田舎三昧の生活と意見

<--田舎三昧の掲示板
<--GoogleEarthで地球と遊ぶ
       
2009年3月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
       

Map

Web Camera

mimi動画ストリーミングテスト*
ご覧になるには
WindowsMesiaPlayerが必要です


●吉太郎童謡集

■Contents■
01Miniノート
  凱旋帰国
02QRコード
   命
   薄氷
03MiniNote
   大混雑
04人相
  混戦模様
  新旧交代
  風
  予報
05WBC開幕
    春、近し
  康夫ちゃん登場
  おねだり
  停止
  わが町の合併事情
06QM2
   排除
07やた〜〜!
08時代は移る
09視聴率
  ワイアレスマウス
  PC発熱
  うっぷん晴らし
10禁煙区域
11極小
12生きざま
13無惨
14便利
15電子たばこ
16息吹き
17火災
  変貌
18悠々
  期待
19勝た〜〜
   定額給付金
20徘徊
  やた〜〜〜
   前途暗澹
21思慮なきお役所仕事
22吉田邸全焼
   WBC
23WBC順決勝戦
24WBC決勝戦
25引き潮
   戦い済んで
26 IE8その後
   あわてることはない
   ワルキューレ
   北のミサイル
27花冷え
28リコール
29大騒ぎ
30賑やか千葉
   危険な経済復興
31近隣の合併事情


Archive
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月

2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
2004年02月
2004年01月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年09月

Link
Yellow House
Chicago Short Stay
Miyashiro Avenue

Category
Area
Area2

Case
Culture
Expression
Ginza
History
Hobby
Movie/Drama
PC
Politics
ご注意
人によっては不快な気分になるかも

サイト内検索 powered by Google
●Blogで話題のキーワードを表示




ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

Last Modified   090331
First Uploaded  030901


3月31日(火曜日)
●近隣の合併事情
【白岡・蓮田】
2010年3月22日、対等合併に向けて進んでいる。
新市名は「白岡蓮田市」となる。
これまで、行政主導でやってきたが
いよいよ、最後の作業が開始される。

白岡町は4月6日〜26日に合併意向調査を実施する。

意向調査は20歳以上の約4万5千人。
以下から1つを選択する
「合併を積極的に進めるべき」「合併はやむを得ない」
「当面は町単独で行政運営すべき」「今後とも合併の必要なし」

この地域からは「住民投票」の声が聞こえてこないが、
合併にはおおむね好意的なのだろうか。

【加須】
加須、大利根、騎西、北川辺の1市3町の新市名を公募したところ最多は「加須」だった。
8月の合併協定書締結までに正式決定する見込み。

募集は2/16〜3/15に行われた。
5815件の応募があり、上位5件は
加須2519、かぞ521、北埼玉387、北さいたま166、北彩138。

合併協議会員が6位以下の名称から5件を選び、計10件から決定する。

この地域も行政主導で粛々と進み、
住民投票という声は聞こえない。

【杉戸】
日曜日の町長リコール決起集会は中止になった模様。
町長が「合併意向調査」から「住民投票」に切り替えたことによるものらしいが、
それで簡単に鋒を納められるものなのだろうか?
町長室・公用車復活、副町長設置という公約違反
さらに合併をめぐり議会を混乱させたという不信感の積み重ねが、
あのような行動に走らせたものと思うのだが。
単なるアピールだったのかね?

3月30日(月曜日)
●賑やか千葉
永遠の青春男・森田健作は59歳になっていた。
4年前の知事選では現職堂本女史に敗れたが、彼女の任期満了・不出馬で
混戦が予想されたが、
自民、共産以外の推薦を受けた吉田氏に大差をつけて初当選。
晴れて千葉県知事となった。
宮崎、大阪に次ぐタレント知事の誕生だ。
抜群の知名度で千葉産品のPR、販売拡大を狙うのは東国原方式だ。
大阪の橋下知事は大胆な組織改革を行い負担金で国に抵抗しているが
こうした強硬策を森田氏が行えるか…

銚子市では、市長のリコール成立。岡野氏は失職した。
50日以内に出直し選挙となる。

昨日開催された杉戸町の町長リコール決起集会はどうだったのかね。

●危険な経済復興
死後60年以上たつのに今もって手を変え品を変え登場する人物がいる。
ユダヤ人を大量虐殺し、ドイツを焦土化したヒトラーだ。
第一次世界大戦で1兵卒として戦い敗戦時は伍長だった。
伝令兵として優秀だったらしく勲章を授与されている。

先日は、ヒトラー暗殺を描いた「ワルキューレ」を観てきたが
今朝、「ヒトラーの経済学」という本の広告があった。
第一次世界大戦敗戦で、国家は疲弊し600万人の失業者が発生。
これを解決し、大恐慌で崩壊したドイツを世界一早く2年で再建。
ケインズも絶賛したという。

21世紀のいま、世界経済は大混乱しているが、
再建の手法を稀代の悪に見出そうとしているのか。

当時のドイツは3等国に転落。
ベルサイユ条約により過酷な賠償金が課され
インフレとともに国民、産業界は疲弊しきっていた。
次々に新機軸を打ち出すヒトラーとその政党ナチスは
そうした人々の支持を得て第一党に上り詰めた。

高速道路アウトバーン建設や
ポルシェが設計したフォルクス・ワーゲン生産など
現代ドイツに継承されている。
さらに、トラクターに偽装して戦車生産を行っていたが、
再軍備とともに本格生産。
軍艦、潜水艦、武器などで鉄鋼、軍服など兵装で繊維産業、
人工ゴム、人工石油など化学産業など次々に息を吹き返した。
ついでにイギリスの経済混乱をもくろんでポンドの贋札までも…
が、挙国一致の戦争遂行というバックボーンなしには成しえなかった。

平和時の日本はは?
給付金、高速利用料金値下げなどは小手先のカンフル剤しかないのかね。

秋田、岩手は北のミサイルで緊張感が走り、
1000円高速道路は、行楽の車が走る。
なんかおかしい、この国は。

3月29日(日曜日)

●大騒ぎ
北の脅威に備え、迎撃用ミサイルが秋田に配備された。
驚いたのは、首都圏は防衛庁の市ケ谷駐屯地、千葉・習志野演習所、埼玉・朝霞駐屯地に
地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)が据えつけられたこと。

高速道路を一般車両に混じって、オリーブドラブの軍用車両が走るさまは異様だ。
防衛庁の敷地内に据えられて武器だが、
簡単な遮蔽物が築かれ、発射装置が2基鎮座していた。
北のミサイルは日本海から秋田上空を抜け太平洋に落下する模様というのに
こういうものものしい警戒ぶりは、ちょっと滑稽に思える。

1台に2発積んでいるから2台で4発。
(発射機1台に2つの格納部があり、1つに4発搭載、従って8発。
2台で16発のミサイル搭載、ということがわかった)

これで、「首都圏防衛」のつもりなのだろうか。
防衛庁防衛にしか過ぎないのに。
どうせなら、国会議事堂脇も警戒したら?
なんか「戦争ごっこ」みたいだけど。

太平洋戦争末期の首都防衛では、各所に高射砲陣地があり、
さらに、「雷電」という迎撃用戦闘機で
空ににらみをきかせていたが、
高高度をゆくB29には無力だった。


だが、今回は総力戦でもないし、
北はコースを発表しているのだから、
首都圏に配置する必要などないと思うのだが。

過剰反応によるピリピリは
北の冷笑笑を招くだけ。

もっとど〜〜んと構え、
万一、北が失敗して本体が本土や領海に落下したら、
きつ〜〜いおきゅうをすえる。
これが、「大国」のやりかたでしょ〜が。

3月28日(土曜日)

●リコール
昼下がりの杉戸町を軽自動車が行く。
宣車ではなさそうだが、小さな車体には似つかわしくない
大きな声で町内の皆さんにショッキングな内容を伝えている。
テープではなさそうだ。
女性がマイクを握っていた。

野口町長のリコール決起集会を
明日10時から「すぎとピア」で開催するので奮って参加しましょう、と。

噂では聞いていたが、ついにここまで来てしまった。
町民と町政を混乱させた張本人、というのだろう。

最近では千葉県銚子市長がリコールをくらった。
彼は市民病院の再生を公約に当選したのだが、病院を閉鎖させたため
市民が公約違反ということで立ち上がった。
市長選には再度立候補する模様だ。
少し前なら、幸手市の増田市長が五霞町との合併でリコールされている。



杉戸町の野口町長は春日部市との合併を公約に立候補し
合併支持する人たちが反対派より多かったので当選した。
議員経験もなく突然町長に就任し大いに勝手が違ったのだろう
だが公約を果たそうと悪戦苦闘しながらここまできた。

議会は合併推進派と反対派が拮抗していたが、
ある日突然、反対派の議員が推進派に鞍替えしたことで
推進派は有利な立場になった。
しかし、はた目から見ても推進派の場当たり的な戦術で議会は大混乱。
それ以前にもまずい対応が目立ち、反対派に恰好な攻撃材料を与えていた。

4月に合併意向調査を行う予定だったが、突然それを撤回し
一番危険な手段「住民投票」を行うことを選択した。
これには、批判を浴びながら署名活動を行った人たちをはじめ
支援者たちも寝耳に水だったろう。

明日の「決起集会」の成り行きが注目される。

ところで、杉戸町へ「共に春日部市と合併しませんか」と
ラブコールを送ったわが宮代町の今後も気になるところだ。
杉戸町が「風前の灯」では、お先真っ暗。
この町も「住民投票実施」の火がつき始めている。
また町が二分して混乱し、そうこうしているうちに9月に町長選を迎える。
杉戸町は、ことによったら出直し選挙。

隣り合う町でそれぞれ新しい町長が決まり、
何事もなかったように静かに沈みこむ町となる。

3月27日(金曜日)

●花冷え
4月も近いというのに寒冷な日が続く。
家庭菜園愛好家は畑を耕し植え付けの日に備える。
裏の市民農園も活動している姿を見かけるようになった。

私もそうだったのだが、
初心者の頃は暖かな日が続くと葉物の苗を植えてしまう。
ところが、この時期は三寒四温で急激に冷え込み霜が降りることがある。
北の地方は季節はずれの雪が降る。
するて〜と、幼い苗はいっぺんで凍死してしまう。

はやる心はおさえ、定番のトマト、ナス、きゅうりの植え付けは
ゴールデンウィークで充分間に合う。

わが家はじゃがいもの植え付けを行ったが、
だいこん、かぶを植えたスペースの土を掘り起こし、
石灰で消毒し、腐葉土、堆肥を入れ、その日を待つ。

3月26日(金曜日)

●IE8その後
削除すると自動的にIE7に戻るはずだった。
削除法その1、2、3を試しても画面上では8がなくなり7になっているはずなのだが、
相変わらず8が起動してしまう。
Programホルダーを確認すると、相変わらず8が居座っている。
システムからの削除をあきらめ、7をダウンロードして最インストールしようとしたが
上のバージョンがあるため不可能と表示されてしまう。
いや〜〜困った。
で、XP用日本語バージョンがないかとマイクロソフトサイトを調べてみたら、
あった!
というわけで、ダウンロード。
英語版があるので蹴られるのでは、と思ったが無事上書きインストール完了。

画面は7と大差はないが使いやすい機能が追加されている。
これから検証してゆこうと思うけど、8の削除法は??のまま。

通常のインストール画面から8をダウンロードすると英語版になるので要注意。

速度が向上したというが、Safariのほうがはるかに速い。

IEのエンジンを使っているタブブラウザを常用しているが、こっちは速くなったようだ。

●あわてることはない
マイクロソフトの最新ラウザExploror8がβ版を経て正式版となった。
これは、Vistaの次期OSWindow7に搭載されるブラウザだが、
「7」に搭載される「8」つ〜のがまぎらわしい。
さっそくダウンロードしてみたが、ぬわんとメニューが英語で使いにくい。
どこをどうやっても日本語表示にならない。
調べてみたらVistaには日本語版があるが、XPは英語版だけらしい。
幸い、常用ブラウザはExplororではないからいいのだが、
エンジンがEPなので、右クリックしたときのメニューが英語になってしまった。

「8」になって新機能が搭載され、さらに高速化されたというが、
あまりスピーディとは感じられない。
前のバージョンに戻そうと思うが、これが結構やっかい。
急いでインストールことはなかった、と後悔。

初物食いは、ときに下痢をする。

●ワルキューレ
敗戦間近に発生したヒトラー暗殺未遂という実話をもとにした映画。
トム・クルーズが首謀者のシュタイフェンベルク大佐を演じている。
彼の映画を見るのは「Last SAMURAI」以来。
12:55の幸手シネプレックスは20名程度の入りだった。

ワルキューレ事件は以前から映画の挿入シーンでも取り上げられている。
作戦本部「狼の巣」でテーブルの下に爆薬を仕掛ける場面はいつ見ても手に汗握る。

映画「ワルキューレ」では、大佐が片目と腕と指を失なったアフリカ戦線や、家族のことも描かれる。
負傷により前線から離れベルリン勤務となり「反逆グループ」のリーダーになってゆく。

※アフリカ戦線で英国のハリケーン戦闘機の攻撃を受け、大佐は重傷を負う。
 結構、スペクタクルシーン。

ヒトラーが前線視察に出かけた帰りに飛行機もろとも吹き飛ばすという計画があったことも描かれる。

※護衛戦闘機メメッサーシュミットを従え前線視察するヒトラー搭乗機。
 古色蒼然とした機体だがCGかな

準備工作のシーンが続くが単調でうとうとしてしまったけど。

作戦本部での暗殺作戦は1回目は失敗、2回目に爆発成功。
しかし、予想外の条件が重なってヒトラーは奇跡的に難を逃れた。
折から「狼の巣」を訪れたイタリアのムッソリーニに自ら説明している有名な写真がある。

大佐はワルキューレ作戦が発動されているものと思ってベルリンに戻るが
オルブリフト将軍の、慎重といおうか優柔不断といおうか、判断の遅れで作戦は後手に廻ってしまう。

※ワルキューレ作戦発動で親衛隊本部に向かうベルリン防衛部隊だったが…
  青年の、頃建築家志望だったヒトラー好みの直線的な建造物。

時間の経過と共にヒトラー生存情報が行き渡り作戦失敗。
首謀者グループは軍事裁判で即刻死刑。

1944年7月20日朝6時に開始された作戦だったが、
7月21時零時15分シュタウフェンベルク大佐銃殺。

処刑のシーンでは、軍人は銃殺だったが、
関与した政治家たちは絞首刑となった。
絞首刑は通常ロープが使われるが、彼等には一層の苦痛を与えるためワイヤーが用いられた。
映画は、このあたりもていねいに描いている。

戦後、彼等のレジスタンス運動は評価され、大佐が銃殺された
ベンドラー街に碑が建立され、追悼式が開催されている。



題名の「ワルキューレ」はワグナーの歌劇より。
ナチス・ドイツは自国の作曲家ワグナーの曲を好んで使った。
マーロン・ブランド主演の「地獄の黙示録」で、
サーフボードを積み込み戦場へ突っ込む攻撃ヘリ部隊が
景気づけにスピーカーから大音響で流す曲が「ワルキューレ」だった。

●北のミサイル
国際世論に背を向けて北鮮は長距離弾道ミサイル発射準備に余念がない。
最新偵察衛星情報では、ミサイル発射基地「舞水端里(むすだんり)」で
ミサイルを発射台に設置する作業を開始した模様。

北は、人工衛星打ち上げと言っているが
誰もそんなことは信じていない。

日本政府の対応も進んでいる。

官房長官、防衛相、外相の3大臣が会合し
日本に飛来した場合の「破壊措置命令」の発令方針の確認を行ったという。

具体的には、どのタイミングで自衛隊ミサイル防衛(MD)システムで迎撃するか、ということだ。

麻生首相を議長とする「安全保障会議」では、2通りの方法を想定している。
@ミサイルなどが日本に飛来する恐れがある場合、閣議決定を経て防衛相が発令する。
A事態の急変に備え、閣議決定を経ず防衛相が発令する。

今回の北鮮のミサイルは、人工衛星打上げ名目の性能実験のようだ。
直接日本に照準を合わせるわけではなく、東北地方の上空を通過して太平洋に落下する。
このため、行方を見守りつつAの方向でゆくことになった。

ハマコーの息子の大仕事である。

アメリカの発表では、今回の北鮮ミサイルはテポドン2で
距離を伸ばすため3段式に改良したともいわれている。
1段目のブースターが日本海か本土に落下する恐れがある。
言ってみれば、「空薬きょう」が落ちてくる。
こんなものをミサイルで撃ち落してもクソの役にもたたない。
もっとも船や人家に命中したらおおごとだけど。

日本は国連決議違反などと言っているけど、
ミサイルの弾道は領空侵犯にはならないのだろうか?
領空つ〜のは国土の上空何キロまでかわからんが、高高度なら適用されないのだろうか。

もし領空侵犯であれば、北が日本の主権を土足で踏みにじったということになる。
北朝鮮のお家芸とはいうものの、これには抗議しなくてはならない。
日本が同じようなことをしたら、北朝鮮はいつものマスコミを使って、
あのチョゴリおばさんアナが偉そうな口ぶりで猛抗議するだろう。

地域社会には自分たちの言い分だけを通し、他人の意見に耳を傾けない非常識がいるが、
国際社会の北朝鮮は、これと同じ。
相手にしないと、とんでもないことをしでかし気を引こうとする。
嫌われ者の最終手段が、今回のミサイル発射。



迎撃しなくてはならない自衛隊は、
直接日本が攻撃されるのではないから、実弾発射という緊張感はあってもある意味、気楽なもんだ。
演習ばかりで飽き飽きしていたから、これはいい機会。
大手を振って実弾発射。
過去、海自がハワイ沖で迎撃実験に失敗している。
今回の目標は、落下する小さな「空薬きょう」だ。
もしものとき、うまく命中させることができるかどうかおなぐさみ。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。
さ〜〜、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!

3月25日(水曜日

●引き潮
ebb tide。
フランク・チャックスフィールドの名曲。
今ならさしずめ「癒し系」。
1日の終わりにふさわしい、ゆったりとした気分に浸れる。


民主党小沢代表にぴったしの曲なのだが彼は気づいていない。
公設第一秘書の政治資金にまつわるスキャンダルに
本来ならさっさと身を引くべきなのに、地位に執着している。

国民からクリーンと思われている政党の「頭」がこれではイメージが根底から崩れてしまう。
危惧する若手はもちろん中堅からも批判が噴出。
だが、肝心の御大はのらりくらりと居座っている。
苦渋をにじませているが「役者じゃの〜」としか映らない。

野球のイチローは「金(きん」だが、
小沢一郎は「金(かね)」と揶揄されている。

豪腕、闇将軍といわれ続けてきたが、金権体質、ダーティの臭いは消えない。
いまが「潮時」ebb tide。

●戦い済んで
WBC2連覇の偉業を達成したSamuraiJAPAN。
優勝のシャンパンシャワーの儀式でイチローのはしゃぎぶりが印象的。
苦しみぬいて出した結果は、インタビューの発言にもよく現われていた。

ベンチで試合を見守る大リーグ所属の選手はもちろん、帰国すれば各球団を代表する選手たちが、
打線がつながるとハイタッチで喜び、ホームベースを踏むと抱き合って喜ぶ。
日本では高校選抜が行われているが、プロの選手たちも高校球児に戻ったようなリアクション。
決勝はそれほど実力が拮抗し、希に見る好勝負だった。

国内で熱戦の行方を見守る人も一喜一憂。
これほど熱くなったゲームも珍しい。
平均視聴率は36.4%でNHKの紅白歌合戦並み。
瞬間最高視聴率は、延長戦でダルビッシュが4球を出したときで45.6%という。
日本列島から悲鳴があがったようなものだ。

MVPは松坂が獲得したが、視聴者それぞれにMVP選手がいるだろう。
3月5日にWBC・TOYKOラウンドが始まって約3週間、いいもの見せていただきました。

Samuraiたちはそれぞれ所属球団に戻る。
長いペナントレースが待っているが、
今回の経験を国内戦に活かして、野球をさらに面白くしていただきたいネ。

球界からお祝いの言葉続々。
長嶋さんはすなおに祝福。
星野仙八氏も珍しく顔を出す。
祝ったものの、
なんで俺が監督のとき結果をだしてくれなかったの…という恨み節が聞こえてきそう。
野村監督はあのしわの増えた陰険な顔つきで、軽いメッセージ。
うちの選手をもっと使って欲しかった、とグチ。
岩隈は大活躍だし、最年少のマー君は、あれが妥当なんでないの。
彼は4年後、まだ24歳。
その日に備えて監督が訓練しておいてくれなきゃ…。
早大に進んだ斉藤と好対照のマー君だったが、貴重な経験は斉藤以上。
プロ選手として大きく飛躍することを望んでおりますよ。



全勝・朝青龍に土がついた。
倒したのは同じモンゴル出身の「はるまふじ」。
昇進してから、いまひとつ技のキレを欠いていたが
稽古熱心な真摯な力士の復活を期待したい。

3月24日(火曜日)

●WBC決勝戦
10時から中継があるが、出先では見ることができない。
しかし、気になる。
ディスプレイの左に朝日WebのWBC実況画面の必要部分だけを表示させ、
右側に仕事用のソフトを起動して、試合運びを見ながらキーボードを叩いていた。
日本が先取したと思ったらすぐに返され、決勝にふさわしい拮抗した展開だ。

観客の歓声もアナウンサーの絶叫もない静かな画面で
淡々と結果だけが表示されていく。
日本選手の選球がよく韓国のピッチャーが球数だけが増えていく様子はわかる。

ここぞ、と言うとき不調だったイチローが大活躍。

※1回先頭打者のイチローが出塁。彼のできのよしあしが試合を決める。
  今回も延長戦で勝利の決め手となる打撃を発揮した。

さすがに、9回には出先のテレビのスイッチを入れた。
全員仕事を中断して画面に見入り、
ダルビッシュの薄氷を踏むようなピッチングに嘆息。
しかし、なんとか投げきって日本が勝利!
WBC1、2回とも日本がゆ〜〜しょ〜〜〜!

今回は韓国と5回対戦という疲れる大会だったが、
日本はよ〜やった。
第1回目はメキシコ・韓国戦でメキシコが勝って、日本が優勝を拾ったという感じだったが、
今回は自力で勝ち抜いてきたという、文句なしの優勝。

負けた韓国だが、4年後も大きな壁になることは間違いない。

3月23日(月曜日)

●WBC準決勝戦
準決勝、日本対米国戦がロスのドジャー・スタジアムで行われている。
先発松坂が1回先頭打者にホームランを打たれるという意外な展開。
不吉な予感。
朝日新聞WebサイトのWBC特集ページで経過を見ることにした。
音は出ないが刻々と変わる投打データを自動更新するという優れもの。
どんな技術が使われているか知らんが、
こういう作りは素人ではとても歯が立たない。
Web制作の日進月歩ぶりにには、ただ目を見張るだけ。

その後、日本が点を入れ、また米国が入れるなどして
シーソーゲームが続いたが、4回日本が5点という大量得点。
現在8回表で米国が攻撃中。
6対2で日本がリードしているが、
米国は最終回でひっくり返すという荒業をもっているので油断は禁物。

イチローはまた絶不調のどん底に落ち込んだ。

TVでは手に汗握るが
インターネットなら熱い試合経過が静かに確認できるから
心臓にはいい。

結果、12時25分 ダルビッシュがきっちりおさえ9対4で日本の勝利!!

イチローも結果を出せた。
めでたしめでたし。
優勝をしたような喜びだったが、水曜日に宿敵韓国を倒さなくてはならない。

3月22日(日曜日)

●吉田邸全焼
本日午前6時頃、大磯の旧吉田茂邸から出火。
約1千平米を全焼した。

【新聞情報】
旧吉田茂邸は、吉田茂元総理の養父が1884年(明治17年)に別荘を建てたのが始まりで、
戦後に現在の和風2階建てが建てられた。
敷地面積は約1万坪。67年に吉田元総理が亡くなるまで、
当時の政治家の多くが「大磯参り」をしたことで知られるほか、
79年には大平元首相と米国のカーター元大統領の首脳会談が実施された。

大磯町によると、現在は西武鉄道が所有しているが、
邸宅を含めて県立公園化する計画が進められており、
2012年に全面開園の予定となっている。



戦後政治史に大きな足跡を残す政治家の住居だけに残念な出来事である。

宰相の孫が麻生太郎氏。
祖父の城が「炎上」とは、太郎内閣にとって縁起が悪い。
城の炎上は「落城」を意味するからね。

●WBC
ドジャースタジアムで韓国対ベネズエラ戦が行われている。
8回表、10対2で韓国リード。

いやな展開である。
明日、日本が米国戦で勝利すれば、前回と同じように日韓戦だ。
因縁のいやなカードだ。
マナーの悪い国とやるのはいやだよな。

韓国が日本に勝利したとき、ベースに韓国旗を立てたが、
この浅薄な行為に批判が出ている。
TVのバラエティ番組で和田あき子が韓国を擁護していた。
ごっど・ね〜ちゃんの発言に周囲は反発するわけにもゆかず
しら〜〜っとした空気が流れた。
やっぱ、母国が可愛いのだろう。

3月21日(土曜日)

●思慮なきお役所仕事
やること自体は結構なのだが、おいおいなにもそこまでやらなくても…
過ぎたるは及ばざるごとし、の好例が最近発生した。

笠原小を左に見て「新しい村」に入るとき橋を渡る。
その小川(というのかな)のレジーナ寄りに大型ユンボが入っていた。
何の作業なのか別段気にもとめていなかったのだが、
本日歩いて橋を渡るとき、あまりの変わりように驚いた。

浚渫をしていたのだ。

住んで15年、一度も川底をさらっているのを見たことがなかったので、
汚泥が堆積していることは想像にかたくない。

「新しい村」ができるまで、この辺には立ち入ることができなかったので
水生植物が繁茂し鳥や魚の楽園だった。
それが、だいぶ地形が変わり流れに沿って散歩道ができた。
葦の群生は残されていたので、
近くに人間が来ても鴨の親子や鯉はそこに身をひそめることができた。

草むらの間に雛を隠し人間をうかがう親鴨の姿はほほえましかった。

ところが、大型ユンボがこの草むらをすっかりさらってしまった。
のっぺりとした風情のない流れが一直線に続く。

これでは、水鳥や魚が隠れる場所がないではないか!

ユンボを操作したのは業者だが、発注したのは町だろう。
山崎地区は自然環境重視などといいながら、配慮のない発注をしたものだと
怒りがこみあげる。

これを典型的なお役所仕事と言わずになんという!

カワセミが一瞬羽を休める葦の群生を一刻も早く回復していただきたい。

「町長への手紙」に送ったほうがいいのかもね。

3月20日(金曜日

●徘徊
YouTubeを徘徊していたら、久々に◎の女性シンガーを見つけた。
知る人はとうに知っているのだろうが、小生、初めて聞く名前だ。
「Laura Fygi(ローラ・フィジー)」という。
Jazzだったがハスキーで情緒たっぷりの歌い方にシビれた。

この人の曲を聞くときは…
照明を落とした部屋でバーボンストレートダブル&チェーサー。
つまみは千葉県産の落花生つ〜のが泣かせるぜ。

YouTubeに彼女の曲は結構UPされていた。
その中で、特におすすめは「Historia de un amor」
(まだ、いっぱいあるけど、とりあえず)
この曲は大昔、トリオ・ロス・パンチョスが歌って日本で大ヒット。
私が高校生の頃か。
甘酸っぱい思い出とともに…

オランダのジャズ歌手らしいのだが、ラテン、シャンソンを器用に歌う。
そう、ダリダのように。
ダリダはアネゴ肌の美人歌手だったが、ローラー・フィジーの写真を見てびっくらこいた。
彼女もエキゾチックな美人だった。
目も口も大きく一瞬ソフィア・ローレンの雰囲気も持ち合わせている。
え〜ぞえ〜ぞ。

で、プロフィールを調べると、
父親がオランダ人でフィリップス社の技師、母親はエジプト人で元ベリーダンサー。
父親の転勤で子どもの頃南米ウルグアイで過ごす。
1956年、アムステルダム生まれというから53歳。
秋元順子が還暦歌手だから、驚かないけど、
やはり円熟味を感じさせる歌い方だ。
ラテンがうまいのも当たり前。

では、彼女の情感たっぷりの「或る恋の物語」をお聞きください。

この曲が終わると、下に他の曲の一覧が表示されます。
クリックすると多彩な彼女の一面がわかる。

●やた〜〜
10時からWBC日韓戦が行われた。
1回早々韓国に1点先取され、こりゃあかん、心臓に悪い…とTV観戦を中止。
本日はお彼岸の中日だ。
朝から降っていた雨も止んだので急遽墓参に。
帰宅したら日本の敗戦ニュースを聞かにゃあかんのか、と思いつつ。

※夏のような雲。柳の若葉が強風に揺れる

天気が持ち直したので墓参者は多かった。
墓石を掃除し花と線香を供え手を合わせる。
願い事をしてはいけないらしいので、
家族、兄弟の近況報告を行う。
母親と弟のタッグチームによる世間の常識から逸脱した行為に
父は草葉の陰で嘆いているだろう。

墓参の帰りに浅草へ。
いつものことながら雑踏である。
仲見世に立ち入らず通りの向かいのスタバでお茶。
店内に空席はなく外の席に。
冬ならきついが今日はここのほうが爽やかだった。

隣りの客が、日韓戦は6対2で日本が勝ったと喋っていた。
やた〜〜〜!
安心して帰宅できる、と心の中で何度も喝采!!!

目の前を通り過ぎる人たちの服装はさまざまだ。
冬の名残のダウンを着込んでいるカップルもいれば半袖もいる。
さすがにモコモコの服装は今日は似つかわしくない。
早起きして東武線で栃木、群馬方面からやってきたのだろうね。

昼時は過ぎていたが名前の知られた天麩羅屋、蕎麦屋は長い行列。
そこまでして食べる気にはならず松屋の地下で弁当を購入し隅田川公園まで出向く。

目の前を行く遊覧船も満席。
足元に鳩と都鳥が餌をねだりに来る。

※川向こうはアサヒビール本社。巨大なウ*コを低いアングルで初めて見る。

ここで食事をするのは生まれて初めてだった。
桜の蕾はまだ固い。
間もなく観桜客でものすごい人出になる。

韓国戦は予想通りになって、日本は月曜日にアメリカと戦う。
日本が勝ち、韓国も勝つと決勝でまたまた韓国とぶつかる。
どこまでも因縁の深い2国である。

星野仙一氏は今頃どうしているのかな?
どの局からもお呼びがかからず、いらいらしているのか。
これまでの言動を反省して家に引きこもっているのか。

●前途暗澹
これで1市2町の合併はご破算となる公算が大きくなった。

隣りの杉戸町議会は、急遽、合併是非の住民投票を行うことで全会一致をみた。
議会と住民を巻き込んで町は合併賛成派と反対派が真っ二つとなり収拾がつかなくなった。
合併公約を掲げて町長に当選した野口氏だが、
この混乱を終息させるために、
自身が表明していた合併意向調査案を撤回し住民投票を行うことにした。
野口氏を信頼し支援してきたグループは今回の措置に大きなショックを受けているいるに違いない。
巻き返しを図るべく、啓蒙運動を展開するのだろうか。

町を混乱させた張本人ということで、
町長リコールの声もあがっている。

そこまでやらなくても、
万一投票結果が合併反対ということなら、
公約が拒否されたということで、自ら辞任するだろう。



住民投票というのは曲者で、平成大合併第1幕ではこれを行った自治体はことごとく失敗した。
このため、第2幕では回避しようという傾向がある。
近隣の久喜市、加須市、蓮田・白岡は、多少不協和音が出ているが
今のところ杉戸町のような混乱もなく進んでいる。

合併先の春日部市は「高みの見物」だから、
杉戸、宮代がまとまらなくても痛くもかゆくもない。
はじめら「なかった」ことなのだ。



合併運動するのは「利」のある一部事業者だ、という声も聞こえている。
はたして、そうだろうか。
私利私欲が見え隠れすれば、一緒に運動している非事業者は離れてゆくはずだ。
杉戸町も宮代町も多くの普通の住民が行っているのだ。

逆に、合併に反対する議員は合併で職を失うことを恐れている。
30万都市の議員として地域発展のために働くことの難しさを知っているから
小さな自治体のほうが都合がいい。
つまり「器」の問題だ。

事業者も合併で春日部市で鍛えられた百戦錬磨の業者に蹂躙されることを恐れる。
小さな地域で小さく商いをやっていればなんとかなるからだ。

住民は大きな変革を嫌う。
巨大自治体に自分たちの生活が飲み込まれてしまうと危惧する。
反対派はこのあたりを突いてさらに不安感を煽るという図式ができている。



1市2町の合併が失敗すると、今度は宮代・杉戸2町合併話が浮上する。
杉戸では幸手市をいれた1市2町を望む声もある。
宮代は幸手市が入ることには否定的だろう。

宮代は秋には町長選が始まる。

またごたごたが始まるのだろうか。

勝手にやれば。

3月19日(木曜日)

●勝た〜〜
日本キューバ戦、5対0で日本勝利!
最終回、イチローがやっと目覚めて3塁打!
韓国1戦目以降絶不調だった本人もすっきりだろうね。
スタジオ観戦組もTV観戦組も久々に大騒ぎ。

韓国の選手たちも当然成り行きを見守っていたと思うが
日本が勝って複雑な心境だろう。
前回のWBCは、決勝で韓国を撃破して日本が優勝した。
韓国のツキもそろそろ落ちる頃だしね。

●定額給付金
麻生首相ぶれまくりの定額給付金だったが、結局ばらまかれることになった。
給付金支給一番乗り競争の模様も報道もされ、笑顔の老人の姿が映し出された。
3世代同居の家庭などは10万を越すので「もらった〜〜〜」という意識もあるだろうが
核化した年金世帯は涙金だ。

近隣自治体の鷲宮町は昨日全世帯に申請書類を発送した、との新聞報道。

では、わが宮代町はどうか?
ホームページで確認したところ、3月30日に申請書を全世帯に発送、という。
年度内ぎりぎりに支給体制が整ったということだろう。

支給は「口座振込」と「現金受取」の2方式。
口座振込の場合「郵送申請」「窓口申請」。
添付書類は「申請者本人の確認書類のコピー」「通帳やキャッシュカードのコピー」

支給予定日は振込の場合、申請日後約3週間。
現金受取の場合5月連休明けから、受取日の通知を郵送。

銀行振込手続きを最速で行っても4月末から5月上旬の入金というこになる。

さて、現金受取を希望する人への役場の受け入れ態勢は?
1階フロアの改修工事、パソコン導入、書類受付のサポータ募集などを行っている。
申請書類発送事務費などを合わせ、
給金支給にかかる費用はいかほどか?

厳しい財政状況なのだから、市民サロンなど現行スペースを利用し、
受付事務は職員を充てるなど、柔軟に行えないのだろうか。

3月18日(水曜日)

●悠々
ジョンが逝ってから初めて夕方の散歩。
上空には音もなく忍び寄る飛行物体。
飛行船。

夕日を浴びて西へ浮遊飛行していった。

昭和初期、世界一周親善飛行中、日本を訪れたドイツの飛行船「ツェッペリン号」が有名。
長距離航路に就航していた「ヒンデンブルグ号」がアメリカで炎上。
飛行機の発達と共に姿を消していった。
当時は水素ガスだったので、危険極まりなかったが、
今はヘリウムガスなので安全性は極めて高い。
広告・PR用に復活し、ときたま姿を現す。

●過期待
WBC、日本は準決勝をかけて韓国と対戦。
よりによっていやな相手と、誰もが思っただろう。
先発はダルビッシュと予告されていた。
誰もがダルなら勝てるだろう、と思ったかな?
素質はいいのだが、ここ一番の大舞台に乱調になるのが最大のウィークポイント。
北京五輪のときもそうだった。

案の定、1回に3点奪われた。
それに加え打線も湿りがち。
早々にTV中継を見るのをやめた。

コールド勝ちしたのは夢だったのか。
あれで、韓国を目覚め発奮させてしまった。
ピッチャーの継投策も虚しく1対4で敗北。

ダルビッシュには大リーグのスカウトも注目しているというが、
大事なときに乱調ではまかせきれない。
原監督もそのあたりのことはよく知っているはずなのだが、
あえて、大事な一戦に起用したのは、
こんどこそ期待に応えてくれる、というヨミがあったのだとしたら、ヨミ間違い。

国内の長丁場の試合にはそれなりの成績を出せるが、
一気に最高のコンデションで臨まなくてはいけない短期決戦には
向いていない投手なのだろう。

明日正午から敗者復活2回戦でキューバと対戦するが、
同じ相手に2連勝するのは苦手な日本だけに前途暗たん。
国民の期待を担ったSamuraiも討ち死にだろう。

超低空飛行だったアメリカは、
結果的には準決勝を決めてしまった。
しぶとい。

3月17日(火曜日)
●火災
夕刻、川崎を過ぎ電車で多摩川を渡った。
左手に黒い煙が広範囲に流れていた。
工場の火事ではないか…

夜のニュースでこのことを取り上げていた。
中学生がキャンプファイヤーをやろうと火をつけたところ
枯れ草に移り、あっという間に燃え広がったという。

彼等には軽犯罪法が適用され少年相談所送りになったという。

私のばやい、中学生の頃江戸川も遊び場のひとつだったが、
「火遊び」だけは、やりませんでしたがね。

●変貌
私の子どもがまだ幼稚園の頃住んでいた場所にでかけた。
横浜線鴨居。目の前を鶴見川が流れている。
川向こうは工場地帯だったが、メインのNECが移転し跡地に
ららぽーとYOKOHAMAが誕生した。
三井不動産が運営するショッピングモールは
スペースにより、ぽーと、がーでん、てらす…と名付けられている。
春日部は「らら・ガーデン」、南千住駅前には「ららテラス」がある。

ららぽーとYOKOHAMAは車なら第3京浜か新横浜方面から。
電車は鴨居下車。
植栽はまだ若く周囲は工場なので「掃き溜めの鶴」だ。
しかし、周辺に同種の建物がないので結構賑わっている。

鴨居は起伏の大きな町である。
鶴見川と反対側は小高い地形で狭い駅前広場はこれ以上広がらない。
しかし後背地が広く、竹山団地、笹山団地といった昔は竹林だったかと思える名前の大きな団地や
白山住宅地という広大な戸建ゾーンが広がっている。
駅に出るまで車かバス利用なのだが、
今、白山と駅を結ぶ広い道ができていた。
駅の下り側には橋がかかり川向こうへは便利に行ける。
それまでは、小机か中山経由だった。

橋と広い道の開通で、白山からららぽーとYOKOHAMAまで3分で行けた、と
甥っ子の嫁さんが言っていた。

ここに至るまではかなりの年数を要したが、
昔を知る者には、確実に変貌を遂げる街というのはうらやましい。

3月16日(月曜日)

●息吹き
小さな植物が花をつけはじめた。
花壇の入れ替えで外したはずのクロッカスだったが、
「迫害」を免れた幾つかが可憐な花を咲かせた。

枝を徹底的に払ったプラムの木には枝からじかに小さな花の蕾がでていた。
沈丁花も香り始めている。
取り残したダイコンから1本太い茎が育ち始めた。
まもなく花をつけるだろう。
本物の大根の花である。

※40年物のボケ。

政治・経済は混迷を深めているが、
庭のあちこちで始まった春の息吹に触れるとほっとさせられる。

3月15日(日曜日)

●電子タバコ
「私はこれで会社を辞めました」で有名な「パイポ」。
大人のおしゃぶり=ハッカタバコ。

禁煙に何度も失敗している人たちの最終兵器(?)が登場した。
その名を「電子タバコ」
ロングタイプのたばこよりさらに長い。
吸い込むと先端が赤くなり、白い煙が出る。
ちょっとみは、たばこなのだが、赤い火はフェイク。
煙は水蒸気だという。
「軽いたばこ」「ミント」「モカ」など味を代えることもできる。

火はついているし煙は出る。
喫ったタバコをYシャツの胸ポケットにしまうと
みんな驚く、と利用者は言っていた。

3月14日(土曜日)

●便利
だいぶ前にアカウントは取得していたのだが、
昨年秋ごろからGmailを頻繁に使うようになった。

加入しているプロバイダから付与されるメールは長いので
メールだけ別のプロバイダの短いものを使っていたが、
Gmailの7Gオーバーという容量の大きさが魅力だった。
しかも、メールアドレスは短い。
さらに、カレンダー、ドキュメント、NoteBookなど付帯機能が充実している。
慣れてくると手放せない。

とはいえ、OutlookExpressも受信確認しなくてはならなかった。
が、Gmailには他のメールを受信する機能がある。
その設定をすればGmailを確認するだけでOK。
(だけど、サーバから削除するためアクセスする必要はあるけど)
※削除はGmail側で行うことができました。
  これで、Gmailをメインメーラーになった。

困ること。
Explolerのエンジンを使ったSlimBrowserというTagブラウザを使っているのだが、
相性が悪いのか、3つ目のタブでGmailを開くと、落ちることが多い。

Gmailのいいところをもうひとつ。
OutlookExpressにはスパムが結構送られてくる。
フィルターで防御しても、敵もさるもの、かいくぐって相変わらず…である。
Gmailは、なにもしなくても、バイア*ラや援交など、しょーもないメールを
「迷惑メール」として別のホルダーに振り分けてくれる。

これまで自宅だけで仕事をすることが多かったが
第2の仕事場へ出かけることが増えた。
Webメールのいいところは、
過去のメールも含めどこでも同じ情報を確認できることだ。

やりかけの仕事を添付して自分宛てに送っておけば
フラッシュメモリにコピーして持ち運ぶという手間もなくなる。
「ドキュメント」に入れておいてもいい。

自分のPCだけで完結させるのでなく、
外部ストレージを利用するスタイルが普及してきている。
こういうのを「クラウド・コンピューティング」というのだそうだ。

23〜4年前、黎明期のパーソナルコンピュータに
がむしゃらに食らいついて仕事に活用していた。
パソコン通信もなく使い方は限定されていた。
それでも、効率は格段に向上した。
その後、発売したてのPC98Noteとキヤノンの携帯BJプリンタを
持ち込み出先で原稿を書き上げたこともあった。



確かに現在は便利である。
が、ネットワーク社会は勤め人にベストな環境だろうか?
携帯電話で四六時中所在は確認され、
PCにより仕事のサイクルは極端に短くなってしまった。

道具は格段に進歩しても、
使う人間はサイボーグ化していない。
ただただ追われる存在になってしまったのではないか?

時間のスキをぬって映画を見る余裕があった
昭和40年代のほうが人間的だったと思えて仕方がない。
営業は交際費をばんばん使っていたしね…

3月13日(金曜日)

●無惨
愛犬ジョンが昨年12月に逝ってからめっきり散歩に出かけなくなった。
彼のおかげで四季の移ろいを肌で感じることができたのに…
久々に近所を歩いら…
仰天するような光景が飛び込んできた。

灌漑用水脇の「農の道」に面して木が大きく育っている。
その中に山藤の木があった。
初夏には薄紫と白の花を高いところに咲かせる。
山藤は弦性で、隣りの木に巻きつき成長する。
大蛇のようになった山藤に巻きつかれた木は迷惑だろうが
(それで枯れてしまうこともあるそうだが)
花の少ない散歩道の季節の風物となっている。

大小あわせて全ての山藤が無惨にも切られていたのだ。
誰がやったのだろう。
ここは公のスペースだから町だろうか?
それとも…

思い出したことがある。
2月、強烈な季節風が吹き荒れたとき、
裏手の大木が風で折れ、わが家の屋根と壁を直撃した。
土地の境界線代わりに植えたものが大木に成長し、しかも枯れていたのだ。

同時期に植えた木も大きくなっている。
今回折れたのより太い木が倒壊したらわが家などひとたまりもない。
土地の所有者に連絡して切り倒していただいた。

ここに至る前、土地を借りている方が「防風林」ということで伐採にいい顔をしなかった。
ところが、これらは落葉樹で数メートルおきに立っているので
「防風林」の役目を果たさない。
あくまで、境界線の目印なのだ。

木を切ることを快く思わないので、とっさに出たのだろう。
その方は、借りた土地に自生していた樹木をせっせと切り倒している。
他人を非難しておきながら…

かくして自然は破壊されてゆく。

3月12日(木曜日)

●生きざま
ある本を読んでいたら「志位正二」という名前が頻繁に出てきた。
気になって調べてみた。

敗戦前は陸軍少佐。関東軍の情報参謀として敗戦を迎える。
シベリア抑留。
昭和23年復員。GHQ勤務。
昭和48年没。
プロフィールはこんなものだが、あまりにもあっさりしている。

彼は抑留中、その職歴からソ連の情報機関が接近してきた。
ソ連は卑怯な参戦で「死に体」の日本に北のとどめを刺した共産国。
帝国陸軍の情報参謀といえば、帝国主義を純粋培養された反共の猛者である(はず)。
彼の親も軍人で陸軍中将だった。
志位正二(まさつぐ)は筋金入りの軍人だ。

兵卒の「転向」は考えられても、上級将校の転向はありえない、と一般的には思う。
だが、彼は違っていた。
条件を受け入れれば帰国も早まるという憶測もあり、言われるままにソ連のスパイとなって帰国した。
「帰国後、日本共産党、旧軍部、米軍当局に一切関係しないこと」という誓約事項があった。

ところが、過去の肩書きからGHQ参謀第2部(G2)にもぐりこむことに成功。
防諜部隊CICの取調べを受け、対ソ協力の誓約した事実を告白している。

GHQは志位にソ連の情報収集を命じる。
こうして彼は二重スパイとなった。

当時、東西冷戦の真っ最中だった。

ソ連はGHQ勤務の志位に対し、100%の信頼を置いていたか、といえば?である。
しかし、1951年〜54までソ連側と接触し、高額な報酬を受けていた。

1954年2月3日、志位は自宅付近でロシア側の人間と会う。
彼は「ソベルシーチェ サモウビーストボ」と低い鋭い声で言う。
日本語では「自殺しろ」。

震え上がった志位は妻にすべてを話し、逃亡する。
上野の旅館で妻と話し合った結果、2月5日、警視庁に出頭。
事件の全貌が発覚した。
これが、世に言う「ラストボロフ事件」
志位以外に多くの対ソ協力者がいた。
多くが高級軍人というのは皮肉だ。

戦前は「ゾルゲ事件」が有名だが、戦後は「ラストボロフ事件」。



志位正二の動きを見ると、
定刻群人、おっと間違えた、帝国軍人にしては志位、おっと違った意志薄弱である。
参謀といえばエリート中のエリートにして反共。
敗戦と共に、ただの人以下になってしまった。
自己保身、暮らしの安定に汲汲とする弱い精神、だが頭だけはよい。
なんせ、旧府立6中(現新宿高校)から、陸軍士官学校、陸軍大学校へ進んだ。
それが、共産主義と自由主義の間を振り子のように、右往左往。
あげくの果てに脅されて警察に駆け込むという不甲斐なさ。
これが、日本の将来を狂わせた旧陸軍エリートのなれの果てだ。



志位正二の父親は陸軍中将志位正人。
志位正二の弟は船橋市議会議員・共産党員志位明義 。

ここまでくればおわかりでしょう。

衆議院議員・日本共産党委員長志位和夫は志位明義の子。
志位正二の甥っ子である。

一族が(父親を除いて)、共産主義にかかわりをもっている。

3月11日(水曜日)

●極小
Appleの最新iPodshuffleは超ミニサイズ。
高さ45.2mmというから単4乾電池と同じ。
幅17.5.細身のガスライター並み。
これで4G、1000曲カバーする。
色はシルバーと黒。
価格は9800円。
特筆すべきは「voiceover」機能。
曲名とシンガーを音声でガイダンスする。

MacのPCには昔からボイス機能があったが、
それが取り入れられた。
コントローラーボタンを長押しすると聞くことができる。
洋楽を手当たり次第に詰め込むと
曲の名前がわからず、液晶画面を見ることあるが
この機能があればイヤホンで確認できるのだ。
う〜〜ん、便利そう。

先に発売されたiPod nanoは、
おしゃれなデザインと多彩なカラーで女性が持っているのをよく見かける。
価格は17000〜24000円(実売はもっと安い)。

角形クリップのような旧iPodshuffleは高校生が
カバンにクリップしていたのをよく見かけた。
今回発売されたミニミニ版は、
価格は安い、かっこいいので
学生たちの購買欲を刺激するだろう。

スティーブ・ジョブズ率いるAppleは、
新発売のたびに大きなサプライズを与えてくれる。
さすが、である。

SONYのお家芸は、海の向こうに行ってしまった。

3月10日(火曜日)

●禁煙区域
横浜市は禁煙規制が厳しい自治体だが禁煙区域がどんどん広がっている。

いつも利用するJR東神奈川駅周辺で
おじさんたちがティッシュペーパーを配っていた。
今月10日からこの駅周辺は喫煙禁止地域となったことを
告知するノベルティだった。

このほか、横浜駅、みなとみらい21地区、関内地区、鶴見駅周辺の
禁煙ゾーンが印刷されている。
ここで喫煙した場合2,000円の罰金、
火のついたタバコを持っていても罰金対象となる、とも書いてある。

小生の場合、上野と東神奈川を自主喫煙ポイントにしている。
上野は携帯灰皿持参で立ち止まって、すぱ〜〜っ。
本当はいけないのだろうが、まだ、セーフという雰囲気。

東神奈川は罰金区域で喫っていたので今後は要注意。
横浜駅西口は禁煙区域に喫煙ハウスが突然建設された。
一度利用したのだが、満員。
排煙装置もあるがむせかえるような煙でひどい思いをした。

健康への不安を抱きつつ税金を余分に払っている人々に
あまりにもひどい仕打ちでないの!

3月9日(月曜日)

●視聴率
WBC日本・韓国戦。
関東37.8%
関西40.1%
最高視聴率、46.3%
4回裏、松坂が引っ込んだとき。
これまで韓国に負けっぱなしだった日本だったが、
国民は、北京の屈辱の溜飲を下げた。それがこの数字となって現われた。

今夜の日韓戦は、楽しいね。

…と思ってTVに向かったら大苦戦。
1点取られたまま、終わりに近づいている。

あ、ららららら、負けちゃった〜〜ぃ〜〜〜
(裕次郎の映画「嵐を呼ぶ男」。笈田俊夫とのドラム合戦のときの口調で)

星野が隔離室みたいところで1人で見てたね。
望遠カメラでとらえていたけど、苦虫を噛み潰したような顔だった。
自宅で見てればいいものを。

●ワイアレスマウス
PC自体に大きな金をかけにくい年齢になってしまった。
なんせ、年金暮らしだもんね。
で、キーボードやマウスを代えて気分転換を図るようにしておりますよ。

キーボードは愛用していた小型タイプの「E」キーが接触不良を起こしてしまった。
で、昨年12月少し大きめのものに代えた。
ELECOM製だが接点がパンタグラフ方式(つ〜のかな)で軽快に入力できる。
が、日本語辞書がOS付属のIMEだから、たびたび馬鹿な変換をするので閉口する。
このキーボード、コードは通常、真ん中にあるのだが右側についている。
マウスのコードとクロスしてマウスのハンドリングが悪い。

※快適なワイアレスマウス。PC本体の隣りに受光部が置いてある
キーボードとカラートーンが同じ

コードにわずらわせられないコードレスに変えることにした。
マウスは昔からLogicool製に決めている。
ノートパソコン向けのやや小さいタイプを選んだ。
レーザ光で座標を読んでいるらしいのだが
ポインタの動きが安定している。
以前の赤外線はデスクで直接使うとポインタが突然どこかに飛ぶので
やむなく、紙を敷いて使っていた。

単3乾電池2個で1年以上駆動するのだが、
2個分の重量が加わり適度な重さになる。
これがまた実に操作感がいい。

キーボードのサイド、前どこでも操作できる。
「ひも」つきから開放されたのだから当然なのだが、
こんな使いやすいポインティングデバイスなら、早く交換すればよかった。

●PC発熱
グラフィックツールを使うとファンが勢いよく回りはじめる。
いつの間にかそうなったのだが、
CPUに負荷がかかるため仕方ないのかと思っていた。

ふと思いついて、ケーブルをすべて外しPCを床に置いた。
普段は見ることのないリアパネルの通風パネルにほこりがびっしり。
電気掃除機を「強」にして吸い取る。
フロントパネルにも同じような放熱のメッシュパネルがあり
そこも同じような状態。
フロントは気になっていたが掃除しにくい構造なので放置していた。

PC内部の発熱は、前後ともにふさがれ熱が逃げにくくなっていた。
だから、CPUに負荷がかかると強制排気をするためにファンが回転する。

※フロントパネルの奥は、まだホコリがたまっている

フロントパネルの掃除は70%程度だったが、
結線しなおし通電したら、元の静粛なPCに生まれ変わった。

PC雑誌ではメッシュ掃除は「年末大掃除」の対象箇所になっているけど、
お使いのPCが騒々しくなったら、「いつでもお掃除」です。

●うっぷん晴らし
WBC東京ゾーンで1位通過を目指す韓国が
SmuraiJapanにまさかのコールド負け。

昨夜は、韓国TVの実況を紹介していた。
実況アナが元気がよかったのは最初の2点獲得したときだけ。
回が進むにつれアナも解説者も言葉を発することができなくなった。
屋外特大スクリーン前に集まったファンも自国のふがいなさに早々に引き上げる。
ステージでは雰囲気を盛り上げるはずだった、3人の着ぐるみが
閑散とした会場で寂しそうに踊っていた。

そのWBC韓国チームは中国と対戦。
台湾を破り勢いづく新興中国だったが、
14対0、7回コールド負けを喫した。

いよいよTOP通過を賭けて
今夜、Samuraiと虎が対決する。

3月8日(日曜日)

●時代は移る
高齢者社会ということもあり「老後」や「死」にスポットが当たっている。

一昨年「千の風になって」という歌がヒットし歌手は紅白歌合戦に出場した。
死者からのメッセージという意表をついた発想は新鮮だった。
新井満氏のオリジナルかと思ったが、元歌はイギリスかどこかだった。
広告マン・新井マンらしくうずもれた作品を探し光を当てたところが鋭い。
その後、彼は石川啄木の短歌に曲をつけて売り出したが「千風」ほど注目されなかった。
彼は、オリジナルを産み出すクリエイターというよりプロデューサーなのだ。

映画「おくりびと」がアカデミー賞をサプライズ受賞。
人の死に立ち会う職業の物語。
あのジャーニーズの「もっくん」がみごとな大人に成長して俳優となった。
10年以上も前、この映画の原作「納棺夫日記」を読み映画化の機会を狙っていた。
その強い信念に驚かされる。
封切以来興行成績は順調に伸びていたらしいが、今回の受賞で人気は再燃。
受賞効果は、「納棺師」(夫が師になっていた)を希望する人が増えたという形で現われた。
これまで、どちらかといえば「はばかられる」職業だったが、曇天の間から急に日が射してきた。
人間誰しもお世話になるもだから忌み嫌う筋はない。
かえって不況に左右されない仕事のひとつかも知れない。

※原作本も新装版に

直近では「手紙--親愛なる子どもたちへ」という歌。
タイトルから、少子化時代に生まれた子どもへ親が喜びを歌うのかな、と思ったがまるっきり違った。
年老いた親が年齢差は埋まらないが、中年に成長した子どもに与えた手紙である。
「悲しいことではないんだ、旅立ちの準備をしている私に祝福のことばを…」という切ない歌詞。
介護をする人たちの涙を誘っているらしい。

観賞する順序を間違えないように…
@手紙--親愛なる子どもたちへ
Aおくりびと
B千の風になって



梓みちよが大昔歌った「こんにちは赤ちゃん」は
新米の親が自分の子どもに向けて喜びを表現したものだ。
当時の日本経済は右肩上がりで輝かしい未来に満ちていた。

時は移り、今は政治は混乱、経済はどん底。
歌も映画も「沈む」空気が似つかわしい。

社会の混迷が与える心の「ささくれ」を、歌や映画が「癒す」らしいのだが、
元気を「もらう」、心を「いやす」という受動的な療法では
真の立ち直りは困難ではあるまいか。

3月7日(土曜日)

●やた〜〜!
思ったとおりWBCは日韓戦となった。
今夜のTV中継の視聴率は上がったのではないか。
日本が先攻。
1番イチロー。
メジャーリーグの彼の定位置に戻った。
2球目を彼らしいクリーンヒット。
東京ドームはこの時を待っていた。
イチローの復活を喜ぶ大歓声。

小気味よい出塁で後続陣の魂に火がついた。
1回3点先取。
リビング観客も大拍手。
ところが、松坂のいつものように立ち上がりが不安定で
ホームランを打たれ、あららら、先取点もかすむ。

また薄氷を踏むような試合展開になるのかと
ゆ〜うつな気分になって、テレビの前を離れた。

PCに向かいラジオで聞いていた。
が、多少足踏みはあったものの、
日本の攻勢は止まなかった。

日本が苦手なピッチャーを打ち崩し
2番手にも果敢に打ち込んでゆく。
イチローも、セフティバントで相手を揺さぶり
その後も確実に塁に出て、結果3安打。
今までの絶不調から完全に回復したような活躍ぶり。

7回コールドという、これまで日本をカモにしていた韓国からすれば
屈辱的な敗戦だった。

え〜ぞ、え〜ぞ。
アナウンサーもゲストコメンテーターも喜びを隠せない。

テレビではダメ星野Japanの星野が観戦している様子を
ちらっと映し出したそうだ。
苦虫をかみつぶしたような顔をしていた、という。

複雑な心境だろうが、優勢にゲーム展開している日本チームを
祝福するような度量の広さを見せていただきたいね。

WBCの練習に顔を出したり、
強豪韓国戦に姿を見せたり…
韓国に負ければ彼の溜飲も下がるのだろうが、
そうは問屋がおろさない。
自宅でTV観戦していればよさそうなものを。

また、スポーツ紙で揶揄されるぜ。

3月6日(金曜日)

●QM2
金持ちが優雅な世界一周クルーズを楽しんでいる。
あいにくの雨の日に横浜にQM2がやってきた。
本来なら「大さん橋」に横付けするのだが、
大きくて背が高いのでベイブリッジをくぐり抜けることができない。
そこで、大黒ふ頭に着岸。
ここは貨物用の港。
リッチマンたちは船窓から見えるコンテナの群れにびっくりするだろう。
かすんで「MM21」もよく見えないだろうしね。

TVのワイドニュースで模様を伝えていた。
15時30分大さん橋発のQM2観船クルーズに乗るべく
12時過ぎ東武動物公園駅を出る。

みなとみらい線「日本大通」駅で下車し、外に出たら風強く雨は吹き降り…
乗船場に着くまでにびしょびしょになる。
こんな日なのに観光ツアーの団体さんが山下公園付近を歩いている。
大さん橋ビルはQM2をひと目見ようとする客が並んでいる。

観光クルーズ船「ゆめはま」はカタマラン型の小さな船。
湾内深く停泊していたが、うねりに大きく揺れていた。
雨雲が低く垂れ込めMM21のビル群もかすんでいる。
「QM2出港観船クルーズ」は17時に香港に向けて出港する豪華客船を間近に見るツアー。
定刻には30名ほどのファンが雨の中集まった。

小生、写真を撮るため運転席の隣りの助手席が与えられた。
快晴なら抜群のポジションだが、吹き付ける雨を払うためワイパーが目まぐるしく動いている。
その間隙をぬってシャッターを押すのは至難の技。

定刻に大黒ふ頭に向けて船は出た。

船の操縦を見るのは初めてなので景色と「ハンドル」さばきを交互に見る。

ベイブリッジの撮影ポイントで停船しワイパーを止めてくれたが、
悪天候ゆえ、ファインダーからのぞくと橋もよく見えない。

ベイブリをくぐり、左に舵を切り大黒ふ頭を目指す。
横浜港が観光船の着岸なら、大黒ふ頭は、コンテナ、新車の積み出し港。
中型の外国船籍の貨物船が停泊している。
間近に見るのはもちろん初めて。
中型船といえども迫力がある。

やがて、倉庫と倉庫の間に、ビルのような姿が見えてきた。
「あれがQM2」と言われるまで、建物といわれてもわからない。

運河を回りこむと、QM2の全貌が現われた。
でかい。しかし気品がある。
船長は、クィーンエリザベスより大きく、美しい、と言った。

ガードの小船が警戒しているので至近距離には近づけない。
一定距離以内に入ると警告される。

港内を熟知した船長は巧みに操船し、撮影のベストポジションに停船してくれた。
ドアを開けると風と雨が吹き込んでくる。
参加者はレンズが雨に濡れるのもいとわずデッキに出て撮影を開始する。
鉄道ファンと同じように船舶ファンつ〜のもいるんだね。

当方、デジ一とサブに先日購入したコンパクトタイプで参加していた。
デジ一のオートフォーカスがうまくきかなくてシャッターが押せないことがある。
同じ条件でもコンデジは、シャッターが押せる。
そんなわけで2台をせわしく使い分けなければならなかった。

QM2を遠巻きにして観船チャーター船が数隻。
中には1時間以上かけて芝浦からきている船もある、という。
ふだんなら、花火大会、夏の宵に優雅に海上宴会を楽しむ屋形船まで参加していたのは
なぜかおかしかった。

われ等が船はQM2のアングルを変え見られる航路をゆっくり行き来し、
ときには停船して、参加者にサービスしていた。

マストの上に白と赤のフラッグがあがった。
パイロットが席に着いたことを意味する…と船長が教えてくれた。
やがて腹に響くような汽笛か霧笛が鳴る。
時間は17時を過ぎていた。
客室やデッキ周辺に明かりが灯る。
周囲は暗くなりビルの事務所が点灯したようなあんばいだ。
17時30分過ぎゆっくりと巨体が動き始めた。
お〜〜〜っとどよめきがあがる。

船は揺れ外は暗い。
手持ちではひどい写真になるが、かまわずシャッターを押す。
やがて暗闇に消えた。
観音崎沖を通り東京湾を出て香港に向かう。

観光船は一路大さん橋へ。
約2時間半船に揺られていたのだが、疲れてはいなかった。
これから先、2時間以上かけて家に帰るのか、と思ったら疲れてしまった。

●排除
キナ臭いものは、飛び火する前に排除するのが組織のやりかた。
だが、それが適用されるのは対象が組織の構成員の場合。
親分が当事者では、組織ぐるみで彼を守らなくてはならない。
政治も、その筋の世界も似たようなものかもしれない。

過去に田中角栄のケースもあるから
一概にそうとばかりはいえないか…

3月5日(木曜日)

●WBC開幕
いよいよ東京ゾーンが始まった。
対戦相手は中国。
ま〜ここは手堅く日本が勝利ね。
と思って見ていたら、野球発展途上国ながら結構やります。
バットに球を当てるのはSamuraiNipponより多いくらいだ。
一人目のピッチャーも健闘(健投か)した。

期待のイチローが絶不調。
1番で登場したが最後まで快音が聞けなかった。
結果、相手ピッチャーのボークで、棚ボタ1点が加わり
4対0で日本が勝利したが、
中国が相手なのに安心して見ていられないつ〜のは不安だ。

あさって、韓国-台湾戦。
勝ったチームと日本は対戦するのだが、たぶん韓国になるだろう。
ますます両目を開けて見られないのではないか。

●春、近し
菜園の隅に植えたサヤエンドウが育ち始めている。
やがて可憐な花をつけるだろう。
花壇のチューリップも芽吹いてきた。
殺風景な庭も間もなく華やかになる。

※チューリップが芽を出す

※盛りのクリスマス・ローズ

ビニール・トンネルで大切に育ててきた「金町小カブ」が立派に育った。
私が子ども時代を過ごした町の名前がついたカブだ。

出荷してもおかしくないできだった。
だが、カブは食べられない、わ・た・し。


●康夫ちゃん質疑
参議院予算委員会の質疑に新党日本の田中康夫議員が立った。
相変わらすバカ丁寧な言葉遣い。
短絡的な民主党前原議員と大違い。
名指しされた相手は、かえって馬鹿にされたように思うだろう。


説明補助に使うボードが、テレビのニュース番組と同じような体裁だった。
大きな字と画像を多用している。
最近、各党ともボードを使うが、おおむね細かい字で書いてある。
田中議員はボードがテレビカメラにUPで映されることを知っているので
フリップ手法を取り入れたのだろう。
元長野県知事らしく、林業再生について質疑をしていた。


国会中継をラジオで聞いていたのだが、
田中氏になって、PCのワンセグを起動してみた。
PC側のボリュームは絞ってあった。
ところが、ラジオの音声とワンセグの画面が合わない。
ワンセグのほうが2テンポ遅れるのだ。
仕組みの問題なのだろうか。

●おねだり
政治には金がかかる。
党の大物であれば権勢を笠に資金調達を行える。

民主党代表小沢氏の政治資金が標的になっているが、
献金していた西松建設側がぺらぺら喋っている。

中堅ゼネコンが党や特定政治家へ接近するのは企業存続・拡大のための定石。
どぶに金を捨てるのではない。
「甘い汁」を期待してのこと。
小沢陣営への金の流れは巧妙だった。

公設第一秘書にして金庫番が真っ先に逮捕されたのは
証拠隠蔽防止と本人の自殺防止という狙いがあったようだ。

献金は小沢陣営からの要求だった。
いわゆる、おねだり。
たぶん、「悪いようにはしないから」という天のお言葉もあったのだろう。
事実、西松建設は小沢氏の地元、山形県の大型公共事業を請け負っている。

これだけ明確な事実が表面化していながら
小沢氏は強気な発言をしている。
企業から直接ではなく、政治団体から受けた資金という自信があるのだろうが、
その政治団体が「隠れ蓑」らしいのだ。

なぜ、この時期に検察が動いたのか…
自民党のシナリオなどと民主党は言っているようだが、
与党といえども、対抗勢力追い落としのため、国家権力を簡単に動かせるはずがない。
独裁者の暗黒政治ではないのだから。

民主党は現行体制を崩さず、選挙に臨むとしているが、
万一、金の流れが不正という立証がなされれば致命傷。
小沢氏を擁護した鳩山、菅氏ともども責任を追及される。

そうなると、民主党は総崩れ。
自民党は熟柿が落ちるのを見てればいいだけ。

●停止
更新すべくWebサーバにアクセスしたが拒否されてしまった。

メールが届いていた「更新手続きをしなければ、アクセスできませんよ」と。
そうか、昨年の更新からもう1年経過していた。
最近はSPAMメールが多いので、タイトルをよく見ないで削除することがある。
「更新手続き通知」もその中の1通だったのだろう。
12:01に振込んだが、即再開というわけにはゆかない。
14:00不通。
16:00現在。
16::30開通

メールのやりとりは便利だが、
このように大量メールに埋もれてしまうことがある。
この弊害を回避するため、最近は表題に、相手の名前を書くようにしている。
先方も、このようにしてくれると助かる、と言っていた。

●わが町の合併事情

☆宮代町・請願書提出

想定どおりといおうか、1市2町合併を快く思わない人たちから
「まちづくり基本条例」を根拠に
「1市2町の合併に関する住民投票を求める請願書」が提出された。

提出したのは住民団体ではなく、町会議員諸氏。
名を連ねたのは、何でも反対「共産党」諸氏、代表の政治資金で揺れている「民主党」の諸氏。
それから、無会派の加納議員である。
同じく無会派の柴崎議員もかなと思ったが、
請願を審議する総務町民生活委員会委員長だから名前を連ねるわけにはゆかないね。
もっとも、彼も1市2町でなく、宮代杉戸2町推進と思われるから、心情請願派だ。

住民投票請願は9日、総務町民生活委員会で審議される。

☆杉戸町・住民投票を要請(読売新聞)

住民団体「杉戸町のまちづくりを考える会」(木村代表)は、
野口町長に「春日部市、宮代町との合併是非を問う住民投票」を実施するよう
1192名の署名を添えて提出。
町長は「今月中に住民意向調査を実施するので、住民投票については何ともいえない。
検討はする」と回答。
住民団体は「郵送、アンケート形式の意向調査では、個人の意思が反映されない恐れがある」
としている。



宮代、杉戸ともに「住民投票」へ持ち込みたい意向だ。
5年前の合併騒動で、住民投票効果は各自治体とも骨身に沁みている。

宮代町の空気は、「合併前進」だったので、推進派議員は安心しきっていた。
投票前、一部の団体が、猛烈な反合併運動を展開した。
結果、まさかの合併反対。
1市3町合併は、唯一、宮代の反対で流れたという過去がある。

合併反対運動をした人の中に、今回、住民投票請願人に名を連ねている加納議員もいた。
彼女は、大海に乗り出すことを常に危険視している。
小さな町を運営することに情熱を燃やしている。
大春日部市になると活動しにくいのだろうか。
いや、彼女の日頃の勉強ぶりを見れば充分活動できるだろう。

合併成就して、旧宮代地区から市会議員を出さなくてはならなくなったら、
彼女を応援したい、とも思っている。
実力のある人が、小さな世界でうじうじしている場合ではないと思うが。

駆け込み民主党員や新人民主党員への評価は、したくても見当たらない。
共産党は、住民のためといいながら、実は「党」のためだったりする。

無会派の柴崎氏は、元県庁職員にして元宮代町助役。
1市2町合併のときは、合併協議会に名を連ねていた。
そのかたが、議員になったら合併反対、又は2町合併派に鞍替えした。
彼の真意がわからない。
以前、お会いしたときは春日部市の財政状況の悪さを念仏のようにとなえていたに過ぎない。



住民投票は「反対・賛成」の丁半博打である。
決めかねている人もどちらかを選ばなくてはならない。
あるいは棄権するしかない。

アンケートは、設問にもよるが住民の合併意識を充分把握できる。
杉戸町は今回18歳以上にしたが、
宮代町は高校生まで対象を広げていた。
年端もゆかない子どもに大事な問題の意見を求められるのか。
親に言いふくめられる。
結果、若い層は合併jに「否定的」な意見が多かった。

返送率は50%を超え、合併賛成が過半数を占め、
その中で「春日部市」との合併を望む方が多かったので、
結果に基づき、宮代町は杉戸町・春日部市に合併意向表明をした。

春日部市は高みの見物、杉戸町は揺れに揺れ、
宮代町は、議員から「住民投票請願」が出された。

旗振り役の国の合併問題熱もさめかかっているが
熱い自治体もある。


3月4日(水曜日)
●人相
テレビ、新聞で派手に報道されている小沢事務所の献金問題。
釈明会見を行ったが、強気な発言に始終している。


顔がアップで映るが、
何か隠している。
隠して当然な面構えである。
策士、悪代官…映画の役回りならこんな具合だ。
もっとも本人は病み将軍、おっと違った、闇将軍役が好きだったけどね。

小沢事務所の金庫番が逮捕されたら
通常、御大は役職を退き蟄居、謹慎、引退だぜ。

金は渡っているわけだし、
何を言っても言い訳に聞こえる。

企業からの献金は、その裏には「見返り要求」があるので、
厳しく監視されている。
このため巧妙な方法が使われる。
公設第一秘書にして金庫番。
大久保氏は小沢氏の名代で各所に顔を出していたという。
つまり小沢氏の側近中の側近、氏の信頼は厚い。

金の出入りについて小沢氏に報告しているだろうし、
危ない金かどうかは氏も認識していないはずがない。

検察の主張が正しいのか。
小沢氏の濡れ衣が消えるのか、
ずっぽり悪に手を染めていたのか。
これからわかる。

それにしても人相わるい。



取材カメラマンが商売道具の砲列を敷いている。
白い望遠対黒い望遠。
キヤノン対にコン。
ここでも人気を二分している。

●混戦模様
刻々と迫るWBC。
国内では各国代表と日本チームがお手合わせ中。
韓国が巨人に、台湾が西武に敗れた。
SamuraiJapanは巨人に辛勝。
だから、韓国に勝てるという保証は何もない。

日本相手だと俄然燃える韓国だから、
結局やってみないとわからない。
韓国の迫力の前にSamuraiがどう立ち向かうか。
加藤清正、虎退治…になればいいが。

●新旧交代
コンデジが昇天間近で仕事にならない。
デジ一を毎回持って出るのはかったるい。
Web用画像はほとんどコンデジで用が足りるし、日々の記録もこれで充分。
MiniNoteよりこちらを何とかしなければならない。

家電量販のデジタルカメラコーナーは百花繚乱。
外観は似たりよったりで選ぶのに苦労する。
ほとんどが、押せばきれいに撮れる。

コンデジに書き込み速度の速さを求めるのは酷かもしれないが、
速いにこしたことはない。
状況に応じて撮影方法が変えられる
モードダイヤル付きは高級機に多く、選択肢が一気にせばまる。

昇天間近の愛機は4年前のCANON PowerShot。
コンパクトながら液晶モニターの角度が変えられるバリアングルという優れもの。
このシリーズが狙い目だった。
が、最近シリーズ機種が増え、バリアングル搭載機は
中型のごついスタイルに変わってしまった。

コンパクトスタイル、モードダイアル付きの液晶モニターは3型と2.5型。
2.5型の画素数12.1MEGAPics、3型は10MEGAPics。
液晶が大きいため値段も高い。
2.5型は3型より体積がやや小さい。
両機とも角のとれた丸っこいデザイン。
以前はグリップ部が大きかったが、今、薄い。
電源は市販単3電池が使える。

というわけで、小さなモニターのA1100を選んだ。

※左:引退したA95.

操作はほとんど以前と同じ。
操作ボタン類が整理され使いやすくなっている。

今夕から、Old PowerShotには引退していただくことになった。

●風
自然界ではいつ風向きが変わるか予測がつかない。
おたやかな夕暮れ。
これなら大丈夫、と枯葉に火をつけたところ、
急に黒雲が現われ強風が吹き始めた。
火のついた木の葉は周囲に飛び散り危険な状態になった。
低気圧が通過したのだろうが、あわてて水をかけたことがあった。

※カラーバランスがいかれてしまった。
 民主党前原氏言うところの「レームダック」状態。
 CANON PowerShotは4年間よく働いてくれた。

小沢民主党代表の公設秘書が
西松建設からの不透明な政治資金処理で逮捕された。
民主党陣営は、与党追い落としの真っ最中に青天の霹靂。
問題の打ち消しにやっきになっている。
今朝は、代表が記者会見を行い潔白をアピールしていた。

このところ、麻生丸は船長の指令がぐらついたり高級船員のドジな行いで
嵐の中の小舟状態になっている。
野党は「沈没」させる絶好のチャンスと、
揚げ足をとり、誹謗し…
国会論戦では、レベルの低いやりとりが展開されている。

政治とは本来こんなものではないはずだ、と
日本の政治風土の貧しさを再認識させてくれる。

やられっぱなしの自民党は、民主党代表の大ポカで急に活き活きしてきた。
いじめられっ子の目が光る。
風がわが党に吹いてきた。
「調子に乗らないほうがいい」という自粛意見もあるが、
どこまでセーブできるか。

足の引っ張り合いが、1日の経費1億円とも言われる
国会で繰り広げられる。

●予報
昨日の天気は夜中に雪になり今朝は銀世界、のはずだった。
就寝前、外の景色を見たが、粉雪が舞っていた。
しかし、予報は外れた。
薄日の中で冬枯れの庭が広がっていた。

3月3日(火曜日)

●MiniNote
上野ヨドバシカメラは通過ポイントということもあり
しばしば顔を出すようになった。
インターネットで流行の小型PCを探したものの、
やはり実機を見るにこしたことがない。

2階がPCコーナー。
入口に各社のMiniNoteが展示されている。
入力専用機「ポメラ」も隣りに並んでいた。
ポメラは思った以上にちゃっち〜。
写真と本人の違いはありあり。

イチオシかなと思っていたマウスコンピュータのLB-Fがあった。
光沢のある乳白色ボディと角のとれたデザインが、私的には減点対象になってしまった。
光学ドライブ内蔵でいい機種だと思ってたのに。
Acer、HP、DELL、TOSHIBAの定番が顔見世。工人舎の超小型もあった。
HDDの容量が少なかったり、ダサ・デザインだったり…

インターネットで調べるのと実機とのご対面は、かくも違うものであるよ。
あまり目立たなかったスクェアな機種があった。
ん?
NECのLaVie Lightだった。
ディスプレイは10.1型ワイド液晶。
メモリは1G、HD160GB、WEBカメラ、無線LAN搭載
光学ドライブは搭載していない。
そのため、重量は1.16kg。実際に持ってみたが軽かった。
光学ドライブを使うのはソフトのインストールやデータの焼きこみだろう。
これで、DVDを見る気はしない。
であれば、内蔵している必然性はない。

考えが、麻生首相のようにころっと変わってしまった。

外付けドライブは1万円前後。
同じく外付けのFAXモデムは7千円ちょい。

NECのNotePCが選択肢に入るのは10数年ぶり。
9801以来だった。
色は4色あるが、黒に決まっている。

で、いつ購入するか、それは未定。
品定めする楽しさを満喫して帰途につく。

販売員の知識は間違っていた。
カメラは内蔵しているが、マイクは外付けを買わなくてはいけない、という。
1000円以内だったが、コンパクトな機種に外付けマイクとは…
電車でカタログを見ていたら、ちゃんと内蔵していた。
当然といえば当然だが。

●大混雑
ラッシュ最中の8時半、上野駅。
日比谷線からJRへと続く長い道。
いつもなら流れはスムーズなのだが、異常に人が多く動きが鈍い。
やがて、地下鉄銀座線の改札。
JRからの乗り換え客と正面からぶつかる。
ここはいつも人をかき分け不忍方面に抜けるのだが、
今朝は、日比谷線とJRの客が銀座線改札口前でぶつかり
動きが完全に止まってしまった。
前後から押され電車の中よりひどいぎゅ〜ぎゅ〜詰め。

イヤホンを外すと、銀座線の事故らしく改札止めになっていた。

このまま圧迫されると危険なことになるのではないかと不安がよぎる。
朝の地下鉄上野で将棋倒し、圧死…

強引に人をかきわけ工事中の聚楽方面への
ゆるいスロープに脱出することができた。
通勤はときに危険な事態に遭遇する。

人間の体内でいえば、この混雑はさしずめ頑固な便秘。
腸内の排泄物が、改札止めでたまりにたまった状態だ。
むさいおっさんの糞もいたが、可愛い糞も顔をゆがめていた。

3月2日(月曜日)

●QRコード
デンソーがバーコードより情報量が多いQRコードを作ったが、
スーパーのトレイには相変わらずバーコードが使われている。
最近は携帯電話でモバイルサイトのURLを読み取るときに利用されることが多い。

氏名、住所、電話・携帯番号と簡単なメッセージを入れた
個人情報を埋め込んでみた。

携帯音楽プレーヤーには画像、動画も転送できる。
そこで、個人情報を仕込んでおけば、万一落とした場合、
(絶対戻ってくることはないだろうが)
拾った人はQRコードを見ることになるだろう。
すると、何が書いてあるのだろうか、と携帯電話で撮影する。
「拾ったかたは、ご連絡ください」と電話番号が浮かび上がる。
そのままボタンを押せば、私のところにかかってくるのだが、
そのしぶとさに苦笑しながら、破棄するのだろう。

別のメッセージを埋め込んでみた。
文字数が多いので、解析するのにほんの少し時間がかかるが、
ちゃんと表示する(はず)。
携帯電話でお試しを。


●命
インフルエンザウイルスにかかったウズラが愛知県豊橋市で発見された。
さらに、発生現場から半径5K以内の飼育農場からもあらたに
感染疑惑のウズラが見つかったという。

防護衣服に身を包んだ係員が消毒するシーンが報道される。

第1発見の農家では25万9000羽が飼育されており、
これまでに6万1千羽を殺処分した。

農場に隣接する畑に長さ約56m、幅約11mの穴を掘り(深さはどのくらいなのかな)、
遮水シートを張り、密封したポリ袋に入れたウズラを埋めるという。

感染経路は特定されていないが、野鳥の可能性が指摘されている。

大量のウズラを殺したわけだが、
あれだけ膨大な数をどのようにして処理したのだろうか。

農家にとって商品だが、ウズラは命ある生き物だ。
伝染性があるから止むを得ない措置なのだろうが、むごすぎる数である。
殺して穴を掘って埋める…ナチスのホロコーストなみだね。

●薄氷
SamuraiJapanが苦戦している。
オーストラリアに楽勝したものの、かのチームはB級選手で構成されていた。
その後西武に負け、ジャイアンツにはGのミスでからくも勝利を拾った。

チームの代表選手をSamuraiJapanに送り出している球団を相手に
あのような試合展開をしているようでは、
3日後に迫った東京ラウンドを勝ち抜くには不安が残る。
初戦は中国だから突破できるだろうが、韓国戦を優勢勝ちをしなくては
立ちふさがる強豪アメリカ、メキシコ、キューバー、プエルトリコを突破できないだろう。

王Japanは優勝したが、あのときは韓国にべた敗けし
メキシコのお陰で、からくも勝利した。

投手陣はダルビッシュが北京五輪と同じような制球難だし、
松坂も突然乱れるから味方の打線が爆発しないと彼の存在が有利に働かない。
イチローのバットはしめりっぱなし。

本番ですべて解消されれば言うことなし、なのだが
不安は相変わらず払拭できない。
ことによったら優勝は無理かもしれないね。

3月1日(日曜日)

●モバイルノート
ノートPCは分化が著しい。
デスクトップと同等の機能で省スペースPCとして使うものから
持ち運べる重さとサイズのモバイルタイプ。
最近はインターネットに特化した小型軽量のMiniノートも人気があるという。

Miniノートの価格は4〜5万。
1台目のメインマシンにはなりえないがサブ・マシンと割り切れば使えないことはない。
ディスプレイは10インチ以下、光学ドライブなし。
無線LAN機能、Webカメラ内蔵というインターネット仕様がほとんど。
台湾製で火がついたが、あまりの売れ行きで国内各社も追従した。

PCは使っているうちに起動時間が遅くなる。
原因をこまめにつぶしても購入時の快適さに戻すのはむずかしい。
単一機能のワープロ専用機は立ち上がりがスピーディだったが、今は市場から姿を消した。

エディタで文章入力することが結構多い。
こういう場合、パソコンである必要はない。
KingJimからデジタル・メモ「ポメラ」という機種が昨年発売されていた。
価格27800円、今18445円まで落ちている。
通常は文庫本サイズだが、開けるとキーボードが左右に広がる。
2〜3秒で入力可能となる専用機だ。
日本語辞書にATOKを搭載。単4電池で駆動する。
USBでPCにつなぎデータを移動できる。
コンパクトで出先でも気軽に入力できる。

※ポメラ

かなり触手が動いたのだが、
人気のMiniノートも調べてみた。
家電系は除外し、DELL、HP、Renovo、MouseConputer、台湾系。
サイズと価格から光学ディスクドライブを搭載していないものが多い。
DELLなど余計な装飾をほどこし、持ち歩くのも気恥ずかしい。
そんな中、マウスコンピュータに理想とも思えるMiniノートがあった。

マウスコンピュータは春日部ロビンソン前の小さなショップから
秋葉原に進出するまでに成長した企業だ。
本社の登記場所はなぜか、杉戸町になっている。
そんなわけで、親しみを憶える。

LuvBook Fという機種は筐体の白が気になるが(ビックカメラあたりでは黒もあるという)、
書き込み可能な光学ドライブを搭載、HD160G、Webカメラ・無線LAN内蔵、重さ1.62K、
駆動時間5.5時間。
売れているらしく、64800円という価格がそのままだ。

今使っているHPノートは15インチ液晶、重さ3K。
昔の標準的なタイプだが、持ち運ぶには重すぎる。
だが、FAXモデム内蔵なので結構便利に使っている。

最近はメールで用は済むが、それを利用できない年配者に
文書を送るときはFAXが必需品なのだ。
Miniノートの拡張性は皆無なのでFAXモデムをかますことはできない。
それが唯一の悩みだが、屋外では利用できない機能なので、
FAX送信はデスクトップから行う、と割り切ればいい。

FAXモデム需要はほとんどないらしく、探すのに苦労した。
上野のヨドバシカメラの棚の奥に1つだけあったのを入手。
ついでにメモリも2Gに増設しようと思うから、それまで放置してある。



最近、イラレ、フォトショップを使う機会が増えている。
DELLの事務系PCではかったるさを感じる。
グラフィックアクセラレータをかまし
メモリも4〜5G(あるいはそれ以上)に増設したマシンでないと
作業は軽快に進まない。

●凱旋帰国
「おくりびと」でオスカーを手中にした、滝田洋二郎監督と主演の本木雅弘さんが昨日帰国。
都内のホテルで凱旋記者会見を行った。

「おくりびと」は、あちらで「Departure」と訳されている。
映画では、楽団を解雇され故郷に帰った主人公が職探しをする。
ふと目に入った「旅のお手伝い」というコピー。
ツアー会社かと思い面接にゆくと、そこは葬儀社で「死への旅たち」のお手伝い。
即決されて、この物語が始まる…

「Departure」は「出発」だ。
どこかで見たことがあった。
成田国際空港の出発ロビーだ。
到着はArrival」出発は「Departure」と書いてある。
出発は「Start」のほうがなじみがあった。
「Departure」を辞書で引いたことはなかったが、
この映画がアカデミー受賞したお陰で、しっかり頭に入った。

今後、海外に行く方々は入口の「Departure」を見るたびに
あの映画のことを思い浮かべる。

私は今、飛行機という名の棺桶に入り込もうとしているのか…と
実際そういうこともあり得るのだから。

| page top |
inserted by FC2 system