田舎三昧の生活と意見12月

<--田舎三昧の掲示板

2010年12月
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●吉太郎童謡集

■Contents

01海老蔵事件
  Google Earth
  譲さんの絵本
02庭がさみしく
  くさい
  友、遠方にあり
03学生街の喫茶店
  烈雨
04イナゴ
05方向性
  Google Chrome
06総統
07眼力健在
08未来カフェ
09壬生義士伝
  平和賞
10ジオラマ風写真
11昔の歌
12昔の歌Part2
13軽率発言
14壬生義士伝
15課長の自殺
  一見レトロカメラ
16友、来る
17日本ビクターの新ブランド
18韓国vs中国
  煽情に散った犬
  イルミネーション点灯
  中国のパクリ癖
  中国反応
19深夜放送
20Lady GAGA
  今夜も深夜便
21夢
  ヘッドホン
22冬至
23年末なのに
24奇妙な3人
25超小型
26霜柱
27有名人の喜劇
28どたばた
29EV
30編集手帳
31大掃除

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12月31日(金曜日)
●大掃除
大晦日という感覚は全くないのだけど、
家人がせかせか動き回るので、
小生、のんびりしていては居心地が悪い。
で、窓ふき、下水清掃などを…

仕事場は本が雑然と積み上げられており手がつかない。
年賀状も作っていない。

というわけで、新年のご挨拶状は少し遅れて届きます。

以上

本年もとりとめない駄文をお読みくださり
まことに恐縮至極ではあります。

来年は田舎暮らし18年目に突入。
庭方面に少し汗を流そうと思っとります。

では、よいお年をお迎えください。

小人敬白

12月30日(木曜日

●編集手帳
編集手帳子の忘年会で思い出の歌の話で盛り上がったそうだ。
中学生のころ聴いたうろ覚えの歌のタイトルが「少年」。
廃盤だったが友人がテープを送ってくれたという。
歌手:北原早苗、作詞:万里村ゆき子、作曲:加藤和彦。
発売1970年。

小生、歌手も知らなきゃ歌のタイトルも知らない。
フォーク全盛時代、深夜放送で流れていたらしいが、
ヒットしなかったようだ。

知っているのは作曲家だけ。
彼はフォーク・クルセーダーズのメンバーで、もう物故している。

北原早苗は、作詞:北山修「忘れられた恋」、作曲:宇崎竜童「伯父さん」
など、そうそうたるメンバーの歌を歌っている。

YouTubeで「少年」を探すとすぐ見つかった。
編集手帳子は知人からカセット・テープを送っていただいたらしいが、
彼が中学の頃聞いた、と書いている。
小生よりかなり年下とお見受けしたが、
パソコンは不調法のようだ。

詞の内容は、子供が少年になろうとする頃の
多感な内面を描いている。

1番はこんな具合

去年の僕の心の中は
おだやかで静かだった
このごろ僕の心の中は
嵐のように騒がしくなった
友だちの生きかた
女の人のにおい
誰かのうわさや
不思議な胸騒ぎ
いろんな音が飛び込んできて
ねむれない夜をおぼえたの

この曲を聞きながら、思い出した詩がある。
佐藤春夫「少年の日」

野ゆき山ゆき海辺ゆき
真ひるの丘べ花を敷き
つぶら瞳の君ゆゑに
うれひは青し空よりも

影おほき林をたどり
夢ふかきみ瞳を恋ひ
あたたかき真昼の丘べ
花を敷き、あはれ若き日  
      
君が瞳はつぶらにて
君が心は知りがたし。
君をはなれて唯ひとり
月夜の海に石を投ぐ。

君は夜な夜な毛絲あむ
銀の編み棒にあむ絲は
かぐろなる絲あかき絲
そのラムプ敷き誰がものぞ。


「少年」は自我に目覚め社会に視野が向く頃で、
異性もその対象のひとつだが、
女の人の「かおり」ではなく「におい」なのだ。
化粧をしていない素のままの女のにおい。
同世代の異性なら「女の人」とは言わないだろうから、
高校生のお姉さんや、それ以上の成熟した女性なのだろう。
するて〜と、かなり性的な意味合いをもつことになる。

一方「少年の日」は観念的で、女性を美化している。
佐藤春夫の「殉情詩集」は大正10年に発刊されているので、
当時は、ひたすら思い悩むという恋愛感情が一般的だったのだろう。
最近の歌詞と違い韻を踏んでいるので覚えやすい。



この詩に初めて出会ったのは
確か中学生の頃。
「初恋」などという言葉が似合いそうな大昔だ。



わが町の笠原小学校の壁には島崎藤村の「初恋」の
一節がレリーフになっている。

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたえしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり

わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情けに酌みしかな

林檎畠の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみとぞ
問ひたまふこそこいしけれ

信州の初恋にして、それが成就した詩だけど、
風情があります。

小説「野菊の墓」は、
野菊を「たみ」さんとオーバーラップさせ、
「まさお」は年上のいとこに思いを伝えるわけですが、
こっちは、悲恋。
でも、みずみずしい。

都会より地方のほうが情感があったようだけど、
情報が均質化した21世紀は、
どこも変わりばえしないのではなかろうか。

12月29日(水曜日)

●EV

先日、日産のカルロス・ゴーン社長が戦略EV車を発表した。

現段階はハイブリッド車がガソリン車と電気自動車のつなぎ役として走っている。
やがて、環境と資源にやさしい電気自動車が主流となるのだろうが、
世界中のすべての自動車が蓄電池で走る頃は、
土に還っているか海底に沈殿しているか大気圏を浮遊していると思うので、
残念ながら目にすることはないだろう。

自宅で充電するほか、
ガソリン・スタンドに代わる充電ステーションが誕生するわけだが、
メーカー毎にソケットが異なっては具合が悪いので
標準化をすすめなくてはならない。

日本はこの技術が進んでいるようだ。
東京電力が開発した急速充電器の規格は「チャデモ」というのだそうだ。
変わった名前だが、由来は
「茶でも飲んでいる短時間で手軽に充電」という極めて日本的。

だけど、チャージ(充電)、ムーブ(移動)という言葉がベースで、
「CHA de MO」から「チャデモ規格」という
ネーミングになったとか。

で、このたび米国では電気自動車の社会的走行実験を行うにあたり、
日本生まれの「チャデモ規格」を採用することになった。
当然、米国も急速充電装置を研究していたのだろうが、
それにくらべ日本のほうが優れていた、ということだ。

アメリカの実験が成功すれば、「チャデモ」は国際標準になる可能性大。

国際競争でよいニュースがない昨今、年の暮れにビッグニュースだ。
急速充電器の研究はドイツもあなどれないそうだ。

また、電気自動車開発は米国、欧州、中国でも行われており、
それぞれ独自規格を推進しているという。

まだ、予断は許さないが、日本の健闘を祈るばかり。



蓮舫議員が仕分けでスパコン開発費を削除する理由として、
「なぜ、No.2じゃいけないの?」などと、
基礎研究の重要さを知らない発言をしたが、
開発費は先進諸国と互角に戦うためには不可欠なのだ。

目先だけにとらわれた「女の浅知恵」としか言いようがありまへん。

ファッション・センスと歯切れの良さで脚光を浴びているけど、
肝心の部分が抜けている。
「ばらまき」をやめて、地道な研究に予算を振り向けるべきだろうね。

国民の支持は「手当て」で得られるというアホな考えの民主党。
ブルジョア鳩山で始まった未熟政権の優等生だから
彼女も毒されているのだろう。

12月28日(火曜日)

●どたばた
国家、国民より党内騒ぎで今年は暮れる。

管・仙石と小沢の闘争が繰り広げられているけど
一郎さんの神通力も風前のともしびかな。
もっと若ければ一大勢力引きつれて党を飛び出すのだろうが、
昔日の剛腕さはすり減り、形勢は不利になりつつある。

政治資金に関して清廉潔白が証明されない限り、
一郎さんの前に道は開けない。
田中前首相、金丸信から錬金術を学んだお方であるだけに
胡散くささが払拭できないのは致しかたない。
要は古い体質の政治家つ〜イメージが定着してしまっているわけ。

歌舞伎界に打撃を与えた海老蔵事件、
日頃偉そうなこと言ってるけど
私生活は色・欲ボケの著名熟年男女不倫事件、
…つまるところ、どちらも情けない。

政治家の先生も
レベルの低い争いに早く決着をつけていただきたいもんです。

☆あがた森魚
赤色エレジー

愛は愛とてなんになる
男一郎 まこととて
幸子の幸はどこにある
男一郎 ままよとて
昭和余年は春も宵
桜吹雪けば情も舞う

☆さくらと一郎
昭和枯れすすき

貧しさに負けた いえ 世間に負けた
この街も追われた いっそきれいに死のうか
力の限り生きたから 未練などないわ
花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき

一郎さんの歌はさみしさ漂う


12月27日(月曜日)
●著名人の喜劇
大桃、麻木という「顔がよくて頭がいい」と思われている熟女を
手玉に取ったかと思いきや、
冷や汗かきかき、あえいでいる男がAPF通信社代表山路徹だ。
会見で記者の肝心な質問には歯切れが悪い。

だが、苦悩の色をみじんも感じさせず、
ぺらぺらヨ〜しゃべる。
このテで口説いたのだろう。

男は大桃と結婚していながら作曲家と離婚した麻木と知り合い
「惹かれて」いったそうだが、
有名人でなくても
不倫の始まりはいつもこのような経過をたどる。

「会ってしまったゆえの不幸のはじまり」

男はもっともらしい理由をつけて大桃と離婚するのだが、
自立できる女としては、ここで男にすがるなどという
愁嘆場を見せるわけにもゆかず別れてしまった。
本心は、別れたくなかったらしいが。

男にはそのあたりは読めていたのだろう。

麻木も自立する女なのだから
大人の男と女の関係、
つまり「愛人」のままでよさそうと思うのだが
そうではなかった。

男と麻木は結婚するのだが、
男が麻木の籍に入る「婿養子」という
摩訶不思議な形態をとった。

いやはや、熟年有名人の色恋沙汰は
「麻紐」のようにこんがらがっている。

スポーツ紙などは「大人手当」という言葉を使い始めた。

男は大桃と結婚していたときは
大桃の個人事務所の社長におさまりお手当てをいただいていた。
その後、麻木とくっつき、事務所の社長に就任しお手当てをもらっていた。
事務所のマンションに男は寝起きし家賃、車の経費、
紛争地への取材費なども貢がれていた。

なんのことはない、結婚を隠れ蓑にした「ヒモ」でないの。

才女・麻木は危険極まりない地域で体を張って仕事をする男に、
当初はシビれたらしいが、なんせ金がかかる。
それが破局の始まりだったらしく、結局離婚。

奇しくも、来年は兎年。
二兎追うものは一兎も得ず。
ふう〜〜ん。
この男には真理だった。

結局、3人に何が残ったか?
「赤っ恥」だけ。

そんな折、米国ヒュー・ヘフナーが60歳年下の女と結婚という
ニュースが飛び込んできた。
雑誌「Play Boy」の創始者で、毎号「Play Mate」なる美女が登場する。
その中から、彼のおめがねにかなった女をはべらせることを
唯一無二の楽しみとする男だ。

いつの間にか80歳を過ぎていたが、このたび20代の
Play Mateと一緒になったつ〜〜んだから、疲れるはなし。
腹上死しないことを祈るばかり。

金があれば女は寄ってくるのね。
山路なにがしは、金がなかったために女にすり寄った。
だが、相手が悪かった。

色と金を両立させようなどという悪い了見はきっぱり捨てて、
60〜80代の女性社長や莫大な不動産を管理する富豪ば〜ちゃんを探し
パトロンになってちょ、と頭を下げてはいかがだろうか。

12月26日(日曜日)

●霜柱
昨夜は冷え込んだ。
当然、朝は霜柱。
この土の下には、
百合やチューリップが眠っている。



12月25日(土曜日)

●超小型
iPodシャッフルとスピーカーをプレゼントされた。
Appleの携帯プレーヤーは一片3cm。
チョコレートのひとかけらほどだ。
容量は2Gで数百曲おさめることができる。
クリップ・タイプなので、ポケットのふちに止められる。
ジョギング、散歩などにも便利だろう。
小さすぎるので、ポケットに落とし込むよりこのほうがいい。

液晶ディスプレイがないので、
好きな曲を一発選曲できないのは苦しいが、
ボタンを押すとその曲を音声で読み上げてくれる。
しかし、曲数が増えれば好きな曲に
たどりつくのがやっかいなことには変わりない。

小さいリンゴのようなスピーカーはバッテリー内臓。
USBで充電するのだが、
充電中もiPodシャッフルを接続し音楽が聴ける。

この2つを組み合わせれば極小音楽再生システムとなる。
ステレオではないが、音質は小さいわりには力強い。

iPodシャッフル付属のイヤホンは使いにくい。
耳に当てる部分がプラスチックで耳穴の小さい人は
簡単に外れてしまう。
携帯ラジオに付属する安物のような感じだ。
やむなく、SONYのゴム製イヤパッド付のイヤホンに変えた。
具合がいい。
音もいい。



iPodシャッフルへ曲を送る際はAppleソフト「iTune」を使う。
慣れれば簡単なのだが、説明書は英語で、曲の転送方法は記載されていない。

海外の音楽を聴くためにiTuneをインストールしてあったので、
iPadシャッフルをPCに接続し、
iTuneを起動させたところ、勝手に同期した。
以前からプレイリストに表示されていた、
英会話レッスンやクラシックをシャッフルに転送してしまった。

ヤバ!

シャッフルの曲を削除する方法がわからん!

インターネットで調べたら、
PC側の曲のチェックを外して同期させればいい、と判明。

SONY「Walkman」で聴いているmp3の曲を
とりあえず50曲iTuneにコピーし、
「同期」させたら、勝手に同期させた曲は削除され、
新しい曲が転送されていた。

慣れれば簡単だが、
SONYは「Xアプリ」Appleは「いTune」で転送するという
わずらわしさが発生することになった。

12月24日(金曜日)

●奇妙な3人
芸能界は海老蔵事件が膠着状態となり、
テレビ、スポーツ紙は手持ちぶさた。
そんなところへ、40代熟年男女の恋愛沙汰が飛び込んできた。

一人の男をめぐる名前も顔も知られた女2人の角突き合せつ〜のだから
芸能ニュースにはうってつけ。

被害者然とした大桃女史の記者会見に大勢が集まった。
それを受けて麻木女史はFAXをマスコミに送りつけた。
2人を手玉にとったAPF通信社代表の山路徹氏が
インタビューに答えた。

テレビのコメンテーターとして活躍する女史たちも
私生活ではなんら普通の女と変わらない。

戦場が舞台のジャーナリスト山路徹氏が
大桃の元亭主であり、離婚後、麻木の亭主におさまっていた
などということは、多くの人は知らない。
しかも、山路氏が離婚後も大桃の個人事務所の社長であり、
そこから報酬を受けていた。
麻木と結婚後、麻木は山路氏のマンション家賃、車の費用を支払っていた
なんてことは、だれも知らなくていいことだった。

2人の女史はこの男にかなりの額を貢いでいたのだよ。
麻木はこの負担に耐えられず最近離婚。

2人の女と金ずるをいっぺんに失うことになった山路氏だが、
自業自得だから仕方ない。
「悪いのは私」といっているらしいが、
草食系男子は彼の爪の垢でも守り袋に入れて、
日々精進するといいだろう。

だが、昔の男と違って、最近の男は野暮なにおいがする。

元亭主と麻木とのことを知った大桃が
ツイッターで「つぶやいて」しまったことから発覚したのだが、
知的な女も嫉妬には勝てない。
手段を選べばよかったのだが、とんだ「情報流出」だった。

12月23日(木曜日)

●年末なのに…
平成天皇誕生日ゆえ祭日。
77歳の喜寿を迎え、御自身は耳が少し聞こえにくくなったこと、
家族のことなどを率直に語った。
誠実なお人柄がにじみ出ておりました。



ラジオからクリスマスソングが
絶え間なく流れるはずだが、静かなものだ。

イルミネーションは特にクリスマス向けでなく
冬の風物詩として、至るところで輝いている。
ツリーはその中に埋没している。

一時期、流行った住宅街のモンスター級ライティングは、
長引く景気の低迷の影響で姿を消した。

世の中の流れは早くなり
人々はいつもセカセカしているようで
師走といってもいつもと変わりない。

間もなく一年が終わるという感じがまるでないのだ。

以前なら散髪して新年に備える頃だが、
来月でもいいか、なんて思っている。

12月22日(水曜日)

●冬至

スカイツリーの影が隅田川の桜橋を越えて台東区まで伸びている。
順調に成長している電波塔だけど、
東武線業平橋駅から半径634以内に住みたくはありませんね〜〜。

東京タワーのどっしりとした造りにくらべ、
あまりにも細いので、いつどうなるかわからないもん。
構造計算は確かなのだろうが、
関東大震災級の地震が関東を襲うかもしれないつ〜のに。

今宵、柚子湯。
あの、巨大な「獅子柚子」に穴をあけ
2個浮かべて入りましたね。
柑橘系のさわやかな香り。
存在感はなかなかのものでありました。






12月21日(火曜日)

●夢
昨夜、久々に夢を見た。
それもストーリー性のある。
逆睡眠に入る明け方だ。

で、夢の中で言い訳を考えている俺が悲しかった。

●ヘッドホン
昨日は朝の8時代にチャリで駅に向かった。
吐く息は白く、吸う息は痛い。
手袋をしなきゃハンドル握れない。

防寒具にイヤーパッドがあるけど、
今年はヘッドホンで代用しようかと思っている。
音楽聞きながら寒さも防げるなんていいじゃん。

インターネット通販で品定めしていたのだが、
最終候補はSONYとオーディオテクニカが残った。

オーディオテクニカは横浜の外れにあり親近感がある。
SONYは昔仕事をやっていた関係で外せない。

携帯プレーヤー用イヤホンは、この2社を使っている。
SONYはノイズキャンセラー機能付きでその効果は抜群だ。
テクニカは音質よりデザインで選んでいた。

同じ曲を2社のイヤホンで聴き比べると、
テクニカは音がやせ気味で、どちらかといえばドンシャリだ。
ノイズキャンセラ機能のない安めのSONYは、ウォーム・トーン。

最近はキンキラ・サウンドより
低音がきいた肉厚の音のほうが聞きやすい。

たった今ダウンロードしたLADY GAGAサウンドを再生したら、
SONYのほうが断然聞きやすい。

テクニカにもそういう音作りしたイヤホンがあるのだろうが、
小生の2つのテクニカ製は高音寄りの音作り。

で、ヘッドホンだが、
同じ価格帯ならSONYのほうが小生向きではないか、と。

お店に音源を持参し聞き比べる必要がありそうだ。

GAGAだけど英詞などなに言ってるかまるでわからん。
が、電子楽器を多用したユーロビートのようなリズムは
速歩ウォーキングには最適だろう。

12月20日(月曜日)
●Lady GAGA
AUの広告に突然現れたLady GAGAの文字と大首写真。
太めのアイラインとブロンドかつら。

それが携帯電話のなんなのさ?
Lady GAGAとは何者だ。
モデルかと思ったらアメリカ産の歌手だった。
歳はまだ24の若さ。
Youtubeで探したら、あるある。
しかも全世界から百万どころか曲によっては1千万、3億以上の視聴も。

Bad Romance  <-- Click ぬわんと3億2千万の視聴どす!

ミュージックビデオが凝りに凝っている。
歌手の前はダンスをやっていたらしく、
美しい肢体とぎりぎりのコスチュームで踊りまくる。
女版マイケル・ジャクソンかと思いきやマドンナのようでもある。
Looksは好みがわかれるでせうね。

ノリのいいダンスミュージックが多い。
寒い日、雨の日に元気がでそう。
てなわけで、10曲以上ダウンロード。
あしたから携帯プレーヤーでガンガン。

●今夜も深夜便
山本陽子へのインタビューだった。
先日亡くなった池内淳子さんと同じ、
彼女も三越百貨店の店員さんから芸能界に入ったのかと思ったら
野村証券のOLからだった。

小柄で顔も小さい美形の人で、下町風情が似合ったが
実際は中野区出身。
間もなく古希だが歯切れいい。

山本海苔店(1967年から現在まで契約更新中=2010年冬現在)
最長CMキャラクターとして、ギネス世界記録に認定されたそうだ。

今も古巣の野村證券の同時代の人とは
会っておしゃべるする、というところまで聞いて眠ってしまった。

12月19日(日曜日)

●深夜放送
寝ながら聞くいつもの放送。
NHKラジオ深夜便は、歌、舞台、エッセイで活躍する
山崎ハコへのインタビューだった。

1970年代、オールナイト・ニッポンとか
パック・イン・ミュージックといった
民放の深夜放送は学生たちの広場だった。
そこで人気を博していた山崎ハコ、というが、
小生、すでに社会人となり深夜の街を飲み歩いていたので、
彼女のことは知らなかった。

ときたま聞こえてくる「織江の歌」つ〜のが彼女の歌と知り、
ビブラートのない一本調子の声と暗い内容に辟易したものだった。
当時の小生、ノーテンキなほど明るく自信に満ち
そういう歌とは無縁の世界にいたもんだから…

何十年か経過していい歳回りになった。
いつもラジオを聞きながら風呂に入るのだが
TBSで「五木寛之の夜」つ〜番組をやっていた。
氏の小説「青春の門」の話しになり、
「織江の歌」がそれに関連していることを知る。
同じ九州出身の山崎ハコは氏のお気に入りの歌手だった。

幼馴染の「しんすけしゃん」と織江は互いに好きあっていたが、
炭鉱不況で彼女は売られてゆく身。
苦界に身を落とす前に
きれいな身体のうちに「しんすけちゃん」に抱かれたいつ〜ことなのだ。

そういう背景を知って聞けば
あの歌い方も違って聞こえてくる。

だが最近は、司会者のシンスケの顔が浮かんでしょんない。

インタビューを受ける彼女は明るかった。
以前ラジオ日本の深夜番組のパーソナリティをやっていて
雑音に混じって聞こえてくる彼女も陽性だった。
歌と実像は違うらしい。

九州出身だが高校は横浜ということで、
横浜の放送局に出演していたのだろう。

「望郷」ではそのあたりのことが歌われている。

「白い花」つ〜歌がいいのだが、
とりかたによってはこわい。

もうかなりの歳なのだろうが、
今も多面的に活躍しているようだ。
めでたしめでたし。

12月18日(土曜日)

●韓国vs中国
韓国の排他的経済水域で操業していた中国漁船と
韓国コースト・ガードがやりあった。
その映像は早々と配信された。

韓国の警告に鉄パイプ状の棒をふりまわし抵抗する中国漁船員。
あげくの果て韓国船艇に体当たりして漁船は沈没、死者が出た。

自国の権利を守るための勇気ある行動。
韓国の姿勢を日本は見習わなくてはいかんね。

画像公開をためらった日本政府と大違い。
この分では、「竹島」は早晩韓国領になるかも。

「友愛」に始まった民主党は「去勢」された政党かね?

●戦場に散った犬
「さようならアルマ」
NHK21時からのドラマ。
朝、新聞のラテ面でチェックし、これは見るベシ、と。

あまり知られていない軍用犬の物語だ。
昭和17年4月から話しはスタートする。

小学生に囲まれ童謡を聞くことが好きなシェパード「アルマ」がいた。

(もうアルマの行く末が垣間見え、胸が熱くなってくる)

次第に戦局暗雲立ち込め、食料は配給制になり
大型犬アルマの食事も事欠くようになった。
たらふく食べさせるためには軍用犬にするしかない、と
訓練をして、軍用犬に採用される。

ワンちゃんにも「召集令状」がくる。
出征する人間と同じようにアルマも飼い主と向三軒の
歓呼の声に送られて軍に徴用されるのだ。

別れのシーンは、
賢いアルマの目がうるんでいるようで、見る方も切ない。

飼い主は、軍用犬にしたことを後悔する。
雑誌で「アルマ」が「金剛号」と名前を変え満州にいることを知る。
彼は渡満し軍用犬訓練士となりアルマの行方を探す。

結局、訓練所にいるアルマと再会し、
彼は軍属としてアルマと戦場に赴く。

関東軍の兵隊たちは
新参の犬と訓練士に冷たく当たるが
アルマの軍用犬としての働きに感謝し、心の慰めとなってゆく。

ストーリーをくどくど言ってもせんない。

信頼関係を結んだ人間のために働くという犬の姿がけなげ過ぎる。

おびただしい数の軍用犬が徴用されたが
生きて帰えった犬は一匹もいなかった、
というナレーションに重い気分に。

2年前の12月17日、17歳でこの世を去った
わが家のジョンのことを思う。

わが身を考えれば、も〜犬は飼えんもんね。
一緒に暮らす3匹の猫と日向ぼっこするのが関の山。
犬派の小生、いつのまにか猫派に。
夜遊びが好きだった小生、いつの間にか野菜作りに。

人生、そんなもんよ。

●イルミネーション点灯
町の冬の風物詩となった「イルミネーション」。
凍てつく夜のメイン・ストリートに
幾体もの明かりが灯るさまに心もポッと…

市民参加で開催され今年で5年目。
午後から役場横の広場や隣りの公園でイベントが開催されていた。
夕刻5時半頃会場を訪れた。
すでにとっぷりと暮れ、ステージにはサンタ姿のバンドが入り
女性ボーカルがJazzナンバーを披露していた。
思いのほか寒く耳が痛かったが、
この時期、屋外で聴く生演奏つ〜のもオツでげす。

ステージ前は若い人が多く、その間をぬって公園の屋台村を訪問。

当町名物になりつつあるコスプレ軍団も参加したようで、
思い思いの衣装した娘っ子が焼きそばをほうばっている姿もほほえましい。
市民センター進修館には、アキバで流行っている
「執事喫茶」も出店したらしく、
派手なコスチュームの執事たちが客をもてなす姿を通りから見ることができた。

※屋台村も大勢の人


※イルミネーションの前でコスプレ姿で記念撮影

知り合いの屋台で日本酒をちょいと。
竹のとっくりと猪口で飲る寒空の3杯。
囲炉裏の脇に突き立ててお燗をつけるのだが、
いかんせん、ぬるかった。
できれば、チロリで人肌より、ちょい熱いのを欲しかったデスよ。

8月下旬の「宮代まつり」以後、大きなイベントがなかった。
寒さにめげない熱いお祭り。
高齢化が進む町に若者が集う。
今年もあと2週間で終わるが、
浅草の羽子板市より雰囲気があるかもね。


●中国のパクリ癖
中国の得意技のひとつに「パクリ」がある。
先進国では遵守される著作権は中国に存在しない。
これが後進国の証しなのだが、
彼らは一向に意に介さず「まがい物」を作成する。

「金」を握った中国人団体が大挙して日本襲来。
ブランド品、家電品を買いあさっているが、
本国は偽物が横行するので…と。
自分たちの国のレベルの低さはわかっている。

このたび
中国四川省成都市の遊園地に「機動戦士ガンダム」の
ガンダムそっくりさんの巨大ロボットが登場した。
高さ15メートルほど、本物と違って金色だが、姿形は酷似している。
ガンダムの版権を管理する日本の会社は著作権侵害の疑いがあり、
18日までに調査を始めた。
が、遊園地は「模倣ではなくオリジナル」と強弁している。

※左:日本のオリジナル 右:中国が独創と言い張るそっくりさん

毎度のことながら厚顔ぶりにはあきれ果てる。

●中国反応
わが国の「新防衛大綱」は九州から沖縄〜尖閣列島〜与那国島に至る
南西諸島への守りを固める。
きな臭い朝鮮半島、軍事大国化する中国に対する危機意識から、
これまでの対ソをにらんだ北方防衛から大きくシフトしたものだ。
陸自人員と戦車台数を節減し、
潜水艦、イージス艦など海の守りを強化している。

中国は、独自に第一列島線、第二列島線という防衛ラインを設定している。
地図を見ればわかるのだが、
中国が太平洋に出るには東シナ海を通過するのだが、
その先には日本領土の琉球諸島が台湾近くまで点々として邪魔になる。
南シナ海を通過しようとしても
台湾、フィリピン間に中国以外の島々があるので、思うようにいかない。

そのため、最短距離で外洋に出られる尖閣列島を
中国領土と称して実効支配しようとしている。

わが国が潜水艦、対潜哨戒機、イージス艦で中国海軍を監視。
それを無視して日本領海を通過して太平洋に抜けたとしても
警告を発するくらいで、攻撃はできない。
政府は「遺憾の意」を表明し、それが度重なるようであれば、
国連に提訴し国際世論を味方にするしかないだろう。

中国は、そんなことされても「ヘ」とも思わない。
国連の常任理事国であるし、世界の工場として先進国の資産を人質にとっている。
旺盛なチャイナ・マネーでアフリカ、中南米を味方につける。
日本と領土問題でごたつくロシアも中国つく。

とにかく、やっかいな相手なのだ。

韓国と北朝鮮の争いなど可愛いもので、
日本が中国と争えば、日清戦争の仇をとられることは明白だ。

中国報道官談話
「一部の国に国際社会の代表を気取って
無責任に中国の発展をとやかくいう権利はない」

実に身勝手なコメント。
日本が、遅ればせながら南西諸島の守りを固めただけなのに…
これが、中国の尖閣諸島奪取計画に目の上のたんこぶなのだ。

新聞には防衛大綱のあらましが掲載される。
中国はスパイから情報を得なくても十分。
中国の戦力増強は国家秘密なので、こんなことはしないだろう。
情報公開が国益を損ねることもあるのに、

また、外洋進出を目論む中国に対し
日米安保の沖縄の位置はますます重要になる。
民主党の平和ボケ日本はお先真っ暗。

12月17日(金曜日)

●日本ビクターの新ブランド
ビクターといえば戦前からの音響ブランドとして
多くの日本人に親しまれていた。
ラッパ型蓄音機の前で首をかしげ音に聞き入る犬のマークは
戦後もオーディオファンに懐かしい。
金持ちはビクターの電蓄でSP盤を楽しむのがステイタスだった。

戦後は松下電器(現・パナソニック)傘下となり、
SONYのベータ方式と松下電器のVHSの規格戦争では、
松下の尖兵となって製品を開発してきた。

ビデオがVHSの勝利となり、テープ時代に一時期隆盛を極めたが
ハードディスク保存が普及するようになり、
テープの存在も希薄になってきた。

もともとオーディオ機器メーカーだったが、
松下電器の要請でビデオ機器に参入、
松下に莫大な利益をもたらしたのだが
時代の趨勢でテープ録画市場が縮小し、
オーディオもデジタル携帯プレーヤーの普及で業績も悪化。

松下のお荷物になってきたところ、
オーディオ一筋のケンウッドと持ち株会社を設立し
松下グループからの離脱を敢行。
先日の報道では松下がビクターの持ち株を手放し
ビクターは晴れてケンウッドと一緒になれた。

貧しいが才能のある娘を囲っていたひひ親爺つ〜のが松下電器なのね。

そのビクターが新ブランドを立ち上げた。
「Ryomax」という。
なんじゃ〜〜?
坂本龍馬のもじりではないの。
時代を切り拓いた竜馬にあやかってのネーミングなのだろうが、
なんともダサ。
戦前からの米国ブランドも
JVCという名前で日本の風土にどっぷりつかってしまった結果なのだろうか。

富士フィルムから全く新しい路線のデジカメを売り出そうというのに、
従来からのFinepix(ファインピクス)の名でデビューさせるつ〜んで、
マーケティング戦略が違うんでないの、と言ったが
今回の日本ビクターの新ブランドも同じようなものだ。

日本ビクターの相手、Kenwoodは、その昔、トリオと呼ばれていた。
オーディオファンはAIWAと同列のB級メーカー視していたが、
Kenwoodと社名変更してから、
デザイン、品質に優れた企業に脱皮した。

相方の日本ビクターがRyomaxなどという和洋混在のブランドでは、
Kenwoodに失礼でないの?

第一弾の製品は薄型液晶テレビと親和性のある次世代機器なのだが、
コンセプトはよくても時代に迎合するような名前では、
不幸の星のもとに生まれる製品のような気がしてならない。

12月16日(木曜日)

●友、来る。
小学校時代ののクラスメートが車でやってきた。
高速を岩槻で降りたら通常は16号線を春日部小淵で左折し4号に入るのだが、
彼は御成街道を走ってきた。
初めての来訪にこのルートを使うことはまずない。
岩槻インターから御成街道に入るのは結構むずかしいのだ。
だが、ほとんど迷わず到着したという。

カーナビのお蔭なのだが、
人気機種、SANYO「ゴリラ」の威力はたいしたもんだ、という。
パソコンは使えないのだが、
この先進機器のルート設定は簡単という。

わが家の前まできっちりナビゲートしたのだが、
夏前に家を塗り替えていたので、
通り過ぎてしまったらしい。
電話があって、外に出たら10mほど先の畑の前に車がいた。

数年前のカーナビと比べGPSからデータをとっている
最近のカーナビは恐ろしく正確なようだ。

新しい村、笠原小、図書館、進修館など小一時間、案内する。
小学校、市民センターなど画一的な建物が多いのに、
この町のそれは個性的で人のぬくもりを感じる、と感心していた。

進修館から駅に向かって人家が立て込んでいるが、
笠原から山崎へかけての風景は
都会的な町から来た人にとって新鮮に映るらしい。

ここに暮らす者は、街路樹にもっと気を使っていただければ
景観はもっと向上すると思うのだが。

12月15日(水曜日)

●課長の自殺
大阪府は10月に商工労働部の50歳代の課長級の男性が自殺していたことを発表。
橋下知事が9月に訪台した際の日程調整をした方だそうだ。
その後、中・台関係の政治的配慮から知事は訪中中止の指示を出した。

自殺した男性は、台湾要人との会談をセットしたあとキャンセルを行なわなくては
ならなくなった。
職務とはいえ面子を重んじる台湾人相手では苦労したのだろう。
自宅、職場仕事に行き詰まったとメモを残し自殺したという。

結局、知事は訪台し、帰国後の幹部会議で
「台湾と中国との関係が微妙なことは誰もがわかる話。
リスク管理を誰もしてくれなかった」と、
商工労働部の対応に不満を漏らしていた。

課長の自殺は衝撃的だが、
知事の不満は責任転嫁としか思えない。
微妙な中・台関係は知事も先刻承知なのであるから、
摩擦覚悟で訪台したのだろう。
それを「リスク管理を誰もしてくれなかった」とは、
弁護士出身としてはおそまつな発言。

さらに、一時、中止を指令しながらそのまま決行というのもおかしな話しだ。

訪台は知事の発案なのか、
訪台によりメリットが発生する人間・組織の発案なのか。

知事のあいまいな態度が死に追いやったとしか思えない。

●一見レトロカメラ
どう見ても昭和30年代のカメラだ。
ただ、右側のグリップ部が最近の流れをくんでふくらんでいる。

正体は富士フィルムが来年3月発売を予定しているFinePix X100。
クラシックな風貌のデジタルカメラだ。
フォトキナ2010で発表され、
詳細なスペックはアナウンスされていない。

価格的にはコンパクトデジカメとデジタル一眼の間に位置する
マイクロ・フォーサーズ規格のカメラが人気を博しているが、
富士フィルムのそれはこの規格ではない。

価格は12万〜15万と予想され、
これはデジタル一眼と競合ゾーンだ。

35mm判換算で35mm相当、F2の単焦点レンズを搭載するものと思われている。
しかし、レンズ交換ができなくては今の流れに取り残される。

ファインダーはレンズからの情報を映すビューファインダーのようだ。
外付けの電子ビューファインダーを取り付けなくても済む。
液晶モニターを見ながら撮影することも、
モニターをOffにしてビューファインダーを見ながらの撮影もできる。

APS-Cサイズの1,230万画素CMOSセンサーを搭載するというから画質は文句なし。

まだボディサイズはわからない。
公開された写真から金属ボディで、アルミ削り出しのダイヤルであろうと類推される。
昔のカメラのようにずっしりとした工業製品の存在感があるのだろう。

どの程度コンパクトになるのか、昭和30年代のカメラくらいの大きさか…

富士フィルムにとって、これまでの製品ラインとまるで違う戦略機種。
であれば、FinePixという名前を安易に使ったのが惜しまれる。

自動車のTOYOTAは、
一クラス上の車種にレクサスのネーミングを用いたように、
格上の名前が欲しかった。
残念。

12月14日(火曜日)

●壬生義士伝
やっと下巻を読み始めることになった。
上巻の終わりの部分は、
吉村貫一郎が切腹する前にいろいろなことを思い出している。
映画では、なぜ早く腹をかっさばかないの?と思うほど
回想シーンが続くが、
脱藩した彼の切ない気持ちが小悦では切々と語られる。

読みつつ、鼻グスもんでありあんした。

そのあと、斉藤一の話になる。
斉藤は維新後も生き延び、警察官となり、西南戦争に従軍し
にっくき薩摩兵と渡り合う。
その後、師範学校の守衛をしつつ剣道指南をしていたようだ。
NHK大河ドラマ「新撰組っ!」では、オダギリ・ジョーが演じ、
映画「壬生義士伝」では佐藤浩市だった。
テレビドラマは竹中直人ね。

小説では屈折した彼の生き様が、映画、ドラマより克明に描かれる。
左利きの剣士で同僚を斬り、しかも(小説では)竜馬を斬る。
幕末、維新、明治を駆け抜けた異端児だ。

浅田次郎のこの小説はストーリーの面白さもさることながら、
混迷の時代の新撰組の男たちの生きざまを克明に描き出す。

池波正太郎の戦国、江戸、幕末を生きた男たち描いた「男の系譜」つ〜作品がある。
これ、わたしの座右の書。

今般、壬生義士伝もそれに加えることに。

佐藤浩市だが、NHK大河ドラマ「新撰組っ!」では、芹沢鴨を演じていた。
無頼の徒を好演していたが、京の大店の妾お梅を手籠めに自分の女にしてしまう。
そのお梅を鈴木京香が演じていた。
NHK火曜ドラマ「セカンド・バージン」で17歳年下の男と
恋愛関係になる辣腕編集者を演じている。

彼女は「清純派」ということになっているけど、
あたしの見立てはまるで違いますね。

顔の造作は平板で鼻がボコッとついているつ〜イメージだが
日陰の色気がある。

不倫、妾つ〜のが似合う女優として天下一品。
「新撰組っ!」のお梅は彼女じゃなきゃ演じられなかったんじゃないの。

12月13日(月曜日)

●軽率発言
首相ともなれば発言に際し思慮深くなるものと思っていたが、
そんなことはまるでないようだ。
鳩山の沖縄基地移転に関しては、米国、沖縄県民に
過剰なリップ・サービスを行い自滅した。
抑止力への理解がまるでできていないことも露呈し、
首相の器、資格に非ず、を言動によって示した。

跡を継いだ管直人は煮え切らない人物だ。
周囲に留意するあまり方向を見いだせないのかもしれない。
尖閣諸島の中国漁船問題では対応が後手に回り、
北方領土に関しては、ロシアの出方に翻弄されている。
さらに、朝鮮半島有事に際し、北鮮に拉致された邦人救出のため
自衛隊出動に関してポロリと喋ってしまった。

国内問題ならともかく対外国への発言は慎重でないと、
相手国から言質を取られる。
管発言に反応したのは北鮮でなく韓国だった。
自衛隊は「軍隊」ではないけれど、
(と思っているのは日本だけが)
朝鮮半島に上陸することは、第二次世界大戦以前を思い出させて
彼らは一様に緊張する。

その肝心の自衛隊だが予算削減のあおりを受け、
戦車、兵員の削減ということになった。
対象は陸上自衛隊に向けられている。

領土、国境がにわかにクローズアップされ、
今までの北の守りから南西海域にシフトするようだ。

領土、国境に関して今まで米国まかせ。
「わが国に領土問題はない」などと政府は言っているが、
尖閣、竹島、北方領土を抱えているのに
何を考えているのだろうね、ボケが。

仮想敵国をロシアから中国に向けたわけだが、
日本は四方を海に囲まれている。
北の守りだっておろそかにできないはずだ。

予算を削ったうえ、
南に防衛線を移すなど、
ったく、泥縄的な対応。
子ども手当、学費手当など削っても、
防衛予算は確保すべきだろう。

自国は自分たちで守るつ〜気概がまるで感じられない国は珍しい。
財閥のぼんくら、虫の目のような市民活動からのしあがった奴には
危険に満ちた国際関係など、しょせん難しすぎるのだろう。

茨城の県議選で民主党はボロ負けだ。
来年4月の地方統一選を占うと言われる選挙でこのありさま。
よく使われる言葉だが、
民主党政権の終わりの始まり、となるのかもしれないね。

12月12日(日曜日)

●昔の歌Part2
ニック・ニューサーの曲に「秋冬」つ〜のがあった。
確か誰かの元歌だ。
いま相撲部屋のおかみになっている「高田みずえ」だった。
もう30年以上前の歌だ。

で、「秋冬(しゅうとう)」の誕生秘話は…
作曲は中山丈二つ〜方で、1980年6月、36歳の若さで亡くなり
遺品の中に「秋冬」のデモ・テープがあったそうだ。
当時親交のあった関口宏、峰岸徹、カルーセル麻紀らが協力しあい、
自主制作で「秋冬」のレコードを400枚製作し、
それがひそかに聞き続けられてきた。
その数年後、「秋冬」ブームが起き、数名の歌手により競作された。

というわけで、多くの男性、女性歌手が歌っている。
これは、日野美香の「氷雨」に似たようなものだ。

「秋冬」を歌う男性歌手に原大輔という、
原辰則、松坂大輔を一緒にしたような歌手がいた。
美しいテノール。
雰囲気がある。
結構歌っているのだが、彼の名前と歌はまるで知らなかった。
だが当たり外れがある。
パンチのある曲は向いていない。
「秋冬」…これはいい。
よ〜するに、このテの歌がうまいのだ。


こういう歌もある


ニック・ニューサーの「秋冬」


どちらがお好み?

12月11日(土曜日)

●昔の歌
ラジオ深夜便が面白くない内容だったので
FMを聞きながら夢路をたどることにした。

FMも遅い時間になると
AMの民放となんら変わらない。
若い連中がとりとめもないことをくっちゃべり、
内輪で盛り上がり
和製ロックや知らない歌をかける。
J-Waveがその傾向が強いので
FM-Tokyoにしたところ、
懐かしい曲が流れた。
ニック・ニューサーの「サチコ」だ。



ハスキーでドスのきいた張りのある男性ボーカルで
歌がめっぽううまい。
その昔「ダンシング・オールナイト」を歌っていた「もんたよしのり」や
「悲しい色やねん・大阪ベイブルース」の上田正樹のような
声質なので、てっきり関西のグループだと思っていた。

当時の歌は今のと違ってしみじみ聴かせてくれまんな〜〜。

いつの間にか眠りにつき朝を迎えた。
ニックのことは忘れていたが、
何かの拍子に突然思い出した。

Youtubeで探すとサチコ以外に
オリジナル、カバーが10曲以上見つかった。
とりあえずダウンロード。

「放されて」という曲があった。
「はなされて」ではなく「ほかされて」と読むらしい。
関東弁にはないので辞書を引くと
「捨てる、そのまま放っておく」という意味で中部以西の方言、とあった。

「うちはあんたにほかされたまま」という歌詞があるのだが、
「うちはあんたに犯されたまま」と聞こえ、
ゲゲッ強烈な歌詞もあったもんだでや、と
早とちりしてしもた。

関西弁が多用されているのだが、
「サチコ」には、
「今日も一人で なか川ぞいを
歩く冷たい 俺のこの胸」
という歌詞がある。

「なか川」…ん?
大阪なら道頓堀や淀川なのだが、
「なか川」は中川か那珂川か?
中川なら東京・足立区・葛飾区の間に流れている、
那珂川は茨城だし…

大阪のグループが何を好き好んで下町や「だっぺ」の古さとを歌うの?
そこで日本地図を広げた。
「なか川」とは福岡・博多を流れる那珂川だった。

ニック・ニューサーは博多のナイトクラブで歌っていたバンドだったのだ!
この歳になって初めて知りましたよ。

江利チエミの「酒場にて」をカバーしている。
本家江利は一本調子で、歌詞はいいのだが歌手は好きくなかった。
ニックの歌唱法、これがまた、まっこと泣かせる。
「ラヴ・イズ・オーヴァー」もええ。


※1983年に発表されたこの曲。
 本家江利チエミの歌は、横浜・六角橋のスナック、呑み屋でバンバンかかっていた。
 いろんなことが走馬灯のように…

最近、カバー曲を歌って人気の徳永英明だが、
彼は優しい歌い方で「草食系」。
ニックは昭和50年代に活躍した「肉食系」。
迫力が違いまんな。

さっそく、携帯プレーヤーに転送し、
チャリ乗りしなから聞いております。
でもな〜、夜向きの歌ばっかで…

12月10日(金曜日)

●ジオラマ風写真
最近のコンパクトデジカメに
手軽にジオラマ風写真ができるという機能が加わった。

プラモデルで、例えば戦車と兵隊を組み合わせ
被写界深度を浅くして撮影した写真を
ジオラマ写真と呼んでいたが、
その機能を使って都会の風景を撮影すると模型のように見える、というもの。

Photoshopで加工することもできるが、
普通の写真を簡単にジオラマ風にする「tiltsshift」というフリーソフトがある。
英語表記だが直感的にわかる。
風景だけでなく、集合人物、植物などジオラマ風効果で
一味違った見え方になる。

※起動画面


※加工中 中央にピントを合わせた


※完成した写真


※中央の男性にピントを合わせた


※左側2人の女性の顔にピントを合わせた

12月9日(木曜日)

●壬生義士伝
文庫本は2002年9月10日に発売されていたので、
8年後にこの名作を読むことになった。
現在、上巻の4分の3ほど読み終えた。

主人公、新撰組隊士吉村貫一郎を知る生き残りの隊士が
大正時代になって、50数年前を振り返るという筋立て。
映画、テレビドラマとはだいぶ違っている。

壬生義士伝には竜馬暗殺にからむ新撰組の話がある。

この暗殺、真犯人が特定されていない。
新撰組、京都見廻組、土佐藩、紀州藩、薩摩藩など諸説紛々。

慶応3年10月15日大政奉還。
竜馬の原案により徳川250年の体制が崩壊したのだから
これを恨む旧幕武士は大勢いる。

慶応3年11月15日京・河原町近江屋で竜馬暗殺さる。
大政奉還から1か月後の大事件だった。

慶応3年11月18日新撰組と袂を分かった高台寺党・伊東甲子太郎が
新撰組隊士により油小路で惨殺さる。
竜馬が暗殺される3日前、伊東は近江屋に出向き新撰組があなたを狙っているから
宿を変えた方がいい、と忠告している。
その伊東が竜馬暗殺3日後に殺される。
なんとなく面妖だ。

竜馬暗殺犯は幕府旗本で構成された京都見廻組の佐々木只三郎説が有力なのだが、
大河ドラマ「龍馬伝」では、同じ見廻組同心・今井信郎が手を下している。
歌舞伎の市川亀治郎が演じており、いい味を出していた。
今井は幕府最後の戦い五稜郭に参戦しており、新政府軍に逮捕され尋問された際、
「竜馬を殺ったのは私」と自白したそうだ。
しかし、明治政府になってから再尋問されたときも同じことを言ったが、
谷干城はそれを「売名」として信用しなかったという。

小説「壬生義士伝」では、新撰組隊士・斎藤一を実行犯としている。
当時、斎藤は伊東甲子太郎の高台寺党に新撰組の間者として入り込み、
情勢を探っていた。
甲子太郎は薩摩藩と通じており、幕府の武力討伐を目論む薩摩の意をくんで
無血の大政奉還を進める竜馬を消すために、
剣の腕の立つ斎藤を刺客にしたというのだ。

左利きの斎藤は竜馬と対面し刀を右側に置く、
右利きの武士が利き腕側に刀を置くというのは、
「危害を与える気はありません」という暗黙の了解事項。
ところが、左利きの斎藤は利き腕が使える体勢で、
瞬間的に竜馬を切った、というのだ。

これは浅田次郎が考えた竜馬暗殺事件の真相。
しかし、斎藤がギッチョという確証はない、そうだ。

竜馬暗殺と油小路事件が3日の差だったとはね〜〜。
新撰組の小説では、油小路に主眼が置かれ竜馬はあまり語られないもんね〜。

慶応3年秋〜冬の日めくり暦に
出来事を細かく書き込んでいけば面白そう。

歴史小説家はこうした地道な作業を行っているのね。

●平和賞
ノーベル平和賞の授賞式が明日、ノルウェーのオスロで開かれる。
対象は注目を集める中国の民主活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏。
中国政府は獄中にある氏の受賞に反発。
国家体制にかかわる問題だから、各国に欠席するよう呼びかけた。
成金国家の横暴だ。
ロシア、サウジアラビア、パキスタン、イラク、イランなど19か国が応じた。
たぶん、アフリカ、南米も含まれるだろう。
中国の目的は天然資源確保だが、日頃大量の金をばらまき
インフラ整備を支援している効果が表れたようだ。

そして、ノーベル平和賞に対抗するように「孔子平和賞」を制定した。
中国3000年の歴史には孟子、孔子、老子など偉大な思想家がいるので
「冠」にはことかかない。
だが、社会主義国家の賞では思惑が見えて色がつきすぎる。

プラトン、ソクラテス、ガンジーなどの冠をつけた「平和賞」を
偉人の出身国家が制定する。
こうなれば「平和賞」のたたき売り。

ノーベル賞はダイナマイト発明で莫大な資産を築いた
ノーベル基金で運営されているが、
後発の「平和賞」運営資金はど〜するの、という問題が残るが、
実現すれば面白い。

なんせ、国家間の行き来は時間短縮され、環境は破壊されている。
「地球家族」という視点からすれば、
例えば日本の夏・秋祭りで各町会から神輿が繰り出すように、
各国で「平和賞」「環境賞」などを制定し顕彰し合えば
突出する中国の狙いも中和されてしまうだろう。


12月8日(水曜日)

●未来カフェ
いつのことだったか、町の月刊広報に「宮代未来カフェ」という言葉が載った。
見渡す限りおしゃれなカフェなどないこの町に
スタバみたいなものがやってくるのかと思ったが
そうでもないらしい。
役場の市民活動スペースで行うイベント会場をそう呼ぶらしい。
と、わかって興味はそのままになってしまった。

広報11月号に未来カフェで面白そうな講座が開催されることを知る。
@チラシづくりA名刺づくりBパンフレットづくりCブログ
隔週水曜日、AM10〜AM12、会費毎回200円

プロが生徒になって市民講座に顔を出すのは失礼かと思ったが、
どのような教え方をするのか、これもまた勉強。

本日が3回目。
参加者は毎回7〜8名。
顔ぶれは決まりつつある。
開催が平日の午前中ということもあり主婦が多い。
幼稚園、小学校、サークル、NPOなどで広報物を作っている方なのだろうか?


※パンフレットを手描きでつくる主婦のグループ
 男性陣はカウンター奥のパソコンで作った

講義のあとで実技がある。
1〜3回で感じたことは、
主婦たちが作る作品は模造紙に手描きの告知をするような仕上がり。
イラスト、書体にほのぼのと温かみがある。
一方、男性がつくるものは、
特に小生の場合、手描きのイラストはほぼ使わない。
通常はパソコンで作りこんでゆくので、
カチッとしたものになってしまう。

今回はパソコン講座ではないので、
絵の上手な主婦の感性に接することができた。

これも収穫。


12月7日(火曜日)

●眼力健在
お騒がせ男、市川海老蔵が20時から謝罪会見を行った。
松竹は無期謹慎を決定。
その間に人間修行を積め、というのだろう。

会場のホテルには取材陣約500名、
テレビカメラ50台、カメラ100台とラジオは伝えた。

ダークスーツ、黒ネクタイと葬儀に臨むかのような海老蔵だ。
全身像を映した後、顔をアップ。
ぼこぼこにされたと伝わるわりには擦り傷ひとつない。
ただ左目の出血が痛々しい。

報道陣の質問にひとつひとつていねいに、
ときに熟考しながら答える。
が、酒飲みの自己弁護にしか聞こえない。
「介抱していたら後ろから殴られた」というが、
気に障ることがなければ、相手が突然暴行に及ぶなど不自然。

会見は1時間半に及んだというが、
自分に都合のいい話しばかりで聞く方は白けてくる。
海老蔵の酒癖の悪さは、今回の事件で白昼にさらされているわけだから。

売り物の「目の演技」は健在だった。
長いまつ毛の大きな目を、
ときに憂いを含んだようにふせ、
また、質問者に訴えかけるように見開き…

「役者じゃの〜〜」といっても
本物の役者なのだからね。

12月6日(月)

●総統
李登輝氏は台湾の元総統で齢80半ば。
総統といえばヒトラーやフランコを思い浮かべるが、
ファシズム時代はともかく今も大時代な肩書が残っている。

李氏は親日家で知られる。
最近うれしかったことのひとつに
松島瑞巌寺に氏と夫人の句碑がたったこと、と述べている。
また、中国、台湾が領有を主張している尖閣諸島について
「あれは人の妻」と、日本領であることを認める発言。
中国から猛反発をくらった。

日本統治下の台湾で生まれ、当時は日本姓を名乗っていた。
京都帝大を卒業。
恩師の薫陶を受けた。
当然、日本語もじょうず。

中国を承認した日本は台湾と国交がない。
李氏はたびたび訪日するが
ビザの発給でもめることもしばしば。

来日の際は「奥の細道」を歩いたり、
帝国軍人として戦死した兄が祀られる靖国神社へ参拝したり
日本の学生と対話したり精力的に動いている。

何をやってもヘマばかりの現政権を
日本びいきのこの方はどう思うのか。

12月5日(日曜日)

●方向性
マイクロ・フォーサーズのデジタル一眼の評判がいいらしい。
現在、オリンパスとパナソニックがこの機構を搭載しているが、
SONYは独自機構のNEXシリーズを投入した。

ターゲットはコンパクトデジカメに飽き足らない人たち。
気軽に持ち出せるおしゃれなカメラ、
ごついデジタル一眼レフではなく
手軽に高画質が得られる小型デジタルカメラが欲しい人たち。

まだ街中ではケータイカメラやコンデジ派が多いが、
写真趣味が女性に浸透しつつあるので、
高性能小型カメラをぶら下げる姿が来年の繁華街で見られるかもしれない。

Nikon、CANON、PENTAXという従来からの
カメラ専業メーカーは小型デジタル一眼ではなく、
デジタル一眼レフで勝負している。

CANONは以前から小型デジタル一眼のEOSKissで
女性層を開拓してきた。
PENTAXは小型・高性能で男性層をとらえている。
Nikonはエントリ機種は小型だが
女性層は眼中にないような製品づくりをしている。

ところが最近、Nikon、CANONとも、
小型高画質デジタル一眼の上をゆく小型高画質デジタル一眼「レフ」を投入した。
CANON、EOS60D。Nikon、D7000。
どちらもミドルクラス。
ひとつ上のクラスより軽量・コンパクトに仕上がっている。
デジタル一眼と異なり豊富な交換レンズをマウントなしで使えるほか、
HD動画機能も搭載。

Nikonはボディにマグネシウム合金使用、高度な防塵・防滴性能という
上級機種なみの堅牢性をアピールしている。

若い女性がこの種のカメラをがんがん使っているシーンは
ほとんど見かけることはないが、
観光地では年配の女性が
豪華なデジタル一眼レフを持っている姿をよく見かける。

Nikonは相変わらずマニア層狙いのようだが、
「撮鉄女子」など女性のディープな愛好者が増えているので、
そのあたりを突破口にしたいのだろうか?

3社のカタログづくりが面白い。
Nikonは「野武士」といわれているように
「連れ出せ。使い倒せ」と号令をかける。
今更キムタクでもなかろうに、と思うが。
レイアウトはかっちりとして面白みに欠ける。


CANONは「趣味なら、本気で」と大人の渡辺謙が語りかける。
肩の力が抜けたライフスタイル提案。
作例写真も豊富でレイアウトもスマート。


SONYは横長のページ使いで、
「一眼クォリティを、全ての人に」
ターゲットは男も女も、だ。
男性が浅野なにがし、女性が北川景子。
北川は今後の活躍が期待できる最近の美形。
作例はコンテンポラリー風で、繊細で都会的なレイアウト。


3社3様で面白い。

やはり興味がある機種はNikonでしょうか?
カタログの作りは好きではありませんが、
D300Sはごつくて重いからね〜。

●Google Chrome
検索はもちろん、Mail、Map、Earth、Picasaなど
Googleが提供するサービスを使うことが多い。
日本語入力はインストールしたり外したりを繰り返している。

ブラウザは、一応インストールはしてあるけど、
Chromは画面になじめずベンチ入りしたままだ。
しかしExprolaに比べ表示はスピーディ。
一度「通常使うブラウザ」にしてみた。

参考になるWebサイトのURLを
Drag & Dropでデスクトップに置くことが多い。
Exprolaのときは気にならなかったが、
Chromのアイコンには閉口した。

赤青黄のクルミボタン状の3Dアイコンで
色がヌメッとして気持ち悪い。
それが5〜6個デスクトップに貼りついていたら気が散ってしまう。
そんなわけで、「常用ブラウザ」の座を1日で滑り落ちてしまった。

Exprolaのエンジンを使った小ぶりのブラウザに戻したが
本家よりよっぽど高速だ。

12月4日(土曜日)

●イナゴ
庭にイナゴが迷い込んできた。
最近、近所の田んぼでも全く見かけることがなくなった。
とり入れも遥か目に終わったというのに初めて見るイナゴだった。
全身が茶色になり手に乗せても動こうとしない。
寿命もあとわずか。
小さな木の細い枝に止まらせ
短い一生の安からんことを祈った。


12月3日(金曜日)

●学生街の喫茶店
ガロの歌が流行ったのは昭和47年。
すでに社会人で、あっちこっちを飲み歩いていた頃になる。
御茶ノ水は明大の裏にあった一軒家のようなビヤホール
「チボリ」(だったか?)の雰囲気が好きで、たまに顔を出していた。

高校時代から神保町の古本屋街に出向いたりしたいたが
この街の大学を出たわけではない。
が、多くの私大があって、当時は学生服を着た学生が大勢歩いていて
好ましい地域だった。

「学生街の喫茶店」を聞くと御茶ノ水界隈を思い浮かべてしまう。

本日、所要があって、この街へ来た。
時代とともに様変わりして、古本屋街の向こう岸は
食べ物屋が軒を連ねている。
マクドナルド、ドトール、スタバなど定番の店に混じって
赤いつくりのVELOCEがあった。
広い2階が喫煙コーナー。
サラリーマンに混じって、
色とりどりの服装をした学生も。
だべっている奴もいれば、
辞書や参考書を広げ勉強しているのもいた。

青春を謳歌してるんだろね。
人生は短い、精一杯楽しめよ、と言いたいが
彼らは就職で苦労するのだろう。

半蔵門線で神保町から東武動物公園まで
時間はかかるが乗り換えなし。
便利になったものだ。
「南栗橋」という埼玉東部の町の名を
ホームで見るようになるとは夢にも思っておりませんでしたが。



車中で浅田次郎の「壬生義士伝」(上)のページを開く。

映画、テレビで放映され、2〜3度は見ている。
テレビで吉村貫一郎を演じたのは中井貴一、映画は渡辺謙。

本を読み進むうち、イメージは中井貴一だな、と。

テレビでは、時代は明治後期か大正時代から始まり
幕末へ回想し、ドラマの最後に貫一郎が大阪の南部藩蔵屋敷にたどり着くのだが、
小説は、このシーンから始まっていた。

まず貫一郎の人となりが語られ、
次に、御一新後50年が経た「角屋」という飲み屋のシーンに変わる。
70過ぎの飲み屋の親爺が客のサラリーマン相手に
過去を振り返るという設定だ。
その町つ〜のが、なんと、今、後にした神保町だった!
大正時代の学生街の描写もあった。

なんつ〜偶然。
普段ならひと眠りしているのだが、
小説に没頭し気がついたらとっぷり暮れた下車駅に着いていた。

●烈雨
激しい雨音で目を覚ました。
8時少し前だった。
夏、6時には起き出していたが
最近はこのていたらく。

スライド式の雨戸からは
猛烈に降りしきる雨。
風が日除けを吹き上げ、
雷まで鳴りはじめる始末。
最近、ちょっと珍しい天気だった。

予報は午後から晴れると伝えていたが
豪雨は短時間で終わり、
厚い雲の間から青空が。

10時過ぎには日が射しはじめ一気に晴天。
庭の水たまりが雨のすさまじさを伝えるのみ。

水滴の輝きが美しい。


12月2日(木曜日)

●庭がさみしく
春先から晩秋まで賑やかだった庭がさみしくなってきた。
花をつけているのは薔薇、クリスマスローズ、小さなクレマチスくらい。
あ、ツワブキも。

花水木の葉もほとんど散ってしまい、
赤い実だけが際立っている。


銀木犀はここに至っても花をつけ、
かすかな香りをふりまいております。

●くさい
ExplorerでGmailを表示させようとすると、
gmailのプログラムファイルをダウンロードするように催促された。
夕方までそんなことはなかったのに。
ちょっと危ないので、chromeとFirefoxで同じことをやってみる。
スムーズに表示する。
この不具合が治るまでExplorerでgメールの確認は控えよ〜〜っと。

Explorer8を使っていますが、相変わらず起動も読み込みも遅いですね〜
このエンジンを使ったSlim Browserつ〜のは高速です。


●友、遠方にあり
大学時代、学部は違ったがクラブが一緒だった。

学生時代の人との出会いは1〜2年次のクラス、3〜4年次のゼミがあって
それぞれ、たま〜〜に会うのだが、
クラブのほうはOB会、同期会がしっかりしているので、
こっちの付き合いのほうが多くなる。

広告研究会で彼はデザイン小生はコピーを書いていた。
制作をやっていることもあって、
互いの立場を尊重しながら普通に付き合っていた。
彼は大人びており一目置かれる存在だったので、
近寄りがたい雰囲気もあった。

卒業後、彼は故郷に帰り父親の会社に入った。
北国なので都内で開催される集まりにあまりを顔を出すことはなかった。
最後は昭和時代に行った京橋での同期会ではなかったか。
そのときはよく話し笑い、学生時代を振り返った。

平成に入り、米沢に取材に行くことになった
上山市に住む彼に電話したところ、
宿泊場所に上山温泉の「寒河江荘」を紹介してくれた。

仕事が終わりチームと別れ、一人で旅館に到着。
彼の自宅に電話すると翌日、山形についたら連絡して、という。

寒い季節で客は私一人だった。
食事の用意をしてくれた女性が「芸者さんを呼びましょうか」という。
う〜〜ん、「雪国」ではないかいな。
しかし、姥桜に来られたらちょい困る。
雪国の島村にはなれまへん。
丁重にお断りし、趣味のいい飲み屋を紹介してもらった。

食事が終わり外へ出ると真っ白い世界。
足元に注意しながら店におもむく。

カウンターの飲み屋のようなスナックのような…
マスターだったかママだったか、
とりとめのない話をするうち客が来る。
遠路はるばるのお客さん、などと紹介され
その男性と酌み交わすことになった。

学校の先生で、なぜか話しが合い、飲みかつ食らう。
当時の小生、酒はよく飲んでいたので自信があったが
北国の男にゃ負けまする。
明日、ここでの再会を約して宿に戻った。

翌朝、山形まで列車で向かうのだが、
東京の電車と違い本数が少ない。
会社まで来てくれといった彼との約束の時間を過ぎてしまった。

昼飯を一緒に、と思っていたらしく、
車で市内を離れ白神山地へ向かうのではないかと思うほど走った。
川のほとりの料理屋で、それは立派な料理をゴチになってしまった。

彼は仕事に戻り、
私は山形市内をほっつきあるき
斎藤茂吉記念館を見て旅館に戻る。

一泊の予定が二泊になった。
夜、昨夜の店で飲んでいると先生が顔を出した。
約束は守られた。
杯を酌み交わす。

注目の海老蔵と違うのは、
酔っぱらても相手に迷惑をかけないところね。

今では先生と何を話したか全く記憶にないが、
強烈な思い出として残っている。

翌日、仙山線で仙台に出て横浜に戻ったけど、
取材費、所持金がよくもったものだと思っとります。



と、前置きが例によって長くなったけど、
その彼が、山形県商工会議所の会頭になった、と
仙台の同級生から連絡が入った。
日本経済が低迷中、大変な役職を担ったわけだけど、
彼の手腕に期待するっきゃない。
メールでエールを送りましたが…。

父親の跡を継ぎ山形県経済の重鎮となった彼だが、会えば呼び捨て。
18歳から22歳までの4年間にすんなり逆戻りしてしまう。
又良き哉、人生。

12月1日(水曜日)

●海老蔵事件
暴行した男が特定されたものの、どこに潜伏しているのか一向に身柄確保に至らない。
時間経過とともに当夜の海老蔵の振る舞いがわかってきた。
同席した連中を挑発したのが海老蔵で、
それに怒った男が過剰な暴行を加えたようだ。

さらに海老蔵の酒癖の悪さも明らかになってきた。

黒人男性と日本人のハーフという杉並の男は
天狗になった海老蔵を痛めつけたアンチ・ヒーローに
なっちゃうのかもね。

●GoogleEarth
6にバージョンアップ。
ストリートビューを標準装備。
Mapより動きはスムーズに感じる。
余分な情報もなく画面はシンプル、すっきり。

※銀座3丁目Appleビル

が、都心、横浜MM21地区など
様変わりが激しい地区の写真が追いつかない。
横浜大桟橋手前の「象の鼻パーク」は工事中だった。

※建設中の象の鼻地区


※従来の見え方。赤レンガ倉庫先の横浜海上保安庁。
 世界最大級の巡視艇が停泊している。

●譲さんの絵本
直木賞作家・佐々木譲氏がiPad用に童話を発表する。
12月中に日本語版と英語版を完成させ無料配信する予定という。

第二次世界大戦、明治維新前後、戦国時代をテーマに書き続け
最近は警察小説という男の世界を描く小説家が童話という意外性。
しかも、活字媒体でなく電子端末。
常に新しい世界にチャレンジし続ける譲さんらしい。

彼がコピーライターをやっていた20年以上前、
会社ではなく自宅で小説を書くときすでにワープロを使っていた。
富士通OASYSでオフィス向けの高価な機種だった。

私のほうが年上だったが一緒に仕事をするうちに、
オール読物の新人賞をとった新進小説家で、
まだ小説1本では食えないので広告業界にいると知った。
制作畑では珍しい物静かな、思索する人という感じだった。

契約していた赤坂溜池の会社を辞めたあと、彼も辞めたらしい。
2〜3年後だったか、日比谷線中目黒駅のホームで偶然再会。
駅をはさんで向こうに彼の住まいがあり、
こっちに私の事務所があった。
駅近くで乾杯し、年が過ぎた。
また駅のホームで再会。
オートバイ事故の後遺症で痛々しかった。

それから彼とは会うことはなかったが
書店で彼のおびただしい作品と対面することになった。
「ベルリン飛行指令」、NHKテレビドラマにもなった「エトロフ発緊急電」、
「ワシントン封印工作」、「ストックホルムの密使」「鷲と鷹」
「昭南島に蘭ありや」「くろふね」「武揚伝」…
タイトルからもわかるように男の興味をひくようなタイトルばかり。
彼のファンになってむさぼり読んだ。
最近の警察小説は残念ながら読んだことはない。

自身のWebSiteも早い時期から開設。
そこで親指シフトのキーボードで作成されている、と
ことわり書きを入れるほど、OASYSを引きずっていた。

その彼がiPad用の電子書籍を作る。
昔はWindowsマシンを使っていたはずだが、
Macに変わったのかな。

愛用のパソコンから紡ぎ出される世界が、
戦争、幕末維新に回帰することを祈っております。

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