南瓜の隣は、これも南瓜。ソウメンカボチャ。
色も形も瓜と間違えそうだが、れっきとした南瓜である。この歳にして初めてお目にかかった。ゴールデンウィークの終わりごろ顔見知りから苗をいただいた。南瓜の隣に植えた。仲良く育つさまは、瓜ふたつ。そのうちそれぞれが実をつけた。瓜状の南瓜は見慣れた南瓜より大きくなった。片やゴツゴツ。もう一方はツルツル。姿かたちの異なる二卵性双生児のようであった。
調理法も異なる。ソウメンのほうは、名前のとおり細い繊維質。吸い物にするか、炒めるのだそうだ。夏ということもあり吸い物ではなく、ごま油で炒めてみた。シャキシャキと歯ざわりがよく、ご飯のおかずというよりも、酒の肴によさそうだ。今年は、南瓜は4本の苗から5つ、ソウメンは2本の苗から3個収穫があった。

葉も花も南瓜そのもの。実だけが瓜状。

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