田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01古典の日
  紙風船
  脇の甘さ
02リオデジャネイロ
03おもしろソフト
04堕ちたカリスマ
  空将の末路
05黒人大統領誕生
06紅葉
07あちらの合併事情
  唖然
08賢婦人
09給付金
10どたばた劇
11開き直り
  おつむてんてん
12いい加減
13光が見えてきた
14県民の日
15苦手意識
16西武優勝
  初取り
  オタク
17食の崩壊
18所変われば
  近隣の合併事情
19見当違い
  祥月命日
  在任特例
20トンネル
21新規開店
22見当違い
23大河ドラマ
24男の系譜
25ラブソングが聞こえない
26逃亡の末
27モラージュ菖蒲
  お隣の合併事情
28老犬
29裁判員制度
30就職氷河期


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11月30日(日曜日)
●就職氷河期
来春就職が決まっていた大学生が内定取り消しを受けている。
マンション分譲大手「日本綜合地所」はなんと53名全員取り消し!
山一證券以来の大量取り消しだそうだ。

日本経済の失速で業績が急速に悪化。
銀行は融資をしないから、倒産の恐れもある。
新卒雇用などやってはいられない、というのだろう。

学生は意中の企業から「内定」をもらった時点で就職活動は終わる。
企業は歩留まりを考慮しているだろうが、あの手この手で引きとめにかかる。

だが、この期に及んで「取り消し」では就活もできない。
就職浪人になるというが、実態は留年するか大学院に進むのだろう。

学生には関係ない企業論理で憂き目に遭うとは当人にとってかなり不幸だ。
学生を拘束する「内定」の効力について、弁護士は企業の横暴を問題視するが、
法的整備はなされていないようだ。

11月29日(土曜日)

●裁判員制度
来年5月からスタートする裁判員制度の候補者への郵便発送が昨日行われた。
その数29万5027人。
有権者352人に1人の割りというから、宝くじより確率が高いといえる。

この通知がきたから即、裁判員ということではなく、
例年事件が3000件発生するそうだが、事件が発生するたびに60名ほど呼び出され
裁判官の面接をへて、正式に6名の裁判員が決まる、そうだ。

1日経過しても郵便がこない、ということは選に漏れたのだろう。

小生など時間が比較的自由になる身だから、万一選ばれたら、
辞退することなく「挑戦」しようと思っていたのに…


裁判に携わる人々は、若い頃から訓練をしているからいいが、
犯罪には無縁の普通の生活を送ってきた人々が、
突然裁判官に任命されると、いろいろな弊害が発生する。

殺人事件だったら、凄惨な現場写真も見なくてはならないだろう。
気の弱い女性にはかなり酷な体験をしなくてはならない。
量刑を決定し事件から開放されたとしても、
そのとき見せられた写真により心身のバランスを崩してしまったら、
国は補償してくれるのだろうか。

酒の席で、自分が担当した事件について喋ってしまうと罪になり罰金だ。

「魚もさばけない私が、人をさばくことなどとてもできません」といっても
裁判員免除はしてくれないね。

11月28日(金曜日)

●老犬
人名に流行があるように、犬もその名を聞けばだいたいの歳がわかる。
わが家はジョン。
今は亡き義母が名付け親だ。
アメリカの大スター・ジョン・ウェインからきている。
生後3ヶ月ほどの子犬を横浜・本牧の畜犬センターから譲り受けた。

3歳の頃、当地へ家族ともども移ってきたから、もう17歳。
人間ならかなり高齢だ。
都会の舗装された道の散歩は、靴をはかない犬にとって過酷らしいが、
わが家の周辺は昔ながらの土の道が多く、彼は嬉々として歩き回ったものだ。

が、寄る年波には勝てずこの2〜3週間でガクンときた。
すでに白内障で目は見えない。
耳も遠くなっているようだ。
食欲がなく大好きな散歩も困難になった。
体力は日に日に落ち腰骨が浮き出てきた。
小屋の前で排泄をするようになった。
日々寒さも加わってくる。

一日中小屋の中でうつらうつらしている。

老犬ジョンの介護が始まった。

排泄対策は小屋の周囲に新聞紙を敷き詰める。
1日2〜3回は紙の交換をする。
夜は湯たんぽを用意。
風が直接当たらないように小屋の周囲に段ボールをたて、
内部保温のために小屋の屋根にバスタオルなどをかける。

一番悩まされるのが食事だ。
昔から食べていたドッグフードは見向きもしなくなった。
柔らかいジャーキー、柔らかい子犬用の缶詰、
犬用の食べ物はすぐ飽きてしまうようになった。

この冬を乗り越えられるかが問題だ。
であれば、好きなものを食べさせよう、ということになり、
昔から好きだった麺類(うどん、そば、インスタントラーメン)を用意。
これは、人間の食事のときジョン用に余分に茹でるのだが…

さらに、豚コマ、カニカマ、魚肉ソーセージ、めざし、ツナカン…
人間の食べ物を彼のために購入する。
ところが、魚肉ソーセージなど1度は食べるが2度3度続くと見向きもしなくなる。

残ったものは、小生が食べるという主客逆転の食生活となった。

人間の介護も大変だが、犬のそれも結構手がかかる。
老老介護のあとに恐怖の認認介護が待ち受けるというが、
わが家は、その予行演習をやっているようなものだ。

11月27日(木曜日)

●モラージュ菖蒲
明日、大型ショッピングモールが国道122号バイパスにオープンする。
事業主は双日というから昔の商社・日商岩井。
10月は越谷レイクタウンにイオンのモールが開業。
国道16号旧庄和地区の大型商業施設も再度動き始めたという。

羽生も合わせこの界隈は大型モールばやり。
これで共存共栄できるのか、と余計な心配をしてしまう。

モラージュ菖蒲は、その名の通り菖蒲町なのだが、2年後は久喜市となる。
久喜市中華思想の人々は、自領内の施設に大はしゃぎ。

●お隣りの合併事情
久喜市を中心とする1市3町は2010年3月合併を目指して協議を進めている。
協議会は議員の在任特例を適用しないことを決議。

これで、新市誕生により1市3町の62名の議員は失職する。
議員選は合併後50日以内に実施されるが、
地方自治法により新市の議員定数は34名となり、
合併後10年間で56億円の人件費削減が試算されている。



白岡蓮田市は、合併後1年間の在任特例を適用する。
金持なのだ。



11月10日、菖蒲町では、区長が合併に関し独断専行の町の姿勢を厳しく批判。
区長34人中28人が連名で住民投票を求める意見書を提出した。

すでに、1市3町合併を前提に、新市名称、役所位置、合併後の地名など決定済み。
中山菖蒲町長は「1市3町で話し合いたい」と述べる。



とはいえ、現在、菖蒲町はれっきとした自治体であるため、
1市3町で話し合うという性格のものではないと思うがね。
首長と議会で区長の動きをどう封じ込めるかにかかっているのではないだろか。

11月26日(水曜日)

●逃亡の末
フィリピンで日本の弁護士が逮捕された。
24日のことだった。
男は元大阪府議で弁護士の小川真澄(64)。
2006年3月大阪のビル転売益約7億円を隠し
所得税2億5千万円を脱税したという容疑。

私欲の前に崇高であるべき職業倫理も吹っ飛んでしまった。



弁護士といえば、弱きを助け社会の不正に立ち向かうという
ステロタイプ化したイメージがあるが、実態はそうでもないらしい。
不正と知りつつ加担して利益をむさぼる輩。
巨悪の弁護を引き受ける売名派。
(オウムサリン事件や光市母子殺害事件の弁護団などその代表的な連中だ)

庶民間のささいな詐欺事件にも介入し、
庶民には不慣れな彼らの商売道具「法律」という「刃物」で切りかかってくる。

加害者が手回しよく弁護士を雇った場合は最悪だ。
被害者がカッカすればするほど弁護士は冷静に物事を運ぶ。
慇懃無礼の度合いはますます高まってくる。

「義」は被害者にあるというのに、いつの間にか立場が反転しまうような錯覚に陥る。
これも奴らの手法なのだろう。



幼稚化した教諭もいるらしい。
児童に、ちょっとした誤りを指摘され
本気で怒り、暴力行為に及んだ事件があった。

行動の矛盾を揶揄されキレる弁護士も存在する。
彼の報復は暴力によるものでなく、
お手の物の「法」を駆使してくるからやっかいだ。

11月25日(火曜日)
●ラブソングが聞こえない
NHK深夜放送の最新デュエットソング。
マチュアな男女の恋を歌うのは前川清と藤山直美。
3のセンの前川とカンビの娘が真面目に歌えば歌うほど、なにかおかしい。
さらに、藤山の声がラブソング向きではないガラガラ声。

作詞は芹洋子「四季の歌」 、高山厳「心凍らせて」 でおなじみの荒木とよひさ。
最初からもってまわった言い回し
最後は
ラブソングが聞こえない…心の奥にも
ラブソングが届かない…からだの奥にも(だったかな)
タクシーひとつひろえばいいのに〜〜〜
と、終わる。

イメージされるシーンはこうだ。
飲み屋かどこかで会った中年の男女。
男は、鉄工所のおっさん、
女は、お好み焼き屋のおかん。
いつの間にか逢瀬をかさねるようになった。
その日も、男は作業服を、女は、割烹着をあわただしく脱ぎ
電車で逢引の場所に到着。
ホテルにしけこむわけでもない不器用な純情派。
あっちこっち歩き回っているうちに終電もなくなった。
一線を越えられない家庭の事情があるのだろう。

庶民的な2人の道徳に裏打ちされた淡い恋心が行き交うのであるよ。

「ラブソングが聞こえない」という洒落たものでなく
「下町恋歌」のほうがぴったんこのような感じがするけどな〜〜。

11月24日(月曜日)

●男の系譜
最近、池波正太郎の「男の系譜」を読み直した。
93年1月29日に購入していた。
このときは、読み飛ばしていたような気がする

歴史上の人物を戦国、江戸、幕末維新に区分し、著者の目にかなった人物が登場する。
「書き下ろし」ではなく、インタビューによる「聞き下ろし」という、会話調の文体で、
語り手の間合いや息遣いが聞こえてくるようだ。
感心したのは、主人公の周囲に登場する人物を克明に記憶していることだった。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という時代のヒーローに混じって、
真田幸村、加藤清正といった人物が主役となっている。
築城の名人であり、虎退治という勇猛なイメージの加藤清正は、気配りの男であった。

250年という江戸幕藩体制下ではおなじみの男たちが数多くいるが、
著者の関心を引いたのは、
荒木又右エ門、幡随院長兵衛といった講談で知られる男気のある人たち。
仇討ちや旗本との争いで名を残す彼らの生き様を史実に照らして興味深く語る。

一般的に、勇猛果敢として知られる男たちの生き様を、複雑な人間関係や、
時代の流れを織り交ぜながら、真の男とは…を解明してゆく。



男らしさ、女らしさという「らしさ」が消えて久しい。
「草食系男子」という言葉まであらわれた。
女性の中に入っても違和感のない男子のことらしい。
中には「性同一性障害」とかいうタイプもいるのかも知れないが、
スマートな身体、細い指、色白、カラフルなファッションなど中性的な男子を見かける。
髪を伸ばし薄化粧すれば女性にしてもおかしくない美形もいる。

室町時代の「かぶく(傾く)」「バサラ(婆娑羅)」などの言葉にあるように
その昔からこの種の男たちは存在した。

幡随院長兵衛の頃は、戦(いくさ)とは無縁な時代の旗本という戦闘集団が、
華美な服装で身を包み町を闊歩していたようだ。

鳥類は牝の気を引くための生まれながらの派手な「衣装」だが、
人間は「牝」のほうが華やかだから、牡は「牝」の関心を誘うだけでなく
外見というファッションによる自己主張があるのだろう。
それを個性と呼ぶが、ファッションは流行だから一斉になびくと没個性になってしまう。
華美なファッションの対極に昔は、バンカラがあったがこれも自己主張だった。



要は、男の生き様は外見によるものでなく、心の持ちようで決まる、ということね。

11月23日(日曜日)

●大河ドラマ
「篤姫」もいよいよ大詰めを迎えつつある。
来週の「江戸城無血開城」に向けて、篤姫と和宮の働きが今夜のテーマ。

JR田町駅から新橋方面に行くと、
三菱自動車本社の前あたりに薩摩藩邸があった。
ここで、西郷・勝が会談し江戸が戦火に包まれることを回避できた、と日本史で学んでいる。

ドラマでは篤姫が官軍参謀として江戸攻撃の責任者となった西郷に、薩摩藩のよしみを通じて
攻撃回避の嘆願書を書いている。
その内容が西郷の心を動かしたようなのだが、史実を探求している人たちの意見は少し違う。
篤姫があくまで徳川家の存続を嘆願したのに対し、勝と西郷の会談が日本の将来を考え、
ここで内戦をしていては、諸外国の餌食になる。
これを防ぐため、官軍に江戸城を明け渡し、徳川幕府官僚も恭順するという約束が取り交わされていた。
徳川家の存続も、多くの条件の中の1つに過ぎなかった。

しかし、ドラマは大奥の女たちの結束の様子が描かれ、
それはそれで感動的なものだった。

11月22日(土曜日)

●見当違い
厚生省高級官僚を刺殺したと思われる男が警視庁に出頭した。
名前は、3代前の総理大臣と同じ小泉という。
46歳。丸坊主で護送される写真から一見その筋や右翼風だが関係はなさそう。
30年以上も前自分が飼っていた犬を保健所に処分された。
その恨みをはらすための犯行という。
これが事実としたら、殺された夫妻は犬死だし、重傷の老婦人はとんだとばっちり。

なんでこの人々がターゲットになったのか皆目見当がつかない。
最近、「誰でもよかった」殺人が頻発しているが、
この男の場合、動機をこじつけているように思える。

が、第3者は「そんなことで」と思うが
男にとって幼少時の「事件」は悲しみとなって
いくつになっても心の奥に沈殿していたのかもしれない。

男は地元の佐賀大理工学部に現役合格したというから
普通に生活していれば支障はなかたはずだ。
ところが、留年、退学。
東京でコンピュータ関連の仕事についたがそこも辞めて
事件を起こすまで宅配便のアルバイトに従事していたという。

社会問題となっているフリーターとなっていた。
さいたま市のアパートでは10年にわたりきちんと家賃を払っていたというが、
住人や近隣とトラブルを起こしていた。

中年になって不安定な生活を余儀なくされ、将来設計もままならない。
もとはといえば、自ら播いた種なのだが、「社会が悪い」と、
容易に殺人を起こす連中と同じ考えにいたってしまった。

そんな折、若い頃の「事件」に火がつき
自分の現在の境遇に対する不満が爆発した。

自暴自棄的な動機なのかもしれないが、
そこは国立佐賀大中退、ワル知恵が働いた。
保健所は厚生省管轄。
年金も同じく厚生省。
コンピュータは得意だから、関係者のリストアップなど朝飯前。
厚労相ではガードが堅いから手薄な引退官僚を狙った。
厚生省でなく社保庁関係者を狙えば、さらにテロっぽくなったのだがね。

いずれにせよ、天誅、決起など「世直し」に名を借りた私怨犯罪、というのが
これまでの通り魔殺人とは異なる。

11月21日(金曜日)

●新規開店
東武動物公園駅西口前から姫宮に続く道。
春日部へあと一歩というところで、止まっている。
延伸を望む看板が長いこと雨風にさらされている。
これが開通すれば国道16号線に出やすくなるのだが…

その行き止まりの道の手前にラーメン店が開店した。
月曜日というから、まだできたてほやほやだ。

昔、川端のラーメン店、夢乃屋のあるじが姫宮西口に移転したいと言っていたので
いよいよかな…と思ったのだが違っていた。

店構えは昔のラーメン屋とは違っておしゃれである。
中の造りも同様で、こげ茶色のシックな雰囲気。
カウンターで麺をすすることはできない。
厨房に1人、店のスタッフは女性が2人。

箸は割り箸ではなく、使いまわしのきく変哲のないこげ茶色の箸。
当然、煮沸消毒をしているのだろうが、
神経質な人には減点対象だろう。

昼時を過ぎていたが、客が3組入っていた。
新しい店を訪れたときは、必ず醤油ラーメン、餃子を注文する。

ややあって、透明なスープにやや細の麺の醤油ラーメンがやってきた。
見た目にはうまそう。
余分な皮のないころころした餃子。これもうまそう。

スープを運ぶ。
鶏がらべーすなのだろうが醤油味が濃い。
麺は姿はよかったのだが、湯の中で少し泳がせすぎた。
餃子は適度にジューシーでおいしゅうございました。
ラーメン500円、餃子350円はリーズナブル。

店を辞したあとも醤油味が口に残っていた。
若者には濃い味でもいいが熟年にこれではキツすぎる。

普通、新規開店の店ならティッシュ、ハンドタオルなど粗品を用意するものだが
この店はな〜〜んもない。
従って、店の名も忘れてしまった。

もう一度顔を出して麺の固さ、スープの濃さを確認してみようか。
これが改善されれば、イイセンをいくと思うのだが。

11月20日(木曜日)
●トンネル
チンゲンサイはあっという間にサラダになってしまった。
自家消費におすそわけも加わり、発育中のダイコンにも限りがある。

そこで、播種の時期はだいぶ遅れてしまったが追加することにした。
サトイモを作っていたスペースが空いたので
耕し、堆肥を加え石灰をまき、配合飼料をばらまいておいた。
先日、ジョイフル本田へ行きトンネル用ビニールを購入。

空いた時間をみて、ダイコンと春菊畑をさっと作り上げた。
ミニ・ビニールハウス内は気温が上がるから、芽を出してくれることを念じつつ。


11月19日(水曜日)
●見当違い
年老いた元高級官僚が襲われた。
浦和では夫妻が刺殺され、中野では留守を守っていた夫人が重傷を負った。
加害者は宅配便を装い、ドアを開けたとたん刃物を突き立てたと見られる。

同じ日に2件の殺傷事件。
被害者の共通点は元厚生次官で年金局長だった。
婦人が襲われた方は社保庁長官でもあった。



不祥事がつぎつぎに発見され、年金問題は社会に暗い影を投げかけている。
国の対応が後手に回り、国民の誰もが憤りを感じているときに、
殺人という手段に訴えたのか、とも思える事件だ。

しかし、このような短絡的な行動が支持を受けると思ったら大間違い。
社会が深刻な病理を内包しているとしか思えない。

意に沿わないものを殺戮するという幕末状況である。
江戸から明治はこうしたテロの繰り返しに始まり、内戦が始まった。
言ってみれば暴力革命だった。

もし、テロによる革命であるなら、年金問題の関係者を狙うのではなく、
ターゲットは国のリーダー、つまり首相、閣僚でなければ効果は薄い。

元厚生官僚テロで、麻生首相は定例の散歩を取りやめたらしいが、
こういう時期だからこそ、テロに屈しない態度を示して欲しかった。
普段は威勢がいいが、事件発生したとたんに臆病になるとは…



テロであれば加担者は犯行声明を出すべきだろうし、
テロでは何も解決しないことを、国は示さなければならない。
類似犯罪が発生する前に。

●祥月命日
もう10年以上前の本日、大学時代の親友が亡くなった。
亡くなる何日か前、付き添っていた彼の奥さんから
「主人が会いたいと言っている」と電話がかかってきた。
あわてて新橋の慈恵医大に飛んでいった。

小康状態だったらしく、少しの時間2人きりで話し込んだ。
悲痛な顔つきで
「今回ばかりはダメなような気がする」
「なんで俺ばかりがこんな目にあわなくてはならないのか…」と。

彼は幼少時の予防接種で感染し肝炎を患っていた。
学生時代はその気配は微塵も感じられなかったが就職してから発病した。
何年かごとに入退院を繰り返していたのだ。

彼が亡くなる1年前、大学のクラブの先輩の葬儀に一緒に参列した。
そのときは体調が少しよかったらしく、帰りに六本木の彼の行きつけの店に顔を出した。
私は焼酎を飲んだが、彼はウーロン茶だった。
シラフの彼がマイクを握り、裕次郎世代らしく「恋の町札幌」を歌った。
小生もユーチャンの「粋な別れ」を…

それが外で会う最後になった。
彼と病院で会った数日後、奥方から、「今主人が亡くなりました」と電話が入った。

頭の中が真っ白になる、という表現があるが
電話を受けたときの私がそうだった。
学生時代に彼と過ごしたシーンがものすごい速さで駆け巡った。

通常は、そのときの様子を尋ねるのだろうが、
私の口からとっさに出た言葉が「葬儀はいつ?」だった。
「まだ…、いま亡くなったばかりなので」
なんということを聞くのだろうか、と彼女は思ったに違いない。



新潟出身の彼とは学部が違うのだが共通の友達を通して知り合い
妙にウマがあって、多くの時間を過ごした。
当初は彼も広告業界を目指していたが、結果的にテレビ局に就職した。

新入社員時代、銀座の私と六本木の彼は、退社後、銀座で落ち合って
広告業界に入ったもう1人の親友と、少ない給料なのによく飲み歩いたものだった。

そのうちお互いに忙しくなり、時たま会う程度になったのだが、
フリーになった私は、ちょくちょく彼の会社に顔を出し世間話をした。
テレビ局の喫茶室は、おなじみのタレントも出入りするので結構面白かった。



彼とはいろいろな因縁話があるのだが、ここに書くことはできない。

老後はゆっくりとどこかへ出かけようなどと話したこともあったが、
あっけなく長い旅に出てしまった。
私の心に、ぽっかりと大きな穴があいた。

今も「粋な別れ」は私の持ち歌のひとつだが、
マイクを持つたびに彼のことを思い出す。

●在任特例
市町村合併後の旧自治体の議員の身分が一定期間保障される措置が在任特例。
町が市になれば、町会議員は「ワンランク上」の市会議員となる。
このため町議の給与は上がる。年金にも影響する。

合併後に新市の首長選、議員選が行われ、万一落選ならそれで終わり。
合併が円滑に行われた場合は、
その「協力」へのご褒美として在任特例が適用されるわけではないだろうが、
町会議員で終わるより市会議員のほうが通りがよい。
で、在任特例期間の終了とともに、
新市で議員活動をする自信のない方は引退、となるのだろう。



昨日開催された第6回蓮田、白岡合併協議会会議で
2010年3月22日の合併後、11年5月2日まで約1年1カ月間、
新市・議員の在任特例を適用することを決めた。

現在の議員定数、蓮田市20、白岡町18。
新市の法定数は29だが、在任特例期間中は合併前の議員の身分が保障される。
在任特例機関満了後に市議選が行われる。

この間の議員報酬は膨大になるが、仕方がない。
ご褒美なのだから。



わが町の場合、そういう話は先の先の先のことだ。

11月18日(火曜日)

●所変われば
所用があって「みなとみらい21」へ。
いつもなら桜木町から入るのだが、今回は横浜駅東口から。

MM21の工事が始まった頃、横浜に住んでいて
このあたりは自転車でよく出かけていた。
当時、東口から工事現場に行くことができなかったが、
いつの間にか橋がかかり、ランドマーク方面に容易に行けるようになった。

スターバックスでお茶。
同じフロアのお隣にTSUTAYAが入っている。
天井が高く快適な空間になっていた。

隣町のTSUTAYAへDVDを借りによく出かけるのだが、
まるでイメージが異なる。
大きなガラスウインドウ越しに見る晩秋の並木通りがきれいだ。

スタバではビジネスウーマンが打ち合わせをしていた。
周囲の景色に溶け込んで絵になっていた。

なんとはなしにうらやましい。



冬枯れが始まりつつあるわが家の庭の一角に菜園がある。
大根がますます元気で、地中から白い脚がせり出している。
隣りはトンネル内で、2度目のカブ、チンゲンサイが小さな芽を出し始めた。
その脇で、初めてのスナップエンドウが、厳冬を越すための準備を始めている。
この一画の緑が活力のみなもと。



都会的なたたずまいにも惹かれるが
土と共存する暮らしも悪くない。

●近隣の合併事情
加須市を中心とする1市3町は、合併協事務局を加須市役所内に設置するため
職員9名に辞令を交付した。
合併協職員は4市町から2人、県職員1名で構成される。
4市町は協議会委員30名を選定中で、12月中旬にも初会合を開く。

協議会を調整する総務班、新市基本計画などを策定する計画班、水道料など合併協定項目を
調整する調整班の3班を設ける。

加須市、騎西町、北川辺町、大利根町の合併は確実に前進している。



この2〜3日に
杉戸町と宮代町に、2町の春日部市との合併に反対する旨のチラシが配布された。

宮代町には、合併意向アンケートの数字を都合よく解釈したり、住民の負担が増える、
先に合併した旧庄和町の惨状を述べ、不安をあおっている。
杉戸町は、住民投票結果を引き合いに出し、庄和町住民の悲鳴をあげている。

内容は若干異なっている。発行人はそれぞれの町の住人だが、
紙面のつくりや使用しているカットのタッチは同じ。
後ろには、「なんでも反対」する、ある政党がからんでいることは明白。



合併は目先の得失ではない。
合併効果が現われるのは最低10年かかるといわれる。
それがわかっていながら、不安感を煽る。

流れに掉さす一群がいる限り、両町の合併の道は険しい。

11月17日(月曜日)

●食の崩壊
日本人は昔から四季の微妙な移ろいを和歌、俳句に詠んできた。
その繊細な感覚は食事にも現われていた。

食品総合研究所が調査したところによると、
とろける、さくさくなどの「食感表現」の数は日本語がもっとも多いそうだ。
日本語445語
ドイツ語105語
英語77語

日本料理のバラエティの豊かさは
海外旅行であちらの料理に接すれば実感できるだろう。
舌だけでなく目からも味わう食事は、様式美として懐石料理で花開いた。

世界に誇る日本の食文化が家庭内で変化しているという。
原因は、核家族化、個食、好みの多様化などだ。

3世代が一緒に食卓を囲むことがない。
食事の時間がばらばらなうえ、自分の部屋で済ませてしまう。
出来上がった料理をコンビニなどで買って好き勝手に食べる。
母親が子どもにリクエストされるままに食事を作る。

こんな食事風景が増加しているのだ。



昭和20〜30年代の食事は、今から比べると貧しいものだったが
暖かさに包まれていたような気がする。

4畳半か6帖の畳の居間が家族の集う場所で
昼間は脚を折りたたんで片隅に置かれているまるいちゃぶ台が出される。
障子を開けると台所。
東京23区内でありながら、まだ共同井戸から水を汲んでいた。
水汲みは子どもの役割りだった。
ひしゃくで汲んでみそ汁をつくる。
昭和20年代はまだ、都市ガスもなく薪を使っていた。

食事を作る以前の動作が今と比べ物にならないほど時間を要した。

7時前後に帰宅する父親を待って
祖母、父母、子どもが円いちゃぶ台を囲んだ。

父親は威厳があったし
子どもは畏敬の念をもって静かに口に運んだ。

これが普通の夕食の光景だった。



家の近くに13間道路、今は国道6号線、が走っていた。
自動車の姿は少なく、そこでキャッチボールもできたほどだ。
牛車はあたりまえで、野菜の肥やしになる人糞を運んでいた。
馬車も通り、大通りのはじっこには馬糞が落ちていた。

野菜のこやしに人糞が使われていたため
小学生は定期的に「虫下し」をのまされた。
検便はマッチ箱に入れて持参し、回虫が見つかることも自然だった。

洟垂れ小僧もいた。
ティッシュペーパーなどしゃれたものはないので、
着ている服の袖で拭いていたためそこだけが光っていた。
栄養失調で「青っぱな」が出る、ということは後から聞いた。



こんな劣悪な環境でも、「家族」は機能していた。

給料が銀行振り込みになってから父親の権威は失墜した、といわれる。
共働きになってから家族の絆がほずれ始めた、といわれる。
子どもたちが個室をもつようになってから、家族の絆がほどけた、といわれる。
コンビニ社会になって食事の概念が変わった、といわれる。

社会は必然的に多様化し、
わけのわからない事件・犯罪が発生し、増加の一途をたどっている。



敗戦後、日本は家電製品に囲まれた明るい米国の家庭風景に憧憬し追いついた。
それと一緒に病んだアメリカの風潮も持ち込み、アメリカに追いついた。
日本はそのアメリカにまだ全幅の信頼を寄せている。

11月16日(日曜日)

●西武優勝
プロ野球アジアシリーズは、西武がからくも台湾をくだし優勝。
日本に求められるのは全勝優勝だったのだが…

●初取り
大根が元気に育成中。
カバーを外したので緑の葉がのびのびと。
種をまき間引きをしきれいに一列に並んだ「作品」だ。

根の部分が土からせり出してきた。
細くてすんなりとした大根足。

※ちびちゃんだが、根も葉も柔らかく美味

1本抜いてみた。
根の部分はナマでサラダに、輪切りにして味噌汁に。
若くて柔らかい葉は細かく刻み鷹の爪、白魚を加え
みりん、醤油で味付け、ごま油で炒めた。
これが美味な箸やすめとなる。

余すところなく使いきった初取り大根。
おいしゅうございました。

●オタク
日本でオタクといえば暗いイメージがつきまとう。
偏った趣味の世界に没入し一般社会とのコミュニケーションがとれない、というような。
さらに、幼児を殺害した若い犯人が
膨大なアニメビデオなどを所有していたことから
オタクはますます隅に追いやられ
変わり者、危険人物などという目で見られることもある。



アニメ先進国の日本からアジア、欧米に映像、雑誌等が輸出され
「オタク」という言葉もそのまま海外で通用する。

アニメの主人公の服装を実際に着て楽しむコスプレ趣味も愛好者が増えているようで、
わが町のコミュニティセンターも、その個性的な構造物のためコスプレのメッカとして成長しつつある。

ゴスロリとは耳にしたものの、皆目意味不明だったが
ゴシックロリータの略で、コスプレの中でもクラシックスタイルのジャンルであるらしい。
今思えば、今年5月、神宮橋で見た外人のコスプレ集団がゴスロリ、ということになる。



海外輸出された「オタク」の言葉だが、欧米での受け取り方は日本と異なるようだ。
日本では排斥されがちなサブカルチャーだが、
海の向こうでは、ひとつのことに打ち込んでいる連中、ということで
尊敬とは言わないまでも、日本のように片隅に追いやられることはない。

ITで成功した若い人たちも、もとをただせば、コンピュータにのめりこんだOTAKUの「なれの果て」だ。
Appleの創始者スティーブ・ジョブズも、当時のIBM帝国に挑んだ異端児ということになる。
Appleの新製品が発表されるたびに、彼が壇上にのぼり自ら説明をするが、
相変わらずジーンズというラフな服装で現われる。
頭だけは確実に薄くなっているが、精神は昔から変わっていない。

NEXT社長時代に日本に売り込みに来たことがあった。
そのときはタキシード姿で、NEXTのキーボードをピアニストのように扱っていたが、
あれはAppleを追われた直後で、一瞬ビジネスマンに変化したときの姿だった。



サブカルチャーが盛んなのは世の中が平和の証拠だろう。

昔は男性の趣味と思われていた鉄道そのものに興味を示す女性が出現した。
「鉄子」と呼ばれ、機関車、客車などにくわしい。

工場地帯の風景を好む一群も登場した。
川崎・横浜間の景品運河ナイト・クルーズは大人気らしい。

廃道、廃線を愛でる人たちもいる。

趣味のさらなる多様化だが、
この傾向はインターネットでまず話題になり、
そのネタを見つけたマスコミが紹介することで一気に存在が知られるようになる。
そして、愛好者の数を増やしてゆく。

いわゆる「ニッチ・趣味」なのだろうが、
これもオタクには違いない。

11月15日(土曜日)

●苦手意識
東京ドームでは「プロ野球アジアシリーズ」が繰り広げられている。
日韓台中、各国の頂点に立ったプロ野球チームがアジアチャンピオンを決める。

日本はリーグを制した埼玉西武が出場しているが、
第1戦は韓国で、均衡した試合を展開していたが結局逆転負けをした。
さいさきの悪いスタートだった。
韓国は中国にコールド勝。らくらく2勝したが、台湾にまさかの敗北。
一方、西武は台湾、中国に勝ち、得点率でトップに躍り出た。
台湾、さまさまだ。
日曜日に台湾と決勝戦を行う。



北京五輪で星野Japanは、韓国にまさかの敗戦。
その後ずるずると負けを重ね、
「金」しかいらない、と豪語したもののメダルを逃がした。
その醜態が尾を引き、星野仙一のネームバリューを著しく低下させている。

来年3月に開催されるWBCに、
日本は原辰徳を監督にチームを構築することになったが、
コーチ陣に手堅い人選を行った。

五輪の星野JPANでは、星野氏の六大学からの仲良し
田淵、山本浩二で脇を固めたが、お友達人事と批判された。
原WBC監督は、原JAPANではなく「SAMURAI JPAN」と名乗りカリスマ性を排除している。



五輪、WBC、アジアシリーズともに、日本は韓国に敗れている。
韓国は対日本戦となると絶対負けない、という気迫のこもった闘いを挑んでくる。
火事場の馬鹿力というか…
歴史的な背景があることは当然だが、日本は常に押され気味なのだ。

王JAPANでWBCに優勝したものの、
メキシコが韓国に勝利して、辛くも首の皮1枚でつながって韓国を下したという経緯がある。
プロ野球アジアシリーズでも、韓国が台湾に負けたから、優勝戦に持ち込めたもので、
台湾さまさま、ということになる。

韓国は台湾戦で油断した。
日本でないから気が抜けた。



第3国のお陰で浮上するのではなく、
韓国に勝利して優勝すれば、名実共にNo1ということになる。

11月14日(金曜日)

●県民の日
晩秋の夕方5時ともなれば薄暗い。
曇っていればなおさらである。
東武動物公園のレジーナはライトアップされ、キャーキャーと声が聞こえてくる。

目をこらせば薄暗闇の中に台車が動いているのが見える。
乗っている人たちは、暗夜の中を急勾配で上下するスリルがたまらないのだろう。

県民の日ということもあり、
子どもは入選無料などの特典があったのかも知れない。
この日は遅くまで賑わっていたようだ。

11月13日(木曜日)

●光が見えてきた
わが町では駅の周辺など人口密集地区ではすでに光ファイバーの恩恵を受けていた。
ところが、小生が居住する過疎地域はADSLで我慢するっきゃなかったのだ。
田舎の悲哀を味わいつつ何年経過したのだろう。
本日、NTTから電話があり、来年1月21日から
そちらの地区に光ファイバーが開通する、という朗報が伝えられた。

夕方のポストには開通を知らせるチラシが入り、
工事会社からセールスの電話が入る。
活気づいてきましたね〜。

やっと文明の恩恵を受けるときがきた。
Bフレッツ、マンセ〜〜!
この機にプロバイダも乗り換え、光電話にして…などなど遅き春の夢広がる。

11月12日(水曜日)

●いい加減
喧々諤々の定額給付金だが、本日12時、自公は支給方式で合意した。
支給額1人当たり1万2千円、65歳以上の高齢者と18歳以下の子どもに8000円加算。
総額1兆9600億円。支給は来年3月頃になる可能性が高い。

ところで、辞退を期待される高額所得の目安だが、紆余曲折の結果1800万円に落ち着いた。
月給にならすと150万円。
げげっのゲ、である。
景気後退、賃金カットにあえぐ一般サラリーマンにとって、この額はどう映るだろうか。

庶民派を気取る「太郎」だが、しもじものことなどな〜んもわかっていない。

で、高額所得者に自発的に辞退を求めるかどうかは、市町村の裁量に委ねる、という。
きっちり制度を策定しないで、面倒なことは末端に押し付ける。
いい加減なことおびただしい内閣ではある。

1兆9600億円の予算を医療、福祉に振り向ければ
多少は問題改善できると思うのだが。

11月11日(火曜日)

●開き直り
このところ、失態を犯した役人や企業経営者たちが
マスコミの前で深々と頭を下げる図つ〜のが流行っている。
とにかく謝ってしまえ、という、その場限りの姿勢のようだが…

そこへゆくと、前航空幕僚長の田母神氏は、一貫して自説を曲げない。
国会議員を前にしたたかな姿勢を崩さない。
謝らない、もらった退職金は返納しない。

兵庫県知事の井戸氏は、
近畿ブロック知事会議で、東京一極集中を挙げ、
関西経済にとって「関東大震災が起きれば
東京はダメージを受けてチャンスになる」などと述べた。

明らかに暴言。
これには橋下大阪府知事も自分の失言癖を棚に上げて苦言を呈した。
周囲の批判を受けて会見を行ったが、記者の質問にも柳に風の風情。
記者の質問もワンパターンで切り口が凡庸だったこともあってか、
井戸知事になめられていた。

平身低頭風潮の時代にあって、開き直りは一種、新鮮。

●おつむてんてん
下町の亀有商店街に出かけたかと思ったら
今度は居酒屋に出現し若者と膝を交えた…
漫画好き、秋葉原好きの麻生太首相だが、
このところパフォーマンスが空回りしているようだ。

で、その後、閣僚と雑談中、居酒屋の酒の肴の話にでもなったのだろう。
庶民派を強調したかったのか「ホッケの煮付け」と口走った。
水揚げ近くの場所なら、そういう食べ方もあるのかも知れないが、通常は干物。
周囲の閣僚から「ホッケは焼くものです」と注意されていた。

日頃、ホッケなど口にしていないことがバレた。
それはそうだろう。
素性は麻生コンツェルンの僕ちゃんなのだから。

給付金の給付方法では二転三転。
思いつき施策でしかないことを天下に知らしめた。

新内閣の閣僚発表も自分で行ったほどだから、
ゴマンとある案件すべてを自分で仕切ろうとするのかね、あの男は。
首相というより官僚のほうが適任。
これ以上、国を混乱させないでいただきたい。
11月10日(月曜日)

●どたばた劇
久喜市を中心とする1市3町、加須市を中心とする1市3町、蓮田と白岡。
合併劇第1幕で、ことごとくコケた周辺自治体が速攻で合併に向けて動いている。

ところが、当地区は…
合併劇第1幕の春日部市を中心とする1市3町では宮代の反対で頓挫した。
あれから4年。
宮代議会は1市2町枠組みの合併に向けて前進することを決め、
町長は春日部市と杉戸町にその旨を申し入れた。

相手があっての合併である。
杉戸町は宮代の意向を受けて住民懇談会を開催し合併への理解を求めた。
ところが、これがさんざんな結果となった、と漏れ聞く。



杉戸町は春日部市との合併を公約に掲げた野口氏が
杉戸・宮代2町合併を指向し4期目を狙う小川氏を破り新町長に就任した。

その直後、春日部市との合併の是非を問う住民署名による直接請求により
住民投票が行われた。
結果、春日部市との合併を望まない人たちが多く、新町長の公約は宙に浮いてしまった。
この署名活動の中心となったのが、町長選で敗れた小川氏の実弟だったことが
合併への難しさを増幅させているようだ。
兄貴が落選したことへの意趣返し、との噂も漏れ伝わってくる。

杉戸町議会は、合併推進派、2町合併派、合併反対派の混戦模様。
町長は孤立無援、との噂も飛び交って…



昔、宮代が1市3町合併劇を引っ掻き回したが、
今回は杉戸町の足並みが揃わない。
こんな状態だから、春日部市は慎重に構えている。

正義の味方のように町長を糾弾している議員がいるが、
その方が足並みを乱しているのにね。

11月9日(日曜日)
●給付金
低迷する景気改善策の切り札として
麻生内閣が打ち出したのが「定額給付金」。
進言できない取り巻きに囲まれ自画自賛。
マッチポンプな愚策を本気で考えているとは、なんたる暗愚宰相。

しもじもの暮らしぶりを…と下町の商店街を視察して人気取りをしているようだが、
夜は相変わらず行きつけホテルのバーで優雅なひととき。
麻生コンツェルンのお坊ちゃん丸出し。

やっとつかんだ首相の座とはいえ、こんなことやっているようでは
草葉の陰でじいさんが泣いている。

11月8日(土曜日)

●賢婦人
先日(11.3)、長門裕之(74歳)・南田洋子(75歳)夫妻のドキュメンタリーが放映された。
長門は映画に出演しているが南田はほとんど姿を見せなくなっていた。

南田は認知症で夫が懸命に介護していたのだ。
若い頃は丸顔で目がくりっとした健康的な女優だったが、
TVで見た最近の彼女は一気に老いに襲われたような風貌に変わっていた。
残酷である。
カメラは自宅に入り素顔の彼女を冷酷に映し出す。
スタッフには普通に挨拶はするのだが、
突然わけのわからないことを言い出す。
夫にはその意味がわかっている。

昭和28年、大映で「十代の性典」という映画が製作された。
若尾文子とともに大胆な水着姿のポスターが
小学生の小生にはまぶしかった記憶がある。
日活に移り、石原慎太郎原作「太陽の季節」で夫になる長門裕之と共演した。

おしどり夫婦と言われたが夫は適当に浮名を流し、
やがてそれを本にするという無茶なことをやったが、妻は許した。
賢婦人とやんちゃな夫というイメージだった。

病に倒れた妻を、若い頃の罪滅ぼしも含めて必死に介護する長門。

見ているうちに切なくなってきた。

11月7日(金曜日)

●あちらの合併事情
加須市、騎西町、北川辺町、大利根町1市3町の合併が大きく前進。
昨日、加須市役所で4首長は法定合併協議会設置に向けた協議書に調印。
会長:加須市長、副会長:3町長が就任。
合併協は12月定例会閉会後にも初会合を開き、2009年末の県議会に関連議案を提案、
10年3月末までの合併を目指す。

4首長は調印式後県庁を訪れ上田知事に県職員の派遣などを要請。
知事は「大局的見地からまとまったことに敬意を表したい。街づくりの夢を掲げ
経済的にも充実した仕組みを議論してほしい」と答えた。

仲間入りしたい羽生市とは、首長会議で意見交換するなどして検討する、ということだが
「つれなくしない」のは大人の判断。
耳は傾けるが、1市3町の合併が済むまで待っててね、という姿勢には変わりないだろう。
羽生市の参加で不協和音が発生することを4首長は懸念している。

●唖然
田母神・前航空幕僚長の論文騒動が政界に波及した。
彼の歴史認識が国の姿勢と異なることを糾すため国会喚問することになった。

田母神氏は以前から太平洋戦争における日本の立場を擁護する考えの持ち主で知られていたらしい。
それを見過ごし空軍の長に据えた防衛省の姿勢が問題にされるべきだろう。
当時は小泉内閣・石破防衛大臣だった、かな?
※その後、安倍内閣時代で久間氏と判明
小泉が自民党を「ぶっ壊し」ている間に、日本が「ぶっ壊れる」ような人事が行われていたのだ。
※すでに、いろんなものが、「ぶっ壊れていた」。そのどさくさにとんでも人事が行われたということ。

田母神氏は独善的な論文で幕僚長を罷免され、60歳だったので即刻定年退職となった。
本来、懲戒免職とするかどうか討議されるべきを、
それをやっていたら時間がかかる、という防衛省の判断で退職となったわけだが、
退職なら退職金約6000万円が支払われ、懲戒免職なら、それがパーになる。

麻生内閣では、ハマコーの息子が防衛大臣を拝命している。
彼は、田母神氏の退職金を自主返納するよう求めた。
田母神氏が懲戒免職されたわけではないので「はい」と応ずるわけがない。

右翼的思考の男を空軍の最高司令官に任命し、その男の暴走を阻止できなかった
防衛省の対応のまずさが招いた迷走劇だ。



田母神氏と今回懸賞論文を募集したアパグループ社長との
不適切と思える接近ぶりも問題になりそうだ。
アパグループ社長は戦闘機に搭乗しているが
民間人としてはきわめて異例なことらしい。
これにサインしたのが田母神氏。

論文といい民間人の戦闘機への搭乗許可といい
李下に冠をたたださず、瓜田にくつわを入れず、という諺を
空自の最高司令官は忘れていたらしい。

11月6日(木曜日)
●紅葉
明日から天候は崩れるらしい。
時間が空いたので7時1分快速に乗り込み鬼怒川へ。
8時半には鬼怒川温泉に到着してしまった。
横浜へは2時間かかるというのに…
目的は紅葉を見ながら鬼怒川ライン下り。

ウィークディの早い時間にもかかわらず3艘の舟が川下り。
若い船頭さんのユーモアあふれた解説で笑い声が絶えない。
約30分、2駅分下った。
日光は盛りは過ぎたというニュースを聞いたが鬼怒川はまだ少し早かった。
次に、ケーブルで温泉街を見下ろす。

鬼怒川温泉駅で駅弁を購入し旅気分で帰途につく。
今市到着前に食べ終わってしまった。
4時には家に到着。
風もなく天候に恵まれたリトル・トリップ。

11月5日(水曜日

●黒人大統領誕生

長かった選挙レースもやっと決着がついた。
民主党バラク・オバマ氏が共和党マケイン氏を破り米国初のアフリカ系大統領が誕生。
来年1月20日ワシントンで就任式に臨み第44代大統領になる。
同じ名前の日本の政党は、さぞかしうらやましいだろう。

ハワイ在住、オバマ氏の母方の祖母は孫のビッグニュースを知らず先日亡くなった。
白人の彼女は両親の離婚後幼いバラクを可愛がった。

オバマ氏の父親の故郷はケニヤ。
出身地の「ニャンゴマゴゲロ」村では住民が
村に数少ないテレビの前で投票の成り行きを
わが事のように見守っている。

奴隷解放したリンカーンも感無量だろう。

日本の小浜市も浮かれている。

11月4日(火曜日)

●堕ちたカリスマ
音楽家・小室哲哉が数億円単位の詐欺事件を起こし逮捕された。
本人も認めているという。
時代の寵児だった彼もこの数年は鳴かず飛ばず。
マンションの家賃、住民税、前妻への慰謝料、養育費すべて支払い叶わず。
音楽以外の事業に手を出し失敗。
堕ち始めるとことごとくうまくいかない。
自分が手がけた曲の著作権を餌に多額の融資という名の借金を重ねた。
著作権という金を生む知的財産も2重3重の使いまわしが発覚した。

かつて、小室に恋心を抱き精神的に参ってしまった華原朋子だったが、
よかったね、こんな男だったのだよ。

●空将の末路
とんでも論文を発表して航空自衛隊の長を更迭された田母神前空将だった。
TOPに君臨していれば定年は62歳だったが、
更迭されたのが60歳だったので、空将として定年を迎えることになった。
空自として不祥事を起こしたのだから「定年」とすべきではない、という声もあったが本人が応じない。

自衛隊の組織がどうなっているのかわからんが、
航空幕僚長は空自の「社長」に相当するものなのかね。
3軍を統括する防衛省ではどの程度の地位なのか。
防衛大臣が呼び出して「きみはクビね」と言えば「定年退職」はできないはずだが…

誰の呼び出しに田母神氏は応じなかったのか定かではないが
「定年円満退社」となり退職金6000万円を手にする。
しかも、懸賞論文の賞金300万円も頂戴する、らしい。
かなり金に執着する方らしい。

ところで、田母神氏が応募した新興ホテルグループ「アパ」だが、
創業37周年という中途半端な記念事業として論文募集をしたという。
あの、奇抜な帽子がウリの女性経営者の夫というのが
国士を気取る右翼っぽい人らしい。

田母神前航空幕僚長は、言論の自由は憲法で保証されているとというが、
彼が定年後、無官になってから書くのは自由だろう。
執筆、応募した時点の彼の肩書きでは、何を書いてもいい、というわけにはゆかない。
そのくらいわかっているはずだが。
勇猛果敢・支離滅裂…つ〜のが彼への評らしい。

11月3日(月曜日)文化の日

●おもしろソフト
35ミリカメラをデジカメに持ち替えて10年近くになる。
当初は35万画素という実用に耐えられるものではなかった。
技術革新はすばらしくいまやメガピクセル時代。
プリンタも進歩して写真屋さんを苦境に追い込んでいる。

フィルムの頃と異なりシャッターを押す回数は飛躍的に増えたが
印画紙に定着する頻度は確実に減った。
当初は珍しがってプリントアウトしていたが、インクの消耗が激しいので
最近は撮りっぱなし。
パソコンのハードディスクに溜め込み1年ごとにCDにバックアップする程度。
だからアルバムに最近の写真はほとんどない。

こういう人が多いらしく、インターネットで
人生の節目や旅行などのデジタルデータを送れば
1冊のアルバムに仕上げてくれるというフォトブックサービスがはじまった。
自作派のためのソフトもある。

そんな折、Riptという外国生まれのソフトの存在を知った。
すべて英語表記なのだがシンプルな画面で直感的に使える。
重なった紙のようなアイコンに画像をDrag&Dropするだけ。

ブラウザの画像も同様に取り込める。
メイン画面の周囲に取り込んだ画像が一時置かれるので、
必要なものだけを中央の画面に再びDrag&Dropして自由にレイアウトする。
画像の拡大縮小、回転も自在、重なり順も変更できる。
完成した画面はボードに写真を貼り付けたような感じになる。
日本語入力もOKだが、英文フォントを使えばカジュアルな雰囲気になる。

で、さっそくミミの写真で作成してみた。
1枚づつプリントするより撮りだめたものを1枚の写真で見られるので
写真フレームに入れるときもありがたい。
Riptの公式ページにゆけば多彩な利用法が紹介されている。

アイデア次第で溜め込んだデジタルデータが生き返ることうけあい、です。

11月2日(日曜日)

●リオ・デ・ジャネイロ
サンパウロ市と並ぶブラジルの経済的、文化的中心。カーニバルで有名。
コパカバーナ、イパネマなどの世界的に有名な海岸を有し、
世界3大美港の一つに数えられる美しい都市。

ロンドンの後のオリンピック開催地として、東京、シカゴとともに立候補している。
もちろん地球の裏側の都市には行ったことがない。

バニー・マニロウの有名な歌「コパカバーナ」。
これは、ニューヨークのナイトクラブ「コパカバーナ」のことで、リオの海岸ではない、と最近知った。
ナイトクラブ・コパカバーナを舞台に、ショーガールのローラと彼女の恋人、
バーテンダーのトニーの物語が歌われている、ということだ。

アントニオ・カルロス・ジョビンの「イパネマの娘」
1963年にアストラッド・ジルベルトが英語詞で歌ったバージョンで一躍有名になった。



GoogleEarthでじっくり市街の様子を観察した。
コパカバーナとイパネマの海岸は隣り合っていることがわかった。
コパは4kmもの海岸線をもつ美しい白浜だ。
イパネマも同じようになだらかな弓なりの浜が広がっていた。

これだけわかっただけでも、なんかトクした気分。

11月1日(土曜日)
●古典の日
紫式部日記には1008年(寛弘5年)の11月1日に、源氏物語の一部が当時の貴族に
読まれていた記述がある、そうだ。
このため、1000年後の本日「古典の日」が制定されたそうだ。
世間では「源氏物語千年紀」という催しが多彩に開催されている。
古典で読むのは難しい。
昔から与謝野版、谷崎版、円地版など現代語訳版があった。
それに、瀬戸内版、田辺版、橋本版が加わり人気の程がうかがえる。

小生、高校時代に国語古典で一部分に接しただけ。
古典の読解に翻弄され物語の内容を観賞するどころではなかった。
華麗な宮廷絵巻と複雑な人間関係。
好色男の多彩な女性遍歴くらいにしか捕えていない。
周囲に源氏物語を読破した男がいたという記憶もない。

言ってみれば上流社会の恋愛小説だから愛好家は女性が多いのだろう。
「風と共に去りぬ」と同じようなポジショニングなのかも知れない。
愛読書が「風と共に去りぬ」という男性も聞いたことがない。

私としては「枕草子」のほうが興味がある。

庭では「紫式部」が紫の小さな粒をつけている。

●紙風船
和紙の名産地、山梨県市川三郷町。
地元企業が創業120周年の記念イベントで直径5mの和紙製巨大風船を作成。
ヘリウムガスを注入し20mの高さに舞い上がった、という。

このニュースを読んで、日本陸軍の秘密兵器「風船爆弾」を思い出した。

それは直径10m。和紙をこんにゃく糊で張り合わせたもので、水素を充填した。
15kg爆弾一発と5kg焼夷弾2発がつりさげられていた。
高高度からジェット気流にのせアメリカ本土を攻撃する無人兵器だった。
天井の高い建物で張り合わせる必要があったので
旧両国国技館、日劇、浅草国際劇場などが使われ製作には女学生が従事した。
生産個数はおよそ1万発。このうち9300発が
千葉県一ノ宮・茨城県大津・福島県勿来の各海岸から放球された。

アメリカ合衆国で確認されたのは361発であるが、
未確認のものもあるため実数は不明である。1000発程度が到達したとする推計もある。
森林地帯に到達し山火事を発生させたという記録もあるが、
ニュースになると日本側に漏れ風船爆弾の効果が知れるのを防ぐため
米軍はトップシークレット扱いだった。
終戦時に残存していた700発は焼却処分された。

兵器の現物は国内に残存しないが、江戸東京博物館に5分の1模型があり、
埼玉県平和資料館に7分の1模型が展示されている。

戦後63年。
山梨で平和的によみがえったが、
和紙の性能ははるか昔に証明されていた。


●脇の甘さ
わが国の空軍のトップがとんでもない論文を発表して更迭された。
「田母神」前航空幕僚長で現在も空将の立場にいる。

彼の論文は、第二次世界大戦時の日本軍の行動を正当化するものだった。
しかし、国家の立場と歴史的解釈と正反対の論調で、
国防の最高位にある者として余りにも配慮を欠くものだった。

国や権威ある団体の懸賞論文に応募したものでなく民間企業、
それも「アパグループ」が募集したものだ。
アパといえば、奇抜な帽子でテレビに登場する女社長が統帥のホテル業界の新興勢力。
とても権威ある…とはいえない。

第1回「真の近現代史観」懸賞論文
シティホテルが募集する論文としては固すぎる。
利用客は安い料金を好む若い連中やビジネスマンだろう。
であれば、企業イメージを向上させるための話題喚起としての
論文テーマは、もっとハードルが低いはず。

今回の論文には500以上応募があり、自衛官も何人かいたという。
ホテルの狙いはどこにあったのか。
審査員の名前も公表されていないが、
現役最高幹部の極右的な内容の論文がなぜ選ばれたのか。

また、現役最高幹部がなぜ話題先行・新興私企業(ホテルとして一流とはいえない)あたりの
論文に応募したのか。
まさか、賞金300万円に目がくらんだのではあるまいね。
こんな幹部では海外のスパイが接近してくるよ。

田母神空将は60歳。
還暦の男にしては自分の立場がわかっておりません。
こういう人に国の安全をまかせているわけね。

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