■My modern works

最近のApplehaはWindowsに押され、CUBEの売れ行きもかんばしくない。いいニュースがなかったが、久々に登場したPowerBook G4はチタニウム使用のすっきりしたデザインが目を引くが、ちょっとあっさりしすぎかな?それとOSXがやがてデビューするけど、全く新しくなるので、これまで使っていたアプリケーションがどれだけ使えるのか未知数。これも販売に影響すると思いますね。そんなわけでiMacで一時気をはいたAppleも精彩を欠く今日この頃ではあります。そんなMacに昔から肩入れをしている会社がTAXANブランドの加賀電子。今回もMac専用ではありませんが、USBとFirewireに対応したHDDを発売しました。内蔵型のようなデザインですが外付けにも使えるヘビーデューティーライクな代物です。小型だからケーブルを抜いてMacやWInマシンにほいほいつなげる。結構便利そう。キャッチに「コンビニエンスHDD」という言葉を使いましたが、本来コンビニエンスという言葉は「お手軽」であまりいいイメージ、語感ではありませんでした。が、今の若者はコンビニ大好き。彼らの生活に定着しております。また、このテの商品には使わない言葉ですが、「気軽に使ってほしい」との願いをこめて数案提出した中から選ばれました。例によって時間がない予算がないという制約の中、デザイナー氏はインターネットで著作権フリーの写真を探して仕上げた。カタログ先行で始まったのですが、いつの間にか広告に流用されていました。昔みたいに借ポジを使っていたら使用料を再請求されますね。時間・予算の足かせは昔からありましたが、なんとかなっちゃうというきょび、これでいいのかな…と思うことしきりです。

少子化の時代を迎え教育産業は生き残りを模索している。学習塾も例外ではない。自宅の一室を使った塾から鉄道沿線にフランチャイズをもつマンモス塾まで、学習塾は群雄割拠。「市進学院」は、前身を「市川進学会」といい千葉県市川市で開業した塾だが、今では総武・京成だけでなく東京・埼玉・神奈川にチェーン展開を行う大手塾である。以前からホームページを開設していたが、全面リニューアルということで昨年秋仕事がスタートした。小学生から高校生がターゲットだからボリュームがある。A4換算で約100Pということだった。リニューアルに当たってクライアントの要望が記入されたオリエンシート、HP全体の設計図ともいうべきフローチャート、これまでの印刷物が手渡された。他学習塾との差別化、迅速な受験情報の提供、Webからの入会手続き、最寄塾の検索などHPを戦略ツール化しようとする意図が見える。私に与えられた期間は1カ月。つまり11月中にコンテンツを仕上げる。それから1カ月でデザイン、サイト構築の技術的な作業が行われ年内リニューアルということだった。コピーライターの仕事は、設計図に沿ってコピーを書き、表組を作り、ドローソフトを使ってチャート図を作成することだ。設計図の矛盾点が発見されたときはそれを修正して、全体のつじつまをあわせなければならない。結構やっかいな仕事だったが1週間遅れで全てが終わった。しかし、結果は大幅に遅れ公式サイトが登場したのは2001年2月中旬になってしまった。仕事のスタートから入金まで5カ月という、これまたCANONと同じフリー泣かせの足の長い仕事だった。最近はこんなのばっか。

キヤノン株式会社ホームページの先進技術紹介コーナー。内容は難しく膨大な量なので4人のコピーライターが、得意なジャンルで参加する。桜の花が咲く頃に始まり梅雨が明けた頃終わるという、フリー泣かせのなが〜〜〜〜い仕事。武蔵小杉や下丸子の研究所に取材。ビジネスオフィスと異なり取材相手は自由な服装。ネクタイをした人はほとんどいない。名刺を交換して驚いた。「工学博士」の肩書きのある人がぞろぞろ。彼らにとっては当たり前の世界もこちらには超ムズなおはなし。テレコにしっかり記憶させテープ起こししましたね。取材の道具も今では、デジタルレコーダやMDなんですね。私のは9年前に購入したSONYのマイクロカセットレコーダですよ。故障もせずにがんばっています。ただ長時間テープは素材が薄くなるのでたまにからまってしまう。ノートにもメモってるんですが、テープがワカメになっていたときにはあせりました。でも、この機種は今でも売っています。SONYが生んだ名機ね。

■My ancient works

 

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