田園生活の定番作業

近頃都で流行るもの。マンションではベランダで。1戸建では猫の額で。
田園生活、つまり田舎住まいでは都会に比べて土地が安いため、あちらでは望むべくもない菜園スペースが確保できた。
勤め人はウイークデーは叶わぬことだが、自由業やリタイア組ならいつでも時間をやりくりして農作業にいそしめる。種からあるいは苗から育てる野菜は実に可愛い。水をやり、肥料を食べさせ、害虫を駆除し、すくすくと育つように脇芽をつまんであげる。子育てにこれだけの情熱を注いだか…。ほとんどかみさんまかせではなかったか?
昨今、輸入野菜に規定値を超えたり、使用禁止されているものが使われていると報じられている。自家製野菜のいいところは無農薬。安心して口に入れられる。
はじめはせっせと脇芽を摘んでいたトマトであったが、最近は伸びるにまかせジャングル化してしまった。肥料がきいているのか、脇芽にも花がつき結実する。おかげで6月30日に第1回の収穫が始まって以来9月7日時点まで収穫jがある。21本の苗から320個以上の収穫があった。まだ、青い実がついている。
9月7日朝の収穫。最盛期に比べ小ぶりになってきたが、完熟の味は変わらない。スーパーで購入するトマトと違って甘みがあって濃い。子供の頃食べたような懐かしい味がする。今回はシーズン中最多の26個とれた。このままかぶりつく、ジュースにする、スパゲティのソースにする。

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