田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01数の論理
02tちょっと気になる
03宮代町前進
  加須市の合併
04売国
05後遺症
06土屋前知事逝去
07合併協議
  中央から地方に
  秋
08わが町の合併
  レイクタウン
09アジアの風
10間引き
  銀木犀
11真紀子節
12へきれき
13筆記用具
  キーボード
14お宝
15古本
16根は深い
17もしや
18全国区
19格差
20反戦川柳
21お隣の合併意識
22近隣の合併事情
23お隣の合併事情
24助平教諭
25横浜タイフェス
26タイフェス2日目
27安全安心
28カシオ
  向こうの合併事情
29食の安全
30新潮流
  近隣の合併
31薄笑い

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10月31日(金曜日)
●薄笑い
慶大日吉校舎で学生が大麻売買を行っていた。
これまで繁華街の薄暗がりが取り引き場所の相場だったが
芸能界は昔からだが、角界、大学という閉鎖社会にも波及してきた。

学長ではなく慶大常任理事ら4名が謝罪会見を行った。
なんと慶大はこれが初めてではなく、過去にもあったという衝撃の発表。
学内でもみ消してきたということか。

初めて発覚した時点で再発防止の対策をとらなかったのか、という質問が記者から出た。
主に喋っていた白髪の男性が横を向いた。
向かって左の男性が
苦悩の表情を浮かべるわけでもなく、
こともあろうに薄笑いを浮かべながら「そういうことになります」と、答えた。

名門大学の理事にして、この程度の認識なのかとびっくらこいた。
連日企業や自治体の不祥事で幹部が「こうべ」を垂れている。
この理事さんはぼけ〜っと見ていたのだろう。

麻薬に手を染めたものに対し死刑という厳しい処罰を行う国も多い。
日本も国禁である。
すでに一般人に蔓延している模様だからこれを食い止めるためには
刑法を改正する必要があるんでないの。

10月30日(木曜日)

●新潮流
コンパクトデジカメにはあったけど、
その上のランクのデジタル一眼には赤いボディというのはなかった。
ほとんどがブラックボディ。
CanonとSonyが入門機にシルバータイプを用意していたくらいだ。

ブラックボディは35mm一眼レフの伝統を受け継ぎ、存在感がありプロのイメージを醸し出す。
ところが、パナソニックのLUMIX G1は赤、紺、黒という異端のカラーリング。
フォーサーズというオリンパスが提唱するマウント方式の小型版
マイクロフォーサーズ採用の小型一眼だ。
ペンタプリズム部分がないので「デジタル一眼レフ」というカテゴリーには入らない。
パナソニックは「レンズ交換式デジタルカメラ」と呼んでいる。
現時点では、このジャンルでは世界極小・極軽量、と言っているが、
マイクロフォーサーズ採用はこれ1機種しかないのだから当然といえば当然。
1210万画素。想定価格はボディ単体8万円、レンズキット9万円、ダブルズームセット12万円。
単体とレンズ付きの差が1万円なので、ほとんどがレンズキットタイプを購入するのだろう。

デジタル一眼レフで液晶モニターを見ながら撮影できる
「ライブビュー」機能が搭載されたのはつい最近だ。
しかし固定された液晶モニター。
SONYのαシリーズには確か可動式があったと思うが上下だけ。
LUMIX G1はライブビュー機能が付き、さらに液晶画面が自由に動くバリアングル。
この機能のない少し前のデジタル一眼レフはアングル・ファインダーをつければ
ローアングル撮影が容易になるが着脱がわずらわしい。

注目される機能を装備したLUMIX G1は、どんな層をターゲットにするのか。
CanonのEOSkissは若いママを中心とした女性層。
LUMIX G1は同じ女性層でもカメラ愛好家を狙っている。
「女流一眼」という広告用の言葉を作り、樋口可南子をキャラクターにした。
コンパクトデジカメを卒業した女性に、さらなる高度な写真撮影を楽しんでいただこう…

旅先で高価なデジタルカメラをぶらさげた老年の一団を見る機会が増えた。
今年の春、渡良瀬遊水地の野焼きを見に行ったときは、
三脚に高価なカメラを装着した何人かの女性の姿を見た。
ヨドバシカメラのカメラコーナーで高価な三脚を購入する女性がいた。
機は熟したのかもしれない。

パナソニックはナショナル時代から宣伝はうまい。
カラフルなデジタル一眼も女性を意識したマーケティング。
カシオの肩に力の入った宣伝を見るにつけ、
パナのしなやかな戦略が目立ってしまう。

●近隣の合併
昨日、加須市の臨時議会で合併議案が可決された。
これにより、加須市、騎西町、大利根町、北川辺町の1市3町は
11月6日加須市役所で法廷合併協議会設置の調印式を行う。

わが町は、合併協議に向けて進むことは議会で決まった。
お隣の杉戸町とともに春日部市に合流しようとするわけだから
これで肩の荷を降ろしてはいけない。
杉戸町は1市2町合併に消極的な議員が結構存在する。
インターネットで行政の対応のまずさを糾弾している方もいる。
両町の足並みを揃えるためには問題が山積み。
障害をひとつづつ取り除くためには高度な戦略が必要だ。

10月29日(水曜日)

●食の安全
野菜は残留農薬が問題になっている。
ならば、自分で作ればいい、と大根、チンゲンサイ、小松菜、かぶをタネから始めた。
すでに若取りチンゲンサイ・小松菜はサラダとして朝の食卓にのっている。
大根も順調に育ち、トンネルのカバーが窮屈になってきた。
で、午前中外す。

まだ若葉を根元に残しているが、全体像はいっぱしの大根の葉となっている。
追肥と土寄せを行い、さらなる成長を楽しみに待つ。
本来大根はあまり好きではないのだが、
自家栽培だから、おろしくらいは食してみようかな。

10月28日(火曜日)
●カシオ
液晶モニター付デジカメを世界で始めて製品化したカシオだが、
企業の力の差でマーケットシェアはCanon、Nikon、Panasoicといった
大企業に水をあけられている。
その後薄型EXILIMシリーズを投入したが、各社は即追従。
画期的な製品を出すのだがリードは長く続かない。

ここへきて、EXLIM EX-EH20という新機種を投入した。
何が画期的かというと、ハイスピード撮影を可能にしたことだ。
コンパクトデジカメ、デジタル一眼でも「連写」はできるがコマ数が秒3〜4枚と少ないが
これは秒40枚というずば抜けた性能を誇っている。
しかも20倍ズームだから、スポーツ、野鳥撮影などに威力を発揮する。

そんなスグレモノなのだが、宣伝広告は優れていない。
発売告知広告が全ページで行われた。

キャッチ
「一眼レフと勝負っ!」

これがちょっとおかしい。
カワセミの連写を作例にしているが、カメラを構える女の子はごく普通の街着で
ただ構えているだけ。
もちょっとアウトドアを意識したファッションコーディネートが必要なのでは…
だから「勝負っ」と言っているわりには緊張感がまるで伝わってこない。
こんな中途半端なモデルの扱いでは
女の子は不要で、カメラのディテールをもっと見せて欲しいくらいだ。

確かに連写機能はデジタル一眼より優れているが、これだけである。
この機能、だれもが欲しがるものではない。
従って、EXLIM EX-EH20は新しいジャンルのデジタルカメラという位置づけが必要なので
デジタル一眼と争うカメラではない。

富士フィルムのFinePixs9000は、外観はデジタル一眼なのだがレンズ交換ができない。
しかし、28mm〜300mmまでカバーするズームレンズを搭載しているので、
これ1本でほとんどのシーンをカバーしてしまう。
名付けて「ネオ一眼」。

※左がカシオ、右が富士フィルムのネオ一眼

カシオEXLIM EX-EH20は普及型デジタル一眼と比べても筐体は貧弱だ。
ズーミングすると細いレンズが長々とせり出し不細工。
あきらかにデジタル一眼とは異なる。
従って「勝負」するのでなく、秒40枚というハイスピード撮影を全面に押し出し
豊富な作例を挙げて楽しさ意外さを伝えることが必要なのではなかろうか。

●向こうの合併事情
昨日、加須市、騎西町、大利根町、北川辺町では臨時議会が開催された。
・合併協議会設置議案
・これに伴う補正予算案
を提案。
3町は賛成多数で可決した。
加須市は臨時議会最終日の29日に採決する。

足並みが揃わない地域からすればうらやましい限り。



回遊魚を飼育している水族館がある。
かつおが同じ方向に群れをなして泳いでいるのに
必ず反対方向に泳いでいるのを1〜2匹見かける。

流れに逆らうというか
時流に乗れないというか。

それを見て、天晴れ、個性的な奴と思うのか
団体行動をとれないジコチューな奴と見るか。



平成の大合併という国策に唯々諾々と乗らず
自助努力で町を経営しよう、と流れに逆らう意見も相変わらず存在する。
大層立派な思い込みだが、少子化、人口減、高齢化が加速することが明白なのに
歳入のメドをどのように考えているのかね。
高齢者には医療費負担が重くのしかかる。
経営が成り立たなくなったから増税でまかなう、なんてことになったら
どう責任をとってくれるのかね。
将来性のない町に見切りをつけて出てゆける人々はまだいいが、
細々と年金暮らしをする高齢者は悲惨なものだ。

10月27日(月曜日)

●安心安全
今度は食肉加工メーカー「伊藤ハム」は自社ソーセージを自主回収している。
製造に使用している地下水から基準値を上回るシアン化合物、塩化シアンが測定されたというのだ。
人体に影響はない、としているが。
テレビニュース、新聞で大々的に報道されている。

水道水より安い地下水を使っていたことが裏目に出た。
いち早く「カミングアウト」して回収することで
企業イメージの悪化を防ごうとしたものと思われる。
いわゆる「企業の危機管理対策」つ〜やつだ。
ところが、測定値が判明した時点と発表にタイムラクがあるようだ。
その間に売り切ってしまえ、という意識が働いていたのかどうか、が問題だ。

ミートホープの食肉偽装発覚以来、
日本列島は食の安心・安全に異常に神経質になっている。
発覚、摘発されるたびに経営陣がマスコミの前で頭を下げる。
おなじみの光景となってしまった。

対処の仕方如何で企業の明暗が分かれることを学習した経営陣は
ともかく早めに発表、平身低頭すれば嵐は過ぎ去る、とでも思っているのか。
危機管理経営コンサルタントがテレビでべらべら奥の手を喋りまくるから
消費者だって、企業の魂胆を見抜く学習をしている。

伊藤ハムはコスト削減のために地下水を使っていた。
当然社内に滅菌施設はある、と消費者は思う。
そのあたりはど〜なってんだい。



中国産野菜の残留農薬問題は徹底的に行わなくてはいけないが、
人間の身体は抗体や免疫力つ〜のが備わっていて、
少々の害毒は体内で処理するんではなかったか。

あまり神経質になって無菌食品のみを追い求めると
抵抗力の低下を招くのではないかと少々心配になる。

小生が子どもの頃は人糞が肥料に使われていた。
畑の脇には屋根のついた肥溜めがあってそこに蓄えられていた。
野菜に肥柄杓で撒いていたから、その界隈は異様な臭いがしたもんだ。
よく洗っても、茹でても炒めても虫の卵が体内に入り込んだ。
回虫や蟯虫などが体内でわいてくるから定期的に虫下しを飲むこともやった。
マッチ箱に検便を入れて学校に持っていった。

今では強力な殺虫剤で害虫を殺しているから回虫、蟯虫の問題も解消しているのだろうが
消化器系はヤワになっているんだろうな。

10月26日(日曜日)

●タイフェス2日目
快晴にはほど遠かったが雨は降っていない。
昨日は桜木町から運河にかかる「汽車道」なる橋を渡ったが、
本日は東横線が延伸した「みなとみらい線・馬車道」から行く。
運河に面した昔の公団住宅が再開発の対象になっていた。
「万国橋」を渡ると、はるか向こうのタイフェス会場からの焼き鳥の匂いが漂ってきた。

昨日より遅い10時半到着といえども8時半の電車に乗る。
起床は7時半だ。
連日の早起きは少ししんどい。

休日にしてまあまあの行楽日和ということもあって
飲食ブースは行列ができるほどの人の出。
エスニックな香りが赤レンガ倉庫広場全体を覆っている。

正面ステージでは、昨日と同じくタイ舞踊、ムエタイが繰り広げられ
タイフェスティバルなのだが、インド舞踊、カンボジア音楽も披露されている。
カンボジア料理は1店参加しているのだが、
販売スタッフの3人が壇上に上がり歌い踊った。
結構器用なのね。

※カンボジアのみなさんとお店「アプサラ」

春日部八木崎から参加した「サケーオ」


訪れる人は日本人が圧倒的に多いのだが、
在日タイ人のファミリー、カップルも母国をなつかしんでやってきた。
タイのチェンマイは美人の産地で有名だが、
お店のスタッフや来店客の女性は老若を問わず美しい方が多いことを発見。
日本人男性とタイ女性のファミリーもいたが、
スタイルがよく長い黒髪とエキゾチックな顔立ちが印象的だった。

というわけで、2日目の撮影は人物にもレンズを向けてみた。
  

  

  

10月25日(土曜日)
●第2回横浜タイフェスティバル2008
昨年初日は台風通過というアクシデントに見舞われたが、今年は曇り空。
日焼けを心配する女性には最適なイベント日和となった。
タイ料理の屋台は昨年より増えさらにバラエティ豊かな味が楽しめる。
会場レイアウトも昨年の反省から料理を楽しむテーブルを増やし、ゴミの分別も徹底した。

本部に喫煙所を聞きにくる方がいたが
禁煙には厳しい横浜らしく会場でタバコを喫うことはできない。
とはいえ、ある場所には従業員用喫煙所がある。

エキゾチックな香りが会場を包む頃、
テーブルでは早い昼食を楽しむ人々が…

春日部八木崎の「サケーオ」も出店。
ママ以下数人の女性が焼いたり炒めたりしておりました。

4月に代々木で開催されるタイフェスティバルはタイ王国大使館が主催する。
会場は広く緑の季節とあって混雑ぶりもすさまじい。
料理にありつくまで延々と並ぶこともしばしば。

横浜タイフェスティバルはNPOアジア子ども教育基金協会が主催する。
今年からタイ王国大使館の後援が得られさらに勢いが増した。
会場スペースは代々木には及ばないが、
赤レンガ倉庫前広場という開放的な空間と
周囲に広がる「みなとみらい」「大桟橋」の景観が港横浜の特色を生かしきっている。

人気店には行列ができるが、代々木ほどではない。
香辛料の香りを楽しんでいるうちに自分の番となる。

新たな横浜名物となるイベントは明日も開催される。
料理はほとんどワンコイン(500円)。
珍しいタイのビールもありますよ。

10月24日(金曜日)

●助平教諭
相変わらず先生の痴漢行為が治らない。
職業病としか思えないほど頻発している。
神奈川県で31歳の中学校教諭が電車内で現行犯逮捕。
高校3年女性との服の上から胸や尻を触りその女性とに突き出された。

南武線八丁畷と尻手間で犯行が行われた。
駅名が「尻手」だけに、手が尻に延びるのかね。

10月23日(木曜日)

●お隣の合併事情
久喜市連合の迅速な合併取り組みに目を奪われがちだが
蓮田市・白岡町も負けてはいない。
昨日、第5回蓮田・白岡合併協議会が開催され、合併期日が決まった。
2010年3月22日新市誕生。

新市の名前は「白岡蓮田市」。
新市の成り立ちがわかっていいのだが…



宮代・杉戸連合は相変わらず足並みが揃わない。
重要な二人三脚レースである。
ゴールも見えないうちにコケることのないよう切に祈る。

10月22日(水曜日

●近隣の合併事情
昨日、加須市役所で合併を前向きに考える
加須、騎西、北川辺、大利根の4市町首長、議長が会見。
「2010年3月末を目標に合併を目指す」と意思表明。
来月には法定協議会設置を予定。
これにより、面積133平方キロ、人口約11万5千人の新市誕生の予定。

仲間入りを希望している羽生市は蚊帳の外。
「市」が2つ入ると微妙な温度差のため破綻の可能性もある。
これを避けたい加須市グループの賢明な判断。
とはいえ、2市3町の首長会議は開催されるらしいから、首の皮1枚でつながっている。

過去に加須市+騎西町、北川辺町+大利根町+栗橋町の組み合わせで失敗している。
栗橋町は「辺境」の縁組を嫌い、今度は久喜市グループに入り大団円の模様。

4年の間に「ふるい」にかけられ、それぞれが収まるべきところに落ち着いた。



久喜市グループへの参加を希望している幸手市にちょっとした異変が起きた。

病院を久喜市に持っていかれ、面子にかけて誘致したい幸手市が
白羽の矢をたてたのが「日本保健医療大(仮称)」。
小学校跡地に敷地と建物を30年間無償提供という条件で
なんとか約束をとりつけたのだが、文科省が認可申請を取り下げた。
これにより、2009年3月開学予定だったが、1年間延期された。

ひらたく言えば資金繰り。
大学関係者の人員増に対する人件費の計算が甘かった。
見切り発車して創業し、速やかに経営難に陥る企業もある。
私学は国からの援助があるが、読みの浅い経営計画に税金を投入はできない。
町田市長は
「市民の期待を裏切り非常に残念」とコメント。

地方自治体にとって大学の存在は「ステータス」ばかりではない。
若い世代が集まる地域は活況を呈すし、地元で消費していただければいうことなし。

医師不足が叫ばれている昨今、医療大学の誘致は
地域医療への貢献と、市の起爆剤になる可能性を秘めている。
だが市の予算を圧迫する危険性も内包する。
余裕があれば先行投資として処理できるが現状はそんな悠長なことを言っていられない。

先行き幸手市が久喜市に吸収されるようなことになれば、
東京理科大をかかえる久喜市に、もうひとつ大学が増えることになる。
久喜市はそういうお荷物を抱え込むことができるのかな。

10月21日(火曜日)
●お隣の合併意識
昨日杉戸町で議員の全員協議会が開催された。
わが宮代町が春日部市との合併協議に向けて発進した。
単独で春日部市に向かうのではなく、
杉戸町と一緒に春日部市に合流しようというのが宮代の考え。
宮代の首長は議長と杉戸町を訪問。
それを受けて杉戸町の町長が全員協議会を招集した。

当然宮代議会の様子は杉戸側に知れ渡っている。
宮代にも合併反対派の議員はいるわけで…
杉戸町も事情は全く同じ。

反対派の反対論旨も杉戸・宮代ともだいたい同じ。

◎負債の大きな自治体と一緒になってもいいことはない。
◎大きな自治体と一緒になったら呑み込まれてしまい
 これまで行ってきた独自の町づくりが消滅する。
◎庄和町と合併したばかりで、受け入れる余裕はあるのか

と言いつつ「編入か新設か」という合併スタイルにこだわる。

議論が各論に始終し両町とも何か欠落している。

上田埼玉県知事は、かつて合併に対する考えを述べている。
「合併はロマンとソロバン」
「ロマンだけではたちゆかない、ソロバンだけでは夢がない」

この論旨でいけば、両町の反対議員たちは
「目先のソロバン」だけで物を言っていることになる。

合併は目的ではない。
合併という手段を使って、足腰の強い地域づくりを行うことが肝心なのだ。

春日部市は庄和町と合併し「特例市」となった。
宮代町、杉戸町が加われば「中核市」の要件をクリアできる。
中核市に昇格すれば県からさまざまな権限が委譲され地域運営はさらにやりやすくなる。
春日部市の大きな負債はインフラ整備に先行投資されたもので、
これらはやがて改善される。

それがわかっていながら合併反対する議員諸氏だとしたら
地域の発展より呑み込まれるのを恐れる自己保身と勘ぐられても仕方がない。

10月20日(月曜日)

●反戦川柳
18日HNK深夜放送。
ある川柳子がインタビューを受けていた。
その方は若くして亡くなった川柳作家の碑が大阪城内に建立されたことを話していた。
戦前、そこには陸軍大阪衛戍監獄があった。

治安維持法体制下で過激な反戦川柳を詠んで投獄され
そこで赤痢にかかり昭和13年9月14日、
29歳で獄死した「鶴 彬(つる あきら)」の話だった。
獄死したのは奥多摩病院でベッドに手錠でつながれたままだったという。

浅学にして初めて聞く名前だった。

枕元にメモ帳を置いていなかった。
キーワードだけ忘れないように念じた。
翌朝、反戦川柳、鶴、獄死…と乱雑な字で手帳に記した。

Googleで検索したら428ヒットした。
まだ、そんなに多くない。



鶴 彬 本名 喜多一二(きた かつじ)
石川県かほく市(現)に、1909(明治42年)生まる。
若くして川柳を始める。

15歳の時の作品(1924年)大正13年

静な夜口笛の消え去る淋しさ
燐寸(マッチ)の棒の燃焼にも似た生命(いのち)
皺に宿る淋しい影よ母よ

※まだ激しい反戦思想は感じられないが、
読みようによっては軍国化しつつある暗い世相への予兆を感じる。
わずか3年後、1927年(昭和2年)18歳にして、軍部が目をむくような作が生まれる。

万歳と挙げた手を大陸に置いてきた

※まさに「寸鉄人を刺す」。戦争の悲惨さがダイレクトに伝わる。

※日本が大陸経営にのりだそうと画策が始まり、1925年に治安維持法を公布し
政府・軍部にたてつく連中に目を光らせるようになった。
共産党への弾圧も始まる。
最近、若い層に読まれている小林多喜二の「蟹工船」は1929年(昭和4年)に上梓された。

危険分子として特高に目をつけられているのでまともな職にもつけない。
彼の川柳を評価するひとたちの支援で句作を続ける。

27歳の句

枯れ芝よ団結して春を待つ

終身にない孝行で淫売婦

28歳の句

手と足をもいで丸太にしてかえし

※国家、軍部が徴兵し前線で戦わせ挙句の果てに「いもむし」の身にした。なんともすさまじい。
庶民の喝采を得れば得るほど為政者は彼を排除にかかる。
満州国には石井部隊という細菌戦を研究する機関があった。
そこでは、捕虜になった中国人、韓国人犯罪者を生体実験に使っていた。
彼らのことを「まるた」という暗号で呼んでいた。

そして29歳で獄死。



半球の闇を地球は持ち続け

米つくる人、粟、ひえ食べて

食堂があっても食えぬ失業者

※「蟹工船」が読まれるのも格差社会と呼ばれる世情を反映してのこと。
昭和初年に作られた句も現代に通用する。

国家権力の迫害に負けず、意志を貫いた反骨の若者が昭和初年にいたんですね。

10月19日(日曜日)

●格差
数年前、インターネットが普及段階に入ったとき
デジタル・ディバイド(Digital Divide)という言葉が盛んに使われた。
パソコンやインターネットなどの情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、
待遇や貧富、機会の格差のことだ。

就職にあたり企業の大小を問わず「パソコンが使える方」という条件がつく。
実際はワープロと表計算ソフトが多少使えること。

最近はデジタル・デバイドの意味が違ってきた。
今やパソコンは使えて当たり前。
さらに一歩踏み込んだ「使いこなし」ができるかどうか。

車で言えば近所を走るだけと高速で遠方まで行けるかの差か。

ワープロなら、文字だけのシンプルな文書だけでなく、
画像、イラスト、表組みなどを入れ込んだ見栄えの良い書類ができる。
表計算は基本的な関数を用いて仕事の効率アップができるかどうか。
ホームページやBlogで情報発信ができるか…
パソコンが不調になったときある程度回復できるか、などなど。

四半世紀前に予測されていた情報化社会とは多少異なるシーンもあるが、
コンピュータ・ネットワーク社会は便利になった反面、新たな犯罪の温床にもなっている。

インターネットは仮想社会だから、氾濫する情報を取捨選択できること
実社会でいうところの悪所には近寄らないといった判断が要求される。

10月18日(土曜日)

●全国区
2〜3年前だったか、東武動物公園にホワイト・タイガーがやってきた。
当然話題になったので、隣人としては早速見に行った。
猛獣は遠くから眺める、というのがこれまでのセオリー。

旭川動物園のディスプレイが注目を浴びていた頃でもあり
白虎の檻は一部ガラスだった。
いつもは奥のほうで寝ているらしいのだがガラスの檻で間近で「対面」できた。

彼は(彼女か?)は想像以上に大きく、
ジャングルで遭遇したら足はすくむだろう。



朝刊1面に、そのホワイト・タイガーの記事が掲載されていた。
ディスプレイが以前とどのように変わったのだろうか。
そういえば、駅構内にポスターがあったが、気にも留めず通り過ぎていた。

わが町のことが全国区になるというのは珍しい

10月17日(金曜日)

●もしや
中国産冷凍いんげんから農薬ジクロルボスが検出された。
多発した不祥事から中国側に原因あり、という見解だった。
この農薬は日本でも使用されており農協で購入できるという。

八王子のスーパーで見つかった冷凍いんげんだが、
警察のその後の検査で1mmほどの穴が発見された。
ということは、店頭で注入されたことが濃厚になってきた。

いつも罪人扱いされる中国側は胸をなでおろしたのではなかろうか。

これまでもパンに針を入れる、毒物を混入するぞと脅迫する事件はこれまでも発生していた。
冷凍いんげんへの農薬注入も同一線上の犯罪だとしたら、
中国製食品の安全性が問われていることに便乗した悪質さ。
国際問題にも発展しかねない。

10月16日(木曜日)

●根は深い
世界の工場として衣食住製品を供給している中国だが、
程度の悪さは以前から目に余るものがあった。

相変わらず食品から有害物質がでるわでるわ。
餃子に端を発し、当初中国側はかたくなに責任回避していたが最近は態度も軟化。
日中協力して原因追及に務めたい、となった。

国内産に比べ価格が安いため、子育て中の家庭ではつい中国産野菜を選んでしまう。
共働き家庭では保存のきく加工冷凍食品もおなじみだ。
これらに基準値をはるかに上回る農薬が混入していてはたまらん。

中国の加工場で細心の注意を払っても、
毒性の強い農薬で育てられたわけだから全身に毒が回っている。
表面だけを洗い流しても効果がない。

北京五輪のときは、選手に出す料理の素材は厳重に管理された畑で育成されていた。
生産者の多くはこんなコストのかかる方法はとらない。
日本では使用禁止されている農薬が簡単に手に入るそうだから、害虫駆除に多用される。

彼らは自分で作った野菜を食べているのだろうか。
出荷用と自家消費用は別の畑で栽培し、虫食いの野菜を調理しているんだろうな。

消費者が形のよい野菜を好む傾向がある限り中国産の農薬づけはなくならない。

こういう状況を反映して、素人の野菜作りが盛んだ。
戦時下も同様の現象があったが、
当時は食料そのものが欠乏していたので都会でも庭を畑にしていた。

わが家では大根、チンゲンサイ、小松菜、カブが元気に育っているが
ときおり追肥を施している。
肥料に、有害物質が含まれていたら…という恐さもある。

フードプロセッサのおかげで練り物は自作しているが、
例えば餃子の皮の原料が中国産だったらどうしよう、という恐さもある。

結局、そんなことを考えていたら何も食べられない。
どこかで割り切らなくてはいけないのだろう。

10月15日(水曜日)

●古本
押入れを整理していたら珍しい本が出てきた。
昭和26年・新潮社刊「少年詩歌集」。
サトウ・ハチロー編で日本・海外の作品が収められている。
この本はよく憶えている。
戦前、北原白秋門下として童謡を書いていた父親が
息子の情操教育に購入したものだろう。
当時小生小2。
小学唱歌やよく歌われていた童謡に混じって難解な詩も多かった。



三好達治と、まどみちおの短詩があった。

三好達治「そよ風」

☆土

アリがチョウのはねをひいていく
ああ ヨットのようだ

☆チューリップ

はちの羽音が
チューリップの花に消える
そよ風の中にひっそりと
客を迎えた赤い部屋

☆短日

かれぎくをたいている
とやへおわれていく
白いレグホンたち

☆きり

山の湖水のほとり
マス小屋のランプが
きゅうに暗くなりました

まど・みちお「スケッチブック」

☆はがき

もじが
こぼれて
おっこちそう

☆わさび

ふくが
ちぢれて
ふとれない

☆とうもろこし

あかいリボンの
プレゼント
秋がとどけた
ハーモニカ

☆しまうま

てせいの
おりに
はいっている

☆みみず

いちまいきりだが
きものは
ちきゅう


二人とも、ジュール・ルナールの「博物誌」の影響を受けている。
岸田國士が翻訳したのが昭和14年。
☆てふ
二つ折りの恋文が
花の番地を探している

あまりにも有名な詩。

三好達治は岸田國士の葬儀の際、弔辞で「先生は…」と言っている。
先生の薫陶を受けたにしては、土、チューリップはエスプリがきいていない。
まどみちおは北原白秋を知る最高齢の童謡作家。
彼の短詩のほうが気が利いている。

日本の牧歌的な風景を描写している三好達治の短日、きり のほうが素朴でいい。

「少年詩歌集」は、57年前の本だから装丁はぼろぼろ。
これ以上崩れないようにビニールの袋に入れて保存してある。
お宝にはなり得ないが、私には貴重な1冊。

10月14日(火曜日)

●お宝?
引き出しを整理していたら珍しいものが出てきた。
昭和34年皇太子(平成天皇)御成婚記念切手。
ふくよかな妃殿下と漆黒の髪の皇太子が
出会いのきっかけテニスコートで微笑んでおられる。

小生、中学生。
当時、誰もがやっていたように切手蒐集に凝っていた(たぶん)。
で、新宿郵便局へ出向き購入したものと思われる。

家人はビートルズ武道館公演の入場券を持っている。
昭和41年(だったか)、見に行って
捨てるにしのびず、そのまま持っていた。

小生の切手は時代物だが保存状態が悪く黄ばんでいる。
お宝的価値は、ビートルズに軍配があがりそう。

10月13日(月曜日)
体育の日

●筆記用具
キーボード同様、気になるのが昔ながらのアナログ入力装置。
文具コーナーへ行くとおびただしい数のシャープペン、ボールペンが並んでいる。
しかし、手になじむ軸、欠きやすい芯と出会うことはまれだ。
最近、無印良品に凝っていて
アルミ軸はすべて揃えたが、キャップをしたままでは
長さがほぼ同じなのでボールペン、シャープ、万年筆の区別がつかない。
というわけで、ペンケースに入れたままの休眠状態。

近頃ゲル状インクのボールペンが隆盛らしい。
紙質で書き味が異なる、かすれるのでしばらく放置していたがメモ用に使い始めた。
だが、ボールペンは昔ながらの油性が好ましい。

先日越谷イオンレイクタウンの輸入文具店で軸が三角のシャープを見つけた。
製図用具で有名なSTAEDTLER、鉛筆の長さの樹脂製で577円。
大人の手に三角は握りやすい。
柔らかめの芯が入っていた。
手帳は細かい文字で書き込むのでHBが適当だが、
柔らかくても減りが少なく書きやすい。
シャープは握りやすさと芯で決まる。

使いやすさを考えたら高級品でなくても結構使えると判明。
今後も筆記具ハンティングは続く。

●キーボード
デスクトップパソコンを購入するとキーボードが付属する。
多くの方はそのまま使うことになる。
が、メーカーによって打鍵感がまるで異なる。
最近はコストダウンの影響で粗悪品とはいわないまでも、かなりひどい。
鉛筆ならUNIから廉価品に変わったという感じか。

DELLの場合、数年前は大型のしっかりした造りだったが
今は小型化してキータッチはぼこぼこ。

10年前のIBM製キーボードを今も愛用しているが、できがよい。
WindowマシンはもともとIBM互換機なので、
キー配置、サイズはどのメーカーも同じ。
また、タイプライターの名残りで
カシャカシャしているのだが、打鍵後の戻り感が好ましい。

キーボードはUSB経由で本体につながっているが、
昔のキーボードはUSBはなかったのでDIN端子経由。
USBをDINに変換するパーツはあるが、その逆はない。
で、6年前のDELLで使っている。

2年前に購入したDELLには一時期、小型キーボードを購入して使っていた。
あるキーの入力ができなくなり付属キーボードに戻したが、しっくりこない。
毎日使うものだから指に馴染むものがいい。
1万円以内で評判のいいキーボードがあると判明。
秋葉原まで出かければ理想のタイプに出会えるね。

10月12日(日曜日)

●霹靂
まさに晴天の霹靂。
ロスで拘留中の三浦和義氏は昨日シャツで首つり自殺。

サイパンからの移送ニュースがちょっと前に報道されたばかり。
7ヶ月拘留されたわりには顔の色艶よく
一風代わったキャップが目だっていた。

「(ロスへ)行くときがきた」といって飛行機に乗り込んだらしいが、
四半世紀にわたり法廷と対峙してきた彼の
「(最後の)賽は投げられた」だったのだろうか。
決意のシナリオには「負ける」という結果は書かれていなかったはずだ。

ロスの領事館では「揚げ物はだめです」と
食事にたいする配慮もしていたそうだから、法廷闘争には自信があったはずだ。

それがなぜ命を絶ったか。
殺害される理由はない。
短時間にどんな心境の変化があったのか?

「ロス疑惑」は永遠の闇に閉ざされてしまった。

10月11日(土曜日)

●真紀子節
民主党に草鞋を脱いでいる田中真紀子女史。
小泉政権のとき外務大臣を更迭され涙した。
安倍、福田内閣の頃はどのような活動をしていたのか存在感が薄かった。

彼女の話術は親父譲り。
特に人物評には定評がある。
小泉時代の「変人、軍人、凡人」発言にマスコミは飛びついた。
口は達者でも日本のためにどれだけ働いているのか伝わらない。

週刊誌の見出しに、真紀子節復活の小見出し。
麻生首相に対し「ひょっとこ顔」と言ったらしい。
こともあろうに風貌を取りざたするなど品位に欠ける発言だ。
ついにヤキが回ったか、という印象しか受けまへん。

10月10日(金曜日)

●間引き
大根の種は1つの穴に3粒、という解説書に従ったころ
全てが発芽しすくすく育った。

1穴1株にするために間引きをしなくてはいけない。
発育の悪い「子」はいないので、抜くのに苦労する。

配合飼料をぱらぱらと与え、
ふたたび害虫よけ、保温の寒冷紗をかける。

一畝に10本。
4畝に選ばれし大根が生育する。

●銀木犀
金木犀の大木2本は夏に幹を残して切ってしまった。
脇から枝が出ているが花をつけるほどではない。
道路に面した銀木犀が満開となった。
周囲に馥郁とした香りをふりまいている。

木犀は秋の風物だが
銀木犀は季節を問わず花をつける。
春に香る銀木犀は不思議な感じがする。

10月9日(木曜日)

●アジアの風
「ジャパン・パッシング」などといわれ、重要な国際案件が日本の頭上を通り越し
他国で協議されるケースが目立ちつつある。
外交下手といわれる日本がたどる運命か。
特に、アジアでは日本の指導力が期待されているというのに。

が、民間レベルでは盛んに行われている。
横浜はいまアジアが熱い。
10月のイベント表を見たのだが、
横浜駅東口からMM21地区、赤レンガ倉庫界隈、関内、山下公園、中華街、元町にかけての
広いエリアのどこかで毎日といっていいほど、アジアのお祭りが繰り広げられている。



昨年、初めて横浜で開催された「横浜 タイフェスティバル」が今年も25・26日に開催される。
昨年は初日に季節はずれの台風通過で入場者はぱらぱらだったが、2日目は台風一過の快晴。
結果的には9万超の来場者を記録した。

2回目とあって、タイの飲食ブース50店舗、物販ブース15店舗。
タイ国大使館もブースを出すなど、先輩、代々木タイフェスティバルを猛追従するイベントになりそう。

珍しいタイ料理がどの店でも一皿500円で食べられるとあって、
どこも行列ができるほどの大盛況が今年も予測される。

実行委員会の末席を汚す小生としても、
パソコンを駆使して仕事をやっております。

10月8日(水曜日)

●わが町の合併
榊原宮代町長は昨日、お隣り杉戸町の野口町長に合併協議を進めたい旨を申し入れた。
野口町長は「議会と協議しながら検討し回答させていただく」
春日部市長と同じ調子だ。

宮代町の合併推進決議のニュースは即杉戸町へ伝わった。
反対派は元気がよく、Blogで活発に発言しているが、
単独の考えもあり合併に対する考えは一本化されていない。

宮代は杉戸を巻き込まないで。
負債の膨大な春日部市と一緒になるべきではない。
気心知れた杉戸と宮代が一緒になればいい。
という声もあるが、
杉戸と宮代は昔から「水と油」だから杉戸は幸手と、という意見も少数ながら存在。

久喜市の1市3町、加須市の1市3町、白岡・蓮田の組み合わせを見ても
全てが薔薇色の合併あり得ないだろう。
周辺を見渡せば孤立しそうなのは幸手市、杉戸町、宮代町。
宮代町が、旧1市3町(現1市2町)を指向するのは、
周辺を比較しそれが最良の組み合わせと信じ、
春日部市の潜在能力・将来性を評価しているからで、
やみくもに固執しているわけではない。

宮代・杉戸には田園指向の方々が大勢いるようだが、
春日部市と合併すれば両町の緑が極端に失われると思っているのだろうか。
東武動物公園駅周辺は再開発が行われ活性化するだろうが、
宮代の田園地帯は春日部市の内牧地区のように保存されるだろう。
杉戸は宮代ほど緑は多くないが田畑は広がっている。
今後緑化が進むことはあっても、田畑が箱物や住宅に変貌することはない。
小川町政時代に町外れにできた田圃の中の図書館で箱物は打ち止めになるだろう。

合併という国の政策にやすやす乗ることはない、といいつつ道州制という
平成の大合併のあとにくる国の政策を心配している方もいる。
石橋ならぬ木橋を叩いて叩いて破壊し孤立しては進歩から取り残されるだけ。

●レイクタウン
ときおり武蔵野線で松戸方面に出かけた折、
南越谷を過ぎると左手に大きな水たまりと草っぱらが広がっていた。
そこに駅ができ巨大ショッピングセンター・越谷イオンレイクタウンが出現した。

2日(だったか)のグランドオープン時は、TVのニュースで報道された。

東武伊勢崎線新越谷から中高年・若い女性たちが同じ方向へ歩いてゆく。
武蔵野線南越谷からどっと客が乗り込み、隣の新駅で90%が降りた。

駅前からエスカレータで施設に吸い込まれる。
羽生のイオンモールも大きかったが、こちらはさらにばかでかい。

Midweekの昼下がりにもかかわらず人の波。
Mapを手にして概略をたたきこむが、目当ての店があるわけでもなく2階から直進。
エコを意識したKazeとMoriのゾーンがあり、駅に近いほうはKaze。

3階建ての施設の隅からすみまで見るにはどれだけの時間を要するか。
本日は下見ということで、2階の全てと1階のKazeにとどめる。

羽生、越谷レイクタウンも経営はイオンだが、
越谷のほうが交通の便がよく、テナントの質も勝っているようだ。
わが町から30〜40分で出かけられるのも魅力。
春日部ララガーデンはかなり痛手になるかもね。

10月7日(火曜日)

●合併協議
宮代町の榊原町長は春日部市の石川市長に合併協議の早期開始を申し入れた。
石川市長は「議会と協議したうえで回答したい」

石川市長は土屋元埼玉県知事の薫陶を受けた方だ。



かつて、引っ掻き回した宮代町は信頼回復ができるかな。

●中央から地方に
参議院議長を経て埼玉県知事に転身した土屋氏だった。
中央政界には反対する声もあったそうだが、
自立する地方行政を旗印に数々の施策を行った。
郷土を愛する名知事ぶりは
宮崎の東国原知事の先駆ともいえる。
本日の新聞は全国版、県版で土屋氏の逝去を伝えている。


●秋

庭のミカンは昨年初めて数個の実をつけた。
植えて4〜5年たっていた。
今年は30個以上が黄色くなってきた。
まだ甘いとはいえないが、
ブルーベリー、ゆずに次ぐ自家製だ。
心していただきました。



花水木の紅葉が始まる。
赤い実は冬の小鳥たちの餌になる。

10月6日(月曜日)
●土屋前知事逝去
杉戸・宮代の春日部への合併に思いをはせていた方が昨深夜亡くなった。
体調を崩していたことは耳に入っていたが…

野口杉戸町長の町長選立候補の際は、
先頭にたって応援したし、当選に際し大いに喜ばれていた。
軽妙な語り口が今も耳に残る。

埼玉県知事を長女の不祥事の責任をとって辞職。
埼玉県をこよなく愛した人だった。
副都心整備、サッカー競技場建設など
神奈川、千葉の中心部にひけをとなない環境づくりに心血を注いだ。
杉戸町の深輪工業団地建設にも陰から応援していた。

歴史に「もしも」は禁物だが、
長女の不祥事がなければ、新東京タワーは埼玉副都心に建設されたのではないか。
現在、業平橋駅前で基礎部分の建設が始まっているが、狭い土地を威圧している。
さらに巨大なタワーが上に伸びるのだから、
土地の面積に比してバランスの悪さは想像にかたくない。

近隣の向島の三業地は家族連れで行っても面白くない。

タワーの下に物販コーナーができても
見学そこそこに春は隅田川の桜見物、また通年を通し浅草へ流れるのではないか。



埼玉副都心への建設中止が決まったのは
やがて来る地デジ時代に一部、電波到達の悪い地域がある、ということだったと記憶している。
土屋氏なら、改善案を提出し実現したろうな。

千葉はベイエリアへの流れがあるし、
神奈川も横浜東口からmm21、関内、元町とゾーンを形成している。
埼玉は大宮地区と副都心が分断されている。
広域な商業圏が形成されれば、活性化にはずみがつくというもの。



土屋氏の逝去で埼玉県のひとつの時代が終わった。
合掌

東京都石原、
千葉堂本
神奈川松沢
埼玉上田

首都圏は慎太郎知事の元気ばかりが目立っている。
宮崎県を見習えとは言わないが、3県はもそっと個性が感じられてもいいんでないの。

10月5日(日曜日)
●後遺症
DVD「勇者たちの戦場」
本年1月ロードショー作品。

「イラクシンドローム」
帰還兵が社会になじめず精神的に病んだり、自殺、犯罪を犯すケース。
60年代のベトナム帰還兵にもこのような傾向があり
今もって社会復帰できない人々がいる。

イラクに派遣されるのは正規軍のほかに州兵がいる。
おおむね州兵は後方勤務なのだが、
映画は帰国時期も決まったワシントン州スポーケンの州兵たちが
駐屯地から離れた都市に医薬品を運搬する任務が与えられた。

車列を組んで砂漠の中を走る1本道をゆく。
市街地に入り兵隊たちは機銃を構え不測の事態に備えた。
街の中央部に到達すると大型車が道をふさいでいた。
危険な予感が的中した。
建物の2階からゲリラが攻撃してきた。
若い兵士たちが応戦する。
(迫力あるシーンが展開される)

逃げるゲリラを追う。
怪しい家をしらみつぶし。
黒人兵が飛び出してきた女性を誤射してしまう。
(この事件が彼を後々まで悩ませる)

無線で上官と交信する。
500m以上深追いはするなと命令されるが
墓場に逃げ込んだ敵を追ううちに3人の若者が深く入り込んでしまう。
敵の思う壺だった。
1人が射殺された。
かけよった青年の親友だった。
彼は親友を助けられなかったという罪悪感に悩まされる
再び戦場に戻ることで気持ちの整理をつけようとする。

車両を運転していた女性兵士は
からくも混乱から脱出できたが、町外れで仕掛けられた爆弾で負傷。
右手首を失う。
シングルマザーの彼女は、健常者に負けまいと片意地を張って日々を送る。

黒人医師は野戦病院で、負傷兵の外科手術を行っていた。
短時間に何人もの兵士の手、足を切断する。
これがトラウマになり帰国後の医療活動に支障をきたす。



なんのための戦争か、ということは問題提起していない。
平和な暮らしを送っていた米国市民が、
はるか彼方の砂漠の国の戦争に出かけ激しい戦闘を繰り広げる。
過酷な勤務を終え帰国するが生活の落差に戸惑い、悩む。

帰還兵の集団カウンセリングも行われているが、完治するとは限らない。
ナイーブな人ほど心の傷は深い。



日本は自衛隊が平和活動の一環としてイラクに派遣された。
任務は破壊されたインフラの整備。
土木工事だった。
近くにオランダ軍(だったか)が駐屯し、万一戦闘に陥ったら助っ人にくるという手はず。

憲法で規定されているから仕方がないが、
外国兵士からは「戦闘を行わない軍隊」がどのように映っていたか。
だいたい、専守防衛集団が海外派兵するのがおかしい。
インフラ整備なら高給で雇った民間を派遣し、その周囲を武装した自衛隊が守る。
攻撃を受けたら応戦しても専守防衛の規定に外れることはないんでないの。

まして、アメリカのように州兵は存在しないから、
普段は市民、ことが起これば武器をもつということはない。
日本に道州制が導入されたらどうなるかね。
その頃は憲法が改正され、日本もアメリカの傘から外れ、自衛隊が軍隊となり、
各州は、それぞれ自衛のため兵力をもつ。

なんのとこはない、明治以前の日本に逆戻り。
藩はそれぞれ武装組織をもっていたもんね。



日本はイラクで戦う米国その他友好国のために給油活動を行っている。
自民党政権が続けば給油継続。
万が一民主党が政権をとれば中止。
中止した場合に国際貢献はどうなるの。

やがて、米国の大統領が決まる。
オバマがなればイラクから撤退。
マケインなら継続。

オバマ大統領vs日本民主党政権なら利害一致
マケイン大統領vs日本民主党政権ならやややこしくなる

オバマ大統領vs自民党政権はやややこしい
マケイン大統領vs自民党政権は利害一致

ということなのだろうかね。

10月4日(土曜日)

●売国
今年3月ロードショーの作品がDVD化。
早速TUTAYAへ。
「アメリカを売った男」
事実をもとにしている。

CIAの対露ベテランスパイが長年ロシアに情報を売っていた。
定年間近、デスクワークに移ったこの男を若い捜査官がシッポを掴むべく助手として送り込まれる。
老境スパイと上昇志向の若者のかけひきが面白い。
逮捕までの2ヶ月間の物語。

いわゆるスパイ物だが、往年の007のようなドンパチではない。
青年は大物二重スパイの信頼をかちとるべく、
猜疑心のかたまりのような上司の謎かけにも屈することなく忠勤に励む。

やがて家族ぐるみの交際が始まるまでになるのだが…



主演の大物二重スパイをクリス・クーパーが演じる。
最近DVDで見た「ボーン・アイデンティティ」にボーンを追い詰めるCAIチームのボスを演じていた。
見るからにワルそうな性格俳優。
対する若い捜査官はライアン・フィリップ。
どこぞで見たことがあるな、と思ったら硫黄島の闘いを
アメリカ側から描いた「父親たちの星条旗」に出演していた。
仕事と良心の間で苦悩する。

女性陣は、若者の妻、大物スパイの妻、若者の上司の3人だが
大物スパイの妻を演じた女優が年増だが、昔は…と思わせる美貌。
短い金髪にブルーアイがお似合い。

「キャスリーン・クインラン」という。
1954年生まれというから54歳。
リズ・テーラーの延長線上の美人だが、
作品には恵まれず話題作にはほとんど出ていない。

大物スパイはなぜか信仰心厚く、貞淑な妻もそれに従う。
大物スパイは謹厳実直そうな外見とは異なる性向があった。
それを知らぬ妻は…



CIAは世界各国で工作活動を展開しているが、(ボーン3部作やシリアナもそうだった)、
銃撃戦が始まっては工作が表面化したことになるので、事実は心理的な駆け引きが多いのだろう。
「アメリカを売った男」は、全編、静かなる攻防。
それだけに「手に汗握る」。

10月3日(金曜日)

●宮代町前進
本日10より開催された議会で「春日部市を含む枠組み」への合併推進決議が可決された。
やっとこぎつけた、の感あり。
傍聴には2町を強力にアピールしていた方も姿を見せていた。

議員諸氏はこれがゴールでないことを肝に銘じ、杉戸町との円滑な話し合いに
邁進していただくことを、切に要望。

●加須市の合併
昨日、市議会最終日、合併推進決議を賛成11、反対6で可決。
騎西町、大利根町、北川辺町の3町は合併決議がされている。
この1市3町は合併新法期限の2010年3月末までの合併を目指す。
仲間に入れてとすり寄った羽生市は相変わらず蚊帳の外。

10月2日(木曜日)
●ちょっと気になる
Nikon COOLPIX P6000
ニコン・コンパクトデジカメのフラグシップ機だ。
高機能コンパクトタイプはCANONが先行していたが
やっと対抗できる機種がNikonから発売された。

35mmフィルムカメラを髣髴とさせるレトロデザイン。
高級感あふれるブラックボディ。
モードダイヤルはアルミ切り出しで仕上げもていねいそう。
低価格帯のデジタル一眼よりできがいい。
CANONは2軸になり背が高くなったがオーソドックスNikonのほうが好ましい。
グリップ部も適度にせり出し持ちやすそう。
必要なときに飛び出すポップアップ式のフラッシュもなかなか。
1350万画素、RAWデータ対応だから画質も十分。
ズームは35mm判換算で流行の28mmから112mmをカバー。
特筆すべきは、GPS機能内蔵。
旅行先でこの機能を使えば位置データを記録でき、
パソコンでの編集が向上する。

カメラ好きの心をくつぐる外部光学ファインダーがオプションで用意されている。
リコーのような電子回路にリンクした高級タイプではなく
単なるファインダーだろうがカメラ全体の顔つきがマニアっぽくなる。
価格は6万程度だがネットの最安値では4万8千円くらいになっている。

4年前に購入したCANON PowerShotは500万画素。
液晶ファインダーの角度を自由に設定できるバリファインダーは魅力だが
サイズが小さく見にくい。
CANONからNikonに乗り換え時かな…

10月1日(水曜日

●数の論理
平成16年7月、春日部・宮代・杉戸・庄和の旧1市3町合併の最後の詰めで
宮代町の住民投票だけがNOという結果となった。
まさかの「どんでんがえし」で、このままいけると思っていた議員諸氏はのけぞった。
油断が招いた結果である、と…

宮代町では1市3町合併復活を望む住民が署名運動を展開したが、
合法運動にもかかわらず、どこぞのおっちょこちょいが裁判に持ち込んだ。
この訴訟は当然却下されたが、
当時、民意を受けた結果に反旗を翻すとは、と「逆賊」の汚名を着せられそうになった。
なおも、合併反対派は、民主主義の原則を覆そうとするもの、と追い討ちをかけてきた。

反合併派は「数の論理」を全面に打ち出した結果、
合併派は打ちのめされたかたちになったが、
どっこいそうは問屋がおろさない。

単独による町の経営では地域の発展は無理とする住民運動は健在だった。
地道な活動を行っていたが、ある地域ではビラまきの際露骨にいやな顔をされた。
次第に、活動仲間は増え昨年の合併意向アンケートの前に啓発運動を積極的に展開。
アンケート結果は「春日部を含む枠組み」が一番多い結果となった。

今年に入り町会議員選挙が行われた。
合併に前向きな多くの議員の引退により議会勢力は反対派に有利な構成かと思われた。
議会では合併に関する一般質問が行われ、
町長は一貫して春日部との合併姿勢を崩さなかった。
しかし、堂々巡りで合併への一歩を踏み出せないでいた。
昨年実施されたアンケート結果を尊重しようという機運は皆無だった。

周囲の心ある自治体は合併に向けての動きを着々と進めていた。
宮代町住民が、アンケート結果を尊重していただきたい、という請願を行い
紆余曲折が合ったものの、やっと議会のテーブルに乗った。

合併協議会設立に向けて是とする議員が7名だった。
当初、新議員の顔ぶれを見て、合併は無理かと思われたが、先見性ある議員が増えていた。

泡をくったのは反対派の議員。
数の力で押し通そうとする、などと抵抗したが、
4年前、数の力で合併阻止した。
形勢不利になると、わけのわからないことを口走る。

政治家は未来を見る。
政治屋は選挙しか見えない。

反対派により結論は引き伸ばされたが、悪あがき。
4年の間に町を巡る環境は大きく変わっている。

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