田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01人口集中
02陥穽
03炎暑
04お休み
17新サービス
18告白合戦
19見込み違い
20不安的中
21執念
22星野Japan
233位決定戦
24五輪野球
25閉会式
  失望
26深化
27パンプキン爆弾
28余震
29新市名
30秋茄子
31信念
  集中豪雨

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8月31日(日曜日)
●集中豪雨
相変わらず不安定な気圧配置。
春日部、久喜、鷲宮が集中豪雨に見舞われ出水被害があったが、
宮代は少し雨雲がずれたらしい。
とはいえ、東武動物公園入口付近の駐車場がプール状態だし、
姫宮落川はあとわずかでオーバーフローするほど増水。

●信念
「白ばらは散らず」といえば、台頭したヒトラーのナチズムに抵抗した
ミュンヘン大学学生グループの話で、
銃殺刑に処せられたショル兄妹の実姉が戦後著した。
「白ばらの誓い」というタイトルで映画化もされている。
読売新聞の書評で紹介されていた。

ナチズムの誕生は時代の鬼っ子のようなものだ。
第一次世界大戦に敗北したドイツは、
1919年のベルサイユ条約によりワイマール共和国が誕生。
莫大な賠償金を背負わされ、国民は民族の誇りも自尊心も失ってしまった。

大戦に伝令兵として参加したヒトラーは負傷して鉄十字勲章を授かる。
立派な髭をたくわえた神経質そうな痩せた男だったが勇者なのだ。
ワイマール共和国下の軍隊に勤務し、政党の情報収集に携わっていた。
数ある政党の中に小さな集団があった。
彼らが掲げる綱領に興味を抱き足しげく通ううちに党員になってしまう。
巧みな演説で短期間に頭角を現し幹部になってしまう。
それが後のNAZI(国家社会主義労働党)だった。
右翼っぽい政党だったがうちひしがれた国民や経済界の支持を得て拡大してゆく。
政権をとってから、アウトバーン建設などインフラ整備を行い
雇用機会をつくり国民から支持される。
第一次大戦の敗北で戦勝国から与えられた過酷な要求を破棄し
再軍備を敢行し失った領土を奪還してゆく。
当初の華々しい戦果に国民は大喜びだったが
ナチの野望に気づいたとき、すでに抜き差しならない状況になっていた。

ミュンヘン大の学生たちが反ナチ運動を展開したのはそんな時期だった。
だが日の出の勢いの体制に彼らは押しつぶされてしまう。

戦後、彼らの勇気ある行動は称えられる。
とくに、反抗したくてもあまりのモンスターになってしまったNAZIの前に
押し黙ったままの多くの国民は、贖罪の意味も込めて…

日本でも体制に歯向かったグループが少しはあったが、
多くの学生は体制のいうがままだったような感じがする。
彼らはアカとか主義者と呼ばれ大衆の支持は得られなかった。
挙国一致体制が効果的に敷かれていたのだろう。
ナチスドイツのゲシュタポ同様、特高警察による治安維持により
ことごとく粉砕されていた。

「蟷螂の斧」だったが、ミュンヘン大の一部学生は信念に基づいた
勇気ある行動を行った。



アフガンで地域に溶け込み活動していたNGOペシャワール会の伊藤さんが
誘拐され殺害された。
彼もまた信念に基づき最も危険とされる地域で勇気ある行動をしていた。
彼の非業の死は実に残念だが、
彼を誘拐したアルカイーダも信念に基づいて西欧社会に挑戦をしている。



西欧社会とアラブ社会の抗争は歴史的なものである。
11世紀初頭の十字軍遠征にさかのぼることができる。
建前は、キリスト教によるイスラム教の平定だった。
以後200年にわたり7回の十字軍遠征が行われ、
一進一退の戦闘が繰り返されたが、イスラム社会は自分たちの宗教を守り通した。

以後、イスラム社会はキリスト教のシンボル「十字」に対しアレルギーを抱いたまま
21世紀を迎えている。

タリバンが信奉する原理主義が彼らの行動基準になっている。
何世紀経過しても彼らの社会にキリスト教の匂いを持ち込もうとする国家、団体は敵なのだ。

伊藤さんを誘拐した一味の一部が逮捕されたが、
「外国人を追い出したかった」と述べた。

この言葉を聞いて、幕末の「攘夷」を思い浮かべた。
わが国でも1世紀半前は、西欧人を血祭りにあげていた。
お隣り中国の清王朝が西欧列強に蹂躙されるのを知り、
日本も同じようになるのではないかと危機意識を抱いたからだった。

列強の野望を感じながらも明治革命は成功し
押され気味の条約を日清・日露戦争の勝利でひっくり返し
海外領土を獲得し、短期間で欧米列強と肩を並べる国家を作り上げてしまった。

江戸末期〜明治人の気骨には感嘆するが、
西欧列強同様、朝鮮、中国、ロシア地域を蹂躙したことは確かなのだ。



国家や団体、個人の「信念」を思うとき、
一方を見ただけでは判断を間違う、ということだ。
「篤姫」も同じようなことを番組の中で言っていた。

たしか、谷川俊太郎の作だと思ったが「花の掟」という本があった。
弱い存在にも、言い分はある、ということを教えていたような気がする。

8月30日(土曜日)
●秋茄子
秋茄子を収穫するために枝の剪定を行う。
野菜作りの基本とされている。

茄子は簡単なんだけどね〜と言われたが、これまで失敗続きだった。
今年は家人が狭い菜園に腐葉土、堆肥を入れ3本植えた。
すべて元気よく育ちたくさんの紫の花をつけ結実した。

知り合いの農家の方が枝に麻糸を巻いて吊る茄子の育成法を伝授してくれた。
茄子は大きくなると重くなるので枝が折れてしまう。
支柱でこれをガードするのが一般的だが
麻糸で吊ってやればどんどん上に伸び霜が降りるまで収穫できる、という。
ときおり配合飼料を与えればよい。

今では小生の身長を超すほどに育った茄子が相変わらず実をつけている。
近くの市民農園でも茄子の栽培が行われているが
この方法をとっている方はいない。
1本だけ枝を切り戻し一般的な育成を行ったがこちらも元気そのもの。

毎朝5〜6個の収穫があるので
朝食は採れたてをフライパンでピーマンベーコンとともに軽く炒め塩胡椒で味付け。
醤油を少々のあと水を加えふたをする。
炒めただけでは硬さが残るが、蒸かすことで味が染み込み柔らかくなる。
簡単な調理だが実に味わい深くなる。
今年ほど茄子を食べたことはない、生まれて初めてだろう。
田舎暮らしの幸せも一緒に味わうことになる。

8月29日(金曜日)

●新市名
久喜市を中心とする1市3町は合併に向けて着実に進んでいる。
昨日、鷲宮町で合併協議会が開催され幾つかの案件が決定した。
新市名:「久喜市」
新市庁舎:現久喜市役所
3町の役場:総合支所

4年前の合併1幕のときと異なり名より実をとった。
前回の反省から新市名の名前を公募することなどしない。
合併すると、役場がなくなり事務手続きが不便になるという風説があったが
総合支所として存続するので、従来どおり。
住民も議員も流れに掉さすこともなく(少なく)、地域の将来に希望を託している。



宮代町はどうか?
相変わらず牛歩。
いや、足踏み状態。
昨年末に実施された合併アンケートでは
「春日部市を含む枠組み」を望む住民が多かったが、
住民の意向は無視され続け今に至っている。

この地域は、以前から杉戸町との合併を望む人がいて、声をあげている。
中には準公器ともいえる情報紙の発行人という立場を利用して
アンケートの結果など眼中になく2町合併という自説を繰り返し述べている。

議員諸氏はある政党を除いて合併の必要性は認識している。
が、相手先は杉戸町と共に春日部市という方々と
公言はしないが杉戸町との2町合併を望む方々が相変わらず存在する。

2町推進派は、先に2町合併を行い
その後周辺自治体との合併を視野に入れるという2段階合併論だ。
一見もっともらしいが、仮に2町合併をすると7万超の新市となる。
新市名、市長選で2町の熾烈な綱引きが行われるだろう。
これに相当なエネルギーが投下され、考えただけでも疲れる。

県が出している資料によると、7万程度では合併効果は薄い。
同規模の久喜市でさえ将来を視野に入れ1市3町の合併を進めている。

2町合併後に新たな合併先を決める、ということだが、
平成の大合併は、今回の第2幕で終了する。
そのあとに控えるのが道州制だ。
そうなったとき、春日部市、新久喜市といった狭い地域の自治体との合併話は
とうの昔に終わっている、ということだ。

今やらなくてはいけないことは、
宮代、杉戸地域の20〜30年後を視野に入れて
2町で小さくまとまるのがいいのか、
大都市圏に向いた春日部市を相手に選ぶのがいいのか。
この機会を逃すと、宮代、杉戸は漂流する。

しかし2町合併しやすい環境は整う。
ことによったら幸手市が加わり、最強の敗者連合が完成。
そのあとに待ち受けるのが主導権争いだ。
地域の繁栄より、個人、グループの利益が優先されるという
ローカル都市特有の様相を呈する。

一方、鷲宮町、栗橋町を組み入れた新久喜市は
JR沿線なので都会感覚の人々の流入も活発だ。
旧弊に捕らわれない地域づくりが積極的に行われるだろう。

準農村地帯を母体とする宮代が変化を嫌う土地柄というのはわかるが
宿場町だった杉戸までが似たような考えが蔓延しているのだろうか。
ともかく、個人の思惑を捨て地域活性のために動いていただきたいものだ。

8月28日(木曜日)

●余震
星野Japanが帰国し、選手たちはペナントレースに戻った。
疲労骨折した選手が2〜3人いたようだ。
北京でも故障してベンチから応援している選手がいたが、
星野監督が選んだ最強チームは故障者軍団だった。

帰国直後の監督に対する風当たりは凄かったが
時間の経過とともに多少沈静化したかな、と思ったら
週刊文春、週刊新潮の発売である。
星野バッシングの刺激的な見出しが踊っている。

今週は文春のタイトルが新潮を超えていた。
星野仙一の自爆全内容「ヘボ監督の正体見たり」だもんな。

対する新潮は多少薄め
日の丸を屈辱に染めた星野Japan「七つの大罪」。
それより「野口みずき 引き籠り」のほうが気になる。

夕方コンビニに行ったが文春は売り切れ。
新潮は4〜5部残っていた。

6大学野球以来の仲良し参謀、田淵が夕方のTBSに出演したが、
自分にはまるで関係ない、といった風情。
親友星野を、さすがにほめはしないがかばうわけでもない。
ずぶといというか鈍感というか、たいした人物ではある。



夜。
天候が不安定。
鹿沼市は大雨。茨城も局地的豪雨。
わが町の上空では雷鳴。
落雷の恐怖におののきながらPCに向かっております。

東京ドームでは巨人・横浜戦
先発が上原。
北京では不振の阿部も活躍。
韓国のヒーロー、イ・スンヨプも巨人の1軍に復帰して存在感を示している。
あれは一体なんだった?北京の悪夢

8月27日(水曜日)

●パンプキン爆弾
NHKの人気番組「その時歴史が動いた」。
「パンプキン爆弾」を紹介していた。
「かぼちゃ爆弾」…ん?

※ファットマンと全く同型作られたパンプキン爆弾。
 中に入っているのが核か火薬の違い。

※運び出されるファットマン。B29に積み込まれ長崎に向かった。

大戦末期、米軍が開発したとんでもない爆弾だった。
昭和20年8月6日広島、9日長崎に原爆が投下されたが、
予行演習用に開発された原爆の模擬爆弾だ。
広島には「リトル・ボーイ」、長崎には「ファットマン」が投下されたが、
パンプキン爆弾は、長崎の「ファットマン」と同じ形態だった。
サイズ、重量ともに原爆と同じように作られ、

投下の主な目標は、原爆投下候補地だった京都、広島、新潟、小倉の周辺都市
(新潟ならば富山、長岡など)である。
ところが、天候、風向きの条件で目標にたどりつけないときは、
適当に落としてもよい、という命令が発せられていたので
島田、焼津、静岡、名古屋、大阪など、軍需工場とまったく関係ないところに投下された。

連日、アメリカ軍の空爆を受けていた日本は、
焼夷弾に混じってパンプキン爆弾が使われていたことなど知るよしがない。
戦後かなり経過してからアメリカの公文書からパンプキンの事実を知ることになる。

番組では紹介されなかったが、
天皇殺害を目的に「皇居」を狙った男がいた。
B-29『ストレート・フラッシュ』の機長であったクロード・イーザリーという野郎だ。
郡山の天候悪化のため、皇居に向けてパンプキン爆弾を投下するも
目標を外し、呉服橋に着弾させてた。
アメリカ軍は皇居を狙った爆弾投下を禁止していた為、
イーザリーのこの独断行為は命令違反とされた。
その為本来広島への原子爆弾搭載機に指定されていた
イーザリーの搭乗する『ストレート・フラッシュ』は任務を外され、
気象観測機として『エノラ・ゲイ』に随伴する事となった、そうだ。

ちなみに、「パンプキン」の名は模擬爆弾がオレンジ色に塗装されていたことによる。
日本の地方都市に50発が落とされた。

長崎に投下後も、パンプキンは実用性テストのため使用された。
が、ずうたいが大きな割には効果が薄いということで、
テニアン島に保管されていた60発以上のパンプキン爆弾は海中投棄されたそうだ。

ということは、探れば発見の可能性がある、ということか?



日本家屋を研究しつくした焼夷弾を無差別に落として焼き尽くし
その間隙をぬって新型爆弾の模擬弾を使用し最後に広島、長崎を実験台にした。
トルーマン大統領は原爆が戦争終結を早めたと正当化していたが、
「死に体」の日本にアメリカもあこぎなことをやったものだ。

情報収集に長けたアメリカである。
そう長くはもつまいということがわかっていても
極秘で開発した新型爆弾の威力を実際に試してみたかった…
とは口が裂けても言えないね。
戦勝国とはいえ、人道上の罪があまりにも大きくのしかかるからね。

8月26日(火曜日)

●深化
相変わらずデジタルカメラの新製品ラッシュが続いている。
動画機能は昔からあるし、手ブレ補正機能は当たり前。
笑顔の瞬間をとらえる機能が付加されたかと思えば
今度はオートフォーカス機能の進化形で、
動く被写体を追従しながらピントピッタリ撮影が可能になった。
液晶モニターの大型化も極まれりの感もある。
デジタル一眼への人気も高まりつつあるが
新機能はコンパクトデジタルカメラへの搭載から始まる。

ここにきて、コンパクトデジカメは高級タイプの登場で2極化されつつある。
先鞭をつけたのはリコーGRだった。
マグネシウム合金ボディで黒い梨地仕上げ。
小型だけどずっしり感がある。
ズーム全盛時代に広角単焦点カメラだった。
普及型コンパクトタイプは他社にまかせて、
大人のカメラファンの嗜好に問う、といった決意が感じられた。
早々にBlogを立ち上げメーカー側は本音で魅力を語った。
そこにファンも集まった。

交換レンズメーカSIGMAからリコーの対抗馬のようなDP1が発売された。
SIGMAは意欲的な企業でデジタル一眼も発売している。
モックアップのときから情報が流れ一部の人たちから注目を集めていた。
フォトキナなど海外で開催されるカメラショーに開発機が出品されるなど、
ティーザースタイルのPR活動で期待感をあおっていた。
DP1はリコーGRにくらべのっぺりしたデザインだが、28mm F4の単焦点レンズ。
コンパクトカメラながらデジタル一眼並みの撮像素子搭載というモンスターだった。
筐体にマグネシウム合金を使用しているのでGR同様重量感がある。

メジャー級メーカーではなく、3A級、マイナー級メーカーから
個性的なカメラが誕生したことが面白い。
キヤノン、Nikon、Sonyからはこういう個性派は生まれにくいのだろうか。

キヤノンはIXYとは別にPowerShotというブランドがあり、
そのフラグシップ機はアナログ35mmカメラティストだが
リコーやSIGMAの存在感には及ばない。

NikonからCOOLPIX P6000が9月に発売されるという。
キヤノンのPowerShot同様、普及型の上級機という位置づけ。
クラシックティストというのもキヤノンと似ている。

とはいえ、本体価格は6万円前後。
GRやDP1の8〜9万より控えめな設定だが、
13.5メガピクセル、
広角28mmから望遠112mm相当の撮影画角をカバーする、光学4倍ズーム。
モードダイアルもアルミ削り出しのような高級感を醸し出す。
外部ファインダーやワイドコンバーターが用意され
外部ストロボも装着可能というシステム構成。

普及型デジカメが3〜5万という価格帯。
入門デジタル一眼もボディ6万という最近の傾向からすれば
コンパクトとデジタル一眼の境目にあり、
デジタル一眼のサブカメラとして気軽に撮影できそうだ。

最近デジタル一眼を使い始めたが、
犬の散歩時に持ち歩くにはかったるく、コンパクトタイプを携行してしまう。
4年前に購入したCANON PowerShotは、500万画素という今となってはパワー不足。
Web素材用には十分なのだが。
とはいえ、COOLPIX P6000にはなぜかむずむずしてしまう。

8月25日(月曜日)

●閉会式
また、チャン・イー・モー監督演出による
国策スペクタクルが繰り広げられたらしい。
花火のCG、口ぱく少女、漢民族が着た多彩な民族衣装などなど
過度の演出が暴露された開会式だったが、
閉会式はどうだったんでせうね。

私は、21時から24時30分までNHKBSHiの映画
「シンドラーのリスト」を観ていたので
閉会式の模様は一切わかりまへんでした。

●失望
星野Japanが昨日帰国した。
記者会見の様子が朝の情報番組で流れた。
星野監督は「敗軍の将兵を語らず」と言っていたが、
こんな使い古された言葉をファンは聞きたくはなかった。
かっこつけている場合じゃないでしょ。

出発前の星野Jpanは「金を取りに行く」と勇ましかった。
準国技として親しまれ、アジアの王者としての自負と誇りを胸にグランドに立ったはずだった。
ところが、キューバ、韓国に連敗し、勢いが急速に下降線をたどってしまった。
格下の台湾、中国、カナダに勝利したものの不安要素を抱いたままだった。

中国にコールド圧勝したときは大喜びだったが、
歴史が浅く勝って当たり前のチームに、なぜあれだけ歓喜するのかわからなかった。
監督も選手も、中国を血祭りにあげたことで
再び対戦しなくてはならない強豪への不安感を覆い隠すに過ぎなかったのだ。

キューバ戦での度重なるGG佐藤の落球、
韓国戦でもGG佐藤は同じ過ちを繰り返した。
さらに、準決勝の韓国戦に登板したダルビッシュの連続暴投。
結果、1塁走者を3塁まで進めさせることになってしまった。

不安要素の残る選手を使い続ける監督の采配。
失敗した選手を「男にしてやらなければ」という星野温情が裏目に出てしまった。
さらに、最強軍団と言われながら(と、思っていたのは監督と首脳陣だけだが)故障者続出。

ベンチで見守る選手たちの覇気のなさも気になった。
目はうつろ、声は出ない。
まるで魂の抜かれた軍勢なのだ。
高校野球のほうがまだ勢いがある。

すべてがちぐはくで、本来の力を出せなかった。

上原は今後WBC、オリンピックなど国際試合は辞退する意向という。
まったく彼らしい。メージャー行きもあきらめることだ。
帰国に当たりGG佐藤は球団のメンタルケアの医師も出迎えたらしい。

WBCの監督に、再び星野氏が候補に挙がっている。
星野氏は、(人選は)私が決めることではない、と言っている。
WBCでリベンジを果たしたい意向なのか。
国際試合の監督は私には無理、と最初から断って欲しかったのに。

思えば星野氏は中日時代、対巨人戦にファイトを見せファンの喝采を浴びた。
阪神の監督に就任し優勝に導き国民的人気を不動のものにした。
決然と審判に抗議する熱血漢ぶり。
選手への思いやりも美談となった。
夫人の大病を隠し試合に臨む姿がさらに同情、感動の嵐となった。
人情味のある男として、理想の上司像ともなった。

こうしたイメージが、ONに続く球界の象徴として地位を不動のものにし
五輪野球の監督は文句なしに決まった。

…結果、彼の浪花節的性格が短期決戦の国際試合に通用しなかっただけのこと。

黒船来襲の前にうろたえた江戸幕府のようなもので、
これにより幕府の威光はがた落ち。
新しい時代へのアクセスが踏み込まれるのだ。

8月24日(土曜日)
●五輪野球
目も当てられない有り様が繰り広げられたものだ。
監督、選手は地獄だったろうが
輝くメダルを夢見て北京に行ったファンたちは
それ以上につらい時間を過ごしていた。
テレビを見ていた人たちも同じだ。

8月23日(土曜日)

●3位決定戦
星野Japanが米国と戦っている。
1点先取していた日本は2回裏アメリカのHRで同点に。

「金をとりに行く」と豪語していた日本チームだったが
ふがいない戦いを続けた結果「銅」を米国と争うことになってしまった。
昨日はマスコミこぞって敗因の追求。
「責任はすべて俺にある」と星野監督は言うが、あまりにも当たり前の発言だ。

「銅」は「金」と「同じ」と漢字を分解した言葉が流れているがあまりにも悲しい負け惜しみ。
では「銀」は「金」よりも「良い」とも取れてしまうでないの。

初めから強豪と目されていたキューバ、韓国に順当負け。
これで、星野Japanの実力が証明されてしまった。

昨日の韓国戦では外野のGG佐藤が2度も落球し韓国に有利な展開を許してしまった。
終了後彼は泣いたというが、国内戦ではこんなまずい守備をしないと思うが
国の名誉を背負って戦うと、重圧からポカをしてしまうのか。

※GG佐藤、またもや落球



青木の3ランHRで4対1とリードした。

でも、9回まで予断は許さない。




終わってみれば、
先取点を守りきれず、終盤で相手に大量得点を許すという
いつもの負けパターン。
なにもいうことありまへん。
結局4位で星野Japanは沈没。

※苦悩する星野監督

「情」の指揮官・星野ということだが、
国内の長いペナントレースならともかく、
短期決戦の国際試合では、
彼の温情主義が完全に裏目に出た。

来年開催される第2回WBCの監督候補に星野氏が挙がっているらしいが、
彼には辞退していただきたい。


8月22日(金曜日)
●星野Japan
11時30分から快晴の北京で対韓国戦が行われている。
日本が2点を先取するも1点を返される。
7回まで息づまるゲームが繰り広げられている。

総当りのリーグ戦かと思ったら、五輪ルールは違っていた。
韓国に勝利すれば金メダルの可能性も残っているという。

残り2回でどんな展開になるのやら…


結局6対2で日本敗れる

鳴り物入りの星野Japan玉砕
明日、銅メダルを狙う。

8月21日(木曜日)
●執念
ソフトボールの金メダルを賭けた試合は圧巻だった。
連日、熱投する上野だが悲壮感は感じられず、それが見る者に感動を与えた。
常勝アメリカに勝利することは日本の悲願だったが、
チーム一丸となってついに現実のものにした。
あらためて女性パワーの凄さを感じさせられた。


世界最強を誇る米国チームは相手に先取点を取られた試合に慣れていないという。
長身のピッチャーの速球に打ちあぐねていた日本だったが
小柄な身体でよくミートさせ適打を放った。
北京五輪の数ある競技の中でこれほど手に汗握ったことはない。

明日は星野Japan。
ソフトボールの結果がうらやましいのだろうな。


8月20日(水曜日)
●不安的中
後がない星野Japanがアメリカと対戦した。
プロの精鋭を集めた日本に対し、せいぜい3A級、学生という混成軍の米国。

韓国が米国に勝ったというニュースを聞いたときは
韓国の底力が脅威だったが、米国の陣容が判明したら勝って当たり前だった。
(その後、韓国はキューバを下し全勝。金メダルを手中にしたようなものだ)

混成米軍を相手に、相変わらず貧打の日本。
まるで気迫が感じられない。
これが精鋭日本軍かと目を疑いたくなる。

思えばWBCの王Japanは気合が入っていた。
愛国に燃えたイチローがチームを牽引していたが、
星野Japanにはこういう選手が不在。
だれている。
ダルビッシュが初戦のふがいなさを恥じて丸坊主にした。
これに何人かの選手も同調したが、
高校野球ではあるまいし、
こんなパフォーマンスをするより、結果を出すべきだろう。

星野Japanの首脳部が大学野球からの親友で構成されているという「お友達」チームである。
選手にもそれが伝染しているようで、緊張感が感じられない。

結果、両チームとも9回まで貧打の山。
延長はオリンピックルール「タイブレーク」。
米国は電撃速攻で、あっという間に4点を入れた。
それでも日本は2点を返すが時すでに遅し。
4対2で、予想通りの敗北を喫した。

日本のサッカーも、ロスタイムで
相手の怒涛の攻撃で負けたゲームが幾つかあるが
野球も同じ結果となった。

奇襲攻撃は、パールハーバーの例を持ち出す前に日本のお家芸だった。
タイブレークの布陣から、米国はバントでくると星野Japanは読んだ。
これはセオリー通りの考え方だ。
米国はその裏をかいてヒッティングで臨み2点を先取。
その勢いにのって2点を追加というミッドウェー海戦級の敗北をくらった。

義理人情と甘い判断は勝負には通用しないということを
星野Japanの面々は学んだろうね。




そこへゆくと女子ソフトボールの執念はすごい。
星野Japanは彼女たちの爪の垢を煎じて飲むべきだろうね。


8月19日(火曜日)
●見込み違い
北京五輪は折り返しを過ぎ、日本のメダルの見込みも薄くなってきた。
開催前の意気込みが肩透かしをくらった競技がいくつかある。
4大見込み違いつ〜のを挙げてみる。
@サッカー
反町Japan。
前評判とは裏腹に1勝もあげられずいらいらさせられっぱなし。
相変わらずゴール前のどたばたでチャンスをものにすることができなかった。
冷静さを装っている監督の姿が映し出されるたびに、
この人、選手に何を教えてきたのかと…
早々に帰国したのだろうがマスコミは無視。
一段落したら責任を追及されるんだろうね。
A陸上200m
早々に敗退した末續。この人、昔は100mの期待を担っていたのだが実力が追いつかない。
200mに変更したものの結果は出せず。
国内では威勢がいいのだが、世界ではまるでだめなお山の大将。
井の中の蛙大海を知らず。
だのに、コマーシャルに顔を出し恥の上塗り。
本人は気がついていないのかね。
陸連は早急に彼に代わる人材を探さなくては…
B女子マラソン
期待の野口みずきが直前にリタイヤ。
補欠枠があったのに用意をしていなかった。
オーバートレーニングの結果だそうだが、状態を知っていたのは本人とコーチ。
発表をぎりぎりまで伸ばして大きな穴をあけてしまった。
やむなく土佐礼子に期待はしたもののメダルは当初から無理だと思われた。
その彼女も途中でリタイヤ。
原因は外反母趾だという。
こんなことは前からわかっていたはずなのに。
早めに申告しなかった土佐と陸連の甘さが招いた大ポカだ。
C野球
鳴り物入りで集められた選手たちだが、五輪出発前のオール・パとの試合に敗北。
これで、勝ち進めるのかと国民は不安を抱いた。
その悪い予感が的中。
第一試合のキューバ戦に登板したダルビッシュの悪い癖が出てしまった。
第2戦の韓国にも負けてお先真っ暗。
格下のカナダ、台湾、中国に勝っても、星野Japanのもろさは引きずったまま。
明日は米国と対戦するが、相変わらず暗雲はたちこめている。
こんなはずじゃなかった、と監督も選手も国民も思っているね。
闘将、猛将星野と言われているが、彼の本質は義理人情の男である。
勝負師として、これが裏目に出ているような感じがしてならない。

中国戦で、ベンチ入りしている選手の姿を映していたが緊張感がないもんね。
上原などだれきっていた。

サッカー、野球は監督の個人名がついたチームだが、
勝てば官軍、負ければこれほど肩身の狭いことはない。


8月18日(月曜日)
●告白合戦
バラク・オバマとジョン・マケインの米大統領候補が
カリフォルニア州「メガ・チャーチ」の集会に出席。
彼らが過去に犯した「不道徳」な行いについて大観衆を前に語った。

米国の指導者になろうとする者であれば、そのような「キズ」を隠そうとするのかと思ったが、
あちらの国民感情は少し違うようだ。
「立派な人」の光と陰をすべてさらけ出すことに意義があるようなのだ。
日本の政界では考えられない。


オバマ氏の不道徳
ハワイ時代、ケニア出身の黒人の父親が出奔し母子家庭で育った彼は鬱々とした青春時代を
送っていたようだ。学生時代にマリファナを試したことがある、と告白。

ジョン・マケイン氏の不道徳
最初の結婚の失敗が最大の不道徳、と告白。


※自慢の美人妻です。
しかし、2度目の妻シンディと出会った頃、前の奥様キャロルと婚姻関係にあった。
シンディとは一時不倫関係にあったことを彼は認めている。
17歳年下の美人の奥さんシンディと再婚してから、マケインの運が開けたようだ。
政界入りできたのもシンディの父親のおかげ、という。
美人で金持ち階級の女性を妻にした、逆玉だったのだマケインは。


8月17日(日曜日)
お久しぶりでございます。
再開させていただきます。

●新サービス

5日からGoogleが「ストリート・ビュー」という新サービスの提供を開始しました。
GoogleMapに新しいTagが追加され、
東京、大阪、仙台、札幌、函館の近郊の町並みを見られるというかなり驚きの新体験。
残念ながらわが町は対象外ですが、都内の知り合いの家は確認できるかも知れませんね。


※ストリート・ビュー対象地域はブルーのラインで示されます。
見たい場所へ人型アイコンをドラッグすると、町並みを表示します。
ズームイン・アウト、回転、移動が可能。結構遊べます。
写真は、東京タワー近辺を表示させています。

GoogleのMapチームが車から町並みを撮影しまくった、といいます。
通行人もはっきり見えますが、顔にはぼかしが入っております。
この作業だけでも大変なエネルギーが費やされておりますね。
GoogleEarthでカルチャーショックを受け、StreetViewにしびれてしまう。

MicrosoftはGoogleのサービスに追従しようとしていますが、
Googleの背中が見えてきたかと思うと、また離されています。
Googleの底力にはただただ驚かされるばかり。

25年前に出版された、未来の情報化社会に関する雑誌は、ここまで予測しておりません。
素晴らしいというより凄い時代になったものだと…


8月4日(月曜日)

しばらくお休みをいただきます。

8月3日(日曜日)
●炎暑
室内でも33度超。
これぞ夏。
ジョンは木陰に移動してあるのだがのびている。
17歳にはこたえるのだろう。

1999年に封切られた「将軍の娘 エリザベス・キャンベル」を
エアコンの利いた部屋で観賞。
ジョン・トラボルタが軍隊内の犯罪捜査官。
相変わらずメタボ。

善人と悪人が入れ替わる「フェイス・オフ」でもそうだったが、
いかついゴリラ体系ながら人なつこそうな笑みを浮かべてしゃべる姿が
ファンにはたまらんのかね。

軍隊という絶対的な組織内で発生した殺人事件の
揉み消しを図ろうとする上層部の圧力にもめげず
捜査を進めて真相を暴くトラボルタの熱血漢ぶりが印象的。

映画が終わってもまだ日は高く暑い。
庭の植え込みも野菜もジョンも耐えていた。


8月2日(土曜日)
●陥穽
賃貸物件に「敷金0、礼金0」という借り手には夢のようなアパートがある。
特に若者は好条件に飛びつきやすい。
契約書は細かい文字がびっしり印刷されているので
ほとんどの人はざっと目を通すだけ。

アパートでの生活がはじまり、
何かの拍子に家賃の支払いが遅れてしまった。
ドアを開けようとしても開かない。
アパート管理会社が鍵を付け替えてしまった。

「0(ゼロ)」物件の契約書をよ〜〜く読むと、
部屋の賃貸契約ではなく、「鍵の使用権」に対する契約だと初めて気づく。
住み続けようとすれば違約金を払わされる。
嫌気がさして住み替えれば、不動産屋の狙い通りで、短期でまた新しい店子が入る。
このように、違約金収入で「ゼロ」物件が成り立っている、というのだ。

やっぱ、甘い条件には落とし穴。


8月1日(金曜日)
●人口集中
日本の人口は3大都市圏に集中している、ということだ。
都会に出れば何とかなるだろうという幻想を抱いた若者は昔から存在した。
名古屋・大阪では1時間半〜2時間も電車に乗れば
とんでもない遠方に行ってしまうが、
首都圏では、バブル時代に庭付き戸建への憧れから
茨城、栃木、群馬あたりに家を建て都内に通っていたサラリーマンも多く、
中には東北新幹線を使う超遠距離通勤族もいた。

彼らが歳をとり、組織をリタイアする。
子どもたちは独立。
だだっ広い家に夫婦と犬猫という暮らしだ。
庭の手入れもしんどい。

自分たちのこれからの健康を考え、
戸建を売り払い都内のマンションに回帰している。
買い物は便利、病院も多い。
地域の連帯は希薄になるが、安心便利が得られるのはそれにも増して心強いのだろう。

かと思えば、定年後は田舎で自然に囲まれ、野菜を作って暮らしたいという方たちもいる。
都内、近郊の家やマンションを処分して広々とした戸建を手に入れる。

「終の棲家」…と思い住んでみたものの
なかなかなじめず、再び都会に戻ってしまう人たちもいるらしい。
田舎暮らしの本は「礼賛」ばかりなのが気になる。
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