがいいか
おのずから枠組みは見えてくる。

●合併問題
本深夜2時少し前、台風9号が小田原市に上陸した。
このまま本州を縦断するような気配だ。
埼玉県では川の増水で危険な状態になっている地域があるそうだ。
わが家は、深夜、物置のひさしの波板が風でやられた。
今朝、庭はおびただしい雑木林の木の葉や小枝が散乱していた。

昨日も不安定な天候の中、午後から議会を傍聴した。
3日間の一般質問では、議員から合併に関するものが数多くあった。

旧1市3町が、宮代町の反対により合併破綻して3年経過した。
合併新法による合併期限は22年月末と迫ってきている。
さまざまな手続きをクリアしながら合併を進めようとすれば、
あっという間に過ぎてしまう。
議員諸氏が焦燥感にかられるのも無理はない。

今月の町の広報誌では、榊原町長の合併に対する考えが掲載された。
具体的な合併先は当然明らかにされていないが、
住民の意向を問うためのアンケートを年内に実施する、としている。

思えば3年前、春日部市、庄和町、杉戸町、宮代町の合併協議会が設立され、
行く先は順風満帆かと思えた。
しかし、この枠組みの是非を問う住民投票で宮代町だけが「非」の裁定を下した。

あのまま合併していれば「合併特例債」が交付され、
宮代町への配分比率は他の市町に比べ高く、
地域振興のために有効に使用されるはずだった。
ところが、1市3町反対派から
「合併特例債」は借金だとか、
「合併すると税金が上がる」だとか、
「宮代には金がある。その金を他市町に使われてしまう」
などといった、プリミティブな理由をあげつらい
車を使って町内をがなりたてて回った。
純朴な町民はこの煽動を信じてしまった。
町の将来を考慮すれば、これらの反対理由が愚にも付かないことなのだが、
生活感情に根ざしたデマには同調しやすい、という側面がある。
その後、旧1市3町の合併を望む人たちが合併復活の署名を行った。

署名期間中は
「議会制民主主義を根底から覆す行為」などとビラは出回る、
「署名は違法」などと浦和地裁へ持ち込む者が出現。
この訴えは結局却下されたが、
宮代の反対派の動きは近隣市町に知れ渡り
宮代は一歩引いて見られるようになってしまった。
(あの町と組むとやっかいだぜ…である)
合併復活は、議会で、ある会派の主義と反する日和見の動きで結局葬られた。、
「苦渋に満ちた選択」とかなんとか理由をつけていたが、
要は春日部でなく、久喜市が合併視野にあっただけなのだ。

こうした、苦い経験から宮代町は「合併」に慎重になった。



本年4月、お隣、杉戸町では、
春日部市との早期合併を公約に野口氏が、
長期政権の小川氏を破って町長に当選した。
これで、宮代町の合併にはずみがつくかと、思っていたら、
野口氏の当選直後、
小川前町長の弟が、合併先の是非を問う住民投票開催の運動を起し署名を集め提出。
議会で可決され、8月の投票となった。
結果、「春日部市との合併は×」という結果が出てしまった。

2町合併を目論んでいた兄の落選に対する
弟の意趣返しのように映ってしまうのだが…

これは野口町長が病気療養中に起きた事件だった。

町民が「合併×」により、野口町長は「合併公約」を降ろさざるをえなくなった。
杉戸町には「春日部市との合併を実現する会」という市民団体が存在するが
当分、運動は低調になるだろう。

宮代側は、野口氏の当選、住民投票を他人事とは思えず見守ってきたが、
今回の結果は複雑な感慨を抱いた。



杉戸の春日部市との合併が失敗したとたん、
宮代町では新しい動きが始まった。
「杉戸町・宮代町2町合併」だ。
活発にビラを発行している。
「昔から1つの町だ」と、感情論に訴えながら、
まず2町で合併し、そのあとの合併は次世代にゆだねる、としている。
あるいは、近隣市町と2段階合併を考える、と安全パイも用意している。

そこには「中核市」になるとこれこれの弊害が生まれるなどと、
時代に逆行するような、素朴な住民をまたぞろ、誘導するような理由が述べられていた。



本日の埼玉新聞で、近隣の「台風」情報が掲載された。

久喜市が中心になり、白岡町、菖蒲町、鷲宮町と合併枠組みを協議している、というのだ。
今年6月から4回協議し年内に枠組みを決定する、という。
状況によっては栗橋町も参加する模様である。
1市3町で人口は17万7523人。
栗橋町が加われば20万4689人。
現在の春日部市の人口に近い、特例市の条件を満たす新市が誕生することになる。



これは、ビッグニュースである。
現在、お隣杉戸町と宮代町で2町合併運動が胎動しているが、
この2町が合併したとしても、
人口はたかだか8万1398人。
彼らは「コンパクトな市」がいいと、しているが
時代の流れに逆行する以外のなにものでもない。
2段階合併とは、勝手な都合だ。
宮代は杉戸と共に春日部市と一緒になり、越谷市の人口を超え埼玉東部地区の
中核市・雄市になることによって、さらなる地域の発展が期待、実現できる。
宮代には久喜市との合併、白岡との合併を望む人たちもいる。
しかし、今回のあちらの合併協議で宮代は対象に入っていない。
あちらは、宮代が春日部寄りということは先刻承知なのだ。



周辺地域の地殻変動で、宮代町の方向は決まったようなものだ。
杉戸、宮代、春日部が円滑に結ばれる努力を
1市2町の住民は行わなくてはいけない。
それが、地域を活性化する唯一の方法、と考える。

9月6日(木曜日)

●警報
午前中、日除けのシートを外し、鉢植えを地面に下ろした。
23時、埼玉県に大雨、洪水、暴風雨警報が出た。
今のところ、雨は降っていないようだ。
木々の梢もうなりをあげていない。
夜中がひどくなるのだろう。
この界隈は町場よりやや高いので水の心配はないのだが、風がひどい。
明日は物置のひさしの波板が吹き飛んでいるのではないかな。
※外に出てみた。
 東風が強い。この方向には弱い、波板がばたばたしてもう2〜3枚吹き飛んでいた。
 手のほどこしようがない。
 毎度のことなのだが。

●台風
台風9号が関東地方直撃の気配。
現在、雨こそ降っていないが
厚い雲に覆われ生暖かい東風が吹いている。
気温28度、湿度82%、気圧1020hPa。

永田町界隈は別の台風に直撃されている。
閣僚の政治資金問題に加え、恒例の下半身問題。
安倍改造内閣のサプライズ、桝添厚労相の女性問題。
週刊文春は「4人の元妻と3人の隠し子」とでかでか。
片山さつきが元妻というのは有名だが、フランス人もいた。
4回の結婚というのも一般人からすれば尋常ではない。

明治の政治家は、妾、隠し子など当たり前だった。
制度や社会の常識が現在とは違っていたので、
これを一概に「悪」とは決め付けられないが、
要は、関係のあった女性をどう遇していたか。
妾腹も含めてきちんと養育できていれば
世間はとやかく言わなかった。

ところが、現在はマスコミ、インターネットによって
旧悪がすぐバレてしまう。
桝添氏が離婚のたびにきっちり責任をとっていれば
とやかく言われることがないのだが、
そこに男と女のどろどろが置き去りになっていれば、
マスコミの格好な餌になってしまう。

安倍総理は度重なる閣僚のドジで
「金」にクリーンさを強力に求めているが、
男女関係のスキャンダルはどのように裁くのか?

岡山の「姫」こと姫井ゆみ子議員の
姫事(秘め事)で、姫井(悲鳴)を上げている。
亭主がいるにもかかわらず、弓道で知り合った学校の先生と
長い間不倫関係にあったことが、
これまた文春に写真入ですっぱ抜かれた。
ネタと写真を提供したのが、相手の男というから時代は変わった。

週刊誌の見出しによると、
「姫」はマゾっけがあって、房事中ぶってぶってと叫ぶそうだ。
本人は沈黙している。
週刊誌報道がどこまで真実を伝えているかわからない。
だが、それを読んだ周囲は「好奇心」色で彼女を見るだろう。
選挙で「虎退治」された陣営は下世話な話題で沸いているだろう。
先日、議員劇に芸者役で登場した「ぶって姫」だが、
なにも、こんな渦中に…
白塗り、ズラ姿は「芸者」ではなく「下女」でしたがね。

アメリカでは、ホモの議員が
トイレで仕切り越しに隣の男性に「おいでおいで」して
辞職したばかり。

金と下半身。
政治家を巡る永遠の話題だ。

9月5日(水曜日)
◎親方発
東京・両国国技館で報道陣の取材に応じ、
テレビのワイドショーなどで報じられたホジルト以外の温泉で治療する可能性について
「そんな報告は聞いていない。日本のマスコミがいっぱいいて
外に出られないのに、行けるわけないだろう」と否定。

監督、監視もままならない親方のいらいらはまだまだ、続く

ウランバートルでは、日本、北朝鮮が拉致問題で話し合い。
この取材陣もモンゴル入りしているんだろうね。
こんなに大勢の取材がモンゴルに入るのは珍しいんじゃない?

●負の遺産
財政破綻した北海道夕張市。
いつまでも悲嘆にくれているわけにはゆかない。
で、同市の観光施設の管理・運営を引き継いだ夕張リゾート
(西田吏利社長)が「負の遺産ツアー」を企画した。

初めて応募してきたのが、お隣、韓国の行政マンたち。
京畿道をはじめとした広域自治体本庁の係長クラスや
管内の基礎自治体の課長クラスの中堅職員ら15人と、
11日に来る韓国政府行政自治部と
国内各地の自治体の実務担当者、同行記者団など
29人の2グループ総勢44人。

韓国側担当者は「韓国には夕張のような破綻自治体はまだないが、
どこも財政は厳しい。あすは我が身の思いで勉強に行きます」と話す。

破綻を逆手に取った企画。
このしたたかさを、健全なときに発揮していればね。

●やばい
昼前から天候急変。
雨と雷。
やばい、PCの電源を入れたままだった。
あわてて議会の傍聴席を退席。
チャリ4分。
こういうときは会場に近いと便利。
雨は止んでいるが、ときおり雷。
こういう鳴り方がいちばん恐い。
わが家の前後の立ち木に突然落雷、ということがある。
気が付くとPCが死んでいる。
こういうアクシデントが過去13年間に2回。
2台のPCが死んでいる。

早急に済ませなくてはいけない仕事がある。
南上空の雷鳴を聞きながら、
電源を落とすタイミングを計りながらキーを打つ。
スリリング。
※本日の議会には杉戸の議員も傍聴にきていたようだ。
 やはり合併の行方が気になる?

●台風
台風9号が接近中。
予想では関東地方直撃。
東京都、千葉県は被害甚大であるようだ。
それを反映してか、埼玉東部の天候も不安定。
午前10時前、日は射して残暑だが雨雲が覆いつつある。
午後からは崩れるらしい。

家人は雨が降らないうちに仕事を片付けようと忙しい。
小生がパソコンの前に座っているのが
遊んでいるように見えて、カンにさわるらしい。

罵声に耐えかね、
小生、外壁と風呂場のガラス窓にこびりついた
からすのフンをたわしで落とす。

やろうと思えば、まだまだ家事は山積だが、
私には私の仕事がある。
そのせめぎあいで毎日が過ぎてゆく。
疲れる。


9月4日(火曜日)
●悲惨
大阪の世界陸上は日本は
それまで順調だと思われた選手が本番で脱落。
期待されながら決勝に進出できない選手もぞろぞろ。
とされいの銅メダル1個という
さんざんな成績だった。

一方、政治の世界では
安倍改造内閣が、肝心の仕事をする前に
閣僚の不祥事が噴出。
農水相の辞任に始まり、
今度は環境相の金にまつわる不透明さが浮上。
頭数は揃ったものの
今度こそは…と期待(?)されつつ
足踏みをしている。

陸上も政治も状況は酷似。
どこかたがの抜けた日本の状況を
物語っているのかな。

●ドルジ
相変わらず取材がやりにくそうだ。
ウランバートルから西に約600キロ離れたシャルガルジュートに
治療先を移す、と地元紙の報道を伝えた、と新聞が伝える。
くやしいけど間接取材。
が、別のマスコミは、ホジルトで泥の治療をすると言っている。

一連の報道でわかったことは、
モンゴルにも温泉があること。
ウランバートルから一歩出るとそこは
草原と砂漠と思っていたのだが。

一方、残された同郷の横綱白鵬は、
ドルジを反面教師として、優等生発言。
「彼は帰ってこなくていいよ。俺が土俵を守るから」といった風情なのだ。

●議会
宮代町議会が開催されている。
この町に越してきて13年。
初めて傍聴した。
議場は進修館小ホール。
クラシックコンサートが開催された場所だ。
ピアノは隅に片され
マスコミで見慣れた「教室」スタイルとは違った
円形の議場だった。

首長、議長、議員の椅子もユニークなデザイン。
テーブルの両サイドに半球のようなものが数個
並んでいたが、あれは何の役目があるのだろう。
単なるアクセサリーか。
ユニークな建物を設計した建築家の
コンセプトがこういうところにも反映されているのだろうか。

傍聴は一段高い場所から行うのだが、
小ホールということもあって、
一番前に着席すると、居並んだ議員さんが
非常に近く見える。
左奥には行政の責任者が10名近く並ぶ。

正面に議長と町長。
ま〜るく20名の町議が着席。
一般質問が行われていた。

午前午後を通じて傍聴したが
昼飯後は腹膨れて目がたるむらしい。
国会中継と同じような光景が飛び込んできた。

傍聴者は数人。
まるでいなかったり1人ということもあるらしいので
今回は比較的盛況か。

合併論議がぶりかえす時期でもあり要傍聴。
明日も行く。

9月3日(月曜日)

●類似
ドルジの近況はガードがきつくてわからない。
「全責任はわたしがもつ」といいつつ早々に帰国した
高砂親方も、本日のマスコミには登場しない。
糸の切れた凧を親方はどのように監督するのか。
以前から「責任は私にある」と言っているが
関係がこのように悪化しては
親方がドルジを破門して、親方自身も親方稼業を辞するつ〜のが
責任のとりかただろう。

新しく組閣された安倍改造内閣に早くも不祥事。
また、農水相だった。
呪われた役職ですね。
今度は、不透明な事務所経費ではなかった。
遠藤新農水相が理事長を務める
地元山形の農業共済組合が国から補助金を不正受給していたことが発覚。

本人は中央にいたので地元のできごとは把握していなかったのだろうか。
安倍首相は「任命責任は私にある」と、
前回の赤城絆創膏殿下のときと同じことを言っているが、
この人の責任のとりかたつ〜のは、どういう形になるのだろう。

親方も首相も「責任」という言葉を軽々しく使いすぎる。

◎親方発

横綱朝青龍の病状をチェックするために、9日に始まる秋場所(東京・国技館)中に
日本から医師が出向く計画があることを明らかにした。
モンゴルへ行くのは横綱の帰国に同行した医師の予定。

☆ドルジが信頼をおく医師らしいが、一番初めに症状を発表した人でしょ。
その後、協会の医師、協会が指定した医師が相次いで登場した。
この2人の医師の役目はなんだったのか。
セコンド・オピニオンなのだろうが、それぞれ病名が違っていたけど。
で、一番初めの医師に戻ったというわけか。

親方は「朝青龍はきょう(3日)から温泉治療へ行く、と
関係者から連絡が入った」と話した。
また、視察した現地の状況を日本相撲協会の理事、監事に報告するため、
2日付で文書を送付したことも発表した。

☆親方は、単なる中継ポイントでしかない。
なんとも、頼りない存在。

9月2日(日曜日)

●ドルジどっち
ドルジの再来日に関し、実兄はモンゴル国営テレビで
「3週間で日本へ戻る」と言ったそうだが、
高砂親方は「秋場所中は帰ることはない。
千秋楽にも帰ってこない。いつ帰国するかは分からない」と話す。
9日に初日を迎える秋場所(東京・国技館)の期間中は予定がないことを明らかにした。
23日の千秋楽の後、10月7日からは秋巡業が始まる。
ドルジがこの時期に帰国すれば、巡業を欠席することはできないだろう。
従って、実兄の言葉は真実を伝えてはいないのではないか。

●散々
世界陸上大阪大会。
本日最終日。
日本はメダル1つ獲得していない。
期待選手もそうでない選手もアクシデントに見舞われ
醜態をさらしている大会でもある。

本日朝7時からメダル期待の女子マラソン。
見ましたよ。
「とされい」がトップに立っている。
30kmまではトップグループが
10人くらいのだんごになっていた。
「とされい」は4位くらいに落ちたりまた1位になったり。
中国の2人とケニアの2人がぴったりついている。

朝の忙しい時間にべったりテレビ前に陣取ることもできない。
2つめの菜園のトマトを抜くことになっていた。
ラジオを持ち出し、徒長した8本の苗を抜き雑草を取り
土をならして、きれいにメイクアップ。

ラジオは相変わらずのデッドヒートを伝えている。
解説は有森。
実況アナは「とされいこは泣き顔になってから強い」などと言っている。
大阪は気温が上がってきたらしい。
苦しい展開をしているのだろう。
バックヤードの雑草を刈って戻ったら結果が出ていた。
1位ケニア、2位中国、3位日本。
今回の大会では、とされいの銅が唯一のメダル。

TBSは18時から23時まで各種目の決勝を中継するが
そこには日本選手はいない。
外国勢のパワフルで華麗な競技を指をくわえて眺めなくてはいけない。

男子400mリレーで日本は5位に終わった。
タイムは日本新でありアジア新でもあるそうだ。
ということは、アジア勢はUSAに歯も立たないということだ。
しかし、5位に入ったことで、マスコミは持ち上げる
選手たちも得意満面である。

そんなことで大喜びしていていいのかね。
これでまた末續のビッグマウスが始まると思うとうんざり。

「とされい」は今日の結果で北京五輪の選手に選ばれた。
さんざんな結果を出した他の競技の選手たちも
誰かが北京行きの切符を手に入れるのだろう。

隣の国で開催される五輪に日本は国威発揚のために
大選手団を送り込むだろう。
確かに「参加することに意義がある」のだが、
世界水準から遥に低い選手を送っても結果はわかっているのだし、
弱体競技は棄権してもいいのではないかな。
税金の無駄遣いだと思うけど。

◎宮代の「巨峰市」は昨日1日限りのイベントだった。
  本日の「新しい村」は、いつもの静けさに戻っておりました。

9月1日(土曜日)

●蝉
この3〜4日曇天、かつ涼しい。
相変わらず家の前後で蝉が鳴いているが
音のシャワーといった最盛期にくらべ隙間が感じられるようだ。
みんみんの数は少なくなった。
夕刻、弱々しいオーシンと楽器のようなヒグラシが
ひかえめに鳴いている。
日が落ちると庭は賑やかな虫の声。

残暑はぶり返すと思うが
確実に秋が近づいている。

◎ひぐらしの聞こえるほうへ陽は沈み

●寿命
新語や業界用語などめまぐるしく変わる、生まれる言葉を
解説した辞典、「イミダス」(集英社)、「知恵蔵」(朝日新聞社)が
2007年度版で休刊することになった。
つまり、来年度版は出ない。
分厚い本が覇を競う年末の書店の風物詩が消えるのはなんとなく寂しい。

インターネットの普及で、部数が激減したことが休刊の理由だが、
確かに、調べ物をするときわざわざ辞典、事典を開かなくても
ほとんど間に合ってしまう。
悪いことに、コピペという技は紙よりよっぽど便利。

自由国民社の元祖「現代用語の基礎知識」は面子にかけても存続させるようだ。

紙版には紙版のよさがある。
パソコンの電源を入れることなくいつでも使えるし、
語句にたどり着くまでページを繰る動作も捨てがたい。

最近、有名な三省堂「新明解」国語辞典を時々「読書」している。
「第6版」は解釈もかなりこなれてきたようだが、
まだまだ個性的な内容に遭遇すると楽しくなる。
暇つぶしというより学習という側面もある。
知らなかった言葉がごろごろしているのだ。

●巨峰市
宮代町の特産品のひとつが巨峰。
粒が大きく濃厚な甘さ。
ぶどうの女王。
今年も収穫祭が「新しい村」で開催されている。
産直市場だと思っていたら最近は「観光農園」なのだそうだ。
現在は宮代で一番元気な小売業なのだから
当初の地産地消の枠を超え近郷近在から新鮮な野菜を買いにくる。

10時過ぎに前を通った。
霧雨が降るも、ものともせず人だかり。
芝生広場も臨時駐車場になっていた。
周囲の駐車場は満杯。
整理係が「有料駐車場をご利用ください」と叫んでいた。

テント村は巨峰を買い求める人であふれている。
おとといチラシが入っていたが
1人の購入量が決まっているようだ。

※強引に合成したため不自然だが、左が巨峰市の会場。

明日も静かな里山「山崎」は、人と車でごったがえすだろう。

●曇天
厚い雲がかかった秋の始まり。
薄着では肌寒い。

◎宮代町の町議選、来年2月17日。定数は6減の14名に。
 ビジョン(前向きな…)と実行力に富んだ方の登場を期待。

◎小中学校の「ゆとり教育」見直し。
 朝令暮改の感あり。長期的なビジョンの欠如。
 子どもと教育現場が振り回される。

◎厚労省前九州局長松嶋氏の金銭疑惑。
 大阪の社会福祉法人理事長が高級車やリフォーム代を提供していた。
 松嶋氏は「いとこ」と連呼していたが、本人同士かと思ったら、
 互いの「かみさん」同士がいとこだった。
 「親戚」を強調するにはやや不自然。
 「李下に冠をたださず」の考えが抜けている。
 結局、目の前のにんじんに弱かっただけ。
 松嶋前局長の自宅は埼玉県というが、場所はどこだ?

◎銀座が変わる。
 「プランタン銀座」の隣に「マロニエゲート」なる商業ビルが本日オープン。
 施工主は読売新聞。
 店子に「東急ハンズ」が入居。
 有楽町には「西武マリオン」。
 渋谷に続き、東西対決が銀座でも始まるか。
 池袋の東西対決は、東武・西武だけどね。

 プランタン銀座は元読売新聞本社。
 マロニエゲートの場所には、
 昭和40年代、第一広告社という読売系の広告代理店があった。
 モルタル2階建てのボロ家だった。
 社長は葛飾区金町1丁目に住んでいた。
 元読売新聞の広告局長だった。
 その後1広はI&Sと名を変え日本橋へ移った。
 今、また名前が変わっているが、忘れた。

◎ドルジ反省の弁
 読売は伝える。
 高砂親方に「騒がせたことについて自分の口からはなさなくては」
 と、ドルジが言った。
 しかし、微妙な言葉で、他紙は
 「自分の口から話さなくてはいけませんかんね」と親方に問うている。
 できるなら、やりたくない、という気持ちも残っているのだ。

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