田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01閣議
02惨敗
      ワクチン
03続々
       デジタル写真
04終わり
05残暑
06金木犀
07偉大
08小沢ガールズ
09連立
10どひゃっ!
11早生みかん
12唐辛子
13ミミ
14快挙
15彼岸花
16新政権
17保釈
18高支持率
19くれよんしんちゃん
20温室効果
21遺体発見
22シルバーウィーク
23スピーチ
24やた〜っ
25猟奇犯罪
26親方日の丸
27大相撲
   夫婦別姓
28兄弟
29異文化猫
30ミミ当惑

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9月30日(水曜日)
●ミミ当惑
アメリカ猫の金さん、銀さん姉妹はおっとりとした性格のようだ。
リビングのいたる所をかぎまわり、
新しい環境になんとか慣れようとしている。
適応性が優れているようで、
太った金さんは、板の間に横になったり、ダイニングチェアでくつろぐようになった。
やせた銀さんは隣りの部屋のベッドの上で金さんの動きを見ている。

一方、可哀想なのはミミ。
いつもは自分が占有していた空間を見知らぬ猫に占領されてから
一切姿を見せなくなった。
ほとんど私の仕事部屋で過ごしている。
食事もトイレもこっちに移動した。

ミミは年齢のわりには小さく神経質で臆病だ。
少しの物音にも耳を立てるし、大きな音が嫌いで逃げ回る。
なかでも掃除機の音が嫌いで、狭い暗い場所に姿を消す。
金さん、銀さんはうるさいマシンを悠然と見ている。

お見合いをさせて慣らそうとするが、
ミミはうなって相手を寄せ付けない。

仕方がないので狭い家だが、
お互いのテリトリーを決めてそこから侵犯しないようにした。

お互いに理解し平和な日の来ることを願うのみ。

9月29日(火曜日)

●異文化猫
わが家に生まれも育ちもアメリカです、という猫の姉妹がやってきた。
コメット&キューピッド。
御年13歳だから、人間でいえば金さん銀さんみたい。
わが家の生まれも育ちも宮代ですの「ミミ」は6歳。
人間なら中年増だ。

ミミは室内から出たことがないから人間しか知らない。
猫同士のコミュニケーションがわからない。
相手も室内猫だが、姉妹なので意思疎通はできる。

ミミがパニックに陥った。
威嚇してうなるが、相手のペアは気にもかけない。
新しい環境を探検して、あちこちをかぎまわる。
テリトリーを荒らされてミミは気が気ではないが、
正面対決ができなくて、離れた場所からうなるばかり。

家族がリビングから呼んでも来ようとしない。
私の部屋にうずくまったままだ。
今まで家中、我が物顔で動き回っていたのだが。

わずか数時間で性格が変わってしまったように見える。
抱いて頭をなでてやるのだが、目はうつろ。
これから、どのようにケアするか頭が痛い。

9月28日(月曜日)

●兄弟
鳩山由紀夫首相の民主党政権誕生。
国連で華々しいデビューを果たした。
ついこの前まで、自民党の弟・邦夫氏は麻生首相の側近として
マスコミを賑わしていたが、いまや過去の人。
クールな兄、体形から懐が深そうな弟。
好対照な兄弟だ。

週刊現代に「泣くな皇太子」「要領がいい弟夫婦との闘い」の見出し。
思い通りにならない妻、不信感を抱く両親、周囲の冷たい視線 そして…

皇太子は外務省キャリアの雅子さんと結婚するとき、
皇室のすべてのことから「私がお守りします」と約束した。
それをきちんと実行しているから苦悩する。
雅子妃は頭脳明晰だが、見えない圧力で心を痛めている。

弟君は播いた種は、若い妻だから畑は受け入れ3人の子宝。
しかも、男子もいる。
常に、お人形さんのような微笑を絶やさない。
両親は次男への覚えがめでたいようで…

兄君は女児1人。
後継問題もからみ、ますます悩みは大きく。
まさか、酒びたりの日々ではあるまいが。
アル中の従兄弟君もおられるしな〜。

平民も皇室の成り行きに心を痛めておりまする。

9月27日(日曜日)

●大相撲
朝青龍が優勝した。
千秋楽・白鵬に敗れ同じ星となり、
優勝決定戦で同郷の若いライバルを倒して24回目の優勝を果たした。
いろいろ批判を浴びるが、確かに強い。
相撲界への「蒙古来襲」に、水際撃破は当分できそうもない。

●夫婦別姓
民主党政権が新しい政策を次々に打ち出しているが、
「夫婦別姓」という民法改正案を来年の通常国会で提出する方向。

現在は「夫婦同姓」。
1998年共産・社民が国会提出したが、
当時の政権与党自民党が
「家族の一体感を損ない、家族崩壊につながる恐れがある」と廃案という経緯がある。

社会進出を果たした女性が、結婚により姓が変わると仕事にさしさわりがあると、
職場では「昔の名前」で通すケースは定着しつつある。タレントも同じだ。
だが戸籍は姓が変わっている。
夫婦別姓となれば戸籍はどうなるのか?
住民票は?
家庭経済は2つの財布となり、公共料金、教育、被服、娯楽などの経費は按分するのか。
親権は?遺産相続は?
役所へのさまざまな届けはどうするのか?
別姓により親の責任と義務はどうなるのか?
暮らしに与える影響はどうか?

そのあたりは、下世話なことから高度な理論まで、社会を知り尽くした
偉いさんたちが検討するのだろう。
エリートだけで議論しては、ろくなものにならない。

9月26日(土曜日)

●親方日の丸
敗戦後、占領軍により航空機は翼をもがれた。
「世界を結ぶ日本の翼」をキャッチフレーズに国策会社「日本航空」が
敗戦6年目の1951年に誕生。
赤い鶴とJALのマークが海外に飛び立った。

パイロットとスチュワーデスは憧れの職業。
彼等はエリートで、一般庶民は高嶺の花。
当時はそれでもよかったが、
高級社員は高給をとり、一般社員は組合が強く権利を主張する。
次第に、二重構造が経営を圧迫するようになった。
組織改革を行っても、まだ手ぬるい。
自力更正は不可能とアメリカ資本の参加をあおいだ。

民主党政権誕生で、若手のホープ前原国交相が誕生。
ムダ金を洗い出し他へまわすため
大型公共投資、ダム建設見直し、凍結、中止などを進める。
JALもその対象。
自分の親くらいの日航役員を前に、再建案の再度提出を求める。
ポーカーフェースだが、ぐいぐい押す。

潰してしまうと影響が大きいので、
政府が金を出す用意がある。
ついては、もっと大胆な改善をしろ、という。

「親方日の丸」の上にあぐらをかきすぎた当然の結果なのだろうが、
運営の金が税金という官僚感覚では効果的な案は生まれない。
役員連中の意識改革にかかっている。


9月25日(金曜日)

●猟奇犯罪
最近、凶悪事件が頻発している。
殺人は手口が残忍になり、詳細が明らかになるにつれ吐き気をもよおす。
ひと昔前なら、手足を切断されていようものなら
「猟奇事件」としてマスコミは大々的に報道したものだが、
最近は、手足のひとつやふたつ、なくて当たり前。
ニュースを送る側も受ける側も「またか」という程度に麻痺している。

昨年4月、江東区のマンションで隣りの住人に
猥褻目的で女性(23)が殺害された。
男はテレビのインタビューに平然と答えていた。
テレビも慣れたもので、ことによったらこいつが犯人かと
ヤマをはり、インタビューを何度も繰り返す。
四国の事件では、ヤマの張り方に失敗し名誉毀損まがいになったが、
今回は予想通り、隣人、星島(34)が逮捕された。

事件の詳細が判明するにつれ、残忍性に世間は慄然とする。
殺害後、細かく切断。
あろうことか、水洗トイレから流して証拠隠滅を図った

この稀代の悪党が「無期確定」になりそうだ。
本来、自分が殺されたかもしれない被害者の姉は
それを聞いて気を失ったという。
無期の理由は「矯正の可能性がある」
弁護側はこの「温情」に満足し上告しない。

殺人を犯すだけでも極刑なのに、
切り刻み肉片、骨片にしてトイレから流すという
目を覆い耳をふさぎたくなることをやって「無期」

エリート・職業裁判官の「鈍感力」。
もし、国民裁判官が加わっていたらどうだろう。
無期では済まされないと思うが。

9月24日(木曜日)

●やた〜っ!
巨人がセリーグで優勝!
ぬわんと、川上巨人軍のV9以来の快挙。
読売新聞はもちろん大々的に紙面を割く。
さらに、祝優勝!のデパート、スーパーの広告も賑やかだ。
やはり、首都圏は伝統のジャイアンツが優勝すると経済も活気づく。

今シーズンのジャイアンツの選手は多士済々。
若手の活躍もめざましい。
ひょろっとした選手や小柄な選手がここ一番で塁に出る。
他球団からやってきたベテランも本塁打ばかり狙うのでなく
つなぐときにはヒットを打つ。
外人投手陣にも助けられている。
生え抜きの頼りになる捕手は強打者で頼もしい。
優勝に値するだけの陣容だった。
だが、まだ戦いは終わったわけではない。

気を緩めることなくセパ制覇していただきたい。
すると、また経済効果が発生する。

9月23日(水曜日)
●スピーチ
鳩山新首相が渡米。
ニューヨークの国連気候変動首脳級会合では、
120カ国以上の首脳を前に英語でスピーチを行った。
そのときの様子をテレビで見たが、
歴代日本の首相で英語によるスピーチは初めてなのではないか?

渡米前、別の場で行った首相のスピーチを米国の女性記者がモニターしたが、
彼の発音は及第と評価をした。

前の首相は自身で英語は得意と言っていたが、
国際会議でのスピーチ映像は見たことがない。

民主党マニフェストに沿って
「温室効果ガス」を1990年比で25%削減する。
それを日本がリードしていくという。
その方法論をいくつかあげ「鳩山イニシアチブ」として提唱した。
ヨーロッパ諸国は歓迎だが、肝心の米国、中国が首を縦に振らない。

中国は、いつもなら先進国のような顔をしているのに、
自国に不利な状況になると、後進国になるという二枚舌ならぬ二面顔を使う。

中国市場は欧米先進国からすれば肥沃な市場なので、
あまり攻撃すると参入のさまたげになるので、
腹の中では「このやろー」と思っても、
笑顔を見せなければいかん、という複雑な胸中。
当然、中国はお見通しで、
先進国からCO2削減のための金を引き出そうとしている。
北朝鮮同様したたかである。

9月22日(月曜日)

●シルバーウィーク
秋にこんなに休みがあったっけ?と思わせる連休だ。
春のゴールデンウィークに対し、秋はシルバーウィークというらしうい。
たまたま本日は「敬老の日」。
シルバージェネレーションのための休みかと一瞬思ったほどだ。

1000円高速道路の恩恵もあって行楽地へ向かう車で大渋滞とか。
敬老の日のシルバーたちは何をしているのだろうか?
連休といっても、毎日がお休みなのだから格別ありがたいとは思わない。
涙の年金を大切に使わなくてはいけないので、
いつもと変わらない生活を送っているのだろう。

ところで、定年退職後にアルコール依存症になるかたたちが増えているそうだ。
趣味もなく地域に溶け込めないまま自宅で鬱々とした時間を過ごす。
いつの間にか酒が友となり、ちびりちびりとやっているうちに…
歳がいくと若者のように暴れるということもなく、
次第に依存症になっていくという。

昔から飲んでいる人はどうなのかね?

ビールは水代わり、ウイスキーはお茶代わりに飲んでいた小生だが
最近はすっかり酒量が落ちた。
格別飲みたいとも思わない。
しかし、ときどきはニッカのモルトウィスキーやバーボンを
ストレートでほんの少し飲みたいと思うこともある。

9月21日(月曜日)

●遺体発見
クレヨンしんちゃんの作者の遺体が発見された。
登山道脇の崖から100mほど下、遺体損傷も激しかったが本人と確認された。
登山は趣味で、その山はルートを歩けば危険ではないという。
年配の登山者も安心な山と話していた。
作者が墜落した崖は、登山道をほんの少し離れている。
しかし、その先が100mもの急峻な岩場とはわからない。
柵もない。
しかし、遠方から見ればそそり立つ岩が確認できる。
登山者は、いまどのあたりを歩いているのかわかるはずだ。
しかし、事故は起こった。
不用意なのか覚悟の上なのか、今となってはわからない。

9月20日(日曜日)

●温室効果
一般住宅なら壁、天井に断熱材を入れて温室効果を上げるのだが、
地球規模になると、狙いは逆で「温室効果ガス」の発生を低くし
地球の温暖化を防止しなくてならない。
暖かくなると気候変動が起こる。
南極の氷が溶けて地球の水位が上がり、水浸しになる。
水の都ベネチアでは被害が表われ始めた。
日本も熱帯雨林化の兆候で生態系も狂ってくる。

民主党政権は、温室効果ガス発生総量を2020年までに25%削減という
高いハードルを掲げた。
以前から、地球に及ぼす影響はわかっていながらアメリカは乗り気ではないし、
世界の工場となって二酸化炭素を排出し続ける中国は、
われわれは発展途上国だから、先進国のツケに従うことはないと、どこ吹く風。
別の側面では欧米先進諸国の仲間入りをして、
経済のイニシアチブをとりたがっている。
この国は詭弁を弄することにたけている。

幸い日本経済は低迷し、生産は低下。
工場はラインを減らし人も解雇している。
おかげでCO2の排出も減っている、という皮肉な現象。
一方、高速道路の通行料を下げたために行楽で利用する連中は増えた。
車が走ればCO2は排出される。
この先、景気が向上して生産が再開されれば、さらに増える。

この矛盾したサイクルを民主党はどう裁いていくのかな。

9月19日(土曜日)
●クレヨンしんちゃん
お隣り春日部市在住漫画家が生み出した超ヒットキャラクターだ。
市は名誉市民にして市のPRの最前線に押し出した。
その作者が行方不明になっているという。
群馬の山に行ってくると出かけて音信不通になった。
携帯電話の微弱電波はキャッチしている。
あの、のりピーもこの微弱電波で居所を類推された。

春日部市出身のタレント、太田裕美、草gくんがいる
最近はお笑い系がいるが、急に名前を思い出せない。
草gくんは泥酔でミソをつけたが、最近復帰した。

しかし、クレヨンしんちゃんのキャラは人間より強烈だ。
漫画本は世界の子どもに読まれている。

仕事の悩みか、事故かはたまた別の問題か、
憶測も飛び交っている。

9月18日(金曜日)
●高支持率
「鳩山内閣支持75%」と大きな見出しが新聞に踊る。
万年野党として定着していた民主党。
イギリスで起こったシャドーキャビネットを真似して
「次の内閣」を組織内に作り「組閣」していたのだが、
小泉政権発足により崩壊が始まっていた自民党のおかげで、
やっと「次の内閣」も日の目を見ることになった。
聞けば「国家戦略局」もイギリスからの輸入品だ。

高支持率は、いわゆる「ご祝儀支持」で期待感の表われ。
マニフェストを確実に実行しないと、乱気流に巻き込まれ急降下となる。
てなわけで、自民党が推進してきた「悪政」の中止、凍結を矢つぎばやに打ち出した。
前原国交相は、あのポーカーフェイスでダム凍結。
八ツ場ダムは住民、関連自治体を巻き込んで大騒ぎとなるだろう。
小泉政権の目玉だった郵政改革も、大胆に引き戻しそう。
評判の悪かった後期高齢者医療制度も廃止の方向。
麻生前首相の個人的趣味の色彩が強いマンガの殿堂も中止。当たり前!

スタート時の高支持率政権は小泉、細川、安倍。
開けてみれば、小泉自民党崩壊元凶政権、細川・安倍放り出し短命政権だ。
高支持率でスタートすると、失速が待っている。
上手に舵がとれればいいが、
あのオバマ政権も保険制度で支持率を下げている。

9月17日(木曜日)
●保釈
覚せい剤使用で湾岸署の鉄格子つき奥座敷で暮らしていた
のりピーこと酒井法子が41ぶりにシャバに戻ってきた。
大勢の取材陣の前で謝罪のひとことを述べ、
千代田区の記者会見場のホテルに向かう。
黒いパンツスーツ姿の彼女は、慣れない生活でやつれたか、と思ったが
スーツはぱんぱん、顔はふっくら。
覚せい剤抜きの規則正しい生活がこの結果となったんだろね。

昨日夫のほうが保釈されたが、彼もまたふっくら。
長めの洋服でタトゥーが見えない。
のりピーの指、足首の刺青も見えなかった。

押尾学が保釈されたときも、
警察署のドアを出て深々とおじぎをし、簡単な謝罪の言葉を口にしたが、
のりピー夫婦も同じスタイルを踏襲した。

芸能人が警察署を出るときのスタイルとして今後定着するのだろう。

9月16日(水曜日)
●新政権
民主党鳩山由紀夫代表が国会で首相指名を受け、第93代首相となった。
深夜、内閣の顔ぶれが決まった。
長期政権だった自民党時代は、おなじみの顔が並んだが、
万年野党だった民主党は、国会中継で激しいやりとりをした人、
テレビにコメンテーターとして出ている人くらいしか顔と名前が一致しない。
見識、実力のあるかたが多いのだろうが、
多くの国民からすれば、新人の群れのようだ。
閣僚を一気に若返らせるわけにもゆかず、年配がずいぶん並んだもんだ。

前原元代表が若手筆頭で国交相。
彼の初仕事が八ツ場ダムの中止。
政治に振り回される住民が一番の被害者。
かつて反対し地域の発展のためならと賛成にまわった人は、たまらんだろ〜ね。

基礎工事の部分もきちっと撤去し、もとの状態に戻してくれ!と
叫びたい気持ちだろう。

少し前まで、党と国の方針だからと推進をしていた
群馬県の小渕議員は複雑な胸中、かな?
しょ〜がないわね、政権が変わったんだから、とさばさば、か?

9月15日(火曜日)
●彼岸花
家の近くの灌漑用水路脇の彼岸花が今年も一列勢ぞろい。
観察記録が書けるくらい毎朝、毎夕通っていたのだが、
昨年暮れジョンが17歳であちらに逝ってから
散歩の機会もめっきり減った。
で、今年は盛りがやや経過したころ初めてお目にかかる。

健康のために歩かなくてはいかんと思いつつ、ついつい不精をしてしまう。

9月14日(月曜日)
●快挙
イチローがやた!!
9年連続200安打。
1世紀以上前に作られた大リーグの記録を塗り替えた。
とてつもない偉業だ。

試合後、インタビューに答えていた。
彼のコメントは哲学があって他の選手と異なる。
偉大な選手つ〜のは、発想・思考経路がちょと違う。

9月13日(日曜日)
●ミミ
わが家の2代目猫ちゃん。
1代目が亡くなって1年後
雑木林の中でミャーミャー鳴いていた子をわが家の一員に迎えた。
5歳で逝った1代目だったが、ミミはもう7歳、
生まれたときからいるように自由気ままに生きている。

寒くなると私のふとんにもぐりこんでくるが、
まだ暑いので脇で寝ている。
私のほうが寝る時間が遅いので
掛け布団の真ん中で熟睡している姿を見るのがほとんど。
起こすのもかわいそうなので、
私が遠慮しながら蒲団のはじっこで寝る。
主客転倒。
だが、朝になればミミを追い出し大の字になっている。
彼女は私の仕事場の椅子に移動している。
寝場所は家の中に幾つかある。
昔は寝所を用意したのだが、
決まった場所が好きではなさそうだったので
好きにさせている。

9月12日(土曜日)
●唐辛子
初めて栽培したのだが辛そうな姿になってきた。
余りにも鮮やかな色の組み合わせなので、
人工のもののようにも見える。
i
「イタリアレストランでおなじみのタバスコは
グリーンの壜に赤い文字。
唐辛子と同じ配色だ。
香辛料のカラーパターンかと思ったら、これは「補色」関係。
目立つ色の組み合わせだ。
肉屋のケースには、グリーンの敷物の上に赤い肉が乗っている。
これは、美味そうに見えるからなのだそうだ。

9月11日(金曜日)
●早生みかん
10年以上実をつけなかった蜜柑だが昨年突然結実した。
今年たわわである。
何個かは少し黄色味を帯びてきた。
通る人もびっくりしている。
その中のひとりのかたから「早生(わせ)みかん」ということを教わった。
とりあえず仏壇に供える。

14〜5年物の柚子は少し実をつけた。
14〜5年物の金柑は花をいっぱいつけたので期待できそう。
7〜8年物のレモンはまだ花もつけない。
4〜5年物の獅子柚子は伸びているがそれだけ。

昔夢見た「オーチャード」はまだまだ先。

9月10日(木曜日)
●どひゃっ!
かつて日本のカメラが追いつけ追い越せの
目標としていたのはドイツのライカ。
レンジファインダーから一眼レフに移行する頃、
その目標はやや達せられた。

デジタルカメラ時代となり、
まずコンパクトタイプで日本のカメラは世界を席巻した。
そしてコンパクトタイプ市場が飽和状態になりつつあるころ、
CanonがEOS Kissで
デジタル一眼の大衆化に先鞭をつけた。
Nikonもそれに追従するように入門デジタル一眼を発売してきた。

それまでカメラ趣味は男性のものだったが、
コンパクトタイプや携帯電話のカメラで
撮る楽しみを見つけた女性たちが、
より奥深い写真を求めてデジタル一眼を所有するようになった。

歴女、鉄子などという名前を聞くようになった。
おなじくカメラ女子も登場。
さまざまな男性の世界を女性が侵食し始めた。

というように、カメラの世界は時代とともに変遷してきたが、
日本がお手本としたライカは、眠れる獅子のように
35mmフィルムの世界にこだわっていた。

しかし、それでは時流に取り残されてしまう。
コンパクトデジタルカメラでパナソニックと手を結び、
パナのボディをベースにライカらしい味付けをして発売した。
やや先行して伝統のMシリーズのライン上に
外観はフィルム35mmカメラなのだが、内部はデジタルというタイプを発売。
前面はフィルム巻き上げレバーがないだけで、
完全に「昔の名前で出ています」という風情なのだ。
上部にはマニュアル式のシャッターダイヤルまでついている。
背面は、さすがに液晶モニターがある。



9月下旬に発売されるというM9だが、
価格は77万円!!
Nikonのプロ向けのフラグシップには
これより高価なものがあるが、
レンジファインダータイプでは破格の値段。
腐ってもライカというべきか。
医者や弁護士はベンツにライカというが、
コレクション棚にもう1台増えるのだろ〜〜か。

9月9日(水曜日)
●連立
民主、社民、国民新党の相乗り内閣樹立に向けて会合が開かれている。
社民の党首はマスコミでまま見かけるが、
党首に同行する議員は一般的になじみが薄い。
昔、社会党の闘士のような顔色のよくないシワが目立つ
髪型にもかまわないおばさんは、
も少しテレビ映りに配慮したほうがいいんではないかい。

沖縄、ソマリアなどの意見調整に民社が強気のようだ。
特に、ソマリア沖の海賊対策には自衛隊でなく海上保安庁にすべきといっている。
事実上の軍隊を出しては海外派兵と映るからか。

ところで海上保安庁はコースト・ガードだよね。
米国の沿岸警備隊と同じ性格だろう。
自衛隊が武器の使用に神経質なのに対し、
海保は北鮮の不審船を追いつめ銃撃戦を展開し沈没させたという武勇伝がある。

横浜の大桟橋の隣り、赤レンガ倉庫の先には海保の基地がある。
そこに停泊している「しきしま」は、世界最大の巡視艇という。
フランスから日本へプルトニウムを海路で運搬する際に護衛艦としてデビューした。

航行距離の長い外洋型なのだが、戦闘艦ではないから
自衛隊の巡洋艦などに比べ重装備ではない。
前後に機関砲があるが、本格的な戦闘には弱い。
それに、あちらまで出向ける外洋型舟艇は自衛隊より格段に少ないだろう。
あくまで、日本の沿岸を警備することが任務なのだ。

遥かインド洋の向こうの仕事に就かせるつ〜のは
無理があるのではないか。

海賊といえども小火器だけでなく、
小型ミサイル、ロケット砲などを装備していると聞く。
そういう輩には自衛隊の戦闘艦でなきゃな〜。

自衛隊にアレルギーのある政党らしいが、
専門家でなくても海保派遣は無茶つ〜ことくらいわかる。

9月8日(火曜日)
●小沢ガールズ
衆院選で圧勝した民主党。
選挙戦の上手さでは定評のある小沢氏がまたその手腕を発揮した。
小泉氏のときは大量の小泉チルドレンが国会になだれ込んだが、
小沢氏じきじきに選抜した多くの女性が当選しあっと言わせた。
名付けて「小沢ガールズ」
はいはい、週刊誌が彼女らの身上書をおもしろおかしく取り上げております。

テレビでも見かけるのは、アルバイト暮らしで日々をつないでいた女性が
突然公認となりぎりぎりで駆け込んだ。
結果比例で大当たり!
カメラは彼女を追った。
スーツを持っていなかったので、登院用に購入するさまが映し出された。
どんな地域、政治活動をやってきたのか皆目わからない。
変態というからSMなのか、映画に出演して裸身をさらした女性も当たり〜。

小泉チルドレンもその素性は賑やかだったが
小沢ガールズも当分ワイドショー、週刊誌を楽しく彩ってくれることだろう。

脱いだ議員は、大先輩がイタリアにいる。
芸名チチョリーナ。
ハンガリー出身でイタリアに出稼ぎ。
ハードコア映画に出演していた女優。
金髪でピンクが好きな女性で一時期マスコミを賑わした。
国会議員に当選したがその後落選。
最近は話題にもならない、日本では。

出自がどうあろうと、まじめに働く。
始めは素人でも大化けする人が出てくるかもしれぬ。
年収3500万円の議員となったら、それは税金であることを
肝に銘じ粉骨砕身ぐわんばっていただきたい。

9月7日(月曜日)

●偉大
マリナーズのイチローが、またひとつ記録を作った。
日本人選手として大リーグで2000本安打を達成した。
大リーグでは259人目だそうだが、
9シーズンというスピード記録は史上初という。
試合出場数は1402試合で、
これは近代野球以降の選手としては、
1934年にアル・シモンズという選手に次ぐ2番目の記録という。

なにからなにまで、たいしたたまげた。
日本人選手が本場でこれだけの記録を出すとは、
先日亡くなった水泳の古橋選手以来の偉業といえるだろう。

思い起こせば、昭和20年代後半、
アメリカからサンフランシスコ・シールス軍というチームがやってきた。
監督はオドールといったか。

巨人軍の川上選手のファンだった私は、
駄菓子屋のブロマイド集めに熱中していた。
1円(だったか)で、新聞紙を再利用した小さな袋を1回引くことができる。
名刺くらいの各球団の選手の写真が1枚入っている。
裏にスタンプが押してあり、1等は大判のブロマイドがもらえた。
何も当たらない「スカ」が多いのだが、
4等、3等でもわくわくしたものだ。

そんな折、野球の本場アメリカからチームがやってくるというので、
子供たちはかたずをのんで試合の成り行きを見守った。
テレビなどない(昭和28年から、駅前に街頭テレビが設置されたが)、
シールス軍がやってきたのはテレビ放送以前だったろう。
ラジオの野球中継を聞いた記憶もないので、
新聞の「運動欄」で写真と数字を見た程度なのだろうが。

日本の「職業野球」チームは、少しは勝ったのかもしれないが、さすが本場は強い。
ず〜〜っと後でわかったのだが、そのチームは3A級だった。
その上に大リーグがあるのだら、
アメリカはすげ〜〜ということになった。

半世紀後には、野茂投手が突破口を開き
その後日本人選手が続々海を渡った。
そして、イチローの誕生である。
今では大リーグは、キューバ、プエルトリコなど中南米を始め
アジア、ヨーロッパ、オーストラリアなど
米国籍以外の選手の比率が高くなっているというが、
その中でもイチローはピカいち。
アメリカ人の観客も、イチローの偉業を素直に祝福したようだ。

イチローは9年連続200安打へあと5本に迫った。
試合はまだまだ残っているので、
これも軽々クリアするだろう。

思えば今シーズンは、WBCの緊張で胃潰瘍をわずらい開幕出場は出来なかった。
さらに、最近、ふくらはぎの張りで何試合か欠場している。
そんなハンディも乗り越え、打撃の職人ぶりを発揮している。
まだ35歳だから記録は年々塗り替えられることになるのだろう。

日本の国際的地位が相対的に低下する中、
彼の存在感はますます大きくなっている。
学ぶべし、政治家。

9月6日(日曜日)

●金木犀
そろそろ馥郁とした香りの頃か。
我が家には越してきたときに植えた2本の金木犀があるが、
大木に育ってしまい、あるとき太い幹を残して伐ってしまった。
脇から枝が出るのだが、それもこまめに払っているので季節の香りは漂わない。
だが、通りに面したところに2本の銀木犀が植えてある。
これは、大きくならないよう絶えず上の枝を払っているのであんばいがよい。
銀木犀は通年花をつけるので、その周囲はほのかに香っている。
だが、春先や初夏の香りには不思議な思いをする。

9月5日(土曜日)

●残暑
台風の影響などで天候は定まらなかったが、
急に暑さがぶりかえした。
空気が澄み渡っているので陽射しは肌に突き刺さるような感じ。
オーシンが賑やかに鳴く。
もう少しすると彼等の声はか細くなる。
灌漑用水脇に彼岸花が咲き
いよいよ次のステージがやってくる。

9月4日(金曜日

●終わり
4月末に植えた菜園の植物たちもそろそろ終わりを告げる頃となった。
トマトはとっくに退場したが、ナスも小さいうちにはじけるようになった。
野菜が値上がりしている昨今、かなり助かっていた。

ピーマンは例年より発育が悪かったが、まだ連日実をつけているので、
これは当分イケそう。
鷹の爪もたまに使っている。

ちょっと油断していたらニラが花をつけていた。
これは根元から切らないと野菜炒めにも使えない。
だがね、まとめると清楚な花束になるので、
仏壇に供えることもできるつ〜もんだ。

9月3日(木曜日)

●続々
コンパクトデジカメの開発競争も行くところまで行き着いた。
Nikonは無線LANで撮影した画像を転送する、
さらに、超小型プロジェクタの内蔵といった機能をつけた。
Fujiは、平板な画像を3D化する。
撮った後の新奇な技術に迂回したように思える。

そんな折、オリンパスがマイクロフォーサーズ規格の
レンズ交換式デジタルカメラを発売。
サイズはコンパクトで、レンズが一眼レフのように交換できる。
新しい路線を開拓した注目の機種だ。
フィルム時代に「オリンパスペン」の大ヒットを作りだしたメーカが
デジタル時代の復権を狙っている。
その名も「e−p1」。
面白いカメラだが、ファインダーがない、フラッシュも内蔵していない。

コンパクトデジタルカメラの普及で、
カメラの構え方が違ってきた。
昔はカメラを顔に引き寄せ、
手ブレを防ぐため脇をしめたものだが、
液晶ファインダーを見るので、カメラを顔から離す。
当然腕が伸びるのでブレる率が高くなる。
それを回避するために「手ブレ防止」機能がついている。

当方、視力の変化で液晶を見るときは
メガネをずらさなくてはならない。
実に煩雑。
だから、小型になってもファインダーは欲しい。
今使っているCanonPowerShotは、
極限まで小型化されているが、ファインダーがついている。
IXYシリーズは外されている。
それに、液晶をoffにしたほうがシャッターのタイムラグが改善される。
電池の消耗を防げる。

そんなこともあって、オリンパスのマイクロフォーサーズに
あまり興味をそそられなかった。
ところが、同じ規格を採用したカメラがパナソニックから登場。
LUMIX DMC-GF1を今月18日発売、とアナウンスされた。
従来からの直線的なLUMIXデザインを踏襲しながら、
レンズ交換ができる。
しかも、フラッシュ内蔵。
液晶ファインダーが大型化しているので、
ファインダーは外された。
ところがライブビューファインダーをオプションで装着できる。
オリンパスもワイドレンズには外部ファインダーが用意されているが、
昔ながらのファインダーだ。

ライブファインダーは、リコーGRが採用しているが、
かなりの優れものだ。
ホットシューに取り付けるのだが、レンズ側から見てもガラス窓がない。
液晶に写る電子情報をホットシューの接点から受けて、
ファインダー内に表示する。
ズームにも連動する。
この外部ファインダーをつければ、カメラを顔に近づけることができる。

交換レンズ群は今のところオリンパスとパナソニックから発売されており
その数は少ないが、人気カメラに成長すればもっと増える。
しかも、Nikon、CANONに比べ価格も安い。

35mm一眼レフの重量にへきえきし、小型カメラに移行した人も多かったが
今後は、デジカメもそのような流れができるかもしれない。
と、思わせるパナソニックの「でき」だ。
だが、ホールド部分に白いラインが入っている。
これが、ダサい原因となっている。

ライカのコンパクトデジタルカメラはパナソニック製を土台にしているが、
ことによったら、このマイクロフォーサーズにも参入するかも知れない。

新型LUMIXがワイドレンズがついたキットが9万前後。
ライブビューファインダーが2万。
計11万という予想。
ライカブランドになると、もっとシンプルで洗練されたデザインになって
一気に跳ね上がる。

何があってもPanaデジタル製品には手を出すまいと思っていたが、
携帯はすでにこの掟が破られた。
新型LUMIXに対しても揺れる心、ではあります。

迷いながら品定めをやっている時期が一番楽しかったりして…
Macだってそうだ。
いつかは会えると思いつつ、相変わらずWindowsマシンを使っているもんね。

●デジタル写真
デジカメ市場は相変わらず賑やかだ。
都心の家電量販店で、老齢のご婦人が一人でデジカメコーナーで品定めをしていた。
35mmフィルム時代に、
やはりコンパクトカメラが流行した時期があったが、
女性が一人で…というシーンはほとんどなかった。

携帯電話内蔵カメラで写すことの簡単さを知り、デジカメに興味を持ったのか?
コンパクトデジカメは、手ブレ防止や笑顔検出など
電子機構でなければできなかった先進機能を搭載して、
女性市場を開拓したということもあるだろう。

カメラ趣味というのは昔は男性のものだった。
しかし、最近、「カメラ女子」という一群が登場。
デジタル一眼で感性豊かな写真を撮りまくっている。
女子だけの写真部というも誕生し、コンテストで上位入賞を果たしたとか。
女性カメラマンも徐々に増えている。

昔から日本人は記録好きな国民と言われる。
日常の出来事をこと細かに写し取り、町民も道中記録を残している。
時おり蔵の奥からそれらが発見され、往時を知る貴重な資料となっている。

カメラのデジタル化で、愛好層は老若男女まで確実に広がり、
日本は記録列島と化した。
その中には後世に平成文化を伝えるものがあったり
歴史的な画像もあるかもしれない。
だが、デジタルデータの保存となると心もとない。
データはCDやHDに残しているが、永久保証ではないし、
規格も変わらないという保証もない。
35mmフィルムや和紙に書いた筆文字や絵に比べ遥かに不安定な存在だ。

デジカメ画像は、年の終わりにベストセレクションを
プリントアウトする必要があるのだろう。
いつもより大目にプリンタインクを購入して
年賀状作成と同じタイミングに。
わかっていても、なかなか手がつかないけど。

9月2日(水曜日)
●リストラ
落選した自民党議員の秘書が大量にリストラされる。
その数500人と新聞は伝える。
リストラの波は党職員にも及ぶという。
議席を大きく減らしたために国家から配分される
政党交付金が大幅に減額されることに起因する。

これも、自民党が自ら播いた種というべきか。
景気の悪化で企業は大量のリストラを行わざるを得なくなり、
地方分権で自治体は交付金が減額されている。

国民に痛みを分かち合っていただきたい、と言った自民党小泉氏だが、
政治家は相変わらず特権を謳歌していた。
そのツケが自民党に廻ってきただけに過ぎない。
リストラされた多くの労働者は拍手をもって迎えるだろう。

●惨敗
民主党の陰にかくれて全く報道の対象にならない集団がある。
幸福実現党  
宗教団体・幸福の科学が新党立ち上げを目論んで都議選、衆院選に
大量の候補者を立てたが、誰一人当選しなかった。
信者からの献金でまかなったのだろうが、
宣伝、立候補者の数を考えると、何億の費用がかかったのだろう?
オウムも派手なパフォーマンスで選挙を行ったことがあった。
その後、サリン事件を引き起こした凶悪団体。
そういうイメージがあるから、
新興宗教の政治進出に
国民はアレルギーをもっている。

それにしても公約は面白かった。
日本の人口を3億人にする、
リニアモーターカーで宮代から都心まで10分で行けるようになる。
夢が大きすぎてリアリティがない。
結果「降伏実現」となった。

●ワクチン
インフルエンザによる死者が増えている。
昨日は看護婦さんがなくなった。
感染者からうつされたようだ。
彼女の場合、持病はなく健康だった。

これを受けて(だと思うが)
桝添厚労相が記者会見。
ワクチン接種の順番が決まったようなことを述べた。
えっ、まだそんなことをやっていたの?

感染者と接触する医療関係者にまず接種するのは、当たり前でしょ。
それから病人、妊婦、子供…
中学生だってそんなことくらいわかる。
急を要するつ〜のに大の大人が喧々諤々。
一体どうなっているんだろうね、この国は。

桝添さんは大臣就任以来、大車輪の働きぶり。
テレビへの露出も多く、
一番忙しい大臣、と国民は思っていた。
が、年金の手際の悪さ、さらに今回のワクチン確保と接種の対応のまずさが
目立っていることも確か。

あたかも、自転車のスタンドを立ててペダルをこいでいるような働きぶりなのだ。
あるいは、ハツカネズミがくるくる回っているといおうか。
はたまた、室内ウォーキングマシンで鍛えていると。

要は、動いているようで前進していない。
疲れるだけの大臣だったのであ〜〜る。

9月1日(火曜日)
●閣議
夕刊に選挙後初閣議の写真が掲載された。
防災の日ということもあり、閣僚が視察用の作業服を着ている。
なぜか、囚人服のように映ってしまった。
あるいは、日本が敗戦した直後の内閣のようである。
もっとも自民党惨敗なのだから選挙戦は「敗戦」に違いないけど。
間もなく政権を明け渡すことが明白な中、虚しい顔ぶれ。

麻生氏のコメント
「閣議のメンバー全員が帰ることができて本当によかった」。
大戦末期に特攻に出た搭乗者の便のようだが、
あのときは、生きて換えることは、
死んでいった人たちに申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。
生還は喜びではなかったのだが…

閣僚たちからは反省の弁が相次いだというが、
塩谷文科相は「国民の理解不足」を挙げ有権者の判断に不満を述べたそうだ。
こういう鈍感な政治家が閣僚、しかも教育行政の元締めつ〜から情けない。

小泉政権以後、国民は痛みに耐えに耐え、
その結果、職を失い路頭に迷い、年金は不安、高齢者に情けのない仕組みで
国民の心は離れていった。
さらに、アメリカ発の不況とはいえ、ますます暮らしは疲弊。
「こんな日本に誰がした」
政治家も悪いが、小泉劇場で拍手した国民にも責任がないわけでもない。

結局、有権者は付和雷同型というべきか。
マスコミの予測や映像に引きずられる。

北海道の酩酊大臣、北関東の絆創膏王子などはその典型。
もっとも、これらは世襲に胡坐をかき、そのうえ醜態を晒したのだから
郷土の恥さらし、ということで有権者が離れたという
当然至極の結果なのだが。

政治はもっと真面目にやっていただきたいですね。


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