空、燃える
午後からの土砂降りは夕方に上がった。13日の話である。こういう日の西空は期待がもてる。5時過ぎ、犬とカメラとともに飛び出す。予想通り、夕日を浴びて空が燃えていた。わずか5分ほどの大自然が織りなす光と雲のイリュージョン。
大雨が大気中のダストを洗い流したために、空気は澄んで壮絶な美しさであった。仕掛け花火など問題にならないスケールの大きさ。日が沈むと一帯は墨絵の世界になった。このような雄大で崇高な光景に遭遇したのは珍しい。で、幸せ気分。
上は3枚合成のパノラマ。中の1枚が光をまともに受けて露出が狂った。下は2枚合成。右側の空の継ぎ目がちょっと悪い。が、西空に繰り広げられた幻想的な美しさの一端は伝わるだろう。実際の色彩はもっとすごい。

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