田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01孤独
02草むしり
03ねんきん特別便
04予感
05休漁
  偽装・改竄連鎖
06暗雲
07過疎化
08警戒
09サミット終了
  スタート
10御礼
11iPhone
  一佐
  ばかモナ
  季節
12蕎麦
  その後
13午後の曳航
14存在感
15車内
16国民性
17波及効果
  様変わり
18竹島効果
19野菜
  心の闇
  梅雨明け
20強硬
21海の日
22あじ〜〜
23八王子殺人事件
  中型原発
  通り魔
24地震
25環境
26軽薄
27防災組織
28塀の中
  請願書
29雷雨
  喝采
  平塚事件
30Manga
31朝令暮改


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7月31日(木曜日)
●朝令暮改
米国が「竹島」を日韓両国の領土ともしない、という中立の立場をとった。
これに対し韓国は大統領以下多くの国民の怒りに火をつけた。
ったく、彼の国の連中は上から下まで2サイクルの焼玉エンジン。
それが2日前だった。

ところが、ブッシュ米国大統領の鶴の一声で「韓国領」と書き換えられることになった。
この大統領、訪韓するそうで、
政治的配慮で急遽意見を翻したようだ。
空港に降り立ったとたん、タマゴをぶつけられたら困るし、
行く先々で猛烈な反米デモではかなわん、と思った。
しかも、米国産牛肉のBSE問題でも韓国国民はオーバーヒートしているしね。

日本政府は冷静な対応をしているが、
あくまで自国領というアピールはことあるごとにしてゆく、という。
もっとも、米国は訪韓対策だから、記述は韓国領としても、
姿勢は日韓両国のどちらにも組しないということらしい。

経済は不振だし、かつての世界の警察も中東では泥沼状態。
韓国の突き上げに屈するようではアメリカの相対的地位は低下しているね。

7月30日(水曜日)

●Manga
フランスでも日本のマンガ若い世代に圧倒的に受け入れられているのだそうだ。
そして、マンガの主人公の服装を着て楽しむコスプレも盛んらしい。
ところが「コスプレ」とひとくくりにできない状況らしいのだ。

時おり、「ゴスロリ」という言葉を耳にしたことがあったが、
意味はもちろんどんな場面でどのように使うのか皆目わからなかった。

仏国のマンガ事情を読んでいるとその言葉が出てきた。

「ゴシック・アンド・ロリータ」といい、マンガに触発されたコスチュームだが、
ロココ調、ヴィクトリアン調など近代ヨーロッパの服飾様式が取り入れられている。
メイド服やチャイナドレス、着物などとの組み合わせはコスチューム然としているとして
「ゴスロリ」派には好ましく捉えられない、そうだ。

ゴシック様式とは建築用語なので、デザインは本来のゴシックとは
直接的な関連はそれほどない。
つまり「ロコロリ」でも「ヴィクロリ」でもよかったのかもしれない。
「ゴスロリ」に落ち着いて、何か凄みのあるコスプレのようなイメージになった。

つまり、マンガのコスチュームを安易に模倣するのでなく、
自分なりの自己主張があるつ〜〜のかな。

単なるコスチューム・プレイでなく「ロリータ」ファッションの方向へ流れていった。
これは、次のように解説されている。
ゴシック・アンド・ロリータとロリータ・ファッションとの相違点は、
アリスやマザーグースなどの物語をモチーフとして使用する場合、
怪奇的な部分を意図的に抜き出して採用するところにある。
例えば「本当は怖いグリム童話」(桐生操)に登場するような
童話の古典的な意匠を、怪奇、猟奇、エロティックな面を強調して引用する。

それなりに勉強とイマジネーションの飛躍が要求されるのか、な。

ウィキペディアでは、かなり詳細な解説がされているが、
皆さんそこまでの理念に基づいてやっているのかね。
単なる、コスプレに飽き足らなくなって派生したのではないの。

そういえば、5月、代々木公園に出かけたとき、参宮橋で
4〜5人の若い外人女性が黒いコスチュームを着ていた。
18〜9世紀のヨーロッパのようなデザインだった。

ゴスロリというよりファッション学校の生徒が服飾史の実技をやっているような
雰囲気だったけど。

日曜日のわが町のコミュニティセンターには、コスプレ愛好家が大勢やってくる。
彼女らのファッションとは、確かに一線を画しているようだ。

世の中、平和。

7月29日(火曜日)

●雷雨
13時30分、横浜駅西口。
ヨドバシカメラで買い物をしていた。
このビルは昔、三越が入っていた。
斜め前の高島屋は賑わっていたが、
三越はいつ行っても客の姿は少なくゆったりと買い物ができたものだ。

表に出たら雨ザーザー、雷ピカゴロ、バリバリ、ドッス〜〜ン。

ダイヤモンド地下街は逃げ込んだ人々でごったがえしていた。
子どもが小さかった頃、家族で歩いたものだ。

小一時間で再び青空に戻った。

夜、田端に落雷。
都内は雷雨。
国立競技場で行っていた国際サッカー試合も雨がひどすぎて中断。
山手線、京浜東北線が不通、と言っていた。

昨日は、兵庫県で親水公園が鉄砲水で死者が出た。
北陸金沢では市内を流れる川が氾濫し床上浸水。
水が引いて汚泥が残った。

東西で局地的豪雨が発生している。
幸い、今の所わが家の地域は自然のピンポイント攻撃対象から除外されているが、
いつ襲われるかわからない。

●喝采
日本の竹島を韓国が自国の領土と主張しているが、
両国と関係が深いアメリカが新たな見解を示した。

米政府機関の「地名委員会」が、日本海の竹島の表記について、
これまでの「韓国領」から「主権未確定」に変更したというのだ。

もともと、日本の敗戦にともなう混乱に乗じて韓国が「占領」したものだが、
韓国の不法行為に米国政府は態度をあいまいにしたままだった。

それまで日本領土だった韓国が、日本の敗戦で急遽戦勝国になってしまった。
同じ戦勝国の米国は、それまでの韓国の立場を考慮して、
横槍を入れることもなく、大目に見てきたのだろう。

ところが、日本が長い眠りからさめて領土主張をしはじめた。
韓国はこれまでの実効支配を一歩進めて、領土保護のような動きに出た。

このままだと、日韓両国の溝が深まる、と思ったのか
米国は、どちらにも肩入れしないという態度をとりはじめた。
そして、両国で解決するように…と

米国は「リアンクール岩」を標準呼称とし、
その他の呼称として「竹島」、韓国名の「独島」の順に列挙している。
「リアンクール岩」の呼称は、島の存在を欧米に知らせた仏捕鯨船の名前にちなむとされる。
先に「竹島」を配置したことは、何を物語るのかな?

李明博(イミョンバク)大統領は烈火のごとく怒ったということだが、
米国の見解は最近珍しい小気味よいできごとではあるね。

●平塚事件
今度は、帰宅を急ぐ人で混雑するJR平塚駅で
34歳の女が通行人の複数の男性に小型ナイフで切りつけた。
幸い死者は出なかったが、女にも「誰でもよかった病」が伝染した。
女は通り合わせた大学生に取り押さえられた。
大学生は凶器を十徳ナイフのようなもの、と言っていた。

その後ラジオでは凶器は小型ナイフで、
女はそれにキーなどをつけて常時持ち歩いていた、と報じた。

あら、たぶんトラベルナイフのビクトリノックスではないかね。

女は振り回すように切りつけたから薄手の衣服と皮膚を裂いただけで済んだ。
もし、突き刺していたら、刃渡り約6.5cmの小型ナイフといえども
場所によっては致命傷になりかねない。

ところが、このナイフは水平あるいは垂直に突き立てればいいが、
角度を間違えるとナイフが折りたたんでしまうので
自分の指を落としてしまう。
だから、ナイフをつかんだ手をハンカチや手ぬぐいでぐるぐる巻きにする必要がある。
女はそこまで気が回らなかった。
だから、土浦や秋葉原のようにならなくて済んだ。
不幸中の幸いではあった。

7月28日(月曜日)

●塀の中
北京五輪では約16000人の各国選手団、役員が選手村に入るという。
彼らの胃袋を満たす「五輪野菜」が厳重な警備の下で育成されている。
残留農薬、冷凍餃子中毒など、中国産食材は国際的に信頼度が低い。
中国当局はそれを払拭しようとやっきとなっている。

五輪野菜は3mほどのレンガの壁で囲まれた中で栽培されている。
出入りのトラックも入念にチェック。
輸送トラックはGPSで移動位置を把握している。
まるで、現金輸送トラック並みのjものものしさ。

オリンピックに参加する選手、役員はお客様だ。
彼らが口にする食材はいわば「特別食」。
オリンピックが終わったら、党幹部用に転用されるのかね。

新聞では野菜が紹介されていたが、同様に肉類も消費されるわけだから、
牛、豚、鳥なども同じような環境で飼育されたものが提供されるのだろう。

庶民は相変わらず危険がいっぱいの「塀の外」の野菜や肉を食べている。

「羊頭狗肉」の故事が生まれた国らしくて、いいんじゃない。

●請願書
近隣は燃えているのにわが町は火の気も感じられない。
市町村合併のことだ。

昨年11月、合併意向アンケートが実施され
春日部市を含む枠組みを望んだ住民が多かったのに、
半年を過ぎても議会はアンケート意向を無視した(ような)運営を行ってきた。
合併に関する一般質問は散発的に発せられるが、毎度おなじみの内容で、
足踏み状態なのだ。

業を煮やした住民グループが本日、議長に請願書を提出した。
「春日部市を含む枠組みとする合併推進の決議に関する請願書」だ。

庁舎2階の議会事務局を訪れ議長に請願書を提出。
その足で町長を訪問。
約30分の儀式は終わった。

紹介議員7名、請願者20名による請願書だ。
不発にならぬことを祈る。

7月27日(日曜日)
●防災組織
私の住む地域に防災組織が発足した。
久喜に活断層が走る、その隣町なので
最近頻発する東北の大地震を思えば、
地域の防災組織誕生は臨場感がある。

しかし、任意加入というのが多少引っかかる。
いったん事が起きた場合、未加入の世帯は行動を共にできない。
つまり、避難場所にも行けない、炊き出しの恩恵にもありつけない。

村八分でも、死者が出た場合と天災に限って共同体に参加できたのに。

やはりこのような組織は全員加入が望ましい。



集会所に加入者の多くが集まった。
消火班、避難誘導班、炊き出し班、情報班に全員が任意参加する。

今後、自分たちの仕事を円滑に行うための会合と
各班との連絡会議も開催されるだろう。

7月26日(土曜日)

●軽薄
過日、朝日新聞に「死神」と書かれた鳩山法相の鳥の着ぐるみ姿があった。
この鳥は「サイバンインコ」というインコで、
来年5月から始まる「裁判員制度」のマスコットキャラなのだそうだ。

毎度、発言で物議をかもす鳩山法相だが、
あのコワモテ・太目の風貌・体躯が着ぐるみでご満悦とは落差が大きい。
死刑執行命令書にサインをしている彼と、おちゃめな姿が一致しない。

国民に大きな負担を強いる裁判員制度は、
犯罪の内容によっては極刑を判断せざるを得ないこともある。
裁く側も裁かれる側も緊張を強いられる。

そういう重大な制度のPRにマスコット使用というのも抵抗がある。
サイバンインとインコの語呂合わせ。
始終プツプツつぶやいているインコとは。
このマスコットキャラは、国民に制度に親しみをもっていただきたいと
全国の検察庁出した60のアイデアから
福岡高検の案を鳩山法相が選んだものという。

裁判のシンボルは確か、目隠した女神が秤を持っている図。
審判の先入観のない公平無私の象徴と記憶している。
裁判官・検察・弁護士はこのような崇高なシンボルで
国民がインコとは、馬鹿にするのもいい加減にしていただきたい。

7月25日(金曜日)

●環境
民主党の大統領指名候補バラク・オバマ(46)氏の世界遊説が終わった。
若い・新しい指導者としてアピールする行脚は失言もなく好意的に受け止められたようだ。
対する共和党のジョン・マケイン(71)は意気軒昂だが、
混迷するアメリカを牽引するには歳をとり過ぎている。

両陣営の支持基盤が対照的が、今後の展開でどちらにもころびそうな一群に
「新エリート」層というのがあるという。
旧エリートが保守的なのに対し、新エリートは情報化社会の申し子だが、ライフ・スタイルは軽やかだ。

日本では一時期、ライブドアや村上ファンドがIT時代の寵児のようにもてはやされたが、
成功のシンボルを高級マンション、外車などに求め単なる俗物であることを露呈した。
彼らの拝金主義が社会から指弾され自滅する結果となった。

アメリカの新エリートが集まる地域として、
ウィスコンシン州の州都マディソン市が紹介されていた。

映画「マディソン郡の橋」の舞台とは当然、異なる。
ちなみに米国には21のマディソン郡があり、映画の舞台はアイオワ州マディソン郡。



湖に囲まれたウィスコンシン州マディソン市の中心部。
州政府ビルからウィスコンシン大までまっすぐに伸びた道は
街路樹に彩られ、バス以外の車両は通行できない。
通りの両側にはしゃれたショップやレストランが並び、カフェのテラスで笑い声がはじける。

市長は
「整備された町並みと美しい自然、高い教育と文化…。
ここには創造的な人々が集まる要素がそろっているのです」と語る。

言葉に惹かれてGoogleEarthで、ウィスコンシン州マディソン市を見てきた。
森と湖の町と言えるほど緑が多い。
ウィスコンシン大のキャンバスも広大だ。

新エリートはインターネットを自在に駆使するため、大都市を避け
地方の自然に恵まれた開放的な街に住む傾向が強い、という。

以前は、カリフォルニア州「シリコンバレー」が有名だった。
アップルも、カリフォルニア州クパティーノに本社を置く。
マイクロソフトはワシントン州レドモンド州の緑濃い環境に大学のような社屋を構える。
どれも、西海岸だ。

新エリートが集まり始めたマディソン市はエスタブリッシュな東部でもない。
既存の西海岸でもない。
内陸部のカナダに近い。隣りは大都会シカゴを擁すイリノイ州。
シカゴからウィスコンシンへ行くと、田舎と感じるそうだ。
だが、新エリートの嗜好に合っていた。

環境整備と受け入れ態勢(体制)の整備により、
「水と緑」の環境も「農」だけでない生き方を選択できる可能性はある。

7月24日(木曜日)

●地震
0:22。
ディスプレイが小刻みに震え始めた。
地震!
しばし、揺れを見ていた。
周囲の物音はしない。
畑のほうから地鳴りが聞こえれば栃木か茨城が震源だ。
やがて揺れは収まった。

ディスプレイはほんのわずかな振動にも反応するので
わが家の地震計代わり。

ラジオのスイッチを入れNHKにチューニング。
震源は岩手県沿岸北部を震源とするマグニチュード6.8(推定値)、震度6ということだ。

ベッドから転落して骨折したお年寄りがいるそうだが
今のところ死者はいない。
地形の変形もなく、
被害は最小限なのは幸い。

☆新聞情報
今回の地震で気象庁は、緊急地震速報を発表したが、
岩手県のほぼ全域では実際に大きく揺れた後に、速報が流れる結果となった。
青森市では主要動(S波)が到達する約7秒前、
秋田市で約5秒前、仙台市で約10秒前の発表になったとみられる。
★なんたるこっちゃ。
震源地では緊急地震速報が役に立たなかった。
地震エネルギーは今もって未知の世界なんだな。
優秀な頭脳が作り上げたシステムでも、これだもんね。


新潟、宮城、山形、岩手…
このところ東北地方で大型地震が頻発している。
栃木、茨城は小規模なものが頻発。

首都圏はまだ見舞われていないが不気味ではある。

7月23日(水曜日)

●八王子殺人事件
菅野昭一(33)の犯行動機
「仕事関係で悩んでいた。親が話を聞いてくれず、大きな事件を起こせば自分の名前がマスコミに出ると思った」

○名前は確実にマスコミに出るが、その後どうなるか考えが及ばない短絡思考。
○親はそんな相談を受けていないという。どちらかが嘘をついている。

☆評論家、識者の意見

☆「仕事での孤立感と、『この人に支えられて、自分が立っている』と思える相手を見つけられない孤独感が重なり、一気に崩壊してしまったのではないか。

☆危うい時に自分を支えてくれる人がいることは大切だが、現代人は家族の中ですら、それが見つけにくくなっている。こうした事件を防ぐためには、乳幼児期の親子の関係作りなどを支援していくことくらいしかないのではないか」
★「人」という字は支えあっている…と言いたいのだろうが、漢字の由来はそうではない。
危ういとき助けてくれる人がいるような人間は、相手に対しても思いやりがある。
身勝手、ひとりよがりでは、親友、恋人ができないだけのこと。

☆「無差別事件の容疑者たちは『屈従を強いられてきた人生に憂さ晴らしをしたかった』という意味のことを話す。のびのびと自己肯定感を抱いて生きてくることができなかった人の多さを感じる」
★教育制度の悪さと親子関係の希薄さが原因だろうな。

☆「相当のストレスをため込み、自分で処理できない一方、相談したり、甘えたりする相手もいなかったのではないのか」
★男は簡単に甘えたりするものではない、と叩き込まれた戦前のほうが正常のような気がしてきた。
甘えたかったら年上の女性を探せばいいのだろうが、女性と円滑にコミュニケーションできないから
始末が悪い。
マスコミも男と女の関係を、おもしろおかしく記事にするので、男はますます萎縮してしまう。
その結果、一部の男が数多くの女を独占することになる。

☆「家族や親類との関係が希薄だと孤独がさらに深まってしまう。すべてに絶望し、暴力的な行動に出たのではないのか」
★酒飲んで泥酔し、ゲロ吐けば少しは気分も収まるけどね。

☆「いまにも割れそうにパンパンに膨れあがった風船」。「ストレスがたまり、ちょっとしたことで爆発する」状態を指す。その上で「菅野容疑者と加藤容疑者の境遇は似ている」
★いわゆる「ガス抜き」ができないわけだ。
そのくらい自分で考えろ!と言いたい。
度が過ぎた依存体質だから自分で問題解決ができない。
であれば、自ら始末しろ。
その度胸もないのだろう。
「道ずれ」は歌の世界だけにしていただきたい。

☆「本人が思っているような親切な対応でなかったとか、身勝手な思いこみが原因では」
☆「まるで思春期の子供のような悩みで、33歳にもなって極めて未成熟。フリーター生活が長かったようだが、彼は本当の意味での社会に出ていなかったのではないか」
★体だけいっちょまえになって精神が追いつかない。
徴兵制が必要かね、この国には。

☆「自分がうまくいかない理由を社会に転嫁しており、身勝手で甘ったれている」
★やっぱり軍隊に放り込んで精神を鍛えなおす必要がある。

☆「将来に不安を感じ、自暴自棄になる一方、目立ちたいという意識から秋葉原の事件を模倣したのではないか」
★類似犯罪の発生は予測できたこと。
だから、若い男の包丁の購入も身分を確認しろ、と言ったでしょ。

☆ストレスがたまった35歳弁護士の場合。

エリートのストレス解消法を見習えたまえ。
こいつも幼稚でろくなことをしていないが、さすがに殺人は犯さない。

川崎署は23日、東京都世田谷区奥沢、弁護士角谷裕史容疑者(35)を公然わいせつ容疑の現行犯で逮捕。
23日午前11時半ごろ、JR横浜―川崎駅間を走行中の小田原発東京行き東海道線普通電車(10両編成)内で、座席にいた神奈川県藤沢市の女性会社員(27)の前に立ち、下半身を露出した疑い。
調べに対し、「仕事でストレスがたまっていた」と容疑を認めているという。

●中型原発
洞爺湖サミットで、地球温暖化防止に「原発が有効」ということが明らかにされた。
原子力発電所設計で日本は先進国だ。
当然、メーカーが反応を示すと思っていたら、早速ニュースが飛び込んできた。

日立製作所と米ゼネラル・エレクトリックが、日本の原子力発電所より規模の小さい
「中型原子炉」事業に参入することが判明。
出力60万〜90万キロワット級の改良型沸騰水型軽水炉の設計・開発を進める。
さらに、小型炉開発も検討するという。

売り込み先は、2010年代以降に原子力発電所の導入を計画している
ベトナム、タイなど東南アジアという。

最大マーケットである中国、インドにはフランス、アメリカが狙いをつけているし、
かなり成功率は高そう。
であれば、中型炉で確実に得点を稼ごうというわけなのだろう。
U-P型だから、核燃料は兵器への転用が可能なわけで、
地球温暖化防止を名目に、恐怖のシナリオが書き綴られている。

●通り魔
八王子で書店の女性従業員(22)が、店に来た男に背後からいきなり刺され
搬送先の病院で死亡した。
別の店でも20歳の女性従業員も刺され軽傷を負った。
※第1報とその後では、状況が違っていた。
書店の女性は正面から包丁で刺されていた。
地元、中央大学文学部4年生だった。

京王線八王寺駅前で男は逮捕された。
※実際は400mほど離れたJR八王子駅付近だった。
31歳の派遣社員。
※33歳の試用期間中の会社員
被害者とは面識がなく、仕事でむしゃくしゃしていた。誰でもよかった、と話しているという。
※凶器の包丁は犯行前に地元大型スーパーで購入。

ワイドショーで犯人の父親がインタビューに答えていた。
顔は出なかったが、典型的なメタボ親父で、腹が突き出ていた。
当惑はしていたが、秋葉原事件の親のように、憔悴しきった感じではなかった。

子どもは家を出て暮らしており、同じ八王寺に住んでいながら疎遠だったという。

※事件直後の速報は、情報が錯綜し事実と異なる点が多いね。



またまた「誰でもよかった」殺人だ。

江東区のマンション隣人殺人、
秋葉原の無差別殺人、
今回の八王子殺人。
彼らの身分は派遣社員。

不安定な雇用形態に識者が、また警鐘を鳴らすだろう。
だが、そんなことは誰でも語れる。

その先の対策を考え、実践していただかないと、
危なくて外出もできない。

最近は電車の中で隣りに若いあんちゃんがいると
それとなく観察してしまう。

7月22日(火曜日)

●あじ〜〜
連日、真夏日。
街を歩けばアスファルト道路の輻射熱でサウナ状態。

わが家の裏の「農の道」は、土の道。
目の前に背の高い樹木が迫り真夏でも涼しい。
ここは貴重なゾーンだ。

朝の上野駅でブラウス、スカート、ロングヘア、無精ひげを生やした男とすれ違う。
暑さで、ついにやられたか。



「会津藩から見た戊辰戦争」の文庫本を読み終えた。
敗者の悲惨さがひしひしと伝わる。

薩長新政府の遺恨を込めて下北半島の不毛の地に追いやられた
会津藩士たちの辛酸を舐めつくす生活と、
そこから這い出し、新たな世界を築いた人々を紹介していた。

勤皇の志士として幕末から明治維新で活躍した
桂小五郎のちの木戸孝允の会津に対する仕打ちは熾烈をきわめた。
今もって会津人の長州嫌いはDNAとして受け継がれているようだ。

会津の山下兄妹の話はほっとさせられる。
長兄の山下浩は軍人、弟の健次郎は東大総長、妹の捨松は薩摩の軍人にして
貴族の大山巌と結婚。
薩長閥の中で会津魂を遺憾なく発揮した。

特に、捨松は8歳で岩倉使節団と同じ船でアメリカに渡り10年間留学。
米仏独語に堪能だった。
兄の健次郎も同じくアメリカに留学。
兄から日本語を習っていたが、帰国後、日本語で文章を書くことは終生苦手だったという。

彼女の写真が残っているが、理知的な美人だ。
20以上歳の離れた大山巌の後添えとなるのだが、
巌さんは一目見てメロメロだった。

※巌さんと結ばれた後の捨松さん

若き日の巌さんは薩摩武士として戊辰戦争に参加。
こともあろうに、子どもの頃の捨松が篭城していた鶴ヶ城に砲弾を打ち込んだ張本人。

親兄弟は憎き宿敵からのプロポーズに当初は大反対だったが、
巌さんの熱意に根負け。
本人の気持ちにまかせる、ということになった。

捨松さんは、アメリカ育ちらしく、デートをして人柄を見極めた。
巌さんは、薩摩なまりがひどい。
巌さんはフランスに留学していたので語学が堪能。
そこで、お互いに英語で話したら意思が通じた、という。
捨松さんも巌さんの人柄に惚れ、結婚。
落成直後の鹿鳴館で1000人を集めて盛大なパーティが開かれた。

当時の鹿鳴館では、パーティ外交が盛んだった。
その華やかな舞台で捨松さんの美貌と
アメリカ仕込みのウイットに富んだ会話が各国の外交官の評判を呼んだ。
そして、「鹿鳴館の華」と呼ばれた。
巌さんも大いに助かった。
彼女の働きはまだまだある。立派な方なのだ。

明治維新高官の嫁さんには、芸者が結構いる。
若い頃、維新の志士としてお茶屋遊びをして、
そこで知り合い結ばれたケースもあるが、
新政府のパーティ外交のホステスとして、当時の素人の女性は荷が重い。
芸者はホステスだから即戦力となるので、
芸者を娶った高官も多い、ということだ。

そんな中で、大山巌・捨松夫妻は、エリート中のエリートだった。

彼女の名前は変わっている。芸者上がりかと思う。

捨松は山川咲子といった。
国のために海の向こうに渡る娘を、「捨てて待つ」という意味を込めて親が改名した。

ともすれば勝者側から語られる明治維新だが、
奥羽越烈藩同盟側からスポットを当てた書物は面白い。
新選組の身元引受人としての会津、藩主と孝明天皇との関係、
会津・桑名兄弟藩の顛末、烈藩同盟といってもさっさと寝返った藩もある
などなど、興味のタネは尽きない。

7月21日(月曜日)

●海の日
祝日だが、昔はなかったね。
学校は夏休みに入っているし、子どもたちはソンした気分ではないの?
確か、12月の平成天皇誕生日も冬休みの祝日。
これも、ソンした気分ね。

で、「海の日」の由来を調べたら以下のようだった。

1996年に制定された日本の国民の祝日の一つ。
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」 ことを趣旨。
制定当初は7月20日だったが、祝日法の改正により2003年から7月第3月曜日。
「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」という。

成人の日と同じく、年によってふらふら動く祝日だった。
祝日は、毎年定位置にあったほうが、ありがたみがあると思うがね。

「海の日」だが、「海洋国日本の繁栄を願う」とは言っているけど
最近の原油の値上がりで、船を出せば出すほど赤字になると、漁に出ない。
竹島問題では韓国のごり押しに日本は防戦もできない。
北方領土問題はロシアは鼻も引っ掛けない。
外交無策で、日本はヘロヘロ。

こんな祝日を制定しても、虚しいだけと思わないのかね。

7月20日(日曜日)

●強硬
日本が中学教科書で「竹島問題」を扱ったことで、
韓国の怒りに火がついた。

歴史的経緯を見れば、韓国が不法占拠していることは明らかなのだが、
「居座り」続けて自分のものにしようという
民族的ず〜ずしさが露骨だ。

今までは「実効支配」だったが、
今後は「領土守護対策」という名称に変えて、
既成事実にしてしまおう、という魂胆だ。

お隣りさんだから、摩擦を避けて仲良くやっていこう、と思っても
あちらには常識が通用しないから困ったものだ。
過去に日本に支配されたという恨みもあるから、
権利問題はわれわれ以上に神経質になるのだろう。

韓国政府と与党ハンナラ党は連絡協議会で
今後の新たな対策として、竹島に「総合海洋基地」や
定住民のための村、漁民用の宿泊施設を建設するほか、
首都圏にも竹島を紹介する博物館を設立する方針なども打ち出した。
さらに、島を守っている武装警官を海兵隊に代えるということだ。
狂気を感じさせるほど気合が入っている。

竹島が韓国領になれば排他的経済水域も広がって漁業によい結果をもたらす。

だから国家総動員により、竹島(韓国名は独島)に網をかぶせてしまおう、というわけだ。

わが国が対抗措置をとれば、韓国の戦略に乗ってしまうことになる。
最悪は国交断絶かな。
そうなると、双方の経済的デメリットは計り知れない。

韓国政府や政治家は自分たちのやっていることは
「ごり押し」だということがわかっている。
だから、日本が紛争調停を「国際司法裁判所」にゆだねようと
あちらに提案しても、拒絶している。
負けることは明白だからね。

平和を希求する精神は大切だが、
権利を主張できない弱腰国家、と国際的になめられてしまうことが怖い。

事実、国際貢献という名目で金だけは国際社会から求められ、
拠出しているが、その額に対して国家の存在感は希薄である。
金持ちのぼんぼんが小ずるい近隣からせびられているようなものだ。
なげかわし。

7月19日(土曜日)

●野菜
キュウリはへたったが、相変わらずトマト、ピーマン、ナスが元気。
みずみずしい野菜が朝・夕の食卓を飾る。
短時間炒めたあとちょっと蒸すと、かたちは崩れず柔らかに仕上がる。
最近はもっぱらこの方法で大量摂取するようにしている。

※ブルーベリーも収穫開始

●心の闇
またまた家族の殺人事件が発生してしまった。
川口市では中三の女子が父親を包丁で刺殺。
中高一貫校で成績はよくスポーツも活発に行っていた、という。
(その後、成績は「中くらい」と報道された)
父母と弟の4人家族で、傍目には仲のよい父娘と映っていたようだ。

中3といえばむずかしい年頃だが、
なにが父親殺しに駆り立てたのか。

相模原市では、29歳の妹が34歳の姉を包丁で刺した。
幸い命には別状がなかったが、姉妹間の確執は楠だったのか。

明日からのニュース番組をはじめ週刊誌が忙しく報道するだろう。
このところ、凶悪ネタには困らないが、
やりきれない気持ちになるだろうな。



秋葉原の無差別殺人事件で使われたダガーナイフが販売禁止となった。
包丁も凶器になるが、さすがに売買を禁ずることはできないだろう。
未成年が購入する際は身分証明書の提示と親の承諾書が必要になるくらいの
条例ができるかもしれない。

殺伐とした世の中になったものだが、
幼い頃から命の大切さを徹底的に教育しなくてはいけない時代になったのだろう。
昔はそんなこと教えられなくても自然に身についたものだが。

●梅雨明け
長雨という記憶もなく、
とっくに出てもよさそうだったが、やっと関東地方も空けた。
今日から公立学校は夏休み。
水の事故の少ないことを祈る。
ところが22時のニュースでは、本日7名が犠牲になったという。

最近の雨は天邪鬼のようで、
広い地域に降るのでなくスポット的に豪雨を降らす。
昨日の午後は埼玉東部の上空では雷鳴がしたが、たいした雨も降らなかった。
ところが、都内の渋谷、世田谷区などで局地的な大雨。
急に多摩川が増水し水遊びをしていた子どもたちが瀬に取り残された。
ヘリに救出されて事なきを得たが、
上流の降水で雨が降らなかった下流の水かさが急に増すということがつどつど。
判断を誤ると瀬に取り残される。

ガソリン高騰で親は遠出をしない。
仕方なく子どもたちは手近な水場で遊ぶことになる。
くれぐれもご用心。

私が小学生の頃、学校にはプールがなかった。
夏休みの遊び場は江戸川だった。
常磐線の鉄橋の下が昔の船着場のようになっており、
そこから橋げたづたいに泳いで千葉県に出かけた。
あの頃、ビニール袋は一般的だったかどうか定かではないが、
そこに塩と味噌を入れて、川向こうの野菜畑でキュウリやトマトをぱくついた。
ひとしきり遊んでまた同じコースを戻るのだが、
その頃になると疲れていて、必死で泳いだものだった。
もし、流されて橋げたにつかまれなかったら…

当然、江戸川は遊泳禁止だった。
かなり危険な遊びをやっていたものだ。

7月18日(金曜日)

●竹島効果

日本の中学の教科書に「竹島」が登場し、
韓国の感情を考慮し「日本固有の領土」とまでは言わないものの婉曲な表現を行った。
韓国は大統領も国民も即座に、過激に反応。
その様子はテレビニュースで伝えられた。
迷彩服の屈強な若者集団が日本大使館前で抗議行動を行っていた。
警護するのは警官隊だが、彼らも韓国人だから心情的にはデモ隊と同じ。

隊列をつくり一応はガードしていた。
本来ならヘルメット姿の重装備、と言いたいところだが
日本大使館前の彼らは軽装だった。

最近の日本の警察は証拠書類を押収にゆくときなど
スポーツキャップのようなものをかぶっているが、
韓国の警官隊も、もしかしたら投石もあるかもしれないのに同じような帽子だった。
抗議集団が強硬手段を用いたら、逃げるつもりではないかね、と思わせる。

一方、李明博(イ・ミョンバク)大統領も、駐日韓国大使を帰国させたり
シンガポールで開催される東南アジアの会議中、日韓会談を行う予定をキャンセル。
かなり強硬な姿勢をとっている。

案の定、6月2日時点では17.1%と墜落すれすれの支持率だったが、
今回の竹島問題で25.8%に跳ね上がった。
大統領就任当時、日本と蜜月関係を築こうという姿勢だったが、ころっと変わってしまった。
背に腹は変えられぬ、というわけだ。
もともと、日韓の緩やかな雪解けは政治ではなく文化から始まっている。
JAPANPOPS、MANGAで若者たちに先鞭をつけ、
「冬のソナタ」の放映で、日本のおばさんたちに火がついた。
ドラマの舞台へ詣でる女性はうなぎ上りで、彼の国は観光収入で、いっときはうるおった。
その後も「チャングムの誓い」で韓国の宮廷物も大ヒット。
NHKの果たした役割りは大変なものだ。

こうして、「韓国は近くて近い国」になりつつあったとき、「竹島」ですよ。

指導者は人気回復の道具に使い、反日をあおりたてる。
韓国人はマス・ヒステリーに陥りやすい国民性ということもあって、
簡単に政府の策略に乗ってしまった。
日本の国民は、韓国人に比べ、竹島に関しては醒めているようだ。
敗戦直後からくすぶっていることを、
60年以上経過してから教科書で取り上げるなどという鈍感さでは
領土問題など解決できっこない。
まして、切れ者の政治家がいるわけでもなし…
いっそのことプレゼントしちゃえば。

7月17日(木曜日)

●波及効果
圏央道工事が進んでいる。
わが町もかする程度にひっかかっているが
側道を利用する車が通り過ぎるだけ。

近隣の町から景気のいい話が飛び込んできた。
県が菖蒲町に造成している「菖蒲南部産業団地」に
東京に本社を置く建材メーカー「YKK AP」が新工場を建設することに決まった。
土地8.7ヘクタールを54億円で取得するという。
2010年に着工、早ければ2011から稼動ということだ。
進出の決め手は圏央道の開通で物流効果が向上する、ことだった。

菖蒲町にはショッピングモールもできるという。

鉄道網のない不便な町が幹線道路の開通で元気がみなぎる。

菖蒲町は久喜市との合併を推進中。
新久喜市にとって法人税が入る雇用拡大はできる。
うらやましい限りですな。

わが町にそんな景気のいい話は聞こえてこない。



石油の高騰は生活の全てに悪影響を与えている。
生活物資は軒並み値上げ。
車の販売数もダウン。
国民が生活防衛にシフトすると景気は悪くなる。

わが町は道路などのインフラ整備が進んでいないが、
仮にスムーズに春日部、杉戸とつながる道路が開通しても
通る車も少ない。
住宅を購入しようという意欲も減退。

こういう条件が重なると、合併機運もしぼみがち、という観測も聞こえてくる。

だが、ここでまたまた「身の丈にあった」姿勢を継続していては
浮かび上がるチャンスを永久に捨て去ることになりかねない。
こういう時期だからこそ「3本の矢」「3人寄れば文殊の知恵」効果を実現すべきだろう。

●様変わり
秋葉原もうだるような午後の日差し。
凄惨な事件が起こった後も、人々は吸い寄せられてくる。
相変わらず国際色豊かだ。

事件現場には献花台が設けられ、
花や飲み物タバコなどが置かれている、とマスコミが報じていた。
そして、そのお供物を盗んでゆく不届き者も存在する、と。

昭和通りの書泉へ本を探しに行ったので、
献花台のあるSofmap方面には用がなかった。

久しくこのあたりを歩いていなかった。
新しい通りはできる、駅構内に店はできる…
JR秋葉原駅に接して大きな建物が完成しだいぶ様変わりしていた。

タリーズコーヒーの奥まった喫煙ルームでひとやすみ。
購入したばかりの書籍をぱらぱら。
こんなアングルから日比谷線の入り口を見下ろせるときが来るとは夢にも思っていなかった。

7月16日(水曜日)

●国民性
中学校の教科書に「竹島」が記述されることになり、
韓国が過敏に反応した。
日本側は隣国との関係悪化を考慮して、
北方問題を引き合いに出し、穏便な表現に務めたようだが、
そんな深謀遠慮は伝わらない。
駐日韓国大使を一時本国に戻すことになった。
また、駐韓日本大使を呼びつけ抗議した。

北方問題にしろ竹島問題にしろ、
日本が先の大戦に負けたことに由来する。
ポツダム宣言受諾後、ソ連は強行上陸し日本の北方領土を占拠した。
また、竹島もGHQ措置の間隙をぬって、李承晩ラインを設置した。
つまり、どさくさにまぎれて日本の固有領土を領有してしまった。

日本は敗戦により、必要以上に弱腰になってしまった。
韓国は一時日本に併呑された苦い経験があるので、
その恨みは終生ついてまわる。
弱点をついて、そこにつけこんでくるのだ。

しかも、マス・ヒステリーを起こしやすい国民性ときているから始末が悪い。
牛肉問題も、小さな運動が国家規模にふくれあがってしまった。
今般の、北鮮・金剛山観光で兵士に殺害された主婦の事件を注目したい。

牛肉の矛先はアメリカ。
竹島の矛先は日本。
だから、抗議運動は熾烈を極める。

金剛山事件は38度線の向こうの同胞である。
韓国政府は事件究明を申し入れているが、
北鮮は相手にするどころか、お前が悪い、と逆に居直っておる。
南北統一は韓国の悲願なのだろうが、
体制崩壊は金王朝の終焉だから、すんなりいくわけがない。
そんなわけで、半島はまだ朝鮮戦争の傷を引きずっている。
金剛山事件は相手が同胞といえども、政府が強行姿勢を示さなければ国民は納得しない。
しかし、これ以上の関係悪化は避けたいというジレンマに陥る。

従って、日本が竹島問題を教科書に載せたことは
政府にとっていいチャンスだった。
こちらに国民の目を向けさせ「ガス抜き」をするだろう。
就任間もない大統領の支持率も落ち込むばかりだしね。

韓国のマスコミは「日本は本当に近くて遠い国だ」と
毎度おなじみの論調をぶちあげているが、
それを言いたいのは日本だろう。
日本は「もっと冷静は対応を…」と呼びかけている。



韓国は竹島に武装警察官を常駐させ、ここで結婚式を挙げさせるなど、
実績を積み上げ、なんとかモノにしよう、としている。
実効支配というやつだ。
今のところ、日本は遠くから棒でつついているような按配だ。

今回の教科書では、北方領土を引き合いに出して説明しているようだが、これでは生温い。
歴史を直視させるべきだろう。
韓国には鬱陵島(うつりょうとう)という領土がある。
歴史的にはここと、現在の竹島が複雑にからまりあっている。
しかし、仔細にながめれば、竹島は日本の領土ということが判明する。

韓国は国際司法裁判所に提訴されることを恐れている。
なぜか?
「義」は日本にあり韓国は負けることがわかっているから。

下出に出るとつけあがる。
そういう国なのだお隣りは。

敗戦後の日本でも、今まで虐げられてきた在日韓国人が
急に権利を主張しはじめて、
日本人の土地を奪ったという事件は枚挙にいとまがない。

7月15日(火曜日)
●車内
横浜に向かう電車では
座席に座りパンをぱくつくおやじの隣りで若い女が化粧をしていた。

北千住からの下り車両では
若い女がドアの前で立ちながらおにぎりを食べていた。

羞恥心が退化しているらしい。



夕方6時近かったが、まだ明るい。
ステンレスカーだから車内はなおさらだ。
サラリーマンの帰宅にはまだ早い。
後ろから2両目の電車に乗っているのは十人にも満たない。
春日部から少年が乗り込んできた。
小学校3〜4だろうか。
席に座らず私の前に立ち見慣れた風景に目をやっていた。
ややあって半ズボンのポケットからブルーの携帯電話を取り出し
画面に見入っていた。
メールだろう。

特徴あるカバンを背負っていた。
私立なのだろうが都内でもこのようなデザインは見たことがなかった。
か細く小柄な少年には不似合いなほど大きく映った。
電車が揺れるとカバンからぶらさがった定期が振り子のようになった。

背中に視線を感じたわけでもないのだろうが一瞬こちらを見た。
浅黒かったが育ちのよさそうな顔つきだった。

よかった、アンパンなどにかぶりつかないで。

少年は東武動物公園で下車しなかった。

7月14日(月曜日)

●存在感
洞爺湖サミットでは、中国、インドなど新興国を仲間に入れようと提案したのは
サルコジ仏大統領だった。
結果的には受け入れられなかったが、
新たな問題提起をしたことで、存在感を示した。
カミさんは連れてこない、サミット終了後さっさと、日本を後にした。
この会議にあまり重きをおいていないようだ。
で、本国に戻り、どえらいことをやらかした。

フランスが「地中海連合」の提案国となり、それが採択された。
名称からすると地中海に面した国々が、
新たな枠組みをつくるのかと思ったら、ヨーロッパ諸国と
中東、北アフリカを含めた広大な地域間が対象となっていた。
EU加盟27カ国、地中海沿岸16カ国。
計43カ国という巨大枠組みだ。
これらの国々が、通商、安全保障、環境政策に関して
2年ごとに首脳会議を開催する、というのだ。

大国だ先進国だの言いつつ、決定的な事柄を推進・決定できないサミットに
見切りをつけ、まとまりやすい地域で実績をつけようというのだろう。
シリアとイスラエルという犬猿の国々まで参加しているのは注目に値する。

ただ、北アフリカの暴れん坊、リビアの最高指導者カダフィ大佐のみ
「アフリカを分断する試みだ」などと参加を拒否した。
彼の国は共産圏と仲がいいからね。

EU加盟が悲願のトルコの頭上を通り越してしまった。
トルコは危機感を抱いているんだろうね。
もっとも、与党のイスラム系とアタチュルクの政教分離を信奉する
世俗派の覇権争いで国内はごたごたしているため
地中海連合どころではないのだろうけど。


地中海連合という名前だが、
北欧など地中海から一番遠いところにある国々は
EU構成国としてとりあえず参加したものの、
サルコジ大統領のスタンドプレーと見る向きもあるのではないかな。

サルコジ大統領は夫人との華やかな話題をふりまきつつ、
やるときゃやる、というしたたかな外交戦略なのだろう。
単なるゴシップメーカーではないのだ。
洞爺湖サミットでは、環境破壊を防止する妙薬は原発ということが明らかになった。
フランスは原発先進国だ。
地中海連合の、特に北アフリカ、中東へ売り込み攻勢をかけるに違いない。
さらに、電力を使う交通網「新幹線」も合わせてセールスするだろう。

当初、参加拒否していた北京オリンピックにも顔を出すようだ。
これで、中国との関係も改善。
洞爺湖サミットでは、新興国・中国もサミットのメンバーに、と提案しして恩を売ってある。
中国への原発売り込みも活発化するだろう。

やってくれますね。

日本のリーダーに彼の爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいものだ。



U・P原発の普及は危険と隣り合わせ。
今後、国連なみの監視組織が必要になるだろう。

7月13日(日曜日)

●午後の曳航
「通勤」の車内読書は短編がいい。
薄くてかさばらない。
眠気を憶えないときは読了も早い。
作家は…今をときめく人より昔のほうが親しみを覚える。
というわけで、タイトルが気になっていた三島由紀夫を選んだ。

昔、同名の日本映画をテレビで見たような気がした。
舞台は海辺の町、三浦市で
けだるい隠微な世界だったような…
しかし、誤りのようだ。
インターネットで検索したら日英合作映画はあるのだが、
日本映画はひっかかってこなかった。

小説の舞台は横浜元町・本牧だった。
東神奈川や杉田も登場する。

元町で輸入雑貨店を営む未亡人とその息子。
偶然、自分の乗っている船を案内することになった船員。
未亡人と船乗りの通俗的な関係と
少年の友達の怪しい世界が交差する。
物語はあらぬ方向に向かってゆくのだが、
少年たちの異常なな儀式がそれを暗示する。

三島由紀夫は小生の好みの作家ではなかったので、
昔、「春の雪」を読んだ程度だった。
青春小説「潮騒」の作家でもあったけど。

「午後の曳航」は日活映画のような男と女なのだが、
風景・心理描写はさすが、と思わせるものがある。

間違えれば三文小説になってしまう世界を、
三島の筆力がそれを感じさせない。

読んでトクしたような作品だった。

もうひとつ気になっている小説は
「海流の中の島々」
ヘミングウェイだが、高校時代に読んだような気がする。
確か父と子の葛藤を描いていたのではなかったと思うが
自信はない。

午後の曳航、海流の中の島々。
海を感じさせるタイトルについ惹かれるクセがあるかもしれない。

午後の曳航は
小さなタグボートが大きな船を引っぱって行く、
横浜港の風景だと思うでしょう…?

7月12日(土曜日

梅雨も明けていないのに猛暑。
だいぶたってから、気象庁は「すでにあけていました」というのだろうな。
●不祥事発覚
大分県の教育界が揺れに揺れている。
教員採用試験に金が動いていた。
教育委員会のNo.2以下、芋ずる式に校長、教頭が逮捕されている。

発覚は内部告発かと思っていたが、そうではなかった。
教育委員会のNo.2が中核となっていたのだが、
そいつのところにキャッシュではなく金券が届けられていた。
そいつは、同じ金券ショップで換金していた。
大金を頻繁に換金するのを不審に思った店員が警察に届け出た。

教育者も賄賂には素人だった。
苑都度、店を変えていれば、なんとかなった、かもしれないのに〜〜。

他の都道府県の教育委員会でも震えている奴がいるに違いない。

●蕎麦
大利根道の駅で販売している「二八そば」がなかなか旨い。
細麺で2分茹で上げるだけ。
2玉入って198円という近頃珍しいお値段。
産直のカガミである。

当町の産直販売所と大違い。

●その後
山本モナと二岡の不適切問題は、潮が引くようにワイドショーから姿を消した。
スポーツ紙がその後を伝える。

二岡は翌日2軍の試合でトンネルをやらかし、やじられた。
頭を刈り上げ不倫行為にケジメをつけようとしている。
最近の野球選手は長髪が多いが二岡も例外ではなかった。
だが、こうクソ暑いと見る者に不快感を与えていた。
丸坊主にした32歳の男はスポーツ選手らしい感じになった。
シーズン中はこれで通したらいいんでないの。

巨人のドン、ナベツネも今回の二岡の行為には目をむいていない。
インタビューした記者たちに、
「あんたたちも若い頃はそうだったんじゃないの」などと、二岡弁護している。
ということは、ジャイアンツはまだ彼を必要としている、ということだ。
球団社長とニュアンスが違うが、ドンの発言力はまだ強大だもんね。
予定されていた一軍復帰は伸びたが、
近いうちに彼の姿が見られるかもしれない。
打席に立ったとき、キャッチャーから、そのことを囁かれて動揺し、三振することがあるかもしれないが。

山本モナはといえば、
責任は2人にあるというのに
ホテルにしけこんだのはすべて二岡からの誘い、
と男に責任をなすりつける声明を出し「女を下げた」。
所属事務所は、決まったばかりのニュース番組を降板させ謹慎させる。
幾つかコマーシャルに出ていると思うが、
スキャンダルを嫌うスポンサーも契約解除になるのではないかね。
実際、大型ポスターも撤去が検討されている、そうだ。

番組降板はやむを得ないとしても、
もっと大人の対応をしていれば、その後の情勢も変わったかもしれないのに、
「危機管理」のまずさで墓穴を掘ってしまった。

今後、モナを使いたい、とする番組は限られる。
バラエティに登場し、杉田某のように自分のスキャンダルをネタにする芸人として
お茶の間を賑わせる、のかもしれない。
報道希望の上昇志向女などという看板などすぐ忘れられる。

7月11日(金曜日)

●iPhone
11日午前7時、Appleの携帯電話「iPhone 3G(アイフォーン3G)」が
ソフトバンクモバイル表参道店で先行発売された。
確実に入手するため2〜3日前から並んだ名古屋の若者が1番の栄誉をつかんだ。

昨年だったかUSAで発売されたときも熱狂的に受け入れられた。
本日の表参道店もそうだが、世界同時発売なので、イギリス、香港などのヒートぶりも
テレビで紹介されていた。

見慣れた二つ折りの携帯電話とは違い、
同じアップルの携帯音楽プレーヤーiPodに似ている。
キーボードがなく全てタッチで行う。
パソコンのウィジエットのようなアイコンが並んでいて
超小型パソコンに電話がついたという感じだ。
いや、電話、インターネット、音楽、動画、電子手帳が1つになったようだ。

Appleサイトでは、この刺激的なツール紹介の動画が見られる。
20〜30分の長編だ。
青年がすらすらペラペラと新機能を説明しているが
その多機能さは慣れるのに一苦労だろう。
もっとも、使うのは若い世代だからすいすいか…

音楽を聴きながらインターネットを…
ますます電車内の風景が変わるだろうが、
肝心の電池のもちはどうなのか気になるところ。

アップルサイトでは、

電源およびバッテリー
リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 3
USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電

連続通話時間 4:
3G: 最大5時間
2G: 最大10時間
連続待受時間:最大300時間 5

インターネット利用時:
3G: 最大5時間 6
Wi-Fi: 最大6時間 7
ビデオ再生: 最大7時間 8
オーディオ再生: 最大24時間 9

と、説明している。

3,4,5…は「注」だから、いろいろ制限があるようだが、字が小さいので読まなかった。

iMac、iPod、iPhone…相変わらずApple、いやスティーブ・ジョブズはやってくれます。

国産の携帯電話にあってiPhoneにないものは
ワンセグとストラップ用の穴らしい。
カメラは200万画素のものを内蔵している。

●一佐
戦前の軍隊では大佐。
歳は40代後半から50代前半。
組織内では高級幹部だ。

その一佐殿が不祥事を起こした。
原因は酒。

1人目の一佐。
目黒区東山の社長宅の水の入っていないプールに転落死していた。
49歳の陸上自衛隊一佐殿だった。
幹部研修を終えJR恵比寿駅付近で同僚と酒を飲んだ。
東京メトロ中目黒付近の宿泊先ホテルに帰る途中
門の開いていた社長宅に迷い込み転落したとみられる。
どこの地方から出張してきたのかわからんが、
一緒の同僚はどうしたんだろう。
訃報を聞いた家族は、悲しむのは当然だが、
そのていたらくな死に様に複雑な想いだろう。
前線で銃弾を受けるか地雷を踏んでの戦死なら遺族は名誉なのだが。

2人目の一佐。
自衛隊頭部方面総監部後方運用課長53歳。
11日午前1時40分頃東武東上線朝霞駅前の路上で28歳の女性に近づき尻をさわった。
女性と話していた男性が取り押さえた。
一佐殿は酒を飲んでおり「やってない」と言っている。

山本モナと二岡のラブホ事件といい、酒にまつわる話題には事欠かない。

最近の若い連中はあまり酒を飲まないらしいが、
中高年は相変わらずメートルがあがりっぱなし。

●ばかモナ
ノルウェー人男性と日本人女性の間に広島で生まれた32歳の山本モナが
昨日来テレビを騒がせている。
政治家とロチューをパパラッチされ報道番組を降ろされたのは確か2年くらい前。
たけしの北野事務所に拾われ、バラエティ番組の「着ぐるみ」で復活。
安藤さんや桜井さんのような報道番組のキャスター狙っていた彼女としては
屈辱の時間だったかもしれないが、クイズ番組では博識を披露していた。
くさることなく務め新たな世界を開拓。

長い「みそぎ」の時期だったが、お陰で茶の間から忘れられることもなかった。
その甲斐あって、フジテレビの「さきよみ」なんとかつ〜ニュース番組のキャスターに登用された。
第1回が無事放映され、その打ち上げで新宿2丁目のゲイバーで祝杯を上げていたそうだ。

そこへ読売巨人軍の2軍で調整中の二岡が友人たちと現われ
狭い店だったので、モナグループと合流。
カラオケなどで盛り上がった。
モナは広島出身で関西のテレビ局でデビューしたのだが
なぜかジャイアンツファンだった。
しかも、二岡はモナと同じ広島出身。
初対面で意気投合してしまった。

明け方4時で店は閉店。
モナと二岡は飲みなおそう、ということで2人でタクシーに乗り込んだ。
新宿2丁目からなぜか五反田のラブホへ移動
1泊9000なんぼの、タレントと野球選手が利用するには安すぎる店に消えた。

この一部始終が女性週刊誌の記者に尾行され写真に撮られていたという。

各局のニュース・バラエティ番組が一斉に報道。
注目の女性タレントと有名野球選手のスキャンダルだから
芸能ネタとしてはピカ1。

あわててモナは声明を出した。
二岡に誘われ同行した、と責任を相手になすりつけるひどい内容。
これに対し二岡側は沈黙している。
モナ側は第2弾、北野オフィス声明で、
決まったばかりのニュースキャスターを降板させ謹慎させる、という。

せっかくつかんだ再チャンスを1夜にして棒に振ってしまった。
自分の立場を理解していない。
だから同じ過ちを繰り返す。

二岡は間もなく一軍復帰だったという。
しかも巨人の選手会会長。
地味なぼ〜っとしているような男だが
ここ一番サプライズが飛び出す貴重品だ。
家庭があり子どもが生まれたばかりという。
こちらも自分の立場を忘れていた。
二岡はこれからチームと家庭で針のむしろ。

酒の上のできごとでは済まされない。
どちらも身から出た錆。

●季節
朝、向かいの町有地から弱々しい声がした。
初セミだった。

例年わが家の金木犀でセミが羽化している。
葉の裏の空蝉をよく見かけたものだが
大胆に伐採したため今年はどうなることか…

散歩道には栗の緑のイガがふくらんできた。
見た目は猛々しいトゲなのだが、
触れてみるとゴムのように曲がってしまう。
まだ、小学生なのだ。

新しい村で育成しているぶどう棚がある。
入念に手入れが行われており、形のよい房がみごとだ。

まだ梅雨も明けていないというのに、
夏と秋が同時進行している。

※雨が降らないのでカエルも元気がない

※菜園のトマト(桃太郎)、ナス、ピーマンが元気。

7月10日(木曜日)

●御礼
第34回主要国首脳会議の会場となった「ザ・ウインザーホテル洞爺」の
全面広告が閉会翌日の朝刊に、1ページ横位置で掲載された。
空のブルーに薄茶文字だから読みにくいことおびただしい。


ご支援有難うございました。

「ありがとう」を「有難う」と表記しているのも古式豊か。
このキャッチは誰に言っているのかね。
国民全員が支援したわけではなし。
読みにくいコピーに目を近づけると、サミット開催に関わった人々に、であった。
な〜んだ、福田首相と同じ自画自賛か。

高台に浮かぶ客船のようなホテルだが、
まず、名前が高級連れ込みホテルのようである。

どんなホテルで、どんな経緯でサミット会場になったのか…
調べてみたら結構波乱万丈だった。

大型高級リゾートホテル。
前身は、1998年に廃業した「ザ・ウィンザーホテル洞爺」(開業時の名称は「ホテルエイペックス洞爺」)。
現在の所有者は警備会社セコムであり、一時廃業以前と同様のホテル運営会社「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル」により運営されている。


詳細情報

前身は、不動産開発業者カブトデコム(札幌市)の子会社であったエイペックス社(1993年からは北海道拓殖銀行の子会社)が、総工費約650億円をかけて1993年に開業した会員制高級ホテル「ホテルエイペックス洞爺」である。

1997年、ホテル運営会社「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル (WHI) 」(東京都港区、社長・窪山哲雄、資本金:1億6,500万円)による運営となり、ホテル名が「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に変更された。 同年、北海道拓殖銀行が経営破綻、翌1998年にはエイペックス社も自己破産し、ホテルは廃業した。

2000年、セコムグループ・セコム損害保険の子会社であった不動産投資・管理会社「十勝アーバンプロパティーズ」(東京都)が土地・建物を約60億円で購入。施設改装後の2002年、以前同様WHI社の運営により、「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」として営業を再開し、現在に至っている。



サミット会場決定の理由については、設備、環境、警備のし易さに加え、セコム創業者・飯田亮の知己であり、内閣総理大臣(当時)・安倍晋三の縁戚であるウシオ電機会長・牛尾治朗の働きかけがあったと言われる。また飯田亮自身が、元首相小泉純一郎の盟友である。
サミット会場決定が報道されて以降、来客・宿泊客が増加し、ホテルは好況を呈しているという。



バブルのにおいプンプンである。
決して名門ホテルというわけではなかった。
今後、このホテル自体が温室効果ガス低減対策を率先して行わなくてはいけない。
そんなこと経営者は先刻承知だと思うけど。
太陽発電パネルや風力発電装置がホテルに取り付けられるのはいつだろう。
まさか、2050年とは言わないだろう。

サミット会場に選ばれたメモリアル公園設置などでお茶を濁してはいけない。

7月9日(水曜日)
●サミット終了
大山鳴動鼠1匹。
だが議長国の首相は自画自賛しているようだ…

エビやウニなど高級食材を用いた料理をぱくつきながら、
アフリカの食料危機を議論する首脳たちが笑われておりましたね。

2050年までに温室効果ガス半減、ということだが
いま2008年だから42年後のことだ。
小生とっくに骨になっているから、その結果を知ることはできない。
5ヵ年ごとに進捗状況を確認するといった
短期目標がなくては、絵に描いた餅になることは明らか。
先進国がまじめに取り組んだとしても
途上国は後手にまわるだろうから
世界的な効果は1歩進んで2歩後退ということになるのだろう。

温室効果ガスを減らすための妙案として
原子力発電所建設が急速に浮上した。
別の意味で地球を破壊し尽くす危険性を孕んだ発電所だ。
原発先進国フランスはインドへの売り込みに積極的だし
長いこと凍結してきたアメリカも参入する。
あまり知られていないが、日本も原発技術では先進国。
東芝、日立などが世界に供給している。

当然そこには莫大な利権がからむので、
ウランに代わる安全なエネルギー源トリウムを使用した原発への道は
遠いというより閉ざされた、というべきか。

●スタート
いよいよ東武鉄道の大事業「スカイツリー」建設が始まるらしい。
建設費は600億円に膨らんでいた。
計画が発表された当初は、確か400〜450億円と記憶するから
かなり膨れ上がってしまった。

あの細長くて狭い、駅に接近した土地に600mを超える巨大タワーがやがてそびえたつ。
周囲の建物に比べなんと不似合いな…

スカイツリー敷地内樹木で埋め尽くしても、
掘割の向こうは低層住宅密集地。
東武線の向こうは墨堤だから桜並木があるにはあるが、
線路で分断されているので一体感がない。
空へ伸びるジャックと豆の木のようなタワーだけが浮いている。

東京タワーには増上寺。
スカイツリーには浅草寺。
徳川家の菩提寺から庶民の寺へ周辺環境も変わる。
集客のご利益は生まれるかな。

7月8日(火曜日)

●警戒
洞爺湖サミット開催中。
会場には全国から召集された警官が警備に当たっている。
自衛隊も陸海空から目を光らせる。
テロ対策ぴりぴり。
英国では、サミット警備で手薄になったロンドンを襲われた。
そのため、今回は首都警備も手抜かりがない。

東武動物公園駅にも改札付近に1人。
これは、刃物で無差別殺人が発生して以来。
これもテロの一種。
ターミナル駅ということもあって北千住、上野の数は多い。

上野駅の構内に若いやせた青年が1人で警戒に当たっていた。
屈強な人たちは北海道に出払ったのか。
なんとなく頼りない。
東神奈川駅に姿は見えなかった。
人手不足の結果か。

今のところ国際テロリストは行動を起こしていないが、
これだけ厳重な中、わざわざ危険を犯してまで実行はしないだろう。
一瞬の気の緩みを狙うなら、要人が母国の土を踏む頃だろうな。

7月7日(月曜日)
●過疎化
夜のニュース番組で、東北地方の過疎化の町が紹介された。
近くに鉄道も高速道路もない山間の町。
人口8000人を少し欠ける。
御多分に漏れずお年寄りが多いのだが、元気なのだ。
町が老人パワーでじわりじわりと活性化している。

四国には木の葉を採集し関西の料亭に出荷している元気な村があったが、
紹介された東北の町は、
ないものねだりをするのではなく、あるものを見直して産業に結びつけるという
逆転の発想で元気を取り戻した。

もともと林業と酪農で生計を立てていた風の強いところ。
しいたけのほだぎの廃材、ありあまる牛糞、それに強風。
これで金を生む仕組みを考えた。
廃材は炭にする。
作業をするのはおばあちゃんたち。
年をとっても仕事に従事できるので、生き生き。
牛糞は発酵させバイオエネルギーに。
風は、風力発電会社の誘致に成功。

従来からの資源の産業化で町債も年々減額。

町に残された、いや町を守っている高齢者たちは
年金でつつましい生活をしているのだが、
野菜、米などは自給自足。
健康で朝晩の太陽と出会えることに幸せを感じている。

大都会に出て行った子どもたちが、やがて年を取り
生まれた町に戻り、先祖から受け継いだ田畑を耕してくれることを
静かに待っている。

この町は合併をしなくてもやっていけるのだろうか。
番組の趣旨が違うので、そのことには触れなかったが
ふと思ったりした。

岩手県葛巻町の公式サイト -->

7月6日(日曜日)

●暗雲?
日本列島を高気圧と低気圧が遠巻きにしている。
このため薄日が射したかと思うと雨がぱらつく。
気団のせめぎあいで不安定な天候になるのだが、
この町の合併に関しては、住民をおきざりにして
「生臭い」せめぎあいが行われているようだ。


宮代町と杉戸町が一緒に春日部市と合併するという
先の合併意向アンケートで多くの住民が支持した組み合わせを
推進しようとする議員グループ。
一方、合併には反対ではないが相手先を明確にしていない議員グループ。

合併第一幕は久喜市、白岡町など
境界を接する周辺自治体が候補にあがっていたが、
今や、久喜市は優柔不断な宮代と組んでは合併はおぼつかないと悟り
菖蒲町、鷲宮町、栗橋町の1市3町で合併協議会を立ち上げ
合併新法期限ぎりぎりの再来年3月末までに新市を誕生させることで話を進めている。
賢明だ。
白岡町は、当初久喜市グループに入っていたが、離脱。
蓮田市との合併を選び、こちらも法定期限内に新市誕生を目指す。
これも賢明。
取り残されたのは宮代町、杉戸町、幸手市。

宮代町は、ここへきて
杉戸町との2町合併をもくろむ議員の動きが盛んになってきたようだ。
アンケート結果を完全に無視している。

さらに、この期に及んでも「宮代単独」を夢想する方もいる(らしい)。
「合併」という安易な手段を選ばず自主路線を歩むという
デ・ラ・マンチャの男のような時代錯誤派とでもいうべきか。
春日部のような大きな市と合併すれば、宮代は呑み込まれる。
税金は上がり、宮代地域に向けられる予算は50年後…などと不安感をあおっている。

理想論を掲げる方は、町の経営に対し「収入」が視野に入っていない。
ただただ、行政と住民参加により町を運営しよう、というのだ。
高齢化が進み税収は期待できず、確固たる産業もない町である。
農業立国を掲げても住民がはたして恩恵を受けるられるのか。
町に残る自然や、稲穂、野菜を愛で「いい町だ」と目を細めていても
これからの町を担うであろう若い世代の定住は期待できない。
過疎化が急速に進み、老人部落になってしまうだろう。

単独を示唆しながら、突然「苦渋の選択」と称し
杉戸町との2町合併に走るかも知れないのだ。

宮代の住民は春日部市との合併を望み
榊原町長は、「宮代は杉戸町とともに春日部市と合併」を表明している。
町の方向は出ているのに、一部の議員は2町合併をもくろむ。
この背景には「公」より「私」の事情が色濃く反映されているのだろう。

はっきり言えば、広域合併による「失職」を恐れている。

だがね、ビジョンをもって議員の仕事をしていれば、町民は見ておりますよ。
新春日部市が誕生しても、この人なら宮代地域のために働いてくれる、ということが
わかれば、市会議員選挙の際、多くの支援者が現われるだろう。
狭い地域の「先生」で安住していては、
「志」の高い人たちもいる「新市議会」では、己の資質をくらべ目はくらみ、足すくむだろう。
従って、議員の淘汰は止むを得ない。

だが、超保守の2町が合併すれば「先生」の肩書きは残る、かもしれない。
その可能性に賭けた争い、としか映らない。
これは、議会政治以前の問題だ。

こうして、住民不在の虚しい争いを繰り返しながら法定期限切れを迎えるという筋書きか。

7月5日(土曜日)
●休漁
燃料費の高騰で漁に出るほど赤字がかさむ。
で、先のイカに続いてマグロも休漁するという。
台湾でも同様だそうだ。
さしみ、すしの人気ネタは品薄。
で、値段も上がる。
赤身も白身も大好物ではない小生には痛くもないけど
好きな人には打撃だろうね。

●偽装・改竄連鎖
北海道ミート・ホープの食肉偽装。
それ以前に不二家、北の恋人、赤福などの賞味期限改竄があった。
以後、船場吉兆の牛肉産地偽装、賞味期限改竄、食べ残しの再利用。
比内地鶏の産地偽装。
次にこの3〜4日騒がれている中国産を愛知県産としたうなぎの産地偽装。
またまた、ネット通販で中国産を四万十川と産地偽装。
枚挙にいとまがない。
まだまだ、内部告発や関係者の通報で発覚するのだろう。

産地偽装や、賞味期限改竄などは業界慣行かと思わせる。
「見つかったのは運が悪い」とでも思っているのかね。

まともな商売をやっている業者も、当然いるのだろうが
職業倫理が欠如した一部不心得者によって全体のイメージが極端に低下してしまう。

江戸時代からの庶民の楽しみ「土用丑の日」だが、
今年の需要は期待ができそうもない。

この期に及んでも、スーパーには中国産うなぎの蒲焼が売られている。
長さと厚みは隣りの国産に比べ段違いに立派だが、値段はかなり安い。
国産で中国産なみのボリュームを望むなら、バカ高だ。

国産は高価という常識を逆手に取った産地偽装だが、
違反した場合、JAS法違反で表示改善を求める、という軽微な措置だったらしい。
中国から安く仕入れて国産並みの値段をつけるのは詐欺商法だ。

JAS法は、ジャス法ではなく雑(ざつ)法。
こういう甘い法律だから詐欺を行う連中が後を絶たない。
中国産は食の安全からも疑問視されている食材が多い。
健康の視点からも、違反者には厳罰で臨むべきだろう。

7月4日(金曜日)

●予感
四国地方は梅雨が明けた。
平年より13日早いという。
今年は猛暑らしい。

夕方ジョンの散歩の折、
ジェットコースターの周囲に積乱雲出現。
今夜は雷雨になる、との予報だった。
その前兆か。
庭の蛙が嬉しそうに鳴いている。

7月3日(木曜日)
●ねんきん特別便
だいぶ前に届いていたのだが
そのままにしておいた。
記載漏れはなかった。

広告代理店を幾つか渡り歩いてフリーになったのだが、
記載内容を見ていたら、
当時のことが走馬灯のように浮かんでは消えた。

A社からB社に移るとき、
最短は翌日から次の社の社会保険の対象になっていた。

バブルがはじけて以来景気が好転しないまま
現在に至っているので、
今の若い人たちは移籍に臆病になっているようだ。

ねんきん特別便の内容を必ず返送するように、と
政府広報でしつこくPRしているので、
やっと重い腰をあげた。

7月2日(水曜日)

●草むしり
草取りではない。
明日から雨らしいので今のうちに庭の隅の雑草を「むしる」。
正確に言うと剃り残したひげを1本1本「抜く」。
早起きしたときは
野鳥やカラスの鳴き声を頭上で聞きながら
腰を下ろし地面を相手にしていると無心になれる。
デスクに向かう前の貴重な時間でもある。

7月1日(火曜日)

●孤独
秋葉原の連続殺人事件に関して、相変わらず識者が「事後解説」を行っている。
類似事件はすでに何件も発生しているのだし、今さら…の観がある。
彼らは、国に提言をしなくてはいけないのではないかね。

犯人加藤某は、動機を社会、家族にすりかえているが、
要は誰からも相手にされない奴だった。
孤独が引き起こした予測不能の事件だった。



「Lonely Hearts」というDVDを観た。
1940年代後半、米国で実際にあった「ロンリーハート殺人事件」を題材にしている。
戦争未亡人を狙った結婚詐欺事師が、次第にエスカレートし20人以上の女性を
殺害した事件だった。

映画は、死刑直前のシーンから始まる。
1951年3月8日のことだった。
場所はニューヨーク・シンシン刑務所。
執行スタイルは、なんと電気椅子だった。

映画「グリーン・マイル」以来の電気椅子処刑シーンだ。
日本の「絞首刑」に第3者が立ち会うことはないが、
ニューヨークでは事件に関わった刑事や被害者の親族、
マスコミなどが処刑の様子を見守る。

男は恐怖のため顔をひきつらせ暴れる。
多くの看守に両手両足を押さえられ「椅子」へ革ベルトで拘束される。
顎から頭に革ベルトを巻かれる。
顔に皮のマスク。
鼻の部分はとがっているが、目と口はない。
右足に電極を巻かれる。
ややあって、通電。
何ボルトなのだろうか?
男の身体が痙攣する。
頭の部分から煙が上がる。
足に巻かれた電極から血がにじむ。
痙攣が止み絶命。
失禁。

女は看守の仕事に抵抗することもなく度胸が据わっていた。
頭頂部が禿げていた男と異なり
長い髪の女性の場合、電気の通りをよくするため
頭部の電極に水を含ませる。

こうして、2人組の結婚詐欺師兼殺人犯は自分たちの犯した罪をつぐなった。

「グリーンマイル」では、悪意のある看守が
男の頭髪を剃らず、水も含ませなかったために、
死刑囚の死体が黒焦げになるという、凄惨なシーンだった。



初めのうちは男がカモとして狙った女だが、
ひょんな事から女は男を愛し、男も女を必要とするようになる。
女を妹と紹介し、いかず後家や戦争未亡人たちを騙し
彼女らの財産を巻き上げる仕事を続ける。

だが、男は妹という触れ込みでカモに接近するのだが、
女の嫉妬心から女たちを殺害してしまう。

孤独な男と女のゆがんだ愛情が生んだ複雑怪奇な事件だった。

犯人を追う刑事がジョン・トラボルタ。
サタディ・ナイト・フィーバーでは華麗なダンスシーンを披露した彼だが今やメタボ刑事。
仕事に打ち込みすぎ、妻を謎の拳銃自殺で失ってしまうという過去があった。
以来、捜査の一線から退き内勤を続けていた。

妻の死と、結婚詐欺に遭い自殺した女性の死に
共通点があるのではないか、と再び捜査の仕事に復帰した。
被害者の女性たちは孤独の隙間をつかれていた。
彼の妻も家庭を顧みない夫に孤独感をつのらせていたのかもしれなかった。



再び秋葉原事件。
犯人の加藤某も、親友はいない、彼女もいない、家族とも疎遠。
インターネットが唯一だれかとつながる手段だったのだが、
自分のブログにも反応はない…
孤立無援の孤独感から犯行に走ったのだろうが、
こういう若者は彼だけではない。

仮に彼女がいたとしても自分勝手な思考をする奴だから
意見の相違、価値観の違いを相手のせいにして
刺し殺したかもしれないのだよ。



「悪い種子」には消えていただくしかないだろう。

かの新選組は、組織に害を及ぼすであろう人物は早々に始末されていた。
「草は抜け」という考えが徹底していた。
近藤勇のふるさとでは、
作物に害を与える雑草は小さいうちに引き抜けと、と言われていたという。
京に出て、鉄壁の戦闘組織を作り上げるために必要な措置だった。

私は、今、庭の雑草を徹底的に抜いているのだが、
油断するとあっというまに繁茂してしまう。
それほどやっかいなのね。


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