新しい村の発電所
畑の中に竹の小屋が出現した。「ふるさと祭り」の竹のアートのひとつかと思っていた。ところが、近くによってみて驚いた。何と発電所であった。風力でも水力でも人力でもない。バイオガスで発電するというのだ。小屋脇の説明によると、新しい村で栽培された野菜の残りカスでメタンガスを発生させ、それを燃料に発電するという。堆肥を作る工程に似ているのではなかろうか。どの程度の出力になるのかは不明だが、野遊びとしては非常に面白い。竹の電柱も作ってあったが、まだ電線は張られていない。小屋の中は、野菜のゴミがつまったビニール袋が置いてあるだけで、発電機は設置されていなかった。灯りのともる日を静かに待とう。

表紙に戻る
inserted by FC2 system