田舎三昧の生活と意見4月版

<--田舎三昧の掲示板

2011年4月
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●吉太郎童謡集

■Contents

01世界の目
02記事の変化
03善意の形
04海兵隊
05ジャガーの目に涙
06帝王の驕り
07地震
08ロボット
09震源近づく
10桜
11余震頻発
12余震頻発
13ついていない
14GoogleMapの福島原発は
  GoogleEarhが大震災対応
  うちのネギ
15自主規制
16きた〜っ
17前後
18被災地慰問
19ラジオ深夜便
20田舎暮らし
21水素自動車
22地震Map
23キャットテール
24通夜
25CM
26庭、賑やか
27カレンダー
  エクスプローラ9
28地震情報
29テレビの災害報道
30薫風


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人によっては不快な気分になるかも

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Last Modified 2011/0430
First Uploaded 2003/0901


4月30日(土曜日)
●薫風
昨日からGWに突入。
東日本大震災の影響で日本列島大移動も翳りが出ている。

ある旅行会社が企画したボランティア・ツアーが好評のようだ。
海外旅行に出かける予定だった若い夫婦が
急遽、こちらに変更したという記事を読んだ。
完膚なきまで津波に流された地域の映像を見れば
物見遊山気分など吹き飛んでしまうのだろう。

わが町の野菜直売所「結」前の芝生広場に大きな鯉のぼりが登場した。
雑木林の若葉も美しい。

毎朝届けられる地元産の野菜を購入してから
広場で遊ぶファミリーを見ることが多い。
この平和な光景がいつまでも続くことを願わずにはいられない。

4月29日(金曜日)

●テレビの災害報道
テレ朝で「テレビは何を伝え、何を伝えられなかったか」つ〜のをやっていた。
神戸大震災のときもそうだったが、
悲惨さをリアルタイムで伝えることはできた。

被害に遭わなかった地域の人々は固唾をのんで画面にくぎ付け。
それを見てボランティア志願する人も多かったが、
口には出さないけど安堵した人たちもはるかに多かったのではなかろうか。

原発事故、放射能汚染という予期せぬ事故の発生で
買いだめに走る人、首都圏から逃げ出す人が大勢いた。
日が経つにつれ水や納豆を求めて走り回る人が増えた。
福島の野菜を買わない人も続出。

乳幼児のいる家庭ならともかく、
いい大人までが水道水を飲まなくなった。
納豆など食わなくても餓死することないのにね。

原発事故に関しては
発表するルートが複数あり、
各局とも見慣れない学者を起用して言いたい放題。
管政権はまるでコントロールできていなかった。
この無政府状態には参りましたね。

テレビは情報の取捨選択を行わず、
垂れ流して判断は国民にまかせようとでもいいたげ。

被害地のなまなましいシーンをこれでもかと見せまくる。
映画でいえば、場末の三番館なみ。

避難生活を送る人々は、
キー局から送られてくる自分たちの姿を見たって
なんの展望があるだろう。

地元のローカル局は独自の番組編成で
被災者が欲しかる情報を流せばいいものを。

小回りのきいた報道はミニFM局しかできない、ということか?

大衆迎合・劇場型報道つ〜のがキー局の姿ということなのね。
こういうときは唯我独尊のテレビ東京にがんばって欲しかったが流された。

キー局は視聴率が気になったのだろうが、
肝心のスポンサーがいなくなた。
大災害時にお気楽なCMなど流せないという判断なんだろうが、
どのチャンネルも
いくつかのパターンを繰り返すACの公共広告ばかり。
「金子みすず」も墓の下で迷惑がっていただろう。

当時は計画停電中だったが、
通電中もACが始まるとNHKに変えていましたよ。

あわてて新しいAC広告を流し始めたが、
「がんばろう」ばかり。
安全な場所から無難なせりふを繰り返す。

よそよそしくて共感できない。

今も、「こんにちワニ」なんつ〜アニメのACコマーシャルが
流れるが、いいかげん姿を消していただきたい。

今回、ガスタービンつ〜
小回りの利く発電装置がタイ政府から貸与されたが、
大型の原発で首都圏の電源をまかなうのではなく、
最大消費地の東京は23区にいくつかの発電機を備えるという
分散型発電を考えたらどうだっぺ。
電力利権などクソくらえ。

それと同じように、テレビもキー局の列島支配でなく、
地方局にもっと力を!

東京の一極集中が改善されれば、こうしたことも夢ではないね。

今回の大震災を機に、中央官庁、企業が分散すればいいだけのこと。

4月28日(木曜日)

●地震速報
10時44分。
リビングにいると仕事部屋のパソコンがけたたましく鳴りだした。
ラジオやテレビでおなじみの地震警告音だ。
ラジオをつけていたが鳴らなかった。


画面を確認すると、ウィンドウが開かれ宮城震源警報が出ていた。
到達までXX秒、とカウントダウンする。
ついに「0」になったが、揺れはなかった。
M5.2、宮城県沖と震源が表示されている。

GoogleEarthを利用した緊急地震速報「SingalNow」
インターネットからダウンロードできる。

Windowをクローズしても、
地震発生の際は自動的に表示される。

PCの電源がOffでは使えないのだが、
スマートフォン用アプリがあれば、
いつでもどこでも地震情報をキャッチできる。

が、まだ私はスマートフォンを利用していない。

4月27日(水曜日)

●カレンダー
パソコン上にいろいろなカレンダーがあるけど
ユニークなものにお目にかかった。

ピンホールカメラに入れ込んでいるコアなファンがいる。
中央部が明るく周辺部のピンが甘い、
プラモデルのジオラマ風の仕上がりになる。

UNIQLOカレンダーは
ピンホール効果を動画で、しかもコマ落としで再生している。

全国津々浦々で撮影された四季折々の風景が実に楽しい。
BGMも秀逸。
長い間見続けても飽きない。

たまにはこういう動画をぼ〜〜っと眺めるのもいいかも。

UNIQLO Calendar   Click ---->

●エクスプローラー9
東日本大震災でデビューが延期されていた
エクスプローラ9が、昨日公開された。
さっそくダウンロードしてみた。

起動が速い。
8では「ただいま読み込み中です」の表示が出てしばらく待たされた。
9はそれがなくなり、すっと立ち上がる。
画面がGoogleクロムやアップルSafariのようにシンプルになった。
これなら常用ブラウザにできそう。

4月26日(火曜日)

●庭、賑やか
開店9時半前に野菜直売所「結」に出向く。
すでに野菜売り場の入口には列ができていた。

テラスの野菜の苗がお目当てだった。
ここのトマトが優秀なので、
たまに出かけてチェックしていたのだが、
接ぎ木の苗の姿がない。
ピーマンもない。

仕方なくミニトマト、ナス、ししとうを購入。
午後家人が幸手のジョイフル本田で
大粒トマト、ピーマンを入手。
接ぎ木というがやけに生育の悪い小さな苗だった。

日が傾いてから植え付けにかかる。
昨年はナスの床にワラを使ったが今年はマルチングにしてみた。

まだ少しスペースがあるが、
インゲンの種をまく予定。


花壇ゾーンはそろそろ小さな花が咲きだした。
白い花水木はいつになく豊富な花をつけている。
マロニエは小さな花をつけた。



※紅白の花水木が美しい

※ブルーベリーの花もたわわ

プラムの花はとうに散り、
根元に緑の小さなふくらみをつけている。
これが順調に育てば、
植えて以来初めての豊作になるのだが…

4月25日(月曜日)

●CM
ソフトバンクの白い犬が登場するCMは
趣向を変えながら長期間続いている。

犬が世帯主というナンセンスCMだが、
声の吹き替えに北大路欣也つ〜大物を起用している。

最近は座禅のCMだ。
まつこ・デラックスなる、げてものタレントや、
ガッツ石松が登場するなど意表をついてくる。

最後のシーンで、セーラー服の女学生がほんの少し登場する。
アルバイトのエキストラにしては
目が印象的な美少女だと思っていたが。

その娘は、今、売出し中の17歳、現役高校生だった。
名前は武井 咲(えみ)という。
最近テレビにゲストで出演していたが、
演技しているほうが映りはよかった。

※資生堂のCM とても17歳とは思えない
 ジュディ オングの若いころに似てるかな?

4月24日(日曜日)

●通夜
元キャンディーズの「スーちゃん」が突然逝った。
…と思うのは一般人で、
彼女は20年前に乳がんを発症し病魔と闘ってきた。
55歳の若さで力尽きたのだった。

だが、年齢を聞いたときは
えっ、もうそんな歳だったんだ、と。

70年代に活躍したキャンディーズ。
スーちゃんは色白でぽっちゃり、まるっこい鼻。
私の中では、当時のまま止まっていた。

アイドルから女優に転身し成功したのだが、
彼女の映画もドラマも見たことがない。

久々に見たのは遺影の彼女だった。
昔の面影を残していたが、
下町風の親しみやすさは抜けて
しっとりとした女性になっていた。

水谷豊の奥さんになったランちゃん、
ちょっと地味だったミキちゃんが通夜の客となった。

多数の共演者が訪れたが、
「気遣いの人」スーちゃんの早すぎる死を惜しんでいた。

キャンディーズの熱烈なファンだった男性も還暦近くなっていた。
家庭にあっては年頃の娘が居そうな男たちが
うっすら涙を見せながら、別れを惜しんでいた。

彼らが熱狂したスーちゃんは
同じような年齢だったのだ。

4月23日(土曜日)

●キャットテール
こんな面白い植物があるとは
知りませんでした。

名前は、見たままズバリの「猫のしっぽ」。

赤い猫じゃらしのような。
携帯電話のアクセサリーのような。

日当たりを好み
土が乾いたら水
たまに液肥。

これで、次々と「しっぽ」が増えるという。

4月22日(金曜日)

●地震Map
3月11日以降余震が頻発した。
回数は1000回を軽く超えている。
時系列で日本列島を襲った地震がわかるサイトがある。

東日本大震災発生!


その後も頻発

GoogleEarthをベースに作られているが、
揺さぶられる日本列島の姿が見て取れる。
「備えよ常に」…を改めて思う。

click--->

4月21日(木曜日)
●水素自動車
ホンダが埼玉県知事の公用車に水素自動車1台を提供した。

車に積んだ水素と空気中の酸素を反応させて作り出した電気でモーターを回して走る。
温室効果ガスを出さない水素自動車の実用化に向けたデータ収集が狙いという。

電気自動車が一歩進んでいたかと思ったが、
原発事故で電力供給低下。
節電が必要となっては電気食いの車はブが悪くなったのなな。

そこで、水素自動車。
しかし、「水素」のイメージが悪い。
福島原発では水素爆発で建屋が吹き飛んだ。
ものすごい威力だ。
さらに「水爆」へイメージを広げさせる。

そんな危険な元素を車内に抱えて
ひょんなことで爆発したらどうするの?
と、短絡的に考えちゃう人も必ずいるね。

「水素自動車」…
呼び名が悪すぎる。

乗るのは、上田埼玉県知事。
データ収集のモルモットで想定外の爆死しなきゃいいけど。

4月20日(水曜日)

●田舎暮らし
第二の人生ステージを都会を離れて暮らそう。
スローライフ、スローフードのために緑濃い地域や海辺で過ごそう。

そんな考えで移住した人たちが大勢いる。
福島県、茨城県は人気エリアだ。

が、今回の大地震、原発事故で
「田舎暮らしはな〜〜」と生活設計を修正する人もいるだろう。

安全な地域を考えても首都圏近郊には適切な場所を見つけるのがむずかしい。
山梨、長野、静岡、愛知なども地震の可能性は大いにあるのだから。
人口密度が高く、上に伸びる建物多い首都圏に住むのは、もっと覚悟がいる。

日本は地震の巣の上の陸地で、火山国。
フランス、ドイツのような岩盤の上の国々と違い、
どこへ移住しても地震、津波、洪水の危険はついてまわる。

しゃ〜ないと、開き直って暮らすっきゃないのだ。

大きな揺れがくると、
わが町は必ずといっていいほど震度XXの大きい方に顔を出す。
地震計がどこに設置されているのかわからないが、
住民はテレビで表示される震度ほどの揺れは感じていない。

3月11日は震度6弱という埼玉で最高の数値を記録した。
多数の立派な農家、
つまり古くからこの地に住んでいる家の屋根瓦が崩落した。
しかし、この町に限ったことではなく、
近隣地域の瓦もかなりの被害を受けている。
が、久喜市南栗橋地域のような液状化は見られなかった。

町の西側の田園地帯は大宮台地の端に位置し縄文人が住みついていた。
地盤は安定しているし、人家も適度にゆったりとしている。
緑も豊かだ。
原発、高層ビルもない。

こうしてみると、
地震には安全な地域だろう。
だが、大地震による江戸川、利根川の堤防決壊という
複合災害の想定はまったくされていない。

昭和22年のカスリン台風では、
旧大利根町の利根川が決壊し
周辺はもとより都内葛飾区まで水浸しになった。
私が住む地域は海抜が高いので水がこなかったそうだが…

周辺には荒川、中川などもある。
首都圏直下型M9級がきたら…

考えるのもいやだが、
それを避けると「想定外」の大惨事となるのだ。

4月19日(火曜日)

●ラジオ深夜便
相変わらずイヤホンを耳に、1時間タイマーセットしてNHKを聞いている。
特に、最近は地震の緊急放送があるかも知れないので用心も兼ねている。
幸い今のところけたたましい音を聞くことはないが、
寝込んでしまえば大きく揺れても、それで目覚めることもないだろう。

4月から始まったラジオ深夜便の歌が2つある。
1つは宇崎龍童、阿木洋子(?)夫妻合作の「涙なんだ」。
もうひとつは「クミコ」の「ねむのこい」。
両方ともなかなかよい。

顔は相変わらず荒々しい宇崎だが歌はすっかり変わってしまった。
パートナーが人知れず流していた涙のわけをうたう。
メロディーも独特のものがある。

クミコは深夜便の常連で、少ししゃがれた声で奥行きのある話しをする。
春日部女子高から早稲田に進んでいた。やっぱりね、回転がいいのだ。
銀巴里出身のシャンソン歌手で歌は抜群にうまい。
今のところ歌詞の内容は定かでないが雰囲気のある歌い方が耳に残る。

新しい歌なのでまだYoutubeで確認することができない。

むかし、ラジオ日本の深夜放送で
売れる前の秋元順子の歌を聴くのが楽しみだった。
NHKの2曲も寝る前のお楽しみね。

4月18日(月曜日)

●被災地慰問
行方不明の方も
プライバシーのない避難所住まいの方も大勢いる。

だが、瓦礫も少しずつ片づけられ
酒場が再開したところもある。
桜が咲き始め復興を誓い花見が行われた。

いつまでも打ちひしがれてはいられないのだ。
昭和20年8月15日以降のように

芸能人、タレントたちが被害地慰問を始めた。

石原軍団は炊き出し部隊が出動。
渡哲也、舘など人気俳優たちが焼きそば、豚汁を作っている。
ふだんテレビでしか見たことがない連中が
目の前に現れ笑顔で元気づけてくれていることに
人々は感謝している。

変わった髪型の長渕剛はいつものようにラフなスタイルで
ヒット曲を歌い、熱っぽく語りかける。
被災者のみなさんだけでなく、
黙々と作業をしている自衛隊員を慰問した。
思わぬ激励に涙ぐむ若い隊員もいた。

異色だったのは渡辺謙。
再婚した南果歩を伴い被災地を訪れた。
体育館に避難している人たちに向かい膝を折り激励。
そして、求められればサインをしていた。

ん?
この姿、天皇陛下、皇太子が慰問した際の姿とそっくり。
謙さん、なんか勘違いしてるんじゃないの?
この時期、夫婦で来るのは皇室だけで充分。

国際スターなら、千葉ちゃんなど同類の連中と
アクションスターを目指す若いのを連れて、
必要とされる品物を積み込んで
戦闘服で被災地に乗り込むつ〜のが
男としてのつとめではなかろうか。

今回の慰問は単なる売名だ。
日頃やりつけていないので、考えが浅い。
阪神大震災のときも活躍した石原軍団を見習っていただきたい。

4月17日(日曜日)

●前後
昔在社した会社の同期生からメールが入った。
このページをご覧ください…。

米国ABCニュース
Japan Earthquake: before and after


驚いた。
どんな技術をつかっているのだろう。

4月16日(土曜日)

●きた〜っ!
11:19。
ガタガタガタガタガタガタガタガタ〜〜。
かなり大きな地震。
ラジオは緊急放送を伝えなかった。

パソコンに向かっていたが
椅子から立ち上がり揺れるディスプレイをおさえた。

背中にある本棚がどうなるか心配だったが本は落ちなかった。
TBSは速報を流さない。
NHKに切り替える。

栃木震源。
鉾田市が震度5強、笠間、宇都宮、加須などが震度5弱。

毎度おなじみ宮代町が震度4。
もう、このくらいでは驚きませんよ。

TBSにチューニング。
永六輔、戸山えりが楽しいおしゃべりを続けていた。
これでいいのだ。

4月15日(金曜日)

●自主規制
人工衛星から地球を見る。
先進国の首都は夜も輝いている。
北東アジアでは東京、大阪、ソウル、香港、上海…
平壌は暗い。
夜間の明るさは文明を享受する証しのようだ。

東日本大震災の福島原発事故により
東京の夜が暗くなって1か月以上経過した。

事故現場では関係者が必死で復旧作業をしているのだろうが、
政府、保安院、東電が三者三様の経過発表を行い、
テレビ各局は御用コメンテーターが好き勝手に喋る。

明るい方に向かっているのか
このまま沈んでゆくのか、いまいちはっきりしない。
隔靴掻痒。

電力の一大消費地、東京は夏場の消費電力増大に向け
自販の時間規制を打ち出そうとしている。
都議会の民主党が言い出したらしいが、
同じ民主党の蓮舫大臣さま、が
経済活動に支障をきたすようなことを
お上が規制するのはいかがなものか、と。

慎太郎知事は、小娘の上から目線にカチンときた。
これからもさまざまな場面で二人のつばぜり合いは見られるだろう。

知事は、さらにパチンコに対しても
消費電力の観点から、「一度淘汰し…」などと乱暴なことをいっている。

結局、自販機は清涼飲料メーカーが「輪番自粛」するようだ。
パチンコ業界も右へならえをしなくてはならないだろう。

流通業界はすでに間引き照明を行っている。
新宿はどうか知らんが銀座などの繁華街も薄暗い。

家庭でも「節電」は今に限ったことではなく、
日頃から心がけたい。

明るく華やかな生活は、当分ひかえる、というより
ライフスタイルの問題なのだ。

消費だが、財布を開けないということではない。
例えば、自転車だが、
安いのを何台も所有するのではなく、
自分のめがねにかなった機種が2〜3台あればいい。
カメラ、パソコン、腕時計なども同様だ。

これが個人の自主規制。

生活と消費の無駄を省けば、毎日が快適であるよ。

4月14日(木曜日)

●GoogleMapの福島原発は
まだ、健在の頃の写真が使われている。

第一原発
長い防波堤が築かれていたが、巨大地震にはなすすべがなかった

第二原発

●GoogleEarthが大震災対応
東日本大震災の惨状を伝える画面に変わった。


気仙沼は…


●うちのネギ
土いぢりをしたくなるいい陽気になった。

ネギは今が植えどき。
近所のプロの畑ではきれいに掘られたくねに
若いネギが直立に植えられている。

わがやは、ネギ坊主が出る前に
抜いたほうがいいよ、と教えられていた。

昼時に使うために全部(といっても4株だけど)抜いた。
洗いたての緑と白が食欲をそそる。

ネギは旺盛な生育力をもっている。
昨年夏、「根っこだけ植えても育つ」と聞き、実験してみた。
きょう抜いた一番立派なのがそれだ。

今まで、ひげ根は捨てていたが、
ここに抜群の栄養がある、と聞いた。
卵焼きに刻みネギと、
ひげ根を刻んで入れてみたが…

狭い畑だが、
今年もトマト、ピーマン、なすが主力になる。
が、結構無駄な使い方をしているので、
開いたスペースにはネギを植えてみよう。

自給率を上げるのは
この時期としては当然かと…

4月13日(水曜日)

●ついてない
津波被害対策だけでも大変なのに福島原発事故。
初動が悪い、リーダーシップ欠如、連携のなさ…などなど
さまざまな誹謗中傷が管首相には浴びせられている。

自民党政権時、資源の少ないわが国は、
新エネルギーに切り札として原子力発電所計画が強力に推進されてきた。
技術立国ということも追い風になって、
旺盛な消費電力を必要とする首都圏に向けて北関東、東北地方に建設されてきた。

その間、チェルノブイリ、スリーマイルで原発事故が発生。
わが国もそれなりに見直したのだろうが、
肝心の、島国、火山国、地震、津波といった
わが国独特の条件をもとにした見直しは真剣に行われなかったようだ。

だから関係者は「想定外」などという言葉でお茶を濁している。
「核物質」の危険性を十分理解していたのか、と思えるほどだ。

1か月以上経過しても事態は悪くなるばかり。
危険度を最高の「レベル7」に引き上げた、とか
「テラ」とか「京」などという単位が唐突に出てきて
国民をわけのわからない危険のどん底に陥れている。

政府、東電、保安院など3つの権威機関の連中が
知らない人間を煙に巻くような説明をしているが、
「だから、それがどうした」が、今一つ伝わってこない。
奴らの、厚顔無恥なツラも見飽きた。



民主党は、悲願の政権交代を果たしてから、
マニフェストでつまづき、
鳩山無能リーダーでつまずき、
小沢問題でつまずき、
前原献金問題でつまずき…

やっと首相の座をタナボタ的に手中にした管も、
難問題のおそまつな対応でつまずき…

実力のない政党が国家運営を行うと混乱を招くという
見本のような醜態を連日繰り広げている。
目つきがますますうつろになってきた。



その昔、原発利権でおいしい思いをした
自民党の要人、議員もいるだろうに。
民主党は、その尻拭い。
よくよくついていない政党だ。



今回の経験をもとに
日本の重大危機対応への意識は変わるだろうか?

意志堅固なリーダーが登場すればいいが、
「話し合い」で育ってきた連中のなかに
はたしてそんな頼もしい人間が存在するのか疑問ではある。

もし、失敗したら責任は自分にふりかかる。
だから合議制で進めれば、責任転嫁もできるからね。

運動会の徒競走で、
みんな手をつないでゴールするような社会では、
これからも来るであろう未曾有の大災害を乗り切るには
不安なのだけれど。

4月12日(火曜日)

●余震頻発
私の携帯電話は古いので鳴らないが、
家人の電話に緊急連絡が届く。
あのけたたましい音は心臓によろしくない。

私は、大震災以前からラジオはいつもつけているので
緊急放送で地震への心の準備はできるようになっているけど。

0:43、0:57、01:19、01:23
08:08、08:24、08:46、08:48、
09:09、10:24、10:33、
11:13、11:23、12:21、15:17

ラジオの前を離れることがあるので、
克明にチェックしているわけではないが、かなり頻繁に余震があるが
ほとんど感じないのもある。

震源は福島中通り、浜通りの割合が高く、
茨城北部、千葉県東方沖が続く。

宮城、岩手から次第に下におりてきている。

新聞には首都圏直下型の記事も…

不気味ではあるよ。

4月11日(月曜日)

●余震頻発
17:16かなり大きな揺れ。震源は福島県浜通り。
お隣、春日部市は震度5弱。

その後、
18:05、18:13、18:35、18:57
19:02、19:05、20:23、20:27、20:32、20:42
短い時間に頻繁に揺れる。

その昔、血圧が高くなったことがあった。
血圧計を買い込んで朝、昼、晩の3回記録をつけていた。
上がり、下がりに一喜一憂。
そんなことばかりやっていたら疲れてしまった。

今回の余震チェックは
それに似ているのかな?

4月10日(日曜日)

●桜
寒い日が続いたせいか開花はやや遅れたけど桜が見頃だ。
この時期に初めてこの町を訪れる人は桜並木の多さに驚くだろう。

東関東大震災を受けて、都は石原知事が花見の自粛を要請したそうだが、
この町も恒例「桜市」が中止された。

だが、最近の話では上野公園は花見の客でにぎわっていたそうだが、
世間体をおもんばかってか報道が自粛したようだ。
わが町も小学校前の桜並木の下で何組かが宴をやっていたが、
酒盛りで気勢を上げている人たちはいなかった。

地方統一選の投票日だった。
会場の小学校の桜も満開。
明日の入学式の最高の背景になるだろう。

4月9日(土曜日)

●震源近づく
21時47分頃、弱い地震。

西のほうから、つまり畑の方角からズズズ〜ンという低い音がした。
揺れがくるな、と思ったら2〜3秒後に揺れがきた。

もうこのくらいの揺れにはなれてきた。
パソコンに向かいながら
このまま揺れが大きくなるのだろうか…
と思っていたら、しずまった。

埼玉県南部が震源という。
東松山市で震度3、同県や東京都西部、神奈川県北部などで震度2を観測した。
震源の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.0と推定されている。

これまで茨城、栃木が多かったが、ついに埼玉震源。
東京都、神奈川震源はまだない。

が、東北から南下しているような不気味な感じ。

備えよ常に。

欲しがりません復興するまでは。

なんか、戦時スローガンのようになってしまった。

4月8日(金曜日)

●ロボット
福島原発事故で、日本は人海作戦で処理に当たっているが
原発先進国フランスの民間会社から核処理ロボットが提供されている。

危険な作業に対する政府、企業の考え方の相違が感じられる。
日本の対応は軍国主義当時と同じ
「当たって砕けろ」式のように思える。

世界大戦では連合国、枢軸国ともに新兵器を投入したが、
今回の原発事故で、ロボット位置づけも似たようなものだ。

開発したものの「実戦」で使うチャンスはなかったが、
福島原発事故を絶好の機会ととらえているようだ。

産業分野で日本は自動ロボット先進国だ。
地震の救助チームもハイテク機器をもっている。
だが、原子力分野で技術の空白があったとは意外だ。

肝心なところで、どこかヌケている。



大震災で被害を受けた地域では「TOMODACHI作戦」と名付けられた
米軍の援助が突出している。
自衛隊と連携して毎日精力的に活動している。

これは、有事の際の合同演習。
しかも大被害を受けた広範な地域での
円滑な連携を目的にしているようにもみえる。

もちろん、今回の活動には感謝しているのだが、
フランスの核処理ロボットと同じで、
「実戦」への備えを兼ねているのだ。

大震災の復興が円滑に進み
日本に少しは落ち着きが戻ったとき、
日米安保、自衛隊の位置づけ、沖縄基地問題が
新たな展開を見せるのは言うまでもない。

4月7日(木曜日)

●地震!
23時32分。
テレビ画面に地震警告が出たかと思ったら、
携帯電話がけたたましく鳴った。
静まった夜、この音は心臓に悪い。

ややあって、がたがたとゆれ始めた。
かなり大きい。
テレビは宮城沖震源のニュースを伝える。
東京のスタジオも揺れてキャスターの顔に緊張が走る。

※宮城のTV局




※美女にヘルメットは似合わない

3月11日の地震がよぎる。
あのときは昼間だった。

揺れがこのまま大きくなったらどう対処するのか。
家族を避難させたあと、自主防災に対応しもんらんはなくてはならない。
23年度から会長なのだが、引き継いだばかり。
今月中に新役員の会合を開き活動方針を話し合うことになっている。
その前に大地震にやられたら混乱は必至…
などと思っていたら揺れは静まった。

テレビは宮城県はじめ太平洋岸の県への津波警報を伝えている。
やっと少しは落ち着きを取り戻した被災地域の人たちは
また不安な夜を過ごさなくてはいけない。

事故を起こした福島原発は無事のようだ。

宮城で震度6強、震源は深さ40Km、マグニチュード7.4という。

今夜は熟睡できるのかな?

4月6日(水曜日)

●帝王の驕り
福島原発事故で放射能拡散防止のため連日連夜関係者は努力している。
事故発生からだいぶ時間が経過した。
自衛隊、警察、消防庁、米軍、仏専門家、中国の機材が参加しているのに
固化剤、水ガラスといった一般にはなじみのない材料も投入している。
が、ちっともいいニュースが聞こえてこない。

あげくの果てに、独断で汚染水を放出した。
海洋汚染は必至で海外も東電の独断専行に怒りを隠さない。

原発事故は一企業の事故ではないのに政府との連携がまずかった。

莫大な投資をした原発が最悪の場合「廃炉」になることを恐れ、
企業内で解決したかったのかもしれない。

その結果、放射能が拡散し、
危険区域内の人々は避難しなければならなくなった。
水、野菜、魚介類も放射能を浴びて出荷不能、出漁ができなくなった。

早くから情報公開し、
国内外の関係機関に応援要請していれば
ここまでひどくならなかったかもしれないのだ。



要は、基幹エネルギー企業としての驕りがあったのだろう。
東電は産業、生活の生殺与奪権を握っている。
抗議の意味で電気料を支払わなかったら止められてしまうのだから。

社会を思うがままに操れるという錯覚が
今回のような重大事故発生で、思い上がりを露呈させてしまった。

対応のまずさを「想定外」という言葉でひとくくりにしているが、
核エネルギー危機管理に「想定外」はないだろう。

驕りと甘い予測が今回の大惨事を招いた。
人災以外のなにものでもない。

4月5日(火曜日)

●ジャガーの目に涙
TVのニュース番組は大震災関連が占めている。
たまには、目先を変えて…

局名は忘れたが、ドッキリカメラのような内容。
元女子プロレスのジャガー横田(だったかな)。
意外な組み合わせの医師の男性と結婚した。

恐妻家ぶりを発揮したカップルとして
バラエティ番組によく出演している。

今回は、夫が突然妻に離婚届を出したらどんな反応をするか…

妻は元プロレスラーだけに
逆上して亭主を締め上げるのだろうか…
ゲストの面々は怖いもの見たさで
事の成り行きを見守る。

新宿の料理屋の一室でジャガーを待つ、気の弱そうな先生。
やがて目つきの鋭いジャガーが現れる。

思いつめた様子でなかなか言葉を発せない先生。
(演技がうまい)
そんな亭主の態度をいぶかるジャガー。

先生ついに離婚届をジャガーの前に広げる。

書類に目を通していたが、
なんでこのようなものが目の前にあるのかわからず
めんくらうジャガーだったが…

僕の勝手なわがままで…と
ひたすらあやまる先生。

普通の女性だったら、浮気の果ての本気かと
早とちりで取り乱すのだろうが
ジャガーの対応は冷静だった。

なぜ、このような書類を出すことになったのか
静かに聞き出し始めた。
−わたしより好きな人ができたのか
−仕事上のことか
−このことは親に相談したのか
−仲人をやっていただいた方も知っているのか

理不尽な夫の行為に
ジャガーは鋭い視線を向けて真相を探ろうとする。
先生は相手を見ずひたすらあやまるばかり。

「しっかり話せよ!このやろ〜」
という修羅場になろうか、とする寸前にスタッフが部屋に入り
番組の趣旨を説明し、どっきりカメラと判明する。

だまされた人は、だいたいオーバーアクションで反応するのだが、
ジャガーは違っていた。
目にうっすらと涙を浮かべていたのだ。

そのわけは、
先生との結婚に際し先生の言葉を信じ
彼女は自分が描いていた人生の終焉を思い浮かべていたのだ。
それが、この紙切れ1枚で不可能になるのかと思い
今までの結婚生活が走馬灯のように頭をよぎっていたという。

彼女の人生の終わり方とは、
先生の肩にもたれて静かに息を引き取る、というものだった。

それを聞いた先生は万感胸に迫り泣きたくなったが、
ぐっとこらえ、笑いで受け止めた、という。

男性のお笑いたちは、へらへらしていたが
女性のゲストは麗しい夫婦愛にもらい泣きをしていた。

ジャガーという暴力的なにおいのするキャラクターだが、
心のうちは可愛いところがあるのね。
見直しましたよ。

4月4日(月曜日)

●海兵隊
東日本大震災支援で米海兵隊が「TOMODACHI作戦」を展開している。

昨日は自衛隊、海保と一緒に岩手、宮城、福島沿岸部の行方不明者捜索。
艦艇約90隻、航空機約130機を投入。12名の遺体を収容。
3日間で合計78人となった。

孤立した島には米海軍の強襲揚陸艦「エセックス」が出動。
壊滅して接岸できない港へ、重機などを運び込んだ。
さらに上陸用舟艇で兵隊と支援物資を運び込んだ。

強襲揚陸艦、上陸用舟艇といえば…

ヨーロッパ解放の端緒となった連合軍の「ノルマンディー作戦」。
「プライベート・ライアン」ではオマハ・ビーチの死闘が
リアルに映像化されている。
沖合から発進した無数の上陸用舟艇には大勢の兵隊が乗り込んでいる。
海岸に到着すると、船の前部が開き兵隊は突撃する。
丘の上に陣地を築いたドイツ軍は機関銃を撃ちまくり
兵士はばたばたと倒れる。

「硫黄島からの手紙」では、栗林将軍の作戦で
島内をトンネルでめぐらせ要塞化する。
ある日、擂鉢山から見た光景に日本兵は呆然とする。
海岸沖をびっしり埋めつくした米国の戦艦、巡洋艦。
そして島の形をかえてしまったという
すさまじい艦砲射撃のあと、上陸用舟艇が
ものすごいスピードで浜をめがけてくる。
やや沖合で順番を待つ上陸用舟艇は、
狙い撃ちされないように円を描きながら動き回る。

という、シーンが
第二次世界大戦でおなじみだ。

強襲揚陸艦、上陸用舟艇は底の浅い船艇で
港に接岸するのではなく、岸に乗り上げるのが仕事。
いつもなら戦闘行為で参加するのだが、
今回は救援活動で大活躍している。



強襲揚陸艦、上陸用舟艇ともに、敵国に攻め込むために使う。
自衛隊は他国を侵略することはない、
「自衛」のための軍隊だから、この種の船艇はもっていない。

だが、今回のような大災害では、
強襲揚陸艦、上陸用舟艇の必要性を痛感したのではないか?

自衛隊が保有できないのなら、
国土庁が戦闘的な名称ではなく「防災舟艇」として保有するというのはどうか。

だが、その昔。
第一次世界大戦でドイツは負けて莫大な賠償金を課せられ
ヨーロッパの3等国にまで落ちぶれた。
自信をなくした国民を鼓舞しながらのしあがったのが、
ヒトラーの国家社会主義労働党(ナチ)だった。
再軍備を禁止されていたため、
国土復興のためトラクター生産に力を入れた。
だが、これは来るべきときのためのカモフラージュだった。

トラクター技術は戦車に転用かのうなのだ。

こうして、与党となったナチは戦車を大量生産し
電撃戦により一気にヨーロッパを占領したのだ。



かつて大陸を蹂躙した日本が、
軍備拡張すると周辺諸国は敏感に反応する。

平和利用のための舟艇といえども
攻撃用に転用できる舟艇を大量に建造したら、
巨大な隣国が警戒するだろう。

4月3日(日曜日)

●善意の形
「開けない夜がないように、必ず輝かしい朝が来る」とは、
被害に遭った人たちを勇気づける数多くの言葉のひとつ。

言葉だけなら誰でもいえる。

地味な生活を送る年金生活者ができるのは貧者の一灯。
しかし、小さなひとしずくも大河になる。

音楽タレントたちはコンサートを開き募金をおこなっている。
ジャニーズ事務所は「持ち駒」総出で3日間39万人、最終日16万人募金という。
コンサートにつめかけた少女たちによるものだ。

しかし、常々思うのは、
タレントたちが自腹を切っているか、ということ。
キムタクがポケットマネーから5000万円出したなんて話は聞こえてこない。

コンサートを隠れ蓑に自らの腹はいためていない。

タケシ、所ジョージ、さんま、しんすけ、和田アキ子などなど大物芸人、
稼ぎまくった関西のお笑い芸人たちが巨額を寄付したというニュースも聞こえない。

日頃、偉そうなこと言っていても、結局はヤボでケチなのだ。

ことによったらやっているのかも知れないので、
間違っていたらごめんなさい。

久米宏は早いうちに1億円寄贈、
スポーツ界ではラミレス、イチロー、ゴジラ松井が行っている。

「なにかもってる」大型新人斎藤祐樹、昔、投げ合ったマーくん、
Jリーガーたちは「募金活動」でお茶を濁している。

そこへゆくと、ゴルフの遼君は10代にして大型寄贈を発表。
彼がいい成績を出せば、それだけ義捐金は大きくなる。
彼にとってもはげみになるし、
被害に遭った人たちも成績が気になるという一石二鳥の申し出だ。
なかなかマネのできることではありませんよ。
イキですね〜。

お〜〜〜っと、
ソフトバンク孫社長がBigな義捐金。
100億円と2011年以降の役員報酬全額。
個人資産が莫大とはいえ、太っ腹。

意気に感じた人々がSoftBankに乗り換えるか…



相撲界は世の中激変なのに、
自分たちの世界に閉じこもり中。
力士が復興に向けて怪力発揮、などという記事は皆無。

人気凋落の始まりか。

4月2日(土曜日)

●記事の変化
東日本大震災発生後3週間経過。
原発記事は相変わらずだが、
津波被害に遭った地域からは、
悲劇的なニュースだが
ヒューマン・ドラマが伝えられるようになった。

ある小学校では、
高台に逃げるには遠回りをしなくてはいけないので
校舎からの避難用通路を作っていた。
このため在校の生徒は全員無事に逃げ延びたという。
通路はその後の津波で無惨な姿になっていた。

家族を避難させたあと
近所に避難を呼びかけていて波にのまれた方。

さらに、新しく生まれた命。

どの地域にもこのような話は埋もれているのだろう。

編集手帳に正木浩一という方の句が紹介されていた。

「寒き世に泪そなえて生まれ来し」

大災害を詠んだ句ではないが胸を打つ。

「涙」でなく「泪」がいい。
4月1日(金曜日)

「万愚節」なれど思い及ばず。
●世界の目
あれから3週間になろうとする。

東日本大震災に世界中が注目している。
地震、津波災害、原発事故。
三重苦の日本に…だ。

大部分は「日本は復興できる」という。
その通りだと思うが、
新しい町づくりを同じ場所で行うということだけは避けるべきだ。

救助チームも世界各国からやってきている。

津波直後に入国したドイツチームは福島原発事故の発生で
放射能を危険視した本国からの命令で
被災地に入ることなく帰国してしまった。

オバマ大統領の発言通り、
最大の人員と物資を投入しているのが米国。
陸上では瓦礫の下に眠る犠牲者を、
海中に沈んだ人々を必死で捜索している。

昭和20年8月の敗戦以後もそうだった。
きのうまで戦闘を繰り広げていた敵国に
豊富な物資と改革要員を送り込み、
日本を作り変えてしまった。
今回は、戦火を交えていないという以外は
三陸に集結した艦艇郡は米軍の上陸作戦を思わせる。

※東北地方で作戦を展開する米軍。
  65年前ならに日本軍は敗走

敗戦間近なころ、
米軍の上陸地点のひとつに九十九里があった。
確か、オリンピック作戦といった。
結局、沖縄に上陸し死闘が繰り広げられた。

以来、沖縄は基地として大陸ににらみをきかせているのだが、
仮にオリンピック作戦が実行されたとしたら、
沖縄のような戦略基地の構築は不可能だった。

やはり、米軍は先見の明があったということになるのだろう。

今回の大規模な「TOMODACHI(ともだち」オペレーションには
素直に感謝しております。

が、これだけ「借り」ができてしまったら、
沖縄基地問題は多少譲歩せざるを得なくなるのかな?



韓国も相当な義捐金、人員、物資で支援していた。
韓国民も世論も「日本を救え」だったが、
日本の教科書で「竹島は日本固有の領土」の記述があるとわかって、
意識が変化してきた。
大統領は、冷静に判断、といっているが、
それを「弱腰」と評価するのが、あちらの人々。

中国も、教科書で「尖閣諸島は日本固有の領土」とあるのを見咎めた。
災害援助と領土問題は切り離して考える、と指導者は言っても
それでおさまる国民ではない。

教科書問題が、彼らの情熱の方向を変えるのは時間の問題ね。


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