時代が変わろうとも暗黒の歴史をひきずっております。1920年代のシカゴといえばAlphonso Capone。ギャングの親分、通称アル=カポネが禁酒法下の米国で酒の密売で巨万の富を築き犯罪組織を広げた。その拠点がシカゴだった。1929年(昭和4年)ニューヨーク株式市場の大暴落により世界大恐慌が勃発する。ちょうどその年、シカゴではギャング同士の抗争、セントバレンタインの虐殺が起こる。現在ではニューヨークより安全な都市になっていますが、何か当時を語るものはないか…。あったんですね〜、警察博物館が。どこの大都市にも危険なので観光客が立ち入らない地区があります。シカゴではサウスがそれに当たる。警察博物館はそちらの方向にあります。外観は倉庫のようで、おせじにもミュージアムとは言えない。それがまた、アル=カポネの パネル展示には似つかわしい気がして…。 |
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1899年(明治32)生まれのアル=カポネ。丸顔で憎めない風貌なのだが、かなり凶暴性があった。 |
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電気椅子。材質も構造もかなり原始的ですね。 |
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改造マシンガン。ただの鉄クズのようですが、当時は誰がこれを手にして何人殺ったんでしょうね。 |
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ケビンコスナー主演、映画「アンタッチャブル」の最後のシーン。乳母車に乗った赤ちゃんが、駅の階段をまさにころげ落ちようとする場面のロケに使われたユニオン・ステーション。後ろの階段がそうです。半地下で大理石がふんだんに使われた格調ある駅でした。前の2人は、「ボニー&クライド」という感じではあります。 |