2003年の畑「準備編」

「暑さ寒さも彼岸まで」ということで、お彼岸を過ぎると畑作業の前段階が始まる。ホームセンターには苗がそろそろ出始める。もうジャガイモを植えた人もいる。
あたたかくなり、つい嬉しくなって野菜を植え始めると「三寒四温」で、まだ霜がおりる。するとか弱い苗はいっぺんでだめになる。本格的に定番野菜を植え始めるのは4月下旬。例年ゴールデンウィークの頃である。その時のために土作りを今頃からはじめる。



2002年は遊ばせておいた畑だが、今年はここにトマトを植える予定である。土は悪いので、堆肥、牛糞、ぬか、もみ、最後に石灰を入れて攪拌した。しかし、まだゴロ土がある。今後何年か野菜を植えてゆくうちに次第に改良されてゆくものと思われる。


わが家の裏手の細長い畑。土を盛った場所なので畑の土としては最悪。昨年1年間かけて生ごみを入れた。ナス、ピーマンを植える予定。左手には昨年同様カボチャが長いつるを這わせるようになる。


昨年はトマト、ナス、ピーマンを植えた畑。奥に車が見える。昨年までは夏には涼しい木陰を作る雑木林だったが、病院の駐車場になってしまった。わが家の東側にあたり、日が昇ると同時に部屋が明るくなってしまう。(東側は雑木林なので雨戸を作らなかったのだ)。夏の暑さが思いやられる。野菜にはいいのだろうが、人間は暑さ対策を考えなくてはいけない。


犬小屋の前。わが家の犬は10歳を超える老犬である。雷、強風、大雨、朝日が大嫌い。越して間もない頃、季節風で「キャンキャン」鳴いていたら、土地の人に「こんなことで悲鳴上げていたらここには住めないよ」と言われたが、最近ますます神経質になってきた。このため、朝日を防ぐために遮光シートを2枚重ねてカーテンを作ってある(右上)。今年はここにキュウリを数本植えて「すだれ」代わりしようと思う。一昨年もやったのだが、土が悪いのか育成法が悪いのか、葉っぱばかりで肝心の実があまりならなかった。今年は堆肥、石灰を入れて植える時期の到来を待っている。


入り口のアプローチに「ソラマメ」を12本植えた。左のブロックがあるために朝日は当たらない。日中は前方の大きなヒバの木があってまばら。西日がわずかな時間射すというあまりいい場所ではないが、なんとか育ってくれることを祈る。

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