田舎三昧の生活と意見2月版

<--田舎三昧の掲示板

2011年2月
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●吉太郎童謡集

■Contents

01銀座の版画展へ
02名画鑑賞
03裏事情
04八百長
05とりあえず中止
06痛ましい
  正式に中止
07北方領土の日
08ラジオ深夜便
09長い歴史に幕
10降雪予報
  大相撲
11蟷螂の斧
12エジプト崩壊
13北方領土緊張
14雪が!
  民主化の狼煙
  猫に鈴
15ラジオ深夜便
  一夜明けて
16二夜明けて
  腐れ縁
17砂漠の連鎖
18腰砕け
19北アフリカ炎上
20テレビ取材
   姫宮なな
21強気の独裁者
22崖っぷち?
23無惨
  強気発言
24倒壊前の姿
25人気と実力
  結局、日本は平和
26砂漠の狂犬
27見かけ倒し
28不正大学入試

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Last Modified 2011/0228
First Uploaded 2003/0901


2月28日(月曜日)
2月もあっという間に終わる。
最終日は朝からあいにくの雨。

●不正大学入試
京都大学で携帯電話による外部への問題漏洩とそれに答えるという事件発生。
その後、同志社、早稲田、立教も同じようなことが起こった。

不正手段を用いてまで試験に合格したいという連中は大昔から存在した。
中国では科挙が有名だ。
日本では小さなカードに書き込んだり、鉛筆にびっしり彫り込んだり…
とにかく原始的だが涙ぐましい努力をしている。
そんな苦労をしているうちに内容を記憶してしまうと思うのだが。

携帯電話の普及で不正もハイテクになった。
韓国では数年前に事件が摘発され大きな社会問題となる。
実行者は当然入学取り消し、執行猶予付きの実刑をくらうなど厳しく指弾された。

日本以上に大学入試がヒートする韓国では、
試験会場に携帯電話持ち込み禁止、金属探知機による身体検査実施など
不正の目を光らせている。

日本では、電源を切りバッグに入れて試験会場に入る、というゆるい規制だとか。
関係者は「こういうことが起きるのは予測できた」などと、ゆるい発言をしている。
だったら、韓国で発生した直後になぜ手を打たなかったのか。



試験中に入試問題を「Yahoo知恵袋」に投稿するという離れ業を行った人物は
どんなテを使ったのか?

一段高いところから試験官が会場全体を見渡し、
広い教室を数人の監督官が見回るという環境で問題を携帯に入力するのは至難の技だ。
しかもブラインドタッチでできるのだろうか。

カメラ撮影して協力者に送り、協力者がテキスト文に起こしYahooに投稿することもできる。
だが、2時間という試験時間内に「Yahoo知恵袋」へ回答が寄せられるかどうかは賭けだ。

しかし、回答は迅速に寄せられた。
ということは、善意の第三者を装った関係者かもしれない。



問題を小さな紙に書いて、トイレに行く。
「大」に入る。
ドアの外には付添いの試験官がいる。
不正者は、トイレに隠してあった携帯に入力するか、
メモを撮影して協力者に送る。

この手法は、映画「ゴッド・ファーザー」にあった。
マーロン・ブランドが対立するマフィアに襲撃され重傷を負う。
抗争の手締めをするため
後に跡目となる3男のアル・パチーノが対立するボスと目立たないレストランで会う。
あらかじめ、トイレに拳銃を隠しておき、
用を足しに行くふりをして、拳銃をとりに行き
相手のボスを射殺するのだ。



携帯電話を使わず、
無線LANで画像を送れる小型デジタルカメラを使うつ〜のはどうか?
協力者は電波到達範囲に待機し、ノートPCで鮮明な試験問題画像を受け、
そこからYahooに投稿するか、
頭のいい協力者なら、その場で解答しメールで送ることもできる。



今回の事件で日本は韓国並みの厳しい規制を導入するのだろうか?

2月27日(日曜日)
●見かけ倒し
先月、巨大な食堂が4号線に開店した。
近辺はチェーン店の回転寿司、和食レストランが並ぶ。

後発の店は幅、奥行きとも大きく瓦屋根の堂々とした造りだ。
前面と脇に広大な駐車場がある。
中央の入り口をくぐると右手が建物の入り口。
ドアをあけ、さらにまたドアをあけると受付。
タッチパネルで人数と部屋の希望を押すと番号の入った紙が出てくる。
銀行や病院で同じようなシステムを導入しているので違和感はない。

※正面玄関


※造りはすごい

2度目の訪問だった。
昼時はとうに過ぎていたが休日ということもあり
じ〜ちゃん、ば〜ちゃんと息子か娘の家族という
5〜6人のグループが先客にあった。

待たされること30分。
番号の呼び出しがあって係りの人に部屋に通される。
ここは、すべて個室となっている。
3人という人数は一番狭い部屋になる。
大きなガラスから見えるのは冬枯れの田んぼだった。

係りの女性はお茶とおしぼり3人前の箸を置き、
お茶はセルフサービスと告げて去る。

分厚いメニューから希望の品を選び
タッチパネルから注文する。
待つこと30分、やっと料理が運ばれてきた。
焼き物はさめていた。

入店して料理にありつくまで約1時間とはたいしたたまげた。
空腹だから食いにくるわけだから、
これだけ待たされるといらいらしてくる。

係りの女性は冷めた料理を焼き直す、といったが、
さらに、どれだけ待たされるかと思うと、「結構」と言わざるを得ない。

遅いことを口にしたら、
「混雑しているので」と言い訳を言ったが、
タッチパネルを多用しスタッフを軽減し、厨房、お運びさんに
重点配置しているのかと思ったがそうでもないらしい。

初回は、
片方の料理が食べ終わるころ2品目が出てきたのだ。



座敷に通されるまで時間があったので、
お運びさんの動きを見ていたが、実に無駄が多い。
1人1品しか運んでいないのだ。
それも、丸いお盆に乗せてテキパキとはとても言えない
ちんたらと運んでいる。
「とんでん」「華屋与兵衛」などは
3段のトレーで同じテーブルの料理を一度に運んでくる。
だから、家族は一緒に食事を開始できるのだが、
ここは、効率の悪い運び方で、家族の食事をだいなしにする。

※待たされた上、料理も遅い…手が足りないようではありますが、



今回オーダーした「へぎそば」の定義は以下のようになる。

へぎ(片木)と呼ばれる器に載せて供されることからこの名が付いた。
この器へは、蕎麦を小さな束にして盛りつけていく。
本来は「へぎ」に盛り付けたものだけを指すのだが、
布海苔つなぎの蕎麦であれば広義で「へぎそば」と表記する場合もある。

私がかつて都内で食していたのは「蕎麦を小さな束にして盛りつけた」前者だったが、
この店は後者の広義の解釈の蕎麦だった。

※こういうスタイルが出てくるものと思っていたが、


※確かにヘギに盛られていたが、ざる蕎麦ふうだったのだ
  オーダー後出てくるまで30分もかかったので、つい食べてしまった。
  残りわずかになって、撮影に気がつくていたらく。

しかし、蕎麦はぶつ切りのように短く無造作に盛られていて、羊頭狗肉の感があった。

ちなみに「ばんどう太郎」の「へぎ蕎麦」は正統派だ。



タッチパネルスタイルは、店には都合がいいのだろうが、
戸惑う年寄りが大勢いるだろう。
入り口のシートに名前、人数、禁煙・喫煙を記入させるほうがよっぽどいい。

案内した人がオーダーをとるスタイルが、責任をもってサービスできるだろう。
この店は単なる「お運びさん」に過ぎない。
だから、料理が届くまでの時間がかかっても彼らには関係ないのだ。

料理が遅いのは店の規模に比して厨房が小さいのかもしれない。

帰り際、客室を観察したが、ほとんどが空室だった。
では、なぜ遅いのか?
料理人の手際が悪いのだろうか?

レジ前のスペース狭く入店、出店の客がぶつかり合っている。
動線を考慮しない設計ではある。



「がってん寿司」、「ばんどう太郎」は
隣りに巨大な競合店が出てきたので脅威とは思うが、
この新しい店は2度行けば十分。
こけおどかしの外観で客をつるのだから客は元に戻る。

2月26日(土曜日)

●砂漠の狂犬
夫があやういことになっているつ〜のに、
夫人はウィーンで買い物三昧というニュースが漏れ伝わってきた。

指導者カダフィは反政府デモを徹底的に弾圧する構え。
これまで2回テレビの前に姿を現したが
3回目は音声を電話で流しただけ。
劣勢を覚悟したか…

反政府デモを扇動しているのはアルカイダと吼え
いくつかの人参をぶらさげたが、効き目はない。

身辺警護はアフリカの傭兵らしい。
自身が軍のクーデターで王政を倒しただけに
軍隊を信用していないフシもある、という。
このため、しがらみのないアフリカの連中を金で雇い
正規軍とは別の軍事組織で身辺を警護させている、とも。

であれば傭兵はリビア人に容赦なく銃弾を撃ち込めることができるだろう。
しかし、体制崩壊となれば
傭兵にたいするリビア人の憎しみは増大し、
新たなる虐殺が始まるかもしれない。

今は、死をも恐れない殉教者を気取っているが、
いざとなれば家族、側近と逃げ出す可能性もある。





彼の絶頂期には女性が身辺警護をしていた。
色の浅黒いリビア人に混じって白人の大女がいる。
彼女はロシア人という。
どんな経緯でボディガードになったのかね?

2月25日(金曜日)

●人気と実力
プロ野球もオープン戦が始まり球春間近。

今シーズンはセ・パともに新人ピッチャーがおもしろい。
早稲田の3羽烏、中でも人気先行の斎藤。
それを迎え撃つ高校野球のライバル、マーくん。
4年お先にプロ入りし実力は申し分なし。
年上のタレントと浮名を流すなど
男としても清潔だけの斎藤にくらべ逞しい。
楽天、日ハムの試合が今から待たれる。

特に注目するのが巨人の沢村。
往年の名投手と名前が同じつ〜のもいい。
150kを超す速球に期待が持てる。
韓国とのオープン戦で巨人は負けたが
沢村のデビューは鮮やかだった。

大学の先輩の阿部とのバッテリーが待ち遠しい。

公式戦での斎藤の実力がささやかれているが、
端正、まじめだけではプロでは通用しない。
沢村の不敵な面構えと試合度胸のよさは期待がもてそうだ。

●結局、日本は平和
ニュージーランドでは大地震。
リビアでは独裁者が風前の灯(か)。


※惨状を伝えるTVニュージーランド


※リビアの市街戦。銃声が生々しい。


※犠牲になった人々。
 
生々しいので気の弱い人にはおすすめしません。

海外では国家の根幹を揺るがす事件が発生しているつ〜のに、
日本は与党はがたがた、野党は管政権を引きずりおろそうとやっき。

党首討論をテレビで見たが、
弁護士出身の谷垣自民党総裁が、
市民運動出身の管首相を相手に罵声を浴びせながら迫る。
野党時代は攻撃上手だった管首相だが、立場が変わると防戦一方。

谷垣総裁のこめかみに浮かぶ血管が気になる。
いわゆる、青筋たてているのだ。
使う言葉もなまなましい。
とても弁護士出身とは思えない聞き苦しさ。
肩に力が入りすぎ。
に〜さん、まだ若いのね、と海千山千に言われそう。

もちょっとウイット、ユーモアがなければ。

管首相はもっと当意即妙に。
原稿ばかり見ているけど、余裕がないのだろう。
前原外相もストレートすぎるし、
岡田幹事長はクソ面白くもない。

個性的な政治家つ〜のがおりませんね。

2月24日(木曜日)

●倒壊前の姿
日本の救援チームがクライストチャーチに到着。
語学研修性が閉じ込められている
キングスエデュケーションの入ったCTV(カンタベリーTV)ビルの捜索に着手した。
が、その倒壊状態のすさまじさ…。
エレベータ棟を残し壊滅している。

あの9.11で世界貿易センタービルが崩れ落ちたのと同じような、
あるいは、古いビルに爆薬を仕掛けて一瞬に破壊するような。
つまり、上から強い力で押しつぶされたように跡形もない。

姉歯という男がマンションの構造を偽装した事件があったが、
このCTVビルも耐震構造に手抜きがあったのではないかと思わせるような無残さだ。

GoogleMapでCTVビルを探した。
元気な頃の姿が空しく映る。



※上空からの写真。エレベータ棟だけが倒壊を免れた。
  画面右下の小さな文字は「Kings Education」と書いてある。


※別のストリートからのアングル

※崩壊を免れたエレベーター棟がよく見える

2月23日(水曜日)

●無惨
クライストチャーチを襲った大地震は
日本からの語学留学生を巻き込んでしまった。
まだ多くの学生たちが倒壊したビルの中にいるが、
時間が経過するにつけ危険な状況になっているのは確か。
向学心にあふれた若者たちの安否が気遣われる。

報道では破壊されたノックス・チャーチを映していた。
GoogleEarthのストリートビューで在りし日の姿を見ることができる。


※レポートするアナ

※よりクリアな写真

※GoogleEarthのストリート・ビュー

※上空からの眺め

●強気発言
リビアのカダフィ大佐は
「命の殉教者となるまでリビアに残る」と語って退陣の意志がないことを改めて強調した。

ここまで言うのなら国外逃亡の意思はないということ。

しかし、彼の立場は日に日に悪くなっている。
「死」を覚悟した発言か、ブラフか…



ニュージーランド「クライストチャーチ」の地震も気になるが。
カダフィ大佐の去就はもっと気になる。

2月22日(火曜日)

●崖っぷち?
強権発動で地位延命を図ろうとするカダフィ大佐だが
殺戮ニュースが世界を駆け巡り、国際世論は彼にブが悪くなってきた。
軍人は離脱し、閣僚は辞意表明
イスラム法学者は軍人にカダフィの射殺命令を発したとも。

昨日は次男がテレビで強硬姿勢を示したが、
本日はカダフィ自身がテレビ出演。
退陣する意思はない、反政府デモは武力制圧する、と相変わらずの強気発言。

※誤ったニュースをテレビで否定する大佐。
 雨のトリポリを示唆し海外からの映像ではないことをアピール。

だが、40年以上の独裁政治に国民はへきえき。
周辺諸国の動きに刺激され反政府デモは拡大しますます激しさを帯びている。

※牡はかくあるべし。孔雀のように飾り立てた大佐。

このまま対決姿勢が続けば、彼はどうなるのか?
土壇場で国外脱出か、
民衆に捕えられ、広場でイタリアの独裁者ムッソリーニのように吊るされるのか。

※女性に身辺警護をさせる大佐。
 部族出身を強調するため海外では民族服をまとう。

国際政治舞台で物議をかもしてきた男の行く末に目が離せない。

2月21日(月曜日)

●強気の独裁者
北アフリカ、中東の国々では激しい反政府デモが繰り広げられている。

かつて米国から「狂犬」と呼ばれたことのあるカダフィ大佐のリビアは
ほかの国とちょっと違う。
次男がスポークスマンとなってテレビ演説をしたが、
政府は対決姿勢を鮮明にしている。


しかし、ベンガジでは軍隊が政府の指令に逆らって
反政府側についた、との報道も。

40年以上も前、カダフィ大佐と同調者のクーデターで王朝を倒して誕生した国家だが、
旧王朝はベンガジにあり、反カダフィ色の強い地域のようだ。

刻々とリビア情報が日本に入ってくる。
死者は増えこのままだと内戦状態になるかも。



カダフィ大佐は7男1女子だくさん。
長男は第一夫人だが、以下は第二夫人のこどもたち。

テレビ演説を行った次男セイフ・アル=イスラーム・ムハンマド・アル・カッザーフィー。
三男アル=サーディー・カッザーフィーはイタリアのサッカークラブ、
ペルージャに入団したことは大きな話題となった。現在、リビアサッカー協会会長。
四男ムタシム・ビジャール・カダフィは国家安全保障顧問。
五男ハンニバル・カダフィは海運会社を経営。
六男セイフ・アル・アラブ、七男ハミスはリビア警察官。
長女アイーシャ・カッザーフィーは弁護士。
養女ハンナは、1986年のアメリカ軍のリビア爆撃で死亡した。



米国に反発するカダフィ大佐暗殺を計画し1986年アメリカ軍はリビア爆撃。
イタリアからのたれこみで彼は避難して無事だった。
そのとき公開された写真が話題を呼んだ。
寝室の立派なベッドは回転式。日本のラブホ仕様の模様。

※カダフィ大佐の回転ベッド

2月20日(日曜日)

●テレビ取材
日曜日の野菜直売所は混雑する。
必要な野菜だけを購入。
自宅から近いので貯蔵庫に取りにゆくようなものだ。
(もちろん金は払うけど)

テレビ取材を行っていた。
ラッシャー板前の姿が見えた。
遠くからズームアップしたが、
目ざとく見つけたスタッフが飛んできて「撮影禁止」という。
すでに2枚ほど撮っておりましたが…


以前、築地で同じような場面にぶちあたったが、
そのときは何人もの人がカメラを向ける人たちに目を光らせていた。
肖像権関係なのかね。

この町と周辺を丹念に撮影している人がいるけど、
その方も望遠レンズをつけたカメラを抱いて周辺を歩いていた。
彼も撮禁をくらったのだろうか?
それとも「特権」で許可されたのかな?
ブログを見ればわかることだけど。

●姫宮なな
昔は男の趣味だった鉄道に興味を示す女性が多いという。
名付けて「鉄子」。
JR、私鉄ともに女性乗務員の姿を目にするし
職業も趣味も男と女の垣根は取り払われている。

「鉄道むすめ」つ〜キャラクタがあるとは知らなかった。
東武鉄道が誕生させたらしい。
現在
「姫宮なな」と「栗橋みなみ」という二人の女の子がいる。
東武沿線の駅名にちなんでいる。
「姫宮」は宮代町の駅だが「なな」はどこからきているのか。
久喜市になった「南栗橋」が「栗橋みなみ」に変貌。

「ら☆きすた」の町は「鷲宮」だが、
いかめしすぎて、親しみのある「駅きゃら」にはなりにくいのだろう。

沿線・町おこしはさまざまなかたちでやってきますね。



今般、この「鉄道むすめ」が
さいたま市の「県立歴史と民俗の博物館」の
開館40周年記念の「プレミアムパス」のキャラに選ばれた。
下が「姫宮なな」ね。


2月19日(土曜日)

●北アフリカ炎上
カダフィ大佐が40年以上君臨するリビアにも反政府の動きが波及した。
だが、予想通り周辺国とは違っていた。
エジプトは治安を警察が担っていたが軍隊は国民に銃を向けなかった。

ところが、砂漠の老ライオン・カダフィ大佐は違った。
デモに強硬手段を使っている。

ナイフやライフルなどで武装した特殊部隊や外国人雇い兵、カダフィ大佐の親衛隊で
構成されるといわれる治安部隊がデモ隊に容赦なく銃口を向ける。

リビアのデモが本格化してから19日までの4日間で死者は計99人に達したといわれる。

世襲を目論むカダフィ大佐は、
難局を力でねじふせるのか、
民主化のうねりに呑み込まれるのか。



独裁者は退陣したとたん健康を崩すようだ。
チュニジアのベンアリ前大統領は危篤といわれるし、
エジプトのムバラク前大統領もかんばしくないようだ。

2月18日(金曜日)

●腰砕け
日本の伝統的漁法、捕鯨は風前のともしびだ。

南極海で「調査捕鯨」などと資源調査のような名称で捕獲していたが、
度重なるシー・シェパードの抗議という妨害を受けていた。

で、今般
鹿野道彦農相は18日の閣議後の記者会見で、
「乗員、調査船の安全確保の観点からやむを得ず、
調査を切り上げることにした」と述べ、
今季の調査を打ち切り、船団を帰国させることを明らかにした。

なんのことはない、国際的に認められている正当行為が、
反捕鯨団体の暴力的行動の前に屈したのだ。

尖閣諸島の中国漁船に対しても及び腰の対応をしたと思ったら
今回の「敗北」だ。

日本はなぜ、弱腰、腰砕けの自信喪失国家に成り下がったのだろう。

「敗戦」による総懺悔で去勢されてしまったのかもね。

2月17日(木曜日)

●砂漠の連鎖
トリポリ、ベンガジといえば、
ナチスドイツが豊富な石油を求めて侵攻した北アフリカ戦線。
「砂漠の狐」と連合軍から恐れられたロンメル将軍の夢の跡だ。
生粋の軍人だった彼は、ヒトラー暗殺に加担したとして自殺を強要され世を去った。
遺児がドイツ地方政治の舞台で活躍していたはず。

そのリビアで、やはりというか、反政府デモが発生。
エジプト同様、カダフィ大佐(最近は大佐の肩書をはずしているらしい)の
強権政治が40年近く続いている。

政権打倒の中心が「リビアのイスラム戦闘団」というイスラム過激派だ。
学生、知識層の民主化運動と異なり、宗教バックの覇権争い。
さらに、スンニ派、シーア派という宗派抗争も重なって
複雑な様相を呈している。

イスラム国家は等しくこの構造を内包している。

戦後建設されたイスラエルは心中穏やかではない。
イスラム原理主義国家に包囲されると
中東戦争の悪夢の再来だ。

独裁といえども親米的な国家が崩壊すると、
自由主義対原理主義という対決構造が発生するので、
アメリカも反政府デモは痛しかゆし。

日本の外務省はこうした動きをシミュレーションしているのだろうが、
肝心の民主党政権は
政治資金の小沢問題に加え、沖縄基地で鳩山の「方便」発言浮上など党内はがたがた。
マニフェストはぼろぼろ。
北方領土、尖閣諸島の外交交渉ではボロ負け。

とてもアラブ世界へ目を向ける余裕などない。

国会答弁で管首相のマバタキ回数の異常な多さが取り沙汰されている。
あれは、パニック障害の兆候…と。
こういうひ弱な夫のケツをたたいて送り出す猛妻。

どいつもこいつも早期退陣を望むが
後釜不在つ〜のがシャクノ種。

2月16日(水曜日)

確定申告の受け付けが始まった。
帳簿付けをやらねば…

●二夜明けて
野菜直売所前の芝生広場の雪もほとんどとけていた。
昨日、母子が作った雪だるまは落城寸前。

障害のある子どもとお母さんが散歩にやってきた。
ここは、野菜の買い物だけでなく
住民の憩いのスペースとなっている。

2人の子供を連れたパパの肩にはオカメインコが乗っていた。
羽根の筋を切ってあるので遠くへ飛べないそうだ。

きれいな鳥を見つけたお母さんたちが
子どもたちとのふれあいを頼んだ。

車椅子の子供たちは、小さな生き物との
つかのまの交流を楽しんでいたようだ。

●腐れ縁
チェット・ベイカーの名曲「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は
逆説的愛情表現のような内容だった。

井上陽水の「からたちの花」を思い出した。
2〜3年前YouTubeでダウンロードし、
いまもデジタル・ウォークマンで時に触れ聴いている。

歌詞が強烈なので、再度YouTubeで検索したら
北原白秋作詞、山田耕作作曲の作品ばかり。
結局、削除されていたのだ。
いい曲は出会った時が落とし時。
(いい女は出会ったときが落とし時、ではないよ)

この歌は、1984年に発表されたCDアルバム『9.5カラット』に収録されているという。
作詞/流れ星犬太郎 作曲/井上陽水 編曲/星勝で樋口可南子への提供曲だそうだ。

とぼけたペンネームの作詞者は、現在彼女の亭主の糸井重里なんだって!
当時は美女とゴリラだと思っていたが円満のご様子。


からたちの花

・・・・
冬でもないのに雪が降る
あんたとあたいの肩に積もる
あんたとあたい仲も悪いしあたまも悪い
なのにふたりに なのにふたりに
おんなじように雪が降る

・・・・
怪我でもないのに血がにじむ
あんたもあたいも指をなめる
あんたとあたい運も悪いしからだも弱い
なのにふたりに なのにふたりに
おんなじように血がにじむ

あんたとあたいくちも悪いしきだても悪い
なのにふたりに なのにふたりに
おんなじように雪が降る



ど〜ですか、すさまじい内容でしょうが。

とんでもない二人が片寄せあって生きているつ〜情景でんな。

切るに切れない、別れようにも別れられない。
陰々滅々としたカップルではあります。

しかし、聴いているうちに
陽水の声の仕業でなぜかほっこりしてくる。

2月15日(火曜日)

●ラジオ深夜便
いつものようにその日の最後の時間がやってくる。

宝塚出身の琵琶奏者へのインタビューだった。
同じく琵琶奏者の母親は神戸大震災に遭い、以来体調を崩したまま…と話していた。
退団後、小中学校をまわり琵琶の魅力を伝えているという。
名前はわからなかったが、
美しい、コロコロころがるような声が印象的だった。

インタビューは終わっていた。
まどろんでいたらしい。
気がついたらチェット・ベイカーの曲が流れていた。

昔も昔の大昔。
彼の「My Funny Valentine」を初めて聞いたとき。
その声とアンニュイな感じからてっきり、マチュアな女性と思っていた。

ごきげんな曲を聞きながら眠りにつくなんてラッキー、と思ったら
突然、ブツッと電源が切れてしまった。
電池が死んだ。
にゃろめ!
物音ひとつ聞こえてこない雪の夜。
北国に思いをはせながらいつの間にか闇の中に沈んでいった。



「My Funny Valentine」

僕のお茶目なヴァレンタイン
My funny Valentine

愛しく おかしな ヴァレンタイン
Sweet comic Valentine

君はとっても微笑ましい
You make me smile with my heart

容姿は不格好で 写真向きじゃないけど
Your looks are laughable Unphotograghable

君はお気に入りの芸術作品だよ
Yet, you're my favorite work of art

ギリシャ彫刻にはほど遠い体
Is your figureless than Greek

しまりのない唇
Is your mouth a little weak

知的じゃない会話
When you open it to speak Are you smart?

でも 髪の毛一本変えないで
But don't change a hair for me

僕のことを愛しているなら
Not if you care for me

ずっとそのままでいて ヴァレンタイン
Stay little Valentine, stay!!

僕には毎日がヴァレンタイン・デイだよ
Each day is Valentine's day



チェット・ベイカーはハスキーでアンニュイな声で
とんでもない歌を歌っておりますね。

ヴァレンタイン・デーは終わったけれど、
チョコをもらった男性が、おかえしに歌うつ〜のはどう?
別に、相手をけなしているわけじゃない。
そんなあんただけど、おいらは一番好きなのさ、と。

かなりすてきな映像です。
Chet Baker The Thrill Is Gone - My Funny Valentine  <--click!
後半から、My Funny Valentineになります。

●一夜明けて
ロシアは北方領土開発で中国・韓国・日本に参加を呼びかけていた。
先に韓国が手を挙げたが、中国も尻馬に乗った。

自国領土を強硬に主張する管・前原の言葉などどこ吹く風。

外交交渉に入る前、暴言を吐いた管、大見得を切った前原。
「忖度(そんたく)」という言葉が一時期、官房長官用語のように使われたが、
この2人には全く通じない。

こうした態度にロシアは意固地になり、
日本包囲網をますます強固にし、
なしくずしに北方領土をわが物にするだろう。

外交は頭脳戦争なのだ。
北方領土が敵の手に落ちれば、指導者管・前原連合の責任。
日本を亡国に導いた第一級犯罪人といえる。



朝日に輝く雪が美しい。
アプローチの雪かきをしたが北国の人たちに比べれば
子供の遊戯のようなものだ。

舗装された道は次第に元の姿に戻ってきたが
北に面した「農の道」は融ける気配なし。
野菜直売所前の芝生広場では母子が雪だるま作り。



迷走する国家だが、
このしあわせな光景がいつまでも続くことを
祈っておりますよ。

2月14日(月曜日)

●雪が!
21時、洗面所の外がやけに明るい。
月明かりかと思ったが昼間は曇っていたので、
まさか、と思い玄関のドアを開けたらその、まさかだった。
外灯に照らされて美しい雪景色になっていた。
かなりの降りだ。
雪かき道具は先日物置から出してある。

※通常モード

※夜景モード 手持ちのためブレてます
明日の朝がど〜なってることやら。
ジョンが生きていれば喜んで駆け回ったことだろう。

●民主化の狼煙
チュニジア、エジプトで長期政権崩壊。
案の定、アフリカ大陸、アラビア半島のイスラム国家に
民主化の動きが波及した。
この動きは拡大するだろう。
21世紀はアラブ国家変革の世紀になるのだろうか?


●猫に鈴
国外にあっては稚拙な外交交渉。
国内では見苦しい党内抗争と根拠のない政策を振りかざす。

烏合の衆だから仕方ないのだろうが、
国家運営がこれほど似合わない政党というのも珍しい。

理想に燃えるというより、
利害ある連中が党利のためにつるんだのだから仕方ない。

国外の交渉は前原氏にまかせ
党内のまとめはは岡田氏に一任し管氏はたかみの見物。

外相、幹事長なのだから職務遂行するのは当然なのだが、
肝心なことは首相の「丸投げ」つ〜感じが否めないのはどうしたことか。

彼なりに努力はしているのだろうが、
野党時代の存在感はまるでない。

いつでも逃げる用意ができているように、
すべてのことに半身に構えているような塩梅だ。



小沢氏処分をまかされた岡田氏は、
党の倫理規則に照らし「党員資格停止」案を役員会に提示する模様。
停止期限は強制起訴による裁判の判決が確定するまで。
クロなら「離党勧告」をつきつけ本人の意思でやめていただくか、党の通告で「除籍」する。

武士の作法なら「切腹」と「打ち首」の差がある。

岡田氏は相変わらずのポーカーフェィスで、
「粛々」と仕事をこなすのだろう。

小沢氏に引導を渡す汚れ役。
首尾よくいった場合は管氏から「論功行賞」が待っているのかな?
「バ*殿」政権がそれまでもつか…の話だけど。

2月13日(日曜日)

●北方領土緊張
菅直人首相が2月7日の「北方領土の日」に
「ロシア大統領が国後島を訪問したことは
許しがたい暴挙だ」と語ったことについて、ロシアは猛反発。
前原外相が訪ロしてもなんの問題解決にはならなかった。

管首相は「暴挙」という強い言葉のミサイルを発射。
その後、「歩兵」の前原外相が突撃。
結果、玉砕。

もっと言葉を慎重に選ばないと、
きつ〜〜いしっぺい返しを食らうという好見本。
庶民なら軽率、となじられるのだが、
一国の首相の発言は国益を損なう。

ロシアは北方領土開発を日本、中国、韓国に呼びかけた。
日本は参加しないことは、はなからわかっていながら…である。
ロシアの露骨ないやがらせに、日本政府は打つ手なし。

韓国企業が受けて立つ準備を開始したようだ。
K−POP、韓流…などとサブカルチャー面では日本と友好ムードな韓国なのだが、
領土問題では「竹島」という火種をかかえている。
ここへきて、日本領土の北方4島開発に韓国が加わることになれば、
再び「嫌韓」ムードが高まってくるのではないか?

イソップ童話「北風と太陽」を持ち出し、
日本が強硬に「固有の領土」と騒げば騒ぐほど、
相手はコートの襟を立てる。
太陽政策で相手の気持ちがゆるやかになるまで時間をかける、
などと言っていた識者がいた。

韓国が北朝鮮に「太陽政策」を行ったことがあったが、まるで効果なし。
挙句の果てに砲弾を自国領に打ち込まれるという
ひどい結果となった。

はたしてロシアは日本にとり「話せばわかる」国家なのだろうか?

管首相の軽率な言葉がひどい事態を招いてしまった。
かみさんの顔色をうかがう前にやることがあるだろう。

こういう人たちにまかせていたら、
日本はぼろぼろになってしまう。

2月12日(土曜日)

●エジプト崩壊
30年にわたる強権統治を行ってきたムバラク大統領が辞任した。
アラブ世界の大国にしてイスラエルとの平和を維持という
微妙なバランス外交で存在感を示してきたが、
国内の貧富の格差拡大に不満をもつ民衆の大規模デモという抗議行動に屈した。
死者が出たものの軍隊vs国民の対立のない民主革命だった。

発端は1月のチュニジア・ベン・アリ体制の崩壊だった。
それを知ったエジプトの国民が蜂起した。
国家はインターネットを遮断して情報の流入出を防いだが
FaceBookを通じてやりとりを行ったという。

アラブ世界はいまだ旧態然とした国家が多数存在し、
民主化の流れが飛び火することを恐れているという。

エジプトの体制崩壊にイランは理解を示し、
イスラエルは危惧している。
秩序回復まで軍部がにらみをきかせるが、
イスラム原理主義政党の政権が誕生すれば
シナイ半島は再び中東戦争の危機にさらされる。

ムバラク前大統領はカイロを出た。
スイス銀行はムバラク一族の資産を凍結。
2兆円に達するという蓄財の内容がこれから明らかになる。



アラブ世界の民主革命を実現したのはインターネットだった。
国家が遮断してもそれをかいくぐる技術を若い世代はもっていた。
中国、北朝鮮の指導者連中も
こうしたうねりを注目しているだろう。

アメリカもその日のくることを熱望していても
ウィキリークスというこっか機密暴露サイトがあるかぎり
不用意な内容を文書、映像、音声に残せないもんね。

2月11日(金曜日)

●蟷螂の斧
日露関係がぎくしゃくしている。
ロシアは日本が自国領と主張する北方領土のうち
一番大きな国後島に経済、軍事施設の拡充を図っている。
管首相は「暴挙」といい、
訪ロ中の前原外務大臣は「政治生命をかけて解決する」と息巻く。

こうした日本の反応にロシアはどこ吹く風。
マスコミは「暴挙」発言には「友邦を侮辱」
「政治生命」には「政治的自殺」と相手にしない。

経済が低迷し、政治が混迷し、尖閣諸島問題では弱腰。
ロシアはこうした日本の無策状況を観察し、
今が「攻めどころ」と国後島の実効支配をさらに強化している。

かつて日露戦争に敗れたとはいえ
ロシアはヨーロッパ、アジアに広大な領土を有する大国だ。
科学技術とサブカルチャーで多少の存在感を示す日本だが
政治・経済がどん底状況、軍事も中途半端。
ロシアから見ればこんな御しやすい国家はないだろう。

首相は奥まったところから遠吠え、
返還交渉を外相に丸投げというのではね。

アメリカ寄り、タカ派発言の若造が
海千山千のロシア外交陣と渡り合っても
しょせん「蟷螂の斧」に過ぎないのではないの?

2月10日(木曜日)

●降雪予報
関東地方は夜中から本格的な雪になるらしい。
明日、目ざめたら銀世界になっているのだろうか。

今も昔もこの時期は大学入試の真っ最中。
受験生の心情をあらわすかのような天気も昔と変わらない
…のだろうが、自分の思い出はまるで記憶になし。

●大相撲
八百長で大揺れの相撲業界。
連日、カメラの前で平身低頭する放駒理事長(元大関魁傑)は
憔悴しきっているのだろうが顔の色つやはいい。

あやまりっぱなしで頭頂部が映されるのだが、
額から前頭部がテカっている。
あの輝きは尋常ではない。

鏡に向かって薄い頭部に鬢油をつけて
磨き上げないとあのツヤは出ないんとちゃう。

取り込み中でもおしゃれには気遣っている、とお見受けした。


2月9日(水曜日)

●長い歴史に幕
地下鉄銀座線・神田駅の地下商店街が80年の歴史に幕を下ろした。
そう何度も通ったわけではないが、
神田駅から須田町方向に抜けるにはそこを通る。

独特のにおいのする天井の低い通路に
突然、昔の昭和に戻ったような小さな店が並んでいた。
理髪店、文房具屋、小さな事務所…
80年前といえば、昭和6年。

銀座線は昭和2年に浅草-上野間で開業した日本初の地下鉄。
昭和6年神田11月に神田まで延伸している。
銀座線の歴史を伝える施設が、またひとつ消えた。

上野駅も銀座線からJRに行く途中に似たような一角があったが、
これもきれいさっぱりなくなった。
浅草がまだ健在だが、
ここが消えてゆくのも時間の問題かもしれない。

浅田次郎「メトロに乗って」の主人公が勤めていた小さな繊維会社の事務所が
神田の地下商店街に設定されていた。
この舞台ももう存在しない。

敗戦直後の銀座4丁目PXだった服部時計店、
有楽町ガード下の有名人「らくちょうおとき」などが登場し、
現代と過去が行き来する面白い小説だ。

2月8日(火曜日)

●ラジオ深夜便
民放はどの局も若手芸人たちによるしょーもないお喋り番組ばかりだが、
NHKは、なかなか寝付けない、あるいは超早起きの年配者をターゲットにした
興味深い番組構成となっている。

昨夜(といっても、今日の始まりの時間帯だが)は
新井満氏夫妻の最近の生活へのインタビューだった。

いつもなら眠りにつくのだが結局最後まで聞き入ってしまった。

新井満氏は知る人ぞ知る、千の風になって」を世に送り出した人物。
作者不詳とされる英詩を翻訳し曲をつけ大ヒットとなった。
その後、石川啄木、万葉集の詩歌に曲をつけている。

電通というモンスター広告代理店の社員にして直木賞作家という
華々しい肩書きもあるのだが、
過去の遺産に便乗しヒットさせる名人、と思っていた。

ブームを起こした「千の風になって」の印税はどうなっているのか。
彼がぽっぽに入れたのか…
凡人の邪推は外れてしまった。
「千の風基金」のようなものを設立し社会に還元しているらしい。



1946年5月生まれの彼は、2006年5月に電通を定年退社し、
2010年北海道大沼国定公園・駒ヶ岳の麓の森に移住していた。

ラジオ深夜便は新井夫妻の近況を、北海道の新居から伝えていた。
奥方は紀子さんといいエッセイストであることを初めて知った。
夫婦そろって文筆業なのだ。
定年退職したとはいえ、満氏は早い時期から小説家・作曲家の二足の草鞋をはいていたので
北海道に移住しても仕事には事欠かない。

新潟出身だが上智大学から電通に入社した満氏は「都会派」。
東京生まれだが東京農大出身の紀子氏は「自然派」なのだそうだ。
夫は妻に引っ張られるようにして北の国にやってきた。

学生時代に列車の座席で知り合って結婚したという夫妻は、
40年以上顔をつきあわせているのだが、
互いに拘束することなく、ほどほどの距離感を保っているようだ。

刺激に満ちた大都会から移住して顔を合わせる時間が増えた二人だが、
「対面」ではなく「並列」と満氏はいう。

「対面」は労使交渉のようで緊張が生まれるが
「並列」は、例えばテラスで横に並び互いに夕日を見ながら「美しいね」と。
すると互いに共感が生まれる、という。

これは長い生活を共にする際のコツであろうと思いますよ。

住宅密集地で窓を開ければ隣りの家が丸見えという環境では、
遠くの風景を眺め感動することなどまず不可能。

人生の「秋〜冬期」を迎えた人たちが
「田園生活」に憧れるのは、
そんな思いが働いているのかも。



新井夫婦は山羊、羊、豚を飼っている。
NHKのアナが昨年訪問した際にいた豚がいない。

子豚が7か月で120kgに成長した。
1年経過すると200kgを超えるという。
養豚業者ではないので個人で飼うには限界がある。
豚を飼うにあたり、いずれは食肉する覚悟だった、と奥方がいう。

どこかの小学校で似たような話があったことを思い出した。
「命」の大切さを学ぶため、生徒が豚を飼育し、
やがては給食の食材にする…

豚が人間に食べられるために存在するとはいえ
ともに過ごし愛情をかけて育てた動物をそこまでできるか…
しかし身近な存在をそうすることで、より「命」の重さを実感できる。

最近はリアルに作られたゲームというバーチャル世界で
銃をぶっぱなし殺人を行う。
リセットすれば、人は生き返る。
こんな感覚で育った若い連中が、リアル社会で無差別殺人を犯す。

「命」に対する教育の重要性を感じる。



新井夫妻は還暦過ぎて、
頭でわかっていたことを飼育〜屠殺体験を通じて肌で理解した。

豚を飼うにあたり愛称をつけず「豚1号」とした。
識別番号のような名前にしたのは、思い入れを避けるためだった、という。

豊富な餌を与えられ、家族に慣れ、すくすく育った1号は、
やがてそのときを迎える。

業者の弁では豚は屠殺されるのを敏感に察知し、
車に乗せるときには暴れる、と。
しかし新井家の1号は、そんなことは全くなく
散歩にゆくかのようにすたすたと乗り込んだ、という。

そして、ドアの向こうで命を終えるというのに、
こちらを向いて、その目が笑っているように見えた。
それは、死を受け入れ今まで育ててくれたことに対する感謝の表情で
「悟りのまなざし」ではなかったか、と満氏は語る。

さすがにそのときは涙が流れたそうだ。

農工大出身の奥方は淡々と語るが
文学者の満氏は感情を込めて話した。



宮崎県で大量の牛、豚、鶏が殺処分されたが、
本来食卓に供する動物たちがこのようなかたちで
生を終わらなくてはならない無念さ、悲しさは計り知れない。

彼らも、動物たちの行く末はわかっていても、
生まれ落ちた瞬間から慈しみ愛情を注いで育ててきたのだ。



「謝肉祭」とは、牛、豚を常食していたヨーロッパの人々が、
犠牲となった動物たちに感謝するお祭り、のようなことをNHKアナが言っていたが、
ほんとうは、そうではないらしい。

日本語の「謝肉祭」はスペイン語カルナバル、イタリア語カルネヴァーレ、
フラン語カルナヴァル。
日本ではカーニバルが通りやすい。

カーニバルの語源は、ラテン語のカルネ・ウァレ(carne vale、肉よ、さらば)に
由来するといわれるという。

動物に感謝するどころか、西欧人の傲慢さを感じさせる。

日本人が食事の前にいう「いただきます」。
これは、生き物の命を「いただきます」ということ。
他の命をいただいて生きる人間の謙虚な姿といえるだろう。

人間が人間の肉を食べることをカニバリズム(Cannibalism)というが、
ヨーロッパ語圏の「カーニバル」と語感がよく似ている。
ことによったら、奴らは牛、豚同様、人肉もくらっていたのか…

ところが、
日本ではしばしば謝肉祭を表す「カーニバル(carnival)」と混同されるが、
こちらは中世ラテン語の「carnelevarium(「肉」を表す「carn-」と、
「取り去る」を意味する「levare」が合わさったもの)を語源に持つ。
しかし、本来のラテン語でも混同、もしくは区分されておらず、
ラテン語読解の際には注意を要する、ということだ。



新井家の優雅な北海道暮らしで語られた
「命の物語」は大変有意義な内容でしたね。

明日は第二夜があるので聞かねば…

2月7日(月曜日

●北方領土の日
本日が「北方領土の日」なのだそうだ。
なぜか?
1855年(安政元年)に日本とロシア(当時は帝政ロシア)との間で
最初に国境の取り決めが行われた日露和親条約が結ばれた日、ということ。

ソ連が択捉島への進駐を開始した8月28日も候補にあったという。

第二次世界大戦の「落とし子」のような日なのだが、
例えば、日本がポツダム宣言を受け入れた日、8月15日は
韓国のような被占領国にとって「戦勝日」として重大な意味を持っている。

ところが、ソ連はどさくさにまぎれて「死に体」の北方日本に攻め込んだ。
従って、日本が敗戦をしたのは9月に入って
「ミズリー号」で降伏文書に署名した日、と解釈している。
このため、北方4島の占領は、なんら文句を言われる筋合いはないというのだよ。

「北方領土の日」の制定で日本が選んだ2月7日は、
両国の合意により江戸の昔から日本の領土と決まっている…ことを
穏便にロシアにアピールするものであろう。

だが、かの国からすれば、日露和親条約など、
帝政ロシアという旧体制下での取り決めである。
社会主義国家である現体制は、そんな内容は反古にする、という見解なのだろう。
しかも、日露戦争敗北という大国の過去の屈辱のお返しという意味合いもあるかもしれん。
過去は帝政ロシア時代なのだが、
そのあたりは目をつむって都合のいい解釈をする。

日本にとって、北方4島を奪取したソ連は
国際ルールを無視した「熊助」だ。
8月28日は「屈辱の日」である。
8月15日「敗戦記念日」、8月28日「北方領土の日」とすれば、
昭和20年の、あの熱い日に何があったのか記憶に刻まれる。

浅田次郎の「終わらざる夏」に描かれた
最北の地で8月15日以降も戦い続けた兵士がいるように、
歯舞、色丹、国後、択捉にも兵隊や民間人がいた。
「ロ助」に蹂躙された様子はあまり語られていない。

それに目をつむり2月7日などという日を
「北方領土の日」として制定する日本政府の感覚に首をかしげてしまう。

では、「日露和親条約」と「8月28日ロシア侵攻」を歴史の時間に
きちんと教えているか?

事なかれ主義、無用な摩擦を避ける、平和国家日本…などの観点から
「民族教育」は避けて通っているのだろうね。

せいぜいクイズ番組の難問として出題される程度だろう。



今朝の新聞に「国後島に新岸壁」という小さい記事が掲載された。
樺太サハリンと国後島古釜布(ふるかまっぷ=ユジノクリリスク)を
運行する客船が試験的に入港したそうだ。
約2年の歳月と9億ルーブル(約25億円)をかけて完成したそうだ。

このところ政府要人の視察と
インフラ整備が急ピッチで進められている。

歴史的取り決めを無視した実効支配を進展させ
やがては既成事実にするというミエミエの行動だ。

(韓国の竹島への実効支配も着実に進んでいる)
(中国は尖閣列島への実効支配に照準をあてはじめている)

南北に長い日本列島の北、中央、南に領土問題を抱えるわが国は
頭を低くしていれば嵐は過ぎ去る…などという
島国の農耕民族的発想では、外敵の思う壺。
国境が地続きの国家は大量の血を流し国境を拡大してきたのだ。

権利は堂々と主張しなければ奪われる。



小さな編集記事に対し、全15段の広告が掲載されていた。

女の子が国旗と北方領土を顔にペイントしている。
サッカーではあるまいし。
あ、そ〜〜か、サポーターの「力」に引っかけたのね。
でも、可哀相に地図がアザのように見えてしまう。



政府がPRしても、ロシアはヘとも思っていない。
その証拠に強固な岸壁を完成させているのだ。

返還してもらうために国民は何をしたらいいのか?
「強い意志と声が必要」と政府は広告でいうが、あまりにも抽象的。

年に1度でかい広告を作ってお茶を濁すような政府の姿勢こそ問題で、
確固たる政策を掲げ、国民に協力を求めるつ〜のなら理解ができる。

腰砕け民主党政権は「国民へ責任転嫁」という手法が得意だが、
領土問題にもそれが表れている。



小学生から領土問題を教育し、
マスコミを総動員してキャンペーンを展開する、
北方領土で行われたロシア兵の蛮行の映画化、
大学・高校生の舞台劇
旧島民の彼岸、お盆など年数回の集団墓参、手記、写真の出版

政府が予算をつけ、音頭をとって展開すれば
「固有領土」のなんたるか、に国民も関心を抱くだろう。

なにもせず
「強い意志と声が必要」と国民に責任を押しつける政府の無策にはあきれかえる。

2月6日(日曜日)
●痛ましい
茨城県で車椅子の妻(73)とそれを押していた夫(76)が車にはねられ死亡した。
はねた男は逃走したが自首した。

人生も終りに近づき、
いたわりながら生きている夫婦がこういう死に方をする…
ものすご〜〜〜〜く憤りを感じる。

交通事故でも故意でなければ相手を死亡させても死刑になることはないのだろう。
だが、脳梗塞で倒れた妻と買い物に行く途中で、
非業の死を遂げた老夫婦の無念を思えば
自首したとはいえ情状酌量などという判決など聞きたくはない。

2つの命を一瞬にして殺めたのだから、
最低でも40年は塀の中で償っていただきたい。

●正式に中止
大相撲大阪場所は臨時理事会で正式に開催中止となった。

八百長事件の調査に最低1〜2か月かかるという。
携帯のメモリに残された削除されたデータを解析するのに時間がかかるようだ。
その間、力士たちは足止めをくらうのだろうか。

怪力揃いなのだから、できれば、お詫び行脚の一環で、
北陸地方豪雪の雪下ろしに出かければいいのにね。

2月5日(土曜日)

●とりあえず中止
3月13日から大阪で始まる大相撲春場所が中止の方向で
明日の理事会で討議されるようだ。

マスコミは消されたメール内容を報道している。
立ち合いからどのように展開するか
観客に疑念を抱かれないよう打ち合わせている。
TVは疑惑の取り組み映像を流すが、
「無気力相撲」ではなく真剣勝負のように見え
はた目にはすでに勝負が決まっている八百長相撲とはわからない。

石原新太郎都知事は
「はじめからそういうもんだと思って見ればいい」と。
相撲に八百長は、刺身にワサビの如く
あって当たり前と達観しているようだ。

もし、本場所開催中止となれば65年ぶりという。
1946年は国技館改修の遅延だったが今回はスキンダル。
次元がまったく違う。

2月4日(金曜日)

●八百長
以前から週刊誌が取り上げ、
協会は事実無根として裁判沙汰になった相撲の八百長事件。
証拠がなかったため日本相撲協会が有利だったが、
今回ばかりは言い逃れができない。

野球賭博にかかわった力士から警視庁は携帯電話押収。
削除したメールを復元したところ、
八百長相撲に関するやとりが浮かび上がってしまった。

関わった力士は青天の霹靂だったろう。
なんせ、海に沈めたコンクリート詰めの死体が
突然浮かび上がってきてしまったようなものだから。

反社会的なことを考えている連中は
今後メールでやりとりしないだろうな。

関わっていたのは十両と幕下の力士たち。

十両の月給は100万ちょいらしいが、陥落すると無給になるらしい。
これを防ぐため勝ち星のやりとりをしていたらしいのだ。
8勝7敗なら現状維持、7勝8敗なら番付は下がる。
当落ラインにいる力士たちが「生活防衛」のために
八百長を演出しているらしいのだ。

真面目に勝負して8勝7敗の結果を出した力士こそいい迷惑。
今後は疑惑の目で見られるに違いないから。

このスキャンダルに監督官庁の文科省は
成り行きを厳しく見守っている。

もし法人格がなくなったら、
プロレスと同じ格闘技団体にならざるを得ないのっで
日本の国技とされる相撲界は大打撃。

なんとしても回避すべく真相解明とさらなる改革を進めるのだろうが、
野球賭博といい八百長相撲といい、
デブたちのタガが外れていることだけは確かだ。

2月3日(木曜日)

●裏事情
プリンタ(最近はスキャナとの複合機)は必須機器だが、
パソコンをより便利に使おうとすると、
用途に応じた機器をPCにつなぐことになる。
最近はUSB経由なので便利になったけど。

デスクトップ本体には、前面×2、背面×4、計6個の端子がある。
前面は音楽再生機、ケータイの充電用、デジタルカメラからの画像取り込みなどに
使うので専有できない。
キーボード、マウスは無線にしない限り2つ専有。
Webカメラ、ワンセグチューナー、タブレット、ディスプレイ、HDDなどを加えると
たちまちUSB端子が不足する。
これまで外付けのUSBでしのいでいたが、コードだらけで見栄えがよくない。
で、3口のUSB2ボードを2枚パソコン本体にかますことにした。

本体のカバーを開けてPCIカードスロットに挿すのだが、
スリム・タイプPCなので、金具をロープロタイプに付け替えなければいけない。
金色の端子に触れないよう注意しながら作業。
次にカードを垂直に均一に力を加えながら押し込む。

その昔、メモリ増設のため初めてカバーを開けたときは緊張したけど、
慣れればど〜ってことない。
同じメーカーでも機種が違うと開け方も異なるのでそれだけ注意すればよい。

PC周りのUSBケーブル類は後ろにすっきり収まった。

※USBコードだらけの裏面


増設が終わったPCは2Gのメモリを積んでいる。
マニュアルによるとMAXが4G。
いずれ1Gメモリ2枚増設することになるだろう。

XPをWindows7に入れ替える下準備なのだが、
はたしてPentium Dual CoreというCPUが
最新OSを快適に動かせるかどうかが問題。
調べる必要がありそう。

…と思ったらマイクロソフトにWindows7 Upgrade Adovisorという診断ツールがあった。

数分かけてハード、ソフト環境をチェック。
CPU、メモリ、HDD容量ともに移行可能、
いくつかのドライバ、ソフトが未対応なので
メーカーサイトからダウンロードの要あり、と判明。
メモリ4Gにすれば文句なしOKね。

2月2日(水曜日)
●名画鑑賞
Googleがまたまたやってくれた。
世界の著名美術館を、あたかも訪れたように再現し
鑑賞できる「アートプロジェクト」を公開した。

GoogleMapのストリート・ビューのように、
美術館を見て回ることができる。
興味のある絵画をズームすると、
実際の美術館では不可能ほどその絵画に接近し
筆使いまで確認できるつ〜優れもの。

Googleの発想にはいつも「たした・たまげた」を実感させられる。

※ゴッホが浮世絵を模写した作品

※人物に寄る

※さらに寄ってみる

※ゴッホ美術館内を自由に歩き回われる

現時点では、アメリカのメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、
イギリスのテート・ブリテン、ナショナルギャラリー、フランスのヴェルサイユ宮殿、
オランダのアムステルダム国立美術館、
イタリアのウフィッツィ美術館など17の美術館が参加。
ボッティチェッリ作『ヴィーナスの誕生』をはじめ、レンブラントの『夜警』、
ゴッホの『星月夜』『画家の寝室』や、葛飾北斎『雷神』、伊藤若冲『鶴図』など
日本国内の作品を含む、486人の芸術家が手がけた1,000以上の作品を
高解像度で鑑賞することが出来る…という。

実際、ゴッホが歌麿を模写した作品を見た。
極限まで寄ってキャンバスの筆使いまで見て散れる。

世界の有名美術館を、これで「疑似体験」すれば、
実際に行ってみたくなるだろう。

時間、資金、健康などの理由で見に行けない人たちには
最高のプレゼントになるだろう。



エジプトのムバラク政権を退陣に追い込みそうな事態になっている。
政府はインターネットを遮断し情報の拡散防止にやっきになっていたが、
それをかいくぐり民衆のうねりを成立させたのが「FaceBook」という。
この仕組みを作ったのは米国の学生だが、
Googleの文化的試みといい、
政権崩壊を促進させたツールといい、
米国の若者の独創的な発想から生まれた。

インターネット時代のチャンスはすべて等しく存在する。

日本はアメリカ亜流のIT長者はいるがオリジネーターはいない。
モバイルゲームで成功した若者はいるが、
世界の政治にまで影響を与える手法を編み出したのはいない。

マイクロ・ソフト、アップル、グーグル、フェースブック。
コンピューター、ITの歴史に名を残すのはすべてアメリカの若者たち。
日本の成功者は、いわゆる「おいしいとこ取り」の連中ばかり。

発想のスタート・ラインが違うんだろうな。
やっぱ、教育。

日教組が国歌、国旗でがたがた言って、
肝心の教育に身を入れないようではお先真っ暗。
国の方針が不満なら、子供、若者を国際社会で通用、リードできるような
方策を提示すればいい、と思うのだが、
幹部は「労働貴族」のような権力亡者に成り下がる。

理想に燃えた若いころを思い出して欲しいね。

2月1日(火曜日)

●銀座の版画展へ
大学の同級生が版画の合同展を開いているので表敬訪問。
画廊は7丁目だった。
一時期8丁目の広告代理店に在籍していたので懐かしい地域だ。
4丁目から一本裏の「すずらん通り」を歩いてみた。
表通りは相変わらずの人だったが、ここはそれほどでもない。
6丁目の小松ストアが改装中で、三越のように
裏のビルとつなげる工事をしていた。

昭和40年代は銀座にもオーディオ専門店があり、
小松ストアの裏にあった店で
生まれて初めてパイオニアのオーディオシステムを購入したことが
懐かしく思い出される。

アナログのコンポーネントシステムは姿を消してしまったが、
最近、真空管のプリ・アンプや砲金を使った重いターン・テーブルが
一部のマニアに復活しているようだ。

画廊の2フロアを使った合同版画展は、大作、小品が展示されていた。
関係者と思われる数人の熟年男女が談笑する空間に
ひとりでふらりと現れた男に、
何者か?という視線を向けてきた。

知人は毎日つめているということだったが姿が見えない。
2階に彼女の作品が数点あった。
同じゼミだったがワンゲルに所属し今も登山をし、
時には単独行もするという人らしく、
山をテーマにしたものもあったが、
花を彫った女性らしい作品も制作していた。

30年近く会っていないので再会できないのは残念だったが
会場を後にして人であふれる表通りに出て1丁目方向に向かう。

初めて就職したのが1丁目なので
どうしても足はそちらに向かってしまう。

仕事がまともにできない新入社員のくせに酒はいっちょ前に飲んでいた。

1丁目の幸稲荷の横丁は、バブル時代の地上げで様変わりし、
俳人・鈴木真砂女氏の店は残っていたが、
その後、彼女の店を含めた狭い一帯が取り壊され、
長いこと鉄板で囲まれていたが、駐車場に変わっていた。
「またひとつ私の銀座がなくなった」と心の中でほろり。

※幸稲荷だけが昔を伝えるだけになってしまった

桜並木から京橋に抜けてみた。
若木はいつの間にか成長し太い幹になっていた。
高速下に日本家屋を移築した店があった。
「権八」という看板がかかっていた。
夕刻間近で店はまだ開店していなかったが、
外から見た感じではかなり風情があった。

※これが銀座1丁目とはね…

桜の時期にはライトアップされ、
観桜しつつ杯を傾けるにはうってつけ。
銀座のはずれにあるこの店は穴場かもしれない。
そのときがきたらぜひ、顔を出したいと思わせる。

高速のガードをくぐり、京橋の表通りに向かう。
路地っぽい場所なのだが、
ここにも風情のある店が肩を寄せていた。

銀座は表も裏もすっかり様変わりしている。
銀座と京橋の境界のこのあたりが、
なんとなく好ましいかおりがしている。

せっかく来たのだから、と
版画の制作者に電話をしたら食事で離席していたとのこと。
「すぐ来てよ」と学生時代の口調。
頭のいい女子高から入学した人で、
試験前にノートを借りた手前「あいよ」ということになった。

彼女とは3、4年次「主婦と生活社」で一緒にバイトし、
小生は「週刊女性」のデータマン、彼女は編集部で働いていた。
私は広告業界に去ったが、
彼女はそこに就職し編集者として活躍していた。

一種の戦友みたいなもんで、会えばずけずけ物を言い合う。

久々に見る彼女の髪は真っ白だったがそれ以外は昔のままだ。
亭主に先立たれ、子供を育て上げ、
横浜の金沢区で民生委員をやり山に登り、版画に打ち込む日々という。

自身が山男で力強い山の版画を制作していた畦地梅太郎や、
エスプリのきいた作品を数多く残した川上澄夫が好きな小生としては、
版画には興味があった。

※技法を説明するのだが…

自身の作品の制作方法を解説してくれた。
私のイメージする木版画は江戸以来の浮世絵の手法だが、
今はだいぶようすが違うらしい。

版木は桜やつげでなく合板を使う。
多色刷りは色の数だけ版木を彫るのかと思ったら1版に多色で刷るという。

版木と刷り上がった先生の作品があったが、
ど〜〜もイメージがつかめない。

※先生の版木(右)と刷り出した作品(左)

制作前に完成をイメージし彫り進めるらしいのだが、
その計算が勘所のようだ、ということだけはわかった。

「また来年来るワ」
久々に会ったワリにはあっさり過ぎる挨拶で会場を後にした。

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