田舎三昧の生活と意見1月版

<--田舎三昧の掲示板

2011年1月
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●吉太郎童謡集

■Contents

01元旦MAC
02好日
03佳境に入る
04ジェニファー・ロペス
05GPSの高精度化
06ロカビリー歌手の死
07やっと目が覚めた?
08浅田新作
  山本一力
09大河ドラマ
  凡戦
10成人の日
11目黒の殺人
12対応
13猛妻
14あなたの声
15改造
16センター試験
  初雪
17乾燥
18ジョブズ休職
  今どきのデスクトップ
19資源化
20ハイボール人気
21オンライン・ストレージ
22深夜便
  流行り物
23テレビなう
24沢尻騒動
25最近のIXY
26延長戦
27猿
  3Dスマートフォン
28たいしたたまげた
29日豪戦
30列島混乱
31備える

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Last Modified 2011/0131
First Uploaded 2003/0901


1月31日(月曜日)
●備える
日本列島は北で南で天変地異。
幸い関東地方は火山、雪の被害を受けていないが、
地震に対する備えは万全でありたい。
というわけで、地区防災関係者、町の職員、消防による
「地域防災合同図上訓練」が
町のコミュニティセンター進修館大ホールで開催された。

これは県が推進する防災活動の一環で、
地域を地図上で視覚化することで、
地震への備えを向上させようとするもの。
50名近くの防災関係者が集まり、6つの班に分かれた。
大きく引き伸ばした地域の地図に地形、道路、鉄道、広場、公園、
役場、消防署、警察、小学校、幼稚園、病院などを書き入れる。
さらに、避難所、コンビニ、など災害に役立つ施設、
要援護者のいる世帯をマークする。

これにより、災害時の問題点を洗い出す。
次に、この問題点の改善案を浮き彫りにする…

これを各班ごとに発表する。

この作業を通じて災害時の地域の姿を類推することができる。

13時から16時30分という訓練だったが、
実技が主体だったので、あっというまに終わった。
初顔合わせのメンバーだが、お互い顔見知りになり、
これが災害時に有効という効果もあると。

県のお声がかりで開催されたが、
この手法がこれほどスムーズに受け入れられたのは珍しいという。
この町の防災意識の高いことの証明だろうか?

テレビ埼玉が取材に訪れていて夕方のニュースで模様が放映された。



※2枚のニュース映像に私の姿も写っておりますよ。

1月30日(日曜日)

●列島混乱
鶏のインフルエンザ、 新燃岳噴火、北陸の豪雪、関東の乾燥…
政治の混乱は論外だが、
このところ日本列島がおかしくなっている。

特に宮崎県は牛、豚の大量処分のあと鶏も同じ目に遭っている。
さらに噴火による降灰で野菜も大打撃という踏んだり蹴ったり状態。
県の基幹産業が大打撃で知事は対応に追われるが、
任期満了の前知事・東国原氏はどんな思いで見ているのだろうか。
胸をなでおろしているかもね。

1月29日(土曜日)

●日豪戦
いよいよ決勝。
試合は29日23時45分から。
終わるのは深夜2時過ぎになる。
韓国戦同様、最後まで最後まで見る予定だったが
翌日にまたいでの番組視聴は最近慣れないので…

前半・後半とも日本はよく動いていたが、
巨漢揃いのオーストラリアの勢いがまさり、
ひやひやさせられるシーンが何度もあったが、
川島の闘志がすべてしのいでいた。

※ゴール前の死闘

※李選手、美しいボレーシュート!

結局、韓国戦延長戦に。
このとき深夜1時50分。
さすがに眠くなり床の中で小型ラジオでテレビ音声を聞くことにした。
2時25分頃だろうか、延長戦後半で、日本選手がゴール。
なかば夢うつつだったので、優勝の感動もぼんやりしたまま。

1月28日(金曜日)

●たいしたたまげた
スマート・フォンの進化はどこまで続くの?
朝刊には刺激的な15段広告が2社掲載された。
1つは世界的なPCメーカーから発売されたDELL Streak(ストリーク)。
顔つきは5インチ液晶画面を搭載したポケット・コンピュータ。
このサイズなら電子書籍リーダーとしても十分。
電子端末に電話がついたようなものだ。
ケータイのコンパクトさはなくなったが、それを上回る多機能を身につけている。
ソフト・バンクから発売。


もうひとつは、世界的な家電メーカーにして電子機器メーカーに成長した
韓国LG電子のケータイ。
これまでのカメラつきケータイではなく、カメラにケータイ機能を搭載している。
ブラックタイプの外観はリコーの高級コンパクトデジカメGRに似ている。
こちらはdocomoから発売される。


複合機は日本のお家芸のはずだったが、最近は影が薄い。
AppleからiPadが発売されると、
SONY、シャープが追従する。
SONYは昔から電子書籍に取り組んでいたが、
時代の技術に合わせるタイミングを失していた。

「目のつけどころがシャープでしょ」のシャープは、
「ザウルス」という端末に固執していたが時代に流された。
間髪を入れず「ガラパゴス」を発売すればよかったのに、
iPadの後塵を拝すことになってしまった。
目のつけどころが鈍ってしまった。
さらに「メビウス」ブランドのNotePCは撤退という。

かつてのPCの雄、NECは低迷中で、先進機器を発売する余裕などない。
このたび中国のレノボと提携し、失った市場で回復を目指すそうだが。
閉鎖的なOSだったPC−9800時代の隆盛など夢のあと。

日立、東芝は民生用電子機器の存在感はゼロ。

日本の姿を見るようでさみしい限り。

1月27日(木曜日)

●猿
イエロー・モンキーといえば、欧米で日本の蔑称。
こともあろうに、国際試合で同じアジア人の韓国人が猿の真似をして
日本人を侮辱していた。

日韓戦の前半、PKを成功させたキソンヨンが猿顔をしていた。
あのシーンは世界同時配信で、
私も見ていたのだが、そんなことまるで気がつかなかった。

「ふさわしくない行為」というのろしがあがったのは韓国からだった。
はじめのうちはしらばっくれていたが、
自身のツイッターで「日本人へのあてつけ」と認めた。



※猿のポーズね


韓国メディアは「試合に負け、マナーでも負けたと言われても仕方ない」と報じたそうだが、
あの時点で、日本人への侮辱と気づいた日本人は
一人もいなかったんじゃないの?

長い間、日本の統治下にあり、当時は、
ひとつ下の国民という待遇を余儀なくされていた韓国人だけに
今もって、日本人を憎むような感情を抱いている人が大勢いるに違いないのだが
自国の選手に批判的な意見が出てきたつ〜のは、余裕の表われなんだろうね。

今の韓国は経済、スポーツ、軍隊の存在感など
すべて日本の上をゆくもんね。

●3Dスマートフォン
最近、映画、テレビ、ビデオカメラなどで立体画像が話題を集めている。

昨年、家電店でメガネをかけて見たのだが、
デモプログラムなのでかなり効果的だった。
だがメガネ着用つ〜のがまだ未進化のような気がしていた。

私が立体映画を見たのは昔も昔のお〜〜むかし。
小学生の頃の夏休み。
利根川に面した群馬県の村の「衆楽館」つ〜演芸場だった。
進んだ映像に初めて接したのが都内でなく田舎だったというのがおかしい。
内容は忘れたが青と赤の眼鏡をかけたのを憶えている。

あれから半世紀以上経過しているのに
原理的になんら進歩がないようで、魅力は感じなかった。



スマート・フォンは若者のツールかと思っていたら、
知り合いの、そこそこの年齢の方がdocomoの機種を持っていた。
しかも3Dという。

超薄型で小型の2つ折りのケータイ利用者の私としては、
主たる利用が電話、ときどきメール。
それで十分。
パソコン並みに進化したスマート・フォンなど生活必需品とは思っていない。

しかし、目の前に先進機器があると興味がわいてくる。
で、電話機で3Dつ〜のはどんなふうに見えるの?とデモしていただいた。
裸眼で立体的に見えるという。

大きな画面を指先を滑らせ、
デモ用にインストールされているAKIBA48のステージ動画を表示した。

開発途上の不自然な立体画像かと思っていたのだが予想は覆された。
内蔵スピーカーの音は小さいので当然チープだが、
ひずんだり割れたりしない。

大勢の少女たちが派手なコスチュームで歌い踊る。

正面からの映像は立体効果は少ないが、
斜めからのアングルだと、
前と後ろがはっきり立体化する。
しかも不自然さはない。

あら〜〜〜!
びっくり、たまげた。
スマート・フォンはここまできていたのね!

まだ3D動画は少ないというが、
デモ動画は話しのネタとしては効果がありそうだ。

さらに、驚きの機能もデモしてくれた。
マイク向い、例えば「天気」と言えば
天気予報の動画を検索し再生する!

パソコンでこんな気の利いたことはまだできない。
アプリをかませば、まだいろいろなことができるんだと!

この機種、docomoの機種乗りかえでも5万円以上するという。
もし、所有したら日長一日遊んじゃうんだろうな〜。

電車の中でケータイ画面に見入っている人が増えているけど、
ゲームや占いで時間つぶししているのかと思っていたが、
スマートフォンはかなり広範囲な情報が得られる。

3年前の機種で満足しているよ〜じゃいかんのですか?

1月26日(水曜日)

●延長戦
サッカーアジア杯、準決勝は宿敵の日韓戦。
昨夜10時20分からTV Live中継が始まった。
1点先取されたがそぐさま日本が入れ、1対1で前半戦終了。
後半戦はそのまま終わり、延長戦へ。
日本が1点入れ2対1。
延長戦後半が24時30分過ぎに始まった。

昔の日本ならパス回しで時間稼ぎをしたものだが、今回は果敢に戦っている。
ニンニク・パワーのタフな韓国は日本ゴールを襲う。
日本の長友、岡崎も超人的な動きで韓国を攻める。

画面から目が離せない。

これまで日本は韓国に苦手意識があったが、
今回はそんな感じを微塵も感じさせない。
ザックJAPANになって選手も世代交代したが、
かなりしぶといチームに変貌したことを感じさせる。

延長後半の15分がかなり長く感じられる。
長谷部が負傷しカートで運ばれる。
遠藤がキャプテンマークをつける。
ロスタイムが生まれた。

ゲッ!韓国にフリーキック。
おっと、外れた。

本田コーナーキック。
長友の動きがいい。

ゴール前でもつれる。
ぎゃ!韓国ゴール!

24時53分終了。
PK戦突入。
しぶとい韓国。

ふ〜〜〜っ、疲れる。

本田:決めたっ!
日本:止めた〜〜〜
岡崎:決めたっ!
日本:止めた〜〜〜〜〜〜〜〜〜
長友:外した!
日本:止めた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今野:決めた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ニッポン勝った〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
川島よ〜〜やった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
決勝進出!!

さ、寝よ。

1月25日(火曜日)

●最近のIXY
CANONのコンパクトデジカメは
PowerShotとIXYの2系列がある。
IXYはデザインのよさと簡単撮影で女性、初心者に人気がある。
被写体に向けてシャッターを押せば
よほどの手ブレがない限りそれなりの写真が撮れるいわゆるバカチョンタイプ。

昨年2月に発売されたIXY10Sは、
後継機種の発売で値ごろ感のある価格帯まで降りてきている。
この機種に触れる機会を得た。

液晶画面は3インチ。
背面いっぱいの大きさで慣れ親しんだ十字キーがない。
ぬわんと、機能操作はタッチパネルになっていた。
スマート・フォン利用者には朝飯前の操作感だろうが、
昔ながらの背面デザインに慣れたデジタル機器の「アナログ派」には
斬新すぎて当初は戸惑った。

慣れれば全然むずくない。

HD動画の美しさにはびっくりさせられた。
画面が大きいので再生しても迫力がある。

現在、コンデジは古いPowerShotと
Pentaxを使っているが、
このIXYの前では色あせてしまう。
なんかムズムズしてきましたよ。

1月24日(月曜日)

●沢尻騒動
お騒がせ娘、沢尻エリカが離婚に向けて会見を行った。
話し合いが順調に進んでいるような内容で、
彼女には似合わない神妙な態度で一貫していた。
が、歳の差20以上のマルチメディア・クリエーター高城氏の
コメントには温度差がある。
で、テレビは恰好な話題を朝に昼に流し続けている。

彼女が「第二のふるさと」と言ったスペインだが、
この地はお騒がせカップルがアツアツ時を含め何度も訪れている。
が、もともと高城氏に連れられて行った場所じゃないの?
関係を本気で断つ気があれば、思い出の場所とも縁を切りたいと
思うのが常人だと思いますがね。



スペインの地中海側にバレアレス諸島がある。
マリョルカ島が中心だが、その隣にイビザ島つ〜小さな島がある。
ここはヨーロッパの有名な避暑地で、金持ちや若者が集まってくる。
たぶん高城ご夫妻も行ったことがあるんでないの。
当然、音楽も発信されるわけで、
「チルアウト」ミュージックが知られている。

単純なメロディーで、ささやきかけるようなボーカル、
連夜のパーティで火照った頭と身体を冷やす効果があるのかな?

真冬の日本でノーテンキな避暑地の曲を聞いてど〜なるの、と思うが
都会のしゃれたカフェでBGMにかかるような曲が多いので
別名「ラウンジ・ミュージック」ともいわれ、邪魔にならないし耳に心地よい。

Jazzamorというジャスとボサノバのあいのこのような曲を得意とする
ドイツ人デュオがおりますが、ハスキーヴォイスがごきげんでおます。

雑木林に囲まれた片田舎で聴くにはちょい違和感があるかもしれないが。

1月23日(日曜日)

●テレビなう
あふれかえる情報に流されないよう、消化不良を起こさないよう
取捨選択するつ〜のは現代人の常識。
必要な情報を集める方法は豊富にあるが、
最近選択肢がひとつ増えた。

「テレビなう」というアプリケーション。
ディスプレイに小さなテレビ画面が現れニュースを流し続ける。

PCでテレビを見るには…
最近は内蔵しているタイプが増えているけど、
古い機種ではTVチューナーをかまさなくてはならない。
が「テレビなう」はアプリケーションをインストールするだけでいい。
音楽も視聴できるが、ニュースを設定すると、
民放各社がYouTubeに配信したニュースを集め映し出す。

電光ニュースのように情報を流し続けるアプリもあるが、
ニュース映像のほうが臨場感がある。

1月22日(土曜日)

●深夜便
通常は中波で放送されるが深夜1時からFMでも聞けるようになる。
音楽は音質のいいこちらを選んでいる。

いい曲がかかった。
演奏者はビル・オスカーと名前が聞き取れなかった日本人ドラマー。
タイトルは「あの頃」という。
このまま眠りについたら名前は忘れているだろうと、起き出してメモる。

案の定忘れていてメモが役立った。
YouTubeで名前と曲名で検索。
残念ながら曲はアップロードされていなかったが、レコードが発売されていた。
ビル・オスカーではなく、リー・オスカーだった。
日本人は古澤良治郎。
彼は2011年1月12日に永眠、享年65歳ということだった。
NHKは追悼曲を流したのかもしれない。

「あのころ」はなかったが、彼が参加した曲がいくつかあった。
ほとんどが荻窪と横浜のライブスポットで演奏されたものだった。
「Dancing」は約13分、フュージョン系で非常に聞きやすい。
トロンボーンの向井滋春とのコラボ「霧にひそむ」約14分もいい。

「あのころ」をますます聞きたくなった。

ナベサダ、カシオペアで有名なフュージョンミュージックだが、
久々に聞くと新鮮な感じがする。
BGMには最適ね。

●流行り物
…といっても、インフルエンザではない。
ネットを使ったコミュニケーション・ツール、
「ツイッター」と「フェース・ブック」だ。
学生やビジネスマンは結構うまく使っているようだが、
還暦過ぎの年金生活者にどんな利用法があるのか?
とりあえず両方エントリーはしているが…

ツイッターは、有名人ならともかく歳のいったおっさんが
つぶやいたところで、なにが面白い?
辛辣な世相斬り、川柳を継続すればそれなりに価値がありそうだ、
が、それを生き甲斐にしてパソコンの前に釘づけつ〜のもかなわん。

一方、フェースブックは、仕事がらみの付きあいはほとんどないし、
業界のパーティなどまるで縁がない。
今さら人脈を広げてビジネスに活用しようとは思わない。
利用しているのが私の息子より若いのでは、
同じビジネスの土俵にあがっても
はたして話がかみ合うかな?

同世代がエントリーしていれば話は変わってくるのだろうが、
そこまでPCを使っている人は限られているだろう。

Face Bookは実名でエントリーしなくてはならない。
学歴まで入力する。
検索すると同じ高校出身者が見つかる。
しかし、現役の学生に「お友達になって」などという勇気はない。



日本vsカタール戦はかなりヒート・アップ。
先にカタールが得点すれば日本が追いつく。
今2対2。
おっと、日本が1点入れた。
え〜ぞ、え〜ぞ!
やった〜〜!日本勝利!!



ワンセグでサッカーを見ながら、
Webにアップロードする文言を入力する…
マルチ・ディスプレイは便利であんす。
そしてラジオからからとりとめのない放送が流れている。

イーグルスが3月5日に日本公演。
30年前の、ホテル・カルフォルニア、デスペラード。
もちろん、AppleのiPodシャッフルに入っております。

1月21日(金曜日)

●オンライン・ストレージ
ちょっと前、クラウド・コンピューティングという言葉が賑わった。
ネットで結ばれたサーバーにデータを保管するというのが一般的な使い方で、
主に企業向けかと思っていたのだが、個人向けサービスがあった。

何が便利かというと、
自分のPC内にデータを置いているとクラッシュした場合パーになることが多い。
じゃ、外付けHDDに置けばいい、という考えもある。
確かに本丸がやられてもデータ置き場の出城があれば安心だ。

しかし、USBで結ばれた外付けHDDはそのPCしかメリットがない。
ネットワーク対応のHDDならLAN上のPCで共有できるので、それなりに便利。

じゃ、クラウド・コンピューティングのオンライン・ストレージは何がいいのか?
外部のサーバーにデータを置いているから、例えば外出先からアクセスできる。
進行中の書類やWebデータを保管しておけば出先でいつでも更新できる。
ブラウザから更新するBlogは旅先から更新できるが、
ネットPCにWeb用オーサリングソフトをインストールしておけば、
Blog同様に最新情報がアップロードできてしまう。

オンライン・ストレージにはeverNote、SugarSync など有名どころがあるが、
私が利用しているのはDropBoxで2Gまで無料。
クライアントのデーターをドラッグ&ドロップすればOKという使いやすさ。

最近、NAVER Nドライブつ〜のも使い始めた。
韓国系の会社だが10Gまで無料で、
使い心地はDropBoxに似ている。

無料で12Gまで使えればOffice系、テキスト系データなら十分すぎる容量。

優良な無料サービスは積極的に取り込みませう。

1月20日(木曜日

●ハイボール人気
最近のサントリーCMにアンクル・トリスが復活した。

サントリー文化華やかな昭和30年代に誕生した柳原良平氏によるキャラクターだ。
敗戦直後アルコール飲料が極端に払底し
酒好きは薬用アルコールならまだしも工業用アルコールを薄めて飲んだり、
粗悪な酒で我慢をしなければなかった。

敗戦から10年経過しやっとまともな酒が出回るようになってきた。
サントリーの前身、寿屋は巧みな宣伝と販売促進で支持を受けた。
当時の宣伝部には山口瞳、開高健といった文士が在籍し
「サントリー文化」を創り出していった。

盛り場に「トリス・バー」が出現し、大人向けPR誌「洋酒天国」が発刊された。
後に山口瞳氏のキャッチ・フレーズ「トリスを飲んでハワイに行こう」
という広告キャンペーンが大ヒット。
庶民にかなわぬ海外旅行を餌にトリス・ウイスキーを売りまくった。

トリスバーで流行っていた飲み方が「ハイ・ボール」だった。
ウイスキーを炭酸で割ったチープな飲み物だが
元が安いので決してうまいもんではない。

トリス文化全盛期はまだ飲酒年齢ではなかったが、
社会に出た頃はトリスは下火になっていた。

20歳を過ぎる前、ポケット瓶を買ってストレートで飲んでみたが
水っぽくて飲めたものではなかった。

社会に出た頃、
トリス・バーの看板はサントリー・バーになっていた。
若いサラリーマンは「レッド」
歳をとるほどに「サントリー・ホワイト」「角」「だるま」に格上げしていった。

私が通い始めたバーも昔はトリス・バーだった。
順当にラベルのグレードを上げていったが「角」どまり。
ボトルデザインが気に入っていたので。
行くたびに「水割り」だった。
ハイボールなど飲んでいる客は一人もいなかった。



そのうち若者のウイスキー、日本酒離れが始まり、
大人の夜の社交場だった「Bar」はじいさんばっかり。
若い連中は安いチェーン店でビールやウーロンハイといった
低アルコールの飲み物に集中するようになった。
さらに「草食系男子」が蔓延し、アルコール自体口にしない。

嘆かわしい時代になったもんだと思っていたら、
CMに小雪が登場し大人の雰囲気でハイボールをすすめる。
さらに、なんとかいう小娘とアンクル・トリスが登場し
若者たちがトリス・ハイボールで盛り上がる。
コンビニには缶入りハイボールが登場する。

弱い酒だが久々にアルコール業界が賑やかになるような気配。

新聞に「ビール4社、ハイボールなど非ビール分野強化 11年販売計画」という文字が躍る。

ヒット商品も「発泡酒」も頭打ちらしい。
各社が酒税を考慮し開発した飲料も、売れるとなると
国は税率を上げてくる、というわけで作戦変更なのだろう。

だが、ハイボールはきわもの。
やはり、いいウイスキーをストレートでやるに限る。
私が思うに、国産でいい味しているのはニッカウヰスキー。
舌にとろっとまつわり、
口の中でころがしてもむせることはない。

輸入ものならスコッチより野性味あふれたバーボンがいい。
ブランデーはすっかり静かになってしまったが、
ときたま濃緑のすりガラスボトルからトクトクと注ぎ、
ゆっくり楽しむのも、またよし。

1月19日(水曜日)

●資源化
資源の少ない日本は、IT機器に必要な希少金属類を
中国偏重の輸入に頼らず、領海内の深海鉱脈から採取する試みを始める。

また、地球温暖化の元凶とされる二酸化炭素を
金属の触媒を使って医薬品やプラスチックの合成に利用可能な
炭素資源に変換する手法を東工大グループが開発したという。

文明の機器が排出した、つまり人間が環境破壊の元凶でCO2には罪がない。
空気中に含まれる無尽蔵の元素を再利用することで、
環境破壊に少しは歯止めがかかるかもしれないし、
資源の高度利用は、日本の進むべき方向を示すものだろう。

そういえば、ナチスドイツは世界秩序を混乱に陥れた悪の根源のように思われているが、
ナチスの台頭は実業界、国民の期待が背景にあった。

第一次世界大戦に負け莫大すぎる制裁を受けドイツ国家は疲弊していた。
三等国家に転落し自信を失っていた国民、財界に
ナチスは希望のともしびだった。
ヒトラーが政権樹立すると、アウトバーン建設に着手し失業対策を行い、
国民車(フォルクス・ワーゲン)の開発で鉄鋼業など産業界が元気になってきた。
再軍備で航空、船舶、鉄道、通信など基幹産業が息を吹き返す。
ワイマール統治下と異なり大衆文化もよみがえった。

全てのドイツが短い繁栄に酔っていた。

が、領土拡張に着手したころから様子が変わってきた。
第一次世界大戦の敗戦で海外領土(植民地)を失ったドイツは
石油、ゴムの資源調達が思うようにゆかない。
そこで、お得意の科学、化学技術を駆使しようと考えた。

合成石油、合成ゴムの研究開発だ。
とくに、合成ゴムは確か空気中の窒素を用いたと昔、読んだ記憶がある。

二酸化炭素を炭素資源に変えるという日本の技術確立だが、
はるか昔、ドイツが似たようなことをやっていたのだ。

必要は発明の母。
為せばなる。

消費量が大きければそこに眠る資源の量も比例する。
ゴミもさらなる資源化。
都市鉱脈も深耕。

日本の未来は暗いばかりではない。

1月18日(火曜日)

●ジョブズ休職
ラジオからとんでもないニュースが飛び込んできた。
Apple CEOスティーブ・ジョブズが健康の理由で休職するという。
彼はMacに始まりiPod、iPhone、iPadつ〜
ヒット商品を送り出したカリスマ経営者。

2年前も病気を理由に一時期リタイヤしていた。
すい臓がんを患い肝臓移植も行った模様。
かなりの病歴にも関わらず復帰してから精力的に仕事をこなしていた。

巨大な組織に成長したAppleだが紆余曲折があった。
創業者でありなから自らスカウトしたスカリーに追放され、
10年以上経過して復帰した。

現在の数々のヒット商品は彼の目のつけどころに負うところが多い。
世界中のAppleファンは彼の去就に注目する。
仮に経営を他に任せてリタイヤしたら、Appleの輝きを維持できるか。
まだ55歳の若さだが、
ライバルであるマイクロ・ソフトのビル・ゲイツは同じ年ながら
さっさと引退し自分が設立した財団に関わっている。

まだ挑戦的なスティーブ・ジョブズだろうが、健康が不安定ではね。

その昔、マッキントッシュClassicを初めて購入したときの幸福感がよみがえる。
小さな箱のような機種だったが、日本の機種はMS−DOS。
カラー化されていなかったが、その洗練された画面は、、
使う者を未来への入り口に立たせてくれたようなものだ。
ジョブズの商品は昔から、ワクワク感を漂わせているのだ。

●今どきのデスクトップ
昨日の朝刊にHPの格安デスクトップ、ノートPCの広告が掲載された。
デスクトップがディスプレイ付で49980円。
14インチワイド液晶のノートが39900円。
ヒューレット・パッカードといえば一流ブランド。
それがこの価格!
スペックを見て驚いた。
ノートのOSはVistaときたもんだ。
デスクトップのメモリは1G。
両方ともそのままでは非力マシン。
安さにつられて買った人こそいい迷惑。



最近のノートPCは無線LAN機能を内蔵しているのが普通だが、
デスクトップに波及しているのには驚いた。

先日、無線LANが確立できないという電話である家を訪問したのだが、
新規購入したという機種がまさにそれだった。
少し離れた場所に無線LANルーターが設置されていた。
近所の電波は受信しているのだが、
肝心の自宅の電波は切断されている。

XP時代に購入したバッファローのリンク・ステーションだ。
購入したパソコンのOSは64ビットのWindow7。
リンク確立用のインストールディスクは動作しなかった。
仕方なく、別のPCからバッファローのサイトから最新版をダウンロードして、
それをフラッシュメモリにコピー。
新品PCに取り込み、インストールして無事、確立することができた。
暗号化は自動的に行われた。

慣れていれば比較的簡単な作業なのだが、
普通に使っている人には至難の技だろう。

当方のLAN環境はケーブルを引きまわしている。
WiFi時代になったのだから、
最新無線LANルーターを導入しすっきりさせたくなってきた。

1月17日(月曜日)

●乾燥
関東地方は相変わらず晴天続き。
昨日の初雪ほんの口汚しで、相変わらず乾ききっている。
火には細心の注意を払わなくてはならないが、
この乾燥状態は保存食づくりには最適だ。

先日、NHK教育で「乾燥野菜」を作る、をやっていた。
人参、白菜などを天日干しにすると甘みが増すという。

以前、自家製大根で切り干しを作ったことがあるが、
ほかの野菜は試したことがなかった。
テレビでは人参をピーラーで薄切りにしていたが、
千切りにしてもよさそうだ。

アジ、サバ、サンマの自家製干物はわが家の定番になっている。
スーパーなどで購入するものは塩味が効きすぎているし
保存料も使われている。
自分で作れば安心だ。
生の魚を薄く味つけしゴマをふりかけ天日で数時間干すと
あぶらののった干物が完成だ。
焼き魚より数倍味がよくなる。
一度お試しあれ。

干しすぎると縮んでしまい
みりん干しのように固くなるのでご用心。



たまたま見たBSで
荒俣氏が韓国を訪れチェ・ジウの案内で宮廷料理を堪能していた。
一度の食事で5色の野菜を食べるとよいと、
「冬のソナタ」のヒロインが言っていた。

近頃、朝食に私が開発した(?)、「蒸し野菜炒め」は
ナス、ピーマン、玉ねぎ、しめじを使っているのだが、
4色なのでもう1色加えれば申し分ない。

最近の健康志向で蒸し野菜が流行っているが、
なまっちろい色より
鉄板焼きかバーベキューのように
少し焦げ目がついたほうが食欲をそそるのではないかと…

というわけで「蒸し野菜炒め」が生まれた。
野菜炒めのように攪拌しない。

オリーブ油でフライパンを熱しフタをして中温で野菜を蒸す。
焦げないように途中で大さじ2杯分の水を加え
塩コショウをパラパラ。
輪切り・厚切りにしたナスが柔らかくなったら、
大さじ軽く1杯のだしの元か醤油を加える。
ハムかウインナ、ベーコンを加える。
次に高温にして野菜に焦げ目をつける。
1分以内でできあがり。

ナスにしっかり味がしみ込み非常に美味。
この味を知ってしまったら病みつきになることうけあい。

飲み物はわが家の柚子を使ったホットYUZU。
レモンと違ってマイルドでさわやかなな酸味がいい。
それと調整済みの豆乳+コーンスープ。

野菜嫌いだったけど、
昔に比べればかなり気を使っております。

1月16日(日曜日)

●センター試験
昨日、今日と2日かけて行われている。
新聞に昨日の問題が掲載されているが、
小さな文字でびっしり埋めつくされていて
見る気にもならないし、まして解こうとする意欲もわかない。

いつごろこの制度が始まったのかわからないが、ルールがわからない。
独法大学入試センターが問題作成をし、
国立だけでなく私立もこれを利用しているようだ。
大学側が毎回頭を悩ませるであろう問題作成を放棄したようなものなのか?

母校のWebサイトには
センター試験と大学独自の試験があり、
センター試験と大学独自の併願というのもある。
3教科型、4教科型もあった。

当然この複雑な仕組みの訓練はできているのだろうが、
今の受験生は大変だな、と。

●初雪
雨戸をあけたら白い世界が広がった。
庭や踏み石をうっすらと隠す程度の雪だったが、
晴天続きで乾燥しきっていた草花には多少湿り気を与えただろう。

冬の弱い日差しでも昼前に淡雪をさっさと消してしまった。




1月15日(土曜日)

●改造
改造とは、某建築会社がやっている「新築そっくりさん」だ。
管・工務店の場合、新しい部材を使っているならともかく…

みんなの党・渡辺氏は相変わらずズバリ辛辣な表現する。
管改造内閣を「廃材内閣」と。
その昔「立ち上がれ日本」を「立ち枯れ日本」といったが、
そこを飛び出した72歳の与謝野氏が入閣。
78歳の藤井氏が46歳の枝野官房長官を補佐するという珍妙な布陣。
確かに「廃材」

管首相は「有言実行内閣」と。
いままでと同じ看板だが、実行できていなかったという証明。
自ら「仮免」というくらいだから自信のなさが表れている。

枝野新官房長官は「実務協力推進内閣」と。
自分でも面白みのないネーミングといっている。
内閣自体が面白みがないのだから仕方ない。

管首相の盟友江田法相「崖っぷち内閣」。
後がないのだからやるっきゃない。
父親の死で裁判官から政治家に転身。
死刑制度に慎重。
鳩山弟元法相のように、死刑執行を熱心に行うかどうか。
でも、やるっきゃない。



読売の橋本五郎さんは「ひるまぬ覚悟、意志」が必要と。
管首相にはそれがないから。

そして、
ニクソンがドゴールを評した言葉を贈る。

「政治は可能性のある芸術であるより先に意志ある者の技術だった」



芸術より技術なら、東工大出身の理系首相なら得意のはずだが、
国家という巨漢を小兵が性急に持ち上げようとするから腰が砕ける。
温故知新
ピラミッドを造ったエジプトの古代の技術を見習おう。
江戸城の石垣を積み上げた知恵でもいい。

野党時代の元気は与党になって姿を消した。
批判するだけの野党は、ある意味ラクだが、
一度はなってみたかった与党のつらさが骨身にしみているだろう。

ミセス管は言っている「攻撃には強いが守りに弱い」

これでは、真珠湾で大勝利し、半年後のミッドウェー以来負け続けた
日本の軍隊とそっくりではないか。

1月14日(金曜日)

●あなたの声
NHKラジオ深夜便の歌が、山崎ハコの「あなたの声」になった。
少ししわがれたような熟年のハコさんだ。
彼女の世界も枯れてきたのだろうか、
「白い花」のような凄味が感じられない。
でも、深夜聞く彼女の声に気分安らぐ。



民主党枝野氏が官房長官に。
へ〜〜。埼玉の星は火中の栗を拾うことになったのね。

沈没寸前の泥船で破れかぶれの人員配置。
元官房長官はそれなりの重職へ。
馬淵国交相は海のもずくへ。

場当たりの内閣改造。
立ち上がれ日本の与謝野氏は脱党して
管にすり寄る。

首相とその奥方はベッドの中で。
それでいいのよあんた。
はい。

1月13日(木曜日)

●猛妻
管首相夫人・伸子さんが日本外国特派員協会で講演した。
にこやかで自信にあふれ、あの雰囲気を亭主が出せればいいのにね。

「できることをやって玉砕はあいいが、支持率が悪いと批判され(首相を)
辞めることはあってほしくないし、あり得ない」
と、内閣支持率低迷を理由に政権を投げ出す可能性を否定した。

また、首相が野党側から厳しい追及を受けたことについて
「今まではすごくいじめていたので、与党になれば当たり前。
夫婦とも攻めが強くて、受けが弱いのでトレーニングしなければいけない」

妻の発言というより参謀の言葉だ。

彼女の岡山の実家は旧家で父親は医師、母親が政治家。
祖父は医師で政治家という政治が身近な環境で育った。
津田塾大英文科入学で上京、初めは寮に住むが3年の時、
三鷹市の菅直人宅に下宿する。
その頃、仕事の都合で菅さんの両親が三重に転勤になり、
菅さんと菅さんの姉、伸子さんの3人が一つ屋根の下で生活するようになる。
津田塾大を卒業し、東京に残るため早稲田大学文学部仏文科に学士入学。
1970年卒業。

菅の父親と伸子さんの母親が兄妹でふたりはいとこ同士。
いつしか禁断の愛がはぐくまれ、
菅直人は1歳年上の姫井伸子と1970年の冬に結婚。
いとこ婚となることから、姫井家や菅家の親族らから反対されたという。

近親結婚の危険性は両人とも認識していたはずだから、
その危険な賭けにかけたという、菅直人氏は結構図太い神経なのかも。
身近なところで相手を決めてしまったという感じもするけど。

早くから夫の政治活動に関わり、
ついに総理就任という山をきわめた陰に
夫人の力があったことは容易に想像できる。

最近の首相のカラ元気は夫人に相当尻を叩かれた結果だろう。

かくして、日本の行く末は管家のベッドから生まれるのであるね。



生まれ変わったら首相と再び結婚するか?の問いに
「もう一度同じことをしてもおもしろくない。結婚しません」
と、バッサリ。

相変わらず眠そうな目をした
夫、直人は顔色なし。

1月12日(水曜日)

●対応
昨年暮、デジカメの液晶に黒い筋が入ってしまった。
落としたわけでもないし、ぶつけてもいない。
ヤワな液晶だったのだ。

これまで、オリンパス、キヤノンを使っていたが
PENTAXは初めてだった。
メニューアイコンのつくりがキヤノンに比べ
稚拙なのが気になっていたが、
新しい機種なのでHD動画もこなす。
小・薄のスタイルは気に入っていた。

サポートセンターに症状を記してメールを出すと
即、返事が返ってきた。
実機と保証書を添えて着払いで送ってくれという。

新年は4日から営業開始ということだったので、その日に送る。
3日ほどで送り返されてきた。
液晶はもとの健康な姿になっていた。
1年の保証期間内だったので無料とはいえ、
迅速な対応には好感がもてた。

しかし、次に買うときは、違うメーカーを選ぶだろう。
あの、がきっぽいアイコンが趣味に合わないので。
機能はいいのにね〜。

1月11日(火曜日)

●目黒の殺人
毎日殺伐とした事件が発生している。
新聞より先にTVニュースで目黒の87と81の老夫婦が刺されたことを知る。
その後、おじいさんは失血で死亡したという。
東横線中目黒至近の上目黒3丁目。
このあたりは土地勘がないわけではない。
20年以上前、山手通りに面したビルの3階に小さな事務所を構えていた。
駅付近にはフランキー堺、年老いた上原謙が住んでいてすれ違ったこともあるし、
往年の美男俳優・上原謙氏とは、
高架下の蕎麦屋で居合わせたこともある。
事務所の並びのコンビニでは、小柄な本田美奈子が買い物をしていた。

高架脇は商店が雑然としているが、
そこから少し入ると住宅地に変わる。
事件のあった場所は、そんな位置だ。
写真で見ると高台の角地の大きな家。
かなりの不動産価値だろう。
子どもたちは巣立ち老夫婦が静かに暮らしていた。

そこへ果物ナイフと鎌をもった男が闖入し二人を刺した。
近所の男性が奥さんの悲鳴を聞きかけつけたところ、犯人とドアで鉢合わせ。
凶器で威嚇されひるんだところ逃走されたという。

現場で状況を伝えるレポーターが言うように、
土地勘のない人は迷子になるほどあの界隈は入り組んでいる。
人家が密集していても大きな住宅が多く人目もあまりない。

都会のアパート、マンションは「隣りは何をする人ぞ」で互いに無関心。
昔からの住宅地は、町内会はあっても、頻繁に顔を合わせるわけではない。
接近している集合住宅より戸建て住宅。
しかも高齢者が住む家は
犯罪者にとって絶好のターゲットなのかもしれない。

人家のまばらな田園地帯の住宅つ〜のはどうなんかね。

1月10日(月曜日)
●成人の日
洋酒メーカー壽屋、おっと違ったサントリーが
「祝二十歳、飲酒は二十歳から」の全7段広告を掲載した。
執筆はこのところ伊集院静氏だ。
イラストは、たぶん黒田征太郎。

山口瞳、柳原良平という壽屋宣伝部コンピによる
昭和40年代の広告が記憶の底によみがえる。

最近の日本の若者は内にこもりがち、とよく言われる。
島国に安住し海外に目を向けることも少ない。
留学生の数も中国、韓国に抜かれた。

昔「書を捨てよ、町へ出よう」
今「携帯、インターネットを捨てよ、海外へ出よう」

サントリーの恒例の広告のキャッチフレーズは
「風の中に立ちなさい」

内容は「自分の目で海外を見よう」というもの。

ノーベル賞を受賞した日本人科学者も、
若者が海外に出ることの重要性を述べていた。

読売新連載「日本の革新」で、
劇作家・山崎正和氏が日本の「知識基盤の弱さ」を危惧している。
「平等」を追求するあまり、小中校での落第・留年を一切なくした。
結果、分数計算、常用漢字の読めない大学生が大量に生まれた。
「高学歴・低学力」の量産が国力を弱体化する。
高校授業料無料化するくらいなら、
やる気のある生徒の奨学金を充実させるべきだろう。

まったくそのと〜り。

中央公論2月号特集「大学の耐えられない軽さ」
利根川進氏寄稿「研究者になりたいなら日本を出て世界を見よ」

わが国の見識ある大人たちは
若者の「縮み志向」を憂慮している。
「縮み」はかつてのSONYのお家芸だったのだが。

「教育制度改革なくして将来の日本なし」だろう。

共産主義でさえ「平等」など存在しないのだから、
資本主義社会の「平等」などまやかしに過ぎないのだ。
政権与党のビジョンなき迎合と思われても仕方ない。
民主党の「ばらまき」など得票のための政策以外のなにものでもない。

成人の日は昔から1月15日と決まっていた。
武家社会の「元服」がその由来だが。
ところが、連休を増やし「ゆとり」をなどと
自民党は「ハッピーホリデー」を導入した。
結果、祝日が毎年ふらふらしている。

こんなところにも、迎合主義が見え隠れする。

1月9日(日曜日)
●大河ドラマ
年をくった「市」と「浅井長政」「明智光秀」
間もなく舞台から姿を消すことになるのだが、
ど〜してあんなロートルのキャスティングになったのか。
市に懸想し後に娘の茶々を側室にする馬面の「羽柴秀吉」も食い足りない。

「市」の3姉妹のうち真ん中は何という名だったか?
「初」だった。
それを演じるタレントの名はなんだったか?
コマーシャルによく登場するのだが…
ハワイの島をチャリで見てまわるという以前NHK BSで見た番組で、
しょ〜もないレポートをしていたAHOなタレントだった。

これから1年つきあうか否か。
うつらうつらしながら見ておりました。

●凡戦
サッカーアジア杯でザックJapanが初の公式戦を行った。
相手はFIFAランク104位のヨルダン。
アウェーとはいえFIFAランク29位の日本にとって
強敵と呼んでは相手に対し失礼だろう。
と思ったのは試合が始まる前までの話し。

夜中にBSでLive中継を行っていた。
中近東特有のゆったりとした白い服をまとった観客が
さほど大きくない競技場を埋め尽くしていた。
芝生の緑、観客の白、空の青が美しい対比を見せていた。

日本チームは海外で活躍する選手のほとんどが顔をそろえるという気合の入った布陣。
ところが、試合が始まると相手のゴール前でパス回しという
日本独特のまどろこしい展開に始終する。
海外のチームで目覚ましい働きをする彼らは、
日本という枠でくくられると平凡な動きしかできなるというのはどういうこと?

つまらない試合運びで前半が終わろうとするとき、
ヨルダンのボールが日本のゴールに突き刺さった。

低いボールがころかりこむはずだった。
キーパーはそれに反応したが、
ゴール寸前で防ごうとした日本選手の足に当たり
ボールの軌道は高くなってしまった。
とっさのことでキーパーは飛びつくことができなかった。

あのボールが足に当たらなかったらキーパーは確実に防いでいただろう。

平凡すぎる試合運びに後半は見る気がしなくなった。
結局、ロスタイムに日本が1点入れてドローにしたが、
ザッケローニ新監督を迎えた結果がこれではね。

13日シリア、17日サウジアラビアと戦う。
こんな戦いぶりを見せられては、
熱心なファンではない私のような素人でさえ顔をそむけたくなる。

1月8日(土曜日)
●浅田新作
昨年は「終わらざる夏」「マンチュリアンレポート」という、
話題作を上梓した浅田次郎氏が、
新年早々「一刀斎夢禄」上・下を発表。
新撰組隊士にして大正まで生き延びた斎藤一が主人公。
興味をそそる作品を矢継ぎ早に世に送るパワーは圧巻だ。

斎藤一は「壬生義士伝」にも頻繁に登場する。
映画では佐藤浩市が演じている。
大野次郎衛の息子と吉村貫一郎の末娘が結婚し
下町で開業する医院へ、孫の風邪で偶然訪れるという冒頭のシーンだ。

「終わらざる夏」上・下は図書館にリクエストしちまったので、
待つだけ待たされたあげく、上巻は読み終わらないうちに返却日となってしまった。
下巻はいつ借りられるかわからないつ〜ので、
辞退したという苦い経験がある。

やっぱ、本当に読みたい作品は買わなきゃなるまい。

「壬生義士伝」を読み終わり次第、そうするつもり。

●山本一力
彼の人情話もいいが、NHKラジオ深夜便でときおり声が聞ける。
低音でなかなか迫力がある。

初めて山本作品に接したのは5年前。
「ワシントンハイツの旋風」という現代物だった。
昭和30年中ごろから昭和40年なかごろまでの10年間、
山本氏の伝記風フィクションだ。
当時の東京の描写が懐かしかった。

その彼が「ジョン・マン」を上梓。
幕末青年の風雲録。
こちらも面白そうだ。

それにつけても、佐々木の譲さん、
警察物ばかりでなく、「武揚伝」を書いた昔のように
幕末、明治、太平洋戦争に世界を移してくれないかな?

1月7日(金曜日)
●やっと目が覚めた?
日本は資源の少ない「金持ち国家」だから、
希少金属なども札びらを切って中国から買い込んでいたところ、
産出国の中国が輸出制限を行ってしまった。
携帯電話、パソコンには欠かせない金属なので政府は大慌て。

近い、安いつ〜ので一国偏重したためだが、当然の結果だ。
一党独裁の共産主義国家に頼りすぎる危険性などはなからわかっていたはずだ。

企業だって仕入れを一社に限定していては、それがコケたらどうなるか。
小学生だって理解できる。

新聞に「海底レアメタル採掘へ」という記事が躍った。
日本の領海内に有望な鉱脈が眠っているらしいのだ。
その規模200兆円!!

開発費200億〜300億円。
10年後の商業化を目指すという。

有望な資源が領土内にあるにもかかわらず、
技術、コストの問題から実用化は無理ということだったが、
輸入高依存による弊害に懲りて
多少金がかかっても自前の技術で確保しよう、とやっと気がついた。

雑巾を絞り切るような、せこい「仕分け」依存でなく、
使途不明な金を世界中にばらまき、
「手当て」という国内のばらまきをやめて
科学技術振興に集中させるべきでないの?

1月6日(木曜日)
●ロカビリー歌手の死
銀座方面から見ると日劇は数寄屋橋の向こうにあった。
隣は朝日新聞社だった。

昭和30年代、日劇ウエスタン/カーニバルといえば、
年頃の娘たちが熱に浮かされたようになっていた。
開演前は日劇の周りを何周も取り囲み、
ステージが始まるとお目当ての歌手にものすごい数の紙テープが投げられる。
あのスタイルは横浜大桟橋から
海外に向かう人と別れを惜しむ紙テープがヒントだったのだろうか。

当時中・高生だった小生とは無縁の世界だったが、
映画館のニュースフィルムや、
床屋の待合コーナーに置いてあった「平凡」「明星」といった芸能雑誌で
その熱狂ぶりは知っていた。

当時はロックンロールとヒルビリーのあいのこだと思うが、
ロカビリーというジャンルがあった。
ギターをかきならしながら時に派手なパフォーマンスを行う。
そのたびに娘たちはキャーキャー騒ぎ
中には失神する連中もいる。

絶大な人気を誇ったのが、
ミッキー・カーチス、平尾昌晃、山下敬二郎の
ロカビリー3人男だった。

今やミッキー亭カーチスといって落語をするミッキーは
甘い外人マスクで日本語ペラペラ。
後に作曲で成功する平尾昌晃。
山下敬二郎は柳家金語楼という当代切っての人気落語家の息子。
親が丸顔なのに彼は面長で不良っぽさが漂っていた。
いつしかウエスタン・カーニバル人気も下火になったが、
ヤマケイだけはロカビリー歌手のままだった。
高齢になってもスリムなボディで、
ポール・アンカのダイアナを歌っていた。

その彼が亡くなった。
71歳というから人気絶頂のころはまだ十代だったんじゃないの。
その当時から女の子にキャーキャー言われていれば
なかなか堅気の生活に戻れるわけがない。
5回結婚というのがそれを裏付ける。

合掌

1月5日(水曜日)
●GPSの高精度化
人工衛星による位置確定で世の中かなり便利になった。
4〜5年前のカーナビはCD−ROMに焼いた地図データを搭載し設定も煩雑だった。
都内からわが家へ帰るときなど、
地図上にはなんにもない地点でナビ終了のサインがでたもんだ。

ところが、最近のはかなり正確だ。
千葉県の友人が初めてわが家を訪れたときなど、
SANYOゴリラに導かれて、
結構土地勘のある人でなければ走らない道を通って迷うことなく到達してしまった。
GPSのお蔭だった。

日本のGPSシステムは
自前の準天頂衛星「みちびき」と米国の衛星の2つを利用しているそうだ。
しかし、米国の衛星は軍事目的であるため、
有事となると第3国からの妨害電波で正確な運用ができなくなるらしい。

世界における米国の指導力が以前より低下しつつある今日、
経済・軍事で躍進著しい中国や不良国家・北朝鮮など
東アジアの不安定要素を考えたとき、
米国に頼ってばかりいられないと、
自前の衛星数を現行の1個から6〜7個に増やす方針となった。

完成のあかつきには、
カーナビ精度、誤差1mとなり現行より10倍の精度で測位できるという。
現在でも十分な精度と思うが、産業界にはかなりのプラス要因となる。
つまり、
大規模農場、重機の自動運転、
鉄道、航空機の運転・運行の安全面向上、資源探査、防災への活用
など、新たなビジネスを生む期待が高いという。

衛星の角度をちょっと変えれば中国、朝鮮半島などの位置情報もとれるんだろうね。

昔は軍事技術が平和利用に転用されたが、
戦争放棄したわが国では、平和技術が有事となれば軍事転用が可能ということだ。
濃縮ウラン技術は核兵器に、打ち上げロケットはミサイルに、造船は軍事船舶に
日本の潜在能力と高い技術力にある国家は警戒するのだよ。

1月4日(火曜日)
●ジェニファー・ロペス
かつて日本でヒットした周防監督の「シャル・ウィー・ダンス?」。
その米国版に出演していた、草刈民代演じる岸川舞の役を
ジェニファー・ロペスがやっていた。
ちなみに、役所広司の杉山正平役はリチャード・ギア。

プエルトリコ出身のジェニファー・ロペスは、
浅黒い肌と情熱的な目をした典型的なラティーノ。
YouTubeでラテン・ミュージックを探していたら
彼女の名前が引っかかってきた。
映画だけでなく音楽活動もしていたのだ。
母国語のスペイン語を生かしたラテンだけでなく英語の曲も多い。
マドンナ風のPVもある。
40を越してLadyGAGAやクリスティーナ・アギレラに対抗するかのような
派手なコスチュームと踊りも披露していた。

だが、彼女にはラテンのほうが似合う、と思う。
懐かしい「キエンセラ」の動画があったのでそれをダウンロード。

いつものように、映像と音を分離する作業に入ったのだが、
なぜかうまくいかない。
ガードがかかっているのかな?

そうなると探究心が目を覚ます。
ダウンロードするソフトと分離するソフトを変えたら
ようやく音楽プレーヤーに転送できる形式になった。
原因は不明だが、いくつか試してみればなんとかなるもんだ。

1月3日(月曜日)
●佳境に入る
壬生義士伝(下巻)。
読み終えるのが惜しいような気分でページを繰る。

映画の冒頭シーンでは医者となり東京で開業していたが、
小説では満州に渡っていた。

親子2代にわたる身分を越えた友情と、
明治の御代になって親と兄を失った足軽の娘と
元家老の息子が結ばれていた。

稀代のストリー・テラーにして「平成の泣かせ屋」の異名をもつ
浅田次郎の面目躍如。

そして、大野次郎衛に影のように従ってきた中間の佐助が
大正時代に入り新興歓楽地・新宿を縄張りにもつ
70過ぎの博徒頭として登場する。

映画では鳥羽伏見の戦いで敗走した新撰組隊士・吉村貫一郎が
大阪の南部藩・蔵屋敷にたどりつく。
そこには幼馴染の親友・大野次郎衛が差配として在籍していた。
脱藩者である貫一郎が門をくぐれるはずもない場所なのだが、
死に場所として故郷のにおいのするそこを選んだのだ。

烈火のごとく叱責し切腹を命じる次郎衛だった。

中間・佐吉の冷徹な目は立場と友情の間で苦悩する次郎衛の心情がわかっていた。

映画は、貫一郎の長い回想シーンが続くのだが、
小説も同じような構成だった。

映画では、渡世人となった佐吉が、大野と吉村の遺児たちを
陰ながら見守る姿があった。

小説は、佐吉の目に映った幼い時分からの次郎衛と貫一郎の姿を延々と語る。
義侠心厚い男の言葉は胸に沁みる。

…てなわけで、少しづつ読み進み、惜しみつつ本を閉じる夜ではあります。

1月2日(日曜日)
●好日
九州長崎、福岡では雪が降るというのに関東地方は風もなく晴れ渡る。

NHKラジオの時報とピタリと同期するデジタル電波時計が
このところ狂い始めてきた。
今回に限ったことではないが、
晴天が続くと電波時計が電波を受信しにくくなるようだ。

電波を受信しやすいように壁から窓際に移動しても、
受信中を知らせるパラボラアンテナが消えてしまう。
曇天時には順調なのに…

正確無比の機器が数秒狂うとなんとなく落ち着かなくなる。
本人はそんなに几帳面な性格ではないのだが…

1月1日(土曜日)
●元旦MAC
大晦日恒例NHK紅白歌合戦には一度もチャンネルを合わせることなく新年へ。
知らない若い顔が増え、ジャリの学芸会など見る気がしない。

4〜5年前は除夜の鐘を聞き終わらないうちに家を飛び出し
姫宮神社に初詣でに出掛けたものだが、最近はそんな気力も失せた。
年越し蕎麦をすすり早々に寝てしまった。

最近の大型商業施設は元旦から営業している。
景気が低迷しているのでのんびりしていられないし、
福袋人気もあるのでそれを目当ての客を取り込もうというのだろう。

昼近く近在唯一の百貨店・春日部ロビンソンへ。
思ったほどの混雑ではなかった。
知名度の低い百貨店で、
通常月のウィークディなど閑古鳥が鳴いているといわれる。

ロビンソンのある通りは
電線が埋設され、日光街道宿場町・粕壁のよすがを残す町並みなのだが、
メイン施設がクローズしたら目も当てられない。
地元はもちろん、周辺の人も売り上げに協力したいのだが、
気の利いたテナントもなく、目ぼしい商品が少ないつ〜のが玉にきず。
ローカル百貨店の苦悩がひしひしと伝わる。

1階にはガラス張りのティーラウンジがあるのだが、
街路樹が間近に見えてタバコが喫える隣りの建物のMacへ。
元旦からいつもと変わらない時間を過ごすとはね。

考えてみれば、年々新年らしい気分が消えてゆくようだ。


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