田舎三昧の生活と意見4月版

<--田舎三昧の掲示板

2012年4月
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■Contents
01リニューアル
02できれば冗談に
03謄写版
04庭、目覚める
05桜、目覚める
  だらしね~

 やた~~、なでしこジャパン
06沈黙の巨人
07出番を待つ
08怖いもの見たさ
09ライフログだって
10ダルビッシュ薄氷デビュー
11付録
12売り切れ
  ディスプレイ切替器
13北、ミサイル打上げ失敗 
  13・金
14新指導者の風貌
15肥満3人組
16朗読
17分蜂
18問責2人組
19上野のお山
20異形のミラーレス
21引越し
22村の集会所オープン
23アンドロイド
24スマートブック
25天皇家のエンディングノート
26事故連鎖
27またまた小学生受難
28花火
  野菜植付け
29チャリで関宿へ
30関越大事故
  巧言令色鮮し仁



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Last Modified 2012/04/30
First Uploaded 2003/09/01


4月30日(月曜日)
●関越大事故
テレビ報道を見た時、愕然とした。
観光バスが防護壁にめり込んでいるのだが、
ナイフでスパっとやられたような無残な姿。

朝の4~5時頃金沢発東京ディズニーランド行きの大型バスだが、
時間からしてこれは、居眠り運転と思ったが、案の定だった。
しかも、時速93Kでノーブレーキで激突すれば、
「二枚下ろし」状態になっても不思議ではない。

死者7名、運転手は重症。
その後、座席配置図が発表されたが、
進行方向左側の前の方に座っていた方が死亡。
運転席は右側なので運転手は重症で済んだわけだ。

深夜バスは価格競争が激化しているという。
このバスは人件費削減で、深夜1人で運転していた。

長距離バスは2人体制かと思っていたが、
走行距離により1人でもいいという。
金沢ー千葉はぎりぎりセーフの距離だったらしい。

激安飛行機も登場している。
このために安全がおろそかになっては客足が遠のくのは当然。

事故後は検査が徹底されるから、
しばらくは安全かもしれないけど。

●巧言令色鮮し仁
野田首相、渡米。
東日本大震災への支援に感謝すると同時に、オバマ首相に得意の弁舌を披露した。
日本がワシントンに贈った桜が100年目を迎えることを引き合いに出し、
「日米関係に美しい花を咲かせたい」と述べ、
さらに友好を深めるには、ガーデニングの技術に似ていると述べた。
心は「日々の努力が必要」

「美しい花」とは、なんとも乙女チックな陳腐で甘い表現。
世界は日本・アメリカを中心に回っているわけでもないし、
アメリカの相手は日本だけではない。
「トモダチ作戦」には感謝するけど、アメリカの外交はもっとしたたかだ。

この人、民主党の代表選で「どじょうと金魚」という「相田みつお」の処世訓を使い、
党内のごたごたを「ノーサイドにしよう」とラグビー用語を使ってた。
わかりやすいたとえで共感を呼び首相の座を射止めた。

アメリカでも同じようなレトリックを用いたが、大舞台でも毎度おなじみのクサイ演説。
本人は悦に入っているのだろうが、聞かされるほうは「またか・・・」
滑るすぎる舌は不快感を抱かせる。
「あんたの言うことは信用できないね」

ついでに言えば、政治生命を賭けている消費税だが、
今賭けるべきは東北復興と原発収束じゃないのかね。
首相だからやるべきととは山積みなのは当たり前。
プライオリティだけはしっかり押さえていれば、訥弁でもいいのだよ。

4月29日(日曜日)
●チャリで関宿へ
2年ぶりに愛用のクロスバイクで関宿城へ。
杉戸郵便局前の道をひたすら漕ぎ続ければ目的地という簡単なコースで、
これまで片道平均1時間だった。

愛犬ジョンが亡くなってから散歩の習慣がなくなり、
かと言ってウォーキングをするわけでもない。
確実に体力は落ちている。

一昨年前の漕ぎっぷりで関宿に到着できるか少し不安だった。

いつも食事と飲み物を買うコンビニまで45分。
昔と同じ。
4号バイパスを横切り江戸川の堤防に入る。
向かい風になると、とたんに速度が落ちる。
でも、脚に負担は感じない。
細めのサドルなので少し尻が痛い。
前傾姿勢なので左右の腕が多少疲れる。

万一の転倒に備え薄いワークパンツの下はタイツ着用。
日焼け防止のためカジュアルなワイシャツに
ノースフェースのチョッキを着用。
ピーカンなら汗だくだが、薄曇りなので汗もかかない。

すれ違うロードレーサーは、
ヘルメットはもちろん派手なグラサンと
ピッチリのパンツとシャツ。
クロスバイカーとしては、
ああいうギンギンファッションは恥ずかしくてできまへん。

マイペースで走るうちに江戸川の水門に到着。
そこを通って「中之島公園」に入る。

関東一と言われる「コブシの木」が若い葉を茂らせている。
もっと早ければ満開の小さな白い花が見られたのだが・・・


公園の橋を渡れば関宿城ゾーン。
ゴールデンウィークということもあり、
家族連れやチャリ族の姿が多い。

※白いチャリがわが愛車。

ゴールまで1時間。
2年前と変わらない。

城の裏の原っぱで30分ほど食事。

一気に自宅まで。

12時出発、14時45分、わが家着。
気分すこぶる良好。

4月28日(土曜日)
●花火
GW初日の19時半から東武動物公園の花火が開催された。
昼間は汗ばむほどだったが、
夜は薄手のキルティングを着こむほど。

夜店が3軒出ていたが、
告知が徹底していなかったのか
思ったほど人は出ていない。

「村の集会所」の脇で見ていたのだが、
打ち上げポイントから比較的近いこともあって
腹に響くような打ち上げ音だった。

動物公園内の池の周囲ではトーチが火を吹き、
小ぶりな仕掛け花火が。
呼応するように夜空に大輪が広がる。

20分ほどの短い時間だったが、
カエルの声を聞きながら花火を見るつ~~初めての経験をした。

●野菜植付け
朝から日が射し家庭菜園には絶好。
市民農園も人の姿が増えてきた。
野菜直売所に予約しておいた苗を受け取り、
午後から家人が耕しておいた「猫の額」に定植。

接木トマト(桃太郎)12本。
接木ナス3本、ピーマン3本、鷹の爪1本。

連作を嫌うものばかりだが、3面をやりくりしている。

本来、短めの支柱を立てなければならないが、明日に持ち越し。

年々億劫になるのは年のなせる技か?

4月27日(金曜日)
●またまた小学生受難
7時35分、7時15分という同じような時刻に
千葉県館山市、愛知県岡崎市で、
小学生の列に車が突っ込んだ。
館山市は1人が死亡。
犯人は20歳、24歳の男。
二人とも「ボーッとしていた」。

似たような事件は連鎖反応するのですかね。

今のところ小学生が犠牲になる率が高いけど、
大人だっていつ巻き込まれるかわからない。

ボーッとしながら運転する奴。
これは外見ではわからないが、
電話しながら走っている男や女。
道交法違反だが、よく見かける。

間違ってもスマホを見ながらはやめとくれ。

4月26日(木曜日)
●事故連鎖
京都祇園で、青年が運転する軽自動車が
交差点で観光中の歩行者を次々にはね、そのまま暴走し電柱に激突。
本人は病院で死亡。
秋葉原の車による無差別殺人を思わせる事件だったが、
その後、青年は勤務先に「てんかん」であることを隠して運転していたことが判明。
事故を起こしたときは発作だったのではないかと思われたが、
タクシーの車載カメラが細い道を暴走する車を撮影していた。

それによると、追突を避けようとハンドルを切り、
ブレーキランプが点灯していた。

てんかんの発作でなければ、なぜ彼が人をはね暴走したのか、を検証している。

テレビ、新聞報道が静まったと思ったら、
同じ京都府亀岡市で登校中の小学生の列に
後ろから軽自動車が突っ込んだ。
娘に付き添っていた母親とお腹の子が死亡した。

犯人は無免許の18歳の少年。
一晩中ドライブしていて、居眠り運転で小学生の列に突っ込んだ。

短期間のうちに京都府で発生した重大事故に再び騒然となった。

さらに、亀岡市の場合、被害にあった生徒たちの電話番号が、
警察から加害者の親に漏らされていた事が発覚。

娘とお腹の孫を一瞬に失った、娘の父親が
謝罪に訪れた警察署長を前に失態を激しくなじっていた。
テレビカメラがこの一切の様子をとらえていた。

豊かな髪はリーゼントで、髭をたくわえサングラスをしている。
父親でなく兄さんかと思うほど若造りでいい男だった。

警察の軽率な行いを糾弾しているのだが、
普通の人が、カメラが回っているのに、
よくもまあ、あんなになめらかに喋ることができるものだ。
タレントかああいう状況に慣れている人物なのかもしれない。
たとえば、若いころは暴走族のリーダーで、
対抗するするグループとの抗争に明け暮れていた、とか・・・

大変な事件に巻き込まれた身内の悲痛な叫びなのだが、
ついそんなことを考えてしも~~た。

4月25日(水曜日)
●天皇のエンディングノート
最近、後始末を生前に記載しておくエンディングノートという言葉をよく耳にする。
なにもしないでこの世を去り、
残されたものに迷惑をかけないようにするためという。
要は手回しがよいのだ。

銀行通帳、株券、権利書、印鑑などの置き場、
特定の人に送りたい形見があれば、その品物名と相手の名。
逝去を知らせる人と電話番号。
絶対知らせてはならない人の名。
などなど、遺言書をは別にビジネスライクに記載しておくらしい。

死後の、遺産相続のごたごたはどこにでもある話しだ。

特に遺産分割協議書にはご用心。
内容をよ~~く吟味したほうがいい。
欲の深い奴が作成すると、
自分の取り分を多くするため巧妙な仕掛けをする。
判を押したら最後、
後で穴に落とされたと気づいても後の祭りだ。

兄弟姉妹は他人の始まりというけれど、
それがもとで、さらにひどい犬猿の仲になってしまうことさえある。
作成者は確信犯だから、
手回しよく弁護士をたて、その後ろに隠れてしまう。
やましいことがなければ堂々と渡り合えばいいのだが、
痛いところを突っつかれるのがわかっているので
顔を合わせることができない。

自分の財産を遺産相続でしか増やすことができない卑劣漢だが、
こういう奴の利益を守る弁護士というのもおかしなはなしだ。

卑近なところで発生した最低な出来事だが、
天皇家の遺産相続はそんなことは起こらないだろう。

遺産はさておき、
平成天皇が死後の始末について明らかにした。

通例では天皇家は土葬らしいのだが、火葬にする。
后も同じ墳墓に埋葬する。
葬礼は質素に執り行う。

庶民と同じスタイルを望んでおられるわけだ。

最近、葬儀は近親者で済ませるとか、散骨するケースも増えているようだが、
さすがに、天皇家はそこまではゆかない。

戒名は、つけない人や自分でつける人も増えているらしい。

あれは文字数や院号をつけるかつけないかで値段が違うからね。
私の場合、親と同じクラスにすると軽く100万は飛んでゆく。
子供たちにそんな負担はかけたくないので、軽め短めでいい。
自作するのもいいが、それを菩提寺が受けてくれるかどうかはわからない。

4月24日(火曜日)
●スマートブック
スマホでもタブレットでもないアンドロイドマシンを探していたら
NECのLifetouchNoteにぶちあたった。

パーソナルタブレットの標準になるかもしれない
7インチワイド液晶とキーボードを備えた
一見、超小型パソコンのようだが
アンドロイド2.2のOSが搭載されていて
「スマートブック」という新しいカテゴリーネームがついている。





OSがWindowsの前、MS-DOSの頃、
やはりNECから「Mobile Gear」というパソコンが発売された。
初代は1996年発売で、当時流行っていた電子手帳PDF(Personal Digital Assistant)の
ジャンルに属していた。


大きな筆箱のような形状で、モデムを内蔵し電話回線につないで電子メールの
やりとりができるという画期的な製品だった。
「モバギ」と呼ばれ、先進ユーザーがメモやスケジュール管理など
文房具のように使っていた。



2011年3月デビューのLifetouchNoteは
モバギの再来か・・・とWeb上で騒がれていた。
モバギはWindows化したりdocomoと組んだりして
3~4年は生産されていたと思う。
しかし、1年後にLifetouchNoteを店頭で見ることは難しくなった。
Net通販で価格が暴落している。

モバギが画期的なギアであったように、
LifetouchNoteはキーボード付き7インチタブレットという
目のつけどころはよかった。
ご存知のようにタブレットのソフトキーボードは打ちにくい。
後付けのキーボードを購入するなら初めから付いていたほうが、
入力に重きを置くユーザーにはありがたい。

だが、価格的な制約から液晶の視認性が悪い、
指先のコントロールの反応がいまいち。
液晶側が重いのでバランスが悪いなど、
基本的な部分の評判が芳しくない。
デザインも精悍さがない。
OSのバージョンも今となっては古い2.2。

リアルサイズのカタログを読み込み、
Webで情報を集めまくって店頭に行ったら実機はなかった。
NECから新バージョンのアナウンスもないという。

早々に撤退ということなら
悲劇の機種と言わざるを得ない。

4月23日(月曜日)
●アンドロイド
スマホやタブレットのOSとしてiOSと双璧をなすアンドロイド。

その昔、「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」という
珍妙な題名のSF小説や、人型ロボット「アンドロイド☓☓☓☓」という
漫画があったような気がするが、
そのうち「アンドロイド」という言葉は沈静化していった。

OSに姿を変え久々に登場した「アンドロイド」だが、
Googleのキャタクターは、
人型からほど遠いスターウォーズのR2G2みたいな形をしている。
「ドロイド君」というらしい。





世の中はケータイからスマホに乗り換える人が多く、
スマホを持たなきゃ現代人にあらす、の感がある。

電車の8人がけの椅子で、4人の若者がスマホの画面に見入っていた。
1人の女の子は音楽を、そのうちメールを打ち始めた。
1人の兄ちゃんも音楽を聞き
残り2人のお兄ちゃんは細かい文字を読んでいた。

完全に情報端末化している。
彼らの電話の使用率はどれほどなのだろう。

スマホ画面の文字は小さくて読むのがかったるい。
指2本でズームできるが、もともと小さい画面なので、
例えば、新聞記事を読むには左右、
上下スクロールを頻繁に繰り返さなくてはならない。
おじさんとしては、それも疲れる。

なんせ、パソコンの19型ワイド液晶だって解像度を最高にすると、
読むのに苦労する今日この頃なのだよ。



スマホと並んで注目を集め始めたものにタブレットがある。
AppleのiPadが先行しアンドロイドが追従している。

Appleは閉鎖的な孤高のOSだが
アンドロイドはオープンなので各社が参入するスマホ同様種類が多い。
主流は10インチ画面だったが、最近はより携帯性に優れた7インチも好評なよう。

人気なのはスマホ同様、韓国サムスン社のGALAXYという。
機能がぎっしりつまった小型機器は日本のお家芸だったが、
その筆頭、SONYが不振にあえいでいる。
時代の流れを感じざるを得ない。



アンドロイドOSに提供されるアプリケーション、
最近の短縮呼称の影響で「アプリ」と呼ばれているが、
情報を取るにはいいが、WindowOSのように、
「創造」するアプリは今のところほとんど見当たらない。

せいぜい、Office文書の簡単な編集や、画像の修正である。
文書作成はエディタというよりメモ帳のたぐいが多いようだ。

とは言うものの、アプリの見た目に洗練された作りは
大いに興味をそそられる。

起動が速いのもいいし、スリープモードからの回復が瞬時だし、
一般的にバッテリーのもちがいいつ~のも魅力がある。

とはいえ、サラリーマンと違って家にいることが多い身としては、
モバイル機器とするには無駄が多い。
メールチェックだけに使うには贅沢すぎる。

だけどアンドロイドアプリは大いに気になる。

そんな考えが堂々巡りしている。

4月22日(日曜日)
●村の集会所オープン
木製ジェットコースター「レジーナ」脇に、
新しい村の新しい施設「村の集会所」がオープン。
11時50分から落成式のセレモニー、
12時より1000円で手打ち蕎麦食べ放題イベント始まる。

親子連れ、夫婦者、町の職員、議員などがはせ参じた。
蕎麦好きの小生も自宅から近いとあって顔を出す。

町長、議会議長の挨拶、テープカットのあと、
いよいよ食べ放題。

入り口のテントで1000円支払い、そば猪口を受け取る。
集会所入り口で蕎麦つゆを入れてもらう。
中央部でネギ、わさびの薬味をお好みで入れる。

細長いテーブルが3つ。
そこに茹でたての蕎麦が小山となって大きなザルに盛られてくる。

待ってました、と大勢が駆け寄る。
もたもたしてるとザルのそばにも寄れない。

飼料を与えられた空腹の動物のようにも見える。

混雑している間は撮影。
やや空いてから打ちたてを食す。


※皆さん、次が茹で上がるまで待っています

蕎麦打ち道場OBの皆さんの「作品」は、
細く、腰があってなかなか美味。

6杯ほどおかわり。
堪能しました。

ちょっと贅沢をいわせてもらえば、
小ぶりでもいいから「かき揚げ」があればな~~

動画はYouTubeや私のFaceBookで見られます。

4月21日(土曜日)
●引越し
2003年9月にスタートしたこの「田舎三昧・・」ですが、
データを置いてあるレンタルサーバーが撤退することになりました。
で、来月21日でこのサイトも消滅します。

昔のサーバーなので、料金の割には容量が少なかったのですが、
移行先は1G無料という好条件。
有料にすれば10G確保できますが、とりあえず1Gに草鞋を脱ぐことにしました。

9年間のデータアップロードは結構時間がかかり、
拒否されたものもありますので、
古いページはリンク切れがあるかもしれません。
タダなので、QRコードのコマーシャルが2カ所に入りますが、
「閉じる」をクリックすれば消すことができます。

移転先URLは

http://ogucci.web.fc2.com/

です。

ミラーサイトのようなものですから、
全く同じ顔つきをしております。

5月21日以降は、こちらのほうへお越しください。

4月20日(金曜日)
●異形のミラーレス
旭光学といえば日本発の35mm一眼レフを発表したメーカーとして知られる。
とはいえ、その機種はペンタプリズムを搭載せず、
上から覗くという二眼レフのような構造だった。

Nikon、CANONという2強を相手に
よく戦ってきたが、旭光学傘下に入り、
そしてデジタル一眼のなかったリコーに買収され今に至っている。

昔から個性的なカメラを発売してきたが、
この度、K-01というミラーレス機を発売した。
この種の機種を発売していないメーカーはCANONだけになった。

K-01は、世界的な工業デザイナー、マーク・ニューソン氏のデザイン。
今までのカメラ概念を覆すような形をしている。

ヨーロッパ生まれの文房具といったカメラを
初めて見たときは「何だこりゃ~~」という印象だった。



ところが、カタログを眺めているうちに、
カメラらしくない面白い機器だな、という気になった。

ミラーレス機の特徴である、小型でデジタル一眼なみの機能、画質が得られる
のであれば、K-01を肩にかけてお散歩つ~のもオツである。
最近の言葉なら「ブサカワイイ」のだ。

そして、カメラ売り場でお見合い。

ば、ば、ばかでかい。

これじゃ、デジタル一眼と何ら変わりがないじゃ~ないの。



PENTAXの交換レンズ「Kマウント」が
そのまま使えるため、こんなデカさになったらしい。

この3分の2くらいなら、まだ許せるのだが。

一気に、お散歩シーンの姿がみじめなものになった。
一週間ほど情報を集めまくった高揚感がスッと消えた。

4月19日(木曜日)
●上野のお山
久々に上野の山に出かけた。

江戸末期、ここが幕府の彰義隊と官軍の激戦地だったことを知る人も
少なくなっているのだろうね。

ウィークデーというのに人が大勢。

新しい建物がいくつかできておりました。

目抜き通りには間口の広い和風の平屋。
なにかと思えばスタバですよ。

リニューアルした都美術館への道すがらなので、
前を通り過ぎただけだったが、
店のうちそと客がすずなり。

気の利いたカフェなどない町の住人としては
うらやましい限り。

4月18日(水曜日)
●問責2人組
自民党など野党4党が本日、田中防衛大臣と前田国土交通大臣に対する問責決議案を参議院に提出。
田中防衛大臣は、大臣就任当初から浅薄な知識で言い間違いが多く、
適性を危ぶまれていた。
さらに、北朝鮮ミサイル発射には対応が後手にまわった。
風貌からして昼行灯で国防には不向きなのだが。
前田国交相は、特定の候補者の応援文書により公職選挙法に抵触。

野党から突き上げを食らっていたが両人とも大臣の椅子にしがみついている。
おまけに、野田首相は「緊張感を持って職務を遂行していただきたい」と更迭の意思はない。

国会中継で議員席が映されるが、
2人の問題児は席を隣り合わせている。

互いに傷を舐めあうような素振りも見せず、無関心を装っているのがおかしい。

鳩山元首相のイラン訪問では、あちらにいいように利用された。
国際舞台で大風呂敷を広げたり、沖縄問題では米国に嘘をついたり、
お坊ちゃんは外交に不向きな人材であることは
民主党内でも周知の事実なのだが、誰も彼の行動を止められない。
しかも、外交最高顧問などという肩書きを与えたものだから、
本人をその気にさせてしまった。

橋下大阪市長の挑発にご老体・輿石幹事長はやすやす乗ってしまう。

人材が払底しているのだね。
小物ばかりだから仕方ないけどさ。

4月17日(火曜日)
●分蜂
近所の野菜直売所ではミツバチを飼育している。
そのうち地元産の蜂蜜が販売されることになるのだろう。





今朝、飼育箱の近くを通ったら人だかり。
なにごとか、と思ったら
嬢王蜂を別の巣箱に移そうと思ったら、
木の高い場所に飛んでいってしまい
働き蜂もそれに従ったという。
指すほうを見ると5~6m上の幹の根元がふくらんでいた。
どうやって戻すのか?

そのまま立ち去ったので結果は知らない。

4月16日(月曜日)
●朗読
FM放送を何気なく聞いていたら、小説の朗読だった。
ん?
読んだことのある内容だった。

私の好きな小説家、浅田次郎氏の
「霞町物語」に収められている短編「夕暮れ隧道」だった。
物語は終盤。
小説のそのページを開き、FM放送と聴き比べた。

アナウンサーは、一部を割愛しました、と言っていたが
終わりの頃は、一字一句小説と同じだった。

霞町物語は、ほろ苦い青春小説だ。

私が墨田区寺島の高校に通い始めたのは
売防法が施行されてから3年後のことだった。
当時の3年生の中には玉ノ井に通ったという
ツワモノがいた、と聞いたことがある。

霞町物語に描かれている青春群像は、
私の頃より新しいが、まだ学校群が健在だった。
舞台は六本木から少し渋谷寄りの霞町。

寺島という下町より、洒落っ気のある地域だ。

この短編集を読み直す気持ちになった。

4月15日(日曜日)
●肥満3人組
原発稼働、消費税…最近は復興ニュースより
こちらのほうにマスコミの目が向いている。

記者会見に頻繁に登場するのが、
野田首相、藤村官房長官、枝野経産相。

お三方の共通点はデブ。

野田は喋りはうまいが心を打たない。
藤村は分厚いオブラートに包んだような物言い。
枝野は発言内容がころころ変わる。

デブの感性を疑うわけじゃないが、
なんとかしていただきたい。

それに、デブは暑苦しい。

そういえば、男性3人を練炭で殺した罪で死刑宣告された女も
デブで喋りがうまかった。

4月14日(土曜日)
●新指導者の風貌
親父さんの健康状態がかんばしくなく、後継者と目されるようになってから、
肥満体型に磨きがかかってきた。
あの、腹の出具合は29歳にして立派なメタボ。
美食が過ぎて父親同様、糖尿病患者になることは明白だ。

左右をかなり刈り込んだ髪型は、
くせっ毛だった父親とは異なり、祖父の若いころのようだ。

父親は一見質素な人民服やジャンバーを好んだが、
新指導者は、人民服と背広を使い分ける。
祖父は背広姿だった。

こうしてみると、彼は祖父と父親のイメージをうまく使い分けているようだ。

ときに、兵隊と談笑していたかと思うと、
中年の高級軍人を怒鳴りつけているようなシーンも紹介される。

アメとムチを器用に使い分ける。

先日は、不正を働いた党幹部か高級軍人だったかを、
銃殺ではなく、迫撃砲の着弾地点に立たせ吹き飛ばすという
過激な処刑を行ったという話も伝わる。

父親は祖父の下で長いこと見習いを行なってから
最高権力者となったが、彼の場合はその期間が短い。

あの手この手を使ってイメージの定着に余念がないのだろうね。

4月13日(金曜日)
●北、ミサイル打上げ失敗。
朝のラジオで7時40分頃、北朝鮮がミサイルを発射したことを報じた。
ところが、おおかたの予想通り失敗した。

金日成生誕100年、新しい指導者、金正恩の就任を祝う「大型花火」が
世界中の非難をよそに打上げられ、国威発揚のシンボルとなるはずだった。

海外から報道陣を招き、発射台近くまで立ち入らせ
コントロールルームまで見せるなど、異例のサービスぶりだった。

日本ではパトリオットを沖縄、市ヶ谷に配備し、
イージス艦を繰り出すなど迎撃態勢を整えたが肩透かし。

この迎撃態勢だが、
北のミサイルを撃ち落とすのではなく、
切り離されたブースターが日本領土に落下するのを防ぐために用いられるはずだった。

結局、失敗した破片は黄海に落下し韓国が探しているようだ。

仮に、打上げに成功しブースターが予定通り日本領土に落下することになったとしたら、
虎の子パトリオットで、抜け殻を本気で撃ち落とす気だったのだろうか。
攻撃機を撃ち落とすのならともかく、
なんか間の抜けた「迎撃」体制だ。

そして、命中したら、ブースターは粉々になり広い地域に落下することになってしまう。
わずかに残った燃料も飛散する。
液体燃料の原料のヒドラジンは猛毒というではないの。

普段、使うことがないから、このチャンスに試してみようというのかもね。

外国の報道陣に公開した手前、失敗を隠すことはできない。
そのためか、北のテレビは、早い段階で
「失敗」という言葉を使わず「成功はしなかった」と発表。

ピョンヤン市内の通行人にマイクが向けられ
「アメリカも失敗することがあるのだから…」などと
苦肉の発言をさせていた。

●13・金
13日の金曜日はキリスト教では縁起のいい日ではない。
この日は年に何回かある。

大学のクラブの同期会がこのキリスト受難の日に開催されていた。
場所は六本木の外れ、昔は材木町と呼ばれていた交差点の近くのビルの2階。
「ジョン金谷」という英国風の趣味の良いバーで
日光金谷ホテルを経営する金谷観光グループが経営していた。

繁華街から離れていたこともあり、客のほとんどは常連だった。
が、バブル時代が過ぎ、この店も閉店することになってしまった。

同期会は相変わらず開催されているが、
場所は東京駅八重洲口に移り、Barからイタリア料理店になった。
昔と違い、夜に外で飲むのがしんどくなり、
顔を出すこともなくなった。

4月12日(木曜日)
●売り切れ
出かけたついでに書店に立ち寄る。
10日発売の「サライ」5月号は売り切れていた。
付録の万年筆効果なのか、はたまた熱烈な愛読者がいるのか。

今後、付録路線を突っ走るのか6月号に注目ね。
もし、付録がなくても興味ある特集だったら買うけど。

●ディスプレイ切替器
サブ機のデスクトップPCのディスプレイに、
14インチノートPCをつないで使うことが多い。
出先で使うには我慢するが、自宅では文字が小さすぎてちょっときつい。

Windows7やOffice2010は
ノートPCにしか入っていないので、
学習には大きな画面のほうが便利ということもある。

だが、サブPCを使うときはディスプレイケーブルを
つなぎなおさなくてはいけない。

で、2台のPCを1台のディスプレイで使う
ディスプレイ切替器を検索。
お安い価格で結構な種類のあることが判明。

そうそう売れる商品でもないので
隣町の家電量販で扱っていればいいけど。

4月11日(水曜日)
●付録
最近、女性誌の付録が賑やかだ。
書店の目立つ場所にトートバッグ、ポーチなど袋物が陳列され
それらは本誌より目立っている。

気に入った付録がついた雑誌を購入するとなると本末転倒。
編集部の沽券に関わる大問題だが、
読者はそんなことおかまいなし。

宝島社が付録熱に火をつけたらしいのだが、
この傾向は一過性なのか当分続くのか。

「豪華」付録が一般誌にも飛び火した。

小学館「サライ」は中高年をターゲットにした月刊誌。
旅、食、ファッションなど団塊の世代の消費欲を刺激する。
読者は男性が多いのかと思ったら、
投稿欄には女性の名前が結構目立つ。

5月号特集は「日本の作家100年の歩み」。
付録はなんと「万年筆」。

価格880円の雑誌の付録だから、
クォリティは期待しなかったが、
少年漫画雑誌の付録が4~5冊の漫画本という
小学生の心をときめかせた頃を思い出して、購入してしまった。




「SARAI」ネーム入りのオリジナル万年筆は
思ったよりしっかりした造りだった。
キャップ、軸は金属製で重量感がある。
心臓部のペン先は銀色、イリジウムが頼りなさげ。
付録だから文句はいえないけど。
文字は細字タイプ。
普段使っているのが中太なので、ちょっと使いにくそう。
数の少ないレア物という位置づけだ。

4月10日(火曜日)
●ダルビッシュ薄氷デビュー
NHK AM9:00。
レンジャーズvsリナーズ戦でダルビッシュ公式戦デビュー。
イチローとの対決とあっては見ないわけにはゆかない。

日本からも観戦の人々も乗り込んだ。
観客の期待もふくらむ。

拍手をもって迎えられるダルビッシュ。
自信満々のダルが大きく映し出される。



だが、制球難。
1番打者をフォアボールで塁に出す。
不安な表情はないがストライクが決まらない。
たまに決まると観客から拍手が出る始末。

3番イチローとの初対決も打たれてしまう。


このまま見るにしのびずスイッチを切ってしまった。

ラジオで途中経過が報じられるが、相変わらず不調のようだ。
期待が重すぎたのか。

その後、インターネットで結果を知る。
なんと、11対5でレンジャーズの勝利。

イチローには4打数3安打。

ピッチャーの乱調を打線が救った。
勝利投手とはいえ、ほろ苦いデビュー戦となってしまった。


※ベンチに下がるとき、ファンから温かい拍手で迎えられた。

同僚の上原は、故障者リスト入りになった松坂は
どんな思いでこの試合を見ていたのだろうか。

日ハムの斎藤佑樹の昨年は、出来の悪さを打線が救った試合が結構あった。
が、今年は完投勝利でスタート。
成長した今後が楽しみだ。

強気のダルだが、結果を出せばいいだけのこと。
まだ、先は長い。
しかし、日ハム時代もかなり打ち込まれて降板ということもあったしね。
世間の期待が大きすぎるんではないの。

4月9日(月曜日)
●ライフログだって
NHK19:30からのクローズアップ現代。
糸井重里氏を迎えて「広がるライフログ」~自分の人生をどこまで記録~。


LifeRogはBlogとどう違うの?

前半はスマートフォン、PCで日常を事細かに記録する人々を紹介。
後半は、ノートに記録するアナログ的なライフログ派を紹介していた。

デジタル派は起きた時から寝るまで彼等のアンテナに引っかかったことを
映像、文字で記録しまくる。

かと思うと食事だけを映像で記録する。
その食材を分析してくれるサイトがあるらしい。

ビジネスマンは会った人たちを記録し営業に活かす。

50に近いプログラマ氏は、子供の頃からの記録をデジタルデータ化して積み上げていた。
さらに、生活のこまごました出来事を詳細に記録。
こうしたデータを積み上げることで
例えば歯ブラシの交換時期などをパソコンが教えてくれるという。
いわゆるToDoをPCが指示するのだ。
これにより、瑣末なことに思いわずらされることなく
純粋な時間を自分のために使うことが出来るのだそうだ。

なんかPCに操られているような気もするのだが。

人生は不連続性があるから面白いので、
例えば、歯ブラシなどは先が丸まったら交換すればいいのだよ。

興味を持ったのは、記録魔のような日常生活より彼のPCルーム。
大型のワイドディスプレイが4つ、しかもマルチディスプレイ。
EIZOブランドの高級品だ。
キーボードは昔懐かしい左右に割れたタイプ。
さすが年配のプログラマ。

記録スタイルは個人の自由だけど、
なにもそこまで…

後半はノートに記録するライフログ。
手帳と共に人気があるジャンルらしい。
写真、パンフレット、切り抜きなども貼りつけていくスタイル。


※趣味のジャンル毎に用意され、書き込みサンプルまである。

これを積極的に利用している男性が紹介されたが、
かれは、オールドタイプのペリカン万年筆を使っておりましたネ。
みなさん、道具には恋っております。

ノートを使う方法は昔からあった。
これに近いことをやったことはあったが、途中でやめた。

昔、一日3回の血圧測定結果記録をやったことがある。
結果に一喜一憂し、結局、血圧に悪いと気がつきやめた。

継続は力なり、なのだが。

記録を積み上げることは面白いと思うけど、
記録自体が目的になり、それに振り回されては本末転倒。

日記とは違うライフログだが、
手帳にメモ程度に残すことで十分、つ~のが私の結論。

4月8日(日曜日)
●怖いもの見たさ
巨人阪神3戦目。
連敗中の中継を見るのばイライラのもとだが、
怖いもの見たさでスイッチオン。

ぬわんと、先取点ですよ。
若手が不調なので老練な中年ががんばった。
いつもはお呼びがかかるのをベンチで待っていた谷だが、
好打で存在感を示していた。

5:0で巨人リード。
ここで中継は終わってしまった。
夜、確認したら
ぬわんと、5:1で巨人が久々の勝利。

横浜DeNAが最下位になってしまった。
中畑監督のチームにも勝っていただきたいのだが…

4月7日(土曜日)
●出番を待つ
街を歩けばカラフルなドロップダウン、クロスバイク、マウンテンバイクを見かける。
チャリ乗りにいい季節になった。

一昨年はそこそこ出かけたのだが、
昨年は気分が乗らずクロスバイクにも乗らず。

室内でホコリをかぶっていたクロスバイクだけど、
きれいに拭き上げ空気を充填して、
乗り始めますかネ。

4月6日(金曜日)
●沈黙の巨人
阪神とのゲームが始まった。
相変わらず投打がかみあわない。
好投するも沢村のくやしそうな顔が印象的。

まだ、始まったばかりだから、と思うが
7戦して1勝したのみ。
完封も多いし負け方もよくない。

原監督は、これを糧にして、なんて言ってるけど
何を糧にするのかね。
サッカーなら更迭対象なのだが。

万年Cクラスの横浜ベイスターズも、
経営社も監督も代わり今期は期待できるかと思ったが
最下位巨人のひとつ上に入るだけ。
これだけ不調だと中畑監督のラッパも虚しく聞こえる。
おまけに広島のマエケンにノーヒットノーランをくらうなど
不名誉な試合になった。

落合が去ったあとの中日が開幕以来全勝と元気がいい。

監督の采配と選手のモチベーションが如何に大切かを
教えられる新年度の始まりだ。
あらゆる組織に通じる話だけど。

4月5日(木曜日)
●桜、目覚める。
上野公園の桜は見頃らしいが、
私の住む町のそれは蕾が硬かった。
が、陽気に誘われて2部咲きほどになった。
恒例「桜市」が開催される土曜日には満開になっているかもしれない。





町の桜は、一説に4000本以上。
特に、東武動物公園付近がみごとだ。
入場券を買わなくても周囲を散歩すれば、
川沿い、用水沿いに植えられた並木が迎えてくれる。
ほとんど近所の人しか訪れない場所もある。

毎年撮影しているが、マンネリ気味なので
今年は少し視点を変えてみようか…と。

●だらしね~~
巨人が広島に3連敗。
開幕以来、勝ったのはたった1回。
まともに見ていられないのでラジオを聞いているが、
イライラ続きで精神衛生上よくない。
投手ががんばっても打線がまるでだめでは
得点できるわけがない。

●やた~~なでしこジャパン
小柄ななでしこが強豪ブラジルを4:1で撃破!
いうことなし。

4月4日(水曜日)
●庭、目覚める
空気はまだ冷たいが、庭の草木は目を覚まし始めている。
薔薇は緑の小さな葉が目立ってきたし、
赤と白の雪柳は花をつけた。
プラムは白い蕾が枝いっぱいについている。
白と黄色の水仙も賑やかだが、
1ダース以上のクリスマスローズが花ざかり。






庭は家人の担当。
花粉症に苦しみながら
風のない日は草花を相手にしている。

4月3日(火曜日)

●謄写版
朝のラジオで謄写版について語っていた。

今ではすっかり姿を消してしまったが、
小学校から高校まで試験問題といえば謄写版(別名ガリ版)で作成されていた。
さらに、生徒が作る学級新聞もこの簡易印刷機で作成したが、
油性の黒インクで手も服も汚した思い出のある方もおられるだろう。

この謄写版を発明したのが、あのエジソンとは知らなかった。
1893年(明治26年)のことだった。
ところが、翌年1月、日本で堀井新治郎父子がエジソン謄写版を改良、7月に発売開始した。

アルファベットを使う国と漢字を使う国では、
漢字の国のほうが断然需要が多かった。
漢字は文字数が多いため活字を組むにも時間がかかる。
原紙に鉄筆で書き込み謄写版で即印刷にかかれる。
この簡便さで20世紀は日本で大いに使われたという。

思い出すのは、私の父親がガリ版の名手だったこと。
小型謄写版を所有し多色刷りをこなしていた。
文字を書く鉄筆のほか、絵画のぼかし用に使うヘラのような鉄筆があり、
それらを駆使して、子供心にも完成度の高いと思えた年賀状を作成していた。
晩年は葛飾区川柳連盟に所属し、
会員が作成した句を小冊子にまとめていたが、
細かい読みやすい文字で作られていた。
その頃の父親と同じ年頃になったが、
私には到底作れそうもない。

その代わりにパソコンを駆使して似たようなものは作れそうだ。
手書きの文字には人柄を感じさせる味わいがあるが、
IT機器を使ったものは画一的なので
レイアウトに凝らないと面白みに欠ける。

父は20年以上前に亡くなった明治人だが、
朝のラジオ放送が思い出させてくれた。

4月2日(月曜日)
●できれば冗談に
昨日は「万愚節」。
嘘をついて人を騙しても、その度合ににもよるが許容される。
欧米ではマスコミも悪ノリすることがあるが、
日本は真面目な国民性からか、そんなことはない。

昨年の3.11以来、地震には神経質になっている。
特に、頻繁に起きている東日本ではなおさらだ。
さらに、千葉県東方沖に2ヶ所の活断層が発見され、
またまた不安感をあおった。

阪神淡路大震災を経験した西日本は、今回はほとんど揺れがないので
気持ちに多少ゆとりがあったかもしれない。
原発に対する不安は同じだが…

ところが、昨日の朝刊1面に「南海トラフ巨大地震」の記事が大きく掲載された。

以前から東海、東南海、南海の連動地震は喧伝されていたが、
今回の「南海トラフ巨大地震」は太平洋岸の西日本を震度7の地震と
想定の2~3倍の津波が襲うというもの。

津波の高さの最大は34.4m。
名指しされた高知県黒潮町はたまらんね。
東京都新島村は29.7m、静岡県下田市25.3m。
夏場の観光は大打撃を受けるだろう。



東日本大震災を予知できなかった専門家グループだったが、発生後の研究は得意だ。
3.11以降、さまざまな研究成果が発表されているが、
これまで、重視されていなかった平安時代以前の地震の痕跡まで登場する。

で、今回の西日本の巨大地震。
なにか起こった時の非難をかわすために、
予知的情報を乱発しているのかと勘ぐってしまう。

結果、国民は日々不安な生活を強いられ、
自治体は対策を見直し、膨大な予算を投じなければならない。

東日本大震災と異なり、地震発生後の津波到来までの時間が極端に短い。
足腰の弱った老人や幼児を抱えた婦人たちは
高台に逃れようにも間に合うのかという切実な問題が発生する。

生まれた時代が悪かった。
もはやこれまでとあきらめ波に飲まれる人々も多いのではないか。



誰も経験したこともない大災害に立ち向かう政府の力は
あまりにも頼りない。
与野党一丸となって取り組む問題なのだろうが、
与党内はばらばら、野党は足を引っ張る。
あまりにもおそまつな政治体制。



新聞報道が4月1日ということもあるので、
記事がせめて冗談であって欲しかったと思う人も大勢居たろう。

4月1日(日曜日)
●リニューアル
今日から企業も行政も新年度。
私も、確定申告、地域の役職も終わり気分すっきり新年度。

本日から役場の市民活動スペース運営が新しいNPOになってリニューアル。
昨年、半年間パソコン講座を開催させていただいた縁で、
今年は少しばかり運営のお手伝いをさせていただくことになった。

本日は盛りだくさんの記念イベントが用意され、
スタッフはその準備に余念がない。







9時から町長を迎えてオープニングセレモニーが開催された。

それぞれが持てる技を提供すればよい、と解釈し私は記録を担当。
町長のくす玉割りを動画でおさえ、YouTubeにアップロード。



このスペースは、すでに多くの団体が利用しているが、
交流の場としてさらに活用されることを期待しております。

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