西 口
東武動物公園駅西口をペン画風にしてみたら、写真ではわかりにくかった事が見えてくる。●まず、電線が多い。加須、羽生、館林、栃木、春日部東口など東武線沿線には駅前の電線を地下に埋設した町がいくつもある。開放感があり優れた景観を作っている。●次に、東武動物公園の入口にしては街路樹が小さくて貧弱。来訪者の期待感もしぼみそう。上に電線があるために大きくなる街路樹を植えられないのだろうが、町と東武が協調して客を迎える楽しい演出ができないものだろうか?●17日、東京に凩1号が吹いた。冬は駆け足でやってくる。この町の街路樹は丸坊主になり、味気ない駅前が一層寒々しくなる。●北関東の冬は周囲の風景から潤いをはぎとってしまう。降り立った人の胸に暖かいものがポッと生まれるような街づくりを期待したい。

電線を消すと開放的な空間が生まれる

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