田舎三昧の生活と意見

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●吉太郎童謡集

■Contents■
01順調
  プロフェショナル
  絶望
02新大学名
03再チャレンジ
  合流
04地震!
  地頭力
  新ツール
  近隣
  職場のMac
05オープン価格
  IH調理器
06桜満開
07ぼけ
08落城
09ボールペン
  童謡
10探し物
11力
  新社会人
12新緑
13高齢化
14顔
15流行
16驚愕
17到着
18誇大
19交代
20庭仕事
21会話
  野菜苗植え付け
22ダウンロード
  高瀬舟
23タワー建設
24隣町事情
25爛漫
26聖火
27泣き弁
28災難
  微刑
29昭和の日
30大往生


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Ginza
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Movie/Drama
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ご注意
人によっては不快な気分になるかも


ご意見・感想などお気軽にどうぞ!

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4月30日(水曜日)
●大往生
上野動物園の雄パンダ「リンリン」が22歳の生涯を閉じた。
国内最高齢。
飼育係が出勤したとき、すでに事切れていたという。
で、推定時刻は30日午前2時頃、ということになっている。

芝の中華料理店・留園のCMで「リンリン・ランランりゅ〜えん」というのがあったが、
懐かしく思い出される。

上野動物園は、さっそく中国にパンダの貸し出しをおねだりするらしい。
まもなく中国から要人が来日するし、
格好の友好外交素材になるようだね。

4月29日(火曜日)

●昭和の日
昭和天皇誕生日。
有給休暇を使えば長期休暇が可能になるし、
この時期社員は浮き足立つので休みにする企業もある。
その意味でも29日の祭日は国民に感謝される。
さわやかな季節でもあるしね。

今上天皇の誕生日は12月23日。
前後に祝日もなくぽつんとしている。
時は師走、別の意味で下々は浮き足立っている。
年が越せるかどうかつ〜のに、のほほんと休んじゃいられね〜よ
なんて声も聞こえてきそう。

親子でずいぶん差があるもんでんな。

4月28日(月曜日)

●災難
先日は砲丸投げの砲丸が頭を直撃。
本日はアーチェリーの矢が頭に突き刺さる。
各地の高校で惨劇が続いている。

花壇の花が軒並み切られると
同様な事件が続発する。

まさか、高校の事件はそんなことはないのだが、
被害者は不運としか言いようがない。

●微刑
夫を殺害、ばらばらに解体、小分けにして草むらなどに捨て歩いた。
昔なら猟奇事件として大々的に報道されたのだが、
最近は、「またか…」と一瞬は愕然とするが
次から次へと残虐な事件が起きるので、速やかに忘却の彼方に消えてゆく。

極悪セレブ妻、三橋歌織(33歳)に懲役15年が求刑された。
夫を殺すだけでなくばらばらにして15年とは軽すぎる、と思った方も多いのでは…

妻は常日頃夫から暴力を受けていた。
当節流行のDV(ドメスティック・バイオレンス)。
週刊誌の見出しでは、夫から変態プレイを強要されていたとかいないとか。

殺害時は心神喪失と弁護団のお決まりのアプローチ。
弁護、検察両方の医師も同じような診断結果を出したのだが
事件を隠蔽、撹乱させるその後の異常な行動は、理性が働いたものと裁判長は一蹴した。

DVは社会問題になっている。
なぜ日常的に夫が妻に暴力を振るうのか理解に苦しむが
まさかストレスのはけ口じゃないだろうね。

思い余って夫を殺害しても妻は死刑にはならない。
冷たい風が首筋を吹き過ぎたDV野郎も多いのでは。

4月27日(日曜日)

●泣き弁
9年前の山口県光市の母子殺人事件。
犯人は当時18歳1ヶ月の「元」少年。
被害者の夫・本村さんは当時23歳。
大学の同級生と結婚して、この惨劇に遭遇した。
妻を殺され強姦され、愛児まで命を絶たれた。

犯人は犯行時少年だったため、その姿はマスコミに出てこない。
護送車両に乗り込む際も、足元しか映されない。
本村さんは眉の太い意志の強そうな方で、
発言は説得力があり、マスコミに登場すれば世の同情を集めた。

当然である、愛児と妻に囲まれた幸せな生活が一変したのだから。

あるとき、元少年の弁護団が変わった。
元少年の弁護をするというより、
死刑廃止論者の一群が、持論をマスコミにアピールするという狙いがあった。
中心人物は安田弁護士。
オウム弁護団にも加わった猛者である。
光事件にも顔を出し、社会正義を訴えるとともに自分の顔も売ろうというせこい動機もあった。

ところが噴飯物の弁護内容で被害者の神経を逆撫でした。
安田弁護士のくだらん弁護、世間をなめきった顔つきと、ちじれっ毛の白髪頭が
TVに登場すると吐き気をもよおした。

それに引き換え、9年という長い年月を経て本村さんは32歳になっていた。
顔つきはりりしく、発言は相変わらず説得力があった。
最愛の妻の指輪をネックレスに通して裁判所に通っていた。
「元」少年には「死刑」判決が出たが、
往生際の悪い弁護団はこれを不服として上告した。

1人の本村さんに対し、犯人には死刑反対の弁護士が20名も参加している。
なんという異常な光景。
会見には、安田氏を真ん中にその他大勢が、この機会に名前と顔を売ろうと雁首をそろえる。
隣の「弁」は状況説明のため、安田のおやじに首を絞められる役回りを演じていた。
茶番である。
全員が頭を下げれば、企業の不祥事会見になるのだがね。

それに引き換え孤独な戦いを行ってきた本村さんは立派である。

これから、素人を巻き込む「裁判員制度」が導入される。
六法が商売道具の弁護士と、そんな分厚い本など開けたことがない庶民が
犯罪者を裁くのだ。
安田弁護士のような偽善者が混じっていたらやりにくいだろうな。



光事件弁護団から弁護方針の違いで外されたのが今枝氏だ。
解任会見で、泣き出したという「泣き弁」だ。
立派な体躯にしては神経が細いのだろう。
その彼が、朝のTBS「サンデージャポン」に出演。
彼の発言がまわりにくく、意味不明。
コメンテーターの集中砲火を浴びて、また泣き出した。
いい加減にしてくれよ。
幼稚園じゃないんだぜ。

守秘義務があるのだろうが、
安田一派の卑劣な法廷闘争と、あきれた弁護内容を暴露したほうが、
よっぽど世間の耳目を集めるだろうよ。

それにしても、光市事件は弁護士の職権乱用で
本村氏の当然の気持ちを踏みにじった。
弁護団は世間の批判にさらされていることを彼らは気づいていない。
一歩間違えれば世間を敵にすることがわからない。

ペーパー試験では記憶力、暗記力が優秀なのだろうが
その後相手にしなくていけないのは血の通った人間なのだ。
弁護とはいえ、小説や漫画を持ち出して正当化しようとする愚。
人間の気持ちをまるで理解していない。
「アホ弁」の典型である。
「駅弁」のほうがよっぽど存在価値がある。

4月26日(土曜日)
●聖火
世界各地で混乱、というより国家の恥をさらしながら
聖火が迷走しているが、とうとう日本に上陸した。
長野市がコースに選ばれ、善光寺から出発することになっていた。
同じ仏教を奉ずるチベット問題を理由に、善光寺は辞退。
市有地からということで落ち着いた。

これまで、聖火ランナーの周囲を屈強な中国人の若者数名がガードしていた。
中国の報道では聖火アテンダントという役割なのだそうだが
ランナーをガードするのではなく、暴漢から聖火を守る。
彼らは警察か軍隊に所属しているという噂だ。

聖火リレーを朝から実況していた。
日本の警察は聖火ガードマンたちを排除し自分たちで警護すると表明。
しかし、2名の兄ちゃんが参加していた。
ヘリからの報道で、ランナーに付き添う2名の中国人、それを囲むランニング姿の日本人警官。
さらに、縦隊の警官ランナー。
さらにその脇も縦隊の機動隊のような警官。

沿道は一足早いメーデーかと間違えるような赤い中国国旗が林立。

一糸乱れぬ警官の警官による警官のためのガード隊形。
すんばらしい景観である。
北朝鮮のマスゲームには及ばないけどね。
夕刊に掲載された写真を見てさらにびっくり。
ハートマークになっているでないの。
男子新体操の演技を見せられたような…

とまれ日本警察の新しい集団演技を垣間見せてくれた
優れた行進でありました。

写真上左、バイクに乗ったカメラは、中国の報道陣だそうだ。どこの所属かは、把握していない、ということだ。

4月25日(金曜日)

●爛漫
こんな名前の日本酒がありますが、最近は忙しいので控えております。

この数日、天候は安定していないけれど
気温は少しずつ上昇している。
庭の草花は敏感に反応して花を咲かせている。

※庭石の脇にひっそりとすずらん。     木陰の都忘れ

※私の好きなアネモネ。            間もなくモッコウバラも満開になる

マロニエがいつの間にか葉を茂らせた。
花は少し時間がかかる。

宇都宮の県庁界隈のマロニエは壮観だが、
最近、プランタンから銀座通りに抜ける道がマロニエ・ゲートとなり
有楽町から昔都庁があったほうへ行く道にもマロニエが植えてあるようだ。

グリーンに紅色の花。
補色なのでよく目立つ。

4月24日(木曜日)

●隣町事情
蓮田市と白岡町の合併意向アンケートの結果が出た。
23日、20歳以上の住民を対象に、合併に賛成・反対の二者択一で実施。
宮代のように諸事情を抱えているわけではないから、
調査内容もシンプルそのもの。
蓮田市61.11%、白岡町64.46%が合併に賛成。
両自治体とも合併賛成が60%を超したため、
2010年3月までに新市誕生を目指して
近く法定合併協議会を設置する運びとなる。

中野市長、浜田町長は
「対等合併実現に向け着実にまい進する」
「議会の協力を得て全力で取り組む」
とコメント。

周囲が新しい時代に向けて結束を固めつつあるというのに…
宮代は昨年の合併アンケートで
杉戸と共に春日部市と合併を望む声が多かったというのに踏み状態。
定数が減った議会は、異なる主張のつばぜり合い。
数字の魔術に踊らされている人もいる。
不思議な町である。

4月23日(水曜日)

●タワー建設
吾妻橋駅前が見通しよくなった。
今までの建物はすっかり取り払われ細長い広場になっている。
新東京タワー建設地なのだが、
どう考えても600m超のタワー屹立するとは思えないほど狭い。
まだ、北春日部の東武の操車場のほうが、幅がある。

ホームの目の前だから
電車を待つ間に最頂部を見ようと思ったら、首が痛くなるのは必定。
その前に威圧感で足も首もすくむのではないか。

下町に不似合いな構造物であることは確か。

4月22日(火曜日)

●ダウンロード
娘から、続々メールが届いた。
メールに記載されたURLをクリックすると
ブラウザが起動しmp3ファイルをダウンロードできる、という便利さ。
一括転送は大きすぎるので、この方式をとったらしい。


当方のリクエストに応じて
ダリダ17曲、ナンシー・シナトラ15曲。
仕事をしながらイヤホンで聴く。

いずれ買わなくては…と思っていたダリダの
「雨のブリュッセル」が入っていた。
ごきげん。サンキュー
ダリダ晩年の曲で、イタリア語なまりの巻き舌フランス語で歌う
陽気さとか色っぽさは感じられない。
人の死を悼む切々とした雰囲気がいい。

ナンシー・シナトラは私の好きな「Taste of honey」がなかったが
「bang, bang」はなかなか。
「feelin' kinda sunday」は父親のフランク・シナトラとのデュエットかな。

帰宅後、携帯プレーヤーに転送。

●高瀬舟
転送しておいた森鴎外の「高瀬舟」音声データを
電車に揺られながら聞いていた。
東銀座あたりで聞き終わる。

「完食」という言葉があるが、「完聴」では語感が悪い。
読了とは言えない。聴了とでも言うのかな。

4月21日(月曜日)

●会話
久々に娘とスカイプで会話。
シカゴカブス・福留の話をしてもちんぷんかんぷん。
野球に興味がないのだから仕方がない。
試合の日はリグレー球場から帰宅する人たちで
電車が混むのでヤダ、といっていた。

携帯音楽プレーヤーの話題になった。
彼女はCreative Madiaの4Gを所有しているが、
もうキャパがいっぱいになってきた、と言っていた。
私の1Gなどお恥ずかしい。

いま、70年代のPOPSにはまっている、という。
なんたる偶然。

ドイツ製のファイル共有ソフトを使えば
ほとんどの曲をダウンロードできるという。

ファイル共有といえば、Winnyを連想させ、小生は使ったことがない。

「じゃ〜さ〜〜、ダリダの曲をなんでもいいから落として、データ送ってくれる?」
と頼んだら、早速会話しながら調べてくれた。
「あるあるある」
「できればさ、雨のブリュッセルつ〜のがいいな」といったら、
アルバム単位でダウンロードするので
曲の英語名がわからないと無理、と言われた。
「ナンシー・シナトラ」を持っているというので、
それもお願い。

ちょっと使ってみたいソフトだが、すべて英語で、
操作を間違うとWinny状態になってしまうこともあるらしいので、
当分ダウンロードは娘に頼み、メールに添付してもらうか、
マスストレージを使うことにした。

●野菜苗植付け
例年はゴールデンウィークに行う植え付けだが、今年は10日近く早まった。
夏の定番野菜といえば、トマト、きゅうり、なす、ピーマンだが、
今年は連作を避けるたので、空いた場所にツルナシインゲンを植えた。
10日ほど前石灰をまき、4〜5日まえ腐葉土を入れ植え付けに備えていた。

各野菜とも昨年より本数は少ない。
自慢のトマトは8本。
概算だが240個は収穫できるだろう。
追加用スペースを確保したので、
多少遅れて4本は植えられる。

今年はすべて「結」の苗。
トマトは確実にいい。

赤い花水木が恐ろしいほど美しい


4月20日(日曜日)

●庭仕事
家で教室をやっている頃は空いた時間をみはからい庭づくり。
といってもレイアウトや花の選択は家人がすべてやっている。
小生は力仕事だけだけど。

最近、にわか勤め人になったので、自由時間が極端に少なくなった。
で、本日は家庭菜園と花壇を仕切る柵づくり。
電ノコ、電ドリで材木を柵にする。
穴掘り器で4こ形のいい穴を掘り、そこに埋め込むだけ。
作業は簡単なのだが、穴掘りは結構力仕事。
お茶タイムを要求したが、早すぎる…と否決された。

ペンキを塗って1丁あがり〜〜っ。


4月19日(土曜日)

●交代
花の命は短くて…
花が散り次の花が咲く。
春は急ぎ足。

今、庭は新旧交代が盛んに行われている。

※チューリップ、ムスカリは役目が終わり…

花は球根や根があれば翌年再生するが、
人間はThe end.


※期待がもてそうな大粒のブルーベリー。   白と赤の花水木が見ごろだ。桜より長く楽しめる。

4月18日(金曜日)
●誇大
テレビ東京で時代劇「密命」の番宣を頻繁に行っていた。
小説家・佐伯氏作品のテレビドラマ化だった。
本日20時から拡大枠2時間スペシャルという。
火事場シーンと火災後の臨場感は凝りに凝ったようだ。
で、見る羽目になってしまった。

主演は絵を描く俳優・榎本孝明。彼はNHK大河ドラマ「篤姫」にも
薩摩藩の名家・肝付家の当主として出演している。

ある事件を解決する密命を帯びて脱藩。
江戸の町に住み着く。
実は剣の名手なのだが現在は昼行灯のような風体で、
火事場の手伝いをしながら事件解決に臨んでいる。

と、まあここまではいいのだが、
NHKのセットの重厚感に比べれば大人と子供くらいの違いだった。

「売り」の火災後の現場だが、
確かに材木は燃え崩れているのだが、
大店の火災にしては焼け跡の材木の量が少なすぎる。

ぶつぶつ言いながら、引くに引けなくなって最後まで見てしまったが、
次回は遠慮することにした。

4月17日(木曜日)

●到着
夕刻、帰宅するとおとといの夜中に注文しておいた
「秋元順子」様のCDが到着していた。
ダリダの2枚組を注文してからまだそんなに日も経っていない。


そこそこ稼ぎのよかった若い頃ならおおいばりで購入したのだろうが
かつかつの年金暮らしで趣味の品ばかり入手するのは気が引ける。

商品は代引きだから、その額を机に置いて家人には告げずに家を出た。
勤務先から忘れたふりをして電話をしたら
もう到着していたということだった。
事務所から電話をしているのを知っているので、
がみがみ言われなくて済んだ。
ほっ

携帯プレーヤーに楽曲ばかり入れても次第に飽きてくる。
民放各局はPodcastで番組を提供しているので
深夜のバカ騒ぎとAppleTipsをいくつかダウンロードして転送した。
片道の2時間をじゅうぶんにカバーできる長さだった。

ローカル局をこまめに探せば結構面白い番組を発見できるかもしれない。

青空文庫は明治〜昭和の著作権切れの小説を読むことができる。
ということは、音声データになっているかも知れない、と思い検索したら
案の定、だった。

芥川龍之介、太宰治、夏目漱石等の作品はかなりの数、音声化されていた。
とりあえず、有島武雄2冊、森鴎外2冊をダウンロード。
いい時代になったものである。

有料だが音声化された新しい書籍も結構あった。
小説だけでなく、政治・経済・経営等、品揃えも豊富。

2年前は1Gで十分、と思ったが
多彩なジャンルのデータを持ち運ぶには手狭になってきた。
とりあえずPodcastを削除して小説を転送せねば。

4月16日(水曜日)

●驚愕
「秋元順子」
だいぶ前、深夜のラジオ日本で彼女の歌を初めて聴いたときその抜群の歌唱力にのけぞった。
横浜の中波局だから雑音の間から聞こえてきたのだが、
歯切れのいい声なので詞の内容も聞き取れた。
「雨の旅人」という曲だったが、毎週聞くのが楽しみになった。

ネットで調べたらマチュアな人だった。
墨田区出身でファンクラブも同じ区内にあった。
下町育ちとは親しみがもてる。

ひょんなことから彼女の年が判明。
ぬわ〜〜んと還暦だったのだ!
げっげげのげ!
またまた、のけぞった。
歳をまるで感じさせないいい声しとるわ〜〜。
ときにしっとり、ときに力強く、緩急自在に歌い分ける力量は
この人生の積み重ねから来ているのだった。

熱狂的なファンがいる割には全国区ではなかったのだが、
NHKに出演してから、オリコンチャート20位にランクインしたという。
最新曲は「愛のままで」だ。

彼女のCDもレコード店で探していたのだが、出会うことはなかった。
ダリダのときのようにAmazonで検索したら
全てのリリース曲があるでないの。
私のお気に入りである「雨の旅人」を注文してしまった。

日本人歌手のCDを購入するのは初めて。
携帯プレーヤーに移して通勤曲にしちゃおっと。


YouTubeに彼女のステージ動画がアップされていた。
歳も体形も淡谷のりこ級である。
派手なステージ衣装も昔の香りがする。
だけど、歌はうま〜〜い。

4月15日(火曜日)

●流行
近頃、都で流行るもの…
といっても海の向こう、英吉利は倫敦でのお話。

カフェを個人オフィスとして活用する若者が多いとか。
彼らのお気に入りはスターバックス。
倫敦市内にある約400店舗に無線LANを備え使用料は1時間5ポンド。
コーヒー1杯が1.75ポンド。
オフィスをレンタルするよりはるかに安上がり、なのだそうだ。

仕事が長時間に及ぶと、さすがの彼らも気が引けるので、他のスタバに移動する。
こうして、スタバは「英国トップ10の仕事場」に選ばれた。

時間が来ると移動する彼らを「ベドウイン族」と呼ぶのだそうだ。

赤い服の美しきベドウインが用いるノートPCはiMacだ。
2杯目のコーヒーの隣には携帯電話、メモ帳が置いてある。

物書きなのだろうが、英吉利の若者はこの種の職業が多いのかね。

4月14日(月曜日)

●顔
タバコを買いに出た折、旧役場跡地に出現した公園脇を通過した。
周囲は土が大きく盛られすり鉢状になっている。
ロープが張ってあり中には入ることができないのだが
もうほとんど出来上がったのだろうか。
聞くところによると芝生の養生中、ということだが。

これが町の新しい顔なのだそうだ。

一番喜びそうなのは誰か。
町民ではないことは確かだ。
するて〜と、日曜日に大挙してやってくるコスプレ愛好の皆さんかな。

なにしろ、コミュニティホール進修館はコスプレ聖地なのだ。
奇抜なデザイン、和室、講堂など1つの建物で
さまざまなシチュエーションに対応できるのでおすすめ、などと
彼らのWebサイトに書いてある。

そして、ミニ公園完成の暁には、さらに「自然」が加わり
評判もさらに高まるだろう。
町は定期収入がころがりこむ。
駐車場にするより効率がいいかもね。

鷲宮町はラ・キスタなんとか…漫画キャラのメッカに成長。
宮代町はコスプレ発信地。

時代の仇花は、今や片田舎に咲く。

4月13日(日曜日)

●高齢化
深夜便の担当は養老部所属のアナばかりだが
通常の時間帯のニュースアナにも
定年間近の方々がかなりおられるのではないか。

原稿を読み上げている最中に気管に唾液が入ったのか継続不能に陥った。
とっさに女性アナに代わり事なきを得たが、こういう事態も珍しい。

NHKはテレビとラジオをもっているが局アナの人事交流があるのだろうか。
年配社員が最前線にいることを考えれば、そうでもないのかな。
予算縮小のあおりで新人は配属されないのかもね。

アクセントの規範たるべき年配社員でも
最近はおかしな発音をするから、若い社員に教えるなんてことはできそうもない。

事前に原稿に目を通していないのではないか、という場面にも遭遇する。

国営放送なんだから、もっとしっかりしていただきたい。

4月12日(土曜日)

●新緑
久々に日の光。
桜もあっという間に花を散らした。
周囲の雑木林は小さな葉が生まれている。
木によって緑が微妙に違う。
5月は新緑の季節と言うが、実際は葉が出揃って重い緑となってしまう。
10年以上この場所に住んで、
自然が一番生き生きするのは今、と感じている。

庭の木々も忙しく成長している。
マロニエは重厚な蕾がはじけて中から新葉が飛び出してくる。
花の時期に、また宇都宮に行ってみたいものだ。

花水木は葉の前に花をつけるのだが、
今年は白・赤ともに期待がもてそう。
ムスカリは雑草並みにいたるところで見かける。

庭の菜園ヤードに石灰をまいた。
いよいよ野菜作りがはじまる。

4月11日(金曜日)

●力
先輩社員から新入社員に求めるものは?
オリコンが20〜40代の男女を対象にアンケートを行った。
1.挨拶力
2.行動力
3.人間力
がベスト3で
4.発想力
5.想像力 と続く。

挨拶や人間に「力」をつけるとどんな具合になるのかね。
期待される新人たちも困るのでないか。
TPOに即した挨拶ができる、ということなのだろう。

挨拶も重要だが、言葉遣いはどうなのか。
このところ若い社会人と話したことがないからわからないが、
客先、先輩にきちんとした話し方ができるのだろうか。

「老人力」など最近は容易に「力」をつけることが流行っている。
「老人パワー」とはちょっとニュアンスが違う。
これで、言わんとすることが相手に伝わるのかね。

●新社会人
今月からフレッシュマンたちが社会にデビューしているはずなのだが
街中であまりお目にかからないような気がする。
たま〜に見かける、ういういしい彼らの背広に注目した。
昔は濃紺が多かったが、昨今は黒。
細身のパンツに腰までの短いコートつ〜のも彼らのユニフォームのようだ。

新人ではないが車内で日経を読む女性も見かける。

電車内は彼らが肌身離さず持ち歩いている
携帯電話と携帯音楽プレーヤーの見本市のようでもある。

携帯電話のメーカーはわからないが、
音楽プレーヤーはAppleとSonyが人気を二分する。
出遅れたSonyがやっとAppleの後姿を見るまでになってきたのかな。



小生、33年ぶりの通勤人なので、新人みたいなもんだ。
そこで、記念の品を購入することにした。
例の上野の店でペンケースを選んだ。
茶と黒があったが迷わず黒。
携帯電話、音楽プレーヤーも黒なのだ。

仕上げがしっかりして、金色のジッパーが多少高級感を醸し出す。
革のにおいが昔のなにかと同じ。
やっと思い出した、カメラのハードケースだった。

4月10日(木曜日)

一昨日同様、朝から雨。風はそれほどでもなかった。
雨の通勤ご苦労さん、ね。
●探し物
実はボールペン以外にも探しているものがあった。
古い歌手のCDだ。
歌手とは、DALIDA。
60年代〜80年代に活躍したフレンチポップスの女王だ。
2枚持っていたのだが1枚は紛失してしまった。
そちらに「パローレ・パローレ」や「雨のブリュッセル」などの名曲が入っていた。
当然レコード店に置いてあるわけがなく、
都内に出た折、中古ショップを歩いても見つけることができなかった。

ひょんなことから一昨日夜Amazonを検索したらあるわあるわ…
早くこのテを使えばよかった。
2枚組「Dalida With Love」を選び即注文。
で、本日到着、となった。

1933年生まれの彼女は生きていれば75歳のおばあちゃん。
たぶん脚線美は昔のままだろう。
ところが、医師との不倫中に疲れ果てモンマルトルの自宅で睡眠薬自殺、
54歳の生涯を閉じる。
同じモンマルトルには、ド派手な彼女の墓があるそうだ。


フランスでデビューしたが、エジプト生まれのイタリア人。
21歳のときミス・エジプトになって、パリに渡り歌手デビュー。
1956年、バンビーノの大ヒットでスターダムに。
恋多き女なのだが、彼女と付き合う男たちのほとんどが自殺するという
不幸の陰を背負っている。

昭和45年、49年の2回、日本に来ている。
昭和48年、当時の美男俳優アラン・ドロンとのデュエット曲「パローレ・パローレ」が大ヒット。
和名「甘い囁き」だった。
その最中に日本にやってきたというわけ。

当時、銀座、赤坂の夜をいっぱし気取りで飲み歩いていた小生がいた。
そんな時代と重なる歌手なのだ、彼女は。
で、携帯プレーヤーに入れて通勤している。
朝から聞く曲ではないとは思っているのだが…



フランス語と英語なのだが
DALIDAの公式サイトつ〜のがある。
リンクが切れているのか重いのか全てを開くことができなかった。





※長い金髪と均整の取れた肢体がダリダの特徴。髪は染めていたそうだが…。
 フランス語はイタリアなまりの巻き舌、ということだ。

4月9日(水曜日

昨日は春の嵐。本日小康状態。明日は再びぶり返すとの予報。
●ボールペン
筆圧が強いのでHB0.5mmで急ぎメモをしようとすると芯が折れてしまう。
ボールペンのストックは何本かあるのだが、
気分を変えて、とハイブリッド・インクつ〜のを購入した。
コピー用紙をメモ帳にしているのだが、インクの乗りが悪い。
使用しているうちに先端のボールにインクがからんでくる。
要は書きにくいのだ。
私の書体は紙質と筆記用具でかなり変わってくる。
もちろん達筆ではない。
最悪の組み合わせでは、後で自分の文字を判読するのに苦労する。

で、書きやすいボールペン探しをやっていた。
近所のコンビニ、スーパーを残らず見て歩いた。
新しいインクの軸の太いタイプはあるのだが、
鉛筆状で油性という昔ながらの素朴なタイプは皆無だった。

やっと、ゼブラ、三菱の赤・黒2色を求め書き味を試している。
そのうち、懐かしいBicボールペンが欲しくなった。
黄色い軸の太字タイプは取材の必須用具だった。
インクのぼた落ちはないし書き味がすこぶる滑らか。

インターネットで探せば見つかるのだが、
やっぱり足で探したい…
伊東屋に行けば一発だろうと思うのだが、なかなかチャンスがない。

ところが、先日上野で偶然見つけることができた。
JR上野から地下鉄銀座線へ乗り換える道すがら、
変わった商品を売っている店が目に入った。
QUOMIST(クオミスト)という男性化粧品やトラベルグッズを扱っているのだが、
筆記用具とノートのコーナーにBicがあった。

だが、往年の不透明の黄色軸ではなく、
新しいタイプの「オレンジ・グリップ」。
シースルーで中細だった。
さらに、製図やデザイン用筆記具では有名な
ドイツのSTAEDTLERのボールペンも発見。
軸が3角形の変り種。
さらにさらに、GoodDsignWeb通販でお目にかかったことのある
SIERRAという木軸のボールペンもあった。
グリーン塗装は往年のトンボ鉛筆のような雰囲気。
嬉しくなって全部まとめ買い。
といってもたいした額ではないけれど。

QUOMISTは、現在都内に3店舗。
上野のほか新丸ビルと有楽町マルイだそうだ。
扱っている店がわかれば、換えインクの際は
ついでのときに寄れる。

これで、くすぶっていたことが解決。
あとは、Bicの黄色軸を探すだけ。

●童謡
日曜日の寄り合いに山口県からやってきたMちゃんから
1冊の本をプレゼントされた。
「金子みすヾ」童謡集だ。

「みすヾ」人気は相変わらずで、1998年3月1刷、2007年52刷だった。
何年か前彼女を扱った「明るいほうへ、明るいほうへ」というテレビドラマがあった。
山口県仙崎生まれの彼女が、
多感な女学生時代、幼いときに養子に出された弟との複雑な感情。
下関の親戚の書店で働きながら童謡をつくりはじめ当時の投稿雑誌を総なめ。
西條八十の激賞され、童謡作家を目指す若者たちの「カリスマ」となる。
周囲のすすめで書店の番頭格と結婚するが、政略結婚だった。
夫は遊びほうけ、「みすヾ」は童謡を作ることを禁じられた。
あげくの果てに、淋病を夫からうつされてしまう。
うつうつとした気持ちを抱きつつ愛児と過ごす「みすヾ」だったが…
写真館で最後の写真をとり、カルモチンを多量に服用し自殺する。
昭和5年、享年26歳。
駆け抜けた短い生涯のドラマだった。



大正末期から昭和初期は日本の童謡の勃興期だった。
鈴木三重吉、北原白秋、西條八十、野口雨情らが競って雑誌を主宰し
全国から投稿少年・少女の人気を集めていた。
この投稿群から、後期赤い鳥世代が続々誕生し、
昭和の童謡の基礎を作っている。

ハルキ文庫つ〜のがあったとは知らなんだ。
角川文庫の姉妹版で詩集に特化しているようだ。
北原白秋、西條八十、宮沢賢治、谷川俊太郎といっしょに「まどみちお」もあった。
「ぞうさん」で有名な氏は現在98歳。
北原白秋を知る最後の童謡詩人ではあるまいか。
氏の記事が最近新聞に載ったような気がして
ストックヤードをひっくり返したが発見できなかった。

氏の戦前の年譜は
幼い頃に一家で台湾へ移住。
台北工業学校土木科を卒業。
台湾総督府につとめながら雑誌「コドモノクニ」に投稿して北原白秋、与田準一に師事する。
1936年(S11)水上不二とともに童謡誌「童魚」同人。
1937年、同人誌「昆虫列車」を詩人の水上不二と発行。
である。

この「童魚」だが、昭和10年4月、第1号が発刊されている。
昭和32年、岩波文庫から発売された、与田準一編「日本童謡集」解説によると、
「まどみちお」氏は北原白秋の後期赤い鳥投稿で育った一群の最終ランナーとして登場している。
「金子みすヾ」は西條八十「童話」育ち。
白秋の作る童謡に、留守番をする子供が金魚を殺す、というものがあり
生命の尊さを仏教的な視点で童謡にしていた「金子みすヾ」の感覚にそぐわなかった。
で、八十を師と仰ぐようになった。


わが家の「家宝」となっている「童魚」の合本を見ると
「まどみちお」氏が「童魚」の同人となった記事を柴野民三氏が書いている。
昭和10年前後一緒に童謡を作っていたのだ。
私がまだ下町の金町に住んでいた子供の頃、
父親に「まどみちお」氏から年賀状が来ていたことを記憶している。
父親の資料は私が管理しているのだが、
紛失したのか、どこかにもぐりこんでいるのか…

4月8日(火曜日)

●落城
日曜、上野「聚楽台」前を通通過。

あまりにも古色蒼然としているので
時代のニーズに合わないのではないか、と思っていたら、
この21日で閉店するという。
2010年リニューアル オープン。

ここで食事をしたのは6〜7年前。
わずか1回のみ。

4月7日(月曜日)

●ぼけ
30数年前は盆栽だった「ぼけ」をこちらに越してから地植えにした。
北側の日当たりの悪い場所でけなげに耐えていたのだが2年前に庭に移植した。
剪定しすぎで小さくなっていたので放置しておいたら
枝を張り可憐な花をいくつもつけはじめた。

この木の下には「まみ」が眠っている。

「ぼけ」は、小生が所帯を持つ前、家人の母親にプレゼントしたものだった。
花の好きだった義母は十数年前に他界した。
いつまでも記憶に残しておきたい対象が身近に存在する。
なんとはなしにこころやすらぐ。

4月6日(日曜日)

●桜満開
上野にはどう出るか。
いつもなら、北千住で日比谷線に乗り換える。
本日は目的地へ最短距離で行くため
北千住から常磐線を使うことにした。

昼下がりの東武線は空いていた。
半蔵門線乗り入れの急行だった。
車内は暑い。
だが、いつものように厚着をしていたので
いつの間にか寝込んでしまった。
気がついたら曳舟。
あわてて鈍行に乗り換え浅草へ。

隅田川両岸ともに桜は満開。
観光船乗降場あたりはブルーシートを敷いて
花見の宴に興ずるおびただしい人の群れ。

銀座線に乗り換え上野に出る。
かなり遠回りしてしまったが、浅草の桜を見たのでよし、とする。

JR上野構内はリニューアル。
おしゃれな店が顔を揃えたアトレ上野が新たな客を呼んでいた。
上野でハードロックカフェですからね。
スタバも満席。
かつては東北の玄関口として集団就職の皆さんが1歩をしるした駅だが
変われば変わったもんだ。

外に出ると、人また人。
広小路方面を見渡すと新しいビルが並んでいるが
西郷どんの銅像下は昔の名残が色濃い。
とくに聚楽は古きよき時代の上野のイメージなのだが、
今となっては古色蒼然。
入店する客層は限られてしまうだろう。
落城も時間の問題か…

京成上野の上も人ごみ。
満開を一瞥して目的地へ。

13人ほどの仲間が集まるのだが、
彼らはまだ花見をしているのだろう。
会場へは一番乗りだった。

浅田次郎の人情物を読みつつしばし待つ。
定刻寸前にどやどやとみんながやってきた。

男女ほぼ同数の昔からの仲間が久々に顔を合わせる。
1月に亡くなった級友の冥福を祈り会が始まる。
酒が入れば座は一気に賑やかに。
2時間半はあっという間に過ぎる。

これまで4年に1度開催していたのだが、
一足先にあちらの世界に旅立ってしまう仲間が多くなったので
2年に1度開催することになる。

1次会で終わるわけがない。
2名はバイバイしたが残りはいつものKARAOKAね。
ビルの5階でひと騒ぎした後、
次の再会までみんな元気でいろよ、と散会。

快い酔いを、寝静まったわが家へ持ち帰った。

4月5日(土曜日)

●オープン価格
パソコンやAV製品、デジタルカメラ、携帯電話などは各社ともオープン価格。
新製品の広告を見ても見当がつかない。
メーカーが価格設定しても小売店が値を崩す。
では仕入値にそちらでお好きに利益を上乗せしてください、ということになってしまい
現在に至っている。

昔はメーカー主導だったが、
現在は小売店に実権が以降している。
特に、郊外型家電量販店の台頭で、その傾向に一層拍車がかかった。
なんせ、ヤマダ電器の販売高は1兆円を超すというから恐ろしい。

かつて、広告には標準価格が明示されていた。
昭和58年のNECの広告。
名機PC−9800シリーズの初期型モデルが298,000円、
オフィス仕様のN5200が698,000円。
今からすればベラボーな値段だが、
16ビットのPC−98はコストパフォーマンスが高く人気があった。
で、秋葉原のショップを歩き回り、どこが一番安いかを
調べるのも楽しみだった。

ところが、オープン価格ではメーカが希望価格を表示しないので、
店の価格を比較しても基準値がないため、いまいちピンとこない。
「価格.com」にアクセスするか通販でMaxとMinを調べることになる。
最近は各メーカーとも通販を行っているから、それを見れば
標準価格の一応の目安になるけどね。

●IH調理器
最近、「後期高齢者」の文字が躍っている。

やがては誰もが迎える75歳だが、制度を決める連中はまだ若いから
統計分類的・無味乾燥な名前をイージーにつけてしまう。
高齢者は65歳から。それから10年後が後期高齢者というわけだ。
チッ、くそったれ。

病気にかかる度合いが増える年代になって健康保険料の負担が増えたり
自動車免許証返上が推奨されたり…
社会的弱者が、都合のいいように扱われている。

誰もが老老介護や独居老人になるのだよ。
元気なうちに男も料理くらいできるようになっておかねばね。
しかし、不幸にしてボケ老人になってしまったら、
ガスコンロの炎が着衣に引火して火災を起こすこともあるそうだ。

などなど、近い将来が頭のすみに去来する。



ひょんなことから電磁調理器を使うことになり台所から「炎」が消えた。
事前にプロパンガスを切り離し、IH専用の電気工事を行った。
規格サイズだからガスコンロのスペースにすっぽり収まった。

底の丸い鍋が使えないので、買って間もない鉄製の中華鍋や、
古いフライパンを処分した。
IH調理器から容器を離すと止まってしまうので、
今までのように中華鍋の「返し」は出来ない。
鉄製の熱伝導率が一番よく、
テフロンではなく「ふっ素加工」の什器がよい、ということだ。

電磁調理器は火事の原因となる「炎」がないから安全、ということばかりではないらしい。
特に、油の扱いを間違えると一気に高温になるので「発火」する。
これが、火災の原因となる、というのだ。

使用前に、この先進調理器の取説をじっくり読んだのだが、
なんとなく不気味な道具のような気がした。

工事にきた電気屋さんが、湯沸しをやって見せてくれた。
主電源を入れ安全装置を解除し調理器のスイッチを入れる。
赤いバーが一気に高温を示し、水がみるみるうちに沸騰していく。
この素早さには驚かされた。

後に蕎麦を茹でてみたのだが、
30cmの万能鉄鍋の湯がぐらぐらしてきた。
まるで蕎麦屋の厨房のようだ。
ガスコンロの時は中央の湯玉が勢いよく持ち上がり「煮えたぎる」ということはなかった。
IHの火力の強さを実感できる。

その後、野菜炒め、焼きウドンを作ってみたが、
案ずるは産むが易しで、軽快に調理ができる。

魚を焼く「グリル」は電磁ではなく、電熱棒だ。
オーブントースターのように熱源が上下にあるので、
返すことなく、一度に両面がこんがり焼きあがる。



いよいよ、問題の天麩羅を揚げることになった。
付属品として付いてきたてんぷら鍋を用いる。
取説に「それ」を使うように、とあった。
やや肉薄だがふっ素加工のつや消し鍋だ。
規定の量だけ、油を満たす。

いつもの煮炊きではなく、揚げ物スイッチをON。
これを使うと最高200度までしか温度が上がらない。
180度まで自動に暖める。
「いも天」はやや低めの160度に設定する。
次は掻き揚げなので、180度まで上げる。
すべてデジタルなので、設定温度がぴたりと決まる。

かなりの量の掻き揚げを作ったのだが、
一定温度なので、最初と最後のコロモの揚がり具合が同じだった。

ガスのときは、油と具材のにおいが立ち込めたのだが、
IHはほとんどそれがない。
イカの水切りは慎重にやった(家人だけど)のだが、
5〜6個目あたりからぽんぽん油がはじけてきた。
揚げ係りの小生の手に飛び散ったが、
いちいち引っ込めていたら仕事にならない。
幸い、やけどにもならず作業を終えた。

火加減を勘でやっていたガスと異なり
デジタルメーターが設定温度を示しているのだから
調理だけに神経を注げる。
なかなか便利な道具のように思えた。

調理後はガラスのプレートを拭くだけだから後始末が簡単、しかも清潔。

IH対応のフライパンと卵焼き器を購入すれば
新しい調理時代がわが家にやってくる。
男子厨房に入るべし。

鉄製の30cm深鍋は万能什器のような気がする。
ぐつぐつ煮込むときは、旧式石油ストーブの上に乗せておけばいい。
具材が広がるので万遍なく熱が伝わる。
しかも、熱伝導率がいいので早く出来上がる。
焼きそば、チャーハンなどはIHに乗せて、木製のへらで攪拌する。
なんせ、「返し」ができないからね。

おでんは土鍋で作っていたのだが、
この冬は鉄鍋で作ってみよう。
すき焼きも、鍋物もこれだけでいけそう。
この便利鍋は
ジョイフル本田で売ってるよ〜〜。

4月4日(金曜日)

●地震!
19時2分。
夕食を済ませてこたつでうとうとしていたら
ズッズ〜〜ンという音とともに家が上下に揺れた。
飛び起きたが、家の外に逃げ出すこともなく天井を見上げていた。
家人は揺れ始めたと同時に庭にすっとんでいった。

NHKニュースにチャンネルをかえると情報が流れた。
震源は茨城県内陸部。
震度が表示される。
最高は震度4で、わが宮代町も震源地と同じだった。
埼玉県では大利根、騎西が4.
杉戸、春日部、久喜、菖蒲、鷲宮、栗橋、白岡など近隣は3。
どういうわけか、宮代は近隣より常に震度が大きい。
噂によると地震計が設置されている場所が悪い、ということだが。

●地頭力
昨19:30、NHK「クローズアップ現代」
なんと読んでいいのか??だった。
「泣く子と地頭には勝てぬ」の「じとうりょく」かと思ったら
「じあたまりょく」というのだそうだ。
英語では「クリエイティブ・シンキング」、「ロウ(生)・シンキング」。

今、企業では新人採用時にもっとも重視するポイントらしい。
つまり常識にとらわれた知識で武装しても競争を勝ち抜けない。
1を2に積み上げるのではなく、0を1にする発想力を求めている。
番組では、頭脳から知識を取り除いた「+α」の人材と言っていた。

番組では、いくつかの設問を紹介していた。
1)富士山を動かすにはどうしたらいいか(マイクロソフト)
2)六大陸のうち1つをなくすとしたらどこか(ヤマハ)
3)どらえもんのポケットがあったらどの道具を使うか(ブライダル産業)
4)日本では鍋が何個売れるか(大手コンサルティング会社)

ある業務ソフト開発会社では、
一般試験、面接を勝ち抜いた学生たちにいく日かかけて地頭力テストを行っていた。
いきなり「顧客管理システムをつくれ」という課題が提出される。
ある男子学生は参考資料を買い込みオーソドックスなシステムをつくる。
ある女子学生は、予測をたて語学力ある対象の人材派遣システムをつくった。
面接官の指摘を受けて改良してゆくのだが、
企業は女子学生のほうを評価した。

一般企業ではこれまで時事、英語、国語、常識といったことが試されていたが、
広告業界のクリエイティブ部門の試験では
昔から発想力をみるために、この種の問題はあった。

マイクロソフトの問題の回答者には、パワーショベルで富士山を削り取るという
荒唐無稽のものがあったという。
が、「動かす」先のことは回答されていなかったようだ。

●新ツール
MicrosoftがWeb用のデザインツール群を発売する。
「Expression Studio」という。
Web、Blend、Design、Mediaで構成される。
ビジネス系は「Office」を提供している。
今度はグラフィック系でAdobeのCSに対抗しようとしているのだろうか。

サイトに行き新ソフトのあらましに触れてみた。
最近のWeb作成技術は進んでいるが、
その最先端環境を提供する一群であるらしい。

デモ用動画を見た。
ナレーションは聞きなれない英単語のオンパレード。
読み上げている男性はきっと内容を理解しないまま
機関銃のように単語を乱射しているに違いない。

チュートリアル動画も見た。
難しい技術も画面を見ながらすいすい、ということなのだろうが、
設定画面がOffice系そっくりさんで、わくわく感に乏しい。

斬新な思想で誕生したソフト群なのだろうが、
着飾ったご婦人のアンダーウェアが旧態然としているようで
艶消しではありますよ。

●近隣
白岡町の蓮田市との合併意向調査が7日〜22日に行われる。
対象は20歳以上。
1市1町合併に Yes or No
単純明快だ。
結果は23日。
前回は、蓮田、白岡、菖蒲の1市2町で失敗している。
今回、菖蒲は久喜グループに「合流」している。
1市2町はGoでしょうね。

●職場のMac
このご婦人は何をしているのか。

イラクで負傷し右目を失った夫の写真を見ているのですよ。
40歳の夫ニックは戦車指揮官だった。
掃討作戦中、被弾しこういうことになってしまった。
妻エイプリル40歳は、カリフォルニア州サンディエゴの
「負傷海兵隊職業訓練基金」事務所に勤務する。
ここは、ハリウッドも近く映画産業に従事する企業、個人も
資金的な支援を行っているそうだ。

最近の義眼は、リアルタイプに加え、
ニックのようにあえて目立つものもあるそうだ。
彼のは光の具合で7色に輝くらしい。
そして、映画業界で働くための訓練を行っている。

エイプリルが使っているコンピュータはiMacの最新型だ。
クール・マシンである。

4月3日(木曜日)

●再チャレンジ
といっても、前内閣の施策ではないよ。
JR東神奈川駅にほど近い国道1号線に面した中華料理店「南京亭」。
前回はここで、湯麺大盛を頼んで失敗した。
隣の客がサンマー麺がうまい、と喋っていた。
で、本日再チャレンジとなった次第。
昼時は相変わらず混んでいるので13時過ぎに出動。
空いていたのはカウンター2席のみ。

メニューも見ずに「サンマー麺ね」
あ〜らこの人初めてじゃ〜ないのね、というわけね。

左隣は先客の野球帽をかぶった年配者だった。
手持ち無沙汰のようである。
何を頼んだのか一向にカウンターの向こうからの反応はない。
ややあって、わがサンマー麺とごたいめ〜〜ん。
大盛にしなくてよかった。
どんぶりは標準サイズだが、こぼれそうな山盛りである。
圧倒されつつ箸を入れる。
とろみの中におびただしい具材が入っている。
しいたけ、にんじん、はくさい、にら、もやし、サヤ、ぶたこま…
れんげを取りスープを口にする。
お〜〜っと〜〜。
なぜか横浜中華街の路地にある中華料理店の味がした。
麺は細くてストレート、私好み。

麺も具もあつあつで、口の中ではふはふ。
円盤状薄切り具材が正体不明。
しゃきしゃきと歯ざわりがいい。
お店の方に聞いたら、くわい、ということだった。

小生が食べ初めてややあって、隣の年配者の麺が出来上がった。
なにをそんなにむずかしいものを頼んだのかと瞥見すると
湯麺だった。
決して時間のかかる麺ではないのにね。

盛りのよかった麺も、いつの間にか胃袋に消え、
最後のスープになったのだが、
いつまでたっても「熱さ」は消えなかった。
夏場は汗ダクでしょうね。

味よし、麺は文句なし、具材も優等生。
なるほど、隣の客が推奨していただけのことがある。
舌の悦楽代900円は妥当ですね。

という訳で、再チャレンジは成功したのであります。
今度は、もやし麺にチャレンジね。

ところで、「サンマー麺」だが、この麺の正体を知らなかった。
もやしと豚肉にとろみをつけた麺くらいに思っていた。

以下、インターネット情報。

サンマーメン(サンマーめん、生碼麺、生馬麺)はラーメンの一種で神奈川県の地方料理。
戦前からあり、発祥は横浜中華街の聘珍楼とも、伊勢佐木町の玉泉亭ともいわれており、
各店舗のメニューにもその旨が記載されている。
多摩川以南、大井川以東で特に沿岸地域で多く食べられている。
また、神奈川以外の地域(特に静岡県東部)でも数十年前から見受けられるようになった。
神奈川県ではこのサンマーメンを県の郷土料理としてアピールしていく動きがある。

細麺を使った、塩もしくは多くの場合醤油味のスープのラーメンの上に、歯ごたえが残る程度
に炒めたモヤシを片栗粉を溶いたあんで絡めて乗せた麺料理である。
モヤシ炒めの中にはキャベツやキクラゲ等の野菜や蒲鉾、豚肉の細切り等も入っていること
もあり、皿うどんのあんかけによく似ている。モヤシがメインのあんかけではあるが、いわゆ
る「もやしそば」ではない。
生碼は生きのよい具材(碼)の意味。「馬」は「碼」の当て字である。三種類の具(モヤシ
、豚肉、ターサイ)を使ったので三馬麺としたとの説もある。



ぬわ〜るほど。
スープのひとくちで、中華街の裏通りの店の味がした、というのもこれでわかった。
南京亭は東神奈川だけど、伝統の味を受け継いでいる、というわけだ。
神奈川県の郷土料理とは知らなんだ。

●合流
合併について1市3町(久喜・鷲宮・菖蒲・栗橋)から拒絶された幸手市だが、
昨日、市議会全員協議会で町田市長が発言。
「合流」が困難になった現状を説明したあと
「合併はあきらめないが、当面は財政健全化を図りたい」と述べた。

別々に流れていた川が1つになりさらに大きな流れとなる。
周囲の田畑を潤し流域に豊かな実りをもたらす、が氾濫もこわい。

「合流」ですか…物は言い様ですね。

以前、久喜・田中市長は、どことは明らかにしなかったが
歩調を共にする3町の中に、幸手市が「合流」することを
頑なに拒んだ首長がいるので、NOですよ、と発言していた。

それ以前に久喜市と幸手市は合併破綻という不幸な経験がある。
今となっては「後手」に回ってしまった幸手市である。
前回の破綻原因を教訓にして臨まないとすんなりとゆかない、ということが
まだおわかりでないらしい。
だから「合流」などと、「KY発言」が口をつくのね。

全員協議会後の記者会見では
「久喜市田中市長が言われた課題を1つ1つクリアしてきた。
合流できない理由が納得できない」と、愚痴った。

仲間入りできない根本的な「理由」がわかっていない。
最近は、こういう子供も増えているようだ。
「一生懸命やったのになぜ…」と

いまや久喜市は1市3町で結束しているのだから、
田中市長一存で幸手市を「合流させる」ことなどできるわけがないでないの。
幸手市町田市長は、まだ強気だが、「KY」なのだ。

今後、集会を開き市民に事情を説明し、
引き続き合併の可能性を模索する考え、だそうだ。

幸手市に必要なのは
徳川15代将軍慶喜の「恭順」ですよ。
「合流」はあり得ませんね。

4月2日(水曜日)

●新大学名
「東京都市大学」という名前が目についた。
「武蔵工業大学」が新しいネーミングを採用したのだ。

名前も魅力のうちとばかり多くの大学が変更してきた。
新興ならともかく、80年の歴史のある老舗大学で名義変更とは珍しい。
「武蔵」とは「宮本武蔵」ではなく「武蔵国」からきているのだと思うが、
21世紀を生き残るにしては古色蒼然としている、と経営陣が思った、のかな?

それにしても、大胆なお名前である。
一気に読むのか、どこで切るのか迷った。
「東京・都市大学」
「東京都・市大学」
英語表記は TOKYO CITY UNIVERSITEY

たぶん「とうきょう としだいがく」というのだろう。
簡略呼称が「とうだい」ではまずいよ。
武蔵工業大学時代は「むさこう」?「むさこうだい」?

「都市大学東京」にしなかったのは
慎太郎知事の「首都大学東京」があるしね。

つまり、「東京都市大学」つ〜のは
「東京大学」や「首都大学東京」とイメージの混同を狙ったのか。
工業系大学なのだが、都市計画や建築を主に学ぶ大学つ〜イメージ確立を狙うのかな。

それにしても、わけのわからん校名になったもんだ。
OB諸氏が嘆くに違いない。

国立は千葉県は「千葉大」、埼玉県は「埼玉大学」。
神奈川県には国立と紛らわしい私立の「神奈川大学」がある。
当県で「国大」といえば「横浜国立大学」だし、
「市大」といえば「横浜市立大」だ。
地方出身者の親は、神奈川大を国立と思っている方も結構いるとか…

「東京都市大学」は聞きようによっては、公立大学のようでもある。

この大学の運営母体が「五島育英会」とは知らなかった。
東急系の大学だ。
卒業すれば、東急電鉄、東急不動産に就職できるのかね。
東横学園女子短期大学がグループ校に加わり、
一気に華やいだ校風になったりして…

4月1日(火曜日)
●順調
本日、久喜・鷲宮・菖蒲・栗橋、4市町合併協議会発足。
事務局は久喜市役所内に設置され、会長に田中久喜市長が就任した。

順風満帆ぶりがうらやましい、と
合併足踏み状態の隣接市町は見ているんでせうね。

●プロフェショナル
NHK22時「斬新なホームページが海外で絶賛」
朝刊の番組欄で見つけたときから楽しみだった。

中村勇吾氏。
30台半ばのWebデザイナーの仕事への取り組み方が紹介された。
彼のオリジナリティあふれるWebサイトが注目されているそうなのである。
残念ながら、最近のクリエイターの名前はほとんど知らない。

作品以前に
仕事場に据えられた2つの大型Wideディスプレイに注目。
ぬわんとDellだった。
テーブルの下には高性能CPUが置かれていた。
この業界はMacの独壇場かと思っていたので、新鮮な驚きだった。

さらに、作品の作り方もびっくり。
通常は、コンテを描いてそれに沿って行うのだが、彼はそんなことをしない。
ディスプレイを見つめながら、じかに作り始めてゆく。
それも、プログラムを書いているのだ!

アルファベット、数字、記号の羅列としか見えない画面なのだが、
彼には仕上がりの様子がイメージできる。
使っているソフトはFlashだった。
動画作成の定番ソフトで、複雑なプログラミングで作成されるため、
アマチュアには敷居が高すぎる。

従来のセオリーを無視した制作スタイルは、彼の経歴にもよる。
ぬわんと、東大工学部を卒業した彼は、設計会社に就職し橋梁設計に従事していた。
ところが、挫折し趣味でFlashでWebサイト作りをしていた。
海外作品の模倣をしながら独学でFlashをマスター。
会社を辞めWeb制作会社に就職するが、
従来の制作スタイルにとらわれ、彼の指向する作品は受け入れられなかった。

一念発起し独立する。
彼が創り出す「意外性」とか「楽しさ」に満ちた作品が次第に注目され始め
ビッグチャンスをものにし、注目を浴びるようになる。

※訪問者がコメントを書き込むたびに木が成長する。大きな木になれば、オーストラリアの
カンガルー島に1本植林が行われるという遊び心あふれたインタラクティブなデザインだ。

Web一直線という純粋培養ではない彼だから、制作も独自なスタイルなのだ。
もしも、東大から電通というコースだったら、こうはゆかなかったろうね。

その後世界的な賞を受賞。
最近はグラフィックデザイン界の寵児・佐藤可士和氏とUNIQLOの共同作業も行うなど
Web界の大注目株なのだ。

UNIQLOのグラフィック作業は佐藤氏が、CMとWebは中村氏が行った。
同じコンセプトでありながら、Webはグラフィックの延長上ではないために
中村氏が考えた仕掛けは、もちろんFlashで作成されているのだが、
はるかに飛躍したすばらしいできだった。

これなんだよな。
グラフィック、CM、Webどこから出発しても、
安易に、デザインを似せればいいというのものではない。
媒体特性を活かしたそれぞれのアイデア、表現がある。
中村氏はこのことをよく理解している。

いい、番組だった。
NHKの受信料を払っていてよかった。
録画するのを忘れた。
再放送時には忘れずに…

●絶望
1市3町(久喜・鷲宮・菖蒲・栗橋)の副町長らは、
昨日、幸手市・町田市長に最後通告。
「4市町の合併協議中に、幸手市の合流は困難…」と。
なんとか仲間入りを果たしたいと思っていた幸手市は
これで一縷の望みを絶たれた。
幸手市長は「幸手市民の思いが伝わらなかったことは残念」とコメント。

ついに、幸手市の「漂流」が始まることになった。
この先どのような運命が待ち受けているのか。

久喜市を中心に3町による新市が誕生し、体制が整ったところで
幸手市に「まだ気持ちは変わりませんか」と打診する。
溺れるもの藁をもつかみたい状況の幸手市は、
対等などと条件をつけられるわけもなく吸収される、という筋書きか。

わが町議会がまとまらず、それぞれが好き勝手な方向を向いていれば
早晩、幸手市と同じ道をたどることになるだろうね。
町民は希望を失うが、議員諸氏は任期をまっとうできるわけだが。
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