平成15年3月、ラーメンで有名な栃木県佐野市にオープン。静岡県御殿場市、大阪・関空近くにある「プレミアム・アウトレット」とは同一資本で展開されている。御殿場が改装するまで、佐野プレミアムアウトレットは日本最大だった。
なぜ、栃木県佐野市に?誘致にはいろいろ綱引きがあったのだろうが、東名、関越、常磐などの高速道路沿いではなく、東北道にこのようなスポットができたことは、沿線の活性化にもつながるであろうから、まずはめでたい。
平成15年7月20日。梅雨の晴れ間をぬって、米国スタイルの郊外型アウトレットを訪問した。
東北道であれば、佐野・藤岡インターを降りればすぐというロケーションだが、我が家からならわざわざ高速を使うこともない。
いろいろ行き方があるようなのだが、遠回りでもわかりやすい国道4号バイパスから小山へ入り50号から佐野へ出ることにした。4号バイパスの整備は進み快適なドライブである。約1時間半で目的地に到着。東北道のガードをくぐると、アウトレットに向かう車が並んでいた。
車の向こうには広大な駐車場。そのまた向こうには、映画のセットのような西欧風の建物群が見えた。


中央入り口は無いようだ。駐車場から、左右から中へ入る。茶色っぽい屋根建ものはインフォメーションセンター。
Westストリート。連結した建物にはヒサシがせり出している。雨や雪の日のショッピングにもいい。もちろん日差しの強い日には日陰になる。雪国の雁木。西部開拓時代の街並みといった感じ。訪れる人はやはり若いファミリーが多い。

通路には日よけ、草花の植え込み。久々の梅雨の晴れ間ということもあり、客の出は上々のようだ。しかし、ショッピングバッグを持っている人はそんなに多くない。物見遊山が多いのか?

Bodum(ボダム)。デンマークの生活雑貨。不勉強なので、初めて聞くブランドだったが、おしゃれなデザインのボウル、サイホンなど、生活を楽しくさせてくれそうな品物が多い。今回、ここが一番気に入った。

ランカスターAve.の尖塔。開拓時代のアメリカ東部のイメージか。ディズニーランドと同じ、アメリカムードをプンプンさせているが、歩いているのが全て日本人(東南アジア系も何人かいた)というのが不思議な感じであった。

堂々としたCOACHの建物。ヴィトンやグッチは出店していない。婦人・子供服、靴が多い。この日、食堂はどこも満員。結局、食べ損ねた。ラーメンが有名な土地だが、私は太い麺が苦手。食事をしたのは自宅から比較的近くにあるイタリアレストランだった。
おまけはシカゴのアウトレット・モール

シカゴ郊外にある「OLD ORCHARD」。99年1月に行ったのだが、あいにくの雪。美術館のような建物が、照明の中に美しく浮かび上がっていた。

建物は、変にテーマ性を持たせていない。すっきりしたたたずまい。通路のユニコーンのオブジェが幻想的だ。

雪はかなり積もってる。アメリカには正月休みや松の内はない。通常の日なのだが、この天候では、さすがに客の姿は少なかった。

屋外通路は、人の足跡もない。
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