マイクロソフト
1992刊「マイクロソフト」に、「ワシントン州レトモンドに大学のキャンパスを思わせる創造的な環境に社屋をおく…」マイクロソフト本社を描写した一文がある。
これをヒントに、2006年GoogleEarth号の初飛行を行った。Redmond市はシアトル郊外。Lake Sammamishの近くにあった。ゲームマシンでしのぎを削る「Nintendo USA」はお隣りさん同士らしいが、そちらの社屋を発見することはできなかった。
幾何学的なマイクロソフトの社屋。低層の建物で周囲は緑が多そうだ。この敷地内を今も昔も変わらない自由な服装の若者たちが行き交っているのだろう。
マイクロソフトの日本法人や、日本のASCIIが蜜月の頃、仕事で何度かASCIIを訪れたことがあったが、低い仕切りと、その限られた空間を思い思いに飾っていた個人のブースを見ることができた。
溜池にAppleJapanがあった頃、そこを訪れたこともあったが、同じような仕事場だった。自由な発想を促進するような演出なのだろうが、うらやましい空間だった。
1975年4月4日、ビル・ゲイツはポール・アレンと「マイクロソフト社」を設立したが、巨大な社屋はいつ建設が始まったのか、は本を読み進めば解明されるだろう。
同じ地域をGoogleMapで確認。
左側の520号線にはライブカメラが設置され、刻々と変わる交通量を見ることができる。
時差の関係で、あちらは夜中だったので、走る車もまばらだった。
創業から間もない1978年に社員との記念写真があるが、前列左がビル・ゲイツ。まだ少年の面影が残っている。男性社員はすべてヒッピー風。当時の反体制的な若者の典型的な風俗だ。
最近のシリコンバレーはどうなっているのだろうか?米国は、とんでもない地域から彗星のように斬新な企業が誕生することがある。
そういえば、札幌郊外にハイテク企業が集まった地域があったが、今はどうなっているのだろう。日本は東京の、それも六本木界隈に一極集中し、成功者は高層マンション住まいという「金太郎飴」。地方都市にもチャンスはあるのだから、もっとがんばってほしいね。
inserted by FC2 system