田舎三昧の生活と意見 5月

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2010年5月
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●吉太郎童謡集

■Contents■
01光テレビその後
02子供手当
03連休大工
04大工仕事2日目
05栃木へ
06お別れの会
07緊急提言
08移転通知
  Jupiter
  発芽
09世代交代
10参院選
11SONYがミラーレスカメラ
12iPad
13メイ・ストーム
  デッドマン・ソルジャーズ
14恩師
15マロニエ
16無神経
17花盛り
18バッテリー
19無煙タバコ
20コードレス電話
21ボトルブラッシュ
22親の遺品
23ニゲラ
24うんざり
25御維新物
26創刊号
27伊能地図
28卑屈な人
29iPad現象
30作業日和
  口蹄疫
31空中分解

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Last Modified 2010/0531
First Uploaded 2003/0901


5月31日(月曜日)
●空中分解
沖縄基地問題で、鳩山首相が「辺野古」記載をしたため、
以前からの発言どおり、福島消費者相は署名を拒否。
首相はこの大臣を罷免した。
始めから危うい連立政権だったが、首相の措置に福島氏は連立を飛び出した。

腰の定まらない鳩山首相に比べ、首尾一貫節を曲げない侠気(おとこぎ)、
おっと違った女気あふれる行動。
一介の野党に「成り下がった」社民は、存在感を示すことができなくなる
という実質的な危惧をよそに、下野(げや)を選択してしまった。

明日から、各党参院選モードに突入だ。
党首の指導力欠如、内閣空中分解、不透明な政治資金。
山積する不利な材料に民主党議員が不安視するつ〜のに、
選挙巧者・小沢幹事長は、独特の選挙感(勘)で強気だ。

本来対抗馬であるべき自民党も離反者続出でがたがた。
民主、自民ともタレント、スポーツ選手を公認してお茶を濁す始末。
政治の玩具化とは、国民もなめられたものだ。

このままでは、日本が空中分解しそうだ。

5月30日(日曜日)

●作業日和
薄曇りは作業日和。
発育著しい野菜類の「メンテナンス」。

※トマトのうぶ毛が美しい

大中小の品種を植えたトマト。
小さな頃は短い支柱だったが本番用の長い支柱に。
脇芽はこまめに摘み、細ひもで茎を支柱にとめる。
根元の雑草をとって、敷きワラをまとめ直す。

つる性いんげんは伸びざかり。
まもなく細い支柱のてっぺんまで届きそう。
それ以上になったら先端を切っていいものかどうか迷っている。
つるなしいんげんは発芽せず。
まだ間に合うのであわてて播種。

ピーマン、シシトウの始めについた実は
とったほうがいいというので実行。
ナスは花の色を見る限り期待が持てそう。
だが、「人影も嫌う」という日当たりを好む野菜だけに、
向かいの雑木の影が気になる。

ニラと雑草が入り交じり見分けがつきにくい。
ていねいに雑草だけつみとる。

昨年と同じ場所に青じそが7〜8株はえてきた。
天ぷら、薬味に…消費量が多い。
大切に育てねば。

いただき物のねぎの苗も今のところ順調。
早くも出てきたねぎ坊主をちょっきん。

こんな具合の少量多品種育成。
午前中の時間はあっという間に過ぎてゆく。


※古代ローマの遺跡から発掘されたような、庭の小さな置物

●口蹄疫
宮崎県の偶蹄目の伝染病でおびただしい数が連日殺処分されている。
法律の定めるところに従って関係者は粛々と作業に従事しているのだが、
実に痛ましい。
健康であれば、いずれは食卓行きとわかっていても、
あの、人間を信じきった目で見つめられては、
仕事とはいえつらいのだろうな。

てなこと考えていたら畜産業に従事できないか。

各地のブランド牛の源流は宮崎県ということを、
この伝染病によって初めて知った。
優秀な個体は種牛となって宮崎県に莫大な利益をもたらす。
その貴重な種牛の多くも殺処分されてしまった。
現在残っているのは5頭のみだそうだ。
一般肉牛の殺処分より、
「精液」ビジネス壊滅の嘆きのほうが大きいようだ。

被害に遭った畜産農家は国から補填されるが、
以前、鳥インフルエンザで大量の鶏が殺処分されたことがあった。
あの時は、補填されたのだろうか?

5月29日(土曜日)

●iPad現象
昨日、8時からApple iPadの発売が開始された。
銀座AppleStoreは開店までに並んだ人の数1200名。
銀座3丁目松屋前から1丁目あたりまで長い列となった。
その中には女性の姿も少なからず見受けられた。
前夜11時から並んだ19歳の男性が一番乗り。
表参道のSoftBankショップも3〜400mの長い列ができた。
孫社長も姿を見せて前景気をあおった。

昨日、本日と新聞、テレビは大きくiPad現象を報道。
早速実物をスタジオでデモした。
中年のキャスター、コメンテーターたちは
自分たちの子供、青年時代には存在しなかった未知との遭遇。
パンダを見るような面持ちで商品を取り囲む姿がほほえましい。

起動時間、液晶画面に直接指で行う操作の反応速度がかなり速い、しかもスムーズ。
9.7インチという画面サイズは小型パソコンなみ。
画面内に表示されるソフト・キーボードで入力スペースは半分になるが
メモやメールには不都合がないのだろう。

情報端末という位置づけだが、キーボードのないパソコンのようなものだ。
持ち歩くには大きいのでバッグに入れることになる。
必要に応じて外部キーボードの取り付けもできる。
無線LANにつながっていれば、外出先から
外部情報を容易に取り込めるし、こちらからも発信できる。
う〜〜ん〜〜便利そう。

日本の技術を以てすれば、このような製品を作るのはむずかしいことではない。
が、Appleに先を越されてしまった。
たぶん、日本のメーカーは大企業だから組織が縦割化したため
ニーズがあることはわかっていても実現できなかったのだろう。
なんせ、パソコンであり、電子書籍であり、ゲームマシン、音楽再生機なのだ。

iPadのパーツのほとんどは韓国製で、日本製はリチウム電池のみ。
電子機器分野で躍進著しい韓国に、ここでも後塵を拝することになってしまった。



新聞は朝夕刊ともiPadに大きくスペースをさいていた。
その横で「仮想空間」というマルチ商法事件を報じている。
うまい儲け話をでっちあげ、会員をねずみ算式にふやし
巨額な金額を集めるという詐欺商法だが、
「仮想空間」を舞台にしたゲーム感覚の新たな手口。
例えば、銀座の土地を仮想取引して利益をあげるといっても、
登記上の実際の所有者がいるわけで、
単なるお遊びならわかるが、大きな金が動くという仕組みがわからない。



iPadの操作は直感的なので子供から高齢者まで扱えるという。
実際アメリカでは、90を越した老人でさえ使っているという。
電子本を読む程度ならいいのだが、
ゲーム育ちの若い連中は「仮想空間」には慣れている。

平らなボードのiPadは、ふとんにもぐって
つまり「親に隠れて」視聴が可能な便利な機器だ。
「アバター」の存在はブログでもおなじみ。
彼らを相手に、小金を動かすあやしいビジネスが登場するであろうことは
容易に想像できる。



新しい文化には「光と闇」があるわけで、
今は「光」かがやいているが、
当局は「闇」の部分に注目しているだろう。

5月28日(金曜日)

●卑屈な人
前の首相のように漢字が読めない、言い間違えなら
教養のなさを酒の肴に笑うこともできるが、
外交に関わる問題で、認識不足から相手に言質をとられるような
発言をしては、国益に反する大問題だ。

鳩山首相が、またやってしまった。
沖縄県・尖閣諸島をめぐり、鳩山由紀夫首相が帰属問題を
「中国と議論して結論を見いだしてもらいたい」と発言。

昔からの日本の領土に中国が横槍を入れているのは明々白々。
これを、「中国と議論して」とは、相手に正当性があるととられてもしかたない。
これもまた、「抑止力」と同じように「認識不足」「勉強して我が国固有の島と認識」
などと言うのかもしれないね。

日頃の、馬鹿丁寧な物言いによるものと思うが、
「友愛」に凝り固まるあまり、卑屈、弱腰とも思える発言が、あらぬ誤解を招く。

朔日招集された全国知事会の冒頭の挨拶を聞いたが、
これも相手をいらいらさせ、神経を逆なでするようなものだった。
しかも、腹に力の入らないボソボソとした声で。
さらに、毎度のうつろなまなざしときているから、
説得力がまるでありまへん。

支持率、人気も急降下なのだが、そんなことはどこ吹く風、
地位に固執する気持ちだけは持ち合わせている。

ここにきて、
沖縄基地移転で「辺野古」記載の不協和音、社民党党首の福島瑞穂・消費者担当相を罷免、
平野官房長官を兼務させる人事を決めた。
これで、アメリカに顔をたてることはできても、
沖縄県民の心は完全に離れてしまった。

やることなすことちぐはぐで周囲の混乱を招くだけの男に
国民は期待をしておったわけですね。
メッキのはげ落ちた今となっては、一刻も早く退場を願いたいところだが、
代わりに適当な人材がいないという民主党の不幸。
野党時代「次の内閣」で、閣僚ごっこをやっていた頃が華だったね〜。

5月27日(木曜日)

●伊能地図
日本地図作成のため測量を開始したのが1800年。
伊能忠敬56歳のとき。
1818年74歳で没。
3年死を公表せず地図製作を行う。
地図が完成したのは1821年。
精巧な日本地図は幕府のトップシークレットだった。

本ではお目にかかるが実物を間近に見たことはない。
海岸線は現代の地図とほぼ同じ。
これを徒歩による測量で行ったというのだから驚くほかない。

内陸部はどうなっているのか以前から気になっていたのだが、
ひょんなことから日光街道の一部、杉戸から幸手付近のデータを入手。
「杉戸」が「瘡ヒ」になっている。
木篇に久しいが「すぎ」ということを知る。
本郷村、堤根村、清地村、瘡ヒ、下高野村、茨島村、上高野村、幸手…
今も残っている地名が列記されている。
地名の下には治めていた武士の名。
街道筋には集落。
その先の地名はなく、松の木のようなものが描かれている。
昭和の合併で生まれた「宮代町」。
その昔の百間村、須加村に測量隊一行は足を伸ばさなかった。

幸手宿は8代将軍吉宗が立ち寄り昼食をとった。
そのときの献立の記録が残されており、
6月から、料理店「ときわや」で食べられるという。
1日20食限定、2520円。
予約が必要で、問い合わせは0480-42-0039。

5月26日(水曜日)

●創刊号
削除以降どれだけ進化したかを試すため
Google日本語を再インストール。
マイクロソフトIMEで便利な再変換機能は搭載していないが、
入力の反応と変換速度は、かなり速いように思える。
当分、常用にすることに。



捨てられないパソコンの古い雑誌を整理していたら、
「おかえりなさい」だって言えますよ という
Appleから進化したMachintosh Plusの広告。

メインの照明が消えダウンライトがともるおしゃれなダイニングキッチン。
テーブルには電源の入ったPlus。
小さなディスプレイを組み込んだ一体型のパソコン。
青白い画面に、拙い文字で「おかえりなさい」と書いてある。

帰りの遅いパパ。
待ちくたびれて先にやすんだママと子供なのだろう。

雑誌は季刊「MACLIFE」の創刊号。
1987年(昭和62)創刊。河出書房新社刊。

広告はMacの先進性をあますところなく伝えていた。
誰もが使え、使う人によってさらに高度なことができるパソコンがMacと。
(今思うと性能はひどいものだが、大きな夢を与えていた)

マイクロソフトの少しは使えるOS、Windows3.0の登場が1990年。
本腰を入れたWindows95が1995年。
MacはWinの8年も前から優れたOSを搭載していた。
日本での普及を目指し、日本語が表示できるOS「漢字Talk」を開発したのが1986年。
雑誌はその翌年に創刊されたことになる。
その頃のマイクロソフトはMS-DOS。
黒い画面に白抜き文字。
マウスではなくキーボードからほとんどの命令を行っていた。

白い画面に黒い文字のMacはあこがれだったが、高価すぎて簡単に手が出ない。
Plusが39万、2Mメモリ搭載45万8千円。
拡張性のあるSEのFDモデル59万8千、HDモデル74万8千円。
MacUに至っては40M HDモデル94万8千円。
医師、弁護士御用達コンピュータと言われていた。
(電通のデザイナーが会社に持ち込み仕事に使っていたのを思い出す。)

だが、Plusなら何とか買えそうと思わせる価格だった。

MS-DOSとはまるで違うスマートでおしゃれな世界。
戦後間もない日本の暮らしは疲弊していたが、
垣間見るアメリカは電気冷蔵庫、洗濯機、車が普及していた。
これと同じようなギャップを2つのコンピュータに感じながら、
NECのPC-9801を使っておったのですよ。

雑誌のページを繰ると、10万円近い計算ソフト、
さらに高価なページレイアウトソフト、グラフィックソフトが紹介されている。
これもカルチャーショック。

Macの魅力を伝えてきた正統派の雑誌もとっくに廃刊。
昨今のiMac人気で、2〜3の専門誌が出ているが、昔のように分厚くはない。

あの頃の値段を出せばとてつもないシステムが組めてしまう。
高嶺の花だった頃がなんとなく懐かしい。

5月25日(火曜日)

●御維新物
NHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響で
書店の店頭には龍馬、弥太郎を筆頭に幕末物書籍が平積みされている。
さらに、江戸期の市井に生きる人々を扱った小説も読まれているようだ。
そんな流行をよそに、
維新後数年経過し西洋の文物が社会に出まわってきた頃の話しを
最近読み始めた。

浅田次郎著「五郎治殿御始末」
発行は2006年。

髷を落とした物と相変わらず江戸の名残を残すヘアスタイルをしている
武士、町人が入り交じった明治4〜6年。
突然、新政府は12月2日をお大晦日にするという通達を出す。
新しい暦を導入するための措置という理由だが、
その裏には、ちょっとしたからくりがあった。
江戸幕府に仕えていた頃は、天文方に勤務、
その知識を買われ新政府に出仕するはずなのだが数年も声がかからない。
新政府が急ぎ暦を切り替えなくてはならなかった事情を解明してゆく。

老境に入った江戸詰めの侍が、新政府の軍隊に職を得ることができた。
皇居を護る近衛師団の砲兵隊の中尉だ。
隊長は年若い薩摩出身の少佐。
将校には3針式の懐中時計が下賜されている。
正確に作戦行動を行うために必要なのだ。
ところが、老兵は江戸時代の時間で生きていた。
暮六つ、午の刻などはわかるが、
時、分、秒を英語で言われても「今何時」なのか判然としない。
それが元で大失敗を繰り返すのだが、
指導に派遣されていたフランス軍人の理解ある態度で救われる。
芋侍かと思われていた大隊長も
最後は味のある人間性を垣間見せる。

こういう新時代の悲喜こもごもが6つつまっている。

250年続いた江戸幕府時代が瓦解し
西洋文明を積極的に採り入れたことからさまざまなドラマが生まれる。

平成の御代はアナログからデジタルへの転換が相次ぐが、
こうした変化以上の驚きと混乱があったのだろう。

5月24日(月曜日)

●うんざり
不景気を絵に描いたような
鳩山首相の覇気のない顔と物言いが連日報道されるが、いささかうんざり。

県外に移転と県民の期待感をあおっておきながら、
やっぱりだめでした、と
どの面下げて2度目の沖縄訪問するのかと思いきや、
相変わらず熱の覚めたような…
何があっても動じないのではなく単なる無神経・鈍感。

「よみうり寸評」、
「沖縄県民の皆さまに<ご混乱>を招いてしまったことをお詫び申し上げたい」
変なところで、変にご丁寧な言葉遣いは、いらだつ心を逆なでするばかりだろう…

祖父、親父が政治家で、母方はブリジストンの筆頭株主という大富豪の家系に生まれた不幸。
政治家も経営者も不適格という優柔不断さを天下に知らしめてしまった。

残された道は…
あの性格では周囲に混乱を招くだけだから、世捨て人が似合うのかも。
あちらには陶芸に生きる細川元首相のような先輩もいることだし。

5月23日(日曜日)

●ニゲラ
トゲのような細い葉は柔らかいので刺すこともない。
この細い葉のため繊細な雰囲気がある。
何年か前、植えたがそれ以降種が散って毎年この時期花をつけている。
晴れた日より、雨にけむるような姿が似合う気がする。

そ〜いえば、「雨に咲く花」つ〜歌がありましたっけ。
戦前は関種子、戦後は井上ひろしが歌って大ヒット。
今でもカラオケで歌うシトがいるんでないかい。
あたいだったりして。

赤いニゲラもあるようだけど
雨に打たれて咲く白い花は、ちょい寂しすぎるけどね。

原産は南ヨーロッパで江戸時代に渡来したという。
英名で「ラブインアミスト(霧の中の恋人)」と呼ばれ
タネが黒いところから、「クロタネソウ(黒種草)」という和名で呼ばれることも。

5月22日(土曜日)

●親の遺品
整理しきれずいろいろな物を遺して逝くのが一般的。
子供たちが処分に困る筆頭が「写真」なのだそうだ。

旧家に残された維新前後の写真なら歴史的価値があるのだろうが、
大正・昭和を延々と刻んできた庶民の人生など、
自分たちの生活に忙しい子供たちには迷惑なのかも知れない。
狭い家では何冊もの古いアルバムは保管場所にも困るだろう。

子供の頃から撮影が趣味だった小生は結構量がある。
未現像のフィルムも残っている。
デジタルカメラになってから、
撮影数に比してプリントアウト枚数は極めて少ないけど、
保存したCDの枚数は増え続けている。

昔の写真は小さなサイズが多い。
スキャンして小冊子風にしておけば、
大量のアルバムもかなりコンパクトになるはず。

これは楽しい作業になるだろう。
今のところこれにあてる時間がないだけ。

5月21日(金曜日)

●ボトルブラッシュ

今年我が家にやってきた。
花の形状がビンを洗うブラシに似ているのでこの名がつく。
日本名は「金宝樹」
原産国はオーストラリア
植物分類はフトモモ科という。
花の色に似て色っぽい。
花はマロニエのように枝の先端に上向きに咲く。
今は鉢植えだが、地植えにすると4m以上になるという。
ルビーのような真紅の花が存在感を際立てている。

※アリも色香に誘われ迷い込む

5月20日(木曜日)
●コードレス電話
多くの若い人たちは携帯電話ですべてを済ませているけど、
一般家庭はNTTのヒモつき電話を使用し、
子機にコードレス電話を使っているケースが多い。
わが家も各人携帯電話を所有するようになったが、
従来の電話にかかってくる割合は高い。

で、以前から耳にするのが、
コードレス電話は外部に聞かれる危険があるということ。
防災無線などが聞けるレシーバーという免許のいらない受信機で
簡単にコードレス電話が「傍受」できるという。
「傍受」といえば聞こえがいいが「盗聴」である。

たまたま、レシーバーの所有者にデモしてもらった。
タバコの箱くらいの小さな機器で、
20cm程度のゴム製のアンテナがついている。

ザーザーという特有の雑音に混じって声が聞こえてきた。
レシーバーの向きを変えるとさらにクリアな音声になり、
会話の内容がはっきり聞こえてきた。

これには、びっくり、口をあんぐり。
ゲッ、こんなクリアに聞こえちゃうの…
これはヤバいですよ。

あの人がどうした、この人がど〜なったなどなど、
女性の好きな井戸端会議的な内容などしようものなら、
どえらいことになってしまう。

あなたのまわりにいないだろうか。
アンテナを立て無線機のようなものを背負ったりした人が?
あるいは、ゆっくりと家の周りを走っている無線アンテナを立てた車が。

それは、他人の話を「のぞき聞き」しているかも知れない。

だが、このような手段で得た内容を口外することは禁じられているので、
仮に、自分の悪口を言われたとしても、
それをネタに言いがかりをつけることはできない。

もし、それをやったら「盗聴」の事実がばれるからね。

5月19日(水曜日)

●無煙たばこ
10月からたばこが値上がりする。
これを機会に思い切って止めてしまおうかな。
同じ思いの人も大勢いるだろう。

タバコ・ライクな代替品つ〜のがあって盛んにTVCMを流している。
太さ・長さはロングサイズの洋もくふう。
吸い込むと先端が赤くひかり、はき出すと白い煙が出るが水蒸気。
カートリッジを取り替え、ACかPCのUSBで充電するという電子のタバコ。
はた目からはタバコのように見えるが、喫っている本人は気休め。

2〜3日前、JTが都内限定で「無煙たばこ」を発売した。
タバコの葉がつまったカートリッジを差し込み
むかしの子供向け玩具ハッカタバコのようにすう。
火は不用、煙は出ない。

キオスクでは販売しておらず、タバコ屋かスーパーで購入する。
吸い口とカートリッジ2本、発売記念のケースがついて300円。
スペアカートリッジ4本入り400円。
1つのカートリッジで1日は使えるという。
都内でしか買えないので、スペアも購入して700円。
5日もつ勘定だから、セブンスターなら1500円。
代替品としては、やす〜〜い。

早速スパスパしてみたものの、タバコというよりミント味。
ふだんからクール系をっすっているならともかく、
正統派セブンスターの愛用者には、まるでたよりない。
赤ん坊のオシャブリでんな。
これで5日間喫煙した気分を持続できるか不安になった。

こんな頼りないタバコでも、葉を使っているので、
「かぎたばこの使用は、あなたにとって口腔がんんお原因の一つとなり、
心筋梗塞・脳卒中の危険性を高めます」と「脅迫文」が印刷されている。

こういうタバコでも、喫茶店の禁煙コーナーではすえないのだろうね。

5月18日(火曜日)

●バッテリー
出かけるときに持ち歩く電子機器は、
携帯電話、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー、ICレコーダ。
昔に比べすべて小さくなり、これに手帳、メモ帳を加えても
かさばることはない。

これら全て電池で駆動しているというのがやっかいなところ。
市販の単3、4乾電池ならどこでも手に入るが
専用電池を使っている場合、電池切れイコール機器の「死」。
クソの役にも立たない。

携帯電話はほとんど通話だけだが、朝晩2回PCにつないで充電。
困るのが専用電池を使うデジタルカメラ。
少し前まで各社とも単3仕様を出していたが、
小型・薄型化が進み専用バッテリーを使わなくてはならない。
1個では不安だから、購入時にさらに1個追加する。
本当は2つ予備にしたいのだが、結構高い。
安いデジカメが一台買えるほどだ。

最近購入したPENTAX Optio H-90だが、
マニュアルに静止画でノーフラッシュなら210枚程度撮れるとあるが、
どう割り引いてもそんなには無理。
連続して10枚も撮らないうちに残量アイコンの目盛りが1つ減るようなのだ。
動画撮影は85分とあるが、これもマユツバでしょ。
仕方なく万一に備え単3が使えるカメラを一緒に持ち歩いている。

デザイン優先で基本的な部分が弱くては本末転倒でがんす。

5月17日(月曜日)

●花盛り
このところ好天続き。
気分がいいので早く起きるようになった。
朝日を浴びながら庭のテーブルで朝刊を読んでも爽快ね。
菜園ゾーンでは苗が順調に育成し、
花ゾーンは家人が植え込んだ大小の花々が咲き誇っている。
来月21日は夏至だから、
梅雨入り前の今が一年で一番いい時期かも知れないと、思いつつ
やっと花をつけたレモンの木に、小さな毛虫がつかないよう
毎朝目をこらしてチェックしております。

※レモンの下の花の上に小さな毛虫を発見!早期殺処分!








5月16日(日曜日)

●無神経
最近、鳩山首相の「ぶらさがりインタビュー時間」が短縮したという。
この方、野党時代からサービス精神は旺盛で
予定時間を経過しても記者の質問に答えていたのだが、
「ぶれまくり」の発言で、これ以上支持率を下げられないという配慮があるようだ。

普天間問題で迷走している間、とんでもない事件が発生した。
宮崎県で口蹄疫発生。
何万頭という牛が殺処分されている。
この非常事態に政府の対応が大幅遅れ。
発生地域は飛び火し拡大している。

鳩山首相がコメントを出したが、
危機感もなく、目の焦点が定まらないような表情、
抑揚のない言葉で、相変わらず説得力がなく他人事のようだ。

マニフェストに記載されていなかったので対応が遅れたのか。
マニフェストというより、危機対応マニュアルがないからね〜。

政治家としての期間だけは長いけど、一体なにを学んできたのだろう。

「愚かな首相」「抑止力への認識不足」などなど、
アホな発言を連発しているが、自虐的で破れかぶれ。

落ち目になるとマスコミは、面白おかしく足を引っぱり始める。
TVは服装の趣味の悪さを報じ、週刊誌は麻生家と鳩山家を比較…
首相への表現もかなりどぎつい。

あれだけ強烈なパンチを受け続けても、相変わらずの態度に、
神経の図太さよりも無神経と受け取らざるを得なくなる。

通常の人間ならノイローゼ、ウツ、胃潰瘍になるけどね〜。

5月15日(土曜日)

●マロニエ
丸坊主にされていた庭のマロニエは枝を伸ばし葉を茂らせ、ついに、花を咲かせた。
NHKの夕方のニュースで宇都宮のマロニエを知った。
翌日、久喜から宇都宮線で約1時間の宇都宮に出かけた。
関西、福知山線の事故直後の時期で、
長い直線をスピードを上げて走る電車に少々不安になったことを覚えている。

駅周辺にマロニエ並木はなかったが、
東武宇都宮付近になると並木の紅色の花が美しかった。
右に折れ、県庁へ向かうプロムナードは
大きなマロニエが枝を伸ばし木陰を作っていた。

その後、銀座プランタン脇にマロニエゲートなる建物ができ、
中央通りに向かって大きなマロニエが植えられた。
今頃は花の見ごろだろう。

有楽町の東京フォーラム脇から東京駅にに向かう線路脇にも
マロニエが植えられている。

宇都宮に行くまで、名前は知っていたがああいう花がつくとは知らなかった。
帰宅後、ジョイフル本田でマロニエの苗木を購入。
育成が早い。
ワンシーズンで枝を大きく伸ばすのでそのたびに剪定してコンパクト仕立てにしている。

以前、何かで読んだのだが街路樹用の樹木は、
姿かたちのよいものは自治体に優先的に回されるようだ。
そのためか、わが家のマロニエは幹は少し曲がっているし、二股に分かれていた。
片方を切っったため、なんとなくバランスが悪い。
でも、縁あってわが家にやってきた樹木なので大切にしております。

5月14日(金曜日)

●恩師
月日(つきひ)は百代の過客(くわかく)にして、
行きかふ年(とし)もまた旅人なり。

というわけで、月日にともなわれ旅をしているうちに
とんでもない遠くまで来てしまった。
ワインのように「成熟」しているかと思いきや、
単なる「老化」とは恐ろしい限り。

同級生からの電話で
葛飾区立金町小学校3〜4年次の恩師、A先生がご健在であると聞く。
M区にお住まいで御年92歳であられる。
先生は当時のことをよく憶えておられ、小生の名前もあがったと…

お元気なうちに、ぜひお会いしようということになり、
現在も金町に住む者、江戸川の向こうに居を構えたもの、
ほとんどが時間の融通がきくので
とんとん拍子に来週の日時が決まった。
約6名。
ご高齢なので「ながい」はできないが、
元気に年を重ねた姿を見ていただくことになった。
先生も楽しみにしておられるという。

5月13日(木曜日)

●メイ・ストーム
晴れてはいるが風が冷たく、強い。
この時期独特のメイ・ストーム。
花水木の花も完璧に散ってしまった。
同時に地面に散った花びらまで、どこかに吹き飛ばされて
庭は掃除後のようにきれいさっぱり。

マロニエが4つばかり花を咲かせていた。
伸びかかった枝はまだ柔らかく強風で折れてしまうことがある。
今年も2枝折れてしまった。

昨夜の天気予報で、夜中に気温が下がり北関東は降霜の恐れあり
ということだった。
家人はあわてて飛び出し、残っていた敷き藁をトマトの株を覆った。
幸い、霜は降りなかったが、支柱にとめた細い麻縄が外れていた。
12本植えたトマトの1本が先日からダメージを受けていたが、
昨晩の冷え込みで、ご臨終。
野菜直売所に出かけたが、すでにトマトの苗はなかった。
KAINZで見かけたので、
近々中に補充しなければならない。



庭木たちは初夏を迎え盛んに枝葉を伸ばしている。
煙のようなもやもやが特徴のスモーク・ツリーだが、
わが家のそれは、まるでもやもやしない。
で、昨年思い切り枝を剪定して丸坊主だったが、
ここにきて茶色の葉を茂らせ始めた。
周囲が緑の中にあって、一番目立つようになってしまった。

●デッドマン・ソルジャーズ
カード更新にゆき久々にDVDを借りた。
TUTAYA杉戸の戦争物はほとんど制覇しているので
未観賞作品を探すのが容易ではない。
大戦初期ドイツのスゥイング・ジャズに入れ込む若者を描いた
「Swing Kids」は検索してもらったが置いてなかった。

やむなく借りたのが「デッドマン・ソルジャーズ」。
短い解説を読んだのだが、戦死した兵士をよみがえらせ
不死身の戦士に仕立て上げ連合軍と戦わせる…
キワモノのようだったが他に目ぼしいものがなかったし。

始まったとたん、以前5本借りて4本がカスという
悲惨な体験がよみがえった。

フランスの雑木林をパトロールする米軍兵士。
その設定と、いかにもちゃちな雰囲気がB級以下の作品とすぐわかった。
せっかく借りてきたのだから、と我慢する。

とある農家を発見し様子をうかがうと女性が2人。
美人でグラマスときたもんだ。
戦争映画で、女所帯が唐突に出てくるものC級の特徴。

狼男もうろうろするわ、
下手な特殊メイクのナチス・ゾンビー兵士が出てくるわ…

完全に興味が失せ見るのをやめてしまった。

今度も大空振りだった。
最近の松井みたいにレンタルDVDの選球が悪く打率は下がりっぱなし。
何が「ヒットラーの秘密兵器」だっ!
パッケージは雰囲気が出ているのに。

4月12日(水曜日)

●iPad
日本では5月28日に発売されるAppleの情報端末に注目が集まっている。
注目しているのは若者だけど。
知らない人は「eye pad」とは、目にあてて安眠したり疲れをいやす商品なんて思っている。

米国では4月1日の発売から1週間で50万台出荷したという。
日本では5月10日に受付開始。
12日3時半頃からソフトバンク・ショップ、アップル直営店で予約中止となった。
予想を上回る注文、初回入荷の上限に達した…そうだ。


タイミングよく「週刊ダイヤモンド」が「アップル丸かじり」の特集。
iPad、iPhone、iPodの概略を紹介した。
Apple関連の雑誌を購入したのは久しぶりね。
白い表紙に銀のリンゴマーク。
経済誌もいつになく柔らかい雰囲気。

iPhoneは若い連中に絶大な人気のある携帯電話。
iPadは9インチ液晶ディスプレイの情報端末。
iPhonをぐぐ〜〜んと縦横にひっぱったようなものだ。
発売はAppleとiPhoneと同じソフトバンクから。
インターネットにはつながるが、電話はかけられない。
パソコンと違ってキーボードはない。

以前から在庫管理用情報端末はあったが、
それを、インターネットにつないでもっと文化的に使おうとするものだ。
「iPad」の商標は富士通(だったか)が所有しており、
Appleはこれを買い取っている。

なにができるのかつ〜と…
@ブラウジング
AEmail
B写真
C動画
D音楽
Eゲーム
F電子書籍
これは、スティーブ・ジョブスがiPad発表の際、
壇上から利用範囲について説明しsている。

@Aはインターネット経由。
Bはデジタル・フレーム的利用
CはYouTubeなどの観賞だからインターネット経由。
DはiPod的利用
E番目などと利用法の最下位となっている電子書籍が
今後、世界の出版界を変えてしまうのではないか、と思える重要な機能だ。

電子書籍リーダーは、割と昔から日本にもあり、Sony、NECなどが
取り組んだことがあったが、なぜか普及しなかった。
米国では、ボイジャーが努力しsていたが、
通販大手のAmazonが「キンドル」という
電子書籍専用端末を発売し、やっと火がついた。
こちらは、モノクロ画面だが、iPadはゲームマシンにもなるので
高精細なカラー表示ができる。
さらに、ハード・カバー形式の電子書籍は、
指でページをめくるという動作をすると、紙がめくれるように見える。
この芸の細かいギミックがAppleなのね。

このように、7つの電子的文化生活が送れるわけだけど、
日本ではソフトバンクが販売するので、
電話のようにソフトバンクと契約しなければならない。
SIMロックつ〜やつで、これがかなり不便。

ノートパソコンのように、インターネットをやるには
さまざまなキャリアの通信カードが選べるのと異なり使い勝手が悪い。
iPadは電話機能がないけれど、
Skypeを使えばタダでコミュニケートできてしまう。
こういうフットワークのよさが、日本のiPadにはない。


面白いツールだと思うけど、今のところ触手は動きません。
@〜DはPCでOK
Eはやらない
Fは青空文庫で充分

10時間程度駆動できるモバイルパソコンのほうが欲しいですね。

5月11日(火曜日)

●SONYがミラーレスカメラ
オリンパス、パナソニックの
マイクロ・フォーサーズ仕様のデジカメが熱い。
レトロに着せ替えて往年のカメラファンだけでなく、
若いカメラ好きまでとりこにしているようだ。

このヒートアップぶりをNikon、CANONが静観している間に
SONYが参入しsてきた。
といっても、オリンパスが提唱するマイクロ・フォーサーズ規格ではない。
デジタル一眼レフから「レフ」部分をを取り除くことは難しいことではない。
SNOYは自社の一眼、コニカ・ミノルタから資産を受け継いだ「α」の
交換レンズと親和性を高めている。

世界最小のレンズ交換式デジタルカメラ「NEX-5」「NEX-3」 という。

ボディは先行するオリンパス、パナソニックより小さく、薄い。
レンズにボディがくっついている、という雰囲気だ。

SONYがレンズの大きなデジタルカメラを発売するのは
今回が初めてではない。
5〜6年前になるだろうか、巨大なレンズを搭載したタイプがあった。
レンズ交換はできなかったが、ここにきて一気にシステマチックになった。

コンパクト・デジタルカメラの延長線上にあるような形態なので、
ミノルタ・イメージの強い「α」より、よっぽどSONYらしく感じる。

今後、Nikon、CANONが、それぞれのレンズ資産を生かした
ミラーレス・レンズ交換式デジタルカメラを発売すれば、
さらに市場は活気づくだろう。

4月10日(月曜日)
●参院選
刻々と近づく参院選に向けて各党が候補者擁立に頭を悩ませている。
内閣支持率は24%で墜落寸前、首相、幹事長とも政治資金でもやもや状態。
尻に火がついている民主党だけど、
小沢幹事長は選挙に関して妙に自信たっぷり。
芸能人、スポーツ界から知名度の高い人物を一本釣りしている。
バルセロナ五輪体操の銀メダリスト池谷幸雄、
女優の岡崎友紀、落語家の桂きん枝が公認済み。
そして、さらに大物を釣り上げた。
五輪メダリストのヤワラちゃんこと谷亮子(34/トヨタ自動車)。

あっと驚くためごろ〜〜(ふ、ふるい)
どなたを見ても政治マインドから遠そうな…

なりふり構わずの人選だが、参議院には知名度だけで当選しちまった
元タレント、スポーツ選手が少なからずいる。
女子プロレス出身の彼女は国会議事堂で一体なにをしているのやら。
議員も仕分けをしていただきたいほどですね。

自民党を飛び出した「たちあがれ日本」は、比例区にプロ野球の元巨人内野手の
中畑清氏(56)と元衆院議員の杉村太蔵氏(30)を擁立する方針を固めた。
奇抜な組み合わせだけど
二人とも「お調子者」という点では一致しているみたい。

自民党は「美人過ぎる・八戸市議」の擁立を断念したらしい。

ヤワラちゃんが、立候補の弁で「小沢先生が」を連発していたけど、
互いに利用しているのかね。
彼女が幹事長に「心酔」しているとはとても思えないのだが。

4月9日(日曜日)

●世代交代
カニのような目玉。
ユーモラスな形状の小さなスピーカー。
カセットテープで聞いていたウォークマンの頃、購入した年代もの。
AC、乾電池駆動という2WAY。
故障することもなく現在にいたる。
昔のSONYはユニークな製品も出していた。
当節なら中国産だろうが、昔だからフィリピン製。
25〜6年前、すでにコストダウン化を図っていたのね。

真ん中がウファー、目玉がツィーターだが、
一体型なので音の広がりは期待できない。

そろそろ楽隠居していただこうと、通販サイトで代替品を物色していたが、
昨今の携帯音楽プレーヤー普及を反映して種類が多すぎる。
で、実物を見ることにした。

iPod用はサードパーティ品が多くデザイン良好、リーズナブル。
それに反しSONY専用は少なく、どれもデザインがあまりよくない。
昔のSONYはどこへ行っちゃったの。
やむなく、汎用製品になってしまう。
汎用品はイヤホン端子に接続するため専用端子にくらべ
音質は劣るかもしれない。

同じような思いの男性と女性がミニスピーカーコーナーにいた。
女性はパッケージを手に取り説明を熱心に読んでいる。
男性は読み込んではいないが、迷いに迷っているらしく、離れない。
コーナーを占有されているので、仕方なくApple用を見ながら
お目当ての方を見るが、2人とも動こうとしない。
「ば〜ろ〜め、早くせい。そんなに悩むほどの製品じゃないだろ〜」
と、思うのだが通じるわけがない。
iPodを手にとる。
こっちにすればよかったかな、とは思わない。
音質はSONYのほうが上つ〜のがもっぱらの評判なのだ。

確かにノイズキャンセラー付イヤホンで聞くと、臨場感のよさがわかる。

男性はいつの間にかいなくなったが、女性は相変わらず
パッケージの文面とにらめっこ。
賢い買い物ができると思っているのだろうか。

小生、デザイン優位で3タイプを候補に。
次に、出力、そして2Way。
で、ちょっと変わった姿を選んだ。
女性は、まだ細かい文字に目を落としていた。

で、世代交代要員がわが家にやってきた。

モノラルは煙突状、ステレオ放送受信時はセパレートできるという合体スピーカ。




夜、机の脇に置いてラジオや携帯プレーヤーを接続する。
スピーカ間隔はリール状コードで任意に広げられ
音量を下げてもクリアに聞こえる。
ステレオ感もいい。
あまり買ったことのないELECOM製、産地は中国。

5月8日(土曜日)

●移転通知
古い友人の事務所が移転した。
グラフィック・デザイナーだったが、
いつの頃からかエディトリアル・デザインに変わり
事務所を立ち上げスタッフをかかえるようになった。

MAC関係の雑誌を見ていたとき、
彼の事務所の作品が作例として掲載されているのを発見してびっくらこいた。
ファッション誌、インテリア・雑貨誌など
流行の先端のエディトリアルを手がけていたのだ。

フリーでやっていたら
年も年だから引退を余儀なくされるところだが、
組織をつくり若い人材を育ててきたから今日の結果となったのね。

長引く景気の低迷でこの業界も大変な状況になっているのだが、
長年の友人が健在なのを聞くと
こちらまで嬉しくなってしまいま〜〜す。
日比谷線に乗って顔を見に行かねば。

●Jupiter
先日NHKの歌番で初めて見る女性歌手が出演していた。
髪は長く顔はやや平板、目が大きい。
あらわにした腕がたくましく、年の頃は30代の中頃かと思っていた。
Jupiterという歌が彼女のヒット曲だった。

あらこの曲、だいぶ前、FM局で盛んに流していたではありませぬか。
もちろん、歌手の名前は知らず。
発音から日本語のうまい外人が歌っているのかと思っておりました。

抜群の歌唱力。

即、YouTubeで「平原綾香」を検索。
結構あるもんだ。

代表曲、ジュピター以下10曲くらいダウンロード。
カバー曲に「なごり雪」「蘇州夜曲」。

次にプロフィールを調べる。
洗足音楽大出身のシンガー・ソングライターにして、サックス奏者。
御年、若干25歳。
堂々とした貫禄が35歳に見えてしまったのだ。
失礼をば致しました。

クラシック曲に独自の詩をつけ、
英語、日本語を取り混ぜて歌うという独自の世界ももつ。
ドボルザークの「新世界」まで料理しております。
なかなかの感性の持ち主。
女、新井満みたい。

蘇州夜曲。
西條八十作詞、服部良一作曲の歌謡曲。 李香蘭(山口淑子)歌唱を前提に作られ、
李香蘭主演の国策映画「支那の夜」(昭和15年(1940年)6月公開)の劇中歌として発表。

こんな古い歌を、若いお方が…
しかし、滅法うまい。
しかも、やや過度なブレスが録音され、妙に色っぺ〜。
高音から低音までよく声が出てしかも明瞭だ。

彼女ならJAZZも上手に歌えるだろう。
「サマー・タイム」をぜひ聞いてみたいものだ。

●発芽
この3〜4年ツルなしインゲンばかりだったけど、
1日に播種したツル性インゲンが1週間で発芽。

なたマメのような大振りのインゲンは縦に伸びるので
クネづくりが結構めんどくさいけど、味はグー。
種から育てるので「天塩にかける」気分ではあります。

気の早いトマトは花をつけ始めました。

4月7日(金曜日)
●緊急提言
民主党政権の目に余る稚拙な政策と動きに危機意識が臨界状態に達した読売新聞が
政策転換の緊急提言を行った。
つきつめれば、マニフェストに拘泥されず
財源が不透明なばらまき政策改善、公共投資再開、景気浮揚だ。
テレビは相変わらず首相以下閣僚、野党の声をおもしろおかしく追いかけるだけだが、
文字による情報は、カウンターパンチを与えることができる。

本日、徳之島の町長たちが首相に面会し島民の思いを使えることになっている。
普天間からの基地一部移転に拒否の姿勢を伝えるためだ。
それなのに、鳩山首相は、誠心誠意(移転の)必要性を伝える、と暢気なものだ。
初めから噛みあわない会談に、まだ一縷の望みを抱いている。
鷹揚というか、脳天気、空気が読めないというか。

「腹案がある」と沖縄島民に気を持たせ、
突然、徳之島案が浮上し、島民を怒らせ迷走のきわみとはこのこと。
確固たる案もないのに、口先だけでその場を回避するという幼稚な手法は、
国のリーダーたるもの絶対にとるげきではない。
連立の社民党は反対するだけで代案はない。
いい気なもんである。

基地問題は、どこかが泣かなければならい。
代替給付を充分に与えて。
危険な環境ながら基地で生計を立てている人たちが少なからず存在する。
基地賛成などと叫ぼうものなら袋叩きに遭うので声を潜めているだけだ。

「コンクリートから人へ」「沖縄の海を汚すのは冒涜」などと
おいしいキャッチフレーズを並べても、実行案が伴わなくては空疎に聞こえる。
「友愛」の理想と現実の狭間で沈没寸前。
大岡裁判の「3方1両損」のような大団円は無理だろう。

折りしも、谷中墓地の鳩山首相の祖父一郎氏の墓に黄色のペンキが塗られ、
どこぞの公園の鳩も黄色にスプレーされたという。
国民の心ないアピールで沖縄県民の仕業と思われては心外だろう。

4月6日(木曜日)


●お別れの会
偉大な俳優2人が亡くなっていた。
佐藤慶さん81歳、北林谷栄さん98歳。
葬儀は近親者で済ませ、やや間を置いてお別れの会を開くのが近頃のやりかた。

先月、新聞の棒記事で知人のお別れの会を知る。
本日の11時半から皇居に面した建物の11階で開催される。
この方は社会人になって初めて入社した広告代理店の直属の上司だった。
組合の闘士だったが、その後社長まで登り詰めた。
引退して自適の生活を送っていたのかと思ったら、闘病の果てだった。

大きな会場の正面に大きな遺影が飾られかすかに微笑んでいた。
社長時代のポートレートだった。
現社長が参列者を迎えていた。
白の菊を献花し祭壇の脇では大勢の参列者が歓談していた。

同期や先輩の姿を探すが誰一人いない。
そのうち、後輩の姿をやっと見つけた。
頭部は薄く老眼鏡だったので、他人かと思ったら声で本人と判明。
月日の経過は残酷と知る一瞬。

彼は小生の退社後に入社しているので、すれ違いなのだが、
銀座1丁目の同じ飲み屋に通っていたため飲み友達。
彼が言うには、1部は取引先で、会社の連中は2部と。

食事時なので立食の用意がされていた。
寿司、蕎麦、ローストビーフ、オムレツ、サンドイッチ、ケーキ。
飲み物はアルコール類、ジュース、ウーロン茶まで。
社長のお別れ会ともなると、ここまでやるのね。

12時過ぎに顔見知りがどっとやってきた。
先輩諸氏は45年の経年変化。
だが面影は残っている。
小生、ご無沙汰の挨拶に忙しい。
同期が5人。
一人は京都から新幹線で駆けつけていた。

ぬわんと、幼稚園の同級生の顔もあった。
彼は他の代理店からスライドしてきたため入社年度がかなり遅い。
当然小生と大きくすれ違い。
入社時期の関係で小生は同じ年でも彼の大先輩つ〜ことになってしまう。
今も現役で環境関係の財団に勤務しているとはえら〜〜い。

流れ解散。

外に出るとピーカン。
暑い。
連休は昨日で終わっているのに皇居周辺は物見遊山の姿が多い。

入社当時の面影を残す場所が有楽町のガード下に残っている。
それ以外はほとんど変わってしまった。
昔はバラックの飲み屋が集まっていた。
その中の1軒、「赤星」から流浪の飲み屋行脚が始まったのだ。
少ない給料だったがツケで飲めた。
いま、交通会館が建っているあたりだ。

同期4人で銀座まで歩き、昔、社員御用達の店に出向く。
営業の連中が使っていた店なので
制作の小生はあまり顔を出したことがなかった。

会社が赤坂に移転したので客が減ったと店主がぼやく。

1丁目角の元本社ビルの所有権はそのままで、
最近すべてのテナントが決まったということだった。
銀座の家賃の上がりを赤坂の家賃に充当しているのね。

そんな回りくどいことをせずに、
銀座にとどまれば、と思うのだが、いろいろ事情があるようだ。

同期会、OB会で健康で会えることを互いに祈りつつグッドバイ。

4月5日(水曜日)

●栃木へ
GWも最終日。上りの高速道路渋滞情報が賑やか。

先週土曜日だったか、テレビの「人生わたし流(かな?)」で、
定年後、栃木市の巴波川で船頭さんをやっている方が紹介された。

ん、昔は舟はなかったけど。
観光振興で導入されたのかな?

行楽地の混雑も最終日ならだいぶ緩和されているハズ、と
数年ぶりで訪れてみたくなった。

8時49分快速東武動物公園発。
9時30分栃木着。
ぬわんと、40分であの蔵の街に着いてしまうのだ!
都心に行くよりよっぽど早い。
ということは、私の住む町は田舎寄りということになるのだが。

例幣使街道と巴波川の見どころをもつ栃木は
私の好きな町のひとつだ。
明治初期の県庁所在地だけに、重厚な建物が並ぶ。
豪商の名残が巴波川沿いにあり、表通りは商店が立ち並ぶという面白い、町のつくりだ。

快速電車は思った以上に混雑していたが、
なんとか座ることができた。
東武動物公園の次の停車駅が群馬県の板倉東洋大つ〜のだから実に早い。
ここで、渡良瀬遊水地へ行く何人かが降りた。

駅に到着する少し前、進行方向左側に料理屋がぽつんと建っている。
「まつかさ」という日本料理店。
ここの懐石が実にグ〜なのだ。
おすすめです。

板倉東洋大の次が、もう栃木ですよ。
快速2駅37分570円、
もっと頻繁に訪れたいですね。

下車した人は少ない。
残りは日光、鬼怒川なのかな。

以前来たときより駅前開発が進んだように思えた。
直進すれば、蔵の町だが、
左側の巴波川沿いを行く。

水はばっちいが鯉の群れは元気がいい。
やがて、テレビで見た川をまたぐ1000匹の鯉のぼりが見えた。
観光舟は3〜4艘。
お〜っと、テレビに登場したおと〜さんの姿がありましたよ〜〜。
船頭ではなく、何かを手にして歩いておりましたが。
15分も歩けば巴波川の主要ポイントは終わってしまう。
これまた、テレビに登場した「万年筆の病院」前を通り
駅前からの例幣使街道へ。

この道は、昔のTVドラマ「木枯し紋次郎」で、
主人公の中村敦夫がたびたび通る、日光へと続く道だ。

大通り角には「銀巴里」なる床屋、山本有三記念館が迎えてくれた。

道幅は広く、例によって電線は埋設され開放感がある。
そんなに多くはないが観光客がクラシックな建物を見ながら散策している。

山車会館の前ではJAZZの生バンドが演奏していたのだが、
日ざしが強く、客だまりのスペースもないので、
汗を流しながら演奏する人たちが、ちょいつらそうだった。
ステージの場所を考えれば、もっとドラマチックになったものを、残念!

お気に入りは、山車会館の通りの向こうの「蔵の街観光館」。
黒を貴重としたつくりのいい2階建ての建物だ。
中庭から入る蕎麦屋「太郎庵」。
十割そばもあるが、ふつうの盛り蕎麦が美味。
大盛りを注文。細さ、歯ざわり、舌ざわり、喉越しまことに結構。
店内はJAZZが流れ、蕎麦屋らしくない雰囲気もいい。
宇都宮もJAZZが盛んだけど、栃木もね。
ナベサダを生んだ栃木県は全般にズージャが盛んなのかな。

※開放感はあるが、あっけらかんとした例幣使街道。暑そう。実際、暑い!

この広々とした道路に何か足りない。
それは街路樹。
これから暑い季節を迎えるのに、
木陰のない歩道を歩くのはちょいつらいものがある。
宇都宮はマロニエがいいもんね。
特に、県庁へ行く道の緑陰は一見に値する。

2時間散策後、帰途に。
南栗橋で乗り換え13時半にはわが家へ。
このコンビニエンス感覚がいいですね。

11月13・14は「とちぎ秋まつり」が開催される。
初めて行ったとき、この祭りをやっていた。
10基ほどの山車が繰り出し見ごたえがある。
当時は4年に1度ということだったが、
近年2年に1度になったという。
観光振興策なんでせうね。
再び訪れてみたいもの。

5月4日(火曜日)
●大工仕事2日目
本日も快晴。朝から気温は上がっていました。
電動ドリルに大活躍してもらい作業はスムーズに進行。
とはいうものの、横板の張り方がミリ単位でずれてしまい、
一部、よくよく見ると斜めという具合。
これがシロート仕事というもんよ。
しかし、離れてみればあまり気にならない。

以前のものに比べ格段に進歩の跡、と自画自賛。

5月3日(月曜日)
●連休大工
ゴールデン・ウィーク真っ盛り。
高速道路の渋滞情報に接するたびに、
おと〜さんたちにご同情申し上げております。

子供たちに行楽地行きをせがまれる年代はとうに卒業しておりますゆえ、
わが家は外界の混雑、喧騒をよそに連休を利用した大工仕事が待っております。

4〜5年前はウッドデッキの大改修に挑戦。
首尾よくできあがったものの、材料の選択とメンテナンスが悪かったので、
ガタがきて今では物干し場以外に使ったことがない。
シロ〜ト仕事つ〜のはこんなもんよ、と開き直っておりますが。

今年は板塀に挑戦。
これは7〜8年前に作成したものですが、経年劣化で支柱は腐る横板は外れる…
で、コンクリートの台座と支柱を購入。
横板は前の材料を再利用というエコ板塀を作ることに。

初日は家族総出で支柱立脚と横板のサイズ合わせ。
ウソのような晴天で作業と休憩の間隔が短くなってきたところで終了。
いい汗かきましたよ。

5月2日(日曜日)
●子供手当
現行13000円だが、来年度より公約どおり、
月額子供一人あたり26000円支給される。
国家はこのため5.4兆円という莫大な金額を用意しなければならない。

独法への事業仕分けは必要財源捻出のためのひとつのアプローチだが、
無駄な事業、重複する事業の洗い出し、組織運営の合理化
天下り、渡り鳥の監視、隠匿資金の摘発などは、
財源捻出というより、国家の健全経営のために継続的に行うべきだろう。

なんせ、役人は「血税」の取り込みが上手だ。
もっともらしい理由をつけて自分たちに有利な流れを創造するという特技は
企業人には真似できない。

で、子供手当だが
国民の歓心を買うためのニンジン・マニフェストであったことは明白。
与えられることに慣れきった方の考えることらしい。
少子化対策で、大盤振る舞いすれば子供を「増産」するとでも思ったのだろうか。

少子化現象の根本は国家の未来展望が描けないことだろう。
期待できれば多少なりとも改善できる。

そして自分たちが作った子供たちは安直に国の手当をあてにせず育て上げる。
親の気概も必要なのだ。
だが、長期間景気が低迷し、仕事も不安定。
これでは結婚して子供を作るという気にもならない。

ときどきテレビで6〜7人の子持ちファミリーが紹介される。
戦前までは、わりあい見慣れた光景だが、
最近は「多産」がニュースになる。
彼らには子供手当は慈雨だろう。
しかし「寄生」的ではある。
快楽の果てを、なんで手厚く支援しなきゃあかんの?

国民が国家から手厚い支援を受けるには、
国民もそれだけ責任を負わなければならない。
福祉国家として知られる北欧は、反面、税金の高いことでも知られている。

例えば、消費税率が上がったとしても、
増税分が適切に福祉に適用されればいいのだが、
往々にして役人は「パブリック・サーバント」という身分・立場を忘れ
「お上」意識が抜けない。
こういう連中に都合よく使われては困るのだ。

関西では500人以上の養子をもつという韓国人の男が請求にきた。
金額にして年間2000万超。
妻はインドネシア人という。
制度自体がザルだから、こんな連中まで支給対象になってしまう。
窓口の担当はレアケースのたびに厚労省にお伺いをたてるという。
煩雑な業務がさらに肥大化する。
「思いやり」ならぬ「思いつき」政策がいらぬ混乱を招いている。

5月1日(土曜日)

●光TVその後
4月に到着した光テレビ受信用チューナーだったが、
Bフレッツでは地上デジタルテレビの受信できないことが判明。
光テレビが提供する多彩な映像も、画面が乱れることがわかった。
さらに、テレビを増設するたびにチューナを足さなくてはならない。
2台目からレンタル料は安くなるというが、
ルーターの端子はPCで使っているので余裕がない。
さらに、ルーターからテレビが離れていると
LANケーブルを引き回さなければならず、美観を損なう。
などなどの理由で、わが家に光テレビは向いていない。

契約月の解約はできない、と言われ
5月になったので再度フレッツ光ヴァリューセンターに電話。
解約理由が明快そのものなので、先方は反論の余裕なし。
チューナーセットの引き取りは6月中旬以降という。

3月末に始まった光テレビ騒動だったが、終息するまで3ヶ月。

改めてテレビの裏側を点検したが、さまざまな端子が備わっている。
フル結線したら、昔のテレビのイメージとはまるで異なった双方向の情報機器。

手元に昭和44年発刊の「2001年の日本」という近未来本がある。
テレビは夢物語で双方向、オンデマンドのような内容に触れてはいるが
アナログからデジタルへという技術の変化は予測できず、
ネットワークと密接に結びついていることなど予測もしていない。
コンピュータは情報化社会の到来を予言しているがインターネットには触れていない。
カメラは完全な空振りで、デジタルカメラの登場など夢想だにしていなかった。

3〜40年後はどうなっているのか。
夢のまた夢だが、小生などこの世にいるはずもなく
考えてもせんないことではある。
デジタルカメラと出会えたことをもってよしとするか。

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