秋、盛り
農家の庭先の柿はたわわに実り、鳥たちはせっせとついばんでいる。栗はほとんど実を落とした。花梨も緑色の大きな実をつけている。ある細い通りの公孫樹も丸い実を道端に落としている。山下公園ではギンナンを拾う人の姿をよく見かけたが、このあたりの人はそのようなことはしないらしい。車に轢かれてこなごなになっている。
レジーナ脇にある小さな花壇のコスモスは満開だが、猫の額のような場所なので、存在感がちょっと薄い。例年なら休耕田いっぱいに咲き誇っていたのだが、今年はそれもない。来年の埼玉国体のアーチェリー会場になる「はらっパーク」界隈の畑には、大量のコスモスが植えてあるそうだが、まだ見に行っていない。
わが家の裏の木々も落葉が始まった。風もないのにはらはらと散る。もう少したって季節風が吹くと、あっという間に丸坊主。短い秋が終わる。

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